このページでは小池百合子参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○小池百合子君 まず国会の環境問題から伺いたいと思いますが、質疑に先立ちましで委員長に一言お願い申したいことがございます。委員会の運営につきましては、理事またはオブザーバーを出していない会派ではその流れがさっぱりわからないというのが現状かと思います。そこで、従来は参議院の委員会、オブザーバーとして理事以外の会派も出席を求められ、少なくとも民主的に行われてきたというふうに聞いておりますけれども、開かれた国会、そして民主的な運営がこれまで以上に求められているということから、この点をぜひこの場をおかりいたしましてお訴えさせていただきたいというふうに思っております。ほかに意見を述べる場がございませんの……
○小池百合子君 日本新党の小池でございます。 長期にわたります研究会での御検討、敬意を表したいと思います。 何よりも九十五条の両罰規定の切り離しということ、これが実現するということでございますが、非常に大きい成果ではなかろうかと思っております。なぜならば、これまでの企業犯罪では自然人というんでしょうか、個人がトカゲのしっぽ切りとなって一件落着するという、そういった悲劇が続いてきたことを考えますと、そういう会社もしくは産業優先から個人の生活等の優先といったようなこれからの大きな流れに一歩を築かれるものではないかと考えております。 とにかくトリのトリなのでアプローチをちょっと変えなくちゃいけ……
○小池百合子君 せっかくですから、議員として初めてここで官房長官の方から伺いたいと思います。 先ほど古川議員が御質問になりました例の数億円から一億円ということなんですが、罰金が数億円か一億円かというのがこの法案の最大のイシューだというふうに思っております。そして、連日これについて議論がされているわけなんですが、どうも発想のスタンスが違うなというのがこの二日間考えたことなんですね。 つまり、これまで課徴金などの引き上げもあった、それから五百万から一気に一億ではないか二十倍ではないか、大幅な引き上げではないかというふうにおっしゃるわけでございますけれども、もともとパイの小さかったところの二十倍……
○小池百合子君 日本新党の小池百合子でございます。
政治改革実現に関しまして総理にぜひお伺いしたいと思っております。いわゆる二十一項目、九増十減を柱とする本改革案でございますが、国民各層よりなまぬるいとか緊急改革の名に値しないといった厳しい評価を見聞いたしております。しかし、たとえ半歩でも前進したことはそれなりに受けとめたく思っております。問題は何よりも抜本改革案ですけれども、果たして総理は本気でやる気がおありになるのかどうか、改めてここで伺いたいと思います。
【次の発言】 一部の報道でございますけれども、自民党の政治改革本部を改組して政治改革推進本部の組織をつくって総理みずから本部長に御就……
○小池百合子君 最後の質疑者の小池でございます。よろしくお願いいたします。 まず、ロシア情勢なんでございますけれども、御承知のとおり、この数日間大変緊迫した状況が続き、またその中で一転二転としているわけでございますが、冷戦構造の後戻りとまではいかないんですが、エリツィン体制が絶体絶命の状況にあることは、それは周知の事実であると思っております。また、ロシアの問題が世界情勢そして世界経済全体に与える影響ははかり知れないといったところから、通産大臣としてこのロシア情勢をどのようにとらえていらっしゃるのか、またロシア支援についてはどういうスタンスをおとりになるのか、御所見伺いたいと思います。
○小池百合子君 日本新党の小池でございます。 通産大臣が渡米中ということでございまして、公取委員長だけお話を伺おうと思ったんですが、国内の不況にもかかわりませず、昨日来申し上げております、日本の貿易黒字が雪だるまのようにふえてきているということに対しまして重大な危機感を感じるものでございますので、本日も一言だけ発言させていただこうと思っております。 きのうも数字を挙げさせていただきましたけれども、九一年で一千百三十六億ドル、そして九二年度では一千三百六十億ドルという巨額な貿易黒字が見込まれておりますけれども、特にアメリカの方も今景気の回復過程にあるということから、これはこれまでの流れから見……
○小池百合子君 超ハードスケジュールでの訪米をなさってお帰りになったばかりの通産大臣に伺いたいと思っております。 先ほど御報告いただきました中に大変興味深い御指摘があったと思うんですが、それはゴア副大統領がむしろ日本に学びたいというふうにおっしゃったという点でございます。四十六歳、四十四歳という、戦争というとベトナム戦争の方を想起する世代の方々にとって、日本との一種の経済戦争にむしろ敗北感を感じているというふうな、そういう表現がマスコミでも使われたりもするわけでございます。 一方で、太平洋戦争そして敗戦ということが歴史ではなく体験であるという世代が多い我が国といたしまして、もちろんアメリカ……
○小池百合子君 それでは伺わせていただきます。 昭和九年に不正競争防止法が立法されてから今日まで行われてきた改正はすべて外圧ということが言えると思うのでございますが、今回初めて自主的に改正を行うのではないかというふうに考えております。 そこでお伺いしたいんですが、今回のこの立法の必要性、改正の必要性ということを確認するために一体どのような調査を実際に行ってこられたのか。現行の商標法、意匠法、不正競争防止法などでは不正競争対策に不十分であるという事実をもってそういう結論に達せられたと思うんですが、実際にどのように一種社会学的に確認をなさってこられたのか、まず伺いたいと思います。
