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和田敏明 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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このページでは和田敏明衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。和田敏明衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 外務委員会 第4号(1947/08/04、23期、日本社会党)

○和田委員 この今日の議案は、外務委員會の所管であるよりも、むしろ海外同胞引揚に關する特別委員會の所管事項だと思います。こういう請願を一一外務委員會で取上げていることは、せつかく成立した海外同胞引揚に關する特別委員會の使命が全然なくなるという見地からも、議會運營の建前上からもよろしくないと思います。本日のこの議題は直ちに海外同胞引揚に關する特別委員會に移されんことを緊急動議として提出する次第であります。
【次の発言】 それならしようがないが、しかしそれでは事務の運行上あまり適當でないので、實は緊急動議として提出すれば、今日は定足數が足りないので流會になるのですが、そういう横車を特に押すつもりで……

第1回国会 外務委員会 第12号(1947/10/06、23期、日本社会党)

○和田委員 ただいまの請願の扱いでありますが、北海道の島民があの島の日本への歸環を希望しておることは十分了解いたしますが、この領土の問題は非常にデリケートな關係にあるし、またわれわれとしては實はそうにいつた希望を述べるのもどうかという多少の遠慮もあるし、殊にこの請願の題目の、日本領土に復歸というような文字なども、はなはだ、適當じやないと考えます。私をして率直に言わしむるならば、實に領土はどこであつてもいいのです。われわれがその領土内にあるいろいろな資源なり、あるいは今御擧示になつた水産資源を利用できる態勢にあるならば、われわれとしてはあえて片々たる領土の歸環のごときは實は問題ではないのでありま……

第1回国会 外務委員会 第19号(1947/11/27、23期、日本社会党)

○和田委員 本請願提出者は本會議では活躍しておれるが、誠意がないし、それに戰犯問題というものは、今、日本としては渉外關係としてとり上げるような時代にも立至つていないと思いますので、今の説明で十分肯けると思いますから、これ以上とり進める必要はないと思います。
【次の発言】 北鮮はソ連の治下であり、中國の場合とは性質が大分違うと思いますし、趣旨もこの請願書を讀んだだけではわからぬし、紹介議員も來ないので、そういうものを採擇する必要はないと思います。

第1回国会 通信委員会 第15号(1947/10/28、23期、日本社会党)

○和田敏明君 富良野町は北海道北部においては相當な都會であります。人口は二萬くらい、また富良野線は根室本線との交叉點にありまして、交通の要衝であります。從つて附近の農産物その他の産物の集散地であります。最近官公廳等も相當増設になつたのであります。殊に引揚者、戰災者等の入植地が附近にありまして、通信上相當重要な中心地になつたのでありますが、これが特定局でありますので、何とぞ御審議の上普通局に昇格なされるよう御配慮願いたいと存ずる次第であります。

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第6号(1948/03/18、23期、日本社会党)

○和田委員 どう書くのが彼に対する敬称として一番いいかという問題ですね。

第2回国会 外務委員会 第2号(1948/01/27、23期、日本社会党)

○和田委員 今の問題に関連してでありますが、今議題になつている議題には、私はもちろん賛成なんです。外務省から終連を離さなくちやならぬという議論を前からしていたし、実はあなたが統率されておる外務省の中にもそういう議論をする人が多々あるということも、私は聞き及んであります。そういう建前から申し上げるのですが、ああいつた大事な問題が外務省で審議されつつある際に、議会の外務委員会にもう少し連絡をとつて、互いに敗戰國民としての國民の声、これをやはり條約面に盛るというくふうがもうすしあつていいと思うのです。今まで外務委員会というものは相当芦田さんに出席を求めても、非常に機微だからなるべくならば出ないという……

第2回国会 外務委員会 第4号(1948/04/01、23期、日本社会党)

○和田委員 私も大体芦田・ドレーパー会談のこと、並びに本日新聞に発表された一月十八日のマツカーサー声明に関連して、逐次質問したいと思います。第一点は、今世界の問題となつている米ソの問題でありますが、私は実は芦田外務大臣なり、また佐々木君が述べられたような戰爭の切迫感、米ソの戰爭が非常に近づいているという考え方に反対なのであります。殊に日本人の間には、そういつた世界の危機、第三次世界戰爭というようなものをめぐつて、再び日本がこの間にうまいしるを吸おうといつた考えも國内の一部に擡頭しつつあります。佐々木君は共産主義の危險性を非常に強調されるが、私どもはむしろ今日、世界の危機というものを夢に描きつつ……

第2回国会 外務委員会 第6号(1948/05/20、23期、日本社会党)

○和田委員 外資導入の問題についてもいろいろお話がありました。これは向うとの話合いがあるのでなかなかむずかしい問題だろうと思いますが、日本國としては外資導入法というようなものをつくつて規制するというふうな考え方は、安本としてはおもちなのかどうか。一時は最近に外資導入法でもつくるというような話も傳えられたのでありますが、その点はどうでしよう。

第2回国会 外務委員会 第10号(1948/06/26、23期、日本社会党)

