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富田照 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

富田照[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


23期委員会発言TOP100
60位
23期委員会出席(幹部)TOP100
84位
23期委員会発言(非役職)TOP50
35位

このページでは富田照衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。富田照衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 決算委員会 第10号(1947/09/16、23期、日本自由党)

○冨田委員 ちよつとお尋ねしますが、昭和二十一年度の臨時軍事費特別會計の決算のときに、證據書類等の未提出のために、未整理のものがある。これは一應支出濟みとして一般會計に繰入れるということになつておりますが、これは將來整理されました後にどのくらいはいつてくる御豫定になつておりましようか。
【次の発言】 もう一つお尋ねいたします。取扱はそういうふうになつておつたということは一應わかりますが、たとえば隱退藏物資等の形でこの臨時軍事費特別會計の中から支出されて、一應支出された形にはなつておりますが、物として存在しているものがないとはいえませんが、そういう物として存在しておりましたものが處理されたものは……

第1回国会 決算委員会 第12号(1947/09/25、23期、日本自由党)

○冨田委員 ごく細かいことでございますが、第三十八條の五に「日本國憲法施行の日以後において、日本國憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政黨その他の團體を結成し、又はこれに加入し者」とあります。この團體を結成し、あるいはまた加入した者であつて、もし脱退した場合はどうなりますか。
【次の発言】 その次に四十三條に、その終りの方に「官職に就く能力を有しない者は、受験することができない。」とありますが、官職に就く能力を有しない者の認定はどうなんでありますか。
【次の発言】 その次に、第五十六條の採用の場合でございますが、試験における高點順の五人の中からこれを行うものとする。高點順……

第1回国会 決算委員会 第24号(1947/11/28、23期、日本自由党)

○冨田委員 今までの質疑應答で、大體本案の要旨は了解いたしましたが、きわめて簡單にお尋ね申し上げたいと思います。それはこの地方財政委員會法案でありますが、これに關する豫算はむろん追加豫算に御計上になつておることと存じますが、どの程度の豫算が計上されておりますが、その點をお尋ねいたします。
【次の発言】 これは形式上のことではなはだ些細なことのように存じますが、今までいろいろな法案が出ましたときに、こうした臨時的なものには、必ず臨時という文字がついておつたのでありますが、この法案を拜見いたしましても、第一條にはつきりと「臨時に、地方財政委員會を置く。」こうありまするし、さらに附則の方で、在續の期……

第1回国会 決算委員会 第25号(1947/12/02、23期、日本自由党)

○冨田委員 内務省の決算についてでありますが、この前私が臨時部の雜收入のことでお尋ねいたしましたところ、早速會計檢査院の方から詳細な御調査をいただきまして、まことにありがたく感謝いたしております。その當時臨時雜收入の六千九百萬圓というのはあまりに少な過ぎはしないかということをお尋ね申しましたところが、その後詳細な御調査によりますと、まず内務省の所管の分で、特殊物件の歳入徴收については大體返還物資の總收入額三十一億圓、緊急放出物資の總收入額が約四億圓、これだけのものが見込まれておりまして、特殊物件の總收入額は四十億圓程度と推定されておるのであります。その中で調定濟みの金額が十六億九千三百餘哉圓、……

第1回国会 決算委員会 第26号(1947/12/03、23期、日本自由党)

○冨田委員 ただいま運輸省當局の御説明も承り、また會計檢査院の御方針、また御決定も拜聽いたしましたが、いろいろ工事の上で不正なことが行われておる。こういうことは長い間鐵道に關連した事件で、日本の政治史の上にも、幾たびか汚點を殘しておるのでありますが、現在運輸省關係の工事は入札請負制度になつておりますか、あるいは指定制度になつておりますか、どのような工事の請負方法になつておりますかをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 どうぞ……。
【次の発言】 ただ今政府當局から非常に有益な、示唆に富んだお話を承りまして、ありがたく拜聽したのでありますが、この鐡道とかあるいは逓信事業のような實態をもつた官廳……

第1回国会 決算委員会 第27号(1947/12/04、23期、日本自由党)

