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清沢俊英 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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このページでは清沢俊英衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。清沢俊英衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第1号(1947/07/26、23期、日本社会党)

○清澤委員 私は先ほどから聽いておりますと、官廳筋で資料だけで一應當つてみまして、それだけでは私はだめだと考えておるのであります。いずれ官廳でこれだけのものはああいつた、こういつたというのは一應つじつまを合わせておると思うのでありますから、そこに異なことがありましても、何らか拔け手のある手が打たれておる。そういうものが帳簿に殘つているのじやないかと思います。實際、問題になるのは、そういうもの以外の不明なものが重要な問題性をもつのであるから、これを處理するときには、あるいは中野さんの御提議のようなある特別の權限を求めなければならないというような事態も出てきはせぬかとも考えまするし、同時にこの協力……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第2号(1947/07/28、23期、日本社会党)

○清澤委員 今の質問に關連してお伺いしておきたい。それは鈴木さんのお話の中に、何か砂糖會社が拂下げを願い出します理由の一つは、前の軍の方に立替えたものがあるから、千三百トンを全部拂下げてくれないか、こういつて電話をしたものがわずかに百トンで收まつたということになりますと、そこに非常なかけ引があるのでありまして、立替えておつたという數量の疑惑が出てくる。大體どういうものを立替えて、いくらに對して千三百五十トンもくれと言うたのか、その立替量をいくらとみて百トンを渡したのかというような點を明確にし、これに當つて査定したところの係官をはつきりさせて貰いたいと思うのであります。

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第4号(1947/08/02、23期、日本社会党)

○清澤委員 だんだん發展してきまして、初め第一囘できめました調査方針から大分からを破つてきていると思いますし、同時に各人の手もとには個人の隱退藏物資があるという申告もたくさんきております。これも放置しておくことはできないと考えますので、それらいろいろの點が先も本多さんの言われた通りこのまま行きましたら抑えることのできないようなところに行つてしまうと思いますので、委員長の仰せられる通り理事會でもつて方法をきめるといつておられますが、そのときそういつた點も一つ一切加味して十分秩序立つた方法で進められるように考えていただきたいと思うのであります。

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第6号(1947/08/06、23期、日本社会党)

○清澤委員 先ほど本多さんが、小杉さんと有田さんの數字の食違いを質しておられましたが、今徳田さんがいろいろ聽いておられる中に、何だかそういう点が出てまいりますので、あらためてお尋ねしますが、七千七百八十カンという數量のカンがこの工場にあつた。その處理として小杉さんはいろいろ調べた結果、四千五百カンを東京都に引き渡した。こうおつしやるのでありまして、あとの殘額は會社に自由處分さしたようなお話しになつておりますが、今有田さんのお話によりますると、四千五百カンは正式ルートに乘つた品物であつて、會社が自由に處理できると思うのは、三千三百七十カンだ。こういうお話になりますると、これは兩方のお話が非常に食……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第7号(1947/08/08、23期、日本社会党)

○清澤委員 今のところを繼續してやつてもらいたいと思います。重要なところだから切らないで續けてもらいたい。
【次の発言】 昨日も、私の發言中から發言を求められて、そのあとでただちにいろいろ數字のことについて、檢事のようなことを問うがごときことは、はなはだけしからないというようなお話もあり、その語彙の使い方も非常に不穩當のところがあるから、そういうものをやつてはいけないと、同じ委員からある發言の範圍を制約するような提議があるのでありまして、きようもまた吉田議員のたまたま森證人に對する手紙の問題に質問に對しまして、取消すとか取消さぬとかいう、人の自由意思までも強制するがごとき言がたまたま出ます。私……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第8号(1947/08/13、23期、日本社会党)

○清澤委員 岩崎さんに少しばかりお伺いしてみたいと思うのでありますが、岩崎さんの工場は澱粉もおつくりになり、あめもおつくりになるのでありますか。それとも澱粉の支給を受けてあめだけをおつくりになつておるか、この點がわからないので困つております。
【次の発言】 それでは芋から澱粉にし、それからあめになさる工場なんでしようか。
【次の発言】 それではお伺いしますが、この間目白署の署長さんのお話では、十六軍需工場からあめを製造するために澱粉の委託を受けたこう言われておるのでありますが、それは事實でしようか。
【次の発言】 十六軍需工場だかあるいは食品工場だか知らないが、それらの工場から原料の委託を受け……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第9号(1947/08/15、23期、日本社会党)