○和田委員 現在郵便物や小包の交換状況は、実際どうなつておりますか、またそれは戰爭中にこういう國際條約から一切日本は離れているわけですが、しかし実際にはアメリカあたりから加州米を送つてきたという人もあるということですが、そういうようなことの実情はどうですが。
【次の発言】 今の説明を承ると、大体ほとんどこの條約に何も加盟しなくても、相当な郵便物の交換がある。小包は日本からは出ないし、日本から出すようなものはあまりない。大抵は外國から來ておる。そこで特にこの條約に入る必要はないように思います。特に平和條約もわれわれには與えられていないのだが、この條約は特徴として國際連合とも非常に関係があるという……

第2回国会 水産委員会 第21号(1948/06/22、23期、日本社会党)

○和田敏明君 この船泊港は北海道の一番北端の礼文島の一漁村でありますが、何しろ附近は非常な有望な魚田があるのですが、漁港や船だまりの設備が非常に不完全なため、十分な生産が得られていない。現に本年度も同地方が北海道におけるにしんの最大の收穫地であつたのであるが、船入澗が不完全なために、数億のにしんを流してしまつたというふうな実情があるのであります。その意味で食糧増産のやかましい折から、ぜひともこの船入澗の拡張工事を施行せられたいというのが本請願の趣旨であります。十分御詮議の上通過せられんことを望みます。

第3回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第5号(1948/11/27、23期、日本社会党)

○和田委員 あなたの今の報告をずつと聞いておると、初めの方は思想的の対立があるからトラブルが起るのではないかということが前提でありましたが、結論においては抑留中の原因らしいということですが、共産党の連中でも袋たたきにでもあつたというような実情になつているのですか。
【次の発言】 これはよほど調べてみないとわからぬことであるが、第二には、六、七十人の紛爭らしい。そういつたことにまで一ぺん一ぺん現地の進駐軍の力を借りなければ抑圧できなかつたほど、現地の状況は惡かつたのですか。今の報告を聞いてみて、進駐軍に報告するのはいいが、必ずしもその助力を得なくては解決できない問題ではないと思います。そういう点……

第3回国会 外務委員会 第3号(1948/11/12、23期、日本社会党)

○和田委員 すべてのこういつた委員会における審議も、実は政府の施設方針演説がなくては非常に審議を進めることが困難なんです。この條約なども少し基本的に考えた場合に、先般も國際郵便條約、また今般はこの電氣通信條約というわけですが、こういうふうになしくずし的に平和状態へ移行していくということは、実はわれわれは反対なんです。まだ平和條約もない半独立下のこの状態においてこういうものに加入することが、必ずしも今逓信大臣が言われたように、計算の面においてはなるほど利益かもしらぬが、大きな意味からいつて、國民がはたしてこれで十分受益し得るかどうかということは疑問だと思う。やはり政府としては、まず平和條約の締結……

第4回国会 外務委員会 第1号(1948/12/04、23期、日本社会党)

○和田委員 野坂さんの発言と多少関係があるのですが、今日みたいなときには、こういつた外務省側で調べられたことについて、政府は政策的にどういうふうに考えておるかということを――公開のところはむりだつたら、場合によつては祕密会でもよい、なるべく公開が望ましいのだが、表明してほしい。とにかく政府委員が一人もいないし、大臣も來ておらぬ、政務次官も來ておらぬという外務委員会はまつたく意味がないと思う。ですから私はさつき妙な発言もしたのですが、政務次官などはやはり出席して、この委員会の論議を聞いていなければだめだ、それだけの熱意がなければだめです。今もちよつと聞いたら、急用ができたからというが、この委員会……

第4回国会 外務委員会 第2号(1948/12/06、23期、日本社会党)

○和田委員 私は第一には、一昨日の新聞に出ていた、天皇のアメリカ大統領に対するメツセージの問題について御質問申し上げます。  連合軍の占領下において、いまだ政府の外交権は復活されていないのでありますが、突如としてああいうことが新聞に出たことは、きわめて驚くべきことであり、またわれわれとしては実に奇異の感に打たれたのであります。外務省もまた外交委員会も、われわれが外交権を持つていないというがゆえに、相当愼重な態度をとつておるのに、天皇のみがあたかも一つの特権を持つておるかのごとく、日米関係の緊密化に努力するとか、あるいは立憲的な君主として日本の民主化のために努力するとか、またはなはだおかしいのは……

第4回国会 外務委員会 第3号(1948/12/14、23期、日本社会党)

○和田委員 せつかく動議が成立して、調べて報告すべしということになつたのに、そういう報告ではまつたくわれわれとしては納得が行きません。吉田さん自身で調べなくてもいいんです、沢山事務当局がおるんだから天皇陛下に会うのが一番いいわけですが天皇陛下に直接会わんでも、調べる方法はあると思います。今の政務次官の答弁を聞いていると、吉田さんがこの前ぼくの質問に答えた程度を一歩も出ていません、そういうことでは國民も納得しません。調べていなかつたと私は断定します。なにかそういうものは、刃物に触れるかのような態度でいつまでも避けているようなあなた方の考え方が、私は非常に間違いだと思う。今日天皇陛下が政界に関して……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第5号(1948/06/09、23期、日本社会党)

○和田敏明君 本請願の要旨は、北海道天塩國北部は無盡藏の石炭、石油並びに農林、水産物等に惠まれているが附近に良港がないため、不利な鉄道輸送によるほかなく、その開発は遅々として進まない、又天塩川沖合には有名な海田があるので、輸送の円滑と漁業の振興のため、天塩川河口を港湾として、また漁港湾として利用できるように修築されたいというのである。


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