このページでは金子洋一参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。
○金子洋一君 民主党の金子洋一でございます。 会派を代表して、財政演説に関して御質問を申し上げます。 冒頭、昨日明らかになりました中国海軍の艦船による我が国護衛艦への射撃管制用レーダー照射の問題について伺います。 政府として厳重に抗議したということでございますけれども、中国のこれまでの行動について、小野寺防衛大臣に御報告お願いをいたします。また、我が国の安全を大いに脅かす重大な出来事にもかかわらず、一月十九日の事案及び一月三十日の事案について政府の発表がここまで遅れたことについて、なぜなのか、防衛大臣、お答えをいただきたいと思います。 中国のこのような行為について、我が国を代表する総理……
○金子洋一君 お疲れさまでございます。民主党の金子洋一でございます。 大変お忙しいところお時間をいただきまして、ありがとうございます。野田大臣そして櫻井副大臣、G20の蔵相そして中央銀行総裁の会議の前に、白川総裁にもおいでをいただきまして、ありがとうございます。 まず、円高とデフレの問題につきまして、これまでの皆様方の質疑と極力重ならない形でお尋ねをさせていただきたいと思います。まず、円高とデフレのメリット、デメリットということにつきまして、具体的な例でちょっと考えてみたいと思っております。 消費者にとって円高、デフレはメリットであると、一方で生産者にとっては大変厳しい状況になるというふ……
○金子洋一君 お疲れさまでございます。民主党の金子洋一でございます。 今回の東日本の大震災、被災された皆様方に改めまして心からお見舞いを申し上げますとともに、一刻も早い復興を私どもも頑張っていかなければならないなと決意を新たにしております。様々な政策手段を投入をして、あるときにはタブーと言われるようなこともやっていかなければならないのではないかなと考えております。 それに基づきまして、今回の日銀からの報告書につきまして、主に日銀総裁にお尋ねをいたします。ただ、答弁につきましては、極力簡潔にお願いをいたします。また、さらに、今年の三月の二十五日の衆議院の財金委員会での山本幸三委員の質疑、これ……
○金子洋一君 おはようございます。民主党の金子洋一でございます。 預金保険法に関します質疑に入ります前に、自己資本つながりということで、日銀の雨宮理事にお忙しいところおいでをいただきまして、ちょっとお尋ねをさせていただきたいと思います。 五月十日に日本銀行さんが、財務健全性の確保の観点から、当期余剰金の五%相当額を超える、五%というのは通常五%なんですが、これを一五%相当額を法定準備金として、いわゆる民間の銀行でいう自己資本として積み立てる方針を決定し、認可の申請をしておられるということなんですが、この件につきまして、国庫納付金を減らして自己資本比率を引き上げるという問題につきまして、金融……
○金子洋一君 おはようございます。民主党の金子洋一でございます。 今日は私、三十分しか時間がございませんので、大変恐縮でございますけれども、御答弁は簡潔にお願いをしたいと存じます。 まず、財務大臣にお尋ねを申し上げます。 国債の繰上償還、つまり変動利付国債や物価連動債の買入れ償還につきまして、これは国債整理特別会計の中から支出をされておりまして、本年度は約三兆円、そして既に一兆円が繰上償還に使われたということになっております。ただし、この特別会計は元々原資が借金であるということでありまして、言わば国債の発行で国債を償還をするというものになっておりますので、国債の需給に対してはこれは中立で……
○金子洋一君 民主党の金子洋一でございます。大変にお疲れさまでございます。ありがとうございます。 まず、東日本大震災で被災をされた皆様方に心からお見舞いを申し上げますとともに、私ども国会議員も一致団結して復興に向けてこれは努力をしていかなければいけないなという決意を新たにさせていただきたいと思っております。 さて、本日、震災関連の御質問ということで主に蓮舫大臣にお尋ねを申し上げたいと思っております。 蓮舫大臣、消費者担当大臣ということでいらっしゃるわけですけれども、消費者庁及び消費者委員会設置法という正式名称、これが設置法でございますけれども、これを見てまいりますと、ほかの省庁と随分違う……
