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佐々木更三 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

佐々木更三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席(無役)歴代TOP1000
783位

23期委員会出席TOP50
37位
23期委員会出席(無役)TOP50
29位

このページでは佐々木更三衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。佐々木更三衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第2号(1947/07/07、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 ただいま田中政務次官は、物價の總合決定の上から鐵道運賃の引上げをしなければならない状況をるる御説明になつたのでございますが、ある程度私たちはその點は認めざるを得ないと思います。ただそれによつて今囘の値上げにとつた運輸省の國會無視の釋明の理由には、私はならないと思うのであります。聞くところによりますと、運輸省は今囘の運賃値上について鐵道會議にこれを諮問したということであります。しかもその鐵道會議に諮問した時期というものは、これはごく最近でありまして、しかも鐵道會議に諮問する必要がありますならば、言うまでもなく開會中の國會特にわれわれ運輸交通の委員會にこれを諮問しないということ……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第9号(1947/08/08、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 船員保險法の問題に關連して、水産廳設置の問題が先ほどから議論になつておりますが、先刻御説明を聽いてまだ納得ができかねるので、重ねて御質問申し上げます。漁業勞働行政の點から、また水産廳が設置されますと、一元的な強力な造船企畫が破壞される、その結果からいつて水産業が發展しないおそれがある、こういう御説明のようでございましたが、これを農林行政の立場から言いましても、漁船の建造が運輸省にある場合には、これはやはり同じ理由で強力な水産行政が一貫しないという理由が成り立つと思うのでございます。もし運輸省でこの水産廳設置にどこまでも反對なさるというならば、農林行政から見て漁船の建造が運輸……

第1回国会 議院運営委員会 第2号(1947/07/05、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 これは自由討論といつても、意見の発表のしつぱなしではない。閣僚に対して質問の形をとるものが多いだろうと思いますから、これに対しては答弁がある。そうすると答弁の時間をどの程度にみるか。
【次の発言】 そうしますとこういうことになります。十三名でも、もし十五分やると三時間十五分になる。前に十三名ときまつた。それを委員長の言われる十五分にすれば三時間十五分、それに五分ずつ答えたとすると約一時間で四時間十五分。これはきちんと一分のむだなしにやつて四時間十五分かかることになる。そこに議長の発言やいろいろなものを許すならば、厖大な時間になることと思うのであります。これはちよつと時間的に……

第1回国会 議院運営委員会 第8号(1947/07/28、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 そうしますと一部分賛成しがたいものがあるので、修正動議を出さぬでよい部分までも反対するということになりますか。
【次の発言】 修正動議も出さぬで、部分的に賛成しがたいものがあるので、みな反対するというのはおかしい。
【次の発言】 もう少し提案者と話し合つてみればいいじやないか。
【次の発言】 共産党側もよくこの趣旨の意味がのみこめないところがあるのではないかと思う。但書のようなものがはいつて賃金物價の安定のためには、若干の増加もやむを得ないが、厖大な歳出の増加を生じて、そのために財政收支の不均衡を來すという意味であつて、これは話し合えば字句のことは解決できると思う。

第1回国会 議院運営委員会 第12号(1947/08/07、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 一つの議題を提供せしめて即席討論をやることになるのでありますが、あまり議題の提出者が一人四十分というように、各党が持ち時間を全部費したのではあとに質問に差支えるから、やはり議題の提出者の説明時間というものは制限する必要があると思う。もう一つそれに對する質問は、三分の人は三分でいいのじやないか、五分の人は五分でいいのじやないかというと、持時間のタイムをとつて計算しなければわからない。そういう意味で質問の時間を、一應はこの際五分ならば五分というように限定しないと、そのときに時間を計算して、もう一人あるとか足りないということはむずかしいと思うので、やはり一應の時間の限定が必要じや……

第1回国会 議院運営委員会 第45号(1947/11/18、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 船員法に關する改正案等は、運輸交通委員會で審議することになつております。

第1回国会 議院運営委員会 第47号(1947/12/01、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 實際の支給期はいつですか。

第1回国会 国土計画委員会 第16号(1947/10/10、23期、日本社会党)

