このページでは野老誠衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。野老誠衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○野老委員 實は第一議員クラブの相馬君、受田君の兩名が主になりまして、決議案の原案がございますので、起草委員のお方におかれては、これを十分参考にせられるということが必要と思います。
○野老委員 永江政務次官に伺いたいのでありますが、今囘の追加豫算三十一億圓の内譯は、どういうふうになつておりますか、お聽かせを願いたいと思います。 次に新制高等學校が、明年度より新發足するわけでありますが、その新制高等學校について文部省が考えている財政的の見透し、この二點についてお伺いいたします。
○野老委員 科學教育局長さんにお伺いしたいのですが、この二十二年度の豫算を拝見いたしますと、學校教育に振り當てられている豫算がおよそ百四十萬圓、それから社會教育という方面が約三百萬圓、それから科學研究振興に一億近くのものが計上されておるのであります。科學教育の普遍化という立場からいたしまして、當然この學校教育に振り向けられる豫算がもつとよけいなければならないのではないか。また科學研究振興のいろいろの振興會等に、相當金が出ているようでありますが、こういう詳細について、われわれにはわからないわけですが、全體のおおまかなバランスから見まして、學校教育なり、社會教育なりの方面に、豫算がもう少し重く支出……
○野老委員 ただいまの年次計畫は、各地方の地方廳にもすでに發表して、各市町村の末端までこれがいくようになつておりますが、どうなつておりますか。
【次の発言】 各地方の末端において、六・三制、殊に新制の中學校の建築その他が、實際進捗しない一つの理由として、当局において年次計畫をもつて、將来どのくらいの國庫補助があるかという見透しがつかないために、實際仕事が手につかないという現状にあろうと思います。そこで文部省においては、いかなる方法かをもつて、これを地方の末端に、少なくも、来年度はこの程度、再来年度はこの程度というものを、これはなかなか困難化もしれぬが、概略のところでも末端にお知らせする意思があ……
○野老委員 今囘の水害によりまして、學校關係で受けました被害の状況の概略につきまして、御發表をお願いいたします。
【次の発言】 私は千葉縣の例でございますが、千葉縣の市川市、松戸市、野田町等におきましては、埼玉、東京からの避難民を數千名収容いたしまして、學校の教職員が主となりまして、この避難民の救護にほとんど夜も眠らないで盡力している状態であります。千葉縣においてさえもかかる状況でありますので。直接被害の甚大であつた他の府縣においての學校教職員の状況は、さこそと察することができるわけであります。なお今囘の水害によつて、教職員中から、いわば殉職等の者は出さなかつたかどうか。また學校それ事態が水禍……
○野老委員 先ほどの御説明で、新制高等學校の暫定の基準は、まだ一點問題が残つているので決定を見ない、近く省令をもつて公布するというお話でございましたが、去る十月四日の日本産業新聞には、「新制高校基準成る」として、先ほど御説明の教員に關することだけは除かれて、他の諸點はきわめて詳細にわたつて掲載せられているのであります。これは文部省において發表せられたものでありますか、どうですか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 それは文部省においては、ただいま御説明のような内容でありましても、ただいま申し上げましたように、一旦新聞紙上に「新制高校基準成る」という標題をもつて堂々と、あたかも文部省發表の……
○野老委員 ただいま松原委員から御説明があつたわけでありますが、國家公務員法にも明らかに規定してあることであり、なお先般のアメリカ教育使節團報告書の中にも、學校教員に對して適當なる恩給を給すべしという勸告があるわけでありまして、當委員會においてぜひこれを早急に何らかの方法をもつてこの實現なり研究なりの具體的な方途を講ぜられますように委員長において至急お取計らいを願いたい、こういう希望をもつておるのであります。
【次の発言】 紹介議員が御不在でございますので、代つて御説明申し上げます。本請願の請願者は星勇之助君外九名でありまして紹介議員は佐々木更三君外三名でございます。
本請願の趣旨は今般宮城……
○野老委員 日程第一乃至第九八の、六・三制完全實施のため國庫補助の請願は、その趣旨とするところの全額國庫負擔の域までは、現下の財政上困難と思われますが、將來は當然この措置が講ぜられることを希望します。つきましては、この請願の熱意は、文教委員會としまして、絶對的に贊意を表するものであります。何とぞ採擇の上、内閣に送付あらんことを望みます。