○清澤委員 ただいまはこの品物の行先がどうなつたかという問題でありましたが、私は檢事さんがこのお調べに當られまするとき、縣が拂下げたというが、その拂下げするときには、常識から言いましても、こういう大量の品物がある統制會社、もしくは個人等に拂下げられるとき、そこにどうもおかしいじやないかという考えをもつのは、だれしもがもつ疑惑でありまして、これはもう一般世間人が全部こういう疑惑をもつて見ておるのであります。その際お調べになるとき、その拂下物件に對しては、何か縣が拂下げと同時に條件を附しておいたようなことがあるかないか。その點をお調べになつて、同時に價格として、なるほど手續は拂下げというようなこと……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第10号(1947/08/18、23期、日本社会党)

○清澤委員 たつた二點であります。一つはこの間岩崎さんの方で七千七百八十本の水あめは、昭和十六年以來自分の方でもつておつた二萬本のあめが殘つたのだ。こうお答えになつておるのでありまして、その點は目白署長竝びに小杉さんのお調べと、全然違つたところがあるので、非常に疑問に思つております。そういう御主張が強く取交されたのであります。ここにただいま岩崎さんにお目にかかりましたが、この數量のうちで、どの分が七千七百八十本に該當するのか。これをひとつ數字の上で教えていただきたい。  その次は柴田さんにお伺いしますが、先ほどから大分寶亭の問題について、岩崎さんが呼んだのか、菓子會社か統制組合が呼んだのかとい……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第11号(1947/08/22、23期、日本社会党)

○清澤委員 この度のあなたのことで世耕さんの指令を中心としまして物資の拂下げを受けるという話が出ましたもとは、こういうあなたの情報を中心にして成立してまいりましたのか、その事情をまずお伺いしたいと思います。同時に間島さんというお方竝びに今日見えております森さんというお方は農業會とはどういう關係の方、結局しまするならば農業會の役員であられるのか、全然農業會とは關係ないが、この拂下物資を中心にしてお知合になつたのかというような關係をまずお伺いして、續いてあと四、五點お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと間島さんも森さんも、あなたのところから何かこの交渉に對する委任状はお出しになつたの……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第13号(1947/08/27、23期、日本社会党)

○清澤委員 東洋釀造の問題ですが、これはあの報告書にもあります通り、四百五十萬キロですか、非常に莫大な手持芋までやつた。手持芋というものは戰時中であるからどういう性質のものかわからぬというのが農林省の統制側の取扱つておられる方の言い方なのであります。從つてその手持芋で砂糖を出したのだからといつて取扱われて東洋釀造へ渡されたその百トンの砂糖は、代償をとつてあるのかないのかということも不明でありますし、かりに代償をとつたといたしましても、それがどういう基準においてとられたかということも疑問であります。それが代償をとられないで渡されたとしますならば、そこに何か殘つているではないか。それがあるいは農林……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第17号(1947/09/23、23期、日本社会党)

○清澤委員 十日ほど前の新聞に出ておつた御殿場事件というのが、やはりキヤラコ事件ですが、何か商工省の近藤事務官が許可書を出したとかいうような、はなはだ複雜な事件になつておりますが、その後のお取調べはどの邊まで行つておりましようか。おわかりでしようか。
【次の発言】 取調べ中のものを詐欺である。品物はないのだという、何か確證はございますか。

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第19号(1947/10/03、23期、日本社会党)

○清澤委員 今の問題ですが、小島君が小委員として言われることは私は無理はないと思います。提議せられましたことは、臨時摘發の問題でありまして、今本多君が提議されたそういう場合にどうするか、そのことをきめるくらいのことは小委員會に一つ任せていただいた方がよいのではないかと思います。ここで小委員會を無視して全體でやるということになると、小島さんのような意見が出るから、小委員會がそういう場合自分らは取扱わないということになれば、そういう方法をお願いするようになるかもしれませんので、そういう方法を一應おとりになつたらまるく收まるのではないかと思います。

