国会議員白書トップ衆議院議員船田享二>委員会発言一覧(全期間)

船田享二 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

船田享二[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(政府)歴代TOP1000
884位

24期委員会出席(幹部)TOP100
92位

このページでは船田享二衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。船田享二衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 国土計画委員会 第16号(1947/10/10、23期、国民協同党)

○船田享二君 御無理をお願いしまして日程に上せていただきました鬼怒川上流の改修及びダムの構築に關しまして、簡単に説明を申し上げてお願い申し上げたいと思います。鬼怒川は鬼の怒る川と言いまして、この上流は栃木県の、簡単に言えば日光と鹽原のちようど中間、山を越しまして福島県の会津の方に抜ける。そこから流れ出しまして、あとで有名な中禅寺湖、華厳瀧の水を併せまして、下流は栃木県の東南部、茨城県の西南部の沃野を貫いて利根川に合流する河でありますが、その上流地帯の改修及びそこに大きなダムをつくりたいという請願であります。この請願はすでに八月中に提出されておるのでありますが、この間の九月の洪水にあたりまして、……

第1回国会 予算委員会 第23号(1947/11/19、23期、国民協同党)

○船田委員 第二分科會の所管は外務、文部、厚生、勞働の四省所管の追加豫算案であります。  第二分科會におきましては、十一月十七日の午前と十八日の午後と二囘にわたつて會議を開き、外務、文部、厚生、勞働各省所管の一般會計並びに特別會計豫算を審議いたしました。いずれもまず政府側の説明があり、後質疑を行いましたが、そのうちおもなものは次の通りであります。  外務省所管の豫算につきましては、第一に講和條約の問題でありましたが、これについては、その時期は未だ推側し得ないし、また日本國民竝びに政府としては國内態勢を整備し、國際信義の囘復に努めるのが刻下の急務であるとの政府側の答辯でありました。  第二に、外……

第2回国会 外務委員会 第11号(1948/06/28、23期、国民協同党)【政府役職】

○船田國務大臣 議題となつております工場施設の問題につきまして、一般的に申し上げますと、実はこれはあまり個別的に取扱うのもいかがかと思いますので、まず簡單に一般問題として賠償廳でどういうことをしているかというようなことを申し上げて御了解を得たいと思うのであります。大体民生安定の上から、あるいは輸出貿易の上からぜひともこちらに残しておいてもらいたいという必要を認める工場につきましては、賠償廳といたしましては、経済安定本部あるいは関係各省と協議をいたしまして、その上で賠償廳から連合軍総司令部に対しまして、できるだけ好意的な考慮をしてもらいたいということを願い出ることにいたしておるのでありますが、た……

第2回国会 議院運営委員会 第23号(1948/04/01、23期、国民協同党)【政府役職】

○船田國務大臣 私実は急用で外出しておりましたので、法務総裁がどういう答弁をなさいましたか、はつきりしたことを存じません。あるいは重複する点があるかもしれませんが、今回の改正で祕書官制度をなくする、兼職の範囲を除かれるということになつておりますが、これはやはり今の國会議員の全体の地位から申しまして、内閣総理大臣その他の國務大臣の祕書官の兼職は除かれる方が適当でないかと私としては考えております。
【次の発言】 私行政調査部の総裁として、その方面から申し上げると、やはり第二國会において現在の議会では政務官の現在のままの数では足りないではないかということが考えられますし、できるだけ早く設けることが必……

第2回国会 決算委員会 第2号(1948/04/27、23期、国民協同党)【政府役職】

○船田國務大臣 國家行政組織法施行までの暫定措置に関する法律案について、その大要を御説明いたします。  限行の行政官廳本は、來る五月二日限りその効力を失うこととなつておりまして、これに代るべき國の行政組織に関する恒久法を制定する必要があるのであります。よつて政府におきましても鉛意準備中でありましたが、相当なお研究を要すべき問題が残つておりますので、とりあえず現行制度をそのまま五月一ぱい延長し、その間に新基本法の制定をお願いいたし、六月一日から新制度に乘り移ることといたしたい所存であります。  次に、日本國憲法施行の際現に効力を有する命令の規定の効力に関する法律により、行政官廳に関する從來の命令……

