このページでは藤井俊男参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○藤井俊男君 私は、民主党・新緑風会を代表しまして、ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案について質問いたします。 本題に入る前に、全国の自治体にとって緊急の課題になっている焼却炉のダイオキシン問題について伺います。 私の地元でもある埼玉県所沢市で起きた一連の事態は、皆さん御承知のことと思います。ダイオキシン汚染を報じたテレビ報道がきっかけとなり、ホウレンソウの取引が一時停止され、生産農家に甚大な被害を与えました。報道の仕方に問題があったことは事実ですが、もとをただせばダイオキシン問題への行政の対応が鈍かったことが今回の事態を招いたと言わざるを得ません。所沢市は産業廃棄物処……
○藤井俊男君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま提出されました住民基本台帳法の一部を改正する法律案を議院の会議において直ちに審議することの動議に対し、反対の討論を行うものであります。 まず、自自公三党の強引な議決により、地方行政・警察委員長に対し中間報告を強要し、委員会の審議権を著しく侵害する行為について、強く抗議するものであります。(拍手) さて、本法律案につきましては、その内容の国民生活に与える影響の大きさ及び国民総背番号制に対する国民の懸念にかんがみ、我が民主党は、かねてから拙速を避け、慎重審議を求めてまいりました。 こうした観点から、六月二十八日の本会議における趣旨説明、……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。 私どもは宮城県、愛知県に地方公聴会に伺いましたが、それぞれ公述人から陳情、要望、苦情等がなされまして、改めて私どもの行政監視委員会の公聴会の意義を強く感じたところでございます。まさに国政に対する納税者の方々あるいは市民の方々の生の声を承り、私たちはこの国民の声を省庁の縦割り行政の壁を越えて国政に反映していかなければならないと強く感じたところでございます。また、参加した公述人からもこの参議院のすばらしい取り組みをもっともっとPRしてほしいと求められたところでございます。 いずれにいたしましても、公聴会の意義については各地区で行うべきであ……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。私に与えられた時間は十分ということでございますが、時間が限られておりますので、私は端的に三点ほど一括して質問をさせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 まさに今回の災害を視察の中から私は目の当たりにしまして、その自然災害の大きさに驚いておるところでございます。災害は忘れたころにやってくる、備えあれば憂いなしということわざがあります。そこで、今回災害に対する情報伝達システムについて万全であったのかどうか疑問を感じております。 今回の災害で情報伝達のおくれが被害を大きくしたと考えられます。地元の新聞報道によると、栃木県……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。参考人の先生方、早朝から大変御苦労さまでございます。御礼を申し上げます。 それでは、順に質問をさせていただきたいと思います。 まず、林野事業の関係で大内参考人にお聞かせを賜りたいと思っております。 今回の林野事業三法案につきましては、林政審議会答申等を踏まえまして提案されておるところでありますけれども、国有林野事業が危機的な財政状況であるという中で経営改善が求められているところであります。一方で、私は国有林野事業の実態を踏まえた論議が求められていると思います。すなわち、国有林野の有する公益的機能の維持増進に支障が生ずるのではないかとい……
○藤井俊男君 民主党の藤井俊男でございます。 今回のこの法律、議員立法ということで提案をされているところでございます。臨時国会も年の瀬になりまして非常に慌ただしい日程になっております。議員立法ということで質疑抜きということもあろうと思いますが、私は、自主的な市町村合併を推進することは、今地方の時代、地方分権が叫ばれている中で最も重要な課題だろうと思います。私は基本的に賛成の立場でありますが、市町村合併についてはこれを機にもう一度確認していく必要があると思います。 そこで、提案者に質問をさせていただきますが、今回の議員立法を提出された趣旨、背景をお尋ねしたいと思います。特に人口要件、基本は五……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。 私は、民主党・新緑風会を代表して、地方交付税法等の一部を改正する法律案に対し反対の立場から討論を行います。 討論に先立ち我が会派は、地方交付税の総額を早急に確保し、自治体の運営に支障を来さないようにすべきであると考えていることを強調しておきたいと思います。 