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渡辺良夫 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

渡辺良夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(政府)歴代TOP1000
544位

26期委員会出席(幹部)TOP50
45位

このページでは渡辺良夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。渡辺良夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 農林委員会 第16号(1948/06/10、23期、民主自由党)

○渡邊委員 ちよつとその審議の経過につきまして私不審に思う点がありますから、大池さんにお伺いいたしますが、本委員会の決議は七日にやられたのですね。そうして書類が七日に提出されておりますね。
【次の発言】 その内容はあなたは全部七日に熟知しておられるはずです。ところが稻村さんから八日に出して八日にとつたとあなたはさつきおつしやいましたが、なぜその時に、八日の各派交渉会にそれが出た時に、こちらからの決議を――一日前にあなたが熟知しておられるのですから、その問題の取扱いについては、本委員会にあなたはなぜ報告してくれなかつたのですか。
【次の発言】 一日あとでしよう。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第21号(1948/05/08、23期、民主自由党)

○渡邊委員 先ほど前尾局長が、大臣が関西へ行かれる前に差押え問題についていろいろ大臣から大臣の方針について話合いを受けたと言つておりましたから、京都へ參られて税務署長がお会いになれば、当然その話が出るはずだろうと私どもは察せられる。竹中のことは言わないけれども差押え問題についていろいろ話があつたということは言つております。それで私はお伺いするのでありますが、大体において各省の大官級の連中が地方に参りますと、地方のその職務関係の人々はそこに参りまして職務関係についての報告をするのが前例になつております。それをやつたかどうか、その点について伺います。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第27号(1948/06/02、23期、民主自由党)

○渡邊委員 証人に一言お聽きします。昨年の四月十七日に会計を引継ぎされたと申されましたが、その責任者と、その当時のあなたの後任の方はどなたですか。


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 懲罰委員会 第7号(1949/05/24、24期、民主自由党)

○渡邊委員 石井君のただいまの発言でございますが、事件発生以來すでに五日も経過しておりますし、今日はわれわれはこの議場内における各議員の目撃によりまして、各人も十分にこれは承知しておることでありますから、この際は、いたずらに議事を遅延するようなことを避けまして、すみやかに私どもは議事の進行を進めるために、この石井君の動議に対しまして反対するものでございます。

第8回国会 建設委員会 第11号(1950/09/01、24期、自由党)【政府役職】

○渡邊説明員 大臣がおりませんので、簡單にごあいさつ申しまして皆様方に御協力をお願いいたす次第でございます。ただいま會計課長より概算要求の説明がございましたが、逐次各局よりこれから説明をいたさせるつもりでございます。どうぞ私ども建設省といたしましては、皆さん方の格段の御協力と御鞭撻によりまして目的を達成いたしたい。かように存じているような次第でございます。何分ともによろしくお願いいたします。簡單でございますが、ごあいさつ申し上げます。

第8回国会 建設委員会 第13号(1950/09/11、24期、自由党)【政府役職】

○渡邊説明員 佐々木委員からのただいまの建設当局に対しまするところの御要望はもつともでございまして、私どもの方もその線に沿うて今予算の獲得などに大臣が奔走しておるような次第でございます。聞くところによりますと、このジエーン台風に対しましては特別措置をも講じたいというような考えのようでございますけれども、まだ意見の一致を見ていないようでございます。補正予算等も当然に組まなければならぬということは、大臣が先般来出張中から申しておるような次第でございます。もちろん百億ではとうてい間に合わないようなものでございますので、私どもできるだけ皆さんの御協力を得てたくさんの予算を計上させてもらいたいと、かよう……

第8回国会 建設委員会 第14号(1950/10/18、24期、自由党)【政府役職】

○渡邊説明員 建設省あるいはまた政府方面等の意向を総合してみますると、あくまでこの国土開発法というものを尊重して、この基準の中で生かして行きたいと考えております。

第8回国会 災害地対策特別委員会 第7号(1950/09/22、24期、自由党)【政府役職】

○渡邊(良)説明員 このたびのジェーン、キジア二つの風水害につきましては、各議員の方々は政党政派を超越いたしまして、不眠不休の御協力をしていただいたことにつきましては、建設省といたしまして深く御而を申し上げる次第でございます。このジェーン台風におきましては、建設省関係におきましては、府県災害が百六十億、直轄が四十億であります。キジア台風におきましては、府県災害が百六十億、直轄が約四十八億となつておるような次第でございます。今月一ぱいにその査定を終えまして、できるならばこの臨時国会に補正予算を出しまして、今年一来年、再来年くらいにこれを全部建直しをいたしたい、かように努力しておるような次第でござ……

第10回国会 建設委員会 第2号(1951/01/31、24期、自由党)【政府役職】

○渡邊政府委員 昭和二十六年度建設省所管の行政部費その他事務費系統の予定経費要求額は三十三億八千二百余万円でありまして、これを本年度の予算額二十六億三千七百余万円と比較いたしますと、七億四千四百余万円の増加となつております。その内訳といたしまして、まず新規のものといたしましては、従来公共事業費に含まれておりました官庁営繕事業に必要な経費を行政部費に移し、十四億五千余万円が計上されておりますとともに、河川水利調査に必要な経費、水防法施行に必要な経費等を公共事業費より行政部費に移し計上いたしております。また削減となつたものといたしましては、北海道における公共事業に必要な事務費は、二十六年度よりすべ……

第10回国会 建設委員会 第3号(1951/02/02、24期、自由党)【政府役職】

○渡邊政府委員 入つて参りましたとたんに御指名を受けまして、御質問の内容がちよつとわからなかつたのでございますが、災害復旧費がどうして減つたのかという御質問のようでございますけれども、これは査定が安本において行われましたので、その間の詳細なるところの事情につきましては、安本の事務当局から御説明を願つていただいたら、かように思つております。
【次の発言】 安本におきましては、各省から集まつておられる有能なる役人の方々があります。これは各省の意見を体しまして、そこに総合調整をやつているのでありまして、その総合調整の上に立つて予算が査定される、かように信じているのでございます。もちろん大きな問題につ……