第2回国会 決算委員会 第3号(1948/05/19、23期、国民協同党)【政府役職】

○船田國務大臣 國家行政組織法案につきまして、その大要を御説明申し上げます。  現行の行政官廳法は、新憲法附屬の法律として、昨年五月三日から施行されたのでありますが、同法は新憲法施行に伴いさしあたり必要な立法措置として、制定せられたものでありまして、わが國の行政組織について、なお根本的な調査研究の後、恆久的な新行政官廳法を制定することを適當と認め、從つて同法は、施行後一年を限りその効力を有するところの暫定法律であつたのであります。政府は、爾來行政調査部を中心として、調査研究を進め、恆久的な新行政官廳法の立案を進めてまいつたのでありまして、最近に至り、ようやく國家行政組織法という新しい法律案の成……

第2回国会 決算委員会 第4号(1948/05/21、23期、国民協同党)【政府役職】

○船田國務大臣 今の木村君の御質問の各省の設置法案等につきましては、大體準備が整つておりまして、關係方面の承認を得るばかりになつておりますので、最近の機會に提案いたしまして、この國家行政組織法とともに御審議を願う段取りになつておると思います。
【次の発言】 今の御質問のような政令を特に強化するとかあるいは官僚の力を強める趣旨の規定は全然はいつておりません。
【次の発言】 お答えいたします。この法律案のどの條項が今おつしやつたような行政事務の能率的な遂行のためになる、というように特定して申し上げるわけにはまいりかねまして、この法律全體がそういう目的のためにつくられたと申し上げるよりほかありません……

第2回国会 決算委員会 第8号(1948/05/27、23期、国民協同党)【政府役職】

○船田國務大臣 昨日実は印刷物がこちらでできて、皆さんにお配りしたはずだという話だつたのですが、今委員長に承りましたら、その運びになつておりませんので、かりに私どもの方で一昨日つくりましてお配り申し上げました謄写版刷りがございますので、その改正法律案をまず朗読申し上げます。     行政官廳法等の一部を改正する法律案    行政官廳法等の一部を改正する法律   行政官廳法(昭和二十二年法律第六十九号)附則第二項、経済安定本部令(昭和二十二年勅令第百九十三号)附則第三項、日本國憲法施行の際現効力を有する命令の規定の効力などに関する法律(昭和二十二年法律第七十二号)第一條の三及び建設院設置法(昭和……

第2回国会 決算委員会 第20号(1948/06/24、23期、国民協同党)【政府役職】

○船田國務大臣 行政官廳法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。御承知のように、政府は今國会に國家行政組織に関する基準法たる國家行政組織法案、並びにこれに基く各省等の設置法案を提出いたしたのでありますが、これらすべての法律案においては、法律の施行期日を本年七月一日と定めました結果、その前日たる六月三十日までは、現行の行政官廳法、経済安定本部令、日本國憲法施行の際現に効力を有する命令の規定の効力等に関する法律及び建設院設置法等がそれぞれ効力を有することとしておく必要がありますので、その旨を定める法律案を提出いたし、すでに國会の可決を得ていたのであります。ところ……

第2回国会 決算委員会 第22号(1948/06/26、23期、国民協同党)【政府役職】

○船田國務大臣 行政管理廳設置法案につきまして、その提案の理由を説明申し上げます。  この法案に規定しております行政管理廳は、行政機関の組織及び権限を整序し、その人員の配置を調整し、行整の運営方式に改善を加え、もつて國家行政部門を能率的ならしめる目的をもつて設置されるものでありまして、現在の行政調査部の機能を充実いたしまして、これに行政監察委員会及びその事務局を併せて構成される新しい機関であります。これまでのわが國におきましては、かような目的を有する機関は存在しなかつたのでありまして、ただ一昨年十月、行政調査部が設置せられ、続いて昨年九月、行政監察委員会が設置せられまして、いずれも臨時の機関と……

