このページでは大沢嘉平治衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。大沢嘉平治衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○大澤委員 道路取締令の執行についての警保局長の御意見をお伺いしたい。大體現在の法規では、もし道路上において人を傷害した、あるいは過失致死にしたような場合は、もちろん法廷でこの判決をするということになつておるのでありまするが、今度改正せられる取締令によつても、その點は同じ法令でこの判決をされることになるものと思いまするが、大體交通機關というのは御承知の通りその場限りの、いわゆる現行犯というようなもので、實際のこれに對しての調査が非常にむずかしいことだと思います。これに對して、もちろんやむを得ない。被害者の方が不注意で、道路取締令を無視した結果から事故を發生したような場合に對しての斷定をするのに……
○大澤委員 戰後の警察制度の調査、竝びに近く制定されるところの警察法等につきまして、本委員會の委員が、今度休會になります期間等を割きまして、全國の各警察に對しまして、調査竝びに監査をする權限を國會において賦與してもらうべく、提案をいたすものであります。これに對しましての、皆様の御同意と、御贊成をお願いいたしたいと思います。
○大澤委員 實は關東の風水害による災害に對しての治安の對策に對して、警保局長のお考えを伺いたいと思います。同時に新聞等で御承知の通り、栃木、群馬、埼玉、茨城等の最も水害の激しかつた地方に對しましては、東北における風水害とは違い、時期において米穀等がすでににみのつて、もはや明日にも収穫でき得るという時期になつておるにもかかわらず、このたびの災害であるだけに、思想の上にも、あるいはいろいろの明日に備える國民生活という上からまいりましても、非常に重大な問題であると思うのであります、これに對しまして、政府の確固たる對策に對してのお考えをお伺いいたしたいと思います。なお同時に當委員會としましては、これに……
○大澤委員 ただいまの地方局長のお話しのように、公債の許可をしない場合があつたとすれば、かりに六・三制の問題で校舎をつくるというような場合、少なくともこれはつくらなければならないから、公債の許可がなければ、結局地方なり市町村なりで有力者に寄附を仰ぐ、そひて完全に校舎ができれば結構であるが、その寄附もまとまらぬという場合には、結局市町村民に割當ててまでも校舎をつくらなければならぬという實情になつておりますから、まことにこの話しは不合理で、結局は何かの名目でその地方から金を集める。理屈の上では今地方局長の申された通りで、なるほどということになるのでありますが、實際問題としては許可がないからといつて……
○大澤委員 厚生大臣にちよつと伺いたいと思いますが、ただいまの厚生大臣のお話の補助金の説明でありますが、これに對してどういう方面にこの補助金を使うかということは、各縣當局に任されておるのでありますか。
○大澤嘉平治君 請願の理由については、請願書をもつて委員會に提出いたしておきましたが、それに種々事情を附け加えて一應請願の趣旨を説明いたします。 佐野郵便局電話局舎はすこぶる狹隘にして將來擴張の餘地まつたくなく、事務輻湊して著しく能率を阻害する實情にあり、速やかに局舎を新築して磁石式單式制を共電式に改めると同時に、均一料金制を度數料金制として、電話の疏通を改善し、加入者負擔の公平と利便増進をはかり、産業の發展を助長せられるよう左記事情を具し、關係者の連署をもつて愼んで請願する次第であります。 一、現下貿易再開の機に際し、輸出産業振興上、通信機關として重要なる繊維工業地帶、すなわち兩毛地方の……
○大澤委員 國有鉄道の運賃の値上げの問題は、先日來の質疑應答によりまして、焦点は大体倍率の問題であるということに結論がまいつておるようであります。私は本問題の根本的解決は、最初の出発当時にまた逆もどりするようでありまするが、鉄道事業経営の根本方針にありと考えるのであります。そこで赤字のための値上げである、またそういう意味の今度の三倍半の値上げであるということになるならば、結局半年経てばまた値上げしなければならぬということは、今から予測できるのでありまして、この点に対しまして、深く考慮を拂わなければならぬと考えるのであります。北村現藏相は、運輸大臣の当時、運賃の値上げの説明をいたしたのであります……
○大澤委員 昭和十二年の七月七日から二十年の九月二日に至るまでの間における市町村の境界の変更に関する調べ、この調べによりますと、栃木縣の佐野市ははいつていないのであります。それをお伺いしたいのは、栃木縣の佐野市は昭和十八年に六箇町村が合併しましてできたわけですが、それに對して現在合併町村のいろいろの意見がありまして、ときによれば分離云々というような意見もあるようでありますがその点はこの調べにないから、分離ができるかどうかということをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますとただいまお伺いしました栃木縣の佐野市は採決によつて、この法案が成立した場合は、もとの六箇町村に分離することを、政……
○大澤委員 大体今の政府委員の方や、各委員の方々の質問や答弁によりまして、この風俗営業取締法案に対してのお話はわかつたような氣がするわけでありますが、大体八月一日からこの法律を施行するということになつているようですが、一月から八月までの空白、現在すでにその空白の時期になつているわけですが、その間あすからでもその空白の時期は今の風俗営業を始めても差支えないことになつているのですか、その点をちよつとお伺いいたします。
○大澤委員 警察官等職務執行法という法案について、その適用範囲をお伺いしたいと思いますが、本法案の警察官等という等については、狹義に解釈していいものか、あるいは廣義に解釈すべきであるか。もし廣義に解釈するとすれば、経済警察とかあるいは海上警察、鉄道警察というものは含んだものであるか。もしそれを含んだものでないというならば、経済警察の官吏とかあるいは海上保安廳の官吏とか、そういう者に対しての職務執行法は、別にこれを規定する法律ができるかどうかということについてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 経済警察についてお伺いしたいと思うのですが、新警察法によれば、その第二條第二項において、経済法令の……
○大澤委員 政府においては所得税の附加税を地方税の税源としてやらせるというような考えはないかどうか。なお所得税は、御承知の通りこれは所得のあつたものから租税の負担をさせるという、税としては一番理想的な税である。今度政府は所得税の税率も十分引下げ、現在の所得税におきましても申告税になつておるので、結局税率を引下げれぱ申告税は理想的に必ず正直に申告するということは当然であるのでありまして、現在の所得税法の税率も幾分引下げておるようであるが、これをもつと引下げても政府の財源には何ら支障はないというようにも考えられますので、所得税に対する税率を幾分でも引下げて、これに対しての附加税を地方税として地方に……
