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多田勇 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

多田勇[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(非役職)歴代TOP1000
980位

23期委員会出席(無役)TOP100
94位
23期委員会発言(非役職)TOP100
73位
24期委員会発言TOP100
99位
24期委員会出席(幹部)TOP100
52位
24期委員会発言(非役職)TOP100
82位

このページでは多田勇衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。多田勇衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 商業委員会 第21号(1947/12/03、23期、日本自由党)

○多田委員 ただいま井上次官からいろいろお話がございまして、次官の御配慮並びに御意見は、お立場上ごもつともと思うのであります。しかしながら次官が今申されました点を要約いたしますと、最初に法的な関係で法的に責任を明らかにする必要がある。こういうお話でございますが、これはもちろん法的に配給の責任を明確にするということは、申し上げるまでもないことであります。しかしながら實際問題といたしまして、先ほど高橋委員からお話がありましたように、酒の配給にしましても、人工甘味品の配給にしましても、これは業者直接の手を通じて配給しておりますし、さらにパンの配給にしましても營團の委託によつて、業者から配給しておる現……

第1回国会 商業委員会 第22号(1947/12/04、23期、日本自由党)

○多田委員 ただいま紹介議員の質問に対しまして片柳長官からいろいろ御説明がありました。なお岡野委員から詳細にお話がございましたので、私は簡単に二、三の点について御意見を申し上げるとともに、長官の御意向をお伺したい。お話の通り食糧管理法の建前上、主食という建前で配給されるものであれば、これは食糧營團を通じて配給しなければならないという建前をとられることは當然であろうと思うのであります。しかしながらただいま長官が言われましたように、營團に實力がなければ他の業者を使つて配給することが必要であるという御意見もありましたし、現實の問題として先ほどお話がありましたように、酒にしましても人工甘味品にしまして……

第1回国会 図書館運営委員会 第4号(1947/10/03、23期、日本自由党)

○多田委員 ただいま新聞記事の朗讀がございまして、國會圖書館の運營委員會について、いろいろ批判的な記事が報道されたことを承知したのでありますが、私ども考えますところでは、國會圖書館という一つの目的のもとに、衆議院と參議院のそれぞれの委員會が、同じ目的のために別々に委員會を開き、協議をするということは、一面國會圖書館の中に、しかも建設途上にありますだけに、現在のようなへんな空氣をみなぎらせるという一つの原因になつているのじやないかと思いますし、兩院の委員會が、なるべく一緒にいろいろな問題について檢討し、協議するというような委員會の運營方法で行つたらどうかというふうに考えておるのでございますが、委……

第1回国会 図書館運営委員会 第5号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○多田委員 これは今のお話と別なんですが、今文化委員會で著作權についての小委員會をつくつて、新しい著作權法について、いろいろ檢討しているようでありますが、この著作權法については、國會圖書館としても、相當關心をもたなければならぬと同時に、この審議は國會圖書館で擔當すべきだと私どもは考えているのでありますが、文化委員會と、この問題についてどのような連絡をとつておられるか伺いたいと思います。

第1回国会 通信委員会 第6号(1947/08/12、23期、日本自由党)

○多田委員 先ほど政府委員からの御説明によりますと、事業費に赤字を生じたということは、官營であるがために法規の制限を受けているのが相當大きな理由のように承つたのでありますが、具體的にはどのような法規によつてそういう制限を受けたのであるか、大體の點をお聽かせ願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま最も大きな原因は、インフレの不可抗力によるという説明でありますが、先ほど來説明を伺つておると、何かその時その時によつて御答辯があいまいなような感じがするのであります。ただいま林委員から御質問がありました獨立採算制に對する考え方についても、國内的には別段問題がないという説明でありましたが、私どもそれだ……

第1回国会 通信委員会 第16号(1947/10/31、23期、日本自由党)

○多田委員 特定郵便局の問題につきましては、この委員會と別に、官側と全遞と全特連との間にいろいろ協議が行われているように聞いておりますが、現在のところどの程度に具體的に何容をきめられておるか、現在の經過をお聽かせ願いたい。
【次の発言】 ただいまの説明で大體わかりましたが、この申合せの内容を拜見しますと、特定郵便局の制度を從來の形でなしに、今後豫算が許せば國の經營に移すという建前で進んでおられるように思われるのでありますけれども、今日までの長い歴史の遞信事業の發達に對する特定郵便局のいろいろな功績といつた點から考えまして、特定郵便局の制度を從來の考え方のもとに存置していく考えでございますか、そ……

第1回国会 通信委員会 第18号(1947/11/11、23期、日本自由党)

○多田委員 第一條の法律の目的についてでございますが、郵便の業務をなるべく安い料金で、あまねく、公平に提供するというように規定されております。このなるべく安い料金で行うということと、次の郵便の事業が國の行う事業であるという規定との關連でございますが、これは國が郵便の業務を行うことが最も安い料金で行うことができるというような考え方で、この現定ができたものであるかどうか。その點についてお伺いしたい。
【次の発言】 ただいまの御説明で了承いたしましたが、そういたしますと私どもの考え方からいたしますれば、國で行う事業によつてなるべく安い料金で、しかも公平に公共の福祉を増進するために郵便事業が行われるの……

第1回国会 通信委員会 第19号(1947/11/13、23期、日本自由党)

○多田委員 郵便料金について二、三お伺いいたします。この郵便料金でありますと、現行のものをそのまま採用しておるというだけに止まりまして、文化の面にもう少し御留意願えないものかどうか。申し上げるまでもなく、文化國家として今後の日本を再建していくためには、郵便料金に面についても十分に御留意を願うことが肝要であろうと考えておるわれであります。それで第四種郵便でありますが、印刷物あるいは寫眞、書、書及び圖、こういつたものの料金についても現行通りであります。先ほど梶川委員からお話がありましたが、第五種郵便物の料金百グラムについて十五錢というのと比較いたしますと、非常に差があるように思われるのでありますが……

第1回国会 通信委員会 第20号(1947/11/14、23期、日本自由党)

○多田委員 本年度の追加豫算はただいま豫算總會で審議中でありますが、本委員所管の法案と重大關係をもつものも相當あろうと考えられますので、追加豫算に對する政府の意思の開陳なしには、本委員會付託の法案の審議は、その意義を著しく減殺するものであると考えるのであります。現に昨日の豫算委員會におきまして、和田安本長官は通信、鐡道料金は來年度において引上げたいという意思表示をされておるのでありまして、ただいま審議中の郵便法の審議にあたりましても、われわれは本法案中に重大な要素を含むところの通信料金に關しまして、今日までの説明を聽取いたしますと、現行料金をそのまま踏變しておるという程度に止つております。この……

第1回国会 通信委員会 第22号(1947/11/21、23期、日本自由党)

○多田委員 附則についてお尋ねいたしたいのですが、附則の第一項によりますと、この法律は十二月一日からこれを施行するとなつております。現在審議中で十二月一日からはたして施行ができるかどうか。施行ができるとしても相當むりな期日ではないかと考えられるのであります。少くとも法律を施行するには、その法律の内容を一般國民によく徹底されるために、相當期間を置くべきが至當であろうと考えます。もちろん緊急やむを得ない法律につきましては別でございますが、單に現行法を中心にして改正をするという程度の法律におきましては、いま少し餘裕を置くのが適當ではないかと考えます。その點について参議院ですでに濟んでおることでありま……

第1回国会 通信委員会 第23号(1947/11/25、23期、日本自由党)

○多田委員 私は日本自由黨を代表いたしまして、本法案に贊成する者であります。本法案は逓信大臣の提案説明でも明らかにされたごとく、新憲法の精神に即することを基本方針とし、また郵便に關する基本法として、その業務運營の源泉となることは申すまでもないことでありまして、提案の趣旨竝びにその努力はこれを認めるものでありまするが、わが國が眞に民主國家、文化國家として再建されなければならないとき、本法案がはたしてよくその重大なる使命を果し得るや否や、いささか疑問なきを得ないのでありまして、その點率直に遺憾の意を表するものであります。すなわち郵便料金の規定は單に現行法をそのまま踏襲しており、現行法における料金體……

第1回国会 通信委員会 第26号(1947/12/02、23期、日本自由党)

○多田委員 ただにまの白井委員の質問に關連いたしましてお伺いしたいと思うのであります。中勞委がこの調停案にも示してあります通り、見方によつては不當に行政に關與せんとするものであり、官聽關係組合の要求としては、多少行き過ぎと考えられないこともないという前提のものに示された調停案であると思いますが、この特定局制度の問題について、中勞委が調停案を出すというその根據は、おそらくここに掲げてあるいろいろな理由によると思うのであります。その根本的な問題は、全逓と逓信省との間に締結されました勞働協約に相當支配されておると思うのであります。勞働協約の第二十六條によりますと、甲は經勞の基本的計畫を立てるについて……

第2回国会 商業委員会 第1号(1948/01/31、23期、日本自由党)

○多田委員 ただいま向井さんからいろいろ御答弁がございましたが、非常にお苦しい御答弁で、これ以上追究するのはお氣の毒だと思いますが、しかし事は非常に重大な関係をもちますので、二、三お伺いしたいと思うのであります。  ただいまの向井さんのお話を通じて考えてみますと、そのときそのときによつて、非常に答弁の内容が変つてきておるのであります。最初は統制を撤廃すべからずというような考え方から御説明があつたのでありますが、その後におきまして、國会の決議があつたかどうかわからなかつたから統制額を決定したのだというようなお話でありまして、その眞の意思がはつきりつかめないのであります。そこで行政府としては、この……

第2回国会 商業委員会 第4号(1948/03/31、23期、民主自由党)