第2回国会 決算委員会 第23号(1948/06/28、23期、国民協同党)【政府役職】

○船田國務大臣 ただいま河合委員の御指摘になりましたような事実は、われわれもお言葉通り認めてもおりますし、何とかして改善しなければならないということを考えているのであります。殊に実を言えば、閣議などもいろいろの事情で、時間が励行されないというようなところから、この問題はたびたび政府においても取上げ、殊に行政監察委員会の方でも取上げた結果を、私どもの方から閣議にも諮りまして、各省へ十分その点を通達いたしてあるのでありますが、今河合委員からも仰せがありましたように、政府首脳部及び議会などの時間も励行されていないような状態、これから改めなければならないということも、私どもの方からも嚴重にたびたび言い……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第23号(1948/04/15、23期、国民協同党)【政府役職】

○船田國務大臣 ただいま委員長から御朗読になりました知事会議の陳情、その他すでに皆様御承知のように、地方出先機関を整理しなければならないということは、もちろん私どもも十分その必要を感じておる次第でありまして、行政調査部といたしましては、すでに前内閣時代以來たびたび案を練り直していたようでありまするが、私が行政調査部の総裁の職を汚すことになりましてから、ちようどたまたま芦田内閣成立直前に、この委員会で皆様方の御決議によりまして、整理すべき出先機関の案ができ上つておりましたし、それを参照いたしまして、すでにでき上つておりました行政調査部の案を再檢討いたした次第であります。そのほかに地方の行政監察委……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第27号(1948/05/06、23期、国民協同党)【政府役職】

○船田國務大臣 地方出先機関の整理の進行状態につきまして御説明申し上げます。  三月五日に本委員会でおつくりになりました地方出先行政官廳廃止案につきましては、行政調査部といたしましても、密接な御連絡をとつてまいつたことでもありますので、できるだけこの案の実現を早めたいと考えまして、各方面と折衝いたし、あらゆる努力をいたしてまいつておる次第でありますが、おつくりになりました案の中で、調整事務を取扱うための出先官廰に関しましては、それを急に廃止することは、統制行政が行われている限り、非常に困難な――困難と申しますよりも不可能な状態にあります。從つてこれを廃止するためには、むしろ根本的に統制をするか……

第2回国会 水産委員会 第13号(1948/05/10、23期、国民協同党)【政府役職】

○船田國務大臣 ただいま委員長から御質問のありました水産廳、あるいは水産省の問題につきまして、もちろん今委員長から仰せられましたような、水産省を設置すべきであるというような議決もありましたことその他、行政調査部といたしましてよく承知いたしておりまして、できるだけのことはいたしたいというふうに考えておる次第でありますが、一方におきまして、現在一般的に、行政の能率化という立場から、行政機構の簡素化を目ざしまして、行政機構を改革しようとする立場から、各種の檢討を加えておりますような次第でありまして、新たに水産廳なりあるいは水産省、さしあたつては水産廳というお話でありますが、これを設置いたしますことが……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 建設委員会 第6号(1949/04/12、24期、国民協同党)

○船田享二君 都営青山第二共同住宅改善に関する請願につきまして、紹介議員としてできるだけ簡単に説明申し上げたいと思います。  東京都営青山第二共同住宅は二階建のアパートづくりなのでありますが、もともと住宅営團が立てまして後に東京都が経営することになつたものでありまして、非常に不完全なバラツクのままであります、これに住んでおる人たちの要望、請願の趣旨をまとめて申しますと、一つはガラス戸を設置してもらいたい。都営青山第二共同住宅のうちの一部分は、まつたくガラス戸がないために、雨が降るたびに障子紙がどんどん破れてしまつて、雨が降り込むというような状態になつております。それが一つ。それから第二に井戸、……