○大澤委員 本員はただいま上程されておりまする法案について、総理大臣並びに大藏大臣、野溝國務大臣に質問をいたしたいと思うのであります。とりあえず総理大臣にお伺いをいたします。先ほど総理大臣は本法案に関する質問に対して、撤回しないというようなお話がありましたが、私は本法案はポツダム宣言にうたわれておるところの日本民主化、すなわち中央集権を排して地方分権を確立するという大きな目的に適うものであるかどうかということと、なおこの目的のもとにはたして立案してあるものであるかどうかということを、総理大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 先般野溝國務大臣の本法案提案理由の説明要旨の中には、第一に地方……
○大澤委員 大藏大臣に伺いたいと思つておつたのですが、おいでになりませんから、野溝國務大臣にお伺いいたします。 わが國の租税に対する基本方針について所見を伺いたいのでありますが、私は租税の基本観念は、直接税中心主義でいくことが最も妥当であり、かつ適切であると考えるのであります。それは國民の租税力に應じて負担の公平を期し、併せて物の生産意欲を阻害することのないようにできるからであります。元來租税は所得税一本にしてもあえて誤りでないとさえ考えておるのであります。一昨日の委員会におきまして酒、タバコ税の地方委讓の強い要望があつたのでありますが、地方財政の窮乏せる現状から考えまして、最も当然のことで……
○大澤(嘉)委員 松津小委員長のお話によりますと、全然見込みがないのではないというような話であり、またこの地方説法の改正の問題は、まことに地方財政においては重大な問題であるし、これをもし引延ばして、次の臨時國会に提案して可決するというようなこともでき得ない状態になつているのであるから、まつたくこの委員会としては不本意だけれども、原案通りでがまんするというような不見識のことで済ませるということは、委員会の立場からいつても、委員の両目の上からいつても、まことにその点は重大な問題であるし、でき得ればわれわれはこの改正の問題に対しては、提案者の政府に対して改正を望むのであつて、政府がすなわちG・Sなり……
○大澤委員 私は御承知の通り與党の議員でありますので運輸大臣と渡り合う考えはもちろないのでありますが、運輸大臣に一應お尋ねしたいと思いますので、お伺いするわけであります。道監の問題は他の省とのにらみ合せの関係からいつて、一應廃止して、また運輸大臣が必要と認めた場合は、現在の特監が陸運局ということにかわるとすれば、陸運局の直属として出張所を出すというような程度で、運輸大臣のお考えはどうかと考えまするが、お伺いいたします。
【次の発言】 もちろん私の申し上げていることは、時間的の余裕を見てということではなく、大臣が必要であるということを認めるならば、道監という名称をとつて、出張所という名のもとに、……
○大澤委員 理事の選任は互選の手続を省略し、その数を十名とし、委員長において御指名あらんことを望みます。
○大澤委員長代理 次は滿尾君亮君。
【次の発言】 次は柄澤登志子君。
【次の発言】 本委員室は、午後一時から人事委員会が使用することになつておりますので、残余の質疑は次会にこれを続行することにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。
午後零時三十八分散会
○大澤委員長代理 次は満尾君。
【次の発言】 残余の質疑は次会に続行することといたしまして、本日はこれをもつて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。
午後零時二十六分散会
○大澤委員長代理 これより運輸委員会を開きます。 稻田委員長が少々遅れておいでになりますので、それまで私がかわつて委員長の職を行います。 議事に入ります前に御報告申し上げます。昨日本委員会に付託に相なりました請願は七十一件、送付になりました陳情書は八件であります。なお去る十一月十日に付託になりました請願は十七件と申し上げましたが、昨日の公報によりまして二件追加になりましたので、念のため右お知らせいたします。 それではこれより日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題といたし、前会に引続き質疑を行います。
○大澤委員長代理 これより運輸委員会を開きます。 議事に入る前に御報告申し上げます。去る十九日本委員会に付託になりました請願は三十六件、送付になりました陳情書は六件でありますから、念のためお知らせいたしておきます。これより日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題といたし、審議を進めます。前会に引続き質疑を行います。石野君。
○大澤委員長代理 ただいまの三案につきましては、質議は暫時留保いたしまして、これより道路運送法の一部を改正する法律案を議題といたし、前会に引続き質議を行います。石野君。
【次の発言】 ただいまの大臣の答弁に対して、なお石野君の質問に対しての委員会の処置は、明日理事会を開いて委員長の裁決を仰ぐということになつておりますから、御了承願います。
【次の発言】 次は田中堯平君。
【次の発言】 柄澤委員に申し上げますが、昨日も米窪委員からその点についての質問がありましたし、なお本日石野委員からの質問もありましたので、それについては明日理事会を開いて、この委員会に対しての理事会としての決議をして、委員長か……
○大澤委員 議事進行に対する動議を提出いたします。この際道路運送法の一部を改正する法律案を議題といたし、審査を進められんことを望みます。
【次の発言】 これに対する質疑はこの程度に打切り、討論を省畧して採決せられんことを望みます。
【次の発言】 本法案は、鉄道小運送業が、従来の一駅一店主義を排して、公正な自由競争が行われ、サービスの改善と鉄道運送の効率の向上とによつて、公共の福祉が増進される態勢を規定されておりますが、通運事業における真の公正な自由競争態勢は、荷物の発送駅と到着駅を結ぶ交互の関連性の確立、すなわち通運計算事業があわせ複数化されなければ、その目的は達成されないのでありまして、この……
○大澤委員長代理 これより運輸委員会を開きます。
これより国際観光事業の助成に関する法律案を議題といたし、審議を進めます。まず政府より本案に対する趣旨の説明を求めます。
【次の発言】 本案に対する質疑はしばらくあとまわしといたします。
【次の発言】 これより日本通運株式会社法を廃止する法律案、通運事業法案及び日本国有鉄道の所有地内にある日本通運株式会社の施設の処理等に関する法律案の三案を一括議題として、審査を進めます。前会に引続き質疑を続行いたします。滿尾君亮君。
【次の発言】 次は坪内八郎君。