反対する理由の第一は、本案のもとになっている平成十年度第三次補正予算そのものに賛成できないことであります。現在の経済情勢を考えれば、一刻も早く減税を実施すべきですが、政府はこれを通常国会に先送りしております。これでは景気刺激策として十分な効果は期待できないものであります。 公共……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。江田先生から引き継いだ時間が非常にいい時間を与えられまして、私は世に出るという位置づけで、限られた時間でございますけれども質問をいたしてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 まず、この分権一括法案は住民の福祉改善にどのように役立つかという点であります。この法律では、地方公共団体の役割を住民の福祉の向上を図ると位置づけております。しかし、御説明、御答弁を伺っていてもいま一つどのように住民の福祉が改善されるものかわからない。この法律の一般市民へのアピールポイントは何なのでしょうか。 例えば、現在住民の最大の関心事は雇用対策でしょ……
○藤井俊男君 公述人の方々、大変御苦労さまでございます。 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。 ただいま貴重な御意見を承って、私は皆さん方の意見を聞く中で、国政の場におきまして反映をしてまいりたいと思っております。ひとつよろしくお願いを申し上げます。 まず、岡崎知事さんにお伺いしたいと思うんです。 地方と対等の立場に立ってこれまで独自に、平成八年から県あるいは市に向けて推進協議会をつくり、そしてまた職員の方々等にも諮って、財政も厳しい状況の中でいろいろ順次実施に向けて取り組んできたということでありますが、お聞きしますと、これまでの移行の実施が七十二項目で五百九十三事務に及んだと。こ……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。 私は、民主党・新緑風会を代表して、地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案に賛成し、共産党提出の修正案に反対する立場で討論を行います。 民主党・新緑風会は、政府提出の地方分権一括法案について、これまで長い間我が国の中央集権型行政システムの象徴となってきた機関委任事務を廃止し、これらの事務のほとんどを自治体の事務と位置づけたこと、国と地方自治体の関係を対等、協力関係と位置づけ、自治体の事務についての国の包括的な指揮監督権限を廃止し、事務区分に応じた国の関与のあり方を地方自治法に一般ルールとして規定したこと、国の関与につい……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。 私は、限られた時間ですので、一つに絞りまして、災害発生時の近隣都民問題について伺います。 月日のたつのは早いもの、阪神・淡路大震災発生からはや四年が経過しました。被災者に対しまして改めまして哀悼の意を表したいと思います。 この教訓を生かすことが大切だ、私はこれまで地方議会の場で訴えてまいりました。問題は、首都圏で大震災が発生した場合の行政区域の異なる近隣県への対応であります。 私は埼玉に住んでおります。よく埼玉都民ということが言われておりますが、東京に通勤通学している埼玉県民は一日百三十万人と言われております。私も毎日電車に乗って……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。 私は、限られた時間におきまして順次質問をいたしてまいりますので、よろしくお願いいたします。 まず、警察官の増員につきましてお伺いをしてまいりたいと思います。 日ごろ、警察官におきましては、国民の生命そしてまた財産を守るために御尽力をいただきまして感謝を申し上げる次第でございます。先ほど釜本委員からも警察関係の点につきまして犯罪等々含めまして質問がなされておりますけれども、非常に昨今、人口の増加そして都市化の進展、社会情勢の変化を反映して警察事象は量的に増加しているのではないでしょうか。質的にも凶悪化あるいは広域化しているものと思われ……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。 地方税法三法につきましては多くの議員さんから質疑がなされておるところでございまして、一部重複をすると思いますけれども、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 二十一世紀を目前にしまして、日本の将来を考えるとき、私は常に政治の原点に立ち返り、政治家に課せられた責任、私自身に託された国民の切実な思いを思い返すわけであります。すなわち、私たち政治家に求められることは、何といっても自由で国民が安心して暮らせる社会、安心して暮らせる日本を確立することだと思います。 