第1回国会 農林委員会 第3号(1947/07/07、23期、日本社会党)

○清澤委員 理事は委員長において御指名されんことを望みます。
【次の発言】 ただいまの御提案でありますが、蠶絲という廣い線だけではちよつと困るのではないかと思いますので、一應その中から審議する目標をはつきりしておいた方が、審議の過程において便利だと思いますので、それを一つ決めた方がいいじやないかと思います。蠶絲全體を漠然とやつていくということになつたら、どこを掴んでどこを收めるのかちよつとぐあいが惡い、その蠶絲の中のどういう點をとり上げるのかはつきりしておいた方がいいと思う。
【次の発言】 今規定からいくと何か定められたものが對象がはつきりせぬのじやないですか。

第1回国会 農林委員会 第4号(1947/07/10、23期、日本社会党)

○清澤委員 もう時間もありませんし、佐々木さんの質問も後へ囘すというお話でございますから、きようはこれで散會していただくことにして、その前に、先ほどちよつと懇談會で申し上げておきました通り、この次には、委員の中で、大臣を中心にして農政一般の質問をしたいという意向が大分強うございますから、ひとつこの次の十四日には、必ず農林大臣竝びに企畫關係に對して和田さんからも出てもらいたい、こういう意向がありますので、そういう建前において、もちろん大臣も出、企畫關係も出ることになるのでありますから、各局の御責任者も見えていただきたいと思うのでございます。そういう意向がありますから、そういう取運びをお願いします……

第1回国会 農林委員会 第6号(1947/07/28、23期、日本社会党)

○清澤委員 農林大臣にお伺いしますが、この法案を見ますと三十一條には、「この法律は昭和二十三年四月一日又は經濟安定本部廃止の時の何れか早い時にその効力を失う。」こういうふうになつておりまするが、この法律が効力を失つたときはこの公國はどういうふうになるのでございましようか。これがもし法律の効力を失つたときに、この公國が終りを告げるということになりますれば、ほとんどこれからこれを實施して公國に引移されたそのあとで、仕事をしないうちに解散になるというので、わざわざこの法律をもつてこういう公國をつくるといことがいらないのではないかと考えます點が一つ。それからいま一つは、どうもこの兩公國とも見ますると、……

第1回国会 農林委員会 第9号(1947/08/06、23期、日本社会党)

○清澤委員 この間他の委員から第二條について責任の所在を質問しておられましたが、まだその御答辯がないそうでありますので、そのとき調べられるときに、ついでにできましたらここで御説明を願いたいが、私は今度逆の方で、今の統制會社あるいは帝國油糧等を清算さして、その公團の中に繰入れられるとしまするならば、法律によつてそういう問題が出たとしたら、それらの統制會社や帝國油糧にもし損害があるならば、それはこの公團が引繼いていてくのかどうか、その點をひとつ明瞭にしていただきたいと思うのであります。聞きますると、貿易公團のごときは、その公團の資金の大部分が、前の貿易業者が發行しました手形引受で、もう資金が枯渇し……

第1回国会 農林委員会 第10号(1947/08/07、23期、日本社会党)【議会役職】

○清澤委員長代理 これより會議を開きます。  質疑を繼續いたします。八木一郎君。
【次の発言】 私は總體的な面で御質問したいと思います。この公團法とはちよつとはずれることになるかもしれませんが、食料品公團法といい油糧公團と申しましても、それは食糧の絶對量を買取りまする今日の行政問題の一部分として考えて、それを中心にして御質問していきたいと思うのであります。ただいまいろいろ行われておりまする食糧問題の解決に對しましては、生産面に對してあるいは食料品公團法をもつて統制したり、油糧公團法をもつたり、その他いろいろの統制の方法を考え、あるいは供出の方法を考えて、この問題を解決しようとしておられまするが……

第1回国会 農林委員会 第12号(1947/08/14、23期、日本社会党)