【次の発言】 米窪滿亮君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。委員外議員であります小淵光平君……
○大澤委員 参考人に対する質疑はこれにて打切り、政府に対する質問を続行されんことを望みます。
【次の発言】 国有鉄道運賃法の改正によりまして、運賃の値上げをすることになつたのでございますが、これも先ほど来の政府の答弁なり、あるいは経済事情の面から見て、一応やむを得ないということはよく承知でき得るのでありますが、今回国有鉄道法の改正によりまして、公債の募集ができ得るようになりましたので、これによりまして加賀山国有鉄道総裁は、東海道線並びに上信越線等の電化をしたいということを発表しておるのでありますが、その電化によりまして採算上のコストが下つて参ることは、もちろん当然であると思うのであります。すな……
○大澤委員 ただいま議題となりました今市、田島間野岩羽鉄道敷設促進に対する請願でございますが、本請願の要旨につきましては、先般運輸委員会の委員の方々からも、実地に御踏査をされたのでありまするが、当委員会を委員諸君におきましても、これに対しての敷設の必要あることを最もよく認識されたりであります。特に本線に対しましての踏査については、東鉄局の工事部の踏査、あるいは宇都宮管理部からも、部長を初め係員の方々が実地に御調査をくださいましたので、技術者といい、係の諸君といい、最もこれが敷設の必要あることを当時痛感された線であるのであります。特に会津、若松方面から、本線についてはすでに工事が着手されておるの……
○大澤委員長代理 これより運輸委員会を開会いたします。
稻田委員長がさしつかえがありますので、私が委員長の職務を行います。
本日の議事に入ります前に、去る三月三日、連合国最高司令部より日本政府にあてられました覚書につきまして、政府より本委員会に対して報告いたしたいとの申出があります。これを許します。岡田海運局長。
【次の発言】 これより昭和二十五年度運輸省関係予算に関しまして、議事を進めたいと思います。先般国鉄関係につきましては、国鉄当局より一応概略の説明を伺いましたが、あらためて運輸当局より所管の予算につきまして説明を聞きまして、しかる後質疑を行いたいと思います。それではまず政府の御説明……
○大澤委員長代理 残余の質疑は次会にこれを行うことといたしまして、本日はこれをもつて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。 午後四時散会
○大澤委員長代理 次は關谷勝利君。
【次の発言】 次は松井政吉君。
【次の発言】 この機会に申し上げますが、観光小委員長より、明日午後一時より観光小委員会を開いて、日本観光連盟、日本交通公社、日本ホテル協会、観光通訳協会、旅館組合連合会、国際観光旅館連盟等の民間団体の代表者に出席を願いまして、民間における観光事業の現状、将来の計画等について、意見を聞くことにしたいとの申出がありましたが、小委員会において民間の人々の意見を聞くことを許可したいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさようとりはからうことにいたします。
これをもつて散会いたします。
午後一時十三……
○大澤委員 ただいまガソリンの価格の値上げがやむを得ないという段階に立ち至つているという御説明がありましたが、もちろんガソリンは産業の原動力であり、わが国の再建に対して最も重要なる物資であることは申すまでもありませんので、これが値上げに対しては、政府といたしまして、最も重大なるわが国の経済なり産業に大きな結果を来すということは、十分御承知のこととは存じておりますが、ただいまの御説明によりますと、そのガソリンに対しましてガソリン税がすでに一〇〇%の課税をされておる。これが、すでにガソリンの値上げは現在やむを得ない段階に立ち至つているということでもありながら、このガソリンの対策に対してまだ川上さん……
○大澤委員 前回の委員会の際、安本の物価庁第三部長からの説明を伺つたわけでありますが、その際の説明によりますと、このたびガソリンを原油で輸入するために、ガソリンの価格を大体一割八分程度の値上げをすることに、すでに事務当局ではきまつておる。同時に八月一日からでもこれを実施する考えでおつたということを伺つたわけでありますが、こういう現在のごとき低物価政策であり、しかも経済がインフレからデイスインフレに向つておる際におきましては、ガソリンの価格を値上げすることは、ことにわが国におきましては、御承知の通りガソリン税は、ガソリンの価格に対しまして一〇〇%の税金を課税しておる。しかもそれが一割八分の値上げ……
○大澤委員 ただいま提案になりました法案については、十分検討する必要があると考えられますので、これを次の機会に讓りまして、本日は提案理由の説明聽取ということだけで終りたいと思いますが、いかがでございましようか。
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。
本日前田委員長が都合により出席できない由でありますので、私が委員長の職務を行います。
本日の議事は公報をもつて御通知いたしました通り、一、派遣委員の報告聽取の件、一、海上保安に関する件、一、台風による被害状況聽取に関する件、以上三件であります。まず派遣委員の報告聽取の件を議題といたしまして、報告聽取後、御意見がございましたら、政府側も出席しておりますので、御質疑を願うことにいたします。まず第一班東北、北海道地方を岡田委員に願います。
【次の発言】 次は第二番の飯田委員にお願いいたします。
○大澤委員長代理 ただいまの保安庁長官の説明につき御質疑がございましたら、これを許します。岡田委員。
【次の発言】 柳澤説明員。
【次の発言】 ただいまの海上保安庁柳澤次長の説明につき、御質疑がありましたならば質問を許します。
【次の発言】 次に地方税制に関する件を議題といたします。運輸省所管事業に対する地方税について、足羽監督局長より説明を求めます。
【次の発言】 ただいまの足羽監督局長よりの御説明に対し、御質疑がありましたら質問を許します。
【次の発言】 次に運輸省の機構改正に関する件を議題といたします。荒木官房長より説明を求めます。
○大澤委員 先ほど来畠山委員あるいは滿尾委員等から、観光事業の問題に対して種々質問があり、また秋山次官からもこれに対しての御見解を御答弁になつたようでありますが、私はわが国の観光客というものの主眼を、運輸省はどこにそのポイントを置いているか。すなわち外客を誘致するのが目的であるか、あるいは国内の観光客を満足せしめるのが目的であるかというような点を、一言お伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの秋山次官からの御説明によりますと、国内の観光客もあるいは外客も、同じく重要であるというような御答弁であつたように承つたのでありますが、私は現在の運輸省の方針と申しますか、すでに観光ホテルをつ……
