このページでは高橋千秋参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○高橋千秋君 ただいま議題となりました被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。 被災者生活再建支援法は、平成七年に発生した阪神・淡路大震災を契機とし、平成十年に議員立法により制定されたものであります。その後、平成十六年に、被災者の居住の安定の確保による自立した生活の開始を支援するため、居住関係経費の支給等の措置を講ずる改正が行われ、その際、衆参の災害対策特別委員会における附帯決議において、「居住安定支援制度等の充実を図るため、本法の施行後四年を目途として、制度の施行状況等を勘案し、制度の見直しを行うなどの総合的な検討を加えること……
○高橋千秋君 同じく民主党の高橋千秋でございます。 農水委員会に私六年ぶりに戻りまして、初めての質問でございます。若林大臣に質問をさせていただきたいと思います。 私の家は専業農家でございまして、米を作っております。昔でいうと大百姓なんですが、三町歩あります。ミカンを三町歩ぐらいやっておりました。ただ、おやじがだんだん体が弱くなってきまして、毎年毎年米を作るのが大変な状況になってきて、まあ死んでもやるとか言っていたんですが、ついに来年はもうやめようかなと最近言い出してきていまして、この農業の問題というのはこれは大変な状況に来ているなと、改めて私、地域を回って思います。 選挙が終わってからお……
○高橋千秋君 お答えしたいと思います。 生産数量の目標なんですけれども、今、生産調整の話がずっと先ほどから出ておりますが、現行のシステムに代えて行政が積極的に参加をする上で計画生産の枠組みを新たにつくるということでございます。その計画生産に従って米を作る農業者等に対して交付金を交付するという、そういう制度をつくっていくもので、これが生産数量の目標でございます。 これによって、一番は、先ほどからただ乗りという話が出ておりましたけれども、この生産調整へのただ乗りを許さないと。つまり、そこに参加をしない人に対してはこれを交付をしないということ。それと、米等の過剰生産に対しては、その生産数量を守ら……
○高橋千秋君 ありがとうございます。 米というのは日本文化を象徴するようなものでありますし、一番大事だというのはもうだれもが認めるところだと思うんですが、今回の戸別所得補償の中で、生産数量目標を掲げてそれぞれ作っていただくことに対してお金を払っていくということは、もう既に委員も御承知のことだと思いますけれども、その品目の中に、更に作っていただかなきゃいけない、増産をしていただいて自給率を高めていただかなきゃいけないという大豆とか麦のようなものと、それから、米のようにもう既に過剰になっていて生産をある程度需給調整をしていかなければならないものと両方あります。 特に、米については、もう大きな生……
○高橋千秋君 先ほど平野委員からずっと答弁をさしていただいておりますが、平野委員個人の感覚ではなくて、我々は党として答弁をさせていただいているということは御認識をいただきたいと思いますし、山田委員は長年集落営農に対してずっと御努力をされてきておられますから、そのことに対する思い入れというのはかなりあって、多分菅代表代行のコルホーズ、ソホーズというその部分がもうぴんときたんでしょうが、やはり小沢代表、それから輿石会長のそれぞれの発言についても、前後のところをよく読んでいただければ私たちの思いというのはよく分かっていただけると思いますし、日本の農業が今危機的になっていて、お互いに助けたいという思い……
○高橋千秋君 去る七月二日、岩手県及び宮城県において、平成二十年岩手・宮城内陸地震による被害状況及び復旧状況等の実情を調査してまいりました。 参加者は、一川保夫委員長、森ゆうこ理事、加治屋義人理事、神取忍理事、渡辺孝男委員、紙智子委員、また現地参加されました大石正光議員、主濱了議員、平野達男議員、愛知治郎議員、市川一朗議員、佐藤正久委員、そして私、高橋千秋の十三名であります。 現地調査の概要を御報告いたします。 六月十四日午前八時四十三分ごろ、岩手県内陸南部、深さ八キロメートルを震源とするマグニチュード七・二の地震が発生いたしました。この地震により岩手県奥州市及び宮城県栗原市において震度……
○高橋千秋君 民主党の高橋千秋でございます。 引き続き質問をさせていただきたいと思います。 私、今回の事件で大変残念に思うのは、昨年、米価が大幅に下がって緊急買い付け等の措置も行われました。多くの農家も努力をしながら今やっている中で、最近、食料品の暴騰等で米がようやく見直されるようになってきて、米はいいんじゃないかという雰囲気がつい最近まであったんですね。ところが、今回の件で、これは事故米という一般的にはほとんど知らないことまでマスコミに流れて初めて事故米という言葉を知った人が多いと思うんですが、これがすべての米をイメージを悪くして、米自体に、今一生懸命、今は収穫の時期です。この時期にこう……
