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野原正勝 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

野原正勝[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
232位
委員会発言歴代TOP1000(衆)
704位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
390位
委員会出席(無役)歴代TOP500
230位
委員会発言(議会)歴代TOP500
114位
委員会発言(政府)歴代TOP500
293位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
978位
各種会議出席(幹部)歴代TOP100
83位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
200位
各種会議発言(政府)歴代TOP250
114位

23期委員会出席TOP100
62位
23期委員会発言TOP100
75位
23期委員会出席(無役)TOP50
33位
23期委員会発言(非役職)TOP50
40位
24期委員会出席(幹部)TOP50
22位
24期各種会議発言TOP10
9位
24期各種会議発言(政府)TOP5
1位
25期委員会出席(幹部)TOP50
28位
29期委員会発言(議会)TOP10
6位
30期委員会出席(無役)TOP100
83位
31期各種会議出席TOP25
11位
31期各種会議出席(幹部)TOP5
1位
31期各種会議発言(議会)TOP10
8位
33期委員会発言(議会)TOP50
50位

このページでは野原正勝衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。野原正勝衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 国土計画委員会 第22号(1947/11/07、23期、日本自由党)

○野原委員 ただいまの第一次、第二次の水害についての請願の問題でありますが、私はそれに關連いたしまして政府に質問をいたしたいと思います。御承知の通り引續いて第三次の水害が勃發いたしまして、これがまた小澤議員の説明にありましたけれども、非常な災害でありまして、もうほとんど岩手縣は、全縣が徹底的にこの第三次の水害でもつてやられてしまいました。流失家屋約三千戸というような非常な水害でありました。その災害の状態は、ここで一々詳しく申し立てる數字はございませんので、この際省きますけれども、非常な災害を受けました。これに對しまして政府側からのお話もございましたが、根本の對策としまして治水のダムをつくるとい……

第1回国会 国土計画委員会 第34号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○野原委員 市街地建築物法適用に関することについてでありますが、現在の建築の事情をみまして、私どもは、かつてこの法律がつくられた當時の情勢とまつたく違つておる今日において、こうした法律をそのまま存續するということ自體に非常な疑問をもつておるのであります。すなわちこの敗戰の現實にあるときに、建築においても、資材その他の面で非常に窮迫しておることは、今さら論ずるまでもないのでありまして、この時代において、依然として普の觀念でいろんな制限を行う、つまりいろんな建築に對する注文をつけることは、一面においては、たとえば公衆のはいる建造物でありますので、保健上の見地あるいはまた災害の防止という點から望まし……

第1回国会 農林委員会 第34号(1947/10/16、23期、日本自由党)

○野原委員 特別會計の運榮上の問題に關しまして、いろいろと要望したい點があります。この點を申し上げたいと思います。まずこの買上げの制度は、あくまでも生産を増強する。從つてその生産者の立場に立つて、出来るだけの利益を確保するような點に重點をおいてやつてもらいたい。その點に關しましては、特に價格の方面について、現在生産者價格との格差があまりにもはなはだしいというような聲がたくさんあるのであります。生産者はもう少し上げてもらいたいと言う希望が非常に強いのでありますけれども、ただこの格差がはなはだしいという問題を、農林當局ではこの問題について、生産地の事情によつては、むしろ鐵道の貨車積みの價格で買うよ……

第1回国会 農林委員会 第35号(1947/10/18、23期、日本自由党)

○野原委員 理事は森幸太郎君を推薦いたしたいと思います。御贊成を願います。

第1回国会 農林委員会 第45号(1947/11/12、23期、日本自由党)

○野原委員 たまたま開發營團の問題で出てまいりましたので、關連の事柄について二、三お伺いしたいと思います。この開拓計畫を進める上において、今日現地の實情を考えますときには、どうも強力に大きな國家の力をもつて開拓を進めてもらいたいと思うのでありますが、ただいまの實情は今までは農地開發營團があり、あるいは縣營もあり、あるいはまた各種の團體がやつているというようなわけで、非常にばらばらなやり方である。今日岩手縣の開拓の事情を考えましても、いわゆる經營の主體がいろいろ分れているために、非常に相互の連絡を缺き、總合的な開發の上においてどうも遺憾の點が多い。岩手山麓の一帶を考えましても、その點が非常に問題……

第1回国会 農林委員会 第51号(1947/11/25、23期、日本自由党)

○野原委員 緊急質問をしたいと思います。木材の生産に對しまする食糧の加配についての點でありますが、現在わが國の木材生産の事情を考えますときに、この食糧の事情が非常に窮迫しておりますために、まつたく木材生産は非常な危機に直面しております。この點は今日の木材の生産について根本的な問題でありますので、以下緊急に質問をいたし、政府の御所見を伺いたいと思うのであります。まず私どもが過去の木材生産というものに對しまして政府のとつてまいりました對策を考えますときに、これがいわゆる林業勞働という特殊性をまつたく無視しておるのであります。何ら木材生産というような林業勞働というふうな特殊な仕事に對する配慮をしてお……

第1回国会 農林委員会 第53号(1947/11/27、23期、日本自由党)

○野原委員 薪炭林の問題でありますが、これは今日の日本の薪炭の需給の状態から考えまするに、一つの考えなければならん問題がある。それはこの使用權の設定によつて、耕作者が薪炭の自家用のものを得られるということはまことに結構なことでありますが、同時にまた薪炭が今日非常に逼迫しておるのでありまして、ひとり耕作者だけが薪炭には不安がないということで、この點はよろしいかもしれませんが、もしこれが扱いを誤りますと、一般國民との間の均衡を失する場合が多いと思います。その點を政府はどんなふうに考えておられるか、非常に心配しておるのであります。現に最近開拓が盛んに行われてまいりまして、從來からあつた山村が、いわゆ……

第1回国会 農林委員会 第54号(1947/11/28、23期、日本自由党)

○野原委員 第十四條の八に、都道府縣薪炭林等委員會の意見を徹することを要するということがうりますが、この薪炭林等の委員會というのは、規定は別に政令をもつてこれを定むとありますが、大體どんな構成になりますか。
【次の発言】 この第十四條の三項から引續いていた問題でありますが、この土地及び立木の所有者が、この使用權の設定に關する協議を受けた場合に、いろいろと段階を經て、結局この權利が認められるという規定の條項が列記してございますが、私ども今までの農地改革のいき方が、ややもすると山林の所有者に對して一方的になされるというようなことをしばしば耳にするのであります。特に第十四條の四の中に、第二項でありま……

第1回国会 農林委員会 第60号(1947/12/07、23期、日本自由党)

○野原委員 岩手山麓の開拓竝びに岩手種畜牧場擴充の請願でありますが、本請願の要旨は、岩手縣におきまして、岩手山の山麓一帶が開拓地としてきわめて適當な場所であり、あの地帶一帶を國營をもつて總合開發をいたしたいというのでありまして、現に各開拓の地帶はばらばらに分れて、すでに開拓に著手しておりますけれども、その間に一貫した方針もないような状態でありまして、開拓の成果ははなはだ心配にたえないのであります。どうしてもあの地帶としましては、總合的に全體を一つの構想をもつて行うところの國管開拓でなければ、この成果を期待しがたいと考えられますので、ここを國營をもつて開拓を行うような總合開發の計畫をもつて進んで……

第2回国会 国土計画委員会 第4号(1948/03/30、23期、民主自由党)

○野原委員 東北地方の水害のありました北上川筋を先般調査してまいりましたので、その御報告を申し上げます。  明治以来数十億の巨費を投じました治山治水事業も、辛うじて大河川の下流及び中流に築堤を建造した程度でありまして、この上流であるとか、その支流及び全國数百にわたる中小河川に至りましては、ほとんど大半が原始河川のままに放置せられておつたのであります。特に戰時中には山林の過伐、濫伐が相次いで起りまして、なお戰後におきましても、その状態は少しも改善せられていないで、特に最近に至りましては、食糧対策の面から、全國にわたりまして開拓が進められるというようなことのために、山林の保水力は著しく減少いたしま……

第2回国会 国土計画委員会 第8号(1948/05/28、23期、民主自由党)

○野原委員 この請願に対するいろいろな政府側の処置のことは、ただいまの説明でおぼろげながらわかつておりますが、ただいまいろいろ伺つてみますと、結局本予算が通らないことには何ともならないという結論のようでありますが、こうしたいろいろな請願は、それぞれみなその地方にとりましては非常に緊急を要するものが請願となつて現われておりますので、ただ單に國会は請願を受諾してこれを採決議了したというだけでは、どうもおもしろくないのでありまして、結局この請願の趣意が実行となつて現われるということをわれわれは期待しておるのであります。今いろいろ御説明を伺いましたけれども、結局本年度の本予算としてこれがどんなぐあいに……

第2回国会 国土計画委員会 第18号(1948/07/05、23期、民主自由党)

○野原委員 河川の六十九億九千万円は、実際問題として昨年の災害の復旧に対してでも足りない額でございます。本年度の災害を考えましても、もはやすでに三十億に近いものがあると聞いております。從いまして、予備費の十億ではとうてい間に合はないと存ずるのでございますが、一体政府では六十九億と十億で満足するつもりであるか、それだけで不足とすればいかなる対策を講ずるつもりであるか、この点安本長官にお伺いいたします。

第2回国会 国土計画委員会 第20号(1948/09/27、23期、民主自由党)

○野原委員 この度のアイオン台風による岩手縣下の被害は甚大をきわめました。私は高田委員の補足を述べるのでありますが、この件につきましては、岩手縣といたしましては、まつたく死活問題でございます。特に一ノ関の如きは昨年の災害復旧対策が不十分のため、本年またまた被害を受けまして、ほとんど壞滅的打撃を受けたのであります。また新に上、下閉伊郡ともに被害を受け、交通まつたく途絶し、ためにその状況の詳細はわからぬような始末であります。また宮古附近も壞滅いたし、漁船、網等ことごとく破損を受けました。現在までに判明しましたる被害を申し上げますとおおむね次のごときものでございます。人的被害は、死者二百七十一名、行……

第2回国会 国土計画委員会 第21号(1948/10/01、23期、民主自由党)

○野原委員 今回のアイオン台風による災害に対しましては、急速なる措置を講じなければなりませんが、大臣の説明はまことに満足いたしかねるのであります。しかし災害地は御視察なさつた通りでありまして、一日も遅延を許さないのであります。岩手縣におきましては、應急的及び恒久的措置に関する予算はともかくとしまして、それまでにとりあえず應急的な金をいただかないことには何ともならぬのでありまして、十二月までにおよそ二十七億四千万円の資金を仰がねばならないのであります。とにかく災害のうち急を要するものについては、決断をもつて、何らかの金融的措置を講じなければならないと存ずるのであります。かの福井の災害のときは、わ……

第2回国会 農林委員会 第1号(1948/03/22、23期、日本自由党)

○野原委員 農業所得税の関係に関連いたしまして、特に山林課税の問題について伺いたいと思います。山林の課税は非常に把握しにくい点もありますが、最近の立木賣買、あるいはまた立木処理に対するいろいろな課税などは非常に殖えてまいりまして、ほとんどそのために林業問題が大きな暗礁に乘り上げて、伐採したあとに対してはだれも木を植える者もないということになつてしまいます。これは非常に困つた問題でありますので、特にこの機会に主税局次長に大藏当局の考えを伺つてみたいと思います。御承知の通り山林というものは、今さら論ずるまでもないのでありますが、それが伐採されるまでの期間というものは非常に長いのでありまして、植えま……

第2回国会 農林委員会 第5号(1948/05/19、23期、民主自由党)

○野原委員 この農業事業税というのは、農業が相当利益があるということを前提として、これは課税なさるのだろうと思いますが、政府では一体現在農業が利益が上つておるというふうにお考えでございましようか。実は私どもが農村へ参りましても、もう肥料も買う銭もないというような状態である。これに対して、やみ会社が何かにでも課税するような氣分でもしおやりになるのだつたら、これはおやめになつた方がいい。根本問題として、今日まじめな農民が利益が上つておるというふうな認定のもとにこれをなすものであるとすれば、その辺の事情を一應お伺いしたい。
【次の発言】 心持は一應わかりましたが、この中で、農業、林業、畜産業、水産業……

第2回国会 農林委員会 第7号(1948/05/21、23期、民主自由党)

○野原委員 今回の法案改正に関連した問題に関しまして、大臣の御意向を伺いたいと思います。  まず私は第一点に、開拓の行き方に関しまして、開拓行政は非常に近視眼的な行き方であり過ぎているのではないかという点を痛感いたしておるのであります。これをたとえるならば、開拓という事業は、あたかもマラソン競爭みたいなものだと考えております。しかるに政府のやつていることは、まるで短距離競走をやつているような部分でなさつているのではないかと思う。そこではなはだピントがはずれている。自然そうならざるを得ない。たとえば未墾地を買收してこれを開拓地としてやつていくというようなことに対しましては、これを基本的にあらゆる……

第2回国会 農林委員会 第10号(1948/05/28、23期、民主自由党)

○野原委員 私は薪炭價格の引下げに関しましてはただちに賛意を表しかねる者であります。それは現在の薪炭の價格の立て方というものをいろいろ吟味してみますと、たとえば木炭でございますが、率直に申しまして、木炭の價格は一般物價の水準から考えますと、むしろ低廉にすぎるように考えます。ある程度これを引上げてもらいたいという主張を私はもつているのであります。それは御承知の通り山林の経営にあたりましては、伐採跡地の処置についても当然考えなければならぬのでございますが、最近におきまして山林の所有者がいろいろな自己の経済的な事情から、やむを得ず最適の伐期に伐採しないで、早目にこれを伐るということをやつております。……

第2回国会 農林委員会 第11号(1948/05/29、23期、民主自由党)

○野原委員 今回の陳情はただいま委員長から申されました十件でありますが、この内容を調査いたしますと、まずこれを四つにわけることができると思う。第一は林野の整備に関する問題であります。第二は森林経営の計画化、合理化に関する問題、第三が造林対策に関する問題、第四が治山治水、保安林の強化等の問題、大きくわけますと四つの問題にわかれてくるのでありますが、これは四つにしてまた同時に一つの問題であります。一括してこれらの陳情書に対する考え方を申し上げてみたいと思います。  一体こういう陳情が大量に出てまいつたことはどこに起因するか、これ畢竟するにわが國の森林政策が十分に確立していないことを現わすものであり……

第2回国会 農林委員会 第21号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○野原委員 本委員会に全般小委員会をおくことになりまして、小委員の人選がなかつたのでありますが、林業小委員会としましては、この小委員会の今後のいろいろな仕事を進めていくにあたりまして、小委員長を選任したいと思つておりますが、それに対して社会党の永井君を林業の小委員長に推薦したいと思いますが、お諮り願います。

第2回国会 文教委員会 第8号(1948/06/02、23期、民主自由党)

○野原正勝君 盛岡農林專門学校の大学昇格並びに岩手綜合大学設置に関する請願について簡單に御説明申し上げます。  第一に盛岡農林專門学校の大学昇格についてでありますが、すでに御承知の通り、盛岡の農專はわが國最古の農業專門学校として、過去五十年間にわたつて、わが國、なかんずく東北地方の農業、林業方面振興の中核的存在として重要な役割を果してまいつたのであります。今日敗戰の結果、國土半減、人口が増加したという環境におきまして、わが國の農林的発展の方向は、必然的に東北、北海道にその中心を求むべき段階になつてまいりました。由來東北における文化あるいは行政の中心地は、常に仙台というふうに考えられておつたので……

第3回国会 農林委員会 第1号(1948/11/09、23期、民主自由党)

○野原委員 理事はその数を三名といたしまして、委員長において御指名せられんことをお願いいたします。

第3回国会 農林委員会 第4号(1948/11/16、23期、民主自由党)

○野原委員 去る十二日と昨日の二回にわたりまして、林業対策小委員会を開催いたしまして、当面する薪炭需給に関しまして、当局から薪炭需給に関します諸般の事情、今後の見通し、また今後とるべき諸対咲に関しまして、種々檢討を加えたのでありまするが、その間委員の各位より活発なる御意見の開陳もございました。そうして結論といたしまして、この際薪炭需給の重要性にかんがみまして、政府に対しまして適切なる対策を立てるために、本委員会におきまして申入れを行うことが至当であろうということに意見の一致を見のでありますが、これは申入れとして行うか、それともまた決議事項として特に院議をもつて政府にこの薪炭需給に関する措置を要……

第3回国会 農林委員会 第10号(1948/11/26、23期、民主自由党)

○野原委員 先般本存員会におきまして、林業対策小委員会で協議いたしました本年の冬における薪炭の需給対策、それに対しまして薪炭の生産並びに需給に関する政府に申入れをする案件に対しまして、いろいろ委員各位と相談をいたしましたが、その間小委員会の試案に対しまして一、二疑問の点が生じて参りましたので、委員会におきましていろいろと話合いました結果、一應の成案を得ましたので、これを農林委員会として決議をお願いいたしたいと思うのであります。ただいま試案を朗読いたします。    決 議  國民生活の安定に至大の影響を齋らず燃料確保の問題は年次を追うて好轉しありとするも尚現下の薪炭事情は民生安定上、憂慮せらるる……

第4回国会 農林委員会 第3号(1948/12/07、23期、民主自由党)

○野原委員 この機会に大藏当局の方に伺つてみたいと思います。  農村金融の問題に関連を持つておりまするが、特に林業関係の金融問題が、現在非常に農業以上に逼迫しております。しかも從來の金融の関係から見ますと、常に農業のごく一部に林業部面の金融が取上げられておるという程度で、農林中央金庫というものがございまして、名のごとく農と林となつておりますけれども、事実におきましては、その融資されておる事情を見ると、林業関係の方はほとんど全体の三%ないし四%程度しか借りていない。森林組合がこの融資の対象として多少借りておるけれども、林業として扱われているのは非常に少い。かねてから健全な農村というものは農と林が……

第4回国会 農林委員会 第6号(1948/12/11、23期、民主自由党)

○野原委員 この問題は、ひとり山口縣の問題ばかりではないのであります。この松食虫が発生いたしまして、全國至る所にこの被害が発生して、日本林業特に松に対しては非常な危機にさらされているのであります。元はこの虫害は生立木にはあまり発生しなかつたのであります。伐採して倒した木の皮の裏から食つておつた。つまり伐り倒したものに発生しておつたものが、いつの間にか生立木にもつくようになつてたいへんな問題になりました。これは從來松の木は伐倒すればすぐ木の皮をはぐことになつていたのが、戰時中ほとんど皮つきのままあつちこつちに搬出する、あるいは輸送事情惡化のために搬出ができず、山の中にそのまま置いてあつたというこ……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 農林委員会 第3号(1949/03/28、24期、民主自由党)

○野原委員 薪炭の需給調整の問題、なお統制を撤廃すべきではないかというような段階に今あると承つております。そこで昨年及び本年の冬のいわゆる暖冬異変とも称すべき特殊な天候が、薪炭の事情をして異常に好轉せしめておるという事情もあり、同時にまた薪炭は年々非常に欠乏をつげるにもかかわらず、本年及び昨年、二十三年度だけがこういう資金の面もありますけれども、買上げまでも一時中止しなければならぬようになつておるということをもつて、今後の日本の薪炭事情もまた同様であろうというふうに考えることは、非常に皮相的な考え方である。これはよほど愼重に考えなければならぬと思う。私どもの考え方では、おそらく今後の木炭事情、……

第5回国会 農林委員会 第10号(1949/04/15、24期、民主自由党)

○野原委員 ただいまの石坂説明員のお話を伺いますと、はなはだ納得の行かぬ点が多い。石炭の生産はわが國の経済復興のための最大の重大問題であろう。從つて政府では石炭増産にあらゆる努力を傾倒してやつて参つておるとわれわれは承知してるのであります。しかも片山内閣当時においては、石炭生産の重要性にかんがみて、われわれとしては当時賛成いたしかねたのでありますけれども、石炭の國家管理までもして今日やつておるというような重大な石炭生産の資材として、まさしく坑木というものは最も重要な資材であろうと思う。坑木がなければ一塊の石炭も掘るわけにいかない、いわば炭坑にとつては米の飯と言われるような坑木でございますが、そ……

第5回国会 農林委員会 第18号(1949/05/10、24期、民主自由党)

○野原委員 酪農業調整法を廃止する法律案の説明を伺いまして、この法案を廃止することに対しましては、この際異議をはさむものではありませんが、ただ日本の農業が今日の段階において、大いに酪農を振興せしめなければならない段階にあり、また從來の酪農地帯はもちろんのこと、從來馬を盛んにやつておつた地帯も、最近酪農熱が非常に上つて参りまして、もう各地とも農村の健全化のために農村の人たちが酪農業に対して、非常に関心を持つておるのであります。この際において、單に酪農業の調整法を廃止するというだけでは、せつかく酪農の機運が上つておる際に、政府の措置としてに芳ばしくないのであります。この機会に酪農業を大いに振興せし……

第5回国会 農林委員会 第21号(1949/05/13、24期、民主自由党)

○野原委員 この機会にいろいろ伺つておきたいのです。私は從來競馬というものをあまり見たことはありませんが、一体競馬というものは早く走ればいいだけの競馬をやつておるのか、それとも重い物を運ぶ競走もやつておるのですか、それから伺います。
【次の発言】 われわれの知る限りにおいては、東北地方などでは、馬力大会という非常に勇壯な競走がある。これは古くからやられておるのです。馬が砂の上を重い物を積んだ車をひつばつて走るのでありますが、あの馬が歯を食いしばつてゴールに突入して來る姿を見ますと、懦夫をして立たしめるというような、実に何とも言えない勇壯な氣分に打たれるのであります。私はあれを見て、日本の再建は……

第5回国会 農林委員会 第29号(1949/05/22、24期、民主自由党)

○野原委員 提案者の一人としまして、ただいまの御質問に御答弁を申し上げます。今の酪農業が大資本によつて独占されておるということに対する、酪農民等の経済的関連の問題でありますが、ただいまの遠藤君の説明で多少不備の点がありますので、私から補足いたします。実は明治製菓では、すでに酪農民に開放しておりますのは大体十七パーセント程度が開放されておる。森永製菓では約三十パーセントが酪農民に開放されておる。それから北海道興農会社では大体五十パーセントがすでに酪農民のものになつておるという状態であります。すでにこのパーセンテージは漸次ふえて行く傾向にあるということでありまして、淡い單なる夢ではない。現実にそう……

第5回国会 農林委員会 第32号(1949/05/25、24期、民主自由党)

○野原委員 ただいま井上委員の御質問の罰則の問題に関して、立案者の私からお答え申し上げます。牛が死んでも割当てられた数量を出さなかつた場合には三年以下の懲役ということがあるが云々というお話でありますが、牛が事実死んでしまつたことが明らかであり、またまことにその事情やむを得ないというような場合において、これを懲役にしたりあるいは罰金をとるという考えは、立案者としては毛頭持つておりません。この罰則なるものは、あくまでも当然供出の責任を果さなければならぬ者が故意にやらなかつた場合に、こういう罰則を設けておいたにすぎないのであつて、その場合においては当然罰則の必要がない。牛がなくなつたという者に対して……

第5回国会 農林委員会 第36号(1949/05/31、24期、民主自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 会議を開きます。ただいまの祕密会の記録はこれを公表しない方が適当と思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。ただいまの祕密会議の記録はこれを公表しないことに決しました。なおお願いしておきますが、むずかしい数字もあつたようでありますが、これはひとつ皆さん方の責任で発表なさらぬようにお願いします。  午後二時まで休憩します。     午後一時六分休憩

第5回国会 農林委員会 第38号(1949/06/18、24期、民主自由党)

○野原委員 ただいまの渕君の質問に関連をいたしましてちよつと申し上げたいと思います。この食糧確保臨時措置法の一部改正の問題に関しまして、これが継続審議に相なつた、それがたまたま今の渕君のお話では、何か次の國会においてこれを通さなければならぬ、通すことが前提だというふうなお話でございましたが、私どもはあくまで継続審議中でございまして、また食糧確保臨時措置法の改正に関しましての関連した問題といたしまして、先ほど來原田君あるいはまた渕君からるるお話があつたような、いわゆる根本的な農業政策の問題についての、いろいろな條項について解決をしなければならぬ問題を、急いで解決しなければならぬと考えて、目下審議……