第5回国会 厚生委員会 第8号(1949/04/13、24期、国民協同党)

○船田享二君 國立病院独立会計制反対の請願につきまして、紹介議員としてその趣旨を簡単に御説明申し上げまして、御審議をお願いしたいと思います。  申し上げるまでもなく國立病院の主たる利用者は、少くともこれまで生活困窮者、勤労者等医療費を高額に出すことができないために、開業医にたよることのできない人たちが多かつたのであります。中でも外地からの引揚者またことに傷病兵が國立病院を利用しているような状態にあるのでありますが、このたび独立採算制を原則とした特別会計制が立てられそうだということにつきまして、そうなりますと、普通の開業医と同じように営利事業的になるのではないか。そうなつてはこれまで國立病院を当……

第5回国会 文部委員会 第2号(1949/03/24、24期、国民協同党)

○船田委員 すでに森戸委員その他から詳しく御意見の御開陳がありましたので、いまさらそれにつけ加えて申し上げることは差控えますが、一々ごもつともと考えるのでありまして、手続の点から申しますれば、形式的に言つて多少疑いがあるのではないかとも思われるのでありますが、先ほど松本委員から御提案がありました要望につきまして、本委員会の意思をはつきりといたしておくことにつきまして、私は國民協同党を代表いたしまして賛成いたしますとともに、全会一致で決議をすることができますように、他の委員諸君にもお願い申し上げます。

第5回国会 文部委員会 第10号(1949/04/22、24期、国民協同党)

○船田委員 紹介議員井出一太郎君にかわりまして、高田忠周書石文保護に関する請願の趣旨を簡單に御説明申し上げます。  この石文は皆様御承知の通り國会の正門の前の通りにありますもとの大山元帥の銅像の背後銘なのであります。これは高田忠周の手にはつた書でありまして、また石刻も非常に優秀なもので東洋一といわれたものでありますが、大山元帥の銅像が取去られたあと、まつたく雨ざらしになつておりまして、保護されておりません。かようなすぐれた美術品を、そのままにさらしておくのは遺憾にたえない。ついてはこれを何とか保護する手段を講じてもらいたいというのが請願の趣旨であります。どういうふうにするかというような具体的な……

第5回国会 文部委員会 第14号(1949/05/09、24期、新政治協議会)

○船田委員 ごく簡単にただ一点だけ臨時免許状につきまして、その有効期間が第九條第三項によりますと三年以内ということになつております。現在各地の学校におきましては、この臨時免許状を與えなければならないようなもの、つまり第五條第三項によりますと臨時免許状は、普通免許状又は仮免許状を有する者を得ることが困難なる場合に限つて與えられることになつておりますが、この得ることが困難な場合が、現在の状態では非常に多いのではないかと思われるのであります。これに対しまして普通免許状あるいは仮免許状を許されるに要する要件は、別表などを見ましても、かなり困難な要件となつておるように思われるのであります。この要件を最長……

第5回国会 文部委員会 第18号(1949/05/14、24期、新政治協議会)

○船田委員 新政治協議会を代表いたしまして、私は理由に関する説明を全部省きまして、修正の部分及び修正部分を除いた原案に賛成することを表明いたします。
【次の発言】 この法案はその趣旨はまことにけつこうであると考えるのでありますが、その個々の規定につきまして、これを現在の学校教育の実情と照し合せて考えますときに、いろいろ疑いを持たれるような規定が置かれておるのであります。すなわち教育職員の思想及び研究の自由を不当に抑圧することを疑わなければならないような規定もありますし、また免許状に多くの段階を設けておる規定は、教員職員の間に階級的な差別を設けまして、教育上おもしろからぬ影響を及ぼすおそれがある……

第5回国会 文部委員会 第20号(1949/05/17、24期、新政治協議会)