○佐々木更三君 ただいま議題になりました江合、鳴瀬合流工事促進に關する請願につきまして、紹介議員を代表してその理由を御説明申し上げたいと思います。江合、鳴瀬の兩川は、その源を山形縣境に發しまして、東にほとんど竝行して、宮城県の中央部の穀倉地帯を流れておるのであります。その落差の關係上江合川から鳴瀬川に合流せしむることによつてその沿岸地帯なる約二十数萬町歩、収穫約五十数萬石の土地が豐饒になるのであります。このためにこの合流工事はすでに著工されまして二十六ヶ年を経過いたしておりますけれども、未だ完成いたしません。もしこの兩線の合流改修工事が完成しておりますならば、おそらく今年度数回襲つたところの大……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第3号(1947/08/19、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 大臣の時間の都合もあるようでございますから簡單に御質問申し上げます。現在惹起しておる災害の復舊對策、應急對策につきましては、すでに大體盡きたと思いますから、私はその應急對策がよつて生ずるところの將來の根本對策との有機的關係についてお伺いしたいと思うのであります。今度の東北の災害を通じてみることは、爾來東北が日本のいわゆる資本主議政治と申しましようか、半植民地的な取扱いを受けまして十分なる治山、治水の施策がなされておらなかつたということがあげられると思うのであります。從つてこの機會に私は今後東北におけるところの災害の對策はあくまで日本の政治が、日本全體の大衆にとつて政治、經濟……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第8号(1947/10/01、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 先の質問を聽かないであるいは重複しておるかもしれませんが、今度の關東東北の災害はその及ぶところきわめて廣範圍でありましてその被害も深刻であります。農林省のこれに對する調査には萬全の對策を講じておることと思いますが、その中で特に私が農林省の意向を質したいことは、主として畑作地のことでございますが、宮城縣一縣を調べましても、冠水が約全耕地の四割を占めているのです。從つて現在の作物、たとえば豆とか、甘藷とか白菜とか、そういうものはほとんど全滅でございます。從つて現在農村に對する野菜飢饉が來ている。都會の消費場ばかりでなく野菜をつくる農民が今日野菜飢饉に襲われておりまして、これが對……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第11号(1947/10/20、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 この倒壞家屋の復興に際して臨時制限統制規則の一部を告示で掲示して、認可を得なくても建てることができるということは機宜に即した措置と思うのでありますが、坪數のことでちよつとお伺いしたいのでございますが、農家の場合に十五坪を建て得るというのは、さきの普通住宅十二坪のほかに十五坪の農家に必要な家屋を建てることができるのかどうか。この點を一つお伺いいたします。
【次の発言】 そうしますと、住宅兼納屋、作業場を含めて十五坪、こういう意味になるのでございますか。
【次の発言】 結局復興院としては資材等の關係を考慮することは當然でございますけれども、大方あきらめて現状だけで物を考えておる……

第1回国会 文教委員会 第11号(1947/10/02、23期、日本社会党)

○佐々木更三君 六・三制完全實施の請願の理由につきましては、くどくどしく申し述べる必要はないと思うのでありますが、現在日本が置かれておりまする内外の諸情勢から、六・三制の實施は、わが國文教政策の至上命令といつても過言ではなかろうと存ずるものであります。從つて、日本は、現在の窮迫せる財政のもとにおきましても、なおこれを實施しなければならないのであります。しかるに、くどくどしく申し上げるまでもなく、その相當額が地方の起債にまたなければならない状態であります。今日疲弊せるところの地方財政において、この六・三制の實施は、地方財政の根本的破綻を來すやもしれない、非常に危險な状態に置かれておるのであります……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第14号(1948/06/11、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 実は運輸大臣の御出席をお願いいたしたいのでございますが、まだお見えにならぬようでありますから、お見えにならぬままで質問申し上げまして、不満足なものはいずれ大臣がお見えになつてからやることにして、一應質問をいたしたいと思います。ただいままで多くの先輩諸君が質問されたのでありますが、私それをよく聽いておりませんので、あるいはダブる点があるかとも思いますが、この点はひとつお許しを願いたいと思います。  第一にお伺いいたしたいのは、今度の鉄道運賃の値上げは、基本線と言いますか、重点を赤字克服の一点に置いた、いわゆる独立採算主力の上に立つている値上げのように思うのであります。ただいま……

第2回国会 議院運営委員会 第2号(1948/01/21、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 それから今山口さんがおつしやつた國会の発言権をいつでもきめる、こういうふうに聽いたが、これも法律的かどうかしりませんが、一つの例でしよう。
【次の発言】 そこで將來これが一つの慣例になることは明らかだと思う。これは國会の初めごとということではなく、所属議員数が著しく変更されたときにやるということを基礎にしないと、うまくないと思う。
【次の発言】 実際議院運営上、政治常識から言つても君の方自身がうまく運営しなければいかぬ。

第2回国会 議院運営委員会 第5号(1948/01/27、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 私は晩司法大臣の説明を聽かないで延ばす理由が、時間的な関係で祕密が漏洩するおそれがあるという観点から、今晩会議を延ばす以上は、あすは司法大臣の説明を聽いたならば、ただちに可否を決定して本会議へ移すということでなければ意味をなさない。もし明日中に決定されないならば、今晩延期することは、何の意味もなさないと思います。
【次の発言】 今の問題は告訴の問題と切り離して、原代議士が新聞で、金額においてこれくらいもらつた、こういうことはあたりまえだというような意味のことを言つておる。これはわれわれ國会議員を侮辱するものだ、権威を傷つけるものだ。こういうことが現在問題になつておる。それか……

第2回国会 議院運営委員会 第40号(1948/06/02、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 運輸の委員長はぜひ運輸委員会でやりたいということを議院運営委員会で話してくれと言つておりました。

第2回国会 議院運営委員会 第46号(1948/06/09、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 事務補助員の給与に関する件でありますが、これはどういうことに相なつておりますか。

第2回国会 議院運営委員会 第54号(1948/06/19、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 私はこの際進んで議会はそういう労働組合がいかに運営されているか、どういうふうに発展しつつあるかを調査することは、むしろ今日の議会の義務だと考える。今日労働問題が非常に重要であることは言うまでもないし、特に議会においては、ややもすれば労働法をどう改正するかということがしばしば問題になつている。そういう場合に、議会が進んで立法をいかに完全に適当にするかという意味において、そういう大会をつぶさに調査することが議会として適当であると思います。

第2回国会 議院運営委員会 第55号(1948/06/21、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 こういう原案をきめることは結構でありますが、この字句の内容等については多少私どもも異存があつて、もしこういう決議をするならば、一応やはり小委員か何かをつくつて内容を検討していただきたいと思います。一の「所属各政党はみだりに党議を以て」こういう言葉が要るかどうか。また二に項目は要らないじやないかという気もいたしますし、三に特に「本院は右委員会を信頼し」とあらためて書かないでも、われわれは信頼しておるのですから、何かこういうことを特に書くことが妙な感じがする。これは私一個の考えですが、そういうふうに内容については多少違つた意見もありますから、小委員か何かをきめて、もう少しよく内……

