このページでは境一雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。境一雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○境委員 二、三お聽きしたいと思いますが、電力制限のことについて、北海道の場合ですが、北海道は冬季においても、二十二年度はそんなにひどい制限をする必要がなかつたし、あの計算からいけば、北海道の場合は内地のやるような激しい制限をする必要な認めない数字がでるでしよう。そこでそういう事情にあるところも、東京並に画一的に制限をやることがいいか惡いかという問題、東京並にやるために、北海道では生産の面で非常に阻害を受けておる。ですからこの制限のやり方を、電力行政の上からもう少し変える御意思はないかどうか。 それから次に盜電の問題ですが、大体今まで政府委員の方々の説明は、いつでも同じようであつたと思います……
○境委員 三ツ井さんの今のお話に関連してですが、私は北海道の需給協議会に関係してきたのでございますが、あなたのおつしやるようなことであつては何の役にもたたないと私は思うのであります。実際問題として何の役にもたたなかつた、ただ業者にもし多少とも意味があるとすれば、いくらか節約させる機関であつたにすがない。この失敗は電力のいろいろな取扱いがきわめて繁雜であり、それをやるのに手持資材の問題がああいうふうになりましたので、一層困難になるのであります。そこでお聞きしたいのは、電力使用の割当制もあるいは機械をすえつけるとしても、その取扱い事務をもう少し統一して、一箇所でやれるようにすることをお考えにならな……
○境委員 私は大臣がお急ぎのようでありますから、きわめて簡單に大臣の御意見を伺いたいと思います。 それはこの前の公聽会のときもありましたし、それからこの委員会を通しても、國鉄の公共性ということが、大臣からいろいろな面で説明せられて來ましたが、この公共性の問題について私はお伺いしたいのです。大臣の権限については四十九條、五十三條にあるのでありますが、公共性ということと、独立採算制ということとの間には、相当問題が包藏されていると思うのです。独立採算制をとつて企業としての商業的な性格を持つ、こういう方向であれば、独立採算制を保てないような國鉄の建設ということは、まず一應考えられないでしまう危險性が……
○境委員 私は運輸大臣にお聞きしたいのです。先ほど同僚の安平委員から聞かれた点ですが、運輸大臣は公共性について、財政上の関係から、もう一つは事業の形式の関係から説明されたようですが、先ほど安平委員から指摘されたように、石炭であるとか、あるいは電氣であるとか、こういうものは財政上関係がある。それから形式上の問題から行けば、私鉄のようなものでも、高度の公共性があるからこれは同じではないか、こういうことに私は聞いておつたのですが、やはり私もこの点を考える。すなわち財政上の関係や形式上の関係からは、公共性というものはただちに結論が出て來ない。國鉄の從業員だけが、國鉄それ自体が公法人になつたとたんに、そ……
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