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石田博英 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

石田博英[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
181位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
606位
委員会発言(議会)歴代TOP50
12位
委員会発言(政府)歴代TOP100
84位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
712位
各種会議発言(政府)歴代TOP100
73位

23期委員会出席TOP50
35位
23期委員会発言TOP50
24位
23期委員会出席(幹部)TOP100
91位
23期委員会出席(無役)TOP100
52位
23期委員会発言(議会)TOP50
47位
23期委員会発言(非役職)TOP50
12位
24期委員会出席TOP50
35位
24期委員会発言TOP50
21位
24期委員会出席(幹部)TOP10
5位
24期委員会発言(議会)TOP10
4位
24期委員会発言(非役職)TOP100
52位
27期委員会発言TOP100
79位
27期委員会発言(政府)TOP25
11位
29期委員会発言(政府)TOP25
23位
34期委員会発言TOP100
90位
34期委員会発言(政府)TOP25
14位

このページでは石田博英衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。石田博英衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 議院運営委員会 第29号(1947/09/30、23期、日本自由党)

○石田博英君 新聞に出たのを見ると、勞働條件に關するものが非常に多い。
【次の発言】 ちよつとその場合あとの問題はなしですね。

第1回国会 議院運営委員会 第38号(1947/10/29、23期、日本自由党)

○石田博英君 議長の御發言中、昨日も交渉會において同樣な御説明でありましたが、事實と相違している旨を議長に對して申し述べておきます。お聽きの方はどなたからもこれに對しては異議がなかつたようでございますが、速記に記載されることでございますから、その事實を明らかに申し述べておきたいと思います。議長は、中央議席から━━━という聲が聞えたということがありましたが、これは速記にも明らかに載つております通り、叶君の發言は━━━━━━━という、━━━という言葉がはいつておりました。これはきわめて重要な言葉でありますので、ここで訂正しておきたいと思います。それから、この發言に對して議長は、不穩當と思つたけれど……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第2号(1947/08/18、23期、日本自由党)

○石田(博)委員 私は第一に、お伺いというよりも、はなはだ奇怪に存じましたことは、今からすでに一箇月以上前に起つたところの、和歌山縣、兵庫縣、高知縣に對する災害の問題を、今日今ごろになつて東北地方の問題と一緒にしてやつておる。この調子で東北地方の問題を解決されるならば、これからまた一箇月經つて、あるいは二十日前後のうちには當然二百十日か二百二十日という例年各地に起る水害の時期がある。そうするとこの問題をまた一緒くたにして考えられる危險がある。一箇月も前に起つたところの和歌山縣、高知縣に對する措置を、今日まで何らとつておられないということは、まことに私どもにとつては意外に感ずるのでありまして、こ……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第3号(1947/08/19、23期、日本自由党)

○石田(博)委員 今囘の水害は明治二十三年以來の水害といわれるものでありまして、特に秋田縣を初め東北五縣にわたる慘害は、まことに目をおおわしめるものがあるのであります。また農作物あるいは林産物その他における損害はまことに多大なものがあるにかかわらず、全般的にその水害の慘禍に對する當局の認識がはなはだ不十分であるように思われるのであります。まず質問を行います第一の前提といたしまして、今囘の水害はまことに非常なものであるという點について、十分御認識をいただきたいと思うのであります。特に農林關係のことといたしましては――農林關係だけに限りませんけれども、この水害に對する解決はまことに緊急を要するもの……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第8号(1947/10/01、23期、日本自由党)

○石田(博)委員 きようは食糧管理局の人はみえておりませんか。
【次の発言】 それではもし今御答辯ができなければ、食糧管理局長の方に連絡の上次會に御答辯を願います。第一は先般來の水害對策委員會で、日にちは後ほど調べてみればわかりますが、農林大臣が單作地帶の農家飯米の割當に對して、特別の考慮をするという言明をされたのでありますが、その言明が今囘の供出割當に對して前に具體的に決定されていない。今度關東地方にも水害が及んだのでありますが、その前は單作地帶が水害が非常に多かつた。從つて水害がなくても單作地帶に對する供米の問題、あるいは農家の飯米の問題、あるいは米價の問題等について特別の取計らいを願わな……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第9号(1947/10/08、23期、日本自由党)

○石田(博)委員 今の御發言に贊先でありますが、前囘の水害對策委員會のときに、農林省の方にお願いしておきました件について、きよう食糧管理局の方がお見えになつておるそうでありますから、その方から御返事をいただきたい。  それからもう一つは、先ほど松澤君から高率補助の問題がありましたが、この問題を内務省や安定本部の方々は高率補助で行きたいという考えをもつておられることは私は承知しておりますが、大藏省の方の見解では、これに對して違つた考え方をもつておられる。七割の國庫補助でやつて、殘餘の地方費負擔の分に對しては、地方債に對する財政補助の方法でやつていこう、こういう考え方をもつておられるように聞いてお……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第13号(1947/12/05、23期、日本自由党)

○石田(博)委員 ただいま十億の豫算外の契約があつた。それを災害對策費に充てようという御説明でしたが、これが決定したのは先月の初めですか。
【次の発言】 各府縣で、計畫を立てられて、内務省、安本と相談をされたら、それに對して出すというお話でありましたが、第三・四半期分はすでに決定されたものの中から相當額各府縣とも引かれております。第四・四半期分はすでに安本、内務省の了解が濟んで、各府縣の要求の出されたものは決定されているはずでありますので、あらためて内務省、安本と相談するとか手續がなくてもすでに決定された範圍内において至急に支出していただくという方法がとられないものか。  それから先月閣議で決……

第1回国会 労働委員会 第4号(1947/08/01、23期、日本自由党)

○石田(博)委員 先般も同僚委員諸君から御質問があつたことでありますが、私は勞働省設置と行政整理の問題にからんで、二、三お尋ねいたしたいと思います。現在わが國の行政機構が複雑多岐にわたつている點と、官吏の非常な低能率及び獨善、あるいは腐敗その他は、一般國民の非常な指彈の的となりつつあるように考えております。また官吏の定員あるいは現在員というものが現實に要求されている數量に比較いたしまして、非常に人數が多いということも一般の輿論のように感じておりますが、こういう傾向風潮に反しまして、事實は役人の増員をはかるように施設、あるいは法案が續々と出てくるような状態にあるように思われます。勞働省設置の必要……

第1回国会 労働委員会 第6号(1947/08/05、23期、日本自由党)

○石田(博)委員 私は先般質問をいたしました時にも觸れておつたのでありますが、本日は特に現在非常に世の中の注目を受けております全遞の半ドンの問題について、少しく國務大臣のお考えを承つておきたいと思うのであります。  第一點にお伺いしたいことは、本年の半ドンを實施せられるときにあたつて、閣議で御決定になつたと承つておりますが、その御決定になりましたときには、いかなる御趣旨に基いて半ドンを實施するというふうに御決定になつたのか。それからこれを今度次官會議において、半ドン中止と御決定になりまして、一旦きめたことを再びわずかの日にちの間にひつくり返したということは、またいかなる根據に基いて、いかなる原……

第2回国会 議院運営委員会 第2号(1948/01/21、23期、日本自由党)

○石田博英君 変動に應じてかえなければならぬということよりも、一應安定したとわれわれが常識上判断できる時期があると思うから、恒久性をもつて從事しなければならぬ委員会の人数、また委員会の顔触を、変動があつたたびごとにかえることは適当でないと思う。
【次の発言】 会期ごとに是正することは、根本的に異議ないのですが、各勢力数によつて按分するということと同時に、常任委員会の設けられた使命というものを考う合わせなければならぬと思う。学問的な知識経験をもつ人人によつて、恒久性をもつて運営せられることによつて十分効果をあげる建前でなければならぬ。それが政界の変動、議会勢力の状況によつて、自分のやつておる委員……

第2回国会 議院運営委員会 第16号(1948/03/16、23期、民主自由党)

○石田博英君 追加予算の問題ですが、これは新給與が主であるというお話でありますが、先般院議をもつて東北関東地方の水害旧費は、追加予算で提出するように要求してあります。それについて何ら措置をとられなかつたのは、院議を無視するようなことになつておりますが、この点はどうですか。
【次の発言】 金融をやるということは、程度の問題は別として、追加予算に計上すべしという院議に対して、政府世行動権をとられなかつたならば、その旨を別に明らかにせられる必要があると思います。
【次の発言】 それについてですが、そういう建前に立つておるので、從つて政府の方としても、院議に副つた行動権をとれないということであるならば……

第2回国会 議院運営委員会 第22号(1948/03/30、23期、日本自由党)

○石田博英君 海上警察だからやはり治安だろう。

第2回国会 議院運営委員会 第27号(1948/04/13、23期、民主自由党)

○石田博英君 こういう方法をとることは第二の問題であつて、欠席が多い原因を分析して、その原因を除くという根本にもつていかなければならぬ。こう議会が長期に続くのであつては、議員諸君がなかなか十分には勤められない。いくら欠席表を出せということでも時日の経つに從つて関心が薄らいでいくので、一箇月か二箇月経てばこんなことは何ともなくなる。おそらく新聞も取扱わなくなる、要するに議会運営の根本にわたつて考え直していかなければならないと思います。議員の個人生活というか、議員の日常生活というものに非常に大きな矛盾を來さないような議会の運営を考えいてく。たとえて申しますれば、非常に遠隔の地から選出されておる諸君……

第2回国会 議院運営委員会 第29号(1948/04/15、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 衆参両院議員の人数が違うし、それから参議院と衆議院の憲法上における地位も違うのだから、その委を員出す人数からいつて、参議院の方はもつと減らすのが当然だと思う。

第2回国会 議院運営委員会 第35号(1948/05/07、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 ところがG・H・Qでは普通の名刺を持つて行つたら、お前は不当財産取引調査特別委員会。委員であるのに、どうして書いてないかとしかられたという話だ。
【次の発言】 五名となれば数によつていかなければいかぬのじやないですか。
【次の発言】 決定について異議があるわけじやありませんが、最近新聞等に伝うるところによると、予算の編成が、当初約束された十五日までにはとうてい見込みのないような事情に至つておるように思われるのですが、それを再確認する必要はないかどうか。
【次の発言】 現状のままなら、この委員会の機能を発揮できないというような意味でなく、この機能を効果的に発揮せしめるために、よ……

第2回国会 議院運営委員会 第39号(1948/05/28、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 實際問題としては、そういうことで六百個のものを基本數として二百四十五社に割り當てると、殘りはきわめてわずかな三百五、六十個にしかならない。その中で東京にある十社なら十社はどうしたつて一社で五十ぐらい要る。そうすると實際上活動しておる新聞社が使えなくて、同盟とき時事通信とかいうものに依存しておる販賣とか廣吉業務しかやつていない新聞社までバツヂをもらうというような、現實と非常に違つた面が出てくる。そこで六百なら六百というわくだけはつきりさせておいて、そのわくについて別の制限を設ける。たとえば保證金制度をとるとか、編集業務をやつている新聞社でなければやらないという取扱いをぜひする必……

第2回国会 議院運営委員会 第40号(1948/06/02、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 まずその問題を議論する前に、この議院運営委員会で、大体國会であらかじめ定められた会期が終了するとき、これを延長するときの條件として、政府に対して予算案を十五日前後までに必ず提出するという点について、再三答辯を求めて、責任をもつてそのように事を運ぶという確言があつたことを前提とし、院議をもつてこれを再確認した上延長した事実があります。ところがこの問題について本日まですでに十五日間以上も延引しておきながら、政府はその院議で決定せられ、政府が確認した事実について何らの措置をとらないで、いきなりこれに関連した問題をもつてくるということは、私は院議の権威を無視するものであると考えるので……

第2回国会 議院運営委員会 第46号(1948/06/09、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 聴きおこうじやないか。
【次の発言】 決定はすでにきまつている。
【次の発言】 その場合審議の実態を見て、延長しなければならぬかどうかということは、おのずから別箇の問題であるが、とにかく院議をもつて六月二十日ときめて、再延長はしない。しかして法案の提出が遅れて審議できなかつたならば、それは政府の責任であるということを明らかにしてある。それを先に解決しなければ、会期延長の問題を議論することはできない。

第2回国会 議院運営委員会 第49号(1948/06/12、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 妥協ということは絶対だめだ。延ばすことは絶対反対だ。
【次の発言】 雹害があつたのは岐阜縣だけではないでしよう。
【次の発言】 そうすると、政府がこの委員会において確約せられ、いろいろな理由があつても、その理由の一切を条件としてそのときお聴きした。われわれとしては、これは理由の中に入らないことですが、とにかく遅れたということについて、議会での言明を裏切つた。簡単にいえばうそを言つた、でたらめを言つたということに対する責任は、遺憾の意を表するということだけですか。
【次の発言】 私はおよそ國会に対する言明、会期延長という重大なことを決定するときに際しての言明に対して、でたらめを……

第2回国会 議院運営委員会 第51号(1948/06/15、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 滞在手当は確かに筋が通ると思いますが、附随しているものがいろいろ違つてくるんじやありませんか。たとえば自動車、官舎等特殊な待遇を受けていたり、家族手当も受けているといつたように……。
【次の発言】 官舎、自動車事務所、それに資料蒐集にしても非常に条件が違いますし、大体任地に家族と共に住める立場になつているのであります。議員はまず原則として東京選挙区の諸君を除いてはほとんど二重生活を強要されております。従つて滞在雑費の点は合計額に拘束されることなく、そういう点を加味して実際の費用に近づけて、具体的にいえば少くとも三百円程度にした方が理論上はつきりしたものになると思います。

第2回国会 議院運営委員会 第53号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 何も政務に限定されない。それは大臣だつてやるわけだ。
【次の発言】 今の議論のまとまらない先に飛躍するようだけれども、決算委員長にちよつとお伺いしておきたい。この間の向うとの話合いのときに、衆参両院から一名ずつというようなことで、二名置いても差支えないではないかというような話があつたが、現在のところ次官は一名になつておる。そうするとそれをそのままいじらずにおけば、結局國会法でいえば一名の議員が兼ねられるわけになる。ところがそれを衆参両院から一名ずつという考え方が、今残つておるかどうかわからぬけれども、結果はそうなつておる。そうなると問題が出てくるのは、衆参両院で同じ数を出して……

第2回国会 議院運営委員会 第57号(1948/06/23、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 六月二十日まで会期を延長するときに、六月十日までに提出した議案については審議するが、それ以後に提出したものについては審議の責任を負わないということを明らかに言うておるわけです。今日は二十三日ですから、そういうものを提出しても、会期はあと一週間しかないのだから、今日そういうものを受けつけること自体がおかしいじやないか。われわれの建前としては、とにかく審議の責任を負えるものを審議すべきであつて……。

第2回国会 議院運営委員会 第62号(1948/06/29、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 人員四名ということについては、主事以外の者を増すということはあり得るわけですか。
【次の発言】 その点でしばらく何もしていなかつた訴追委員会が、最近非常に忙しくなつてきたということで、あるいは將來生ずべき事態に應ずるという建前で、現在のところ四名に殖やすことは異議ありませんが、その運営にあたつて、主事以外の人員の採用については、院内の職員お互いに有無相通ずるという点で、院内の職員の配置轉換を考慮するという点を附帶條件として、この原案に賛成いたします。
【次の発言】 視察に行くとは結構だがその結果、災害が起つてその救助に奔走しておる地元当局に迷惑をかけるような事態は絶対に避けて……

第2回国会 水害地対策特別委員会 第2号(1948/01/24、23期、日本自由党)

○石田(博)委員 会議を開会いたしますにあたつて、この水害復旧事業に関する予算の問題につきましては、実は今日まで水害対策委員会が昨年八月以來しばしば開かれ、その間各関係大臣あるいは関係政府委員との間に質疑應答があり、また種々の言明を聽いてまいつたのでありますが、その言明と、現実に先般計上せられました第一次追加予算、さらに今回上程されようとする第二次追加予算の内容ははなはだ懸隔があります。特にこのたびの第二次追加予算の計上の中には全然水害復旧工事に関する予算が計上されていない。こういう状態を知つて、われわれは実は唖然とし、かつ愕然としておる次第であります。ついては、ここに出席の政府委員から、所管……

第2回国会 水害地対策特別委員会 第3号(1948/01/26、23期、日本自由党)

○石田(博)委員 質問じやありません。小委員会の報告をしようと思つたのですが、その必要はないと思いますからいいと思います。御質疑があれば質問を願います。

第2回国会 水害地対策特別委員会 第4号(1948/01/29、23期、日本自由党)

○石田(博)委員 手続その他は委員長に一任することに異議はありませんけれども、ただこの決議案を上程いたします以前において、金額等の問題で政府と折衝をいたしまして、あらかじめ了解点に達してから提出するという方法を当然とられることであろうと思うのでありますが、その場合に、この決議案の文面には、絶対必要額五十億円と、こうなつておりますが、それは今まで政府が支出しました二十一億円を引いた額というふうに考えていただきたい。それからいま一つは、この決議案にも、追加予算に計上するということに相なつておりますので、追加予算というこの言葉に重点をおいてお考えいただきたい。この二つの條件を附した上で、委員長御一任……

第2回国会 水害地対策特別委員会 第8号(1948/05/28、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 豫算の範圍内においてやらなければならぬということはわかつておりますが、災害復舊工事全體に對する考え方について、私は建設院總裁にも伺いたいと思うのですが、もちろん豫算を決定するにあたつて資材の裏づけをしなければならぬという點において、公共事業費というものは、豫算の使い方は非常に嚴格でなければならぬ、そういうことを私どもよくわかるのでありますが、ただ災害復舊工事の實情というものを考えまするときに、政府の諸君が考えるように、そう必ずしも計畫資材の必要を認めないのであります。たとえて申しますならば、私どもの方の秋田縣などにおける災害復舊工事は、そのほとんど大部分は、木材をその資材とし……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第14号(1948/04/13、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 私はこの委員会の審議が公正かつ迅速に運営せられなければならないという建前から、特にこの委員会の議事の進行の衝に当つておられる委員長武藤君に対しまして、若干の点質問いたしまして私の疑問とするところを解決いたしたいと思うのであります。その案件は、四月十二日附の東京新聞にトピツク会見という題目のもとに掲載せられております武藤委員長の談話記事に関する件でありまして、多数部数はありませんが、ここに約七部ほどもつておりますので、関係委員に御発付願いたいと思います。  申すまでもなくこの委員会に課せられております使命はきわめて重大であり、かつ深刻なものがあります。從つてこの委員会の進行の衝……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第17号(1948/04/30、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 先ほど出ましたあなたが鈴木仙八君に話したと言われるのは、その蓑原という人の話を、あなたはある程度信じて話をされたわけですか。
【次の発言】 そうすると、片山、西尾両氏が蓑原に対して、あなたから援助してもらいたいということを蓑原に取次いでくれという話をしたということを、あなたは聞いたのですか。
【次の発言】 あなたがおいでになりましたのは、蓑原さんに……。
【次の発言】 しかし蓑原はどういう口実であなたを呼びましたか。
【次の発言】 嘘であつても、蓑原があなたに言うた言葉を聽きたい。
【次の発言】 そのときに、蓑原はその金をあなたから出してもらうために、平野氏その他の名前をあげ……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第18号(1948/05/05、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 あなたは先ほど政党関係の友人から情報を受取られたということですが、あなたが多数の代議士――ほとんど全部の方々に御交際があるというわけではなく、きわめて限られたる方との御交際と思いますけれども、あなたが情報を聽取せられた御交際の相手というのはどういう方ですか、お名前をおつしやつていただきたい。
【次の発言】 先ほど証言を行つていただきます前に宣誓をしていただきました。その際に本委員会において証言をおこばみになり得る範囲は明示されたはずであります。私が特にお伺いいたしたいと思いますことは、これらのうわさが巷間傳わつておつたという事実を否認するものではありません。たしかにあなたのお……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第19号(1948/05/06、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 今御議論があつた点で若干お尋ね申し上げたい。そうすると三惠冶金鉱業から二十一万円をお借りになるについては、この金はあくまで中村某という人の金であると思つてお受取りになつたわけですね。
【次の発言】 しかしてその金をその後西村君が中村氏に返したということをお聞きになりましたのは、三十五万円をお渡しになつたあとで、それではこの金を返金に充てておこうと西村君が言うたその後でございますか。
【次の発言】 続いてお聽きいたしますが、現在の二十一万円とその当時の二十一万円とは申すまでもなく非常に貨幣價値が違つておる。そうして現在の價額に換算しますならば、おそらく二千万円程度のものにさえも……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第20号(1948/05/07、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 最初に谷川氏の秘書と渡したという金は谷川氏の選挙費用として渡されたのか、あるいはその祕書の方が別に金は使うというので渡されたので、谷川氏はそのことを知らないのではないか。
【次の発言】 二度目のお金を金子輝義君を通じてお渡しになつたときに、その金が確実に奧さんの手もとに渡つたということをご存じか。あるいはその金は奧さんが受取られたということを谷川氏が確実に知つておるというようにあなたが思われることがありますか。
【次の発言】 それはあなたの御解釈ですね。確実にそれが傳わつておるという具体的な証拠はないわけですね。あなたがそういうふうに御自分で解釈なさつた、こういうことですね。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第21号(1948/05/08、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 先ほどあなたは差押えをするときには一々主税局長の許可が要らないとおつしやいましたが、それでは大阪財務局からの報告によつて脱税の税金を納めていないという事実を知つてそれによつて差押えしなければならぬということの文書の報告を受けたとおつしやつたのですが、そういう指図をし、許可を求める必要がないことについてどういうわけで文書の報告があつたのですか。
【次の発言】 その点についてあなたの許可は要らない。あなたは差押えするについて何も権限はもつていないということであるにかかわらず、竹中工務店の方からあなたの方にこの問題についていろいろお願いにきたということをおつしやいましたが、権限をも……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第22号(1948/05/20、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 先ほど梅林時雄という人を御存じないという証言がありましたが、梅林時雄君は昨年の四月の終りに代議士に当選せられるまでは、梅林組の社長であつたのです。その梅林組と六月に取引をせられる前に、あなたの銀行では取引があつたというお話ですがその当時の社長の名前は御存じないのですか。
【次の発言】 前は御記憶にない程度のわずかな金で、急にこれだけの大きな取引をされる場合、その取引先の信用程度、それから経歴その他は十分御調査になつてお貸付になるのが御慣例であろうと私は思いますが、そうでございましようか。
【次の発言】 そうなると、梅林組という請負業者が、過去において、つまり現在の社長の前にど……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第23号(1948/05/21、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 前尾主税局長との交替の事情は、前尾主税局長の徴税方針というものが大藏大臣のお考えと違つておつたということが大きな原因でしようか。
【次の発言】 前尾氏は徴税の見透しについてそういう事態になることを前もつて予測し、そうしてそれ以後政府がとられたような方針を早くとらなければいけないというような意見を抱懷し、あるいは池田さんにそれをお話なさつておつたという事情はございませんか。
【次の発言】 栗栖氏排斥の原因は直接お聽きになつたことでもないのではつきりした御証言はできないかもしれませんが、ただいま申し述べられたほかに、これは職員組合として当然行き過ぎたことだろうと思いますが、栗栖氏……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第24号(1948/05/22、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 あなたの会社の法決代表者はあなたですか、お父さんですか。
【次の発言】 それから先ほど戰時建設團と日本建設工業会との間に関係がないとおつしやいましたが……。
【次の発言】 それで戰時建設團の当時の理事会々長は竹中松右衞門氏ですか。
【次の発言】 いや清水揚之助氏は軍建の会長だと思いました。軍建協力会ですか、海軍施設協会、これらにみんなはいつておられましたですね。
【次の発言】 それは認意團体ですね、別に法的基礎をもつている團体じやありませんですね。
【次の発言】 それではあなたが社長に就任されたのはいつでございますか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第25号(1948/05/26、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 それはさつきの証言で名前を聽いてあるはずだから、あなたの方の手控の名前をあげて、ここはどうだ、ここはどうだと、一々お聽きになつたらどうですか。
【次の発言】 ちよつと二、三点伺いたい。当時の西尾書記長はその金があなたの努力によつてできたということを知つておりましたか。
【次の発言】 その金の性質は、今度はあなた自身は、あなたが今の深井斌氏ですかにお話にならなければ出なかつた種類の金であるとお思いですか。それとも当然、あなたのお口添えがなくても各党にも出ておつたのですから社会党にも割当てられたものとお考えか、あなたはどうお考えになりますか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第26号(1948/06/01、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 今の梶川君の発言はまことに奇怪な話であつて、西尾氏が受取られた五十万円という金の性質が党へ支出されたものであるかどうか、あるいは個人として受取られたものであるかどうかというのは本日証人の証言を求める重点であります。それを決定いたします方法の一つは当然受取られるところの経緯を調べなければならないのでありますけれども、今一つはその金の使途を調べることによつてその金の性質を明らかにすることができるのであります。從つてその金の使途を嚴重に調査し、証言を求めることは本委員会の責任であり、義務でありまして、証人はこれに対する答弁を拒むことはできないものと判断するのであります。從つてあくま……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第28号(1948/06/05、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 若干お伺いしたいと思います。西尾氏からその十万円を受取るときに、特に西尾氏から森戸さん個人に渡すという言葉がございましたか。
【次の発言】 それをあなた個人に渡されたものだという判断をされる根拠はどこにありますか、もう少し補足いたしますが、あなたが政務調査会長でなければその金は渡らない種類のものであると私どもは考えます。またあなたの御証言もそういうふうに解釈されると思いますが、それをあなた個人が社会党の一機関の政務調査会の費用という意味でなく、あなた個人に渡されたものであるという判断をされた根拠はどこにあるのですか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第33号(1948/06/21、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 二、三点証人にお伺いいたしたい。先ほど会社を設立した経緯その他については十分お調べになつておられない。特にこの会社がその厖大な権利と申しますか、財産を含んだものを大藏省から継承した経緯については、大藏省について調べていないのでわからないという御答弁でありましたが、この佐世保船舶工業株式会社なるものは、どういう事業をする目的をもつて設立されたものであるかという点についてお答えを願いたい。
【次の発言】 そうして設立せられました時期は二十一年九月二十日ということでありますが、その際大藏省からこれを継承いたしたとすると、私どもの記憶に誤りがなければ、後に取締役会員になられた北村徳太……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第34号(1948/06/22、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 原則的には中野君の動議に賛成でありますが、この際特に念を押してこの委員会の発言をしておきたいことは、もしこの種類の方法をもつてただいま梶川君が提出せられた程度の材料をもつて本委員会の議題とただちになし得ることができるといたしますならば、おそらくはほとんど政界その他各界の諸君にわたつてわれわれは新たな提議をなし得る権利をここに留保することを明らかに申し述べて、中野君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 公聽会における発言に権威があり、そこに明らかに述べられたことについて疑惑が生じたならば調べるということについては一應の理由がある。同時にその筆法をもつていたしますならば、権威あ……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第35号(1948/06/23、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 特にこの際念を押しておきます。ただいまの委員長の発言は明らかにこの問題の重点をはずれて各政党の一般問題にはいつておる。特に理事会において話合いになつたこと以外にわたつておるということを、私は理事会の内容は知らないが今聞いておる。もしそういう問題をこの際取扱うならば、今後北村徳太郎君が登場いたしました場合に、民主党の党内の一切の問題について、あるいは地崎宇三郎君が登場いたしました場合に同様に同じ種類の問題について委員長みずから発議をもつて行う、あるいはわれわれは当然なすべきものであるということを考えることが一つ、次にもしそういう適当な人がいなかつたならば民主党、社会党、國民協同……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第36号(1948/06/24、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 念のためにこの際事実を確かめておかなければならぬ問題があります。それはその原稿をおつくりになつたのはいかなるものに基いておるか。委員長の手もとに準備されておる質問の要旨がもし事前に証人に漏れておるという事態があるならば、本委員会の権威のために由々しい事実なので、質問應答は原稿によらずに続行することは当然差支えございませんけれども、あとでその原稿を一應証拠物件として委員長の手もとに取寄せられて、委員長の質問要旨に基いて答弁が準備してあると判定すべきものであるかどうかということをこの際調べておかなければならぬと思います。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第38号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 私も一点だけ伺いたいと思います。  先ほど明礼君がるる述べられた、隠退藏物資がS・S・Kの構内から出たものであるか、あるいはそれ以外の周囲にある直径三里というような廣域から出たものであるかというような点が、実は先般岡本証人喚問のときにも大きな問題になりまして、しばしばこの点について質疑が繰返えされました結果、岡本証人は、S・S・K構内から出たものだけでもこれだけあるのであるという説明をせられたのであります。先ほども中野君の言われた通りに、私も今の御説明で一應了解はつきますが、あなたがこの会社についてあまり詳しく関與しておられないという立場にあられて、自分の社員の報告だけでそう……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第40号(1948/07/02、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 私は今の中野君のお話はまことにごもつともであると思うのですが、この問題は、終戰後における日本の新興財閥というか新円階級というか、そういうものの発生過程自身が非合法なものであるという建前から出発しても差支えないものである、こう考えるのであります。つまり現在の税法においては、いかに考えても数年間で億という資産をもち得るはずがないのであつて、そういう者がもし存在しているとするならば、存在していること自身がすでに非合法であり、その過程が当然本委員会の対象になるのであるから、あらかじめあまりそういう條件をつけなくても、全般的にこの問題を取上げて、基本的な材料としては、そういう判断を下し……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第42号(1948/07/06、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 一点お伺いいたしたい。昨年の選挙に際しまして、これはどこの党でも同じことだと思いますが、相当の費用がかかつた。それでいろいろ寄附を集められているのですが、当時一松氏は國務大臣の地位におられ、党の最高任務をもつておられる、重要な幹部の一人であられたのですが、党の選挙の際は費用に何ほどか御寄附なさいましたか。
【次の発言】 有力な財政的援助者の名簿を拜見いたしておりましても、私は前に拜見してそういう事実を見なかつたので、今念のために拜見してみましても、おつしやる通り寄附をなさつていらつしやらないのでありますが、これをずつと見てまいりますと、ほとんど所属代議士の各位は金額のいかんを……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第43号(1948/07/28、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 ちよつとお伺いしますが、私聞いておりますのは、その工事をやるのに大体三種類の工事があつたように聞いておりますが、その三種類の工事を三十一社が施工せられるときに、今おつしやつたようにそれを六つか五つの班にわけて、その班の中に五つか六つの土木の組が班をつくつて、その頭株に相当大きなところがなつて、その工事を引受けられる。そういうふうに聞いておりますが、その通りですか。つまり班として工事をやられるときに、一番最初の工事は三十一社を五つか六つの班にわけてはそれを大きな梅林班とか、あるいは何班とかいうようなぐあいにわけて工事を引受けて施工せられる。そうでございますね。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第44号(1948/07/29、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 どうも問題がはつきりしないので、特にこの政令の趣旨をあらためてお聽かせした上でお答えいただきたいと思うのです。政令三百二十八号には「國会議員たる構成員を有する政党の幹事長その他これに準ずる主幹者」と書いてある。それからあとは届出の義務を記載して、その終りに「前項の規定による届出をせず、又は虚僞の届出をした者は、これを十年以下の懲役云々」という規定があります。この点でお尋ねをしたいのですが、この政令に基きますと、第一に申し上げました通り、政党の幹事長がまず規定されている。その他これに準ずる主幹者というのは、幹事長でない、たとえば書記長とか、あるいは何とかいうほかの名前をもつてい……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第45号(1948/07/31、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 二、三お尋ね申し上げます。まず第一点は、進歩党時代に証人は総務会長あるいはそれに類する職務におつきになつたことがございますかどうか。第二点は、民主党のときに結成当時、たしか私の記憶によりますと、最高委員制度を採用せられておつたと思うのですが、説をなす者は、その最高委員の中で齋藤隆夫氏が主席というような地位にあつたという表現を用いている者がありますが、そういう点についてどういう立場におられたか、お答えいただきたい、こう思うのであります。
【次の発言】 その場合、進歩党当時は総裁は幣原喜重郎氏であつたと記憶しておりますが、それに間違いはないかどうか。それから進歩党時代証人が総務会……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第46号(1948/08/02、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 今迫水久常氏が大藏省の人事に干渉しておるという事実は、先ほどのあなたの御証言だと、迫水がおれは相談を受けたということをだれかに言うたということをあなたが聞かれたというのですね。
【次の発言】 あなたはだれから聞かれたのですか。
【次の発言】 内外新聞社の社員に水が漏らしたというのですね。
【次の発言】 内外新聞は迫水が初めいろいろ参画しておつたことは事実ですから、それはあると思いますが、内外新聞社の何という社員ですか。
【次の発言】 杉浦泰二からあなたがお聞きになつたわけですね。杉浦泰二に迫水がおれは大藏省から人事の相談を未だに受けていると言つたことを杉浦氏からあなたが聞かれ……

第3回国会 議院運営委員会 第3号(1948/10/13、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 今吉川氏のお話でありましたが、先ほどから聽いておりますと、社会党はもう当初から一定の方針をきめておるのであつて、今さら御議論なさる必要もないように私どもはとつたのであります。各党がきまつてから、なお二時間というようなことは、少くとも本日は承つた記憶はないのであります。
【次の発言】 榊原君のおつしやるのは、ここであなたの党が應じてくださるのか、くださらぬのかということをこの席上で私どもは承る必要はない。これはこの機会の議論の対象ではないと思うのですが、各党殊に社会党でも、また新自由党準備会でも、それぞれ独自の立場で党の態度をきめられるというお話ですが、そのお話と他党の態度決定……

第3回国会 議院運営委員会 第6号(1948/10/21、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 第一に申し上げたいことは、すでにきまつたことについて、何もおはかりいただく必要はないと思います。一事不再議の原則に基いて、これは前回の本委員会で決定通り御決定を願いたい。
【次の発言】 この前の御決定の際には、多数派工作云々ということを御議論しておられる方々のおなかの中に、どういうことがあつたか知りませんが、そういうことが表立つた決定の際の材料になつたとは承つていないのであります。從つてすでに速記録その他を調査してきまつたものを、再びここで覆えすというのは、先ほど申しました議事審議の原則に反する。  第二点は、ただいまたまたま榊原君から話がありましたので、その御論旨について私……

第3回国会 議院運営委員会 第7号(1948/10/22、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 これは私どもの方としては、前から申し上げている通り、三派が抽籤で一名をお讓りすることになれば異議はありません。しかしただいま吉川君のお話のように、抽籤で当つても讓れないということを主張せられる場合には、私どもの党でもそうはいかないので、そこでどうですか、一名ふやすという方法はとれないでしようか。
【次の発言】 労働者農民党の方で、現在この委員会は活動しているから、その場合当然一名出し得る権利がありながら、その権利を先へ延ばされる……。
【次の発言】 そうすると共産党はやめねばならぬということになりますね。
【次の発言】 オブザーバーならば拘束されないわけだ。

第3回国会 議院運営委員会 第9号(1948/10/26、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 この問題は先般來しばしば議論をせられてまいつたものでありまして、いまさらここで議論の相違点について繰返す必要はないと思うのであります。概略社会党の方で常議をもつて特別委員長は互選にするということを、一貫して主張せられてきたのであります。また民主自由党といたしましては、常任委員長と同様、與党においてこれをとるべきであるという主張をいたしてまいりまして、先般の本委員会において不当財産取引調査特別委員会だけは互選にして、他の特別委員長はこれを與党にいただきたいという最後の妥協案を私どもの方で提示いたしました。それに対して大よそ各党の御賛同を得てまいつたのでありますが、社会党の態度は……

第3回国会 議院運営委員会 第10号(1948/11/08、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 本委員会の理事は委員長指名によつて決定されんことを望みます。
【次の発言】 この不当財産取引調査特別委員会、海外同胞引揚及び災害地対策の三特別委員会につきましては、休会前の本委員会におきまして、私どもの方から不当財産取引調査特別委員会は、この委員会の特別の使命、性格に鑑み、委員長は委員会の互選によつて決定するが、他の二つの委員会は與党にお渡しを願いたいという私どもの方の最後的の提案をいたしたわけでありますが、これに対して社会党の方から強く反対の意思表示があつたのであります。そこでこの際約旬日を経過いたしましたので、これに対する各党の態勢がその間において、変化したことがないとも……

第3回国会 議院運営委員会 第11号(1948/11/09、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 私もただいまの椎熊君の御意見にまつたく賛成であります。前議会におきまして原侑君の逮捕令に対して私共はその建前から反対をいたしたのでありますが、遺憾ながら御承知のような事態に相なりまして、結論として原君は一審において無罪の判決を受けるようなことになつてまいつたのであります。檢察当局によつて犯罪の疑いを受けた場合に、ただちに議員を辞任するというような前例と申しますか慣習というものがあるということは、言いかえますならばわれわれの頭の中に檢察当局はオールマイテイであるという観念を自分自身もつと同時に、國民にそういう観念を植えつけて立法府の権威を傷けることになると思うのであります。もち……

第3回国会 議院運営委員会 第12号(1948/11/10、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 私は民主自由党の立場を代表いたしまして、ただいま國民協同党から提議せられました、動議の採決に反対の意思を表明するものであります。昨日、日程に緊急上程せられました緊急質問は、題目で示されている通り全部同一のものであります。すなわち総理大臣が冐頭に施政方針演説をしないということに対して、これを促すという趣旨のものでありますが、当時大臣はこの席上においてしばしば言明せられました通り、施政方針演説をしないというのではなくて、適当の機会にできるだけ早くするというのであります。そういう先例はしばしばあるのであります。從つてその緊急質問の趣旨にも、私どもは反対の考え方を持つているのでありま……

第3回国会 議院運営委員会 第13号(1948/11/11、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 前の委員会においてもその他の委員会においても、同様申し出を承認したのでありますから、承認してさしつかえないものと考えます。
【次の発言】 今淺沼氏も言われた通り、政府がどういう示唆を受けていようと、どういう意向であろうと、國会はそのまま受取るわけにいかないというのはその通りです。今示唆を受けたということを言われたわけではないでしようから、とにかくその間の事情を官房長官は説明し得る範囲において説明せられたわけで、それを受取るか受取らないかということは、政府と関係なく、國会独自の考えでおきめになつたらいい。
【次の発言】 祕密会云々という言葉は、速記録をお調べになればわかると思う……

第3回国会 議院運営委員会 第14号(1948/11/12、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 公務員法は現在人事委員会にかかつて、その審査は人事委員会によつて行われておるのであります。從つてもし公務員法の審議のために必要なことであるならば、人事委員会において適当な処置をとられればよい。それと重複したことをこの委員会において行う必要はない、こう考えるのであります。
【次の発言】 今坪川君の御発議もあつたことですが、この公務員法の説明に対する質疑は、本日も継続せられるのであつて、おそらく他の会派の諸君からも同様の意味の質疑が繰返されると思う。從つて本会議においてあくまで聞き出すことならば、今後御質疑に立たれる諸君が、それをお取上げになればいいのであり、また当然おやりになる……

第3回国会 議院運営委員会 第15号(1948/11/13、23期、日本自由党)

○石田(博)委員 椎熊君の御意見に賛成ではありますが、公務員法の審議は非常に急速を要することでありますから、なるべく時間をとらないように、能率的に開会していただきたいという希望條件を付したいと思います。
【次の発言】 政変のときにいろいろの問題があつたことですか。
【次の発言】 私の方も賛成するか反対するかは別にいたしまして、発言を保留しておきます。
【次の発言】 國家公務員法の審議は議会独自の立場において、この会期一ぱいにやられるということを御決定になつたことについては、今日もう異議はありませんが、それにいたしましても、なるべく早く審議を終了するということにおいては、やはり各位とも御同感であ……

第3回国会 議院運営委員会 第16号(1948/11/15、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 先ほど議院運営委員会小委員協議会におきまして、民自党からお願いを申し上げました総理の発言を、本会議開会劈頭にお許し願いたいという件につきまして、各会派の御賛同を得ることができなかつたのでありますが、わが党といたしましては、この際ぜひとも総理の劈頭発言をお許しいただきたい。そこで正式に運営委員会に諮つてさらにお願いを申し上げる次第であります。

第3回国会 議院運営委員会 第17号(1948/11/16、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 昨日の終りの議長の取扱いに対しまして、先ほど小委員協議会において社会党の諸君、その他からいろいろ御意見が出て、議長が本会議において釈明をなさるそうでありますが、この際釈明をせられるといたしますならば、私どもの方からも一言申しておかなければならない点があるのであります。それは昨日淺沼君が行われました議事進行の発言について、もちろん議場内におきまして生じた突発事態について、議事進行の発言を許されるということについては、私は異議はないのでありますが、現在までの慣例から申しまして議場内の発言の順位、日程等につきましては事前に小委員協議会において詳細なる順序をきめて、それに從つて許すと……

第3回国会 議院運営委員会 第18号(1948/11/17、23期、日本自由党)

○石田(博)委員 昨日の私の発言について、いろいろ御議論があるようですが、当時場内交渉に当られた同僚である倉石、渡邊両君に、不測の御迷惑をおかけしても私としては本意でありませんので、この際速記録に載つておる議長の御発言を、私自身承認いたします。御了承願います。

第3回国会 議院運営委員会 第20号(1948/11/19、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 この前も同様の趣旨の國政調査の請求がありましたときは、東京都内であつて、本院の審議に支障を及ぼさないという見地から、これを承認したのでありますが、このたびのは名古屋、京都、大阪、神戸という比較的遠隔の地であり、しかも二十一日から五日間という日にちの限られた審議期間において、非常に重要な期間であると思うので、たとい人数は少数の人でありましても、これをもし承認いたしますならば、他の委員会から同様の申出が來た場合に承認しなければならなくなりますので、この際原則として、会期中は一應遠慮してもらおうという建前にしなければならぬと思う。私はこれを承認するのに反対の意思を表明いたします。

