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馳浩 参議院議員
17期国会発言一覧

馳浩[参]在籍期 : |17期|-18期
馳浩[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは馳浩参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院17期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
馳浩[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院17期)

馳浩[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 文教委員会 第3号(1995/12/14、17期、自由民主党・自由国民会議)

○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します。参議院議員となりまして初めての質問となりますので、よろしくお願いいたします。私は体は大きいんですけれども気は小さいので、どうぞお手やわらかにお願いいたします。  私、大学を卒業した後に、一年半ですけれどもふるさとの石川県の星稜高校という学校で国語の教員として教壇に立っておりました。短い期間ではありましたけれども、子供たちと接して、自分は授業をしたりあるいはクラブ活動で接したりあるいは生徒課の教員として指導したりという中で、いろいろと疑問を感ずることもありましたし教員をしていてよかったなと思うこともたくさんありました。  中でも、実際に現場に立っておりまして……


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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 環境特別委員会 第3号(1996/02/28、17期、自由民主党・自由国民会議)

○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します。よろしくお願いいたします。  本日は、湖沼の水質汚濁対策についてと、環境教育についてと、環境影響評価制度について、三つについて質問申し上げます。  まず、湖沼の水質汚濁についてですけれども、有機成分による水質汚濁の指標としてBODあるいはCODという水質指標があるということでございますけれども、このBODあるいはCODというのはどういうことでございましょうか、その簡単な説明をお願いいたします。
【次の発言】 そのBOD、CODの数値が高ければ高いほど汚濁は進んでいるというふうに理解してよろしいですね。  これについて環境基準というのがあるそうでございますけ……

第136回国会 環境特別委員会 第4号(1996/03/15、17期、自由民主党・自由国民会議)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩と申します。  欠席者がいる中でこうして質疑をすることは残念に思いますが、私と自由民主党の同期であります議員がたくさん応援に来ていただいておりますので、折に触れての声援をお願いいたしますが、やじ、怒号、座り込みなどの物理的抵抗は御遠慮願いたいと思います。  本日は、環境アセスメントと野生生物の保護の観点から質問させていただきます。今月の六日、読売新聞の朝刊、この記事をもとに質問をさせていただきます。  「ずさんな環境影響評価のために、イヌワシなど大型猛きん類の繁殖地が大規模開発の犠牲になる例が後を絶たない。環境庁では、調査の具体的なマニュアルを作り……

第136回国会 環境特別委員会 第8号(1996/04/26、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します、よろしくお願いいたします。  今回の改正案の中心は有害大気汚染物質対策、その中におきましても、有害大気汚染物質の中で健康リスクが高くその低減を着実に図るべき指定物質の設定とその抑制措置のための規定が重要であるということでございます。  そこで、中央環境審議会から出されました中間答申によりますと「自主的取組を活用しつつ」ということになっておりますが、今回の改正案とこの答申の方とどうもちょっと内容が違うのではないか。答申の方では自主的な取り組みと、だけれども今回の改正案におきましては規制的な内容の意味が強いのではないか。ということは、出された答申よりさらに一歩……

第136回国会 文教委員会 第2号(1996/02/22、17期、自由民主党・自由国民会議)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩と申します。  本日は、いじめ問題と、それからボランティア教育に関する問題と、そしてアンチドーピング教育に関して、この三点に絞りまして質問させていただきます。  まず最初に、御就任早々奥田文部大臣におかれましては、いじめ問題に対して大変な御理解とともに、非常に強力に対応しておられるということですけれども、改めましてこのいじめ問題に対して、その取り組む姿勢と決意というものをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 一月二十七日の毎日新聞を参考にさせていただきますけれども、愛媛県の松山市で三年前に同市立中学校の三年生の男子生徒が自殺をしましたが、その生徒……

第136回国会 文教委員会 第3号(1996/03/14、17期、自由民主党・自由国民会議)

○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します。よろしくお願いいたします。  質疑に先立ちまして奥田文部大臣に見解をいただきたいんですけれども、要請にもかかわらず平成会の皆さんが出てきておられない、これはひとえに衆議院の予算委員会における問題がかかる事態に発展したと判断せざるを得ないと思います。  私もこちらに参りますときに、ある平成会の文教委員の方にお会いしましたら、私はきょうは禁足なんですよ、馳さん頑張ってくださいという一言をいただきまして、とんでもないことだと思ったんです。国会というところは、私が言うまでもありませんけれども、二院制でありまして、衆議院と参議院、特に参議院の独自性がうたわれているこ……

第136回国会 文教委員会 第7号(1996/05/07、17期、自由民主党・自由国民会議)

○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します。よろしくお願いいたします。  まず最初に、予算案とは余り関係ないのですけれども、法制審議会の方から民法改正による選択制夫婦別姓の報告案が出されておりまして、まだ政府には上程されていませんけれども、この中の重要なポイントであります選択制夫婦別姓について大臣の御見解を伺いたいと思いまして、質問申し上げます。  と申しますのは、私個人は選択制にしなければ非常に不利益をこうむる家族があるのならばそれは認めてあげるべきではないかという意見でおるのですけれども、私の女房が強硬に反対するものですから、なかなか家の中もまとめられないで私も申しわけないんですけれども。  と……