○高橋千秋君 おはようございます。民主党の高橋千秋でございます。 大臣の所信に対して質問をさせていただく機会を得まして、ありがとうございます。 週末、毎週末、皆さんもそうだと思うんですが、地元の方に帰りまして、あちこちの農村や、それから生産現場等いろいろ行ってまいりまして、特に私どもの三重県の方ではもうそろそろ田植のシーズンが近づいておりまして、あちこちでもうその準備が進んでおりますけれども、どこへ行ってもやっぱりもう農業は大変だ、農村は大変だ、そういう話をよく聞きます。私の家も農家ですので、その実感は非常に感じているわけですけれども、大臣が所信の中で、今まで攻めの農政というキーワードでず……
○高橋千秋君 民主党の高橋千秋でございます。今日は、全農、全中の皆さん、ありがとうございます。 先ほど来、ずっと話を聞いておりまして、私は、緊急で措置をしていただいた三十四万トン、これ自体は価格を下げ止まる効果は非常に与えたということで評価はできるんではないかなと思うんですが、実は今年の平成二十年産米、私はこっちが物すごく心配をしています。 というのは、先ほど来、大臣は、先ほどのような平野さんの質問の中でも、今年限りだということは言わなかったというお話でありますが、五十億を用意をして、実質七億ぐらいしか使えなかった、使わなかったわけですね。これは、コスト削減で使わなかったとかいうんではなく……
○高橋千秋君 民主党の高橋千秋でございます。一時間お時間をいただきましたので、よろしくお願いをしたいと思います。 このバイオ燃料の問題は、いろいろ調べさせていただくと、技術的にはかなり歴史のあるもので、そう急に出てきたものではないなというのが改めて分かりました。随分前からブラジルの話やらいろんな話を聞かせていただいておりまして、これについては、基本的には賛成の法案でございますし、前向きに農業の分野で考えればやるべきことがたくさんあるなというのは理解ができますので、その視点で質問をさせていただきたいと思います。 土曜日に私の地元で我々民主党の政治スクールというのをやっていまして、土曜日に、私……
○高橋千秋君 おはようございます。 先週に引き続き、質問をさせていただきたいと思います。 今日のこの食品の問題は、古くて新しいというか、食品は安全でなきゃならないということでずっと来ている、これは当たり前のことですが、昨年から今年にかけていろんな食品にかかわる問題が出てきて、特に消費者、国民にとっては関心の高いことだろうというふうに思います。 ただ、今日のこの法案、いわゆるHACCP法と言われている中身は、期間の延長というのが主眼点で、中身についてはそう変わらないというか、ほとんど変わらないわけでございますので、基本的には賛成の立場で質問をさせていただきたいと思いますが、三十分しかござい……
○高橋千秋君 民主党の高橋千秋でございます。 私は、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党、公明党及び日本共産党の各派共同提案による畜産物価格等に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 畜産物価格等に関する決議(案) 平成十八年秋以降の配合飼料価格の高騰を受け、平成二十年度畜産・酪農緊急対策等の諸対策が講じられたが、我が国の畜産・酪農経営においては、生産性向上の努力を続けているものの、所得が減少し借入金が増えるなど、厳しい状況に置かれている。また、世界的な経済不況と景気悪化により、国産畜産物の需要と価格が低迷するとともに、WTO農業交渉が大詰めを迎え、また、……
○高橋千秋君 民主党の高橋千秋でございます。 石破大臣に初めて質問をさせていただく機会を与えていただきました。今日はよろしくお願いを申し上げたいと思います。 ここのところ、中日新聞、東京新聞に特集で毎日、「農は国の本なり」という特集がずっと続いておりまして、読んでいただいているかなとも思いますが、多くは農水の予算の使い方、ここはおかしいじゃないかとか、いろいろ問題が多いという部分が連日特集をされております。今日も少し出ておりましたけれども、そういう問題についてもただしていかなきゃいけないと思いますが、私は、今日の質問はやっぱりこういうふうに前向きに変えていった方がいいんじゃないかという視点……
○高橋千秋君 民主党の高橋千秋でございます。 米三法について質問をさせていただきますが、私の方は米トレーサビリティーの方とそれから食糧法の方を中心にさせていただきますが、先ほど大河原さんの質問の中にも幾つかダブっているところが、質問通告がダブっているところがありましたので、なるべくダブらないように質問をさせていただきたいと思います。 米という問題は、本当に日本の基礎というか、米の国と言ってもいいような日本でありますから、大変重要な問題であると私たちも認識をしております。事故米、汚染米の問題があったときも、私も質問に立たせていただきましたし、実際に大阪の方へ行かせていただいて関係者からいろい……