第10回国会 建設委員会 第12号(1951/03/14、24期、自由党)【政府役職】

○渡邊(良)政府委員 公営住宅法の内容につきましては、私はまだ伺つていないのでございますが、本委員会でおつくりになつたその法案の内容をよく検討いたしまして、事務当局をしてこれに対処いたさせたいと考えております。

第10回国会 建設委員会 第13号(1951/03/15、24期、自由党)【政府役職】

○渡邊(良)政府委員 現在政府において一応成案を得、今国会提出予定をいたしております公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案につきまして、法案の趣旨と内容の概要を御説明申し上げます。  わが国は地勢及び気象等の関係から、古来有数の災害国でありますが、ことに戰時中の国土の荒廃等に基因いたしまして、終戰後災害が連年相次いで起り、その被害は驚くべき巨額に達しております。しかして公共土木施設の災害は、その大半を占めておりますが、その復旧費は、地方公共団体の負担に属しまする関係上、一面において、地方の財政に過重な負担を課することとなり、地方財政を破綻に瀕せしめるおそれがありますのみならず、他面において、こ……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 議院運営委員会 第3号(1953/05/29、26期、自由党)

○渡邊委員 それは確答はできません。私ども慎重に党へ帰つて検討して結論を出したいと思いますから、もりちよつと研究さしていただきたいと思います。

第16回国会 議院運営委員会 第4号(1953/06/13、26期、自由党)

○渡邊(良)委員 開会式は午前中であつて、午後ただちに施政方針演説、こういうことで、翌日からいくらでも集団陳情を受けていいのですから……。

第16回国会 議院運営委員会 第5号(1953/06/16、26期、自由党)

○渡邊委員 この前の決定通りの方がいいと思います。

第16回国会 議院運営委員会 第8号(1953/06/19、26期、自由党)

○渡邊委員 政府原案に、自由党としては同意します。
【次の発言】 川崎さんのただいま申されました点につきましては、私ども自由党といたしましても、趣旨においてはたいへんけつこうであり、また国会の同氏の顕彰という問題につきましては、これを丁重にするということはまことに私ども同感であります。従いましてこれの取扱いその他につきましては、法制局あるいは事務局の意見並びに各党の意見も大いに入れまして、この取扱いにつきましては庶務小委員会に一応おまかせを願つたらいかがかと考えております。
【次の発言】 それを私も申し上げたのでありますが、事務当局、事務総長等の御意見並びに法制局方面の御意見も聞き、それに各党……

第16回国会 議院運営委員会 第23号(1953/07/21、26期、自由党)

○渡邊(良)委員 自由党といたしましては、参議院の修正については承認しがたいので、両院協議会を開くべしということであります。

第16回国会 議院運営委員会 第37号(1953/08/10、26期、自由党)

○渡邊(良)委員 わが党としては、ただいま委員長の話によつても、また理事会のお話の模様によつても、きようのところは見合すということにいたしたい。

第16回国会 議院運営委員会 第38号(1953/10/26、26期、自由党)【議会役職】

○渡邊委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が不在中でありますので、私がその職務を行います。  本日の案件につきまして、事務総長から、説明をいたさせますから、逐次御協議を願います。
【次の発言】 これは、さようにとりはからつて御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ありませんから、さように決定いたします。
【次の発言】 これも一応前回の通りで御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ありませんから、さよう決します。
【次の発言】 これもさように決してよろしゆうございますか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり]
【次の発言】 御異議ありませんから、さように決します。

第16回国会 議院運営委員会 第39号(1953/10/28、26期、自由党)【議会役職】

○渡邊委員長代理 これより開会いたします。  まず第一に、議長から諮問を受けておりまする今会期の件を御決定願いたいのでありまするが、その前に、議岳より発言を求められております。原副議長。
【次の発言】 お諮りいたします。ただいま原副議長から、常任委員長会議におきまするところの御意見を皆様に御報告申し上げた次第でございます。会期等につきましては、先般のこの議院運営委員会におきましていろいろ尽されておることと思いますが、  一応御意見を承りまして、本日ここに御決定を願いたいと思います。  まず、官房長官が参つておりますので、官房長官に対する御質疑を先にお願いいたしたいと思います。

第17回国会 議院運営委員会 第1号(1953/10/29、26期、自由党)【議会役職】

○渡邊委員長代理 これより開会いたします。  まず、過般の当委員会で決定いたしました議院運営小委員、これは七名、庶務小委員と院内の警察及び秩序に関する小委員の二つは八名、国会法等改正案起草小委員、これは委員長のほか七名、以上の委員の選任の件をお諮りいたします。これらの各小委員は、一応従前通りの方々にお願いすることといたしまして、欠員になつておる党がありますから御申出を願い、委員長が指名いたしてはいかがでございましようか。
【次の発言】 御異議がないようでありまするから、さよう決しました。
【次の発言】 次に、昨日の委員会でお話のありました総理、外務両大臣の施政演説でありますが、委員長代理として……

第17回国会 議院運営委員会 第6号(1953/11/04、26期、自由党)

○渡邊委員 自由党は、参議院の要求通り三日に賛成いたします。

第18回国会 議院運営委員会 第4号(1953/12/05、26期、自由党)

○渡邊委員 異議ありません。
【次の発言】 賛成です。
【次の発言】 異議ありません。
【次の発言】 この前の例もありますし、いろいろ議論も各党であると思いますから、この際、小会派につきましては御遠虜願いたいと思います。

第19回国会 議院運営委員会 第2号(1953/12/15、26期、自由党)

