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松岡駒吉 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

松岡駒吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(議会)歴代TOP500
347位

23期委員会発言(議会)TOP50
16位

このページでは松岡駒吉衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。松岡駒吉衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 議院運営委員会 第2号(1947/07/05、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 今日の交渉会で、明後七日にいよいよ自由討議の会を催すことになりました。この会で扱います問題でありますが、第一にきめていただきたいことは、一体何を議題として自由討議するかということ、次には何党から何人おやりになるか、その人員並びに各参加されます人々の時間を、どの程度に制限するか。この三つの問題を御決定願いたいと思います。

第1回国会 議院運営委員会 第3号(1947/07/08、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 以下三つの問題を御協議を願いたいと思います。議院事務局職員の定員規程の取扱、それから國会附属施設の用地、これは國有施設とする。これの御決定を願いたいと思います。先日事務総長から説明しましたように、この運営委員で決定いたしまして、要求するという態度をとれば大体解決するだろうという見透しがあるわけです。今、申し上げた定員規程と國会附属施設用地の國有移管、これが一つ。第二は、先日の協議会で決定を願いました議員歳費の支給の規定であります。これは両院議長が協議決定することになつておるのでありますが、ちようどこの委員会が開かれておるのでありますから、皆さんで、ひとつ御相談を願いたいと思います。……

第1回国会 議院運営委員会 第4号(1947/07/09、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 まず第一に二つのものが出ておりますが、お諮りしたいと思います。  第一に鉱工業委員長から石炭問題について國政調査の承認としていただきたいという要求があつたわけであります。これを許すかどうかということについての御協議が一つ。  もう一つは電氣委員長から電力問題に関して國政調査の承認をしていただきたいという要求があつたわけであります。これを許すかどうか、この点御相談願いたいと思ひます。

第1回国会 議院運営委員会 第7号(1947/07/24、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 どうでしようね。中野君が言われるように食糧問題と限定すれば、同じ党から言えぬという御心配があるかもしれんが、私の考えでは必ずしもそうは思わない。供出問題だけでもいろいろ問題があろうかと思う、食糧管理の問題、配給の問題、いろいろと違つた観点から、それぞれ論議される部面があると思います。だからそう御心配の必要もむしろないのでないか、私の考えでは、共産党の林君が言われずとも、言うまでもなく十分考えられておられればこそ、今日までの扱いが行われておるのだと思いますが、そこで食糧問題のごときものも、明日一日で打切つてしまうというものの考え方をしないで、こういう重要な問題であるのだから、食糧問題……

第1回国会 議院運営委員会 第12号(1947/08/07、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 せつかくの御提議に対して、はなだな礼を欠くかもしれませんが、だれかが発議したことに対して論戰が展開されるということがないものだから、十分になろうが三十分になろうが、思い思いのことをしやべりつぱなしということになると、やはり自由討議の本來の妙味が自然なくなつてしまうことにおいては変りがないのではなかろうか。そこでこれは一つの試案にしかすぎませんが、これについて御協議願えれば仕合せだと思います。それはこの次の自由討議の際においてはまず社会党がさきに何か発言する。それに基いてそれぞれ二、三分ぐらい――質問に名をかつて何か自分の言わんとするところを展開するというならば時間を要するかもしれな……

第1回国会 議院運営委員会 第13号(1947/08/14、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 予算面からははずして、実質的な解決をする方針で今交渉しているわけです。

第1回国会 議院運営委員会 第15号(1947/08/19、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 その問題につきましては昨日來心配しまして、これはG・H・Qに眞否を確かめることをしなければならぬので、実は問合せにかけまわつておつたのですが、ちようどウイリアム氏が参られましたので、同氏の意見も聽いたようなわけであります。たとえばマツカーサー元帥に対して感謝することは、單にマツカーサー個人に対する感謝ではなくして、連合軍の総司令官に対する感謝である。アチソン氏の場合においても対日理事会の議長として、また日本に理解あるマツカーサー元帥の政治顧問たる同氏に感謝の意を表するということは、同氏が対日理事会の議長であり、マツカーサー元帥の日本占領政策遂行の諮問機関である対日理事会を代表する議……

第1回国会 議院運営委員会 第19号(1947/08/27、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 それでは簡單に御報告申し上げます。昨日委員長の御會同を願いまして、各委員會の審議の進行状態を御報告願いました。御承知の通り司法委員會に一番多くの議案が殺到しておりまして、すでに政府提案の議案でもう質問を終つて、今から修正にはいることのできる可能性のあるものもある樣子であります。しかしまだまだそこまでいつていないものもあり、殊に民法と刑法、それから議員から提案せられ、委員會から提案になつた裁判官の國民審判法のごときは、政府提案でありませんだけに、未だに關係方面と何ら事前の打合せ等も行われていないようなわけでありまして、早急にそういうこともできるかどうか、甚だ怪しい。要するに結論的にい……

第1回国会 議院運営委員会 第21号(1947/08/30、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 今のことのほかに、先ほどの問題については、すでに御議論もありましたが、やはり選擧區で調査をなさりたいという方に對しては、おそらく選擧區における有力な方だから、調査についてもいろいろ不自由をお感じになるかもしれないけれども、これはただ個人が何か自分の政治的識見のために調べるのではなく、院議をもつて調査を命ぜられたのであるという權威をもたしめ、縣廳の要路に對して資料を提供せしめたり、案内をせしめたり、この種の便宜を與えることはこれは大變結構だと思うけれども、やはり休暇中自分の郷里でおやりになるのだから、普通の委員と同じように旅費を與えて派遣することを避けるという一條があつてよいのじやな……

第1回国会 議院運営委員会 第22号(1947/08/30、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 さつき申しましたごとく、これは參議院の議長と協議したことでもあり、誰が贊成で誰が反對したというように、そう神經質にお考えくださらなくてもいいと思う。

第1回国会 議院運営委員会 第25号(1947/09/20、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 せんだつて内部の取扱いが惡いということに對する不平をもつて、勝手に脱け出してまいりました患者同盟の幹部が、厚生省に押しかけてきた。癩患者は自由にそんなことはできないのです。そういうことになつたものだから、放つておけないというので、調査したいというのです。
【次の発言】 隱退藏物資等の特別委員會においては、委員會として、そういう問題については、中野君からもこの運營委員會で御發言がありまして、氣のついたことがあるならば、隱退藏物資の特別委員會に申し出ていただけば、それによつて活動できるわけであるから、特に水産委員會が隱退藏物資の問題を調査することはやめてもらいたい。そういうことになると……

第1回国会 議院運営委員会 第34号(1947/10/16、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 この際議長から、官房長を通じて、内閣全體に對して強くお願いしておかなければならぬことは、運營委員會、あるいは交渉會、それぞれの常任委員會で、大臣はもとより、とかく政府の出席が不成績で、審議能率を上げることができない不滿が非常にある。もつとも、必ずしも忙しい大臣でなくてもよいということを、大體考えておられるようですから、忙しくはあろうが、ぜひ委員會に出て説明の任に當つてもらいたい。なおこれは少しよけいなことになるかもしれぬが、同樣みな希望していることは、院内で閣議を開くようにしていただければ、今言つたような希望が達成される。どうしても外でなければならぬような場合もあり得るけれども、院……

第1回国会 議院運営委員会 第38号(1947/10/29、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 昨日の議場で、叶君の不規則な發言から、遂に議事を遷延するようなことになりましたことは、まことに遺憾千萬であります。なお昨日の交渉會におきましても、叶君に對する處置に對し、各黨の御意見を披瀝されたのでありますが、遂に一致するところまでまいりませんで、本日に及んで實は皆さんのお話を願うことになつたわけであります。すでに皆さんの御承知のことで、あらためて説明の要はないかもしれませんが、正式の委員會のことでもありますし、一應經過をお話申し上げまして御協議をお願いしたいと存じます。  昨日の岸本君の御發言中に、臨時農業生産調整法案は、農民に異議の申出でを認めてあるからこれで民主的だといつても……