○多田委員 中小企業廳の問題につきまして、一昨日來各委員の方からいろいろ詳細に御質問がありましたので、簡單にお伺いいたしておきますから御答弁願いたいと思います。最初にお伺いいたしたいことは、中小企業廳ができました曉において、商工省内の局課の廃合はどの程度に行われるか、その内容について。その次に商工省内の局課の廃合が行われないとすれば、所管事項について中小企業廳との調整をどのような内容で行われる予定であるか、あるいは他の省の所管事項について中小企業廳に移管するようなものがあるかどうか、この点についてお伺いいたします。
【次の発言】 私のお伺いいたしたいのは、今お答え願いましたような抽象的なことで……

第2回国会 商業委員会 第5号(1948/04/06、23期、民主自由党)

○多田委員 今までの委員会における質疑とダブる点があるかもしれませんが、一應商工大臣の見解をはつきり確かめておきたいと思います。  第一は、商工大臣が、鉱工業委員会の伊藤委員長の質問に対して、商工大臣のできる範囲の行政的措置によつて、中小企業廳に対する資材の資金の運営を、中小企業廳の活動に即應して、強力にやる方途を講ずるということを言われたのでありますけれども、この点につきまして、この前の委員会で商工大臣が申されました点を、行政的措置として強力に推進していただくように、いま一應はつきりした御言明をいただきたい。  第二の点は、商工業者に対する中小企業廳の干渉的な行動は、絶対に行わないということ……

第2回国会 商業委員会 第7号(1948/06/14、23期、民主自由党)

○多田委員 提案者から理由の御説明がありましたので、私どもも非常に今日まで期待しておりました関係上賛成するのでありますが、二、三御質問いたしたいのであります。  自轉車競技の施行團体である自轉車振興会はどういふ形でつくるか、これが提案される法案との関係がどうなつているか、自轉車の競技場設定の場所が都道府縣のほかに特定な市に決定されておりまして、その市がわずかに五大都市だけを指定しておるという点を、いま少し決定する場所をきめずに、設定する場合には監督官廳の認可を受けて決定する形をとるとよいと思います。
【次の発言】 自轉車振興会というものはどういう機構、どういふ内容か、その構想ですか。

第2回国会 商業委員会 第8号(1948/06/16、23期、民主自由党)

○多田委員 これについては、書面を出してありますが、この法案の中にある自轉車振興会と、連合会が近く提案審議される事業者團体法と、どんな関係になつているか、この点について。
【次の発言】 ただいまの御説明で多少は適用を受けるということですが、適用を受けることになると競技が廃止されることになると思う。從つてこの法案の中に振興会をつくつた意義が全然なくなつてしまうということになることは、事業者團体法が施行された曉には明瞭過ぎるほど明瞭であるので、この点について、はつきり打合せをしていただき、除外される方法を急速に立てていただきたい。
【次の発言】 この法案を通すのに大きな問題になるので、はつきりして……

第2回国会 商業委員会 第10号(1948/06/24、23期、民主自由党)

○多田委員 二、三貿易廳長官にお伺いいたしたいと思います。最初に日本が輸入懇請をしたものに対してどの程度の援助が得られたか、あるいはそれが認められる見透しがあるかどうかという点についてお飼いしたいと思います。
【次の発言】 現在の生産能力に比例しまして、不自由のない程度の援助を仰ぐことができるというお話でありましたが、輸入懇請はお話のように生産計画に基いて行われておるだろうと思いますけれども、大体生産計画にマツチする程度のものが見込まれるかどうか。あるいは見込まれないとすれば、その生産計画はどのように変更されたかという点を、おわかりになりましたらお願いしたいと思います。

第2回国会 商業委員会 第11号(1948/06/25、23期、民主自由党)

○多田委員 ただいま議題となつております自轉車競技法案につきましては、一部修正の上賛成いたしたいと思います。修正の箇所を申し上げながら、一、二意見を申し上げたいと思います。  本法案では自轉車競技を開催する市が五大都市に限定されておりますので、これは各戰災都市等の財政の状況等も考慮して、この開催市の範囲を拡大することが至当であるというように考えるのであります。それと、いま一つは、地方財政をゆたかにすることが一つの目的でございますので、國庫に納付する金額を、二分の一となつておりますものを三分の一にいたして、國庫の納付金額を減少して地方財政を豊富にいたしたいと考えております。  修正箇所を申し上げ……

第2回国会 商業委員会 第14号(1948/07/01、23期、民主自由党)

○多田委員 私のお伺いしたい点の大部分は林さんから御質問がございましたので、簡單にお伺いいたしまするが、先ほどお話がありました商工会議所はこの法律に適用される。要するにこの法律は、私的独占禁止法に基くところの活動を制限するという意味だろうと思いますが、商工会議所が現在この法律に該当しなければならないというような仕事を行つておるかどうか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 商工会議所がこの法律の禁止事項に該当する事業を行つていないということであれば、商工会議所は第六條の適用除外に入れることが至当であろうと思うのでありますが、それに対する御見解をお伺いいたしたいのと、いま一つは共通の利益を増……

第2回国会 商業委員会 第15号(1948/07/02、23期、民主自由党)

○多田委員 私ほかの參考人の方にお伺いしたいのですが、先ほど大体皆さんの御意見は、この法案には強いて反対ではないという御意見でありましたが、それは事業者團体法が制定されまして、民間におけるこのような仕事ができないという前提のもとに考えておられるようでありますが、この事業者團体法ができた曉において、民間における檢査ができないというような前提がどこから生れてきたか。あるいは政府の方からそういう前提のもとにお話があつたかどうか。これを大柴さんにお伺いいたします。
【次の発言】 それは民間でできないという前提をもたれて考えられていることは、非常に行過ぎな考え方ではないかというように考えられるのです。事……

第2回国会 商業委員会 第16号(1948/07/03、23期、民主自由党)

○多田委員 各派代表者として次の希望意見を附して本法律案に賛成する。  希望意見の第一点は、この法律が強制檢査を行うものではないから、政府は抽出檢査を完全に実施して、本法案の主旨に副うこと、第二点は、檢査機構は、民間機構を充分活用することである。

第2回国会 商業委員会 第17号(1948/07/04、23期、民主自由党)

○多田委員 この前の答弁が残つております。
【次の発言】 大体了承いたしましたので、最後に一つお伺いいたしたいのですが、事業者としての共通の利益を増進するということが、どの程度の範囲のものを指すか。できれば具体的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、会社を組織した場合に、事業者がある程度はいつておつた場合であつても、その会社の性格が事業者の共通の利益を目的にしていないという形に見られる会社については、この法律が適用されないかどうか。
【次の発言】 私のお伺いいたしたいのは、もちろんこの法律の脱法行為として、第三者がはいつているというふうなものについては別でありますけれど……

第2回国会 図書館運営委員会 第9号(1948/03/27、23期、民主自由党)

○多田委員 今、三浦さんのお話の中に、法制局法案をつくるべく進行中であるというようなお話がございましたが、現在法制局法案をつくるべく進行中であるかどうか、もう一度お伺いしたいと思います。
【次の発言】 國立國会図書館法をつくる際に、この図書館は議員の立法のために資するあらゆる調査資料を集め、そして議員の立法の事務的処理までするという建前のもとに、國立國会図書館法が新しくできたものとわれわれは了承しておるのであります。しかもアメリカの使節團の話としまして、アメリカにおいては法制部はあるけれども、日本においては國立國会図書館がすべての議員の立法についての補助をするという建前のもとに、図書館をつくり……

第2回国会 図書館運営委員会 第11号(1948/06/07、23期、民主自由党)

○多田委員 図書館の今日までの経過について二、三館長にお伺いいたしたいと思います。実は開館式の際において、図書館の内部に何かポスターが書かれておつたというようなことが、どうも図書館の内部に不統一を思わせるような感じを與えておるのであります。これは結局するところ副館長の任命の問題がその原因をなしているのではないかというように、いろいろ言われておりますので、この際副館長の任命の経過について、館長から御説明いただきたいと思います。副館長の任命につきましては、國会図書館法を制定いたします当時からいろいろ問題がありまして、本会議におきましても圓谷委員から、副館長の任命については図書館長の任命の間に何か交……

第2回国会 通信委員会 第3号(1948/02/02、23期、日本自由党)

○多田委員 ただいま政府委員から御説明のありました郵便料金の値上げについては、いろいろお聽きしたいこともあるのでありますが、大臣が出席されてからこの問題について討議していただきたいと思います。それで一應この案件につきましては後廻しにいたしまして、他の議案について御審議くださいますようお願いいたします。
【次の発言】 値上げの問題について二、三お伺いいたしたいと思います。ただいま成田さんからいろいろ御質問がありましたし、大臣からも御答弁がありましたが、一番問題になる点は、〇・八箇月分の手当を出すために、その財源をして通信料金の値上げをするという考え方が、一般國民に相当徹底しておりますので、こうい……

第2回国会 通信委員会 第7号(1948/02/09、23期、日本自由党)

○多田委員 土橋さんにお尋ねしますが、全逓新聞の使命はどういうものですか。
【次の発言】 そうしますと全逓新聞の使命は、全逓の機関紙として全逓の活動方針、その他活動の状況を組合員に報道するということが使命であるように思いますが、ただいま問題になりました國会議員の買收の問題を特別に全逓新聞に取上げて、特にこの問題だけを切り離して一つの標題をつけて報道されたということは、先ほど來各証人の方々の御意見がまちまちであるのでありますけれども、要するにこの問題を通じて特定局の幹部が國会議員を買收したのであるということを信じ、そうしてそれを一般の組合員に徹底させるという意図のもとに報道されたものであるかどう……

第2回国会 通信委員会 第8号(1948/04/06、23期、民主自由党)

