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益谷秀次 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

益谷秀次[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(政府)歴代TOP500
412位

24期委員会発言(政府)TOP25
25位

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※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 議院運営委員会 第29号(1948/04/15、23期、民主自由党)

○益谷委員 もう少し速記をとらないで、懇談でやつてください。

第2回国会 議院運営委員会 第50号(1948/06/14、23期、民主自由党)

○益谷委員 私の方は会期延長には友対であります。理由は申し述べないが、御承知の通りである。

第2回国会 議院運営委員会 第54号(1948/06/19、23期、民主自由党)

○益谷委員 椎熊さん、私の方の中野寅吉君が御承知の通り自由党へ行かれた。今日最も重大な通信委員を背負つていかれた。これの解決がつかないから、これは委員方で考えたいといつたが、本人の同意がないのでやめません。それが整理がつけばいいのですが……。

第3回国会 建設委員会 第2号(1948/11/11、23期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 今回建設大臣の重任を拜しまして、微力ではございますが、何分よろしく皆さんの御援助をお願いいたす次第でございます。  本年の三、四月ごろから東北、北陸地方に雪解けがありまして、これに水害を伴つたのであります。次いで六、七、八月ごろには局地的に記録的大降雨がありました。また七月には北陸の震災が突発いたしました。さらに九月には御承知のようにアイオン台風の襲來があつたので、昨年の大水害の復旧のいまだ完成していませんのに、連続した降雨、出水のために、昨年の大被害にまさる被害を招いたのであります。この被害地方は御承知の通り香川縣を除く全國各都道府縣にまたがつております。建設省の直轄施行にか……

第3回国会 災害地対策特別委員会 第3号(1948/11/16、23期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 昨日政府委員より詳細に説明をしたことと思いますが、建設省として予算化するための要求につきまして申し述べます。  昭和二十三年は、三、四月頃から東北、北陸地方の融雪による水害を初め、六、七月と連続して局地に記録的豪雨の襲來があり、また七月には北陸地方の震災の突発があり、さらに九月にはアイオン台風の襲來がある等、被害地方は香川縣を除く四十五都道府縣に及び、被害復旧見込総額は四百五十億円と推定され、既往に例を見ない巨額の復旧費を要する地方がはなはだ多いのであります。  要求額を各別に申し上げますと、直轄河川災害復旧関係五十三億円、直轄砂防災害復旧費三十七億円、道路災害復旧関係二億二千……

第4回国会 災害地対策特別委員会 第5号(1948/12/13、23期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 ただいま御審議を仰いでおりまする補正予算全部、その筋の完全なるアプルーヴを得ておるのであります。災害予算六十億についても同じくオー・ケーをもらつております。なお六十億では不足であるから、さらに増額する考えがあるかどうかという御質問でありますが、政府といたしましても六十億で十分であるとは考えておりません、満足はいたしていないのであります。しかしながら國家の今日の財政の窮迫いたしておりまする状態からながめて、大体建設省といたしましては、來年の七月を出水期の目標といたして、さしあたり雪解け出水等もにらみ合せまして、緊急地点に対する復旧に努めたいと思うのであります。從つて國家財政の許す……

第4回国会 予算委員会 第3号(1948/12/04、23期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 お答え申し上げます。本年の國勢調査によりますると、戰後現在まで約百六、七十万戸と記憶しておりますが、住宅が完成いたしたのであります。しかしながらなお建設省といたしましては、三百八十万戸の不足があると推定いたしております。從つて年々五十万戸の家をつくるといたしましても、御承知の通り自然滅失あるいは火災等に相当数を見込まなければなりません。從つて五十万戸ずつつくる計画を立てましても、今後十二、三年の長期の期間を要するのであります。本年は御承知の通り前内閣によつて四十万戸の計画を立てまして、うち庶民住宅と申しております國庫において半額補助しておる住宅の方は四万二千戸計画いたされたので……

