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八並達雄 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

八並達雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


このページでは八並達雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。八並達雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 外務委員会 第9号(1947/09/25、23期、民主党)

○八並達雄君 小笠原及び硫黄島の住民であつた者の歸郷に關する請願につきまして、その請願の理由を簡單に御説明申し上げます。  小笠原島、硫黄島の住民は、昭和十九年六月に米軍機動部隊の大空襲を受けましたので、政府の命令によりまして本土に疎開を開始したのでありますが、大空襲の間隙を縫いまして、海上五百カイリの間を敵の濳水艦の襲撃の危險を冒して、ようやくにして本土に疎開を無事遂げました。六千餘名の者が本土に疎開を完了いたしたのであります。當時はまだ本土は空襲の危險がなく、神奈川縣廳や東京都廳等の特別の取扱いによりまして、一時的に收容せられまして、順次知己や親戚を頼りましていろいろ職を求めまして、あるい……

第1回国会 司法委員会 第12号(1947/08/04、23期、民主党)

○八並委員 ただいまの政府委員の御説明で一應了解はいたしましたが、なるほど罪質、実際言渡された刑の輕重ということはとにかくといたしましても、言渡さわれた刑につきまして、懲役刑の場合と罰金刑の場合とは、この効力を失うに要する期間に差異をつけたらいかがかと私は思うのでありますが、いかがでございましようか。
【次の発言】 その前の二十六條でございますか、この二十六條は情状によつて刑の執行猶豫を取消す場合もあると解釋いたしましてよろしうございましようか。
【次の発言】 その點につきましては十分に了解いたしましたが、懲役刑を取消す場合にやはり情状によつて罰金刑を犯したことによつて取消すことは少し酷ではな……

第1回国会 司法委員会 第17号(1947/08/09、23期、民主党)

○八並委員 實はただいま資料を集めたり研究中でありまして、いずれお伺いする時機であろうと思いますけれども、さしあたりお尋ねいたしたいと思います。憲法改正の結果、家族制度が憲法の趣旨に反するということにもなりまするし、いわゆる家督相續ということがなくなりました結果、もちろん均分相續ということは當然の結論のようにも考えまするが、いわゆる系譜、祭具及び墳墓の相續權については、なお今の改正案より考慮する必要があるのじやないかということを考えますが、その點に關する御所見を承ります。
【次の発言】 祖先の祭祀をいたし、また墳墓の管理というようなことをいたしますには、やはり相當の費用を要することでありまして……

第1回国会 司法委員会 第24号(1947/08/22、23期、民主党)

○八並委員 改正案の第一條につきまして他の委員からも御質疑がございましたし、政府委員からもしばしば御説明がございまして政府のお考えも私了承いたしましたが、第一條の規定は私權の意味を少くとも誤解されるおそれがあるのぢやないかということを疑つておるのであります。申すまでもなく私權、すなわち個人の權利を保護し個人の幸福利益を確保することは、私權の本質であろうと思うのであります。あの規定をそのまま讀んでみますと、いかにも私權は公權によつて、すなわち公共の福祉によつて制限されるのでないというような、いかにも逆なように解せられるおそれがあるのであります。さような誤解があります上に、御承知のように彼の戰時中……

第1回国会 司法委員会 第26号(1947/08/25、23期、民主党)

○八並委員 新憲法の施行に伴いまして、民法の改正案が現在當委員會において審議せられておるところであります。新民法の施行されるに伴いまして、この家事裁判所の制度の當然必要であることは申すまでもないことでありまして、この法案を審議いたしましたところ、きわめて剴切適當でございまして、別段修正の必要もないと認めたのであります。この法案に贊成の意を表するのであります。

第1回国会 司法委員会 第50号(1947/10/27、23期、民主党)

○八並委員 民法の一部を改正する法律案に對する修正案第一案につきまして、民主黨を代表いたしまして、修正の理由を説明いたします。この修正案は、最初にお斷り申しておきますが、社會黨、民主黨、國民協同黨、三黨の共同提案になるものと御了承を願いたいと思うのであります。  まず先ほど委員長からも朗讀がございましたが、その前文を朗讀いたします。  第一條 私權ハ公共ノ福祉ニ遵フ權利ノ行使及ヒ義務ノ履行ハ信義ニ從ヒ誠實ニ之ヲ為スコトヲ要ス權利ノ濫用ハ之ヲ許サスこれが修正案の前文に相なつているのであります。從來三箇月にわたりまして、民法の審議が續けられました。委員の諸君の御熱心な御研究の結果、議論は盡されたも……

第1回国会 司法委員会 第60号(1947/11/23、23期、民主党)