○多田委員 長谷川さんの質問に関連してお伺いいたしますか、終戰前に疎開された場所については、倉庫が燒けてもおわかりのことと思うのであります。そういう疎開物資を回收する場合に、疎開先の倉庫について、一々嚴重に調査されただろうと思うのであります。そういう調査が完全の行われておれば、そのような隱匿物資という形のものはなかつただろうと思うのであります。一般民間の隱匿物資については、相当大きく取上げて嚴重にやつておるのでありますが、世間で一番疑惑をもつて注目されておるのは、官廳のもつておる物資であろうと思うのであります。たまたま逓信省の物資が問題になつたのでありますけれども、終戰当時疎開した物資の取扱い……

第2回国会 通信委員会 第10号(1948/05/18、23期、民主自由党)

○多田委員 ただいまの御説明の値上り單價の関係による算出調書のうち、自動式が六〇%、共電式が二五%、磁石式が一五%というように架設の比率がなつておりますが、この架設の比率はどういうものを根拠にしてこういうものを出したのでありますか。最近六箇月の架設の状況を見ると、この比率と大分相違があるように思われますが、これは現在加入申込みがあるものを一應基礎にしておられるのか、あるいは戰災電話の復旧を基準としておられるのか、あるいは現在の電話局の増設の能力を基本にしておられるのか、どういう点からこういつた比率が出されたか、その点を御説明願いたい。

第2回国会 通信委員会 第13号(1948/06/01、23期、民主自由党)

○多田委員 ただいまの請願に関連しまして、二、三お伺いしたいと思います。特定郵便局の問題につきましては、第一回の國会において、これは存置することが適当であるということで、われわれ委員会はまとまつたのでありますが、最近において特定郵便局の局長が退職をしたとかその他の場合において、局舎の回收をすることにきまつているというような問題が起つているやに聞いております。これは予算の面から見ても、逓信事業の運営の面から見ても、非常に大きな問題になる可能性があると思いまして、われわれとしては非常に憂慮している点でございます。それらの問題が起りました根本的な理由は、特定郵便局の制度が、これを創設した当時の趣旨か……

第2回国会 通信委員会 第15号(1948/06/11、23期、民主自由党)

○多田委員 ただいま審議されております郵便法等の一部を改正する法律案の内容について、われわれ非常に不思議に思う点がありますので、さいわい法制局から見えられておりますから、この点についてお伺いしたいと思います。第一の点は、第三條に「郵便為替法(昭和二十三年法律第 号)」というように、空欄になつております。さらに第四條には「郵便振替貯金法(昭和二十三年法律第 号)」というように空欄になつております。この二つの法律はまだ施行になつておりませんし、この法案自体が、未だ衆議院においては予備審査に当委員会に付託されている法案であつて、正式な法案として審議の過程に入つていないのであります。參議院におきまして……

第2回国会 通信委員会 第16号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○多田委員 ただいまの件は、全逓の大会に出席して、全逓側のいろいろな意向を聞くことは、非常にいいと思うのであります。その趣旨については賛成をいたしますけれども、現在國会の状況が多数の議案の審議を控えて、相当多忙になつておると思います。しかも重大なる時期に達しておると思われますので、この際委員会から委員を派遣するということは、時期的に國会としてはおもしろくないではないかというように考えられますので、次の機会に讓つていただくようにお願いいたします。
【次の発言】 ただいまの法案に関連いたしまして、予算の点について一、二お伺いいたしたいと思います。預金部及び保險繰入れによる経費でございますが、これは……

第2回国会 通信委員会 第20号(1948/06/25、23期、民主自由党)

○多田委員 私は日本の置かれている立場、あるいは日本の教育制度、あるいは現在の逓信事業の現実からいつて、どのような形のもとに逓信職員を訓練する構想をもつことが、最も適当であるかという具体的な御意見をお伺いいたしたかつたのでございます。もちろん前に組合側の案を拝見しておりますけれども、その案は單に政府案の逓信職員訓練法をこのように修正してほしいという意見でございまして、その内容は実際に具体的な問題をとらえておりませんので、どのような構想のもとに、この毎信職員の訓練をすることが実情に即するかという、その具体的な構想をお聽かせいただきたいと考えるのでございます。

第3回国会 商工委員会 第6号(1948/11/29、23期、民主自由党)

○多田委員 二、三お聞したいのですが、支所あるいは出張所を設置した場合に、どの程度の人員を見込まれておりますか。
【次の発言】 出張檢査のために非常な経費がかかるというような点で支所あるいは出張所を設置するそうでありますが、大体現在の見通しでは、出張檢査の場合の経費と、支所あるいは出張所を置いた場合の経費との間に、どの程度の節約ができるかという見通しがおありでありましたら、それをお聞かせ願います。
【次の発言】 輸出整品の檢査については抜取り檢査でありますので、それといは一つ非常に檢査の対象になる範囲が廣い関係上、支所なりあるいは出張所なりのそれぞれの部面に專門的な職員を必要とするだろうと思う……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 経済安定委員会 第2号(1949/03/24、24期、民主自由党)

○多田委員 臨時物資需給調整法の改正法案を審議するにあたりまして、この法律を利用すると言うと語弊がありますが、幾分この法律に便乘して、あらゆる統制を行われるという感がなきにしもあらずと思われますので、次回の委員会には関係各省の政府委員にも、御出席いただきたいと思います。

第5回国会 経済安定委員会 第3号(1949/03/26、24期、民主自由党)

○多田委員 先ほど來非常に活発な質疑がございましたので、私は簡單に基本的な問題について、安本長官の御見解をお伺いいたしたいと存じます。先ほど横田君からお話がありましたように、物調法が制定されました当時は、総動員法の有効期間が切れる関係上、暫定的な措置としてこの法律をつくるということを建前にしたと聞いております。從いましてこの暫定的な法律が、今日まで再三有効期間が延長されて参つたのでありますが、自然政府におかれましては、物調法を一箇年間延長しておりまするその期間内において、根本的に再檢討する考えはないかどうか。この点についてお伺いいたします。

第5回国会 経済安定委員会 第6号(1949/04/14、24期、民主自由党)

○多田委員 二、三お伺いいたしたいのですが、これは先般の物調法の改正の委員会でも申し上げておいたのですが、物調法に基いてつくられておるいろいろな規則が、各省の各主務大臣がつくられる関係上、形体においてもあるいは内容においても、一貫しないものが多分にあるのではないか、というようなことも考えられると同時に、ことに配給の部面については、一般消費者にも非常に大きな関係がありますので、そのために一般消費者のこうむる迷惑というものを、相当考えなければならないというように考えておりますが、いろいろな規則を制定する場合に、経済安定本部で一應規則の最終的な同意を與える際に、その規則について一つのわくの範囲で、は……

第5回国会 経済安定委員会 第9号(1949/04/25、24期、民主自由党)

○多田委員 質疑に入る前に政府に対して希望したいことがございます。御承知のように当委員会は毎週定期に二回ずつ開会いたしまして、日本再建のための基礎的になる問題について、熱心な討議が進められておるのでありまするが、その間政府の責任ある答弁が間々見られないことが多かつたのであります。そういつた事情が反映しまして、本日の委員会におきましても、委員の出席が非常に少いというような状態になつておるという点も、考えられるだろうと思うのであります。今日までの委員会はほとんど全委員が出席されて熱心なる討議が見られておりますが、今後は政府委員の責任のある答弁が與られるように御出席いただきまして、本委員会を政府自体……

第5回国会 経済安定委員会 第11号(1949/04/28、24期、民主自由党)【議会役職】

○多田委員長代理 中村委員に申し上げますが、この問題は、一應各関係者から意見を聽取して、本委員会としての態度を最後に結論づけたい、かように考えております。
【次の発言】 ちよつと中村委員に申し上げますが、本問題は前回の委員会の決議によつて、この問題に関する各関係者の意見を聽取して、その上で委員会としての態度をきめるという前提のもとに、この委員会を開いておりますので……
【次の発言】 組合側に対する御質疑はほかにありませんか。――御質疑がありませんければ、この程度で組合側の参考人の方の説明を打切りまして、次に本問題に関する政府当局の意見をお伺いしたいと思います。最初に法務調査意見長官兼子政府委員……

第5回国会 経済安定委員会 第12号(1949/05/06、24期、民主自由党)

○多田委員 ただいま議題になつております法案は、本日は提案理由の説明を聞く程度にして、質疑は次会に延期されんことを望みます。
【次の発言】 小委員会を設けて調査するということについては、一つの方法として考えられる点でありますけれども、一應委員会で関係者の意見を聽取し、おそらく各党でもそれぞれの立場において調査しておることだろうと思いますので、ここでこの問題を取上げてあらためて小委員会をつくることが、はたして適当であるかどうかということは、相当考えなければならぬだろうと思います。そこで私どもとしましては、小委員会をつくらずに、私の方でもそれぞれの方面を調査しておりますし、また各党でも調査しておら……

第5回国会 経済安定委員会 第13号(1949/05/09、24期、民主自由党)

○多田委員 私的独占の禁止の改正法律案につきましては、提案理由の説明にもありましたように、外資の導入、証券消化の必要に應ずるため、同法に改正を加える必要が生じたという理由によつて、改正法案が提案されておりますので、それに関連いたしまして、さらに独禁法を相当大幅に緩和されたという点については、政府当局の御苦心の点についても深く敬意を表する点でございますが、二、三所見をお伺いいたしたい。同時にその他の問題について御質問申し上げたいと思います。  第一の点は、独禁法が立法されました当徳の日本の経済の実情、あるいは社会の実情と現在とでは相当隔たりがありまして、現在経済九原則の達成のために、日本経済の再……

第5回国会 経済安定委員会 第14号(1949/05/10、24期、民主自由党)

○多田委員 皆さんに御相談したいのですが、それは見返り資金の使途について、最近新聞紙上に具体的な安本の考え方というものが発表になつておるのであります。これは安本の考え方がはたしてあの通りであるかどうか。それはわからないのでありますけれども、少くとも安本が見返り資金についての一つの計画を立てる場合には、本委員会に一應の話をするということになつておるはずなのであります。ところが安本からは何らこれに関する発言もございませんし、しかも新聞紙上には、どの会社にどの程度というように、具体的に金融のわくが発表されておるのであります。これは日本の産業にとつて非常に大きな問題でありますし、影響するところが非常に……