第4回国会 予算委員会 第5号(1948/12/07、23期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 ただいまお話になつた通りであります。本年の住宅調査の結果、御指摘の百三十七万戸という数字になつているのであります。しかしながら許可のない分も相当あるように見積つております。從つて百三十七万戸を上まわつているものと思います。もとよりただいまの話は九月末までの計算でありまして、現在においては相当数の増加があると見込んでおるのであります。それにいたしましても建設省としては、住宅の不足数は今日なお三百八十万戸と計算いたしておるのであります。從つて從來の計画は、本年は御承知の通り、約四十万戸の建設予定をいたしておるのでありますが、これで満足することはもとよりできません。もう少し資材等が許……

第4回国会 予算委員会 第6号(1948/12/08、23期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 昭和二十一年度から御承知の通り復興國土計画要綱というものを規定いたしまして、人口の完全收容ということを目標といたして参つたのであります。そうしてこれは五箇年計画であつたのでありまするが、昭和二十二年度からそれに対して修正を加えまして、國土計画の一環として、各都道府縣に対して、地方計画を樹立するように勧奬いたして参つたのであります。しかして昭和二十二年度におきましては、全國大体十六府縣と記憶いたしております府縣から、國土計画を作成して提出いたして参つたのであります。しかして政府におきまして、本年度においてさらに各府縣に対して、総合的の開発計画を立てるように指導いたして参つたのであ……

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/09、23期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 昭和二十一年度におきまして國土計画要綱を規定いたしました。これのねらいどころは、御承知の通り、人口の完全收容というところが主たるねらいどころであつたのであります。しかしてさらに二十二年度からこの計画に相当の修正を加えまして、各都道府縣に対しまして都道府縣の地方計画というものの樹立を慫慂して参つたのであります。そうして今日地方計画として計画を策定いたしました縣は、大体十数縣あるのであります。しかしてこれはただ計画を策定するにとどまらず、各府縣の政治の上にも反映せしむるように進めて参つたのであります。しかして本年度からはさらに一歩を進めまして、各府縣において総合的の資源開発計画を進……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 建設委員会 第2号(1949/03/26、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 私より所管の事務によつて大綱を御説明申し上げたいと存じます。  建設省といたしましては、当面最も力を入れておりますことは、災害対策、住宅の建設、道路の補修及び都市の復興でありますが、これらの建設事策を遂行すべき基礎となる建設業の健全な発達及び工事の機械化についても、深い関心をもつております。以下おのおのにつきまして、若干御説明申し上げます。  第一は災害対策であります。災害は近時激増の一途をたどりまして、これによります被害は巨額に達し、民生の安定食糧の増産、交通運輸の確保等に影響するところ甚大なものがあります。これが急速な復旧をはかりますことは、最も重要な國策の一つであります。……

第5回国会 建設委員会 第6号(1949/04/12、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 三十間堀川埋立てに関する御質問に対して、私よりお答え申し上げます。第一は、三十間堀川埋立てに関する都市計画決定の経緯でございます。三十間掘川埋立てについては、昭和二十三年六月二十五日、東京都知事から都市計画として決定せられるように申請があつたのであります。建設省はこれを審査の上、八月十二日付本案を都市計画東京地方委員会に付議いたしましたところ、八月十八日委員会を開催し原案通り議決いたした旨会長から答申があつたのであります。よつて、建設大臣は昭和二十三年十月八日、建設省告示をもつて、三十間掘埋立てを都市計画として決定する旨告示をいたしたのでおります。  次は三十間堀川立地の利用に……

第5回国会 建設委員会 第9号(1949/04/28、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 昨年七月建設省が生れたのでありまして、当時設置法案を御審議賜わりました委員諸君一致いたしました御意見は、ただいま今村委員の申された趣旨のようであつたと承知いたしております。建設省といたしましては、建設行政を一元化いたすとい建前から、昨年の建設省設置の際における國会の御意見を勘案いたしまして、先般お手元へ貸料といたしまして差出しておると承知いたしておりますが、かりに公共事業者と称する機構の試案を作成いたしたのであります。しかして私建設大臣といたしましても、いわゆるセクシヨナリズムという立場を離れまして、どうしても今後この構想でこれを実現いたさなければならないと信じておるのでありま……