○清澤委員 今の飼料と食糧との問題でありますが、これは今の日本の食糧事情の窮迫を中心にして重要問題だと思いますので、質問かつ意見を述べたいと思うのであります。たとえて申しまするならばコプラかすを醤油に使うが、醤油の製造の方に使うそのかすを飼料としてまわしてくるがよいか、コプラかす自身を飼料にいたしまして、それを畜産の方にまわして乳なりあるいは肉なりを得て、これを蛋白給源として計算するがよいかということは、すでにそこにおられまする政府委員の遠藤さんの手もとで、十分これらは研究してあるのでありまして、その結果としまして、醤油をつくりまして、その醤油によつて蛋白給源をつくるということよりは、むしろこ……

第1回国会 農林委員会 第13号(1947/08/21、23期、日本社会党)

○清澤委員 小委員會の問題がたまたま八木委員からありましたが、今いつたような動議が出たからといつて、たまげたように今月などいつても、それはとうていできない話だと思います。だから一應懇談會に入つて、その分はまた別に考えた方がよくはないかと私は考えます。
【次の発言】 私も關連して簡單に申し上げます。約十日ほど前に今年の作柄の御發表がありましたときは、いろいろ水害その他の事情で今年は作が惡いというので五千七百萬石の御發表があつたかと思います。それが旬日を出ずして、今年は昨年より作柄が良好である。個々の場合には災害等はあつたが、總體から見れば昨年よりずつと良好であつて、六千三百萬石ないしは六千五百萬……

第1回国会 農林委員会 第15号(1947/08/25、23期、日本社会党)

○清澤委員 ちよつと關連質問ですが、さつき第十條の團體協約というところで北さんもおつしやいましたが、協同組合という一つの團體があつて、これが他の團體と何か契約するということは種々あるのでありまして、何にもここにわざわざ協約という文字を使わないでもよいじやないかと考えます。この團體協約の締結という文字を使つておられる半面を見ますと、そこにもつと別な何かがあるのではないかと考えますが、この點をひとつ明確にしていただきたいのであります。  いま一つは團體契約という範圍のものだとするならば、個人と團體がやつてもこれは該當するのでありまするが、團體協約というような建前になりますると、團體と團體とが一つの……

第1回国会 農林委員会 第17号(1947/08/28、23期、日本社会党)

○清澤委員 二三御質問したいと思います。農業會が協同組合の成立によつて解散せられたあとの人員の整理の問題が、重要な問題として殘されたおるのでありますが、その人員の整理にあたつて、あるいは解職等を中心とする財産分配が、退職手當等の名義によつて第二會社等に轉出される憂いを非常にもつておりますが、この人員の配置轉換といいますか、そういう問題に關してはどういう具體策をおもちになつておるのか、お伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 大體の方針はわかりましたが、私のお伺いしておりますのは、そういつた人員の整理等によつて一應は解散になるのでありますから、それは當然退職金等を要求して一應の退職をして、次……

第1回国会 農林委員会 第24号(1947/09/25、23期、日本社会党)

○清澤委員 ちよつとお伺いしたいと思います。細野さんが大體質問されておるようでありますが、なお了解しがたい點がありますので、いま少し詳しくお伺いしたい。第二條の一號及び二號に關してですが、殊に二號の「前號の土地の上に在る樹木で同號に規定する目的に供されるものの所有權」この薪炭の原木の採取の目的に供される土地の所有權、こういうものの範囲になりますが、地方によりましていろいろ事情は違いましようが、私どもの地方でこれを割り當てみますと、かりに十七年林を薪として、いわゆる柴薪であります。柴薪として使うとしますれば、約一坪で一束出るとして、百五十坪百五十束というのは最低限の一家使用畳になりますが、そうし……

第1回国会 農林委員会 第25号(1947/09/27、23期、日本社会党)

○清澤委員 きようはさいわいでありますが、きのうの御返事をひとつ農政課長からお伺いしておきたいと思います。昨日ごたごたしたので……。
【次の発言】 農業資産相續特例法案の質問は大體終了しておると思いますので、この邊で打切つて、次の議題であります臨時農業生産調整法案の審議に移られんことを提議いたします。
【次の発言】 ちよつとお伺いします。この調整法の附属法とも見られます、本年八月二十六日閣議決定で定められたというので、ただいま変等の割當が町村へまいつておるようでありますが、この決定は法律的に見ましてどういう効力をもちますか。かりに拒否しました場合に、もちろん調整法はまだ出ておりませんので、定め……