第5回国会 経済安定委員会 第15号(1949/05/12、24期、民主自由党)

○多田委員 ただいまの修正案の主なる点について、提案の理由を御説明申し上げます。第十五條の修正でございますが、第十五條には五百万以上の会社が合併する場合には、公正取引委員会の認可を受けなければならないということに規定されておりますが、第十五條の一項に合併に対する制限條項がありますので、五百万という線を切らないで、すべての会社が合併する場合には公正取引委員会に届出をして、あらためて認可を受けるような煩瑣な手続を省略して、届出制度をとりたいという考え方で、修正の案を出した次第でございます。その他の修正案につきましては、その修正に伴うところの関係の條項、あるいはその他不備の條項の修正案を出した次第で……

第5回国会 経済安定委員会 第16号(1949/05/14、24期、民主自由党)

○多田委員 本日付託になりました請願はそれぞれ非常に重要な問題でございますので、本日はこの程度にいたしまして、次の委員会で愼重に審議の上その態度を決定することにして、残余の日程はいずれも次会に延期されんことを望みます。

第5回国会 経済安定委員会 第17号(1949/05/16、24期、民主自由党)

○多田委員 砂糖事情はなかなか困難なようでありますが、ただいまの問題に関連してこの際糖蜜類に対する統制價格を撤廃し、本問題解決の一方法として善処されんことを望みます。
【次の発言】 本日の請願日程中第一ないし第一〇、第一二、第一四、第一七ないし第二三、第二六ないし第二八、第三二、第三三の各請願はいずれもその趣旨において至当と認められ、政府において適当にその措置を講ずべきであると思われますから、いずれも議院の会議に付して採択の上内閣に送付すべきものと議決し、残余の請願についてはさらに審議いたす必要がありますので、これを延期されんことを望みます。  なお、陳情書の取扱いについては委員長に一任されん……

第5回国会 図書館運営委員会 第4号(1949/05/12、24期、民主自由党)

○多田委員 この法律を單行法にすることは困難なのですか。
【次の発言】 近く通商産業省が発足することになつておりますが、この図書館は……。

第6回国会 経済安定委員会 第6号(1949/11/27、24期、民主自由党)

○多田委員 ただいま議題となつております外国為替及び外国貿易管理法案、並びに外国為替管理委員会設置法案に対し、民主自由党を代表して賛成の意見を申し上げます。  今日わが国の経済はいわゆるドツジ構想に基き、安定経済計画を推進いたしておりますが、安定の基盤に立つて日本経済の復興自立を実現させるためには、どうしても国内生産力を充実させ、外国貿易の発展振興にまつところがまことに大きいのであります。この意味から、今日まで、特に輸出優先の建前をとつて、ひたすらに国力の回復に努めて参つているのであります。  われわれは長い間、講和なき管理下の不自由なわが国の現状を打開して、一日もすみやかに国際経済への参加を……

第6回国会 経済安定委員会 第9号(1949/11/30、24期、民主自由党)

○多田委員 最初に配給公団の方に二、三お伺いいたしたいのですが、手元に配られました資料の一番最後の結論という欄を拝見いたしますと、油糧公団を食料品公団に統合する考え方には反対であるということが、いろいろな事例をあげて説明されておりますけれども、現在政府が考えておられるように、油糧公団と食料品配給公団の砂糖局を一緒にして、新しく公団をつくるということに対してどういうお考えであるか。油糧公団側のお考えをお伺いいたします。
【次の発言】 ただいまの話で油脂の統制が砂糖よりも早く解除になるだろうというお見込みのようでございますが、大体年間有効需要が二十五万トンあればよろしいというような先ほどのお話でご……

第6回国会 経済安定委員会 第10号(1949/12/02、24期、民主自由党)

○多田委員 二、三お尋ねしたいと思います。最初にカン詰の統制が廃止になりまして、罐詰局で相当の手持ストックを持たれておつたようですが、この処分はどの程度にできておるか。あるいは損害ができずにできているか。損害ができるとすれば、どの程度の損害を見込まれているか。その点についてひとつ……。
【次の発言】 カン詰の点はよくわかりましたが、現在公団が手持しております物資で、かりに食料品配給公団が廃止になりましたあかつきに、これらの処分についてカン詰同様の心配のある品物があるかどうか。先ほどお話のありました乳製品については、非常に価格が高いということと、相当出まわつておるような関係で、実際に配給しても引……

第6回国会 図書館運営委員会 第2号(1949/11/17、24期、民主自由党)

○多田委員 ただいまの千賀さんの質問に関連して一応お伺いいたしたいのでありますが、国会図書館は一党一派に偏しないということが、最も重要な要件になつているのであります。ただいま問題になりました中共時代年表が、千賀さんの言われたようなうわさに上つているということから類推して、共産主義の一つの宣伝のような意図を持つて行われたというようなうわさがあるということで質問された。それに対しまして館長から今御説明をいただいたのでありますが、今の説明をお伺いしますと、図書館では、上海で発行された新聞の翻訳を、正直にそのまま日本文に翻訳して館員に配付をしたのであるというお話であります。千賀さんの言われました共産主……

第6回国会 図書館運営委員会 第3号(1949/11/19、24期、民主自由党)

○多田委員 一昨日の委員会における、館長さんからの御説明を総合いたしますと、ただいまいただきました中国大事月表の出版については、その目的は過去五年ばかりの間に、中国に起つた事実の一覧表を持つていて、かつこれを今後の調査に活用するという点と、極秘扱いとしたことは、その内容が今日の国際情勢のもとにおいては、外部に出し得ないようなものが含まれておるということでありますが、そうしますと、この出版物は、再三館長が言われております通り、その盛られておる内容が事実であるという認定のもとに出版され、かつ国際情勢から外部に出すことは芳しくないということで、外部に出さなかつたということに、了承してよろしいかどうか……

第7回国会 経済安定委員会 第2号(1949/12/22、24期、民主自由党)

○多田委員 ただいまの御説明によると、非公式なメモランダムの日付は十一月二十五日ということになつておりまして、政府が受領したのは十二月九日に受取つたというようになつているようでございますが、その間の事情を御説明を願えませんか。
【次の発言】 ただいまの政府から司令部に回答しました線、すなわち公団をあと一年間存続するという、三大臣の連名で出されました政府の方針に沿うて、今後具体的な案を立案されるか。あるいは一応政府の回答――回答と言いますか、司令部に対しまする申出と切離して、これらの公団の実情をさらに検討した上で案をつくられるか。政府が今後具体的に案をつくられるその方針について、御説明願いたいの……

第7回国会 経済安定委員会 第3号(1950/01/31、24期、民主自由党)【議会役職】

○多田委員長代理 対日援助見返り資金の運用について、御質問がありましたら御質問願います。
【次の発言】 ただいまの御説明で、アメリカの会計年度と日本の会計年度の食い違いで、はつきりしない点があるのですが、三百万キロ・リーターというのは、日本の会計年度の二十五年度か、アメリカの会計年度の二十五年度か。それといま一つは、二十五年の一月から六月まで六十万キロ・リーターの原油が輸入され、なお七月から百三十万という数字は、これはアメリカの会計年度の一箇年の数字か、あるいは暦年の数字か、この点いま一応御説明願いたい。
【次の発言】 先ほどの御説明でガリオアとコンマーシャルと両方で入つて来ておるというお話で……

第7回国会 経済安定委員会 第6号(1950/02/25、24期、民主自由党)【議会役職】

○多田委員長代理 ただいまより会議を開きます。  これより内閣提出第三四号、臨時物資需給調整法等の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。青木国務大臣。
【次の発言】 それでは質疑に入ります。質疑は通告順によつてこれを許します。永井君。
【次の発言】 物調法の一箇年間延長について二、三安本長官にお尋ねいたしたい。前回物調法を一箇年間延長する際に、臨時的立法からもつと根本的に再検討する必要がある、と申しますのは、この法律によりまして行政庁の考え方で、物の統制が自由にできるという非常に広範囲な委任立法であります関係上、まま弊害が起るという危険性も一応考えられまして、前回長官……

第7回国会 経済安定委員会 第7号(1950/03/02、24期、自由党)

○多田委員 ただいま石油の問題について、志田委員から詳細に御質問がございましたが、実は精油工場で日石の新潟の工場が自然的な関係で非常に危機に立つておるということを、先般視察に行つて見て参つたのでありますが、新潟の工場の保安設備その他について、政府としても優秀設備を完全に守り、しかも完全に稼動させるために、十分な手を盡すべきだと思うのでありますが、それに対してどういう考え、あるいはまた計画があるとすれば、その内容を承りたい。
【次の発言】 次に全般的の問題について二、三お尋ねいたします。物調法に基く需給調整規則が、各物資についてつくられておりますけれども、各物資の需給調整規則のいわゆる統制方式が……

第7回国会 経済安定委員会 第8号(1950/03/09、24期、自由党)

○多田委員 前回の委員会で物調法に基く各種の需給調整規則に、民間団体を友誼機関その他の名目で取扱うということについて、次の委員会ではつきりした御見解をお述べになるというお話でございましたが、その点についてお伺いいたしたい。
【次の発言】 この前の考え方と非常にかわつて来ておられるようでありますが、非常に大きな業者の結合を認めるという点につきましては、事業者団体法その他で制約されておりますので、困難だということはわかりますけれども、小さな業者の結合体を実質的な統制業務でない、現実に配給物資を動かすために、必要な限度で統制的な業務にしない限度において承認させるという意味で、これらの団体を需給調整規……

第7回国会 経済安定委員会 第9号(1950/03/11、24期、自由党)

