このページでは野坂昭如参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。
○野坂昭如君 まことに残念ながらと言うべきか、あるいは僕自身のこの委員会における委員としての才能、うぬぼれていいのか、僕自身が用意してきた質問は午前中からの委員の諸先生がみんな御質問なさったんで、まことに困っているんですし、 また、集中豪雨によってひどい災害を受けた、つまり天災に見舞われた山口、島根地域についての災害に対する政府なり各関係省庁の、これまた天才的要領を得ないお返事も伺いました。いまさら僕が質問を重複してみても、新しい見解とか具体的な方策を引き出すことはとても無理だと思いますので、僕自身は質問を取りやめます。
○野坂昭如君 参議院の会の野坂昭如と申します。
何分に新米でそちら側の政府委員の方のお名前も存じ上げませんので、私の質問に対しては、われと思わん方がどうぞ御自由にお答えください。
去年の九月十六日に、鈴木善幸前首相が人事院勧告の凍結に当たって財政の非常事態宣言というのをおやりになったわけですが、その非常事態宣言という事態そのものはいまどうなっているんでしょうか。
【次の発言】 別に意見だけ言うんじゃなくて、ちゃんとお答えを聞きたかったんですが、こちらの方の多分手続が不十分だったんでしょうから後でもって申し上げますけれども、たとえば非常事態宣言というようなものの一番大きな根底になっているのは……
○野坂昭如君 参議院の会の野坂昭如と申します。 いま皆さんがしきりに予知、予知とおっしゃっていましたけれども、日本の予知体制というのはまさによちよち歩きであって、世界じゅうに見たところで、地震を予知できるあるいは火山噴火を予知できるという体制にはなってないわけです。そういうない物ねだりしたところでしようがないわけで、しかもなおかつ、三宅島に住んでいらっしゃる方は、たとえば七、八月に保険の加入というふうなものはとてもふえているわけですね。完全に彼らは知っていたわけです、ある程度の危なさということは。だから予知というふうなものが幾ら行われたところで、たとえば阿古村の全村を移転するということはでき……
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