このページでは海江田鶴造参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。
○海江田鶴造君 私は再審制度あるいは死刑廃止問題等について伺う予定でございましたけれども、先ほど寺田委員の方からるる御質問がありましたので省略をさしていただきますが、ただ、一部に、今回の再審事件が相次いだことから、再審事由を拡大するとかあるいは緩和するとかというような御意見もあるようでございます。私はやっぱり再審というものは、これはもう確定判決に対する非常救済措置でございますから、本来あってはならないものであるとこのように理解しておるものでございまして、誤判を避けるためにはもともと捜査あるいは検察また裁判審理の充実、こういうことについて反省すべきは謙虚に反省し、また不断の努力を積み重ねて、万が……
○海江田鶴造君 大臣の所信表明の中で、人権擁護思想の徹底、また人権侵害被害者の救済ということについて努めなければならないというお話がありましたが、私案は昨年八月の当委員会におきまして、最近のマスコミ、特にテレビあるいはマイクの取材が、特に重要な事件の被疑者あるいは大きな事故に遭った被害者の家族等についてひどいものがあるということで質問をいたしまして、そのとき法務省当局からそのことについては「全国的組織体である全国人権擁護委員連合会に何らかの提言ができるだろうかと検討方を依頼すること」を考えておる、このような御答弁がありましたが、私事態を見ているとちっともよくならないので、その点どういう措置をと……
○海江田鶴造君 私は、きょうは免田事件、財田川事件等の再審無罪判決が次々と相次いておりますが、そういう問題についていろいろお伺いしたいと思いますけれども、まず最初に、けさのサンケイ新聞に「司法問題でマスコミの報道姿勢に問題ないか」という特集が出ております。これは前法務大臣の秦野さんに対するインタビューでございますが、ただ、この中で「「悪党変じて英雄」に疑問」と、こう出ておりまして、犯罪を犯したと見て被疑者になったときには悪人のように新聞、マスコミ等が報道し立てるけれども、また無罪になると英雄扱いにするというようなことで、司法問題でマスコミの報道姿勢にいろいろ問題があるということの特集でございま……
○海江田鶴造君 お三方から大変有益なお話をいただきましてありがとうございました。私も素人でございますので、若干あるいはちんぷんかんぷんな質問かもしれませんが、お許しをいただきたいと思いますが、池原先生、重国籍により生ずる不都合、これを防止するということ、これは非常に大事なことだと、私もそう思いますけれども、重国籍から生ずる不都合というのは国の側、行政の側から見る不都合が多いのでしようか。それともその人間個人が重国籍を持っていることによっていろいろ不利益をこうむるのでしょうか。ちょっとお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 日本における国籍の問題で一番実務的に問題なのは、私はアメリカと韓国……
○海江田鶴造君 きょうはロッキード事件について最高裁並びに法務省にちょっとお聞きをいたしたいのでございます。 昨年十月十二日のロッキード丸紅ルートの第一審判決がありまして、特にこの二月に判決の全文の公表がありましてから、いろいろな批判、意見等が出されておりますが、特に最近弁護士さん、学者というようなそういう専門家の方々からいろいろな意見や批判が出ております。中には検察庁、裁判所等の判決について立法府がもう少しよく確かめるべきではないかというような意見もあるようでございまして、そういう立場からきょうはお聞きをしたいと思うのでございます。 いろいろ与党の立場でもございますので考えたのですが、や……
○海江田鶴造君 最近の建設業界におきましては談合問題というのが大きな問題になっておりますが、私はむしろその陰に隠れた暴力、恐喝とか脅迫というような暴力団による建設業界の被害といいますか、これは余り表には出ませんけれども、関係者の間で大変大きな問題として浮かび上がっております。私自身長く公団に関係しておりましたので直接にも聞いておりますが、またいろいろ警察その他で調査をしてみますと、まことに驚くべき暴力事案があるようでございますが、この点について建設大臣はどのように認識をしておられるか伺います。
【次の発言】 私がいろいろ調べた結果、なぜ表に出ないかというと、施主側、すなわち国とか公団とか都道府……
○海江田鶴造君 私は最初に、最近マスコミの一部で騒がれております腎臓売買、生体の腎臓売買について申し上げてみたいと思います。 この問題は昨年十一月に新聞が取り上げまして、その後テレビが十一月下旬から現在まで既にもう六回ぐらいでしょうか、大変センセーショナルに取り上げました。また週刊誌も一月一日号の週刊誌で報ぜられまして、大変大きなショックを腎臓病患者等に与えておるわけでございます。既に我が参議院でも先般の予算委員会で同僚議員から二回ほど取り上げられておりますが、私はやはり法秩序を守るこの法務委員会で一応取り上げておくべきではないかと思ってきょうは質問をする次第でございます。 もう既に私も十……
○海江田鶴造君 私からは最高裁、また場合によっては法務省側にちょっと御質問したいのですが、ロッキード裁判に関連しまして、元最高裁におられた方々の中で、これはもちろん新聞その他から求められて言われたのでしょうが、いろいろ御発言がありまして、それが新聞に報ぜられて、またいろいろ問題を呼んでおるということがございます。 そのお一人の方のお話並びに講演を中心にして実は二、三お聞きしたいのでございますけれども、田中裁判に関しましては一審有罪の後で、確かに一部の中で一審が有罪でも二審、三審でどうなるかわからぬとかいう議論があったのは事実でございますし、それに対しまして、元最高裁のお方が言っておられるのは……
○海江田鶴造君 まず最初に防衛庁長官にお伺いをいたしたいのでありますが、我が国は平和憲法を持ち、また専守防衛という他国に攻撃はしないという原則をはっきりと堅持しておるし、また一方ではもう世界第二のGNPを持つ国際社会の有力な一員としての政治的、経済的な責任がございます。我が国の防衛を考えるときにはそういう面 から長期的に国際的、国内的な視野に立って考えるべきであると思うのでありますが、過般来防衛費が昭和五十一年の三木内閣のときにできた一%枠以内を目途とするという方針についての議論が多くて、また我が国のマスコミその他の世論もやや短絡的、あるいは一つのキャッチフレーズにとらわれたような議論が多いよ……