○高橋千秋君 委員会視察の御報告を申し上げます。 去る四月九日、千葉県において、米穀の新用途への利用の促進に関する法律案外二案の審査に資するための視察を行いました。 視察委員は、平野委員長、郡司理事、加治屋理事、佐藤理事、岩本委員、大河原委員、金子委員、亀井委員、主濱委員、姫井委員、舟山委員、野村委員、牧野委員、山田委員、風間委員、紙委員、そして私、高橋の十七名でございます。 以下、その概要について申し上げます。 まず、旭市におきまして、有限会社ブライトピックの養豚施設及び飼料工場を視察いたしました。 同社代表取締役の志澤勝氏は、食料自給率の低迷に大きな危機感を持ち、新たな飼料体系を……
○高橋千秋君 民主党の高橋千秋でございます。 私は、ただいま可決されました漁業災害補償法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党、公明党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 漁業災害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 漁業災害補償制度は、これまで漁業経営の安定を図る上で重要な役割を果たしてきた。こうした中、漁獲量の減少と魚価の低迷の結果、漁業生産額は構造的に減少傾向を示す一方で、共済制度の事業収支が悪化し、平成十九年度には三百二十七億円の累積赤字となっているなど、制度運営の健全性や……
○高橋千秋君 民主党の高橋千秋でございます。 私は、ただいま可決されましたバイオマス活用推進基本法案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党、公明党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 バイオマス活用推進基本法案に対する附帯決議(案) バイオマスの活用は、農山漁村の活性化、地球温暖化防止、エネルギー供給源の多様化等の観点から重要性を増しているが、その一層の推進に当たっては、施策の総合的かつ計画的な実施が不可欠である。 よって政府は、「バイオマス活用推進基本法」の施行に当たり、次の事項の実現に万全を期すべきである。 ……
○高橋千秋君 参議院農林水産委員会視察報告。 委員会視察の御報告を申し上げます。 去る五月十四日、静岡県において、農地制度等に関する実情を調査し、農地法等の一部を改正する法律案の審査に資するための視察を行いました。 視察委員は、平野委員長、郡司理事、加治屋理事、佐藤理事、岩本委員、大河原委員、金子委員、亀井委員、主濱委員、姫井委員、舟山委員、野村委員、牧野委員、山田委員、風間委員、紙委員、そして私、高橋の十七名でございます。 以下、その概要について申し上げます。 まず、いわゆる一般企業による農業参入事例調査のため、浜松市に赴き、株式会社知久の圃場を視察するとともに、市及び同社関係者と……
○高橋千秋君 民主党の高橋千秋と申します。 急なお願いにもかかわらず、お忙しい三人の方々、今日はお越しいただきまして本当にありがとうございます。それぞれの方々から率直なお話を聞けたなというふうに思いますが、時間が限られておりますので、それぞれの方々に御質問を簡単にさせていただきたいと思います。 まず、農林中金の清水参考人にお聞きをしたいと思いますが、農林中金といえばJAの上部組織というか関連組織としてJAともいろいろな深いつながりがあると思うんですが、今回のこの改正を考えるとJAの役割もかなり重くなってくると思いますし、そしてJAにとっては組織的にも問題が出てくる中身ではないかなと私は考え……
○高橋千秋君 民主党の高橋千秋でございます。 私は、ただいま可決されました農地法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 農地法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、生産資源であり地域資源である農地の確保と望ましい主体による農地の有効利用を通じ、我が国の食料自給力の強化に資する農業構造の確立と農村の振興が図られるよう、次の事項の実現に万全を期すべきである。 一 我が国農業は、家族経営及び農業生産法人による経営等を中心とする耕……
