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片岡伊三郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

片岡伊三郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


このページでは片岡伊三郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。片岡伊三郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 商業委員会 第14号(1947/10/18、23期、日本自由党)

○片岡委員 これを裏から見ますと、百貨店のごときは自由におつ放す。實際の進出の實情は、小賣屋は統制組合が解除になつて、そうして協同組合ができる。しかしながら先ほど來申されるように、協同組合なるものの運營はきわめて微弱なものでありまして、先ほど稻川君から説明がありましたが、これはよほど前でありましたが、百貨店の進出を防止するために全國に專門店會というものができました。われわれは率先してこれを全國の都市につくつた一人でありますが、たまたま戰爭が勃發して統制經濟になつて廢棄のやむなきに至つたのでありますが、しかし專門店會の運營も實際は百貨店の進出を防遏するだけの力はできませんでした。一方では力のある……

第1回国会 商業委員会 第15号(1947/10/22、23期、日本自由党)

○片岡委員 今回提案された百貨店法案の廃止、これは現在の民主政治においては、もちろん趣旨において賛成するものであります。しかしながらこの百貨店法案が出た當初のことを考えてみた場合に、その時代はやはり自由に事業ができた時代でありまして、その結果として有力なる資本をもつた百貨店があらゆる企業面に対して進出し、端的に申し上げますと地方へ支店をたくさんつくり、あるいは出張所をつくり、ないしは最も購買力の旺盛な時期をねらつて適當な場所へ出張する。こういう状態化におかれて、中小業者は非常にその圧迫を受けたのであります。これが対策として業者あるいは専門店街というような変つた業種別の者が、一都市において一業一……

第1回国会 商業委員会 第17号(1947/11/05、23期、日本自由党)

○片岡委員 理化学研究所機構の改変に対しまして、わが等はるる審議をした結果、目下の日本の現状におきましては、これを株式組織に変更することはやむを得ないと認める次第であります。しかしながら理研のもつ本来の使命は國家的であり、かつまた世界的にも大きな範囲にその使命がある関係上、一会社組織の方法でこれを経營するにしましても、その運營あるいは機構または人事等に関係しましては、理研の持つ目的に副うように十分なる措置が講ぜられなければならぬと確信するものであります。御承知の通りわが國の科学部面は知恵の部面においては世界人に伍して何らの遜色はないと確信するものでありますが、その施設等には、遅れた部面が多々発……

第1回国会 商業委員会 第18号(1947/11/08、23期、日本自由党)

○片岡委員 提案理由には私は當初から賛意を表するものであります。そういう前提のもとに二、三お伺いをしたいと思います。政務次官の今の御答弁の中にあつたのですが、問題が問題であるから、よく調査して、その上で決定したいとこういうお考であります。もちろんこれは相當に大きな問題に発展するのでありまして、われわれもそうなければならぬと考えております。政府委員の御説明の撤廃せざる理由、これも御説明によつて大體了承し得られます。しかし繊維製品の需給関係は今非常に窮屈である、これは國民全體がわかることであつて、そういう観点から中古品の公定価格を撤廃することは困る、新製品の横流れ、あるいは新製品の価格を吊上げる一……

第1回国会 商業委員会 第19号(1947/11/12、23期、日本自由党)

○片岡委員 ただいまの御説明で大體その要点は了承いたしましたが、その中で中小商工業者の從来のあり方と今後のあり方は、おのずとそのいき方が異なつてくる。具體的に言えば、今までは大資本家の下請工場のような存在であつたが、今後の行政化においては、中小工業は独自の建前において独立性をもつていかなければならぬ。それからその対策としては中小企業総局のようなものをつくつて、指導をなしていくというお説のように拝聴いたしましたが、はたしてわが國の今後の中小商工業者が、今のようなお考えで、世界の経済にタツチして進んでいくことができるや否やということが疑われるわけであります。現在の状況下においては独禁法やら、経済力……

第1回国会 商業委員会 第22号(1947/12/04、23期、日本自由党)

○片岡委員 當委員会の空気を察知しまするに、各委員の御意見は大體において主食代替品の砂糖を營團に扱わせることには、あらゆる角度から検討されて不賛成のようであります。そう申し上げる私も、不賛成の一人であります。局長の御意見を承つておりますと、これは理念の違いかもしれませんが、もちはもち屋で、農林畑はどうしても農林畑にもつていきたいというような気運が見えるのであります。物の配給面は、長い間の経験をもつた商人が一番確實であり、また速やかにやり得るのでありまして、いかに營團がすぐれた機構をもつているとはいいながら、これは経験において浅いのであります。そういう観点から見ましても、商人は長い間物の配給面に……