第2回国会 文教委員会 第9号(1948/06/07、23期、日本社会党)

○佐々木更三君 ただいま議題になりました仙台工業專門学校を工業大学に昇格していただきたいという請願の趣旨について御説明申し上げます。  本請願は宮城縣会を代表いたしまして議長の高橋清君、仙台市会を代表いたしまして議長の高橋善三郎君、仙台工業專門学校の後援会を代表いたしまして会長の田中正三郎君、同じく工業專門学校の同窓会本部を代表しまして佐藤吉文君並びに東京支部を代表いたしまして中倉專一郎君、この五君の代表者によりまする請願でございます。  請願の趣旨は、今回の学制改革に伴いまして新制大学として仙台工業專門学校を單独の工業大学に昇格せしめて存置していただきたいという請願でございます。その趣旨の内……

第3回国会 運輸委員会 第7号(1948/11/17、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 質問をする前にお断り申し上げて御了解を得ておきたいと思うのでございますが、私二日ばかり委員会を欠席いたしまして、前に同僚委員がいろいろ御質問なさいました内容を存知しないのでございます。從つてこれから私が質問することは、前の質問と多くの点においてダブる点があると思うのでございまして、この点はひとつお許しを願いたい、こう思う次第であります。  まず第一に、この法案はマツカーサー書簡の勧告に基くものであることはいうまでもございませんが、さらに日本の鉄道事業そのものにとつての必要性、それはこの法案がその目的でうたつてあるように、能率的な運営をやつて、公共の福祉を増進することにあるこ……

第3回国会 運輸委員会 第12号(1948/11/27、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 私先日大臣に対しまして、この日本國有鉄道法案は、元來会社の定款に相当するものでありまして、この定款に相当すべき法案の中に、種々の労働條件に関してこれを制定することは、一つの行き過ぎであることを指摘しておるのでございます。そういう意味から、私はこの日本國有鉄道法案の中から、労働関係のすべての條文を削除いたしまして、これを今回新たに制定されることになつております公共企業体労働関係法に讓ることが妥当であるという考えを持つておるのでございます。特に第三十三條の條文は、前にも成田委員その他からも御質問がありましたように、このことの大部分は、すでに労働基準法の第三十三條にこれを盡してお……

第3回国会 運輸委員会 第15号(1948/11/30、23期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、原案の第二十六條を留保いたしまして、原案に反対し、あらためてこれから申し上げまする修正案を提案いたす次第であります。まず案文を朗読いたします。    日本國有鉄道法案中修正案   日本國有鉄道法案を次のように修正する。   この法律中「日本國有鉄道法」を「日本鉄道公社法」に、「日本國有鉄道」を「日本鉄道公社」に改める。   第一條中「能率的な」を「民主的な、能率的な」に改める。   第十二條第一項中「又は金融業」を、「金融業又は労働事情」に改める。   第二十八條第二項中「考慮して」の下に、「、類似の業種部門における給與水準を下らないように……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 運輸委員会 第13号(1949/04/27、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 今委員長の御説明を聞きまして、私はやはり質問打切りには賛成しかねるのであります。と申しますのは、質問の打切りの理由を、委員長は主として期日の切迫に求めておられるようでございます。そのためにこそ、私たちは前に総体予算の返上を提議いたしました。これはいうまでもなく、実体法がきまらないのに、それを見越して総体予算を決定するという、非立憲的な審議方法に反対したのであります。はたせるかな、今日総体予算が通つておつて、その総体予算の実行のためには、どうしても五月一日から運賃値上げをしなければならないということは、さきに総体予算を通しました既定事実によつて、実体法を拘束する、はなはだしい……

第5回国会 運輸委員会 第14号(1949/04/28、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 尾崎さんも別に今の動議に反対しておりませんし、大体先ほどの理事会におきまして各理事もそういうような國政調査が必要であつて、これらの国政調査を徹底させることによつて、國有鉄道の独立採算制が合理的になることを心がけなければなりませんので、この際本委員会においてただちにただいまの動議を採択されることにしていただきたいと思います。

第5回国会 運輸委員会 第24号(1949/05/20、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 私は大臣の出席を求めておりましたが、大臣が來られないので、大臣からも答弁をしてもらうという留保條件づきで質問申し上げます。  第一に、民自党がこの法案を議員提出でいたしました眞意について、はなはだ私は了解に苦しむのでございます。先ほど資料提出にからみまして大体申し上げました通り、元來この運輸業は一貫性を持つことが、つまり一体性を持つことが、最もよい運営形態でなければならないと思うのでございます。そういう最も計画性、統一性の必要とされますところの運輸機関が、長い間の要望に沿いまして私鉄が省線に買收されたと、私たちは考えているのでございまするこれが今回この法案によりまして、相当……

第5回国会 運輸委員会 第25号(1949/05/21、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 議事進行に関して、時間制限について申し上げたい。關谷委員の動議は、十分ないし二十分に制限したらどうかと言うただけで、確定的な時間は言うていないのであります。そこでとにかくこれを採決いたしました結果、これを確定いたしましたけれども、その確定を宣告した後に、委員は時計を見まして、田中君はもう五十五分やつた、なお關谷君の時間制限のことは考慮に入れるが、これを適当に処置するということで、その後委員長は十五分か二十分か発言を許可している。発言をどのくらいに制限するかということは委員長の権限であるはずであります。これは衆議院規則で明らかでございます。それでたとい關谷君がそういう動議を出……