第5回国会 建設委員会 第11号(1949/05/04、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 建設事業は公共の福祉に至大の関連のある産業でありますとともに、ことに現下におきましては、國民経済の再建に重要な責務を有しております関係上、國、公共團体の工事予算、あるいは民間の工事量も厖大な金額を示しております。これら建設事業の施工は、建設業者に負うところ大なるものがありますが、元來建設工事は、その良否が施工過程の適否に依存するところ多く、かつ建設業者には、高額の前拂金が支給されることが多いとともに、建設業は、工事施工に際し、人的色彩が濃い企業である特殊性を考えますとき、これを施工する業者の資質はまことに重要なものと申すことができるのであります。しかるに、終戰後における建設業者……

第5回国会 建設委員会 第22号(1949/07/11、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 昭和二十二年度、昭和二十三年度の災害復旧がまだはかばかしく参つておらないのに、ただいま委員長が申されました通り、重ねて去る六月二十一日デラ台風により九州方面並びに中國、四國方面において惨害をこうむりましたことは、まことに遺憾のきわみでありまして、これに対しては、御承知の通り、今回の予算におきましては予備金等がございませんので、何らか急いでこの災害に対する手当をいたさなければならぬというので、先般來政府におきましては種々研究をいたしました結果、すでに御承知のことと思いますが、災害復旧費を除く一般公共事業費中から、すなわち第三、四半期並びに第四、四半期に行うべき公共事業費から、とり……

第5回国会 建設委員会 第25号(1949/08/26、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷説明員 ただいまの御意見ごもつともだと考えます。実は率直に申しますと、公共事業の方でも、失業対策事業の方におきましても、予算が足らないのであります。しかし少額の予算でもつて、建設方面にもまた失業救済の方面にも、両方ともにできるだけの効率をあげるというのがわれわれの仕事であろうと思うのであります。お説のように、そういうふうな点も考えられますし、また実際に公共事業が施行されますと、事実上は全部でなくともやはり若干の失業者は救済し得るのでありますから、それらの関係をもう少し具体的に調整をして行く必要があるのではないかということを、実は労働省といたしましては、失業救済の観点から考えておるのであり……

第5回国会 災害地対策特別委員会 第5号(1949/04/20、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 池田委員も御承知の通り、本年の災害復旧費は金頭が災害に比して比較的軽少であります。まことに國家財政の窮乏いたした現状で、やむを得ないというので私どもこれを認めたのであります。しかして與えられた予算を最も有効適切に使つて行くためには、やはり緊急地点を早く処理いたして参りたいと思うのであります。從つて重点主義と申しまするか、比較的早く復旧いたさなければならぬ方面に力を注いで参りたいと存じておるのであります。從つて各地方においては、いずれも熱心に復旧もしくは改修を要求いたしておられるのでありますから、各地方にあいてはもとより不服と申しますか、納得できない部面もあるいは生ずるかもわから……

第5回国会 災害地対策特別委員会 第8号(1949/08/09、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 本年は北海道における雪解けの災害がございました。御承知の通り六月二十一日にデラ台風が鹿兒島に上陸いたしたのであります。それ以前の本年春からの災害が約三十二、三億になつておると承知いたしております。デラ台風によつての損害は、大体建設省所管の東北施設に対する損害が百二十四億と推定、せられます。続いてフェイ台風でありまするが、これは約十億と承知いたしております。さらに御承知の通り七月の末にへスター台風が三重縣に上陸いたしまして福井縣に出たのであります。このため三重縣、京都府等が非常に災害を蒙りまして、その災害が約四十二、三億になつております。大体今日までの災害の概数は以上の通りであり……