○大澤委員 ただいまの国鉄の機構の問題に関しましては、申すまでもなく国会の審議も、これに対しての国会の意思も何ら加わつておらなかつたということは事実の問題でありますが、いずれにいたしましてもわが国の国有鉄道は、戦後のわれわれ国民といたしましては最も大きなところの国民の資産であるのであります。われわれ国民の資産を保持するためには、われわれ国会として、国民を代表する立場といたしまして、これに対して重大なる関心を持たなければならぬことは当然であると思うのであります。かような面からいたしまして、すでに先ほど山崎委員からもお話があつたように、この機構改革の問題は、国鉄総裁並びに運輸大臣、国会の衆参両院の……
○大澤委員 先ほど前田委員から御質問があつたようでありますが、日本の政府が外国の航空会社の認許可をする場合、政府はこれに自信を持つて当るというような答弁があつたようでありますが、先般新聞等で見ますれば、かりに東京から九州まで外国の航空会社が運賃をとる場合に、日本の二等車の運賃でこれを行う、あるいは東京、大阪間も、わが国の国有鉄道の生命線ともいうべき東海道線の二等車の運賃で、航空会社がこれを行うということになれば、われわれ国民として、日本の国有鉄道の将来を一応心配せざるを得ないのでありますが、政府はこういう場合に対して運賃の許可、あるいは航空会社の認許可の際において、どういう考えを持つているか、……
○大澤委員 先ほど電化の問題で当局からも御答弁があつたようでありますが、先般信濃川発電所の竣工状況を視察をしで参つたのでありまするが、来年の、昭和二十六年の八月には五万キロの発電所が完成するということを聞いたのでありますが、五万キロの発電所か完成すれば、当局の電化の関係はどことどこにこの五万キロの電力を充てるかどいうことを、ひとつ伺つておきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、信濃川の発電所が完成してもとんとんである。高崎線の電化に使われれば、むしろ不足しておるというようなお話でありまするから、それでは信濃川発電所が完成しても、電化の問題は何ら東京を中心として新規には考えておられない、……
○大澤委員 二十六年度運輸省所管の予算について、一言お伺いいたしたいのですが、運輸省の自動車局におきまして、石油製品の割当に対しましての予算が、本年は昨年から見ると非常にたくさん減つているようだし、人員等にいたしましても、昨年は本省だけでも二十九人が今年は四人になつておる。運輸省の陸運局といたしましても、石油製品の面は相当滅つているように見えておるのでございますが、石油製品に対しての統制を解く意味でこういうふうに予算を減したのか、その点を一応伺いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、現在の配給なり統制を行つておりますところの自動車のデイーゼル・エンジンに使う軽油等に対しては、来年度は統……
○大澤委員 ただいま議題となりました件につきましては、討論を省略して採決に入らんことを望みます。
【次の発言】 お諮りいたします。坪内君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、海難審判法の一部を改正する法律案及び港域法の一部を改正する法律案を一括して採決いたします。右両案を可決するに賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立総員。よつて両案は原案の通り可決いたしました。
【次の発言】 次に海事代理士法案を議題とし、その審議を進めます。
【次の発言】 ただいまの坪内君提出の修正案及び原案を一括して討論に付します。
○大澤委員長代理 次は今井信治君にお願いいたします。
○大澤委員長代理 それではあと質問がなければ青森は打切りまして、下関に入りたいと思います。
それでは山口県副知事小澤太郎君にお願いいたします。
【次の発言】 次は下関市長松尾守治君にお願いいたします。
【次の発言】 次は下関市会議員齋藤善次君にお願いいたします。
【次の発言】 次は下関商工会議所副会頭有吉京吉君にお願いいたします。
【次の発言】 参考人に対する御質疑がありましたら、これを許します。
【次の発言】 御質疑がなければ、これで下関関係は打切りまして、鳥栖関係について佐賀県出納長横尾将夫君にお願いいたします。
【次の発言】 次は鳥栖町長橋本雅弘君にお願いいたします。
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。 委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。 帝都高速度交通営団法の一部を改正する法律案を議題とし、審議を進めます。まず本案につき、先日の委員会において決定いたしました参考人より意見を聴取いたします。 この際委員長より参考人に一言申し上げます。本日御出席願いましたのは、現在本委員会において審議いたしております帝都高速度交通営団法の一部を改正する法律案につき、営団側及び本法により資金を排除される側より御意見を伺い、本委員会の審議の参考の資に供するためであります。各参考人におかれては、その立場々々より腹蔵なき御意見をお述べいただきたいので……
○大澤委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。
帝都高速度交通営団法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を続けます。滿尾君亮君。
【次の発言】 本会議が開かれますので、この際休憩いたします。
午後二時四十分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。
【次の発言】 本日はこれにて散会し、明日午前十時半より開会いたします。
午後三時十六分散会
○大澤委員長代理 岡田委員のお考えの通りの方法が、最も適切な方法であると考えます。
【次の発言】 他に御質問はありませんか。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午後四時三十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き開会いたします。
港湾運送事業法案が、ただいま委員会に予備付託になりましたので、港湾運送事業法案を議題といたします。まず提案者より提案理由の説明を求めます。鈴木恭一君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。明日は十時半から開会いたします。
午後四時四十六分散会
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が不在でありますので、理事の私が委員長の職務を行います。
暫時休憩いたします。午後は一時から開会いたします。
午前十一時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。
