このページでは日出英輔参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○日出英輔君 自由民主党の日出でございます。 金融問題、難しくて一般の国民にはなかなかわかりにくいという感があるわけでございますが、私も参議院議員になる前に一年半ほど政府系の金融機関におりまして少しだけかじったのでございますが、この場に臨ませていただきまして、こんなに金融問題が難しいのか、あるいは国民にとってわかりにくくなっているのかという思いがございます。若干、私のような立場の人間がたくさんおると思いますので、きょうは大蔵大臣、経企庁長官、あるいは与党の実務者の方々にぜひとも御見解を承りたいというふうに思っている次第でございます。 最初に、私は従来、この金融問題につきまして、いわゆる貸し……
○日出英輔君 それでは、質問をさせていただきます。 まず初めに、この法案の動機となりました民間金融機関の貸し渋りの実態を伺いましてから、法案の中に入ってまいりたいと思っております。 貸し渋り対策という形で緊急経済対策に盛り込まれております。世間では貸しはがしとか大分激しい言葉もだんだん出ているわけでありますが、どうも実態がいまいちよくわからない、そういうような感じがいたしております。大変激しい言葉で言われている方もおりますし、少し曙光が差しているんではないかというようなことを言われる方もおります。 金融監督庁に伺いたいと思いますが、今実態は一体どうなっているのか、これをできますれば民間金……
○日出英輔君 自民党の日出でございます。 きょうは先輩議員の御配慮でこの委員会で質問できますことを大変ありがたく思っております。 この委員会での同僚議員のお話を時々伺っておりますが、党派を超えて今回のような中央省庁の再編が実現できたことについて驚きの発言をされておられます。私も実は全く同様の考えを持っておるわけでございます。 そこで、きょうは中央省庁再編関係を中心に幾つか政府側の考え方をただしたいと思っております。野田大臣には申しわけございませんが、中央省庁の問題はあすの地方自治体の問題でもございます。また、ある意味で地方自治体の画一性とか硬直性というのはやはり中央政府の方のそういった硬……
○日出英輔君 私は、時間が余りありませんが、要点を絞って大蔵大臣と事務当局の方に御質問申し上げます。 一つは、先ほど金田委員もお話になっていましたが、ことしの個人所得課税の問題でございます。 私も確定申告をこの数年やっておりまして、あれによってどうやら税の構造というのがわかってきたというような情けない状況なのですが、一般のサラリーマンといいますか給与所得者は大体同じような状況だろうというふうに思います。 今ずっと減税の話、税額、税率控除その他の話を伺っておりまして、私今の税制の論議にやはり大きな危惧を覚えるわけであります。といいますのは、例えば国際比較一つとりましても、先ほど大蔵大臣がお……
○日出英輔君 本法案につきまして一通り勉強させていただきましたが、なかなか奥が深いという感じがいたしております。一定規模以上のノンバンクに多様な資金調達の道を開くということで、本法案につきましては私は賛成でございますし、また外資といいますかグローバル企業との競争というものが始まっておりますので、言ってみますれば本法案の制定につきましてはむしろ遅いぐらいだという評価もあるんだろうと思います。 ただ、本法案につきまして外部からいろいろ問題があるという話も一部聞くものでございますから、その部分についてだけ幾つか政府の考え方をただしておきたいというふうに思うわけでございます。 第一番目に、本法案の……
○日出英輔君 自由民主党の日出でございます。 きょうは、四人の参考人の方には大変いいお話を伺ったわけでございますが、限りある時間でございますので、早速伺いたいことを申し上げたいと思います。 まず、富田参考人に伺いたいと思っております。 富田参考人の書かれました幾つかを読ませていただいたわけでございますが、その中に財投ブラックホール論批判というようなものがあったように思います。私も、実は特殊法人の整理合理化の過程で、ある政府系の金融機関に在籍をしておりましたときの話でございますので、大変身近な気持ちで伺ったわけでございます。 どうも私の感じは、富田参考人が書かれている御趣旨と合っているの……
○日出英輔君 自民党の日出でございます。 商工ローンの問題が世上を大変騒がせているといいますか、国民の大部分が非常に関心を持っている中で、今回、出資法、貸金業法あるいは利息制限法につきまして、大変短い間に提案者の皆様方がまとめていただいたことにつきまして敬意を表するわけであります。五十八年の貸金業規制法の経緯を見てみましたら、四、五年かかって大変いろんな議論の中でなさったということがございました。これを考えますと、今回の短い期間での取りまとめ、本当に御苦労さまでございます。 多くの国民の関心が集まっておりますので、与党でございますが、二、三重要なことにつきまして伺いたいと思っております。 ……