○冨田委員 ただいま竹谷さんのお話に關連いたしまして、ちよつと數字のことをお伺い申し上げます。これは兵器處理委員會の兵器處理についてあでりますが、頂戴いたしました別表の第二によりますと、兵器の處理にあたりまして販賣された高が六億三千萬圓になつております。囘收高は九億五千萬圓餘になつております。しかるに會計檢査院に報告を見ますと、兵器處理委員會から納入された金は皆無である。こういうことになつておりますが、この金はどう處理されておりましようか。
【次の発言】 販賣高はただ囘收の數字だけであつて、現金は必ずしもはいつていない。なおはいつたとしてもそれに要する費用がかかりますから、國庫の收入面にはいら……

第1回国会 決算委員会 第28号(1947/12/06、23期、日本自由党)

○冨田委員 ただいま議題になつております昭和二十二年法律第百二十一號の一部を改正する法律案は、高津委員から御賛成の御意見がありました。討論を終結いたしまして、採決されるようにお願いいたします。
【次の発言】 ただいま松岡駒吉君から請願になつております内務省廢止に當り同省と他省との共管事項整理に關する請願でありますが、その要旨しするところは、内務省の解體に鑑みまして、産業の振興、民主化の徹底の面から、その所管事項の廢合整理については、以前の權限あるいは慣習にとらわれずに、行政機構の簡易化、執務の能率をはかるために、内務省と他省との共管事項となつております軌道法及び軌道の抵當に關する法律、自動車交……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第5号(1948/05/19、23期、民主自由党)

○冨田照君 ただいまお取上げを願いました房総西線の電化実現のことにつきましてお願いを申し上げたいと思います。御承知の通り房総西線はかつてガソリン・カーが運轉されておつた所でございまして、戰爭のために中止になつておる関係にありますが、終戰前後を通じまして、大都会からの疎開者あるいは戰災者、その後におきましては引揚者、こういう人たちが東京、横浜に近いために非常に多く移住してまいりまして、沿線の人口が急激に増加いたしたという実情にあります。のみならず沿道十万人の人たちが熱心に調印いたしまして、その筋の方へはすでに陳情にまかり出ておるような次第でありまするが、國会を通じてぜひこれが実現を促進したいとい……

第2回国会 決算委員会 第1号(1948/01/27、23期、日本自由党)

○冨田委員 この第二條に「長官は、國務大臣を以てこれに充てる。」こうありますが、この國務大臣は必ずしも外務大臣に限らなくて、別の國務大臣を充てる場合もございましようか。
【次の発言】 ただいまのお話によりますと、賠償廳の長官が各省大臣でないということになると、連絡調整事務局法案の第二條には、外務大臣または賠償廳の長官がこれを指揮監督する。こういうことになりますと、指揮命令系統は二つにわかれて非常に混線してくるような感じがいたしますが、連絡調整事務局と今度の賠償廳との関係はどのようになるのでございましようか。
【次の発言】 この賠償廳の長官に他の國務大臣が当ることになりますと、この仕事の第一に掲……

第2回国会 決算委員会 第4号(1948/05/21、23期、民主自由党)

○冨田委員 まず總論的なことを一つお尋ねしたいと思います。それは今まで日本の官僚制度がわれわれ民衆の生活から見て非常に重苦しいものであつた、いわゆる官僚の勢力が強過ぎてわれわれ人民を壓迫しておつたという非難をこうむつておりますことは、今さら申し上げるまでもありませんが、その一つといたしましては、きわめて繁文褥禮であつて、この第一條に掲げておりますように、これを能率的にするためにこういう法律をつくつたというけれども、はたして今までよりもより能率的にするために、どれだけの注意が拂われておつたかという、能率的にする方法として現われた點をお示し願いたい。  今一つは國家行政組織を民主化していく、これは……

第2回国会 決算委員会 第5号(1948/05/24、23期、民主自由党)

○冨田委員 第十七条の「次官は、大臣の命を受け、政策及び企画に参画し、大臣不在の場合その職務を代行する。」とありますが、大臣不在の場合というのは、旅行とかあるいは病気歓勤とか、そういう場合をさしておられるのですか。
【次の発言】 大臣の不在の場合に、次官がこれを代行する。たとえば大臣の不在の場合に閣議が開かれる、そういうときに次官はやはり大臣の職務を代行いたしますか。
【次の発言】 昭和二十三年度の特別会計の暫定予算の中に、今まで造幣廠とあつたものが造幣庁に変り、印刷局とあつたものが印刷庁に変つておりますが、あれは何か法律なり政令なりの根拠に基いておるものでありますか。一方官報の方を拝見いたし……