○多田委員 飮食営業臨時規整法について二、三お尋ねいたしたいと思います。第三條の第三項に同一場所に二種類以上許可してはいけないというようになつておりますが一先日も御質問申し上げましたが、地方に参りますと、旅館等で軽飮食店を経営することが実情に即しているというような実態でございまして、現実にもそういつた場合が相当あると思うのでありますが、特に二種類以上の営業を許可する場合の條件として、施行令では鉄道の連絡点等で、営業者が少いために非常に不便が生ずるというような場合にのみ、地方長官は二種類以上の営業を許可してさしつかえない。その他についてはすべて農林大臣の承認を得なければならないというように規定さ……

第7回国会 経済安定委員会 第12号(1950/03/28、24期、自由党)【議会役職】

○多田委員長代理 ただいまより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事永井英修君が昨二十七日委員を辞任されましたので、これより理事の補欠選任をいたしたいと存じますが、前例により委員長に御一任願うことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは永井英修君が本二十八日再び委員に選任さましたので、永井英修君を理事に指名いたします。
【次の発言】 なおこの際お諮りいたします。事業者団体法の審議の愼重を期するため、日本中小企業連盟常務理事稻川宮雄氏を参考人として招致いたし、意見を聽取いたしたいと存じますが、御異議ございません。

第7回国会 経済安定委員会 第14号(1950/03/30、24期、自由党)

○多田委員 重要な御意見を承りましてありがとうございました。この事業者団体法に関する各界各党の意見は、大体同じ線に沿つておると思うのでありますので、私もこの線に沿つて御質問申し上げたいと思います。事業者団体の定義が非常に広く規定されておりまして、その解釈いかんによつて及ぼす影響が大きいと思うのであります。事業者団体法が必要であるという考え方にかりに立つた場合に、事業者団体の範囲をどの程度に圧縮することが、至当であるかということについての御意見を拝聽願えたら仕合せと存じます。
【次の発言】 団体の範囲を営利を目的とするものに限定したらどうかという御意見でございますが、事業者団体法を立法された考え……

第7回国会 経済安定委員会 第16号(1950/04/15、24期、自由党)

○多田委員 委員長、請願の取扱いについて動議を提出いたします。本日の請願日程中、第三ないし第六、第八ないし第一三の各請願は、いずれもその趣旨において至当と認められ、政府において適当にその処置を講ずべきものと思われますので、いずれも議院の会議に付して採択の上、内閣に送付すべきものと議決し、日程第一、第二及び第七の請願は、議院の会議に付するを要しないものと議決せられんことを望みます。  なお陳情書の取扱いについては、委員長に御一任されんことを望みます。
【次の発言】 事業者国体法に関する小委員会の経過を御報告申し上げます。  去る三月十四日の経済安定委員会において、事業者団体法に関する小委員会の設……

第7回国会 経済安定委員会 第22号(1950/04/27、24期、自由党)

○多田委員 外資導入の法案が提出されたこと、その政府の努力に対して敬意を表する次第でございます。ただこの法案を審議するに際しまして、私ども一応頭に入れておかなければならない点、それは外資導入のこの法案が提出に至るまでの間には、いろいろな方面で検討され、あるいは日米合同審議会といつたようなものも持たれたというようなことを新聞紙上で承わつておりますが、この提出までの経過といいますか、その間において日本側とアメリカ側との意見が、どのような形で相違しておつたかという点、あるいは日本側の内部においても、大蔵省あるいは通産省、経済安定本部等において、いろいろ意見の相違があつたようにいておりますが、これらの……

第7回国会 経済安定委員会 第26号(1950/05/02、24期、自由党)

○多田委員 去る四月十五日経済安定委員会におきまして、事業者団体法に関する小委員会の経過を御報告いたしておきましたが、その結果に基きまして、委員会から司令部に、団体法の改正草案を提出いたしておいたのであります。その後の経過々簡單に御報告申し上げておきたいと思います。  二十六日に経済科学局のアンチトラスト課のウエルシュ氏と会見いたしました。会談の要旨は、大体次のようなものであります。まず改正案の草案につきまして、ウエルシュ氏から大体次のような意見の開陳があつたのでございます。改正案を拝見し、かつ十分に検討したけれども、この改正案は不必要であると考える。第二にこの改正案は、事業者団体法を弱めるも……

第7回国会 図書館運営委員会 第1号(1949/12/15、24期、民主自由党)

○多田委員 二、三点お伺いしますが、この予算の中で書籍の購入費はどの程度ございますか。
【次の発言】 そうしますと、予算面では備品費の中からそれだけのものを支出するということになつておりますか。
【次の発言】 次に上野図書館の、図書館員養成所ですが、あの教育機関をやはり継続して持つておられるか、またあの教育機関をさらに充実させるというようなお考えがあるか。
【次の発言】 先ほどの御説明で、非常に御苦心されて予算をつくられたという点については敬意を表しますが、文献摘録をつくるために三十六万円を委託費に計上したということであります。予算では五十万円載つておりますが、この委託費の内容を概略御説明願い……

第7回国会 図書館運営委員会 第3号(1949/12/19、24期、民主自由党)

○多田委員 建築関係でお伺いいたしたいのですが、国立国会図書館建築委員会法によりますと、「事務職員費、用合間費、旅費その他の費用等必要な経費については、国会の決議により、その必要と認められた金額を委員会の費用として充当されるものとする。」というように、建築についてのいろいろな準備、調査、設計等の費用は、国会の議決を経なければ使えないということに、はつきり規定されておるのでありますが、現在国会図書館におきまして、建築のためのいろいろな準備が進められておるということは、先般の委員会で館長から御説明のあつた通りでありますし、また国会図書館の内部におきましても、建築部という一つの機構を設けて、相当の人……

第8回国会 経済安定委員会 第3号(1950/07/21、24期、自由党)

○多田委員 私も根本的な問題については政府委員が見えてからお尋ねいたしたいと思いますが、この法案の内容について二、三お伺いしておきたいと思います。パン類外食券食堂という内容に「パン類による食事を提供する営業をいう」というように書いてございますが、パン類の食事を提供するというその内容、パンだけでなしにどういうもの、どういう範囲が含まれるか、その内容をちよつと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、外食券食堂で提供される食事と同じようなもので、ただ米麦がパンにかわつただけだというように解釈してよろしゆうございますか。
【次の発言】 そういたしますと、パン類外食券食堂という、一つの新……

第8回国会 経済安定委員会 第4号(1950/07/25、24期、自由党)

○多田委員 本改正案の取扱いについて農林当局の御見解をお伺いしたいと思うのであります。パン類外食券食堂が、見方によりますと、今までありました喫茶店その他に比較いたしますと、非常に有利な立場に立つておるというような感じがいたすのでありますが、それは別といたしましても、喫茶店におきましてパン類が販売できないということは、今までの慣例からしましても、どうも芳ばしくないというような感じがいたすのであります。現に東京都あたりでは、喫茶店でパンを販したいということであれば、喫茶店を廃業してパン類の外食券食堂を経営すれば、パン類を販売すると同時に今までの喫茶店が営業できるのではないかということを、東京都の人……

第8回国会 経済安定委員会 第7号(1950/09/26、24期、自由党)

○多田委員 ただいま志田委員からいろいろ質問がありましたので、それに関連しましてお伺いしたいのですが、暴利等取締対策要綱の最後に、適正価格の一応の標準としては、原価に通常の利潤を加算した価格とし、これを大幅に超過した場合に取締りの対象とする。なお国際商品については、輸出価格及び国際価格との関係を考慮してきめるということになつておりますが、先ほどもお話がありましたように、相当大幅に超過したという考え方には、どの程度の考え方を持つておられるかという点と、それからこれも先ほどお話があつたと思うのですが、たとえばスフ、人絹等にしましても、一万六、七千円のものが輸出価格が二万八千円になつておるというよう……

第8回国会 経済安定委員会 第8号(1950/09/27、24期、自由党)

○多田委員 事業者団体法に関する調査の結果について概要を御報告申し上げておきます。  ただいま森山君から、ウエルシユ氏の話としまして、団体法を改正しようというような意図を持つ者は、知識のない者か、あるいは誠意のない者であるというようなことが言われておつたというようなお話がございましたが、福岡、名古屋、大阪の三経済都市を中心にしまして、いろいろ意見を聴取しました結果は、ほとんどの団体の意見、経済人の意見が、事業者団体法を廃止もしくは改正すべきであるという意見に一致しておるのが現実でございます。第七国会以来懸案となつております事業者団体法の改正に関しましては、御承知の通り、本委員会の起案にかかりま……

第8回国会 経済安定委員会 第10号(1950/10/21、24期、自由党)

○多田委員 大体の内容につきましてお話を伺いまして、非常に御苦労なすつておる点については、敬意を表する次第でありますが、大体問題になつております運賃のプールというような作業を、どういう形でやろうという考えを持つておられるかどうか、あるいはその見通し等について具体的にお話願いたいと思います。
【次の発言】 主食の小売並びに卸を民間企業に切りかえるという考え方が、相当前にきめられ、しかもこれに関するいろいろな所要の手続がふまれ、かつ施行規則等が改正されまして、具体的に各地で、民間企業に切りかえるための態勢を整えているやに聞いておるのであります。それにもかかわらず、最も大事であるところの運賃のプール……

第9回国会 経済安定委員会 第5号(1950/12/06、24期、自由党)

○多田委員 非常に熱心な質問がありましたが、私は二つだけお伺いをいたしておきます。  第一の点は、先ほど森山委員からお話がありましたように、国土開発のためのいろいろな調査につきましては、民間団体を起用しあるいはまた国土審議会の手で、これが調査をされておると聞いておりますが、幸いに安本の中に経済調査庁がありますので、経済調査庁の機能を、日本の総合国土開発の基礎となる調査のために動員することが、最も合理的ではないかというように考えますが、それに対する安本当局並びに委員会の見解をお伺いしたい。  第二の点は、先ほどお話がありました特殊地域の立法的な措置のことでありますが、北海道総合開発と同じような形……