第5回国会 農林委員会 第39号(1949/07/29、24期、民主自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 本日はこの程度にとどめまして、次会は明三十日午前十時より開会いたします。本日はこれにて散会いたします。     午後四時三十七分散会

第5回国会 農林委員会 第40号(1949/07/30、24期、民主自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 皆さんにお諮りしますが、どうもこの問題は大臣や長官に出席していただいて、はつきりした責任ある御答弁を願わなければどうにもならぬと思います。そこで月曜日に必ず大臣及び長官に出てもらうということにいたしまして、事務当局に対する質疑は以上の程度にとどめたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは本日はこの程度にとどめまして、次会は明後八月一日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午前十一時五十一分散会

第5回国会 農林委員会 第41号(1949/08/01、24期、民主自由党)

○野原委員 木炭の特別会計を遂に停止しなければならぬ段階になつたわけであります。過去昭和十五年以來続けて参りました特別会計による木炭の需給調整が、今日突如として非常に悲惨きわまる現実を暴露する段階になりましたことは、はなはだわれわれとしては遺憾に思うものであります。この問題に関しては、同僚議員の平野君や河野君からるる御質問が出ましたが、私は責任は責任としてあくまでも追究しなければならぬと思うのでありますが、同時にまた、この特別会計がかような失敗を起したという根本を考えてみるときにおいて、私は今後こういう特別会計はもうやることはないと思います。私の感じている点は、一体こうした特別会計というものは……

第5回国会 農林委員会 第43号(1949/08/03、24期、民主自由党)

○野原委員 ただいまの村上君の質問の問題でありますが、事は非常に重大だと思います。長官の御説明で一應納得はしましたが、そういううわさが出たということだけでも、これは聞き捨てならね問題だと私は思う。ただいま村上君から東北地方の特殊事情というふうなことのお話がありましたが、われわれも東北の実情をよく知つておりまして、同じ食糧の取扱いをしますにおきましても、取扱い数量に比較いたしまして非常に廣汎な地域にわたつておる。あるいはまた雪が降るというふうないろいろな事情等によりまして、当然人員の配置は関東、関西等のいわゆる暖國地帯から見れば、むしろずつと多くなければならぬとも考えておるのでありまして、整理の……

第5回国会 農林委員会 第45号(1949/09/07、24期、民主自由党)

○野原委員 けさほど來、特別会計の薪炭の問題が大分論議されましたのですが、ああいう非常な赤字を生じた原因を追究してみると、今までの林野廳のいろいろな説明で、大体はつきりしておると私は思うのであります。ただ会計檢査院においての正式な扱いは、その全体ができていなかつたのでありますけれども、形式的には、はつきりした亡失された証明のつくものだけが國損ということになつて一應処理されたということでありまして、にわかに二十三年度になつて厖大もないものが赤字になつたということになつて、たいへん論議の的になつておりますけれども、ただ経過的に薪炭特別会計の取扱いの今までの様子からこれを判断しますと、私はそこに一つ……

第5回国会 農林委員会 第46号(1949/09/08、24期、民主自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 ちよつと申し上げますが、大臣がせつかくお見えでありますから、大臣に関する質問を先にひとつお願いいたします。
【次の発言】 簡單に願います。

第5回国会 農林委員会 第48号(1949/09/29、24期、民主自由党)

○野原委員 先般東北地方をまわりました概況を御報告申し上げます。  十二日に出発をいたしまして、青森、秋田、岩手三縣をまわりまして、十九日に調査を終わつたのでありますが、時間の関係で詳細なことは報告書に譲ることにいたしまして、概況だけ御報告申し上げます。  まず岩手縣におきましては、最初縣庁に参りまして、縣当局から農林行政に関する種種な事情を伺い、また要望などを聽取いたしまして、現地の視察に参つたのでありますが、紫波郡煙山村に参りまして、そこの國有林開放による開拓地を調査いたしました。なお煙山苗圃、これは盛岡営林署の管内の苗圃でありますが、これを見て参りました。そうして同時に山王海の農業水利の……

第5回国会 農林委員会 第49号(1949/09/30、24期、民主自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 午前中はこの程度にとめまして、午後一時半より再開することととし、暫時休憩いたします。     午後零時十七分休憩

第5回国会 予算委員会 第8号(1949/04/09、24期、民主自由党)

○野原委員 私はまず建設大臣にいろいろお伺いいたしたいと思います。今年の予算を見ますと、建設省の予算が非常に少いのであります。しかも建設省の予算と申しましても、当面の緊急を要すべき災害復旧の予算、これが非常に少い。同時にまたわれわれが民自党として國民の前に公約した一大建設をしたい、將來の日本の國力の培養、國民生活の基盤を確保するためにも、大きな建設計画をもつて臨まなければならぬ。單なる災害の復旧というふうな應急手当はかりでなく、將來にわたつて絶対に災害が発生しないような恒久対策をもつて臨みたい。そのためにはいろいろな、たとえば電源の開発に関連いたしましたダムをつくつて行こうというふうなことを、……

第6回国会 農林委員会 第3号(1949/11/11、24期、民主自由党)

○野原委員 今回政府は国有鉄道事業の独立採算制確立のために、貨物運賃の引上げを行うというような情報が伝わつておる。聞くところによると、貨物運賃において九割一律の運賃値上げをするということを聞いておるのですが農林関係、特に林業の方面から見ますと、今回のそうした一律の値上げがもしかりに実現いたしますならば、日本における林業は致命的な影響を受けることに相なるのであります。御承知の通り木材は非常に容積が大きいのでありますから、一車に積みましてもたかだか十万円か十二、三万円の価格なのであります。品物によりましては一車積むと数百万円というような物もございますし、一般の輸送する品物の中で、おそらく最も低廉な……

第6回国会 農林委員会 第8号(1949/11/21、24期、民主自由党)

○野原委員 証人に二、三の点を伺いますが、不正摘発委員会というものがあなたたち全農林の中にあつたのですか。またあつたとすればそれはどういうような組織であつたか、それをお伺いいたします。
【次の発言】 この委員会は何人で構成され、また專門部会とさつきあなたが申されましたが、專門部というものは、この薪炭関係とか林野関係とかい、うようなことを担当しておつたのかどうか、また特に林野庁関係の方を担当しておつたのは何人で、名前はだれとだれであつたかをお伺いいたします。
【次の発言】 さつきあなたは林野庁関係は佐藤義彌君などが特に調べた、こういうお話でありましたか、佐藤義彌君は、私もよくわかりませんが、今も……

第6回国会 農林委員会 第9号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○野原委員 この決議はたいへんけつこうでありますが、実はこの間委員会で決議になりました木材のことは特に重要な点であります。同じ委員会から二つのものが出て来ると関連を持つた方がいいと思いますので、この申入れをする前に、さきに木材の件については申入れたが、なおこれこれというふうに、適当にひとつ御処置願いたいと思います。
【次の発言】 先ほど来の三浦証人の話で、大体内容が明白になつたのであります。なお聞いておきたいと思う点がございます。それは先ほど来の質問等を見ましても、何か非常に混線しておると思うのです。これはそうむずかしい問題でないと思う。先ほど松浦君からの質問にもありました通り、明らかに二つの……

第6回国会 農林委員会 第12号(1949/11/26、24期、民主自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 それでは暫時休憩いたします。     午後五時十分休憩     午後六時二十九分開議

第6回国会 農林委員会 第14号(1949/11/30、24期、民主自由党)

○野原委員 この際質疑及び討論を省略してただちに採決せられんことを望みます。

第6回国会 農林委員会 第16号(1949/12/02、24期、民主自由党)

○野原委員 私は民主自由党を代表いたしまして、今回政府から提案になりました油糧配給公団法の一部を改正する法律案並びに肥料配給公団令の一部を改正する法律案等につきまして賛成するものであります。政府の提案趣旨説明によりましてきわめて明らかなことく、この両公団の今回の改正の要点は、要するに従来預金部資金等から借入金をもつてまかなつていたものを、ドツジ・ラインの示すところの新しい国家財政の編成方針にのつとりまして、一般会計から政府がこれを支出するということに改めることになつておるのでありまして、すでにその予算的措置においては、二十四年度補正予算となつて、先日の国会におきましてすでに衆議院を通過し、参議……

第7回国会 農林委員会 第5号(1950/02/09、24期、民主自由党)

○野原委員 私はこの際林業対策に関する私見を申し上げまして、小委員会の設置を要望したいと思います。言うまでもなくわが国の国土の三分の二を占めておるものは森林でありまして、その林業政策のよしあしは国家の再建にとり、あるいはまた日本の産業、経済、文化全体に対する影響はきわめて大きいのでありましてわれわれはこの国土の三分の二を占めておるその山林地帶に対して、いかなる建設的な政策をもつて臨むべきやということは、国家の基本的な問題でなければならぬと思うのであります。治山治水の問題が大きく取上げられまして、政府においてもいろいろと強力な施案やつておりますけれども、まだまだ十分でないのであります。そうした面……

第7回国会 農林委員会 第20号(1950/03/27、24期、自由党)

○野原委員 私はただいまの河野委員と同様に、現在の肥料価格の問題に対しましては、農林省はもつと強腰で当つていただきたい。肥料の問題につきましては、当然農林省が一元的にこれをやるべきことか妥当だと思いますが、通産省の方面でこれを担当しておる関係上、どうもメーカーの保護ばかりやつておるようにわれわれは受取つておるのであります。農村では、今日すでに肥料が高過ぎるということで、全国至るところ配給の辞退が行われております。またこの春肥に対しましては、配給の辞退が続出するであろうことは、もうわれわれの常識として、農村の方たちは、とうてい今後の肥料はこの半分もとれないであろうということまで言つておるのであり……

第7回国会 農林委員会 第22号(1950/03/31、24期、自由党)

○野原委員 牧野法の改正に関連いたしましてい二、三政府の御方針をお伺いいたしたいと思います。牧野の改良を行い、その生産を高めることの必要は、いまさら申すまでもないのでありますが、御承知の通り、戰時中著しい人手不足のために、牧野はほとんど放任されておりまして、原始の状態にだんだんともどつて参りまして、このままにしておくことは、狭隘なる国土の活用という面から見ましても、はなはだ遺憾に考えておつたのでありまするがもここに新たに牧野法の改正を企図ぜられるということにつきましては、ただいまの政務次官の提案の趣旨説明によりましても、まことにけつこうと存ずる次第でございます。しかしながら、今回の牧野法の改正……

第7回国会 農林委員会 第23号(1950/04/03、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 皆さんにお諮りしたいと思いますが、ただいま小平さんからの御提案、まことにごもつともだと思いますが、大臣の出席はいずれ当然出て来なければならぬと思います。しかしせつかく政務次官も参りましたし、農政局長も来ておることでありますので、大臣に答弁を要求する以外の、何か内容等について御質議もあろうかと思いますが、時間的にもせつかくの機会でありますので、でき得べくんば、大臣に対する答弁の要求等は、いずれ大臣の出席のときにするといたしまして、農政局長、政務次官等に対する質問をおやりになつたらいかがかと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 ただいまの吉川君の御意見のような方が多いようでご……

第7回国会 農林委員会 第24号(1950/04/05、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。  本日午前中に農林大臣の出席を要求したのでありまするが、いまだその出席がありませんので、本日はこの程度にとどめまして、次会は公報をもつてお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後二時四分散会

第7回国会 農林委員会 第27号(1950/04/11、24期、自由党)

○野原委員 造林臨時措置法案に関しまして二、三政府の見解をお伺いいたします。まずこの法律によりまして、戰時中における過伐、濫伐の結果生じた、いまだ造林できないでおるところの百二十万町歩の民有林に対しまして、きるだけ早く造林をするということはよくわかるのでありますが、さてこれはひとり民有林のみならず、国有林に対しましても、まつたく同様のことが言えると思うのでありまして、戰時中におきましては、民有林、国有林を問わず、わが国の林業は、造林の部面におきましては、ほとんど等閑に付されておつたのでありまして、この法律によりまして、一応民有林に対する対策は臨時の措置としてとられたわけでありますが、国有林に対……

第7回国会 農林委員会 第33号(1950/04/21、24期、自由党)

○野原委員 ただいま競馬法の一部を改正する法律案に対する提案の理由の説明を承りましたが、その説明できわめて明白なことく、中京地区に競馬場を置くということに対しましては、われわれもすでに十分その必要を感じ、またその設置をすることが、きわめて当然であると考えておるのでありまするけれども、この問題に関しましては、かなり以前から問題になつておりまして、要するに地元においてたくさんの地区で、この設置に対して非常な競争もあつたという点で、非常なせり合いになつておつたのでありますが、今提案者の事情を承りますると、地元におきましては、すでにそれらの競争の関係もいろいろとお話合いがついたというような大体のお話で……

第7回国会 農林委員会 第38号(1950/04/29、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 これより会議を開きます。  小笠原委員長にはおさしつかえがありますので、皆さんの御推薦によりまして、本日は私が委員長の職務を行います。  議事に入る前に議案が付託になりましたから御報告いたします。本二十九日、参議院議員伊達源一郎君外九名提出による狩猟法の一部を改正する法律案が、また昨二十八日内閣提出による農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律案が、それぞれ本委員会に付託と相なりました。以上御報告いたします。  次に小委員の補欠選任を行います。去る二十二日林業対策小委員及び畜産に関する小委員てありました大森玉木君が委員を辞任せられ、昨日また大森玉木君が議長の……

第7回国会 農林委員会 第39号(1950/04/30、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 本日はこの程度にとどめます。次会は明五月一日、午後一時より開くことにし、本日はこれにて散会いたします。     午後二時五十七分散会

第8回国会 農林委員会 第3号(1950/07/19、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 河口陽一君。
【次の発言】 ちよつと河口君に申し上げますが、大臣は十二時三十分まできりおれないそうですが、あと多勢おりますので、なるべく要点だけ……。

第8回国会 農林委員会 第5号(1950/07/24、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 本日は趣旨の説明を聴取するにとどめまして、次会から質疑に入りたいと思います。
【次の発言】 この際大森玉木君より肥料問題について、大臣に質疑をしたいとの申出があります。これを許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは大森玉木君。
【次の発言】 ちよつと申し上げますが、先ほどお諮りしましたように、自作農創設特別措置法の改正に関する質疑その他は、次会からやるということを申し上げておりますので、大森先生の御質疑は、いずれ次会から、いろいろ政府委員もそろうと思いますから、次会からあらためてお願いします。

第8回国会 農林委員会 第8号(1950/07/28、24期、自由党)

○野原委員 競馬法の一部を改正する法律案は、前の第七国会におきまして、大体同様な法律案が本委員会にかかつたのであります。その際におきましても、一部を除きましてほとんど大多数の者が賛成をいたしまして、この委員会を通つたきわめて簡単な問題でありますし、格別質疑その他の必要はなかろうと思うので、すぐに討論、採決を願います。     〔「質疑あり」と呼ぶ者あり」

第8回国会 農林委員会 第12号(1950/08/17、24期、自由党)

○野原委員 八木君の質問に関連して見返り資金のことをちよつと一点伺いたいと思います。大規模農業水利事業等に対しまして見返り資金を使うことは、たいへんけつこうなことでありますが、私は見返り資金の出し方について、実はふしぎに考えておる点があるのであります。それと申しますのは、現在の日本の食糧問題、特に朝鮮事変以来非常に大きな問題になつておるわけでありますが、国内食糧自給態勢の確立という問題に関連いたしまして、大急ぎで食糧増産の効果の上るようなものに対しまして、政府の財政支出はもちろんのこと、その別個の面として、見返り資金等が導入されるべきものでありまして、その線に沿つてやつておられるということは、……

第8回国会 農林委員会 第15号(1950/10/03、24期、自由党)

○野原委員 農地改良造成並びに災害復旧に関する東海班の調査の概要を御報告いたします。  本班は不肖私が班長となり、国民民主党大森、坂口、古川の三委員、それに藤井專門員が随行いたし、去る九月十四日から十七日まで四日間にわたり愛知、岐阜両県下について実地調査をしたのであります。まず愛知県下の調査について申し上げます。  十四日愛知県庁に到着、ただちに青柳知事、宮下農地部長及び鈴木農林部長から県下の土地改良、災難復旧その他一般農政に関する概括的説明を聽取いたし、次いで名古屋市内荒子川排水施設を視察し、同夜は名古屋に宿泊いたしました。翌十五日には、木曽川流域の木津川水、宮田用水を視察いたし、車を返して……

第9回国会 農林委員会 第6号(1950/12/06、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 次は篤農家の大平信彌君にお願いいたします。
【次の発言】 食糧増産あるいは農業技術改善についての参考人各位からの御意見の開陳は一応終りました。なお参考人諸君に対しての御質問等ございましたら、この際お願いしたいと思います。なお政府側の意見を聞きたいというようなお話もあつたと思いますので、もしございましたらこの際お願いいたします。
【次の発言】 ただいま井土君からの御意見でありますので、農林省側からどななたか御答弁願います。
【次の発言】 本日に食糧増産に関する技術の改善につきまして、参考人の各位には遠路わざわざおいでをいただきまして、長時間にわたり貴重な御体験を中心とした御意見……

第9回国会 農林委員会 第8号(1950/12/08、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 休憩前に引続きまして会議を開きます。  この際肥料問題を議題といたします昨日島村農林政務次官から、一応政府の意向をお話がありましたが、幸いに周東安定本部長官及び廣川農林大臣もそろつお見えでありますので、この際両大臣に対しましての質問を願いたいと思います。
【次の発言】 委員長から一言発言いたします。先ほど来大分問題になりましたが、肥料に関する政府の見解に関しまして、先ほど農林大臣からはつきりした文書で出したいということでありますので、会期もいよいよ明日一日になつておりますので、明日の午前中に文書でもつて委員会に回答をお出し願うことをお願いいたします。なおその上で明日会議を続行……

第10回国会 農林委員会 第2号(1951/01/26、24期、自由党)

○野原委員 理事の選任はその手続きを省略いたしまして、委員長において御指名願いたいと思います。

第10回国会 農林委員会 第6号(1951/02/07、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 ちよつと河野君に申し上げます。河野君の質問の問題は明日の委員会でやりますから、きようは一応予算の説明を聞くという……。
【次の発言】 それでは簡單に願います。
【次の発言】 それでは肥料及びえさの問題に関しましては、いろいろ御議論もありましたが、また適当な機会になおはつきりさせて行きたいと思いますが、本日は予算の説明を聞くことになつておりますので、引続いて大臣官房の農林金融課長富谷君から、農林漁業金融に関する御説明を聞きたいと思います。
【次の発言】 それでは次に食糧庁長官から食糧庁の予算関係の説明を聞きたいと思います。

第10回国会 農林委員会 第8号(1951/02/10、24期、自由党)

○野原委員 農調法の改正は、かねがね問題になつておりましたが、われわれといたしましては、一日も早く根本的な改正を望んでいるわけでありますけれども、このたび提出になりました議案は、單に選挙期日の変更というきわめて事務的な小さな問題であると思うのであります。従いまして、すでに質疑その他は済んでおりますので、この際討論を省略いたしまして、ただちに採決せられんことを望みます。
【次の発言】 先ほど来の平野委員の質問に関連してちよつとお尋ねしたい。実は私ども昨年の秋に岐阜県の、特に農地局関係の仕事を見る機会がありまして――委員会として出張したのでありますが、そのとき防災ため池の状況をよく見て参りました。……

第10回国会 農林委員会 第13号(1951/02/28、24期、自由党)

○野原委員 ただいまの問題に関連いたしまして、農業委員の性格と申しましようか、これをよく考えてみますと、これは一つの農村民主化の発展の過程において、いよいよ形の上での最終段階に来たものだと私は思う。農地改革というあの大きな困難な仕事を一応まとめ上げて、そうしてそこに農地委員会の大きな使命も、一応の段階になつた。あとは残された農地の交換分合とか、その他のいろいろな困難な仕事はありますけれども、この旧地主から自作農を創設するという大きな、日本民主化に対する最も重要な任務というものは、一応果されたわけです。そこで日本の土地制度その他から見ましても、いわゆる旧地主を解体させて自作農にするという困難な仕……

第10回国会 農林委員会 第14号(1951/03/02、24期、自由党)

○野原委員 ちよつと議事進行について……。先ほど来共産党の山口委員の質問を聞いておりますと、一体まじめに農業委員会の問題をやつているのかどうか、はなはだ私は疑問であると思う。農業生産力の増強とは何だ、農民の地位とは何んだというような一片の言葉じりをとらえて、一つの言葉の定義を一つ一つ聞いておつたのでは、農業委員会法案を審議するに一体何十日かかるかわからない。こういうような審議の方法で進めることは、いたずらに農業委員会という、われわれがせつかく日本の農村の発展のために最もよい委員会をつくろうとするこの審議にあたりまして、何かためにせんがための、議事引延ばしのための態度であろうと私は思うのでありま……

第10回国会 農林委員会 第15号(1951/03/03、24期、自由党)

○野原委員 横田君のに関連してちよつと……。野党側は横田君一人だが、横田委員は非常に真剣に審議を進める御意思のようでありますが、実はきのうの山口委員の質問に対して、議事進行で私が委員長にいささか御注意申し上げたのでありますが、どうも横田委員の質問といい、山口委員の質問といい、一体農業委員会の問題を取上げておるにもかかわらず、その中のたいへん飛躍したお話ばかりで、特に日本の農民の地位であるとか、農業の生産性とは何ぞやとかいうようなことを、五回も十回も繰返して、まるで外國の話でもするような調子で、日本々々というような言葉が出ていろいろ言われておつた。私はそれを見まして、農業委員会法という今現実に出……

第10回国会 農林委員会 第20号(1951/03/13、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 ただいまより農林委員会を開会いたします。  委員長が遅れて見えますので、私がかわつて委員長の職務を行います。  去る三月八日本委員会に付託に相なりました松浦東介君外百四十名提出、積雪寒冷單作地帯振興臨時措置法案及び去る十日付託になりました内閣提出、農業災害補償法の一部を改正する法律案を順次議題といたし、審議に入ります。  松浦東介君外百四十名提出、積雪寒冷單作地帯振興臨時措置法案の提案理由の説明を求めます。松浦東介君。
【次の発言】 農業災害補償法の一部を改正する法律案のただいまの提案理由を伺つたのでありまするが、根本的な補償限度の引上げとか、そういつたいろいろな問題に関しま……

第10回国会 農林委員会 第21号(1951/03/14、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 政府から説明員が来ておりますが、渡部農政課長どうでしようか。
【次の発言】 ちよつと速記をやめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――他に御質疑がなければ、この際討論を省略して、ただちに採決したいと思いますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、これから積雪寒冷單作地帶振興臨時措置法案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よつて本案は原案の通り可決すべきものときまりました。  なおお諮りいたします。本案に関する委員会報告書の作成に関し……

第10回国会 農林委員会 第23号(1951/03/17、24期、自由党)

○野原委員 農業委員会法案並びに農業委員会法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案は、すでに数次にわたつてこの委員会で詳細に質疑を継続して参つた案件でありますので、すでにこの問題に関しましての質疑は十二分に尽したと考えますので、この際質疑を打切られんことを動議として提案するものであります。
【次の発言】 私は自由党を代表いたしまして、農業委員会法案並びに農業委員会法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案の修正案並びに修正部分を除く原案に対して賛成の意を表するものであります。  終戦後の農村の民主化及び農業生産力の発展の障害を除去するための画期的な農地改革が、すでに三百万戸以上に及ぶ自作農家……

第10回国会 農林委員会 第24号(1951/03/19、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 河野委員。
【次の発言】 木村榮君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめて散会いたします。次会は広報をもつてお知らせいたします。     午後三時三十九分散会

第10回国会 農林委員会 第27号(1951/03/23、24期、自由党)