第3回国会 議院運営委員会 第22号(1948/11/22、23期、民主自由党)【議会役職】

○石田委員長代理 これより議院運営委員会を開会いたします。  事務局人事につき議長から諮問があります。大池事務総長より御説明を願います。
【次の発言】 他に御質問はありませんか――御意見なければただいまの事務総長の説明によつて事務局人事を承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 では承認することに決定いたします。
【次の発言】 他に御発議はありませんか。
【次の発言】 速記をとめて……。
【次の発言】 先ほど電報で欠席している議員を呼び出すということを申し上げましたが、電報だけではなかなか馬耳東風で、きき目がないと思うから、この際欠席者を新聞に発表したらどうですか。

第3回国会 議院運営委員会 第24号(1948/11/25、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 私の方は祕密会にされることは困る。これはいろいろ議論があり、あたかもそういう事実があつたかのごとく言われている際ですから、この実相はあくまで明らかに公開の席上でやつていただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、きまつたことはあれですが、追加予算に関する決議案、衆議院解散に関する内閣の権限に関する緊急質問、これも三時の会見というのに関係があると思いますから、これと関連させて適当に延ばされたらいかがですか。
【次の発言】 この場合淺沼君に一言聞きたいことがある。昨日総理がここへ出席せられたときに、いわゆる予算と國家公務員法の一部改正案の可分、不可分の問題、それからひいて憲……

第3回国会 議院運営委員会 第25号(1948/11/26、23期、民主自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 これより議院運営委員会を開きます。  この際お諮りいたしますが、先に第一新聞に掲載されました記事の問題について、その調査の小委員会を設けることが決定し、同時にその小委員は議院運営小委員をもつてこれに充てることにきまつたのですが、この小委員に委員長を加え、小委員長には運営委員長が当るということにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 決議案の趣旨は、先ほど小委員会において承知いたしました。きわめて当然の、別に議論のないようなあたりまえの文句のように私どもは解釈いたしたのでありますが、ただこの際特にわれわれが考えなければならぬと思いますことは、憲法の條章……

第3回国会 議院運営委員会 第26号(1948/11/27、23期、民主自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 これより運営委員会を開きます。  最初にお諮りいたしますことは、明日は日曜日でございますが、本会議を開催いたすべきか、あるいは休日にいたすべきかという点についてお諮りをいたします。
【次の発言】 ただいまの御発言に、御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。
【次の発言】 ただいま椎熊君から御発言がありました件を議題に供します。御意見を伺います。
【次の発言】 それではただいまの法務委員会の理事二名から提出せられました案件につきましては、田中君から御発言の通りとりはからうに御異議ありませんか。

第3回国会 議院運営委員会 第28号(1948/11/29、23期、民主自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 これより議院運営委員会を開きます。  明後十二月一日から第四國会が召集されますから、まず第一に決定しておかなければならないのは、開会式をいつ行うかということであります。この点について御協議をお願いいたします。
【次の発言】 お諮りいたします。ただいま事務総長から説明がありました議員控室の件、議席の件、特別委員会設置の件、議場内交渉係の件、議事進行係の件、議院運営小委員の員数及び小委員の選任の件は、今期國会通りに決するに御異議ありませんか。なお召集日の次第はお手許に配付してありまする協議事項のうちに記載してある通りに措置することに御異議ありませんか。

第3回国会 議院運営委員会 第29号(1948/11/30、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 一、二御質問申し上げたいことがありますが、一点は、罰則がどういうふうになつておりますか、
【次の発言】 いま一点は、解散と想像される事態に対して、選挙期間中以外の場合においても、同様行為が行われ得る可能性は十分にあると思いますが、そういう場合についての考慮は行われなかつたのですか。
【次の発言】 この選挙法改正に関連して、当該委員長が幸いにお見えになりますので、今ほかからも御希望がありましたので、あわせて申しておきますが、現下の解散必至という政情を前に控えまして、どうもポスターや壁に字を書いたり、演説会の廣告などを必要以上に貼付したり、あるいはそのビラなどを軒並に貼つたりする……

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第12号(1948/11/15、23期、民主自由党)【議会役職】

○石田委員長代理 ほかにございませんか。――では証人に対する尋問は終りました。どうも御苦労さまでした。

第4回国会 議院運営委員会 第3号(1948/12/03、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 なお事務当局にお聞きしたい。過日三名の方が見えたときのいろいろのお話で、任意出頭、自分の方から進んで行きたいという話がちよつとあつたように記憶するんですが、その三名の人は進んで出頭したというようなことはあつたでありましようか。
【次の発言】 きよう松平氏から申し出でられた件は、参議院の立場としては一應ごもつともなように聞えますけれども、その結果衆議院の代表がなくなるということは、衆議院として重大な問題でありますし、國会内における両院のあり方というものを考え合せますと、軽々にこれを承認するわけにはまいらないと思いますので、本日これを一挙に決定することなく、一應党に諮り、かつ各位……

第4回国会 議院運営委員会 第4号(1948/12/04、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 この事件が重大な事件であるということはよくわかりますけれども、まず第一点はその調査にはきわめて専門的知識を要するのであつて、にわかに議員が派遣せられたからといつて、それだけの効果があるかどうかが疑わしいと思うのであります。第二点はきわめて短期間に限られておるというと語弊があるかもしれませんが、そういう事情下にある緊迫せる状況にありまして、長期にわたつて審議を放棄するというようなことは、できるだけ避けて行かなければならぬと思われますので、この際この調査はそれぞれ專門の方々にお願いする方が当然と思われます。これは拒否するに決したいと思います。

第4回国会 議院運営委員会 第5号(1948/12/06、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 私はやられてもやられなくてもいいのですが、もしやるにしましても、賛成、反対一名ずつ程度のことでいいのじやないかと思われます。
【次の発言】 私の方もなるべくやらない方がいいということに賛成ですが、しかしやるということにきまれば、代表一名ずつということがいいのでないかと思われます。

第4回国会 議院運営委員会 第9号(1948/12/11、23期、民主自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 ただいまより議院運営委員会を開会いたします。  事務総長より議案付託の件について説明がございます。
【次の発言】 この懲罰動議を私どもが出しましたゆえんのものは、根拠のないルーマーに基いて、議員が本会議において他の議員の名誉をことさらに傷つけるような発言をすることは、それこそ議員の発言の権威を侵すことであるから、嚴に愼しまなければならぬことだと思います。  まずこの件を議題にお諮りいたします前提として、ぼくは石田一松君にお伺いしておきたいと思う。石田一松君が昨日発言をせられた、議院内にもつぱらそういううわさがあつて、十七名に逮捕状が出ておるのであるが、それを吉田首相が押……

第4回国会 議院運営委員会 第12号(1948/12/14、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 懲罰委員長罷免の動議というものの取扱いにつきましては、これは運営委員会がどうお扱いになりますか。
【次の発言】 ぼくの方はそれについては何ら発言していない。
【次の発言】 わかりました。極力探しましよう。
【次の発言】 このままの状態で休憩をしてはどうかという動議がありますがいかがですか。
【次の発言】 笹口君よろしいですか。
【次の発言】 ただいま成重君からの御質疑の点について事務総長から説明を願います。
【次の発言】 開会しております。
【次の発言】 それでは暫時休憩いたします。     午前二時四十分休憩      ━━━━◇━━━━━     午前三時二分開議

第4回国会 議院運営委員会 第13号(1948/12/15、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 そうすると予算案が出たときはいつでもそうしなければならぬ。
【次の発言】 なるほど予算案が組みかえられるかどうかということが、今日予期し得られるというのはあなた方の主観だ。
【次の発言】 その新たなる事態というものを説明していただきましよう。
【次の発言】 しかし知る知らないは別として、運営委員会といたしましては存じません。そこで「新たなる事態」という言葉が出たから、「新たなる事態」という言葉の意味を速記録上明らかに残すように願いたい。
【次の発言】 予算案の組みかえをせられるようなことが予見せられる状態にあると細川君、田中君がおつしやいましたが、われわれは公式に全然そういう……

第4回国会 議院運営委員会 第14号(1948/12/16、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 ごもつとものお話ですけれども、やはりできるだけ早い機会に予算をまとめて給與を片づけて行きたいということは皆さんも、われわれも、政府も同樣の意思ですが、その場合になるほどきよう中に完全にまとまるという絶対の確信は持ちませんが、まとまり得る可能性は相当あると思います。
【次の発言】 われわれの方の見解を別にこの際あらためて申し述べる必要もないと思うので、それはこういう事態になつた責任が政府にあるという見解を社会党の田中織之進その他の諸君がおとりになることは、立場上私どもはやむを得ないことだと思います。但しわれわれはこれと違つた考えをみな持つておりますけれども、そうおとりになること……

第4回国会 議院運営委員会 第15号(1948/12/17、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 提出順。
【次の発言】 順位についてそれぞれの各党のお立場から御議論があると思いますから、そういう議論がある場合においては、原則で提出順におとりはからいを願いたい。
【次の発言】 これは前田君のと同じじやないですか。
【次の発言】 これはぜひやらなければ、國民協同党は困るのじやないですか。

第4回国会 議院運営委員会 第16号(1948/12/18、23期、民主自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 これより議院運営委員会を開きます。  小澤國務大臣がお見えになつておりますから、政府の諸般の事情に対する見通しの説明を聽取し、質疑を行いたいと思います。
【次の発言】 本会議の開会についての、ただいまの椎熊君の動議に御異議ありませんか。      ━━━━◇━━━━━
【次の発言】 この際お諮りをいたします。  ただいま先般の休憩前の本委員会において議題と相なりました戸叶里子君外から提出せられております決議案の取扱いについて、この際再び本委員会で取上げていただきたいという申出があります。その申出に対してこの際お諮りいたします。

第4回国会 議院運営委員会 第17号(1948/12/19、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 今の細川君のお話ごもつともと思いますが、この政府の申出について、われわれがどう判断するかということは第二段の問題として、今政府の申出は大体現実的な問題として、今度政府がとつて來たオーケーになつた修正案というものは、野党の修正として意図せられたものと、現在においては違いがあるかもしれませんが、大体同じような線に沿つておるものと解釈せられるので、そこで最も円滑に通り得る方法について、御意見を伺えるならば伺いたい。それについて伺えなければ、政府として修正か撤回か、何か独自の方法を立てるなり、あるいは野党の修正におまかせするなり、それはきめなければならぬが、この際政府としてはそういう……

第4回国会 議院運営委員会 第20号(1948/12/22、23期、民主自由党)

○石田(博)委員 定足数の問題は、先ほど石田一松君が開会前から定足数を連呼しておつたということをおつしやいますが、開会前には定足数が足らないのはあたりまえの話だ。それから議長が開会を宣してから、散会を宣告せられるきわめて短かい時間に定足数の異議を申し出られたことは、私と山口委員長が石田君のそばについておつたが、私の耳には全然聞えませんでした。また散会を宣告してから定足数の異議を申し立てられたところで、散会後において定足数を数える方法はない。
【次の発言】 この際そういう御議論をなされる前に、議長にお伺いいたしておきたいと思う点があるのであります。その一点は、議長がこのたびまことに異例に属する職……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 議院運営委員会 第2号(1949/03/17、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 ただいま議題となりました特別委員会設置の案件について、民主自由党の意見を申し上げます。わが党といたしましては海外同胞引揚対策委員会、災害地対策委員会の二委員会については、前会通りの設置を希望いたすものであります。ただ不当財産取引調査特別委員会については、從來まで運営せられて参りました経過その他にかんがみまして、その不当財産取引調査特別委員会設置の際に行われました決議の項目のほかに、日本再建に重大な惡影響を與えた諸行為と、その責任の所在を追究調査いたしますると同時に、逆に日本再建のために科学、文化、その他の発達に大きな貢献をした行為を調査し、その顯彰するというような建設的な目的……

第5回国会 議院運営委員会 第3号(1949/03/19、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 前回の運営委員会に続いておりました不当財産委員会の存廃の問題に関連し、わが党から提案をいたしまして、次会までに御考究を願うことになつておりました。考査委員会設置に対しまして、この際各派の御意見を承りたいと存じます。
【次の発言】 実は前会も申し上げました通り、この考査委員会に関する決議案につきましては、各位の御賛同を得まするならば、その委員会の性格にかんがみまして、満場一致各派共同提案という形に持つて参りたいと、私どもは考えております。從つて前会そういう意味において、各位の御意見を拜聽するために、参考文書を配布したわけでありますが、それにつきまして各党の態度を御決定願い、御審……

第5回国会 議院運営委員会 第4号(1949/03/22、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 予算の内示は現在までのところは、あつたという報告は、私どもの方には受けておりません。しかしながらきわめてすみやかなる機会に結論に到達しようという努力を継続しておりますことは、あらためてここで申し上げるまでもないことだと思うわけです。三月三十一日までに成立を要する諸法律案のほとんど全部が予算案に関係があるという御議論でありますが、それについての見解をここであらためて申し述べる必要は、私どもにはないと考えるのです。もう一つは予算案に関係があるから、予算が提出せられるまでの間、審議できないという御議論もありましたが、私どもはそれと違つた見解を持つております。さらに予算案の審議につい……

第5回国会 議院運営委員会 第5号(1949/03/25、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 また驚くべき議論を聞きます。立場が違うときわめて御都合のいいように議論が変更されるので、実は唖然として聞いておつたのでありますが、聞き捨てにもならないので、われわれの見解を述べてみたいと思います。もとより予算案の提出については、政府の責任において國会に提出することには何ら変りはない。また現在の國際関係、日本の置かれておる立場においても、淺沼君その他現在まで内閣を背負つておられた諸君が、わざわざしらじらしいことをここで言われなくても、百も承知だし、かつまたそれを唯一のとりえとして政治的立場をとつておつたことは、十分御承知の通りである。政府は政府の立場において、現在の環境下におい……

第5回国会 議院運営委員会 第6号(1949/03/26、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 この決議案につきましては、民主自由党と民主党の御賛同を得ておりますので、提出者といたしまして概略案の説明を申し上げたいと存じます。  不当財産取引調査特別委員会が前議会まで設置せられておりましたのを、本議会におきまして考査特別委員会という名称にいたしまして、不当財産取引調査特別委員会が從來やつておりました仕事の上に、日本再建に重大なる悪影響を與えた行為の責任の所在を調査することと、さらにその他再建に必要な事柄につきまして多大の貢献をした行為を調査する、この三つの項目を附加いたしまして提出いたしましたところの経過、あるいは趣旨につきましては、前委員会におきまして詳細に御説明申し……

第5回国会 議院運営委員会 第7号(1949/03/28、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 そんなことは法案になつて出て來たときに議論すればいいじやないか。
【次の発言】 林君の議論は仮定の上に立つておる。非日活動委員会またそういうものを政府が研究しておつて、議会に成規の手続をとつて出したときにはその議論はいいが、研究中のことにまで立ち入つてやることは筋違いだと思う。
【次の発言】 現在考査特別委員会が議題になつておる。從つて決議案はこれと別個であるか、あるいは関連があるなら修正意見であるか、はつきりしていただきたい。
【次の発言】 別個であるかどうか、議案に対するものならこの議案に対する修正意見であるか、反対意見であるか、いすれであるか、形式上はどうでも、とにかく……

第5回国会 議院運営委員会 第8号(1949/03/29、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 これに強い反対意見ではないが、從來の慣例からこの問題を考えていただきたいと思う。いままで委員派遣を各委員が求めて來られた場合は、たとえば福井の震災とか、その他突発事項が起つた場合に、きわめて限られた員数を派遣することにとどめておつたように思います。こういう場合は、私どもはむしろ関係者と目せられる者を本院に召喚をして調査することが順当で、会期中あまり議員が方々に出張して留守をするような習慣をつけたくないことが一点と、もう一つは委員の調査はできるだけ本院において行うという建前から、むしろ逆に疑わしい人たちを本院に証人として召喚して調査する方法をとつたらどうかと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第9号(1949/03/30、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 増す率を五割なら五割ということにしてやつたらどうです。
【次の発言】 民主党の問題ですがこれはできるだけ本日中に解決したいとは思いますけれども、各位御承知の通りこれはなかなか困難な問題だろうと思われます。そこでただいま考査委員会の委員の割当は、一應現在を基準として割当てておくのが順当であつて、どうなるかわからない先のことを予想してやることは不適当だと思いますので、現在の数で割当てていただきたい。
【次の発言】 いろいろ御議論がありましたが、やはり私どもは人数の割振りをいたします場合、成規の届出を基準として考えなければならない。現実とか実体に即してとかいう都合のいい言葉がありま……

第5回国会 議院運営委員会 第11号(1949/04/02、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 林君は國会法をひつぱり出されるが、國会法の第四十六條には、「常任委員及び特別委員は、各派の所属議員数の比率により、これを各派に割当て選任する。前項により委員が選任された後、各派の所属議員数に異動があつたため、委員の各派割当数を変更する必要があるときは、議長は、第四十一條第一項の規定にかかわらず、議院運営委員会の議を経て委員を変更することができる」と書いてある。不当財産取引調査委員会のときの割当方は異例的処置が認められてあるわけです。先般、討論の際に、あなたは第四十五條の規定をとつて憲法違反である、國会法に反するといつてわれわれの主張に反対せられたが、まさか隣りの四十六條をごら……

第5回国会 議院運営委員会 第12号(1949/04/04、24期、民主自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 これから議院運営委員会を開催いたします。
【次の発言】 ただいまの副議長からのお申入れは一應了承しておくことにいたしまして、お申入れの趣旨に沿つて、私ども努力することに決定いたしたいと思います。  まず本日の議事運営について御協議を願いたいと思います。本日予定のごとく総理、安本長官、大蔵大臣の施政演説がそれぞれ行われることになつておるわけですが、その取扱い並びに国務大臣の施政方針演説に対する質疑の日程について御協議を願いたいと存じます。各位に御異議がなければ、先例に從つて明日よりこれを行うことにいたしたいと存じまするが、いかがですか。

第5回国会 議院運営委員会 第13号(1949/04/05、24期、民主自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 ただいまより議院運営委員会を開会いたします。  予算委員長から公聽会開会承認の要求が参つております。事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 ただいま事務総長から説明がありました、予算委員会で公聽会を開会することを承認することに御異議ございませんか。
【次の発言】 さように決定いたします。
【次の発言】 ただいま事務総長から説明のありました、日本学術会議会員の國会承認の件につきましては、各派において御協議の上、追つて態度を決定いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさように決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午前十一時四……

第5回国会 議院運営委員会 第14号(1949/04/06、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 これは人事委員会の学術会議会員の資格についての認定の仕方というものから出発してくる問題であろうと思います。それで今急にと申しましても、確かに神川君のおつしやるようにそういう前例があることであり、振合いもあるので、きよう急に決定するということではなく、いましばらく延ばして置きましよう。
【次の発言】 ちよつと参考までに伺つておきたいのですが、渡部君や風早君がおやめになつたときは、法規上の解釈に従つてやめたのだろうと思いますが、その場合はどういう御解釈でおやめになりましたか。
【次の発言】 今考査特別委員会の委員申出の件は、先ほど神山君がおつしやつた通りで、反対をせられた共産党が……

第5回国会 議院運営委員会 第15号(1949/04/07、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 先般御延期を願いました緊急質問については、その質問自身が、総理に対して現在まで行われました各種の質疑によつて解消されていない、なお質疑を要するものなら、これは道義上考えなければならぬ。しかし残余の緊急質問の取扱方については、前國会、あるいは前々國会の緊急質問と同じような扱い方では行きたくないと思う。緊急やむを得ざるものと何人も首肯せられるような発言は認めて行かなければなりませんが、何でもかんでも出して來て、これによつて國務大臣を議場に引きつけておいて、他の委員会審議に障害を及ぼすようなおそれのあるものは、整理しなければならぬと思いますので、緊急質問の取扱いは、今後は嚴格に、各……

第5回国会 議院運営委員会 第16号(1949/04/08、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 先般の運営委員会で問題になつておりました考査委員会の委員の各派の割当の件でありますが、本委員会の特殊の性質にかんがみ、わが党割当十七名のうち、一名を社会革新党にお譲りすることに決定をいたしましたので、右御報告を申上げますと同時に、各派の御あつせんに感謝の意を表したいと思います。
【次の発言】 その点は大体において土井君の今御説明のあつたことに私は同意しますが、松本君の問題だけはそうではなかつたように思いますが、その点はどうでしよう。
【次の発言】 そこで緊急質問全体の取扱いとして、今後長い間のこれからの運営にも影響を及ぼすと思うので、緊急質問の取扱いに対する運営委員会の態度を……

第5回国会 議院運営委員会 第17号(1949/04/09、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 緊急質問の件につきましては昨日大体私が提議いたしました点について、お申合せを願うことに協定ができておつたように思うのでありますが、その点について御決定を願いたいのであります。昨日の運営委員会におきましては、各派の運営についての御意見を持ち寄ることに相なつておつたわけでありますが、それについて各派の御意向をお伺いした上、申合せ事項を決定いたしたいと思います。
【次の発言】 列挙するということが問題になつておりますが、これは一つ誤解ではないかと思います。それからもしも共産党並びに社会党におかれて、いま一日待てばまた進んだはつきりした結論が出るというならば、きようここで結論が出ない……

第5回国会 議院運営委員会 第18号(1949/04/12、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 本日中に刷つて配付していただきましよう。
【次の発言】 かねて本運営委員会において御提議申し上げておきました件を再びここに読上げまして御決定願いたいと思います。それは緊急質問の取扱いにつきまして、第三國会、第四國会以來かなりその取扱いがいかがかと思われるようになつて参つたように思われますので、この際、緊急質問の権威を高めるとともに、國会の審議の円滑化をはかるために、緊急質問に関し申合せをいたしたいと思うのであります。その申合せの主文は、   緊急質問は緊急やむを得ざるものに限る。   緊急やむを得ざるものとは、天災地変、騒擾等に関するもので、その他議院運営委員会において緊急や……

第5回国会 議院運営委員会 第19号(1949/04/14、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 ちよつとお諮りしておきたい。わが党におきまして先般役員会で、観光事業の発展のために院内に特別委員会を設置したいという希望がありまして、政調会役員等において協議いたしました結果、そういうふうに取運ぶことに決定をしたよりな次第でありますが、各党におかれても御研究を願いたいと存ずる次第であります。その趣旨は観光事業というものが、わが國の今後の外貨獲得の上に占めておる地位は申すまでもありませんが、その仕事の範囲が鉄道、建設、外務、厚生、その他各省にまたがつておりますので、その間を調整して参りますためにも、特別委員会を設置してもらいたい、こう考えるような次第で、御研究を願いたいと存じま……

第5回国会 議院運営委員会 第20号(1949/04/16、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 今の件は当該の委員長が、嚴正な態度をもつて取扱つていただけばいいので、委員会整理の上においてこれは当然にすべきだと思う。もう一つそれに関連したことですが、もとより議員が連絡するのにはさしつかえない。これは論外ですが、議員外の傍聽人が多数入つて來ておる傾向は、私どももしばしば各委員会を見まわつて、現実に見ている状況ですが、それは議員の発言権その他が妙な拘束を受けることにもなるので、各委員長でその点は嚴正な立場をとつてもらうように、申し出ることにしたいと思います。
【次の発言】 この決議案については、私の方はまだ党議がまとまつていない点がありまして、次回に延期せられたいと思います……

第5回国会 議院運営委員会 第21号(1949/04/18、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 私どもの方としては現在会期は余すところ数日であります。さらに予算執行に必要なる法律案が、まだ審議未了のままに、提出する運びにいろいろな事情からなつていないものもあります。それらの法案はどうしても今会期中にできるだけすみやかに議了を見なければ、予算執行に大きな障害を及ぼすものと考えられますので、これはあとう限りすみやかに審議を終了しなければならぬと思います。その中で郵便料金、為替法の一部を改正する法律案、その他の逓信省関係のものについては二十二日ごろ、その他の予算関係法規についても、その前後に提出し得られる見込みに現在なつている。もとより現在の情勢下においては、先ほどいろいろ御……

第5回国会 議院運営委員会 第22号(1949/04/19、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 ちよつと國協党の方にお伺いしたいのですが、あなたの方では一つの決議案を出されておつてまた原君の決議案に修正案を出されておる。前のは撤回されたのですか。
【次の発言】 事それはおかしい。両方の案のうちどつちをどうするかということはきまつていない。私どもはこういう趣旨のものであるから、できれば同じものを三つ出す必要はない。だから字句の上その他で話合いがつけば一本にして出そうというのだよ。
【次の発言】 事そこでこれは昨日坪川君の方から提出されましたときに、両者同一の趣旨のものであるから、できれば全会一致でやるように、文部委員会あたりが中心になつて案を練つてもらつだらどうかというこ……

第5回国会 議院運営委員会 第23号(1949/04/21、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 その点につきましては、私どもの党の文部委員からの話ですと、まだ両案の妥結がつかないということであります。しかし全然そこに見込みがないという話でなく、妥結がつき得る見込みがあるという話でありますから、もうしばらく留保願いたいと思います。
【次の発言】 私どもの方といたしましては、ただいま委員長御報告の点については全幅的に賛意を表する次第であります。従つて、ここでその大筋を御決定願つて、詳細にわたつては原案を事務局に作成してもらつて、それについてここで協議をすることにいたしたいと思います。
【次の発言】 そこで問題は従来の地方行政委員会においてやるか、あるいは特別委員会を設置する……

第5回国会 議院運営委員会 第25号(1949/04/26、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 動議を提出いたします。労働委員長から推薦せられました労働委員会專門調査員の承認の件につきまして、懇談会におきましては種々議論はございましたけれども、両方の議論の立場はいくら繰返してみても妥結点はなかなか見出せないと思います。われわれといたしまして委員長の権限に所属することであり、かつわれわれの推薦いたしました委員長に絶対信頼をおいておりますので、その御判断をこの際承認いたしたいと思います。すみやかに採決せられんことを望みます。
【次の発言】 これは私どもとしては異議がないのですが、各派協同提案の形に至急お直しを願います。

第5回国会 議院運営委員会 第26号(1949/04/27、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 法案が出て参つた場合に本会議には付託して、それに対して提案の説明を聞いて質問する。そういう形式は旧憲法下における第一読会、第二読会、第三読会のやり方です。それを常任委員会中心に審議をして行くという形に今は改められておるわけです。すなわち改められたには改められただけの理由があつて改められたのであつて、そういうふうに議会運営の方式が根本的にかわつて來ておる。もとよりこれは石炭國管案、その他の二法案の審議の場合におきまして、本会議に上程してやつたという前例はありますけれども、國会運営の原則は各種の法案についてやられているのと同樣のことだと思います。それをこの際特にこの二法案に限つて……

第5回国会 議院運営委員会 第27号(1949/04/28、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 昨日各派の御意見を承つたのでありますが、社会党だけさよう態度を決定していただくということで延期になつておりましたので、社会党の御態度を聞いた上で、賛成各派の共同提案として取扱いたいと思いまするから、社会党の御意見を承りたいと思います。
【次の発言】 これで各派の御意見が判明いたしましたので、御賛成をいただきました各派の御署名を得まして、あらためて成規の手続をとつて提案したいと思います。
【次の発言】 参議院その他の関係があるので、まず國有鉄道運賃法の改正案を一番先にやつてもらいたい。
【次の発言】 常任委員や特別委員の交代のことについてでありますが、常任委員会の運営の原則から……

第5回国会 議院運営委員会 第28号(1949/04/30、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 両者ともにお申出まことにもつともだと存ずるのでございますが、まずお断り申し上げておかなければならぬ点は、本委員会がこの種の件の取扱いに対しましては、できるだけ会期中に議員が東京を離れることを避けるということが、第一の建前であります。第二は諸般の事情にかんがみて、派遣する委員の数をでぎるだけ制限する。第三は日数等もできるだけ短くする。こういう建前ですべての同様の議案を取扱つて参つた観点から考えまして、御趣旨もきわめてごもつともであり、かつ期間等も休日の多い日にちを選ばれておる点から考えましても、適当であると考えます。ただ派遣せられる人数が、私どもの今まで取扱つて参りました点から……

第5回国会 議院運営委員会 第29号(1949/05/06、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 あのときははつきりこれ一つだということを、お約束したはずです。労働関係法規と定員法と両方申し入れて來たのに對しまして、私の方では一つならけつこうだ、あとの問題はやらない。定員法の問題は普通の手続によるのだということにはつきりしている。それは明らかにお約束をした覺えがあるはずです。
【次の発言】 その件について速記録を調査することについては異議はありません。もちろん調査しなければならないが、一つは懇談会の席上であつたように思われることと、あの際私の記憶に間違いがなければ、こういう種類のものをやつて何をやらないということを、速記録に残すことはよくないじやないか。お互いの話合いで行……

第5回国会 議院運営委員会 第30号(1949/05/07、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 この件につきましたは、きのうもいろいろ美論は済んでおることで、各派の態度をさらに研究してみるということで終つた次第でありますが、私どもの方としては、両者とも緊急質問についての申合せの趣旨にかんがみ、さらにもう一つはこの趣旨から出発する問題ですが、委員会を中心に運営するという建前にかんがみまして、両緊急質問を上程することに反対をいたします。
【次の発言】 関係していないそうだよ。
【次の発言】 理由につきましては昨日私の方から意見は申し述べてあるはずであります。炭鉱ストの重要性は充分考えられます。同様に蚕糸業と為替レートの問題についても、その重要性は十分私どもはわかるのでありま……

第5回国会 議院運営委員会 第31号(1949/05/10、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 それらの問題につきましては、現在党の議題になつて研究中でありますが、それをどういう形でいつ出すかというところまで、ここで御報告申し上げる段階に今日至つておりません。
【次の発言】 その件につきましてはもとより法案を提出する件について、研究を進めておる以上は、その法案通過についての技術的の面というものは当然考慮に入れます。ただそれを現在の段階においては、今國会中に提出させたいという希望を持つて、努力を重ねてはいますが、それがまだ努力の過程にあるという程度であります。
【次の発言】 参議院では文部委員会でやつたのだから、衆議院でも文部委員会がいいでしよう。

第5回国会 議院運営委員会 第33号(1949/05/13、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 それでは十名にして民自党五、その他を五ということにしたらどうですか。
【次の発言】 私は理事だけのことを申し上げておいて、そうして委員の方は自分の方でよけい取つているものは他へやらぬ。ギブ・アンド・テイークでなくて、テイーク・アンド・テイークではしようがないから、利害の対立は第九控室だから、われわれは横から口を出すことはないが、お互いさまに話をおつけになつたらいいと思いますが、現実論としては林君の言う通りだと思いますので、お互いに話合いでやつていただきたい。
【次の発言】 緊急質問の取扱いについては、前会にも再三繰返して議論をされているところなので、特に議案山積している現在、……

第5回国会 議院運営委員会 第34号(1949/05/14、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 いろいろ御議論もありますが、いつたんきめた会期をなるべく延ばしたくないという建前はまことにごもつともでありまして、私どもといたしましても当初からそういう考え方をもつて、前回延長を決定いたしますときには、政府側の希望以上に延長をいたして参つた次第であります。その間におきまする政府の法案の提出の促進についてもあとう限りの努力と注意をいたして参りまして、私どもといたしましては督促その他において万全を盡くして來たと考える。一方政府においても、私どもの判断をもつていたしますならば、非常に努力をして参つたことは了解できるのであります。ただ現在のいろいろの條件、これは社会党や民主党の諸君は……

第5回国会 議院運営委員会 第35号(1949/05/16、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 そう願いましよう。
【次の発言】 今山手君が雰囲氣の問題、あるいはこれまでの問題その他について議論されたけれども、そういうことを直して行かなければならぬという建前については、ぼくも異論がない。しかしその議論をそのまま押し進めて行きますとどろぼうをしたのはどろぼうが惡いのではなく、こういうものを生んだ社会情勢が惡いということになる。しかしそういうことはそういうこととして本質的に直して行くことは一向反対ではないが、出て來た現象は出て來た現象としてやはり取上げななればならぬ。それから園田君の議論だと、椎熊君がここに出ておられないから、その弁明を聞かれないから今日は取上げられない。そ……

第5回国会 議院運営委員会 第36号(1949/05/17、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 志賀君の提出された緊急質問の件は、私どもの方としてはこれをおやり願うことにお約束をいたしてあることでありますので、十四日の土曜日に上程せられることにわれわれは同意したのであります。ところが質問者の方で外務大臣がお見えになつておられないので、これを延期するという申出があつて、今日まで延期せられておつたような状態であります。これはいささかへりくつにわたるかもしれぬが、質問をせられるについて、政府の出席の責任まで、われわれ議員が負うということはないのであつて、実際問題として今日まで緊急質問をされたり何かされた場合に、一々政府の当局者に対してわれわれ自身の手で出席を求めた例はない。こ……

第5回国会 議院運営委員会 第37号(1949/05/18、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 動議に討論の必要はない。動議は採決する以外にありません。
【次の発言】 質疑打切りの動議にはそういう発言を許す必要はありません。
【次の発言】 私どもといたしましても別に数を頼んで押しまくるつもりは、毛頭あるわけではないのでありまして、そういうふうにおとりになるようなことがあつたといたしますると、はなはだ心外ではありますが、身の不徳のいたすところとあきらめざるを得ない点があるのであります。私どもといたしましても今後運営の円滿をはかるために、そういうことに努力することはもとよりでありますが、野党の諸君におかれましても、会期切迫しておるときでもありますので、議事のすみやかなる進行……

第5回国会 議院運営委員会 第38号(1949/05/19、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 本案の提案理由について提案者からるる説明せられまして、民主自由党といたしましては本案に対して賛成の意を表する次第であります。ただいま反対意見の中で常任委員会との関係について述べられたのでありますが、現在國務大臣は議員と兼ねておる。政務官も議員と兼ねており、かつ國務大臣は本会議において採決のときには議員として採決に加わる。政務次官も各常任委員会において一般議員と同様に常任委員に任命せられておるのであつて、この点別に反対に当らないと思います。第二点の人数をふやす点についても、最高の数を制限しておるのであつて、それを充実するという意味において別に反対に当らないと思うのであります。 ……

第5回国会 議院運営委員会 第39号(1949/05/20、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 それは林君が発言をしようとしていることを押えたのではないのです。林君が求めておられることが、椎熊君がおつしやつた意見とすつかり同じ意見ですが、無意味だ。そういう事務当局の意見を聽取する必要がないということを言うのであつて、林君の発言を押えた覚えは絶対にありません。そういうことを私どもはする必要がないという意見を述べたのであつて、これまた議員に與らちれた発言の自由であります。それをお取上げになるかならないかは、委員長の御自由であります。それが違つた形で出れば、また別問題であります。私どもは林君の意見を押えたことはない。

第5回国会 議院運営委員会 第40号(1949/05/21、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 この件につきましては人員を増加する問題等について、私どもの方にいろいろ意見があります。一昨日、昨日ああいう状態でありまして、まだ党議にしつかり諮つている時間がありませんから、きようは延期せられんことを望みます。
【次の発言】 政府に対して厳重警告いたします。
【次の発言】 これはあしたに願います。
【次の発言】 これも明日に延期を願います。
【次の発言】 人員を増員する点についてはわれわれの方としては、いろいろ議論はありますけれども機構上増員された分もありますので、この際これを承認したいと思います。
【次の発言】 私はあなた方に問題を提議しただけしておいて御考慮願いたいのは、……

第5回国会 議院運営委員会 第41号(1949/05/22、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 わが党としては参議院修正を承認することに決定しております。
【次の発言】 これはやめられた方が渡邊鉄蔵君で、私の方からかわりを推薦するようにというお話であります。私どもの方では後任に工藤鐵男君を推薦したいと思いますので、御承認を願います。
【次の発言】 今引揚対策特別委員会の委員長からお申し出があつたのでありますが、今政府に設置せられておる引揚同胞対策審議会は、その設置期間が施行の後一箇年となつておりまして、八月三十一日で自然的に廃止せられることになるわけであります。それを現在の引揚状況にかんがみまして、この法律第七條中の「施行の後一箇年」を「施行の後二箇年」、つまりもう一年……

第5回国会 議院運営委員会 第42号(1949/05/23、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 今の議事の取扱いでは延長すべきであるかないかということの議題の方が先であると思います。一日あれば可能かどうかということは、延長すべきであるという前提の上に立たれての御意見であろうと思いますが、そういう見通しについては官房長官ではあたらないと思います。官房長官は参議院の議事の運営について責任を持つてはおらない。政府が申し入れられたのは少くとも一日はどうしても必要だというのであつて、全体の見通しについてはこれは参議院側の情勢その他を勘案いたしまして、本院が自主的に決定すべきもので、政府の申し入れは衆議院のみをもつて受理することはむりである。こう私どもは解釈いたします。

第5回国会 議院運営委員会 第43号(1949/05/24、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 これら回付案につきまして、今総長からおつしやつたように、承認することができる問題はきよう簡単にきめることはけつこうですが、議論の残高る問題いろいろ研究てみなければならぬ点もありますので、これは日程延期なり、何かの方法をあとの小委員会で願うことにして、もう少し愼重に考慮してみたいと思いますから、各法案についての各派の態度決定を待つて取扱うことにいたしたいと思います。
【次の発言】 まことにごもつともな御議論でありまして、われわれもその点については万全を期しておる次第であります。但し法案の修正点についはそれぞれ愼重に研究しなければならぬ点もあります。たとえば通商産業省設置法案のご……

第5回国会 議院運営委員会 第44号(1949/05/25、24期、民主自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 ただいまより会議を開きます。  大村運営委員長は常任委員長会議のためにただいまこの席へ來られることができません。よつて委員長の委嘱によりまして、私が委員長のかわりを勤めること相なりましたが、御承認をいただけますか。
【次の発言】 御承認を願つたものと解釈いたします。  議長より会期延長の件についてお申出がございます。
【次の発言】 ただいま議長から会期延長の件について、政府から申出があつた点を御説明がございました。会期延長の件を議題に供します。その前にちよつとお許しを得まして、その間において実は私は参議院側の二、三の会派の会合に呼ばれて参りまして、意見の交換をいたしたの……

第5回国会 議院運営委員会 第45号(1949/05/26、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 参議院側からの回付案も逐次参つておるようでありますが、会期が延長されまして、それに対する各党の態度も愼重に決定しなければならぬと思います。しかしいつまでも無期限に延ばしておくこともできませんから、日を限つて、その日まで各党の態度を決定してもらうようにしていただきたいと思います。從つて各党の態度が決定せられるまでは、本会議を開きましても議題がないようでありますから、そのような運行にしてもらいたいと思います。そうして参議院から回付された議案に対する各党の態度は、遅くとも二十九日まで決定していただくようにとりきめたいと思います。結局三十一日の朝までに各党の態度は待つたなしに決定して……

第5回国会 議院運営委員会 第46号(1949/05/30、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 参議院の回付案につきましては、先般の運営委員会におきまして、昨日までにそれぞれ各派の態度を決定いたしまして、本日持ち寄つて御相談申し上げることにきまつておつたのでありますが、これについての各派の御意見をまず承つておきたいと思います。民主自由党といたしましては結論を申し上げることができると存じますが、他党の状況を一應お知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 私の方は國家行政組織法は原案通りで願いたいと思います。
【次の発言】 第二は原案通り、大蔵省も原案賛成。地方自治説は原案通り、修正反対。安定本部も原案賛成運輸省も原案賛成。第七の農林省設置法案につきましては資材調査事務所の……

第5回国会 議院運営委員会 第47号(1949/05/31、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 緊急質問の取扱いについての可否の議論をこれ以上申す必要はないのでありますか、私どもとしては本日が最終日であつて、重要なる法案の処理が目捷に迫つておる。從つて現在ほかの日であるならば、これはまた松井君のおつしやられたような議論も多少聞きますけれども、最終日であるという建前から、本日処理すべき法律案を処理した後において、この緊急質問をせられるということについては、私どもは承認してもよろしいと思います。ただその場合に同一議題について三人がばらばらに出て來るというやり方は、今後の運営、あるいは今までの経過を考えても、承認できないのであつて、同一事態に対する質問でありますので、質問者は……

第5回国会 議院運営委員会 第48号(1949/06/01、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 私どもといたしましては、もちろんああいう混乱の形になつたことについては、決して満足を感じていないのであります。縫いまして運営上ああいう形にならないように、お互いに留意をしてもらいたいというふうには考えている次第であります。だから昨日のあの條件と状況下にありまして議長のとられた態度はやむを得ないものであり、かつ合法的なものであると私どもは考えておりますが、将来の運営上にあたつて、ああいう混乱を惹起しないように運営してもらいたいという点においては、椎熊君の御発言に異議はありません。  なお議長の党籍離脱問題等については、いろいろ研究をいたして見たいと考えております。

第5回国会 議院運営委員会 第49号(1949/07/04、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 平市の事件は労働問題とは直接関係がないが、地方行政委員会の方から将來同様な申出があることを予測しなければならぬと思われます。というのは事件は警察の処理に関して起つた時柄でありまして、事柄自身に対するその後の処置の問題になると、検察方面との関係において法務委員会の管掌事項になりますが、直接には地方行政委員会の管掌に属するものがあるように思われますが、私ども事件の実体を実にゆゆしい事件だと思いますので、厳正に調査されることはもとより望ましいのでありますが、そういうことも考慮いたして、地方行政委員と御連絡をお取りにになつた上に、具体的な人選その他は議長において御決定を願つて、その目……

第5回国会 議院運営委員会 第51号(1949/09/02、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 今の勧告書の本文が來まして場合、内容その他について本委員会において、またやるというようらお話でございましたが、本委員会は勧告書の内容はどういうものか、それについてどうなるかということについて取扱う委員会ではないのであります。本委員会は出ている法案の運営上の取扱いを協議する所ですから、勧告書の全文が来た場合についても、その内容について議論する必要はないと思います。
【次の発言】 災害対策委員会の方との連絡はついておりますか。
【次の発言】 風早さんのおつしやつたことはごもつともだと思う。それはここに建設委員長が見えておられるから、本委員会としても災害対策委員長と連絡をして、御趣……

第5回国会 議院運営委員会 第52号(1949/10/17、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 それでよいじやないか。
【次の発言】 一般の共同募金運動を奬励し、支持し、賛成するという意思表示にもなるしね。
【次の発言】 東京都のことで思い出したのだが、国民体育大会を東京都でやることについて衆議院から委員を出しておる。ところがその委員諸君に対して何ら連絡がない。委員の連中が東京都の方に連絡しておるのかどうか。それともほつたらかしにして連絡しないのか。どうなんです。
【次の発言】 東京都選出の議員を出してくれという要求をしておいて、もう日程もきまり、すぐだそうだが、それを今まで一回も相談もなければ何もしないというのはおかしい。