道路運送法案、道路運送法施行法案、自動車抵当法案、自動車抵当法施行法案、道路運送車両法案及び道路運送車両法施行法案を一括議題といたします。政府より提案理由の説明を求めます。山崎運輸大臣。
【次の発言】 私は帝都高速度交通営団法の一部を改正する法律案について、自由党を代表して賛成の意を表明するものであります。
昭和十六年、特別法に基いて帝都高速度交通営団……
○大澤委員 私は一言、玉置委員の質問に対してつけ加えてお伺いしておきたいと思うのです。実は国鉄の機構の改革も昨年行われたようでありますが、このたびの事故は、国鉄電車が始まつて初めての事故であるということでございます。この機構改革の前はそういう大きな事故はもちろんなくて、ことに戦時中、あるいは戦後のどさくさのときでさえも、そういう事故が起きなかつた。現在一応は国鉄自体が立ち直つた段階に入つているにもかかわらず、昨年の機構の改革をしたがために、すべて監督等の問題も第一線まで行き渡つておらぬというような点から、こういう事故が起きたのではないかということも考えられまするので、昨年の機構改革をもう一歩愼……
○大澤委員 私はこのたび道路運送法の改正にあたりまして、一言運輸省当局にお尋ねをいたしたいのであります。このたびの道路運送法の改正によりまして、道路運送事業者の健全なる発達のために本法の改正をするということが、第一條にうたわれておるのでありますが、健全なる発達ということは、自動車運送業者に対しまして、一応ある程度までの助長行政並びにこれに対しての何らかの援助を與える処置がなければならないと考えますので当局といたしますれば、どういう援助並びに保護助長行政等に対してのお考えがあるかをお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明によりまして、一応この改正の趣旨は了解がつくのであります……
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。 道路運送法案及び同法施行法案を議題といたします。昨日に引続き質疑を続けます。岡田五郎君。
○大澤委員 一言お伺いしたいと思うのであります。海上運送法の二十條でありますが、補助金を「郵便物の運送等公益上必要な最少限度の輸送を確保するため、毎年予算の範囲内で補助金を交付することができる。」こういうことになつておるのでありますが、これは郵便物等というのでありますから、郵便物のほかどういうものがあるか。あるいは郵便物を輸送する場合には、郵政省から運賃は支払つておると思うのでありますが、そのほかに補助金を運輸省が出すべきものか、あるいは補助金が過去においてどの程度払われておるか、予算の許す範囲というのは、どのくらいの予算であるかということをお伺いしたいと思います。
○大澤委員 実は十四条の二項で「貨物の種類及び性質につき申込者が告げたことに疑があるときは、申込者の同意を得て、その立会の上で、これを点検することができる。」となつておりまして、申込者の同意を得て点検した場合、もしそれに対して損害をこうむつた場合は、運送業者が損害の賠償をするというようなことになつておるようでありますが、申込者の同意が得られなかつた場合は、どういうことになりますか。これは調べることはできないことになると思うのでありますが、「申込者の同意を得て」という文字があるので、同意の得られない場合に対してはいかなるものを持ち込まれても、貨物運送業者は引受けなければならないと思うのですが、こ……
○大澤委員長代理 これより委員会を開きます。
日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題といたします。質問があればこれを許します。原君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。
御質疑がなければ、本日はこれにて散会いたします。明日は午後一時から開会いたします。
午後三時二十二分散会
○大澤委員長代理 ただいま連絡中です。
【次の発言】 政務次官が今参つておりますけれども、大臣はちよつと参議院の方に用があつて……。
【次の発言】 連絡中ですから、連絡がつけばすぐ参ります。
【次の発言】 ちよつと一言……。実は本法案に対しましては、私たちはすでに審議すること数回に及んでおるし、しかも先ほど川島君並びに林君から、監理委員会の諸君を呼んで聞いてみなければわからぬということを言われましたが、いずれにいたしましても私たちはこの運輸委員会において、毎日この国有鉄道法の問題に対しては研究をいたしておりますので、ここへ呼ばなければわからぬというようなことは、すでに研究いたした結果、この法案……
○大澤委員長代理 暫時休憩いたします。
午後三時一三分休憩
【次の発言】 本案に対する質疑は、これを次会に続行いたします。
本日はこれにて散会いたします。明日は午後一時より開会いたします。
午後五時五十二分散会
○大澤委員 私は道路運送車両法について一言お伺いいたしたいと思います。道路運送車両法案の登録に、所有権得喪の対抗力を與える論拠についてお伺いしたい。第二に、保安基準の概要を御説明願いたい。第三は、自動車整備の現状と整備促進方策について御意見を伺いたい。なお分解整備事業に対して、認証制をとる理由について御意見を伺いたい。その四点をお伺いいたします。
【次の発言】 ひとつ中村部長にお伺いしたいと思うのでありますが、道路運送法の第六條の免許基準についてであります。先般も私ちよつとお伺いいたしましたが、この法案によります第六條の免許基準では、一応道路が狭隘で、既免許業者の経営している乗合バス等に対して……
○大澤委員長代理 本案に対する審査を後刻に譲りまして、港湾法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を許します。――質疑がなければ、委員長の手元に本案に対する修正案が岡田委員及び玉置委員より提出されておりますので、その説明を求めます。まず岡田君より修正案の説明を願います。
【次の発言】 実は提案者はあと二十分くらいたつたらちよつと用があるそうでありますが、他の野党側委員からもぜひきよう質問したいという方があるものですから、あなたのものはあとまわしていただけませんか。
【次の発言】 この際お諮りいたします。本案に対し大蔵委員会より連合審査会開会の申入れがありましたが、これを認めるに御異議あ……
○大澤委員 自動車抵当法第四条に対する当局の説明をただいま伺いまして了承いたしました。
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。
委員長不在でありますので、理事の私が委員長の職務を行います。
国際観光ホテル整備法の一部を改正する法律案を議題といたします。まず政府より提案理由の説明を求めます。山崎運輸大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――質疑がなければ、本案に対する質疑は次会に譲ります。