○野原委員 私はこの際開拓問題に関しまして、農林当局に対しまして、二、三お伺いいたしたいと思います。日本の開拓をもつて国内の食糧問題を解決し、また人口問題もそれによつて解決をして行くという、戦後の国土の狭隘な日本として、敗戦後の深刻な日本農村の建直しにあたつての国策として取上げられた開拓問題であります。そこでその開拓にあたりましては、いまだ開拓の余地が非常にある東北及び北海道等を初め、全国至るところ、いやしくも開拓に適する所は余すところなく開拓を行う、大きな構想を持つて百五十五万町歩の開拓及び十万町歩の干拓という大構想を持つて出発をされたのであります。その開拓行政を円滑に行うべく、政府におきま……

第10回国会 農林委員会 第29号(1951/03/27、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 次に川西清君。
【次の発言】 本件につきましては、別に討論の通告もありませんので、討論を省略して、ただちに採決いたしたと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありまするので、これより採決に入ります。  まず、川西清君提出の修正案について採決いたします。本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よつて本修正案は可決せられました。  次に、河野謙三君提出の修正案について採決いたします。本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よつて本修正案は可決せられました。  次に、ただいま可決せられました両修正案の修正部分……

第10回国会 農林委員会 第30号(1951/03/28、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 これより農林委員会を開きます。  委員長がまだ見えませんので、私がその案代行いたします。  この際法案の付託についてお知らせいたします。本日小笠原八十美君外十七名提出、競馬法の一部を改正する法律案が本委員会に付託になりましたので、御承知おき願します  これより競馬法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それではこれより本案の趣旨について提案者の説明を求めます。小笠原八十美君。
【次の発言】 これより本案に関する質疑に入りたいと思います。宇野君。

第10回国会 農林委員会 第32号(1951/03/31、24期、自由党)

○野原委員 農薬取締法の一部を改正する法律案は、すでに参議院の審査を経て本院に送付になつた議案であります。同時にまたその内容を審査いたしまするのに、従来の農薬取締法は、その内容においてはなはだ欠陷があつたのであります。すなわち十分な規格の制定がなかつたという点や、あるいはまた誇大なる宣伝あるいは虚偽の宣伝等に対する取締りの方法において欠陷があつた。そういうような点をこのたびの改正によつてなくするという趣旨のもとに、今回の改正がなされたというわけでありますので、その改正の趣旨はまつたくけつこうなことであります。参議院の方におきましても全会一致で通つたということであります。従つてそういう簡單な内容……

第10回国会 農林委員会 第33号(1951/05/15、24期、自由党)

○野原委員 提案者を代表いたしまして私から提案理由の説明を申し上げます。  わが国の森林は戰時戰後の過伐濫伐によつて荒廃しつつありますことはすでに御承知の通りでありまして、かかる事態を收拾するために急速かつ徹底的な造林を行い、森林施業の合理化をはかることはもちろん、一層積極的に林業を振興して、わが国自立経済の基盤を確立する必要切なるものがあるのであります。しかるところ、わが国の民有林は大部分が五町歩以下、その平均所有面積は一町歩以下という零細森林所有者でありますために、これを協同組織による森林組合により十分活発に活動できるよう経済的に強化しなければ、森林の復興も望み得ない実情であります。  現……

第10回国会 農林委員会 第34号(1951/05/16、24期、自由党)

○野原委員 このたびの農漁業協同組合再建整備のことは、すでに改正前の農漁業協同組合再建整備法案の審議の際にいろいろと審議を盡したのでありまして、林業につきましてもまつたく同様な趣旨によるものであります。すなわち今までの協同組合の状態というものは、非常に経営が苦しくなつておりまして、これひとり農業協同組同や漁業協同組合に限らず、森林組合の方でも同じような現象であつたのであります。ことは終戰後の経済の混乱期の中に、従来森林組合が国家の代行機関として、たとえば薪炭等に対する政府事業の代行をやつておつたのであります。そういうような政府の代行機関として果しておりました仕事が、その後政府が薪炭特別会計をや……

第10回国会 農林委員会 第36号(1951/05/18、24期、自由党)

○野原委員 ただいま議題となりました森林法案及び森林法施行法案の提案理由を御説明いたします。わが国の森林は、敗戰による領土喪失の結果、戰前に比べまして面積で約六割、蓄積で約七割弱に減少いたしたのでありますが、これに対しまして木材その他の林産物の需要は、戰後の復旧資材、建築用材、パルプ用材等ますます増大しておりまして、戰時中からの過伐の傾向はますます強くなり、成長量の数倍のものが伐採せられ、森林の蓄積はとみに減耗しつつある状態であります。一方伐採後の造林は、戰後におきまするインフレーシヨン等の悪影響によりまして思うように進捗しないで、年々の造林面積は伐採面積に追いつかず、戰時中及び戰後の伐採跡地……

第10回国会 農林委員会 第38号(1951/05/22、24期、自由党)

○野原委員 平野委員の質問に対する通産省側の御答弁は、どうもあまりはつきりしていない点があります。私伺いたいと思いますのは、この表にあります工場は、先ほどの説明では、昭和二十八年度ごろに完成する工場だというお話でございますが、そうですか、これをはつきり御説明願います。
【次の発言】 ただいまの説明でよくわかりましたが、そうすると、すでにもう二十六年度中において操業できるものだけであつて、あとは今建設中の四工場は、これは先ほど二十八年度中に完成をするというお話でありましたが、この完成する分を含まないで、一箇年の木材需要量が約千三百五十万石であるというお話であります。先ほど林野庁長官からちよつとお……

第10回国会 農林委員会 第39号(1951/05/24、24期、自由党)

○野原委員 平野委員や遠藤委員から質問がありましたので、重複を避け、別な問題をお伺いしたいと思います。  このたびの林野整備法案はいわゆる林野整備であつて、国有林の拂下げそのものを目的としたものではなく、新しい事態に即応した国有林のあり方をきめているということにおいて林野整備という名前をつけたものと思うのであります。そこで当然問題になりますのは、国有林の売拂いもございます、あるいはまた交換分合という仕事も同時に大きな仕事の一つであろうと思います。それからまた法案を通じて見ますと、消極的には、必要に応じては林野整備によつて得た收入の範囲で民有地を買上げることもできるというようになつておるようであ……

第10回国会 農林委員会 第45号(1951/06/02、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 井上委員。
【次の発言】 それでは速記をやめてください。
【次の発言】 河野君から肥料問題に関して発言を求められております。これを許します。河野謙三君。
【次の発言】 お諮りいたします。ただいまの河野君の提案の通り、肥料価格に関する件を本委員会の決議として、なお政府に参考送付することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。さように決定いたします。
【次の発言】 遠藤君のお申出はまことにごもつともでありますので、参議院の農林委員長にも善処方をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 お答えいたします。井上委員の御提案はまことに同感で……

第10回国会 農林委員会 第47号(1951/07/12、24期、自由党)

○野原委員 米価問題については、いずれ農林大臣が出席したときに、基本的な問題はいろいろつつ込んだお話をしたいと思います。従つて今日はあまり根本的な問題には触れるわけには参らぬと思います。ただ政府の今までの米価に対する態度を見ておりますと、いわゆるパリテイ方式によつて買い上げなければならぬという原則をずつとやつて参りまして、ときにはまるでパリテイ計算の方式が生産者価格と同等に幅のあつたときもあります。そのときにおいてさえも、政府はすべてパリテイによつて買い上げることが最も妥当であり、正しい方式であるということを主張しておつたわけであります。ところでパリテイの上り方が、政府の考えておつたものよりも……

第10回国会 農林委員会 第48号(1951/07/13、24期、自由党)

○野原委員 この際私は根本農林大臣に対しまして、米価の問題に関しましてそのお考えを伺いたいと思うのであります。今日米価の決定がどこにおちつくかということは、全国農民の非常なる関心事となつておるのであります。その米価の問題に関連し、麦の値段に対するバツク・ペイは、はたして支払われるのであるかどうかというような不安もある。あるいはまた従来早場米奨励金をいただいている積雪寒冷単作地帯等では、早場米奨励金があるいは打切られるのではないかというような心配までもしている向もある。また最近の新聞紙上では、パリテイ指数が非常に上昇している今日において、昨年設けられました特別加算の率が著しく引下げられるのではな……

第10回国会 農林委員会 第49号(1951/07/14、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 井上良二君。

第10回国会 農林委員会 第50号(1951/08/09、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 これより農林委員会を開会いたします。  委員長がまだ来られませんので、私がかわつて代理をいたします。  まず米価に関する件について調査を進めます。前回の委員会におきまして米価問題について種々論議をいたしましたが、その後政府におきましては本問題について方針を決定し、すでに一部実施されておるのでありますが、この際順序といたしまして、政府の措置について簡單に説明を求めたいと思うのであります。物価庁第二部長永野正二君。
【次の発言】 ただいまの第二部長の説明に対しまして御質問がございますれば、これを許します。

第11回国会 農林委員会 第2号(1951/09/11、24期、自由党)

○野原委員 関連して。先ほど来積雪寒冷單作地帯の地域指定の問題で、同僚小淵君のまことに御熱心な御意見を聞いて、私ども実は非常に同感を持つのであります。ただ私は、積雪寒冷單作地帶の振興法案の立法の精神とまたその運用とを考えるときにおいて、これはよほど考えなければならぬのじやないか。特に最初この立法の際においては、特に積雪寒冷で恵まれない地帯、非常に條件の悪い地帶に対して何とか手を差延べるべきであるという考え方で、できるだけ地域等は狭い地帶にした方がよかろうというように私どもは考えているわけですが、だんだん広まつてしまつて、今ではすでに十七府県ができているということなんであります。それも一県におい……

第12回国会 農林委員会 第8号(1951/11/13、24期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 ただいまより農林委員会を開会いたします。  委員長が見えませんので、私が委員長の仕事を代行いたします。  昨十二日本委員会に付託に相なりました内閣提出、繭糸価格安定法案を議題といたします。審査に入ります。まず本案の趣旨につきまして、政府の説明を求めます。島村政務次官。
【次の発言】 繭糸価格安定法案につきましては、この審議は次会からやることにいたします。
【次の発言】 次に、これから農林漁業組合再建整備法の一部を改正する法律案を議題といたし、前会に引続き審査を行います。
【次の発言】 お答えをいたします。農林漁業組合再建整備の問題に関連いたしまして、今日の協同組合に対する基本……

第13回国会 水産委員会 第6号(1952/02/04、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く水産関係諸命令の廃止に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  さきに調印を見ました日本国との平和条約の効力の発生にあたり、昭和二十年勅令第五百四十二号(ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件)を廃止する必要があるため政府におきましては、この勅令に基く命令につき、所管各省においてこれが改廃等の措置を法律をもつて行うことといたしたのであります。  農林省におきましては、この方針に沿い、水産関係のポツダム命令につき検討を重ね、漁業法の罰則の特例に関する勅令等二命令は廃止する必要があると認められましたので、ここに本法律案と……

第13回国会 水産委員会 第34号(1952/05/13、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約に基き駐留する合衆国軍隊に水面を使用させるための船漁の操業制限等に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  この法律案の目的としますところは、安全保障條約に基いて駐留する合衆国軍隊の訓練等のため、一定の水面が、日米合同委員会で協定して使用せられる場合におきまして、その水面における漁船の操業が駐留軍の訓練等の支障とならないようにこれを規制する反面、これによつて漁業経営上損害をこうむつた漁業者の損失を補償することであります。  まず、漁船の操業の規制の点について御説明いたしますと、漁船の操業の制限または禁止を行いますのは内閣総理大臣で……

第13回国会 水産委員会 第37号(1952/05/20、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 まぐろの関税の問題冷凍まぐろの輸出につきまして、アメリカの下院が輸入税をかける議案を出し、それを可決して、上院の財政委員会でこれが票決になつておるという問題でありますが、その後アチソン国務長官から、これは日米経済協力態勢の強化の面から見ても非常に大きな問題であるので、この際それに対しては慎重に考えて、冷凍まぐろの輸入には関税を免ずべきであるというような強い政治的な主張がありまして、まだアメリカの上院本会議ではきまつていないようであります。これに対しましては、もとより外務当局の責任において、外交的な措置が講ぜられ、国務長官の考え方も、発言も、おそらく外務当局の非常に熱心な外交的な……

第13回国会 大蔵委員会 第20号(1952/02/25、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 わが国の森林の現状は御指摘のごとく戰時中及び戰後を通じまして、非常な過伐、濫伐に陥りました。すなわち森林の林木の成長は、年々ある程度ずつ成長しておりまして、その成長の分だけを伐採いたしますと、永久にその森林は保続ができるのでありますが、何分にもあの大戦争及び終戰後における非常な木材界の好況によりまして、ほとんど成長量の二倍ないし三倍にも達するような伐採をしたのであります。数字等はあとで林野庁長官から詳しく御説明申し上げますが、しかもそれが森林の全体にわたりまして、適正に伐採が行われたのではないのでありまして、生産のしやすい場所、運び出すことが楽な場所、いわゆる里山でありますが、……

第13回国会 内閣委員会 第8号(1952/03/25、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 農林省設置法等の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明申し上げます。  今回提案いたしました農林省設置法等の一部を改正する法律案は、農林省設置法の一部改正と水産庁設置法の一部改正との二つの部分からなり、前者を第一条、後者を第二条といたしております。  まず第一条の農林省設置法の一部改正から御説明をいたしますと、その要点は、一、農業改良局の統計調査部の所掌事務のうちに農林漁業に関する予測事業を加えたこと。二、動植物検疫所を植物防疫所と動物検疫所に分離したこと。三、中国種畜牧場を新設したこと。四、かんがい排水審議会を設けたことの四点であります。  第一の統計調査部の所掌事務の改正……

第13回国会 内閣委員会 第9号(1952/03/26、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 今野委員は何か非常な誤解をされておるようでありますが、レーダーをつけることは、あくまでも安全航海、海難防除のために、できるだけそういう施設をすることが好ましいということになつておるのでありまして、決してこれは強制的につけろというようなことではないのであります。あくまでも安全航海のためにやるのであつて、ましてやそれが何か仮想敵国でも向うにまわして、何か軍事的な意図でも持つておるのではないかというふうなことを考えることは、はなはだこれは奇怪千万のことでありまして、農林省としましては絶対そういうことは考えておりません。
【次の発言】 アウトルックの仕事が新たに加えられるわけであります……

第13回国会 内閣委員会 第23号(1952/05/16、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 農林省設置法等の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明申し上げます。  令回提案いたしました農林省設置法等の一部を改正する法律案は、今次の行政機構改革の一環として農林省の機構改革をその内容といたしておるのでありまして、第一條において農林省設置法の一部を、第二條において水産庁設置法の一部をそれぞれ改正いたしております。  まず第一條の農林省設置法の一部改正から御説明をいたしますと、その要点は、(一)食片糧及び林野庁を内局とし、それぞれ食糧局及び林野局とすること。(二)大臣官房、農政局及び農業改良局の事務の配分を調整して、農政局を農林経済局とすること。(三)内局に置かれた部及び新……

第13回国会 内閣委員会 第26号(1952/05/23、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 非常に重大な問題でございまして大臣にかわつてお答え申し上げまするけれども、すでに御承知のごとく自立経済達成のためには、わが国の食糧自給態勢の確立強化ということが絶対的な問題であります。従つて政府といたしましでも食糧自給態勢を確立強化するためにはあらゆる施策を超重点的に強力に行わんとしておることは、すでに御承知の通りであります。従いまして食糧増産経費等に対しましては、大幅にこれを増額要求いたしまして、ようやくにしてわれわれの要望がある程度達成されつつある段階でございます。今後われわれの考えておりまする食糧自給度の向上のための五箇年計画等を行いますためには、土地改良事業等はもとより……

第13回国会 農林委員会 第2号(1951/12/15、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 このたびはからずも農林政務次官に選任せられまして、はなはだ身に余る光栄と存じます。もとより浅学非才その任ではございませんが、一生懸命にやりたいと思つております。申すまでもなく今日農政の問題はきわめて重大でありまして、政府におきましても様々な策を講じまして、日本農政の進歩と発展のために努力をしなければならぬと考えているのでありますが、それにはどうしても農林委員会の強力なる支援また鞭撻がなければならぬと考えております。従いましてどうぞ委員会といたしましても十二分に議論を尽されまして、政府を御鞭撻くだされ、また予算獲得の上におきましても、委員会の御活躍によりまして農政の十分なる運営が……

第13回国会 農林委員会 第5号(1952/02/01、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 千賀委員の蘊畜を傾けての非常に高邁なる御意見として、政府は十分拝聴いたしまして、今後の施策の上に生かして行きたいと思います。  因伯牛の問題につきましてはいずれよく調査いたします。
【次の発言】 昨日も大臣から御答弁になつたのですが、米価審議会の意見は、もちろん十分尊重する方針にかわりございませんが、この予算として上げましたものは、一応安定本部が考えております買入れ時期との関係において、二百五十五というパリテイを基準にしまして、米は一応七千二百十四円ということにしておりますので、この七千二百十四円というパリティで計算されたものを、予算米価として考えております。もとよりその時期に……

第13回国会 農林委員会 第9号(1952/02/14、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 繭糸価格安定法は、ただいま小林君のおつしやいましたように、繭を生産する生産農民が十分引合うような価格にしたいというためにできたのでありまして、そのために繭糸価格、生糸の値段だけを安定してはいけない。繭の生産者に十分再生産を可能ならしめる価格にしたいというねらいのために、法案の名前までもかえたような次第であります。従いましてただいまのお話のように、繭の生産に対して十分なる考慮を拂わなければならぬことに対しましてはまつたく同感でございます。ただいま最低、最高価格の設定に伴いましての繭の買入れ価格は、大体千二百九十一円と小林君がおつしやいましたが、それではそれが絶対に引合わないかどう……

第13回国会 農林委員会 第11号(1952/02/29、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 農民の立場を保護する点におきましては、今後もわれわれは努力したいと思います。今の問題について今現地でいろいろトラブルがあるという点については、これは農地の問題だけに限定すれば、あるいはまだ経過的に十分な法的根拠がないためにやつておることもあろうかと思いますが、だからといつて竹村君が言うように、農民が警察予備隊を襲撃するとか、あるいはまた反抗をするために武器を持つて立つというようなことになりますと、これは国内の治安維持の観点から別に考えらるべき問題が生ずると思います。しかし農林省としましては、その問題は別に私ははばむ考えもありません。ただでき得べくんば両者の十分な話合いの上で公正……

第13回国会 農林委員会 第12号(1952/03/12、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 ただいま上程になりました農林漁業資金融通法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  御承知の通り農業倉庫は供出制度下においては主要食糧保管の重要使命を果すとともに、自由経済下においては米麦の農業協同組合系統による円滑な集荷配給上欠くべからざる重要施設でありますが、近年における資金、資材の不足のため、新設はもちろん、災害の復旧、老朽化した倉庫の補修さえ容易でなく、そのため収容力の不足を来している状況であります。政府はこの状態をすみやかに改善すべく本年度においても農林漁業資金融通法による低利資金の融通を行つているのでありますが、特に昭和二十七年度に……

第13回国会 農林委員会 第13号(1952/03/13、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 農林漁業資金につきましては、お説の通り、この精神を十分生かすという点において最も効果的にこの資金が農村の振興に役立ち、今日の金融の困難を少しでも緩和するということに意義あらしめたいということで努力しておるわけであります。やつておりますうちに、これもやりたい、あれもやりたいというように、いろいろな場合が出て参りまして、従来一応この程度で行こうという目安をつけましても、やつてみますうちに、いろいろかわつて参るのであります。従いましてその場合心々に即応して実効を納めるように、ある程度の弾力性を持たればならぬという点においては、まつたく同感でありましてその点は、農林大臣の指定するものと……

第13回国会 農林委員会 第15号(1952/03/19、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 肥料の輸出につきましては、先般本委員会におきまして、国内価格が現在の水準を越えるようなことがあつてはならぬ、またそれを越えないことであるならば――この際国内の需給事情等を十分勘案した上で輸出をするならば、この点を考えて輸出をすべきであるという御決議をいただいておつたのであります。そこで政府といたしましては、その点はしばしば、特に農林省といたしましては当然のこととしてその御趣旨を十分に体しまして、いろいろ関係省間と協議いたしました結果、すでにこの委員会で御報告申し上げましたように、経済安定本部並びに通産省との間に話合いができまして、御回答を申し上げましたような線で国内価格の水準は……

第13回国会 農林委員会 第21号(1952/04/02、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 この扱い方につきましては農地局に扱わせるつもりであります。農地局の中ではいろいろわかれておりますけれども、仕事は開墾建設の関係が多いだろうと思います。なおその他いろいろ関係のある課全部が内部で仕事の分担を一応きめたいと思いますが、まだ具体的な問題はきまつておりません。今後法案が成立しました場合は、それに対応した態勢を十分整えて行きたいと考えております。
【次の発言】 一応法文の上ではそうなつておりますが、予算の許す範囲内において予算化することなのでありますから、この法案が成立しましたあかつきにおいては、できるだけ早い機会において極力この予算化の実現に努力したい。また二十八年度予……

第13回国会 農林委員会 第23号(1952/04/16、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 農業災害補償法の一部を改正する法律案につきまして、その提出理由を御説明いたします。  第一に改正いたしたい点は、共済掛金の一部を国庫が負担する制度に関してでございますが、農業災害補償法第十二条に上りますと水稻、陸稻、麦の農作物共済の共済掛金の一部を農業共済再保険特別会計に繰入れて負担いた済のこの鋳金の負担身、農業災害補償制度上国庫が負担する建前として、これを恒久化する措置を講じたいと思うのであります。  また家畜共済及び蚕繭共済の掛金の一部は、農業災害補償法第十三条の二、第十三条の三の規定が、年度を限つて国庫が負担することとしておりますので、毎年度ごとにこの年度を延長する措置を……

第13回国会 農林委員会 第26号(1952/04/23、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 十勝沖の災害が非常に激甚をきわめておるということで、農林省としましては、とりあえず山添事務次官を北海道に派遣をいたしまして、現地につきまして十分実情を調査さしたのであります。なおその後関係の部局からそれぞれ人を派遣いたしまして、道庁から報告になりましたその報告が適当であるか、現地の実情はどうであるかという点を、十分に現地で詳査をさしたのであります。その報告によりますると、雪消え等によつてその後判明する実情は、道庁の報告あるいはまた岩手県、青森県等の報告よりもむしろ激甚であるというふうなことに相なつております。私も急遽三陸方面の岩手、青森を視察して参りましたが、その際もつぶさに災……

第13回国会 農林委員会 第27号(1952/04/24、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 先ほど来の井上委員の御質問を総合いたしましても、私は今日においては、麦の統制撤廃はすでにもう議論の余地がないくらいに考えております。ただ米に対しましては、これはまだ愼重に考えなければならぬということは、これは現在の食糧事情というものからいいまして、そういう結論が出て参るのであります。詳しく申し上げる時間もありませんが、米に対する国民の要求というか嗜好というか、これは何と申しましても、牢固としてまだ抜くことのできない非常に根強いものがある。従いまして、先ほど井上委員も米食率の問題等につきましても、十五日から二十日、むしろ生産地の分を少し減らしても、都市の米食率を引上げたらどうか、……

第13回国会 農林委員会 第31号(1952/05/08、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 農業共済と一般農協との関係という問題は、十分検討した上でないと、今ここで私一個の私見を申し上げることはどうかと思います。 ただ問題は、政府のやつております対農村の振興という問題を取上げたときにおきましては、御承知のごとく協同組合を育成強化いたしまして、農民の団体としてこれが真に農村の中核となり、農村の振興が実現できることを期待しておるわけであります。たまたま農業共済という一つの団体は、政府から非常な財政の援助を受けている組合でありますが、それとの関係は、末端においてはいずれも農民の利益を目的としている点から見るならば、一般の農協との間に何ら摩擦のあろうはずもないし、農業共済制度……