○大臣政務官(高橋千秋君) エコカー減税と補助でございますけれども、これは景気対策と環境対策、両面でつくられたわけでありますけれども、効果という面で見ますと、九月、十月の新車の売上げを見ますと、前年比を上回っております。その意味で、景気対策という面では効果が当然あったというふうに思います。それからもう一つ、環境対策の面でいえば環境対応車、これに対応できる車につきましては、四月は四割ぐらいだったんですが、十月には七割ぐらいになっておりまして、こういう面でも効果があったというふうに考えております。 その面で、私たちとすれば、税につきましては三年間の時限的減免措置として講じられているわけでございま……
○大臣政務官(高橋千秋君) 経済大臣政務官を拝命いたしました高橋千秋でございます。どうかよろしくお願いを申し上げたいと思います。 日本の再生を図るためには経済産業行政というのは中心にならなければならない大変重要な役割を担っていると思います。私も、先ほどからごあいさつが続いておりますが、松下副大臣、増子副大臣、そして近藤政務官共々、直嶋大臣を支えて全力で諸課題に取り組んでまいりたいと思いますので、どうか御指導をよろしくお願いを申し上げたいと思いますし、木俣委員長を始めそれぞれの委員の皆さん、日本の再生のために共に働いていけるように御指導いただきますことをお願いを申し上げて、ごあいさつとさせてい……
○大臣政務官(高橋千秋君) 塚田委員にお答えしたいと思います。 先ほど塚田委員おっしゃったように、この二四半期連続でプラスということで、これについてはいい数字だと思いますけれども、理由につきましては、お述べになったようにアジア中心に世界景気の持ち直しで輸出が伸びているということと、前政権の経済対策、これで消費も持ち直しの動きが続いたということは事実だろうというふうに思います。 ただ、おっしゃるように、これ年末に向けて楽観はしておりません。大変厳しい状況も続くんではないかなというふうに思っております。特に海外の景気が下振れになったときにこの輸出がまた落ち込むんではないかということとか、それか……
○大臣政務官(高橋千秋君) 委員にお答えしたいと思います。御質問いただきましてありがとうございます。 今回のこの法律は経済産業省も中小企業庁として深くかかわっているわけでありますけれども、十年前ですね、特別保証のときは金融機関が主導で保証の申込みが相次いだというふうに聞いております。本保証では、申込みが中小企業自身の要請に基づくものであるということを記載をしていただく、中小企業及び金融機関双方が署名する文書を提出をしていただくことが利用条件というふうに考えております。そして、それだけではなかなかできないということで、保証割合を四割にして金融機関に高い責任を負わせるということがまず第一でありま……
○大臣政務官(高橋千秋君) 御質問ありがとうございます。 荒井委員は、昨年の三月十八日の参議院の予算委員会でこのことをキヤノンの例を出して御質問をいただいておりますので、よく御承知のことで、それ以降もいろいろ取り組んでおられると聞いております。 お話しのとおり、一昨年の十一月にISOに日本が新規提案として提案をさせていただきました。御質問していただいたその三月にこれが採択をされまして、昨年四回、国際会合が行われまして、十一月には東京でも行われております。日本が議長国となったり幹事国として主導を取ってまいりまして、現在、この我が国の提案がほぼ反映された形で国際規格案の素案がまとまったところで……
○大臣政務官(高橋千秋君) 近藤政務官がそのように答弁をしているということは承知をしております。 欧州において実施されているこの戦略的環境アセスメントですけれども、国及び地方公共団体の計画のうち環境に重大な影響を及ぼすものと考えられるものというのを対象としております。民間事業者が自主的に行った例外的な事例は少しありますけれども、実施主体は政府であると理解をしております。それから、オランダとかカナダでは、民間事業者がその地点内、施設の中でどの配置をするかという、そういう複数案を検討した事例は存在しますけれども、ここで言う立地地点を複数案を検討したという事例はございません。 そういうことで、近……
○大臣政務官(高橋千秋君) この全量買取り制度の検討につきましては、直嶋経産大臣を座長としまして昨年の十一月の六日にプロジェクトチームを立ち上げさせていただきました。それ以降、いろんな団体や有識者からもヒアリングやったり、それからヨーロッパの方の事例も参考にさせていただきながらずっと今検討をしている最中でございまして、買取り価格の水準とか国民負担の在り方とかそれから補助制度、先ほどお話がありましたが、補助制度やRPS制度の在り方などの論点も今議論を行っております。 現在は、この制度のオプション、どれぐらい国民の方に負担をしていただかなきゃいけないとか、そういう部分のいろいろなオプションを広く……