第136回国会 文教委員会 第9号(1996/05/21、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩でございます。  今回の改正の最大の目玉と申しますのは、日本学術振興会に出資する百十億円により運営される未来開拓学術研究推進制度であるということでございます。昨年成立いたしました科学技術基本法とも関連いたしますが、我が国は二十一世紀の一大国家戦略として「科学技術創造立国」を掲げています。  しかし、これは日本だけではありません。アメリカでは九四年にクリントン大統領とゴア副大統領の連名の報告書「国家利益のための科学」を発表しています。イギリスでは九五年五月に専門家一万人へのアンケートをもとにして「技術予測プログラム」をまとめまして、今後十年から二十年……


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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 文教委員会 第1号(1996/12/17、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩と申します。よろしくお願いいたします。  まず、大臣に御質問を申し上げますが、元来、著作権問題というのは、著作物の著作権とその利用者の保護を調和させ、もって文化の発展に寄与することを目的とした文教問題であります。しかしながら、今日においてこの著作権問題は大きく様相を変えておるということであります。  一つには、外交問題化しておるということが挙げられます。例えば中国の音楽CDの海賊版製作によりまして、著作権侵害により米中関係が極めて悪化しており、日本もアジアの違法コピーには手をやいております。あるいは二つ目として、通商問題化しておるということが挙げら……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 環境特別委員会 第5号(1997/04/02、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩でございます。よろしくお願いいたします。  今回のこの南極環境保護法に関しましては、南極条約議定書とその附属書IからV、これを国内法的にも効力を及ぼすために制定されるものと承っております。船舶の航行、航空機の飛行、結果を公表する科学的調査活動等のいわゆる特定活動を除くすべての南極地域での活動を環境庁長官による許可制により規制、制限する法律であるというふうに私は理解をしております。  それで、この法律は国際法的に比較して三点ポイントがあります。一つ目が届け出制ではなく確認制という名の許可制をとったこと、二つ目が許可権者が外務大臣ではなく環境庁長官であ……

第140回国会 環境特別委員会 第8号(1997/05/21、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します。先輩の河本委員と多少重複する点があるかもしれませんが、お許しいただきたいと思います。  まず、質問をする前に、行財政改革の厳しい折柄、環境庁におきましても、その存亡の危機に面していると私は承っておるわけでありますが、ある意味では環境省として、むしろ開発官庁に対するもっと大きな権限を持つためにも活躍をしていただきたい。加えて、そのためにはこの環境アセスメント法案が大きなにらみをきかす法案として実効力を持つようになることを期待しながらきょうの質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  朝日新聞の去る二月二十日の記事にアセス法案の記事が書かれてお……

第140回国会 環境特別委員会 第10号(1997/06/04、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩です。  質問に入る前に、昨日の閣議後の記者会見におきまして石井環境庁長官が発言された内容が、きのうの夕刊そしてけさの朝刊と大変にぎわしておりまして、根本的に閣議におきましては事業を継続するということは了解しておるということは私も了解しているところでありますが、その一員である長官の発言がいろんな憶測を呼んでおりますので、私の方から質問をひとつさせていただきます。  これは新聞の見出しを読んだ方がわかりやすいんですけれども、「現時点でアセス行えば 諌早湾干拓認めず 環境庁長官会見」、「「今アセスすれば違った判断も」 諌早湾干拓で環境庁長官語る」といっ……

第140回国会 文教委員会 第2号(1997/02/20、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩と申します。  本日は、スポーツ行政のあり方についてを中心にしながら、とりわけ小杉文部大臣におかれましては、いまだにというのは失礼ですけれども、日ごろ心身を鍛えておられる、スポーツを中心にということでございますので、非常に明快な答弁がいただけるものと期待をしながら質問させていただきます。  まず、理事会に理解をいただきまして資料を配付させていただきましたが、中教審の答申を得まして、やはりこれから二十一世紀の子供たちを教育するに当たり、ゆとりある時間とともに生きる力を育成していくべきであるという答申がなされておりまして、分析といいますか、わかりやすく……

第140回国会 文教委員会 第5号(1997/03/27、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩でございます。よろしくお願いいたします。  政策研究大学院大学の設置に絡みまして、大学院の重点化政策に関しましてまず質問をさせていただきます。  平成三年の五月に、これは井上裕文部大臣のときに大学審議会の答申として「大学院の整備充実について」という答申が出されております。内容を簡単に申し上げますれば、学術研究と専門教育の中心を大学院に置き、質量ともに大学院を拡充し、さらに大学院の人事、予算、施設の面において学部から独立させる政策であると、まさしく大学院の予算部局化策として答申が出されております。  そこで、細かいことは抜きにして、なぜ大学院を充実させなければいけないの……

第140回国会 文教委員会 第6号(1997/04/08、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩です。  きょうは、まず訪問教育について質問させていただきます。  盲・聾・養護学校の高等部の訪問教育の試行的実施に関しまして、同僚の阿部議員も非常に努力をいただきまして、私たちも及ばずながら微力を注ぎましたけれども、この四月一日から試行的実施がなされるということで、実際に何都道府県から実施を行いたいという申し出がありましたか、そして実際に実施をこの四月一日から始めましたでしょうか、お教えください。
【次の発言】 残りの十五県はなぜ申し込みをしてないのでしょうか。
【次の発言】 実は当初は二十数県ぐらいだろうという予想があったにもかかわらず、三十二……