第13回国会 農林委員会 第32号(1952/05/09、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 ただいまの御質問にお答えいたします。狂犬病の予防であるとか、あるいはまた天然記念物になつている鳥獣類その他の保護とかいうふうな点は、何もこの畜犬競技によつて得た収入でなく、別な面からという御説ごもつともであります。別にこの競技があるなしにかかわらず、そういう仕事は政府が大いにやらなければならぬ筋合いのものだと考えておりますが、現段階におきましての政府の財政という面から見ましても、そういつた問題にまで必要とする予算を十分に使えない。従つて思い切つた、徹底した施策ができないということは、これまた事実でありまして、その問題と競技の問題とは一応切り離して考えたいと思うのでありますが、た……

第13回国会 農林委員会 第35号(1952/05/16、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 この問題は非常に重大な問題であります。足鹿委員の御主張は十分私としても謹聽しておるわけでありますが、実は私農業共済につきましては、十分勉強した上でないとはつきりした答弁を與えるたけのものを持つておりませんので、いずれ十分検討した上でお答えいたしたいと思います。

第13回国会 農林委員会 第37号(1952/05/22、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 建物共済をめぐつていろいろと微妙な問題がございますことはよく承知しておりますが、それに関しましては、協同組合側の御主張あるいはまた共済組合側の御主張等を承りまして十分検討いたし、できるだけ円満な解決の方法をとりたいというふうに考えまして、目下それぞれお話合いを進めておる段階でございます。近く円満な結論が得られるというふうに考えております。いずれにしましても、政府がこれを強制的に一方的に押しつけるというようなことではなしに、双方が納得の行くような線で、円満な解決をするということでなければうまくないと思います。この任意共済事業はきわめて重大な問題でありますので、われわれとしましては……

第13回国会 農林委員会 第41号(1952/06/06、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 ただいま提出されました開拓者資金融通法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由の概要を御説明申し上げます。  御承知の通り、政府は昭和二十一年度に成立いたしました開拓者資金融通法に基きまして、開拓者の営農資金、住宅資金及び共同施設資金を貸し付けて参りましたが、二十六年度の貸付を終了いたしまして、その総額は七十八億円に越しております。  かように貸付を行つた結果といたしまして、開拓者も営農に必要な資材を取得いたし、あるいは共同加工事業に必要な施設を整備いたしまして、営農の基礎を着々と固め、食糧の増産に害興しつつあるのでありますが、ただここに二十三年度以億の入植者について見……

第13回国会 農林委員会 第42号(1952/06/07、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 開拓入植した方たちが、あくまでも営農を確立し、りつぱに入植者として成功できるというように、指導育成いたしたいというふうに考えまして、営農指導には特に重点を置いているわけであります。従つてそこに政府の開拓に対する種々なる助成とともに、この開拓資金融通法に基く金融の措置を行つて、営農を確立させるという対策をしておるわけです。従来相当の離農者を出したと“うことは、これは終戦後における開拓は、実情から見まして、必ずしも適切妥当に行われていない面が相当あつた。つまり適地を選ぶにも、必ずしもりつぱないい場所が選ばれるというふうなことでなしに、かなり適当でない所にも入植をするというようなこと……

第13回国会 予算委員会 第15号(1952/02/14、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 農林省としましては、開拓地その他の農耕地をできるだけ避けるようにしてほしいということを申しております。また万一どうしても避けることのできない場合におきましては、その農民に対して十分なる補償をしてもらわなければならぬということをお願いしておるわけであります。今のところその点につきましては、まだはつきりした御返事をいただいておりませんが、あくまでも農民の立場におきまして、その犠牲を最小限度にとどめたいと考えております。

第13回国会 予算委員会 第20号(1952/02/20、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 現在の国民食糧が、非常に米に偏重しておるという点は同感でございます。何としましても米だけを特に頼りにするということでなしに、あらゆる総合的な観点から、食糧対策を進めるという点におきましては、今日政府では大いに麦を食べてもらうという方向と、また酪農等の振興によりまして、蛋白質の給源を酪農の方面からも十分取入れる。また同時に海産物によりまして、現在相当の蛋白栄養をとつておりますが、将来またその方面におきましても、十分国民の栄養源としまして期待をしておるのであります。さような点から今後の食糧問題は、従来ややともすると米に対する非常に強い要求がございましたが、漸次その点は他のさまざまな……

第13回国会 予算委員会 第28号(1952/05/22、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 小平委員の御質問にお答えいたします。農林省といたしましては、国内における酪農を振興いたしまして、酪農製品を潤沢に供給することにいたしたいということで、畜産振興の計画を立てまして、着々その振興をはかつておるわけであります。まだ日本の酪農は、小平委員のおつしやるように発展の初期にあるのでありまして、従つて酪農方式も、農村におきましてはまだ十分徹底されておりません。従つて集乳費が非常にかかつたり、また酪農工場における処理費もかかるというような点、あるいはまた飼料等の対策も従来十分でなかつたというような点から、どうしても生産されるものが高いのであります。国際市場と比べますと、非常に高く……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 農林委員会 第8号(1952/12/15、25期、自由党)

○野原委員 ただいま議題となりましたてん菜生産振興臨時措置法の提案理由を御説明いたします。  てん菜は大正九年以来北海道の農業開発に多大な貢献をなして参つたのでありますが、その理由は冷害に強いこと、副産物の頸葉及びビートパルプは貴重な家畜飼料となること、またてん菜跡地は他作物が増収すること等でありまして、今後もますます北方の寒地農業開発上その発展が強く要望されているところであります。またわが国は敗戦による領土喪失の結果、砂糖の自給国が一転して莫大な砂糖をほとんどすべて海外に依存せざるを得なくなつておりますので、国内砂糖の生産増大は、わが国の経済自立上極めて重要事となつている次第であります。しか……

第15回国会 農林委員会 第12号(1952/12/19、25期、自由党)

○野原委員 本案に対しましては提案説明以来、当委員会におきまして慎重に討議がかわされまして、大体政府の説明あるいは提案者の説明等で、よく法案の内容、あるいはその目的に関すること、今後のそれに対する予算的な問題算につきましあても、いろいろ検討が加えられましたので、大体委員会としては意見がまとまつておると思うのであります。従いましてこの際もし御異議なければ討論を省略いたして、採決していただきたい、かように考えます。
【次の発言】 第三条における、主たる事務所を東京に置き、必要な地に従たる事務所を置くことができるという点、この問題につきましては、すでに御承知の通り、ただいまの発足いたします農林金融公……

第15回国会 農林委員会 第14号(1952/12/22、25期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 この際本案の取扱いについてお諮りいたします。本案を一応畜産に関する小委員会において審査せしめることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決しました。  本日はこれをもつて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。     午後四時十九分散会

第15回国会 農林委員会 第15号(1952/12/24、25期、自由党)

○野原委員 私は農業金融の梗塞打開に関しまして、本委員会として決議をいたしたいと思うのであります。決議案文を朗読いたします。   農業金融の梗塞打開促進に関する件   農業協同組合及び同連合会の再建整備については農林漁業組合再建整備法による国の援助により、或る程度の効果を収めたが、今尚欠損金及び不稼動資産に見合う借入金の金利負担の重圧により、その経営は著しく圧迫せられ、再建整備の急速な達成が阻害せられているのみならず、組合系統金融機関のこの種貸付金の長期固定化に基いて、農業生産の拡充強化に寄与すべき系統金融機関としての機能の発揮が、著しく阻害せられている現状である。よつて政府は、かかる事態を率……

第15回国会 農林委員会 第17号(1953/02/04、25期、自由党)

○野原委員 ただいまの御質問に関連いたしまして、簡単に見解を申し上げておきたいと思います。  海岸保全法が用意されており、従つて海岸の保全についてはあえてこうした立法の必要がないではないかというような意味合いにも受取れたのでありますが、なるほど海岸の保全という問題は、広義に解釈しますれば、海岸地帯における砂地地帯に対して、積極的に防災林等をつくることまでも考えなければならぬ筋合いのものでありますが、実際の問題といたしましては、海岸保全法は海岸地帯の浸蝕を防ぐ。高潮その他のものによつて陸地が侵されてしまうことを防ぐということがおもな目的であつて、非常に消極的であります。この法案は御承知の通り、潮……

第15回国会 農林委員会 第18号(1953/02/05、25期、自由党)

○野原委員 井上委員の御質問で、この海岸防災林の効果なるものが、せいぜい一割ぐらいではないかというような、非常に効果が少いのではないかというような御質問であつたのであります。これは過大に見ることも危険でありますが、あえて過小に評価する必要はない。私は、井上委員の一割というのはどうも非常に過小ではないかと思います。まだ十分調査ができておりませんけれども、今まで調査してみましたものによりますと、たとえば陸稲のごときものは、大体二倍になつておる。また作物の種類にもよりますが、一番少いものでも二割は増産されておる。大体平均いたしまして三割以上というところは間違いないところだと思う。この辺は資料がまだ十……

第15回国会 農林委員会 第21号(1953/02/19、25期、自由党)【議会役職】

○野原委員長代理 午前中に引続き会議を開きます。  午前中の委員会におけるビルマより輸入の黄変米に関する件につきまして、井上君より発言を求められております。これを許します。井上良二君。
【次の発言】 ただいま井上良二君より御提案の、ビルマより輸入せられたる黄変米に関する決議案に対しまして御意見はございませんか。
【次の発言】 別に御意見もないようであります。満場一致の決議といたしたいと思います。  なお本件の議長に対する報告並びに関係国務大臣に対する参考送付方につきましては、委員長に御一任を願いたいと思いますので、御了承願います。
【次の発言】 引続きこれより肥料問題につきまして、昨日に引続き……

第15回国会 農林委員会 第23号(1953/02/25、25期、自由党)

○野原委員 大臣が御出席なのでこの機会に一、二点ただしておきたいと思います。  それは農林金融疏通促進に関する農林委員会のこの前の決議でありますが、これに対する政府側の措置につきまして御見解を伺いたいのであります。すでに昨年の十二月二十四日でありましたか、農林協同組合の固定化債権流動化の必要性に関しまして私から特に質問をいたし、また当委員会におきまして全会一致をもつて疏通促進に対する政府の善処方を決議したのであります。それに対しまして政府はいかなるお考えを持つておられますか。大体百三十億円の固定化債権がございまするが、この固定化資産に対する利子の補給あるいは損失、補償等の長期低利の財政資金の注……


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 商工委員会 第22号(1959/03/03、28期、自由民主党)

○野原委員 関連して。もう時間もありませんから、私質問は次会に保留しますが、ただいま永井委員からお話がございましたが、この問題は非常に重大な問題でもあるし、生産者の方や消費者の方の側からも参考人を出していただいて開きたいという永井委員の提案に私も同感でございます。さようにお取り計らいを願いたいと思います。  なおこれは肥料二法という大きな問題でありますので、今までの五カ年の結果と、今後の計画というものについて、やはり折り目を正す意味でけじめをつけたい、一応一つ過去における実績と今後の計画というものを十分検討してみる必要があると思うのであります。そういう点からこれらの問題を十分検討した上で、この……

第31回国会 商工委員会 第23号(1959/03/04、28期、自由民主党)

○野原委員 肥料二法が審議されておるわけでありますが、私は肥料とわが国の農業問題ということは非常に深い関連がございますので、その観点から、これから政府側の御意向をただし、あるいはまた今後の合理化の進め方等についての問題を明確にして参りたいと思うのであります。  肥料二法が成立した当時のことを思い浮べましても、わが国の農業生産力をいよいよ発展せしめ、食糧自給度の向上をはかるための一つの大きな至上命令とも申すべき観点から、肥料工業というものを育成して参ったのであります。また、戦前においても同様なことで、農村の振興は肥料の公平な分配にあると言った、かつての田中首相の言は、今も記憶にあるほどであります……

第31回国会 農林水産委員会 第24号(1959/03/17、28期、自由民主党)

○野原委員 農林水産物資の貨物運賃の問題が非常に大きく今問題になろうとしておりますので、私は、この際この問題に関しまして十分この委員会で審議を尽し、あやまちのない国鉄の貨物運賃の改定という問題に対処して参らなければならぬというふうに考えて、この委員会で特にお願いしまして発言を許していただく機会を持ったわけであります。  本日は、私どもがいろいろただしたいと思う関係の者が来ておりませんので、本日の午後でもよろしいし、また場合によっては明日でもよろしいのでありますが、まず委員長の方でお取り計らいをいただきたいことは、運輸省側の方からは永野運輸大臣並びに十河国鉄総裁の出席をお願いいたしたい。  それ……

第31回国会 農林水産委員会 第26号(1959/03/19、28期、自由民主党)

○野原委員 私はこの際国鉄運賃改定の問題に関しまして十分意を尽したいと思いますが、ただいま問題になりました、丹羽君からいろいろと疑問の点が出ましたが、このことをまず先に明らかにしておきたいと思います。  実は、ただいま資料としてもらいましたこの国鉄側の資料でございます。この中に、第七条の貨物運賃改定に関する国鉄側の意見、考え方が載っております。この中にはっきりしておるのです。つまり、永野運輸大臣がおっしゃったことは、これはむしろ率直な意見として私は敬意を表しておる。非常にいい意見だと思います。これに対して何も国鉄側も矛盾したようなことを言っておりません。ただ、今山内鉄道監督局長の意見が多少違っ……

第32回国会 農林水産委員会 第2号(1959/07/03、28期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長代理 次に、愛知用水公団の事業問題等につきまして調査を行います。  まず、本問題について丹羽兵助君より発言を求められておりますので、この際これを許します。丹羽兵助君。
【次の発言】 私は、自由民主党並びに日本社会党を代表いたしまして、昭和三十四年度産米価格決定に関する共同の決議案を提案いたしたいと存じます。  まず案文を朗読いたします。    昭和三十四年産米価等に関する件   政府は、首題の件に関し、左記の如く実施すべきである。      記  一、昭和三十四年産米の基本価格については、生産費及び所得補償方式の趣旨を十分に尊重し、その計算方法に検討を加え適正なる価格とすること。 ……

第32回国会 農林水産委員会 第5号(1959/07/09、28期、自由民主党)

○野原委員 関連して。  愛知用水公団の問題については、けさほどからいろいろ拝聴いたしておりまして、非常に重大な段階にあるということがよくわかりました。そこで、ただいまもかなりきびしい質問があったようですが、ここで反省とかなんとかいうことをはっきりするわけにもいかないでしょうが、要するに、今まで聞いておりますと、どうも連絡の点で意思の疎通が十分でないという点、これは関係機関で十分にこの新事態に即応して問題を再検討する必要があると思うのであります。  もとより、愛知用水公団の使命は、新しい農業開発のためのことがあくまでも中心であり、これが主たる使命のもとに生まれた事業でございますが、余裕があった……

第32回国会 農林水産委員会 第7号(1959/08/11、28期、自由民主党)

○野原委員 私は、農林水産物に対する貨物運賃、特に遠距離公共政策割引の問題に関しまして、特に運輸大臣にお伺いをいたします。  と申すことは、すでに御承知だと存じまするが、農林水産物の鉄道運賃というものは、これは非常に農林水産物の価格の形成を支配しておるわけです。遠距離から持って参りますものに対して特別に政策的な公共割引を実施しておるのでありますが、もしこれを変更して率を下げるとかないしはこれを廃止するということになりますると、今日そういう割引制度がありましても、北海道であるとかあるいは九州であるとかいう遠距離の地帯の農林業は非常に苦しんでおる実態であるにかかわらず、そういった制度がもし廃止され……

第32回国会 農林水産委員会 第12号(1959/09/10、28期、自由民主党)

○野原委員 去る七月二十九日から八月六日まで北海道の各地を調査いたしました状況を御報告申し上げます。  今回の国政調査のおもなる目的は、北海道における国有林事情、開拓地開拓状況、テンサイ及びテンサイ糖生産事情を調査することでありましたが、派遣委員は私のほか吉川、今井、高石、足鹿、中澤、中村、神田の各委員でありまして、地元からは随時本名、松田、芳賀、松浦の各委員も自発的に参加されたのであります。調査期間は正味八日間、走行距離千九百八十五キロ、調査地域はすこぶる広範にわたり、また本来の調査事項以外に、行く先々におきまして一般的な問題から当面の地方的な問題にまで及んで各種の陳情を受け取ったのでありま……

第34回国会 農林水産委員会 第31号(1960/06/09、28期、自由民主党)

○野原委員 私は、昭和三十五年五月のチリ地震津波による農林水産業の被害対策に関する件について、本委員会におきまして決議をされるよう、次の内容の動議を提出いたします。被害の状況とその趣旨は、すでに現地調査報告あるいは政府の説明によりわかっておりますので、この際は省略いたしまして、決議案文を直ちに朗読いたします。    昭和三十五年五月のチリ地震津波による農林水産業の被害対策に関する件   去る五月二十四日太平洋岸に襲来した津波被害は、農林水産業に対し二百億円に達する損害をもたらし、就中かき、真珠等の養殖事業に対し伊勢湾台風を上廻る打撃を与えている現状にかんがみ、その速急な復興を援助するため、左記……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 農林水産委員会 第21号(1961/03/30、29期、自由民主党)

○野原(正)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に対しまして修正案を提出いたします。  まず修正案を朗読いたします。    農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に対する修正案農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第十八条第一項の改正規定の次に次のように加える。   第三十六条第三号中「及び第十八条の二」を「、第十八条の二及び附則第二十二項」に改める。   附則に次の二項を加える。  22 公庫は、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律(昭和三十六年法律第  号)の施行の日から五年を限り、第十八条第一項、第三項……

第38回国会 農林水産委員会 第24号(1961/04/05、29期、自由民主党)

○野原委員 この際小畑参考人にお伺いしたいと思います。  公有林野の造林のことについてはもうすでに十分おわかりだと思いますが、これは、本来なら、分収造林とか、あるいは官行造林、それから公団による分収的な造林は好ましくないと私は思う。むしろ、市町村がみずから持っておる山林については、公共団体の財政基盤を整備するための措置として、みずから進んで大いに造林をしていただくのが一番好ましいことだと思う。ところが、遺憾ながら市町村に対する造林の長期融資の道というものは従来なかったわけであります。ところが、すでに御承知の通り、一昨年農林漁業金融公庫法の改正によりまして長期融資の道が開かれました。そして、市町……

第38回国会 農林水産委員会 第28号(1961/04/12、29期、自由民主党)

○野原(正)委員 同僚森田君が質問しておられたことで政府の答弁が明確でないことがございました。第二条の国の行なうべき施策について、地域格差、地域の自然的・経済的・社会的諸条件を考慮して行なうべしということに対してどうもまだ十分でないというような意見もあったようであります。このことに対して私はこの際政府の所見をただしたいと思います。  申すまでもなく、日本の農業事情というものは、九州から北海道の非常に長い地域にわたって、立地条件に大きな差がございます。その間に山脈があり、小さな川が流れており、いろいろ土壌の違いもありますし、また、長い海岸線を持っておるというようなことから、実は、わが国の農業の今……

第38回国会 農林水産委員会 第31号(1961/04/18、29期、自由民主党)

○野原(正)委員 私は、農業基本法制定のいわば基礎になっておると考えられます農林漁業基本問題調査会の答申との関連について政府の御見解を伺いたいと思います。  内閣に設けられました農林漁業基本問題調査会の答申は、前書き以下、第一節の総括において、第一に基本問題と対策の方向づけ、第二に政策決定の基準、第三に農業政策と投融資というようなことをうたい、第二節には所得政策をうたっておりまして、第一が所得目標、第二が価格政策、第三に作物災害対策というものをうたっております。第三節において生産政策をうたって、第一が生産政策の問題と目標、第二が生産政策の方向、第三に生産政策の諸施策というものをうたっております……

第38回国会 農林水産委員会 第32号(1961/04/21、29期、自由民主党)

○野原(正)委員 私は、前回、農業基本問題調査会が答申いたしました農業の基本問題と基本対策というものと関連いたしまして、政府案がこの調査会の答申をいかに受けたか、また、答申と政府案との関連はいかようであるか等について質問をしたのでありますが、その意を尽くし得ませんでしたので、今日引き続きまして大臣から所見を伺いたいと思います。  構造問題に対しましての総括的なお話を先般伺ったのでありますが、昨日の公聴会等におきましてもいろいろと意見があったようでございますから、あらためて二、三の点を指摘いたしまして見解をただしたいと思います。  今回の基本法案、自民党を中心としたいわゆる政府案と、日本社会党案……

第38回国会 農林水産委員会 第47号(1961/06/03、29期、自由民主党)

○野原(正)議員 ただいま議題となりましたオリンピック東京大会の馬術競技に使用する施設の建設等のための日本中央競馬会の国庫納付金等の臨時特例に関する法律案につきまして、提案の理由を御説明いたします。  オリンピック東京大会の開催については、かねてから国会といたしましても数次にわたりその準備促進について態度を明らかにして参ったのでありまするが、この趣旨に沿い、同大会の馬術競技のために使用する諸施設の整備をはかるため、日本中央競馬会の行なう競馬の開催及びこれに関する国の納付金について特例措置をいたそうとするものであります。すなわち、わが国における馬術競技の健全な発達に寄与することをもその任務とする……

第38回国会 農林水産委員会 第48号(1961/06/05、29期、自由民主党)

○野原(正)議員 現在の競馬はなぜ八日やれないかということは、これは畜産局長の方に説明さした方がよかろうと思います。オリンピックの施設をやるために競馬回数を二回ふやそうということは、これは私どもが提案した理由なんでありますが、今やれるやれないということについての実態は畜産局長から説明させます。
【次の発言】 その点はいろいろ検討したわけでありますが、今後の見通しでございますので、私どもといたしましては、わが国の経済の実情等から見まして、まず可能であろう、こういう見当をつけて出したわけでございます。
【次の発言】 御注意の点は重々検討いたしまして、何とか一つ御協力を願って、オリンピックの競技ので……

第38回国会 農林水産委員会 第49号(1961/06/06、29期、自由民主党)

○野原(正)委員 畜産物の価格安定等に関する法律案に対する修正案につきまして、その趣旨を説明いたします。  条文の朗読は、お手元に差し上げました通りでありますので、省略いたします。  本案に対する修正案は次の三点でございます。  第一点は、第六条において、生乳生産者団体の委託加工の申し出に対しまして乳業者が正当的な理由がないのに応諾しないときは、農林大臣が応諾すべき旨の指示ができることとしておりますが、これを「命ずること」と改めまして、その意図をより明らかにしたことであります。  第二点は、第六条に新たに一項を設け、鶏卵価格の不安定なことにかんがみ、鶏卵の生産者が構成員となっている農協または同……

第39回国会 農林水産委員会 第1号(1961/09/29、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  今回不肖私農林水産常任委員長に御選任をいただきました。まことに不敏不才でございますが、長い間委員会等でいろいろと御指導をいただいておりました同僚諸兄の御協力を得まして委員会の重要使命達成に全力を尽くしたいと考えております。何とぞよろしく御指導御鞭撻、御協力あらんことを切にお願い申し上げまして、就任のごあいさつにいたします。(拍手)
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件につきましてお諮りいたします。  本委員会は毎会期議長の御承認を得まして国政に関する調査をいたして参りました。本会期中におきましても、農林水産業の振興に関する事項、農林水産物に関……

第39回国会 農林水産委員会 第2号(1961/10/02、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農林水産業の振興に関する件につきまして調査を進めます。  農林水産業の基本施策について河野農林大臣から説明を聴取することといたします。河野農林大臣。
【次の発言】 中馬農林政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。中馬農林政務次官。
【次の発言】 農林水産業の基本施策について質疑の通告があります。これを許します。藤田義光君。
【次の発言】 石田宥全君。
【次の発言】 この際中野政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。中野政務次官。
【次の発言】 午後一時三十分より再開することといたしまして、暫時休憩いたします。午後零時……

第39回国会 農林水産委員会 第3号(1961/10/03、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。  農林水産業の基本施策について質疑の通告がありますので、これを許します。稲富稜人君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。    午前十一時三十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。片島港君。
【次の発言】 片島君、あと二人いますので簡単に一つ……。
【次の発言】 田口長治郎君。
【次の発言】 金子岩三君。
【次の発言】 明日午前十時から会議を開きます。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時七分散会