○大臣政務官(高橋千秋君) 経済産業省では、二十二年度の税制改正要望を取りまとめるに当たりまして広く関係者の意見を聴取するということで、昨年の十月一日から十四日まで税制改正要望の公募を行いました。副大臣、政務官が直接団体の意見を聴くということでヒアリングを行ったんですけれども、税制改正要望の公募では最終的に三百十五団体及び個人から要望をいただきましたけれども、その中で、環境税等の環境を名目とした課税に反対する要望を提出した団体及び個人は四十一に上りました。
【次の発言】 昨年公募を行いましていろいろ聴いた中で、業界だとか労働組合とかから反対が出ました。それを踏まえまして、まずもって産業の国際競……
○大臣政務官(高橋千秋君) 産業革新機構は、御存じのとおり昨年七月に発足した官民合同のファンドでございますけれども、様々な組織に分散する技術、人材等、優れた経営資源を既存の組織を超えて最大限生かして、日本の次世代産業に対してリスクマネーを供給するというのが目的でございます。 先ほど御質問のあった、これが原子力に生かせるのかというお話でございますが、支援基準というのが三つございまして、一つは社会的ニーズを満たしているのか、二つ目が新たな付加価値を生む成長性があるのか、三つ目が事業自体の革新性があるのかというこの三つの支援基準がありまして、この支援基準を満たしていれば支援対象となります。支援対象……
○大臣政務官(高橋千秋君) 大変評判が良かったというふうには聞いております。ただ、仕分の中で、モデル事業的に使われていたり管理がきっちりできていないんではないかとう御指摘等もありまして、これについては見直せということで仕分がされました。
【次の発言】 御指摘の、審査厳しくなるのかというお話がございますけれども、二十分野の基盤技術の開発を支援する事業というのが、このものづくり補助金、それから新しい戦略的基盤技術高度化支援事業、共にそういうことでやるわけですけれども、一番の違いは、申請のときに大臣認定が必要になるということが出てまいります。面倒くさくなるんじゃないかというお話でございますけれども、……
○大臣政務官(高橋千秋君) 委員が先ほど御地元の倒産の件数のお話もされましたけれども、委員御指摘のとおり、平成二十年度、一万六千件を超えました。それまでは一万三千件台、一万四千件台ぐらいでずっと倒産は来ていたんですが、二十年度に一気に一万六千台まで増えたわけでありますけれども、直近の平成二十一年度につきましては、一万四千七百三十二件と少し減っております。 この共済制度の貸付けを見ましても、平成十七年度で三千九百件だったんですが、大体三千件台で来ておりました。二十年度、この倒産が一気に増えたときに五千三百九十一件まで増えまして、また先ほどの倒産と同じように、二十一年度につきましては四千百十九件……
○大臣政務官(高橋千秋君) 委員にお答えしたいと思います。 この需要開拓支援法人、これですけれども、エネルギー環境適合製品のリース取引を対象に、事業者が倒産したときにその残りのお金の一部を補てんをするというものでございますけれども、これまでやっぱり、多分中小企業という観点からずっとお話をされておられると思うんですけれども、中小企業はどうしてもその与信枠というのが小さいわけですから、そういうリース契約を、例えば先ほどのボイラーなんかでもそうなんですけれども、リース契約をしようと思ってもできないというようなことが多々あるわけですね。 そういうときにこの保険制度を使ってやれば信用補完というものが……
○大臣政務官(高橋千秋君) 御質問ありがとうございます。 レアメタルは大変重要だというのはもう今委員がおっしゃったとおりでございまして、私も政務官に就任してからこのレアメタルの確保のためにあちこち行っているんですけれども、先ほどお話があったように、去年七月、前政権のときにこの四本柱というのが出されております。七月二十八日にそれができているんですけれども、これにつきましては、海外の資源循環だけじゃなくて、地域に流通する、先ほど都市鉱山というお話がありましたけれども、こういうものが大変重要だと、これをリサイクルをしていくのは大変重要だということで、レアメタル確保戦略というのがあります、それが四つ……
○大臣政務官(高橋千秋君) 私の方からお答えをしたいと思います。 例示に出していただいた二つの事業、タクシーの方と太陽光パネルでございますけれども、両方とも省エネということで、鳩山政権の中では大変重要なものだというふうには考えております。 そういう中で、御指摘があったように、平成二十年度の決算報告で、このタクシーのデジタルGPSシステムというものは、この辺の赤坂周辺でもタクシーがずっと長い行列をつくって、ずっとガスをたいたままいるのを見ると、大変不効率だなというふうに私も思います。こういうものをなるべくなくしていこうということで、この事業が補助金を出してやっているわけでありますけれども、御……