○船田委員 私は新政治協議会を代表いたしまして、きわめて簡単に本法案及び水谷君提出の修正案に対して賛成の意を表するものであります。もちろん第七條、第八條、あるいは第十三條以下の規定のごときは、ただいま社会党あるいは民主党の諸君からお話がありましたように、運用を誤るにおきましては、國立学校、ことに大学の自主性、自治性を害するに至るおそれが十分にあると思われるのでありますが、これらの規定は、むしろ單なる技術的な理由に基く立法であると考えられますし、またこの点について文部当局は明らかに学校、ことに大学の自治、自主性を重んずべき態度を明らかにしておるのでありまして、私どもはその点に信頼をいたしてさしつ……

第5回国会 文部委員会 第24号(1949/05/21、24期、新政治協議会)

○船田委員 日光の國宝建造物修理に関する請願につきまして簡單に説明申し上げて御審議を煩わしたいと思うのであります。  日光の二荒田、東照宮、輪王寺といういわゆる二社一寺にあります國宝建造物の價値その他につきましては、私から申し上げるまでもなく皆様すでに御承知のことと思うのであります。國宝として非常に價値があるばかりでなく、日光一帯が観光の中心地でありまして、その方面から見ましても、この國宝を十分に保護しなければならないのであります。不幸にして最近この國宝建造物の多くが非常に腐朽して参りまして、ことにすぐ目につく大谷川にかかつておる神橋――二荒神社の神橋のごとき、ほとんど落ちそうになつておる。こ……

第6回国会 外務委員会 第6号(1949/11/29、24期、新政治協議会)

○船田享二君 北緯三十八度以北の一則鮮地区に残留する同胞の引揚げ促進をやつてもらいたいという請願の趣旨を、紹介議員として簡單に御紹介申し上げまして、御審議を煩わしたいと思います。  終戰当時に北鮮におりました同胞は、満洲からの避難民を加えまして約三十三万人といわれておりますが、そのうち約一割が昭和二十一年春ごろまでに死亡したと伝えられておりまして、それから八割七分は脱出いたしまして、昭和二十一年十二月にアメリカとソ連との間にとりかわされた日本人送還協定が北朝鮮に実施されたときに残つておりました同胞は、技術者及びその家族を主として約八千人だといわれております。この八千人はその後六回の引揚船でほと……

第6回国会 内閣委員会 第3号(1949/11/16、24期、新政治協議会)

○船田委員 河野金昇君が今ちよつと見えませんので、かわつて請願の趣旨を御説明申し上げたいと思います。御承知のように、昨年の七月までは大正十二年に制定された恩給法がそのまま行われておつたのでありまして、その間に俸給令の改正が九回あつたに対しまして、恩給額の改訂はわずかに二回にとどまつておりまして、そのためにその平均額が月額にしてわずか三十数円という、むしろこつけいな、みじめなものであつたことは皆さん御承知の通りと思うのであります。そこでわれわれ議員は、これをまつたく見るに忍びず、昨年九月の五日に議員提出法律案としてその改訂を行つたのでありますが、その標準は、過去の退職者を一応三千七百円ベースの仮……

第7回国会 内閣委員会 第22号(1950/04/27、24期、国民協同党)

○船田委員 今食糧庁のことが問題になりましたので、ちよつと関連して聞きたいのですが、大分昨年の行政整理のために專任検査官のいない町村が出て来ておることは御承知の通りであります。たしか二千七百人ばかり足りないというお話を承つたのですが、これを見ますと、六百二十四人の増ですが、これでどの程度の專任検査官のいない町村を埋められるのか、お見みをお知らせ願います。

第8回国会 内閣委員会 第2号(1950/07/26、24期、国民民主党)