第2回国会 決算委員会 第6号(1948/05/25、23期、民主自由党)

○冨田委員 昨日この経済査察庁の法案について御説明を拝聴したのでありますが、私のお尋ね申し上げたいと思いますのは、この経済査察庁ができなければならない周辺の事情を拝聴くいたしまして、まことにごもつともな点があると思います。しかし根本的な問題としてお尋ね申し上げたいことは、この膨大な五千人という官吏を擁して経済査察をやるという政府の意図は、ますます経済統制を強化していく意図のもとにつくられたものであるか。それとも総理大臣以下最近はむだな統制は発していくつもりだといようなことを新聞紙上で散見いたしますが、統制をあくまで強化する方針のもとにあるか、あいはまた総理大臣の言われるように、むだな統制を発し……

第2回国会 決算委員会 第8号(1948/05/27、23期、民主自由党)

○冨田委員 ただいま総理大臣並びに安本長官からるる御説明がございまして、先日來私どものお尋ねいたしておりました核心にだんだん触れていくような氣持がいたします。ただいまお話がありましたように、日本の経済界の現段階においては、全部の統制をはずすということができないということは、私どもも重々承知をしております。  ただいま安本長官が言われましたように、必要のない統制あるいはまたやつても効果のない統制、そういうものははずすという。その例として、亞炭をこうした、あるいは鮮魚についてこうしたというお話がありましたが、ここにお示しになりました経済査察廳法のその仕事の目的の中に、別表第一に掲げる法令及び政令で……

第2回国会 決算委員会 第9号(1948/05/31、23期、民主自由党)

○冨田委員 時間がありませんので詳細な質問は後に讓りまして、ごく簡單に二つだけ御質問申し上げたと思うのであります。それは昭和二十三年度の五月の暫定予算の中には経済査察廳の予算が組んであるわけであります。そしてこの予算はすでに議会を通過いたしております。これはわれわれ國会に席を有する者としてまことに不用意であつたことをみずから自責の念にたえません。しかし私どもがこの法案を頂載いたしましたのが五月十四日と思います。そこで私は五月十四日にこの法案を手にして、どうしてもこの法案は緊急を要する法案である、それゆえに六月一日より実施と政府は予定しておられるけれども、これは困難じやないか、それにしてもおそら……

第2回国会 決算委員会 第12号(1948/06/05、23期、民主自由党)

○冨田委員 中曽根委員から御質問になりました点に関連して最初に一つお尋ね申し上げます。それは本法の第一條に規定されましたものは、提案理由の説明にありますような、いわゆる経済統制の励行を確保するという温かみをもつたものであるべきはずのものが、ほとんど一から八まで揚げられましたものは警察的と申しますか、すべてを檢挙する、摘発するといつた方面に重点がおかれておるような感じを與える。これはこの前栗栖長官からも御説明があつたのであり、さらに西村次官からもお話があつたのでありますが、大分政府の提案理由の趣旨とするところと表現された字句の間に矛盾があるのではないかという感じをもつのであります。その意味におき……

第2回国会 決算委員会 第16号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○冨田委員 本委員会に提案されました國家行政組織法につきましては、相当な日子を費しまして、礎案理由の説明を聴き質疑應答を続けたのてあります。私どもはこの法案に対しまして、あくまても行政機構の簡素化と、そうして行政運営の能率化、またこれが新しい憲法の趣旨に副うて、いわゆる行政機構が民主化されていくことを熱望いたしまして、今まで熱心に討議をしてまいつたつもりでありますが、その間に御提案になりましたこの案について、私どもといたしましてぜひ修正をいたしたい、こういう数點を見出したわけてあります。そこでここに修正案を糧出いたしたようなわけてありますが、ただいまその修正案を朗読いたしまして、御賛成を得たい……