第39回国会 農林水産委員会 第4号(1961/10/04、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  まず、内閣提出、農業近代化資金助成法案、農業信用基金協会法案、肥料取締法の一部を改正する法律案、農業災害補償法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、中央卸売市場法の一部を改正する法律案、家畜商法の一部を改正する法律案、家畜改良増殖法の一部を改正する法律案、農林中央金庫法の一部を改正する法律案、農業保険事業団法案、農業災害補償法の一部を改正する法律案及び畜産物の価格安定等に関する法律案を便宜上一括議題とし、政府に提案理由の説明を求めます。中馬農林政務次官。
【次の発言】 湯山君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせいたします。  本日はこれに……

第39回国会 農林水産委員会 第5号(1961/10/05、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農林水盤業の振興に関する件について調査を進めます。  農産物の価格問題等について質疑の通告がありますので、これを許します。芳賀貢君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせいたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時五十九分散会

第39回国会 農林水産委員会 第6号(1961/10/11、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  家畜商法の一部を改正する法律案及び家畜改良増殖法の一部を改正する法律案を議題として質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。山田長司君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 けっこうです。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。  山田長司君に対する政府側の答弁は保留いたしまして、午後零時三十分から再開することにします。  暫時休憩いたします。    午前十一時四十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  家畜商法の一部を改正する法律案、家畜改良増殖……

第39回国会 農林水産委員会 第7号(1961/10/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  まず、大麦及びはだか麦の生産及び政府買入れに関する特別措置法案、大豆なたね交付金暫定措置法案及び予備審査のため付託になっております家畜取引法の一部を改正する法律案を議題として、政府に提案理由の説明を求めます。中馬農林政務次官。
【次の発言】 ただいま提案理由の説明を聴取いたしました三法案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、肥料取締法の一部を改正する法律案を議題として、質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。湯山勇君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。

第39回国会 農林水産委員会 第8号(1961/10/17、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  この際、昭和三十六年産甘しょ馬れいしょの原料基準価格並びにでん粉、甘しょ生切干の政府買入価格等に関する件について、農産物価格対策に関する小委員長に報告を求めます。丹羽兵助君。
【次の発言】 丹羽兵助君の小委員長の報告は以上の通りであります。  ただいまの小委員長の報告に対し何か御発言はありませんか。
【次の発言】 本件につきまして、ただいま小委員長からの報告がありました通り、本委員会においてお手元に配付の案文の通り決議することといたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。  ただいまの決……

第39回国会 農林水産委員会 第9号(1961/10/18、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、農地法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案を議題として、まず政府に提案理由の説明を求めます。河野農林大臣。
【次の発言】 次に、芳賀貢君外十一名提出、畜産物価格安定法案、芳賀貢君外十一名提出、飼料需給安定法の一部を改正する法律案、及び、芳賀貢君外十一名提出、農産物価格安定法の一部を改正する法律案を議題として、まず提出者に提案理由の説明を求めます。芳賀貢君。
【次の発言】 ただいま提案理由の説明を聴取いたしました本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。

第39回国会 農林水産委員会 第10号(1961/10/19、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  中央卸売市場法の一部を改正する法律案を議題として、まず政府に補足説明を求めます。坂村農林経済局長。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  ただいま審査中の中央卸売市場法の一部を改正する法律案について、参考人の出頭を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決しました。  なお、参考人の出頭日時、人選等につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決しました。  なお、先刻の理事会で……

第39回国会 農林水産委員会 第11号(1961/10/20、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、中央卸売市場法の一部を改正する法律案を議題として、審査を進めます。  本案審査のため御出席をいただいております参考人は、東都水産社長田口達三君、江東青果社長、東京青果卸売会社協会副会長増田伝三郎君及び元東京市中央卸売市場長荒木孟君でございます。なお、地方の卸売市場関係の方にも参考人としての御出席を交渉いたしましたのでありますが、所用のため出席できないとのことでございますので、御了承願います。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多用中にもかかわらず御出席をいただき、まことにありがとうございました。中央卸売市場問題につい……

第39回国会 農林水産委員会 第12号(1961/10/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  中央卸売市場法の一部を改正する法律案を議題として、質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。西村関一君。
【次の発言】 この際、参考人の出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  ただいま審査中の、内閣提出、畜産物の価格安定等に関する法律案、及び、芳賀貢君外十一名提出、畜産物価格安定法案、並びに、内閣提出、大豆なたね交付金暫定措置法案について、それぞれ参考人の出頭を求め、その意見を聴取いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決しました。  なお、それぞれの参考人の出頭日時、人選等につ……

第39回国会 農林水産委員会 第13号(1961/10/25、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農業災害補償法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案を議題として、質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。足鹿學君。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論もないようでございますので、直ちに採決に入ります。  農業災害補償法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案の通り可決いたしました。  ただいま議決いたしました法律……

第39回国会 農林水産委員会 第14号(1961/10/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。内閣提出の畜産物の価格安定等に関する法律案及び芳賀貢君外十一名提出の畜産物価格安定法案並びに内閣提出の大豆なたね交付金暫定措置法案の各案審査のため本日御意見を承ることになっております参考人のうち、北海道農業協同組合中央会会長高橋雄之助君より、都合により本日出席できない旨の連絡がありましたので、この際、同中央会参事鈴木善一君より参考人として本日各案についての御意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

第39回国会 農林水産委員会 第15号(1961/10/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、畜産物の価格安定等に関する法律案及び大豆なたね交付金暫定措置法案の両案を一括議題とし、質疑を行ないます。芳賀貢君。
【次の発言】 これにて両案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 この際お諮りいたします。  芳賀貢君外十一名提出、畜産物価格安定法案につきましては、提出者より成規の手続をもって撤回の申し出があります。本案はすでに本委員会の議題といたしておりますので、撤回については委員会の許可が必要であります。  本案の撤回を許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、本案は撤回を許可することに決しました……

第39回国会 農林水産委員会 第17号(1961/10/31、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  この際一言申し上げます。去る二十七日、自作農維持創設資金融通法の一部を改正する法律案の起草提出にあたり、一部遺憾な点がございましたが、今後は、十分留意をいたし、お互いに正常な議事運営を進めることに努力いたしたいと存じておりますので、何とぞ各位におかれましてもよろしく御協力のほどをお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。  昨日はとりあえず調査事件だけの申し出をいたしたのでありますが、本日、さらに、内閣提出、農業保険事業団法案、同じく農業災害補償法の一部を改正する法律案、同じく農地法の一部を改正する法律案……

第39回国会 農林水産委員会 第18号(1961/11/09、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。  自由民主党から理事大野市郎君の理事辞任の件につき申し出があります。この際これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたしました。  引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  大野君の理事辞任により理事が一名欠員となりましたので、この際理事の補欠選任を行ないたいと思います。理事の補欠選任につきましては先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、山中貞則君を理事に指名いた……

第39回国会 農林水産委員会 第20号(1961/12/07、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  去る十一月九日の委員会において大野市郎君の理事辞任の件をお諮りいたしました際に、自由民主党から理事大野市郎君の理事辞任の件について申し出がありました旨を委員長から申し上げたのでありますが、理専大野市朗君から辞任の申し出があったと訂正いたしたいと存じます。右御了承願います。
【次の発言】 てん菜栽培等の実情調査のため過日本委員会より現地に委員を派遣いたしましたが、この際派遣委員より報告を聴取することにいたします。丹羽兵助君。
【次の発言】 午後一時より再開することとし、この際休憩いたします。   午前十一時十六分休憩

第40回国会 農林水産委員会 第1号(1962/01/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  国政調査承認要求に関する件につきましてお諮りいたします。  今会期におきましては、農林水産業の振興に関する事項、農林水産物に関する事項、農林水産団体に関する事項、農林水産金融に関する事項、農業災害補償制度に関する事項の各事項について、国政に関する調査を行ないたいと存じますので、議長に対し承認方を申請いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。さように決しました。  なお、本承認要求書の作成並びに提出手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますので、さよう御了承願います。

第40回国会 農林水産委員会 第2号(1962/01/30、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  開拓融資保証法の一部を改正する法律案、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案並びに農業機械化促進法の一部を改正する法律案、以上三案を一括議題として提案理由の説明を聴取いたします。中馬農林政務次官。
【次の発言】 引き続き、農業機械化促進法の一部を改正する法律案につきまして、補足説明を聴取いたします。齋藤振興局長。
【次の発言】 次に、前国会より継続審査となっております内閣提出にかかる農業保険事業団法案、農業災害補償法の一部を改正する法律案、農地法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案の四法律案について審査を進めます。

第40回国会 農林水産委員会 第3号(1962/02/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事角屋堅次郎君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よって、さように決しました。  次に理事補欠選任の件につきお諮りいたします。  理事芳賀貢君の委員辞任及び理事角屋堅次郎君の理事辞任に伴い、理事が二名欠員となっております。  この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは足鹿覺及び片品港君を理事に指名いたします。

第40回国会 農林水産委員会 第4号(1962/02/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農地開発機械公団法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。中馬農林政務次官。
【次の発言】 次に、農林水産業の振興に関する件につきまして調査を進めます。  発言の申し出がありますので、順次これを許します。丹羽兵助君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後一時十四分散会

第40回国会 農林水産委員会 第5号(1962/02/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  川村継義君外二十一名提出にかかる南九州防災営農振興法案及び南九州防災営農公団法案、並びに石田宥全君外十四名提出にかかる土地改良区の財政の再律に関する特別措置法案、以上三案を一括議題として順次提案者より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 片島港君。
【次の発言】 石田宥全君。
【次の発言】 次会は明十四日開会することといたしまして、本日はこれにて散会いたします。    午前十時五十一分散会

第40回国会 農林水産委員会 第6号(1962/02/14、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  森林法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。中馬農林政務次官。
【次の発言】 農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出があります。順次これを許します。片帰港君。
【次の発言】 午後二時より再開することとし、この際休憩いたします。    午前十一時二十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  農林水産業の振興に関する件について質疑を続行いたします。片島港君。
【次の発言】 公取は来ていないのですが――。
【次の発言】 湯山勇君。

第40回国会 農林水産委員会 第7号(1962/02/15、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出があります。順次これを許します。安井吉典君。
【次の発言】 午前中はこの程度にしまして、午後二時から開会いたします。  休憩いたします。    午前十一時四十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  農林水産業の振興に関する件について質疑を続行いたします。安井吉典君。
【次の発言】 東海林稔君。
【次の発言】 委員長から申し上げます。この問題は大蔵委員会に付託されておる案件でございますから、大蔵委員会の方と協議いたしまして、農林委員会の農政上の問題には関連はあるかもしれ……

第40回国会 農林水産委員会 第8号(1962/02/20、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出があります。順次これを許します。西宮弘君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは西宮さん、あとでお願いします。
【次の発言】 本会議散会後再開することとしまして、この際暫時休憩いたします。    午後零時三十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。西宮弘君。
【次の発言】 玉置一徳君。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  明二十一日午後一時から、ドミニカ農業移民問題……

第40回国会 農林水産委員会 第9号(1962/02/21、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。  本日は、ドミニカ農業移住問題について、参考人として、ドミニカ国ハラバコア地区から帰国された高橋義量君及びネイバ地区から帰国された小市正司君のお二人に御出席をいただいております。  この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多用中のところ、本委員会の調査のためわざわざ御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。本委員会におきましては、わが国の農業移住の振興をはかるため、本問題にきわめて深い関心を持っておる次第であります。参考人の方々には、この点をお含みの……

第40回国会 農林水産委員会 第10号(1962/02/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案及びてん菜生産振興臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を一括議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。中馬農林政務次官。
【次の発言】 この際申し上げます。  本委員会において審査中の内閣提出にかかる農業災害補償法の一部を改正する法律案及び農業保険事業団法案の修正について、去る十九日内閣からそれぞれ本院の承諾を得たい旨の要求があり、去る二十日本院におきましてこれに承諾を与えました。  この際両案を一括議題とし、本院の承諾を得た修正部分について政府より説明を聴取することといたします。中馬農林政務次官。

第40回国会 農林水産委員会 第11号(1962/02/28、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  開拓融資保証法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。安井吉典君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  開拓融資保証法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。安井吉典君。

第40回国会 農林水産委員会 第12号(1962/03/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。西宮弘君。
【次の発言】 田口長治郎君。
【次の発言】 角屋堅次郎君。
【次の発言】 政務次官はさっきちょっと見えましたけれども、ほかの方に引き取られてしまった。総裁は呼びましてただいま到着いたしました。従って経済局長、水濃庁長官、農林漁業金融公庫総裁、こういう方々に御質問願いたいと思います。
【次の発言】 仮谷忠男君。
【次の発言】 明二日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後一時十一分散会

第40回国会 農林水産委員会 第13号(1962/03/02、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  森林法の一部を改正する法律案を議題とし、補足説明を聴取いたします。吉村林野庁長官。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の通告があります。順次これを許します。玉置一徳君。
【次の発言】 この際、開拓融資保証法の一部を改正する法律案及び農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案の両案を一括議題といたします。  この際お諮りいたします。  両案について質疑を終局するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、両案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 この際両案を一括して討論に付します。  別に討論の申し出もないよう……

第40回国会 農林水産委員会 第14号(1962/03/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  連合審査会開会申し入れの件についてお諮りいたします。  目下商工委員会において審査中の内閣提出にかかる新産業都市建設促進法案及び井手以誠君外十八名提出にかかる産業と雇用の適正配置に関する法律案の同案について、商工委員会に連合審査会開会の申し入れを行ないたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  なお連合審査会を開会いたします場合の日時等につきましては、商工委員長と協議の上、追って公報をもってお知らせいたします。
【次の発言】 森林法の一部を改正する法律案を議題とし、前会に引き続き質疑を行な……

第40回国会 農林水産委員会 第15号(1962/03/07、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  森林法の一部を改正する法律案を議題といたします。  昨日の湯山委員の質問に対します吉村林野庁長官の答弁が保留されておりましたので、この際これを許します。吉村林野庁長官。
【次の発言】 前会に引き続きまして質疑を行ないます。  質疑の通告がありますから、これを許します。片島港君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  森林法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。山田長司君。

第40回国会 農林水産委員会 第16号(1962/03/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  森林法の一部を改正する法律案を議題とし、前会に引き続き質疑を行ないます。川俣清音君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより本案を討論に付します。  討論の申し出がないようでありますので、直ちに採決に入ります。  森林法の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案の通り可決いたしました。
【次の発言】 この際、足鹿覺君外二名より、自由民主党、日本社会党及び民主社会党共同提案にかかる本案に附帯決議を付すべしとの動議が提出されてお……

第40回国会 農林水産委員会 第17号(1962/03/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  競馬法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を行ないます。  政府当局より補足説明を聴取いたします。森畜産局長。
【次の発言】 東海林稔君。
【次の発言】 ただいまの片島委員の発言に関しましては、参考人の件は理事会において協議いたします。なお参考資料につきましては、政府側においてできるだけ御要望に沿うよう御提出願いたいと思います。  本会議散会後再開することにいたしまして、この際休憩いたします。    午後一時九分休憩

第40回国会 農林水産委員会 第18号(1962/03/14、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。  競馬法の一部を改正する法律案の審査に資するため、本日、日本中央競馬会理事長酒井忠正君、同じく常務理事石川武平君、同じく古木隆蔵君、以上の方々より参考人として御意見並びに実情等を承ることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よって、さように決しました。
【次の発言】 競馬法の一部を改正する法律案を議題とし、政府当局並びに参考人に対する質疑を続行いたします。東海林稔。
【次の発言】 稲富稜人君。
【次の発言】 午後二時から再開することとし、この際休憩いたします。    午後一時十……

第40回国会 農林水産委員会 第19号(1962/03/15、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。  目下大蔵委員会において審査中の関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案について、大蔵委員会に連合審査会開会の申し入れを行ないたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  なお、連合審査会を開会いたします場合の日時等につきましては、大蔵委員長と協議の上、追って公報をもってお知らせいたします。
【次の発言】 競馬法の一部を改正する法律案を議題といたします。  昨日に引き続き、参考人として日本中央競馬会常務理事石川武平君、同古木隆藏君が出席されております。  ……

第40回国会 農林水産委員会 第20号(1962/03/16、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  競馬法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。東海林稔君。
【次の発言】 中澤茂一君。
【次の発言】 他に御質疑もないようでありますので、本案に対する質疑はこれにて終局いたしました。
【次の発言】 これより本案を討論に付します。  討論の申し出もないようでありますので、これより直ちに採決に入ります。競馬法の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は原案の通り可決いたしました。
【次の発言】 この際玉置一億君外一名より、自由民主党及び民主社会党共同提案にかかる……

第40回国会 農林水産委員会 第21号(1962/03/20、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。湯山勇君。
【次の発言】 午後一時より再開することにいたします。  暫時休憩いたします。   午後零時四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。倉成正君。
【次の発言】 芳賀貢君。  なお、農林大臣は参議院の方にちょっと出ておられますが、やがて見えると思います。
【次の発言】 委員長から申し上げます。ただいま芳賀委員の資料要求につきましては、文部省としてこの二十二日……

第40回国会 農林水産委員会 第22号(1962/03/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。足鹿覺君。
【次の発言】 文部省からは学校給食課長を呼んで、その点は十分この間論議を尽くしたわけですが、その必要があれば、後刻理事会を開いてきめたいと思います。
【次の発言】 この問題も含めて後刻理事会を開きます。
【次の発言】 十二時十分前……。
【次の発言】 暫時休憩いたします。  午前十一時四十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど足鹿委員の質問の際に問題となっておりました羊肉の輸入関税率に関するニュージーランドのマーシャル副首相と小……

第40回国会 農林水産委員会 第23号(1962/03/23、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農林水産業の振興に関する件について調査を行ないます。日ソ漁業交渉の問題について質疑の申し出があります。これを許します。安井吉典君。
【次の発言】 岡田利春君。
【次の発言】 角屋堅次郎君。

第40回国会 農林水産委員会 第24号(1962/03/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。稲富稜人君。
【次の発言】 てん菜生産振興臨時措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。丹羽兵助君。
【次の発言】 安井吉典君。
【次の発言】 本会議終了後再開することとし、この際休憩いたします。    午後一時十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  てん菜生産振興臨時措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。芳賀貢君。
【次の発言】 芳賀君に申し上げます。大臣の時間がございませんので簡略に……。

第40回国会 農林水産委員会 第25号(1962/03/28、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  都合により午後一時より再開することとし、この際休憩いたします。   午前十一時五十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  内閣提出にかかる農業機械化促進法の一部を改正する法律案及び農地開発機械公団法の一部を改正する法律案並びに北山愛郎君外十四名提出にかかる農業近代化促進法案、以上三案を一括議題とし、審査を行ないます。  質疑の通告がありますので、これを許します。亀岡高夫君。
【次の発言】 次に、畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。川俣清音君。

第40回国会 農林水産委員会 第26号(1962/03/29、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  この際、芳賀貢君より議事進行に関して発言を求められております。これを許します。芳賀貢君。
【次の発言】 昨日、芳賀委員のお話もありましたので農林大臣に御出席をいただくように連絡をいたしましたが、まだ出席がないわけでございます。畜産局長にはけさ連絡をいたしましたが、まだ出席はございません。いずれ出て参られると思いますけれども、きょうは三番町の方で審議会をやっておるので、あるいはその方の時間とかち合っておるのじゃないかというふうに想像いたしますが、いずれ調査いたしまして、なるべく早い機会に出席をしてもらってはっきりとその辺の政府の見解をたださせたいと思いま……

第40回国会 農林水産委員会 第27号(1962/04/04、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  農地開発機械公団法の一部を改正する法律案について、明五日午前十時より、参考人として、前農地開発機械公団理事長成田努君、農地開発機械公団理事長松木烈君、同じく理事下川善之君、以上三君の出頭を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
【次の発言】 内閣提出にかかる農業機械化促進法の一部を改正する法律案及び農地開発機械公団法の一部を改正する法律案、並びに北山愛郎君外十四名提出にかかる農業近代化促進法案、以上三案を一括議題とし、審査を行ない……

第40回国会 農林水産委員会 第28号(1962/04/10、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農業機械化促進法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。楢崎弥之助君。
【次の発言】 角屋堅次郎君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより本案を討論に付します。――討論の申し出もないようでありますので、直ちに採決に入ります。  漁業機械化促進法の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案の通り可決いたしました。(拍手)
【次の発言】 この際、楢崎弥之助君外二名より、本案に附帯決議を付すべしとの動議が提出されてお……

第40回国会 農林水産委員会 第29号(1962/04/11、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  農地開発機械公団法の一部を改正する法律案の審査の参考に資するため、本日「後一時より、農地開発機械公団理事長松本烈君、同じく理事下川善之君、以上二名の方々に参考人として御出席を願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
【次の発言】 農地開発機械公団法の一部を改正する法難案を議題とし、質疑を行ないます。楢崎弥之助君。
【次の発言】 委員長から申しますが、今の楢崎君の資料の要求について、どうですか、出せますか。

第40回国会 農林水産委員会 第30号(1962/04/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農地開発機械公団法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。楢崎弥之助君。
【次の発言】 山田長司君。
【次の発言】 本会議散会後再開することとし、この際休憩いたします。    午後一時五十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  議事進行に関し、丹羽委員より発言を求められておりますので、これを許します。丹羽委員。
【次の発言】 丹羽委員の動議に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、丹羽君の動議の通り決しました。  内閣提出、農地法の一部を改正する法律案、農業協同組合法の一部を改正する法律案、農業保険……

第40回国会 農林水産委員会 第31号(1962/04/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  この際一言申し上げます。昨十二日午後の委員会では、丹羽委員の動議に基づき農地法、農協法、農災法関係の四案を一括議題とし質疑に入りましたが、あのような事態は委員長としてまことに遺憾なことと存ずる次第であります。今後は各派間において話し合いの上、お互いに正常な議事運営を進めたいと存ずる次第であります。何とぞ各位におかれましても、よろしく御協力をお願い申し上げます。(拍手)  農地開発機械公団法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。足鹿覺君。
【次の発言】 出席するように計らいます。
【次の発言】 おそくとも昼ごろまでにどうですか。

第40回国会 農林水産委員会 第32号(1962/04/17、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  農地法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案の審査の参考に資するため、両案について明十八日午後一時より参考人の出頭を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  なお、参考人の人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よって、さように取り計らいます。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。    午前十時四十六分……

第40回国会 農林水産委員会 第33号(1962/04/18、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農地法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案を一括議題とし、質疑を行ないます。安井吉典君。
【次の発言】 午後一昨から再開することとし、この際休憩いたします。    午後零時十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  農地法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。  昨日の決定に基づき、参考人より御意見を伺うことにいたします。  御出席の参考人を御紹介申し上げます。  農政調査委員会事務局長東畑四郎君、農政調査会副会長田辺勝正君、南袋井農業協同組合組合長恩……

第40回国会 農林水産委員会 第34号(1962/04/19、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、農地法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案、並びに北山愛郎君外十四名提出、農業近代化促進法案及び石田宥全君外十四名提出、農業生産組合法案、以上四案を一括議題として質疑を行ないます。角屋堅次郎君。
【次の発言】 午後一時打開することとし、この際暫時休憩いたします。    午前十一時三十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  内閣提出、農地法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案並びに北山愛郎君外十四名提出、農業近代化促進法案及び石田宥全君外十四名提出、農業生産組合法案、以上四……

第40回国会 農林水産委員会 第35号(1962/04/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  本会議散会後再開することとし、この際休憩いたします。    午前十時四十六分休憩

第40回国会 農林水産委員会 第36号(1962/04/25、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  理事辞任の件につきお諮りいたします。  理事中澤茂一君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  次に、理事補欠選任の件につきお諮りいたします。  中澤茂一君の理事辞任に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じますが、この際先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは足鹿覺君を理事に指名いたします。
【次の発言】 参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  ……