第5回国会 地方行政委員会 第11号(1949/04/16、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 お答え申し上げます。大体本年一月末までの予算を超過いたしましたいわゆる超過の仕事であります。災害の点を申し上げますると、四十二億程度の査定見積り金額中の未交付金があります。それだけの仕事はできております。從つて今回御審議願つておりまする予算が通過いたしますると、なるべくすみやかに超過の仕事に対して補助金を交付いたしたいと存じておるのであります。各府縣別には今手元には資料はございません。また記憶はいたしておりませんが、全國を通じて一月末までに大体四十二億程度の超過の仕事をいたしております。その後天候等に惠まれておりまする関係上、年度末までにやはり相当の分量の仕事ができたものと思つ……

第5回国会 内閣委員会 第14号(1949/04/25、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 ただいま上程になりました建設省設置法の一部を改正する法律案につき、提案の理由とその概要を申し上げます。  現在の建設省は、昨年七月に制定されました建設省設置法に基き、設置されたものでありまして、その機構は、大臣官房のほか、総務、河川、道路、都市、建築、特別建設の六つの内部部局のほかに、地理調査所、建築研究所、土木研究所及び建設工事本部の四つの付属機関並びに全國六箇所の地方建設局から成立つております。  このたび、行政機構を整備簡素化する政府の一般的方針に基き、建設省におきましても、その機構を整備簡素化することといたし、本法律案を提案した次第であります。  しかして今回の改正は、……

第5回国会 内閣委員会 第20号(1949/05/13、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 建設省といたしましては、大藏、商工あるいは運輸省、文部省、厚生省という関係がありまして、たとえば工場のごときは建築資材は商工省が持つておる。從つて各関係省の長官の審査と申しますか、許可と申しますか、それを経て最後に建設省において建築の許可をするのであります。從つて特に建設省が許可すべきものを故意に妨げるということは断じていたしておりません。最終の決定は建設省でいたすのであります。それはやはり建設省が建築物の許可権を持つておる建前から、嚴密に審査をいたしまして許可をいたすのであります。故意に許可をしないというようなことは絶対にありません。なお昨年、二十三年度の許可件数は今手元には……

第5回国会 予算委員会 第7号(1949/04/08、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 昭和二十二年度、二十三年度を合しまして大体三百六十数億と記憶いたしておりますが、補助金の未拂い額があります。
【次の発言】 先ほどの御質問に関連してお答え申し上げます。三百六十億の未拂いがあると申し上げましたのは、中小河川におきまして昭和二十三年度までの災害見積り額であります。これは工事ができますと、國家が逐次支拂いをいたさなければならぬ金額であります。それでなお三百六十五億仕事ができていないという趣旨であります。支拂いと申しまするのは、政府が支拂いの義務があつて、その支拂いを遅延しておるという趣旨ではございません。
【次の発言】 三百六十億の未拂いと申し上げましたのは、先ほど……

第5回国会 予算委員会 第8号(1949/04/09、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 國土の開発については、思い切つて力強い施策を実行いたさなければならぬのであります。これは國家百年の大計からもこれに努めなければならぬのであります。今回の予算については恒久的な施設に対するものは、たとい僅少でありまするが、僅少の費用をなるべく効果的に使つて参りたいと思うのであげます。國土開発につきましてはひとり建設省のことのみではございません。政府といたしましては、最近國土の総合計画審議会を設置いたしまして、根本的に総合的に國土開発の計画を進めて行きたいと思うのであります。
【次の発言】 今回の私所管の公共事業費は、もとより十分とは思つておりません。國家の財政の許す限り、今後にお……