第1回国会 議院運営委員会 第39号(1947/10/30、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 私はこれに異議があるというわけではありませんが、御決定になる前にこの點だけはお傳えしておきます。先だつて全官公勞組に行きましたところが、この問題については言わなかつたのですが、向うからこの事に言及されまして、何とか全官公勞組の組織の中から代表が一人はいれるように、どうしても考慮してもらいたいということであります。私はその點は相當困難の事情は知つておりますが、とにかくこれを官僚にかきまわされては困るというので、熱心にやかましく、一つ議會の權威をもつてこの問題を考慮してもらいたいと申しておりましたので、とにかくこれは當然運營委員會にかかるから、皆さんから熱心な希望があつたことはお傳えし……

第1回国会 議院運営委員会 第46号(1947/11/28、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 參議院議長の方で昨日お見えになりまして、參議院では運營委員會で滿場一致をもつて九日までということになつたが、ひとつ衆議院でも考慮してもらいたいというお話であつたのであります。もつとも滿場一致というのは何か間違いがあつたのだそうですが、そのことはここで深く觸れなくてもいい問題だと考えております。參議院としては正式には滿場一致ということだつたそうであります。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 會期の問題については、先ほど來お聽きしておりました通りのことを、ありのままを參議院議長とざつくばらんに話しまして、こういうような話合いだつたということを通じておこうと思います。この點御了承お……

第1回国会 懲罰委員会 第2号(1947/12/06、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 昨日本會議で懲罰委員會に付しましたときは、總括的に各派の協定に基いてやつたことでありまして、はつきりしない點もあつたろうかと考えますのて、念のために申し上げます。  倉石忠雄君、有田二郎君竝びに山口六郎次君を懲罰委員會に付しました理由を簡單に申し上げるごとにいたしますが、倉石君は、去る十一月二十日開會直後、議長の許可なくして演壇に登らんとして衞視に制止せられております際に、衞視を毆打せられました。また有田君竝びに山口君は、十一月二十一日、開會直後の議場内混亂の際に、速記席に迫りまして、あるいは速記席を占擔して、そうして速記者の机をたたき、速記の事務遂行を妨害せられたという事實に基く……

第2回国会 議院運営委員会 第2号(1948/01/21、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 この議会に私議論を好むわけではありませんが、先ほど來、しきりに論議されております。たとえば、任期が四年となつていること並びに個々の議員をして、その專門的な事柄に習熟せしめるという趣旨が強調されておりますが、これは御意見ごもつともでありまして、それと議会運営という大きな問題と、いずれが一体尊重すベき事柄であるか、本末軽重を誤るがごときことのないように、私はお願いしたいと思う。もとより議会の運営がりつぱにできました上で、委員各位が自分の專門のことに習熟されることが望ましいのであつて、專門のことに習熟するために議会は存在するのではないのであります。この点は本末を誤ることのないように、私は……

第2回国会 議院運営委員会 第5号(1948/01/27、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 その点については、そういう印象を受けるような話のあつたことをはなはだ遺憾に思いますが、しかし必ずしも議会人全体を思わすというほどにまで、それを考えることも、少しどうかと思います。たまたまそういうようにとられるような、それに近いようなことがあつたことは、はなはだ遺憾に思います。しかしこれはどうも、君の言うことははなはだ不穏当だといつて怒るわけにもいかない。事実がどうであるか、私ども何も知つていないのですから。穏当を可くとは思いますけれども、これに対して注意をするとか、警告を発するというほどのことでもなかろうと思つて聞き流しておるようなわけであります。

第2回国会 議院運営委員会 第13号(1948/02/13、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 大体新聞を通じて御存じと思いますので、形式的に長い時間をかけてくどく申し上げることもでうかと思うので、かいつまんで申し上げると、運営委員会の満場一致で御賛成のあつた点は、四党首の会談をやつたらどうか、私もそういうことも考えておつたから、幹事長会談なんかして御相談しなくても、すぐさまそうしたらどうかと思いましたけれども、とりあえず四党の幹事長に、お集まりいただいて、運営委員会で多数の御意見のあつた点を紹介し、こんなことをやつてみたいがどうかと相談したわけです。それより前に、一体議長が歴訪するということはどうか、各党の総裁よりも議長の方が上だからあまりひよこひよこ出ない方がいいじやない……

第2回国会 議院運営委員会 第14号(1948/02/16、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 御存じの通りの事情で、一昨日の幹事長会談で、もうこれ以上協議しても、なかなか円満な解決は容易ではなかろう、いたずらに時日を空費してしまうようなことがおそれられるから、今のうちに日をきめて、それまでにはどうしても選挙しなければならないという腹構えでやるということになれば、かえつて早くなるだろうというような、前々からの御議論等もあつたくらいですから、結局その趣旨で、月曜の午後一時に運営委員会を開いて指名投票をする日を確定しようじやないか、そういうことを運営委員会で諮つてもらうようにしたらよかろうということに、幹事長会談の結果満場一致の御意見できまつたのであります。ただちに運営委員長の方……

第2回国会 議院運営委員会 第18号(1948/03/23、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 この問題について、実は先般鉱工業委員会からの申出によつて、これは商業委員会と連合審議ということになつておつたのですが、一昨日鉱工業委員の方がおそろいで議長室に見えられまして、どうしても承知ならぬ。これでやるというなら、本会議で論議して決定されたい。内容的にも商業委員会に無関係の法案だし、この法案作成前から自分たちが関與していたのだからということでした。先般の運営委員会できまつたときには、今後こういうことのないように、むしろ決算委員会にやらせるのがいいというような意見も出たのですが、いまさら変えるということになれば、おそらく決算委員会ということにおちつきはじないかと思われる傾向すらあ……

第2回国会 議院運営委員会 第19号(1948/03/24、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 交渉会というはつきりしたものではなくて、國会法によつてやるという程度のものであつても、やはり小委員制にしたらどうかというのであります。

第2回国会 議院運営委員会 第20号(1948/03/26、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 鉱工業委員長としては、自分の方でがんばつたために、商業委員会にかけないで決算委員会にいくことは明瞭であるにかかわらず、商業委員会にやらないためにそうしたというような感じをもたせることもよくないと思うから、鉱工業委員諸君にもう一應の御考慮が願えぬかということで委員長は努力する。それができない場合は、やむを得ぬから、決算の方にまわして、お互いに商業も鉱工業も協力する、こういう建前にしよう。こういうことだつたのです。

第2回国会 議院運営委員会 第26号(1948/04/06、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 本日の議長談話の発表とは別に、前から懸案になつておる本会議、委員会の出席者、登院者のリストをつくつて公表することを本日きめてもらいたいと思います。と申しますのはやるべきことは自主的にやらないと、矢継早にこういうことを指示して來られるとはなはだ不体裁で困るのです。その方法としてはその委員会に出席した者は、だれだれ欠席した者はだれだれと公報に発表すればいいと思います。
【次の発言】 そのこと自体は同一の時間において開かれる場合もあるのだからということを、書いておけばいい。
【次の発言】 ごもつともです。

第2回国会 議院運営委員会 第27号(1948/04/13、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 議長としては、こういうことが望ましいと考えておるわけではありませんが、近來すこぶる登院の成績が惡く、登院されても本会議に出ない者が多く、戰術的に出席されないことはしばらく別として、そういう場合においても、しばしば問題になつている通り與党の諸君が政党内閣である以上責任を感じてもらわなければならぬ。過半数を制している與党が三分の一の出席もないということ自体怪しからぬことで、これは民主自由党の山口君がしばしば指摘された通り、まつたく與党としては大いに反省してもらわなければならぬことだと、実は思つております。從つて何とか適当な方法でそういうことを救う方法はないかと考えておつた。ひとり議長が……