○渡邊委員 自由党といたしましては、先ほど椎熊君が言われたように、議会の慣例上、全会一致の共同提案でございますから、第一党の自由党にやらしていただきたい、かようにお願いするのであります。
【次の発言】 討論は、全会一致だからいらぬでしよう。ただ、社会党右派の立場も私どもよくわかるのでございますけれども、国会対策委員長会議において、この議運で国会もしばらく休会ということになつておつたのが、全会一致だというものですから、私らもこの間しかたなく賛成したようなものの、いろいろ聞いてみたところ、何ら連絡がなく、各党まちまちのようで、午前中の状況はまことにふかしぎな状況であつたのであります。それが、きよう……

第19回国会 議院運営委員会 第10号(1954/02/02、26期、自由党)【議会役職】

○渡邊委員長代理 これより開会いたします。  昨日熊本虎三君が突然逝去されましたので、その件につきまして弔辞演説、弔慰金贈呈の件並びに議員一同からの香奠の件につきましてお諮りいたします。
【次の発言】 自由党ということで御異議ありませんか。
【次の発言】 では、さよう決定いたしました。
【次の発言】 本日は正一時から本会議を開きます。
【次の発言】 本日はこれで散会いたします。    午前十一時二十五分散会

第19回国会 議院運営委員会 第17号(1954/02/23、26期、自由党)

○渡邊委員 できることならば、ということだつたのですが、きようは無理ではないですか。

第19回国会 議院運営委員会 第32号(1954/03/23、26期、自由党)

○渡邊委員 私どもも、椎熊さんの御意見と同様であります。


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 外務委員会 第35号(1955/07/23、27期、自由党)

○渡邊(良)委員 私は総理大臣に、時間がございませんから、きわめて簡単に区切って二、三の点についてお伺いいたしたいと存じます。  私はその前提といたしまして、今日わが日本にとりまして最も必要であり重要なるわれわれの要請というものは、自主外交の確立であろうと存ずるのでございます。同時にこれと関連いたしまして、国内におきまするところの保守勢力の結集が、何よりも要請されるところの問題であろう、かように存じておるわけでございます。  でありまして、私はこの自主外交、特に総理がしばしば言っておられるような、従来の民主主義国家を中心といたしますところのたとえば対米外交などについては、さらに一段の緊密を増し……

第26回国会 商工委員会 第43号(1957/05/28、27期、自由民主党)

○渡邊(良)委員 通産大臣にきわめて簡単に、二、三の点につきましてお伺いしたいと思うのであります。これは特に考慮していただかなければならない問題と思うのでございますが、先般今国会におきまして通過いたしました東北開発三法がございます。公庫法、会社法、促進法のこの基本法に基きまして、東北七県につきましては、たとえて言いますならば地方財政再建整備法によります適用を受けている県が、この三カ年間におけるところの事業量は七五%に押えられているのでありましたが、この三法によりますというと、事業量を大体一〇〇%までその指定事業に対しては認めるばかりでなく、補助率もいわゆる再建整備法の適用による恩典でありますと……

第26回国会 地方行政委員会 第11号(1957/03/15、27期、自由民主党)

○渡邊(良)委員 関連して。たとえば自然増収の問題につきまして、私も各省を回りますと、たとえば建設省にいたしましても農林省にいたしましても、再建法の適用を受けているから、自然増収があったとしても、これはなかなか認めるわけにいかない、こういうことを言っておるわけです。再建法の法律の趣旨からいたしましても、大蔵省当局なんかもそれについてはかなり強い反対を持っておる、こういうことでありまして、この指導が徹底していないのじゃないか。私の新潟県なんかにおきましても、非常に赤字県で御厄介になっておるわけですが、新しく橋をかけたい、土地改良をやりたい、ところが八年、九年、三十年度の七五%で押えられておるとこ……


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 国土総合開発特別委員会 第6号(1959/04/09、28期、自由民主党)

○渡邊良夫君 ただいま提案せられました臨海地域開発促進法案の提案理由につきまして、提案者を代表いたしまして御説明申し上げます。  およそ狭隘なる国土に過大な人口をかかえ、資源の大半を国外に依存しなければならないわが国におきましては、経済の自立再建をはかり、民生の福祉を増進するためには、国土を最大限に開発し、効率的にこれを活用することが、当面する最も緊要な課題であることは申すまでもありません。  近年来、わが国経済のおびただしい伸長発展と人口増加の趨勢に伴いまして、工業用地、公共用地の確保その他一般市街地の建設等のため、土地に対する需要が急激に増大し、必然に適地の減少、地価の高騰、土地の取得難等……

第32回国会 社会労働委員会 第1号(1959/07/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 私は今回岸内閣の改造に当りまして、厚生大臣の重任を負うことになりました。厚生行政については何分にも経験に乏しく、浅学非才の者でございますが、幸いに各位の御協力御援助を得て、その任を果して参りたいと考えております。本日この機会に一言あいさつを申し述べたいと存じます。  あらためて申し上げるまでもなく、社会保障制度の確立をはかり、もって国民生活の安定と国民福祉の向上をはかることは、福祉国家の実現を期する上にきわめて重要な意義を有するものでありまして、現内閣の最も基本的な施策とされているのであります。厚生行政は、これら諸施策を推進するに当りまして、その中核をなすものとしてきわめて重要……

第32回国会 社会労働委員会 第3号(1959/07/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 まことに御説の通りでございまして、私もその御趣旨には全く賛成いたしております。昭和二十八年らい予防法の改正以来、逐年無菌患者がふえて参りまして、漸次復帰いたさせておるのであります。昭和三十二年かにおきましても七十人ないし九十人程度に及んでおるような次第でございまするが、現在医学的な要請と兼ねまして、またらいの方々に対しましてのいろいな職業補導その他を施しまして、できるだけすみやかに御要請におこたえいたし、そしてまた人権尊重の意味からも平等な生活を均霑せしめるよう努力いたしたい、かように考えております。
【次の発言】 これは当然早急にそういうような対策を、受け入れ態勢を確立するよ……