○大臣政務官(高橋千秋君) 三月の中旬に大手三行だけ金融庁から発表されているんですけれども、中小につきましては四半期に一度ということで三月末のものが五月に発表されますので、そこまではまだ分かりませんが、大手三行の十二月の四日から今年の一月末までの実績でいいますと、八千九百二十一件ございました、この条件変更対応がですね。それで、そのうちで断ったというのが三十九件あります。率にすると〇・四%ということで、ほとんど断っていないわけなんですけれども、これ、民間金融機関による条件変更というのは積極的に行われているんではないかなというふうに思います。 この条件変更対応保証というのは、円滑化法の施行によっ……
○大臣政務官(高橋千秋君) 御質問ありがとうございます。 委員御指摘のとおり、この古紙のリサイクルというのはもう随分長い間かなり定着をしてきていて、地域でもかなりなじみのものだというふうに思うんですけれども、御指摘のとおり、この持ち去りの問題、特に古紙の相場が上がっているときには頻発をするというふうにも聞いております。 私どもとしては、なかなか、さっき立法化のお話がございましたけれども、その古紙が本当に有価物なのかどうかということの判定というのは非常に難しい部分があって、立法化というのはなかなか難しいところがあるんではないかなというふうに思っています。 ただ一方で、これはそれぞれの自治体……
○大臣政務官(高橋千秋君) お答えしたいと思います。 六ケ所村再処理工場の建設主体である日本原燃によれば、平成五年の着工から平成十八年三月のアクティブ試験、これは実際の使用済燃料を用いた試験でございますけれども、これの開始までは再処理工場本体に係る費用はすべて建設費としておりまして、これが合計で二兆一千九百三十億円でございます。 一方、再処理工場の建屋の建設が終了しまして、アクティブ試験を開始した十八年以降については、建設費は上記二兆一千九百三十億円で変わりませんけれども、それ以外の費用については再処理工場に係る費用のみを取り上げた形では公表はされておりませんが、計算をいたしまして、同社の……
○大臣政務官(高橋千秋君) 御指摘の敦賀一号機というのは、先日、三月の十四日に運転開始から四十年を経過いたしました。高経年プラントと呼んでいるそうでございますけれども。 お互い年は取りたくないものでございますが、この原子力についても高齢化の問題は重要だというふうに考えておりまして、原子力安全・保安院の方で継続運転に支障がないかどうかということを、通常の定期検査もよその国に比べて頻繁に入っているわけなんですけれども、これに加えて、十年ごとに技術評価というのを実施をしております。また、原子力安全・保安院は、事業者が作成した点検、修理などの計画を確認して、継続的に検査を実施するということで安全性を……
○大臣政務官(高橋千秋君) 御質問ありがとうございます。 ジョブカフェについてだと思うんですけれども、先ほど吉川委員がおっしゃったように、ジョブ何とかというのがたくさんあるんですが、経済産業省の関係ではジョブカフェになります。ここはいわゆるカウンセリングから研修まで一貫してサービスをしておりまして、平成十六年度から十八年度まで三年間モデル事業として実施をいたしました。この間に十五万八千人の方がこのジョブカフェを通じて就職が実現したというふうに聞いているんですけれども、その事業が終わった十九年度におおむね大体一〇%ぐらい就職の率が減ったというふうに報告がありました。 それで、二十年の十一月二……
○大臣政務官(高橋千秋君) 大久保委員にお答えしたいと思います。 大久保委員も、経済、金融のもうプロでありますから認識は一緒だと思いますが、中小企業、大変厳しい状況は今も変わっておりません。 二月十五日に、先ほど御質問がありました景気対応緊急保証、これ年度末までに利用していただきたいということで創設をいたしたんですけれども、それまでの緊急保証と合わせまして昨日までの直近の件数として九十八万四千件、金額で十八兆三千億円の実績を上げております。このうちの九割が二十人以下の従業員を抱える小規模の業者でございまして、特に五人以下のところを数えると六四%になります。 ほとんどのところが小規模業者に……
○高橋千秋君 民主党の高橋千秋と申します。今日は、お忙しいところありがとうございました。 まず、片山参考人の方にお伺いをしたいと思います。 ワールド・ビジョンの方とはいろんなところでお会いをしまして、三年ほど前にもインドのチェンナイで一緒に食事をさせていただいたことがございますし、ワールド・ビジョンのワシントンのユニオン駅の裏の本部も行かせていただいたことがございます。 それで、アメリカの本部に行って感じたんですが、先ほど御本人も言われていましたが、ワールド・ビジョンは日本の中で一番最大手というお話ですが、もう規模が全然違いますよね。アメリカへ行って職員数の多さにもびっくりいたしましたし……
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