第9回国会 経済安定委員会 第6号(1950/12/07、24期、自由党)

○多田委員 先ほどの交互計算ですが、それが団体法でできないというお話ですが、現在運輸関係で団体法のことに特に関係のあることであります。すなわち先ほど来お話がありましたように、自家用車の営業的な活動に対して、それぞれの団体に対して自粛させるような委員会なり、あるいは具体的な方法を指示されておるようなお話でありましたが、これらがどうしても鉄道として必要なことであつて、これらの団体に対する団体法からの適用除外というようなことを一応考えられておるかどうか。もう一つ、これは九州方面でずつと問題があつたようですが、バスの新しい路線の免許について、既存の業者あるいはバスの協会等の意見を徴されたようなことを聞……

第9回国会 図書館運営委員会 第1号(1950/11/24、24期、自由党)

○多田委員 ただいま館長さんの御説明の中に、国会図書館職員の給與改善に必要な経費二百何万円という御説明であつたのでありますが、この書類によりますと百十二万八千円になつております。そうしますとただいまのお話のように四百九十八万二千円の追加額で、修正減少が二百三十九万六千円ということになりますと、差引この書類よりも増加するように思いますが、これは数字の違いですか、それともその後変更したのですか。

第10回国会 経済安定委員会 第5号(1951/02/07、24期、自由党)

○多田委員 大分約束の時間がずれたようでありますし、森山、志田両委員から詳細に御質疑があつたようでございますので、私は簡単に三点だけお尋ねしたいと思います。  第一に、この自立計画を立てるための基本的な考え方について、第二に、産業構造をどういうふうに考えるか、さらに経済法規に対してどういうような具体的な考えを持つておられるかという、この三点についてお尋ねしたいと思います。  第一に、自立計画を立てられました基本的な考え方の前提となつております中の最も重要な問題は、輸入の確保ということだろうと思いますが、その輸入の確保の前提條件としてここにあげられておりますように、計画の期間中には、第三次世界大……

第10回国会 経済安定委員会 第8号(1951/02/20、24期、自由党)

○多田委員 自立経済計画の最も中心になる輸入確保の件について、自立計画では相当程度輸入量を見込んでおりますが、月報の二月号にもありますように、二十五年度の輸入計画すら相当程度計画を下まわるような現状になつております。これらについて三十五年度の実績、あるいは三月までの見通し等を入れましたものから見まして、自立経済が目途とするところの輸入計画というものが、はたして完全に行われるという自信を持たれておるかどうか、その点についての見通しをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 自立計画の基本の価格は、昨年の九月の価格を基本にしておられたようでありますので、ただいま十一億ドル程度の輸入が見込まれると……

第10回国会 経済安定委員会 第9号(1951/02/23、24期、自由党)

○多田委員 ただいま最近の物価の傾向について御説明がありましたが、最近の物価の傾向が非常に強い上昇度をたどつておるということは、これは今の御説明でもはつきりしておること、だと思います。その上昇度が今言われましたようないろいろの影響から当然起つて来たわけでありますが、これらの影響がなお今後継続するという傾向があるのではないか、そういたしますと、現在の物価がさらに上昇するというようなおそれはないか。先般の委員会で、政務次官はマル公を撤廃するというようなことを言われておるのでありますが、マル公を撤廃したために、生産方面あるいは一般家庭、消費の面に、相当大きな影響が来るということは想像されると思うので……

第10回国会 経済安定委員会 第10号(1951/02/27、24期、自由党)

○多田委員 二十三日の委員会で物価庁の長谷川次長に、価格の値上りを防止するような措置についての具体的な考え方をお尋ねしたのでございますが、その際に物価庁では、具体的な考え方は目下考慮中であるというような、非常に漠とした答弁をいただいたのでございます。実はきよう物価庁にもおいで願つて、物価庁と経済調査庁との関係についても、お伺いすることができれば幸いだと思つておるのでございますが、物価庁からお見えになりませんので、調査庁の方から、二十三日に発表されました価格の正常化のための措置について、物価庁とどの程度の打合せを遂げられた上でそういう措置を考えられたか、その点について次長から御説明願いたいと思い……

第10回国会 経済安定委員会 第13号(1951/03/15、24期、自由党)

○多田委員 物調法の一部を改正する法律案について、先般提案理由の説明があつたのであれますが、私どもが最も期待しました自主統制といいますか、民間団体を起用した統制の自主的機構ということを考えられておつた点が、ほとんど出ていないように思います。大臣並びに政務次官は、本委員会でも再三新しい統制方式の実施を考えるということを言われておつたのでありますが、こういつた民間の機関を活用するところの自主的な統制の方式を、どうして物調法の改正を契機に実施することができなかつたのか、それは今後の政府の統制方式に対する一つの考え方の転換と見るべきか、あるいはまた政府自体は、今後もなるべく自主的な統制の方式を活用して……

第10回国会 経済安定委員会 第15号(1951/03/19、24期、自由党)

○多田委員 第十国会における事業者団体法に関する小委員会の経過を御報告申し上げます。  去る十二月十日の本委員会において、多山勇を小委員長とし、奈良治二君、村上清治君、森山欽司君、山崎敏君の緒委員を小委員とする事業者団体法に関する小委員会が、前国会に引続いて設置せられ、その後さらに永井英修、志田義信、細田榮藏の三委員が追加せられて、事業者団体法の改正問題について審議をいたして参りました。  小委員会は、諸般の情勢に考慮を加えながら成案の作成に努めて参りましたが、成案を決定する前に、関係筋の意向を、参酌するため、去る十二月二十六日、総司令部経済科学局反トラスト課に、ジリース課長をたずねて懇談いた……

第10回国会 経済安定委員会 第16号(1951/03/20、24期、自由党)

○多田委員 ただいま大体御質問がございましたので、私は一、二お伺いしたいと思います。先ほど政務次官から、外資導入が活発に行われない原因についていろいろお話がありましたが、外資の導入が活発に行われないという具体的な障害となるべきような点は、どういう点であるか、またその障害となるべきような点を除去するための方策としては、今後どういう方法をとつて行かれるか、その点についての政府の見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 御説ごもつともだと思いますが、外資の導入について、特に日本の経済がそのためにこうむる影響が非常に大きいというような見地から、特に阻害しておると申しますか、あるいは外資の導入を希望しな……

第10回国会 経済安定委員会 第17号(1951/03/22、24期、自由党)

○多田委員 ただいまの御説明によりまして、理想としては非常にけつこうな考え方で、こうあらねばならぬというように私ども考えますが、ただ実際国土の調査をいたします場合において、基準点測量については国の負担においてやる、その他の測量については都道府県、あるいは市町村等の公共団体の負担においてやるというようなことでは、完全な測量ができないのではないかということが一番心配される点だろうと思います。全部国の負担において地籍の調査までやり得ないというような事情について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 説明としては確かにそうでございますが、これだけ厖大な計画を立てられ、しかもこの計画の一つだけでもくず……

第10回国会 経済安定委員会 第18号(1951/03/23、24期、自由党)

○多田委員 紹介議員の代理で請願の要旨を御説明いたします。  労務者用物資割当に関する請願、坂田英一君紹介の金沢市金沢商工会議所内石川県労務用物資協議会長の請願であります。  本請願の要旨は、労務用物資の特配については、昭和二十四年度からその施行が非常に消極化されため、一般労働者の生活は、一層困窮し、労働生産性の昂揚を阻害している現状である。ついては、現行配給機構を統一し、給配要請手続を簡素化し、労務加配主食は低廉な丸労価格の設定並びに米麦のみの配給とする等を実施されたいというのであります。  請願第八の労務用物資割当制度強化に関する請願は、野村專太郎君紹介の、東京都港区高島新吉君外四千七百六……

第10回国会 経済安定委員会 第21号(1951/05/24、24期、自由党)

○多田委員 ただいま志田委員からの御質問で大体わかつたのでありますが、先ほど来お話がありました国内の製油能力をさらに拡充することと、太平洋岸の製油所の整備をするという線で、強力に進まれておるのでありますが、現在までの日本の製油設備では、将来国際市場に対抗し得る程度の、設備にはなつていないのではないか。どうしても今後設備するものにつきましては、近代的な設備をして操業能力を強力に向上させることが必要だと思うのでありますが、それに対して政府としてどういうような具体的な手を打つておるか、あるいは今後手を打とうとしておるか、それについて現在の考え方をお尋ねいたします。

第10回国会 経済安定委員会 第23号(1951/05/29、24期、自由党)

○多田委員 ただいまいろいろ詳しいお話がございましたが、二、三の点についてお伺いいたしたいと思います。それはまず第一に、電力再編成後の実施状況は、産業の構造並びに電力の融通の上にどのような影響を及ぼしているかという点でございますが、産業の立地條件の重点が、電力を基本にして組み立てられておりました関係上、再編成後に各電力会社の電力の割当等の関係上、立地條件の意味が相当程度失われて来たというような状態になつておりますけれども、これらの点について再編成されます当時に、各電力会社の電力量の割山三等について、どのような考え方で電力量の割当をいたしておつたかというような点について、具体的に御説明願いたいと……

第10回国会 経済安定委員会 第24号(1951/07/10、24期、自由党)

○多田委員 時間がないので、三つほどお伺いしたいと思います。ただいまいろいろ質疑応答をお聞きしましたので、大体わかつたのでありますが、経済政策については、根本的な考え方として経済の安定をはかることを考えておられるようでありまして、それにはどうしても価格政策というものがよほど大きな役割を果すということは当然でございます。最近電力料金の値上げ等についていろいろ社会的にも大きな問題になつておるようでございますが、電力料金について従来一本で行つておつた価格の行政的な行き方を、特に電力料金についでどうして切り離されたのか。その点について今後電力料金その他も、安本日体に価格統制を一本化するような考え方に改……