第32回国会 社会労働委員会 第4号(1959/08/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 今、同和対策問題ということが、いろいろとわが党内部におきましても、政府におきましても強調されておるわけでございます。民主主義の近代社会におきましては、どっちかといいますと、部落問題に限らず、そういう一つの一般的な社会公共施設といいますか一福利施設といいますか、そういうものを大きく取り上げて、すべて公平な立場における社会福祉施策というものを立てていかなければならぬ。しかし伝統的にそこの一つの部落というものが、他の近代都市との間におきまして、いろいろな事情でもって経済交流その他がない場合においては、やはり特別にこれを取り上げまして、社会共同施設というものを特に作ってあげていかなけれ……

第32回国会 社会労働委員会 第6号(1959/10/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 災害対策につきましての御報告をいたします。先般の台風第十五号による被害の状況は、お手元に配付いたしました資料の通りでございまして、人的被害四万一千五百六十一人、住家の被害五十三万九千二百九十戸と莫大な数を数えております。特に、名古屋市南部、愛知県海部郡及びその周辺地域の被害は甚大で、今なお浸水地域が残っている状況でございまして、まさに空前の災害といわれております。今回の災害に際し、災害救助法を適用しました市町村は五百六十四に及んでおり、広く被害を受けた愛知、三重、岐阜の三県は全県下に適用されております。  厚生省におきましては、今回の台風災害のような非常災害の際における災害救助……

第33回国会 決算委員会 第8号(1959/12/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 昭和三十二年度決算検査報告におきまして、厚生省所管事項につきまして批難いたされましたものは、補助金の経理及び国立療養所の診療費徴収に関する不当事項、並びに健康保険及び厚生年金保険の保険料徴収に関する是正事項についてでありまして、これらは会計検査院の報告の通りでございまして、まことに遺憾に存ずる次第でございます。  国庫補助金の経理にあたりましては、従来より補助金等交付基準を定めて経理の使途を明確にするほか、交付事務取扱準則を定めて補助事業が円滑に実施され、かつ経理が適正に行なわれるように努力してきたのでありまするが、保健所運営費補助金及び法定伝染病予防費補助金につきましては、い……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第5号(1959/11/06、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 ただいま議題となりました四件の厚生省関係災害特別措置法案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます  これらの特別措置法案は、第一に、本年七月及び八月の水害または同年八月及び九月の風水害を受けた地域における災害救助法による救助費、及び伝染病予防法による防疫業務費について国庫の負担率を高める等の特別措置を講じ、もって被災地域における救助活動の万全を期するとともに、地方公共団体の財政負担の軽減をはからんとするものであります。第二に、本年の水害または風水害による被害も大きく、施設の持つ公益性も強い伝染病院及び隔離病舎、上水道及び簡易水道、保護施設及び児童福祉施設の復旧費につきま……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第6号(1959/11/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 このたびの災害にかんがみまして、防疫対策がどのように行われたかということでございますが、防疫対策につきましては、特に救護班、あるいは防疫班、あるいは医療班、こういうものを、近畿あるいは中国、東北あるいは関東等から、有機的に、しかも都道府県と連絡をとりまして十分な措置を講じましたがために、流行病、いわゆる伝染病等の発生も、われわれが最初予想しましたよりはるかに少なかったと思います。将来の対策といたしまして最も考えなければならないものは、やはり環境衛生対策及び防疫対策であり、それは何であるかといいましたならば、屎尿の処理、塵埃の処理という点に尽きるのではなかろうか、かように考えまし……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第9号(1959/11/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 被災者に対しましては、現在、なおかつ水没され、あるいはまた、長期にわたって非常にお困りになっている方々に対しましては、災害救助法の期限の延長等をやっておるわけでございます。御承知の通り、災害救助法によりますると、衣類あるいは食糧あるいは応急仮設住宅、こういりような十一種に分かれておるのでございまするが、いずれもこれらの点につきましては、増額ないしは追加配給を行なっておるような次第でございます。その他生活資金あるいは生業資金、こういうものにつきましては、世帯更生資金のワクの拡大、あるいはまた償還年限の延長、しかも生活資金に対しましては、月三千円から一万五千円に上げまして、三月間こ……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第12号(1959/11/20、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 災害救助費の国庫負担に関しまするところのただいまの御意見につきましては、政府といたしましては賛成いたしかねる次第でございます。

第33回国会 災害地対策特別委員会 第13号(1959/11/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 ただいま議題となりました昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた者等に対する福祉年金の支給に関する特別措置法案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  すでに御承知の通り、本年十一月より国民年金法に基づく福祉年金の支給が開始されることになったのでありますが、この法律案は、今次の災害によって被害を受けた福祉年金の受給権者につきまして所得制限による支給停止の特例を設けようとするものであります。  国民年金法による福祉年金におきましては前年度の所得を基準とする所得制限の措置がとられているのでありますが、受給権者またはその配偶者もしくは扶養義務者が……

第33回国会 社会労働委員会 第2号(1959/11/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 埼玉県事件の真相に  つきましては、先般事務当局よりるる申し上げた通りでございまして、われわれも追憶である点につきましては十分認めております。今後の監査制度に  ついてどういうような処置を講ずべきか、あるいはすでに処置をとったかということについては、私どもといたしましてはよりより協議いたしておりますが、監査の点につきましては十分にやわらかな気持を持って、そして取り締まるというよりも指導という点に重点を置いて、そして今後この監査制度というものが、円満に医療行政が遂行されるようにいたしたいと考えております。
【次の発言】 たいへんけっこうな御意見でございまして、そういう方向で指導い……