○船田委員 ちよつとお伺いいたします。先ほどのお話でございますと、行政整理で人員を約三割とか削減するということから出発して、御審議をお進めになつたようにも受取れたのでございますが、そうでなく、たとえば行政事務の性質とか分量とかいう方面からの、いわば合理的な面から考えて行政機構を簡素化する、そういうようなお考えは審議会でお出にならなかつたのでございましようか。
【次の発言】 これは一体行政整理になるかどうか疑問なんですが、行政機構のいわば合理化と言いますか、そういうような面から、前々から幾つかの省を合せて府と申しますか、何と申しますか、その上のもので統合する形をとつたらどうかという意見、これは主……

第8回国会 内閣委員会 第13号(1950/11/20、24期、国民民主党)

○船田委員 われわれは関東信越班として、関東信越の治山治水行政機構とその運営に関して、利根川及び天龍川の現地について実情を調査いたしたのでありますが、その報告の大要は書面にしたためてありますので、これを差出したいと思います。でありますから、全部省略させていただきたいと思います。

第9回国会 内閣委員会 第2号(1950/12/05、24期、国民民主党)

○船田委員 ただいまの御説明によりまして、大体御提案の趣旨はわかつたように考えるのでありますが、電気通信省の外局であつたものを運輸省の外局に持つて来る。また今江花委員からもお話がありましたように、なぜ外局にしなければならないかというようなことを、もう少し根本的に御説明を願わなければならないのではないかと思うのであります。現内閣では行政整理と関連して、根本的に行政機構を改革して行こうということをもくろんでおられるようでありまして非常に大規模な行政機構の改革の案などもわれわれちらほら仄聞するのであります。おそらく続いて開かれるべき通常国会には、少くともその一部分が提案されるのではないかということを……

第10回国会 内閣委員会 第5号(1951/03/09、24期、国民民主党)

○船田委員 結論的には国民民主党は本法案に賛成いたします。しかし政府はあらゆる機会に統制の撤廃、自由経済への復帰というようなことを唱えますとともに、他方において行政機構の簡素化、行政整理断行ということを公言しておるのであります。そうした立場からいたしまするならば、物価庁というようなものは、その機構をできるだけ早く縮小する、あるいはさらに廃止するのが当然ではないかと思つておるのであります。それにもかかわらず、提案の理由を拝見いたしますと、最近の経済諸情勢の推移にかんがみというようなことがありますが、こういう経済諸情勢の推移にかんがみて本法案のごときものを提出いたさなければならない、あと一年このま……

第10回国会 内閣委員会 第10号(1951/03/30、24期、国民民主党)

○船田委員 私もまた国民民主党を代表いたしまして本法案に賛成するものであります。  昭和二十三年の八月この審議会がつくられますときに、われわれとしては三年もすればこの引揚げ同胞に関する問題は解決もつくだろうし、また解決つけなければならないというような考えでおつたのでありますが、不幸にして今に至るもソ連地区及び中共地区に抑留されております同胞の帰還の問題等はほとんどまつたく解決されておらないようた状態が続いておるのであります。またことにこれは人数から申しますと比較的少い、また小さな問題とも言えるかもしれませんが、昨年朝鮮動乱が勃発して以来のことでありますが、朝鮮におきまして、日本婦人にして朝鮮人……

第12回国会 内閣委員会 第7号(1951/11/05、24期、国民民主党)

○船田委員 行政機構をできるだけ簡素なものとする、行政事務の能率を高める、国民の負担を軽くするという趣旨をもつてする行政整理を、できるだけ早く断行する必要があるということは、われわれもまた常に主張して来たところでありまして、その整理のためにある程度の犠牲もやむを得ないということは、われわれも考えておるのであります。従つて先日行われました橋本長官の提案理由の説明の中にもあつたような、「行政を簡素化し、現下のわが国力にふさわしい行政体制を樹立する」という現政府の方針それ自体に対しましては、われわれもまたもとより賛意を表するものであります。私どもほ何も現状を無視して、行政整理に全面的に反対するという……

第12回国会 内閣委員会 第11号(1951/11/10、24期、国民民主党)