第10回国会 建設委員会 第15号(1951/03/23、24期、自由党)

○多田勇君 ただいま議題になりました請願について、紹介議員として請願の要旨を説明いたします。千葉県君津郡湊町町長藤井武外十五名の請願でありまして、本請願の要旨は、房総半島の西部幹線は、昭和十八年に起工せられて以来、木更津市高柳より安房郡富崎村布良に至る七十二キロの改良工事も着々進捗して、あとは十数キロの未改良地区が残つているのみである。同路線の実質は、産業及び観光道路であるから、すみやかに残存地区の工事を昭和二十六年度において完成されたいというのであります。

第10回国会 図書館運営委員会 第1号(1951/03/13、24期、自由党)

○多田委員 ただいまの御説明のうち、二十六年度の予算の定員の人員と、この規程の人員とについて、相当程度この規程の方が増員されたというふうに見られます。予算を現実に執行する面で、さしつかえないという御自信があつてのことと思いますが、この点いま一応御説明を願います。
【次の発言】 この際図書館にお願いしたい点は、専門調査員のことでございます。国会の立法の補助的な役割を果す意味で相当増員されるのでありますが、専門調査員並びに調査員も、今後各委員会との連絡を十分緊密にされまして、委員会でのいろいろな問題について、いつでも資料を提出し得るような充実した調査機能を確立していただきたい。これは今後実際に議員……

第12回国会 経済安定委員会 第4号(1951/11/02、24期、自由党)

○多田委員 この際に二、三お伺いいたしたいと思います。  日米経済協力がこれから推進されようといたしておりますが、日米経済協力を推進する上に、独占禁止法並びに団体法が、ある程度障害になつている面があるというようなことがいわれております。たとえば一つのパテントを日本の事業会社が共有するような場合に、あるいは貿易に関する問題、あるいは価格の協定の問題、こういつた問題が相当あるようでございますが、現在公正取引委員会として、関係各行政庁等の間の話合い、またはこれらの問題を解決するために、これらの法律を改正するための努力をされておるだろうと思いますが、そういつた点からいろいろな障害はあるかというような点……

第12回国会 経済安定委員会 第8号(1951/11/16、24期、自由党)

○多田委員 ただいま価格については手を入れない方針だというような小峯次官のお話でございますが、ポ勅で出ております価格統制令をどういうような扱い方で処理されるか、この点について伺いたい。
【次の発言】 ただいまのお話よくわかりますが、ただ他の法令によつて価格がきめられている場合が相当あるようであります。先ほどお話になりましたように、電気料金にしましても公益事業委員会が電気料金を制定するというようなことで、国の価格政策に非常に大きな影響のある価格統制というものが物価庁から離れておる。価格統制令のわく外になつておるというようなことを考えてみますと、ただいまのお話のように、国民生活に必要欠くべからざる……

第12回国会 経済安定委員会 第11号(1951/11/27、24期、自由党)

○多田委員 石油の統制撤廃の問題でございますが、先ほど来の説明を聞きますと、たとえば揮発油については、有効需要に対して七五%程度の供給量があるというようなお話でございましたが、現実は一〇〇%近いものが動いておるという状態ではないかというように考えられます。たとえば自動車にしましても、ほとんどガソリンで走つておるというようなことから考えて、石油の統制撤廃を一日も早くすることが必要だと考えておりますが、大体いつごろから統制撤廃をしようという見通しであるか、その点について伺いたい。
【次の発言】 一――三の外貨の資金について非常に努力されておるというお話でございます。現在統制されておりますために、た……

第13回国会 経済安定委員会 第3号(1952/02/06、24期、自由党)

○多田委員 外国人の財産取得に関する政令の改正によりまして、内国民待遇を與える外国人を指定することになるようでありますが、どの程度のものを内国民扱いにするか、こういうようなことについて具体的に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 中立国の範囲ですが、この中立国の範囲はどの程度に限定して考えておりますか、この点について御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 平和条約第二十一条の朝鮮に関する待遇問題について、現在の朝鮮は御承知のような状態になついておりますが、この朝鮮に対して南鮮、北鮮との区別をつけて考えるか、あるいはそういつた区別なしに朝鮮全体を考えているか、その点について伺いたいと思い……

第13回国会 経済安定委員会 第5号(1952/02/13、24期、自由党)

○多田委員 最初に産業資金の供給見込についてお尋ねしたいのですが、一般金融機関の産業資金に対する供給見込みが、前年度よりも本年度の方が減少しております。たとえば産業資金あるいは運転資金にいたしましても、現在資金的に相当枯渇しておるようであります。本年度においてすら相当きゆうくつな金融状態を、来年度はさらに引締めるというようなことで、日本経済の再建が可能だという見通しを持たれておるのか、その点について御説明を願いたい。
【次の発言】 これは見解の相違になると思いますのでこれ以上御質問申し上げません。産業資金の中で復金の回収金が載つておりますが、現在復金の未回収金がどの程度であつて、どの程度の期間……

第13回国会 経済安定委員会 第12号(1952/03/20、24期、自由党)【議会役職】

○多田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が都合により午前中出席ができませんので、私が委員長の職務を代行いたします。  これより国際的供給不足物資等の需給調整に関する臨時措置に関する法律案(内閣提出第八一号)を議題とし、質疑を継続いたします。笹山茂太郎君。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 午前中の会議はこの程度にとどめ、午後は一時より再開し、質疑を継続することにいたします。  これにて休憩いたします。     午後零時五分休憩
【次の発言】 横田君。

第13回国会 経済安定委員会 第15号(1952/04/02、24期、自由党)【議会役職】

○多田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため私が委員長の職務を代行いたします。  本日はまず外資に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたし、政府より提案理由の説明を求めます。福田政府委員。
【次の発言】 以上をもつて政府の提案理由の説明は終了いたしました。質疑は次会に行うことといたします。
【次の発言】 次に国土総合開発計画に関する件を議題とし、まず政府より説明を求めます。今井田政府委員。
【次の発言】 事業者団体法等経済法令に関する件の調査は次会において行うことといたします。  この際お諮りいたします。委員細田榮藏君は去る三月二十五日委員を辞任せられ、二十七日再び委……

第13回国会 経済安定委員会 第17号(1952/04/17、24期、自由党)

○多田委員 先ほど来委員長あるいは志田君の質問に対する運輸大臣の答弁によりまして、国土総合開発と鉄道の建設という関係がどうもはつきりしないような感じがある。大臣は口では国土総合開発を優先的に考えて行きたいという気持で、鉄道関係の審議会でも計画を立てられたというようなお話でありますが、国土総合開発と鉄道自体の計画と、その間には相当な考え方に違う点がおるじやないかというような感じがいたすのでありますが、実際問題といたしまして国土総合開発を優先的に扱うということになりますと鉄道自体が考えている運輸行政の面から、鉄道自体の考えはある程度まげて行かなければならないというような事態も生ずるだろうと思います……

第13回国会 経済安定委員会 第19号(1952/04/22、24期、自由党)【議会役職】

○多田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長は都合により出席できませんので、私が委員長の職務を行います。  国土総合開発法の一部を改正する法律案を議題とし質疑を継続いたします。福田宮東君。
【次の発言】 ただいま関係各省との調整の問題で、大体さしつかえないであろうという御意見でございましたが、実際問題になりますと、相当大きな摩擦が生ずるというようなことが考えられるだろうと思うのです。そこで関係各省との調整を上る機関が、現在行政機構の改革におきましてどのような機関でその調整をとろうとするのか、それについて現在の構想を伺いたいと思います。

第13回国会 経済安定委員会 第21号(1952/04/24、24期、自由党)

○多田委員 事業者団体法等経済法令に関する小委員会の経過を御報告申し上げます。  さきに第十二国会の終わりに、政府が独禁法並びに事業者団体法の改正案を作成し、司令部と折衝を重ねた結果いれられなかつたことは、すでに御承知の通りであります。小委員会におきましては、第十国会において、本委員会で取上げました事業者団体法の改正案を土台に検討を重ねながら、諸般の情勢の推移を見守つて参りました。この間公正取引委員会において、司令部と交渉を重ねました結果、最近ようやく改正の機運も熟し、成案を作成し、国会に提出する段取りになつて参りました。小委員会におきましては、それらの結果をも参酌しながら、さきに第十国会にお……

第13回国会 経済安定委員会 第23号(1952/05/09、24期、自由党)

○多田委員 ただいま志田委員からいろいろ御質問がございましたが、今まで経済安定本部の問題経済調査庁の問題等についていろいろな御意見を聞き、あるいは政府が行政機構の改革をしようと考えておる点を聞いて参りますとどうも考え方が基本的に実情に沿わない点があるのではないかというような感じがいたすのでございます。と申しますのは、経済安定本部にしましても、経済調査庁にしましても、統制経済の遺物であるかのような考え方を持つて、経済安定本部を廃止し、あるいは経済調査庁を行政監査の面に振り向けようという考え方に立つて行政機構の改革をいたされておるような感じがいたすのであります。この点につきましては、私ども野田長官……

第13回国会 経済安定委員会 第25号(1952/05/17、24期、自由党)

○多田委員 お忙いところおいでいただきまして、種々有益な御意見をお聞かせくださいまして御乳申し上げます。ただいまのお話で、政令諮問委員会でこれに関して答申をされたように私は聞きますが、この事業者団体法廃止の場合に独禁法に残すというのはどういうものでありますか。また大体どの程度のものをこの中に入れるべきであるかということをお尋ねいたします。
【次の発言】 当委員会の事業者団体法に関する小委員会で一つの提案をまとめたのでありますが、それは今原さんのお話のように、団体法を廃止したいという建前で、いろいろ諸般の情勢を検討して、ざつくばらんに申し上げますと、この修正によつて団体法をある程度骨抜きにしたい……

