このページでは合馬敬参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○合馬敬君 伝統ある予算委員会におきまして私、初めて国民を代表いたしまして質問をさせていただきまして、まことに光栄でございます。御出席の大臣各位、政府委員の皆様、よろしくお願い申し上げます。 最初に、財政につきましてお尋ねさせていただきます。 平成二年度予算案につきましては、特例公債の依存体質脱却を初めといたしまして多くの難しい課題を抱えていたにもかかわりませず、これらの難題を克服いたしまして、歳出全般を厳しく見直し、真に必要な施策を適切に盛り込み、国民全般を満足させるものであると私は評価しております。まず、これを粛々と立派にまとめられた政府の努力を多といたしたいと思っております。 さて……
○合馬敬君 総理にお伺いいたします。 近日に迫りました日米首脳会談につきまして、新国際秩序の確立、日米貿易問題等、総理のお考えをお伺いいたしたいわけでございますが、加えまして、有事における我が国の協力のあり方というのが湾岸戦争後の課題として問題になっておると思います。 イラクの不法侵略によりますクウェートの併合に始まります湾岸戦争が、アメリカを中心といたしました多国籍軍の勝利によりまして、自由主義社会を守る正義の国際秩序が回復されたことは喜ばしいことと考えております。犠牲になられました方々に深く哀悼の意を表する次第でございます。我が国はこの平和回復活動のために、人的貢献は別といたしまして、……
○合馬敬君 本論に入ります前に、総理にちょっとお伺いいたしたいのでございます。 一月にブッシュ大統領が訪日され、日米首脳会談が持たれるわけでございますが、昨日の新聞の言うところによりますと、アメリカ産業の象徴である自動車は今大変な不況に陥ったと。GMは今度は四十万人の従業員のうち七万四千人、二〇%を解雇する、工場も二十一工場を閉鎖する。こういうことで、アメリカ上院のリーグル銀行委員長さんは、これはもう経済の真珠湾である、大変なことだと、こういうように言っておられるわけでございます。これに並行して今度のガットのラウンドも、宮澤総理のところに十七日付で反ダンピング、知的所有権、サービス、こういっ……
○合馬敬君 私に割り当てられました時間が百二十と書いておりますけれども、何か半分だそうでございますので、前々から質問を予告しておりました方に失礼かもわかりませんけれども、お許し願います。 最初に総理大臣にお伺いいたしたいと思うのでございますが、冷戦構造が崩壊した後、国際情勢、大変な激動、混乱を迎えておるわけでございますが、これからの世界秩序がどうなっていくのか、大変な問題でございます。 国際経済研究所長のフレッド・バーグステンがこう言っているのでございますが、今日の世界秩序、これは三つの歴史的な変革によって形成される。一つは、経済分野におきます三極化の進展ということで、統合が進む欧州、これ……
○合馬敬君 参議院議員の合馬でございます。 きょうは本当に公述人の皆様方から大変識見のあるお話をお伺いいたしまして、深く感銘し、かつこれからの参考にいたしたいと思っておるわけでございます。 私ども、最初から申し上げておりますように、皆様方とともに平和を願う気持ち、これはもうだれでも人後に落ちないわけでございまして、この世界から一切の戦争をなくしたい、こういう気持ちはもういっぱいにあるわけでございます。 そうは申しましても、冷戦構造が崩壊いたしました。アメリカ、ソ連による力の平和というものが、そういった構造が崩壊いたしまして、それじゃ世界がそういうことで平和になったかと申しますと、国対国、……
○合馬敬君 委員長……(発言する者多し)
○合馬敬君 最初に、通商産業大臣にお伺いいたしたいと思います。 超経済大国の日本といたしまして、その産業の原動力になりますエネルギー問題は大変大事な問題でございます。今回のポスト八次策、石炭合理化対策事業で大変な御苦労で取りまとめをお願いしたと思うわけでございます。その中で石炭、特に国内炭の位置づけの問題でございますが、私も実は北九州重化学工業地帯、筑豊炭田をバックにいたしました出身でございまして、日本経済発展の大変恩恵を受けてまいりました者でございます。大臣も常磐炭鉱で有名な福島の御出身でよくおわかりと思うわけでございます。 そういう日本のエネルギー対策の中で、これから国内炭をどのように……
○合馬敬君 内田参考人の簡にして要を得た御説明、本当にありがとうございました。 私、今やはり世界の経済問題で一番重要なのは日米の経済摩擦の解消であると思っておりますが、為替調整をやり、マクロ経済調整をやり、二国間の厳しい貿易交渉をやって、さらに今度は構造協議までやらないといけない、そういう厳しい事態にある。国民も非常に懸念をしておる次第でございます。 この日米構造協議で米国の対日要求、六分野にわたっておるわけでございますが、特にお聞きいたしたいのは、その中の系列化、この中では株式の持ち合いだとか長期継続取引慣行、これが企業間の固定的なネットワークをつくっておる。私は、これはなかなか日本企業……
○合馬敬君 先ほど麻生審議官から、我が国における流通の将来展望について簡にして要を得た御説明をお伺いいたしまして、大変感心いたしました。経済の発展とともに流通の果たす役割というのはますます増大しておるわけでございますが、これからの日本は単に経済大国としてだけでなく、国民が生活の豊かさが実感できる、ひとしく消費生活向上の恩恵が受けられるような生活大国の実現を目指すべきであると考えておる次第でございます。 そういうことで、今後の流通行政は消費者を重視したものに方向転換をしていくべきものであるというように考えております。その基本的な方向、そのあり方、対策について御説明をお願いいたします。
○合馬敬君 きょうはお忙しいところを日本労働組合総連合会副事務局長河口先生、それから国際政治学者の畑田先生、どうもありがとうございました。 最初に、河口公述人に三間ほどお伺いいたしたいと思いますが、一つは最近の景気動向でございますけれども、昨年来我が国の経済は、住宅着工が大幅に減少する、設備投資も下方修正が相次いでおる、消費も鈍化する、九一年度の十月から十二月までのGNPの成長率は二年半ぶりにマイナス〇・二%。この調子でいくと三・七%の実質成長率の達成も困難ではないか、こういったようなことが一方であるわけでございまして、景気の落ち込みは非常に顕著になっておる。しかしながら、一方で生産活動とい……
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