○小池百合子君 お尋ねさせていただきます。 今回の法改正の質問に入らせていただく前に、日米首脳会談直前ということもございますので、大きな意味での経済の状況について大臣の方からお答えをいただければと思っております。 まず、株価の上昇と相まってこのところ急激な円高ドル安が続いて、きのうあたりから一服ということもございますが、円の対ドル相場は二月初めからおよそ一〇%近く上昇という傾向が続いているわけでございます。ということで、このところの円高水準についての見方、それからどこまで容認ができるのか、さらには円高差益についての問題が余り触れられていないようでございますので、これについてのお考えなどを伺……
○小池百合子君 また円高のことから伺いたいと思うんですが、総理が日本にお帰りになられましてから、例の首脳会談直後の記者会見のクリントン発言をきっかけとして、急激な円高が進んだわけでございます。きょうあたりは少し揺り戻しで百十一円台の半ばといった感じなんですけれども、円高が進むということは、きょうのこの貿易保険についてのドライブにはなるかとは思うんでございます。 毎回伺って恐縮なんでございますけれども、アメリカの現政権に影響力のある方々、例えばバーグステンさんとかサローさんとか、そういう方々はまだまだ円高を進めるような発言などもこれまでにも繰り返してこられました。こういった中で、小手先の円高を……
○小池百合子君 毎度おなじみでございますけれども、為替レートに関連いたしましての最近のもしくは将来の日本の貿易、そして産業構造についてどういう青写真があるのか、これを伺いたいと思っております。 このところ一ドル百十円台を割り込むような局面がありまして、そのたびに最近輸出メーカーからの悲鳴が聞こえてくるようでございます。よく言われる数字として、為替差損、一円円高になるたびにトヨタですと六十億円の差損、そしてソニーが五十億、日立が二十八億というような数字が出るということでございますけれども、そのたびに現地生産を進めるとか、それから最近は国内的な不況も重なりまして、ボールペンを最後まで使いましょう……
○小池百合子君 よろしくお願いいたします。 まず、日本経済の底力は中小企業にありとよく言われることでございまして、また我が国の事業所のおよそ八割を占めているという単に数字だけの問題ではなくて、中小企業、零細企業も含めてでございますけれども、それぞれの勤勉さであるとか我慢強さとか、こういったことが日本を確かに支えてきたというふうに私も思っております。 しかし、業種によりましては、こういう経済の局面にあってもまだまだ人材不足の面があったり、ミスマッチということもあるんでしょうし、さらに産業構造の変化とか技術革新の加速度的な進化であるとか、さらにここへ来ましてはさらなる円高の進行と、そのたびその……
○小池百合子君 今回の二法案に対しまして、また中小企業を取り巻くさまざまな環境につきましてかなり時間をかけて審議が進んできたようでございますので、最後に私は二つほどお願いという形でかえさせていただいて終わろうと思っております。 まず一つには、せんだっても申し上げたわけなんですが、この中小企業信用保険法、そのバックには公的資金があるということでございます。平たく言って郵貯ということになるわけでございますけれども、その意味でも貯金をする方々に対して放漫経営のツケを払わせるということがくれぐれもないように、今後バブル経済の学習効果ということも望め、今後期待したいところだと思っておりますけれども、そ……
○小池百合子君 初めてこの予算委員会での質問に立たせていただきます日本新党の小池でございます。 カンボジアでの総選挙の投票が高い投票率でひとまず完了したことは何よりでございますし、またそこに至るまで中田さん、高田さん、二人の日本人の犠牲者、そして多数のカンボジア人とそして外国人の命が失われたことを大変残念に思うと同時に、心より御冥福をお祈り申し上げたいと思います。 さて、そこでどうするかということでございますけれども、御存じのように、私どもはこのPKO法の成立に関しましては昨年の国会の方に参加しておりません。そこで、全く違った観点からちょっと伺いたいと思っております。このPKO法につきまし……
○説明員(小池百合子君) このたび総務政務次官を拝命いたしました小池百合子でございます。 北方領土問題の解決、これは国民的な重要課題であると存じております。石田長官のもと、微力ではございますが、誠心誠意努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 委員長を初め、そして委員の皆々様の御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。ごあいさつにかえさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手)
○説明員(小池百合子君) このたび、総務政務次官を拝命いたしました小池百合子でございます。 石田長官を補佐して全力を尽くしてやってまいりたいと思います。委員長初め皆様方の格段の御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