第13回国会 経済安定委員会 第28号(1952/06/04、24期、自由党)

○多田委員 最近百貨店の事業内容について、公正取引委員会が、独占禁止法に違反する疑いをもつていろいろ調査され、あるいはまた警告をされたように聞いておりますが、その内容について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この事実は特定な百貨店だけに起つた現象か、あるいは日本デパートメント・ストア協会に加盟しておる百貨店全体に起つた問題か、あるいはまたこの協会で、ただいま言われましたような内容について、一つのデパートとしての方針をきめられたというような事実がなかつたかどうか、この点について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 協会では、ただいま言われましたような内容について、お互いに相談し合つ……

第13回国会 経済安定委員会 第29号(1952/06/06、24期、自由党)

○多田委員 ただいま福田委員の質問されましたのは、要するに、国が特定な私企業を擁護するために不当な圧迫を加えるという場合の問題のようでありますが、委員長はこれに対して勧告したような場合もあるというようなお話であります。委員長のお考えと、福田委員の質問の内容が、相当隔たりがあるのではないかという気がいたしますので、これをはつきりさせておくことが必要だと思いますので、私から関連して質問申し上げたいと存じます。  先ほど一つの例があがりましたように、たとえば国鉄がバスを一定の地域に引きたいというような場合に、国鉄がバスを引くために、それに関係のある民間の輸送業者があるいは不利益をこうむるというような……

第13回国会 経済安定委員会 第30号(1952/06/09、24期、自由党)

○多田委員 関連して……。今公企業の問題が出ておりますが、公企業に独占を認めるということは、これは公企業の性質としてやむを得ないことだと思うのでありますが、公企業の独占を認めるということでなしに、今お話がありましたような、バスの問題とか、あるいは営業乗用車とか、あるいはトラックの営業権の問題、そういつた問題については、許可事項でありますけれども、これはあくまでも独占することのないような、いわゆる独禁法の精神に反することのないような線で、法律が運営されて行かなければならないと思うのでありますが、現実に、今お話がありましたように、ハスにしましても、せつかく営業の許可を受けながら休業している。あるい……

第13回国会 経済安定委員会 第31号(1952/06/10、24期、自由党)

○多田委員 ただいま議題となりました政府提出の事業者団体法の一部を改正する法律案並びに議員提出にかかる事業者団体法の一部を改正する法律案に対する修正案に対し、自由党を代表して賛成の意見を申し述べます。  事業者団体法の改正問題は、本法が昭和二十三年六月の第二国会に提案されたときから始まつていると言つた方が正しいかと思います。当時団体法の審議中にも、独禁法があればその拡張補完立法たる本法は不必要であり、特殊性を持つわが国の経済の実態に沿わず、中小企業を圧迫する結果をもたらすものとして論難されたものであります。それだけに本法が二十三年七月に実施されて以来四箇年を経過した今日、その制定の当初において……

第13回国会 経済安定委員会 第34号(1952/06/28、24期、自由党)

○多田委員 紹介議員の御出席がありませんので、私がかわつて本請願の趣旨を申し上げます。本請願の要旨は、国土調査法は昨年六月可決実施され、地籍調査、土壤分類調査、水調査のうち地籍調査より実施中であるが、現在実施中の地籍調査だけでも完全に遂行するのに一町村あたり三百万円を必要とする現状であり、これを完全に遂行することは、貧困なる地方財政の負担だけでは果すことができない実情にある。ついては、国土調査事業達成のため国庫補助金を交付されるとともに、国土調査関係事業費として昭和二十七年度予算に一億五千万円を計上されたいというのが、本請願の要旨でございます。

第13回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1952/06/04、24期、自由党)

○多田委員 石原さんの御意見よくわかるのですが、先ほど来私が言つているように、四の団体を認めるということになると、実質的には前三号の三つの條件を備えたものが社団法人をつくるということになれば、四は有名無実ということになりますし、いま一つは、日本新聞協会にいたしましても、加入脱退の自由の原則をとつているにかかわらず、なかなか加入させない、新しくできた社団法人にしましても、加入させないということになりますと、ほんとうにまじめに言論報道機関として仕事しているような人たちがこれから除去されてしまい、報道あるいは言論の選挙に対する批判ができないということになりますので、四はひとつぜひ削除していただきたい……

第13回国会 図書館運営委員会 第1号(1952/01/22、24期、自由党)

○多田委員 これは毎回の予算のときに問題になるのですが、図書購入費が非常に少な過ぎる。非常に努力をされまして、前年度に比較いたしますと約三百五十万円くらい増額になつておりますが、非常に図書購入費が少いということは、館長の言われました蔵書を相当程度持つという部面において、これを達成することがなかなかできないことになると思いますので、図書購入費をもつとふやすように、議長に勧告する場合にそういつた條件をつけられるようにひとつお願いしたいという点と、一つお伺いしたい点は、国内で出版されます図書納本といいますか、一応国会図書館に納本する形で出してもらつておるようでありますが、支払いの額が少な過ぎるという……

第13回国会 図書館運営委員会 第3号(1952/06/18、24期、自由党)

○多田委員 ただいまお話がございましたP・B・リポートですが、これは今お話のようにぜひ急速に購入するような措置をすることが必要だと思うのであります。図書館側としましても、大蔵省その他にいろいろ折衝されておるようでありますが、当委員会としまして、これを急速に購入するための必要な措置をするような意思表示をすることが、これを急速にまとめる一つの力になるのじやないか、こう考えられますので、当委員会として、P・B・リポートを急速に手に入れるために、必要な措置を急速にとるための意思表示をするようなことをひとつおきめ願つたら非常にいいのじやないか、こう考えられますが、ひとつおとりはからいを願います。

第13回国会 通商産業委員会 第55号(1952/06/17、24期、自由党)

○多田委員 お伺いしたい点大体小金さんから御質問ございましたので、これ以上御質問する点はないのでございますが、ただいまお話がありました国庫納付金の問題ですが、境野さんの御説明によりますと、三億六千万円くらい地方自治体の収入が増加するというようなお話がございましたが、この改正案によりますと、地方自治体は三億六千万円収入が増加するかもわかりませんけれども、売上げが非常に少い競輪場を持つておるところが、かえつて負担がかかるといいますか、収入が減額して、売上げが非常に多い一億以上売上げを持つておる競輪場は、非常に収入が多くなつておるというような不公平な結果になりはしないかということを心配しておるもので……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第3号(1948/06/23、23期、民主自由党)

○多田委員 ただいま政府委員から事業者團体法案提案理由の御説明があつたのでありますが、この法案を作成した理由としましては、事業者團体の新しいあり方を示す要がある。從つてその意味において新しい事業者團体の活動の範囲を明示し、將來の活動方法を明らかにさせるようにしたいというような考え方から、独占禁止法の基本原則である取引一般における自由にして公正なる競爭擁護の県前から、正当な活動範囲を規定して、そうして競爭を拘束するような特定行為を禁遏することが目的でこの法案を提案されたように御説明があつたのであります。しかしながら現在のわが國の経済の段階において、はたしてこのような事業者團体法の制定が、経済の実……

第2回国会 通信委員会公聴会 第1号(1948/06/14、23期、民主自由党)

○多田委員 土橋さんにお伺いしたいのですが、午前中土橋さんの御意見の中に、終戰処理費のために使うところの経費のうち、わずかその一割程度しか一般会計の終戰処理費から特別会計に繰入れられていないというようなお話がございました。これは政府側の御意見によりますと、終戰処理費のために使う経費は全部一般会計の終戰処理費の中から、あるいは料金として、あるいは物件費の調達費として、あるいは檢閲その他の派遣人員関係の費用その他として繰入れられておるというような御説明でございましたけれども、土橋さんのお話によりますと、一割程度しか一般会計の終戰処理費から來ていない。そういうことになるとこの間には相当大きな隔りがあ……

第2回国会 通信委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1948/06/09、23期、民主自由党)

○多田委員 議事進行について……。ただいま質疑が続けられておりますが、先べと逓信大臣からの提案理由の説明によりますと、この法案は現在の歪められた姿を改める必要があるので、近く改訂せられる給與水準、物價水準を考慮して提案せられたというように言われておりますし、この法案の骨子をなすものは通信事業の收支のバランスからきておるというように考えられますので、一應質疑を継続する前に、通信事業特別会計、この法案に関係のある予算の説明と、近く改訂せられると予想させる給與水準あるいは物價水準について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの予算に関連しまして、二、三お伺いしたいのですが、この予算……


24期(1949/01/23〜)

第6回国会 経済安定委員会大蔵委員会通商産業委員会連合審査会 第2号(1949/11/25、24期、民主自由党)【議会役職】

○多田委員長代理 次は通産委員前田正男君。
【次の発言】 次は通告によりまして通産委員の小金義照君。
【次の発言】 それでは次に大蔵委員北澤直吉君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。
【次の発言】 本日はこの程度で散会いたします。なお明日は午前十時より開会いたします。     午後四時三十三分散会

第13回国会 通商産業委員会建設委員会経済安定委員会連合審査会 第5号(1952/04/02、24期、自由党)【議会役職】

○多田委員長代理 承知いたしました。
【次の発言】 中崎敏君。なお中崎君に申し上げますが、先ほど御要求の大蔵大臣は外出中で出席できませんので、帰り次第出席を要求してございます。公益事業委員会の委員長は病気、他の委員は今旅行中で出席できません。公益事業委員会からは事務総長が出席しておりますから、御了承願います。
【次の発言】 横田君。
【次の発言】 ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 横田君に申し上げますが、連合審査会は委員会と違いまして定足数の規定がございません。従いまして、委員会でなしに連合審査でございますから、出席者の方によつて御審査を願うと……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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