第5回国会 議院運営委員会 第53号(1949/10/19、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 四十三條第二項の中で、このたび改正せられました専門員の兼職の規定、これは公務員法によりますと、本属長官の申出により人事院の承認を得れば就任できることになつておると言われておりますが、専門員の場合の本属長官は何人をさすのでありますか。見解を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 ちよつと官房長官にお伺いしておきたいと思います。今問題になつておる委員会、その委員会の委員は、厳格な意味における公務員法の規定の対象になるとお考えになつておられますか。
【次の発言】 私のお尋ねしておる要点は、議員以外の方で委員になつておられる万がある。そういう方々は公務員法の対象となるものであるかど……

第5回国会 議院運営委員会 第54号(1949/10/21、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 ただいま議題となつておりまする国会法の一部を改正する法律案につきまして、民主自由党を代表いたしまして討論をいたします。  この改正案の趣旨については、すでに事務当局から説明もございましたし、また問題になつておりまする三十九条につきましては、三十九条に対する解釈と、現在まで行政組織法に基き政府の実施いたして参りました点についての質疑も行われておるのでありますが、私どもといたしましては、問題になつておりまする「第三十九条中「各省次官」を「政務次官」に改める」という項目につきましては、通常各省次官という言葉は事務次官並びに政務次官を総称しておるものと考えるわけであります。従つて、現……

第5回国会 議院運営委員会 第55号(1949/10/24、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 特別委員会の問題はあした最終的にきめなければならぬと思うから、議題を出されるならば本日出していただきたい。あしたになつて新規の提案をされても困る。きよう提案を出しきつておいていただきたい。それについて私どもも党に帰つて相談をして、研究してみたいと思います。  それからもう一つ失業対策委員会設置の御希望が出ましたが、これも災害対策特別委員会が他の常任委員会の立場といろいろ重なつて問題が起つて来るということと関連して、失業対策委員会が設置されるということの可否の議論は私の方でいたしたくありませんが、これが同様に労働委員会と人事委員会の活動とタブつて来るという懸念が非常にあります。……

第6回国会 議院運営委員会 第1号(1949/10/25、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 延ばす理由がないという御意見がありましたけれども、民主自由党といたしましては、国会の実際的審議の開始に即応するような形に開会式を持つて行きたい。開会式は一つの儀式でありますから、そういうふうに持つて行つた方が実際上の運営をいたして参りますのに、引締つた集中的な審議ができると思いますし、今回の臨時国会の召集にあたりましての主要な要件の一つであります野党の諸君の開会要求の中に含まれておりまする議員側、特に野党側の諸君が準備せられておる法律案につきしても、なお今日まで具体的に国会に提出されているということを聞いていたいのであります。また臨時国会を政府が、召集いたしましたいま一つの理……

第6回国会 議院運営委員会 第2号(1949/10/26、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 議題になつておりまする開会式の日取りにつきましては、先日の運営委員会で各派からいろいろ意見を聴取いたして、今日まで研究しておるのでありますが、民主自由党としては、国会法の件もございますし、また各派の種々の御意見もごもつともと思いますので、いろいろの都合等を勘案して十一月一日に挙行をしていただくことにいたしたいと存じます。
【次の発言】 さらに法案等出ぐあいを勘案し、同時に本臨時国会が通常国会にすぐ引き続きますので、この審議を集約的に進めてやつて行くという建前から、ただいままで提出せられておりまする法案、並びに緊急質問等の取扱い、及び休会中の継続審査、あるいは閲査をせられた各委……

第6回国会 議院運営委員会 第3号(1949/10/27、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 この問題はさつき椎熊君からも言われておる通り、すでにいろいろな議論が各方面から出ておつて、政府としてもその所信をすでに明瞭にしておる問題であります。従つて問題が出盡くしておるのに、もう一ぺんこれを取上げるというのは、世上に論議されたことを本会議で復習するにとどまるのであつて、貴重なる会議の時間を使うほどの問題ではない。おやりになるならば自由討議その他の時間でゆつくりひとつ御討議願いたい。私どもはこう思います。次に移られんことを望みます。
【次の発言】 それは反対だ。
【次の発言】 この問題はどういう形でお取上げになるか存じませんが、これはずいぶん久しい間にわたつて出ておる問題……

第6回国会 議院運営委員会 第4号(1949/10/31、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 費用の問題が出たのは、中野君からそういうお問合せがあつて、それに対しての事務総長の話ですが、費用の問題はこの際別に議論しないでもよいという建前でございますけれども、やはり現にないものはしようがないのです。
【次の発言】 議論もいろいろ出ましたが、今の人数の問題はどちらをどういうふうに融通するかということを議論してもしようがない。私どもは運営の取扱い上から、これだけの大人数を呼ぶ公聽会のあり方自身を考えればよいのであつて、その学識経験者の意見と、地元から呼んだ者の意見を尊重するとか、しないとかいうことは委員会で御判断を願いたいと思う。ただ恐れるのは予算関係が問題であります。それ……

第6回国会 議院運営委員会 第7号(1949/11/10、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 この問題はほかには影響ないのだから、公正倶楽部と新政治協議会、社会革新党と事務局にまかしてよいのではないか。
【次の発言】 そういうことはきめてない。この問題は佐竹さんの御了解を得ておかなければならないことがあるのですが、それは公正倶楽部に一名を差上げるということは、実は従来二十五名であつた委員を三十名に増加しまして、その結果労農党の方には当然一名いつたのですが、公正倶楽部は三十名に増加しても委員が行かない。そこで私たちに割当てられた十七名のうちの一名を公正倶楽部にさいた、こういう事情になつておる。それで建前としては、どこまでも小会派に一名差上げるという建前で来たのではなくて……

第6回国会 議院運営委員会 第8号(1949/11/11、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 現実に外務委員会自体は、非常にまんべんなく出て来ておる。入つていないのは社革と公正倶楽部だけ。あとは全部入つております。人数を五十名にしても、やはり入れないのは入れない。小会派は一名しか入れない。現実に今すでに入つておるわけだ。だから私の方の立場としましては、講和問題の重要なことは問題はないが、今日の段階が、そのために特別委員会を設置しなければならない段階になつておるかどうかということを、考えなければならないということとそれからそういうようにす早く立ち上りをすることが、講和問題の今後の見通しとして有利か、不利かということも考えなければならない。これは先ほどの椎熊君の御議論と同……

第6回国会 議院運営委員会 第9号(1949/11/12、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 淺沼君の御発言も一理あると思いますが、必要と認める場合、つまり呼ぶ案件について考えなければならない。本委員会の審議のために必要と認めた場合には、当然出席を求めることができると思いますが、その問題が、本委員会の取扱うべき性質のものであるかどうかということをまず検討した上で、呼ぶ理由を明らかにして、本委員会の審議上はたして必要であるかどうかということを、本委員会の議事進行上明らかにしたいと思います。
【次の発言】 私は何も総理の出席を要求していいとか、悪いとか、一言も言つたことはありません。それからもう一つは、あなたがどういう問題を出そうと思つて首相を呼ばれるかということを、私は……

第6回国会 議院運営委員会 第10号(1949/11/14、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 緊急質問を本会議で行うことを承認するかしないかは、これはただいまの議題でないと思います。従つてその問題についてはあとで議論をしていただきます。ただ私どもとしましては、ただいま維熊君より述べられた通り、問題が重要であり、かつ非常に機微の点にわたる点がありますので、本委員会の主として取扱うべき議題でないと考えまするから、従つてこの問題をこれ以上論議することは、外務委員会でやつていただくということにしたいと思います。ただいま要求の総理の出席の点は、これは先般も委員長から政府の方へ申立てをされたことになつておるのでありますし、この点については出席してもらうように委員長から院の意思を伝……

第6回国会 議院運営委員会 第12号(1949/11/17、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 この事件については、ただいま田嶋君から御説明がありましたが、新聞社関係も非常に関心を持つて、この調査団の一行には各社みなついて行くというような話でほかはどうか知りませんが、私どものところには、そういう事情を見た記者も言つて来ておる事情があります。ただこの委員会のこの種の申請の取扱いをする基準としては、会期中はなるべく行かないという建前であつたと思う。時期その他についてはこの運営委員会の今までとつて来た原則を動かさない範囲において、議長の手元で調整をしていただくということで、承認するのが適当であろうと思われるのであります。時期を狭めると同時に、審議に直接影響を及ぼさないように、……

第6回国会 議院運営委員会 第13号(1949/11/19、24期、自由党)

○石田(博)委員 今決議案の取扱いについて土井君から御意見がありましたが、私どもも大体においてここに出ておる決議案の取扱いについては、土井君と見解を一致するのであります。ただこういうようにたくさん決議案が出ておりますが、それぞれの決議の趣旨は、政府においてこれを実行するようにという要望を持つたものでありまして、決議をして常にそれを実行せしむるというやり方は、もとより一つの方法に過ぎませんので、その具体的方法を政府に委任するというかつこうは、国会自身の自主的性格を非常に喪失する傾きがあるように思われる、たとえばここに出ておる科学技術研究振興に関する決議、古美術保存に関する決議というものは、これは……

第6回国会 議院運営委員会 第14号(1949/11/21、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 赤松君の御意見は、責任追及論のように思われるが、それはまた別個の問題だ。官房長官を必要とされればお呼びになるのが当然であるが、今現に国会には法律案が出ておつて審議をしておる。その審議を終了するのにあと何日いるか、これはわれわれが自主的にきめるべきである。責任追究論は、その会期をきめたあとですべきだと思う。
【次の発言】 責任論になつても、国会の会期が長すぎるとか、短かすぎるということは国会が負うべきであつて、ただ議案の提出時期その他の責任追究的なら別問題だと思う。そこで現在以上に新しい法律案が出てくるという理由をもつて、会期を延ばさなければならないことになれば、政府の意見を聞……

第6回国会 議院運営委員会 第15号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 私の方はけつこうであります。
【次の発言】 弔詞の贈呈の件について反対ということを、本会議で言われる予定ですか。
【次の発言】 これは御了解を願いたい事項ですが、この院内の職員で永年勤続をせられておる方が相当おありになつておるようです。人数その他については、事務総長等はおわかりだと思います。そこで二十五年の年限に達した人に対して、何か記念品なりを贈つて表彰するということをしたらいかがかと思われるので、御了解を得ますならば、その表彰方法あるいは人員等の立案を、事務当局にお願いすることにいたしたいと存じます。お諮りを願います。

第6回国会 議院運営委員会 第16号(1949/11/24、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 日英通商協定に関する問題は、私昨日の通商委員会も予算委員会も両方傍聽しておつたのでありますが、すでに十分論議を盡されて、一応通産委員会では川上君が御質問され、それからきようの新聞にもちよつと見えておつたように、予算委員会においては風早君が約一時間近くにわたつて質問されておつた。そういうような次第で、すでに岡委員長において十分な論議を盡したものを、再び本会議へ持つて来るということはどういう理由でしようか
【次の発言】 私はほかの機会で論議されないもの、あるいはそういう機会がないもの、あるいはどうしても他の機会においてやれないものなら許可することもいいが、実はきのう川上氏から詳細……

第6回国会 議院運営委員会 第17号(1949/11/25、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 これは昨日も議論になつたのですが、私は実は一昨二十三日に、通算委員会も予算委員会もともに傍聴して、通算委員会では川上貫一君、予算委員会では風果八十二君が、それぞれ長時間にわたつてこの問題について質問をされて、答弁があつたのを聞いておつた。もうすでに論議を全部盡されたものを、もう一ぺんまた本会議でやられるという意図が、はつきりしない。すでに委員会において論議を盡された二番煎じ、三番煎じを本会議へ持つて来るということは、ただすベきものをただすというよりも、むしろ本会議でもつてお芝居をやつてみるというよりしか思えないのであります。私どもはこれをお考えいただく方がよいのじやないかとい……

第6回国会 議院運営委員会 第18号(1949/11/26、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 共産党に反対の立場に立つわけですね。
【次の発言】 その問題は、もう一ぺん運営委員会を開くこともけつこうですが、予算はどうせきよう上程いたしましても、税制改革もありますし、それから法律案もたくさんありまして、各委員会ともまだ二十近くもあつて、きよう審議を終了するものもありますし、早く参議院に回付する責任もあります。会期はあと三日しかないのですから、参議院に送つても二日しか審議期間がない。それでは参議院に対して不親切でありますので、私どもの方としては保留でもいいですが、私たちの希望としてはあした開いてもらいたいと思います。

第6回国会 議院運営委員会 第19号(1949/11/27、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 昨日の議場の混乱状況について今日議論をいたして参りますならば、両方とも言い分が出ると思います。これは與党の議席が騒がしいのに、議長が制止しなかつたから野党が退場したという筋に立つての御議論と思うわけでありますが、場内が確かに静粛であつたとは私どもは言い得ないと思います。しかしそれは與党だけだということについての議論はまた別であります。たとえばそういう議論になつて来ると、社会党の議席の方でも名札をばたばたさしたり、名札を動かして机の中の方に持つておいでになつた方もまたなかつたとは言えない。また議場が騒然としたために議事が進行できなかつたというならば、演壇に立つておられる岡田君の……

第6回国会 議院運営委員会 第20号(1949/11/28、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 けつこうです。
【次の発言】 それは事務的に片づけてよいじやないか。
【次の発言】 何らの報告に接ません。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 石炭損失と農業生産の方は、なお議論しなければならぬ点が多いというのが、私の方の当該委員の話であります。従つてこれはすみやかに決議の趣旨を通すために、早く委員会付託にした方が、事務的処理ができるように思います。
【次の発言】 議事進行に関してでありますが、取扱いは順番に、一々やつて行くとしまして、およその心組みとして、きようは御承知のごとく、法律案が非常に山積しておる。そこへもつて来て大蔵委員会から上がる税金の三法案、これは……

第6回国会 議院運営委員会 第21号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 北君は昨日もお見えになつておりますりで、よもやお忘れないと思いますが、各派の振合いというものは、原則としてもとより所属に従つて兼務いたしておるのであります。昨日の農林委員会における委員交替は、相手方である共産党の方で承諾をせられたことが一つの理由、いま一つは北君の所属しておられる農民党という党の性格から、農林委員会においてこのたびの食糧法について特に発言したい質疑もしたいという御希望があつて、きわめて異例としてこの委員会において一応了解を与えて、しかも昨日一日だけという話で事務的に取扱つたことは各位も御承知の通りでありまして、これはあくまで異例な取扱いであります。しかもただい……

第6回国会 議院運営委員会 第22号(1949/11/30、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 これはあなた方から要求があつて、その要求があつたことを委員長が成規の手続を取られた。それによつて返答があつたのですから、そういう御議論をされてもしようがない。だからこれは、委員会としては強制的に出席を要求するものか、どうかということをおきめ願つた方が早い。
【次の発言】 いろいろと何か言つておられたようでありますが、わが党は延長やむを得ないものと考えます。

第6回国会 議院運営委員会 第23号(1949/12/01、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 今後のことに関係がありますのでお諮りしておきたいことがあります。それは一昨々日であつたと思いますが、北二郎君が公正倶楽部の中野四郎君のかわりに、運営委員になりたいということを申出られて、それはいろいろ疑義が生じて否決された。そうすると公正倶楽部に入会の手続をとつて委員になられて、そうして公正倶楽部員として本会議において反対討論をされた。そうしてその日たつた一日で、次の日また公正倶楽部を、脱会して無所属に入つたという事実があつたのです。それで第一点は無所属脱会の手続きの時期であるが、ある説によるとこの委員会が済んでしまつて、すぐ公正倶楽部脱退の手続きをとつたという話もある。もし……

第6回国会 議院運営委員会 第24号(1949/12/02、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 松井君御指摘のように、前にも講和会議のことに関していろいろの緊急質問が出ております。それについては外務委員会を拡充することでもあり、それらの委員会において詳細に議論された方がよかろうという見解もあつて、採決で中止になつたことは事実であります。その後国会の審議の状況を見ると、そういう方針によつて外務委員会においても審議され、あるいは予算委員会においても議論されておりましたが、その間における政府の答弁が断片的であつて、こういう重大問題についてのはつきりした日本政府の態度に結論をつけておく必要が出て参りました。言いかえますならば、問題の重要性にかんがみて、この議会中にいろいろの形で……

第6回国会 議院運営委員会 第25号(1949/12/03、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 先ほど野党各派の御会同の席で、党の代表といたしまして申入れをいたしました。その申入れをここでもう一度申し上げておきたいと思います。それは今日の事態について総理の出席を要求せられておる点は、私どもとしては了承するのであります。そこで事情を調査いたしましたところ、総理はかぜぎみで臥床中であるという返事でありました。しかしながら諸般の情勢にかんがみまして、たといむりしても出席してもらいたいという旨の申入れを再三いたしております。それについての諸般の手続や努力を継続しておりますし、現在も継続中であります。ただいま私どもの幹事長が自分で出かけて行つて、その折衝を行つておる次第であります……

第7回国会 議院運営委員会 第1号(1949/12/04、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 各党の立場もおありだと思うが、すでにこの問題についての議論は論議されておるので、簡單に各党の立場を一通り言うた上で決定したいと思います。
【次の発言】 その御議論はごもつともと思いますが、これは設置することをきめてから、理事会で、私どもの方もそういう点については過失を反省しなければならぬと思う点もあればしなければならぬのですが、そういう点で、ひとつ、できてから話合いをしたらどうでしよう。ここで他の委員会の運営についてとやかく言うことはおかしい。
【次の発言】 ちよつと私席をはずさなければならぬことが急にできて参りましたので、この間のことだけ申し上げまして、あと御協議願いたいと……

第7回国会 議院運営委員会 第2号(1949/12/13、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 この問題はこんなふうに扱つたらどうかと思う。さつき神山君から言われたように受付けることの合法、非合法ということに執着しておると、この問題の処理が遅れて来る。だからその合法、非合法の問題は、できるだけ結末をつけて行く必要があると思う。そこで非合法、合法を片づけるところに一定の目標をおいて、それの参考として政府の意見を聞かれることはその範囲内でやる。たとえば政府は予算的措置上どんな態度を持つておるか、予算上どういう処置を持つておるかということはその次にして、一応非合法、合法の問題を片づけようじやありませんか。
【次の発言】 さつきも申し上げて一応了解を得た問題ですけれども、この問……

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/16、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 日にちの点については遠慮してもらうことにして、議長一任でどうですか。
【次の発言】 今官房長官が見えるはずでありますので官房長官がお見えになれば政府側の説明があると思いますが、一応私の方から聽取しておる状態についてお許しがあれば申し上げてみたいと思います。  この折衝を続けておるのでありますが、当初本日の運営委員会までに政府として何らかの決定的な手続をとり得るという点につきましては、現在のところ時間的に間に合わない状態にございます。但しそれは先行き全然幾日のことかわからぬという意味ではないのでありまして、今日現在の状態におきましては、非常に短い期間のうちに、結論に到達し得る状……

第7回国会 議院運営委員会 第4号(1949/12/17、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 私どもは決議案を先に取扱つて、それから緊急質問に移りたいと思います。現在国鉄裁定に関する折衝の経過からみまして、できるだけすみやかに院の意思を決定して行くことが有利な情勢に至つておりますので、本日可能な限り、すみやかに院の意思を決定して、交渉の側面的援助をいたしたいと考える次第であります。
【次の発言】 政府の現段階における純法理的の立場と、政府の希望的な立場とは違うと思います。それから政府は政府、與党は與党でありまして、私どもとしては独自の立場に立つて提出しております。
【次の発言】 椎熊君は十分おわかりの上の議論だと思うが、政府の申しておりますのは、純法理的の立場において……

第7回国会 議院運営委員会 第5号(1949/12/19、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 それは十一時に運営委員会を開く時に、野党側の懇談会中であるからというお申出があつたので延ばしておいた。その後私どもの方で協議する事情が起りましたので、連絡に来た人に私どもの方が今度都合が悪いから延ばしてくれということを申し出たのであります。その都合の悪い事情は、皆さんが延ばす理由をお申出にならないと同様でありまして、あらためて申し上げるまでもないと思います。
【次の発言】 本日の運営委員会は定刻十一時に開会する予定でありました。ところが野党各派の申出によつて十一時まで開会を延ばしておつたのであります。その後野党各派の御都合がよろしいという御連絡がありましたので、委員長の方では……

第7回国会 議院運営委員会 第6号(1949/12/20、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 今澄君は山口だが、あとはみな他府県選出の方ばかりです。その近所がいけない、通り道がいけないという議論をされたら行ける者はない。委員派遣は、派遣せられる人に重点を置かなければならぬと思います。
【次の発言】 私の名前が出ましたから一言申し上げておきます。私が申し上げたのはその過程におけるできごとを連絡いたしたのであります。それはあなた方とのいろいろな交渉や、意見の交換をして、円満に運ぶために途中に連絡をしたのであります。こういう点について現在こういうことが考えられておるという情報を提供したのです。それは私どもの好意であります。

第7回国会 議院運営委員会 第8号(1949/12/22、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 緊急質問につきましては、岡田勢一君提出の緊急質問並びに江崎君提出の緊急質問は一本にして、外国航路並びに外国船傭船契約に関する緊急質問として岡田君、江崎君二名がやり、答弁は一括して行う。食確法に関する緊急質問は、玉井君は辞退されたそうでありますから残余の方は一本にまとめて行うべきだと思いますが、話合いがつかないそうでありますので、猪俣浩三君提出の緊急質問に対しては、わが党は賛成、北二郎君提出の緊急質問に対しては反対、残余のものは明日運営委員会において再び御相談願いたいと思います。
【次の発言】 われわれは遺憾ながらお申出に応じかねます。

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/23、24期、民主自由党)【議会役職】

○石田委員長代理 大村委員長事故がありますので、私がかわつて委員長の席を汚します。
【次の発言】 次に電波監理委員会設置法の付託の件を議題といたします。事務総長の御説明を願います。
【次の発言】 大体御意見も出たようでありますが、この際特に他法案との関係もあるので、電気通信委員会に回付いたしまして、必要な場合には内閣委員会と連合審査するということでいかがですか。
【次の発言】 それではこうしたらどうですか。この法案は関連法案との関係がありますので、電気通信委員会に回付はいたしますが、本委員会としては内閣委員会と連合審査するのが適当である。こういうことでいかがですか。

第7回国会 議院運営委員会 第10号(1949/12/24、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 通産委員会の人たちにかわつて御説明申し上げます。この案件は、御承知のごとく従来北九州並びに宇部に生じました鉱害の補償といたしまして、炭価に若干の金高を加えて、それに振り当てておつたのが、石炭の自由販売によつてそれができなくなつた。しかし依然として鉱害の状態は、非常なさんたんたるものでございますので、復旧策について方途を講じなければならない状態にあるわけであります。さらに憲法上、法律上、従来の措置並びに今後の措置につきまして、各種の問題がありまして、関係市町村長の陳情が盛んにあるというのであります。従いましてこれを早急に解決いたしまするために、通産委員を派遣して調査をいたしたい……

第7回国会 議院運営委員会 第11号(1950/01/23、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 今の委員長の御発言の趣旨がこういう議論を云々することになると思うが、私どもはこういうように解釈する。副議長はこれは院議によつて議決をせんければならぬことになるが、目下請暇の届出をせられて、一箇月半は外遊中である。従つて副議長に事故があるという事実は明らかです。議長は現在において事故はございませんが、議長の職務を持つておられるときに、あるいは所用で議長席をはずさなければならぬこともある。そのたびごとに議長は仮議長を選ぶことができる。その都度議長が仮議長を選んでいただきたいというのが、二十二條後段の規定で、その委任を議長におまかせしようというように法文上はなつておる。議長が事故が……

第7回国会 議院運営委員会 第12号(1950/01/25、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 これはきのうも申し上げておいたのですが、岩本副議長が渡米されることがほぼ確定的になつたときに、この委員会において今後こういう事態になつた場合の処置についていろいろ議論をいたしたのであります。その結果国会法二十二條第二項の規定に基いて、仮議長をおけばよいではないかという大体の話合いになつておつたのであつて、現実にこういう事態が生じたのでありますし、国会法の解釈その他についての議論も一昨昨日やつたようなわけであります。もうすでに議論をずいぶんしつこくした。一昨日もそうでしたが、きようもまたその議論をすることはどうかと思う、そのときに御出席の人は、社会党は淺沼君と、土井君、民主党は……

第7回国会 議院運営委員会 第14号(1950/01/27、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 私の方といたしましては、原君の辞任を許可することには賛成でありますが、後任の問題につきましてはいましばらくお待ちを願いたいと思います。
【次の発言】 それはここにすわつておる間という意味です。なお申し上げておきますが、これは昨日もそういう方針でやつていただいたようなわけでありますけれども、運営委員会はその日の議題に関すること以外の討議で本会議の開会時刻が遅れるということは困るから、きのうの本会議開会中に、並行して行うという予定であつた件は、当然今日の議題になると思います。それは昨日はどういう理由でそうなつたかはつきりわかりませんけれども、本会議と並行してやるということによつて……

第7回国会 議院運営委員会 第15号(1950/01/28、24期、自由党)

○石田(博)委員 私どもの党といたしましては、民主党連立派の長野長廣君を御推選いたしたいと思います。
【次の発言】 中野君の心中を十分忖度してはからいます。
【次の発言】 それをきようやるという約束はない。
【次の発言】 昨日伺いましたお話は、きよう星島氏の演説をお聞きになつた上で、野党として被害があつたならば、緊急質問をやらなければならぬ。しかし演説を聞かないうちに、被害があるかないかわからないのに、あらかじめあるものと仮定されての御議論は違うと思う。
【次の発言】 きようという約束はしていない。
【次の発言】 私の方は昨日の前提のもとにおいてやられることについては、ちつとも反対でない。しか……

第7回国会 議院運営委員会 第16号(1950/01/30、24期、民主自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 これより議院運営委員会を開会いたします。  あらかじめお断りを申し上げておきますが、大村委員長本日事故がございますので、私かわつて委員長の席を汚すことになりました。御了承願いますと同時によろしくお願い申し上げます。  最初に早川崇君から発言の申出があります。これを許可いたします。
【次の発言】 ただいま早川君御発言の件について了承を與えるに御異議ありませんか。
【次の発言】 次に農民協同党の北二郎君が昨朝逝去せられたそうであります。つきましては本委員会に出席せられた方でもありますので、ここにつつしんで哀悼の意を表しますとともに、この件に関しまして前例による追悼演説、ある……

第7回国会 議院運営委員会 第17号(1950/02/01、24期、民主自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 それではこれから議院運営委員会を開会いたします。  本日も大村運営委員長に事故がございますので、私がかわつて委員長の席を汚します。御了承を願いたいと存じます。  まず文部委員会の国政調査承認要求に関する件について議長から諮問があります。事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 御意見ございませんか。――それでは文部委員会国政調査承認の件は、議長においてこれを承認すべきものと答申することに御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 次に海外同胞引揚に関する特別委員会よりの、委員派遣承認申請の件について、議長から諮問があります。事務総長より説……

第7回国会 議院運営委員会 第18号(1950/02/03、24期、民主自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 それではこれより議院運営委員会を開会いたします。  前会と同様大村運営委員長に事故がございますので、私がかわつて委員長の席を汚します。御了承を願います。  厚生委員会の委員派遣承認申請の件について議長から諮問があります。初めに事務総長より説明を願いまして、次に堀川厚生委員長がお見えになつておりますので、特に派遣の理由について承ることにいたします。
【次の発言】 今あなたの御発言の趣旨は、われわれもみな了承しておるのです。その点並びにその他の点に関しまして、厚生委員長から御説明がありますので、それを承つた後に御発言を願います。

第7回国会 議院運営委員会 第20号(1950/02/09、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 緊急質問は自由討論と違う。

第7回国会 議院運営委員会 第21号(1950/02/10、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 これはアカハタ紙上においても明瞭に掲載されておる。私実は愛読いたしております。それからいわゆる商業新聞においても掲載されておることでありますが、先般コミンフオルムの機関紙において、共産党の野坂參三氏の所説に対する批判が行われ、その批判に関する共産党側の所感なるものが発表され、続いてその所感の内容にも、外形は別として大分変化を認められる。最近においては野坂氏の名前で、今までの自分の理論的、実際的活動というようなものに対するコミンフオルムの批判を容認する御意見の表示があつた。この御意見の表示は、現在までの占領下という制約された客観的情勢内における活動方針というもの、現在までとつて……

第7回国会 議院運営委員会 第23号(1950/02/28、24期、民主自由党)

○石田(博)委員 ただいま林君の質問のうち、第三点の国会の議決の内容についての政府の見解についてだけは、本委員会において関連する問題であるとも、しいて解釈すれば言えるけれども、第一点、第二点、第四点は、本委員会が取扱うべき問題でないと思いますので、これは委員長において適当にお取扱い願います。
【次の発言】 本委員会に與えられた任務の内容というものに本委員会は当然拘束される。あなたが個人的に聞きたかつたら廊下ででも、どこででもお聞きになつたらよい。議会運営のことに関係して来ると言われるならば、何がゆえにこの委員会に関係して来るかを言わなければならない。

第7回国会 議院運営委員会 第24号(1950/03/01、24期、自由党)

○石田(博)委員 私の方は第七を保留いたします。
【次の発言】 できれば各派共同提案に直したいと思います。
【次の発言】 私の方から出しております第一の決議案は保留いたしておきまして、特別委員会に回付していただきたいと思います。
【次の発言】 これは私どもの方でもかねて問題にしておつたことで、委員会にまわしていただくことについては、私の方も賛成いたします。
【次の発言】 議長は大いに賛意を表せられておる。
【次の発言】 これは趣旨においてはこういう種類のものは異存はないし、賛成いたしたいのですが、主食配給は省令か何かだから、委員会で十分処理できるだろうと思う。ですから委員会に回付して現実の効果……

第7回国会 議院運営委員会 第25号(1950/03/04、24期、自由党)

○石田(博)委員 私の方はもう少しお待ちを願いたい。
【次の発言】 現実的な問題としては、たとえば民主党の連立派が二十七名おつて、二十名が私の方に入党せられて、七名が民主党に入られたということだ。そうすると民主党と連立派の持つておられた委員の所属が非常に問題になる。そこで明後日中に変更するということならよいが、このままの情勢で行くと、現実の所属員数と比例しない不合理な状態が相当出て来る、そういう意味である程度の調整をする必要があると思う。だから明後日やつてしまうということならば、きよう一日をどうこうということはない。
【次の発言】 私は今の話は常任委員会の方を急いでやろうという話ならわかる。し……

第7回国会 議院運営委員会 第26号(1950/03/06、24期、自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 それではこれより議院運営委員会を開会いたします。  本日大村委員長は事故がございますので、私かわつて委員長の席を汚します。御了承を願います。  まず前会以来懸案になつておりました電力問題に関する調査特別委員会設置の件を議題にいたします。これにつきましては自由党側から保留を申出ておつたのですがいかがですか。
【次の発言】 それではただいまの議題は倉石君発言の通り、次会に延期するに御異議ありませんか。
【次の発言】 次に神山茂夫君並びに木村榮君から官房長官の出席要求がありまして、ただいま官房長官が出席せられました。ついては出席要求委員の方から発言がございましたらこれをお許し……

第7回国会 議院運営委員会 第27号(1950/03/07、24期、自由党)

○石田(博)委員 これはまだ私の党内におきまして所要の手続を終了しておりませんので、延期を願いたいと思います。
【次の発言】 たびたび御延期願つて恐縮でありますが、昨日もいろいろ相談してみましたが、まだ私どもの党として結論に達しません。いましばらく延期せられんことを望みます。
【次の発言】 公職選挙法につきましては、他の党もそういうことがあるかと思いますが、私どもの党内でもう一ぺん調査しなければならぬ点を発見いたしましたので、次会に御延期願いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第28号(1950/03/09、24期、自由党)

○石田(博)委員 委員長は中村又一君で民主党だよ。
【次の発言】 延ばしてもよろしいが、自由党の人でない委員長に一任されて出て来ておるものであり、私の方は当然所属議員数から言つても委員が多いのだから、ある場合には当然三人重なつておる場合もあり得るだろう。こんなことを党派の関係でやるとばかり考えるのはこつけいだよ。
【次の発言】 漁業法の一部を改正する法律案は、私ども党内の都合により延期せられんことを望みます。
【次の発言】 公職選挙法の点につきましては、関係委員の諸君の中でよりより御協議の点も各派でおありのことと承つておりますし、これも次に延期せられんことを望みます。

第7回国会 議院運営委員会 第29号(1950/03/11、24期、自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 これより会議を開きます。  法務委員会の委員派遣承認申請の件について議長から諾問があります。初めに事務総長より説明を願いまして、次に法務委員会より田嶋理事がお見えになつておりますので、委員派遣の理由について承ることにいたしたいと思います。
【次の発言】 次に田嶋理事の御説明を求めます。
【次の発言】 本件につきましては猪俣浩三君に変更があるかもしれません。その点は議長に御一任を申し上げまして、本件は議長においてこれを承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさよう決定いたします。

第7回国会 議院運営委員会 第31号(1950/03/16、24期、自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 ただいま議題となつております件について、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。
【次の発言】 次に先般来懸案となつておりました訴追委員会の委員派遣申請の件について、同委員会において諸種の事情を勘案し、あらためて申請を提出して参つております。一応事務総長より御説明を願います。
【次の発言】 なお高木理事が参つておりますから、高木君から簡単に御説明を願うことにいたします。
【次の発言】 先般この委員の氏名が、他の委員会から派遣せられる氏名とダブつており、日時もダブつておりましたので、再調整を願つておつた懸案であります。ただいまの……

第7回国会 議院運営委員会 第32号(1950/03/18、24期、自由党)

○石田(博)委員 この問題は、私も今法務委員長の御説明を伺つておりまして、非常に納得の行かない言葉があつた。本委員会において、委員派遣の件を審議いたします基準というものは、それは法案がどういう重要性があるかどうかということは、もとより参考にいたさなければなりませんが、法律案として出て来て、それが国民に拘束力を持つておる以上、すべてがいろいろな意味において重要性を持つことは当然であります。そうしてまた国民各階層の意見を徴するということの必要は当然でありますが、その必要を満すためには、公聽会という制度が現存しておる。そういう諸種の方面を勘案いたしまして、本委員会は議長の諮問に応じて回答するのであつ……

第7回国会 議院運営委員会 第35号(1950/03/25、24期、自由党)

○石田(博)委員 田中君、林君の御議論は法律論と政治論というものを混同されておると思う。われわれも出してやりたいという気持にはかわりはない。あなたの言うように裏づけするだけの予算上の編成をすることができるならば、この裁定を国会に提出する必要がない。現在の段階において編成されておる予算で不可能だというので出しておる。だから十六條第一項の規定に基いて現在出て来ておる以上は、すでに予算上、資金上不可能な段階である。そこで第二項で当然十日までの間で出さなければならぬ。きよう受付けられないという議論をすることは、われわれ自身が公労法第十六條第二項の規定を無視したことになる。受付けないと言つておるならば、……

第7回国会 議院運営委員会 第36号(1950/03/27、24期、自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 ただいまより会議を開きます。  本日、大村運営委員長は御出張中でありますので、かわつて委員長の席を汚します。御了承願います。まず外国為替管理委員会の委員任命につき同意を求めるの件を議題といたします。
【次の発言】 本件は恒例に従つて次会まで延ばすことにいたします。
【次の発言】 次に人事承認の件を議題といたします。
【次の発言】 それではこの委員承認の件も、各党へお持ち帰りの上、次会までに態度を御決定願うことにいたします。
【次の発言】 次に考査特別委員会廃止決議案の取扱いの件を議題にいたします。まずこの案の提出者の提出理由の御説明を願いまして、続いて質疑等を行つていた……

第7回国会 議院運営委員会 第37号(1950/03/28、24期、自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 これより会議を開きます。  大村委員長は、御出張中、列車事故のために本日御欠席でありますので、かわつて委員長の席を汚します。御了承を願います。  この際まず理事の選任についてお諮りをいたします。委員がときどき変更いたします関係上、本委員会の理事は、現在石田博英、佐々木秀世の両名を除いて欠員状態でありますので、これが補欠選任をいたしたいと存じます。理事の教は全部で十名、その割当は自由党が六名、社会党、民主党、共産党、国民協同党おのおの一名ということになつております。理事の補欠選任は委員長において指名いたすことにして御異議ございませんか。

第7回国会 議院運営委員会 第44号(1950/04/11、24期、自由党)

○石田(博)委員 ただいま玉置委員からの説明を承つたのでありますが、実は開会中における委員派遣の問題については、その都度かなり問題が起つておる状態であります。さらに議院の運営、また議員の職務の遂行という点から勘案いたしましても、開会中に委員が派遣されることが一体妥当であるかいなかということも根本的に考えてみなければならない問題だと思います。特にただいまの御説明によると、引揚げの状況並びに引揚者の收容状況の調査が目的だということでありますが、このために何回も舞鶴に派遣されておる。ことに二回にわけて行くということになると、なお問題になると思うのであります。それから中共地区あるいはその他におきまする……

第7回国会 議院運営委員会 第45号(1950/04/15、24期、自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 これより会議を開きます。  本日は大村委員長が故障でありますので、私かわつて委員長の席を汚します。御了承を願います。  まず第一に、前会保留になつております海外同胞引揚げに関する特別委員会の委員を舞鶴に派遣するについて、中山委員長から御説明をしたいとの申出がございます。一応承りました上でその許否についてお諮りを申し上げたいと思います。
【次の発言】 何か中山委員長に対して御質疑がございましたら御発言を許します。速記は中止いたします。
【次の発言】 お諮りいたします。ただいまの海外同胞委員会よりの委員派遣の件の申出につきましては委員長の御説明を求めまして質疑が行われたので……

第7回国会 議院運営委員会 第46号(1950/04/18、24期、自由党)

○石田(博)委員 各派共同提案のものでありますから、本日上程されんことを望みます。
【次の発言】 熱海市の大火は、さつきの委員派遣の件で、状況調査に砂間一良君がこれからおいでになることになつておる。もしおいでになりまして、いろいろ調査された上で本会議でなさるというならば、それは当然考えなければならぬと思います。まだ見においでにならない先に緊急質問をされるというのは、緊急質問をされるほど実情をよく御存じならば、見においでになる必要もないということになりますので、これは見においでになつたあとでなさる方がよいと思います。第二件は当該委員会でお願い申上げたい。

第7回国会 議院運営委員会 第47号(1950/04/20、24期、自由党)

○石田(博)委員 今の田中君の御発言は動議ですか。
【次の発言】 われわれは議事進行に関する発言と承つておつたのであります。それがいつのまに動議にかわつたか存じておりません。議事進行の発言でありますから、動議の形はとられていないのであります。従つて、この議題に関する本委員会の運営については、ただいま委員長発言の通り取扱われんことを望みます。従つて、本日は日程を変更いたしまして地方税法の改正案を緊急上程いたし、劈頭これを審議せられんことを望みます。右動議を提出いたします。
【次の発言】 委員長は地方税法の改正案に対する取扱いについて希望を述べられたのであります。そうして、これを議題にせられました……

第7回国会 議院運営委員会 第48号(1950/04/22、24期、自由党)

○石田(博)委員 この件は、すでに選挙管理委員会委員選任の際にきめました方式に基いておるのであります。当然のことと思うのでありますから、本日御決定を願うことに異議ありません。
【次の発言】 それは委員会の審議の進捗の過程におきましてそういう必要を生じた場合は、当該委員会相互間において解決願うベきであつて、本委員会においてはその必要がないと思う。

第7回国会 議院運営委員会 第49号(1950/04/25、24期、自由党)

○石田(博)委員 この裁判官彈劾法の一部を改正する法律案につきましては、本日の委員会は他の議案もあり、本会議の時間も迫つておりますので、本会議開会中にでもこの法案審議のために委員会を開会せられることにして、次の議題に移られんことを望みます。
【次の発言】 それはちよつと田中君の御発言にむりがある。私の申し上げたのは、委員会に付託をする場合に、どこと連合審査をしなければならぬという條件をこの委員会でつけることは越権である。しかし、この委員会としてそういう希望があつたということを記録にとどめておくことはさしつかえない。大蔵委員会、予算委員会と連合審査しなければならぬといことは越権だということを申し……

第7回国会 議院運営委員会 第51号(1950/04/27、24期、自由党)

○石田(博)委員 労農党は、いつも時間を守られたことがありませんから、せつかくの御希望ですが、お断り申し上げます。
【次の発言】 実は黒田君がお越しになつておるので当惑するのですが、黒田さんはそういうことをなさる人でもなし、人柄についても私よく知つておるので、黒田さんにこういうことを申し上げたくない。けれども、あなたの方は今まで始終そういうことがあつて、そのたびごとに問題を起しておる。それでは、この運営委員会の申合せの権威がなくなる。
【次の発言】 緊急質問は、みな明後日相談いたしましよう。
【次の発言】 あしたは民主党の結党大会がありますから休まれることはやむを得ないと思いますが、法案の状況……

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/29、24期、自由党)

○石田(博)委員 決議案は、きようは議案も山積しておりますので、明日の御相談に願いたい。
【次の発言】 御趣意は十分よくわかりますが、本日は法案も山積しておりますから、これを次会に上程することとしたい。きようでなければ、ならぬという理由はないと思います。まだ三日もありますから、適当な機会にいたしたい。
【次の発言】 本日は法案を参議院に回付する等の関係で、参議院の審議権を尊重する意味から、きようはできるだけ法律案を先にあげて、決議はあとにやつていただくようにしたい。
【次の発言】 緊急質問も、本日は法案が山積しておるから、明日御相談願いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第53号(1950/04/30、24期、自由党)

