このページでは三善信二参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○三善信二君 私は、御質問申し上げる前に、まず日ソの漁業の暫定協定、これは三カ月もかかって外務大臣初め農林大臣、担当の方々が大変御苦労され、それに引き続いて今度のソ日の暫定協定、まあ一カ月でまとめられたと聞いておりますけれども、うらはらの問題とはいえ大変御苦労なさっただろうと思っております。その御苦労に対して敬意を表しておきたいと思います。 そこで、この協定に関しまして多少御質問申し上げますが、まず最初に、このソ日協定の経緯と申しますか、日ソ協定とソ日協定の主な相違点と、それから施行期日、そういったものも含めて、簡単にひとつ御説明をお願いしたいと思います。
○三善信二君 今回、日米加では北太平洋の公海漁業に関する国際条約ができ、また、日ソ間では漁業の分野における協力の協定ができたということは、私は私なりに高く評価しているものでございます。 と申しますのは、二百海里時代になって、二百海里の内部、二百海里の外側、既存の漁業秩序というもの、国際的な漁業というものが非常に壊れてきた、それをどうやって新しく秩序づくりをするかということで、昨年は二百海里の内についての秩序づくりができた、今回は二百海里の外について一応の秩序づくりができたというようなことで、日本の将来の国際漁業に関して一応の指針というのが、少なくとも日米加あるいは日ソの間でできたというような……
○三善信二君 私は、農業問題について、特に最近問題になっております米の生産調整に関連するような問題について若干お伺いしたいと思います。 なぜ生産調整をしなければならないかといろいろ考えてみますと、いろんな理由があると思います。あるいは毎年反収が伸びてきた、全体の米の生産が非常に予定より伸びた、あるいは四十六年から五十年まで生産調整をやっているその間に、やはり農家としては何としても米をつくりたい、そういう意味で自己開田もふえてきた。いろんな理由があると思いますが、私は一番大きいのはやはり国民の方々が米離れといいますか米を食べなくなってきた、御飯を食べなくなってきた、これが一番大きな基本的な問題……
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