第2回国会 決算委員会 第18号(1948/06/22、23期、民主自由党)【議会役職】

○冨田委員長代理 開会いたします。  本日は突然委員長がやむを得ない事情で、まだ出席いたされておりませんので、私が委員長の職務を代行いたします。右御了承願います。  昨日に引続いて、昭和二十二年度歳入歳出総決算ほか一件並びに昭和二十一年度第一予備金支出総計算書ほか七件を議題といたします。すでに大蔵当局からは大綱の説明を伺つておりますので、本日は会計檢査院の立場から決算に対する御報告を承つた上にその後の審議に入りたいと存じます。佐藤基君。
【次の発言】 ただいま会計檢査院長から御報告がありましたが、これにつきまして御質問がありましたら御発言を願います。

第2回国会 決算委員会 第20号(1948/06/24、23期、民主自由党)

○冨田委員 建設省の設置によりまして、わが國の建設行政が一元化されて、一松大臣のもとに大建設省の誕生することはまことに時宜を得たことで、同慶にたえない次第でありますが、ただいま大臣の説明を拜聽いたしまして、新しい建設省ができるというけれども、その仕事の大体は現在における建設院でやつておる仕事と大差はないものである、こういうように承りましたが、現在建設院が名前は院でありましても、省に比較してあえて劣らない機構をもつておる。予算の面においてもそうであるというお話でございましたが、現在の建從從設院の機構が建設省と変りました場合にどのような変化が起るかということが一つ。  いま一つは、予算の面において……

第2回国会 決算委員会 第21号(1948/06/25、23期、民主自由党)

○冨田委員 今建設省設置の問題で、法案を審議しておるわけでありますが、たまたま農林省の政府委員がお見えになつているので、お伺い申し上げたいと思います。建設省の方で、宅地の利用の調整に関する調査及び企画を行う、あるいはまた住宅の建設、供給、改善並びに管理、またこれらの助成及び監督を行う、こういうことをおやりになるわけでありますが、私が今農林省の政府委員にお尋ね申し上げたいと思いますのは、どうも建築とか、住宅と申しますと、一般に市街地に限るというような感じをもたれまして、農村の住宅ということについて関心が薄いのではないか、こういうことを私は考えておるわけであります。そこでお願い申し上げ、かつお伺い……

第2回国会 決算委員会 第22号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○冨田委員 ただいま行政管理廳設置の理由を拜聽いたしたのでありますが、今行政管理廳が行おうとするような仕事は当然に内閣総理大臣のやるべき仕事であり、今までも総理廳において臨時的な二つの部によつて処理されてきたように思いますが、これはやはり今のようにいたずらに小さな官廳をたくさん殖やす、そうして機構を複雜化していくというやり方でなしに、もつと自然な姿において、総理大臣の権限内においてできる仕事でありますから、むしろ臨時的な委員会制度というようなものでやつていく方がかえつてよくはないか、こう考えますが、この点についてお伺い申し上げます。  それからいま一つは、この行政管理廳の予算が、どれほど二十三……

第2回国会 決算委員会 第24号(1948/06/29、23期、民主自由党)

○冨田委員 建設院から建設省になつただけ、または旧内務省の土建関係だけではいけない。大建設省として、眞の國土計画を遂行する建設省として当るべきである。院の昇格という看板を書き替えた單なる土建業者の監督機関にしてはならない。人間の住みよい國土となるよう、また産業復興の面からも、また観光の面からも、國土の眞の建設のための建設省となるよう望んでやまない次第であります。

第2回国会 決算委員会 第25号(1948/06/30、23期、民主自由党)

○冨田委員 今ちよつと話をしておつたので、一点だけ質問をお許し願いたいと思います。
【次の発言】 大体趣旨をお伺いいたしまして了承いたしましたが、ただ一つお尋ね申し上げたいと思いますことは、この運輸省官制の一部を改正する法律として、國営自動車局を加えるという一つだけになつておりますが、大体「陸運管理局ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル」というところにあります一を、陸運管理局にそのまま殘しまして、二の「國有鉄道ニ関聯スル國営自動車及其ノ新帶事業ニ関スル事項」、またその三の「自動車其ノ他ノ陸運ノ用ニ供スル機械器具ニ関スル事項」、この二つが新しくできます國営自動車局にはいる、こういうことになるのだと了承いたしま……

第2回国会 決算委員会 第26号(1948/07/02、23期、民主自由党)