第33回国会 社会労働委員会 第4号(1959/11/18、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 このたびの宮城県下におきますところの自殺事件につきましては、まことに衷心から遺憾に思っております。これが監査制度によるところの、いわゆる従来の非常な弾圧的、取り締まり的な態度が、こういうような原因を来たしたということにつきましては、私どもも社会福祉国家におけるところの医療従事者につきまして、厚生省はやはりできるだけ親切、懇切、しかも監査する人は取り調べといったような態度ではなくして、懇談するというような態度で進ませなければならない、かように考えているわけでございます。監査方式につきましては先般来からすでに、この前の委員会におきましても私ども並びに事務当局が申しましたように、でき……

第33回国会 予算委員会 第2号(1959/11/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 田中委員の御意見の通りでございまして、われわれは災害発生が予報されまするや、直ちに中央におきまして対策本部を設けまして、関係府県並びに地方庁、これに対しましてはあらゆる通信機関、ラジオその他を通しまして、常に強制待避命令その他ができるように、人命に絶対に心配ないように、われわれは平素の訓練というものが必要であろう、かように存じておる次第でございます。
【次の発言】 東京を中心といたしまして近県、埼玉、神奈川、これらの災害をこうむるところの地域につきまして現在調査を進めておりますが、避難個所は大体二千個所、収容人員は百八十万人、かように私どもは現在調査を進めております。  応急措……

第33回国会 予算委員会 第7号(1959/11/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 現在のところ見舞金というようなことは、まだ考えておりません。世帯更生資金のワクの拡大あるいはまた償還期限の延長あるいは母子福祉資金等におきまして、いずれもこのワクの拡大や、あるいは償還期限の延長等を講じまして、特に世帯更生資金の中におきまして、生活資金は今まで一カ月三千円でありましたが、一万五千円といたしまして、三カ月間これを見ることにいたしたわけでございます。
【次の発言】 火災やいろいろの天災等とも考え合わせまして、現在のところそういう段階はまだ考えていないわけでございます。将来生活に困っている人に対しましては、生活保護法でこれを見ていきたい、かように考えております。

第33回国会 予算委員会 第9号(1959/11/14、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 特にひどかった三重県の七市町村、それから長野県、あるいは名古屋地区の一部につきましては、もちろん水没地帯の長期に及んでいますところにつきましては災害救助法の延長をいたしておるのでございます。特に全部落が流失いたしたところにつきましては、これは応急仮設住宅あるいはまた配給救援物資等の追加支給等をやっておるわけでございます。私どもが同和部落といたしまして特に講じなければならないということは、いわゆる隣保館、あるいは共同浴場あるいは共同便所、排水路、あるいは保育所等の今度の被害につきましては、今まで二分の一の国庫補助を三分の二にいたしたい、かような予算を組んでおるわけでございます。明……

第34回国会 社会労働委員会 第1号(1960/02/09、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 本日、社会労働委員会の審議が行なわれるにあたり、厚生省所管の諸行政に関し、所信の一端を申し述べたいと存じます。  ここ数年間、厚生行政は皆様方の一方ならぬ御協力によりまして、目ざましい進展を続けており、特に社会保障の二つの柱であります医療保障及び所得保障につきましては、これまで国民皆保険計画の推進及び国民年金制度の創設等によって、次第に体制を整えてきたのであります。明三十五年度は、国民皆保険計画につきましては、完成の年度であり、一方国民年金制度につきましては、本格的に軌道に乗せる年度でありまして、いずれもきわめて重要な時期にあたっておるのであります。私といたしましては、引き続い……

第34回国会 社会労働委員会 第2号(1960/02/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 地域差問題につきましては、できるだけこれは撤廃するところの方向に向かって検討を進めております。
【次の発言】 御趣旨の線に沿いまして、できるだけ私どもも鋭意その方面に力を入れまして、できるだけすみやかなる機会に実施できるように努力いたしたいと考えております。
【次の発言】 なかなかむずかしい問題でございまして、ここで自信を持っていると言い切るわけにもいきませんが、客観的諸情勢を勘案いたしまして、できるだけ自信の持てるような努力をいたす次第でございます。
【次の発言】 ただいま局長から御答弁がありましたように、やはり段階的に一つ何らか考究する道があればそういう処置をとらせ、てみた……

第34回国会 社会労働委員会 第4号(1960/02/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 厚生行政の長期にわたる予算の裏づけがないではないか、こういう御叱正でございますが、私どもは経済の十カ年計画、これは十カ年計画が五カ年となり、第二期五カ年計画というふうな二段階を持っておるようでございまするが、この長期経済計画に対応いたしまして、いわゆる厚生行政は常こそれと並行いたしまして、いわゆる日の当たらない階層、あるいはいわゆる生活環境、低所得者対策、医療保障、あるいは所得の保障というものにつきまして、漸進的に政策を進めておるのでありまして、今年度におきましても所要の予算はまずまず一歩前進をいたした。しかしながら、はっきりした裏づけがないではないか、こういうお話でございます……

第34回国会 社会労働委員会 第5号(1960/02/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 十分検討の上、一つ結論を出してみたいと思っております。
【次の発言】 ごもっともなように感ぜられますけれども、今ここで直ちに私が、さようでございますというようなことにつきましては、いろいろな実態調査、その他等ともにらみ合わせ、あるいは各界からの資料等も集め、研究さしておる次第でございますので、とうとい御意見として十分に参考に資したい、かように存じます。
【次の発言】 ごもっとも御意見だと私も思いますけれども、何しろ私もこういう端数はどういうふうにするかということにつきましては、しろうと考えなものですから、今ここに事務当局もおりますし、傾聴すべき御意見として事務当局に検討さしてみ……