第5回国会 予算委員会 第9号(1949/04/12、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 御承知の通り、本年の公共事業費は全額五百億であります。うち河川費は百六十八億余であります。公共事業費の五百億から見ますると、政府といたしましては河川に対しては河川を軽視いたしておるということはないのであります。相当金額は盛つておるわけであります。また道路の費用がばかに多いというお話でありまするが、決してばかに多くはございません。これは道路の修繕、改修という方面に相当の予算があるのであります。鉱産であるとか、農産であるとか、その他産業に最も役立つところの資源開発、そういう方面の道路を改修いたして生産に役立つ、また食糧増産に役立つ、また民政の安定というような考えから、本年度におきま……

第5回国会 予算委員会 第10号(1949/04/13、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 今日最も住宅難に悩んでおる階層は、申すまでもなく勤労者の階層であります。これの解決のために日夜苦心をいたしております。本年度の予算といたしましては、いわゆる庶民住宅については、大体二万二千五百戸の建設予定であります。これはもとより十分ではありません。十分ではありませんが、各地住宅の不足のことを十分に檢討いたしまして、各地方に配分する所存でございます。なおただいまも御質問になりましたが、いわゆる余裕住宅であります。大邸宅と申しまするか、比較的余裕のある住宅であります。これにつきましては御承知の通り、余裕住宅税を課して、一面税制の上からこれを開放する道を開いておりますと同時に、政府……

第5回国会 予算委員会 第17号(1949/09/16、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 本年の雪解け災害以來、先般のキテイ台風までの災害の概要を申し上げます。各都道府縣にわけられる詳細なものはございますが、ただいま手元に持参いたしておりませんので、後ほどお手元に配付いたす考えであります。私所管いたしております建設省関係の災害の総額は、いまだ明確に数字を把握しておりませんが、各地方からの報告を積算いたしますと、先一般のジユデイス台風までの災害は大体二百八十億に達しておると存じます。今回のキテイ台風の災難もひとしくまだ明確な数字をとらえておりませんが、これも地方の報告によつて推算いたしますと、大体百六十億程度になつておるかのように推測いたします。ただいま申し上げました……

第6回国会 建設委員会 第5号(1949/11/19、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 閉鎖機関指定清算当時の建設省に対する整理方針について相談があつたかなかつたかどういうことでありますが、私よく承知したしておりません。昨年就任の際、住宅営団のことについてはむろん引継も受けておりますが、清算の方法についてはよく存じておりませんから、局長から答弁いたさせます。
【次の発言】 閉鎖機関につきましては、建設省としては、御承知の通り住宅政策の面から強力に発言をいたしております。また今後も、そのような発言をいたしたいという考えでございます。ただ相当欠損があるわけでありますが、この点は閉鎖機関の方であやつておられるので、私の方でどうするという権限はございません、繰返して申し上……

第6回国会 建設委員会 第6号(1949/11/22、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 ただいま局長から、戰災都市の再建等について御報告申し上げたのでありますが、その通りでございます。そうして事業計画はただいま申し上げたごとく、三百三十二億に圧縮いたしました。そういたしますと五箇年で半額補助でありますから、十分の一になります。従つて三十三億二千万円を毎年出さなければならぬ計算になるのでありますが、今日の国の財政あるいは地方の財政等を十分に勘案いたしまして、でき得る限りこの事業費を削減いたそうと考えております。なお他の関係各官庁においてはもう少し残事業をふやすというような意見もあるようであります。そういたしますとそれだけが五箇年計画から一時差引くことに相なつておりま……

第6回国会 建設委員会 第7号(1949/11/24、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 ただいまお尋ねの建設行政協会は、主として建設省関係の機関、地方庁の土木部等に勤務する主として事務系統の職員、これを会員といたしまして、さらに建設行政に関心を有する識者等が会員となつて、建設行政の研究並びに会員相互の親睦を目的とする団体であります。建設当局といたしましては、別段これを監督いたす権限も何もございません。まつたく私的の協会であります。そうして聞きますと、この協会の会長は現在建設省の管理局長である中田君が会長となつておるそうであります。法的には建設省とは別に何もつながりはございません。
【次の発言】 建設行政に関心を有する識者、この会員は私は存じません。なお建設省関係の……