第2回国会 議院運営委員会 第28号(1948/04/14、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 これは運営委員会に諮つて委員を変更するということは、同時に、委員長を辞さない場合において、委員でなくしてしまえばおのずから委員長にもなれない、こういうことも意味するのですね。

第2回国会 議院運営委員会 第35号(1948/05/07、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 こちらで十分統制するようにしましよう。
【次の発言】 何もそういうことの下打合せはありません。

第2回国会 議院運営委員会 第36号(1948/05/17、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 実は皆さんの所にもそういう陳情があつたかどうかしりませんが、私今思い出したのですが、経済安定本部のもとに民間の委員を加えた査察委員会というものができております。産別の人なども委員になつておるのだろうと私は想像しておりますが、民間からもそういう委員が出ております。それらの人たちがせんだつて來まして、査察廰ができるについて、査察廰の立案を、それらの人が自分の関係の仕事ですから相当研究しているらしい。どうもやはり官僚的なものになるおそれがあるので、査察廰がつくられる際には、どうぞわれわれ委員の意見を一應聽いてもらうような機会をつくつてもらいたいという熱心な希望があつたのであります。決算委……

第2回国会 議院運営委員会 第41号(1948/06/03、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 決議は皆さん御賛成のようですから、正式に通るでしようが、この機会に一つお願いしたいと思いますことは、從來不当財産取引の方は、委員会で予算をつくつて運営委員会にすつすつとお出しになる。そんな調子でこれも出ておるのですが、これはやはりこの決議が通つたあとのことは、そうお急ぎにならないで、十分御研究になつた上で、やはり事務総長と相談して、事務総長の方からお出しを願うように、今後はいかなる場合においても、そういう手続をとつていただきたい。そうするとおのずから今のような議論もなくて済むようになるでしようから……。
【次の発言】 とにかく予算案としてはつきり体をなしていないものであるから、これ……

第2回国会 議院運営委員会 第46号(1948/06/09、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 本日交渉会開会中に官房長官が見えまして、たいへん恐縮であるが、予算案の提出が遅れたために会期中に審議を願うことは不可能だと思うから、今月一ぱいくらい会期を延長していただいて予算案の御審議を願いたい。こういう申出があつたわけであります。

第2回国会 議院運営委員会 第47号(1948/06/10、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 先ほど常任委員長の方が寄りまして、各委員会の委員長全部が発言されたわけではありませんが、それぞれ発言がありました。最も心配をしておりました各委員会の審議は、存外進んでおるようです。今月一ぱいにはできると思います。委員長によつては六月一ぱいでは法案の審議ができかねるというように感じている人もあつたが大体今月一ぱいにはできるだろうと思います。それから法制長官が見えておりましたので説明を求めましたところ、昨日現在で残つているものが九十件あるそうです。そのうちで今日十件議会に提案されたものがありまして、残りが約八十件、そのうちで重要な法律案だと思われるものが四、五ありました。

第2回国会 議院運営委員会 第49号(1948/06/12、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 その委員はなるべく同県以外の人を派遣していただきたい。

第2回国会 議院運営委員会 第50号(1948/06/14、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 先ほど常任委員長諸君が会期の問題をいろいろ協議して、なるべく早く今月一ぱい延期するようにおきめを願いたいということを、運営委員会の方に伝えてもらいたいという申合せをしておりました。

第2回国会 議院運営委員会 第54号(1948/06/19、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 昨日不当財産取引調査特別委員会の――性格に関する決議案について、委員会の方から、これを本会議において院議によつて決議してもらいたいとの申出がありました。その内容は、ただいまお手もとに配付してありますが、この決議案の取扱いをどうするかにつきまして運営委員会の御意見を承りたいと存じます。    不当財産取引調査特別委員会の性格に関する決議案   一 不当財産取引調査特別委員会の構成員はその特別の使命に鑑み不偏不党嚴に良心に従つて愼重且つ敏速に調査を遂行すべく所属各政党はみだりに党議を以て之を拘束すべきものではない   一 委員の更迭も嚴に衆議院規則に則つて之を為すべきもので所属政党に於……

第2回国会 議院運営委員会 第55号(1948/06/21、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 先ほど最高裁判所の長官が見えまして、実は一般官吏の方はきまつておるけれども、裁判官の方はきまらない。一日も早くおきめ願うように頼んでもらいたい。参議院の修正をどう扱うかきめておられないからどうこうということはないが、自分の見解を言えば、衆議院でおやりになつた態度はいいと思つておるけれども、とにかく一日も早く何とか解決がつくように骨を折つてくれということを懇々と話があつて、その旨を皆さんに伝えてくれということでした。

第2回国会 議院運営委員会 第59号(1948/06/25、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 過日放送法案の付託の件について通信委員長と懇々お話をしてみましたが、通信委員長、委員諸君がなかなか強硬でありまして、遺憾ながら運営委員会でおきめを願うよりほかはないことになりますので、あとでしかるべく御決定を願いたい。

第2回国会 議院運営委員会 第78号(1948/09/22、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 私の解釈では、この取扱いについては最初は日も切つていなかつたし、それはなるべく速やかにという要求であつたと思います。それは政府みずからも考え、私もそうしてもらいたいと考えておりましたが、御承知の通り、國会公務員法の問題で速やかに日を決定することは困難な事情もあろうと思いましたが、放つておくわけにもいかぬし、苫米地さんともお会いして、なるべく早く召集日を決定してもらいたいということを申し入れたわけです。とにかくああいう要求が出ている以上、要求されている政党に対して事情を明らかにして了解を求めるようにしていただきたい。これはなるべく早くやつてもらいたいと言つて、その後私の方で監促してお……

第2回国会 議院運営委員会 第79号(1948/09/29、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 私は期日を指定しておるということは法律上有効であるかどうか疑問を感じています。それは別としてなるべく早く内閣の方でも回答していただきたいということで官房長官にもはつきり申し上げておきました。承知しましたということでありましたので、できていると思つておりました。

第2回国会 議院運営委員会 第84号(1948/10/07、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 新聞で皆さんすでに御存じのことと思いますが、今日午後三時に、内閣総理大臣の代理として、官房長官の苫米地さんがお見えになりました。一応御披露いたします。  内閣閣甲第四〇一号   昭和二十三年十月七日     内閣総理大臣 芦田  均    衆議院議長松岡駒吉殿 といたしまして正式に  内閣は、本日、総辞職をすることに決定いたしましたから、國会法第六十四條によつて、この旨、通知いたします。  これは前片山内閣のときの総辞職の場合における内閣の手続が、多くを説明するまでもなく、皆さんの御承知の通りいろいろな意見が指摘されましたために、すなわちこういう方法をおとりになつたものと思われます……

第2回国会 議院運営委員会 第85号(1948/10/09、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 ちよつと簡単に御報告申し上げます。  事実は皆さんも新聞を通して、今から私が御報告すること以上に詳しく御存じではないかと思いますが、各党を歴訪いたしまして、総裁にお会いしてそれぞれ御出席をお願いいたしました。民自党の方では、大体昨日支部会議が終るのは夕刻になるから、早くても夕刻でなくては回答できないであろうということであつたわけです。その他の党は詳しく申し上げるまでもないと思いますが、ある党はきわめて丁重に、大体いいと思うけれども、迫つて御返事するというようなことで、後に出席しましようというような御返事もあつたところもありますが、大体みな喜んで出ていただくというような態勢が整つてい……