○日出英輔君 宮澤大臣、本当にお疲れさまでございます。 この一週間、二週間、大蔵大臣のお話を伺わない日はないぐらいでございますし、きょうは午前中も実は伺っておりまして、林政務次官あるいは谷垣大臣には余りあれでございましょうけれども、ひとつもう少し時間をおかしいただきたいと思います。 表示はああいう形になっておりますので、後ろの方から大分冷たいまなざしで見られるのではないかと思いましたら、時間表示がああいう形でございましたので、安心をしてあの時間でやらせていただきます。 私は、この問題につきまして衆議院の方の議事録を読ませていただいたのでございますが、実はかなりの大部でございまして、二日間……
○日出英輔君 せっかくの機会をいただきましたので、玉沢農林大臣と金田政務次官に一問ずつ御質問をさせていただきたいと思います。 初めに、先ほど大脇先生もお話しになっておりましたが、二十一世紀の農協のあり方という点につきまして、農林大臣のお考えを伺いたいわけでございます。 といいますのは、きょう議論しております農協貯金保険法が預金保険法と別の世界で必要なのは、これは多分私の理解によりますればですが、農協というのが信用事業だけではなくて、販売事業でありますとか購買事業でありますとか、共済、福利厚生、いろんな事業、総合事業をしておるという中での、この農協というもののあり方を預金保険制度の中で位置づ……
○日出英輔君 自民党の日出でございます。 きょうは予定が二十分でございますので、尊敬する谷垣委員長にはちょっと申しわけございませんけれども別な機会ということにさせていただきまして、当代随一の財政通の宮澤大蔵大臣に、大変素朴な質問でございますけれども、現下の国民が関心を持っている事項につきまして伺いたいと思っておるわけでございます。 今、国民の最大の関心事は、平成十二年度予算で予定しております公債発行額三十二兆六千億によります年度末の公債残高三百六十四兆円、あるいは国、地方の長期債務残高六百四十五兆円の処理の問題だと思っております。なかなかに大変な話だと思っております。また、大蔵省の財政の中……
○日出英輔君 自民党の日出でございます。 私は、昨年も金田理事の後、関連質問で税の質問をさせていただいております。ことしは実は質問をする予定ではなかったようでございましたが、急遽登板をすることになりましたものですから、若干勉強不足が目立つかと思いますが、御容赦いただきたいと思っております。 先ほど寺崎先生のお話を承っておりまして、大変しっかり勉強されて伺っておりまして、おまえは少し居眠りをしていたんじゃないかと言われますと困るのでありますが、大変いいお話を伺ったわけでございます。私はなかなかそういうわけにはまいりませんで、何か縁台将棋に永世名人と八段格の方をお呼びして質問するような形になり……
○日出英輔君 若干の時間をおかりしまして、本日質疑の三法案のうちの金融商品販売法案と証取法等の一部改正、この二つにつきまして少々質疑をいたしたいというふうに思います。 今、衆議院の方では消費者契約法案も審議しているというふうに聞いておりまして、こういった商品なりサービスについての紛争を回避する手段、これが金融商品販売法案と一緒に議論されていることは大変意義深いことだというふうに思っております。 この法案は、いつも紛争が起こりやすい入り口段階で販売業者の説明義務を明確にするとか、説明義務違反に対する損害賠償責任を明確にするとか、あるいは販売業者の自主的努力、これが一番大事だと思いますが、自主……
○日出英輔君 自民党の日出でございます。 私は比例の方でございますので、殊さらに今回のこの法改正につきましては関心を持っている一人でございます。 きょう、この参考人質疑、限られた時間でございますので、なるべく質問の方は短く私もしたいと思っておるのでございますが、まず清水参考人に伺いたいと思います。 大変率直なお話を伺ったわけでございますが、事務局の方からいただきました清水先生の冊子を読ませていただきましたときに、先ほどお話しになりました、比例代表制に反対で三百名を十ないし十一に分けた大選挙区でというふうにお話しになったように思いましたけれども、いただきました前の資料では、百五十二人につい……
○日出英輔君 自由民主党の日出でございます。 当委員会、私は全くの初めてでございますし、労働問題につきましては全くの素人でございます。それに引きかえまして、きょうおいでの与党、野党の先生方はそれぞれの専門というふうに伺っておりまして、素人でちょっと恐縮でございますが三十分ほどおつき合いをいただきたいと思っております。 また、こんなところでこういうことを申し上げていいかどうかわかりませんが、先般、理事会で長谷川先生から、やっぱり全会一致の法案でも逐条審議をするぐらいしっかり審議すべきであるということを言われましたので、夕べ一生懸命勉強してみましたがとても歯が立ちませんので、素人論で恐縮でござ……