地方自治体は、セーフティーネットのサービスの担い手として重要な役割を期待されて……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。限られた時間でございますが、私が一番持ち時間が多いようですが、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 関東管区警察局が東京から私の住んでおります埼玉県大宮市に移転されることで、私はまさに力強く思っております。ただいま着々と工事が進められ、その威容を誇っており、埼玉に国の十省庁十七の行政機関とマッチした都市が誕生するものと大いに期待をいたしているところでございます。 国の機関の一極集中是正を目的とし、多極分散型国づくりの一環のものと伺っておりますが、警察行政を担当する最高責任者であります国家公安委員長、自治大臣として、この機関の移転に伴う……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。 七月八日に住民基本台帳法の一部を改正する法律案が提案されまして、これまで質疑等も行ってまいりましたけれども、我が党といたしましては、重要法案とこの法案を位置づけておりまして、部会等でもたび重なる議論をしてまいったところでございます。そういった中で、一昨日は参考人の質疑をいただきまして、また、委員会でこの質疑に入る前に、七月十五日でございますけれども、早速静岡県の豊田町や、あるいは浜松市等を視察させていただきまして、まさに委員長と理事さんや関係の皆様方に、これまでのお取り組みには感謝を申し上げたいと思っております。 私は、やっぱり百聞は……
○藤井俊男君 おはようございます。民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。 日ごろ、地元の皆さんには大変お世話になっております。また、本日は地元大宮市におきまして地方公聴会が開催できますことを私は非常にうれしく思っております。 ただいま公述人の方々から貴重な御意見を賜りまして、大変ありがとうございました。限られた時間ですが、何点か公述人の方々に質問させていただきたいと思っております。 今国会もこの八月の十三日が最終日になっておりまして、法案処理も大詰めになってまいっております。この住民基本台帳改正法案も七月八日でございますけれども参議院に提案されまして、これまで審議を重ねまして、そして静……
○藤井俊男君 若干変則的な質問時間帯になっておりますが、冒頭、総務庁長官、就任おめでとうございます。どうもいつも御厄介になっています。 きょうは、後ほど締めくくり総括で質問をさせていただきますが、ただいまは農林水産省、国土交通省関係についてでありますが、私は主として農林水産省関係について質問をさせていただきたいと思っております。 農林水産関係の主務大臣は農林水産大臣ですね。主務省は農林水産省、このうちの主務省令は農林水産省令になることと思っております。通則法に基づきまして独立行政法人化をされたことでありますが、農林水産省関係は二十六事務事業、十七法人でございまして、今回の五十九法人化とした……
○藤井俊男君 おはようございます。 国会の会期も明後日までとなりまして、慌ただしい日々を迎えております。行革税制特別委員会に付託されました独立行政法人の法案もいよいよ本日締めくくり総括ということになりました。 そこで、独立行政法人制度についてはこれまで衆参においてさまざまな議論がされてきましたが、今でもなぜそれが中央省庁の再編とスリム化のために必要なのかよくわからないというのがほとんどの議員の認識ではないかと私は思います。そこで、そもそも独立行政法人制度とは何なのかという原点に立ち返って、私はまだ議論が不十分な点について質問したいと思います。 行政改革会議の最終報告では、独立行政法人制度……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。 地方分権推進法は五年間の時限立法でありますけれども、まず地方分権の委員会の関係で私はお聞きしたいと思います。 平成七年七月に地方分権推進委員会が発足しまして、以後、一次勧告から平成十年十一月に五次勧告までなされたわけでありますが、その後も地方分権を推進するための関係法律の整備を図る中で、平成十一年七月八日、この法律が成立したわけであります。 地方分権一括法が本年四月に施行されまして、わずか三カ月後の七月に地方分権推進法が失効することになると地方分権推進委員会の監視活動が十分できないと提案説明しておりますけれども、これまでの委員会の、……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。 国の一般会計予算審議も参議院におきましてはそれぞれの委員会に付託されまして大詰めになっております。国の予算八十四兆九千八百七十一億円、うち農林水産予算三兆四千二百八十一億円、中でも公共事業費一兆七千六百四十八億円、ただいま大臣からも表明されたところであります。