○石田(博)委員 私の方は異議ありません。
【次の発言】 小平君にお尋ねいたしますが、これは法律でできてしまつておる。法律の中に、衆議院議員の中から衆議院が指名した者五名ということになつておる。但し北海道選出議員の中から選ぶというような條項でもあれば、それはお説が通るが、しかしそういう條項がなければ、当然今までの運営の比率で行くよりほかしようがない。その点は、これ以上御無理をおつしやつても、法文に規定してあることであるから、しようがないと思います。
【次の発言】 どういう御意見ですか。自由党からー名拔けという御意見ですか。それとも社会党、民主党から出せというのですか。法律を改正しろというのです……

第7回国会 議院運営委員会 第54号(1950/05/01、24期、自由党)

○石田(博)委員 反対討論は植原悦二郎さん、本間俊一さん、小坂善太郎さんがやります。討論時間は一定のわくをきめて、各派の人数によつて割当をしていただきたいと思います。
【次の発言】 この際御相談申し上げておきたいと思います。先般多数の集団が構内に入つて、ガソリン・スタンド付近でたき火をしておつた。それで警察及び院内の秩序維持に関する小委員会を開いて、まだその結論は得ておりませんが、きようはメーデーであります。やはり構内の神聖だけは守らなければならぬと思いますので、この際構内へ多数の人間が押しかけ来て、委員会の審議に対して喚声をあげてじやましたり、あるいは威迫的な行動をするようなことがあつた場合……

第7回国会 議院運営委員会 第55号(1950/05/02、24期、自由党)

○石田(博)委員 中野君に申し上げますが、その問題は社会党とあなたの方との間で、話合いをいただきたいというのでありまして、この委員会ではごかんべんを願いたいと思います。
【次の発言】 その方針には賛成です。一々について御決定を願います。
【次の発言】 せつかくの決議案御苦労さまでございますが、私どもは上程に反対、椎熊君に賛成です。
【次の発言】 本委員会の結論に対して別個の行動をとられる場合においては、本委員会でおしやべりになる必要はないと思います。
【次の発言】 今議題になつておりますのは、決議案の取扱いが議題である。その取扱いの結果、本委員会に付託するという取扱いが決定した。内容については……

第8回国会 議院運営委員会 第1号(1950/07/12、24期、自由党)

○石田(博)委員 自由党といたしましては、今回の臨時国会の会期を十四日にするということを主張いたしましたが、先ほど議長から、いろいろ参議院との交渉の経過につきまして御説明がございましたし、両院における意見を考え、また今回の臨時国会の運営の上からも考えまして、わが党といたしましては、二十日の参議院決定に同意いたしたいと思います。
【次の発言】 今林君の御発言中、警察軍という言葉がありましたが、わが国は憲法で戦争を放棄しておりますので、軍という言葉はお愼みを願いたい。これはお取消しを願いたいと思います。
【次の発言】 内閣が、そういう発言をはたして正式にやつたかやらないかということは、私どもの方と……

第8回国会 議院運営委員会 第2号(1950/07/13、24期、自由党)

○石田(博)委員 しばらく懇談をしたらどうですか。
【次の発言】 明日行われます吉田総理大臣の施政方針演説に対する質疑は、その時間を五時間といたしまして、與党は質疑をいたしませんから、その五時間を、與党を除いた他の会派の人数によつて配分をいたしてみたいと思います。そうすると、民主党百二十一分、社会党八十三分、共産党五十二分、農民協同党十六分、労働者農民党十一分、社会革新党七分、公正倶楽部四分ということになりまして、多少の剰余を生じます。承りますと、民主党の希望発言時間は九十分であります。社会党は八十分だそうであります。そうすると、三十四分の時間の余裕が出て参ります。それと共産党から御供出を願う……

第8回国会 議院運営委員会 第3号(1950/07/15、24期、自由党)

○石田(博)委員 時間を計算してみると、川上貫一君までで百三十五分、井出一太郎君から世耕弘一君までが百六十三分になります。そこで、本日は井出君までやつていただく……。
【次の発言】 人数が多いから、どうしてもそこまでは済まさなければならぬと思うが……。
【次の発言】 ちよつと御相談申し上げます。私どもの月の前で、社会党と民主党の方が御議論をされるのもどうかと思いますので、これは先例にされると困るのですが、絶対先例にしないということで、井出一太郎君の四十分のかわりに、河口陽一君の二十六分を入れて、明日は井出一太郎君、井上良二君、風早八十二君、中原健次君、小林進君、世耕弘一君の順序でやれば、ちよう……

第8回国会 議院運営委員会 第4号(1950/07/20、24期、自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 それでは議院運営委員会を開会いたします。  本日大村委員長が不在でございますので、委員長の申伝えによつて、私が委員長の席を汚します。御了承願います。  まず建設委員会等よりの国政調査承認要求の件について議長から諮問があります。事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 ただいま事務総長より御説明がありました件について、御意見ありませんか。――ただいまの建設委員会等の国政調査承認要求の件は、いずれも議長においてこれを承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。
【次の発言】 次に、法制局の人事承認の件についてお諮りいたします……

第8回国会 議院運営委員会 第5号(1950/07/21、24期、自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 これより議院運営委員会を開会いたします。  大村委員長が欠席中でありますので私がかわつてこの席を汚します。御了承を願います。  まず第一に、本多市郎君請暇の件を議題といたします。
【次の発言】 本日の本会議において、これをお諮りするに御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。
【次の発言】 次に共産党の梨木作次郎君から、司法官憲並びに税務官吏の職権濫用に関する緊急質問が提出せられております。この取扱を議題に供します。何か提出者側から御発言がありますか。
【次の発言】 その御議論は懇談に移つてからやりたいと思います。速記をとめて……。

第8回国会 議院運営委員会 第6号(1950/07/22、24期、自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 これより議院運営委員会を開会いたします。  大村委員長におさしつかえがありますので、私が指名によりまして、委員長の代理を勤めます。御了承を願います。  労働委員会及び郵政委員会の国政調査承認要求について、議長より諮問があります。事務総長より御説明願います。
【次の発言】 本件について承認に御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさよう答申することに決定いたします。
【次の発言】 次に、決議案の取扱いを議題にいたします。
【次の発言】 ただいま事務総長から御説明がありました件は、各派の共同提案になつておるそうでありますから、ごらん願いました上で、本日の本会議に上程する……

第8回国会 議院運営委員会 第7号(1950/07/25、24期、自由党)【議会役職】

○石田(博)委員長代理 これより議院運営委員会を開会いたします。  大村委員長に事故がございますので、私がかわつてこの席を汚します。御了承を願います。  まず文部委員会の国政調査承認要求について議長より諮問がありますから、事務総長より御説明を願います。
【次の発言】 本件について御意見はありませんか。
【次の発言】 それでは、本件は議長において承認すべきものと答申するに決定いたしました。
【次の発言】 次に決議案の取扱いについて御協議を願います。
【次の発言】 それではこの取扱は、後ほど御相談申し上げます。
【次の発言】 次に、懲罰動議の取扱いを御提議申し上げます。何か御発言がありますか。

第8回国会 議院運営委員会 第8号(1950/07/27、24期、自由党)

○石田(博)委員 林君は毎日ここへ御出席になつておつて、この運営のルールというものは御存じのはずだと思う。決議案の取扱いは、各派共同提案の努力をしてみて、その努力をしたあとで、まとまれば持つて来る。まとまらなければ、あるいは努力をする前であるならば、委員会にまわす。委員会にまわすことが、一番各派共同提案とするのに適当なんです。それがここの慣習です。そこで第一にお伺いしたいことは、共同提案の努力をしたかどうか。自由党は何も知りません。党議にもかかつていないのです。
【次の発言】 あなたはめつたにお出るにならないから事情を御承知ないかもしれませんけれども、第一に御承知おき願いたいのは、これを本会議……

第8回国会 議院運営委員会 第9号(1950/07/29、24期、自由党)

○石田(博)委員 今まで篠田弘作君が就任しておつたのでありますが、今回辞任せられましたので、その後任を私の方から御推薦申し上げることになつております。そこで苫米地英俊君を御推薦申し上げますから、御賛同を願いたいと思います。
【次の発言】 政府で推薦しておるので、與党が異議のないのは当然ですが、こういう問題は今後もあることと思いますので、一言だけ申し上げておきます。ほかの委員会の方は大した問題はないが、この委員会は相当の手当を出して、しかも相当大きな仕事を担当し、常勤を要する委員であると承知しております。その場合に、現在日本銀行総裁の重職にある一萬田尚登氏を推薦されるということは、反対するわけで……

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/31、24期、自由党)

○石田(博)委員 それはたといどういう人に言われようとも、われわれには言論の自由があるのであつて、われわれはその建前であくまでわれわれの所信を貫けばよい。だからその問題が起つた場合において……。
【次の発言】 ――とは何だ。委員長、ああいう発言を許すのか。陳謝をさせなさい。
【次の発言】 私は正式に発言を求めておる。ああいう――なんという発言を許すのですか。
【次の発言】 適当な処置とはどういうことか。この委員会でどういう用語を使つてもよろしいか。議員の品位を傷つける発言をしてもよろしいか。
【次の発言】 そういう問題が起つたならば、その都度議題にせられるがよろしいのであつて、現在起つておるこ……

第8回国会 議院運営委員会 第12号(1950/11/13、24期、自由党)

○石田(博)委員 提出議案のことについて、椎熊君からごもつともな御意見がありましたが、前段の、政府が提出することが確定しておる点につきましての御議論は、これはごもつともであります。その提出するかしないか、政府が考慮しているという点は、審議期間の問題その他に関連して政府は考慮しているという意味であろうとわれわれは解釈するので、これが提出されるかされないかという仮定の点についての議論をここでやられるよりは、召集なら召集の問題、提出確定議案なら提出確定議案について論議をするように、議題を限定されて審議願いたいと思います。
【次の発言】 椎熊君の御質問はこういうことだと思うのです。二十一日に出せるかど……

第8回国会 議院運営委員会 第13号(1950/11/20、24期、自由党)

○石田(博)委員 続いた方がおもしろいのですか。
【次の発言】 戰争状態が遺憾であるということは、さしつかえないじやないですか。
【次の発言】 御両君の御意見は、国連軍と片方が対立状態にある際に、こういうことを日本として言うことはいけないというお考えの立場だと思うのですが、われわれの考え方としては、国際連合の存在は、われわれとして承認する。何人もこれは承認するであろうと思う。ソビエト連邦といえども国際連合に入つておる。国際連合の意思決定は、多数によつてなされている。その意思決定がここに行われておるので、軍隊の出動を見ておる。警察軍の出動を見ておるというその過程において、どういう対立があろうと、……

第9回国会 議院運営委員会 第1号(1950/11/22、24期、自由党)

○石田(博)委員 自由党は賛成です。
【次の発言】 今の松井君の御意見は私も賛成です。この問題は非常に大きな問題だから、議論するのはよいけれども、ほかにいろいろ議案も山積しておるから、松井君の言われた前段の、議員の身辺の安全保障の問題は、議長から法務府の方へ、きようの話合いの結果を申し入れてもらつて、適当な方法を講じてもらいたい。それから後段の問題は、あそこに世話人会もできるのだし、今度は二つにわかれるのだから、それぞれ注意してもらいたいと思うが、前国会のときにできた院内の警察及び秩序維持に関する小委員会というものをまた編成して、そこで相談をして、具体的な措置を講ずる。但しこの際、議員あるいは……

第9回国会 議院運営委員会 第2号(1950/11/24、24期、自由党)

○石田(博)委員 総理大臣を呼ぶ手続をとつておりますが、その間官房長官でいかがでしようか。
【次の発言】 先ほどここでいろいろ説明をされましたし、本日総理の行われます施政方針の演説の中にも、そのことについて説明がおありになると思つております。従つてその点に関する御質問は、政府の方で説明いたしますから、そなをお聞取り願いました上で、国務大臣の施政方針演説に対する質疑の時間もあることでありますから、各党からそれぞれの立場でお願いしたいと思います。
【次の発言】 新しい御提案があるわけでありますが、すなわち緊急質問を提出しておるというのですが、事務的に出しておられますか。

第9回国会 議院運営委員会 第4号(1950/11/26、24期、自由党)

○石田(博)委員 これはいいと思うのですが、第三点はちよつと疑問があるので、字句の訂正でもして承認することにしてはどうですか。
【次の発言】 私の方も次会にしてもらいたいと思います。
【次の発言】 ほかならぬ大石ヨシエ君のことでありますから、賛成したいことでありますけれども、二十八日の十二時から一時まで、委員会でも何でも全部休みという建前になつておればよいと思うのだが、そういう建前でないとすれば、十二時から一時までの間に委員会をやつておるところもあると思うし、音楽というのは、ほかの娯楽と違つて、聞きたくない者にも聞えて来るから、審議の方に全然影響のない日に、あらためて聞かしていただくようにした……

第9回国会 議院運営委員会 第6号(1950/11/29、24期、自由党)

○石田(博)委員 決議案の取扱いは、本委員会におきましては、常に各派共同提案のものに限り、委員会の審査を省略して本会議に上程をいたしておるのであります。各派共同提案の手続が済まないものについては、それぞれの委員会へ回付いたしまして、その委員会において各派共同提案になるように愼重審議をした後、本会議に上程せられるのが従来の運営のほとんど例外のない取扱いであります。その例外は、不信任決議案の場合に限つて例外の取扱いをしたのであつて、他の決議案は、常にそういう取扱いをされておるのであります。ここに提出せられました決議案につきましては、わが党といたしましては、目下その取扱いについて研究中であります。従……

第9回国会 議院運営委員会 第7号(1950/11/30、24期、自由党)

○石田(博)委員 昨日この決議案の取扱いについて、各派の了承を得ましたので、この決議案は委員会の審査を省略し、定例日の本会議に上程いたすことに願いたいと思います。
【次の発言】 土曜日ということを申し上げてあります。
【次の発言】 アジア競技大会へ日本代表団派遣に関する決議案はどうですか。
【次の発言】 問題がなかつたら出しましよう。
【次の発言】 決議案の趣旨弁明のときに、そういうことも弁明しようじやないか。
【次の発言】 それはあとのことにしましよう。次の運営委員会で……。
【次の発言】 私の方からただいまのところは倉石君。
【次の発言】 共産党はだれですか。

第9回国会 議院運営委員会 第8号(1950/12/02、24期、自由党)

○石田(博)委員 懲罰動議は私どもの方から出ていますよ。
【次の発言】 これはいずれ私どもの方で正式に議題に取上げます。従つてきようはほかの議題に移つていただいてけつこうですが、今ごたごた言つておるのは、出る場所に出ておつしやていただきたい。
【次の発言】 あとは出る場所に出て言つてもらえばよい。
【次の発言】 君を前に置いて、おせじを言うわけでも何でもないが、お互い四年越し反対党にわかれてこうやつて話をして来ておる。けんかをすることもあります。話のつかぬときもある。どうしても話合いがつかないときは決裂の状態でお互いに議場に臨んだものです。話がついた以上はあなたもわれわれとの約束を守つてくれた……

第9回国会 議院運営委員会 第9号(1950/12/04、24期、自由党)

○石田(博)委員 一昨日やきのうの話から前進したいというならば別なんですが、同じことでは話にならぬと思う。
【次の発言】 一昨日、事態については一通り伺つたのであります。従つてそれ以上のことをここで論議する必要はない。出された議案の取扱いをどうするか。――今の発言を許されたということは、この委員会の権限をはずれたものだろうと思いますので、委員長は御整理を願いたいと思います。
【次の発言】 私はごあいさつという意味がよくわからないのですが……。
【次の発言】 これは各派満場一致ということですから、一応済ませたらどうですか。
【次の発言】 いずれ、きよう六時半までに終らなくてあしたやるとしても、討……

第9回国会 議院運営委員会 第10号(1950/12/05、24期、自由党)

○石田(博)委員 この問題だけは、ちよつと保留しておいたらどうでしようか。道徳を取締るといつて、だれが取締るのか問題でしよう。
【次の発言】 あれは風俗営業だろう。まあ、きようは延期しておいたらどうですか。
【次の発言】 次のものはそれが上つて来たとき運営委員会を開く、その場合は本会議は一旦休憩しておくということでどうですか。
【次の発言】 それでいいでしよう。
【次の発言】 この問題をもつと深く討議するということになれば、今は適当でないから、あとの委員会でやつたらどうですか。
【次の発言】 私どもといたしましては、なるべくならば事態を円満に運営して行くことが望ましいのであります。きのうのよう……

第9回国会 議院運営委員会 第11号(1950/12/06、24期、自由党)

○石田(博)委員 緊急質問の取扱いにつきましては、時期を失したものもありますから、いろいろな議論は拔きにして、整理するものは整理し、認めるものは認めるというふうに、一つ一つ御審議願いたいと思います。  ついては、この表にあります第一番目は別でありますが、二番、三番、四番は撤回されたらいかがでしようか。
【次の発言】 五番目もいいじやないですか。
【次の発言】 とりあえず保留することはいいですけれども、これは非常は広汎な問題を含んでおり、予算委員会でずいぶんやられた問題でもあるし、重要な問題であることは認めるが、今日緊急質問でやらなければならない性質のものではないと思いますので、なるべく撤回して……

第9回国会 議院運営委員会 第12号(1950/12/07、24期、自由党)

○石田(博)委員 一応小西英雄君の予定です。
【次の発言】 アジア競技大会は、今村忠助君が趣旨弁明をすることになるかもしれません。
【次の発言】 反対なのですか。
【次の発言】 五分以内ですね。
【次の発言】 緊急質問は十分間ですね。それは日程をやつてからやりましよう。
【次の発言】 それは出て来てないですね。
【次の発言】 そんな取扱いはないでしよう。
【次の発言】 それなら五分ぐらいでどうですか。
【次の発言】 日程とすでに上つたものをやつて、緊急質問を済ませ、また上つたらその次にやつてもらうことこしよう。
【次の発言】 先般この問題が運営委員会に出ましたときには、共産党の方は反対の意思表……

第10回国会 議院運営委員会 第1号(1950/12/10、24期、自由党)

○石田(博)委員 ちよつとその前に……。各常任委員会の国政調査承認要求の件につきましては、当該委員会の所管事項の範囲に属するものについては議長限りでおとりはからい願い、疑問があるものについてここで御相談を願うということに、あらかじめ相談をまとめておいた方が適当じやないかと思います。その理由は、ほとんど全部といつていいほど従来は異議なしで通つておつたし、本日も実は委員会から承認要求があります。一々その内容についてこれを読み上げて行くことも煩雑でありますし、形式的に流れ過ぎるので、その内容は公報をもつて通知されることでありますから、冒頭申し上げたようにおとりはからいを願いたいと思います

第10回国会 議院運営委員会 第2号(1950/12/11、24期、自由党)

○石田(博)委員 それでは党に帰られてからの結果で、場内交渉でやろうじやないですか。
【次の発言】 それはきようきめてもらいたいですね。そういうことのために一日開くというのはつまらない。
【次の発言】 それは仮定だろう。
【次の発言】 法務委員会の方は非常に大きな突発事項が起つておつて、重大な影響もあるし、人選その他についての意見を調整することは別として、これを承認することには賛成しますが、しかし経済安定委員会の派遣の目的、人数その他については賛成いたしかねます。
【次の発言】 法務委員会の場合は大事件なのですが、原則としてはやらない建前です。これは超党派的に意見が一致したものがあるのだから、……

第10回国会 議院運営委員会 第3号(1950/12/15、24期、自由党)

○石田(博)委員 各常任委員長さんが権威ある態度で臨んでもらうことが必要だ。議員もやたらに紹介しないことだ。
【次の発言】 大体けつこうですから、これは演壇の上に置くことにいたしましよう。

第10回国会 議院運営委員会 第4号(1950/12/16、24期、自由党)

○石田(博)委員 今回の修正案のことについては、いろいろいきさつもございましたことでありますが、もとより原則といたしましては、本委員会の運営は一事不再議の原則を保たなければならぬことは当然であります。ひとり委員会のみでなく、議事の運営はそれを原則として取扱わねばならぬことは当然でございますが、現在の諸般の情勢を御考慮願いまして、将来に悪例を残さないということを前提といたしまして、目下懸案となつておりまする地方選挙に関する参議院修正案の取扱いにつきましては、もう年末にも追つておりますことでありまするし、その他申し上げる必要もない諸般の事情も御勘案願つて、よろしく御延期せられんことを提議いたします……

第10回国会 議院運営委員会 第7号(1951/01/25、24期、自由党)

○石田(博)委員 時間はそのままにして、あとはまかせよう。
【次の発言】 小会派の発言は、まとまつた団体の代表として出て来るという意味で六十分と取扱つておる。六十分という時間に異議はないとしても、その建前をわれわれは今までずつと一貫して来たわけだ。ところが、もしその時間を四派とか五派とか、みんながばらばらにやられるようであると、これはわれわれが今までとつて来た建前に反する。それはわれわれとしては承認できない。せつかく今まで努力してでき上つて来た建前がくずれることになる。これは毎回毎回われわれ努力して来たことなので、六十分という時間は、人数の関係からやむを得ないが、小会派代表としてお一人にしても……

第10回国会 議院運営委員会 第8号(1951/01/27、24期、自由党)

○石田(博)委員 衆議院から送付して、参議院から回付されて来ました地方公共団体の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案の取扱いにつきまして、両院協議会を請求いたしたいと思います。さようおとりはからいを願います。
【次の発言】 本日、適当なる時期に両院協議会委員の選挙をやつていただきたい。御承知のごとくこの法律案が成立しませんと、現行法のままになるわけです。そうすると二月三日に告示をし得る可能性があるわけであります。従つてそれまでに法律案の制定をしなければなりません。そこで一日も早く議決をいたしたいのであります。本日、すみやかなる時期において、両院協議会委員の選挙を行つていただききまして……

第10回国会 議院運営委員会 第9号(1951/01/29、24期、自由党)

○石田(博)委員 一応きよう出すということにしておいて……。
【次の発言】 新聞等で御承知と思いますが、本日総理は四時半にダレス氏と会うことになつております。従つて四時ごろには退出しなければなりませんから、もしそれ以後になつた場合には、総理に対する御質疑は副総理をもつて答弁することにいたします。

第10回国会 議院運営委員会 第10号(1951/01/30、24期、自由党)

○石田(博)委員 大分時間もおそくなりましたが、両院協議会の成案は、地方選挙の期日に関係するものでありまして、現行法によりますると、二月の初頭において告示をし得ることになつております。一日も早く成立せしめなければならない性質のものでございますから、これから本会議をお開き願いまして、劈頭これを上程していただきまして、残余の日程は明日本会議を開くこととして、これを処理せられんことを望みます。

第10回国会 議院運営委員会 第11号(1951/01/31、24期、自由党)

○石田(博)委員 起立でいい。最終決定の除名とか何とかいうことになれば別だが……。
【次の発言】 懲罰事犯は、議院の構成に関することですから、先議ですね。
【次の発言】 ちよつと梨木君に二、三お伺いしたいのですが、今のあなたの御説は、議会主義的デモクラシーの上に立脚された御議論であるが、それはあなた方のいわゆる共産主義的イデオロギーの上から、同じような建前の上に立つておるわけですか。共産主義イデオロギーの上からいつて、そういう言論というものは、他の共産主義国において許されておりますか。     (発言する者あり)私はあなた方のイデオロギーの問題としてお伺いしたいのです。あなたの今の御議論は、議……

第10回国会 議院運営委員会 第12号(1951/02/06、24期、自由党)

○石田(博)委員 一つずつやりましよう。
【次の発言】 第一項は、今長谷川君からお話があつた通り、すでに緊急質問として取上げる性質のものでないので、必要があれば法務委員会ででも御質問を願うということで、これは却下ですね。
【次の発言】 問題は局部に起つた問題で、その局部としては非常に重要な問題であるとは考えるのですが、さらに詳細をお聞きになる必要もあると思うので、委員会等でやつていただく方が適当じやないかと思います。それからただいま予算委員会は質疑続行中でありますので、そういう場所もせつかくあけておるし、共産党の委員は質問の時間もあるはずだから、そちらの方でおやり願つた方が実効をあげられると思……

第10回国会 議院運営委員会 第13号(1951/02/09、24期、自由党)

○石田(博)委員 五、六分もあればやれるだろう。
【次の発言】 地域給の問題などは、人事委員会あたりでやつていただくことですね。
【次の発言】 地域給の問題というのは、これは問題の性質からいつて、本会議でやるべきものじやない。やるなら米国の食糧輸出禁止という問題の方が大きい。
【次の発言】 委員会も国会であり、本会議も国会であるから、委員会を通じて明らかにされた方がいいと思いますが、せつかくのお話でございますから、もしやるなら、第二の方が緊急性もあり、問題の大きさも、本会議で取上げるにふさわしくはないが、ほぼふさわしいと思います。
【次の発言】 地域給の問題は、すでに人事委員会などでも相当論議……

第10回国会 議院運営委員会 第16号(1951/02/14、24期、自由党)

○石田(博)委員 出席であります。
【次の発言】 社会党はどのくらいですか。
【次の発言】 それでは、こういう取扱いにしてもらいたいと思うのですが、緊急質問やなんかもいろいろ出ておりますから、それを整理して、総理の発言に対してやるのは、そうたくさん出ていただくのは困るから、議員の多い大会派順に二人の方にやつていただく、こういう建前で、民主党と社会党にやつていただくということに賛成いたします。
【次の発言】 緊急質問はあとで相談しようじやありませんか。
【次の発言】 他の方は緊急質問として申し込んでありますから、それはそれとして取扱つたらよいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第21号(1951/02/27、24期、自由党)

○石田(博)委員 同じことを繰返すのはいやですが、小会派は、小平君と小林君のは一本にしていただきたいと思います。いつもの話ですから、議論及び討論は省略して一本にしていただきたい。
【次の発言】 今までたびたび出ていることだから、両党で話合いをつけてもらうことにしていただきたいと思います。
【次の発言】 なるべく短かくするように申し伝えます。
【次の発言】 四十分くらいでしよう。
【次の発言】 小会派は二十分ですね。
【次の発言】 きようは予算だけにしようじやないですか。
【次の発言】 それはきようでなくてもいいじやないか。予算一本の方がすつきりしていいでしよう。あさつてにしたらどうですか。

第10回国会 議院運営委員会 第23号(1951/03/06、24期、自由党)

○石田(博)委員 共産党は全部反対ですか。
【次の発言】 それでは御反対はやむを得ないですから、議題にすることに御賛成を願います。
【次の発言】 これは私どもの方といたしましては、十分党において研究をいたした結果議題にしていただくようになつたのでありまして、せつかくのお申出でありますけれども、御反対はやむを得ませんから、議題にするようにおとりはからい願いたいと思います。民主党はいかがですか。
【次の発言】 社会党はどうですか。
【次の発言】 民主党はどうですか。
【次の発言】 今おつしやるように、皆さんが保留なら、わが党も保留に賛成です。

第10回国会 議院運営委員会 第24号(1951/03/08、24期、自由党)

○石田(博)委員 社会党はどうですか。
【次の発言】 私どもはわが党の総裁のことに関することでありますので、なるべく発言を愼みたいと思いますが、われわれとしては中立と申しますか、白紙の状態に立つて考え、社会党と民主党が留保ということでありますならば、数の多い方にやむを得ず従わざるを得ない。すでに議論も盡きておりますし、われわれの態度はそういうことでありますから、留保いたす方に賛成いたします。
【次の発言】 これは人事問題ですから、この次までに態度をきめたらどうですか。
【次の発言】 十分です。――ほかに委員会から上るものはありませんか。

第10回国会 議院運営委員会 第27号(1951/03/17、24期、自由党)

○石田(博)委員 自由党といたしましては、参議院の修正案を承認することに態度を決定いたしております。なお公職選挙法は、二十日から実施しなければなりません関係がありますので、本日の本会議に緊急上程をお願いいたしたいと考えます。
【次の発言】 この比率は今どうなつておりましようか。
【次の発言】 それではこの次にでも、できるだけすみやかに御返事するようにいたしたいと思います。
【次の発言】 これは全会一致ですから、賛成討論はやめましようよ。
【次の発言】 文部委員会のは一括できませんか。別にやりますか。

第10回国会 議院運営委員会 第30号(1951/03/24、24期、自由党)

○石田(博)委員 この日本開発銀行法案の予算関係のことは、どうなつておりますか。
【次の発言】 これに伴つてですね。
【次の発言】 それでは、このお取扱いについては御研究願つて、あらためて……。
【次の発言】 先般田中伊三次君から、彈劾裁判所裁判員の辞任の申出がありまして、本日事務局まで辞表を届けられております。その補欠の御推薦は、民主党にお願いいたします。
【次の発言】 われわれも、これについては承認せざることに党議が決定いたしました。
【次の発言】 一身上の弁明の範囲は、当然限定してもらわなければならないですね。
【次の発言】 お約束はできぬが、考慮いたします。共産党の方が出るから……。

第10回国会 議院運営委員会 第31号(1951/03/26、24期、自由党)

○石田(博)委員 今梨木君から御発言があつたのでありますが、これは決議案に対する慣例がありますので、委員会の審査を省略すべきものでないと思います。従つて外務委員会あたりででも愼重御審議願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつとお伺いしますが、せつかくお出しになるのなら、これは大きな問題でございますから、一両日置いて、あらかじめ日をきめて――討論の準備もあることでありますから、二十九日あたりに堂々とおやり願うというわけに行きませんか。
【次の発言】 二十九日ときめておきましよう。その方がいいじやないですか。
【次の発言】 それは私どもの方としては一向さしつかえありませんが、ただ社会党さん、ある……

第10回国会 議院運営委員会 第32号(1951/03/27、24期、自由党)

○石田(博)委員 これは私どもの方は、きようでいいけれども、他の党の方はのむかのまぬか、それをきめていただくとして、ただこの案文中、向うが修正した終りから二行目に、「その法律案による法律」という言葉が入つておる。これはおかしいと思うのです。「その法律案が不成立になつた場合には」でたくさんで、この方が正しいと思うのです。
【次の発言】 そこで、「による法律」というだけを正誤で直して来てもらうように、事務局でおとりはからいを願つておいてこの案に対する態度はあしたでも決定しようじやないですか。
【次の発言】 自由党といたしましては、事議員の一身に関する問題でありますので、なるべく愼重にやりたいと思い……

第10回国会 議院運営委員会 第33号(1951/03/28、24期、自由党)

○石田(博)委員 参議院修正に反対ということですね。
【次の発言】 自由党といたしましても、現在は與党でありますけれども、国会の権能を剥奪して、行政部にこれを大幅に委讓するような参議院の修正には、国会の権限を保持するという意味において、反対であります。
【次の発言】 日程に入る前に、ちよつとお願いしたいと思います。それは御質問等があれば政府から来ていただきたいと思いますけれども、かねて政府の方でも御審議をお願いしており、われわれ審議しております議案のり、この前に御報告がありました日本開発銀行法案が昨日提出されました。それから公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案、これが本日出ました。この二案が……

第10回国会 議院運営委員会 第34号(1951/03/29、24期、自由党)

○石田(博)委員 建設委員会の方の公共事業に関する方は、きよう上つて緊急上程されると思いますが、大蔵委員会の方は、先般田中君からのお申越の件もありましたので、それもきようのわが党の国会対策委員会におきまして議論をいたしまして、党内における議論の調停にも努めて来たのでありますが、なお調停にはもう一、二日の余裕をもらいたいと思います。そういう状態でありますので、開発銀行法案の方は、大蔵委員会で御審議を願えれば、すみやかに行けると私どもは考えております。三十一日というのは、両院で大体連絡をとつて申合せたことではありますが、その後の情勢の変化、特に開発銀行法案等の重要なる法案が、今まだ残つております。……

第10回国会 議院運営委員会 第35号(1951/03/30、24期、自由党)

○石田(博)委員 これは本日ちよつと決定を延期されんことを望みます。
【次の発言】 これは御相談じやないのです。ちよつと速記を中止していただいて、事情をお話したいと思います。
【次の発言】 自由党といたしましては、参議院の顔を十分立てて、この修正を考慮いたしたいと思います。
【次の発言】 この問題も明日までお延ばしを願いたいと思います。
【次の発言】 もう一つ、国際放送の再開促進に関する決議案というのがあるでしよう。
【次の発言】 国際放送の再開促進に関する決議案は、共産党を除く各派の共同提案でありますが、現在法案も山積しておりまして参議院からも法案の早期送付を要求いたしておりますし、他の二つ……

第10回国会 議院運営委員会 第36号(1951/03/31、24期、自由党)

○石田(博)委員 前段の項を除き、後段については椎熊君と意見は同様であります。
【次の発言】 自由党は異議ございません。
【次の発言】 私の方はうのみに賛成します。
【次の発言】 これは私どもの方といたしましては、参議院の否決に承服しがたいのであります。しかしながら、なお何とか妥協案を見出すこともあろうと思いますので、両院協議会を請求いたしたいと思いたす。
【次の発言】 異議ありません。
【次の発言】 上程に賛成。
【次の発言】 上程に異議ありません。
【次の発言】 上程反対。
【次の発言】 これは決議案が出ておりますから、やらないことに願います。

第10回国会 議院運営委員会 第39号(1951/05/07、24期、自由党)

○石田(博)委員 一箇月もたつて緊急質問でもないでしよう。

第10回国会 議院運営委員会 第40号(1951/05/08、24期、自由党)

○石田(博)委員 時間の都合もあるから、あさつての分は、あしたの議運で協議してもらいたい。
【次の発言】 第三も撤回ですね。
【次の発言】 第四の、戰犯追放解除に関する緊急質問というのは、戰争犯罪人は刑務所に入つておるはずだし、おかしいじやないですか。
【次の発言】 戰争犯罪人は、犯罪人で処罰されておるから……。
【次の発言】 議題に供する必要はないと思う。
【次の発言】 自由党が金を使うような発言はやめてもらいたい。だれがそんなことを言つたのですか。そんなことはない。
【次の発言】 員数はきようきめておこうじやないですか。二十五名でどうですか。

第10回国会 議院運営委員会 第41号(1951/05/09、24期、自由党)

○石田(博)委員 今御提案がありましたように、御趣旨についてはかねがね私どもも承つておるのであります。私どもといたしましては、党に帰りましてよく御相談をした上、御返事を申し上げたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第44号(1951/05/17、24期、自由党)

○石田(博)委員 一言御報告申し上げておきます。  食糧管理法の一部を改正する法律案につきまして、両院協議会を数回開いたのでありますが、どうしても成案を得るに至りません。そこで両院協議会は、成案を得るに至らずというふうに決定をいたしました。事情やむを得ないので、この点御報告をいたします。
【次の発言】 御協力を賜わるような御好意のあることを私ども期待しておりますが、それは場内に入つてから様子を見て態度をきめます。
【次の発言】 それだけはやりましよう。
【次の発言】 これは皇居前広場のメーデー使用禁止に関する緊急質問ですが、それに「等」という字が使つておる。これはどつちか一つは当然やつていただ……

第10回国会 議院運営委員会 第49号(1951/05/24、24期、自由党)

○石田(博)委員 私の方は、賛成討論を留保しておきます。
【次の発言】 いろいろ御心配をおかけしておりました国鉄法の一部改正に関する両院協議会の中間的な模様を、ちよつと御報告申し上げますと同時に、それに伴つて明日の本会議の開会をお願いいたしたいと思います。おかげさまをもちまして、この案の内容はまだ明日にならないとわかりませんが、両院の意見の一致を見るに至る模様でございますので、明日、できれば本会議を開いていただきたいと思います。
【次の発言】 御趣旨はよく拝聴いたしました。私どもの方もよく協議いたしまして、態度をきめたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第50号(1951/05/25、24期、自由党)

○石田(博)委員 私の方は反対です。
【次の発言】 おかげさまをもちまして、昨日御報告を申し上げました通り、本日満場一致、両院協議会の成案が成立いたしました。本日ただちに本会議に御上程願いまして、御賛同願いたいと思います。
【次の発言】 それではちよつと御報告申し上げます。法律では、町村会議員を除き、他は一切議員との兼職は認めない。つまり本院の議決案通りとする。但し、現在その職にある者は、都道府県会議員は兼職は認めないが、それ以外の地方議員は、現在の任期中だけ特例として認める。そういうことです。
【次の発言】 それはございません。
【次の発言】 あしたにしましよう。

第10回国会 議院運営委員会 第51号(1951/05/26、24期、自由党)

○石田(博)委員 会期の問題は、なお参議院の様子を見なければならぬと思つておりますが、それはともかくといたしまして、延ばすにしてもむやみに延ばすわけにも行かないし、延ばすか延ばさないかという仮定を前提にして議論するわけにも参りません。そこでわれわれとしては、付託されております多数の法案がございますので、明日本会議をお開き願いまして、すみやかにこれを参議院に送付するようにいたしたいと存じますから、明日は本会議を開くことに御協力をお願いいたします。
【次の発言】 両院協議会をやりますから……。
【次の発言】 委員会から相当上るのがあるでしよう。

第10回国会 議院運営委員会 第52号(1951/05/27、24期、自由党)

○石田(博)委員 今御議論がありました決議案の取扱いについては、本委員会が今日までやつて参りました慣例がある。今までの慣例を全部御承知になつてやつておいでになつたのに、現在の段階に至つて、今まで約二年余りの間この慣例によつてやつて来たのが悪いというのでありますが、どちらが運営上適当なものであるかという本質論を繰返してもしかたがない。私どもの申し上げるのは、現在までそういう慣例でやつて参りましたし、そしてその決議案の性質、その他を御検討願うのにも、当該委員会で一応御議論願つた方がすみやかに行くというので申し上げておるのでありますから、一応当該委員会においてすみやかに各派の共同を得られるよう御努力……

第10回国会 議院運営委員会 第53号(1951/05/28、24期、自由党)

○石田(博)委員 委員長、こういう発言を許したのですか。
【次の発言】 私どもは、民主党の強い御希望もございましたので、特に法案審議の状況にかんがみ、五日間の延長に賛成いたします。
【次の発言】 計量法案はのみます。
【次の発言】 異議なし。
【次の発言】 異議なし。
【次の発言】 林君、これはやめてください。
【次の発言】 それを先にやつて、それから決議案。
【次の発言】 質疑は、浅沼君から特にお話もございまして、五分という時間を御自分でおつしやつております。私どもの方から決して五分と申し上げたわけではありませんけれども、浅沼君御自身が五分と私に申されましたから、五分でよろしいならば賛成いた……

第10回国会 議院運営委員会 第54号(1951/05/31、24期、自由党)

○石田(博)委員 それは困ります。討論をするというなら、また別に考えなければならぬから……。

第10回国会 議院運営委員会 第56号(1951/06/02、24期、自由党)

○石田(博)委員 それはさしつかえないようにいたします。
【次の発言】 ちよつと御説明いたしますと、二年を三年に延ばした件は、予算の範囲内においてという文句を入れて衆議院で修正したのでありますが、それは衆議院の議決通りになりました。それから公務員の団体に関する件だけがそういうふうに修正になつて、他は参議院議決通りということになつております。

第11回国会 議院運営委員会 第1号(1951/08/16、24期、自由党)

○石田(博)委員 先ほど非公式に皆様にお諮りを申し上げたのでありますが、衆議院の優先の建前から、審議は当然衆議院側から始められなければならないのであります。従つて、要すれば総理の発言とともに、質疑も衆議院から始められることが原則であるのでありますが、会期がきわめて短かい折からでありますし、審議はすでに本日衆議院から始められておりまするので、明日は両院とも定刻に開会をいたしまして質疑を続行する。参議院も、私どもの連絡をいたすところによりますと、定刻に開会をして、衆議院の定刻開会に協力をいたすことと相なつておりますので、以上のようにおとりはからいを願いたいと思うのであります。なお共産党その他の小会……

第11回国会 議院運営委員会 第2号(1951/08/18、24期、自由党)

○石田(博)委員 全権委任状というものは二つ出るわけだ。そして一方を欲しない全権に対しては、いま一枚の方を出さないのだ。権限がないのだ。
【次の発言】 ただいまここで出されたいろいろの意見について種々議論が出ましたが、われわれの見解と各派の御見解との間に食い違いがあると同時に、各派の疑点がはつきりしてない点もあると思いますので、各位の御質問の趣旨について官房長官から政府の説明を承つて、それによつてわれわれの態度をここで決定をしてもちいましよう。時間もすでにおそくなつておるから、議事進行を願います。
【次の発言】 ちよつとお伺いいたしますが、議会で全権を承認する行為と、全権の持つ権限関係について……

第11回国会 議院運営委員会 第3号(1951/10/08、24期、自由党)

○石田(博)委員 ただいまの佐々木君の御発言は、従来の特別委員会でありまして、新しいものはまだ議題に上していないのであつて、従来の公職選挙法と、海外同胞引揚と、行政監察と、三つあります特別委員会の取扱いのことを議題にしておるのであります。ただこのうちで、公職選挙法の特別委員会は継続審査をやつているものですから、これは存置することに異存はありませんが、海外同胞引揚と行政監察については、私どもの方としてまだはつきりと党議をまとめているわけでもありませんし、それから各党も御同様な御事情があると思つて、この次までお待ちを願うように申し上げたのであります。

第12回国会 議院運営委員会 第2号(1951/10/15、24期、自由党)

○石田(博)委員 緊急質問しなければならないことがあつたら、総理の演説というものは一般施政方針なんですから、そのときおやりになることが一番緊急に、すみやかにやれると思います。
【次の発言】 いずれこれが終りましたら、與党といたしましても政府の追加予算案のすみやかなる提出を督促いたしておりますし、おそらく私どもの今まで打合せたところによりますと、十八日には確実に提出されると考えております。その際大蔵大臣及び安本長官から――安本は未確定でありますが、それについての演説を行うことになつております。その際には、もとよりその演説に対する各位の御質疑を願うことになつております。これは内政に属することでござ……

第12回国会 議院運営委員会 第3号(1951/10/16、24期、自由党)