○金子洋一君 お疲れさまでございます。民主党の金子洋一でございます。 今日は実は、MアンドA資金の不透明な流れが指摘をされておりますオリンパスの問題を中心に取り上げさせていただきますけれども、その前に二点お尋ねをしたいと存じます。 まず、タイの洪水についてでございますが、我が国のタイの洪水に対する対策の在り方と、そしてもう既に今回の被害はもう過去、想定された被害を上回っているという声も出ているということから、損害保険会社あるいは自動車や電機といった現地の日系の産業などへの影響がどのようなものであるのか、経産委員会の案件でございますので恐縮ですが、簡潔に御答弁をいただければと存じます。
○金子洋一君 民主党の金子洋一でございます。 瀬谷さん、大槻さん、今日は大変お忙しいところをお越しをいただきまして、本当にありがとうございます。 私はマクロ経済の人間ですので、大槻参考人に二点お尋ねをしたいと思います。 第一点は、我が国の国債につきましてですが、一九九八年と二〇〇二年、過去、我が国の国債の格付が落ちたことがあったと思います。数字上はほとんど何の影響もなかったように見えますが、格付会社にもおいでだったということですので、何かこういう条件が整ったら危ないことが起きそうだったというようなことがあればちょっと教えていただければと存じます。 あともう一点、米国債についてなんですが……
○金子洋一君 民主党・新緑風会の金子洋一でございます。賛成の立場から討論をいたします。 東日本大震災から八か月余りがたちました。被災者の皆様に改めてお悔やみを申し上げますとともに、自衛隊、海上保安庁を始めとする現地の公務員の皆様、ボランティア、全国各地の皆様に心から感謝を申し上げたいと存じます。 今回の補正予算、我が国の経済の状況を考えますと、リーマン・ショックへの対応が不十分であったことに加え、昨今の欧州ソブリン危機の大きな影響を受けつつあります。 リーマン・ショック以降、諸外国では、中央銀行への高い信認を背景にいち早く大胆な金融緩和が行われました。ところが、我が国では、改正日銀法施行……
○金子洋一君 おはようございます。民主党・新緑風会の金子洋一でございます。 まず、予算関連質疑に入ります前に、AIJ投資顧問の問題に入らせていただきたいと思います。 厚生年金基金の調査によりますと、全五百七十八基金のうち四割に近い二百十二基金は、国から預かって運用をしている公的年金部分についても資金の積立不足に陥っているということでございます。このいわゆる代行割れの部分につきましては、これは、解散しようと思いましても母体となる企業が穴埋めをしませんと解散ができないというものでありまして、仮に埋めようとするとその企業が言わば年金倒産をしてしまうという仕組みになってしまっております。ですから、……
○金子洋一君 おはようございます。民主党の金子洋一でございます。 今日の朝、ユーロが九十四円台ということになりまして、十一年八か月ぶりの安値を付けました。そうした中で、今回の法案の経済的な影響についてお尋ねをしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 それでは、まず消費増税の景気に対する影響につきまして、経済財政の中長期試算を公表した後の古川経済財政・国家戦略大臣の記者会見での御発言につきましてお尋ねをいたします。 この会見では、記者から、モデルのシミュレーションの前提として、社会保障・税一体改革による消費税引上げは、国民が広く受益する社会保障の安定財源確保に向けたものと明確に位……
○金子洋一君 民主党の金子洋一でございます。 会派を代表して、賛成の立場から討論をいたします。 賛成の理由の第一は、消費税引上げ分の五%が全て社会保障に充てられるということであります。特に、社会保障の充実に約二・七兆円が使われ、子育て支援を始めとする多くの事業が強化をされます。また、附則十八条二項の規定につきましても、無駄な公共事業にはびた一文使えない、使わないということが明らかとなりました。 第二に、経済成長への配慮があることです。何ら対策を打たなければ、五%分の消費税率の引上げはデフレ下での我が国経済に大変大きな悪影響をもたらしてしまいます。しかし、今回の法案では、景気条項として十年……