第1回国会 農林委員会 第26号(1947/10/01、23期、日本社会党)【議会役職】

○清澤委員長代理 これより會議を開きます。  議題はこの前理事會で決定しておりました臨時農業生産調整法の質問を継続します。大島義晴君。
【次の発言】 それでは今日の委員會はこれで散會いたします。    午後零時十七分散會

第2回国会 農林委員会 第12号(1948/06/01、23期、日本社会党)

○清澤委員 ちよつとお伺いいたしたいのは、この審議会の構成について少し詳しくお伺いしたい。今までとかく農林省で取扱つている肥料並びにこういう農藥等の決定が一方的であるという声を相当聞いておるのでありますから、この審議会はどういう構成でもたれるか、お伺いしてみたいと思います。
【次の発言】 それはすべて農林大臣からの依嘱のような形式になりますか、それともいずれ審査規定のようなものができて、これだけの範囲のものは審査委員とするが、それ以外のものは廣範囲から民主的に選ばれるというような方法を考えておられるか、その点をお伺いしてみたいと思います。

第2回国会 農林委員会 第16号(1948/06/10、23期、日本社会党)

○清澤委員 私も第二項は修正しない方がいいと思います。原案通りの方がいいと思います。

第2回国会 農林委員会 第19号(1948/06/16、23期、日本社会党)

○清澤委員 最近供米の強化と供出の強化、その上に税金の負担過重で、農民の生活が極度に窮迫してまいりまして、その結果今年へはいりましてから非常な勢いで、土地を手放す者ができておるのであります。これについて新潟縣のごときは、まだ詳しい統計は見ておりませんけれども、こういつた原因によつて耕地を手放す者が、田畑を通じて三月末までに二百二十六町歩、今日ではおそらく千町歩に達しておるという状態を知らしておるのであります。この中には相当に、一應土地開放でもらつた土地さえも放しておる者がある。また現実の土地開放によつて、飯米農家が一面において非常に殖えておつて、このことは將來における日本の適正規格の農家をつく……

第2回国会 農林委員会 第22号(1948/06/21、23期、日本社会党)

○清澤委員 新聞などで見ますると、最近米價がきまるような報道を受けておるのでありますが、かつて本会議において、米價のきまる前には、一應委員会にその内容を知らせるというお約束が政府当局とできておるのでありまするが、そのお約束とはなはだ間違つた方向にいつておるのではないかと思いますので、もしそういう情勢があるなら、決定前に、必ず本委員会に一應お諮りを願いたいと思いますので、それらの状況について大島政務次官から責任ある御答弁をしていただきたいと思います。
【次の発言】 間違いなくひとつ、至急やつていただきたいと思います。
【次の発言】 所得税法の一部を改正いたしまして、そうして例の問題になつておりま……

第2回国会 農林委員会 第25号(1948/06/24、23期、日本社会党)

○清澤委員 第七條の五項に、市町村長は都道府縣の知事から指示せられたものを農業計画として、農民にそのことを指示するが、その場合「農業計画において定めた配給数量に相当する数量の肥料、農藥又は農機具を、臨時物資調整法第一條第一項の規定による命令に基き、当該生産者に割り当てなければならない。」こういうふうになつておりますから、入用の物だけ全部與えるときは問題ないと思いますが、もしそれが完全に渡らなかつた場合は、供出に対する責任は当然政府が負うべきものであつて、農民は肥料がこなかつたためとか、農機具がこなかつたため、農業がこなかつたため、当然減産になつた場合には、それを承認せられると思いますが、その点……

第2回国会 農林委員会 第27号(1948/06/26、23期、日本社会党)

○清澤委員 この間これは農政部長に質問が済んでおるのでありますが、なお確認しておきたいために、第六條の異議申立の條項につきまして、大体町村長が異議申立に対して決定しまするには、「同項の期間満了後二十日(第三項の場合にあつて四十日)以内に決定しなければならない。」こういうように規定はせられておりますが、しかもその手続は縣知事の許可、認可、承認、縣知事はまた農林大臣の承認等を受けるいろいろな手数がかかるのでありまして、今までのいわゆるお役所の手続としましては、四十日以内にできない場合が多く予想せられると思うのであります。もしそれが異議を申し立てたが、四十日以内に村長がこれを決定しない場合には、自分……