○石田(博)委員 いいです。
【次の発言】 特別委員会につきましては、国会法の建前から申しましても、常任委員会を尊重し、その権威と実力を高めて行くということが一番大切であるとわれわれは思つおるのでありますが、行政監察特別委員会と海外同胞引揚に関する特別委員会につきましては、両委員会とも、創設いたしましたときの当初の目的をまだ完了いたしていないと思われますので、本国会に限り、これを存置することを提案いたしたいと思います。
【次の発言】 これは庶務小委員会でやつてもらおうではありませんか。
【次の発言】 緊急質問は、ただいまのところ六件出ているようでありますが、本日も続行されております国務大臣の演……

第12回国会 議院運営委員会 第4号(1951/10/18、24期、自由党)

○石田(博)委員 ただいま大蔵大臣の演説が十九日ということになりましたが、慣例によると、準備のため一日くらい間を置くことになつておりますので、質疑は二十日はやらないで休んで、二十一日は日曜日でありますから、二十二日に質疑をしていただきたい。二十三日は社会党の党大会があるそうでありますから、今までの慣例では、そういう場合にはなるべく便宜をおはからいするという建前でありますので、二十三日は休むことにいたしまして、二十二日一日で質疑を終了するという建前で時間の割当を願いたいと思います。私の方といたしましでは、このたびは質疑を行わない予定でございますから、二十二日一日だけで質疑を終了することもむずかし……

第12回国会 議院運営委員会 第5号(1951/10/19、24期、自由党)

○石田(博)委員 このたびの台風によつて被害を受けた各地方に対しては、まことに御同情にたえないのであります。従つて本院といたしましてもこれに対して万全の措置をとつて、でき得る限りの手を打たなければならないと考えることにはまつたく賛成でございますが、しかし御承知の通りただいま国会開会中でありまして、被害地の各位に対して本院議員が最大の援助と努力をする道は、本院にあつてその職責を全うするにあると私どもは考えておるのであります。従つて私どもといたしましては、国会開会中にかくも多数の諸君が出張することに対しては賛成をいたすわけには参らないのであります。これはかねてからいわれておることでありますが、こう……

第12回国会 議院運営委員会 第7号(1951/10/24、24期、自由党)

○石田(博)委員 私どもの方は、先ほど倉石君がいろいろ理由を述べておりました通りの経過であります。当初から各党もその線に沿つて、その都度了解を遂げて二十五日のうちに本会議を上げるつもりで参つたのであります。先ほどの土井君並びに椎熊君の方の御意見を承つておりますと、やはりわれわれ同じ党人として御事情のあることについては十分了知せられるものがありますので、党ともいろいろ相談いたしました結果、さらに先ほど川崎、椎熊両氏並びに土井君と協議いたしまして、ここでその内容をわざわざ申し上げるまでもございませんが、納得の行けるお話もございましたので、譲るべからざることではありますが、間違いなく二十六日の定刻よ……

第12回国会 議院運営委員会 第8号(1951/10/26、24期、自由党)

○石田(博)委員 これはこの前も農民協同党の方から、先般の運営委員会におきまして、やはりこのたびの討論に参加さしてもらいたいという申出があつたのであります。このたびの社会党の分裂につきましては、御事情については十分われわれといたしましても了察し得る点があるのであります。しかし院内における発言單位の問題につきましては、皆様方御承知のように、今日まで長い間かかつてようやく確立せられつつあるのでありまして、それにはいかなる事情があるにもせよ、例外を認めるということは私どもといたしましては賛成いたしかねるのであります。これは農民協同党の諸君に対しても同様でありまして、社会党の今の御発言に対しても、残念……

第12回国会 議院運営委員会 第9号(1951/10/27、24期、自由党)

○石田(博)委員 石野君が出ることについては、小会派まとまつてですか。
【次の発言】 二本というのはきのうの便法です。民主党は六十何人でも一本にしておるのです。きのうは便法としてそういうりくつも成り立つじやないかということで、これは既得権益じやありません。
【次の発言】 今までそういう取扱いになつておるのです。
【次の発言】 農協党も、態度は石野君によつて代表されるわけですね。
【次の発言】 一人の発言として打野君……。
【次の発言】 どうですかね。お歴歴がおいでになるのですが、どうせ性質は同じような値上げ法案だから、鉄道だけに集中して、あとは共産党の方も林君の非常な良識によつて田島ひで君は撤……

第12回国会 議院運営委員会 第10号(1951/10/30、24期、自由党)

○石田(博)委員 きようは日程等もあまりないので、ふだんと違つて多少の便宜をはからうことは考えてもいいことですが、ただこの間も申し上げた通り、原則的には、国務大臣に対する質疑が行われたのでありますから、その国務大臣に対する質疑の行われる時期以前に発生しておる事態については、その機会になさるのが当然であつて、それ以後に起つた事態についての問題だけを、きよう御相談申し上げたいと思うのです。あとから起つて来た事態についてならお話合いもできると思うので、そういう意味合いでひとつ御相談願いたいと思うのです。地方財政危機に関する緊急質問は、ただいま御撤回になつたのですが、人口対策に関する緊急質問は、緊急性……

第12回国会 議院運営委員会 第12号(1951/11/06、24期、自由党)

○石田(博)委員 上程するかしないかは確約しないでしよう。そんなことは困るですよ。

第12回国会 議院運営委員会 第13号(1951/11/08、24期、自由党)

○石田(博)委員 印刷物の中で、第三番目の地方財政平衡交付金増額に関する決議案の提出者の名前が抜けておりますが……。
【次の発言】 私はその節ちよつと遅れて参つたので、御議論の全体は聞いていないのであります。しかし聞いていないからといつて、議論を否定するわけではありませんが、私が承つたところによりますと、藤田義光君外八名提出にかかろ決議案は、本日までの間に私どもの自由党の方でも態度を研究いたしまして、意見の一致を見た場合においては、本日上程することにお約束したように承つたのであります。
【次の発言】 過去の問題を言つておるのじやないわけです。

第12回国会 議院運営委員会 第15号(1951/11/13、24期、自由党)

○石田(博)委員 賛成です。
【次の発言】 それから大石ヨシエ君の事件があつたのですが、国会議員に対して少し不注意なことがあり過ぎると思うから、この委員会ででも、自発的に関係者に来てもらつて、事情を聽取したいと思います。
【次の発言】 至急何かやらないといけないと思います。
【次の発言】 院内警察の小委員会で調べてもよいけれども、院内とも嚴格に言えないことでもあるし、むしろ問題の重点は、議員の身分というところにあると思うのです。
【次の発言】 どうも警察官の態度とか取扱いというものについて疑問がある。
【次の発言】 これは両方とも同じ趣旨のものが出ておりますから、一本にしていただきたい。それか……

第12回国会 議院運営委員会 第16号(1951/11/15、24期、自由党)

○石田(博)委員 ちよつと緊急質問についてですが、参議院の予算委員会等の関係で、閣僚が向うに出席しておりますから、できるだけこちらに出席するようにはいたしますけれども、やむを得ざる場合には、政務次官から答弁することを御了承願いたいと思います。
【次の発言】 それから議員会館をあてがわれておるのですが、会館にああやつておると、いろいろな雑費とか、実質上議員の用務を遂行する上に費用がかかる。それは別に出せという意味じやなくて、何か経費の控除ですね。そういうものが当然認められていいはずだと思う。ほかのところで軽質を上げるというのでなくて、経費の控除というような点も、委員会で研究してもらう必要があると……

第12回国会 議院運営委員会 第17号(1951/11/17、24期、自由党)

○石田(博)委員 非公式ではなく、参議院の議院運営委員会に両君が出席されて、正式にそういう発言をされたのだそうです。
【次の発言】 民主党は床次君一人だけやられるということですね。
【次の発言】 この決議案は、きようは日程もたくさんあることでございますし、討論者は一人ですから、冒頭にやつていただいて、あと法律案をやつていただくということにお願いしたいと思います。
【次の発言】 そんなことはないでしよう。
【次の発言】 御意見は小会派全部一致しておられるのですね。
【次の発言】 両案とも、私どもの方では実は今聞いたばかりでありまして、綱紀粛正については、まつたく趣旨においてはわれわれも賛成であり……

第12回国会 議院運営委員会 第18号(1951/11/22、24期、自由党)

○石田(博)委員 この決議の趣旨につきましては、わが党もまつたく時宜に適したものと存じますので、賛成をいたします。ただ文章につきましては、理由書の中で第一行目の一番先の言葉から「かかわらず」という言葉までを削除願いたいと存じます。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 われわれは、わが党の政策政綱に沿つて行政をしている限りにおいて吉田内閣を支持しておるのであつて、一心同体でも何でもない。従つて綱紀粛正の必要があるとすれば、われわれは政府とまつたく離れた国会議員の立場において、その必要性を強調するのは当然のことであります。結局各派共同提案になるのでありますから、所属議員数から考えましても、忍び……

第12回国会 議院運営委員会 第19号(1951/11/26、24期、自由党)

○石田(博)委員 討論はなしで行きましよう。
【次の発言】 反対、趣旨弁明だけ……。
【次の発言】 これは南樺太と千島を一緒にしてやりましよう。
【次の発言】 同じ趣旨のものを二つにするのはおかしいから、一つにしようじやありませんか。
【次の発言】 いや、まじめです。南樺太と千島を一緒にやつてもらいたいという提案をしておるのですから……。

第12回国会 議院運営委員会 第21号(1951/11/28、24期、自由党)

○石田(博)委員 どなたにお聞きになるのですか。これは参議院野党の主張なんです。
【次の発言】 八日まで延ばすということなら賛成なんますか。今出ているのは参議院から二日延長の申入れがあつたわけですが、それに対して、あなたは八日まで延ばせという別の修正意見をお持ちですか。

第12回国会 議院運営委員会 第23号(1951/11/30、24期、自由党)

○石田(博)委員 これは両決議案とも通産委員会で話がついておりまして、電源開発に関する提案理由の説明はわが党の神田君、それから中小企業促進に関する決議案につきましては野党全体を代表せられまして山下君、これは提案趣旨の説明者お二人だけで、討論等はなしにして今日上程することに賛成いたします。
【次の発言】 ただいま御質問がありましたが、あらかじめそういう御質問がおありであろうと思いましたから、政府といろいろ連絡をとつて事情を聽取いたしました結果について御報告を申し上げます。  米価審議会委員は、このたび法制化されて新たに任命されるわけであります。この定員は御承知の通り二十名であります。政府といたし……

第13回国会 議院運営委員会 第3号(1951/12/13、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それではこれから議院運営委員会を開会いたします。  一言ごあいさつを申し上げます。昨日の本会議におきまして、はからずも不肖私が本委員会の委員長に選任されました。ごらんの通りの年少未熟な者でございまして、不敏、皆様の御指導を願わなければならない点が多々あると存ずるのであります。歴代の委員長は、初代淺沼委員長を初めといたしまして、山口、大村、小澤と、それぞれ新国会の新しい運営に幾多の業績を残されたのであります。そのお仕事を継承して、各位の御指導御鞭撻によつて何とかやつて参りたいと存じます。どうかこの上ともよろしくお願いを申し上げます。(拍手)

第13回国会 議院運営委員会 第4号(1951/12/14、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに各委員会の理事の員数に関する件を議題にいたします。事務総長から御説明を願います。
【次の発言】 ただいま事務総長の御説明の通り、五名の場合は三、一、一、七名の場合は五、一、一、図書館運営に限り一ということになりますが、その通り御承認願つてさしつかえございませんか。
【次の発言】 従来でも、理事会でお聞きになることは禁止しているわけではないのですが……。
【次の発言】 七名です。
【次の発言】 なくなるわけです。
【次の発言】 梨木君にお伺いいたしますが、あなたの御発言は二つにわかれておるようです。できるだけ各派から理事が出る……

第13回国会 議院運営委員会 第5号(1951/12/15、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これから運営委員会を開会いたします。  第一に鉄道建設審議会委員の補欠指名の件をきよう御相談することになつておつたのでありますが、これは来春まで延期することになりました。まだ政府から原案が来ておりませんので、次の機会に御相談を申し上げることにいたします。
【次の発言】 それから厚生委員会から災害救助法の施行状況調査のために委員派遣の承認申請がありますので、これを御相談申し上げます。内容は事務総長から御説明を願います。
【次の発言】 ルース台風の被害地に災害救助法を施行するから、その状況を見たい、こういうのです。
【次の発言】 ちよつと速記をやめて懇談いたします。     〔速記中……

第13回国会 議院運営委員会 第6号(1952/01/18、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それではこれから運営委員会を開会いたします。  新しい年でありますから、相かわらずどうかよろしくお願いいたします。  きよう御相談を申し上げたい案件は、ここに印刷して配付いたしてある通りでありますが、その前に、皆様方と始終御接触を願う官房長官が更迭をいたしましたので、新官房長官から一言ごあいさつを申し述べたいとの御希望であります。この発言を許したいと思います。なおその後御質疑等でございましたら、この順序を多少変更いたしまして、各位の御質疑を許したいと存じます。
【次の発言】 官房長官が出席いたしておりますので、休会も近く明けるわけでありますから、何かこの際御質疑等がございましたら……

第13回国会 議院運営委員会 第7号(1952/01/22、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それではただいまより議院運営委員会を開会いたします。  本日御協議申し上げたい案件は、昭和二十七年度の衆議院予算、裁判官訴追委員会予算、裁判官弾劾裁判所予算、並びに国立国会図書館の予算について御協議願いまして、次に明日の本会議の議事について御協議をお願い申し上げたいと思います。  最初に、各予算について事務総長の御説明を願います。
【次の発言】 それではほかに御質疑ございませんか。――御質疑がなければ、これを承認するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がありませんから、さように決定いたします。
【次の発言】 次に裁判官訴追委員会の予算について御協議を願います。

第13回国会 議院運営委員会 第8号(1952/01/25、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の運営委員会を開会いたします。  本日御相談申し上げたいことは、本日の議事、それから日本放送協会昭和二十五年度財産目録、貨借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書の付託委員会の件、それから外務委員会調査員の転職の件であります。なお皆様方に御了承を得る事項はあとで御相談を申し上げます。  最初に、本日の議事について前会一応御相談を願いましたところを、事務総長から御説明を願います。
【次の発言】 この点は水かけ論をやつていてもしかたがありません。林君申出の件は見解の相違で、あなた方は親切でないと思つておられるでしようか、与党側の諸君の中には、あるいは人によつては、十……

第13回国会 議院運営委員会 第9号(1952/01/26、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それではこれから運営委員会を開会いたします。  本日御相談を申し上げたい件は、昨日御手元まで配付いたしておきました人事官その他三件の人事承認の件と、本日の議事の件であります。  最初に、人事官任命につき同意を求めるの件及び公正取引委員会委員長及び同委員任命につき同意を求めるの件、電波監理委員会委員長任命につき同意を求めるの件を議題にいたします。各派の御態度を承りたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて懇談に移します。
【次の発言】 懇談をとじます。  社会党の申出は、次回まで保留であります。共産党はいかがですか。

第13回国会 議院運営委員会 第10号(1952/01/29、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  本日御相談を申し上げたい件をあらかじめ申し上げておきますが、人事官、公正取引委員会委員長及び同委員、並びに電波監理委員会委員長任命につき同意を求めるの件、委員派遣承認申請の件、公聴会開会承認要求の件、緊急質問の取扱いに関する件、決議案の取扱いに関する件、本会議の議事及び中島守利君死去につき弔詞贈呈並びに本院予備経費より弔慰金支出の件を、私どもの方から本日御協議申し上げたいと思います。案件が相当ございますので、御協力をお願いいたします。  初めに人事官、公正取引委員会委員長及び同委員並びに電波監理委員会委員長任命につき同意を求めるの……

第13回国会 議院運営委員会 第11号(1952/02/01、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これより本日の議院運営委員会を開会いたします。  本日御相談申し上げたいことは、次回の本会議と、予備金支出の承諾を求めるの件と、前会以来留保になつておりました決議案の取扱い、緊急質問の取扱い、懲罰動議の取扱い、それから人事承認の件であります。  初めに予備金支出の承諾を求めるの件を御相談申し上げます。事務総長の御説明を求めます。
【次の発言】 何か事務総長の御説明に対して御質疑がありますか。
【次の発言】 それではこれを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 次に人事承認の件を御相談申し上げます。事務総長の御説明を求めます。

第13回国会 議院運営委員会 第12号(1952/02/05、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、共産党の委員より、台湾政府との友好條約及び日米行政協定の承認を国会に求める時期及び見通しについてただすため、岡崎国務大臣及び保利官房長官の出席の要求がございました。委員長といたしましては、御質問の範囲によりまして、岡崎国務大臣の御出席を求めてあります。岡崎国務大臣で不十分の場合におきましては、あらためて御協議をいたしたいと存じます。これに対する質疑を許します。
【次の発言】 ちよつと……。今の御質疑は外務委員会で行つていただくべき性質のものと考えます。あなたの御質疑は、国会に承認を求める時期、見通しということでありますので……

第13回国会 議院運営委員会 第13号(1952/02/12、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それではただいまより議院運営委員会を開会いたします。  本日御相談申し上げたき案件は、松本六太郎君の逝去についての御相談、それから決議案、緊急質問の取扱いの汗と、それから社会党の土井君から官房長官の出席を求められております。官房長官はただいまちよつと都合が悪いそうで、副長官が説明に参つております。それらの点と、それから農民協同党の書記長羽田野次郎君から、控室変更の願いというものが参つております。これを御相談申し上げたいと思いますが、その前に、改進党結成の届出がございましたので、その件につきまして事務総長から御報告を願います。

第13回国会 議院運営委員会 第14号(1952/02/16、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  まず最初に、議員尾崎行雄君の在職六十年になんなんとする業績に対して、議長発議をもつて表彰をすることにしたらいかがかという議が起つて参りましたので、各派の代表に御参集を願い御協議をいたしましたところが、御参集をいただいた方々の御協議下は、さようまとまつたわけでございます。そこで取扱い、案文等について事務総長から御説明を願つて御協議をいたしたいと思います。
【次の発言】 まず最初にお諮りいたします。議員として在職五十年に及んだ人を表彰するということをもしここで御可決いただけば、その先例を開くわけでございますが、そのことについては御異議……

第13回国会 議院運営委員会 第15号(1952/02/21、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  本日御相談申し上げたい案件は、人事に関する件、それから決議案、緊急質問の取扱い、本会議の議事であります。  最初に日本工業標準調査会委員任命につき国会法第三十九條但書の議決を求めるの件を議題にいたします。事務総長から御説明を願います。
【次の発言】 いかがでございましようか。これは人事でございますから、やはり各面にお持ち帰りになつて御協議の上、次会までに各党の御態度を御決定願います。
【次の発言】 次に国際捕鯨委員会委員任命につき国会法第三十九條但書の議決を求めるの件を議題にいたします。

第13回国会 議院運営委員会 第16号(1952/02/23、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  本日御相談を申し上げたい案件の第一は、前会、本日までに各党の御態度を御決定願うことになつておりました日本工業標準調査会委員任命につき国会法第三十九條但書の議決を求めるの件、これは参議院議員奥むめお君を任命したいという申出でございます。この件について各党の御態度を御表明願います。改進党はいかがですか。
【次の発言】 社会党はいかがですか。
【次の発言】 共産党はいかがですか。
【次の発言】 きよう上程することはかまいませんね。
【次の発言】 社会党の二十三控室はいかがですか。

第13回国会 議院運営委員会 第17号(1952/02/26、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  本日御参集を願いましたのは、予算も近く委員会を終るそうであります。そこで予算が委員会を終了いたしました場合、本会議におけるその取扱いについてあらかじめ御協議を申し上げておいた方が、その場合における本会議の運営が円満に行くと存じまして、その御相談のために御参集を願つたのであります。  まず最初に、予算の本会議の上程の場合におきまする取扱いについて御相談を申し上げますが、その大要を事務総長から御説明を願います。
【次の発言】 まず最初にお諮りいたしますが、委員長に対する質疑をどう取扱うかということを御相談申し上げます。

第13回国会 議院運営委員会 第18号(1952/02/27、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の運営委員会を開会いたします。  実は昨日の運営委員会におきまして、予算案が本日の本会議の定刻までに委員会の審査を終了いたした場合においては、運営委員会を開会しないで、そのまま本会議に上程するというお約束をいたしたはずでございます。しかしながら本日に至りまして岡崎国務大臣に対する不信任決議案が二件提出せられたのであります。委員長といたしましては、別に成規の手続をもつて招集の要求をせられたわけでもございませんので、招集する義務はないのでありまするけれども、議事の円満なる遂行のために特に招集をいたした次第であります。  そこで、ただいま提出せられておりまする決議案二件の取……

第13回国会 議院運営委員会 第19号(1952/02/28、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  最初に、木村小左衞門君が長逝せられました。まことに哀悼のきわみでございます。これに対する弔詞贈呈の件、弔慰金支出の件及び御香典の件について御協議願います。
【次の発言】 それでは追悼演説は、自由党の益谷秀次君にお願いを申し上げることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がありませんから、さよう決定いたします。  弔詞について事務総長から……。
【次の発言】 ただいま事務総長から朗読いたしました弔詞を贈呈する御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がありませんから、さように決します。次に弔慰金支出の件をお諮りいたします。

第13回国会 議院運営委員会 第20号(1952/02/29、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これから本日の運営委員会を開会いたします。  最初に、これは前会までに御協議を願つたところでありますが、本日の本会議に上程する日程について事務総長から御報告を願います。
【次の発言】 おわかりになりましたか。――ではさよう御了承願います。
【次の発言】 次に、国務大臣の演説に対する質疑通告者について御報告を願います。
【次の発言】 前回の運営委員会におきまして、小会派は一人ということにすでに決定を見ております。従つてこれは一人に御整理を願います。一人に御整理できなかつた場合は、前例通り御棄権なさいましたものと認めざるを得ないのであります。

第13回国会 議院運営委員会 第21号(1952/03/04、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 全体の御要求であれは、御要求に従つて取扱いたいと思いますが、それはまた別個の問題であろうと思います。
【次の発言】 御意見があれば、またそれはそういうお取扱いもいたしたいと思いますが、何かはかに
【次の発言】 それでは菅野副長官に対する質疑はこれで終ります。
【次の発言】 次に、社会保障制度審議会委員の推薦の件を御協議申し上げます。事務総長から御説明を願います。
【次の発言】 それではただいまの社会保障制度審議会委員の推薦の件は、事務総長報告の通り了承することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がありませんから、さよう決定いたします。後任者の推薦については、次回の議院運営……

第13回国会 議院運営委員会 第22号(1952/03/08、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これから本日の運営委員会を開会いたします。  まず最初に、根本龍太郎君がこのたび経済安定本部顧問としてビルマに行くことになつております。それば政府から、経済安定本部の顧問にすることについて、国会法第三十九條但書の規定に基く議決を求められて来ておりますので、これをお諮りいたします。事務総長の御説明を求めます。
【次の発言】 それは本委員会の議題ではありません。
【次の発言】 それはそれぞれの当該委員会で御発言を願います。われわれのお答えすべき範囲ではございません。
【次の発言】 事務総長をして答弁をしてもらう範囲でもございません。

第13回国会 議院運営委員会 第23号(1952/03/11、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それではこれより議院運営委員会を開会いたします。  初めに、前回の運営委員会において御決定を願いました十勝沖地震の災害慰問のために衆議院から慰問団を派遣する件につきまして、その後のことを御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、本日の本会議におきまして、野田建設大臣から、十勝沖地震の災害報告をいたしたいという申出がございます。それをお諮りいたします。事務次長から御説明を願います。
【次の発言】 本日の本会議においてただいまの国務大臣の発言の申出を許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。
【次の発言】 次に、両院法規委員会の委員の辞任と補欠選任の件を……

第13回国会 議院運営委員会 第24号(1952/03/13、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を 開会いたします。  初めに、先般本委員会において議決をいたしま して、北海道に派遣をいたしました十勝沖震災の 慰問団について報告がございます。また北海道知 事から謝電が参つておりますから、これを御報告 いたします。
【次の発言】 次に梨木委員より、官房長官の出 席を求められておりますが、官房長官はただいま 事故がありますので、瀧野副長官が出席しており ます。これに関する質疑を許します。梨木君。
【次の発言】 これは御希望ですから、お答えには及ばないと思います。
【次の発言】 その会議録は、希望者の全議員に配付するように、本委員会といたしまして希望い……

第13回国会 議院運営委員会 第25号(1952/03/18、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、先般本委員会の決定に基きまして、北海道の地震慰問のために派遣いたしました議員団の団長である大村清一君から、報告の発言を求められております。これを許します。
【次の発言】 まことに御苦労さまでございました。
【次の発言】 それでは本日御協議申し上げまする予定の案件に移ります。  最初に、議員当選通知受領の件の御報告を事務総長より願います。
【次の発言】 それで本日の本会議の勢頭において、新たに当選をせられました熊本虎三君、新井京太君を、慣例通り議長から紹介をすることに相なりますので、御承知おきを願います。

第13回国会 議院運営委員会 第26号(1952/03/20、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは、本日の議院運営委員会を開会いたします。  本日御相談を申し上げまする案件の第一は、前会において、本日までに能度を御決定願うことに相なつておりました国家公安委員任命につき同意を求めるの件で、花井忠君を任命したいので同意を求めるという件であります。各派の御態度を伺いたいと存じます。
【次の発言】 その他の党はいかがですか。
【次の発言】 それでは、本件は本日の本会議に上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がありませんから、さように決定いたします。
【次の発言】 次に決議案の取扱いについて御協議願います。これは本日は保留するに御異議ございませんか。

第13回国会 議院運営委員会 第27号(1952/03/25、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これより本日の議院運営委員会を開会いたします。  まず青森県知事から謝電が参つておりますから、事務総長より御報告をいたします。
【次の発言】 それでは御協議申し上げる案件に移りますが、最初に日本輸出銀行法の一部改正法律案が、本日おそく参議院から修正して回付される模様であります。この取扱いを御協議申し上げます。
【次の発言】 この案件はただいま御報告の通り、本日中にこちらに回付されるわけでございます。これを次回の本会議の日程に上せたいと思いますので、それまでに各派の御態度を御決定を願いたいと思います。
【次の発言】 次に決議案の取扱いの件を御協議申し上げますが、ただいままで出ており……

第13回国会 議院運営委員会 第28号(1952/03/26、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院直営委員会を開会いたします。  共産党から、行政協定関係法律案の提出予定について質疑するため、官房長官の出席を求めておられますので、ただいま官房長官あるいは官房副長官の出席を促しております。間もなく貝えるはずですから、見えたら、その際質疑を許すことにいたしまして、最初に、日本輸出銀行法の一部を改正する法律案の参議院回付案の取扱いに関する件を議題といたします。この件は、本日までに各派の態度を御決定願うことになつておりましたから、各派から御報告を願います。改進党はいかがでしようか。
【次の発言】 社会党はいかがでしよう。

第13回国会 議院運営委員会 第29号(1952/03/27、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに回付案の取扱いの件を議題に供します。参議院から修正回付される案件が二件あります。事務総長から、その御報告を願います。
【次の発言】 ちよつと速記をやめて、懇談に移します。
【次の発言】 速記を始めてください。懇談をとじます。  いかがでしようか。この二つの回付案については、きようおきめ願わないで、明日までに各派の御態度を御決定願つて、御報告願うことにいたしたいと思いますが……。
【次の発言】 それでは二案とも、明日までに各派の御態度を御決定願います。
【次の発言】 次に緊急質問の取扱いの件を議題に供します。ただいままでに、緊……

第13回国会 議院運営委員会 第30号(1952/03/28、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これより本日の運営委員会を開会いたします。  本日御協議申し上げる件は、前回の運営委員会におきまして、本日御態度を御決定願うはずになつておりました農業改良助長法の一部を改正する法律案の参議院修正回付案に対する各派の御態度を伺いたいと思います。まず改進党から……。
【次の発言】 それでは本日の本会議にこれを上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 次に、農林漁業資金融通法の一部を改正する法律案、この参議院回付案について各派の御態度を伺います。
【次の発言】 これを本日の本会議に上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第32号(1952/03/31、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは、本日の議院運営委員会を開会いたします。  一昨日病気のために欠席をいたしまして、各位に御迷惑をおかけし、申訳ありませんでした。御了承を願います。  最初に緊急質問の取扱いの件をお諮りいたします。浮遊機雷による被害に対する国家補償に関する緊急質問とバター輸入に関する緊急質問が出ておりますが、これはいかがでしようか、本日は留保いたしまして、よく御研究願うことに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは、さように決定いたします。
【次の発言】 次に本日の本会議の議事に関する件についてお諮りいたします。事務次長から御説明願います。

第13回国会 議院運営委員会 第33号(1952/04/03、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これより本日の運営委員会を開会いたします。  初めに、共産党の梨木君から、行政協定に関係する法律案の準備状況について、官房長官の出席を求められておりましたが、官房長官が事故があるそうでありまして、菅野君が出席いたしておりますので、これに対する質疑を許します。
【次の発言】 菅野副長官に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に緊急質問の取扱いの件をお諮りいたします。浮遊機雷による被害に対する国家補償に関する緊急質問、バター輸入に関する緊急質問は前会保留になつておりましたが、この二件は本日も保留するに御異議ありませんか。

第13回国会 議院運営委員会 第34号(1952/04/10、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の運営委員会を開会いたします。  初めに、参議院からの回付案についてお諮りをいたします。事務総長から御説明を願います。
【次の発言】 これはいかがいたしますか。きよう日程に上つておるわけでありますから、本日これを上程するということだけ御了承を願えれば、各派の態度は場内において承つてもよろしいと思います。
【次の発言】 それでは、これを本日の本会議に上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 では、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、中央更正保護委員会の委員任命につき同意を求めるの件をお諮りいたします。事務総長から御説明を願います。

第13回国会 議院運営委員会 第35号(1952/04/15、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは、本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、議員請暇の件を議題にいたします。事務総長から御説明を願います。
【次の発言】 この二件を、本日の本会議に上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がありませんから、さよう決定いたします。  なお大体承認ということで、さしつかえ、ございませんでしようか。
【次の発言】 それではさように決します。
【次の発言】 次に、中央更生保護委員会委員任命につき同意を求めるの件を議題にいたします。これは、本日までに各派の御態度を御決定願うことになつております。説明は前会いたしておりますので、その御態度を伺います。自由党はいかが……

第13回国会 議院運営委員会 第36号(1952/04/17、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これより本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、本日破壊活動防止法案が提出せられました。これをどう取扱うかということを議題にいたします。事務総長から御説明を願います。
【次の発言】 ただいま土井君から併託、連合審査という御意見がございましたが、この三案は法務委員会に併託いたしまして、公安調査庁設置法案、公安審査委員会設置法案、この二件については、内閣委員会と連合審査をするということで御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。  さらに、本法案はきわめて重大なる法案であるという理由をもつて、本会議において政府のこれに対する趣旨弁明を聴取すべきである……

第13回国会 議院運営委員会 第37号(1952/04/19、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の運営委員会を開会いたします。  最初に、委員派遣承認申請の件を議題にいたします。事務総長より御説明を願います。
【次の発言】 ちよつと懇談に移します。
【次の発言】 それでは懇談をとじます。  鳥取市の火災に対する委員派遣の件は、今後関係各委員会から、同様な要求が出て来るであろうというような事情も考えられまするし、また委員派遣についての本委員会の従来の建前から申しまして、また北海・道の震災に対してとつた処置の前例にものつとりまして、人数その他は後ほど御相談を申し上げるといたしまして、本院全体から見舞の議員団を派遣することにいたしたいと存じますが、これについて御異議ご……

第13回国会 議院運営委員会 第40号(1952/04/26、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これから本日の運営委員会を開会いたします。  最初に、決議案の取扱いの件を議題にいたします。ただいままで提出せられております決議案について事務総長から御説明を願います。
【次の発言】 この領土に関する決議案は、本日もまだ各派のお話合いがついていないようでございますから、留保したいと思いますがいかがでございましようか。
【次の発言】 それでは次に、共産党から出されておる決議案を議題にいたします。
【次の発言】 今の岡君の申出に御異議ありませんか。
【次の発言】 それではその次に、講和條約が効力を発するのを機会に、本院といたしまして決議をしたいという御意見がございますので、この取扱い……

第13回国会 議院運営委員会 第41号(1952/04/28、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは、ただいまより本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、会期延長に関する件をお諮り申し上げます。この件に関して、前回の運営委員会において官房長官の出席を求められておりました。官房長官が出席いたしておりまするので、官房長官に対する質疑を許します。
【次の発言】 他に御発言ございますか。
【次の発言】 他に御発言はございませんか。――それでは官房長官、御苦労さまでした。この件に関して、実は順序が逆であるかもしれませんが、御質疑がありましたので、御質疑を先に願つたのでありますが、前回の運営委員会以後、本日の午前十時に常任委員長会議を開会いたしまして、常任委員長会議では、……

第13回国会 議院運営委員会 第43号(1952/05/06、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これより本日の運営委員会を開会いたします。  最初に、公聽会開会承認要求の件を議題にいたします。事務総長より御説明を願います。
【次の発言】 これは慣例上、許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 許可することに決定いたします。
【次の発言】 次に、会期延長の件の取扱いを議題にいたします。事務総長より御説明を願います。
【次の発言】 これを本日の本会議に、ただいまの報告通り、上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、回付案の取扱いの件を議題にいたします。事務総長の御説明を願います。

第13回国会 議院運営委員会 第44号(1952/05/08、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは、ただいまから本日の運営委員会を開会いたします。  初めに、副議長から特に発言を求められておりますから、これをお願いいたします。
【次の発言】 ただいま副議長から御発言のあつた点を議題といたします。これに対する質疑がございましたら許します。
【次の発言】 ただいまは質疑を許しておるのであつて賛否の問題を承つておるのではございません。ただいまの林君の発言中、ちよつと委員長としてお聞きしておきたい点がございます。それは、副議長御指摘の中には、共産党としてその事実を主張しなければならない点があるという御発言でありましたが、そうすると、そのうちの部分についてはそうお思いですが、他……

第13回国会 議院運営委員会 第45号(1952/05/10、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは、本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに日航機遭難事故調査に関する報告といたしまして、村上運輸大臣から発言の通告がございます。この取扱いを議題に供します。
【次の発言】 本日の本会議に、この発言を許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がありませんから、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、回付案の取扱いの件を議題にいたします。事務総長より御説明願います。
【次の発言】 それでは一つ一つお諮りをいたします。一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の取扱いはいかがいたしますか。
【次の発言】 ただ念のために申し上げておきますが、本件の留保……

第13回国会 議院運営委員会 第46号(1952/05/13、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これより本日の運営委員会を開会いたします。初めに、公聴会開会承認要求の件を議題にいたします。事務総長より御説明を願います。
【次の発言】 ただいまの事務総長の説明を了承するに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは公聴会開会を承認い、たすことに決定いたします。
【次の発言】 次に、五月十日の本会議における横田甚太郎君の発言に対して、議長から速記録を取調べて善処する旨の発言があつたのに対して、異議の申立てがありました。この取扱いを議題にいたします。
【次の発言】 異議の申立ての理由を承ります。
【次の発言】 林君に御注意申し上げますが、前会において決定したことについて、さかのぼ……

第13回国会 議院運営委員会 第47号(1952/05/15、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の運営委員会を開会いたします。  初めに、青野君の発言取消しの件について副議長から発言を求められております。
【次の発言】 ただいまの御報告は、了承するに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは了承することにいたします。
【次の発言】 次に、公聽会開会承認要求の件を議題にいたします。事務総長より御報告を願います。
【次の発言】 公聴会開会要求を承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 では、さよう決定いたします。
【次の発言】 それは異議があつた場合のことですが、風早君の場合には異議がございません。
【次の発言】 とりきめたのは、次の委員会です。

第13回国会 議院運営委員会 第48号(1952/05/20、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは、これより本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに回付案の取扱いの件をお諮りいたします。事務総長から御説明願います。
【次の発言】 最初に、一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案についての、取扱いをお諮りいたします。
【次の発言】 それでは、本日はこれを留保するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がありませんから、さように決します。  次に公共事業令の一部を改正する法律案の回付案について、お諮りいたします。
【次の発言】 本案も、本日はこれを留保するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がありませんから、さように決します。  他の二件は……

第13回国会 議院運営委員会 第49号(1952/05/22、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これより本日の運営委員会を開会いたします。  初めに、議長から発言を求められておりますので、これをお願いいたします。
【次の発言】 ただいま議長から御発言がございました。これを了承するに御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、回付案の取扱いの件を議題にいたします。最初に、一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案の取扱いをお諮りいたします。
【次の発言】 これを本日留保するに御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。  次に、公共事業令の一部を改正する法律案の取扱いについてお諮りいたします。

第13回国会 議院運営委員会 第50号(1952/05/24、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の運営委員会を開会いたします。  初めに、回付案の取扱いの件をお諮りいたします。  最初に、一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案、これは前回保留になつておつたものでありますが、今回どういたしますか。今回もやはり保留で御異議ありませんか。
【次の発言】 では、さように決定いたします。  次に、公共事業令の一部を改正する法律案、これも前回保留でありますが、本日も保留するに御異議ありませんか。
【次の発言】 では、さよう決定いたします。  次に、食糧管理法の一部を改正する法律案と、文部省設置法の一部を改正する法律案が、本日参議院から回付されました。事務総長か……

第13回国会 議院運営委員会 第51号(1952/05/27、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  最初に、回付案の取扱いの件を議題にいたします。  まず、一般職の職員の給与に関する法律案の回付案は、今日までその取扱いを留保されておつたのでありますが、本日は態度をきめたいと存じます。各派の御態度を御表明願います。
【次の発言】 結論をお願いします。
【次の発言】 そういうことでなく、これが本会議に出されますから、賛成か反対かの態度をおきめ願わなければならぬのですが、どうですか。
【次の発言】 これで各派の態度がわかりました。従つて本日これを上程するに御異議ありませんか。

第13回国会 議院運営委員会 第52号(1952/05/29、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 ただいまより本日の議院運営委員会を開会いたします。  最初に回付案の取扱いの件をお諮りいたすのでありますが、本日は各省設置法案が上程されておりますし、いかがでございましようか、いつまでも無期限にほつておきますのもいかがかと思いますので、明後日の運営委員会までにこれら公共事業令以下全部、参議院からの回付案五件について各党の態度をおきめ願つて明後日一括してこれを処理することにいたしまして、本日はこれを留保することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 次に日本放送協会経営委員会委員任命につき同意を求めるの件でございますが、こ……

第13回国会 議院運営委員会 第53号(1952/05/31、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、前会以来保留になつておりました回付案の取扱いの件をお諮りいたします。  最初に、公共事業令の一部を改正する法律案、これは本日も留保されたいという希望がありますが、いかがでありますか。
【次の発言】 さように決定いたします。  次に、文部省設置法の一部を改正する法律案、これはいかがいたしますか。
【次の発言】 本日上程するに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは本日上程に決しました。  次に、工場抵当法及び鉱業抵当法の一部を改正する法律案をお諮りいたします。

第13回国会 議院運営委員会 第54号(1952/06/03、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それではただいまより本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、回付案の取扱いの件をお諮りいたします。公共事業令の一部を改正する法律案、本件はかねて留保されておる問題でございますが、本日はいかが取扱いますか。
【次の発言】 本日は留保という御希望がございますが、本日留保に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がありませんから、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、日本国有鉄道監理委員会委員任命につき同意を求めるの件を議題にいたします。これは前会、本日までに各派の態度を御決定願うことになつておつたものであります。各派の態度を御表明願います。

第13回国会 議院運営委員会 第55号(1952/06/03、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは、本日の議院運営委員会は一旦散会いたしましたが、あらためて御参集を願いました理由を申し上げます。先ほどの議院運営委員会におきましては、二時半から本会議を開会することにいたしまして散会をいたしたのでありますが、その後與党側から、日程第一について党議がまとまらないで協議中だから、延ばしてもらいたいという申出が再三ございまして、ただいままで延引いたしたのあります。その後、與党側の方で党議がまとまつたそうでございます。そりまとまつた党議は、前におきめ願つたことと違つて参りました。日程第一仏、政府原案の委員長報告のままということでなくて、委員長報告に対して修正を行うというふうにまと……

第13回国会 議院運営委員会 第56号(1952/06/05、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、会期に関する件をお諮り申し上げるのでありますが、本日午前十一時に常任委員長会議を開催いたしまして、その席上、議長から昨日の午後参議院から本会期を十四日間延長したいから同意せられたという申出があつた旨の発言がありました。それについて常任委員長会議で協議いたしました結果、常任委員長会議といたしましては、参議院の申出に同意するということを決定いたしたのであります。そこで本委員会といたしましてその取扱いに関する件をお諮りいたします。
【次の発言】 これは、今政府から出ておりませんから、政府にかわつてお答えをする筋合いではございませ……

第13回国会 議院運営委員会 第58号(1952/06/10、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  最初に、回付案の取扱いの件を議題にいたします。公共事業令の一部を改正する法律案は、前会から保留になつておりましたが、これは本日も保留するに御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。  次に、農業共済基金法案と道路交通取締法の一部を改正する法律案が回付せられて参りました。事務総長から御説明を願います。
【次の発言】 それでは、きようはこれは留保しておきましよう。本日この両件を留保するに御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、運輸審議会委員任命につき同意を求める件を議題にいたしま……

第13回国会 議院運営委員会 第59号(1952/06/12、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  まず最初に、回付案の取扱いを議題にいたします。  前回保留になつておりました公共事業令の一部を改正する法律案は、本日もこれを保留するに御異議ありませんか。
【次の発言】 与党だけでもありません。
【次の発言】 松井君、いかがでしようか。
【次の発言】 それでは本日これを延期するに御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。  次に、農業共済基金法案を議題にいたします。これは与党はどうですか。
【次の発言】 本日上程には御異議ありませんか。
【次の発言】 では、さようとりはからいます。  次に、道路交通取締法の一部を改……

第13回国会 議院運営委員会 第60号(1952/06/14、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、回付案の取扱いの件をお諮りいたします。  公共事業令の一部を改正する法律案、これはいかがいたしましようか。
【次の発言】 それでは本日はこれを留保するに御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。  次に、地方税法の一部を改正する法律案、これも本日留保するに御異議あ力ませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、北海道開発審議会委員指名の件を議題にいたします。これはいかがですか。
【次の発言】 これを本日の本会議に上程するに御異議ありませんか。