第5回国会 懲罰委員会 第3号(1949/04/20、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 なるほど議事規則によりますれば、自己の懲罰事犯については会議並びに委員会に出席することができないことにはなつておりまするが、委員長がこれを許可することになりますれば、可能なわけでございます。そこで私たちは本委員会が公平にこの事犯の根本を調査するために、本人の弁明も聞きたいこともありますので、列席を許すようにお願いいたしたい、議事進行上必要と思いますから。

第6回国会 懲罰委員会 第2号(1949/12/03、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 きよう私たちは本事犯を審議するにあたりまして、いうまでもなく社会党の議員とか、共産党の議員とか、民自党の議員とか、こういう立場を離れまして、白紙の態度で公正に、嚴密に、これを審議する必要があると思うのでございます。先ほどから議事の進行を見ますると、まだ発言中に、見ようによつては相当の妨害的なやじがあるということは、最も公正なるべき、外部で言いますならば裁判に匹敵するこの委員会において、まことに好ましくないことと私は思うのであります。従つてこの事犯を公正に審理するためには、ここで委員会は申合せをいたしまして、発言を許されたる議員が発言が終らぬ間は、いかなることがあつても絶対に……

第6回国会 農林委員会 第2号(1949/11/10、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 補正問題がまだ解決しないということは、政府の重大な責任だと思うのであります。言うまでもなく、農村ではほとんど收穫が終ろうとするときにおきまして、まだ実收額の確定的なものが政府から発表されないということは、官僚制度の典型的なものだ、こう言われても私は仕方がないではなかろうかと思うのであります。そこでまず私は数字について二、三お尋ねしてみたいと思うのでございます。作報の発表によりますと、本年度の收穫は六千五百五十四万八千石だと言われておるのでありますが、これを事前割当の六千三百二十一万八千石に比べますと二百三十三万石の増收になるのであります。こういう事前割当よりも二百三十三万石……

第6回国会 農林委員会 第9号(1949/11/22、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 本年の三月ごろ、政府が木炭を買い取る場合においては、指定集荷場所で検査の上で受取ることになつておると思いますが、その点いかがでございますか。
【次の発言】 そういたしますと、その原則は大体嚴重に、つまり絶対のものとして守られたものでございましよう。
【次の発言】 そういたしますると、三重県の林産株式会社から政府が買い取りました十万俵の木炭は、これは指定集荷場所で、現物で買い取つたとこういうことになりますか。
【次の発言】 そういたしますと、三月から今月までは約九箇月になりまするから、当然政府がこの会社から買い取りました木炭は、処分済みのことと思いまするが、この点いかがでござ……

第7回国会 建設委員会 第36号(1950/06/16、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 今の松井委員の質問に関連してお伺いするのでございますが、本年度予想される災害に対処するために、百億円の予備費を計上しているのであるから、現在起きている災害に対しては、少くとも百億円の予備費の限度内において早念に復旧策を講じなければならないと思うのであります。この点については増田建設大臣もその必要牲を認めておりながら、さて現在起きている災害をいつからどの程度に復旧するかということについては、少しも明確ではないと思うのであります。たとえば言葉は早急にやるとか、すみやかに善処する、こういうようなあいまいしごくなことでは、おそらくは本委員会は承認できないと思う。現在起きている災害に……

第8回国会 建設委員会 第3号(1950/07/21、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 第三十八条の二の規定でございますが、この規定を受ける範囲は、公庫が成立する際において、公務員であるか、もしくは公務員とみなされる者、すなわち鉄道とかあるいは専売公社かいうような人々に限るように規定してあるのでございますが、現在そういう職についておらない人、すなわちまつたく新たに公庫に就職する人について、この規定の適用があるのかないのか、もしないとすればどういう理由で新たに就職する人は恩給法の適用から省かれなければならないか。この理由について御説明をお願いいたします。
【次の発言】 今の御説明によりますと、要するに既得権の擁護と申しましようか、そういうことに重点を置くことと、……

第8回国会 建設委員会 第11号(1950/09/01、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 委員長の御要求もあるようでございますから、きわめて簡潔に御質問申し上げます。第一に昭和二十六年度の建設省の必要とする予算が計上されておりますが、内容については今見たばかりで詳細に検討しなければ十分の意見が吐けませんので、これはいずれあとにいたすことにいたします。この災害復旧費の国庫負担の分でございますが、先ほどの政府当局の御説明によりますと、二十五年度は全額国庫負担になつておるのであるが、来年度からはこれをやめて、三分の二だけ国庫負担にして事業量を多くしたいということでこの予算を組んである、こういう御説明につけ加えて、目黒河川局長からこのことはまだはつきりとはきまらぬという……

第8回国会 建設委員会 第12号(1950/09/02、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 昨日も建設省に御質問申し上げましたが、この来年度予算に関することはもとより、災害の復旧につきましても当然予算を伴わなければ意味をなしませんので、大臣が来てから聞きたいこともたくさんあるのでありますが、私少し急ぎますので、事務当局にまずお伺いしたいのであります。  この来年度の公共事業費の総額が二千百五億円余になつているようでございますが、日本の災害を中心とする、そうしてまた厖大な治山治水の根本対策のためには、むろんこの額が決して多いとは思わないのであります。理想から言えばむしろ少いと言えるかもしれないのでございます。ただ来年度政府の総予算との関係から見まするというと、不満足……