第140回国会 文教委員会 第7号(1997/04/15、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩でございます。  まず、委員長にきょうは御礼を申し上げたいのは、文教委員会で最初から全員がそろうというのはなかなかありませんでして、これもやはり有馬先生に対する期待感の大きさだと思いますので、きょうはよろしくお願いいたします。委員長、本当にありがとうございます。  まず最初に、有馬先生は日本の初中教育は極めて優秀だと今現在の状況をおっしゃいましたが、どの点を指してそういうふうに認識しておられるのかという点でございます。  次に、教育というのを学校教育というふうに考えますれば、教員の資質向上が今後の課題と私は思っておりますので、これに対しての中教審の中での意見であるとか……

第140回国会 文教委員会 第10号(1997/05/08、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩でございます。  本改正案が学校図書館の充実、ひいては児童生徒の読書離れを解消する上で大きな第一歩となることを確信しております。  しかし、本改正案だけで十分かといえばそうではありません。司書教諭の配置に伴う校内の協力体制をどうするか、いわゆる学校司書をどう位置づけていくか、学校図書館をどう情報化社会に対応させていくかなど問題は山積しており、この点の解決を見て初めて十分なものとなります。この点を踏まえるならば、司書教諭の配置と同時並行的に推進していかなければならないあるべき諸政策を文部省に問いただし、さらには提案していく必要があると考えます。  そ……

第140回国会 文教委員会 第12号(1997/05/22、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳と申します。  まず、著作権法改正の質疑に入る前に、私も実は昨年来インターネットを通じてホームページを開いて政治活動を報告するという形をしておりまして、院内におきまして私は文教委員会と環境特別委員会に所属しておりまして、その議事録を要約して掲載しております。そうすると、日本全国あるいは海外の日本人からも意見であるとかあるいはアイデアといったものをEメールといった形でいただいて、きょうの質疑の中に入っていきますけれども、インタラクティブという双方向のやりとりによって、ある意味では私の政治活動をたくさんの人に知っていただけるし、私自身も勉強になるという意……

第140回国会 文教委員会 第14号(1997/05/29、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩と申します。よろしくお願いいたします。  大学教員に任期制を導入しようという法案についてではありますが、我々国会議員も六年間という任期のもとに仕事をしておるわけでありまして、任期が終わって再任というか再選されなかったときのことを考えますと大変寂しい気もいたしますが、気を取り直して質問に入りたいと思います。  さて、二十一世紀の日本というのは科学技術創造立国というものを求めておるわけでありまして、そういう観点から翻って今現在を見れば、まだまだ日本は科学技術模倣立国で、そういう意味でも各大学における基礎研究の充実、教育研究の活性化、人事の流動化といった……

第140回国会 文教委員会 第15号(1997/06/03、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します。  本日は、大変貴重な御意見をありがとうございました。  まず、慶伊参考人に御質問いたします。  紳士協定という形で任期制を採用されているということでありますが、私は本案に賛成の立場から、より多くの大学にこの任期制を採用していただく場合に、その基盤整備といいますか、国として必要な政策あるいは研究環境の整備などでどういったことをすればこの任期制を各大学が採用するようになるだろうかという御意見がありましたらいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 本案は選択制ということでありますから、昇任あるいは転任の場合に、異動しようとするそのポストに魅力……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 運輸委員会 第1号(1997/10/16、17期、自由民主党)

○馳浩君 委員派遣について御報告申し上げます。  去る九月三日から同五日までの三日間にわたり、大分県及び福岡県における空港、港湾及び鉄道の整備状況等の実情を調査してまいりました。  派遣委員は、泉委員長、二木理事、戸田理事、中尾理事、渕上委員、筆坂委員、栗原委員、芦尾委員及び私馳の計九名であります。  本調査団は、運輸省の地方機関から管内の概況等について説明を聴取いたしましたほか、大分県知事及び福岡県知事からそれぞれ県内の運輸事情の概況及び要望事項について説明を受けるとともに、地元の業界団体の代表からも現場の実情と要望事項を聴取いたしました。  また、大分県では大分空港、大分港大在公共埠頭等を……

第141回国会 運輸委員会 第2号(1997/12/04、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩です。よろしくお願いいたします。  ことしの一月二日にロシア船籍ナホトカ号が事故によりまして油を流出いたしましたが、ほぼ一年たちまして、また寒い季節がやってまいりまして、どうしても我々日本海側の住民としてはあの忌まわしい事故を思い出さざるを得ません。その後国も大変な対策をたくさんとってきていただきましたが、きょうは具体的にその防除、回収、今後の対策等々について改めてお伺いを申し上げますので、運輸省として、政府としての対策の今後の方針というものをお聞かせいただきたいと思います。  まず、関係閣僚会議のプロジェクトチームがまとめました「大規模油流出事故への即応体制検討報告……

第141回国会 環境特別委員会 第3号(1997/11/19、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩です。山本委員に引き続きましてよろしくお願いいたします。  冒頭に、質問通告はしておりませんが、今般の行革会議の方から、省庁再編の中で環境庁は環境安全省としての枠組みを一つお約束いただいたというふうな結果が報道されておりまして、私も党内におきまして議論に参加した身としまして非常にすばらしいことであるなと思っております。大木長官にお伺いしたいのは、二十一世紀に向けて環境庁が環境安全省として格上げされる場合に、組織が拡大するとかそういう問題ではなくて、ぜひ権限を持った官庁として、事業官庁に対する発言権を大きく持ってもらいたいと思っておりますが、今後の恐らく組織がえで局の編……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 経済・産業委員会 第17号(1998/05/28、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩と申します。  今般提案されております二つの法案に関しましては、私は賛成の立場からいろいろ質問をさせていただきたいと思います。  まず冒頭に、大臣に質問させていただきます。  昨年十二月のCOP3からもう半年がたちまして、ややもすると国民の中に環境に対する意識が薄れつつあるのではないかという懸念も抱えております。という中に、この省エネ法の改正、家電リサイクル法、この法案が提案されて国会で議論されているということは一つ意味のある点であるなということを思っております。  ただし、地球温暖化ガスに関しましては、もう既に御承知のとおりでありますが、一九九六……