第13回国会 議院運営委員会 第61号(1952/06/17、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、回付案の取扱いの件を議題にいたします。  最初に、前回から保留になつておりました公共事業令の一部を改正する法律案の参議院回付案の取扱いを御協議願います。
【次の発言】 本件は、本日上程するに御異議ございませんか。
【次の発言】 では、本日上程することにいたしまして、この際各派の御態度を念のために伺つておきたいのでありますが、改進党はいかがですか。
【次の発言】 社会党はいかがですか。
【次の発言】 共産党はいかがですか。
【次の発言】 社会党二十三控室はいかがですか。

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/18、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 本日の議院運営委員会は御承知のように一応散会したのでありますが、本会議進行中に、予期しないできごとが御承知のごとく起りました。従つてこの問題を処理いたすために、特に本委員会の御参集を願つたわけでございます。  これより議院運営委員会を開会いたします。  私が本委員会を招集するに至りました理由を申し上げます。本日、国際労働條約批准促進に関する決議案上程に際して、共産党を除く各党共同提案といたしまして、当然最大多数であり、過半数を持つておる自由党が、その趣旨弁明者を出すべきところであつたにかかわらず、再三再四社会党の方から、松岡氏の労働問題、特に国際労働問題に関する過去の御経歴、現在……

第13回国会 議院運営委員会 第64号(1952/06/19、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これより本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、回付案の取扱いの件を議題にいたします。最初に、地方税法の一部を改正する法律案、これはいかがいたしますか。
【次の発言】 それでは、本日は本件を保留するに御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。  次は、日本開発銀行法の一部を改正する法律案を議題にいたします。これはいかがいたしますか。
【次の発言】 これも本日保留するに御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、決議案の取扱いを議題にいたします。  最初に、領土に関する決議案、これはいかがいたしますか。

第13回国会 議院運営委員会 第65号(1952/06/20、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  本日議院運営委員会がお約束した時刻より遅れました理由は、御承知のごとく会期が本日をもつて切れるのであります。そこで、前回、常任委員長会議において決定したことを御報告申し上げました通り、本院といたしましては審議すべきものは一応審議を終つたのでありますが、本院が審議をいたした議案につきまして、参議院においてまだ審議結了しない重要法案が多数ございますので、参議院側における会期延長の要請があるかどうかというような状態を見るために、現在まで待つておつたのでございます。しかしながら、現在に至るまで参議院側から何らの通告に接しません。従つて本院……

第13回国会 議院運営委員会 第66号(1952/06/21、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会をいたします。  初めに、回付案の取扱いの件を議顧にいたします。
【次の発言】 ちよつとお待ちくださいませんか。今せつかく議題にしたのだから、これをどうするかということをきめまして、その次に議題にいたしたいと思います。最初に、地方税法の一部を改正する法律案の取扱いを議題にいたします。
【次の発言】 地方税法の一部を改正する法律案は、自由党は賛成ですか。
【次の発言】 自由党は賛成、改進党はいかがですか。
【次の発言】 ただいま各派の態度を順次伺つておるのであります。他の発言は、この件が済んでから伺います。

第13回国会 議院運営委員会 第67号(1952/06/24、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  最初に、議長から発言を求められておりますから、議長に発言を許します。林衆議院議長。
【次の発言】 ただいまの議長のお話を御了承願うに御異議ありませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは、初めに回付案の取扱いをお諮りいたします。日本開発銀行法の一部を改正する法律案、これは自由党はいかがですか。
【次の発言】 それでは、この日本開発銀行法の一部を改正する法律案を本日上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 これは三分の二の再議決では、記名を用いずして、起立で行つてもさしつかえございませんか。

第13回国会 議院運営委員会 第68号(1952/06/26、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、決議案の取扱いの件をお諮りいたします。従来から保留になつておりましたものを順次お諮りをいたします。  最初に、領土に関する決議案、これは本日保留するに御異議ございませんか。
【次の発言】 まあ、きようはやめましよう。  それから、吉田内閣不信任決議案が共産党から出ておりますが、これは同一案件が出ておりますから、あとで一緒に御相談します。  次に、弔慰のため遺族に交付する公債の政府買い上げに関する決議案、これも本日留保するに御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。  それから、消防強化に関する決議案、これ……

第13回国会 議院運営委員会 第69号(1952/06/28、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  最初に、議長から発言を求められておりますから、議長にお願いをいたし
【次の発言】 ただいまの議長の御発言に対して、御質疑等がありましたら、これを許します。  なお常任委員長会議の結果につきましては、ただいまから私が御報告申し上げます。国会法の規定に基きまして、本日一時三十分、議長の招集で常任委員長会議を開会いたしました。ただいま議長御発言と同様な御発言が議長からございまして、御協議を申し上げました結果、次の二点のとりきめをいたしました。  第一点は、会期延長の必要を認めるということ、第二点は会期の点、あるいは両院の折衝その他必要な……

第13回国会 議院運営委員会 第70号(1952/06/30、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  最初に、国家行政組織法の一部を改正する法律案の取扱いについて御相談申し上げます。これは委員会審査省略の要求が付せられてありますが、この法律案の内容について事務総長から御説明を願います。
【次の発言】 いかがですか。これは委員会審査省略請求に応ずるに御異議ありませんか。
【次の発言】 反対があるようでありますから、採決いたします。これに賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 挙手多数。さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、決議案の取扱いの件を議題といたします。暫時懇談に移ります。

第13回国会 議院運営委員会 第71号(1952/07/03、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに決議案の取扱いの件をお諮り申し上げます。最初に、領土に関する決議案を議題にいたします。
【次の発言】 本日保留するに御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。  次に、弔慰のため遺族に交付する公債の政府買上げに関する決議案をお諮りいたします。
【次の発言】 それじや、本日は保留するに御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。  次に、衆議院解散に関する決議案が2件出ておりますが、これはいかがとりはからいますか。
【次の発言】 両案は、絶好のチャンスを待つために、本日は留保いたしたいとい、こ……

第13回国会 議院運営委員会 第72号(1952/07/04、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、回付案の取扱いの件をお諮り申し上げます。事務総長から御説明を願います。
【次の発言】 梨木君に御注意申し上げますが、順次議題を進めて参るときにお許しいたします。(発言する者あり)静粛に願います。発言を許しておりません。議事を進めて参ります。事務総長。
【次の発言】 この回付案を本日上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御反対は御一名ですね。(「いや、私も反対です」。と呼ぶ者あり)それでは二名御反対のようですが、賛成の方が多数と認めますので、本日上程するに決します。  次に、他の回付案についてお諮りをいたします。

第13回国会 議院運営委員会 第73号(1952/07/25、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  皆様お久しぶりでございました。どうかよろしく御協力を願います。  最初に、協同党が結成されましたので、その報告がございます。
【次の発言】 それでは回付案の取扱いの件を議題にいたします。一応御説明を承ります。
【次の発言】 いかがでしようか、きようは書類を受取つただけでございますから、これをよくごらんいただいて、御質疑等は次会にお願いいたしたいと思います。なお回付案の態度表明等も、もし間に合いますればそのときに承りたいと思いますが、いかがでしようか。
【次の発言】 さよう決定いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第74号(1952/07/28、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは運営委員会を開会いたします。  初めに、前回の運営委員会におきまして、皆様方の御同意を得て文書にして政府に申し入れたことを御報告申し上げます。それは   本日の議院運営委員会において衆議院の解散につき各派一致の申合せに依り議院運営委員長から内閣に進害するよう決定したから別紙の通り申入れます。  昭和二十七年七月二十五日     衆議院議院運営委員長           石田 博英    内閣官房長官保利茂殿   衆議院の解散について  衆議院の解散が行われるような場合には内閣は厳に次の諸点に留意することが必要である。  一、昭和二十八年度の本予算を完全に成立せしめ得るよう……

第13回国会 議院運営委員会 第75号(1952/07/29、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは、本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、回付案の取扱いの件を議題にいたします。前会、本日の新しい日程について言えば、二十二まで御協議願い、両院協議会に移したもの以外は保留になつておりましたので、その保留になつておりました二十二までの取扱いをお諮りいたします。
【次の発言】 それでは、これをただいまは保留するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がありませんから、さよう決定いたします。  次に、本日の日程二十三から四十二までの間の取扱いについてお諮りいたします。
【次の発言】 他に御意見ございませんか。今、倉石君の言われたことをもう一ぺん繰返します。日程……

第13回国会 議院運営委員会 第76号(1952/07/30、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、国会法の一部を改正する法律案を議題にいたします。この案件は、参議院におきまして、寺尾農君外二十四名から提出されたものでございます。この案件につきまして説明を求めます。草葉隆圓君。
【次の発言】 提出者から御説明がありましたが、これに対する質疑がありますれば承ります。
【次の発言】 討論にわたることはあとでお願いいたします。御質問だけにお願いいたします。
【次の発言】 私からちよつと聞いておきたいと思いますが、今の御趣旨をずつと承つおりまして、われわれの立場として考えたいことは、両院別々に委員会をつくるということになると、安……

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/31、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 本日の運営委員会を開会いたします。  昨日はそれぞれ皆様の奮闘の跡目ざましきものがあつたのであります。本日はどうかお静かにお進めをいただきたいと思います。  そこで、まず第一に本日の議事についてお諮りをするわけでありますが、前日解散決議案の取扱いまでで休憩をいたしました。本日は解散決議案からずつと取扱つて行くわけでありますが、前日とりきめましたのは、お手元にあります中の、日程第四十八、第四十九までの取扱いを決定したわけであります。そこまでの取扱いでありますが、それを前日運営委員会で決定したしました通り、本日進行いたして参るわけでございますが、それについて御発言がありますか。

第13回国会 議院運営委員会 第78号(1952/08/25、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 それでは本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、議席及び控室の件をお諮りいたします。これはいかがですか、従来通り一応決定するに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。議席については、各党の御事情によつて変更があるときはお申出を願いたいと思います。  次に、議場内交渉係の件をお諮りいたします。これも従来の例はお手元に行つておる印刷物に書いてある通りでございますが、その通り決定するに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは従来通りでよろしければ、さようにいたしますが、お申出があれば、明日までにお申出をいただきたいと思います。

第14回国会 議院運営委員会 第1号(1952/08/26、24期、自由党)【議会役職】

○石田委員長 これより会議を開きます。  まず理事の補欠選挙を行いたいと存じます。ただいまのところ、自由党、改進党、社会党の理事がそれぞれ一名欠けておりますが、この補欠は委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、自由党は岡西明貞君、改進党は椎熊三郎君、社会党は土井直作君、この三君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、前会決定いたしました議院運営小委員、庶務小委員、院内の警察及び秩序に関する小委員、国会法等改正案起草小委員につきましては大体前国会の通りとし、委員異動のために欠員となつていたものは、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議あり……


26期(1953/04/19〜)

第21回国会 議院運営委員会 第6号(1954/12/17、26期、日本民主党)

○石田博英君 山本君の議員辞職願提出につきてましては、私どもの党内にも、慰留をすべきであるという議論が強くあつたのでありますが、諸般の事情にかんがみ、かつ本委員会においてしばしば決議せられた趣旨並びに公明選挙に対する世論の動向等を考えまするときに、党といたしましても、今後この院の決議をして真に権威あらしめるために、そうしてまた院内の各位が、内外を問わず、この決議を厳粛に守つていただくためにも、私どもの党といたしましても、これに賛成をするということに決定をいたした次第でございます。この件に関してしばしば御審議を煩わしましたことを、この際感謝いたします。


27期(1955/02/27〜)

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1957/04/04、27期、会派情報なし)【政府役職】

○石田(博)政府委員 ただいまの問題については宇田国務大臣がこの委員会でお答えになりましたのが正確でありまして、私が記者団に申しましたのも、おととい、先おととい――ですから、三十日か三十一日付の朝日新聞の記事が正確でない、あのような意味の閣議了解を行なったというような事実はないのだということを申したのであります、そこで閣議了解を行なった部分と、それからそれ以後、つまり外務省その他の関係官庁をして折衝せしめる部分とに分れておりまして一大きな方向についてはみな了解をいたしました、それから具体的な、たとえば米英との一般協定をとる交渉に入る問題とか、あるいはカナダと天然ウランの原料入手の交渉に入る問題……

第26回国会 議院運営委員会 第2号(1957/01/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田説明員 初めにちょっとごあいさつを申し上げます。このたび内閣官房長官を勤めることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいま委員長からの御質問でありますが、御承知のように、今予算の政府原案を編成中であります。私どもの方で考えておりまする提出見込みは、三十日くらいまでには、おそくとも提出するようにいたしたいと思っておる次第であります。
【次の発言】 えらい思いやりのあるお言葉をちょうだいいたしまして恐縮でありますが、政府としましては、おそくとも三十日に出すように、目下努力中でございまして、そういうふうにできるのではないかという考え方でやっておるわけであります。

第26回国会 議院運営委員会 第3号(1957/01/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田(博)政府委員 先日の本委員会において、おそくも三十日には予算案を提出いたしたいということを申し上げたのでありますが、その後予算案の編成に手間取りまして、大べへん前言と違って申しわけがないのでございますけれども、三十日には提出いたすことが不可能な事情になりました。二日には間違いなく提出できると思っております。まことに前言と違った点は、深くおわびを申し上げますが、御了承を願います。
【次の発言】 かぜでございますが、医者は、肺炎になる危険があるというふうに申しておりますので、今のところは非常に大事をとって、静養してもらっておるのであります。本日の午後になりますか、あるいは明朝か、いずれか、……

第26回国会 議院運営委員会 第4号(1957/01/31、27期、会派情報なし)【政府役職】

○石田(博)政府委員 総理の病状は、ただいま議長から御報告があった通りであります。これに基きまして、政府では閣僚懇談会を開催いたしました結果、総理大臣病気療養中、臨時に総理大臣の職務を代行する国務大臣を置くことをきめまして、それを総理の指名に持つことになりました。私が総理大臣のところへ参りまして、その職務代行者を岸外務大臣という指名を受けて参りまして、本日これを公示いたしました。なお総理が兼任いたしておりました防衛庁長官の事務取扱いも、岸外務大臣がその事務を代理することになりまして、本日発令をいたしました。以上御報告を申し上げておきます。総理の病気のために、本院の審議にいろいろ御迷惑をおかけい……

第26回国会 議院運営委員会 第6号(1957/02/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田(博)政府委員 私も、法制局長官と同様の見解を持っておるわけであります。
【次の発言】 総理大臣が持っております一身専属の権限というのは、人事権であります。そう私どもは解釈いたしております。解散権の問題については、これは天皇が内閣の助言と承認を得て行うことでありましてその場合、総理大臣臨時代理が、内閣の統括者として助言と承認を与えることは、法律的には可能であると思いますが、政治論としては、現在総理大臣がいるのですから、異見がある。こういうふうに私どもは考えております。それから総理大臣が、今石橋総理大臣が、小瀧防衛庁長官をそういう見地から任命をいたしまして、それを両院に通告をする行政事務、……

第26回国会 議院運営委員会 第9号(1957/02/14、27期、会派情報なし)【政府役職】

○石田(博)政府委員 大体、A、B、C、Dの四つくらいに分けまして、Aは明日の閣議、それからBは二十六日の閣議、Cは三月五日の閣議をめどといたしまして、国会に提出できるように督励いたしております。Dはそれからおくれるものでありますが、これについても、あとう限りすみやかにするはもちろん、Dの部類に入るもので、急を要さないものについては、できるだけ整理をして御審議を願いたいというふうにいたしております。お手元に差し上げておりまする各案件のA、B、C、Dの分け方につきましては、今副長官から御説明願いますが、若干変動のあることは、あらかじめ御了承いただきたいと存じます。

第26回国会 議院運営委員会 第11号(1957/02/20、27期、会派情報なし)【政府役職】

○石田(博)政府委員 先般来の本委員会におきまして、総理の病状について、医師の診断等により、二十一日には発院できる見込みであるということを申し上げて参ったのでありますが、十九日、今までの両医師に立ち合い診察を願った結果、なお、からだが非常に衰弱いたしておりますので、この状態では、二十一日に出席させることは不可能である、さらに一辺間程度経過を観察したいということでございましたから、その旨議長に御報告を申し上げておいたのであります。しかし、その後医師とさらにいろいろ話をいたしましたところによりますると、一週間たったら出席できるというのではなくて、一週間の経過を見て、そうして医師としての確信ある見通……

第26回国会 議院運営委員会 第14号(1957/02/26、27期、会派情報なし)【政府役職】

○石田(博)政府委員 法律上はそういう申し入れをする必要はないという解釈でございますが、内閣がかわったことでもございますので、新内閣も前内閣の意思を継承して、法律案及び予備案はそのままこれを新内閣としても提案する意思を持っておる、ということを意思表示いたしたのであります。
【次の発言】 新憲法下におきましては、すでに提出せられておりまする法律案及び予算案は、当然には消滅しないのであります。そのまま本院に提出されて、そのままの形に残っていくわけでありまして、その際新しい内閣としては、その出ております法律案、予算案を撤回するかしないかということが問題になって参るわけであります。従って、新内閣が全然……

第26回国会 議院運営委員会 第22号(1957/03/14、27期、会派情報なし)【政府役職】

○石田(博)政府委員 政府提出にかかわりまする高速自動車国直法案の附則で、さきに本院を通過しまして、参議院に送付せられておりまする国土開発縦貫自動車道建設法案の一部を改正しようとしておりますことは、ただいま池田君が御指摘の通りでありますが、このことは、法理上は当を欠くことはないと存じますし、さらに国土開発縦貫自動車道の予定路線の決定及び建設線計画の決定に関する基本の権限は、内閣総理大臣としておくことよりは、建設、運輸の両大臣とすることの方が適当と考えますので、この趣旨が通るようにしていただきたいと考えておるわけでございます。ただし、その方法としましては、国土開発縦貫自動車道建設法案自体の中で、……

第26回国会 社会労働委員会 第50号(1957/05/14、27期、会派情報なし)【政府役職】

○石田(博)政府委員 大へん間違っております。まず明確にしておきたいことは、私のところへ社会党の所属の議員で、いわゆる国鉄顧問団とでも言いますか、国鉄労働組合出身の諸君が、今回の争議の処分を寛大にしてもらいたい、こういうお申し出がございました。先ほどからしきりにおっしゃっている通り、この争議についての処分を行うというのは公社及び現業でありまして、これに対して政府が政治的干渉をしてはいけないとおっしゃっておる社会党の議員の諸君が、政府の側である私のところに寛大にしてもらいたいという申し入れをなさるということ自体が、私は非常にこっけいであると思うのでありますが、せっかくしばしばおいでになりますので……

第26回国会 社会労働委員会 第56号(1957/07/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 私はこのたび労働省を担当いたすことになりました。全くのしろうとでありまして、ただいま勉強中でございます。従って今にわかに委員各位の御質問をちょうだいいたしましても、どうも及第点をいただけるような答弁をいたす自信はございませんが、誠心誠意やって参るつもりでございますから、どうかお手やわらかに、かつ気長くおつき合いを願いたいと存じます。  それから、私が労働省を担当いたしましたにつきまして、これから労働問題についてどういう考え方でやって参りたいか、またいかなることをやりたいと考えているかにつきまして、きわめて簡単に御説明を申し上げてみたいと存じます。  ただし、これもお断わりを申し……

第26回国会 内閣委員会 第41号(1957/05/15、27期、会派情報なし)【政府役職】

○石田(博)政府委員 お答えを申し上げます。今御質問の点でありますが、この法案が、御審議願いまして成立いたしました際に、所管をどこにするかというお話でございますけれども、御審議、御議論の過程というものも十分考えてきめなければなりませんので、まだどこにいたすということをきめておるわけではございません。御審議や皆さんの御議論の趣旨等を勘案をいたしまして適当な省にきめたいと思っておりますけれども、まだいずれにするときめておるわけではございません。
【次の発言】 議員提案の法律案が出されますと、それについて政府の意見をきめなければなりませんので、この法案が提出されましたときに、閣議において法案の内容、……

第26回国会 予算委員会 第2号(1957/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田(博)政府委員 柳田さんの御質問に対しましてお答えを申し上げます。今国会に提出いたす法律案につきましては、極力急がせておるのでありますが、とりわけ予算関係の法律案につきましては、優先審議をお願いしなければならぬ性質のものでありますので、でき得る限り早く提出して御審議を願いたいと存じておりますが、目途はどんなに遅くとも二月中には関係法案が全部提出できるようにいたしたいと存じております。  ただいま予定されておりまする予算関係法律案は六十件でございまして、これを各省別に申しますと、総理府関係が八件、法務省関係が二件、外務省関係が一件、大蔵省関係が二十件、それから厚生省関係が六件、農林省関係が……

第26回国会 予算委員会 第3号(1957/02/08、27期、会派情報なし)【政府役職】

○石田(博)政府委員 総理の病気につきまして多大の御迷惑をかけておりますにかかわらず、いろいろ御同情をいただいておりますことを恐縮に存じておる次第でございます。総理の病状はその後経過が良好でございまして、日々新聞紙上で発表いたしておる通りでございますが、昨日朝主治医であります佐々、村山両医師の言によりますると、経過は良好でございますから順調に経緯いたしますると、当初の予定通り二十日ごろは登院できる模模であるという話でございます。それから本日朝の診断によりますると、昨日は少し午前中に面会人があったために、ちょっと熱があって疲労感があったのでありますが、本日は、熱は三十六度台に下りまして、ほかは昨……

第26回国会 予算委員会 第4号(1957/02/09、27期、会派情報なし)【政府役職】

○石田(博)政府委員 お答えをいたします。  昨年十月からただいまお話しのような調査を行なったことは事実でございます。ただし、それは再軍備に重点を置いて調査をしたのではなくて、憲法が公布せられましてから十年たっておりますので、その憲法に対する国民の認識の工合がどうであるか、あるいははその憲法に対する国民の考え方がどうであるか、あるいは憲法を改正するというような意見が世の中に出始めておりますが、そういうことについてどういう程度の認識を持っているか、そういう点を調査したのでございます。別に極秘にいたしておりません。御要求があればお手元に資料を差し上げることを別に拒むものではございません。  それか……

第26回国会 予算委員会 第7号(1957/02/16、27期、会派情報なし)【政府役職】

○石田(博)政府委員 総理の病気につきましていろいろ御心配をいただいておりますが、病気はかぜから肺炎に移行いたしまして、今療養しておるのでありますが、医者の話によりますと、老人性肺炎というのは熱はあまり高く上らない、むしろ低いのでありますが、なかなか肺炎の吸収が手間取るそうでございます。そこでただいまのところは左下部にラッセルが聞え、またたんが残っておるという話であります。そこで見込みについて、昨日は私は医者に会いませんでしたが、一昨日会ったところによりますると、二十一日に登院するという見込みは変えていないという話でございましたが、経過は全体としては良好であるけれども、ただいま申しました部分的……

第26回国会 予算委員会 第15号(1957/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田(博)政府委員 お答えを申し上げます。公正取引委員会と内閣の関係でありますが、公正取引委員会は内閣の所轄に属します。しかしこれは司法機関でありまして、私どもが所轄いたしておりまする権限の内容は、委員の任命と予算関係の事項に限られておるのであります。従って業務に関して干渉、監督その他はいたさない建前になっておりますので、詳細は横田委員長からお聞き取りを願いたいと思います。
【次の発言】 法律上の詳細の規定は、ちょっと私明確にはお答えできません。法制局長官なりに答えていただきますが、司法機関でありますから、任期が来た場合に、これは更迭させるという建前になっていると思います。

第26回国会 予算委員会 第17号(1957/03/09、27期、会派情報なし)【政府役職】

○石田(博)政府委員 昨日川俣委員の議事進行の御発言中にございました政府の予算関係法律案の本院に対する提出状況を御説明申し上げたいと存じます。  当初内閣から本院に対しまして予算関係法律案としてあらかじめ御通知申し上げておりました案件は七十三件でございます。そのうち六十八件は本日までに提出済みでございます。残りました五件のうち国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案のうちで、予算に関係のある部分はいわゆる基地関係助成交付金と言われる問題でございますが、これにつきましては法律の形によるか行政措置によって行うかという意を目下検討中でございましていずれにしても、必ずしも……

第27回国会 社会労働委員会 第3号(1957/11/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 日本の労働組合運動の現状について、私は今御発言のように、全体の速度として、あるいは全体の方向としては、戦後やはり徐々に健全な道をたどりつつあるように思いますが、しかしその中には、労働組合の本質的なあり方をはずれた政治的な先走りが見られ、それが国民大衆に大きな影響を与えておりまするばかりでなく、私はよい労働組合あるいはよい、健全な労働組合の発達を通じて労働条件の向上に資するという、労働組合のほんとうの目的を達成いたしますためにも、遺憾な点がなお残っておることを認めざるを得ないと思うのでございます。その原因につきましてはいろいろあげられると思いますが、私はまず歴史的に見まして、西欧……

第27回国会 社会労働委員会 第5号(1957/11/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 日雇い労働者諸君の年末手当の問題につきましては、単に一般公務員の年末手当の増額に見合うだけでなく、その非常に同情しなければならない生活条件その他を考慮に入れまして、でき得る限りの措置をとりたいと思いまして、折衝を重ねて参ったのでありますが、本年度は前年の七日に一日加えまして、八日分支給するということに、関係各省との間に話し合いが成立いたしまして、そういう処置をとりたいと思います。  なお詳細につきましては失業対策部長その他から御説明いたさせます。
【次の発言】 せっかく手当が増額されても、生活保護の対象者がその分だけ生活保護費から引かれるようになれば、実質上の収入にはならないと……

第27回国会 社会労働委員会 第6号(1957/11/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 基本的には長期経済計画の柱に、増大して参ります新規労働者の吸収、あるいは現在ございます失業者の吸収というものを柱として、長期経済計画を立てていくということが基本的な方向でございまして、日本のような労働人口が非常に過剰なところにおきましては、特にやはり一般的な国民経済の拡大を通じなければ、この目的は達成できないのでありますから、そのためにはただいま申したような方針を石橋内閣ができましたときはとったのであります。その計画、それを柱として進めておったのでございますが、御承知のごとく、その後国際収支改善のために、緊急措置をとらなければならなくなりました結果、その経済の成長率というものを……

第27回国会 予算委員会 第2号(1957/11/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 御指摘のように大企業と中小企業との賃金格差は年々開きつつあるようでありますが、この基本的な原因は、やはり中小企業の生産性の低さというところにあるのではないかと存じます。従ってこれを根本的に解決いたしますためには、総合的な中小企業対策を樹立推進をいたして参ることが大切だと考えておるわけでございますが、労働行政といたしましては、先ほど御質問にございましたように、下からの支えといたしまして最低賃金制をできるだけすみやかに実施いたしたいと存じております。このことはもとより中小企業の経営者が支払い得る立法的な措置を伴わなければならぬことは言うまでもないのでありますけれども、しかしおよそ企……

第27回国会 予算委員会 第3号(1957/11/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 お答えを申します。ILOの勧告及び決議につきましては、昭和二十八年の十二月の閣議の決定に基きまして、国会に対して、和文のテキストを添えて御報告を申し上げております。それから、それに伴って政府としてとった処置も、それぞれ所要の手続でILOの方に報告をいたしております。
【次の発言】 ILOの総会の決議は、一年以内にそれぞれの国に報告をし勧告をすることになっておるのでありますが、今御指摘の、日本が加盟する前の決議、勧告については、日本が加盟したときは一年をすでに経過いたしておりまするので、これは、今度は日本側といたしましては、それを批准するか批准しないかという問題に帰ってくると思い……

第28回国会 議院運営委員会 第16号(1958/03/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ちょっと委員長、補足して……。ILOの精神を尊重し、その条約をでき得る限り多く批准していかなければならない。それに対して、今までの政府の措置について、これは完全であったとは申せない点もございます。大体条約は百幾つかできておりまして、そのうちで、わが国が批准を終っておりますものが二十数件であります。そのほか、わが国と関係のないものその他を取り除きまして、約五十件未批准のまま残っておるわけであります。しかし、その中には、わが国の法制とそれから条約との間に法律の立て方が違う、実質の上ではどちらが労働者のためになるか、これは議論がありますが、実質は別として、法律の立て方が違うというため……

第28回国会 社会労働委員会 第2号(1958/02/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 この機会に新年度の労働行政につきまして私の所信を申し上げたいと存じます。  ここ数年のわが国経済の著しい発展に伴いまして、近代的雇用の増加、実質賃金の向上等、労働経済の面におきましても相当の改善を見ておりますことは御同慶にたえないところでありますが、なおここ当分の間、年々八十万人に及ぶ新規雇用労働力の増加が予測されます。とともに、大企業と中企業との間における賃金の格差が逐年拡大の方向に向いつつありますことは、わが国のいわゆる潜在失業問題の深刻さを物語るものでありまして、これが解決をはかることこそ労働政策の最も重要な課題であると信ずるものであります。これがため政府は、昨年末長期経……

第28回国会 社会労働委員会 第3号(1958/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 賃金問題につきましては、今御指摘のいわゆるベース・アップあるいは画一賃上げ闘争というものが行われて、それが生産性を上回ってインフレーションやその他の原因になるということも一つの問題でございますが、これは特に定期的、画一的に行われ、これが力関係だけによって決定しようとされ、さらにそれが主として基幹産業、大企業において行われる。従ってその大企業に賃金の上昇が強く影響いたします場合におきましては、その基幹産業の動きが他の産業にも及んでくるわけでございますから、政府といたしましては、民間の労使間の労働問題に対する紛争につきましては、原則として自主的に解決せられることが望ましいと考えてお……

第28回国会 社会労働委員会 第8号(1958/02/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいま議題となりました日本労働協会法案につきまして、その提案理由及び内容の大綱を御説明申し上げます。  戦後わが国の労働運動は、飛躍的な発展をいたし、労使関係も次第に改善されて参ったのでありますが、なお一部には労働組合運動を頭から否定してかかる使用者もあり、またその反面、労働組合側の行き過ぎた行為もなしとしないのであります。  さらに国民一般も労働問題に対する理解の足りない面があると同時にこれに対する正しい批判の眼も十分養われていない状況にあります。このような状況下におきまして、近代的労使関係の確立を促進いたしますためには、労使はもとより、国民一般の労働問題に対する理解と良識……

第28回国会 社会労働委員会 第10号(1958/02/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいま議題となりました最低賃金法案につきまして、その提案理由及び概要を御説明いたします。  終戦以来わが国における労働法制は労働組合法、労働関係調整法、労働基準法など急速に整備されたのでありますが、これらの法制により近代的労使関係が確立され、また産業の合理化を促進し、わが国の経済復興に寄与するところ少くなかったことは、否定し得ない事実であります。  労働基準法は、労働条件の最低基準について詳細な規定を設けているのでありますが、同法に定める最低賃金に関する規定は、今日まで具体的に発動されなかったのであります。これが理由について考えますと、まず、終戦後の経済の混乱が最低賃金制の実……

第28回国会 社会労働委員会 第13号(1958/02/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいま議題になりました職業訓練法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  最近、産業界におきましては、高度の技能を必要とする生産分野の拡大に伴って、技能労働者の確保が強く要請されて参っているのでありますが、労働軍場の現状を見まするに、約五十万に及ぶ完全失業者と多くの不完全就業者をかかえている反面、技能労働者が著しく不足しており、このことが雇用と生産の両面における隘路ともなっている実情であります。また、労働者の技能水準の向上は職業の安定、労働者の地位の向上とともに産業の振興の基盤をなすものでありますが、このために必要な職業訓練の諸制度について見ますと、一部のものを除……

第28回国会 社会労働委員会 第15号(1958/03/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 単に勤労者だけでなく、国民の生活水準を高めて参りますためには、やはりその国の内部自体といたしましても、経済力の充実発展を期して参らなければなりませんし、それには生産性の向上ということが必要であろうと存じますが、あわせて世界経済の大きな方向が、生産性向上のために技術あるいは労務管理の面、経営の面等におきまして日夜たゆまない努力を重ねられておるときに当って、日本のように貿易によって国を立てていかなければならない国におきましては、とりわけそれが必要であろうと存じます。従って大きな線としては、生産性向上によってもたらすその国の経済力の充実ということが、ただ単に勤労者だけでなく、国民各個……

第28回国会 社会労働委員会 第16号(1958/03/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 日本の労働運動――これは組合運動だけではなく、一般に労働問題に対する取扱いを含んだ労働運動というものは、その歴史の浅さ、特殊性その他からいたしまして、また日本が近代国家に入ってきたのがわずか百年くらい前にすぎないという点からもいたしまして、いわゆる近代的労使関係のあり方について、労使双方の知識あるいは認識が非常に低い、これは一般的にいえるのではないかと思うわけであります。使用者側の中にはいまだに、労働組合といえば、それ自体が社会秩序あるいは経済秩序と相いれないものだという考え方が残っておるわけであります。それから組合側にいたしましても、労働組合運動をそのまま社会主義運動あるいは……

第28回国会 社会労働委員会 第19号(1958/03/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 雇用を増大して失業をなくし、就業構造を近代化し、労働者諸君の賃金の上昇をはかっていくその最大の前提は、国の経済力を強めていくことだと私どもは考えます。従って国の経済力を強めていくのには生産性向上が必要である。従って生産性向上運動は、雇用の増大、就業構造の近代化、賃金の上昇をもたらすべきものだと私はそう強く信じます。その過程においてしかしいろいろの現象は生じてくるでしょうが、大筋の方向はそうでなければならず、そうであるものと信じておるわけであります。  ただいま御指摘の統計の中でも明らかに言えることは、生産性向上の率に伴って雇用の増大、賃金の上昇はそれはなかったでしょう。しかし明……

第28回国会 社会労働委員会 第20号(1958/03/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 この前滝井委員の御質問にもお答えいたしておいたのでありますが、まず第一には労働問題に対する認識についての現状判断であります。使用者側の中には、まだ依然として労働運動あるいは労働組合ということ自体が、現在の社会秩序や経済秩序に相反するものだ、あるいは産業平和確立を妨げるものだという考えを持っておる人々が相当あることは事実であります。中には平然とあるいは公然とこれをと口にする人、別に口にはしないけれども、腹の中ではまだそういう考えを捨てない人が相当あることは事実であります。それから一般国民の中にもやはり両様の認識を持ち、労働組合運動というものの実態についてよく知らない者のあることも……

第28回国会 社会労働委員会 第22号(1958/03/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 一番望ましい形は経済の成長率が国民の経済力を上昇させて、その中に労働力人口を全部旬含するような速度をもって成長していくことが一番望ましいのであります。しかしわが国の経済の貿易依存度の高いという特殊性にかんがみまして、おのずから国の経済に大きな摩擦や波紋を生ずることなく堅実に伸びていく限度というものがある思います。六・五%という成長率はそういう意味において適切な数字だろうと思うのでありますが、ただ新規労働力を吸収して、同時に日本の就業構造を非常にすみやかに近代化するという目標だけから考えますと、もっと多いものを期待することが望ましいと思います。  しかし先ほど申しましたように、日……

第28回国会 社会労働委員会 第23号(1958/03/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 具体的に重複をしないような、いろいろのことを考慮しております。これは政府委員から答弁させます。
【次の発言】 三十三条の二項に、「国は、都道府県が第十五条第一項の認定を受けた事業主の団体に対して認定職業訓練に必要な経費の一部を補助した場合においては、当該都道府県に対して、予算の範囲内で、当該補助に要した経費の一部を補助することができる。」とあって、事業主の団体に対する補助の規定をここに設けてあるわけでございます。  いま一点は、結局働いている労働者諸君の、この訓練を受けている期間中の問題であろうと思うのでありますが、これは現在大企業の中においても一定の見習い期間として給与を与え……

第28回国会 社会労働委員会 第24号(1958/03/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 昨年の中ごろから、経済政策の転換と駐留軍の引き揚げに伴いまして、三十二年度後半から三十三年度前半にかけて、相当な失業の発生を見ることを政府は当初より予測しまして、それに必要な措置を三十三年度予算に講じておるわけであります。すなわち、昭和三十二年八月において、完全失業者の数は大体四十八万人前後でありましたが、三十二年度末においてはこれを五十五万と推定をいたしました。三十三年度は月平均六十五万人になると推定をいたしておりまして、そのために失業保険の支払い準備を約七万人増加をいたしまして、三十七万人計上いたしておるわけであります。それから失業対策事業は二万五千人対象人員を増加して二十……

第28回国会 社会労働委員会 第26号(1958/03/25、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 さっきから何度もお答えをしておることなんですが、とかく事業体で単独でやれる事業体とやれない事業体とがあるわけですね。そこで単独でやれない事業体はそれじゃどうして訓練をするかというと、共同でそういう訓練をする施設を設けてやる。単独でやれないのは力がないからやれないので、そういうものの方法は共同でやる方法を十五条で設けてあるわけです。その十五条でもあるいは単独でやれる場合と……。
【次の発言】 どこが漏れるのですか。単独でやれるか、やれないか、二つしかない。単独でやれるやつは議論がない。やれないものは共同でおやりなさいということなんです。

第28回国会 社会労働委員会 第29号(1958/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 事業内職業訓練の基準は、中央職業訓練審議会に諮問されることになっておりますので、中央職業訓練審議会には労働者の代表が参加するので、基準の設定については労働者代表の意向を反映するものと考えているのであります。
【次の発言】 都道府県職業訓練審議会は都道府県が条例で設置するもので、その組織運営について法定する必要はないと考えますが、事実上都道府県職業訓練審議会は中央職業訓練審議会に準じて労働者、事業主の代表を参加させるよう指導いたしたいと存じております。
【次の発言】 中央青少年問題協議会がその答申をいたしましたときの会長は実は私でございまして、この答申の趣旨は、一般的、基礎的職業……

第28回国会 社会労働委員会 第32号(1958/04/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 設置法三条の第一項の規定を、より効果的にやりますために、民間団体をしてこういう仕事をさせることが適当と考えたからでございます。
【次の発言】 理解は、労働問題についての各般の知識の普及に努めるということであります。それから良識は、いずれにも片寄らない、正鵠を得た判断力を養うということであります。
【次の発言】 労働省のやります仕事は、全部労働省の福祉ということを目標といたすものでありますが、労働問題について広く理解と良識を養いますことは、ひいては労働者諸君の福祉の向上になるものと考えるわけであります。そういう建前から、それが労働省のやります仕事全体の大きな目標でありまして、その……

第28回国会 社会労働委員会 第35号(1958/04/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 先ほど滝井さんが長期経済計画についての私の答弁を引用されたのでありますが、私が申し上げましたのは、長期経済計画の柱に、これから財政やあるいは物の面と同様に、あるいはそれ以上に雇用の問題をむしろ柱にしていかなければならぬ、こういう方針で経済企画庁とも折衝してきたのでありますが、本年度は国際収支の改善、あるいはその他の理由に基きまして、必ずしも私の考えている通り、つまり新規労働人口の増加に見合った雇用の増大ということは正確には期せられなかった、しかしこれを柱にして長期経済計画の運用に当らなければならぬ、それについて一そうの努力をするということを申し上げたのでありまして、そういう考え……

第28回国会 社会労働委員会 第37号(1958/04/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 労働条件の向上のために喜ばしいことだと思っております。
【次の発言】 現実に労働者の組合が組織せられておるところでは労使の協定というものが行われるわけであります。労使の協定を基礎といたしましてこれを拡張適用せしめる条項は挿入してございます。ただし先ほども御説明申し上げましたように規模の小さいところで組織率が非常に低い、組織がまだ行われていないところに対しましては、これは業者間協定をもってやるよりしょうがない。そこで、しかしそれでもなおそこに労働者側の立場に立った発言なりあるいは影響なりがこの最低賃金の上に及ばなければなりませんので、中央及び地方の最低賃金審議会に労働者の代表を参……

第28回国会 社会労働委員会 第38号(1958/04/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 失業保険法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  現行失業保険法におきましては、五人未満の労働者を雇用する小規模の事業主については、これを強制適用とすることなく、失業保険への加入は任意といたしております。  現在、雇用労働者五人未満の事業所は約百十万、労働者数約二百二十万人と推定いたしておりますが、このうち失業保険に加入している事業所は約四万、被保険者数は約九万人でありますので、大多数の小規模の事業主に雇用される労働者はまだ失業保険制度の恩典に浴していないわけであります。  これらの労働者を失業保険の被保険者とし、その福祉の増進をはかることは強く要請されるとこ……

第28回国会 社会労働委員会 第40号(1958/04/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 家内労働法の制定につきましてはただいま稻葉先生のお話にもございました通り、労働省といたしましては、できるだけすみやかにこれを制定すべく準備中であります。ただ対象が非常に広範かつ複雑でありますので、その基礎調査に相当の時間を要する。基礎調査を行いました上は立法化いたします。これは最低賃金法案を提出いたしました当然の帰結でありまして、私のかわりにだれがなろうと当然なさなければならないことであります。私が責任を持って労働省を代表してお答えをいたします。
【次の発言】 中央賃金審議会の答申に、この企業の支払い能力についての明文がないこと、それからILOの条約の中にも、勧告の中にもその明……

第28回国会 社会労働委員会 第41号(1958/04/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいま小委員会を設けて審議を進行していただいておりまして、時折非公式でございますが、その審議の状況についてお話を承わっております。それから推察いたしますと、いつという明確な期限を切るわけには参りませんけれども、私といたしましてはかなりに早く結論を見るに至るだろうというように考えております。いろいろの問題点について調整もだんだんと進みつつあるようでございます。
【次の発言】 ちょっと専門的な問題ですから私がお答えいたします。これは確かに今多賀谷委員の御指摘のような問題がございます。しかし現在の状態では、ただいま総理がおっしゃったような事情もあり、さらにこれがたとえば労働基準法に……