第8回国会 建設委員会 第13号(1950/09/11、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 建設当局並びに安本当局の両方に御質問申し上げます。今回ジエーン台風で関西方面が非常な被害を受けまして、大体政府発表が――新聞紙の報ずるところでありますが、一千八百億円を突破するだろう、こういう状態であります。これに対しまして当局が、あらゆる方面でその復旧に努力しておられることは違いございませんで、この点については十分感謝をするのでございますが、ただいま今泉さんから緊急復旧対策を承りますと、千八百億円の損害に対して、すみやかに報告を集めて査定をしたい、査定することがもし間に合わなければ、その間に大蔵当局等とも相談をして、さきの議会で決定しておりまする予備費のうち、百億円を転用……

第8回国会 建設委員会 第16号(1950/11/20、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 今回の本委員会の調査から北陸地方が除かれておりまするので、この方面の御報告が聞けないのでございますが、去る十八日各新聞紙上をにぎわしておりまする石川県手取川にかかつておりまする天狗橋墜落事件について当局にお伺いしてみたいと思います。この事件は單に司法上の問題としてきわめて重大であるというばかりでなしに、根本的には建設行政上の重大問題だと私は信ずるものであります。従つてこの問題を中心として災害復旧についての根本的な検討をし、改善の方法を見出すべきである、こう考えまして御質問申し上げるものであります。従つてこの天狗橋事件、すなわち業者が県の土木部と結託をして、橋梁の補修予算を増……

第9回国会 建設委員会 第3号(1950/12/02、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になつておりまする松江国際文化観光都市建設法案に賛成をいたします。

第10回国会 経済安定委員会 第6号(1951/02/09、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 西川政府委員は協議会の意向に籍口して、ほんとうは政府の実際に考えている民営論を言つておられるのだろうと私は思うのであります。今西川政府委員の口調を聞いていると、政府の考え方は、タバコを民営にすれば創意くふうがなされる、従つてそこには安くてうまいタバコが供給されるのであるということが、最大の原因のように聞えるのであります。そこで私は責任者たる大蔵当局に聞きたいのでございますが、民間の創意くふうでそういうことがなされるものが、現在大蔵省の所管であるところの専売制度でなぜなされないのか、なぜやらないのか、もし民間の創意くふうでそれがなされるならば、責任者のあなたが、その点まず現在……

第10回国会 建設委員会 第17号(1951/03/29、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 この法律案の通過を、政府は非常に急いでおるようでございますが、私たちいつも議案の審議で不満に感ずることは、政府は重要法案について、元来からいいますと、そう急ぐならば事前審議等の方法を講ずべきであるにかかわらず、しかもきのう提出して来た議案について、きようこれを通してもらいたいというような政府の御意向は、非常に議会の審議権を軽く見るものと思うのでございますが、一体どうしてこういう重要法案に対して、政府はいつもそういう態度をとつておられるか。この点についてひとつ大臣から御答弁願いたい。
【次の発言】 われわれは、従来災害復旧費の全額国庫負担を継続してもらわなければならぬという意……

第10回国会 建設委員会 第19号(1951/05/12、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 この法律改正につきましては、建築物の質の向上と、安全の保障のために、大体において了解をするものでありますけれども、若干の疑義の点について御質問申し上げたいと思うのであります。  それは、第二條の第四項に対する改正の点でございますが、従来なかつた「その者の責任において」という字句を特に挿入しておるようでございますが、「その者の責任」というのは一体だれをさして、どういう必要によつて、こういう字句を挿入しなければならないのか、法律の適用の煩瑣を避ける意味において、こういうような字句がなくて済むものならば、ことさらに挿入する必要もなかろうかと思うのでございますが、特にこの字句を入れ……

第11回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1951/10/08、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 六の不在者投票の点でございますが、かように修正いたしますと、病院、特に国立病院、大病院、こういうものの集団的な投票不能な人々ができると思いますが、これは全国的に相当数に達しておるのでなかろうかと思うのでございます。こういうものの数等を御研究くださいまして、そういう一箇所で何百人、何千人という集団的な投票不能者を出さない何かの規定をここに設けていただきたいということを希望する次第であります。  それからもう一つは、二十四の文書図画の掲示のうち、公営施設使用の個人演説会でございますが、これに対してはポスターは全面的に禁止されておりまして、結局連呼によつて当日これを告知する、むろ……

第12回国会 人事委員会 第9号(1951/11/28、24期、日本社会党(第二十三控室))

○佐々木更三君 私の紹介いたしておりまする宮城県松島町及び石川県飯田町、同じく石川県の羽咋町並びに北海道の江別町、以上の地域給指定に関する請願の趣旨を御説明申し上げまして、各位の御同情ある御処置によりまして御採択を願つた上に、それぞれの方面に適当な処置をとつていただきまして、一日も早く実現するように、まずお願いを申し上げたいと思うのでございます。  最初に松島町の地域給指定に関する請願の趣旨について説明申し上げたいと思います。松島町はいわゆる日本三景の一と言われている景勝の地でございまして、国内の全地域からはもとより、国際的な観光地として、一面においては非常に物資が不足である。従つて物価が非常……

第13回国会 建設委員会 第20号(1952/04/16、24期、日本社会党(第二十三控室))