第6回国会 予算委員会 第4号(1949/11/18、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 ただいまの撤回する意思がないかどうかということについては、撤回する意思はございません。
【次の発言】 明年度の予算におきましては、ただいま上林山君のお尋ねのごとく、公共事業費は大体一千億ということに決定をいたしたのであります。そのうち明年度起り得る災害に対する予備費、これに対しては相当額のものを予算の上に計上いたすべく努力いたしております。さりながら今日はまだ最終的の決定には達しておらぬのであります。百億になりますが、またそれ以上になりますか、最終的の決定には至つておりません。なお災害の補償制度ということもありますが、これに対しては政府といたしまして研究をいたしております。

第6回国会 予算委員会 第10号(1949/11/25、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 世耕君の仰せのごとく、日本の建設機械は、よほど遅れております。そこで建設当局といたしましては、近年建設工事の機械化ということに関して重大な関心を拂つております。本年は道路、河川等に関する機械は約十一億の予算を計上いたしまして、そうして機械を買つたり、あるいは既存の機械を修理いたします等のことに努めておるのであります。来年度におきましては、これ以上の予算を計上いたしまして、機械化に努力いたしたいという所存であります。新規の機械はもとより購入いたさなければなりませんが、旧内務省時代からたくさんの機械がございます。すでにこれは使用にたえないようなものもございます。これらのものは処分を……

第7回国会 建設委員会 第8号(1950/02/14、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 ただいまのお尋ねは私の所管ではございません。進駐軍住宅をエード・フアンドから出資して建設するという話は若干聞いておりますが、よく承知しておりません。
【次の発言】 正式に決定いたしますれば、むろん国務大臣でありますから、承知しなければならぬのでありますが、見返り資金で住宅をつくるという話は聞いておりません。まだ正式に決定はいたしていないようであります。また見返り資金の問題は、直接は私の関係でございません。御承知の通り、大蔵大臣が安本長官と運用いたしておるもので、直接の責任者は見返り資金に対しては大蔵大臣と記憶いたしております。

第7回国会 建設委員会 第9号(1950/02/21、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 人員整理につきましては、もうすでにたびたび方針は申し上げておるのであります。共産党とかあるいは組合運動に携わつておるとか、そのゆえをもつて整理をいたすことは、ございません。たまたま整理せられた人が組合に関係をいたしておる、あるいは私どもよくは知らないが、共産党の党員であつたという結果を生ずることもあり得るかもしれませんが、そのゆえをもつて整理はいたしておりません。
【次の発言】 基準は、今回の整理については政府委員から説明をいたします。
【次の発言】 ただいま人事課長から申し上げましたように、行政管理庁案では、住宅局で九十九人整理するということになつているそうであります。しかし……

第7回国会 建設委員会 第10号(1950/02/22、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 この二、三日前に、内閣の方から私の方へただいま御説明になりました審議会の案がまわつて来たのであります。大体趣旨においては毛頭異存はございませんが、各逐條審議を今いたしておりまするので、條文全部について一々私どものまとまつた意見を今申し上げることはできません。従つて今後この法律案をいかに取扱いまするかということも、いまだ決定はいたしておりません。でき得れば一日もすみやかに取上げて、皆様の御審議を願いたいという考えを持つておりまするが、ただいま申し上げた程度でありまして、いまだ閣議に付議するかどうかということも決定いたしておりません。

第7回国会 建設委員会 第21号(1950/04/05、24期、自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 この法律は御承知の通り、地方公共団体の財政が逼迫いたしております関係上、なるべく地方公共団体の負担を軽減するという目的で提出いたしたのであります。そういう考えで起案を命じて今御審議を願つておるのであります。御指摘の法律の解釈等につきましては、本法が施行せられた結果、かえつて地方に不利になるというような考えは毛頭持つておりません。持つておりませんが、各條文個個については、ただいまのような問題がありますれば、十分検討いたしてみたいと思つております。私は全般の法律を一條々々こまかく疑問を想定いたして、研究をいたしたというところまで参つておりません。大体各條文を見まして、これならば政府……