第142回国会 国土・環境委員会 第17号(1998/06/04、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩です。  きょうは、環境ホルモン問題につきまして、全般にわたり質問させていただきます。  委員の皆様方には、ことしの一月一日付の環境新聞で環境ホルモン問題につきまして特集されておりますので、参考にしていただきながら、また折に触れてこの問題を国民の皆さんにお知らせいただきたいと思います。この資料を配付させていただきますことを了解いただきましてありがとうございます。  今ではもう環境ホルモンという言葉は流行語に近くなりまして、連日、新聞、テレビ等で報道されておりまして、国民の皆さんは実態がどうなのかわからないということでの不安、心配があります。国会におきましては、この参議……

第142回国会 災害対策特別委員会 第3号(1998/03/20、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳です。よろしくお願いいたします。  まず、阪神・淡路地域の復興対策について伺います。  これまで総額四兆三千六百億円の予算措置を講じて、道路、港湾、住宅等々のインフラ施設の復興がなされておりますが、いまだに残された課題があるとお聞きしております。  その一つが、この地域での産業の復興だと聞いております。この点を踏まえて、政府は地元が取りまとめました産業復興支援充実策と地元からの要請でありますワールドパールセンター事業等の七つの事業を復興特定事業として位置づけておられるということでありますが、この両事業の具体的内容、進捗状況、それから地域の経済に与える重要性、そういったも……

第142回国会 文教・科学委員会 第3号(1998/02/03、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳です。  いよいよ長野オリンピックを四日後に控えまして、この文教・科学委員会で懸案の課題でありますスポーツ振興投票法案について審議できますことをまず喜びますとともに、まさしく今こそ日本のスポーツの現状について我々国会議員は深く理解を深めなければいけない時期でもあると思いますので、非常に時宜を得た法案審議であるということをまず冒頭述べさせていただきたいと思います。  法案の内容について発議者の皆さんに御質問を申し上げる前に全体的な話として伺いたいと思いますが、最初は私の方から答弁者を指名させていただきますが、ぜひ松浪健四郎議員にお答えいただきたい。  ……

第142回国会 文教・科学委員会 第5号(1998/02/12、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します。  お三方には、それぞれの立場から非常にわかりやすくこの法案についての御意見、御不安、いろいろ述べていただきまして、本当に深く感謝を申し上げます。私も、このオリンピック開会中にこうして国会においてスポーツ振興に関する議論を皆さんと一緒にできるということに深く感謝をしたいと思います。  浅見先生から冒頭にもありましたように、清水選手、里谷選手の活躍を見るにつけ、総理ももちろんそうでしたが、我々見ておって非常に感謝をする気持ちをいただきました。感動や勇気、おれも頑張ればできるんだなというふうな観点で、スポーツに対しての感謝の気持ちを深く持ったということを私は正……

第142回国会 文教・科学委員会 第6号(1998/02/17、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩です。きょうは、長野オリンピックのジャンプ団体競技がそろそろ始まるという時間に、私もちょっと必定かではないのですけれども、このスポーツ振興くじ法について審議できるということは本当に望外の喜びといたします。  ところで、きょうは大きく二点に分けて質問させていただきます。スポーツ権というところと、プロスポーツの振興という点と、これは今回スポーツ振興法の改正案も出ておりますので、これに絡めてお聞きしたいと思います。  私は、スポーツは人間の基本的欲求からくるものではありますが、それだけにとどまらず、スポーツ権として保障されているものと考えております。一九……

第142回国会 文教・科学委員会 第9号(1998/03/17、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩です。  科学技術庁長官におかれましては、大変お忙しい中をこうしてまた私たちの審議に顔を出していただき、本当にありがとうございます。  懸案の事項について、私の方から大きく二点ほど御質問させていただきます。  まず、青森県知事と科技庁長官、通産大臣、官房長官との四者協議、非常に慎重にかつ大切な問題として見守ってまいりましたが、一定の答えは出たようでありまして、ほっとしておりますというような心境であります。  今般行われました返還ガラス固化体の搬入に際し、木村知事が四日間輸送船の入港を拒否した背景には、核燃料サイクルの進め方について地元青森県が持つ不……

第142回国会 文教・科学委員会 第11号(1998/03/31、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳です。よろしくお願いします。  今回の改正は、単に岡山大学、鹿児島大学併設の医療技術短期大学部の廃止ではなく、新たな看護系大学の新設を含めた看護系大学の整備の一環であると考えます。そこで、どういう趣旨のもとに看護系大学の整備が今後行われるのか、大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 看護系大学の整備というのは、今後看護職員の需要が著しくふえ、このままでは供給体制が間に合わないことを大前提にその整備計画が進められているという認識でありまして、いわゆる厚生省作成の看護職員需給見通しに基づいて計画されるものと言ってよいのでありますが、その見通しは、実……