○金子洋一君 おはようございます。民主党の金子洋一でございます。よろしくお願いいたします。 私は、日ごろから円高・デフレ脱却というテーマで活動をさせていただいております。今日は、先ほど大久保議員からすばらしい質疑がございましたので、そちらとは極力重ならない形で、経済的な側面からエネルギー、原子力問題について質疑をさせていただきたいと存じます。 まずは、エネルギー、原子力発電問題についてでございます。 現在は、国内の原子力発電所、これ五十四基ありますうちに一基だけ動いている状態であります。これも五月には停止をする予定でございます。各社ともこれを火力発電で賄うために長期計画停止中のプラントを……
○金子洋一君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○金子洋一君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○金子洋一君 民主党の金子洋一でございます。 今日は大変、参考人、お疲れさまでございます。 任命理由で、行財政の実態を理解した上でより的確な意思決定を確保するためと、また、行政運営にも通じという理由で、また、平成七年の六月からは厚生検査第二課長をなさって、そして現在、事務総長ということでいらっしゃいまして、そこで、厚生、今でいう厚生労働省に関することでお尋ねをしたいと存じます。 二十三年の十月二十八日にこれが提出をされました、社会保険診療報酬の所得計算の特例に係る租税特別措置についてというレポート、これ会計検査院法三十六条に基づいて財務大臣に提出をされたものがございますが、これについてち……
○金子洋一君 民主党の金子洋一と申します。
今日はお疲れさまでございます。早速質問に移らせていただきます。
私は昔、いわゆる国家公務員のキャリアというのをやらせていただきまして、人事院の長期在外研究員なんという制度で二年間勉強をさせていただきました。世間では非常にこのキャリア制度について批判が大きいということになっておりますが、参考人のこの国家T種あるいはキャリアシステムに対するお考えはどういうふうにお考えでしょうか。どういうふうに変えていけばいいとお考えになっているでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
先ほども長沢先生がお尋ねになっていたこととかなりかかわってくるんですけ……
○金子洋一君 おはようございます。民主党の金子洋一でございます。 今日は、大臣、両副大臣、御出席をいただきまして、ありがとうございます。百分間という大変長い時間でございますけれども、どうかよろしくお願いいたします。 また、おとといレクをさせていただきまして、そのときに問い番号を振っておりますので、なるべくその問い番号を申し上げて、二十問ぐらいございますので、こんがらがるといけないと思いますので、申し上げてからお尋ねをしようと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは、まず消費税につきましてお尋ねをさせていただきまして、それから麻生財務大臣の経済に関するお考えの内容につきまし……
○金子洋一君 おはようございます。民主党の金子洋一でございます。 大臣、副大臣、そして局長さん方には、御出席を早朝からありがとうございます。 まず、私からは、関税定率法の一部を改正する法律案についてまずお尋ねをさせていただきます。 今回の改正は、適正な課税のために規定の整備として行われたものだと承っております。そして、その提案理由が、最近における内外の経済情勢等に対応するため、課税標準となる価格の決定に係る規定の整備を行うほか、暫定関税率の適用期限の延長等の措置を講ずる必要があるということであると承っております。 この中で、具体的には、特許権の使用の対価、いわゆるロイヤルティーを課税価……
○金子洋一君 おはようございます。民主党の金子洋一でございます。 今日は、安倍総理、麻生大臣を始めとする皆様に早朝から御出席をいただきまして、本当にありがとうございます。 私は六十分間の時間をいただいております。まず、関税について総理にお尋ねをさせていただきます。 これ、報道ベースなんですが、欧州の自動車工業会が昨日、二十六日ですね、日・EUの経済連携協定、EPAの交渉開始を宣言をしたということで、声明を出したという報道がございます。その声明には、日本には自動車の安全や技術に関する独特な国内基準がある、そして欧州メーカーの進出を妨げているんだと批判をしております。そして、相互認証制度の実……