○政府委員(小池百合子君) 総務政務次官の小池百合子でございます。 石田長官をしっかりと補佐いたしまして、全力を尽くしてまいりたいと思います。 委員長初め、皆様方の御指導、御鞭撻のほど何とぞよろしくお願いいたします。
○政府委員(小池百合子君) これは私自身が書いているものでございます。
○小池百合子君 地球環境問題でございますけれども、冷戦後の新しい枠組みを世界が模索する上で、人権、民主主義と並びまして重要な柱であることはここで改めて申し上げることもなかろうかと思います。また、国内的にも産業構造が変化し、そしてライフスタイルも変化しといったことで、これまでの行政のあり方では十分カバーし切れないのではないかというふうに考えております。もしくは、むだに重複する部分が余りにも多く、抜本的な見直しを速やかに行うべきではないかというふうに考えております。 さきの粟森議員の御質問にもございましたけれども、本法の立案に至るまでの経緯を見ましても、また法律施行後の複雑なプロシージャーを見ま……
○小池百合子君 三人の皆様、きょうはありがとうございます。最後の一人でございますので、よろしくお願いいたします。 まず、守屋さんに伺いたいんですが、先ほど来高齢者雇用を促進させるためにさまざまなノウハウを開発中であるということも伺いました。また、既にほかの議員の方々が大枠の部分のところ、細かいところ、かなり御質問がございましたので、むしろ具体的なノウハウ、どういうことを開発中なのか、タイムシェアリングであるとかドゥーベアリングなども伺いました。それから、さまざまな企業のうまくいっている例についての御本を出されたら非常に人気があったということでございますので、そういったノウハウ、ほかにどういう……
○小池百合子君 小池でございます。最後の十二分ですので、どうぞよろしくお願いいたします。 三人の皆様の貴重な御意見を伺って非常に納得といいますか、そういうところが多々あるわけでございますが、まず佐和先生に伺いたいと思います。 先ほど来、特にゴアさんの政策などで強くおっしゃっていらっしゃる点、それから国際的に見て日本の環境マインドはまだ低いという点なのでございますけれども、特にヨーロッパなどは非常に高こうございますよね。また、それは消費者だけじゃなくて、企業も非常に高い。 先ほども御指摘ありましたけれども、例えば自動車会社のボルボであるとかBMWなどは、部品のリサイクルのためにわざわざその……
○小池百合子君 三人の皆様、最後の質問者でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。 先生方それぞれに伺いたいんですが、きょうは特にホワイトカラーの労働問題などを中心にお話しいただいたと思います。その中で、近未来の日本の労働形態のイメージを描く上でのアドバイスをいただければと思うんですが、もう十年ぐらい前になると思うんですが、アルビン・トフラーが「第三の波」を書いて情報化であるとかコンピューターであるとか、そういったことが労働形態や階層その他に、または教育システムであるとかそういったもの全体にいろんな影響を及ぼすというこ とを書き、その労働の中で例えば在宅での勤務であるという意味でエレ……
○小池百合子君 毎回トリを務めさせていただいております小池でございます。 エネルギーの話といいますと、非常に壮大な話か急にせこい話になるかどちらかとは思うんですが、きょうは、まず平田先生の方から天然ガスのパイプラインプロジェクト案という大変印象深い壮大なお話を聞かせていただきました。殊のほかエネルギー基盤が脆弱な日本でございますので、こういった大きな枠組みで考えていくことがやはりエネルギーの安全保障上非常に重要なことであるというふうに大変印象深く伺わせていただきました。 お伺いしたいところは、このパイプラインのことではございませんで、次のコージェネのことでございます。先ほどわかりやすく御説……
○小池百合子君 よろしくお願いいたします。 改めて申すまでもなく、我が国のエネルギーの供給構造は諸外国と比べて対外依存度が非常に高い。石油もそうですし、輸入依存度が高いということで、極めてブラジャイルな状況はずっと続いているわけでございますけれども、そこで時間の関係もありますので、二点だけ伺いたいと思います。 これは、対外依存度ということから、環境問題も含めて中国、ロシア、こういったところを、中東以外に日本との関係を考えていかねばならないと思うんです。 まず対中国でございますけれども、ここで酸性雨の問題、CO2の問題など出てくるわけでございます。政治的な問題もあるんでしょうけれども、改め……
○小池百合子君 本日の議題にあります労働力問題を中心とした中長期的なこれからの流れにつきまして、若干の意見を述べさせていただきます。 まず、これまで日本というのはとにかく資源がない、そして人が一生懸命働くことによってのみ栄えていくんだといったような、そういった感覚はある程度それは正しいとは思いますけれども、これまでの過労死を生み出すような社会構造、そして家族のためにと言いながら結局は会社のためだけに終わってしまうという、極端な言い方ですけれども、そういった例は枚挙にいとまがないということを考えますと、こういった精神論ではなく、ここで大きな発想の転換をしなければならないのではないかと思います。……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。