第142回国会 文教・科学委員会 第12号(1998/04/07、17期、自由民主党)

○馳浩君 お疲れさまです。自由民主党の馳浩です。  まず冒頭に、ちょうど入学シーズンを迎えでおりますけれども、従来から懸案となっておりました高等部におきます訪問教育の実施の状況につきまして質問させていただきたいと思います。  昨年度、平成九年度におきまして試行的実施という形で認められることになりまして、ありがとうございます。昨年におきましては三十二都道府県が実施することになっておりましたが、残りの都道府県はその後どうなったのでしょうか。さらに、平成十年度、今年度での実施学校数、生徒数はどのようになりましたでしょうか。教えていただきたいと思います。

第142回国会 文教・科学委員会 第15号(1998/04/16、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳浩です。  今回の審議は、教育職員免許法の一部改正の審議でありますが、具体的検討に入る前に、教員の定数問題について大臣に質問させていただきたいと思います。  平成五年一月発表の教職員定数の在り方に関する調査研究協力者会議報告によりますと、今後の教職員配置のあり方について、「これからの教育においては、児童生徒一人一人の可能性を伸ばすことをその根底に据え、」、いわゆる生きる力の育成を主眼に「児童生徒一人一人の自己実現に役立つよう」にすべきと提言し、この報告書のキーワードでもある「個に応じた多様な教育の展開」を説いています。そして、この個に応じた多様な教育……

第142回国会 文教・科学委員会 第18号(1998/04/28、17期、自由民主党)

○馳浩君 おはようございます。自由民主党の馳です。  大臣、よろしくお願いいたします。  さて、今回の動燃の組織改革法案は、平成七年十二月の「もんじゅ」の事故と平成九年三月の東海事業所のアスファルト固化処理施設の火事を契機に提案されたものであります。しかし、これだけ国民の信頼を失墜させた動燃をなぜ存続させる必要があるのか、いっそのこと高速増殖炉の開発から撤退してしまえという強硬意見もあります。  大臣に伺います。  動燃を新しい組織として存続させる、言葉をかえれば、高速増殖炉の開発を継続させる必要性がなぜあるのか、改めてお伺いいたします。

第142回国会 文教・科学委員会 第19号(1998/04/30、17期、自由民主党)

○馳浩君 三先生、本当にお忙しい中をありがとうございます。  最後に角田先生から、政治家が科学者を指導できるようにという、非常にありがたいというか、逆に厳しい御意見をいただきました。皆さん方は大学で学生に厳しく指導しておられる立場でありましょうからこう言うのもなんなんですが、私は本当に文系の人間で素人でありますので、私にかんで含めるようにわかりやすく説明していただかないと、恐らく今回の法改正で事務所が茨城県に行くんですよ。茨城県の住民が安心してこの法改正を受け入れて、新しい組織を受け入れることができなければ意味がない法改正になると思いますので、きょう我々委員の中には茨城県出身の小林さんもいらっ……

第142回国会 文教・科学委員会 第20号(1998/05/12、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します。時間が押しておりますので、簡潔にお願いいたします。  まず、村上村長にお伺いいたしますけれども、原子力災害対策特別措置法ということに言及なさいましたが、今、我々国会議員の間でも超党派で、これはちょっと考えなきゃいけないんじゃないかということで話し合いを進めております。要は、防災安全専門官の原子力発電所とか関連施設のある自治体への常駐という問題が一つ中心になってくるのではないかと思いますが、この点に関しまして要望がありましたら、より一層詳しくお聞きしたいと思います。
【次の発言】 きょうは、政府側の方には東海事業所長の中田さんとか動燃の近藤理事長とかが来てお……

第142回国会 文教・科学委員会 第24号(1998/05/27、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩です。  大臣は参議院の行財政改革・税制特別委員会での御答弁もおありだということで、私は一問だけ質問させていただいて、その後席を外していただいて、その後は局長に答弁いただきたいと思います。  まず、今回の法律についてもいろんな指摘があるわけでありますが、子供たちの数が減っている、少子化ということが学校教育の現場においてどういう弊害というか問題があるかということを考えたら、校舎が余る、空き教室もできる、複式学級や学校統廃合、これは過疎地域での問題でありますが、あるいは教員の需要の減少、教員養成系の大学・学部のリストラ、総じて教員のリストラと言ってもいいかと思います。ある……


馳浩[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院17期)

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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1996/02/28、17期、自由民主党・自由国民会議)

○馳浩君 今、上田先生のお話を伺っていて、永野先生の話にも関連してなんですけれども、私、昨年北朝鮮に行ってまいりまして、一週間ほどですけれども、向こうの外国語大学の教授に通訳をしていただきながらピョンヤン市内を回りました。  私、非常に感じたのは、この北朝鮮という国は脅威であり、日本に対する怨念を捨て切れないでいる子供たちに対する教育体制を見たときに、安保体制の重要性というのを私自身が感じたわけであります。  例えば、ある高校に行きまして、子供たちに、あなた方の将来の夢は何ですか、目的は何ですかと言ったときに、チュチェ思想のもとに世界に我が国の体制の革命を起こす、そのために闘うことが私たちにと……