第3回国会 運輸委員会 第8号(1948/11/19、23期、民主自由党)【政府役職】

○片岡政府委員 戰時海運管理令の効力延長につきまして御説明申し上げます。船舶運営会の基礎法規であります戰時海道管理令は、今月末日で効力を失効いたしますので、その措置について関係方面と折衝いたしておりましたところ、このたびもポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く政令によつて、その効力を六箇月間延長するようにとの口頭の指示を受けました、戰時海運管理令は、この措置によつて効力が延長されるのでありますが、さきに九月二日スキヤピン一九三一によつて、船舶の裸用船を定期用船に切りかえる旨の指令がありましたので、現在の法制のもとにおいてそ内の容を実質的に改正して行くことになるのであります。御審議の……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 運輸委員会 第13号(1949/04/27、24期、民主自由党)

○片岡委員 社会党の切なる要望もあるし、いろいろまた御意見もあるので、今お聞きいたしますと、明日理事会でも開いて円満裡にこれを運んだらよいという御意見があるから、私はそう運ぶことが最も妥当ではないかと思います。

第5回国会 運輸委員会 第15号(1949/05/09、24期、民主自由党)

○片岡委員 第十條に「支拂上現金に不足があるときは、日本國有鉄道法第四十五條の規定による貸付として國庫余裕金を一時貸し付けることができる。」という規定がありますが、御承知の通り、独立採算制を堅持しなければならないときに、こういう規定でどのくらいの限度まで貸し付けられるのであるか、もし限度がないとすれば、今までの制度とちつともかわるところがない、その限度が定めてありやいなや、伺いたいのです。
【次の発言】 もしも百億で不足を生じた場合は、それ以上追加することができるのですか。
【次の発言】 その赤字はどうして補填しますか。

第5回国会 運輸委員会 第28号(1949/09/12、24期、民主自由党)

○片岡委員 東北、北海道の運輸行政の視察に志賀委員、佐々木委員、飯田委員、柄澤委員と專門員の堤さんと行をともにしまして、十四日間の日程をもつて東北の一部、北海道の一部を視察して参りました。詳しいことは書類をもつて提出いたしますが、その大要を御報告申し上げたいと存じます。  まず鉄道建設関係につきましては、八月の二日に釜石線の全通促進について、全線にわたつて視察を遂げました。その線は去る五十六議会かに予算をとりまして、八億六百二十三万六千円の予算で工事にかかつたのであります。これは花巻と釜石を結ぶ重要なる交通の路線であります。戰時中中絶しておりましたが、本線と東海岸の線を結ぶ最も重要なる線であり……

第7回国会 運輸委員会 第13号(1950/03/23、24期、自由党)【議会役職】

○片岡委員長代理 これより運輸委員会を開会いたします。  倉庫業法の一部を改正する法律案を議題といたし、前会に引続いて質疑を行います。岡田五郎君。
【次の発言】 それでは他の質問は次会に続行することといたしまして、本日はこれをもつて散会いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは本日はこれをもつて散会いたします。     午後零時三十分散会

第7回国会 運輸委員会 第38号(1950/06/27、24期、自由党)

○片岡委員 今次の管理部廃止並びに管理局設置に対しまして、今御説明を聞いて、当局の非常な苦心の跡と、今後の国鉄の行き方等の大要は、大体了承したのであります。しかし先ほども尾崎君から質問があつた通り、一県においてこれが二分された、あるいは三分されたという県が、国内には数箇所あるようであります。ここに見えておられる万々も、その陳情団の一部と思います。関東におきましては、宇都宮の管理部関係が、北の方は仙台地区、西は高崎、南は水戸、この管理局の管轄に支配されねばならないような情勢になつておるということを承つたのでありますが、この運営においては、おそらく支障はないだろうと思います。いろいろな方面から勘案……

第8回国会 運輸委員会 第10号(1950/09/19、24期、自由党)