第40回国会 農林水産委員会 第37号(1962/04/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農業災害補償法の一部を改正する法律案及び農業保険事業団法案を一括して議題といたします。  昨日の決定に基づき、両案について参考人の御意見を聴取することにいたします。  御出席の参考人は、元農業災害補償制度協議会議長清井正君及び千葉大学講師山内豊二君でございます。なお参考人として御出席をお願いいたしておりました東京農工大学教授大谷省三君は、都合により出席できない旨連絡がありましたので、さように御了承願います。  両参考人には非常に御多忙にもかかわらず、当委員会に御出席いただきましてまことにありがとうございました。それぞれのお立場から忌憚のない御意見を賜わ……

第40回国会 農林水産委員会 第38号(1962/04/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  いずれも参議院送付にかかる、漁業法の一部を改正する法律案及び水産業協同組合法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
【次の発言】 提案理由の説明を聴取いたします。中馬農林政務次官。
【次の発言】 次に、沿岸漁業等振興法案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。中馬政務次官。
【次の発言】 引き続き、漁業法の一部を改正する法律案及び水産業協同組合法の一部を改正する法律案を一括議題とし、補足説明を聴取することにいたします。伊東水産庁長官。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。角屋堅次郎君。

第40回国会 農林水産委員会 第39号(1962/04/28、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、参議院送付にかかる漁業法の一部を改正する法律案及び水産業協同組合法の一部を改正する法律案、以上両案を一括議題として審査を行ないます。  質疑の通告がありますので、これを許します。田口長治郎君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時七分散会

第40回国会 農林水産委員会 第40号(1962/05/07、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  請願の審査を行ないます。  今国会において本委員会に付託になりました請願は五百四十二件であります。  これより日程第一より第五四二までの各請願を一括して議題といたします。  まず審査の方法についてお諮りいたします。  各請願の内容は、請願の文書表等によりましてすでに御承知のことと存じます。さらに昨日、各派の代表の方々にお集まり願い御検討を願いましたので、各請願については紹介議員よりの説明聴取等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、直ちに採決いたします。  本日の請願日程中、第……

第40回国会 農林水産委員会 第41号(1962/05/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農林水産業の振興に関する件について調査を行ないます。  治山治水事業十カ年計画の改訂に関する件について発言を求められております。これを許します。丹羽兵助君。
【次の発言】 採決いたします。  丹羽兵助君の動議のごとく、治山治水事業十カ年計画の改訂に関する件について決議するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたしました。  この際、ただいまの決議に対する政府の所見を求めます。中馬農林政務次官。
【次の発言】 なお、ただいま決定いたしました決議の関係当局への参考送付等の手続につきましては、委員長に御一任願いたい……

第40回国会 農林水産委員会 第42号(1962/06/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農林水産業の振興に関する件について調査を行ないます。  日ソ漁業交渉の問題について農林大臣より発言を求められております。これを許します。河野農林大臣。
【次の発言】 本件につきまして質疑の通告がありますので、これを許します。角屋竪次郎君。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 食管問題について質疑の通告があります。これを許します。栗林三郎君。
【次の発言】 栗林委員に申し上げますが、大臣の都合は三時まででどうしてもほかに行かなきゃならぬところがありますので、なるべく要点をしぼって大臣の方に御質問願います。

第40回国会 農林水産委員会 第43号(1962/06/02、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより階議を開きます。  農林水産業の振興に関する件について調査を行ないます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。足鹿覺君。
【次の発言】 次に、大豆・菜種価格の問題について安井君から質疑をいたしたいとの申し出がありますので、これを許します。安井吉典君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午前十一時五十一分散会

第40回国会 農林水産委員会 第44号(1962/07/05、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  この際石田宥全君より発言を求められております。これを許します。
【次の発言】 石田委員の御発言もございますので、委員長といたしましては、できるだけ早くこの委員会に出席するように取り計らいたいと思います。  それではこの際暫時休憩いたします。    午前十一時二十一分休憩

第40回国会 農林水産委員会 第45号(1962/07/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。昭和三十七年産米穀の政府買入価格に関し、大澤食糧庁長官より発言を求められております。これを許します。大澤長官。
【次の発言】 暫時休憩いたします。    午前十時五十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  本日の会議において、河野農林大臣の出席を要求し、しばしば折衝したのでありますが、今日に至るも出席がございません。まことに遺憾に存ずる次第でございます。  この際、足鹿覺君より議事進行に関する発言を求められております。これを許します。足鹿覺君。

第41回国会 農林水産委員会 第1号(1962/08/15、29期、自由民主党)

○野原(正)委員 不肖私、農林水産委員長といたしまして先ごろまで諸兄の非常な御協力をいただきまして、農林水産の問題の推進あるいは審議に当たったのでありますが、長い間皆様の非常なる御協力を得ましたことを心から感謝いたします。農政の重大なる転換期にあたりまして、残されたる問題はまだ山積をしております。この際、私の後任として老練なる、りっぱな長谷川委員長を迎えたことは、われわれといたしましても非常に心強く感ずるのでありまするが、どうぞ私同様に、新委員長に対しまして皆様の御協力のほどを切にお願いいたします。長い間の御協力を心から感謝いたします。これをもって私のごあいさつといたします。(拍手)


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 農林水産委員会 第70号(1964/10/09、30期、自由民主党)

○野原(正)委員 でん粉等価格対策に関する小委員会は、九月十日の当委員会でその設置を決定し、九月十四日委員長が小委員長及び委員の指名をいたしましたが、当小委員会といたしましては、さっそく農産物価格安定法に基づく昭和三十九年産カンショ及びバレイショの原料基準価格、でん粉及びカンショなま切り干しの政府買い入れ価格について調査を行なうため、九月三十日及び本日の両日にわたり、小委員会を開会し、調査を取り進めてまいりました。まず、九月三十日の第一回の小委員会におきましては、農林当局より昭和三十九年産イモ類等の価格算定についての経過を聴取し、質疑を行ないました。その結果明らかにされました諸点のうち、重要な……


31期(1967/01/29〜)

第58回国会 予算委員会 第17号(1968/03/16、31期、自由民主党)

○野原委員 第二分科会の審査の経過及び結果を御報告いたします。  第二分科会の審査の対象は、昭和四十三年度総予算中、会計検査院、防衛庁、外務省及び大蔵省所管のものでありまして、去る三月十二日より昨十五日まで四日間、慎重に審査いたしました。  それぞれ各省庁ごとに予算の説明を聴取いたした後、質疑を行ないました。質疑は終始熱心かつ活発に行なわれましたが、その詳細は会議録でごらんを願うこととし、ここでは二、三の点を報告するにとどめます。  まず、外務省の関係では、領海内の軍鑑の無害通航権について、これを無制限に認めることは、場合により核兵器の持ち込みにも通ずるもので危険である。領海及び接続水域に関す……

第61回国会 予算委員会 第16号(1969/03/01、31期、自由民主党)

○野原委員 第五分科会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。  本分科会は、昭和四十四年度総予算中、運輸省、郵政省及び建設省所管について、去る二月二十四日から昨二十八日まで五日間にわたって慎重なる審議を行なったのであります。  審査は、二十四、五両日は運輸省、二十六日郵政省、二十七、八両日は建設省の順に行なわれ、各省ごとに所管予算の説明を聞いた後、質疑を行ないました。質疑者は延べ七十七人でありましたが、質疑は連日熱心かつ活発に行なわれました。その詳細につきましては会議録をごらん願うことといたしまして、ここでは簡単に御報告申し上げます。  まず、運輸省所管の関係では、国鉄ローカル……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 社会労働委員会 第1号(1970/02/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 このたび、労働省を担当することになりました野原でございます。私は誠意と熱意をもって労働行政の推進につとめてまいる考えでありますので、委員各位の御指導と御鞭撻をお願いいたします。  さて、第六十三回特別国会にあたり、当面の労働行政の諸問題について、一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  七〇年代における労働行政の基本的課題は、経済の成長と勤労者の福祉の調和をはかり、豊かな勤労者生活を実現することにあると考えます。  このことが今日までの高度成長の一端をささえてきた勤勉な労働者諸君にこたえるゆえんであり、かつまた今後とも一そうの協力を期待し得る道であると信じ……

第63回国会 社会労働委員会 第3号(1970/03/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 今回の松下寿電子工業の事件は、まことに遺憾に考えております。  けさも閣議の席上で話があったのでございますが、どうも事故の発生いたしましたもとになりました廊下は、実は無届け建築というふうに報告がございました。おそらく建築基準法に違反した建設がなされたものだと思う。そういうところで朝礼をやるということ自体が、まことに遺憾なことでありまして、おそらく労働省としましても予期しなかったような事件であろうと思います。したがって、こういうような事例が今後再びないように、建築基準法をしっかり守っていただきまして、そうして、こういう不測の事態がないよう十分に、これは建設省の職務でございましょう……

第63回国会 社会労働委員会 第5号(1970/03/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 ただいま議題となりました「中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案」につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  中小企業退職金共済法は、中小企業の従業員の福祉の増進と中小企業の振興に寄与するため、昭和三十四年に制定され、この法律に基づきまして、現在、中小企業一般の従業員を対象とする中小企業退職金共済制度と、建設業並びに清酒製造業に期間を定めて雇用される従業員を対象とするいわゆる特定業種退職金共済制度の二種類の制度が設けられているのであります。  これらの制度の現在の普及状況をみますると、両制度あわせて、加入事業主数約十七万人、従業員数約二百五十二万人とい……

第63回国会 社会労働委員会 第9号(1970/04/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 御指摘のように、中小企業においては、経理上の問題で、そのつどこれを計上しておるというふうなことはできないところもあると思いますが、しかし、これからの企業というものは、やはり経営の近代化、合理化を進めていって、年間の経理において、経理上これは、もう御承知のとおり、すべて掛け金というものは無税になっておりますから、企業としてもそのことを計上することがもちろん企業の発展になるわけですから、そういう面で企業者の御理解を願って、従業員の雇用の安定を進めていく、そのためにはこの制度に入ることが最も有利であるということが十分理解されますれば、これはほとんどの企業が率先して加入をいただけるとい……

第63回国会 社会労働委員会 第12号(1970/04/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 直接には労働省の所管ではないと思いますので、実はお答えにならぬと思いますが、ともあれ、今回の災害で非常に大きな被害があったわけでございまして、なくなられた方々に対して慎んで哀悼の意を表しますが、同時にまた、この原因その他もいま調査をしておりますけれども、過密都市における建設工事の災害という問題と同時に、一般市民にまで非常な被害を与えたという問題に対しましては、今後あらゆる点で監督指導、労働基準法もございますけれども、それ以上に実はこの教訓を十分に生かしまして、これらの災害を今後は絶対に起こしてはならぬという決意のもとに、ただいま対策本部を設けまして検討している次第でございます。……

第63回国会 社会労働委員会 第14号(1970/04/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 政府といたしましては、賃上げその他の労使間の経済的問題の処理については、労使が国民経済の動向や企業の実体をよく考え、相互信頼の上に立って自主的に話し合いを行なうとにより、問題の平和的かつ合理的な解決がはかられることを期待しておるわけでございます。また自主的交渉による解決が困難な場合には、労働委員会等の公正な第三者機関の力をかりることによって、平和的に早期に問題の解決をはかることにいたしたいと期待しております。
【次の発言】 物価の上昇の現状等考えましても、これは容易でない問題である。したがって、そういうことが今後の賃金の問題に当然はね返ってくるということを考えております。したが……

第63回国会 社会労働委員会 第15号(1970/04/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 ただいま議題となりました労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  労働者災害補償保険制度は、昭和四十年に年金による補償体系を確立するなど制度の大幅な改善をはかり、労働災害をこうむった労働者及びその遺族に対して手厚い補償を行なってきたところであります。  この間、わが国は、目ざましい経済成長を遂げ、その経済力も国際的に高く評価されるに至っておりますが、このような情勢を背景として関係各方面から経済成長に相応した災害補償を求める声が強くなってきました。また、国際的には、業務災害に関する条約としてILO百二十一号条約が新た……

第63回国会 社会労働委員会 第16号(1970/04/28、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 労働省所管では、関東労災病院が、全部でたしか八カ所と思いますが、四時間のストをやるということは、まことにどうも遺憾に思いますけれども、まだ詳しい状況が報告されておりません。こういった遺憾な事態が起こっておるということでございます。
【次の発言】 申すまでもなく、安全で快適の職場、災害は、起こるよりも起こる前にいかにして災害を未然に防ぐかという問題が最も緊要でございます。同時にまた、起きてしまった以上は、その人たちが一日も早く職場に復帰できるようにあらゆる対策を講ずる。リハビリテーションももとより必要でございます。そうしたことで、災害の様子によりましては、災害を受けられた方々のあ……

第63回国会 社会労働委員会 第17号(1970/05/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 御指摘のように、労働災害の防止は、人命尊重の見地から見ましても、労働者の福祉の向上から見ましても、まことに重大でありまして、ぜひ労働災害の防止をはかりたいと考えております。かかる見地から政府としましては、従来から労働災害の防止について計画的な対策を進めてきたところでありますが、昭和四十三年度から第三次五カ年計画としての労働災害防止基本計画を策定いたしました。これに基づき、毎年実施計画を立てまして、計画的な展開をはかっているところであります。  その主要なものは、国による監督指導の強化、機械設備の本質安全等を目ざす研究開発の充実、企業全体の労働災害防止に関する対策を徹底するために……

第63回国会 社会労働委員会 第18号(1970/05/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 心身障害者対策基本法がここに御提案になりました。衷心から敬意を表するものであります。  かねてから労働省では心身障害者に対する就業指導、就業訓練あるいは職業紹介の仕事をやってまいったわけであります。この法律にも、第十四条にはっきりとこの施策を講じなければならぬということが書いてありますし、同時に第十五条には「心身障害者の優先雇用の施策を講じ、及び心身障害者が雇用されるのに伴い必要となる施設又は設備の整備等の助成その他必要な施策を講じなければならない。」というふうにうたっておるわけでございますが、現在心身障害者に対しましては、そうした職業上の訓練やあるいは指導、紹介等を積極的にや……

第63回国会 社会労働委員会 第24号(1970/07/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 勤労青少年の運賃割引の問題でございますが、現在盆暮れの帰省にあたって割り引いていただくということ、同時に、万博についての特別の割引をやるということが実現を見たわけでございますが、これは将来できるだけ多く勤労青少年に対しましては割引制度を拡大していきたい、そのように今後努力していくつもりであります。

第63回国会 社会労働委員会 第25号(1970/08/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 企業内においては労働者の健康管理、作業の安全という問題を中心といたしまして災害対策という面から特に所管してまいりました。たまたま公害問題がやかましくなってまいりましたが、この際、労働省として工場の監督行政もやっておる関係を考えますると、公害の発生源を断つというか、そういった面でも当然労働行政の立場において取り組むべきであるという観点で、最近におきましてはさまざま対策を講ずることにしておるわけでございます。
【次の発言】 御指摘のとおり、技能訓練が非常に不足しております。そこで、労働省では訓練生倍増という計画を立てまして、それに最も重点を入れてやろうという体制で進めておるわけでご……

第63回国会 社会労働委員会 第27号(1970/10/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 まず、職安汚職の問題につきましては、まことに遺憾千万でございます。これは綱紀の粛正というか、労働行政全体の問題として厳重に注意を喚起いたしまして、今後こうした事件が再び発生しないように、部下職員にはこの際特に厳重に注意をしたいということで、先般来注意をしたわけでございます。  労働省の人事の問題はおおむね首尾のとおり進んでおりますが、まだ一、二未決定のものがございます。そのうちに遠からずこれは考えられるものと思います。
【次の発言】 御指摘の点は十分今後厳正な態度で臨みたい。信賞必罰、当然であります。したがって、この事件が解決しました後においては、必ずそうした厳正な措置を講ずる……

第63回国会 社会労働委員会 第28号(1970/11/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 技能者の訓練、養成ということは、今後の日本の経済成長に不可分の関係がございます。そこで公共的な訓練校の設置、内容の充実等ももちろん必要でございます。それに対しても今後積極的にやってまいるということでありますが、同時にやはり事業内訓練というか、共同訓練の施設などもより一そうこれを拡充強化して、それに対する施設の補助であるとかあるいは融資であるとかあるいは管理運営にあたってのいろいろな助成であるとか、そういう問題につきましても、従来非常に不足しておりましたそういった予算規模なども思い切ってふやしまして時代の要請にこたえてまいりたい。要するに職業訓練という仕事は、技能者を大量に養成し……

第63回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1970/03/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 このたび労働省を担当することになりました野原でございます。私は誠意と熱意をもって労働行政の推進につとめてまいる考えでありますので、委員各位の御指導と御鞭撻をお願いいたします。  今後の石炭対策のあり方につきましては、去る四十三年十二月に石炭鉱業審議会の答申を得て、四十四年一月に閣議決定を見たところであります。  労働省といたしましては、この答申の趣旨に沿って、石炭産業労働者の労働条件と福祉の向上を促進し、雇用の安定をはかってまいりたいと存じます。  石炭政策の進行により今後やむを得ず閉山する炭鉱離職者につきましては、まず前職経験を生かして存続炭鉱への再就職を促進いたすとともに、……

第63回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1970/03/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 石炭対策の労働問題は非常にむずかしい問題と考えております。わが国の経済の発展に尽くしてきた過去の大きな使命、役割りを考えるときに、私どもは、今日の現状をもってしてはとても不可能である、しかし、何としても石炭の生産は今後も続けていかなければならぬというふうに考えておりますので、あらゆる手を尽くし、対策を講じてまいっておるわけでございます。特に四十五年度は、住宅問題につきまして住宅確保奨励金というような新しい政策も実施をしようということでございますが、それにもかかわらず、特に若年労働等につきましては、伊藤さんのお話のとおり、ほとんど炭鉱に働く人たちの子弟さえも実は鉱山には就職させた……

第63回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1970/05/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 石炭産業から山を離れる人たちに対しましては、その方々の雇用のためにあらゆる面での対策をお世話しておるわけでございますが、同時に、炭鉱にあらためて再就職をしたいという方に対しましても手厚い対策を講じておるわけでございます。従来は、ややともすると、炭鉱から離れてほかに行く者に対してのみやっておりました対策を、実は本年からは石炭の炭鉱を離れて別な炭鉱に働いていただくという方のためにも適用しようということでありますが、しかし現実はなかなか炭鉱には人が集まらないということを聞いております。何としても、やりは炭鉱が魅力あるものというか、働く人たちにとってそこで働くことが賃金の面においても比……

第63回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1970/09/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 御指摘の点は、通産省とも十分連絡をとりまして、今後の石炭対策、また就労対策を講じてまいりたいと思っております。

第63回国会 大蔵委員会 第28号(1970/04/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 まさに御指摘のとおりであろうと思います。したがって、いろいろ当事者能力などの問題はございますけれども、あくまでも労使間において十分に話し合いを進めるということが必要であろうと思います。
【次の発言】 堀先生の御主張、まことに妥当だと思います。なるべくならばそういう形になっていくことが――一九七〇年代における三公社五現業などの賃金体系というものはどうもいままでのようではいかぬ、何とかいたしたいということで目下苦労しておるのでありますが、御指摘のとおりそういう方向を持ちたいものだと思っております。
【次の発言】 紛争調停の機関であるべきものが、現在ではどうも賃金決定の機関だけである……

第63回国会 予算委員会 第5号(1970/02/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 お答えいたします。  関東労災病院の病棟閉鎖につきましては、看護婦の不足という事態、これが慢性化しまして、ついにある程度の病棟閉鎖のやむなきに至った。まことに残念でございますが、やはり問題は看護婦の不足という問題でございます。ただいまその方面から報告を聞きまして、まことに遺憾に思っております。これは看護婦の対策が最も重要であるというふうに考えております。
【次の発言】 タクシー料金値上げの問題につきましては、労働基準局におきまして二年ほど前から厳重に監査をしております。今回の対策につきましても、六十八カ所の事業所が実は労働条件その他で不適格であるということで、すでに改善命令を出……

第63回国会 予算委員会 第10号(1970/03/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 お答えいたします。  総合農政の進展に伴いまして、農業を離れることを希望する方がふえてまいると予想されるのでありますが、これらの人々に対しまして、職業能力の開発あるいは職業相談あるいは職業訓練といったようなことで他産業への就労の援助等を積極的にやるということであります。  具体的に申しますと、第一に、農村地域において、専修職業訓練校における職業訓練を拡充強化する。同時に簡易職業訓練施設を設置いたしまして、必要に応じ手当を支給しながら農業従事者の実態に即した農外就労のための職業訓練を行なうことにいたします。第二に、農業者転職相談員の設置等による相談活動の拡充及び職業紹介の強化をは……

第63回国会 予算委員会 第11号(1970/03/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 お答えいたします。  労働省の予算はまあ微増という程度で、最近はあまりふえておりません。これはやはり労働者、特に失業者がだんだんと減ってきたということから、失対事業というふうなものがだんだん弱くなってまいりまして、特別失対事業などは廃止になったというふうなことから、特に本年の予算におきましては伸び率が非常に低い。これは遺憾でありますが、しかし、必要な面にはかなり充実をしておるようでございます。しかし、必ずしも十分でないことは認めざるを得ないと考えております。
【次の発言】 労働行政にはしろうとでございますが、おおむね三千万人あるわけでございます。  国の予算の総額については、ま……

第63回国会 予算委員会 第12号(1970/03/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 農村から他の職業等に転換したい人がだんだんふえてくるということを予想いたしまして、離農者対策としまして農村に相談員制度をつくったり、あるいは巡回相談をする、あるいは職業訓練なども徹底して行なう、あるいはそれには手当あるいは補助金等を与えまして、離農の円滑化をはかってまいりたいということで、目下真剣に総合農政の展開に対しましての対策を講じておるところでございます。このたびの政策の実現によってかなり効果があがるということを考えておるわけでございます。
【次の発言】 農村地帯にいろいろな工場が分散できる、そうして通勤可能な地帯から農村の人たちもその工場に通勤する、そういうことはむしろ……

第63回国会 予算委員会 第18号(1970/03/30、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 労働分配率という問題は、まことにむずかしい問題でございまして、まだ私は十分に研究しておりません。したがって、今後の問題として、いかにあるべきかという問題については、これから十分に研究し、勉強もしてみたいと考えております。

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1970/12/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 お答えいたします。  労働組合が公害問題等で広報宣伝活動を行なうことは、社会通念上正当なものである限りは、これは当然なし得ることであります。虚偽の宣伝等によりまして会社の信用を失墜させるということはなすべきではない。もしも労働組合の広報活動等が、正当な範囲を逸脱しておるというふうな場合は、就業規則の懲戒規程によりまして懲戒されることもあり得る。しかしまた、労働組合の広報宣伝活動が、労働条件の維持改善等の労働組合法第一条の目的達成のために正当な行為である限り、その行為を理由として組合役員を解雇する等の不利益を与える処分は、それはなすべきではないということに考えております。  いず……

第64回国会 社会労働委員会 第6号(1970/12/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 先ほど来いろいろ伺っておりましたが、どうもまことに遺憾な問題が多々あるということを知りました。郵政事業は国民生活にとりましてはきわめて重要な事業でありまして、この事業の円滑な運営が強く要請されておる。そのためには労使の相互信頼というか、やはりあたたかい人間関係、理解と協力というものがなければだめだと思いますが、どうもその点が、遺憾ながら先ほど来お話のございましたようないろいろな不幸を生み出したと思うのであります。その点を部外の者としましてにわかに批判を加えることはどうかと思いますが、いずれにしましても、労働運動以前の問題で、もっと人間関係が相互の信頼の上に立ち、あたたかい思いや……

第64回国会 予算委員会 第1号(1970/12/14、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 賃金と物価の問題等は総理大臣あるいは経済企画庁長官から御答弁があったとおりでありますが、私はこの際わが国ではまだまだ所得政策を採用するのはきわめて困難である、いまはむしろ所得政策を直ちに実施をすべきときではないというふうに考えています。そこで豊かな勤労者生活の実現のためにいまなすべきことは、やはり貯蓄をふやす。勤労者の諸君の所得からできるだけ長期の貯蓄を行ないまして、それが財産の形成を行なわしめる。住宅資金であるとかあるいは株を持たせる、そういったことができますならば、そこに総需要を抑制し、あるいはインフレの危険をも防止できる最も有効な対策ではないだろうかと考えまして、勤労者の……