公共事業の占める割合は五一・五%でございます。平成十一年度予算については、補正後を見ますと、何と五六・八%を占めております。 そこで、中海や諫早湾の干拓など大きな問題となりましたが、私は公共事業の必要性を否定するつもりはありませんが、それが農業者の利益をもたらさないものであっては……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。 通告をいたしておりますが、順次質問させていただければ一番よろしいんですけれども、冒頭、大臣からもお話がありましたけれども、昨日、昨晩でございますけれども、農協幹部と農水キャリアとの接待の関係、汚職事件で逮捕されたということでございますので、冒頭、それにつきまして私は質問をさせていただきたいと思っております。 事件につきまして、大臣から、冒頭、遺憾の意と厳正に対処すると、そういう言葉があったところでございますけれども、トップとして謝罪の意はなかったのではないかなと私は今思っております。残念であります。この間、農水省の関係については構造改……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。 法案質疑の前にどうしてもお聞きしておかなければならない問題が何点かありますので、それを先に、関連がございますのでお聞きいたしてまいりたいと思います。 それは水産庁の船舶燃料の入札談合疑惑についてであります。時間の関係で端的にお聞きしてまいりますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 この件につきましては、先日、水産庁入札談合疑惑ということで船舶燃料をめぐる卸売業者との談合問題が大きく報道されておりますので、この関係について、事実経過についてまず大臣の知り得る範囲でひとつお答えを賜れればと思います。
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。
まず、私は北海道庁発注の農業土木事業をめぐる入札談合事件でお聞きしてまいりたいと思います。
きょうはお忙しい中、根來公正取引委員会委員長にもお越しいただきましてまことにありがとうございます。
公正取引委員会は、十五日、道内の土木・測量設計会社二百九十七社に対しまして独占禁止法違反で排除勧告をしたということが大きく報道されているところでございます。これについて、まず事実関係についてお聞かせを賜りたいと思います。
【次の発言】 ただいま報告を承ったわけでありますけれども、今回の談合事件は二百九十七社を排除勧告したということで、官主導の組……
○藤井俊男君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となっております選挙制度に関する特別委員会設置の件に対して、反対の立場から討論を行います。 選挙制度に関する特別委員会の設置について反対する第一の理由は、今回の選挙制度に関する特別委員会の設置が参議院選挙に非拘束名簿方式を導入するためのものであり、この選挙制度改革問題は、久世前金融再生委員長の辞任に端を発する自民党の不透明な比例順位決定問題隠しとも言えるもので、動機不純で認められないということであります。まず、自民党みずから久世前金融再生委員長の記者会見での釈明と党見解の食い違いを国民の前でただし、責任の所在を明らかにした上で選挙制……
○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。限られた時間でございますけれども、質問をさせていただきたいと思います。 これまで、自動車NOx法については、先ほど来質問をいたしておりました我が党の福山理事が奮闘をきわめておりますけれども、時間の範囲内で質問をさせていただきたいと存じます。 NOx法の改正の経緯を見ますと、当時、環境庁が昭和四十八年に大気汚染の状況にかんがみまして二酸化窒素環境基準を定めまして、五年以内に、遅くとも八年以内に達成をしようということでありましたけれども、これが不発に終わっております。また、昭和五十三年、基準値の〇・〇二ppmから〇・〇六ppmへの緩和でござ……
○藤井俊男君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となっております本日の本会議の議事に関する件について、村上正邦議員の議員辞職を許可するとともに、KSD疑惑問題の真相究明を求める決議を議決することを求め、反対の意見を表明します。 KSD疑惑問題は、我が国社会、政治の根幹を揺るがす重要、重大問題であり、とりわけ本院における特別委員会設置や質問にも疑惑の目が向けられているなど、参議院を悪用しての政治的犯罪と言っても過言ではありません。 そこで本院は、この問題を院を挙げて全力で取り組むべき最重要課題として二月二十三日の予算委員会において村上議員の証人喚問を議決し、二十八日の実施を決定し……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。