○佐々木(更)委員 関連して……。当局はこの期に及んでもなおどれだけの土地を提供しなければならないのか、あるいは建物を提供しなければならぬかということについて、五里霧中だというお答えですが、非常に無責任だと思う。知らぬは亭主ばかりなりという言葉がありますが、たとえば接收を予定されているものとして伝えられるものは、農地八百六十一町歩、関係農家二十八戸と開拓地八千一百町歩、関係農家一千二百九十戸、合せて八千九百六十一町歩の農耕地と一千三百十八戸の農家が直接調達の対象とされているとのことをすでに新聞紙が報道しておるのであります。もしそういうことがないといたしますならば、かくのごとき流言飛語に属すると……

第13回国会 水産委員会 第9号(1952/02/13、24期、日本社会党(第二十三控室))

○佐々木(更)委員 法律の目的についてでありますが、これは去年の十月の台風にだけ適用されることに目的が限定されておるのでございますが、今後の台風その他の損害の起きた場合には一体どういうふうにするのか。單に去年の台風にだけ適用するというのでなしに、将来とも漁業者の災害に対する補償が必要ではないかと思うのでございますが、こういうふうに目的を限定した理由がどこにあるのか、これをひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 台風その他による突発的な災害に対して、現在資本その他非常に困つている漁民に対して、融資その他によつて救済してやろうという精神には私は全幅的に賛成なのであります。たとえば農業におきましては……

第13回国会 懲罰委員会 第12号(1952/06/16、24期、日本社会党(第二十三控室))

○佐々木(更)委員 質疑は終了したということでございますが、先ほど委員長に申し上げましたように、私きようは突然猪俣君の欠席によりまして、代理で参つたので、まだ十分に書類を読んでおらないのであります。それで私の質問は明日にまつわしていただきたいと思います。従つてこの質疑の打切りということは、全体の打切りではなくして、私の質疑は明日に延ばす、こういう理由で質疑を終了していただきたいと思うのであります。
【次の発言】 私ここで詳細に調べておりませんが、たしか委員会の質問発言は、あらゆる委員に平等に割当てなければならぬという規定になつているはずであります。従つて私は委員長に対しまして、きようの質問にこ……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 議院運営委員会 第38号(1953/10/26、26期、日本社会党(左))

○佐々木(更)委員 そうすると、すしだけ特別待遇ですか。
【次の発言】 これは研究する必要のない問題だし、またそういうことでぐずぐずしていると、いろいろ誤解をされ、報道されるので、ここに問題が出た以上は、明確に御決定を願いたい。
【次の発言】 外食券の制度はあるけれども、国会では範を示すために、外食券でも米飯は一切取扱わないということですね。
【次の発言】 会期の点は、私の方では三十日が至当だと存じます。今官房長官のいろいろの説明を聞きましたが、第一次、第二次の補正予算を提出する理由を明らかにされたわけであります。そこで第一次、第二次補正予算の差というものは、一箇月ないわけであります。もしかり……

第16回国会 郵政委員会 第2号(1953/06/17、26期、日本社会党(左))

○佐々木(更)委員 ただいま新任の郵政大臣からいろいろ郵政行政一般についてお伺いしたわけでございますが、どうも抽象的でわれわれのよく理解することのできない点が多々あるのであります。そのうちで、ただいま最後に御説明になりました郵政省の労働行政に関する件について御質問申し上げますが、御報告では、「公共企業体等労働関係法が適用され、また去る五月二十八日には、同法に基き中央調停委員会より、給与の調整に関する調停案の提示を受けたような事情もありますので、」というような弁で簡単に片づけておりますが、現在提示されておりますこの調停案を中心にいたしまして、郵政省当局と全逓労働組合の閥には今日なお紛争状態が続い……

第16回国会 郵政委員会 第10号(1953/07/09、26期、日本社会党(左))

○佐々木(更)委員 ただいま委員長から報告になりました郵政職員の給与体系是正に関する調停案については、いまなお政府において諾否の態度を決定しないことはまことに遺憾と存じます。御承知のようにきようはいよいよ調停諾否意思表示の最後の日でございまして、政府はこれを受諾するか、あるいはまた受諾しないかを、きよう中にどうしてもはつきりしなければならない段階にある。あるいは何らかの方法で調停期間をさらに再延長する等の措置を講じなければならない段階に来ておるのであります。憲法その他の法律で定められた、制度としては当然尊重しなければならないこの調停案を、政府が現在の段階においては尊重しない、こう結論しなければ……

第16回国会 郵政委員会 第13号(1953/07/16、26期、日本社会党(左))

○佐々木(更)委員 ただいま郵政大臣との間の応答で、大体大臣は現在の段階において条件付かどうかは別として、この調停案を受諾する意思を持つておる、こういうふうに理解いたします。そういうふうに考えてよろしゆうございますか。
【次の発言】 そういたしますと、まず第一にその受託をする時期でございますが、どうも大臣みずから告白をしておるように、この問題の解決の途上において、大臣はきわめて他力本願主義と申しましようか、ほとんどその責任を議会に転嫁して、ただいまの答弁でも大臣自身が積極的にかかる線において、大臣の自主性においてこれを解決するという熱意は見られない、これは非常に遺憾でございますが、そこでもし大……

第16回国会 郵政委員会 第22号(1953/10/07、26期、日本社会党(左))

○佐々木(更)委員 今日は大臣は見えないのですか。
【次の発言】 きのう私は五項目について、政府のお考えについて説明を求めたのでございますが、きのうの大臣の説明の全体が非常に不満足でございました。それで今日はきのうの大臣の説明に基いて質問をしたいと思うのでございますが、大臣がいないと非常に都合が悪いのですが、いつごろ来ますか。
【次の発言】 きのう質問したほとんど全部が、局長でいけないということではないが、局長は大臣でないからという理由で逃げようとするおそれがあるので、できるだけ大臣に出席してもらつて討議を願いたいと思います。――それでは、大臣が間もなく見えるそうだから、その前に、大体これは局……