第65回国会 外務委員会 第11号(1971/03/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 ILO条約はできるだけ批准を急げと言っておりますが、たまたま二十六号条約が四十年前に批准されたものであるということで、昨年の百三十一号のものと一緒に出すのはどうか。これはどういう経緯でそうなったか、内容的にはよく存じませんが、とにかく同じような形のもので、一方はなかなかいろいろな経緯があってむずかしかった、どうせ出すならば、この際条件が整ったならばできるだけ早くやるべきだということからそれを一緒にやることになったわけでございまして、この経緯、詳細につきましては政府委員からお答えいたさせます。
【次の発言】 これはもうたいへん議論のあるところでございますが、昨年の九月、全国全産業……

第65回国会 社会労働委員会 第1号(1971/01/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 第六十五通常国会にあたりまして、当面の労働行政について、一言所信を申し述べ各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  御承知のように、近年わが国はめざましい経済発展をなし遂げましたが、これに伴って若年労働者や技能労働者を中心として労働力不足が次第に激しくなってきております。  また、労働条件も、賃金の上昇を中心に大きく改善を見ましたが、他方技術革新の進展や人口の都市集中などから、労働者の職場環境や生活環境をめぐって解決を要する新たな問題が生じております。  このような事態に対処して、私は、四十六年度には次のような諸施策を重点的に進めてまいります。まず、第一は、職場の内外を通じて……

第65回国会 社会労働委員会 第3号(1971/02/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 最近の消費者物価の動向等につきましては憂慮すべきところがございます。物価安定のためのいわゆる所得政策を導入するかどうかということについては、その必要性、内容、効果等につきましてなおむずかしい問題が残っております。特に所得政策は、賃金のみならず、利潤、業主所得等も対象とすると同時に、その政策手段も説得によることになりますので、これについての国民的合意が必須の条件であると思いますが、現在各方面の意見はまだ一致しているとは言いがたいのであります。また、欧米諸国におきましても所得政策は必ずしも成功していない、なお試行錯誤の段階にございます。したがって、わが国は所得政策の導入は時期尚早で……

第65回国会 社会労働委員会 第5号(1971/02/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 ただいま議題となりました勤労者財産形成促進法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上ぼます。  近年における目ざましい経済成長に伴って、わが国勤労者の賃金水準は年々大幅に上昇しつつある反面、貯蓄や住宅等の資産保有の面では、まだかなり貧弱であることは、争えない事実であります。したがいまして、今後においては、勤労者の資産の充実にもっと各方面の努力と関心が向けられなければならないと考えるものであります。  現に、勤労者の多くは、将来に備えて、営々として貯蓄につとめ、また、持ち家の取得等に非常な苦労を重ねております。このような勤労者の負担を緩和し、さらには資産の充実を促……

第65回国会 社会労働委員会 第6号(1971/02/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 安中問題等から考えまして、公害問題はきわめて重大な問題であり、至急に対策を講じたいと存じまして、労働安全衛生規則の改正等も行なう必要があるのではないかということでただいま調査を進めまして、審議会等におはかりしておりますが、近く結論が出るような情勢でございます。結論が出次第できるだけ早く諸政令等の改正をおはかりしたいというふうに考えます。いずれにしましてもただいままであまり重大と考えていなかった問題がきわめて重大な問題になってまいりまして、これからは公害対策に真剣に取り組んでいくということで、全国の基準監督行政等は真剣にこの問題と取り組んでいく、その決意でおるわけでございます。

第65回国会 社会労働委員会 第9号(1971/03/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 一言にして言えば、豊かな生活を営む、自分の勤労が自分の生活をただささえるのみでなく、自分が大いに豊かな人間としての生活が送り得るような安定したものが求められておると思うのでございます。  ところで、戦後におけるわが国の経済の発展過程では、わが国の勤労者にとっては、諸外国に比べまして著しく立ちおくれておった面もございます。そういう賃金水準も漸次よくなってきまして、賃金が急激に上昇してまいりました。これは国民各層のたゆまない努力の結果でありまして、わが国経済は、戦後一貫して高度成長をなし遂げまして、勤労者の賃金水準もかなりな水準に上ってまいったと思うのでございます。日々の消費生活に……

第65回国会 社会労働委員会 第11号(1971/03/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 本日、非常に具体的に日本ライクや関東物産にまつわるさまざまの問題の御質問をいただきました。承っておったんでありますが、どうも一種のミステリーのようなもので、これはもうたいへんな問題だ、えりを正してこれから雇用促進事業団の運営もやってもらいたい。むしろいままでの官庁のいき方あるいはいろいろな今後の問題につきまして、これは慎重に考えなければならぬ問題であろうかと思います。したがいまして、この問題に関しましては、先ほど来のお話等を今後の施政の上に十分肝に銘じて反映させたい。幸いにただいま事業団は、堀理事長をはじめとして皆さん方がたいへん熱心にしっかりやっていただいておるので、今日の段……

第65回国会 社会労働委員会 第14号(1971/03/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 けさほど来の御議論、なかなか御熱心な御質問でございまして、とくと拝聴しておったわけでございます。しかし、勤労者がやがては自分の家を持ちたいという願望、また若いときから、まだ俸給は安いけれども、幾らかでも将来に備えて貯金をしようという旺盛な建設の気持ち、現在日本経済の成長は相当の賃金の上昇を見ております。これからますます西欧を追い越し、あるいはアメリカに迫ろうという点を考えますときに、そうした勤労者諸君の熱心な願望にこたえて、やはり勤労者みずからが自主的に貯蓄をしようというものに対してはできる限りの援助を国としてもなすべきである。同時にまた、持ち家等を持つ場合においては、国が積極……

第65回国会 社会労働委員会 第16号(1971/04/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 雇用安定のための施策は今後もきわめて必要でありまして、これに対しましては、今後引き続いて強力な施策を講ずると同時に、それのみではないのでありまして、職業訓練であるとかそういった問題もあわせ講じ、あらゆる労働政策はそういった中高年齢者の雇用を中心としまして強力な展開を要するというふうに考えております。
【次の発言】 審議会の答申を願いまして、それを十分に尊重して作成したというふうに考えております。
【次の発言】 臨時の賃金については、制度としてはこれはもう支給しない。しかし、生活の影響がございますし、従来から引き続いてきた経緯等を考えますと、生活に激変を与えないという答申の趣旨を……

第65回国会 社会労働委員会 第18号(1971/04/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 この中高年齢者の雇用の促進に関する特別措置というものは、まず手帳制度をもって手帳を交付いたして、長期にわたってその手帳保有者に対する援護措置を行なうということが一つでございます。これは通常半年ということになっておりますが、いろいろな事情でそれがかなり長い期間継続できる仕組みになっております。  それからなお、そうした雇用率を設ける、いままではなかった制度でありますが、官庁には雇用率がございましたが、これは民間企業等にも雇用率を設定する、そしてできるだけそのほうにやらせる。その際には、中高年齢者を雇用した雇用者に対しまして特別の措置を講ずる。つまりそうした対策を講じていくという点……

第65回国会 社会労働委員会 第21号(1971/05/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 御指摘のように、いろいろの情勢の変化等があらわれてまいりました。これは、そういう情勢に対して的確に政府の施策が十分な機能を果たし得なかったことは遺憾でございますが、これは政府の責任のみに帰するわけにはいかないので、わが国の経済事情全体がそういうようなきわめて発展過程にあったということが、ついに今日のような情勢になったと思うのでありますが、それだけに今回の法律案はそうした情勢を踏まえて、中高年齢者の雇用促進のために特段の対策を講ずる必要があるということを感じまして提案をしたわけでございまして、過去のことにつきましては遺憾な点もあったということと同時に、そのことはやむを得ないいろい……

第65回国会 社会労働委員会 第26号(1971/05/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 公企体の各企業によってその格差があることは、あまり大きな格差は好ましくないというのが私のかねがねの持論でございまして、その点はそういう指導をしておりますが、これは賃金決定に際しては労使の理解と協力によって自主的に話がきまっていくべきものでありまして、ただいまの段階におきましては、一にかかって公労委の御努力に期待をしておるということでございます。
【次の発言】 私実はタッチしておりませんかりあまり事情は詳しくございませんで、合理化の問題等もあると伺っておりますがそういった問題と切り離しができるのかどうか、それもよくわかりませんが、いずれにしましても、これは労働組合と当局側との話し……

第65回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1971/02/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 石炭鉱業に関する当面の労働諸問題について一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと思います。  今後の石炭対策のあり方につきましては、昨年十一月の石炭鉱業審議会の中間答申の趣旨に沿って石炭鉱業労働者の労働条件と福祉の向上を促進することによって、労働力の確保とその雇用の安定をはかってまいる所存であります。  今後も、石炭政策の進行により相当数の離職者の発生が予想されますが、これらの炭鉱離職者の再就職対策につきましては、これら離職者の前職経験を生かして、存続する炭鉱への再就職を促進することとしており、特に、来年度から、炭鉱から炭鉱へ再就職する場合にも雇用奨励金が支給できるよ……

第65回国会 大蔵委員会 第27号(1971/04/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 堀委員の御指摘のとおり、三公社五現業につきましてはあくまでも自主交渉による円満な妥結を望んで今日まで来ておる、そのことが一番好ましいと考えております。
【次の発言】 本年も昨年同様、あくまでも自主交渉により当事者能力、誠意をもってお示しできるようにいたすべきだという観点からやってまいったわけでございますが、なかなかむずかしい問題も実はございますので思うように参りませんでしたが、あくまでもその筋だけは通したいということで努力してまいります。
【次の発言】 そういう点は御指摘のとおりだと思います。できるだけ個別に満足を与え、円満な妥結をするということが好ましいと思います。問題は、同……

第65回国会 内閣委員会 第31号(1971/05/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 ただいま議題となりました労働省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  行政機構の簡素合理化につきましては、昭和四十三年二月二日の行政改革の推進についての閣議決定以来、政府全体として、第一次行政改革計画・第二次行政改革計画等を通じその具体化をはかってきたところでありますが、これらの行政機構簡素化の一環として、労働基準監督官の罷免について同意を与えることを任務とする労働基準監督官分限審議会について、これを同じく労働基準法に関する事項の審議機関であり、かつ、構成委員の一部が制度的に重複している中央労働基準審議会に吸収統合することと……

第65回国会 予算委員会 第3号(1971/01/30、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 労働力の流動につきましては、特に中小企業は非常に重大であろうと思います。実は職業安定所の機能を、できるだけリアルタイム化を進めております。同時に必要とする各事業場に対してできるだけ多くの雇用者が充足できるように対策を講じておりますが、何としましてもその前提としまして、やはり協業化を進めるとか、あるいは企業の近代化を進めていくというような面や、あるいは人手に依存する経営から高い技術に変えていく、非常に生産性の高い企業に近代化を進めていく、そういうことのために実は企業内の職業訓練、共同訓練施設なども設けるように指導しております。そういった面で雇用が十分に充足できますように、ひとつで……

第65回国会 予算委員会 第4号(1971/02/01、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 労働省では、工場内の労働者の健康管理に十分注意してまいりました。ただし、カドミウムの問題につきましては必ずしも明確な規定がないわけでございます。そこで、今回の事件につきまして、中村さんの自殺、その後におきまして、調査の結果、はたしてこれが業務上の因果関係がはっきり出ますというと、あらためてこれは検討する必要がある。私どもは、これに対しましては、業務上の疾病として、必要な補償を行なう考えも持っております。したがって、これについては慎重に検討されまして、結論ができるだけ早く出されるように、その結果に基づいて遺族補償金であるとかその他の対策はできるだけ早急に講じたい、こう考えておるわ……

第65回国会 予算委員会 第9号(1971/02/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 お答えいたします。  労働基準法第七条では実は明確に規定がないわけでございます。そこで非常勤の消防団員等につきましてはいかなる扱いがよろしいか、学者の間でもいろいろ議論がございます。通説はございません。そこでいまこれから検討いたしたいというふうに考えております。

第65回国会 予算委員会 第11号(1971/02/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 沖繩の米軍関係労働者の問題につきましては、全力を尽くしていろんな対策を講じておるわけでございます。そこで労働省としましては、いろんな対策を講じておりますが、特に全体としては、復帰後におきましては、本土の駐留軍関係労働者と全く同様の対策、労働法規を適用することにしておりますが、復帰前にありましては、離職する米軍関係労働者に対しましては、一昨年の九月、沖繩におきます軍関係離職者等臨時措置法が交付、施行されましたので、沖繩・北方対策庁と協力しまして、その運用に必要な財政上、技術上の援助を行なっているところでございます。さらに、沖繩総合職業訓練所など就職援護センターの設置、運営等につき……

第65回国会 予算委員会 第12号(1971/02/15、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 そのとおりでございます。
【次の発言】 そのとおりであろうと考えます。
【次の発言】 そのとおりだと思いますけれども、この問題につきましては、基準局長が参っておりますので、事務的な問題でございますから、基準局長にお答えいたさせます。
【次の発言】 おおむねと申しますれば、そのとおりでよろしいと存じます。
【次の発言】 その考えで進めたいと思います。

第65回国会 予算委員会 第13号(1971/02/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 新四ツ木橋及び尻無川の事件につきまして、出かせぎの方々が非常な災害を受けたことに対しては、まことに遺憾に考えているわけであります。そこで、今回の災害につきましては、労働災害科学調査団を設けまして、原因の究明と対策の検討に当たっておるわけでございます。  そのうち新四ツ木橋の災害につきましては、昨年六年に調査団から調査の結果の報告を受けております。それに基ずきましてPRB工法に関する再発防止について関係各省に要望するとともに、各都道府県労働基準局長に通達を発しました。  また、尻無川における災害につきましては、現在調査団において科学的に原因の究明を検討しております。  なお、尻無……

第65回国会 予算委員会 第15号(1971/02/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 先ほど官房長官がおっしゃったとおりでありまして、一応前の閣議のときに厚生大臣から説明を聞いております。したがって、この問題に対しては、閣内は一致して決定したわけでございます。
【次の発言】 答申の内容は、詳しいことはわかりません。
【次の発言】 お答えいたします。  労使の関係は、すべてお互いが話し合いによって円満に解決をするということがたてまえでございまして、ガードマン等がいたずらに介入すべき案件ではない。ただ、会社側が建物の維持とか管理という点であるいはそういうものを使う場合もあろうと思いますけれども、それは労働問題に直接介入することは絶対に避けるべきであるというふうに考え……


33期(1972/12/10〜)

第72回国会 社会労働委員会 第1号(1973/12/06、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび私が当委員会の委員長に就任いたしました。  御承知のように、当委員会は国民各層に大きな関心が持たれているところであります。加えて、一そうの社会福祉政策の充実が叫ばれている今日、その任務の重要性と職責の重大さを痛感いたしている次第であります。  非才な私ではございますが、委員各位の御協力により、円満なる委員会運営につとめ、その職責を全ういたしたい所存でございます。  ここに委員各位の特段の御支援と御鞭撻をお願いいたしまして、ごあいさつといたします。(拍手)

第72回国会 社会労働委員会 第2号(1973/12/14、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  まず、理事の補欠選任についておはかりいたします。  去る十日、理事八木一男君が委員を辞任されましたのに伴い、理事が一名欠員になっております。その補欠選任を行ないたいと存じますが、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事に枝村要作君を指名いたします。(拍手)
【次の発言】 次に、連合審査会開会申し入れの件についておはかりいたします。  商工委員会において審査中の石油需給適正化法案について、また、物価問題等に関する特別委員会において審査中の国民生活安定緊急措置法案について、両委員会に対し、それぞれ連合審査会開会の……

第72回国会 社会労働委員会 第3号(1973/12/18、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山本政弘君。
【次の発言】 続いて、大原亨君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 村山富市君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩前に引き続き質疑を続けます。坂口力君。

第72回国会 社会労働委員会 第4号(1973/12/20、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田口一男君。
【次の発言】 石母田達君。

第72回国会 社会労働委員会 第5号(1974/02/01、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  この際、理事辞任の件及びその補欠選任についておはかりいたします。  理事寺前巖君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決しました。  なお、その補欠選任につきましては、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事に石母田達君を指名いたします。
【次の発言】 厚生関係の基本施策に関する件について厚生大臣から発言の申し出があります。これを許します。齋藤厚生大臣。
【次の発言】 次に、労働関係の基本施策に関する件について労働大臣から……

第72回国会 社会労働委員会 第6号(1974/02/14、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。瓦力君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩前の質疑を続けます。村山富市君。
【次の発言】 石母田達君。

第72回国会 社会労働委員会 第7号(1974/02/19、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小林正巳君
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて、小林正巳君。
【次の発言】 ただいまの小林君の発言の中で、不穏当なことがあるとすれば、あとで善処したいと思います。  田邊誠君。
【次の発言】 次回は、来たる二十六日火曜日、午前十時理事会、十時三十分から委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。    午後四時四十六分散会

第72回国会 社会労働委員会 第8号(1974/02/26、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。森井忠良君。
【次の発言】 小宮武喜君。
【次の発言】 次回は、明後二十八日木曜日午前十一時理事会、十一時三十分より委員会を開催することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後三時四十六分散会

第72回国会 社会労働委員会 第9号(1974/02/28、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  この際、寄生虫病予防法の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。  本件について山下徳夫君より発言を求められておりますので、これを許します。山下徳夫君。
【次の発言】 ただいまの山下徳夫君、川俣健二郎君、石母田達君、大橋敏雄君及び小宮武喜君の動議について、御発言はございませんか。――御発言もございませんので、本動議について採決いたします。  山下徳夫君外四名提出の動議のごとく、お手元に配付いたしました草案を成案とし、これを委員会提出の法律案とするに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、さよう決しました。  なお、本法……

第72回国会 社会労働委員会 第10号(1974/03/05、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  この際、請願取り下げの件についておはかりいたします。  本委員会に付託になっております歯科技工士の免許に関する請願、第二〇四八号につきまして、去る一日、紹介議員であります塩谷一夫君より取り下げの願いが提出されております。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 次に、労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 枝村要作君。
【次の発言】 坂口力君。

第72回国会 社会労働委員会 第11号(1974/03/26、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の雇用保険法案及び雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案を議題とし、順次その提案理由の説明を聴取いたします。労働大臣長谷川峻君。
【次の発言】 村山富市君外九名提出の最低賃金法案を議題とし、その趣旨の説明を聴取いたします。村山富市君。
【次の発言】 田口一男君外九名提出の労働基準法の一部を改正する法律案を議題とし、その趣旨の説明を聴取いたします。田口一男君。
【次の発言】 労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。川俣健二郎君。

第72回国会 社会労働委員会 第12号(1974/03/28、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。坂口力君。
【次の発言】 寺前巖君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続けます。羽生田進君。
【次の発言】 次に、医療に関する件について調査を進めます。  羽生田君。
【次の発言】 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続けます。  大原亨君。

第72回国会 社会労働委員会 第13号(1974/04/02、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の勤労者財産形成促進法の一部を改する法律案を議題とし、その提案理由の説明を聴取いたします。労働大臣長谷川峻君。
【次の発言】 川俣健二郎君外九名提出の国有林労働者の雇用の安定に関する法律案を議題とし、その趣旨の説明を聴取いたします。川俣健二郎君。
【次の発言】 次に、内閣提出の雇用保険法案、雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、川俣健二郎君外九名提出の国有林労働者の雇用の安定に関する法律案及び森井忠良君外九名提出の失業保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案の各案を議題とし、質疑を行ないます。  質疑……

第72回国会 社会労働委員会 第14号(1974/04/04、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  これにて本案についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 ただいままでに委員長の手元に、山口敏夫君、川俣健二郎君、石母田達君、大橋敏雄君及び和田耕作君より本案に対する修正案が提出されておりますので、その趣旨の説明を聴取いたします。山口敏夫君。
【次の発言】 修正案について御発言はありませんか。――御発言もありませんので、これより戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案及びこれに対する修正案を一括して討論に付するのでありますが、別に申し出もありませんので、直ちに採決に……

第72回国会 社会労働委員会 第15号(1974/04/05、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。阿部未喜男君。
【次の発言】 山本政弘君。

第72回国会 社会労働委員会 第16号(1974/04/08、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。川俣健二郎君。
【次の発言】 石母田達君。
【次の発言】 大橋敏雄君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩前の質疑を続けます。野坂浩賢君。

第72回国会 社会労働委員会 第17号(1974/04/11、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  国民年金法等の一部を改正する法律案、児童手当法等の一部を改正する法律案、賃金及び物価の変動に対応する公的年金給付等の額の改定等に関する特別措置法案、原子爆弾被爆者の医療等に関する法律及び原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案、大原亨君外十三名提出の原子爆弾被爆者援護法案の各案を議題とし、質疑を行ないます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。金子みつ君。
【次の発言】 田中美智子君。
【次の発言】 大橋敏雄君。
【次の発言】 山口敏夫君。
【次の発言】 田邊誠君。

第72回国会 社会労働委員会 第18号(1974/04/12、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  作業環境測定法案、労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案の両案を議題とし、順次提案理由の説明を聴取いたします。労働大臣長谷川峻君。
【次の発言】 次に、勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山本政弘君。
【次の発言】 枝村要作君。
【次の発言】 この際、午後一時四十分まで休憩いたします。    午後一時十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  まず参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  雇用保険法案、雇用保険法の施行に伴う関係法……

第72回国会 社会労働委員会 第19号(1974/04/23、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  雇用保険法案、雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、国有林労働者の雇用の安定に関する法律案並びに失業保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案の各案を議題とし、質疑を行ないます。  質疑の申し出がありますので順次これを許します。加藤紘一君。

第72回国会 社会労働委員会 第20号(1974/04/24、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  雇用保険法案、雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、国有林労働者の雇用の安定に関する法律案並びに失業保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。  本日は、ただいまの各案審査のため、参考人として次の方々に御出席をいただいております。  農林漁業金融公庫副総裁岩尾一君、日本福祉大学助教授大木一訓君、日本労働協会理事大宮五郎君、春闘共闘委員会雇用・失反対策委員会事務局次長谷正水君、以上四名の方々でございます。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  皆さまには御多用中のとこ……

第72回国会 社会労働委員会 第21号(1974/04/25、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の原子爆弾被爆者の医療等に関する法律及び原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案、大原亨君外十三名提出の原子爆弾被爆者援護法案の両案を議題とし、質疑を行ないます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。森井忠良君。
【次の発言】 中村重光君。
【次の発言】 この際、連合審査会開会に関する件についておはかりいたします。  ただいま本委員会において審査中の雇用保険法案、雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、国有林労働者の雇用の安定に関する法律案並びに失業保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の……

第72回国会 社会労働委員会 第22号(1974/05/07、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  雇用保険法案、雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、国有林労働者の雇用の安定に関する法律案並びに失業保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案の各案を議題とし、質疑を行ないます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。多賀谷真稔君。
【次の発言】 山本政弘君。
【次の発言】 和田耕作君。
【次の発言】 次回は明後九日木曜日午前十時理事会、十時三十分より委員会を開会いたします。  なお、明八日水曜日午前十時より地方行政委員会、農林水産委員会及び建設委員会との連合審査会を開会いたします。  本日はこれに……

第72回国会 社会労働委員会 第23号(1974/05/13、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  雇用保険法案、雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、国有林労働者の雇用の安定に関する法律案並びに失業保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。寺前巖君。
【次の発言】 理事会で検討いたします。
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。  休憩前の質疑を続けます。石母田達君。
【次の発言】 委員長から発言しますが、どういう経過でどういう発言があったか、私聞いてはおりましたけれども、実は局長の発言がどういう経緯で必要ないと言ったの……

第72回国会 社会労働委員会 第24号(1974/05/14、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  労働問題の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田邊誠君。
【次の発言】 石母田達君。
【次の発言】 作業環境測定法案、労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案の両案を一括して議題とし、質疑を行ないます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 これにて、作業環境測定法案についての質疑は、終了いたしました。  この際、暫時休憩いたします。    午後一時十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩前の質疑を続けます。枝村要作君。