○日出英輔君 自由民主党の日出でございます。 委嘱審査ということでございますが、少し幅広く質問をさせていただきたいと思っております。前もって通告いたしました質問の要旨、順序を若干変えて御質問をさせていただきたいと思います。 最初に、国債の発行関係につきまして伺いたいと思っております。 十三年度の国債の発行予定額は、新規の分で二十八兆、借換債で約六十兆、財政融資特会で十兆、合計で九十八兆でありますし、また、財投改革の経過措置ということで、これも入れますと百三十二兆に上るというふうに承知をいたしておりますが、これだけの大量の発行を円滑にやっていくということは大変国家的な、大変重要なことだろう……
○日出英輔君 自由民主党の日出でございます。 財務大臣、午前中に引き続き御苦労さまでございます。なるべく財務大臣でない方に御質問しようと思ってはおるんですが、なかなかそうもまいりませんで、失礼いたします。 きょうは、質問通告をしておる順序を少し変えまして、最初に、税理士法の改正案の前に、去年の十一月に税務行政に対しまして行政監察が行われ、勧告が行われておりますね。この件について先に御質問申し上げます。 かなり膨大な冊子が出ておりまして、私も一応さらさらっと目を通したのでありますが、なかなかに全貌をつかむことができませんでしたが、書いている中身に、納税者との間の質疑応答の内容が公表されてい……
○日出英輔君 おはようございます。 十九日には日本銀行の政策委員会・金融決定会合がありまして量的緩和を進めるという話がありましたので、それを伺おうと最初は思ったのでございますが、ちょっと私は時間がなかったものでございますから、きょうは短時間でございますけれども、今全国で非常に問題になっておりますセーフガードの発動問題につきまして関係大臣の御意見を伺いたいわけでございます。 今、地方自治法の九十九条の意見書が市町村で千四百、都道府県で三十五というふうに聞いていますが、これはまたふえるようであります。したがいまして、全国的に、これは今農林水産物の関係で申し上げたわけでありますが、一方で、御案内……
○日出英輔君 自由民主党の日出英輔でございます。 わずかな時間でございますが、きょうは地方交付税の削減問題に絞りましてちょっとお話を伺いたいと思っております。 ちょうど十日前の二十一日でございましたか、ここにおいでの円より子委員が小泉総理に地方への支出削減の答弁を受けた後、私のところにも市町村長からいろんなお話がございましたが、いわば周章ろうばいといったような感じもございます。きょうの新聞でも各紙はいろんな言い方をしておりまして、地方交付税の削減であるとか制度の見直しだとか制度をやめてしまうとか、いろいろございます。 片山総務大臣に伺いたいのでございますが、御見解をまず冒頭伺いたいと思い……
○日出英輔君 せっかくでございますから、厚生省の方に御質問させていただきます。 このパンフレットの中の、例えば合計特殊出生率あるいは未婚率、これは都道府県別の数字があるのではないかと思うんですが、この合計特殊出生率なり未婚率を全国一本だけで議論をしておりますと、どこでもあるような、あるいはどこでもないような、そういう話になってしまいます。後で委員長、ぜひともこの合計特殊出生率と未婚率について、あれば都道府県別の数字について、手に入るようにお手配を願いたいと思います。 県別にあるいは地域別に見た場合にどういう特徴があるのか、もし手持ちに資料がありましたら御説明をいただきたいと思います。
○日出英輔君 昨年七月に当選しまして、この調査会に置かせていただいております自民党の日出でございます。 私は、実はこの調査会を積極的に選んできたわけでございます。といいますのは、少子化の問題を勉強するというふうなことを聞いたからでございます。会長や理事の方々がいろいろ御工夫をされて、私どもが通常伺ったことのないかなり幅広いお話も伺えたということで、個人的にも大変な収穫があったように思うわけでございます。 きょう、この中間報告書骨子案を見せていただいたわけでございますが、ただ私は、この六回のいろんな参考人の方々の全体的なお話を伺ったときに、少子化について、一体どうしてこういう少子化が起きてい……
○日出英輔君 あらかじめ御配付いただきました調査報告案につきまして、少し読ませていただきました。前回私が発言いたしましたのは、少子化対策について、これを何とかして変えていこう、今の少子化の傾向を変えていこうということをしっかりと踏まえた調査書とすべきだということを意見として申し上げましたが、この調査報告書はところどころ非常にあいまいな点がございます。むしろ、この少子化を是認して、これを前提にしてどういうふうに物事を考えるかというふうにとれる部分がたくさんございます。 今、政府も含めいろんなところで、千年たちますと我が国の人口がゼロに近いとか、こういうことを言われているときに、政治の世界でこの……