第28回国会 予算委員会 第1号(1958/02/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 わが国の労働者の賃金の問題を考えますときに、今一番大きな問題は、大企業、公企業の賃金と中小企業の賃金の格差がはなはだしく、かつそれが年々開いていくということでございます。しかもわが国においては、御承知のように潜在失業者の数が非常に多く、それが低賃金の一つの原因ともなっておるのであります。そこでこの低賃金の状態をなくす下からのささえ、賃金格差を縮小する下からのささえといたしまして、どうしても最低賃金制を制定いたしたいと考えまして、中央賃金審議会に諮問をいたしておりましたところが、十二月終りになりまして、幸いにして労使公益三者ほとんどの一致した結論が出ましたので、それに基いて立法化……

第28回国会 予算委員会 第3号(1958/02/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 藤林あっせん案は、一つには、今まで国鉄の労働組合が公労法四条三項を無視した行為をした。公労法は悪法であるとか、あるいは憲法違反であるとかいう建前でそれを乗り越える、あるいはこれを無視していくのだという態度をとっておったのに対しまして、公労法四条三項の建前を守るべきだということが第一点の要旨であります。その具体的な方法といたしまして、すみやかに臨時大会を開いて正常化の道を講ずる、さらに要すれば定期大会において処置すること、こういうことになっておるわけであります。いま一点は、いわゆるこの昇給について、一〇〇%昇給という要求を掲げておりましたのに対して、職場長、現場長の査定権を認めて……

第28回国会 予算委員会 第5号(1958/02/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 私は補欠のことでありますから、その意味でお聞きとりを願います。  津島長官の答弁の通りでございます。
【次の発言】 政府委員に答弁させます。
【次の発言】 政府委員でよろしければいいのですが、ここにどうせ書いたものがありますからお答えいたします。  昭和二十八年度船として、警備艦五隻、敷設艦一隻、敷設艇一隻、掃海艇三隻及び魚雷艇六隻、合計十六隻、九千三百三十トンを随意契約により三菱造船、新三菱重工業、石川島重工業、川崎重工業、三井造船、三菱日本重工業、浦賀船渠、日本鋼管、日立造船及び東造船において建造しております。三十一年十二月までにいずれも竣工を見ております。昭和二十九年度船……

第28回国会 予算委員会 第6号(1958/02/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 経済成長率と雇用の増加の見込みとの間にアンバランスがある。成長率より雇用増加の方が上回っているではないか、逆に、成長率が高いときに雇用の増加率が成長率より低いではないか、こういう御質問でございますが……。
【次の発言】 いや、今おっしゃったのをもう一回申しますと、前段はその通りでいいのですね。それから昭和三十三年から三十四年は、経済成長率より雇用の増加率の方が下回っている。
【次の発言】 三十四年から三十五年は逆になっておる、そういう御質問ですね。そこで、新規雇用を行います場合におきましては、その年だけのことを見込まないで、たとえば養成工とかなんか、長いその期間を見込んでの雇用……

第28回国会 予算委員会 第11号(1958/02/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいまの御意見の通り、労働問題の一つの重点は、組織された労働組合と使用者の間の関係を正常化する。いま一つは、組織されない零細な企業に働いている人たちの労働条件をどう向上させるかということであると思います。特にわが国の現在の労働者諸君全体の状態を見てみますと、後者に対する具体的な施策が一番必要であるということも全く同感であります。この賃金格差を縮小いたしますためには、まず第一に、賃金格差が何によって生じてくるかということを検討しなければならぬのではないかと思います。やはり私は、その賃金格差の生じてくるのは幾つかの原因がございますけれども、その企業の原始性、生産性の低さというよう……

第28回国会 予算委員会 第12号(1958/02/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 日本の雇用、失業の状態と、西欧でいわゆる完全雇用といわれておる国々の雇用、失業の状態を比べてみますと、ただいま山本さんの御指摘の、経済の進歩、変動、政策の変更等によって生じます完全失業というものは、日本は必ずしも多くない。ここに若干の統計をちょっと御披露いたしますと、日本の場合は六十四万、これは昭和三十一年の統計であります。それから米国の場合は二百八十二万、イギリスが二十六万、西ドイツが七十六万という数字が出ております。これを全就業者の中に占める率で見ますと、日本は一・五%、アメリカは四・二%、イギリスが一・二%、西ドイツが四%で、日本は決して多いと言えない。ただ日本の場合に、……

第28回国会 予算委員会 第13号(1958/02/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 公労協、これは御承知のように独立の機関でございまして、私の方では公労協が今調停進行中だということしか承知いたしておりません。
【次の発言】 各組合の調停申請の状況は労政局長からお答えいたします。
【次の発言】 労働省、特に私の立場といたしましては、労働問題についての労使の紛争はでき得る限り自主的に解決せられることを望むのであります。今その労使の間の問題の重点はお説の通り賃金で、この賃金が中心となって争われておりますときに、私が現在の賃金の状態について意見を申し述べることは差し控えたいと思います。
【次の発言】 公共企業体のあり方につきましては、いろいろ議論がございますので、公共……

第28回国会 予算委員会 第14号(1958/02/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 最近非常に自動車の事故が多くなったことにかんがみまして、ただいま運輸大臣の御答弁なさいましたように、運輸省と連絡をとり、あるいは今度内閣に設けられまする審議会等の活動を待ちまして、給与体系の改善、それからいま一つは労働時間の問題、この二つに重点を置いて処理をいたしたい、こう考えておるわけであります。現状につきましては、たびたび改善の措置をとって参りました。先年までは十時間ずつ実働二十時間という状態でございましたのを、現在では今お話のように八時間というふうに改められまして、順次改善の途上にはございますが、まだまだであります。特にその基本的な給与体系と労働時間の問題については、ぜひ……

第28回国会 予算委員会 第15号(1958/03/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 完全雇用という目標について、われわれの考えているのが六十万人程度、あるいは三十二年度で申しますと五十万少し上回る程度のものを常に持っておることが完全雇用の目標だと、こうおっしゃるのでありますが、西欧でいわゆる完全雇用といわれておる国々の例をとってみましても、たとえば西ドイツのようなところの例をとってみましても、完全失業者は全就業者のやはり三、四%はあるわけであります。ところが日本の全就業者の中に占めます五十万あるいは六十万程度の完全失業者の率というものは、そのパーセンテージから申しますと二%に足りないのでありまして、そこに日本の雇用及び失業の問題の重点があるのではなくて、最も重……

第28回国会 予算委員会 第16号(1958/03/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 その通りの言葉を申し上げたわけではございませんが、予算編成の結果というものを見てみますと、あるいはその執行の面を見てみますと、われわれの方にまかせてもらうべき性質のことについての御発言が多かったというようなことは、私は考えております。しかしそれも今外務大臣の御答弁の通り、予算編成の過程においていろいろのことを申しますし、私どもといたしましては、労働省にたくさん予算を獲得をいたしまして、できるだけの仕事をしたいというふうに思いますので、そのテクニックとしていろいろのことは申しました。

第28回国会 予算委員会 第17号(1958/03/25、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 私は休みのときだけ帰っておりまして、決して長く帰っておるわけではございません。  今のお尋ねでございますが、一月に出ました四十四万という失業保険受給人員は、おっしゃる通りでございますが、大体毎年一月という月は新規の失業保険の受給人員が非常にふえるときでございます。三十一年におきましても、初回の受給者は十万九千人に上っております。そして一月に六万八千、三月に六万人というふうにだんだんと落ちついて参ります。三十二年におきましても初回の受給者は十万三千で、二月になりますと五万七千、三月には五万一千というふうになって参ります。三十三年すなわち今年の一月の初回の受給人員は十四万九千人、例……

第28回国会 予算委員会 第18号(1958/03/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 労働問題が適法に、冷静に、そして国民諸君に御迷惑をかけることなく処理されることが一番望ましいのでありまして、私鉄の争議と引き比べまして、全逓もまた法律のワクの中で冷静に公労委の調停を待たれて、それについての使用者側の態度を待っているべきものと私は考え、冷静な、国民に迷惑をかけない行為を希望するわけでございます。
【次の発言】 大へんうかつでありますが、私はまだその新聞記事も読んでおりません。従ってそういうことにどういう関連があるのか、どういう原因に基くものか知りませんけれども、少くとも労働省は関知いたしておりません。


28期(1958/05/22〜)

第35回国会 社会労働委員会 第2号(1960/08/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 このたび私は再び労働省を担当いたすことになりました。この機会に所信を申し述べ、皆様の御理解と御協力を仰ぎたいと存じます。  私は雇用の改善をはかること、特に中小企業労働者の生活を向上すること、よき労使慣行の確立をはかること、この三原則により労働行政を進めて参る所存でございます。かかる立場に立って労働政策を進めることは、わが国経済の拡大発展をより円滑ならしめ、その成長を促進することに通ずると信ずるのであります。  最近のわが国の雇用情勢を見ますと、労働力需給の地域的、産業的不均衡が目立つようになって参りました。今後においても新規学卒者の激増、貿易の自由化、産業構造の変革による需給……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 社会労働委員会 第3号(1960/12/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 御承知のごとく、引き続いて労働省を担当いたすことになりました。ここに所信を申し述べまして、皆様の御理解と御協力を得たいと存じます。  わが国の経済は順調な拡大発展を続けており、これによって雇用情勢は著しい好転を見せて参りました。一部では労働力の需要に対して供給が不足する等、労働力の需給に不均衡が生ずる傾向すら現われております。このような雇用情勢は、今後の経済発展によってますます顕著になるのでありますから、労働行政もこれに即応して適切な施策を行なっていかなければなりません。この見地から、全国的視野に立った職業紹介の充実とともに、労働力の産業間、地域間の流動性の増大をはかっていきた……

第37回国会 社会労働委員会 第5号(1960/12/21、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 駐留軍関係の直用労務者の地位につきましては、安保条約改定にのっとった趣旨に基づいて、外務省、調達庁が交渉していただいているものと私は理解をいたしておるわけでありまして、その交渉が目下経過過程にあることは承知しておりますが、見通しが立たないというふうには理解をいたしていないわけであります。相手のあることですから、明確に時期は言い得ないけれども、現在お話しのような方向に向かって努力をしておられるものだと、こう理解をいたし、その結果に期待をいたしておる次第であります。
【次の発言】 これは私もそういうけっこうな財源がある話を聞いて非常に耳よりな話に存じます。従ってその耳よりの財源の処……

第37回国会 社会労働委員会 第7号(1960/12/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 これは二つ私は考えておるわけでございます。一つは失業対策事業だけではなく、社外工、臨時工あるいは土木建築工事等における一般的日雇い労務の問題、そういうものを一切含めて、不安定な状態にある勤労者諸君を常用雇用の方へ向ける、安定性を持たせていくという、あなたの御指摘の通り、根本的な方策を講じなければならぬということが一つであります。そのためには、比較的高年層の人はいろいろな事情からやむを得ないとしましても、若い人々は失業対策事業に固定しないようにいたしますために、明年度から職業訓練の仕事を始めていきたい、そしてそれを進めつつ、ある過程を通じまして、ただいま申しましたほかの不安定な状……

第37回国会 予算委員会 第4号(1960/12/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 お答えを申し上げます。私は公労協の問題については、仲裁裁定を完全に実施するということを建前といたしまして、従って公労協の職員各位も、公労法の建前を順守してもらいたいということは、しばしば申しました。それから法律の建前といたしまして、公務員に団体交渉権、行動権を与えていない場合に、その対価として存在しております人事院の勧告は、これを尊重すべきものと考えておりますが、完全実施を尊重と言葉を違えておりますところは、公労法と人事院規則との法律上の相違によるのであります。
【次の発言】 公労法におきましては、はっきりと仲裁裁定は労使双方ともこれに従うこととある。しかし予算上、資金上実施不……

第37回国会 予算委員会 第5号(1960/12/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 いろいろ今総理あるいは厚生大臣からお話がありましたことのほかに、いろいろな複雑な事情があると思います。これをまとめて申しますと、まず第一に労使関係が未熟であるということが言えるだろうと思います。経営者側にありましては、近代的な労務管理、あるいは近代的労使関係というものについての理解が非常に乏しい。それから従業員の側にいたしましても、何と申しますか、中小企業的な状態と申しますか、組合ができますと長い間の不満を一ぺんに処理しようとして、平和的な話し合いの場所を持たないで、すぐ闘争隊形を組む、こういうような、労使双方に見られる労使関係の未成熟ということがまず一つあげられると思います。……

第38回国会 決算委員会 第38号(1961/05/30、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 昭和三十三年度及び昭和三十四年度の労働省所管決算の概要につきましては、お手元に印刷物をお配りいたしてございますので、それによって御承知いただきたいと存じます。  何とぞ御審議の上、よろしくお願いをいたします。
【次の発言】 詳しいことは関係事務当局からお答えをいたしますが、大へん同種の事例が重なっておりますことを残念に存じます。これは、失業対策事業それ自体の内包いたしておりまするいろいろな問題とも関連がございます。それからある場合におきましては、何と申しましょうか、力づくとでも申しましょうか、そういうようなもので既成事実化されて、それが押しつけられておるというような形もあるので……

第38回国会 社会労働委員会 第1号(1961/02/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 第三十八回通常国会の再開にあたり、一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  私は今後の労働行政について、次の三点を柱として進めて参る所存であります。その第一は経済の高度成長をささえる積極的雇用政策の推進であり、第二は中小企業労働者の福祉増進であり、第三は労使関係の安定であります。  まず積極的雇用政策から申し上げます。最近の雇用情勢の著しい特色は、その全般的な改善傾向とともに、技能労働力及び新規労働力の不足、労働力需給の地域的不均衡など、高度成長を制約するおそれのある事態さえ現われ始めたことであります。その反面、石炭鉱業、駐留軍関係に顕著な失業者の集中的発……

第38回国会 社会労働委員会 第3号(1961/02/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ILO八十七号条約の批准につきましては、昭和三十二年であったと思っておりますけれども、前に私が労働省におりましたときに、労働問題懇談会に諮問をいたしまして、その諮問にこたえて三十四年の二月に、八十七号条約は批准すべきものだという答申がございまして、同時に、これに伴っての国内法の整備をすることと、それから現行法規を尊重するという建前が貫かれるということが条件になっておったのであります。それに基づいて、ただいまお話しのように、昨年の五月、関係法規の整備を伴って提出したのでありますが、不幸にして審議未了になりました。現内閣も労働問題懇談会の答申を尊重いたしますとともに、この八十七号条……

第38回国会 社会労働委員会 第6号(1961/02/21、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 現在実施されております失業対策事業が、実施後十数年たって、その周囲を取り巻く客観情勢というものは非常に変わってきておる。変わってきておるその変わり方の大きな要因は、経済の復興に伴って他の事情が違ってきておるということでございます。私どもは、こういう情勢の中に失業対策事業を取り扱います場合、根本的には、新しくこの失業対策事業の中に入ってくることをこれから避けていきたいということが一つであります。そのために、石炭あるいは貿易の自由化あるいは駐留軍の引き揚げ等によって生じまする失業者の問題の処理につきましては、これは雇用促進事業団を中心といたしまして、労働力の流動性を確保して、そうし……

第38回国会 社会労働委員会 第9号(1961/02/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいま議題となりました中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の大綱を御説明申し上げます。  中小企業退職金共済制度は、中小企業の従業員の福祉の増進と中小企業の振興に資するため、昭和三十四年十一月に発足したのでありますが、今日までの普及状況は、昭和三十六年一月末で企業数が二万二千六百九十七、従業員数が二十七万八千百二十三人という実績をあげております。しかしながら、この制度が中小企業労働福祉対策の柱の一つとして、今後一そうの普及発展をはかるべきものであることにかんがみますとき、現行制度には、中小企業の実情に照らして若干の改善すべき点があると考……

第38回国会 社会労働委員会 第14号(1961/03/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 上清炭鉱の事件につきまして、当委員会の調査団の報告を承りまして、この事件は全く遺憾な事件でありまして、私が直接所管であるかないかということを問わず、労働者保護の任に当たっておる者といたしまして、深くその責任を痛感をいたすものであります。  政府といたしましては、さっそく産業災害防止に関係各省の会議を招集いたしまして、目下それの具体策の樹立のために鋭意運営中でございます。また保安法、基準法等の運営にあたりまして、特に私の所管であります基準法の運営にあたりましては、従来とも炭鉱については特に重点的な監督を実施して参りました。たとえば一般の事業場に対しましては約二〇%程度であるのに対……

第38回国会 社会労働委員会 第16号(1961/03/22、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 詳しくは労政局長からお答えをいたしますけれども、人数を拡大いたしましたのは、拡大した人数の範囲までの企業もやはり独立で完全ないい退職金制度をまだ作り得ない状態にあることが多いという点から、人数を拡大いたした次第であります。  それから零細者に対する措置に欠けるところがないか、むしろ零細者にもっと手厚くすべきではないかというお話でありますが、零細企業に働いておる人々の勤続年限が短いものでありますから、そういう人々を救済するという趣旨で三年半を二年に縮めたような次第でございます。  詳しくは労政局長からお答えいたします。
【次の発言】 本法制定の趣旨が、わが国に特に多いいわゆる零細……

第38回国会 社会労働委員会 第22号(1961/04/04、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 今までの御質疑の中で大きな重要な問題について、一般的にお答えを申し上げたいと思います。  一つは失業をなくするための施策でありますが、それはただいま安定局長から御説明をいたしましたような労働力の流動性を確保することを中心とする諸施策であります。これは今具体案を雇用促進事業団法によって皆さんに御審議を願うわけであります。もう一つは、やはり集中的に発生をいたします地域に対しまして、単に流動性だけに期待しておるだけでは解決し得ない問題が多いのでありますから、地域的な定着性その他を考えた総合開発、これは通産省と協力をいたしまして、産業条件の整備その他に努力をいたしていきたい。そういう場……

第38回国会 社会労働委員会 第25号(1961/04/11、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 大体三十五年度から四十五年度まで十一カ年間に、農村人口から実質的に第二次、第三次産業へ移って参ります数は二百二十万前後と計算いたしております。農業における就業人口の減少というものは、約一千万前後になるわけでありますから、五百万近いものが減少するわけでありますが、しかしその中には離退したり死亡されたりするということが計算されますし、また新規学校卒業者の農業への参加ということも考えられますから、実質的には二百二、三十万前後と考えておる次第でございます。これは意識的に農業から離れて二次産業、三次産業へ移すというのではなくて、二次産業、三次産業の労働条件がいいということから、そして労働……

第38回国会 社会労働委員会 第32号(1961/05/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 産業間のアンバランスが現在特に生じておりますのは、御承知のように石炭産業であります。それから駐留軍の引き揚げ、縮小その他に伴います駐留軍関係の従業員の中にも集団的な失業が発生しつつあるわけであります。さしあたってわれわれが将来考究しなければならぬと予想されますものは、貿易の自由化の進行に伴いまして、自由化されたもので、国際競争力が現在の状態で弱く、それを改善しなければならぬものがその対象になるだろうと考えておる次第であります。この従業員数は大体百五、六万と推定いたしております。それは失業するという意味ではなくて、貿易の自由化によって影響を受ける産業の従業員総数を、ただいま申した……

第38回国会 社会労働委員会 第33号(1961/05/17、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 現在の雇用情勢というものはよく御承知の通りでございますが、全体として好転はいたしておりますものの、その中に特定地域における失業、離職の集団的発生、それから中高年令層の就職難、技能者の不足というようなものが強く、まことにむずかしい問題として出ているわけであります。特にこの地域的な集中性、逆に申しますと地域的なアンバランスの是正は、単に雇用政策あるいは労働の流動性を促進するということだけでは解決つかないのでありまして、これはやはり産炭地振興法とかあるいは特定不況地域振興の施策とか、つまりそういう地域に対して産業条件の整備、新しい企業の融資というものを行なっていかなければならない問題……

第38回国会 予算委員会 第3号(1961/02/04、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいま御質問の中、老年層の就職の問題と、それから中小企業の求人難の問題、これはある意味においては相関関係を持っておるようにも思いまするし、また相関関係を持たせて処理しなければならないのじゃないかとも考えておるわけであります。ごく簡単に現状を申しますと、いわゆる就業者総数は昨年、三十五年の四月から十一月までの間の平均をとりますと、四千五百七十七万という数字が出て参りまして、これは前年同期比九十九万余の増加であります。そのうちで雇用者数は二千二百二十二万で百二十三万程度の増、その差、残っておりますのが自家営業者、家族労働者でございます。二千三百五十五万で、二十四、五万の減、こうい……

第38回国会 予算委員会 第5号(1961/02/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ILO八七号条約は、ILO各条約、勧告等の中で基礎的なものでありますので、政府としてはこれを批准する方針で関係法律の整備を目下急いでおるところであります。これは三十四年の二月に、労使及び公益三者で構成せられております労働問題懇談会におきまして、まず第一にこの条約が批准すべきものであるということと、第二にはそれに伴って関係法律の整備を行なうということ、第三には労使ともに国内法を守るということ、この三つが答申をされたのであります。従ってその答申に基づいてただいま国内法の整備を急いでおる段階でございます。できるだけ早く提出をしたいと思いますけれども、この提出の時期をここで明言する段階……

第38回国会 予算委員会 第8号(1961/02/10、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ILO条約のただいま御指摘の九十八号では、公務員は御承知の通り除外されておるのであります。それから八十七号条約が批准されました場合は、これはいかなる人々によって構成される結社も自由が確立するわけでございます。しかしその場合、文部大臣がどういう団体と会わなければならないかという義務規定は、それから直ちに出てくるのではなくして、やはり八十七号条約で結成されたその結社がそれぞれの直接の相手方に対しての問題と相なるのでありまして、それが直ちに文部大臣が交渉に応じなければならぬということになるとは私は理解いたしておらないのであります。なお、公務員は公務員法、地方公務員法によりまして、労働……

第38回国会 予算委員会 第12号(1961/02/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 今の御質問にお答え申し上げます前に、先ほど総理の御答弁にちょっと補足を申し上げておきたいと存じます。それは昭和三十年から三十四年までの総生産の伸びは八五%でありますが、しかしそれに対して賃金は二六、七%で、生産の総量とアンバランスは非常に目立つようでありますが、一面雇用が三六、七%伸びておりますので、労働の生産性の上昇率は三五、六%であると記憶しております。そういたしますると、その労働の生産性の伸び三五、六%に対して賃金の上昇率は二六、七%ということになっておりますので、生産が八五%伸びておるのに賃金が二六%しかないというような、そういう非常に懸隔した状態ではないことを補足して……

第38回国会 予算委員会 第13号(1961/02/18、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 完全失業者の、雇用労働者の中に占める率という点だけから見れば、日本は現在諸外国に比べてそう悪い数字ではございません。日本の場合におきましては、これはやはりもっぱら不完全就業状態を解消するということが、現実的には完全雇用の実現への道であろうと思います。すなわら量的拡大をはかるとともに、質的な改善を求めていくということが、日本における完全雇用の特殊的な、かつ具体的な目標であろうと考えております。
【次の発言】 先ほどお話の中に、現在業者間協定で進めておりまする最低賃金が、二百円を割っておるものが大部分のようなお話でありましたが、しかし今日では、これは法制定当初におきましては、あるい……

第38回国会 予算委員会 第21号(1961/05/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 仲裁裁定の中で、今百七件とおっしゃいましたけれども、二十三年の公労法制定以来行なわれました件は九十件であります。その九十件のうちで、給与に関するものが七十六件ございます。完全に実施いたしましたものが七十八件、給与に関するもので完全実施いたしましたものが六十四件、それから、時期をずらせて実施いたしましたものが両方合わせて十一件、一部を削除して実施いたしましたものが一件、すなわち、完全実施をしなかったといわれるものが十二件であります。ただし、昭和三十一年に公労法の改正が行なわれまして以後、つまり昭和三十二年以後は全部完全実施をいたしております。仲裁裁定はその後七十件でございます。そ……

第38回国会 予算委員会 第24号(1961/05/18、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 結論から申し上げますと、最低賃金法の内容について改正の方向へ向かって検討を開始すべき時期が来たように思っております。事実検討を命じております。先ほど現行の最低賃金法の内容、性格その他について御議論がございましたが、もちろん現行の最低賃金法がそのままの形で完全なものと思っておるわけではございません。まず第一に最低賃金制というものを各般に広めていきます。普及していきまず役割を果たしつつありますし、また実際上実施以来一年半でありますが、その一年半の間にすでに七十万をこえる対象労働者に普及をいたしました。経営者の数も四万をこえておるわけであります。そこで私どもは、この最低賃金法を三十六……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 社会労働委員会 第60号(1964/07/31、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 またこのたび労働大臣を拝命いたしました石田でございます。  先般の内閣改造で大橋前労働大臣のあとを受け継ぐことになったのでありますが、私は、過去に二度にわたって、特にこの社会労働委員会の皆さんの格段の御支援と御協力を賜わったのでありますが、この際決意を新たにいたしまして、種々の問題と取り組んでまいりたいつもりでございます。当面、次のようなことを考えておりますので、お聞き取りをいただきたいと存じます。  最近における経済の高度成長に伴いまして、労働経済の様相も大きく変わりつつあり、今後わが国は本格的な労働力不足の状態に推移するものと思われます。したがいまして労働力需給面の不均衡に……

第46回国会 社会労働委員会 第62号(1964/10/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ドライヤー委員会の審問の詳細な内容は、この委員会が秘密会議でございますので、具体的にこれに触れることは避けたいと思うのでありますが、御質問の印象でございます。まず第一に受けましたのは、非常に厳正と申しますか、厳格な態度、その態度は非常に、ドライヤー氏以下、委員の各位がこのILOの基本的な考え方というものの上にゆるぎなく立って、その尺度の上から労使双方について厳正な審問を続けられておる。したがって、そのILOの基本的な考え方というもの、あるいは問題の審問の範囲というものを逸脱したものについては遠慮なくこれをはねのけるという態度が、第一見受けられました。それから第二には、非常に日本……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第26号(1964/10/09、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 たいへんおくれましたけれども、御承知のごとく、七月に行なわれました内閣改造によりまして、私はまた労働大臣を命ぜられることになりました。石炭合理化に伴いまする雇用問題につきましては、前回就任しておりましたときにもその衝に当たりまして、皆さま方にいろいろ御協力をいただいたのでありますが、その後諸般の事情は当初考えました以上の変遷を示していることは、御承知のとおりでございます。したがって新たに出てまいりました事態に対して、これからさらに皆さま方の御協力を得て善処をいたしたいと思っておりますので、格別の御指導、御鞭撻のほどをお願いいたしまして、簡単でございますが就任のごあいさつといたし……

第46回国会 予算委員会 第21号(1964/10/05、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいま御質問の案件、すなわち労働権制限とこれに対する代替措置の問題ということが審問の課題になったことは承知いたしております。ただ、この委員会は秘密会議でありますので、その審問がどういう態度でなされ、どういう意思表示をなされたというようなことについては、お答えいたしかねます。
【次の発言】 公務員は労働権の制限を受けております。それに対する代償、補償措置として人事院勧告の尊重ということがあるのでありますから、この人事院勧告は期日を含めて実施さるべきものと考えております。
【次の発言】 私は、そう考えておりますので、そういうふうに努力をいたしておるつもりでございます。

第46回国会 予算委員会 第22号(1964/10/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 仰せのとおりのつもりで準備をいたしております。
【次の発言】 わが国の労使関係の正常化のために、すでに数年前、日本政府はILO総会において批准の方針を表示いたしてまいりました。それ以後年月日はかなり経過しておりますので、当然できるだけ早く批准すべきものと思っておるのでありますが、それだけでなくして、労使関係正常化という見地から考えましても、早期に批准するのが適当と考えておる次第であります。
【次の発言】 私は、最大の原因は、やはりまだ残念ながら労使関係について各方面に相互不信の観念がある。その相互不信の観念が、この案件の通過を延ばしておる、延ばさざるを得なくなっておる事情の背景……

第47回国会 社会労働委員会 第1号(1964/12/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 第四十七回臨時国会の開会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  新内閣におきましても、引き続き労働行政を担当することになりました。前内閣で労働大臣に就任した際申し上げましたように労働問題はますます重要性を加えつつあり、今後とも誠意と熱意をもって取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  私はかねてから労働行政は人についての行政であり、人間としての労働者を尊重するという基本原則に基づいて、すべての労働者がその意思と能力とに応じ、経済発展への自由な創意と努力を発揮する機会と条件を整え、これによって労働者が人間として充実した生活を享受できるように……

第47回国会 社会労働委員会 第2号(1964/12/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 これはほんとにうかつでございますが、私はその事件をいま初めて耳にするのであります。これはたいへんうかつでございますけれども正真正銘そうなんです。ですからしたがって新暴力法を適用されたということもむろん知りません。ただ新暴力法は労働争議に適用することを目的にしたものではないということは、私が答弁したわけではありませんけれども、当時の政府がたびたび答弁をいたしておりまするし、またわれわれあの法律に賛成をいたしたのも、そういう条件のもとで賛成をいたしたことは事実でございます。
【次の発言】 電電公社の労使関係がきわめて悪化してまいっておりますことは、私もたいへん残念に存じております。……

第47回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1964/12/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 御指摘のように石炭の労働者諸君は、第一次有沢調査団の予想した以上の速度をもって減少しております。そして当初はその離職者に対する対策が労働行政の中心でございましたが、これからは国が要請する五千五百万トンという石炭の出炭量を維持するために、いかにして必要な、優秀な石炭の労働力に山に残ってもらうか、新しく入ってもらうかということが大きな問題に相なりました。  そこで、第一の問題は、老後の保障の問題でございます。これについて現在すでに厚生年金において、抗内労働に対しては、ある程度の割り増し保障のようなものをいたしておりますが、それでは不十分であるからさらに検討をするようにということが、……

第47回国会 予算委員会 第2号(1964/11/28、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 第一次有澤調査団の勧告に基づきまする合理化の進行の過程にありまして、労働力の面については四十二年の目標にすでに達しておるというような急速な変化を来たしております。それと同時に、その反面には、元来坑内労働はその労働の困難な性質からかんがみまして、一般の産業よりは上位にあるべきものであり、またあったのでありますが、それが現在では、平均と申しますか、まん中より以下ぐらいに下がっておることも事実であります。また災害もふえております。したがって、石炭問題の今後の処理にあたって、これ以上労働側にしわ寄せされることは不可能であると私は考えておるのであります。  そこで、ただいま御指摘の問題で……

第47回国会 予算委員会 第3号(1964/11/30、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 事業場内におきまして人間の生命を大切にする、これは事業場内に重点を置く置かぬは別といたしまして、労働行政が人を取り扱う行政であります以上、一切の基本であると考えております。したがって、まず労働基準法を順守していただくということを基幹といたしまして、この人の命を大切にするということに施策の重点を置いてまいっておるつもりであります。生産第一主義よりは安全第一主義、生産と分配を説く場合、あるいは利益を説く場合でも、むろん利益や生産が先になければならないのは言うまでもありませんが、それは何のために生産し、何のために利益をあげるかといえば、その事業を取り巻く人のために生産をし、利益をあげ……

第47回国会 予算委員会 第4号(1964/12/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 わが国の労働力の需給状態は、一般的には人不足、人不足と言われておりますけれども、実際絶対数から言ってほんとうに不足なのは技能労働者でありまして、他の労働力については、過剰の中の不足とでも申しますか、非常な偏在がございます。その偏在が人不足ムードをつくり上げて、それがまたさらに悪循環をしているというふうに私どもは考えておるのでありまして、特に若年労働に対する求人が殺到する割合に比して中高年齢層の就職が今日なお非常に困難であることは、御指摘のとおりであります。前に労働省におりましたときには、政府関係機関あるいは大企業が若年労働を先取りするという弊害を除去いたしますために、政府関係機……

第47回国会 予算委員会 第6号(1964/12/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 農業労働者諸君でも、雇用関係にある人々につきましては、現在任意加入の道が開けておるのであります。明年、労災保険の五人未満の事業所に対する強制適用を中心といたしまして、さらにまた保険の年金支給というような支給方法の改善をも含めて、労災保険法の改正案を提出して御審議を願う予定になっております。その場合におきましては、これを農業にも拡大する方針でございます。したがって、農業に従事している人でも、雇用関係にある人々については、これは強制適用になることに相なります。ただ小規模の事業主あるいは一人親方とでも申しましょうか、そういう人々については、特別加入の方法を認めるようにいたしたいと思っ……

第48回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第2号(1965/04/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案及び地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  政府としましては、自由にして民主的な労働組合の発展を期するという労働政策の基本的な立場から結社の自由及び団結権の保護に関する条約を批准する方針を定決したのでありますが、これに伴い、公共企業体等労働関係法及び地方公営企業労働関係法中、職員でなければ組合の組合員または役員になることができない旨の規定その他団結権に関する規定を改正する必要があるのであります。また、これらの規定を改正するにあたっては、これに関連して公共企業体等及び地方公……

第48回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第3号(1965/04/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 私が先に具体的なことについてお答えをいたしまして、あとから総理に御答弁を願いたいと存じます。  ドライヤー調査団の提案は、まず第一に、八十七号条約とそれに直接関係のある公労法四条三項、地公労法五条三項の改正に注意を向けるべきであるということが一点であります。第二点目は、今度国会に提出された政府の国内法改正案については、最終的な意見を言う段階ではないが、しかし提訴者の意見、並びに九月に行なわれた審問の経過をかなり取り入れているものと認めるということが第二点であります。第三点は、いろいろのこの条約批准についてのむずかしくした要件、案件、それの前提には、公共部門における労使間の双方の……

第48回国会 社会労働委員会 第3号(1965/02/23、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 第四十八回通常国会にあたり、一言所信を申し述べ各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  私はかねてから労働行政の目的は、すべての労働者が意思と能力に応じてその創意と努力を発揮する機会と条件を整え、これによって労働者が人間として充実した生活を享受できるようにすることにあると考え、昭和四十年度の予算編成をはじめ、機会あるごとにこの趣旨に沿って微力を尽くしてまいった次第であります。  本年もこのような見地から、次のような諸点に重点を置いて積極的に労働行政を推進してまいりたいと存じます。  まず、雇用対策について申し上げます。  最近の経済の高度成長に伴い雇用失業情勢は全般的には、好……

第48回国会 社会労働委員会 第6号(1965/03/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいまいわゆる春闘は主として賃金を中心といたしまする労働条件を主題といたしまして行なわれつつあるときであります。したがって、労働大臣といたしましては、わが国の経済の実情及び企業の実情等を労使双方とも良識を持って十分勘案して平和裏に解決されることを望むところでございまして、この進行中に特別の所見を述べることは差し控えたいと存じます。  それからもう一つ設備投資の過剰その他についての経営責任の問題でございますが、これはむろん現在の経済界の実情、産業界の実情を見ますときに、たとえば同一種類の作業を非常にたくさんの企業が行なう。この間ドイツのある経済学者がやってまいりまして、ドイツ繁……

第48回国会 社会労働委員会 第7号(1965/03/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいま議題となりました港湾労働法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  御承知のごとく、港湾は海陸輸送の連結点として、国際貿易その他国民経済にとって重要な地位を占めております。  しかるに、わが国の港湾の実情を見ますと、その機能を果たすための必須の条件である港湾労働の近代化は、欧米諸国に比し、また他産業に比較いたしましても、著しく立ちおくれており、雇用の不安定、労働災害の多発、福祉施設の未整備等の事情にあるため必要な労働力が確保できず、港湾における荷役にしばしば渋滞を来たしているのが現状であり、このまま放置いたしますと、近い将来において、国民経済の……

第48回国会 社会労働委員会 第9号(1965/03/23、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 具体的な問題や経過については訓練局長からお答えをいたしますが、労働省といたしましては、三・三答申を受けまして、これを尊重し、あとう限り、その内容を法律の中に盛り込んで、港湾労働者の福祉の増進、生活の安定をはかりますとともに、港湾労働における必要労働力の確保という面もあわせて期待をいたすベく、鋭意立案に努力をいたしてまいりました。  その間において、運輸省との間でいろいろの意見の相違、調整を必要とする事項があったことは事実でございます。この三・三答申を生かしていきますためには、むろん労働側の立法も必要でございますが、しかしながら、同時に港湾行政の近代化もこれと並行していかなければ……

第48回国会 社会労働委員会 第13号(1965/03/30、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 私は一般的な見通しとして、これから港湾労働でそういう人不足のような状態は出てこないのではないか、むしろ逆の状態がいよいよ深刻になってくるのではないか、それは港湾労働だけではなく、建設業の労働においてもあるいは航内労働においても、同様の傾向がこれから強まってくるのではないかと存じます。しかしながら、これはそういう予想なのでありまして、実際上職を失うというような事態が生じました場合についての措置は万全を期したいと存じております。この法案上の説明は安定局長がいたします。
【次の発言】 具体的な項目の中に入りますので、安定局長から……。

第48回国会 社会労働委員会 第16号(1965/04/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 詳しいことは私も承知しておりませんが、私の理解しておる範囲では、地位協定の十二条六項において保安解雇が不当であると裁判所なり労働委員会が認定いたしました場合においては、一定期間、一年間を限って賃金の支払いをするということがあったと思います。したがって、その条項に従って処置せられるべきものだと考えておる次第であります。
【次の発言】 その最後の(d)項目を実施する前に協議をしなければなりませんし、それから裁判所の決定されたことが実行されるように、日本政府としては本条約の趣旨に基づいて努力すべき義務が当然あると思っております。そういうことを一生懸命やれば、正確にやればこの協定で――……

第48回国会 社会労働委員会 第17号(1965/04/07、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 きのうもいろいろ議論になっておりましたけれども、現在の労務確保のためには、いろいろ職業安定法違反行為を犯しているのは、われわれの取り締まりにもかかわらず事実であります。これが今度の法律が施行されますと、すべて職業安定所を通ることになりますし、それから例外の場合に、直接雇用いたしましても、職業安定所にあとから届け出しなければならないことに相なっておるわけであります。したがって、労務供給ということにからむ安定法違反その他の事犯、いわゆるやみ手配師というふうなものの活動の余地はなくなるもの、したがって、そういうものに依存しがちであった暴力団というようなものの存在がなくなるだろう、こう……

第48回国会 社会労働委員会 第21号(1965/04/21、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいま議題となりました労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  労働者災害補償保険制度は、昭和二十二年に創設されて以来、労働災害をこうむった労働者及びその遺族に対し災害補償を行ない、あわせて労働者の福祉に必要な施設を行なうことによって、労働者及びその遺族の保護に力を尽くしてまいりました。この間、わが国経済の成長と相まって、労災保険加入事業場数も逐年増加し、保険経済の規模も拡大の一途をたどり、現在、労災保険の適用事業場数は約八十八万、労働者数は約二千万人でありまして、年間約百万人の労働者及び遺族に対し、約五百億円……

第48回国会 社会労働委員会 第23号(1965/04/23、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 農業労働者でありましょうとも、雇用関係にあります場合は御承知のごとく対象になってまいりましたけれども、雇用関係にない場合はいままで対象になかったわけであります。そこで、今回は特別加入の対象としてこれを取り上げたい、こう考えた次第であります。
【次の発言】 いままでもいわゆる一人親方というようなものは考えておりましたわけですが、これは雇用関係にございませんものですから、いろいろ保険の加入あるいは賃金の算定その他にむずかしい問題がたくさんございます。それと同じように、最近は農村にも機械がたくさん導入されまして、その機械等による災害が激増してまいりまして、農業団体その他からの要望もご……

第48回国会 社会労働委員会 第25号(1965/04/28、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 厚生年金の加入者は仰せのとおり勤労者でありまして、私どもの所管するところであります。したがって、厚生年金の運営は、その勤労者の老後の生活の保障という意味において、私ども非常に深い関心を有するところであります。したがって、厚生年金の運営あるいはそれに関連する政令、規則、その他の施行については、両者緊密な連絡をとって行なうという了解のもとにやっておる次第であります。
【次の発言】 一般的には、できるだけ早くすべての人々がこの適用を受けるようにすべきものだと思っております。
【次の発言】 私は、勤労者諸君の老後の保障というものは、ヨーロッパ等で行なわれておりますように、あらゆる企業、……

第48回国会 社会労働委員会 第32号(1965/05/15、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 いま基準局長が申しましたように、政府として修正するという意思はございませんが、国会で御意思が決定されるならば、それを尊重していく方針でございます。
【次の発言】 これは、その人が生活をしていくに足りるということが基本であります。したがって、最低賃金とかあるいは失業保険の給付額とか、そういうようなものを参考にし、あるいはその人の生活実態等も参考にして、そういうたてまえで御趣旨の点を尊重しつつ検討をいたしたい、こう考えておる次第であります。
【次の発言】 政府といたしましては、答申の趣旨にも沿い、またこの労災保険の本来の目的から申しましても、いまお説のように全産業、全労働者に適用す……

第48回国会 社会労働委員会 第33号(1965/05/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいまの政府委員の答弁と八木委員の御質疑との実情を十分考慮いたしまして善処いたしたいと思います。
【次の発言】 建設業における雇用の状態、労働の実情というものは、ただいま御質疑のようにいろいろ問題があります。特に古い形態の雇用関係、元請、下請の関係、同時にその雇用の不安定性、こういう点について改善を要すべきものがたくさんあることは御指摘のとおりであります。この建設業における労働問題の近代的処理について、でき得る限りすみやかに検討いたしたい。ただ、港湾の場合と違いますのは、事業が移動性を持っておるということが非常に違っております。もう一つ、政府側として処理しなければならない問題……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1965/02/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 石炭鉱業に関する当面の労働関係の諸施策につきまして一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  最近石炭鉱業におきましては、合理化に伴う人員整理は、一部炭鉱を除きほぼ一段落いたしておりますが、他面企業収支の悪化から労働者の離山ムードの浸透等のため一部ビルド炭鉱においては坑内労働者の不足という状態が生じてまいりました。  このような石炭鉱業の合理化に伴う新たな問題に対処するため、政府は昨年八月再度石炭鉱業調査団の編成を決定いたし、同年十二月回調査団より答申を受けて、今後はこの答申の線に沿い石炭対策の強化をはかることといたしております。  労働省といたしましても、……