○金子洋一君 おはようございます。民主党の金子洋一でございます。 今日は、黒田総裁、そして田中、雨宮両理事、早朝からどうもありがとうございます。 今回、私は、三月二十六日の衆議院の財金委員会での前原委員の御質問を踏まえてお尋ねをさせていただきますので、その辺りは余り重複はなさらないようにお願いをしたいと思いますし、また、野党ですけれども、別に揚げ足を取ったりというようなことをするつもりは全くございませんので、よろしくお願いいたします。 まず、よく行われる日銀の独立性の議論がございますけれども、これは言わば、例えば政治家の側が、選挙が近くなったので何とか景気を良くしたいということで、国債を……
○金子洋一君 おはようございます。民主党の金子洋一でございます。 今日は、大臣、副大臣、そして黒田総裁、そして皆様方、朝早くからお越しをいただきまして、ありがとうございます。 まず、金融政策に入らせていただく前に、一つ所得税法関係の御質問をさせていただきたいと思います。 所得税法と申しますと堅苦しいんですが、実は先日、五月の二十三日に大阪地裁の方で、馬券ですね、競馬、勝馬投票券を購入し、多額の利益を得たのにもかかわらず確定申告をしなかったということで、所得税法違反、無申告罪に問われた元会社員の方、三十九歳だということですけれども、その方に対する地裁の判決が出たということであります。この方……
○金子洋一君 民主党の金子洋一でございます。 今日は、参考人の皆さん、お忙しいところおいでをいただきまして、ありがとうございました。私の持ち時間十五分でございますので、お三方にそれぞれ一問ずつお尋ねをさせていただきたいと思います。 まずは、全国銀行協会の國部参考人にお尋ねをいたします。 いわゆる五%ルールの緩和についてでございますけれども、企業再生ですとかあるいは地域の活性化にこれ非常に役に立つんではないかというようなことも言われております。これ、銀行業を営んでおられて現場をよく御存じの会長としまして、そういった地域の活性化にどのくらい役に立ちそうかとか、あるいはまた逆に、五%ルールを緩……
○金子洋一君 私は、ただいま可決されました金融商品取引法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 金融商品取引法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 実体経済を支えつつ、成長産業として経済をリードするという我が国金融業が果たすべき役割を踏まえ、金融機能の安定、市場の公正、利用者の保護等に万全を期すとともに、我が国金融資本市場の国際的な魅力を高め、アジアのメインマーケットたる市場を実現するための取組を推進すること。 ……
○金子洋一君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○金子洋一君 皆さん、お疲れさまでございます。民主党の金子洋一でございます。今日は五十分間のお時間をいただきまして、お尋ねをさせていただきます。 まず、森まさこ大臣に特定商取引法についてお尋ねをして、それから森大臣の政治姿勢についてお尋ねをさせていただきます。 まず、特定商取引に関する法律、特定商取引法の改正された新法がこの二月に施行されました。大臣は、午前中の我が党の郡議員に対する答弁で、衆議院ですけれども、良質な業者が抑圧され悪質な業者がのさばるのではいけないということで、消費者行政の真髄を言わば一言で表現をされたんではないかなと私は思いました。 この新たに施行された特定商取引法、特……
○金子洋一君 お疲れさまでございます。民主党の金子洋一でございます。 今日は、森大臣、そして財務省の竹内政務官にもお越しをいただきました。松田次長、そして糟谷事業部長にもおいでをいただきました。ありがとうございます。 まず、ありがとうございますと言いながらまたお尋ねをするのもなんなんですけれども、まず森大臣の秘書さんの献金につきましてお尋ねをさせていただきます。 四月十一日の本委員会で森大臣に対しまして、平成二十二年の収支報告にあります、当時の秘書さんお三方が全員、そして合計二百五万円という大変大きな金額の秘書献金をなさっているということにつきまして、これは秘書給与法に触れるおそれがある……
○金子洋一君 お疲れさまでございます。民主党の金子洋一でございます。御出席いただきまして、ありがとうございます。 済みません。さて、これ毎回で恐縮でございます。まず、森大臣の秘書からの寄附の問題についてお尋ねをさせていただきます。恐れ入ります。 二十年に二百三十五万円、二十一年に二百五万円といった形で秘書から寄附をお受けになっておられるということであります。 前回、五月の十日に森大臣に御質問をさせていただきました。そのときに、森大臣はこういった形で御答弁をなさっておられます。 いつからいつまで、そのお三方の秘書さんを雇っておられたのかという私の問いに対しまして、「当選してからすぐかどう……