○冨田委員 わが國の現下の情勢から申しまして、農業改良のためにこうした新しい局ができるということはまことにごもつともなことだと存じます。そこで私がお尋ね申し上げたいと思いますことは、一面において農業改良の必要なことを痛切に感じますと同時に、やはり行政機構の改革の面からこれをながめますと、先般國家行政組織法を制定いたしました当時のいきさつからいたしましても、なるべく行政機構を簡素化していく、能率化していく、合理化していく、そうしてそれが民主的な運営にもつていきたいというのがねらいでありました。從つて今突如としてこの農業改良局法案の御提案を見たのでありますが、私はあまりに邪推が過ぎるかもしれません……

第2回国会 決算委員会 第27号(1948/07/03、23期、民主自由党)

○冨田委員 農林大臣がお見えになりましたから、重ねてお伺いしたいと思います。それは私ども決算委員会といたしまして、國家行政機構の全体にわたる問題を審議いたしたわけでありますが、農林省設置法なるものがすでに立案されて、一應は提出されたのではないかと思いますが、いろいろな事情で一應撤回になつておる、こういう形を各省どもとつているわけでありまして、今ここに農林省の一部であります農業改良局設置法案が出た。私どもは前から申し上げておりますように、現在の日本の現状からいたしまして、農業改良の必要であること、そしてまた日本の農民の教育状態、あるいは農民生活の現状、こういう状態を現実の上に立つて考えてみますと……

第2回国会 決算委員会 第28号(1948/07/04、23期、民主自由党)

○冨田委員 今のお話の審議会自身としては予算をもたぬでもいいと思う。その意味はよくわかりますが、今、竹谷委員から御質問がありましたように、この審議会が一つの決議をして、それで実施面に現わすときには厖大な予算が要るということは考えられるわけですが、あるいは引揚援護廳の方に予算があるわけじやないですか。引揚援護廳の方ではそれを予想して予算をおとりになつて、二十三年度予算に計上しておられると思いますが、それはいかがでしようか。
【次の発言】 私は今の竹谷さんのお話は一應ごもつともと思うけれども、やはり審議会をやるのには費用はかかるのだから何とかそこに百万円でも二百万円でもかかるものはかかるとして、何……

第2回国会 決算委員会 第29号(1948/07/05、23期、民主自由党)

○冨田委員 本法案御提出にあたりましての御苦心のほどはよくわかつたのでありますが、われわれとしては何ぞ今日來る日の遅かりしという感がするのでありまして、それだけの決意をもつておられるならば、その御提案になりました五月当時、この席上におきまして、これだけの御熱弁を振われましたならば、われわれ委員も欣然としてこの審議が進められたであろうということを今さら残念に思います。しかし私どもは國家行政組織法を檢討いたしまして、これを満場一致をもつて衆議院の本会議において異議なく決議いたしまして、参議院に送られました。ところがその参議院の修正が今帰つてきております。そういたしますと、逓信省設置法なるものの、よ……

第2回国会 決算委員会 第30号(1948/09/28、23期、民主自由党)

○冨田委員 小委員会の審議中止には賛成するが、一言希望を申し上げたい。われわれはさきの逓信省設置法案について審議継続中であり、その途上新しい案が新聞紙上に出た。実に寝耳に水で新分割案については全然わからない。政府は新聞紙上に発表しながら委員会に対しては何らの表示もない。ただいまここに資料を受取つて見れば秘としてある。新聞に発表するものが委員会に秘密を守る何んの必要があるのか。かかることは國会の運営がらも、法案の審議の点からも非能率的で、はなはだ遺憾である。政府はかかることのないよう、新聞紙上に発表するほどなら、まず委員会の方へ資料等も速やかに提出して、十分研究の余地あるようにせられたい。

第2回国会 文教委員会 第2号(1948/04/28、23期、民主自由党)

○冨田委員 本請願の要旨は、一般俸給生活者が俸給令の改正によりまして、終戰後一年間に約二十億の増額を見ておりますけれども、恩給の方はそのままになつております。しかも恩給を受けております大部分の人たちは、二十年から四十年の間平和的な仕事に甘んじて身を投じてまいつたものでありまして、これはまことに不均衡なものであることは申し上げるまでもございません。のみならず、こうした請願は幾度かこの委員会にも提案になつておりましたでしようし、その他の方面にもこれは出ておることと存じます。しかし現職を離れて恩給で生活しております者が、恩給のみに依存するということはもちろん望ましいことではございません。人間働けます……