○海江田鶴造君 私は、当委員会で一昨年から、マスコミ、特にテレビの取材活動を通じて人権が損なわれているのではないかということで何回も質問を行ってきました。その際、たしか昨年だったと思いますが、法務省に対して、そういう人権保護の立場からマスコミの取材活動に対しても何らかの措置をとるべきではないか、こう申し上げましたら、法務省の方では、マスコミとプライバシーということでいろいろな一般の学識経験者も交えてシンポジウムを開く、そこの結論等をもってマスコミの方にもいろいろ働きかけて自浄作用を期待するのだ、こういうお話でございましたが、法務省の人権擁護局の方で、そういうプライバシーとマスコミというシンポジ……
○海江田鶴造君 去る一月二十日及び二十一日の二日間、山田委員長、刈田理事、松岡委員、竹田委員と私、海江田の五名は兵庫県の阪神地域に赴き、都市再開発について実情聴取と現地調査を行ってまいりました。 一月二十日は宝塚市役所において、兵庫県当局から県政の基調及び都市再開発について、また宝塚市当局から宝塚市の都市再開発について、それぞれ概要説明を受けた後、「宝塚逆瀬川駅前地区」、「宝塚駅前地区」及び「川西能勢口駅周辺地区」の計三カ所の市街地再開発の現状を視察し、さらに橋上公園「宝塚大橋」及び遊歩道「花の道」を視察いたしました。 翌二十一日は伊丹市役所において、伊丹市の都市再開発の概要説明を受けた後……
○海江田鶴造君 生活条件整備検討小委員会の最終報告についてその要旨を御報告申し上げます。 この報告は第一次、第二次中間報告を踏まえ、「二一世紀へのまちづくり」と題し、国土政策、都市政策、居住及び生活環境、住民参加について検討を行ったものであります。 まず、一の国土政策の課題についてであります。 東京圏の将来の姿では、三大都市圏への産業・人口集中が鎮静化する中で、高次中枢機能はむしろ東京に一層集中する傾向にあること、そのため過密化した機能の分散を図り、情報化・国際化に対応した新しい東京圏を形成する必要があること、地方振興の方向では、国土の均衡ある発展を図るため交通・通信網の整備が必要である……
○海江田鶴造君 ただいまは大河原前大使から、五年間の大使としての御活躍の御経験に立たれた貴重なお話をいただきまして、大変ありがとうございました。大変有益で得るところがあったと思いまして、この点感謝申し上げます。 若干御質問を申し上げたいと思うんですけれども、先ほどお話がありました昨年の九月二十三日のアメリカの新貿易政策で、台頭しておった保護主義というものをレーガン政権がはっきりこれはいけないということで、自由貿易を推進するという、自由と公正ということでこれからアメリカの貿易を進めていくんだと、こういうことでございますが、お話の中にちょっとありましたけれども、アメリカの保護主義的な動きというも……
○海江田鶴造君 大変いいお話を承りました。今さっき、行政なり政治なりが対応が悪いというような、対応に不十分な点があるというようなお話を伺って、私どもも思い当たるところ相当あるわけですが、私も何か長年そういう行政にタッチしてきておって思いますのは、やはり戦前に日本の行政がかなり前に出ておった。それが戦後の敗戦というもので行政はうんと後ろに引っ込めというようなことになってきて、いろんな行政とかそういうものが余り表に出たがらないで、むしろ戦後の国民の権利意識というものが先に立ってきて、行政がなかなか憶病になってきているんではないか。 それが今さっきおっしゃったように、行政がもうちょっと前に出てきて……
○小委員長(海江田鶴造君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会を開会をいたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
生活条件整備に関する件の調査のため、必要に応じ参考人から意見を聴取してまいりたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その人選等は、これを小委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 本日は、生活条件整備に関する件を議題とし、地域コミュニティ施設及び施策の現状と展望について、まず文部、自……
○小委員長(海江田鶴造君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会を開会をいたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
生活条件整備に関する件の調査のため、必要に応じ参考人から意見を聴取してまいりたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その人選等は、これを小委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 生活条件整備に関する件を議題とし、大都市圏における緑地、オープンスペース及び街並み、景観の保全・形成につ……
○小委員長(海江田鶴造君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会を開会いたします。 調査報告書についてお諮りいたします。 本小委員会は、昭和五十八年十月五日、生活条件整備について検討することを目的として設置されて以来、三カ年にわたり調査を進め、その間二回の中間報告を行ってまいりました。 このたび、二回の中間報告及びその後の調査結果に基づき、各派懇談会で各小委員の御意見もお聞きしながら協議を行い、お手元に配付いたしましたとおり、本小委員会調査報告書案を作成いたしたところであります。 本日は、本案を本小委員会の報告とすることの決定をいただきたいと存じます……
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