○金子洋一君 おはようございます。 お疲れさまでございます。同僚の斎藤議員に引き続きまして質問をさせていただきます。なるべく重ならないようにはしたいんですが。 まず、冒頭から、のっけから重なってしまって恐縮なんですけれども、つまり、斎藤さんが菅久審議官にいろいろお尋ねをすると、検討をするという御答弁が戻ってくる、あるいは松田次長にお尋ねをすると、成立してから二年以内に新食品基準を策定を、検討をいたしますという形でお答えが戻ってくる、あるいはすぐに検討をするということはお約束できませんという御返事が戻ってくるわけであります。となりますと、我々は国会の審議で一体何を検討すればいいのかということ……
○金子洋一君 民主党の金子洋一でございます。 今日は参考人の皆さん、本当にお疲れさまでございます。どうもありがとうございます。 与えられた時間が十五分でございますので、ちょっともう本題に早速入らせていただきます。 まず、新経済連盟の関事務局長にお尋ねをさせていただきます。 このプレゼンテーション資料の一番最後になります八ページの下の四角の中についてなんですけれども、特に、内閣府令で表示基準を策定するんですけれども、ここに販売現場に詳しい専門家、特にインターネットの通販業者やインターネットでモールをやっている人々が参画した形でオープンな場で検討を行ってくれというふうに書いてあります。 ……
○金子洋一君 民主党の金子洋一と申します。 ちょっとこれ、周参考人のお話の中では負の所得税という名前で出ておりましたけれども、給付付税額控除についてちょっとお尋ねをしたいと思っております。 と申しますのも、周参考人のお話の中では、アーンド・インカム・タックス・クレジットのようなもの、あるいはワーキング・ファミリー・タックス・クレジットが取り上げられておりまして、つまり、形として台形になっているというものを前提としてお考えになっていますけれども、つまり、低所得から若干働き出すと急にクレジットが上がって、しばらくの間同じ数字が続いて、ある程度所得が高くなると落ちてくるという台形の形のものをお考……
○金子洋一君 民主党の金子洋一でございます。 特に、将来の財源につきまして所見を述べさせていただきたいと思います。 五月の十一日に小黒一正さん、あるいは土居丈朗さんといった方々からヒアリングがあったということでございますけれども、私はこういった方々と将来の財源について随分と意見を異にいたしますので、その点について申し上げたいと思います。 まず、現在、確かに国と地方の債務残高が一千兆円を超えるというひどい状況になっているという、これは確かであります。そして、毎年毎年、社会保障関係費用が一兆円自然増をしている、これも確かであります。 しかし、この状況がどういうことで起きたのかということを考……
○金子洋一君 私は、会長に鴻池祥肇君を推薦することの動議を提出いたします。
○金子洋一君 民主党の金子洋一でございます。 今日は、諏訪参考人、そして似鳥参考人、大変お忙しいところおいでをいただきまして、ありがとうございます。お一人に一問ずつお尋ねをさせていただきたいと思います。 まず、諏訪参考人にお尋ねをしたいと思うんですが、私も大田区に四年間住んでおりまして、今の選挙区が多摩川を挟んだ神奈川県ですので、何となく目に浮かぶような感じがいたしましてお話を聞いておりました。 日産の関係の会社と取引が多いということですので、日産の会社はもう既にかなり海外に移転をなさっている工場が多いと思います。その際、同じ取引のある日産の会社と例えばタイなりに一緒に海外進出をしていこ……
○金子洋一君 民主党の金子洋一でございます。 一点、飯田参考人にお尋ねをしたいと思います。 実は、前回この調査会で円高に関する調査を行いまして、円高そしてデフレというのは、これは表裏一体であろうと思います。現在、政府は円高、デフレ脱却に向けて様々な施策を講じておるところでございまして、これに対する評価というのは様々な方が様々な観点からおっしゃっているところでありますけれども、先生もマクロ計量経済が御専門ですので、現在のこの円高・デフレ対策について何をすべきか、そして政府にアドバイスをするとしたらどのようなことが考えられるのかという点についてお聞かせいただければと思います。