○日出英輔君 神野公述人、小野公述人には大変歯切れのいいお話を伺い、また大変貴重な御意見を伺いましたので、私もそのことについて十分理解しているかどうかわかりませんが、二、三御質問をさせていただきたいと思います。 まず、神野公述人に伺いたいと思っておりますが、私も二、三、神野先生の日経新聞の「経済教室」なども読ませていただきましたが、地方分権ということから説き起こしている。もう少し言えば、きょうお話しのはもう少し大きな構造改革の必要性からお考えになっているのだろうと思いますが、先ほどの話で結論的に地方分権の方でおっしゃいましたのは、税源の移譲を含む抜本的な改革の必要性をお話しになったと思うんで……
○日出英輔君 自民党の日出でございます。 私、昨年もちょっと申し上げたんでありますが、この国民生活・経済調査会で実は大変少子化の勉強をしているということがありましたので、一昨年からこの調査会に籍を置かせていただきまして勉強させていただいております。やっぱりいろんな議論を政府からも有識者の方からも伺うんですが、全体像がぼけておりまして、一体この少子化という問題をどういうふうにとらえたらいいのかということについて、伺えば伺うほど実は混迷をしてくるわけであります。 多分、その混迷の原因は二つあると思っております。一つは、少子化対策あるいは少子化への対応というのは、少子化を是正するとか克服するとか……
○日出英輔君 自由民主党の日出でございます。 きょうはお二人の参考人から大変有意義なお話を伺いました。ありがとうございました。 若干、御質問をいたしたいわけであります。 まず最初に、成瀬さんに伺いたいのでございますが、ちょっと表現がもし荒々しく聞こえたらお許しいただきたいのでございますが、少子化問題についての提言なり成瀬さんのお書きになりましたレジュメは、私はそのとおりだと思っておりますが、ただ、日経連としてのお立場ということからすると、少し物足りないというとなんでございますけれども、そういう感じが少しするわけであります。ちょっと言葉を選ばずに申し上げているわけでありますが、私は何か一般……
○日出英輔君 これまでの調査会での参考人のいろんなお話も大変ためになったといいますか、通常聞いていないことを、聞けなかったことのお話を伺ったり、あるいはきょうの各議員の方々のお話、大変まとまった形で、いいお話を伺ったわけでございますが、なおかつ私はやっぱり隔靴掻痒の感があるということで一言実は申し上げたいわけでございます。 少子化への対応というのは、今の労働あるいは教育問題、経済問題、その他、少子高齢化が背景になっていないものはないぐらい実はあらゆる問題に影響しているし、そういう意味では、この問題の幅広さあるいは深さという問題はあると思うんですが、私は、ただそれをこの調査会で全部やるといいま……
○日出英輔君 自由民主党の日出でございます。 私も、今、西山先生が二番目にお聞きになりました資料編の中の六ページの点について岩手の関山さんに伺いたいというふうに思っておったわけです。 今、沢内村の話としてお話しになりましたが、一般的に見ますと、どちらかといいますと、農村部といいますか都市でない方で合計特殊出生率が高くて、都市部が低くなっております。今の関山さんのお話で言いますと、沢内村で御説明になったことが、ほかの例えば山形とか田野畑とかずっとありますが、出生率が高いところでも同じように、ある意味で未婚者が少なくて既婚者だけ残っているということで高くなっているというふうにお話しになっている……
○日出英輔君 自由民主党の日出でございます。 両参考人に大変貴重なお話を伺いました。特に、河野参考人には中高年の心得みたいなお話もちょっと触れられまして、大変参考になった次第でございます。 この調査会は三年目を迎えまして、今、テーマでいいますと、一つは少子化というのをどう考えるか、もう少し言えば、私は少子化をどう克服していくかという課題があるんだというふうに自己流で解釈をしているわけでありますが、一方でもう一つは、少子化、少子高齢化を前提としてといいますか、その中で生涯能力発揮社会をどう形成していくかという二つのテーマをどういうふうに関係づけながら議論していくのか、私自身が迷っているからよ……
○日出英輔君 自由民主党の日出でございます。 きょうは副大臣、政務官御苦労さまでございます。 この調査会では、三年目になりますが、少子化の問題と、それから少子化の中での生涯能力発揮社会の形成というテーマを三年にわたって勉強しているわけでございまして、私もこの調査会に出席をさせていただきまして、大いに勉強させていただいているわけであります。実は、昨年も政府への質問ということで質問させていただいたわけでありますが、私は、ちょっとこの少子化の問題に少しテーマを絞って申し上げますが、やや不満といいますか、非常に問題が多岐にわたるだけに何を焦点にしてこの議論をするのかということについていささかの疑問……
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