第2回国会 農林委員会 第29号(1948/06/29、23期、日本社会党)

○清澤委員 先ほど馬の五箇年計画で百三十六万頭の増産計画が確定しておるということでありますが、馬に限らずその他の畜産全体の増産計画は、どういう点を基本にして、それだけの数量が要るようになつておるのか。その点を御説明願いたい。
【次の発言】 それで馬の百三十六万頭というのは、戰前の数字に帰えるという考えですか。
【次の発言】 戰前の馬の振当は、大体軍馬を中心にして考えられたものが相当あると思うのですが、偶然にその数と合致したというわけですか。

第2回国会 農林委員会 第33号(1948/07/03、23期、日本社会党)

○清澤委員 この競馬法でまいりますと、政府が資材から施設実施まで全部行われるとしますのならば、政府が一の事業團体のような形になりますから、その運用は何か單行法などで出されるのであるかどうか、同時にその係とでも申すべき役人はどういうふうな取扱いになるのか、こに二点をお伺いしておきたい。
【次の発言】 そうしますると、國営だけということになれば、一つの國営法というものができてそこで役人がきまり、予算が組まれて、一つの事業体系が整わなければならぬと思いますが、そういう点はどうなつておりますか。そういう法律はどう用意ができておるかということがあります。

第2回国会 農林委員会 第34号(1948/07/04、23期、日本社会党)

○清澤委員 局長さんにお伺いします。この法案を見ますと、二分の一を積立した場合に証券をもつて全額を貸してくれる。こういう御趣旨のようですが、二分の一という額はあまりに多くないかと思うのです、三分の一にどうしてできなかつたか。もしくは四分の一にせられなかつたか。せつかくの御意図が二分の一をもつて抑えられるという懸念が非常に多いのでありますが……。
【次の発言】 御趣旨はよくわかりましたが、これから一箇年この方法で、今直すと言つてもしかたがありませんから、私どももこれでやつてみますがただ懸念すべき点は、相当の資本をもつておる者がその恩惠にあずかる。相当の利用能力をもつが、資本をもたないという者には……

第2回国会 農林委員会 第37号(1948/08/06、23期、日本社会党)

○清澤委員 資産処理の取扱方について、ごく最近最後の決定が出ております。あれは大体現実に資産処理をやるまでの上には間に合わぬ傾向をもつておりますが、その点どういうふうに御解釈になつておるのでしようか。もう農業会は十四日なら十四日に解散せなければならぬ。そのせとぎわへ來て今まで與えられた目標と全然別な債権者が最大の権利をもつというような資産処理が出てまいりますと、大混乱を起しますが、これらに対してどういうお考えをもつておりますか。
【次の発言】 ところが実際問題といたしまして、私どもはいろいろ相談を受けるのであります。あの処理の政令が出ます前にすでに、いなか町とでもいつた方が早わかりでありますが……

第3回国会 農林委員会 第1号(1948/11/09、23期、日本社会党)

○清澤委員 ちよつと簡單にお伺いしたいのです。非常にむりな補正が中央並びに地方で行われて、この間の御説明のような方法で制約されておるのです。そこで実際の運用として補正をそういうふうに認めるということになると、災害を認めないという結果に陷ると思う。まだ具体的な例はもちませんが、災害が出て、それによつて押えられて問題が起きておるという例は絶対ないか。これは災害の方の救済金との関係が非常にありますので、一應お聞きしておきたいと思うのです。もしあつた場合には、それはどうしていただけるのか、こういう問題が出る。しかも補正を取扱うには、どうしても保有米にまで食い入つて、供米ができないという場合に、個々の反……

第3回国会 農林委員会 第6号(1948/11/18、23期、日本社会党)