第2回国会 文教委員会 第3号(1948/05/05、23期、民主自由党)

○冨田委員 補欠理事の互選は、その追続を省略して委員長において御指名あらんことを望みます。
【次の発言】 水戸市に総合大学を設立する御趣旨は拜聽いたしましたが、その審査に要します資料もお持ち合せがないようでありますが、せめて新たにつくられます総合大学の輪廓、そうして設置さるべき学部の内容等につきまして、もしおわかりでございましたらお話願いたいと思います。
【次の発言】 私のお尋ね申と上げておりますのは、そういう意味でなく、水戸市にたとえば高等学校がある、あるいはさらに高等工業学校がある。こういうお話を聽きますと、そこに文科系の学校ができる、それからまた、理科系の大学を御設置になる意思があるとい……

第3回国会 決算委員会 第1号(1948/11/10、23期、民主自由党)

○冨田委員 ただいま花月委員から御発言ありました通り御賛成申し上げます。と同時に、理事はその数を三名としまして、委員長において御指名あらんことを望みます。

第3回国会 内閣委員会 第1号(1948/11/09、23期、民主自由党)

○冨田委員 私はただいま田中委員からお話のございました通り、本委員会はきわめて重要であるにもかかわらず、そのメンバーのうちに出席不可能ではないかと思われるような方が比較的多いというこの事実に直面しまして、委員長が特に前もつて了解を得られて、議事の運営をなめらかにやつて行くという措置をおとりになることに賛成いたします。それと同時に一言だけ委員長に自分との希望を申し上げて御採用を願いたいと思います。それは先刻委員長からお話のございましたように、どの職務も重大ではあるけれども、特にこの内閣委員会が國会法の改正によつてできた初めての委員会でもあり、同時に國家行政機構の問題から、この委員会にかけられて参……

第3回国会 内閣委員会 第2号(1948/11/15、23期、民主自由党)

○冨田委員 ただいま加藤委員からお尋ねがありましたが、これはほかの委員の方もおそらく同じではないかと思いますけれども、法律の実体についてはかわりはないという点はその通りでありますが、形式上各條文にわたつて修正が行わけなければならないわけでありますから、何條と何條はどのように修正されるということを御説明願いましたら、皆さま非常に御了解が早いのではないかと思いますが、いかがでしようか。
【次の発言】 これはまだ條文の整理がはつきりついておりませんから、後ほど直していただこうと思いますが、たとえば第三十條に第十四條の規定は、あるいは第十八條の規定は云々とありますが、條文の削除になつたものがありますか……

第3回国会 内閣委員会 第3号(1948/11/17、23期、民主自由党)

○冨田委員 一つだけ討論に入ります前にお尋ね申し上げたいと思います。お許し願います。それは今議題になつております財閥同族支配力排除法につきまして、この審査委員会が廢止になります。そのあとの処理として、総理廳の官房の中に一つの課を新設して、そこであとの事務を処理する。こういうことになつておりますが、これは國家行政組織法の第七條三項におきまして、課を置きます場合には、必ず予算上の措置がこれに伴つていなければならないというのが、國家行政組織法の根本の建前であります。そりにつきまして総理廳官房にある課を新設する場合に、その予算上の措置がとられておるかどうか。その一点をお尋ね申し上げておきたいのでありま……

第3回国会 内閣委員会 第4号(1948/11/22、23期、民主自由党)

○冨田委員 私はこの法案の審議に入るに便するため、まず降旗逓信大臣の逓信行政に関する御抱負を承りたいと思うのであります。  御答弁の便宜上まずお聞きいたしたい私の質問の概要は、大体逓信省の事業は、御承知のごとくその仕事が、他の省の関係に比較いたしますると、きわめてじみであるという点、さらにまた非常に常識的でない、いわゆる技術的、科学的なものがその中心をなしておるという点、それやこれやの関係からいたしまして、きわめて世間の認識から取残されるといううらみがあることを、私は久しきにわたつて痛感する一人であります。このことはわが國が文化國家建設を目ざして行く上にとつて、非常に重要な点であると思うのであ……

第3回国会 内閣委員会 第5号(1948/11/25、23期、民主自由党)