【次の発言】 これより請願の審査に入りますが、その前に請願の審査方法についてお諮りいたします。審査方法は、御出席になりました紹介議員にのみ紹介説明を承ることにいたし、他は文書表によつて御承知を願うことといたしまして、ただちに政府の意見を聴……
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。 委員長が不在でありますので、私が委員長の職務を行います。 この際、暫時休憩いたします。 午後三時四十分休憩
○大澤委員長代理 ただいまの岡田君の御意見に対して御異議ございませんか。
【次の発言】 次に国際観光ホテル整備法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を許します。畠山君。
【次の発言】 これにて質疑は終了いたしました。
本案に対する討論は、これを省略するに御異議ありませんか。
【次の発言】 これより国際観光ホテル整備法の一部を改正する法律案について、採決いたします。
本案を原案通り可決するに賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立多数。よつて本案は原案の通り可決いたしました。
なお本案に対する報告書については、委員長に御一任願います。
○大澤委員長代理 速記を始めて……。
【次の発言】 何か特別の支障があつて、きようは出席できないそうです。
【次の発言】 ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。玉置君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後四時二十二分散会
○大澤委員長代理 次にバスの運賃改訂につき説明を求めます。中村説明員。
【次の発言】 次に国政調査承認要求の件につきお諮りいたします。本国会におきましても、第十国会同様の調査要求をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ委員長においてその手続をいたします。
次会は公報をもつてお知らせいたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後三時二十一分散会
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。
委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。
国内航空に関し、現在までの経緯につき説明を求めます。大庭航空庁長官。
【次の発言】 ちよつと伺いたいのですが、先ほどの説明によりますと、資本金は一億円ということになつておるようでありますが、これは全額拂込みで、日本人としての資本金がどのくらいであるか、あるいは他の国の関係からどのくらいの資本が出ておるかということを、お伺いいたしたい。
【次の発言】 そうしますと、この会社は飛行機の所有はしていないので、その一億円の資本は飛行機の運航に要する油とか、あるいは施設というようなもののために要する資……
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。
委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。
国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案を議題といたします。まず政府より提案理由の説明を求めます。山崎運輸大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は、次会に譲ります。
【次の発言】 次に、国鉄補正予算につき説明を求めます。石井説明員。
【次の発言】 本日はこれにて散会し、来る二十二日午前十時より開会いたします。
午後二時四十八分散会
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。 委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。 国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案を議題といたします。 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。片岡君。
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。
委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。
国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案を議題といたします。昨日に引続き質疑を続けます。質疑の通告がありますので、これを許します。岡田君。
【次の発言】 先ほど原委員から、国鉄運賃の値上げについて御質問をされたのでありますが、この国鉄運賃の値上げということは、申すまでもなく国民生活に対して、まことに重大なる関連を持ちますので、産業に対しましても、あるいは日々の国民の生活そのものに直接重大なる影響を及ぼす問題でありまして、この点十分国鉄当局はもちろん、政府においても考えを新たにしていただかなければ……
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が不在でありますので、私が委員長の職務を行います。
国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案を議題といたし、資疑を続けます。質疑の通告がありますので、これを許します。岡村君。
【次の発言】 本日はこれにて質疑を終ります。
明日は午後一時より国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案に対して、参考人より意見を聽取いたすことになつております。参考人は委員長及び理事に御一任になつておりましたが、きまりましたので参考人の氏名を申し上げます。天日光一君、上田光春君、松宮あや君、高橋秀雄君、福良俊之君、菊川忠雄君、大和与一君、以上であります。
本日はこれにて……
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。 委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。 先般来当委員会は、鉄道運賃値上げを行おうとする本案に対しまして、連日にわたりまして愼重なる審査をいたして参つたのでありますが、本日は参考人の方々においでを願つて、運賃値上げの問題に関しまして、われわれの審査に各階層の人々の意見を聽取いたしまして、十分に国民の声を反映いたしたいと思うのであります。この機会においでを願いました参考人の方々にごあいさつ申し上げます。 本日は御多忙中にもかかわらず、御出席を煩わしましたことを、厚くお礼を申し上げます。申すまでもなく運賃値上げは各種の方面にわたりまし……