第2回国会 図書館運営委員会 第5号(1948/02/24、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 図書館の館長の問題につきましては、ただいま委員長からお話のありました通り、兩院の議長協議の上で、さらに図書館運営委員会の同意を得てこれを指名することになつておるのでありますが、参議院側といろいろ協議をいたし、参議院議長との隔意なき了解ができまして、金森徳次郎氏を推したいということに相談がきまつたわけであります。何とか本委員会におきましても御同意をいただきまして、できるならば、本日の本会議で、はつきりと指名御同意を得たいと、かように存じておる次第であります。よろしくどうぞ……。(拍手)

第3回国会 議院運営委員会 第1号(1948/10/11、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 何か議会に対して殺倒して來て、秩序が保てないというようなときは、ただちに禁止してもいい。そういう條件をつけて、平素は新聞社の車は正門からはいつてもいいということでいいでしよう。
【次の発言】 先ほど岐阜縣選出の各派の人々が見えられて、ここにあるような写眞まで示されて同縣下の虫害の惨状をお話しになり、これは國会として急遽現地視察を願いたいとの御申出がありました。それに対して私から、目下のところ災害対策の委員会も農林委員会も、まだ委員すらきまつていないから、どういう扱いができるかしらぬが、皆さんの立場としてはまことにごもつともだから、ただ政変の際で皆さんが不幸だということで済まされない……

第3回国会 議院運営委員会 第2号(1948/10/12、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 まだ済んでおりませんが、御要求があれば報告してもいいと思います。
【次の発言】 御承知の通りあのとき諮問申し上げたにもかかわらず、不幸にして答申をいただくことができませんでしたが、その当時の皆さんの御意向を察して、ああいう方法をとつた方がよかろうと判断をしました。それで各党首を歴訪し、民自党を除く他の政党の代表者の方は快く出ていただくことになつた。民自党の方では、総辞職する以上は、野党の第一党である民自党の総裁に、あとよろしく頼むという態度をとられるのが憲政の常道であるから、快く同意することは困難であるというお話があつた。私は、そういう理想は私も同じであるが、現実はそれが不可能なの……

第3回国会 議院運営委員会 第3号(1948/10/13、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 参議院の方からは、正式に何もそういうことはございません。ただ参議院議長から電話で、どういう形勢にあるかということが今日晝過ぎにありまして、どうも何とも目安のつかぬ状態だということを申し上げておきました。

第3回国会 議院運営委員会 第4号(1948/10/14、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 この際一言御報告を申し上げます。実は昨日議員山崎猛君より祕書課長に電話がありまして、議員を辞したい旨の申し出があつたわけであります。本來ならば自分が登院して辞表を出すべきであるが、今病床にあるので立居がままならぬ。それで事務総長とよく相談の上しかるべくおまとめを願いたい、こういう御依頼の電話があつたわけであります。そこで祕書課長が山崎さんのところに出かけてまいりまして、辞表を預かつてきたような次第であります。一應この辞表を読み上げます。    辞職願              私儀  一身上の都合により辞職いたしたいと思いますから御許可願います。   昭和二十三年十月十四日    ……

第3回国会 議院運営委員会 第7号(1948/10/22、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 昨日來、きわめて熱心に主張しておられるところは、要は自分たちも出て意見を言いたい。讓つてくれれば、讓つてもらつたところへ大切なときは表決権をお返しするような意味で、その團体の方針を支援するとまで林君が主張されておつた。そういうことはあまりどうも議会の運営上芳ばしくないと思うので、むしろ異議があれば発言を認めるということにすれば、正員でなくても委員外の出席、発言を認めるということになるならば、そして共産党の諸君がやはり委員外の発言をされる。あるいは農民党の諸君も委員外の発言をされることが全体の了解を得られるならば、結局林君が主張せられることは、実質的には通るんじやないんですか。

第3回国会 議院運営委員会 第8号(1948/10/23、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 先ほど來問題になつております運営委員会の委員外発言という問題ですが、これは昨日林君はいない、野坂君の見えておるときに私は申し上げたのですが、今日念のために申し上げておきます。林君は前々回の運営委員会のときに、他党から讓つてもらえば、その党の党議に服してもいいということまでもお言いになつたくらいであつたが、しかし共産党に党籍を置く人が、事実上の問題として、林君がそうおつしやつたからというて、議院運営の上でそういうことは不可能なことと私は考えるので、他の党でも共産党に讓つて差上げようということが、どうもできない形勢にあるものですから、そういうあなたの御発言に鑑みて、そうするくらいならば……

第3回国会 議院運営委員会 第9号(1948/10/26、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 笹口君の言われたことを繰返して申す必要はないけれども、小委員会は全会一致で定めるということになつておるから、りくつのためにりくつを言うということになれば、石田君のりくつが筋が通つていると思う。実際議院運営に支障を來すようなことがないのですから、全会一致という規定に基いて、その点は強いて心配なさらなくても、これはやはり石田君の主張された通りにきめられたらいいと思います。
【次の発言】 しきりに林君は懸念されますが、これは小委員会のオブザーバーとして、共産党をお入れ願いたいと思います。
【次の発言】 東君の言われるように、第三回國会としては文章全体を通じまして、今問題になつておる第三回……

第3回国会 議院運営委員会 第10号(1948/11/08、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 この間に、ちよつと先ほどの常任委員会の委員長会の情勢を、参考のために御報告申し上げます。委員長諸君は、ここにおつて傍聽されておつたので、詳しくお話を申し上げる必要がなかつたのですが、やはり二十日延長が、内閣の方で手続が完了しておる際には実行不可能であるが、様子を見ておると、民自党の方でも、十一月いつぱいという御意向があるやに私は見ておりましたから、そういうことを申しました。その二つの中のいずれかであろうと思うが、皆さんの御意見はいかがであろうと尋ねたわけであります。申し上げるまでもなく、與党の委員長各位でありますから、自分たちはできるだけ短い期間にやつてもらいたい。だから積極的に賛……

第3回国会 議院運営委員会 第11号(1948/11/09、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 今石田君のお話がありましたが、永江君は実は私もいろいろとめたのです。さつきから言われたようなことも私ちよつと耳にしておりますし、そういうふうに思われるようなことがあつては永江君のためにいかぬのじやないかと考えて私もとめたのですが、永江君はこういうことを言つておつたのです。とにかく結果がどうなろうが、同志に対しても非常な迷惑をかけてはなはだ相済まない。この際自分はぜひやめさせてくれというのです。起訴不起訴の問題では全然ないのだ、弁護士の方では、檢察廳内部においても起訴はおろか無罪になるのだということで、退かない方がよろしいという機運があるように聞いておるということも言つておりました。……

第3回国会 議院運営委員会 第14号(1948/11/12、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 三十分まで行つた人は再質問はせぬ。二十分でお上げになつたならば再質問あるいは再々質問は慣例によつて許すということでいかがでしよう。
【次の発言】 承知しておきます。

第3回国会 議院運営委員会 第15号(1948/11/13、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 これは事務当局に研究してもらいます。

第3回国会 議院運営委員会 第21号(1948/11/20、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 昨日あらかじめ不穏当と思う点を消しておきましたが、なお氣のつかなかつた点について石田君が指摘された点もありました。そうしておるうちにそういう事情を傳え聞かれまして、民主党の北村徳太郎君から自発的に自分の方で取消しを申し出られました。速記録から極右反動という言葉を削除いたしました。そうなればおのずから問題は解消するのでないかと思いますので、そう願えれば結構と思います。
【次の発言】 そうではありません。すでに議長は不穏当な点があれば、速記録を見て適当に処理いたしますということを申し上げておいたわけです。何分忙しくて全体を整理することができないので、著しいところを削除しておいたところ、……

