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荒畑勝三 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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このページでは荒畑勝三衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。荒畑勝三衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 予算委員会 第16号(1947/11/06、23期、日本社会党)

○荒畑委員 私は本追加豫算に關してまず第一に片山總理大臣にお尋ねをいたしたいのであります。  この昭和二十二年度本豫算は前吉田内閣の編成にかかるものでありまして、當時の石橋財政の基本的な政策は、インフレの促進によつて勤勞大衆、中産階級の犠牲に基くところの經濟の再建を行わんとするものであつたことは、今さら申し上げるまでもありません。吉田内閣は倒れましたが、しかしこの當時の惡政の結果は、今や片山内閣の時代にはいりまして表面に現われてまいつております。そうして日本の經濟危機をしてほとんど破局の段階に追いこんでいると言えるのであります。從つて今日上程されておりまする追加豫算編成の方針というものは、前内……

第1回国会 予算委員会 第17号(1947/11/07、23期、日本社会党)

○荒畑委員 安定本部長官に千八百圓ベースの問題についてお尋ねいたします。これはもう耳にたこができるほど聽いておるかもしれませんが、千八百圓ベースに關係しまして十一月黒字説の問題がありますが、これはその基礎となつております物價應調査の東京都内勞働者の生計費調査の基礎が、はなはだ不合理ではないかと考えておるのであります。總理廳の統計局の消費者價格の調査というものがありまして、これは非常に權威あるものだ、總司令部などでも非常に權威あるものと認められておるということでありますが、この調査によりますると、一般消費者の支出は、八月において半箇月で三千圓を超える。一箇月では六千圓にもなるのでありましようが、……

第1回国会 労働委員会 第4号(1947/08/01、23期、日本社会党)

○荒畑委員 私は二つ御意見を伺いたいことがあるのですが、一つの方は今資料がございませんので、一つにしておきまして、またあとで機會がありましたら御質問させていただきたいと思います。先ごろ東京都の勞働委員會で裁決が下りまして、工場主側六人、その中にはチヤールス・ドライヤーというアメリカ人まで含まれておりますが、これが勞働組合法第十一條違反で送局に決定したという事件がございました。この事件の起りましたのは、吉祥寺の正田製作所、これは昨年の夏やはり工場側の一方的な工場閉鎖の宣言によつて争議が起りまして、二箇月間もいわゆる生産管理が行われたところであります。それがまた今年の、ちようど一年目に争議が起つた……

第1回国会 労働委員会 第11号(1947/08/26、23期、日本社会党)

○荒畑委員 政府に第一に伺いたいことは、本法案第四條第一項には「勞働力の需要供給の適正な調整を圖ること及び國民の勞働力を有效に發揮させるために必要な計畫を樹立すること」が、この安定所の業務と規定されておりますが、この第一項の勞務の需給計畫ということは、これはただ單に切り離して、それだけを考えることはできないのでありまして、全體的な産業計畫が樹立されていなくては、勞務の需給計畫も實現は不可能であると思うのであります。從つて第一項の規定を滿足に行いますためには、安本の勞働局を強化する――強化するということは、もちろんただ役人を殖やして、役人の權限ばかり大きくするという意味ではないのでありまして、こ……

第1回国会 労働委員会 第17号(1947/10/03、23期、日本社会党)

○荒畑委員 私はきわめて簡單に二、三お尋ねしたいと思います。この委員會へ片山總理が來られて御説明の際に、失業者をなるべく出さない方針である。整備は馘首を意味するものではないのであつて、勞働力の配置轉換によつて失業者をなるべく出さないようにしてまいりたい。やむを得なかつた場合に、失業者が出た際には失業保險等で救濟する。こういう話であります。私もそれには滿腹の同意を表するものであります。勞働省の勞働行政の建前もまた、この片山首相の聲明の線に沿うているものと承知をいたしております。しかしその點だめを押すようでありますが、勞働大臣から、はたしてこの首相の聲明に從つて、そういう方針をとられるかどうかとい……

第1回国会 労働委員会 第19号(1947/10/10、23期、日本社会党)

○荒畑委員 私も物價と賃金の問題について一つだけお伺いをしたいのです。これは私のまた聞きでありますから、もちろん確定的に申し上げることはできないのですが、ただ疑點としてお伺いするのであります。安定本部の高級の幹部の役人が、千八百圓のベースは三割は上げ得る餘地がある、もう三割上げても、物價安定の安定帶といいますか、安定環といいますか、そういうものを崩さずに、まだ三割は上げ得る。これは初めから上げ得る餘地があるのを途中でごまかしたのではないでしようが、おそらくはその後の研究の結果、まだ三割は上げ得るということがわかつたのでありましよう。とにかくそういうふうに話された、こういううわさを私は聞いておる……

第1回国会 労働委員会 第20号(1947/10/14、23期、日本社会党)

○荒畑委員 三つお尋ねしたいことがございます。第五章、失業保險委員會、第三十九條に「勞働大臣の諮問に應じて失業保險事業の運營に關する重要事項を審議させるため、失業保險委員會を置く、」この失業保險事業の運營に關する重要事項を審議させるためという規定でありますが、この失業保險委員會の權限というものは、どういうものでありましようか。審議ということはどういう範圍、程度をいうのでありましようか。ただ審議をして、その結果を勞働大臣に答申する、この諮問に應じてというのでありますから、單なる諮問機關でありますか。それともこの重要事項を審議した結果は、拘束的な力を有する權限をもつものでありましようか。その點をお……

第4回国会 懲罰委員会 第1号(1948/12/12、23期、無所属)

○荒畑委員 押川君の動議に賛成であります。
【次の発言】 休憩前に一点だけ外崎さんにお伺いしたいのでありますが、先ほどお話の中に、自分は憂國の至情から出たのであつて、昨日述べたことは、懲罰事犯になるとは全然思つていないのだというお話がありました。昨日お述べになつたあなたの御演説が、今日問題になつておるのですが、それについては全然自分は懲罰になるようには思つていない。つまりあれは少しも惡かつたところがない、かように御確信になつていらつしやるのですか。その点をお伺いしておきたいのです。


各種会議発言一覧

 各種会議での発言記録なし。

※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

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