第72回国会 社会労働委員会 第25号(1974/05/16、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 石母田達君。
【次の発言】 坂口力君。

第72回国会 社会労働委員会 第26号(1974/05/17、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 森井君。
【次の発言】 田中美智子君。

第72回国会 社会労働委員会 第27号(1974/05/21、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山本政弘君。
【次の発言】 委員長から申し上げますが、理事会で相談いたします。田口一男君。
【次の発言】 川俣健二郎君の動議に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立少数。よって、本動議は否決いたしました。
【次の発言】 内閣提出の原子爆弾被爆者の医療等に関する法律及び原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑はございませんか。――本案についての質疑は終了いたしました。

第72回国会 社会労働委員会 第28号(1974/05/22、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  優生保護法の一部を改正する法律案、日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案、結核予防法等の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。村山富市君。
【次の発言】 小宮武喜君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩前の質疑を続けます。金子みつ君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 大原亨君。

第72回国会 社会労働委員会 第29号(1974/05/23、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  優生保護法の一部を改正する法律案、日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案、結核予防法等の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。土井たか子君。
【次の発言】 田中美智子君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩前の質疑を続けます。和田耕作君。
【次の発言】 速記を始めて。  この際、暫時休憩いたします。    午後五時十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩前の質疑を続けます。大原享君。
【次の発言】 速記をとめて。        ……………………………

第72回国会 社会労働委員会 第30号(1974/06/03、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  まず、山下徳夫君、川俣健二郎君、石母田達君、大橋敏雄君及び和田耕作君より、国民健康保険組合に対する助成の強化に関する件について決議されたいとの動議が提出されております。  本動議を議題といたします。  まず、その趣旨の説明を聴取いたします。山下徳夫君。
【次の発言】 本動議について採決いたします。  賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、山下徳夫君外四名提出の動議のごとく決しました。  ただいまの決議に対し、政府より発言を求められております。これを許します。厚生大臣齋藤邦吉君。

第73回国会 社会労働委員会 第1号(1974/07/31、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  まず、理事の補欠選任についておはかりいたします。  去る十七日、理事大野明君が委員を辞任されましたのに伴い、理事が一名欠員になっております。その補欠選任を行ないたいと存じますが、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事に橋本龍太郎君を指名いたします。
【次の発言】 本日公報に掲載いたしました請願四十二件を一括して議題とし、審査を行ないます。  まず、請願の審査の方法についておはかりいたします。  その趣旨につきましては、すでに文書表によって御承知のところでもあり、また、理事会においても協議いたしましたので、その……

第73回国会 社会労働委員会 第2号(1974/09/10、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。川俣健二郎君。
【次の発言】 枝村要作君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続けます。村山富市君。
【次の発言】 田中美智子君。

第73回国会 社会労働委員会 第3号(1974/09/11、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。川俣健二郎君。
【次の発言】 金子みつ君。
【次の発言】 田口一男君。
【次の発言】 坂口力君。
【次の発言】 和田耕作君。

第73回国会 社会労働委員会 第4号(1974/10/29、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  この際、派遣委員の報告を聴取いたします。斉藤滋与史君。
【次の発言】 おはかりいたします。  ただいまの斉藤滋与史君の御提案のとおり、調査報告書を会議録に参照掲載するに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決しました。
【次の発言】 労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありましすので、順次これを許します。小宮喜君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 大橋敏雄君。

第73回国会 社会労働委員会 第5号(1974/10/30、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大原亨君。

第74回国会 社会労働委員会 第1号(1974/12/19、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  この際、理事辞任の件及び理事の補欠選任についておはかりいたします。  まず、橋本龍太郎君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  次に、理事の補欠選任についておはかりいたします。現在理事が三名欠員となっております。その補欠選任については、委員長において指名いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事に       大野  明君    菅波  茂君       竹内黎一君 を指名いたします。

第74回国会 社会労働委員会 第2号(1974/12/20、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより会議を開きます。  雇用保険法案、雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案及び日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。  川俣健二郎君の発言を許します。川俣健二郎君。
【次の発言】 これにて四法律案についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 ただいままでに委員長の手元に、雇用保険法案に対し、大野明君、川俣健二郎君、大橋敏雄君、和田耕作君から修正案が、また石母田達君外二名から修正案がそれぞれ提出されております。
【次の発言】 順次趣旨の説明を聴取いたします。大野明君。


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第1号(1948/05/28、23期、民主自由党)

○野原委員 岩崎川は北上川の一支流でありまして、岩手縣の穀倉地帶である紫波郡の中央部を流れている川であります。これは煙山村の奥から流れて、この穀倉地帶を貫流しておるのでありますが、非常に急流でありまして、これが年々決壊いたしまして、非常な災害を及ぼしておつたのでありますが、たまたま昨年の東北地方の三次にわたる大水害によりまして、この川は非常な暴威を振いまして、この附近の田畑を流失する、土砂は決壊する、惨たんたる状態を呈しました。昨年の被害の総額は、最小限度に見積りましても――関係町村は、岩崎川下流も合わせて、煙山村ほか四箇村になつておりますけれども、最小限度一千万以上の損害を昨年だけで受けてお……

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第10号(1948/06/21、23期、民主自由党)

○野原正勝君 青森縣西津輕郡岩崎村地内の日本海に隣接する山中密林内に点在する十二湖の景勝は、その周囲のすぐれたる山景、湖景、海景、河景及び温泉等とともに、世界的に誇るべき壯嚴な公園で、関係方面及び地方人の來観者はまことに多数である。ついては、十二湖を國立公園に指定するとともに、國民保健並びに衛生のため温泉療養館を國において採用されたい。


24期(1949/01/23〜)

第7回国会 大蔵委員会農林委員会運輸委員会電気通信委員会連合審査会 第1号(1950/03/27、24期、自由党)

○野原委員 今の御説明でよくわかりましたが、私どもはこの際対日援助見返り資金の性格と、これが農林省の予算として国有林の特別会計の一部に使われることに対しましては、まことにけつこうなことと考えております。これについて議論のための議論を繰返しておつて、せつかくの名案が腐つてしまうようなことがあつては、はなはだ遺憾に思います。従つて私どもはこの際せつかくこういう国家予算だけでもつて、とうていうまくやつて行けないような特別会計に対して、この見返り資金によつて、非常に彈力性のある仕事ができるようになつて、この特別会計の効果が非常に発揮できるということであるならば、これはいろいろな御議論はさておいて、まず……

第12回国会 外務委員会農林委員会連合審査会 第2号(1951/11/14、24期、自由党)

○野原委員 このたび国際連合食糧農業機関べの加盟につきましての議案が提案になりまして、ただいま提案の理由を承り、あるいはまた関係の参考資料等を届けられたのでありますが、十分これを見る時間がなかつたので、詳細にわたつての質問は今日まだ用意されておりません。しかし原則的に見まして、国際連合食糧農業機関が考えておる事柄につきましては、日本農業の今後の進歩と発展のためにも、まことにけつこうな機関であり、これに加盟することによつて、日本農業が世界の水準に達すると同時に、農民の生活あるいはまた栄養、すべての問題がいろいろな意味において、従来の小さな日本という島の中から解放されて、世界の大きな国際的な條件の……

第13回国会 通商産業委員会建設委員会経済安定委員会連合審査会 第4号(1952/04/01、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 先ほどこの電源開発促進法に対しまして、ほとんど農民が反対をしている、そうしてこの開発をやる限りにおいては、日本の農業などは立つて行かぬという、まことに恐るべき独断のお話を御意見として伺つたのであります。いまさら議論をする気持はありませんが、私は先ほど来じつと風早委員のお説を伺つておりました。共産党には珍しい良心的、学究的な方であると実は私は考えておつたが、あにはからんや、非常にどうも恐しい独断をする人であるというように、今までの認識を改めたのであります。今の電源開発の問題に関しましては、これは水を生かすという意味において、国土の総合開発という意味において、一滴の水もむだにしない……

第13回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1952/02/21、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 昭和二十七年度農林関係予算についてその大要を御説明申し上げます。まず予算の説明に入ります前に、二十七年度農林行政施策の基本方針について概略御説明申し上げます。二十七・年度は講和條約も効力を発生し、いよいよ独立の年となりますので、農林水産業等につきましても国際情勢に対応し、かつ当面の経済安定と国際経済協力のための経済施策の遂行に即応し、経済自立の基盤として生産の向上をはかることをもつて施策の基調とし、当面の目標として食糧の総合的自給度を向上し得るような生産態勢を整え、農林水産資源の維持培養をはり、あるいはまた食糧の管理及び価格の保障、主要農産物と生産資材の需給調整及び価格安定をは……

第13回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1952/02/22、24期、自由党)【政府役職】

○野原政府委員 竹山委員のお説にまつたく同感でありまして、農林省といたしましては、農業と林業を切離すということは、とうてい考えるだにできないことなんです。日本の農業経営あるいは林業の経営の実態からいたしましても、これが不可分の関係に置かれておる。しかも将来日本の農林政策を遂行する上には、ますますこれが緊密に一木とならなければ、日本の農業経営というものは成り立たないとさえ考えておるのであります。さような意味においてこれを分離するというふうなことは、まことに狂気のさたであるといわざるを得ない。従いまして農林省といたしましては、断固としてこれに対しては反対せざるを得ない。まだこれは一応新聞等に伝わつ……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 農林委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1952/12/17、25期、自由党)

○野原委員 農林漁業金融公庫法案の提案理由を、すでに農林委員会で済ませておりますが、御参考までに申し上げます。  わが国経済の自主体制を確立するためには、食糧増産を目途とする農林漁業生産力の早急な拡大強化がその基盤をなすものであり、しかして農林漁業の生産力の拡大強化をはかるためには、これが基本的施設に対し、積極的に資金を導入することが刻下の急務であることは言をまたないところであります。  しかるにかかる資金は、農林漁業の特質にかんがみ長期かつ低利であることを要するため、一般金融機関の融通にまつことは困難であり、国家資金による政策的金融を行う必要があるのであります。かかる要請に応ずるため、昨年農……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 農林水産委員会でん粉等価格対策に関する小委員会 第1号(1964/09/30、30期、自由民主党)【議会役職】

○野原小委員長 これよりでん紛等価格対策に関する小委員会を開会いたします。  このたび私が小委員長に指名されましたので、よろしくお願いいたします。  でん紛等価格に関する件について調査を進めます。  この際、昭和三十九年度産カンショ及びバレイショの原料基準価格並びにでん紛及びカンショなま切り干しの政府買い入れ価格に関する問題について、食糧庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。齋藤食糧庁長官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。藤田義光君。
【次の発言】 赤路友藏君。

第46回国会 農林水産委員会でん粉等価格対策に関する小委員会 第2号(1964/10/09、30期、自由民主党)【議会役職】

○野原小委員長 これよりでん粉等価格対策に関する小委員会を開会いたします。  でん粉等価格に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。赤路友藏君。
【次の発言】 芳賀貢君。


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1967/04/19、31期、自由民主党)【議会役職】

○野原主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査をつとめることになりましたので、よろしく御協力をお願い申し上げます。  本分科会は、昭和四十二年度一般会計予算中、経済企画庁、農林省及び通商産業省所管、昭和四十二年度特別会計予算中、農林省及び通商産業省所管について審査を行なうこととなっております。  審査の順序は、お手元に配付いたしました日程により進めたいと存じますので、あらかじめ御了承をお願いいたします。  それでは、昭和四十二年度一般会計予算中、経済企画庁、農林省及び通商産業省所管並びに昭和四十二年度特別会計予算中、農林省及び通商産業省所管を議題といたします。……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1967/04/20、31期、自由民主党)【議会役職】

○野原主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算及び特別会計予算中農林省所管を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。加藤清二君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  昭和四十二年度一般会計予算及び特別会計予算中、農林省所管について質疑を続行いたします。芳賀貢君。
【次の発言】 華山君の持ち時間は約八分過ぎておりますので、結論をお急ぎ願いたいと思います。
【次の発言】 この辺で終えてもらいたい。
【次の発言】 米内山義一郎君。
【次の発言】 ちょっと申し上げますが、持ち時間をだいぶ経過して……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1967/04/21、31期、自由民主党)【議会役職】

○野原主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算及び特別会計予算中、通商産業省所管を議題といたします。  これより質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、順次これを許します。川崎秀二君。
【次の発言】 板川正吾君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  昭和四十二年度一般会計予算及び特別会計予算中、通産省所管を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 堀君に申し上げますが、時間が経過しましたので、結論をお急ぎ願います。

第55回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1967/04/22、31期、自由民主党)【議会役職】

○野原主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算中、経済企画庁所管を議題といたします。  これより質疑を行ないます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。華山親義君。
【次の発言】 華山君に申し上げます。申し合わせによる持ち時間を経過いたしましたので、結論をお急ぎ願います。
【次の発言】 和田耕作君。
【次の発言】 堀昌雄君。
【次の発言】 堀君に申し上げます。結論をお急ぎ願います。持ち時間は終わりました。
【次の発言】 岡本富夫君。

第55回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1967/04/24、31期、自由民主党)【議会役職】

○野原主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算及び特別会計予算中、農林省所管を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。北山愛郎君。
【次の発言】 淡谷悠藏君。
【次の発言】 非常にいいですな。
【次の発言】 やめたら困りますね。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  昭和四十二年度一般会計予算及び特別会計予算中、農林省所管について質疑を続行いたします。猪俣浩三君。
【次の発言】 竹本孫一君。
【次の発言】 林百郎君。
【次の発言】 ちょっと申し上げます。時間がまいりましたから、なるべく結論……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1967/04/25、31期、自由民主党)【議会役職】

○野原主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算及び特別会計予算中、通商産業省所管を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。広瀬秀吉君。
【次の発言】 阪上安太郎君。
【次の発言】 阪上君に申し上げます。質疑時間が過ぎておりますので、結論をお願いいたします。
【次の発言】 北山愛郎君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  昭和四十二年度一般会計予算及び特別会計予算中、通商産業省所管について質疑を続行いたします。  質疑の申し出がありますから、これを許します。加藤清二君。

第58回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1968/03/12、31期、自由民主党)【議会役職】

○野原主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査をつとめることになりましたので、よろしく御協力をお願いいたします。  本分科会は、会計検査院、防衛庁、外務省及び大蔵省所管につきまして審査を行なうことになっております。審査の順序は、お手元に配付いたしました日程により進めたいと存じますので、あらかじめ御了承をお願いいたします。  それでは、昭和四十三年度一般会計予算中、外務省所管を議題とし、説明を求めます。藏内外務政務次官。
【次の発言】 以上をもちまして、外務省所管の予算の説明を終わりました。
【次の発言】 この際、分科員各位に申し上げます。  質疑の持ち時間は、……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1968/03/13、31期、自由民主党)【議会役職】

○野原主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  昭和四十三年度一般会計予算中、防衛庁所管を議題とし、説明を求めます。増田防衛庁長官。
【次の発言】 以上をもちまして防衛庁長官の予算の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、分科員各位に申し上げます。質疑の持ち時間は一応本務員は一時間程度、兼務員もしくは交代して分科員となられる方は三十分程度にとどめ、議事進行に御協力願いたと存じます。  なお、政府当局に申し上げます。質疑時間が限られておりますので、答弁は的確に要領よく簡潔に行なうよう、特に御注意申し上げます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。加藤清二君。

第58回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1968/03/14、31期、自由民主党)【議会役職】

○野原主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  昭和四十三年度一般会計予算中大蔵省所管、昭和四十三年度特別会計予算中大蔵省所管、昭和四十三年度政府関係機関予算中大蔵省関係を議題とし、説明を求めます。倉成大蔵政務次官。
【次の発言】 以上をもちまして、大蔵省所官の予算の説明を終わりました。
【次の発言】 この際、分科員各位に申し上げげます。  質疑の持ち時間は、一応本務員は一時間程度、兼務員もしくは交代して分科員となられた方は三十分程度にとどめ、議事進行に御協力願いたいと存じます。  なお、政府当局に申し上げます。質疑時間が限られておりますので、答弁は的確に、要領よく、簡潔に行なう……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1968/03/15、31期、自由民主党)【議会役職】

○野原主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  本日は、昭和四十三年度一般会計予算中、会計検査院所管について説明聴取後質疑を行なう予定でありますが、議事の都合上、まず、去る十二日における外務省所管の質疑の中で、川崎寛治君に対する答弁に関して、東郷北米局長より発言を求められておりますので、これを許します。東郷北米局長。
【次の発言】 次に、昭和四十三年度一般会計予算中、会計検査院所管を議題とし、説明を求めます。山崎会計検査院長。
【次の発言】 以上をもちまして、会計検査院所管の予算の説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、順次これを許します。勝澤芳雄君。

第61回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1969/02/24、31期、自由民主党)【議会役職】

○野原主査 これより予算委員会第五分科会を開きます。  私が本分科会の主査をつとめることになりましたので、よろしく御協力をお願いいたします。  本分科会は、運輸省、郵政省及び建設省所管につきまして審査を行なうことになっております。審査の順序は、お手元に配付いたしました日程により進めたいと存じますので、あらかじめ御了承をお願いいたします。  なお、各省所管事項の説明は各省審査の冒頭に聴取いたします。  昭和四十四年度一般会計予算及び昭和四十四年度特別会計予算中運輸省所管並びに昭和四十四年度政府関係機関予算中日本国有鉄道関係を議題といたします。まず説明を聴取いたします。原田運輸大臣。

第61回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1969/02/25、31期、自由民主党)【議会役職】

○野原主査 これより予算委員会第五分科会を開きます。  昭和四十四年度一般会計予算及び昭和四十四年度特別会計予算中運輸省所管並びに昭和四十四年度政府関係機関予算中日本国有鉄道関係を議題といたします。  質疑に先立ち、念のため申し上げます。  質疑者が多数おられますので、持ち時間は、慣例によりまして、一応本務員は一時間、兼務員もしくは交代で分科員となられた方は三十分にしていただきたいと存じますので、御協力をお願い申し上げます。  なお、政府当局に申し上げますが、質疑時間が限られておりますので、答弁は要領よく、簡潔に行なわれますようお願いいたします。  質疑の通告がありますので、順次これを許します……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1969/02/26、31期、自由民主党)【議会役職】

○野原主査 これより予算委員会第五分科会を開きます。  昭和四十四年度一般会計予算及び昭和四十四年度特別会計予算中郵政省所管並びに昭和四十四年度政府関係機関予算中日本電信電話公社関係を議題といたします。  まず、説明を聴取いたします。河本郵政大臣。
【次の発言】 以上をもちまして、説明は終わりました。  質疑に先立ち、念のため申し上げます。  質疑者が多数おられますので、持ち時間は、慣例によりまして、一応本務員は一時間、兼務員もしくは交代で分科員となられた方は三十分にしていただきたいと存じますので、御協力をお願い申し上げます。  なお、政府当局に申し上げますが、質疑時間が限られておりますので、……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1969/02/27、31期、自由民主党)【議会役職】

○野原主査 これより予算委員会第五分科会を開きます。  昭和四十四年度一般会計予算及び昭和四十四年度特別会計予算中建設省所管を議題といたします。  まず説明を聴取いたします。坪川建設大臣。
【次の発言】 以上をもちまして説明は終わりました。
【次の発言】 質疑に先立ち念のため申し上げます。  質疑者が多数おられますので、持ち時間は、慣例によりまして、一応本務員は一時間、兼務員もしくは交代で分科員となられた方は三十分にしていただきたいと存じますので、御協力をお願い申し上げます。  なお、政府当局に申し上げますが、質疑時間が限られておりますので、答弁は要領よく簡潔に行なわれますようお願いいたします……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1969/02/28、31期、自由民主党)【議会役職】

○野原主査 これより予算委員会第五分科会を開きます。  昭和四十四年度一般会計予算及び昭和四十四年度特別会計予算中建設省所管を議題といたします。  質疑に先立ち念のため申し上げます。  質疑者が多数おられますので、持ち時間は、慣例によりまして一応本務員は一時間、兼務員もしくは交代で分科員となられた方は三十分にしていただきたいと存じますので、御協力をお願い申し上げます。  なお、政府当局に申し上げますが、質疑時間が限られておりますので、答弁は要領よく簡潔に行なわれますようお願い申し上げます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。大原亨君。


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1970/03/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 昭和四十五年度一般会計及び特別会計の予算中、労働省所管分について、その概要を御説明申し上げます。  労働省所管の一般会計の歳出予算額は一千百八十一億一千五百二十五万三千円で、これを前年度予算額一千百四十三億二千八百六十二万三千円に比較いたしますと三十七億八千六百六十三万円の増加となっております。  労働者災害補償保険特別会計予算は、歳入歳出予算額ともに二千三百四十三億五千五十一万八千円で、これを前年度予算額一千八百七十一億六千七百四十三万四千円に比較いたしますと四百七十一億八千三百八万四千円の増加となっております。  失業保険特別会計予算は、歳入歳出予算額ともに二千七百三十五億……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1970/03/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 御指摘のごとく、労働政策の中で人命を尊重するというか、災害をできるだけ少なくするという仕事は最も重大な仕事であろうと存じます。したがいまして、この問題につきましては真剣に検討いたしまして、御指摘のような点の改善に努力いたしたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 婦人労働の重要な使命、ますます重大になってまいっております。したがいまして、婦人労働が家庭との関係あるいは婦人の体質との関係におきまして、無理のない形で日本の経済の発展に十分に役立つよう、その対策を十分講じてまいりたいと考えております。

第63回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1970/03/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 同和地区の実態あるいは就職のいろいろな事情等、聞いてはおりますが、実態をよく知っているかというと、どうも遺憾ながら十分には知っておりません。しかし、いずれにしましても、同和地区という存在がこのいまの世の中に存在すること自体が実はもうおかしいのでありまして、そういった差別待遇などがあるということは全く不合理なことでありますから、一日も早く同和対策という名前でこういう政策を続けなくも、すべてが平等に、公平にみんながしあわせになれるような時代が来てもらうということを念願いたしておるわけでございます。どうも実態はまことに残念ながら十分にわかっておりません。

第65回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1971/02/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 昭和四十六年度一般会計及び特別会計の予算中、労働省所管分について、その概要を御説明申し上げます。  労働省所管の一般会計の歳出予算額は一千二百八十七億一千二十一万二千円で、これを前年度予算額一千百八十一億一千五百二十五万三千円に比較いたしますと、百五億九千四百九十五万九千円の増加となっております。  労働者災害補償保険特別会計予算は、歳入歳出予算額ともに二千九百二十一億九千三十二万六千円で、これを前年度予算額二千三百四十三億五千五十一万八千円に比較いたしますと、五百七十八億三千九百八十万八千円の増加となっております。  失業保険特別会計予算は、歳入歳出予算額ともに三千二百五十五……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1971/02/20、32期、自由民主党)【政府役職】

○野原国務大臣 先ほど来伺っておりますが、まことにふしぎなことに考えております。あり得べからざることが現実にあったとすれば、何かおかしなことである、私どもの常識をもってすればとうてい想像できないわけでございますが、それが労働省関係機関である事業団の用地取得という問題にからむ以上は、これは十分調査をして、この問題についての解明をしてみたいというふうに考えます。
【次の発言】 労働省は常に労働者の立場を尊重する、守る、そういう使命があるわけであります。そこで労働基準法であるとか労働組合法で定められております労働者の権利につきましては当然これは守っていくということ、それで労働者の権利の確保に当たる機……


33期(1972/12/10〜)

第72回国会 社会労働委員会地方行政委員会農林水産委員会建設委員会連合審査会 第1号(1974/05/08、33期、自由民主党)【議会役職】

○野原委員長 これより社会労働委員会、地方行政委員会、農林水産委員会及び建設委員会連合審査会を開会いたします。  先例によりまして、社会労働委員長であります私が委員長の職務を行ないます。  雇用保険法案、雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、国有林労働者の雇用の安定に関する法律案並びに失業保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
【次の発言】 ただいまの各案の提案理由の説明聴取につきましては、お手元に配付してあります資料により御了承願うこととし、直ちに質疑を行ないます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安田……


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ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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