第34回国会 社会労働委員会 第7号(1960/02/23、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 新聞の方から見ますと、いろいろな山をとらえて書きたいというのは、これは職務上やむを得ないことであろうと思っておりますが、あの実際のレクチュアに参りましたうちの係官は、ほんとうのいわゆる方針を話されたのであって、審議会の意向いかんにかかわらずというようなことは、私もきのうそのことについていろいろ詳細を伺ったのでございますが、そういう意向は毛頭ございません。法律に決定されたところの審議会はあくまで尊重しましてやる、こういうことでございまして、ほかの各新聞に全部出ておりまするようにそこまで行き過ぎておるようなことはございませんから、どうかそのように御了承願います。

第34回国会 社会労働委員会 第8号(1960/02/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 御承知のように、拠出年金は明年四月をもって発足するわけでございますが、いろいろな杞憂があるわけでございます。滝井さん初め八木さんから、拠出年金がはたして各家庭において十分に拠出されるかどうか、こういうような問題がございました。この間の予算委員会におきましても、これが拠出されない場合にはどうか。私は答弁といたしまして、しばらくやってみた上で検討する。しかし法律の上におきまして減免基準ということがございまするので、特に因って掛金が納付できないという者につきましては、検討の上所要の措置を検討いたしたい、かように考えております。

第34回国会 社会労働委員会 第9号(1960/02/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 ただいま議題となりました医療金融公庫法案の提案の理由を御説明申し上げます。  国民の健康な生活を確保するため、国民皆保険の制度が、現在着々とその実現を見つつあるのでありますが、これがためには、公私の医療機関の適正な整備と機能の向上をはかることが必要であります。  現在、公的医療機関に対しましては国庫補助、政府融資等の施策が講ぜられ、その整備の推進がはかられているのでありますが、私的医療機関につきましては、これらの点について十分とは言い得ないのでありまして、現下における私的医療機関の担当すべき役割から見て、その適正な整備及び機能の向上をはかるためには、これに必要なる資金を、財政資……

第34回国会 社会労働委員会 第10号(1960/03/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 数字の点は事務当局から説明させていただきます。
【次の発言】 決して満足をしておるわけではございません。ただ、本会議の席上におきまして、防衛費が社会保障費より非常に増大しておるのではないか、こういう質問でございましたから、私の方は社会会保障費が防衛費よりはるかに上回った。こういうふうに申し上げたのでございまして、将来も私どもは、この社会保障費を社会福祉国家建設のためにますます増額いたさなければならぬ、かように考えております。
【次の発言】 まことに小林さんの仰せごもっともでございまして、来年度はうんとがんばって、ことし頭の出たものに対しましてはより増額をいたしたい、かように考え……

第34回国会 社会労働委員会 第11号(1960/03/02、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 この四法案を全部一括して提案をいたしたということには、私は前から多少無理があると、かように思っておったわけです。自然の姿で今度議員立法といたしましてばらばらにした、こういう方がこの法案の審議の上からかえって便宜じゃなかろうか、こういうことであります。もちろん党の御意向等も伺いましたし、また政府といたしましてもその方が便宜である、こういう建前からいたしたわけであります。
【次の発言】 いや、ばらばらにやった方が法案の審議の上から便宜であろう、こういうことで私どもおるものでありますから、このような議員立法にしたということに私どもは異議はありません。

第34回国会 社会労働委員会 第13号(1960/03/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 今回の調査につきましては、健保連の方で自発的に取りやめたそうでございます。その後の経過につきましては、私どもも慎重に取り扱ってただいま検討いたしております。
【次の発言】 関係各局に対しまして、慎重に今後取り扱うように命令いたしたいと思います。
【次の発言】 この問題はやはり社会的に非常な関心を呼ばれておりますので、私どもも急いでおります。総理大臣の方といたしましても、できるだけすみやかに総合基本方針というものを審議会において出してくれろ、こういうふうに今言っておるような状況でございます。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、緊急に必要なもののみを私どもは当面改正しようと……

第34回国会 社会労働委員会 第14号(1960/03/09、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 なかなかお説のようにむずかしい問題で、ございまして、これは実際あなたのような専門家でさえも私に問いただすのでございますから、実情によって私どももいろいろ研究をしてみなければ、今即答はしかねる次第でございます。
【次の発言】 基本的な制度の問題としてやはりこれは検討しなければならぬと思います。しかし私どもは、ただいまあなたが申されたような、いわゆる生活保護法における医療扶助のような形において何らかそういうような措置ができればと、かように考えております。
【次の発言】 日雇い労働者の収入につきましては、非常に不安定なものでございまして、先ほどあなたが御指摘のように、この保険制度とい……

第34回国会 社会労働委員会 第16号(1960/03/15、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 改正部分が多少違うのじゃなかろうかと思いますから、先に出たものから順次御審議を願いたい、かように思います。
【次の発言】 事務当局からお答えいたさせます。
【次の発言】 ただいま滝井委員からお話がありました三つの柱は、私もよく存じておるのでございます。標準報酬の引き上げにつきましては、現在のいわゆる標準報酬の実態につきまして、一万八千円から三万六千円の引き上げということは、当然であろう、かように考えられるのでございます。年金額の引き上げにつきましては、標準報酬の引き上げによりまして年金額が千分の五から千分の六に引き上がるということは、私どもはこれは当然やらなければならぬ、かよう……

第34回国会 社会労働委員会 第17号(1960/03/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 とりそろえてお目にかけます。
【次の発言】 行政措置で間に合う、かように存じておる次第でございます。
【次の発言】 私どもは、先ほど申しましたように行政措置でけっこう運営ができるだろう、かように存じておりますので、それを認めるとか認めないとか問題にしておりません。
【次の発言】 行政権は当然私どもが持っておるわけです。しかし、先ほど太宰局長が申しました三通りの場合もある、これはやはり民間の人々の意見もわれわれが聴取することにおいて、そこに調整をとっておる、こういうことでありますから、どうぞ誤解のないように。
【次の発言】 見ることはできません。