第136回国会 国際問題に関する調査会 第4号(1996/05/15、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩と申します。よろしくお願いいたします。  ただいまの永野議員の質問に関連してなんですけれども、先週五月九日の毎日新聞の朝刊に、北朝鮮から亡命をした外交官や工作員の独占インタビューが載っておりました。それをもとに少し質問させていただきます。  この時期にどうしてそういった高官が、北朝鮮でいう要人が亡命せざるを得なかったのかということで、そこから推察する北朝鮮の国内事情といったものをどう情勢として見ておられるのかということ。今までの核カードにかわって、先ほども永野議員が言われましたが、非武装地帯へ侵攻するという戦争カードを利用することによって経済的な利益を引き出そうとする……

第136回国会 国際問題に関する調査会 第5号(1996/05/22、17期、自由民主党)

○馳浩君 よろしくお願いします。  そもそも国家戦略を計画する上での情勢認識は、まず現在ある不安定要素の有無を考え、相手国の能力の変化を加味して危険の存在を確定し、その危険が相手国の意図に基づくものなら脅威と考え、さらに大義名分を持つに至り、危機、つまり顕在化した脅威となると考えるべきであると思います。重要なことは主観的恣意的要素を持つ意図、大義名分は最後に判断することであります。なぜなら、客観的判断は客観的要素の有無から判断して初めて客観性を担保し得るからです。  以上を踏まえまして、アジア太平洋地域の不安定要素を検証してみます。  まず、極東ロシア軍の情勢についてですが、近年、量的には縮小……


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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1996/12/16、17期、自由民主党)

○馳浩君 御説明ありがとうございました。  まだちょっと私が十分理解できない点もありますので、幾つか御質問申し上げますので、よろしくお願いいたします。  まず、APECのメンバーである中国や台湾をWTOに加盟させるように積極的に関与を働きかける必要性があるとおっしゃいましたが、どういうふうに具体的に日本として働きかけていかなければいけないのか。WTOに加盟させる必要性というのは我々は重々承知しているわけですが、どういうふうに具体策といいますかさせなければいけないのか。要は本音を言えばその点にあると思いますので、その点でのAPECの会議における各国の取り組み状況等の御説明をもう少し詳しくお願いい……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1997/02/12、17期、自由民主党)

○馳浩君 貴重な御意見をありがとうございました。  私は、たくさんの委員の先生方が御発言されると思いますので、お一人につき一点ずつ、教えていただきたいこと、御意見、見通し等々を質問いたします。  まず、長谷川参考人に対しては、このアジア地域の経済発展には一人一人のエネルギー消費量の増大というのはもう無視して通れない問題なわけです。そのエネルギー資源の安定的な調達とそれから大量輸送という問題は、これは安全保障の問題とも絡みまして経済発展には必要不可欠な問題であると思うんです。  その点において、環境問題とも絡んでまいりますが、石炭や石油などのCO2やNOx、SOx、そういう有害物質を排出するエネ……

第140回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1997/02/24、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩です。ちょっと経済問題に関しては門外漢ではあるんですけれども、この調査会で勉強させていただいたことを整理しながら、それから加えて私見をも述べていきたいと思います。  まず最初に、概念として私は、アジア太平洋地域の平和と安定的な発展というものを一台の車に例えたときに、そのエンジン部分こそが経済であり、前進するための車輪の部分が安全保障の体制だと思っており、そしてその燃料の部分が人権や環境や食糧やエネルギー資源や人口問題であると思っております。二十一世紀に向けて安定したスピードでこのアジア太平洋地域の平和と安定という車を発進させていくために、このエンジン部分である経済問題……

第140回国会 国際問題に関する調査会 第5号(1997/04/07、17期、自由民主党)

○馳浩君 大脇委員にひとつ報告というか私たちが実際に見てきたことを申し上げれば、基地が沖縄のやはり市街地の大半を占めている。例えば、以前ありました米軍牧港住宅跡地というところが返還をされまして、平成十一年までに段階的に再開発事業というのを今しておるわけです。まさしく本当に都市の真ん中にぽっかりと基地跡地があって、それは住宅跡地であったわけでありますけれども、そこを再開発して行政それから商業などの中心的な土地にしていこうと。  そういう意味では、沖縄の経済のまず根本的な社会資本整備、都市整備というものに対して、私たちは、そこが今まで米軍の土地であったということを考えれば、国として最大限のお金を投……

第140回国会 国際問題に関する調査会 第6号(1997/04/21、17期、自由民主党)

○馳浩君 御意見をいろいろとありがとうございました。川島局長にのみちょっと基本的な問題から伺いたいと思います。  安全保障と外交というのは、一種似て非なるものと私は思っておりますが、軍事力によって守られるべき国益というものの優先順位を、この東アジアにおいて今から伺いたいのは、アメリカ、日本、韓国、北朝鮮、中国、ロシア、この六カ国において最重要ポイントというのをどういうふうに今現在考えておられるか。その軍事力によって守られなければならない国益というものがアメリカ、日本、韓国、北朝鮮、中国、ロシアで、今現在の段階でこの最優先順位というのは何なのかという点の認識をぜひ教えていただきたい。

第140回国会 国際問題に関する調査会 第8号(1997/05/19、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩でございます。よろしくお願いいたします。  日本の経済協力のあり方についてひとつ考える、これは大きな問題点だったと思うんですけれども、我々が調査会でこうやって議論しておるさなかに、昨年の十二月来、ペルーの日本大使公邸におきまして人質事件がありました。無事、無事といいますか、武力突入によって解決したわけでありますけれども、こういうペルーにおいてテロリストが日本大使公邸に突入して人質をとったという事件の背景には、日本の経済協力のあり方に対するペルー国内の不満といったものが、一つそのはけ口として日本大使公邸がねらわれたというふうな象徴的な事件であったのではないかと思います。……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1997/10/29、17期、自由民主党)