第3回国会 議院運営委員会 第23号(1948/11/24、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 先ほど官房長官がお見えになりましてはなはだおもしろくない申入れだけれども、どうぞ聞いてくださいという前置きをして、二十七日までに何とか公務員法の衆議院の方の審議を済ましていただくように心がけてもらいたい、正式に申し込むということでありました。理由は、参議院においても相当に審議をしていただく時間を要するからということでありました。ちようどついでだつたものですから、運営委員長からお聞きになることになつているけれども、先ほどの運営委員会で、二十五日か六日には政府の施政方針の演説があるという約束になつておるが、その準備ができておるかどうか、確かめてもらいたいという話であつたから、お会いした……

第3回国会 議院運営委員会 第24号(1948/11/25、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 ただいま参議院議長から会いたいということで会つたのですが、これは正式の参議院の申入れのようなきゆうくつなものでなく、お聞きを願いたい。それは参議院内の緑風会の方で、今まで重要法案なんかについて、往々にして審議時間のないようなときに、参議院に議案が送付されることがしばしばあつて、中にはそれがために審議未了に終つたものもあり、ときには時計の針をとめてまで議案を通過したこともあつたりしたが、これではまことに困る。しかし事柄が事柄であり、参議院があまり衆議院を刺激するようなことを言うことも、これは控えるべきではないかという穏健な意見等もあつて、結局何とかして審議のできぬようなことにならない……

第3回国会 議院運営委員会 第27号(1948/11/28、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 午後二時七分に受付けたのでありますが、一應簡單な点だけ私が読みまして、あとは説明していただきます。  内閣閣甲第四五五号   昭和二十三年十一月二十八日     内閣総理大臣 吉田  茂    衆議院議長松岡駒吉殿  衆議院議員芦田均君、北浦圭太郎君  及び川橋豊治郎君の逮捕につき、別  紙寫のとおり、東京地方裁判所裁判  官から要求があつたので、憲法第五  十條、國会法第三十三條及び第三十  四條の二の規定により貴院の許諾を  求める。  以下は事務総長から説明を願います。

第3回国会 議院運営委員会 第28号(1948/11/29、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 事務総長にお尋ねしますが、地方行政委員会の委員長は、増員したことについて特殊な理由を述べられましたか。
【次の発言】 先ほど來向うでどういうことか知りたいということで、報告に参りましたが、時間がきわめて切迫しておりますし、今晩中にやるということは困難な情勢にあるが、少くとも二十九日ということをきめた根本精神は、参議院の審議期間という意味が含まつておることは言うまでもないので、例としてははなはだいい例ではないにしても、この際前に行つたことのあるように、明日午前二時ごろから開き得るというような状態にしておいて、ただちに委員会をやつていただくような方法をとつてもらうのほかはないのです。

第3回国会 議院運営委員会 第29号(1948/11/30、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 その点については必ずしも何でもかでも前例があるからやればいいということではないでしようが、前例のあることでもあり、かつ今日の事態はそうするのほかない状態にありまして、事情を聽取されて、衆議院の議事の進行状態を報告しているうちに、すでに時間は余すところ一時間半しかないような状態になつて、まごまごしていると、かりに今晩のうちに委員会であがつて來ましようとも、それを何ともしがたいようなことになつてしまう。それで皆さんとも話合いの上で、参議院の方にも打合せをして、参議院にも適当な審議期間を與えるという趣旨で、明日から参議院がただちにそういう方法をとつてもらわなければならぬことに対しても、支……

第4回国会 議院運営委員会 第1号(1948/12/01、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 どうも昨日まではいろいろおせわ、ごめんどうをかけました。これでまた新しい第四國会に入つたわけでありますが、第四國会もどうぞよろしくお願いいたします。

第4回国会 議院運営委員会 第2号(1948/12/02、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 昨日の運営委員会で、熱心に論議されました強い意向に基きまして、総理と官房長官に交渉いたしました。何とか御希望に沿うように、一生懸命努力してみましようということでございました。なお熱心な御希望のあつたことを傳えました上で、ただ努力してみるということのみではちよつと困るから、希望通り三日におやりになることが困難であるとするならば、せめて四日には確実にやれるという、何とか的確な御返事をいただけるように、ぜひお願いしたいということを、懇々と話して帰つたようなわけでありました。ところが今から一時間ほど前に官房長官と運輸大臣がお見えになりまして、けさの閣議でいよいよ施政方針の大綱を決定いたしま……

第4回国会 議院運営委員会 第3号(1948/12/03、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 先ほど中座いたしました際に、松平参議院議長がお見えになりまして、事務総長並びに地方行政常任委員長を帯同されて來られまして、皆様も御記憶であろうと思いますが、昨年のたしか暮であつたと覚えております。地方財政委員会の委員を両院議長が協議して、一人選定しなければならなくなりました際、衆議院の方からは大臣が出て、他に議員である人で地方財政委員会の委員長をやる人があるわけだから、参議院からこれを出してくれないかという切なる希望があつたわけであります。その際速記録にもはつきりしておると思いますが、いつそのこと町村長も熱心に希望しているのだから、委員を二名ふやして参議院からも一名、町村長からも一……

第4回国会 議院運営委員会 第6号(1948/12/08、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 ただいま参議院議長が見えてさしでがましく言うのではないけれども、この前の公務員法のときにこれは自分の方の委員長のいたらないところもあつたことは事実だが、とにかくおしまいには審議未了になるようなことがあつたり、何かするという事実にかんがみて、何とか第四國会においては参議院に審議の相当の時間を與えることについて御配慮を願いたいという申入れがありました。
【次の発言】 すでにこれは皆さんも御存じのことでありますから申し上げますけれども、参議院の本会議が開かれておりまして、吉田さんにお目にかかるひまがないので、いまだに相談できませんが、参議院の本会議が終り次第にお会いしようと思つております……

第4回国会 議院運営委員会 第12号(1948/12/14、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 実は先ほど運営委員会に出まして、予算審議の状況について、御報告申し上げることのできるような状態にしたいと思いまして、しばらくお待ちを願つたのでありますが、どうも樣子を聞きますと、なかなか複雜な事情がありましてしかく簡單に行かぬような状態であります。それについて一体どうしたらいいかということで、自分も今なお迷つているような状態でして、内容的に申し上げることはちよつと困難な点があるのであります。要するにどうも、夜を徹して審議を願うと思つていただきたいのです。はなはだ遺憾ながらそういう事態でございまして、ただ願うところは、せめて施政方針の質疑等を続行していただいて、いつでも予算の方が片づ……

第4回国会 議院運営委員会 第17号(1948/12/19、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 お盡ごろに官房長官と運輸大臣がお見えになりまして、政府の方に対しては完全なオーケーが來たので、なるべく審議を進めていただきたいという話がありました。私の知つておる限りにおいては、野党の代表者の方がGHQへ行つておられるので、それらの方々が帰らないと運営委員会の開会は事実上困難ではなかろうかと答えておいたのです。そうしておりますうちに、また先ほど小澤運輸大臣と益谷さんがお見えになりまして、野党の方の代表者の人々は、GHQに行つて引上げて來たような情報を耳にするが、できるだけ早くやつてもらいたい。ということであります。そんなことのあろうはずはないと思つて、事務局で調べてみましたら、やは……

第4回国会 議院運営委員会 第19号(1948/12/21、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 これは蛇足であるかもしれませんけれども、運営委員会で決定していただいてどうという意味ではありません、各党を代表される方たちでありますから、そういう意味でお願いするのでありますが、予算の審議を非常に急ぐことは、私が申し上げるまでもなく、皆さんがおわかりの通りでありますから、まことにお氣の毒でありますが、予算委員の各位にはお残りになつて、審議をお進めいただきますよう、皆さんの御協力をぜひお願いしたい。この点くれぐれもお願いいたします。