第16回国会 郵政委員会 第23号(1953/10/27、26期、日本社会党(左))

○佐々木(更)委員 それでよろしいのだが、小委員会を次の国会で設けるということは、救農国会の精神と反しないと思う。政府は第二次臨時国会を開くか、通常国会を早めるかということを研究しておるようですが、これらの問題は主として補正予算を中心にして論議されておることでありまして、現在ここで小委員会が取上げておるのは、公労法適用外の職員の不均衡給与是正の問題です。あるいはまた断続勤務の問題にしても、この補正予算とは必ずしも直接に関係がない。従つてやはり断続勤務が妥当かどうか、それから公労法適用以外の職員の不均衡給与の是正の問題等は、必ずしも補正予算と関連して考えなくてもよろしいと思うので、政府と十分打合……

第18回国会 郵政委員会 第5号(1953/12/07、26期、日本社会党(左))

○佐々木(更)委員 郵政政務次官がおいでになりましたからお尋ねをいたします。今問題になつております公務員並びに三公社五別業の職員に対する給与並びに年末手当の件につきまして、一昨日労働委員会におきまして、とりあえず年末手当に関する分だけ単独の決議をいたしたことは、政務次官もよく御存じの通りと存じます。それでこの決議案が出るまで、主として労働委員長並びに両派社会党の代表が、事前におきまして大体の内相談として、緒方副総理並びに佐藤自由党幹事長と詳細なる打合せをいたしましたる結果、ここで発表することは差控えますが、付属協定書とも称すべき資金その他政府の措置についての文書と協議決定いたしたのであります。……

第19回国会 大蔵委員会 第5号(1954/02/04、26期、日本社会党(左))

○佐々木(更)委員 対日援助物資が精神的な債務だという御答弁のようですが、一体精神的な債務と法律的の債務、国際的貿易勘定といいますか、そういうものの債務関係の性格の差異がどういうところにあつてそういう御答弁をなさるのか。この精神的債務と法律的債務の性格の差異を御説明願います。
【次の発言】 しかし事務当局の考えを……。債務を支払わなければならぬということをあなたはおつしやるが、現実的に金額であつてもあるいは何であろうとも、もしそれが債務であつてこれを支払わなければならない、こういうならば、これは明らかに法律上の債務とこう考えるべきものであつて、今まであなたが、事務当局の解釈として精神的債務とい……

第19回国会 大蔵委員会 第29号(1954/03/26、26期、日本社会党(左))

○佐々木(更)委員 きようは大蔵大臣はお見えになりませんか。
【次の発言】 大蔵大臣が御病気あるいは外遊、いわゆる不可能的なことでお見えにならなければこれは別でございますが、院内におりながら参議院の方には出る、こちらの方に出ないということは、これは大蔵委員会の軽視じやなかろうかと思うのであります。きようは少くとも大蔵当局にとつては最も重大な税法関係が、しかも一季に二十数件もこの委員会に質疑を打切つて討論採決を要求しておるのであります。その当局が、同じ院内におりはがら、この大蔵委員会には出席しないで他の方に出るということは、どう考えても私は大蔵委員会に対する重大なる侮辱だと考えます。もう一回この……

第19回国会 大蔵委員会 第37号(1954/04/08、26期、日本社会党(左))

○佐々木(更)委員 すでに同僚諸君が詳細にわたつて質問いたしましたので、私は主として根本問題について二、三塚田自治庁長官にお伺いをいたしたいと思います。なお多少同僚諸君が前に質問したことと、これから私が質問することが重複する点があろうかと存じますが、なお政府に対し、私は氷解しない疑いをここで解こうとする点もございますので、御了解願います。  そこで結論から申しまして、私はこの入場税の国税移管は近世まれに見る悪税であると思うのであります。この近世まれに見る悪税だということは、税率が不当であるとか、徴収方法に欠陥があるとかいうことではなしに、第 一には、この入場税の国税移管というものは、根本的には……

第19回国会 大蔵委員会 第48号(1954/04/27、26期、日本社会党(左))

○佐々木(更)委員 福田委員の質問に関連をして、法務大臣に二、三ただしたいと存じます。福田委員も申されました通り、今回、他の犯罪もそうでございますが、内外を驚倒させておりまする造船利子補給法案をめぐるいわゆる造船疑獄の決定的な摘発と、これの解決は、国民のひとしく望んでおるところであります。従つて、これらの犯罪捜査のためにいわゆる予算外支出を八千万円したということは、もしこれがほんとうに適正な解決をされまするならば、必ずしも多額とは言えないのでございます。ところが法務大臣御承知の通り、この造船利子補給法案にからむ疑獄事件は、その中心とも見らるべき自由党の佐藤幹事長に対して、検察当局が逮捕許諾の稟……

第19回国会 大蔵委員会 第66号(1954/07/12、26期、日本社会党(左))

○佐々木(更)委員 国税庁長官に、少し小さいことでございますが、関係するところが非常に大きい問題ので、こういうことをお聞きしたいのでございます。去る六月の四日の私の方の新聞紙に、税務署員の小室尚夫という男が税金の督促に参りまして、夕方遅く疲労困憊その極に達して、ほとんど失神状態になつたために、列車に触れて即死をしたという不祥事件があるわけであります。これが俄然問題になりまして、どうしてこういうふうに夜遅くまで、徴税吏員が心神喪失の状態になつて列車が来るのがわからずにふらふらしなければならないかという原因が一大社会問題になつて論議されたわけであります。その結果、こういうような事態の起きて来たとい……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1955/07/13、27期、日本社会党(左))