○八並委員 民主黨を代表いたしまして、贊成の意を表わす次第であります。民法も改正となりまして、家事審判法も制定され、これが昭和二十三年一月一日から實施されることになつております。今日早急に、この家事審判法の運用を規定する施行法が制定されなければならぬことは、當然のことでありまして、これに全面的に贊成を表する次第であります。

第2回国会 鉱工業委員会 第12号(1948/07/01、23期、民主党)

○八並達雄君 先ほどから御議論を承りまして、鍛冶委員のおつしやつたことにも、小林提案者のおつしやることも、いろいろ理由のあることと思いますが、私どもの法律の解釈といたしましては、やはり鍛冶委員の説をどうしても支持せざるを得ないのであります。先ほどの民事訴訟法七十九條の趣旨から申して、もちろんであります。しばしば議論されましたが、特に附け加える必要もないのでありますが、もし便宜論からいうならば、裁判官といえども、必ずしも万能ではないのでありまして、医事に関しては医者の裁判官がやろうということにならぬとも限らないのでありますが、ことは根本の問題でありまして、裁判官に特別に嚴格な資格を要求しておると……

第2回国会 司法委員会 第17号(1948/05/06、23期、民主党)

○八並委員 私は民主党を代表いたしまして、原案に賛成の意を表するものであります。その理由は、ただいま社会党の井伊委員から申された通りでありまして、何ら申し上げることはございません。原案に賛成いたします。

第2回国会 司法委員会 第46号(1948/06/30、23期、民主党)

○八並委員 私は民主党を代表いたしまして、本案に賛成するものであります。その理由は、この法案の第一條にございますように、基本的人権を保障する新憲法の精神に從いまして、不当に現に奪われておる人身の自由を司法裁判によつて迅速に簡易に回復せしめるということでありまして、実は大陸法系を有しました日本で、未だかつて知らない画期的な法律でありまして、もとより刑事訴訟法その他いろいろの法律におきまして、この憲法の精神を現実に具体化するもろもろの法律がございますけれども、なおそれをもつて足りないのであります。しかもそれを迅速かつ簡易に救済せしめたい、人身の保護を厚くしたいという趣旨なのでありまして、まことに時……

第2回国会 司法委員会 第49号(1948/07/03、23期、民主党)

○八並委員 私は民主党を代表いたしまして、ただいまお述べになりました少年法の原案並びに修正案に賛成するものであります。少年法につきましても、現在青少年の犯罪及び不良化は、最も重大な問題であります。それに対する対策として、まことに時宜を得たものと考えるのであります。その御提案の理由につきましては、政府委員から詳細に拜聽いたしましたし、まことにごもつともであると思います。また修正案につきましても、ただいま提案の理由に御説明がございまして、まことにごもつともであります。賛意を表する次第であります。
【次の発言】 民主党を代表して賛成いたします。理由につきましては石川委員から述べたことを全部援用いたし……

第2回国会 司法委員会 第50号(1948/07/04、23期、民主党)

○八並委員 民主党を代表いたしまして、本案並びに修正案に賛意を表します。  この提案の趣旨はまことに結構なことでありまして、まつたく賛意を表するのでありますが、ただこれに要する費用につきましては、修正案によりまして相当の削減をし得たのでありますが、そのでもなお約二億に近い國費を要するのであります。現在財政の非常に困難なわが國の現状に鑑みまして、この國費を出されることは、非常に財政上の負担ともなると考えますが、諸般の情勢上やむを得ないと思いますし、お願いしたいことは、できるだけ経費を削減することに御努力願いたいと思うであります。なおかつて私どもは、陪審員法において必ずしも成功をいたさなかつたので……

第2回国会 司法委員会 第52号(1948/10/08、23期、民主党)

○八並委員 まず弁護士法に関しましては第二國会末、委員会において一應の仮案を得ておりましたので、これを成案とするように小委員会において協議いたしました。なお、逐條にわたりまして研究中でありますが、近く所要の手続をとりまして、第三回國会の冒頭に議員提出法律案として上程する予定であります。  次に青年補導法案に関する件につきましては、予算、設備等の点につきまして問題がありますので、引続き調査継続中でございます。  第三の少年犯罪防止対策に関する件につきましては、対策のため協議し資料の蒐集や調査に努めましたが、時間の関係から未だ十分ではありません。從つて総合的対策について結論を得るに至つておりません……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第3回国会 両院法規委員委員長互選会 第1号(1948/11/12、23期、民主党)

○委員(八並達雄君) 動議を提出いたします。この両院法規委員会の委員長の選挙は、投票を用いずに委員松澤兼人君を委員長に御推薦したいと存じます。御賛成を願いたいと思います。
【次の発言】 私から動議を提出いたします。理事はその数を二名といたしまして、委員長において御指名あらんことを望みます。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

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