第4回国会 議院運営委員会 第20号(1948/12/22、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 私は御承知のごとき状態になりまして、一時も早く予算案を通過せしめなければならないという事情を知悉しておりますし、昨日のホイツトニー氏からのメツセージあるいはその後における事情等からいたしまして、事実上本会議を開くことができるか、できないか、それによつて審議することができるか、できないかは別といたしまして、予算委員会でできるだけ今晩のうちに審議をしようという方針である限りにおきましては、本会議がこのまま流れてしまわないように、はなはだお氣の毒なことには相違ありませんけれども、本日のやはり午前零時から本会議を開くことのでき得る段取りにしておかなければ相済まないと、私はかように考えており……

第4回国会 議院運営委員会 第21号(1948/12/23、23期、日本社会党)【議会役職】

○松岡議長 今事務総長のお話によりますと、お氣の毒だけれども小会派の不信任案は、オーケーが來ないそうです。これがきまりました以上は、早くその方針で御協議を願います。

第4回国会 懲罰委員会 第3号(1948/12/20、23期、日本社会党)【議会役職】

○議長(松岡駒吉君) 外崎君は院議に從いませんから、議長は外崎千代吉君を懲罰委員会に付することにいたします。 この速記録に基きまして、本件事犯の説明はこれで十分ではないかと思うのであります。  ちよつと速記をやめてください。


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 外務委員会 第7号(1949/04/20、24期、日本社会党)

○松岡委員 國際労働機関は、御存じの通り國際的な規模において労資関係を調整し、あるいは文化、平和に貢献することをもつて目的としておることは、申の上げるまでもないのでありますが、先般参りました國際労働局の次長ラオ氏の言うところによりますと、國際労働機関では、日本ができるだけ早く國際労働機関に復帰することを歓迎する、よし講和條約の成立が遅れようがどうしようが、それを希望するというお話でありまして、できれば六月に開かれるゼネバの総会にも代表を、あるいは正式な代表でなくても、オブザーバーでも出席し得るようにしてもらいたいという――これは個人的に希望もかなり強かつたのでありますが、大体國際労働機関として……

第5回国会 外務委員会 第10号(1949/05/14、24期、日本社会党)

○松岡委員 この事由によりましても、関係筋の了解を得てということがありますが、これに関連して外務当局にお聞きしたいことは、政府の公館が借入れたのではなくて、民間人相互の間に、終戰直後、たとえば私の知つている限りにおいても、満州などにおける日本の相当の大事業会社がその職員のサラリーを拂うことができなくなつて、満州土着の日本人から金を借用して、それによつて職員のサラリーを支拂つておつたという事実があるのであります。たまたまそれらの人々が引揚げて参りまして、支店長の借用書を持つているのであるが、拂つてくれない。そこで私は私の子供がせわになつておつたような関係上頼まれて、その会社に交渉してやつたことが……

第6回国会 内閣委員会 第5号(1949/11/22、24期、日本社会党)

○松岡委員 省略いたします。

第7回国会 内閣委員会 第6号(1950/02/21、24期、日本社会党)

○松岡委員 簡易生員保險郵便年金事業審議会を廃止しまして一つにしてしまうということは、一面から言えばたいへんいいことであるが、今まで簡易生命保險や郵便年金事業の審議会に、委員を委嘱する場合において考慮されたような点は、今回委員会が統合された後においても考慮されますか。
【次の発言】 社会保障制度審議会に要する経費の二十五年度の要求額を見ますと、職員の数もそう大した数ではないのでありまして、そうして第十九の委託費のところに社会保障制度関係調査委託費というのがある。社会保障制度というような、これだけの厖大な法律案をつくり上げるについての調査費用としては、五十万円という金はあまりにも少額で、こんなこ……

第7回国会 内閣委員会 第13号(1950/03/30、24期、日本社会党)

○松岡委員 簡單に私の主張を申し上げたいと思います。  本法案に対しましては大体私どもは賛成なのでありますが、ただはなはだ遺憾ながら第十條について、昨日来同僚議員鈴木君から質問いたしました際にも、すでに討論に類するような議論もあつたのでありますが、ただいままた共産党の木村委員からも指摘されました通り、私どもは立法府と行政との混淆を避けたい。その権限を峻別したい。これはわけを申し上げなくとも、何がゆえにそれを主張するかということはおわかりのことと思いますので、省略いたします。なお北海道知事の問題につきましても、道民の総意によつて公選された知事が、ときに国家の行政上のことを委任され委託されてやる仕……

第7回国会 内閣委員会 第15号(1950/04/05、24期、日本社会党)

○松岡委員 ただいま政府側の御答弁を伺いまして、私はその点もう一度お聞きしたいことがあるのでありますが、従来のいわゆる三等郵便局なるものは、多少請負的な意味があつたように私ども存じております。それにさかのぼつてある程度の遡及的恩給を支給するということを御考慮いただく当局の御配慮があるにかかわらず、しかも従来請負的な性質を持つていた三等郵便局に勤めておつた人の勤続年数――しかもそれらの人々は、局長は請負的な意味があるにいたしましても、決して普通の郵便局に働く者よりよくはない、むしろ惡い條件のもとに勤務しておつたことは、明かな事実であります。それでいて、それらの人々が一向遡及して考慮されないという……

第7回国会 内閣委員会 第17号(1950/04/14、24期、日本社会党)

○松岡委員 恩給法直接の問題ではないのでございますけれども、この機会に大蔵省の共済課長にお尋ねいたしたいのでありますが、八幡の共済組合の問題についてお伺いをしておきたいと思うのであります。あるいはこの点は恩給局長からお聞きしてもよかつたのかもしれぬが、公務員の給與ベースがかわつて、新しく六千三百七円のべースで恩給が支給せられるようになるというように承知しておるのであります。そうなると、国家公務員法の共済組合の方もまた、これと同じような程度の改正が行われるものと思うのでありますが、そうなるでありましようか、これをまず伺いたいのであります。

第10回国会 内閣委員会 第3号(1951/02/17、24期、日本社会党)

○松岡委員 私は両案に対して賛意を表します。その理由は省略いたします。

第10回国会 内閣委員会 第17号(1951/05/27、24期、日本社会党)

○松岡委員 昨日の委員会で増田建設大臣は、一自治体内におけることでも、重要度に応じて、たとえば北海道における五箇所の営林署をすでに認めている、こういうお話があつたわけであります。私はこの改正案を見まして、総合開発の点から考えれば、治水、治山というものをわけて考えるということは一体無理があると思う。何がゆえに一体今回改正案にそれを取入れることをお考えにならないで、これは従来通り全然別なものとして、かようにされたのであるかどうか。この点を簡単に明瞭に伺つておきたいと思います。
【次の発言】 私はそういうことを聞こうとしたのではなくて、たとえば閣内において簡単に解決できるこの種の問題を、しかも総合開……

第12回国会 内閣委員会 第13号(1951/11/15、24期、日本社会党)

○松岡委員 私のお尋ねしたいことは、きわめて簡単なことであるが、ひとつお答え願いたいと思います。  二十四條を見ますと、「在外公館の名称及び位置は、別に法律で定める。」となつておるにかかわらず、二項には特別の必要がある場合、それからさらに三項には特別の事情がある場合、こうなつておるのであります。説明によれば、国会が閉会中であり、かつ急を要する場合という説明がありますから、これはよく了解できるのでありますが、私の常識をもつてしますと、この説明の趣旨はわかつてはおりましても、法律ができ上つてしまいましてから、法律の條文についてなるべく疑義を生じないように、法律というものは規定しておくことがいいので……

第12回国会 内閣委員会 第14号(1951/11/16、24期、日本社会党)