○佐々木(更)委員 星参考人にお伺いいたしますが、星参考人は、現在市役所にあってどういう役職と地位にございますか。
【次の発言】 地位はどんなところですか。
【次の発言】 あなたは今度仙台市長選挙で第四開票区の責任者であったようでございますが、開票所の責任者としては今度が始めてですか、それとも何回かやりましたか。
【次の発言】 何回ぐらいやりましたか。
【次の発言】 そうすると、あなたは選挙開票者のベテランですね。専門家でございますね。それで今まであなたが関係してきた選挙、何回かあなたが責任者としてやってきた選挙で、こういう数の違いとかいうことは間々ありがちのことでございますが、投票用紙を梱包……

第22回国会 社会労働委員会 第31号(1955/06/29、27期、日本社会党(左))

○佐々木(更)委員 私は駐留軍に対する労務提供と、この管理状況につきまして、特に宮城県の船岡における火薬廠に従事する従業員に対する米軍当局の重大な人権じゅうりん問題を中心といたしまして、政府に対して若干の質問をいたしたいと存じます。  この船岡弾薬廠は、昭和二十五年の十月に米軍基地として開設されまして以来、同廠に働いておる日本人従業員に対する米軍の労務管理は、日本政府のそれぞれの機関を無視して、一方的かつ強圧的であることであります。加うるに、一部日本人幹部の保身のために、これが米軍に対して策動する節があり、労務上の各種事業の処理に当っては事ごとに公正を失して、大多数の従業員は、常に不安の念にか……

第22回国会 逓信委員会 第12号(1955/05/12、27期、日本社会党(左))

○佐々木(更)委員 今問題になっているのは、職務上の責任範囲だろうと思う。その責任範囲の中に、局長であれば特別な何か、普通の職務以外に公金なりあるいは帳簿なり、そういうものを頼むとかしまうとか、そういう何か規定でもあるのですか。
【次の発言】 職務上、いわゆる社会通念上の注意を払っても、なお盗難その他をこうむることはあり得る。大臣の言うように正義感だけにたよっても今日守れないところに、今日幾多の刑事事件がある。大臣は正義感とか何かでものを片づけようとしているが、現実の問題としてはやはり公務員法の責任者が、社会通念上の職務の責を果したかどうか、こういうことで、要するに刑事上並びに民事上の責任があ……

第26回国会 逓信委員会 第14号(1957/03/20、27期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 ただいまの問題に関連して大臣にお尋ねいたします。御承知の通り春季闘争の賃上げ問題は、国鉄を初めとして――たしかここには電電公社の副総裁もお見えになるようでありますが、たしか電電公社もすでに解決したといわれておるわけであります。そうして最後に今なお自主交渉をもって解決が困難なのは平井さんの郵政省なのです。これは当然平井さんも責任を痛感されておることだろう。善悪のいかんは別として、こう闘争が長引いて国民に迷惑をかけるということは、何といっても郵政大臣の重大なる責任であります。そういう責任から、郵政大臣がこれを一日も早く解決をしようという御意見を持っておることと私も信じます。そこ……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 運輸委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1949/05/20、24期、日本社会党)

○佐々木(更)委員 議事進行について……。
【次の発言】 これから御質問申し上げ、いろいろ審議をしなければならないのでございまするが、その前提としてここに第一番に運輸大臣の出席をぜひお願いしたいと思うのでございます。と申しまするのは、現在の吉田内閣は自由党の内閣でございまして、完全な政党内閣でございます。この内閣のもとにおいてこういう重要なる國有鉄道の一部が拂下げられるということは、当然これは政府内閣の責任において政府がこれをなすべきものと思うのでございます。しかるにここにどういう理由か存じませんが、自由党の議員提出で本法案が出されたということは、これは國民に多くの疑惑を與えるとともに、私たち……


27期(1955/02/27〜)

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第7号(1956/10/11、27期、日本社会党)

○佐々木更三君 答弁をいただく関係上、その責任の所在を明確にしなければなりませんが、かりにこの案が大臣が最初からお考えになつた案ではなくて、事務当局のお考えになって立案したものをここに官制化するといたしましても、その官制化の全責任は当然大臣が負うべきものと考えますが、これはそれでよろしいでございましょうな。
【次の発言】 それではこれからの御答弁は一つ大臣にお願いいたします。  そこで現在政府の考えておる特定局長会の目的とするところは、今日まで任意団体である特推連の会によりまして大体運営されてきたことと思うのであります。これに対して、この官制化の理由としてただいま小野次官の御説門によりますと、……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第8号(1956/10/12、27期、日本社会党)

○佐々木更三君 私時間の都合上で森本委員の質問に関連して、若干疑議を解明していただきたいと存じます。次官の説明によりますと、まだ局の数や何かはきまらないが、大体百五十から二百ぐらいであり、それに要する人員は一人にすれば幾ら、二人にすれば幾ら、大体四百名ぐらい、こういうことでございますか。これに対する賃金やあるいは備品費、事務費、通信費、これらを推算すればやはり相当の額になると思います。これの支出は本年度の郵政業務を阻害しないような了解の上でこれを支出する、こういうのでございますか。 毎年そういうふうなどこかに含み予算を作っておいて、これを流用するということは予算編成上、これは許さるべきことでは……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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