○馳浩君 両参考人、ありがとうございます。  まず、小此木先生にお伺いいたします。  朝鮮問題は、ひとえに共和国と韓国の当事者間の問題だと思うんですね。第一義的に、我々日本としていかにそこに関与していくかということになってくると思うのですが、それを考えると非常に期待が大きいのは、十二月十八日の韓国の大統領選挙、それから来年初頭、政権確立後のトップ会談の可能性があるのか、その時点で韓国の財界もそうでしょうし金正日総書記も経済交流をまず期待しているのではないかと思われるわけです。  この点において、韓国の大統領選挙の行方、最近の報道では金大中氏が有利とも言われておりますけれども、この行方は、南北の……

第141回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号(1997/10/27、17期、自由民主党)

○馳浩君 異議があります。  この前は議論をしている途中で話が終わったのであって、もうちょっと運営のあり方について詰めていただかないと、例えば十二月中に何か一つの方向性を出すのか、あるいは、通常国会に継続してこの小委員会は続くわけでありますから、来年の五月か六月ぐらいを目途にして出していくのかというタイムラグが、私たちもお互いにわかっていないと議論のしようがないというのが一点。  それから、この時期に小委員会を設置することの意味を考えたらおのずと議論の方向性も定まっていくのかもしれませんが、その点、この前の議論では途中で終わったので委員の皆さん方とのすり合わせができていない。  それから、やっ……

第141回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号(1997/10/31、17期、自由民主党)

○馳浩君 日本のまず全体的な話をして、ODAのあり方が、戦略的な意味も込めて、戦後補償の意味も込めてアジア地域に非常に目が向いていたと。今後の課題として私はアフリカ地域に対する案件もそれから支援も充実していくべきだと思っておりますが、そのアフリカ地域に対してどのように今現在なっておるのかというふうなことは恐らく非常に手が薄いと思いますので、その点ちょっと充実させる方向をまず考えていかなければいけないんじゃないかと思います。  それから、ODA大綱を改めて見ておりまして思いますことは、実際に、例えば「原則」にあります環境と開発の両立ということになりますと、アセスのあり方が問題になります。アセスの……

第141回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第3号(1997/11/10、17期、自由民主党)

○馳浩君 私は、山本委員のように専門的に携わっていたわけではないので、いろいろ御質問したいんです。  まず大島局長に、国別、地域別の援助計画を立てて、我々の税金あるいは財投で出ている資金を今後活用していただくためにも、在外公館の情報収集のあり方に対する批判がちょっと多いわけですね。あるいは、現地スタッフの意見、活動が案件の発掘や実施に有効に反映されていないのではないかという批判が多いわけですけれども、この点について、実態であるとかあるいは御意見があったらお願いいたします。  とりわけ、JICAの所長などは二年か三年ぐらいで現地を交代いたしますね。本当にこういうふうな人事のあり方でいいのかという……

第141回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第4号(1997/11/17、17期、自由民主党)

○馳浩君 両参考人、どうもありがとうございます。  簡潔にということですので、まず、資料を拝見いたしますと杉山参考人は例のハイジャック事件のときに大変な肉体的、精神的なダメージを受けられたということですが、もうお元気なのでしょうか。
【次の発言】 ということで、心配しますのは、専門員、調査員、青年海外協力隊員などが派遣される国は政情不安であったり生活水準が著しく厳しいからこそ派遣されるわけですが、彼らの現地における生活の安全性について非常に心配しております。一説によりますれば、派遣される人の三%ぐらいの割合で事故、犯罪等に遭って、命を落とす人も少なくないと聞いておりますが、それに対してJICA……

第141回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第5号(1997/11/21、17期、自由民主党)

○馳浩君 ODAと国会のかかわり方という面では、私は、いろんな講演会を通じてODAの話をしても国民の皆さんの関心が非常に薄いということと、我々が今回の予算削減で国際機関からいろんな悲鳴をお聞きするに当たって切実に感じているのとは、一般国民の認識の違いに非常に差があるということを逆に懸念しております。基本法の内容については非常に議論のあるところなのですが、まず国会みずからが法をもってチェックを図ることができるようなシステムはぜひつくるべきであるという考えを私は持っております。  中川参考人が来られたときに、外交的なプレッシャーを外務省にかけることによって、中国問題等々も我々与党の方でも厳しく言っ……

第141回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第6号(1997/12/01、17期、自由民主党)

○馳浩君 聞きたいことは山本委員と大筋では同じなんですが、私は、根本的に最初からぜひ基本法を制定してという論者です。  まず、どういった内容の基本法なら外務省がリードしておつくりになることができるか、これを端的に大島局長にお伺いしたいと思います。  諸外国、特にアメリカの援助法というのは手足を縛るもので、ああいった内容ならばもちろんつくる必要は全くないのでありますが、日本型の援助基本法というもののつくり方はあると思うんですね。私は、実は議員になった当初、一番最初に非常に感動したのは、議員立法で科学技術基本法ができましたが、それに基づいて非常に機動的に党も政府も予算づけとか政策についてなされてい……