○松岡委員 ちよつと申し上げます。このことを騒々しく言うのではありませんが、過ぐる本会議の席における委員長の報告は……。
【次の発言】 それに関連しているのです。委員長の報告はあまりにもふざけた報告で、必要以上に、むしろ議場の空気を悪化せしむることに興味を感じての報告ではないかと感ずるほどのはなはだ適当ならざる報告であつたことだけは、何人も認めていると信ずるのであります。従つて理事がみな目を通してとまでは言いませんが、今後の報告は十分にその点御注意をいただきまして、いたずらに必要以上に刺戟することのないように、私としてはこの希望を率直に申し上げます。(「同感」と呼ぶ者あり)

第13回国会 内閣委員会 第8号(1952/03/25、24期、日本社会党)

○松岡委員 恩給法の特例に関する件の措置に関する法律案につきましては、この二千億に上るところの恩給の支給ということが、事実上日本の今日の財政経済力をもつてしては困難であることは、大体了承します。しかしだからと言うて、一箇年間も放置しておくということは、これは少し残酷に過ぎる。従いまして大体私どもは恩給というものについては、根本的に考え直す必要がありはしないかと思つておるのでありますが、社会保障の精神に基くところの、階級に拘泥するところなく、主として下士官、兵の問題でありますが、そういう人々の生活を保障するに足る措置はぜひとも一刻も早くなすべきであると思うのであります。従つて根本的にこれに反対と……

第13回国会 内閣委員会 第12号(1952/03/29、24期、日本社会党)

○松岡委員 この問題はあまり多く聞こうとは思いませんが、行政協定の十二條によれば、直接の雇用と間接の雇用と両者を認めているようであります。今日の日本の労働組合の実力をもつてし、発達の状態から考えまして、直接雇用の場合においてはたして労働者の利益か完全に守られるであろうかということに対して多大の疑念を感ぜざるを得ないのであります。このことが一つ。それからそういう場合において、行政協定と関連して考えられることは、事実上強制労働的な、あるいは命令による労務に服するようなことが不幸にして行われはしないだろうかという懸念、あるいはまた不当労働行為のある場合におきまして、これに対して一体どういう制裁が使用……

第13回国会 内閣委員会 第16号(1952/04/26、24期、日本社会党)

○松岡委員 第十條に規定せられております「中止又は変更」の要求でありますが、さつき政府委員の御答弁の通り、結局それは総理大臣によつて決裁されるということは当然のことではあるのには相違ないのですが、この趣旨のことをやろうと思えば、従来の統計委員会の構成あるいはその機構、権限というものでは、十分でないところがあるのではなかろうかという懸念があるのです。そういう点について、将来統計委員会の構成その他についての御方針があるならば、それをこの際聞かしてもらいたい。

第13回国会 内閣委員会 第23号(1952/05/16、24期、日本社会党)

○松岡委員 国税庁を廃止して内局にするという問題につきましてですが、税務行政の最も肝要な点は、税務行曲が公正であるということでなければならないと思うのです。そういう点から見まして、一体大蔵省の内局として、ともすれば内閣の更迭などと関連して、大蔵大臣の指揮のままに動くというようなことによつて、はたして税務行政の公正を保持できるかどうか、その点に大いなる疑問なきを得なないのですが、その点についての所信を伺いたいのです。
【次の発言】 不公正になるがごときことのないように努力することは当然な次第で、不公正になるように努力されてはたまらぬのでありますが、ただ人事の問題でおのずから今の答弁に沿わないよう……

第13回国会 内閣委員会 第24号(1952/05/17、24期、日本社会党)

○松岡委員 労働省の設置法の一部を改正する法律案について質問をしたいと思います。大臣がお見えにならぬのであるから、政務次官からでもその他の政府委員からでもお答えをいただいてけつこうです。  独立後の日本の経済自立のためにも、また治安の確保のためにも、労働関係を調整することがきわめて大切であることは言うまでもないのでありますが、それが監督もしくは取締りによつて目的を達成することのみを考えることは間違いではないかと私は思う少くともそれは健全な労働組合の発達を助長、育成することなくしては、その目的は真に達成されないものであると私は考えるのであります。すなわち、取締るとか監督するとかいうのではなくして……

第13回国会 内閣委員会 第32号(1952/06/14、24期、日本社会党)

○松岡委員 ちよつと提案者にお尋ねしたいのでありますが、ソビエト同盟からの帰還者を目標にお考えになつたのであるか、あるいは井之口君も御指摘になる通り南方に今なおとどまつているということをひんぴんとして日本新聞が報道している。しかし必ずしもこれのみが確証があつて信憑性があるものとは私たちは断定するわけにいかぬ。しかしひんぴんと伝えられていることは事実である。同時にまた、中共にも残されているということがひんぴんと伝えられている。そういう点を総合的にお考えになつて提案者は御提案になつたものであるかどうか。井之口君が指摘されるように、ソ同盟のことのみで御提案になつたのであるかどうか、それらの点を明確に……

第13回国会 内閣委員会 第34号(1952/06/17、24期、日本社会党)

○松岡委員 時間もおそくなりまして本会議が開かれるでありましようから、簡単にこの修正案に対しましての態度を表明いたします。  私ども共同提案者といたしましては、かくのごとき修正案の成立せざるを得なくなつたことに対して大いなる遺憾を表する次第であります。しかしながら小委員諸君が熱心に御努力をされまして今日に至りました経過を十分に了解することによりまして、将来に期してこれに賛成をいたすものであります。  もとより、わが党は共産党諸君のお言いになることをただちに気にかけるわけではありませんが、養老年金の必要なこともよく存じておりますし、社会保障制度というものも完璧を期したいとは考えておりますが、今日……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 外務委員会 第2号(1952/11/25、25期、日本社会党(右))

○松岡(駒)委員 外務大臣の先ほどの、国連とは友好的にあくまで交渉を続けておるという報告に対しては、たいへんけつこうであると思うのでありますが、そうしてまた政治的に十分な考慮、朝鮮を守ることそれ自体が、日本に重大な影響があるということも、これまた私どもも十分承知しておるところであります。ただ大臣自身が言われた通り、国民全体の協力の態勢というものが盛り上つて来るどころではなくて、非協力という程度ではなくて、むしろ反国連的、反アメリカ的な感情、そういうことをそそるために、極右的な人々、あるいは極左的な人々に絶好の口実を与える、こういう点を強く考えないといけないのではないか。従つてさつき大臣の答弁の……

第15回国会 外務委員会 第4号(1952/12/01、25期、日本社会党(右))

○松岡(駒)委員 自衛力であるとか、戦力であるとか、あるいはまた武力であるとか、自衛力ではあつても武力でない、再軍備ではない、それは戦力ではない、こういうようなお話でありますが、一昨日同僚高岡議員から保安庁の当局に質問をいたしました際に、密輸船、あるいは日本で漁船等の保護に当る場合、相手から不当な扱いを受けても、その場合においては手出しをしないで、あくまで外交的な手段に訴えるのだということでありましたが、保安庁長官はそういう場合におきまして、たとえば密輸を計画した者、あるいはそれは日本人ではなくて外国人で密航を企てる者、あるいは日本の漁船が漁勞をいたしております際に、これを不当に拿捕しようとす……

第15回国会 予算委員会 第18号(1953/02/07、25期、日本社会党(右))

○松岡(駒)委員 政府の施政方針演説、並びに野党の質疑に対する答弁によりますというと、内治外交に関する政府の方針が、何らの統一がないので、その内容はきわめてばらばらのものであることを痛感せざるを得ないのであります。よつて私は今から重要な諸点につきまして、政府の見解をお尋ねしたいと思うのであります。  まず第一に、わが外交の基調についてであります。独立日本の外交の基調について、過日本会議における総理の施政方針演説、並びに岡崎外相の外交方針演説において、わが国の進路が民主主義陣営にあることが強調され、その重点としてアメリカとの親善を喋々されるの余り、外相としてはいささか刺激的な言辞を弄されたことは……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 外務委員会 第17号(1955/06/11、27期、日本社会党(右))