第34回国会 社会労働委員会 第18号(1960/03/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 御指摘の点はごもっともでございまするけれども、私どもといたしましてはただいま技術的な検討を行ない、社会保険審議会や社会保障制度審議会の答申を求めつつあるところでございます。
【次の発言】 この船員と陸上労働者につきましては事情が全く異なっておりますので、別個な研究を進めているような次第でございます。
【次の発言】 御趣旨の通りいたしたい、かように存じております。
【次の発言】 日雇労働者健康保険法の一部改正案の日本社会党、民主社会党共同修正案に対しましては、やむを得ないものと認めます。
【次の発言】 全会一致の趣旨を尊重いたしまして検討いたします。

第34回国会 社会労働委員会 第23号(1960/03/30、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 大へんりっぱな御意見を承りまして、私もいたく感銘いたしたような次第でございます。政府といたしましても、この法案を出すにつきましては、広く国民の問にこの問題が今悩みの種となっておることは、私どもが地方を回ってみましても、各閣僚が回ってみましても、いずれもみな同じ感慨に打たれて帰ってきておるような状況でございます。でございまして、ただいま山下さんの御発議になりました非常なけっこうな御意見を私は拝承いたしまして、それをできるだけすみやかなる機会をとらえまして、そうしたような具体案を作ってみたい、かように考えております。
【次の発言】 先ほど私どもの山下さんがいろいろとお話をされまして……

第34回国会 社会労働委員会 第27号(1960/04/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 さようでございます。
【次の発言】 医療制度に関しましては、医療関係者と医療機関及び医業経済との関係につきまして、十分にこれを検討いたしてみなければならぬ、こう思っております。医療関係者というのは、要するに医療を施す者、医師、歯科医師、看護婦あるいは助産婦あるいは保健婦等の人々でありまするが、これらの人々のいわゆる質的あるいは学術的な、あるいはまたすべての内容というものが充実するように指導、補助をするようにいたしたい、私どもはかように考えておるような次第でございます。またそれがためには、この必要に応じましてはいわゆる国家試験というようなもの、あるいは学科目等の教科内容というもの……

第34回国会 社会労働委員会 第31号(1960/04/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 国立あるいは公的医療機関、これらの都心集中の傾向につきましては、医療法の改正によりまして適正なある程度の規制を加えていかなければならない、こうわれわれは考えております。もちろん都市におきますところの老朽病院その他につきましては、私どもは今度の医療金融公庫からの金を貸し出すことはもちろんでございますけれども、ただそれよりもむしろ不足病床地区のうちにおきまして採算のとれないところの地域に対しまして貸し出すような方向に力を注ぐ、こういうような傾向をとった方がいいのではなかろうか、かように私どもは考えております。
【次の発言】 もちろん医療法等の改正によりまして、これらにつきまして地域……

第34回国会 社会労働委員会 第33号(1960/04/28、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 医療制度の問題につきまして、本日発足いたしますところの医療制度調査会におきまして根本的な検討を加えまして、民間医療におきましても、あるいは公的医療におきましても万遺憾なきを期したい、かように期待をいたしておるような次第でございまして、私どもといたしましては、なお今後そうした国民医療というものをどういうふうにしたならばいわゆる国民の皆様方に満足をしていただけるかどうかという点につきましては、制度の上におきまして検討してこれを実施いたしていきたいというような考えでございます。
【次の発言】 ただいま審議中でございますところの医療法の改正案におきまして、医療の適正なる配置あるいはまた……

第34回国会 社会労働委員会 第36号(1960/05/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 御決議の趣旨を尊重いたしまして、善処いたしたいと存ずる次第であります。

第34回国会 社会労働委員会 第39号(1960/05/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 まず、今般太平洋沿岸を襲いました大津波による被害を受けられた方々に対しまして、心からお見舞を申し上げます。  この災害による人的被害及び住家の被害は、現在までに判明いたしたものだけでも、二十五日午後一時現在で、死者九十四名、行方不明百九名、負傷者八百二十四名、家屋全壊千九百七十九、流失千三百三十六、半壊二千三百五十九、床上浸水一万八千八百九、床下浸水二万三百という甚大なものでございまして、災害救助法を適用いたしました市町村の数は、十五市十六町二村に及んでおります。  厚生省といたしましては、直ちに被害激甚の現地に係官を派遣し、災害救助法による各種救助の実地指導、及び公衆衛生保持……

第34回国会 社会労働委員会 第41号(1960/07/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 委員会の修正案はごもっともとも考えられまするが、現在のところ政府部内においては意見の調整は終わっていない、こういう現況でございます。

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第27号(1960/05/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 四月の慰霊祭のことにつきましては、厚生省は、これには関知いたしておりません。名簿のことにつきましては、三十二年の十二月に、中国の紅十字会から、日本の引き揚げ三団体に対しまして名簿請求の要望があったのでございます。それに基づきまして三団体から、総理大臣名義あてに、政府に対しましての要望がございましたので、それに基づきまして厚生省といたしまして調査をいたし、府県あるいは各事業所等、いろいろな諸団体に向かいましてこれを要求いたしておりまして、ただいま整理いたしてみましたのが、千八百九十三名整理をいたしておりますけれども、いまだ整理中でございますので、まだ全部お答えするところの段階には……

第34回国会 予算委員会 第2号(1960/02/05、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 今日の国民医療につきましては、国民皆保険の実施されておりますところの今日におきまして、保険行政の見る国民医療と日進月歩に進んでおりますところの医療技術、こういうものにつきまして調整ということが必要ではなかろうか、かように考えられるわけであります。現在言われておりますところの差額徴収とか、いろいろな問題がございますが、いわゆる保険行政で見られないところの問題につきましても十分考慮しなければならないとして現在検討を進めておるような次第であります。でありますから、医療制度全般につきまして現在私どもは研究すべくただいま御指摘になられました医療制度調査会の発足というものを急速に要望されて……