○金子洋一君 民主党の金子洋一でございます。 今日は、藤井参考人、櫨参考人、どうもありがとうございます。 まず、櫨参考人にお尋ねをしたいと存じます。 お話の中で、家計はお金を使わない、そして、だから企業にお金を回せば使われるというのは俗論だということで、日本の家計は、実際にデータに基づいて見るとお金を別にため込んでいない、そして企業の中では、これは現預金なりかなりの金額で滞留をしているので、それをもっと家計に回す必要があるというふうなお話をいただきました。 確かに、その現状認識、私も全く同感でありますけれども、企業に特にお金が滞留するようになりましたのが一九九八年以降であります。ほぼそ……
○金子洋一君 会長、ありがとうございます。民主党の金子洋一でございます。 先ほど関口先生からもお話がありました経済の成長につきまして意見表明をさせていただきたいと存じます。 現在の我が党の政権では、新成長戦略を打ち出しました。名目三%、実質二%という努力目標を掲げまして、その実現に全力を挙げるという立場で取り組んでおります。しかしながら、この名目三、実質二というのが高過ぎるという御意見、御感想をよく承るんです。ところが、これ、先進国で見ますと、名目三%というのはこれはもう先進国中最低の成長率、実質二%というのは、先進国の平均をこれはまだ下回るという程度の数字になっております。決して不可能な……
○金子洋一君 民主党の金子洋一でございます。 本日は、土居先生、藤井先生、大嶋先生、大変お忙しい中をお越しをいただきまして、本当にありがとうございます。 まず、早速お尋ねに入らせていただきます。 私、大嶋先生のお話については正直申し上げまして守備範囲外でございますので、土居先生、藤井先生に主にお尋ねをさせていただきたいと思います。もちろん、土居先生、藤井先生、大嶋先生おっしゃること、大変に共感する点多々ございますけれども、例えば所得再配分の問題ですね、土居先生のお考えになっている、あるいは藤井先生のデフレへの取組といった点で大変共感をいたしますが、あえてお尋ねをしたいこと、意見の違うこと……
○金子洋一君 お疲れさまでございます。民主党の金子洋一でございます。同僚の尾立委員に引き続きまして、なるべく重ならないような御質問をさせていただきたいと思います。 まず、企業の消費税転嫁の問題につきまして、その環境につきまして、つまり政策論に入る前に環境についてマクロ的にちょっと議論をさせていただきたいと思います。 まず、この消費税の転嫁ということ、今回の転嫁を考える上で一番大切なことは、これまで二回の消費税の導入そして引上げ、二回ございましたが、このときには、その年度で見ますと、引上げ分と引下げ分というものが直間比率の是正ということでプラス・マイナス・ゼロでございました。ところが、今回は……
○金子洋一君 民主党の金子洋一でございます。 今日は、白川さん、鈴木さん、お忙しいところをおいでいただきましてありがとうございました。また、大変興味深いプレゼンテーションをいただきまして本当にありがとうございます。 十分しか時間がないのが本当に残念なんですが、ちょっと、私しか興味を持たないことかもしれませんけれども、お二方に二問お尋ねをしたいと思います。 まず初めの点ですけれども、消費増税ということで、党内でも消費増税の議論をしたときに、非ケインズ効果が働くから今後消費増税をしても消費が伸びるんだということをおっしゃる方が大勢おいででした。これはIMFの報告書なんかを見ましても、北欧の小……
○金子洋一君 民主党の金子洋一でございます。 荒井広幸先生が先ほど景気は気だというふうにおっしゃって、まさに我が意を得たりという感じがいたしました。 アメリカの大恐慌からの回復の時期には、まさに景気は気からという、そのものの政策の転換が行われました。ルーズベルト大統領の下で金融政策のレジームチェンジ、体制変換というものが行われまして、この内容が、金本位制からの脱却、あるいは、これは政府紙幣とはちょっと違うんですけれども、金証券とでもいうんでしょうか、そういったような感じの紙幣を発行する。さらには、当時のニューメディアとでもいうんでしょうか、ラジオを使いまして、炉辺談話という形で国民に対して……
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