○清澤委員 ちよつとこの問題とはずれますが、養蚕販賣協同組合という組合の問題であります。これが町村協同組合が軍位となつて支部を結成しておるのであります。これは協同組合の方から見ると、資格がないものが寄つて販賣協同組合をつくつておるのではないかと思われる疑義があるのであります。郡單位のそういう販賣協同組合ができて、しかもその維持費は全部養蚕家もしくは大麻の栽培というような一部のものにかけられる。こういう取扱いが協同組合法によつて可能なのかどうか。御承知の通り協同組合法の精神はい自由意思によつて自主的にこれをつく号。それを單位協同組合というものが組合員になつて別の協同組合をつくつて、しかもその一部……

第3回国会 農林委員会 第10号(1948/11/26、23期、日本社会党)

○清澤委員 この問題は最近大分各地で深刻化した問題になつておるのであります。なるほど一面から見れば、全然土地を持たない人が二合七勺でがまんしておる。そうして自分だけの食うものがあるから、つくつたのだからみんな食うというような、供出農家と同じ量を要求するということは、ちよつと無理なように考えられますが、実際零細農家の生活状態というようなものを考えてみますと、比較的山間僻地の他の職業に轉換することの非常にむずかしい地方がこういう飯米農家を一番持つておるのでありまして、それがだんだん産業の萎縮その他の事情で、労働の部面なども減つて來る。こういうことになると、旧來からの関係上、つくつたものを食べて非常……

第3回国会 農林委員会 第11号(1948/11/29、23期、日本社会党)

○清澤委員 今の残された耕作地の地主保有地の開放の問題でありますが、大臣は大きな地主が大体開放せられておるから、こういう建前で農村の民主化はそうさしつかえがあるまい、それよりもむしろ表面は健全な農家経営という形で現わされておるけれども、それによつて近代農村化する過程をとれば民主化が達成できる、こういうような御答弁のように考えておりますが、農村の民主化は土地の開放とともに、農村における部落封建制の徹底的な排除でなければならぬ。それは新潟縣で申しますならば、市島であるとか白勢というような大きなものは、大体においてその経営内容は、もう一つの都市の産業資本家もしくは金融資本家の域に達しておりますから、……

第4回国会 農林委員会 第3号(1948/12/07、23期、日本社会党)

○清澤委員 大体同じような質問になつて参りましたが、農民の税金に対する御当局の考え方の基本についてお伺いしてみたいと思います。しばしば皆さんから言われている通り、農業所得税の中に労力が計算に入つていないのでありまして、これが非常に問題になるのであります。工場等を中心にして、ことに機械等を使つて物の生産をやります場合には、機械の能率等を中心にして、労力と生産とは大体正比例すると考えても大した間違いはないと思うのであります。ところが農村における生産の基本をなす工場である土地は、地味の上において、地勢において、水利の関係が出て参りましたり、風の関係が出て参りましたり、自然の上からも非常な不利な地域を……

第4回国会 農林委員会 第4号(1948/12/08、23期、日本社会党)

○清澤委員 この間から問題にしておりましたが、技術の指導費の補助金として、二十六円の補助金を物價廳の方から、繭の値段の中に入れてあるという、お話がこの間はあつたと思います。その後平田局長に会つてこの話をしますと、そうではなくこれは製糸家の方からこの二十六円は出て、それを糸價にかけて消費者が負担するようになつているのだという食い違いが出ておるのでありますが、どちらがほんとうなのかこれを明確にしてもらいたいのであります。物價廳の方で仮りに繭にその價格を入れてあるというならば、パリテイ計算をした上に一つのこぶとして二十六円をつけておられるのかどうかということであります、平田さんのあとをついでいる岡部……

第4回国会 農林委員会 第6号(1948/12/11、23期、日本社会党)

○清澤委員 関連してちよつと質問しておきたいと思うのであります。大体事件は一應片づいておるのでありますが、先般來各地方公團で、営團から公團に移ります際の資産処理に対して、職員に配分金をしたという刑事事件等が起きておりますが、この配分した金は、どういうような性質の金であつたかということが一つ。それからその配分しました金額の総額は全國でどれくらいになつておるか。第三点は、こうやつて配分しましたが、おそらくこれは全國一律の配分でなく、一部は配分したが、一部は配分しなかつたというようなことがありはしないかと考えます。それがあつたとすれば、その後の処置の状況によりますと、もらつた者得、もらわぬ者損という……


各種会議発言一覧

 各種会議での発言記録なし。

※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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