○片岡委員 先般国政調査のため近畿及び中国地方に派遣されました委員を代表いたしまして、調査の概要を申し上げますと同時に、所見の一端を申し述べさしていただきます。  まず最初にお断り申しておきますが、視察箇所、特に阪神方面は過日のジエーン台風が通過した直後であつて、また調査班一行も帰郷早々のことであり、調査資料の一部がまだ到着しておりませんので、後日資料が整備次第、詳細な点を御報告申し上げたいと存じますから、その点あらかじめ御了承願いたいと存じます。  調査班の一行は米窪委員、石野委員と私とが主体でありまして、地方々々で稻田委員、前田委員、黒澤委員、畠山委員等がこれに加つておるのであります。  ……

第10回国会 運輸委員会 第4号(1951/02/12、24期、自由党)

○片岡委員 この法案にあります航空図誌を、水路図誌と関係が深いから、従前通りやるという御説明でありますが、空と陸との関係、それから空の道、言いかえれば空飛ぶ鳥の道が空にある。魚が海を泳ぐのに魚の泳ぐ道がある、こういうことがいわれておる。そういう陸と空、空と海という関係から、従来通り水路図誌と同様に航空図誌をやる、こういうようなことでありますが、こういう深い関係に対する科学的調査の上で、研究が遂げられておるのかどうか、これをお伺いいたしたい。
【次の発言】 私の質問はそういう意味ではないのです。科学的に空と陸、空と水との関係がどういうふうになつておるか、そういうことの上に立脚して航空路の図を作所……

第10回国会 運輸委員会 第16号(1951/03/28、24期、自由党)

○片岡委員 総裁に伺います。資金繰りの困難は、想像に余りあるものがあります。当初予算の編成はいつごろ計画されたか。これに関連して現在の四十八億余の予算で、はたしてこの事業が完成し得られるや。別して今次の特需景気による物価高、これらは国鉄の大きな悩みになつております。同様この工事に対しても、大きな悩みであろうと考えられますので、これらに対してはいかなる策を立てられるか。その計画を立てられたときの物価と、この法案通過後の時間的ずれによつて生ずる価格の差はどのくらいか。本年度でさえもどのくらいの差額があるか、こういうことをあらかじめお伺いしたいと思います。

第10回国会 運輸委員会 第18号(1951/03/30、24期、自由党)

○片岡委員 この法案の審議続行の上に重大なる関係のある路線に対しましては、昨年来文京区の方々の大きな反対があるのでありまして、それらの陳情等々とにらみ合せまして、委員会では多忙の中をこの法案審議にあたりまして、委員長初め委員の大多数の方が、昨日現地をつぶさに視察して来たのであります。なるほど営団の設計というものは、われわれしろうとの目でこれを見まするに、経費その他の角度から検討されて、専門的な技術と観察とをもつて、ただいま施行せんとする計画が立てられたということが、現地視察によつて読まれたのであります。それは燒失地域の人家の少いところ、あるいは土地の起伏のあるところをあえて迂回しまして、そうし……

第12回国会 運輸委員会 第4号(1951/10/22、24期、自由党)

○片岡委員 運賃の値上げに際しまして、一応私の考えていることを伺いたいと思います。今次の運賃の値上げは、あらゆる角度から検討して、ある程度の値上げはやむを得ないと思われるのであります。その大きな理由は、主として特需景気による物価の高騰、これらに関連して施設あるいは材料の騰貴等によつて行われるものと存じますが、なお物価の騰貴による賃金のベース・アツプ、これらも加味して、当然国鉄としては相当のゆとりを持たなければ、独立採算の意味合いにおいて経営が不可能に陥るということは、ある程度認め得られるのであります。しかしながら運賃の値上げは、ひいて国民の生活に大きな脅威を伴うのでありまして、これが国鉄として……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第8回国会 法務委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1950/07/21、24期、自由党)

○片岡委員 いろいろ御説があるようですが、小委員会でも相当苦心の結果ここまでできたことと思います。そこで今質疑されておるところの非常事態に対するような計画が行われた場合はどうするか、目的に沿はないではないかという結論になるでありましようが、そうなつた場合は、おそらく日本の慣例によりまして、そういう場合は非常手段で行われるのではないかと常識的にわれわれは考えるのであります。でありますから、大体この法案をわれわれは認めてさしつかえないのではなかろうか。運営のよろしきを得たならば、この目的に沿うような結果が招来するのではなかろうかというふうに考えますので、一応合同審査会におきまして、この辺でこれを認……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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