○船田委員 ただいま議題となつております行政機関職員定員法の一部を改正する法律案に対しまして、国民民主党を代表してこの修正案の提案の理由を説明申し上げたいと存じます。まず修正案の案文を申し上げます。  行政機関職員定員法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第二条第一項の表の農林省の項中「二〇、五四八人」を「二四、五一一人」に、「一五、二四二人」を「二九、四五四人」に、「五八、五一四人」を「七六、六八九人」に、同表の合計の表中「八〇二、七四〇人」を「八二〇、九一五人」に改める。   附則第二項中「二万千五十五人」を「二万五千十八人」に改める。附則第三項を削り、附則第四項中「(……

第12回国会 内閣委員会 第12号(1951/11/12、24期、国民民主党)

○船田委員 議題となりました行政機関職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、国民民主党を代表して、わが党がすでに提出いたしました修正案を支持しで、政府原案並びにこれに対する自由党の修正案に対して反対の意を表明するものであります。  政府は、すでに昨年行政制度審議会をつくつて、行政機構の根本的な改革に関する案の作成を求め、本年はまた政令改正諮問のための委員会をつくつて、同様の趣旨をもつてする案の作成を求めており、そうしてこれらの審議会や委員会は、それぞれの立場から行政機構の改革、行政事務の簡素化に関する案の答申を行つているのであります。かつこれらの審議会や委員会の案とど弔いう関係に立つのか……

第12回国会 内閣委員会 第13号(1951/11/15、24期、国民民主党)

○船田委員 私は実はきのう開かれました外務委員会との連合審査会で、主として外務委員の方々から行われ、また私自身も行いました質問、それに対する島津政府委員の御答弁と多少重複しても、きよう大臣または政務次官から政府の方針について責任ある御答弁を願い、また内閣委員としての質問を申し上げたいとこう思つておつたのでありまするが、草葉政務次官が御都合で御退席になりましたので、そういう意味で私の質問はまた別の機会に讓りまして、ほんの補充的に一、二点質問を申し上げたいと思うのですが、一つは昨日外務委員の方からの御質問で、この法案を間もなくまたかえるつもりで提案されたのではないか、つまり平和條約が効力を発生すれ……

第13回国会 内閣委員会 第7号(1952/03/20、24期、改進党)

○船田委員 二、三簡単に質問を申し上げたいのですが、第一は第二條の期限の点であります。申すまでもなく、できるだけ早く審議を終了して救済といいますか、援護といいますかを実施するようにしなければならないのでありますが、審議会で審議して、先ほどお話がありましたような、二千億とか千七百億とかいうのではないにしても、たとえばその半額でも支出しなければならないというような結論に達しました場合に、それをできるだけ早く実施に移すためには、どうせもう二十七年度には間に合いませんので、あるいは早ければ二十七年度の補正予算というようなことも考えられますが、おそらくそれも不可能とすれば、二十八年度から予算的な実施をす……

第13回国会 内閣委員会 第12号(1952/03/29、24期、改進党)

○船田委員 私は改進党を代表いたしまして、本法案に反対するものであります。  この法案によりまして改正される海上保安庁の機構その他につきましても、いろいろ問題があると思うのでありますが、それは略しまして、特に海上警備隊を創設しようとする第二章の規定でありますが、法案の第二十五條の二によりますと、「海上警備隊は、海上における人命若しくは財産の保護又は治安の維持のため緊急の必要がある場合において、海上で必要な行動をするための機関」だときわめて軽微なような外観を持つ規定が出ておりますが、しかし政府の提案理由の説明にもありますように、この警備隊というのは、海上における大規模な災害ばかりではなしに、重大……

第13回国会 内閣委員会 第21号(1952/05/14、24期、改進党)