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。
委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。
国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を続けます。江崎君。
【次の発言】 私語を禁じます。
【次の発言】 ただいま質問中でありますので、この質問が終つてから理事会を開きたいと思います。
【次の発言】 次に石野君に質問を許します。
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。
委員長の手元に、岡田委員より本案に対し修正案が提出されておりますので、その提出理由の説明を求めます。岡田委員。
【次の発言】 これより原案及び修正案を一括して討論に入ります。討論の通告があります。……
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。
委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。
第十回国会閉会中の委員派遣報告を、御承知の通り第十一回国会の開会が特殊の国会でありましたため、今日まで聴取する機会がなかつたので、当委員会の国政調査の資に供するために、本日これを聴取いたします。
まず第一に岡村委員より願います。
【次の発言】 この際国鉄総裁より、愛媛県下の国鉄バス事故につき発言を求められておりますので、これを許します。長崎国鉄総裁。
【次の発言】 引続き調査報告を聴取いたします。黒澤君。
【次の発言】 次に山崎委員にお願いいたします。
○大澤委員長代理 次に日程第四六、四七、七三、七五、一六二を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。上林山榮吉君。
【次の発言】 残余の請願の審査は次会に譲りまして、本日はこれにて散会いたします。
午後零時七分散会
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。
委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。
これより請願の審査に入りますが、審査方法については、前会通りこれを行いますから御了承願います。
日程第一ないし第四三、第九一、第九三及び第九四は、鉄道敷設関係でありますので一括議題とし、政府より意見を求めます。
【次の発言】 次に日程第四四ないし第四八は、停車場関係でありますので、一括議題とし、政府より意見を求めます。
【次の発言】 次に日程第五九ないし六六は、電化関係でありますので、一括議題とし、政府より意見を求めます。
【次の発言】 次に日程第六七ないし第七六は運転関係でありますので、……
○大澤委員長代理 これより会議を開きます。
委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。
これより請願の審査に入ります。日程第二〇四、尻屋港修築工事施行の請願を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。山崎岩男君。
【次の発言】 政府より意見を求めます。
【次の発言】 次に日程第一九一及び第一九四、名洗港を避難港に指定の請願を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。仲内憲治君。
【次の発言】 次に日程第一八二ないし一九〇、第一九二、第一九三、第一九五ないし第二〇三、第二〇五及び第二〇六は、港湾修築関係でありますので一括議題とし、政府より意見を求めます。黒田港湾局長。
○大澤委員長代理 この際お諮りいたします。第十三回国会まで閉会の期間がありましたならば、閉会中委員会を開会できますよう、閉会中継続審議を議長まで申し出たいと存じますが、この案件につきましては委員長に御一任願いたいと存じます。この取扱いに御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさようとりはからいます。
本日はこれにて散会いたします。
午後三時二十七分散会
○大澤委員 私はこのたび国有鉄道の予算の審議にあたりまして、一言総裁に所信をただしておきたいと思つているのであります。現在日本の国有鉄道が新線建設あるいは電化設備、電源設備等に対しての予算を見ましても、まことに苦しい予算を組んでいることはよくわかるのであります。現在の財政等の見地からいたしまして、新線建設にあたりましても、電化あるいは電源開発等に対しましても、あるいは車両等の改善に対しましても、非常に予算の面は切り詰めてあるように見受けられるのでありますが、何と申しましても少い予算で、全日本の国有鉄道の完全なる運営をして行くことが、当事者としての理想であり、目的でなければならないと思うのであり……
○大澤委員 関連してお伺いいたします。關谷委員あるいは尾崎委員から申されたごとく、航空機の重要性、すなわち航空機に対しての輸送行政がまことに重要であるということはもちろん当然でありますが、航空機にいたしましても、あるいは陸上の交通機関にいたしましても、人命の点に対しては大差はないと思います。航空機の生産の場合は、航空機に対する行政の面を扱うと同時に、生産行政の面も運輸省で一貫して扱うということが、輸送行政すなわち運輸行政の完璧を期するゆえんであるというような御意見をお伺いもし、また長官からの御答弁もこれに対してあつたようでありまするが、私は陸上行政すなわち自動車行政に対しましても、航空機の行政……
○大澤委員 大宮、仙台間電化促進の請願でございますが、
本請願の要旨は、東北本線大宮、仙台間延長三百二十二キロの区間を電化することは、従来の消費し切つた石炭消費量を大量に削減し、北関東、東北にわたる広大な一庫を開発して、国内経済交流の円滑化をはかり、もつて経済自立体制の確立に大なる貢献をなすものでありまして、該区間の電化をすみやかに実現されたいというので、あります。
【次の発言】 次に大宮、白河間電化促進の請願でございますが、本請願の要旨は東北本線はわが国を縦貫する一大幹線として、北関東及び東北の開発に偉大な貢献をなして来たのであるが、最近本線の持つ実質的価直が閑却され、勾配と曲線路が少いと……
○大澤委員 私は大分時間もおそいようでありますから、簡單にお尋ねしたいと思いますが、先ほどノースウエスト会社と日航との間に、このたびの事故の責任がどこにあるかということを、大分皆さんが質問されたようでありますが、現在では私の一応考えますところでは、特に講和條約も発効していないししますから、航空機を日本が所有するとか、あるいは日本のパイロットがこれを操縦するということは許されていないので、当然この点は法律上の問題にしましても、日本の法律によつてこれをさばくとか、あるいはどうするとかいうことは、なかなか複雑な問題であると思います。しかし近いうちに講和條約も発効しますが、その後は飛行機も日本で所有で……