○松岡(駒)委員 関連して。先ほど来の答弁を聞いておりますと、日本において必要を感ずる場合において、アメリカがこれに対して協力をしなければならないと義務づけられることは、アメリカとしてはごめんだというので、条約からはずそうということをアメリカが考えておるのであるか。それ以外にどうも考え方がないような気がするので、その点を明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 それであるとするならば、日本が何も義務づけられないで、アメリカの濃縮ウランを用いることによって、さらにこれを平和利用として発展せしめ得るという確信の得られた場合においてのみ、アメリカが相談に応じなければならないというならば、日本……

第22回国会 外務委員会 第18号(1955/06/13、27期、日本社会党(右))

○松岡(駒)委員 あなたのお気持はわかったけれども、松本君の言うことは事理明白であるから、松本君に発言を許して下さい。

第22回国会 外務委員会 第20号(1955/06/16、27期、日本社会党(右))

○松岡(駒)委員 ただいまの問題に関連する問題ですが、ちょっとお聞きしたいのですけれども、今の外務大臣の御答弁、さらに先般の条約局長の答弁によれば、日本の方が逆にひもをアメリカにつけるのだということにわれわれには理解し得るのです。必要ならば日本に相談をしなければならないということを意味する、そのことを条約の中に入れるということは、アメリカの体面上アメリカがそれを好まなかったので交換文書によるということになさったのであるか。むしろトルコの九条のごときあいまいなものでなくて、交換文書の中に明らかになるような趣旨を第九条として挿入することを避けられた理由はどこにあるのでしょうか。

第22回国会 外務委員会 第31号(1955/07/15、27期、日本社会党(右))

○松岡(駒)委員 先ほどの答弁に関連して……。今村君の質問に対して政務次官は、賠償の交渉についての見通しがつけば先渡し金云々という話があったわけです。国は国民の生命、財産が、いずれの国からにせよ不法に侵された場合において、これを十分に保護をしなければならない責任があるわけです。従いまして、相手国が金持ちで金払いがいいであろうとか、あるいは賠償の大体の見通しがついた結果ということによって、このことを処理さるべき性質のものではなくて、外交交渉が長引いてその間国民の命を失ったり負傷をしたり、船舶、漁網を失ったり何かしたその損害からくる苦痛を見過ごしておくということは、はなはだもって承服のできないこと……

第22回国会 外務委員会 第33号(1955/07/19、27期、日本社会党(右))

○松岡(駒)委員 先ほど来しきりに渡航費の償還が不能であるために、会社が赤字を出すがごときことのある場合はこれを補てんする、そのことについてしばしば質問がありました。これは一応もっともなことではあるが、一体会社の全収支の関係において赤字が出たからというのではなくて、渡航費の回収不可能な分は必ず政府が補てんするという御方針でありますか、その点明確に御答弁願います。
【次の発言】 非常に親切な長々とした御答弁ですが、私は簡潔に質問しているので簡潔にお答え願いたい。まだ私の要求にはぴったり来ないのです。大蔵大臣の答弁はよく聞いて了承しております。もとより私も移住振興株式会社が採算に乗るものであること……

第22回国会 外務委員会 第35号(1955/07/23、27期、日本社会党(右))

○松岡(駒)委員 総理は穗積君の質問に対して声明をなされなかった理由をお述べになりましたが、私はこの四大国の首脳者会議に対して、日本の総理が何らこれに対して声明されるところ、言及されるところがなかったことをはなはだ遺憾とするものであります。このことはすでに御答弁のあったことであるからそれとしておきまして、声明は何らなされなかったが、あるいはアメリカ、インド、イギリス等、日本との国交の回復している国々を通して、この四大国の首脳者会議に日本の国の平和についての希望、意思を通ずる道をおとりになったかどうか。特に四大国の会議ということに限定されておりますので、アジアにおいてアジアを代表するような今日立……

第22回国会 外務委員会 第39号(1955/07/30、27期、日本社会党(右))

○松岡(駒)委員 先ほどフィリピン並びにビルマにカトリック及び仏教の寺院を作ることの請願が採択されたのであります。その際政府当局の答弁もありました通り、それらの寺院を建設するといいましても、国の費用をもって特殊な宗教を助けるというようなことは、憲法上の支障もありましょうし、従いまして、せっかくの請願であるから採択はされましたが、実際問題としてはあの請願の採択だけでは、せっかくの請願をした人々のその気持というものを生かすことが十分でないように考えますので、この機会に本委員会におきまして、あの問題について政府が適切な指導を与えることによりまして、あの請願を採択した趣旨が実現し得るようにしたいと考え……

第24回国会 運輸委員会 第7号(1956/02/17、27期、日本社会党)

○松岡(駒)委員 どうも国鉄はのどから手が出るほど困っているのだというお話ですが、それであるならば、あるいは運賃値上げのことをお考えになる場合でも、運賃を上げるということは物価に響く、それでは経済政策の上から困る、あるいは国の負担において何とかする、そういうふうに問題が公然と論議されるようになりまして適当な結論に到達することが望ましいのではないかと私は考えているので、しばしば同僚委員から質問のあったことにつきましても、答弁がはなはだ明確を欠いておるのを遺憾に思っております。しかしそのことはしばらく別といたしまして、国鉄は、いかに貧乏でありましょうとも、これを利用する人々に対してサービスを考えな……

第24回国会 運輸委員会 第37号(1956/10/20、27期、日本社会党)

○松岡(駒)委員 一言だけ。かかることを繰り返さないために監査委員会で十分御審議を煩わすという総裁のお話であります。そこでは相当専門的な問題につきまして種々審議が行われることを期待しております。私はこの際注文を申し上げておきたいことは、何といいましても、いかに科学的な通信機械等の設備が進歩いたしましても、先ほど来聞くところによりますれば信号にたよるという現状においては、現在はいざ知らず、将来のことといえども、結局人的関係というものがきわめて重大であります。従ってたとえば機関士のごとき、特にあの種の困難な仕事は疲労というものが科学的に十分研究されなければならないと思います。疲労回復についても、ま……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 運輸委員会 第6号(1958/07/02、28期、日本社会党)

○松岡(駒)委員 先ほど来青山委員長のお話を伺っておりますと、国鉄総裁がいつどんな不測な事態が起らぬとも限らぬといって大へん心配しておるということであります。何か志免炭鉱は特に災害の起るような状態にあるのかと、私はあなたのお話によってその疑いをきわめて濃厚に持ちますので、その内客を少しお聞かせを願いたい。  それから断層その他があって、相当な資金を投入しなければうまくいかない、資金を投入すれば、こういう工合に出炭量も過去における相当な実績を維持して、いくことが可能であるという答申をなさらなければならないのが、私は委員会の本来の役目ではないかと思うにかかわらず、ただ売るという結論を急ぐために、結……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第7回国会 人事委員会公聴会 第1号(1949/12/17、24期、日本社会党)

○松岡公述人 日本学術会議の第十九委員会の委員長松岡熊三郎でございます。私は研究公務員という種類の者にとつては、この国家公務員の職階制に関する法律案に盛つてある條章だけでけ妥当しないと思いますので、いささか修正を要するのじやないかという意見でございます。日本学術会議におきましては、日本は将来文化国家として立たねばならぬというところから、特に重要性を置かなければならぬ点は、科学技術の研究であるということを認めまして、現在の国家公務員法が、研究公務員の最も大切な科学技術の研究というものを遺憾なく発揮させ、伸ばして行くという点については、非常に障害の点が多い。それで何か研究公務員についての特例を設け……

第10回国会 皇太后陛下崩御につき弔詞起草委員の会 第1号(1951/05/19、24期、日本社会党)

○松岡委員 「には」はいらぬね。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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