○船田委員 ごく簡單に二つ、三つ御質問申し上げたいと思います。実は私大橋大臣が提案理由の御説明をなさつたこの前の委員会にやむを得ない用事で出席いたしませんで、その御説明を承らなかつた。その提案理由の説明の原稿を見たいと思つたところが、この法案に限つて提案理由の説明の原稿がわれわれに配られておらない。大体が、政府側から提案理由の説明がある場合には、それより前に原稿が配られておるのが例でありまして、また今われわれの委員会にかかつている三十件足らずの法案のほとんどすべてについてそういう例が守られておるのですが、この法案についてだけ特に政府がそういうことをおやりになつたその趣旨がよくわからないのです。……

第13回国会 内閣委員会 第24号(1952/05/17、24期、改進党)

○船田委員 運輸省設置法の一部改正法律案につきましては、一つは、今問題になりました観光部の廃止について、私としては観光審議会の設置に関し、あるいは今の行政管理庁の設置、及び国家行政組織法の制定などについて多少関係いたしました立場から、またもつと個人的に言いますと、観光事業の重要性をしよつちゆう認めておりますところの県から出ておりますので、御質問申し上げたいと思つたのでありますが、きよう横田参考人からも詳しく御説明がありましたし、大体私が質問したいと思つておりましたところは、滿尾委員からの御質問で盡きているように思いますので、その点は全部私の質問の中から省きます。  もう一つお尋ねしたいと思いま……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1947/11/17、23期、会派情報なし)【議会役職】

○船田副主査 それではこれから會議を開きます。  審査に入るに先だちまして、お諮り申し上げますが、御承知のように、この第二分科は、外務省、文部省、厚生省及び勞働省所管の豫算に關するものでありますが審査の方針としては、本日の午前中に外務省及び文部省所管の豫算について、明日午後厚生省及び勞働省所管の豫算について、審査をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、その通り進行いたします。  それではこれから昭和二十二年度一般會計豫算補正第七號及び第八號中、外務省所管の豫算各案の審査に入ります。まず政府の説明を求めます。松本政府委員。

第1回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1947/11/18、23期、会派情報なし)【議会役職】

○船田副主査 これより豫算委員會第二分科會を開會いたします。  昭和二十二年度一般會計豫算補正(第七號)囘(第八號)及び昭和二十二年度特別會計豫算補正(特第三號)中、厚生省所管の豫算各案を議題といたします。まず政府の説明を求めます。一松厚生大臣。
【次の発言】 ただいまの厚生省所管に關しまして御質疑があれば御發言を願います。
【次の発言】 ちよつとお諮りいたします。厚生大臣は急な御用で行かなければなりませんので、もし厚生大臣に對する御質問がありましたら、御迷惑でもこの際にお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは先ほどの中原君の御質問を續行していただきます。

第3回国会 人事委員会公聴会 第1号(1948/11/17、23期、国民協同党)

○船田委員 日教組の金本公述人にお尋ねいたしたいと思います。先ほどのお話で、教育関係の職員を國家公務員法の適用から除外しなければならないという御意見が述べられたのでございますが、時間の関係から、非常に簡單に過ぎて、それの理由が十分に納得ができなかつたような点もあると思いますので、御迷惑でも、もう一度もう少し具体的に、なぜ除外されなければならないかということについて、お述べを願いたいと思います。


24期(1949/01/23〜)

第12回国会 内閣委員会外務委員会連合審査会 第1号(1951/11/14、24期、国民民主党)

○船田委員 今すでに守島委員から御質問がありましたので、それとの重複を避けまして、ごくこまかい点で、二、三簡単に御質問申し上げたいと思いますが、政府から提出された資料では、この法案によつて設置される各局の内部が、どのくらいの課にわかなるのか、またその各課がどんなことを取扱うのかということに関する御説明がありませんで、どの程度になるのか見当がつきませんが、もしできますならば書類で御提出を願いたいし、それほどきまつておらないというのでしたら大体の構想、たとえば御提出願つてある昭和七年における外務省の機構とか、あるいは昭和二十六年における外務省の機構という程度の列挙的のものでけつこうですから、ごく簡……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

船田享二[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。