○大澤委員 道路運送車両法の改正法律案に対しまして、政府のお考えを承りたいと思いますが、今度の改正法案で見ますと、自動車の検査をするのに、この検査費用を徴収するということになつておりますが、どういう理由で、今まで検査費用もとることなく、しかも自動車行政を助長している運輸省自動車局といたしまして、こういう考え方になつたか、この点をひとつ承つておきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの説明によりますと、自動車の検査を受ける場合は、自動車を所有しておる者にとつて利益になる、すなわち受益者負担という理念のもとに、検査手数料を国が徴収するというようなお話であり、しかもこの自動車検査登録関係の経費とい……
○大澤委員 私はただいま提案になつております道路運送車両法について昨日自動車局長に対して御意見をただしたのでありますが、少々納得の行かない点がありますので、三、三局長に対してこの際質疑を続けてみたいと思います。 本法案においてはこのたび車両検査に対しまして、有料によつてこの検査を行うというのでありますが、助長行政を担当しております自動車局長の立場から、わが国の自動車事業、すなわち交通産業等に対しての考え方を一言最初にお伺いしたいと思います。あらゆる角度からいたしまして、多数国民が一台でも多く自家用自動車を持つておられるということは、一応国民の生活水準を文化的な科学的な生活の面まで引上げている……
○大澤委員 ただいま坪内委員から発言されました航空機の通行税に対する点について、大蔵省の税の面から御答弁されましたが、承りますと通行税は船舶、汽車等、他との比例もあるので、航空機に対してだけ減免するとかいうようなことは、税の体系から行つて適当でないというような御説明でありますが、先ほどの大蔵省の政府委員からの説明によりますと、航空機用のガソリンに対しては特に免除しておる、すなわち陸運の自動車その他に対するガソリンは何ら税の減免をしてないにもかかわらず、航空機に対してはこれを免除しておるということでありますので、航空機のガソリン税を免除するならば、通行税もそれと同じように特別の措置を講じてもさし……
○大澤委員 それでは道路交通事業抵当法案につきまして一言お伺いをいたします。戰争中に自動車財団法が実施されておりまして、当時その自動車財団法による金融の措置といいますか、あるいはこの自動車財団法による金融の実際の面がどのくらい活用されておつたか、その点をお伺いをいたします。
【次の発言】 先ほど提案者からの御答弁によりますと、戰争中あるいは戰後の自動車業者の営業成績といいますか、業者の経済的な信用の程度が非常に落ちておつた、そして自動車財団に対しての金融の面が少かつたが、それが現在は自動車関係の事業が発達したので、この法案を提案したというお話でありますが、自動車事業というものは、国家がある程度……
○大澤委員 先ほど代議士会や本会議があつたので、私こちらの委員会へ参るのが非常に遅れて申し訳ありませんが、実はこのたびの日暮里の駅の事件について、総裁も大分お忙しいようでありますが、ひとつお伺いしておきたいと思います。 先ほど来いろいろ総裁の答要り説明なりを伺つておりますと、どうもまだ要領を得ない。われわれが国民に対して、こういうわけだという真相をほんとうに話す程度になつていないようであります。これも先ほどのお話を伺えば、現地へ行つてみたところが、警察の方へ証拠品を持つて行かれたために、真相はわからないというようなお話でありますが、いずれにいたしましても、駅にそういうような予想もしなかつた事……
○大澤委員 ただいま川島委員からも、租税の面に対して詳細なるところの御意見があつたようですが、私はわが国の現状に対しては、このたびの国際観光ホテルは最も当を得たものであつて、しかも租税の減免をはかるというふうなことは、租税の根本理念から申しましても、当然のことであると考えるものであります。なぜならば、租税は産業の育成の最も大きなポイントであるという点から考えましても、わが国の外貨獲得に最も必要なるところの手段方法として、すなわち国際観光ホテルをつくる、これを建設するがために、租税の減免を法的に論ずるということに、産業の育成の面からいたしましても当然のものであり、しかもそれでなければ、とうてい国……
○大澤委員 ただいま前田委員からも運賃法の問題に対して運輸当局に伺つたようでありますが、もちろんこの身体障害者等に対しましての鉄道運賃の割引ということは、決してむりなことではなく、むしろ厚生施設の方面から言つても、当然のことであるとも考えられますが、鉄道運賃法の審議に対しては、先ほど来運輸委員会におきましても種々各党からの意見も総合いたし、いろいろの人の御意見を伺つたのでございますが、ただいまのこの国有鉄道運賃法の五條に対しての審議は、運輸委員会としては今度のこの連合審査会において初めてやつたわけであります。われわれといたしますれば、運賃法の改正に対しては運輸委員会としても、十分愼重に取扱いた……
○大澤委員長代理 次は国鉄労組、自動車協議会議長内藤東平君にお願いいたします。
【次の発言】 次に東京都交通局総務課長人見捨蔵君にお願いいたします。
【次の発言】 次に日本トラック協会常務理事森田賢君にお願いいたします。
【次の発言】 次に品川ダイハツ販売株式会社取締役会長山成豊君にお願いします。
【次の発言】 山成さん、時間の都合がありますから、結論に入つてください。
【次の発言】 暫時休憩いたします。午後は一時半より再開いたします。
午後零時二十六分休憩
L
午後一時四十一分開議
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。
日本興業銀行監査役川島茂樹君にお願いいたします……
○大澤委員長代理 ほかに御質疑はございませんか。――御質疑がなければ、これにて連合審査会を散会いたします。 午後二時九分散会
○大澤委員 このたびの道路法案につきまして、私まだこまかく条文を検討いたしておりませんが、大体私の考えで気のついた点をお伺いいたしたいと思います。 今回道路法を改正するということは、三十年来現行道路法が何ら改正を加えられてないので、このたび新しく新日本の建設という意味から道路法の改正を行うというような建前になつておるようであります。すなわち道路法の改正にあたりまして、何のために道路法を改正するかといいますならば、先ほどの提案理由の説明にもありましたように、わが国の経済並びに文化の発達のための原動力である道路の改善をはかるために改正する、すなわち歩く人や自転車で通る人のためにのみ改正するのでは……
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