第141回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第7号(1997/12/05、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩であります。  こうやって週一回皆さん方と意見交換をさせていただき、それから参考人の皆さんにもいろいろと現場の御苦労等をお聞かせいただきまして、大変勉強になりました。私も議員になる前は、ODAというのは、日本が経済大国でありお金が余っているならば途上国に対して支援するのはいいことだなと、非常に表面的な見方しかできなかった日本人の一員であるということを改めて非常に深く恥ずかしく思いまして、そういう観点からも、今、小委員長の申されたような四点についての私自身の意見といいますか考えをまずは申し上げさせていただきたいと思います。  この理念というものは非常に整理されていて、こ……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1998/02/25、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳と申します。先輩方を差しおいて先に申しわけありません。  まず、専修大学の岡部先生に一つだけ、聞きづらい話でもあるんですがお聞きいたします。  普天間基地の機能の移転問題は、各党におきましてもちょっと手詰まり感を持っているというのが正直なところでありますが、ここで普天間基地の機能の県外移設の議論というものの必要性が少しは出てくるのではないかという気持ちを持っておりますが、その点について御意見があれば伺いたいと思います。  ちなみに、私も専修大学出身でありまして、国際政治に明るい学生たちをより一層育成していただきますように御期待を申し上げます。  二点目は、小島参考人に。……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第4号(1998/03/11、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳です。よろしくお願いいたします。  今回のアジア太平洋地域の安定と日本の役割を論じるためには、一連の東アジアの経済危機の原因、内容を正確に把握する必要があります。とりわけ、その発端となったタイの経済危機を理解することが必要であると思います。  ポイントは、東アジアに投資をする際に為替リスクを解消させ、域内の経済成長の恩恵そのままを受け取らせることになったドル・ペッグ制のマイナス面が顕在化したことであります。  すなわち、アメリカ経済の回復に伴い、円安ドル高、マルク安ドル高が発生。この状況は、とりもなおさずドル・ペッグ制のもとでは東アジアの製品価格を上昇させ、ひいては輸出……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第5号(1998/04/15、17期、自由民主党)

○馳浩君 自由民主党の馳浩です。  私もこの小委員会の一員としてずっと議論に参加させていただいてまいりまして、この提言がまとめられたということは大変画期的ですばらしいことだと思います。  けさ、会館へ参りまして日本経済新聞を読んでおりましたら、今般の経済対策で八百億円にわたるODA予算が積み増しされるであろうという記事が載っておりました。それは、今年度予算でODA予算が一〇%も削減されたという現状においては八百億円の積み増しというのはまあまあすばらしいことなのかなと、喜ぶべきと思いながらも、私は、今回の議論を続けてきて、こういうことであってはいけないのではないかなという気持ちも持ちました。  ……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号(1998/02/27、17期、自由民主党)

○馳浩君 大島局長に三点と杉下さんに二点、お伺いいたしたいと思います。  まず、その前に。私はほぼ毎月、大島局長どこうやってひざ詰めのような形でODAに関して議論をさせていただいている。私たち国会議員が担当の局長と毎月こうして議論できるということがまず非常に意義のあることであり、いつかはこの小委員会としての報告が出されるんですが、継続してこういう形で議論ができることを望みますし、もしかしたら私たちのこういった議論が心理的なプレッシャーとして大島局長に届いているとしたら、より喜ばしいことだと思っております。  その上で、ちょっと細かいことになって非常に申しわけありませんが、まず、ミャンマーへOD……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号(1998/03/09、17期、自由民主党)

○馳浩君 私は、いつも言っておるとおりに、ODA基本法の制定に向けては、以前の基本法の中身ではなく、理念法、原理原則法として制定する必要性があるというふうに認識を深めました、今回のこの小委員会の議論を通じまして。  中身について細かく言えば、事業結果の国会報告、この点を強調することによって、我々政治家がODAに関与することの重要性、これを国民に知らせるということの重要性を法をもって担保するということの方向を目指すということでは、私は一致点が見出せていくのではないかなという考えでおります。  それから、理念のところでありますが、地雷禁止条約、日本も参加しておりますけれども、この地雷の点が理念の中……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第3号(1998/03/16、17期、自由民主党)

○馳浩君 調査室にまとめていただいた「基本法案の骨子のたたき台」については、これまでの議論をおまとめていただいて、非常によくできたと言うとあれですけれども、まとまっているというふうに思います。  ただし、「小委員の主な意見」のところで一点私が申し上げたい点は、ODA予算が今回削減される中で、量より質というふうな言い方に基づいて議論が深まってきたところもありますが、根本的に質が改められていくのは、そしてそれをチェックしていくのは私たちの務めでありますが、当然のことであります。むしろ量を今後ともより一層確保する、そのためのバックボーンとしての基本法案の必要性の中に、量をしっかりとこれからも確保して……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第4号(1998/04/08、17期、自由民主党)

○馳浩君 私も半年以上こうやってODA問題にかかわらせていただきまして、その間、残念だったのは、こういう小委員会の議論がもうちょっとマスコミ等々に取り上げられて、せっかく国民の関心を引きつけるような議論をしているはずなのに、それが外へ伝わらないというのが非常に残念でありましたというところです。  ただし、これが本調査会の方に上がりまして公になるという段階になりましたら、今財革法の問題等々もありまして国内向けの議論は多くありますけれども、国会におきましてこういう国際貢献の議論がしっかりなされているんだと、その方向性がまとめられているんだということがもうちょっと発信されますように願っております。 ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

馳浩[参]在籍期 : |17期|-18期
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