○冨田委員 この科学技術行政協議会の問題につきまして、まず第一にお伺い申し上げたいことは、この法案は日本学術会議と非常に深い関連のあるものでございまして、学術体制刷新委員会の答申に基いて出されたものと考えます。そういたしますと、前の日本学術会議法の方は前議会で通過して現に実施されております。そういたしますと、この科学技術行政協議会法案も、すでに前内閣時代にできておつたものであつて、同時に通過するか、それでなければ引続き御提案になるべき性質のものであつたと考えますが、それとも現内閣になりまして、新たに立案されたものでございましようか。
【次の発言】 この案が前からできておりましたと同時に、この審……

第3回国会 内閣委員会 第9号(1948/11/30、23期、民主自由党)

○冨田委員 ただいま上程になりました治山、林道両事業の建設省移管反対及び砂防行政を林野行政に統合の請願につきまして、その趣旨を弁明いたしまして、ぜひ御採決を願いたいと思います。  この請願の要旨は、治水の根源は森林がおもでありまして、渓流砂防工事はその從と見るべきものでございます。しかも両者は密接不可分の関係にありますので、林野行政の一部である治山及び林道省移管に反対をいたしますとともに、治水事業の完璧を期しますために、砂防行政を林野行政の一部としてぜひ農林省に統合してほしいのでございます。

第4回国会 内閣委員会 第1号(1948/12/08、23期、民主自由党)

○冨田委員 この際議事進行について動議を提出したいと思います。この科学技術行政協議会法案は第三回國会におきまして衆議院を通過し、参議院の内閣委員会でも可決されたのでございますが、單に時間的な関係から、遂に参議院の本会議に上程することができなくてそのままになつたのであります。そうして会期不継続の原則から再び國会に提出されたものでございまして、この内閣委員会に付託になりましたが、審査にあたりまして、私どもはすでに本案の趣旨内容も十分了承いたしておりますし、またただすべき疑点ももはや盡きておると考えております。そこでこの際本案に対しまする質疑、討論はこれを省略いたしまして、ただちに採決されるように要……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 決算委員会鉱工業委員会連合審査会 第1号(1948/06/29、23期、民主自由党)

○冨田委員 試験所、研究所等の従横の連絡をとることはよいことであります。また行政整理の際ではあるが、よいものを置くには賛成だ、しかし系統的、総合的にというのは結構であるが、断片的なものを寄せ集めて全体として成果がどの程度あがるか、これに疑問がある。私の知つている武蔵野の一角にある植物館の例もあり、設置の上はさらに一歩を進めて強力のものとし將來民間の技術も取入れた國全体の科学、技術の総合研究機関とする考えはないか。
【次の発言】 審議会と協議会との性格の想違について。
【次の発言】 審議会のメンバーは明確にしておくのがよいのではないか、統一連絡が綜合的にできないだろう。指導者は実用品をつくるとと……

第2回国会 決算委員会鉱工業委員会連合審査会 第2号(1948/06/30、23期、民主自由党)

○冨田委員 課か、局に変つて現実においてどう効果があるか。局をつくる急ぐ理由はいかん。また國家行政組織法第八條と関係について、檢査所の全貌について御説明を願いたい。また事業團体法や、私的独占禁止法と関連して改変するのは困る。
【次の発言】 商工省官制の中の一部改正では十分ではなく、全体の機構改革に際しては、公務員の信念で、すなわち自分が責任をとるという強い行政が現われる心意氣で行くべきだ。

第2回国会 決算委員会司法委員会連合審査会 第1号(1948/06/14、23期、民主自由党)【議会役職】

○冨田委員長代理 木村君にお答えいたします。ただいまのお話はごもつともであり、その必要を感じましたから、この合同審査会が開かれたわけであります。きよう法務総裁もお見えになつておりますから、十分その点を御討議くださつて、あとでひとつそのようにまとめていきたいと思いますから、さよう御了承願いたいと思います。
【次の発言】 今安本長官に連絡に行つておりますから、それまで鍛冶さんの方は留保しておいていただいて、猪俣浩三君。
【次の発言】 猪俣君に申し上げますが、経済安定本部長官は、参議院の本会議がありまして非常にお忙しいそうでありますから、その方を先に願います。


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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