第48回国会 内閣委員会 第2号(1965/02/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいま議題となりました労働省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  まず、労働基準局に労災防止対策部を設置することについて申し上げます。  労働災害の防止につきましては、従来から、労働行政の最重点の一つとして鋭意努力を重ねてきたところでありますが、労働災害の発生率は逐年減少を示しつつあるとはいえ、経済規模の拡大等の事情もあり、その発生件数はなお顕著な減少を示すには至っておりません。特に、新技術の導入、新原材料の採用等の急速な進展に伴って、新しい種類の労働災害があらわれつつあり、その中には、一たん発生すると予想外に大規模化するおそれのある……

第48回国会 内閣委員会 第20号(1965/03/23、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 それは、金融機関とは解釈いたしておりません。
【次の発言】 法律並びに法律運営上違法であったとは考えておりません。また、労働者保護という立場から、社内預金の実施運用につきましては、厳重に監督をいたして、できる限りの努力をいたしてまいったつもりでございます。たとえば昨年度十六件一億六千万円ばかり事故を生じましたが、それはその後の行政指導によってかなり改善を見ております。今回も山陽特殊製鋼で一億五千万ばかり出ました。たいへん遺憾なことでございますが、法律上、これは会社更生法におきましても共益債権と認められておりまするので、勤労者の利益を守るようにさらに努力をいたしてまいりたいと思っ……

第48回国会 内閣委員会 第21号(1965/03/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 むろん政党内閣でございますから、自由民主党を背景として行政をやっておるのであります。と同時に、労働行政は国民全般のものでもございますので、労働行政の要求される使命に十分に合致し得るよう、真心をもって対処いたしております。
【次の発言】 労働者諸君の生活の安定と向上をはかるという大目的は、政治的な意図や思想の相違や、そういうものを乗り越えた共通の目標でなければならないと思っておるのであります。したがって、その共通の目標に到達いたしますためには、その前にあるもの、それはむろん参考にもいたしますし、考慮も払いますけれども、それを乗り越えて、与えられた使命達成のために努力いたしておるつ……

第48回国会 内閣委員会 第22号(1965/03/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 労使関係の問題の処理は、労使がそれぞれ自主的な立場において、それぞれの責任において話し合って妥結点を見出していくというたてまえが一番望ましいことであり、それが労使関係調整の労働行政の基本でもございます。三公社五現業あるいは政府関係機関、それぞれたてまえは一応そういうことも可能なようにはなっておりますけれども、現実的な運営の上においていろいろな制約があって、完全にいわゆる自主交渉能力があると言えない状態にあることは、御指摘のとおりであります。これがきわめて長い間議論の対象となってまいりました。私どもは、むろん労政の基本、先ほど申します基本をたてまえとして貫いていきたいと思います。……

第48回国会 予算委員会 第2号(1965/02/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 御承知のように、昭和三十三年以来ILOにおきまして問題となりました日本関係の事案につきまして、昨年の二月、ILO事務総長からこの問題についての調査調停のための委員会の設置を提示されまして、これに対してわが国の同意を求めてまいりました。日本政府といたしましては、国連尊重のたてまえから、また戦後ILOにいち早く復帰をいたしました精神から申しまして、この調査調停委員会の活動を受け入れることに同意をいたしたのであります。これに基づいて、五月に第一回の会合が開かれ、引き続いて昨年の九月、第二回の審問会合が開かれまして、わが国からは政府及び労働代表が出席しその審問に応じたことは、御承知のと……

第48回国会 予算委員会 第4号(1965/02/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいま御指摘の社内預金が、昨年来の倒産によりまして危殆に瀕しているものもかなりあることは事実でございます。現在調査をいたしましたところによりますと、現在までに倒産状態になって社内預金の支払いが不能になっておりますところは十六件、一億六千万円でございます。わが国全体の社内預金は、事業場の数で三万三千件、それから加入者で四百十三万人、総額で四千七百億円くらいと考えております。倒産によって支払いの不能になりました社内預金につきましては、基準監督署を通じまして、賃金の不払いと同様に、現実に支払いを行なわしめるように指導をいたしておりまして、漸次解決を見つつある件もかなりございます。が……

第48回国会 予算委員会 第5号(1965/02/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 御指摘のように、近年若年労働に対する求人は、一般的に非常にバランスを失しつつあります。それが、特に大企業が先取りすると申しますか、大企業に充足率が高く、規模の小さいところには充足率が低ということも御指摘のとおりでございます。これに対しまして、政府は、まず政府関係機関において中高年労働で代替し得る職種を定めまして、そういう職種については若年労働の採用を見合わせるように強力に指導をいたしております。それから、日経連その他におきましても、これに呼応いたしまして、大企業が若年労働でなくてもいいところに若年労働を採用するということを防いでいくようにいたしておる次第でございます。ただ、日本……

第48回国会 予算委員会 第9号(1965/02/09、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ドライヤー調査調停委員会から示されました提案は、まず第一は、八十七号条約の批准を急ぐべきである。そうして、それについては直接関係のある公労法、地公労法の改正というところにまず注意を向けるべきであるというのが第一点であります。  それから第二点は、このたび政府から提出せられました国内関係法は、提訴者及びこの委員会の審問の経過について、重要な部門についてこれを取り入れてあるということをノートする、こういう点であります。  第三点は、双方に実在する不信感を除去するために、政府、使用者及び労働者の代表者たちが定期的に共通の関心事について意見の交換を行なうべきである、そうして、その意見の……

第48回国会 予算委員会 第11号(1965/02/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 公労法、地公労法におきましては、労使間の友好的な話し合いによって労使関係の安定を導いて、そうして、それによって業務の運営を円滑ならしめるという目的を持っておる法律でございますが、しかし一方、その労使間の話し合い、交渉をいたすにつきまして、公社、現業が他の面においていろいろ制約をされておるのでありまして、その制約されておりまするために、当事者能力に限定があるために、団体交渉が円満にいかないという事態がしばしば問題になってまいりました。公労法の目ざしております労働条件その他については、労使関係で話し合うことをたてまえとするということを生かしてまいりまするためにも、あとう限り当事者能……

第48回国会 予算委員会 第13号(1965/02/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 まず最初に労災保険から申し上げます。労災保険につきましては、雇用関係にある人については、たとえそれが農業に従事している人についても適用するようにいたしておるのでありますが、今度の労災法の改正によりまして、いわゆる一人親方、あるいは小規模企業者、そういう人々の加入を認めるとともに、同様の立場から、農業に従事している人々も任意加入できるようにいたしておるのであります。ただし、この農業におきましては非常に技術的にむずかしい問題がたくさんございます。たとえば、そういう事故が業務上か業務外であるか、あるいはまた保険給付額あるいは保険納付額等の算定の基準になりまする所得のつかみにくいという……

第48回国会 予算委員会 第14号(1965/02/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 私の直接の所管ではございませんけれども、ただいま御議論の対象になっておりまする問題は、勤労者の生活にも深い関係がある懸案であります。したがって、そういう側からの代表も出席して十分意見の述べられる機会である社会保障制度審議会、社会保障審議会の答申を政府として十分に尊重するという総理大臣の答弁は、内閣全体の意向であると考えております。
【次の発言】 ほんとうに平和的な環境をつくって、そして、その中からわれわれの安心した豊かな社会をつくり上げてまいりますためには、われわれが日常使うことばから注意しなければならないと思うことは同感でございます。適当なことばがあれば、そういう適当なことば……

第48回国会 予算委員会 第15号(1965/02/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 十六日にモースILO事務総長が青木大使に会いまして、主としてドライヤー調査団の日本における活動に対して感謝の意を述べると同時に、ドライヤー委員会の提案を受け入れたその後の状況について質問がございました。政府はドライヤー委員会の提案に基づいて政府及び使用者及び労働者の代表による定期的な会合を行なうべく具体的な行動を開始した旨、事実をあげて大使から説明をいたしました。同時に、政府としてはこの批准を今国会にぜひ行ないたいという強い決意を持っていること、特別委員会の設置について努力中である――そのときはまだできておりませんでしたから、努力中である旨を申しました。それに対してモース事務総……

第48回国会 予算委員会 第16号(1965/03/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 中学校、高等学校卒業生のうちで、上級学校に進学をしないで、職業につく割合は、大体三五%くらいだと思うのでありますが、正確な数字はあとで事務当局からお答えさせます。  それから求人求職の倍率は、四倍くらいでございます。求人が求職者の四倍。ただ若年労働者に対する求職と求人の割合は、職業安定所に来ます数字だけでは、実際がわからないのであります。というのは、求職者は実数でありますが、求人のほうは水増しがあります。実数は五十万未満、四十八、九万くらいではなかろうかと思いますが、いずれ正確な数字は申し上げます。  それから給与は、超過勤務手当をまぜますと、一万四千四百九十円、昨年度に比べま……

第48回国会 予算委員会 第17号(1965/03/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 お答えいたします。私のほうでは、離職をした人がどのくらい安定所に参るか、そういう数はつかめまけれども、倒産した件数というほうは、実態をそれぞれ安定所あるいは基準監督署で足でかせいだと申しますか、こちらから積極的に調べております数字はございますが、それが実数かといわれますと、こちらで足でかせいだ数字でございますので、完全な実数とはいえないと思います。
【次の発言】 これは、東京の商工興信所の調べのもので、負債総額一千万円以上倒産した件数というのはす……(田中(武)委員「それはわかっている」と呼ぶ)これは、先ほどからのお答えのとおりであります。そこで私のほうで積極的に調べた数は、三……


33期(1972/12/10〜)

第78回国会 運輸委員会 第1号(1976/09/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 このたび運輸大臣に就任いたしました石田でございます。  不敏な者であり、かつ、運輸行政には全くふなれでございますので、よろしく御教導のほどをお願い申し上げる次第でございます。  就任をいたしてびっくりしているのでありますが、担当する業務が非常に多く、しかも、むずかしい問題をたくさん抱えておりまして難渋いたしておるわけでございますが、とりわけ国鉄の再建が焦眉の急を告げているのでございまして、国鉄再建法の成立がまだ見られませんために、その窮状はますます深まりまして、国鉄に関連をする業種に――この業種には中小企業が非常に多いのでありますが、倒産に瀕するもの、事業の不振に泣くもの、ある……

第78回国会 運輸委員会 第2号(1976/10/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 御承知のとおり、予算には六月一日から実施することになっておりまして、すでに五ヵ月おくれておるわけでございますが、これは最大限の節約を国鉄当局がいたしまして、まあ一言で言えば無理に無理を重ねて今日まで参ったわけでございます。これがこれ以上おくれますると、もうすでに短期借り入れ限度の枠すれすれまで来ておりますし、さらに、このおくれによって物件費あるいは工事費等の削減のために関連企業に深刻な影響を与える。そして、その勤労者各位にも非常な不安と迷惑を与えつつある状態でございます。  現在まではいま申しましたような財源措置をとってまいりましたが、これ以上おくれた場合には非常な混乱を来し、……

第78回国会 運輸委員会 第3号(1976/10/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 前回ごあいさつのときにも申し述べたのでありますが、まず、基本的な姿勢といたしましては、ロッキード事件という、現在わが国の政界を騒がしております事件が運輸行政をめぐって起こったということでございます。したがって、現在までの航空の行政指導という方向そのものに、いままで私ども聞いておる範囲内においては誤りがあるとは思いませんけれども、世間が運輸行政について信頼感を失いつつあるということもまたこれは疑いを入れない事実でございます。  さらに、認可、許可事務が約二千六百件に上っております。この圧縮について従来とも何度か試みた模様でありますが、一面、人命を預かっている仕事でございますので、……

第78回国会 運輸委員会 第4号(1976/10/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 いままでいろいろ事務当局との質疑を承っておりまして、事務当局の説明のとおり、いろいろな歴史的経過あるいは個々の実情等にいろいろな差がありまして、現在までの処置が必ずしも不当だとは言えないと思いますけれども、何しろ国鉄の現状は御承知のとおりでございますし、これを再建いたしますためには、何しろ競争相手があることでありますから、もう運賃だけに頼るという時代ではなくなっております。俗な言葉で言えば、取れる理屈のあるものは発想を転換してできるだけたくさん取るという方向で処理をすべきものだと考えております。
【次の発言】 お答えいたします。  国鉄の赤字の大きな原因の一つが、貨物輸送の問題……

第78回国会 予算委員会 第1号(1976/09/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 これは航空局長から。数字のことでございますので……。


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 決算委員会 第8号(1977/03/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 労働省所管の昭和四十九年度決算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の歳出決算について申し上げます。  歳出予算現額は、二千百四十億三千四百三十一万円余でありまして、その内訳は、歳出予算額二千百三十九億四千九百二十二万日余、前年度繰越額八千五百八万日余となっております。  この歳出予算税額に対しまして、支出済歳出額二千百二十六億七千四百九十九万円余、翌年度繰越額九千百五十万円、不用額十二億六千七百八十一万円余で決算を結了いたしました。  支出済歳出額の主なものについて申し上げますと、失業保険国庫負担金及び失業対策事業費等であります。  これらの経費は、失業保……

第80回国会 決算委員会 第24号(1977/05/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 零細企業に働く労働者を保護するために、労災保険の全面適用を実施し、これらの事業の把握、適用に努力してきたところでありますが、ただいまの御決議の趣旨を十分に踏まえて、今後とも事務処理体制の整備、充実に一層努力し、未加入適用事業の把握、適用を行ってまいる所存でございます。

第80回国会 社会労働委員会 第1号(1977/02/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 このたび労働大臣に就任いたしました石田でございます。  社会労働委員会の御審議に先立ち、就任のごあいさつを兼ねて、当面の労働行政について所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  最近の労働行政を取り巻く環境は、石油危機以降の三年間にわたるいわゆる調整過程を通じて著しい変貌を遂げつつあります。  すなわち、労働力の高齢化、高学歴化が進む一方、労働力の需給の基調は一転し、また、労働者の意識と生活態度も量的拡大を目指した成長中心のものから質的充実を重視した生活中心のものへと変わりつつあります。  このような情勢のもとで、資源のない日本を支えてきた労働者の福祉の増……

第80回国会 社会労働委員会 第2号(1977/03/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 私は、二十年前に初めて労働省をお預かりいたしたのでありますが、そのときはちょうど日本の経済が戦前の水準にようやく戻ったばかりの時代でありました。それから戦後労働問題というものが大きく取り上げられましたけれども、まだこれについての一般的認識が非常に希薄であり、あるいは偏っておったような時代である、そういうものを背景といたしまして、私は、まず第一に、その当時、主として農家の二、三男の就職問題というものが非常に重大化しておりましたので、雇用機会の増大、それから第二には、やはり規模別賃金格差の縮小、それから第三番目には、労使のよき慣行の樹立というものを目指していくということを、この委員……

第80回国会 社会労働委員会 第4号(1977/03/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  わが国経済は、今後、経済成長率が低下するものと見られており、これに伴って、景気の変動や産業構造の変化等が雇用の面に与える影響がますます大きくなるものと考えられております。  そこで、適切な経済運営によってできる限り経済の安定を図ることとあわせて、経済成長率低下のもとにおける雇用対策の柱として、従来の失業者に対する対策から進んで積極的に失業の予防を図ることにより、労働者の雇用の安定を確保することが、当面の重要な課題となっております。  政府といたしましては、……

第80回国会 社会労働委員会 第6号(1977/03/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 いま御質問の中に、学歴社会に対する閣僚懇談会云々というお話しがございましたが、それはまだ決まったことではございません。ただ、閣議の席上、しばしば話題になることは事実でございます。これをもたらした背景というものの一つが、いわゆる終身雇用、年功序列型賃金体系、それから企業が特定の大学を指定して、いわゆる指定校制度というものがある、私も、それは一つの大きな背景だと思います。指定校制度については、実際に今度は現在の大学の実情というものを見ますと、短期大学、高等専門学校を加えますと千五かあるいは千八近くある。そのうちの半分は大体四年制の大学であります。その全部にわたって入社希望を受け付け……

第80回国会 社会労働委員会 第7号(1977/04/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 第三次雇用対策基本計画は、今後の日本の将来を展望した中長期の雇用対策の方向を示したものであります。したがって基本的には、低成長下においてインフレなき完全雇用の達成ということが基本的な考え方でありますが、その基本的な考え方に基づいて雇用保険制度というようなものを考え、そして今度の改正をお願いするわけであります。  これは、いまお話のように失業の予防、それから、これからどうしても考えなければならぬことは、産業構造の変化であります。その産業構造の変化の中で、勤労者諸君が生活の不安なく移動できるような条件をつくり出す、そういうことが一番基本的なものだと思います。  それから、完全雇用の……

第80回国会 社会労働委員会 第9号(1977/04/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいま議題となりました労働安全衛生法及びじん肺法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、労働安全衛生法の一部改正について御説明申し上げます。  最近における労働災害の発生状況を見ますと、全般的には毎年減少の一途をたどっておりますが、その中にあって職業病の発生はなお相当数に及んでおり、特に、がん原性物質等による重篤な職業性疾病が大きな社会問題となっております。  政府は、このような問題に的確に対処するため、ILO第百三十九号条約の批准を進めるとともに、あわせて、職業病対策の充実強化を中心として労働安全衛生法の一部を改正するこ……

第80回国会 社会労働委員会 第12号(1977/04/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 これから雇用情勢が皆さん御承知のようなぐあいに変わってまいりますと、いよいよいま御指摘のような問題が重要になると思います。勤労者が生涯を通じていろいろな変動に対応できるような技能を身につけるというのが訓練行政の根本でございますので、そういう基本的な方向に合致するような所要の措置をとる方針でございます。
【次の発言】 雇用政策のいま御指摘のことのほかにもう一つの柱は、やはり新しい経済情勢に応じて産業構造の転換が円滑にいくことだと思うのです。しかし、われわれ、勤労者の利益を守るという立場の者から申しますと、御指摘のような事態が生じなくていま言ったようなことが達せられるということが一……

第80回国会 社会労働委員会 第15号(1977/04/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 川本さんのところと同じように、私の郷里は全く同じ条件にありまして、白ろう病の対策というものについてはいわゆる郷土的関心も私は持っておりまして、これも私ははっきりした根拠を持っているわけではないのですが、近年ソ連との接触を深めている間に、どうもソ連の白ろう病予防技術というものは非常に進歩しているように思う。というのは、そういう規定を余り聞かないですね、というのはかなり進歩していると思う。そういうものの研究も基本的にやらなければなりませんし、これの予防はむろんですが、かかった人の治療その他についていろいろな器具や設備が要る、金がかかる。 しかもそれが局地的に限られておりませんので、……

第80回国会 社会労働委員会 第19号(1977/05/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 いままでの商社合併の場合は、大体全員雇用問題に影響なく合併が行われてきたわけであります。今回の商社合併は御指摘のとおりの事態になった。よく新聞等で大蔵、通産その他の了解を得て云々という記事を読みまして、結局は雇用問題に持ち込まれるのでありますから、これは労働省の了解も当然とるべきものであるということを内部に指示をいたしまして、そしていま安定局長から申し上げたような処置をとっておるわけであります。なお、日にちはまだ決まっておりませんが、近々住友銀行の幹部も私のところへ来ることになっておるわけであります。従来までのこの問題の推移は、どうしてもやはり雇用問題というより先に企業の安全と……

第80回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1977/02/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 また労働行政をお預かりすることになりました石田でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  石炭鉱業における当面の労働問題について、一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  現下の石炭対策につきましては、貴重な国内資源である国内炭生産の維持と労働力の確保が主要な柱とされており、これを円滑に進めるためには、まず、石炭鉱業の経営の安定、保安の確保、労働・生活環境の整備を図ることが重要な課題であると考えます。  このため、労働省といたしましては、融資制度の活用による労働者住宅、福祉施設の整備拡充等を通じて、炭鉱労働者の雇用の安定を図ってまいりたいと考えてお……

第80回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1977/03/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 産炭地の状況というものが本年の三月三十一日で臨時措置法を廃止できない状態にあるので、五年間の延長をお願いするわけであります。五年間の延長をお願いするということは、それ自体がこの法の目的とする仕事をまだ少なくとも五年間は続けていかなければならぬ状態であることを物語っているものであります。したがって御説のとおり単年度で予算措置をいたしますけれども、事情によほどの好転が見られない限りは、緊急就労事業を毎年その事情を勘案しつつ予算措置を講じてまいる所存でございます。
【次の発言】 先ほど申しましたとおり、また、いま細谷さんのおっしゃったとおりの、そのとおりの目的をもって法律の延長をお願……

第80回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1977/03/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 御指摘のように私は石炭産業の衰退にかかわっただけに、労働行政をお預かりをいたしまして、三池炭鉱を頂点とする労使関係の調整に当たったわけであります。したがって、それなりの責任は痛感をいたしておりますが、言いわけみたいになりますけれども、私は国産エネルギーである石炭という、特に炭鉱というようなものを、やむを得ないものはスクラップにする、これは仕方がないけれども、ビルド・アンドスクラップと言うと、日本人はスクラップの方へ重点を置きがちになる。だから、したがって、これは残すべきである、なるべく残すようにすべきであるということを主張してきたのでありますが、これは多勢に無勢で御承知のような……

第80回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1977/04/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 炭鉱離職者緊急就労事業、それから産炭地域開発就労事業、ともに現在の情勢を考えますとき、また離職者各位の現状を考えるときに、必要な間継続していかなければならず、また、継続するつもりでございます。
【次の発言】 ただいまの附帯決議につきましては、政府といたしましてその御趣旨を尊重いたしまして、今後の炭鉱離職者対策の推進に努めてまいる所存でございます。

第80回国会 予算委員会 第2号(1977/02/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 完全失業者の数はいま御指摘のとおり百万前後でありまして、特に一月から三月にかけては、これは経済の高度成長の時期におきましても離職率の非常に高い時期であります。したがって、本年はやはり一、二、三月は百万を上回るものと考えなければならぬと思っております。  基本的な対策は、むろん景気の上昇にまたなければなりませんが、御指摘のように中高年齢層、それから身体不自由者、そういう人の離職率が非常に高いのであります。 これらに対しましては、特に心身障害者に対しましては法律をもって一定の雇用を各企業に促しておるわけでありますが、中高年齢層に対しましてはまだ行政指導の域を出ません。しかし、これに……

第80回国会 予算委員会 第4号(1977/02/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 定年制の問題が現在労働界だけじゃなくて経済界を通じても重要な課題となってきておる、しかも将来の人口構造を考えますときに、これを放置できない問題である。これは全く塚本さんと同意見でございます。  わが国の定年制というものは一体いつ始まったのか、いろいろな説がございますが、明治十八年に日本郵船ができ上がったときに、その規定の中で、五十五歳になったら進退伺いを出せというものが入っておった。これが最初だという説もありますし、明治三十五年に同じように日本郵船で休職規定というものができて、五十五歳になったら休職になる、一定の猶予期間を置いてやめてもらう、こういう規定が生まれたのが最初だとい……

第80回国会 予算委員会 第5号(1977/02/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 この条約は昨年成立した条約でございます。そしてその条約の中で指摘されております問題の中でなお検討を要する点もございますし、それから実際上の運営に当たりましては、ほぼその条約と同じような行為はとっておるわけであります。制度として確立しているわけではありませんが、実際上は運営上そういうことをやってまいっておるわけであります。したがって、検討を続け、問題点の解明、それからその条約の意図している字句等についての理解等にいま努めておる段階でございます。各国ともそういう段階で、現在のところ批准しておる国は一つもございませんが、検討を加えた上で善処をいたしたいと思っております。

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/02/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 四十八年にさような事故があったことは、後で報告を受けて承知しておりますが、その事故直後の報告はなかったように承知しております。事態を知りましてから直ちに調査をいたしました。労働安全衛生法の規定によりますと、線量が一・五レム以上の場合に報告をしなければならぬというものでありまして、その基準には法的には触れていないと判断をしましたけれども、とにかく隠しているということはよくないことなので、責任者に対して当該基準監督署を通じて厳重に注意をいたしました。
【次の発言】 実は白状いたしますが、労働省もまだやっておらぬのでありまして、それで、私はこの制度を三十九年に提唱いたしまして、実施さ……

第80回国会 予算委員会 第15号(1977/02/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 実は財産形成政策というのは、昭和三十九年に私が三度目に労働省へ参りましたとき検討を命じて、四十六年から発足したものであります。貯蓄の方は非常に伸びまして一兆一千二百億円くらい、加入勤労者数は五百六十万に達して、こっちはまあいいのですが、いまの御指摘の住宅貯蓄の方、これは件数にして一割くらい、それから金額にいたしまして二割くらいなんですね、つまり家を建てるために金額が多少張りますから。で、後で具体的な数字は御入り用なら政府委員に説明させますが、枠を十分に消化できない。なぜ消化できないかというと、第一には、この契約を結ぶときに事業者が、家を建てるときは貯蓄額の二・五倍まで融資をする……

第80回国会 予算委員会 第23号(1977/03/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 私もその事故のあったことは承知しておりますが、詳細は基準局長からお答えいたします。

第80回国会 予算委員会 第24号(1977/03/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 放射線障害の労災法における認定にはいろいろ問題がございまして、認定基準をつくるのに努力をしておりましたが、いまお話しのように、昨年の十一月に専門家会議の結論を得ましたので、認定基準を改定いたしまして通達したわけでございますが、具体的な相違点その他は基準局長からお答えをいたします。
【次の発言】 なるべく労災認定が広く受けられるようにという意図のもとに作成したつもりでございます。しかも専門家会議の結論を待ってつくったもので、いま申しましたような意図のもとにつくったものでございます。ただ、私は専門家でございませんので、担当局長より……。

第80回国会 予算委員会 第25号(1977/03/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 雇用促進事業団が現在地方自治体から無償で借り受けております施設は三百七十八カ所、総面積で三百四十八万六千平方メートルに上っております。
【次の発言】 勤労総合福祉センターが十五カ所、それから簡易宿泊所が十四カ所、職業訓練施設が七十カ所、心身障害者職業センターが十カ所、勤労者体育施設が百三十七カ所、農村教育文化体育施設が三十三カ所、港湾労働者福祉センターが三十六カ所、共同福祉施設が二十一カ所、憩いの村・野外趣味活動施設などが四十二カ所、以上であります。

第82回国会 決算委員会 第3号(1977/10/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 労働省所管の昭和五十年度決算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の歳出決算について申し上げます。  歳出予算現額は、三千六百十八億九千二百九十万円余でありまして、その内訳は、歳出予算額三千九十八億四千五百二十万円余、前年度繰越額九千百五十万円、予備費使用額五百十九億五千六百十九万円余となっております。  この歳出予算現額に対しまして、支出済歳出額三千五百八十四億四千十二万円余、翌年度繰越額二千万円、不用額三十四億三千二百七十七万円余で決算を結了いたしました。  支出済歳出額の主なものについて申し上げますと、雇用保険国庫負担金及び失業対策事業費等であります。……

第82回国会 社会労働委員会 第1号(1977/10/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 まず年齢制限の問題でありますが、やはり雇用対策の最大の目標は、再就職の機会を与えて、そして第二の人生と申しましょうか、それを安定したものにするというところに基準があるわけで、したがって四十五歳以下の人たち、青壮年層というのは、まだ訓練を受けられるし、訓練を受けた人たちの再就職の機会はそれだけ多い。特に公共職業訓練所を終了した人の就職率は非常に高いわけです。したがって、でき得る限り、給付を延長するというよりは、同じ給付でも訓練を受けやすいように、また訓練を受けることによって再就職の機会をつくるという方向に努力をすべきであろうと私は思っております。  それから、特定地域の指定の問題……

第82回国会 社会労働委員会 第3号(1977/11/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 特定不況業種離職者臨時措置法案については、政府といたしましては、やむを得ないものとして承認をいたします。
【次の発言】 ただいま御決議されました特定不況業種の離職者対策については、政府としては、その趣旨を尊重いたしまして、これが実現に努力してまいる所存でございます。

第82回国会 社会労働委員会 第4号(1977/11/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 御指摘のように雇用情勢、各種の雇用指標は依然、目立った改善は見られてはおりません。完全失業者の実数とか失業率とかは、よく御承知であろうと思いますので、そういうことは省略いたします。  まず、いわゆる構造不況とか、そういうものを一切合財含めた製造業全体から見ますと、昭和四十九年と五十年を比べますと、一二、三%の鉱工業生産指数あるいは稼働率の減少が見られますが、雇用関係指標は、それに対して六%弱の低下であります。したがって、そこに非常に大きな過剰雇用感が生じておることは事実であります。しかし五十一年になりまして、鉱工業生産指数あるいは稼働率は四十九年の数字をほんの若干でありますが上……

第82回国会 予算委員会 第2号(1977/10/11、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 お答えをいたします。  まず、雇用対策でありますが、御承知のように、前国会で成立を見ました雇用保険法の改正によりまして、雇用安定資金制度というものがこの十月に発足いたしました。これは四百七十七億円計上してございます。これは補正ではありませんけれども、しかし、発足は十月一日でありますから、したがって、五十二年度後半に効果をあらわすものでございます。  現在の段階は、まあいわば構造不況業種の体質改善が進行中の過程でありますので、大体構造不況業種と言われるところに働いておられる方々、大ざっぱに見まして、通産省所管の関係で二百八十万人くらい、それから農林省所管で二十四、五万くらいでしょ……

第82回国会 予算委員会 第3号(1977/10/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 雇用問題は、これからが正念場だということは私どももよくわかり、覚悟をいたしております。ただ、雇用安定資金という制度は、この十月に発足したばかりでございます。しかも、その運営に当たっては中央職業安定審議会で関係労使の合意を得て決まったものでございます。まだスタートをしたばかりでございますので、そのスタートの様子を見まして機動的に善処をいたしたいと考えております。
【次の発言】 現在の雇用問題、雇用情勢に対応するために、自由民主党、社会党、民社党、公明党、それから共産党はきょうお出しになったそうです。労働四団体からも出ておることは承知しております。それを目下対比しながら役所の中でも……

第82回国会 予算委員会 第4号(1977/10/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 沖繩の雇用情勢はいま御指摘のとおりでありまして、私どもとしても大変残念であり、憂慮にたえないところであります。それで、これに対しまして、沖繩振興開発特別措置法に基づきまして雇用計画の設定等をいま進めつつあるところでございます。  それで、沖繩の雇用情勢の特徴は、一つは失業率が高いということ、第二番目には基地関係者が多いということ、第三番目には若年労働者が多い。他の地域の三十歳未満の率が三十数%であるに比べまして、沖繩は六五%ぐらいに上っておる。  これに対する対策の根本は、やはり何と申しても産業を振興してもらわなければならぬことは言うまでもありません。ただ、われわれが過去を顧み……

第82回国会 予算委員会 第5号(1977/10/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 加工業者につきましては、これは雇用安定法のらち外にはありません。われわれの方で当然一般の失業者と同様の取り扱いをしておるので、御質問の意味がちょっとわかりません。  それから、漁船の方は、これは三十トン、たしか三十トンだったと思いますが、未満の漁船については、やはり私どもの所管でございます。しかし、それ以上の船の船員は、これは運輸省の所管であります。  ついでに申しますが、先ほどの富塚さんのお話の中に、九州の失対事業就労者が半減されるというような話がございましたが、そういうことは絶対いたしません。自然減耗あるいは他に就職というようなことがございますので、若干予算要求の人数は減っ……

第82回国会 予算委員会 第6号(1977/10/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 この問題は、もうたびたび議論になって、たびたびお答えをいたしているのでありますが、定年を六十歳にする、そして社会保障と連動させるという方針はもう確定をいたしておりまして、その方向で努力中であり、かつ順次効果も上がってまいっております。  現状におきまして依然として五十五歳定年制をとっておる企業の割合は、かつての六十数%から四七%程度に下がっておりますし、六十歳定年を実行しておりますところも、かつての二〇%台から現在は三七%ぐらいまで変わってきております。五十五歳定年というものが始まったのは、日本人の平均寿命が四十歳台であったときのことでありますから、現在は不適当であることは言う……

第82回国会 予算委員会 第7号(1977/10/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 いま西田さんの御質問のもう一つ前の前提は、一体構造不況業種というところにどれだけの雇用力があって、そしてそのぜい肉を落とす場合にどの程度の離職者が出るかというところから始まらなければいかぬと思うのです。これは各関係官庁その他の調査、御報告を受けますと同時に、私どもの方でもそういう業界に対してヒヤリングを行って、現在の雇用量というものはおおよそつかめるわけなんです。ところが、そのぜい肉を落とすためにはどれくらいの離職者が出るかということになりますと、各業界がなかなかまとまらない。それから各個々の企業におきましては労使関係等の問題もありますので、それが完全になかなかつかめないのが現……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第1号(1948/05/28、23期、民主自由党)

○石田博英君 御審議を願います米代川二ッ井、荷上場地域改修の請願でございますが、これに関連して特にお願い申し上げたいことは、米代川全体の改修護岸工事を一日も早く達成していただきたいということであります。御承知のごとく東北の河川は、全体といたしましていまだ政治の手が全然伸びておりませんので、いわゆる原始河川のままに取り残されておる所が多いのでありますが、なかんずく米代川はその形が最もはなはだしい所でありまして、昨年七月、八月、九月と三たび襲いました大水害のために、さらにはなはだしく、その惨害まことに目をおおわしむるものがあつたのであります。特に先般來米代川直轄工事区域延長の件が大体決定されておる……


24期(1949/01/23〜)

第10回国会 教育公務員特例法の一部を改正する法律案両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1951/05/26、24期、自由党)【議会役職】

○議長(石田博英君) 引續き協議委員の副議長を選挙いたしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの佐々木君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて倉石忠雄君が副議長に当選せられました。  これにて散会いたします。     午後三時四分散会

第10回国会 日本国有鉄道法の一部を改正する法律案、関税定率法の一部を改正する法律案、食糧管理法の一部を改正する法律案各両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1951/03/31、24期、自由党)【議会役職】

○議長(石田博英君) 一言ごあいさつ申し上げます。年少不敏の身をもちまして、議長に推薦せられたのでありますが、各位の御協力を得まして、無事職責を果したいと思います。よろしくお願いいたします。  引続き、協議委員の副議長を選挙いたしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの佐々木君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて倉石忠雄君が副議長に当選されました。  これにて散会いたします。    午御四時五十五分散会


27期(1955/02/27〜)

第26回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1957/02/12、27期、会派情報なし)【政府役職】

○石田(博)政府委員 お答えをいたします。あれはたしか一月の八日のことであったと思うのであります。今御指摘の朝鮮及び台湾の方々がおいでになりまして、事情を総理に直接聞いてもらいたいということでありました。私は、かわってお目にかかりまして、その事情を詳細にお聞きをいたしまして、さらに総理にも直接会いたいという御希望が重ねてありましたが、ちょうどそのころ北海道その他へ遊説に出かけるときでありましたので、帰ってから、できるだけすみやかな機会にそういうふうに取り計らおうということをお約束いたしたことは、事実でございます。ところが、その後御承知のように総理が御病気になりましたので、まだ会わせることは実行……

第28回国会 社会労働委員会文教委員会連合審査会 第1号(1958/03/25、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 学校におきましては、全般的に職業につくに必要な基礎的な教育に重点を置かれる。従って教科内容が私は第一に違うと思います。われわれの方では、その地域に生じておりまする雇用の状態ににらみ合せまして種目を選定いたしまして、それに合うような教育、訓練をいたします。  それからいま一つ対象は、私の方は学校教育と違いまして、限定をいたしておりません。学校教育を終った者を広く対象といたしておるわけでございます。
【次の発言】 学校教育の教科内官が時代の進展に伴って進歩をいたしまして、そうしてそのときどきの要請に応ずる訓練にたえられるような教育課程をとっていただくことを、労働省といたしましても希……

第28回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1958/02/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 この間の予算委員会における多賀谷君との問答は、今のあなたの御質問とはちょっと趣旨が違うように私は理解したのです。それは、多賀谷君の議論の要点は、経済成長率と、それから雇用の伸びとのバランスについての議論でございまして、それについて私は、経済成長率より雇用の伸びの方が上回るということは、必ずしも不合理でないということを申し上げたのであります。ただ、今の問題でございますが、わが国の雇用及び失業の関係を西欧諸国の場合と考えてみますときに、雇用されているというだけ――ただいま井堀さんのお話しのように、雇用されているということだけでは不十分で、もちろん食うに足りるものでなければなりません……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 商工委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1961/03/29、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 直接には通産大臣の所管に属することもあると思いますけれども、今政府で関係各省が集まりまして、災害防止に関する連絡会議を開催中でございます。その会議に私どもの方も参加をいたしておりますので、その立場から今多賀谷さんの御質問にお答えを申し上げてみたいと存じます。  これは単に中小炭鉱ばかりではなく、他の企業の安全施設も含むのでありますが、一般的に低利融資を行ないたいということが一つであります。これはだんだん話が煮詰まって参っております  それからもう一つは、どういう具体的な重点の方法をとるかということになりますと、やはり具体的には、人命に影響あるものとないもの――安全監督にしても保……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1961/03/02、29期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 その極秘というものの取り扱い、御質問の御趣旨の内容についてのこまかい具体的なお答えは事務当局からいたさせますが、私は、それは事務管掌上、指導上他に漏れて困る性質のものは役所の行政上あることは承知しておりますし、ある部分においてはやむを得ないと思っております。しかし、それが行政の本質にわたるようなことについて私はそういうことをいたさせた記憶はございません。
【次の発言】 私は、実は御指摘の書類を知りません。まだ読んでおりませんが、しかし基準法の運営についての私の根本的考え方は、前回にも就任早々明確にしたのでありますが、世間でよく、中小企業の実情にかんがみて日本の基準法は進み過ぎて……


30期(1963/11/21〜)

第48回国会 社会労働委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1965/04/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 現在の港湾労働の需給の変動の状態から考えますと、いま閥谷さんのおっしゃったようなことは十分考えられることだと思います。したがって、常用化を促進いたします場合には、むろんそれに対する対策を講じていかなければならないと存じておりますが、それを常用雇用者に対するあぶれ賃という形でするか、常用雇用者は元来が企業者が雇っておるわけでありますから、企業者の責任でひまになったときに解雇するという形のものではないわけでありますから、その場合あぶれ賃という形が適当かあるいは運賃計算の中にそれを加味して計算することが妥当であるかは、いずれは検討を要する問題だと思いますけれども、そういうことについて……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1965/02/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 昭和四十年度一般会計及び特別会計の予算案中、労働省所管分につきましてその概要を御説明申し上げます。  労働省所管の一般会計の歳出予算額は九百八億六千百三十六万三千円でありまして、これを前年度予算額八百二十八億二千六百八万二千円に比較いたしますと、八十億三千五百二十八万一千円の増加となっております。  次に、そのおもな内容について、概略を御説明いたします。  その一は、積極的な雇用対策の推進に必要な経費であります。  最近の雇用失業情勢は、経済の高度成長に伴い、全般的には好調に推移しておりますが、なお、若年労働者や技能労働者を中心とする労働力の不足、中高年齢失業者等の就職困難、地……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1965/02/24、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 これは理屈はともかくとおっしゃいましたけれども、法の運営は、やっぱりその法のたてまえに従って行なわなければならないと思うのであります。およそこういう種類の保険というものは、偶発的な事故に対して補償するのが保険であります。火災保険でも傷害保険でもそのとおりです。失業保険でもそうであります。当然予想されるもの、毎年当然予想されるものに対する補償、それが必要であるならば別個の方法で行なうべきものであって、失業保険という性質のもので行なうべきものではないというのが、これはたてまえであります。いまおっしゃいました数字、秋田県の場合は二十七億とおっしゃいましたが、二十二億ぐらいであります。……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1965/02/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 たいへんおことばに御注意をいただきまして恐縮でございますが、私が気にしましたのは、私はまだ若いつもりでございますから、老ということばを使われたのを心外と思ったのでございます。  いまの御質問でありますが、各事業場、作業場において、その作業の性質あるいは設備の不完全その他の事情から非常な騒音を発するものが実在し、その騒音によって聴神経に異常を来たし、そして難聴という状態になる労働者諸君がかなりあるということは、よく承知いたしております。これに対しましては、そういう症状を呈しました人々に対して、労災補償法によって適切な処置をとることはむろんでありますが、それ以上に、やはりそういう症……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1965/02/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 最低賃金制はいわゆる賃金政策の基本でありまして、労働力の需給あるいはそのほか歴史的な経過、そういうものの関連において、不当に低い賃金が勤労者の生活を圧迫するということをなくしますと同時に、国際的に見ますと、そういう低労賃による公正な国際競争というものの阻害を防ぐという役割りをも果たしてきておるものだと考えております。
【次の発言】 現在まで実施してまいりました業者間協定を中心といたしまする最低賃金制というものが完全なものであるとは私も思っておりません。しかしながらわが国の当時の実情から、また同時に最低賃金制度というものを一般的に理解させる段階的な必要から、あの程度の法律で満足せ……


33期(1972/12/10〜)

第78回国会 運輸委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1976/10/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 ただいま御審議を願っております二法案は、従来十カ年で収支の均衡を図ろうとするものを二カ年で図ろうとするものであります。したがって、値上げ率はそれだけ高くなっておりますし、その一面、過去債務の赤字分について国庫がこれを利子負担ないし無利子貸与というような形をとっていることは御承知のとおりでございます。しかし、それを本年原案どおり一番早い機会の十一月一日に実施されるといたしましてもなお五千億の赤字があり、そのほかに、六月一日実施の予定でありましたから、その分だけ二千億の赤字がございます。その処理の問題が一つございます。  それから、国鉄の再建が運賃だけで解決するものではないことはも……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1977/03/11、34期、自由民主党)【政府役職】

○石田国務大臣 昭和五十二年度一般会計及び特別会計予算中労働省所管分について、その概要を御説明申し上げます。  労働省の一般会計の歳出予算額は三千七百四十三億一千七百五十二万二千円で、これを前年度当初予算額三千四百十二億九千七百二万八千円と比較いたしますと、三百三十億二千四十九万四千円の増加となっております。  次に、労働保険特別会計について御説明申し上げます。  この会計は、労災勘定、雇用勘定、徴収勘定に区分されておりますので、勘定ごとに歳入歳出予定額を申し上げます。  労災勘定は、歳入歳出予定額とも九千八百四十二億八千六百三十八万三千円で、これを前年度予算額九千百五億一千七百七十五万一千円……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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