○野老委員 この際関連がありますので文部当局にお伺いいたしたいのであります。過日の新聞紙上で綜合大学の学長会議の席において日高学校教育局長より綜合大学の二十四年度の実施の計画についての文部省の腹案が発表せられたやに記事に載つておつたのでありますが、その中に綜合大学は府縣單位にこれを設立するというような條項が出ておつたと思います。それについての文部省のお考えを、この際はつきりとお伺いしたいと思います。
○野老委員 私は本日、一点だけ御当局に質問しておきたいのであります。先ほどの久保委員の質問と関連するわけでありますが、この教育委員会法案の第一條に「教育が不当な支配に服することなく、」と、こう明記してあります。教育というものは、具体的にこれを考えますれば、教育者と兒童、生徒、学生、さらに父兄、これが一般國民を含んでの父兄と、この三者の協力によつて成立するということは、私が申し上げるまでもないわけであります。從つて第一條の「教育が不当な支配に服することなく、」というのは、この三番の立場がそれぞれ他によつて支配されないということが、私は條件であろうと思います。もつと言葉をかえて言葉をかえて言います……
○野老委員 ただいま岩木政務次官からの御説明でよくわかつたわけでありますが、その点に関連いたしましてお伺いしたいのです。それは現職の教員でそのまま地方公共團体の議会の議員を兼ねておる、こういうものがあるわけですが、その際においては、いずれが本職になるものでありますか。すなわち小学校なら小学校の教員が本職であつて議員を兼ねておるという立場に立つか、それとも議員が本職であつて教職員は兼職であるか、そのいずれであるかということについて御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 六十人以上となつておりますが、都道府縣の場合と人口一万程度の所では、住民の数に非常に大きな開きがあるだろうと思う。その開きた……
○野老委員 昨日の教育委員会法案の審議の際、教育委員が無報酬であることはその実権が事務局に移るのではないかとの委員の質問に対し、岩木政務次官は、さようなことはないと言われたが、教科用図書委員会は、今日まで一回も開かれていない状況から見ると、この教科用図書委員会は何ら実質的な活動が行われないのではないか。
【次の発言】 教科用図書委員会の目的は、教科書を作ることにある。にもかかわらず、予算その他の末梢的な事柄によつて委員会が開かれなかつたことは遺憾である。
【次の発言】 價格の点であるが、國定教科書が廉價であるために、民間の檢定教科書では太刀打ができないのではないか。また算定基準が苛酷である場合……
○野老委員 私は第九條を全体的にながめました際に、教科用図書が迅速に、しかも品質のよいものが廉價で供給せられるということが、教育上きわめて重大な問題である。從つてそれについて文部大臣が公正なる監督を行うということには、全面的に賛成なのであります。ただそこで問題になることは、その監督権をもつておるところの文部省自体が、著作権を有するところの一つの教科書を発行しているという、いわば文部省の二重的な性格――監督権をもつと同時に、監督せられるところの一つの企業家であるという、その二重の立場の運用がよろしきを得ないならば、これは結局独占企業になつて、檢定制度というものは、形式的には備わつているけりども、……
○野老委員 ただいまの御説明では檢定制度の発達助長をはかり、そして国定教科書は近い將來に廃止する予定である。こういうお話でございましたが、本年の檢定制度の実施の状況の詳しいことは私にはわからぬわけですが、一部地方においては、いろいろ実情調査してみますと、まつたく檢定制度は活用されず、ほとんど全部が従来通り國定教科書を使用するという実状にあるように聞いておるわけで……、そういたしますと檢定制度の発達助長ということについて、文部省がどれだけ積極的におやりになつておるか。またその檢定制度の内容自体についても十分研究して、先ほどの説明の趣旨にあるように、文部省自体が積極的に御努力なさらなければならぬの……
○野老委員 日教組の江口さんに最初にお伺いしたいのでありますが、現職の教員の立候補禁止の條項を削除するという御意見でありますが、さらに進んで教育の適正なる運営のために、積極的に数名の現職の教員を公選して、委員と同数程度の現職教員の代表をこの委員会の中に参加せしめるべきである、こういう積極的な意見に対しまして、日教組はどう考えておりますか、その点をお伺いしたいと存じます。
【次の発言】 次に齋藤村長にお伺いしたいのでありますが、前に小林村長は、地方公共團体の議会の代表者を橋架けの意味で、この委員会の中に入れるということについては、自分は反対であるという意味の意思表示がせられたのでありますが、同樣……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。