第34回国会 予算委員会 第3号(1960/02/06、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 御指摘の環境衛生でございますが、日本といたしましては、福祉国家建設を目標に、私どもはいわゆる低所得階層、あるいはまた医療保障等と並行いたしまして、住みよい社会の建設はいわゆる環境衛生諸施設の充実でなければならない、かように存じておる次第でございまして、本年度の予算におきましても二十二億を計上いたしまして、去年よりも五億増となっております。国立公園におきましては一億五千万円でございまして、わずかに二千万円の増となっておりまするけれども、これもまた三十六年度におきましてはりっぱなものに私どもは今から念願をいたしておる次第でございまするから、よろしく御協力のほどをお願いいたします。

第34回国会 予算委員会 第9号(1960/02/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 ILOの一九五二年におきますところのこの条約の批准でございますが、日本政府といたしましてはこの条約の批准についてはやぶさかではないのでございます。御承知の通り九項目にわたりましての三項目の協定の批准というのがいわゆる原則になっておりますが、二項目はすでに該当いたしておるのでございまして、われわれはできるだけこれが批准にすみやかなるところの措置を講じたいと、ただいませっかく調整中でございます。先般も本会議で申しましたように、厚生省の予算は防衛庁の予算よりもはるかに上回っております。これが債務負担行為を来年度から防衛庁の予算を計算いたしましても、さらに明年度におきましては、今年度の……

第34回国会 予算委員会 第14号(1960/02/22、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 福祉国家建設の柱といたしまして、私どもは、三十四年から着手いたし、三十五年度中に完了いたしまする国民皆保険、それから国民年金制度が昨年の十一月から裁定が開始いたされまして、そしてこれが本年の二月に当初四カ月分を支給されるという福祉年金、これら二つの柱のほかに、さらに環境衛生施設の充実あるいは母子対策、あるいは育児対策あるいは青少年対策、こういうような環境施設の十カ年計画、それぞれ年次をきめまして、経済企画庁が考えておりまする経済倍増計画に相応いたしましたところの、おくれをとらないところの一つの福祉国家建設にその予算を充実いたしていきたいと、かように考えておる次第でございます。


各種会議発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第32回国会 社会労働委員会閉会中審査小委員会 第1号(1959/09/22、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 事務当局の説明で大体御了承願えると思っておりますけれども、私といたしましても十分に行き過ぎたことのないように、また事務当局といたしましても今後埼玉事件というものが――私はこれが過酷であった、その結果によって自殺したという報告は受けていないのでございますが、なるべくこういうような遺憾のないように私ども気をつけていくつもりでございますから、ただいま事務当局から申しましたように、何か私どもに御教示する点がございましたならば、御指導賜わりたいと思います。
【次の発言】 いよいよ近く発足せしめるつもりで事務当局に原案の作成を命令しております。この委員の構成につきましては、大体におきまして……

第33回国会 災害地対策特別委員会厚生労働等小委員会 第1号(1959/11/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 先般来しばしば申し上げました通り、現在は、あらゆる制度を利用いたしまして、できるだけの財政の範囲内でこれを見ておるわけであります。くどくど申すまでもありませんが、世帯更生資金、あるいは母子福祉資金等のワクの拡大や、あるいは据置期間の延長であるとか、あるいはまた世帯更生資金の中におきましては、生活資金が一カ月三千円でありましたものを、一万五千円で三月も見る。その他災害救助法の中におきましても、応急仮設住宅とか、あるいはまた食費の単価の増額であるとか、あらゆる面におきまして、できるだけの措置を講じておるのでございますが、しかし、先般来社会党案としてしばしば御要求のありました、ただい……

第34回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1960/02/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 昭和三十五年度の厚生省所管一般会計及び特別会計予算案の概要について、御説明申し上げます。  昭和三十五年度厚生省所管一般会計予算における総額は、一千六百四十七億一千四百九十四万五千円でありまして、これを昭和三十四年度当初予算一千三百五億四千三百五万五千円に比較いたしますと、三百四十一億七千百八十九万円の増加と相なり、前年度予算に対し、二六・二%の上昇を示しております。また、国家予算総額に対する厚生省予算の比率を見てみましても、前年度九・二%であったのが、一〇・五%と相なっております。  次に、特に重要な事項について、その概要を御説明申し上げます。  まず第一は、国民年金に必要な……

第34回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1960/02/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 審議会を早急に作ったらどうか、こういう御要望もありまするので、私ども十分それらの御趣旨は尊重しておりますが、現在関係各省の間におきまして同和問題閣僚懇談会というものを作っておりまして、あらゆる方面の意向等も総合いたしまして、まず大綱よりも実際的に、下水をどうするかとか、隣保館をどうするとか、あるいはまた共同浴場をどうするとか、こういう面がやはり先行しなければならぬ。こういうことでありまして、厚生省といたしましても、昨年よりも二・六倍くらいの予算を獲得することに成功いたしたような次第でございまして、漸次われわれはこれを範囲を拡大していきたい、いわゆる名より実を取るといった主義でや……

第34回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1960/02/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○渡邊国務大臣 一昨年国会で採択されました請願の内容につきましては、三十五年度予算におきましてこれを十分に取り入れまして、そうして予算措置を講じたような次第でございます。
【次の発言】 お説の通り、われわれは部落について差別的な考え方は毛頭持っていないのでございます。生活保護の基準につきましても、十五次改訂につきましては三・一%、また十六次の改訂につきましては三%の上昇をいたすことにしておるのでございます。それでありまして、自民党が立てた同和対策特別委員会につきましては、十カ年計画いわゆる年額三十億、こういうことに相なっておりますが、政府といたしましては、今年度特別に同和対策といたしまして十億……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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