第7回国会 建設委員会 第33号(1950/04/28、24期、自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 建築基準法案の提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  本法案につきましては、政府としては三月一日閣議決定を見て以来、すみやかに国会に提案すべく努力して参つたのでありますが、いろいろの関係上遷延し、今日に至りましたことを何とぞ御了承お願いいたします。  戰争以来、わが国の建築は、その量の増加にのみ力が注がれ、質の改善が閑却せられがちでありましたことは周知の通りでありまして、保安上、衛生上好ましくない建築物が建築せられ、毎年火災その他の災害による建築物の損耗はきわめて大なるものがあります。かかる建築物の災害を未然に防止し、国民の健康及び財産を保護するためには、建築物の質のある程度……

第7回国会 内閣委員会 第17号(1950/04/14、24期、自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 ただいま提案になりました、建設省設置法の一部を改正する法律案の概要について、御説明申し上げます。  第一に、行政機構簡素化の一環として、諮問的な審議会を整理する一般的方針に基きまして、建設省におきましても、官庁営繕審議会を廃止することとし、なお河川審議会及び道路審議会を廃止し、これにかえて土木審議会を設け、河川、砂防、道路、災害復旧等、土木に関する事項の審議機関とすることにいたし、その組織及び構成員について必要な規定を設けました。  第二に、地理調査所の有する高度の技術を活用いたすべく、公共団体、日本国有鉄道または日本專売公社の委託に基いて、土地の測量、地図の調製及び測量用写真……

第7回国会 予算委員会 第5号(1950/02/01、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 政府出資により五十億、それに加うるに対日援助見返資金百億、合計百五十億をもつて住宅金融公庫をつくりたいという考えであります。これは主として今日最も住宅難に苦しんでおります勤労者階級の住宅資金を低利長期に貸付ける考えであります。その分配の基準と申しますのは、どういう趣旨かはつきりいたしませんが、主として勤労者階級の住宅の方面に貸付けたいという考えを持つております。あるいは各都道府県の分配という御趣旨でありますか、そういうことはいまだ決定をいたしておりません。
【次の発言】 ただいまお答え申しました通り、主として勤労者階層ということでございまして、入植者ももとよりありますし、引揚者……

第7回国会 予算委員会 第6号(1950/02/02、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 事業を進捗せしめますのには、どうしても機械によらなければならぬ部局があるのであります。今回の御審議を願つております予算中、道路予算のうち約三億を機械購入に充てております。それから百十七億の河川費でありますが、そのうち六億かと存じておりますが、やはり機械の方面に充てる考えでございます。

第7回国会 予算委員会 第8号(1950/02/04、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 御承知の通り、住宅難を緩和いたします一つの手段として、今回――これまでの庶民住宅は継続いたして参りますが、同時に住宅建築の隘路である資金の面の解決の一端として、住宅金融公庫というものをつくる予定であります。これは政府出資五十億円、なお見返り資金を百億、総計百五十億、これは主として今日最も住宅難に困つておる勤労大衆の方面に、長期、低利の資金を貸し付けようという計画であります。ここ四、五日のうちには法律が立案できると思います。近く御審議を願うことになると存じますが、大体百五十億のうち、百五億は、個人の住宅建設の希望者、もしくは住宅組合の方面に予定いたしております。そして戸数としては……

第7回国会 予算委員会 第9号(1950/02/06、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 ただいまの御質問のような場合は、原則として剰余金は建設省に返さねばなりませんので還付いたさせておりますが、ただでき上つた工事を維持いたして参らなければならぬとか、その他著しい設計変更とかいうような場合があります。そういう際にはやむを得ませんから建設大臣の認可によつて剰余の金を使わしております。だがただいま申しましたように、剰余金がありますと、精密に計耳をいださせて還付いたさせております。
【次の発言】 災害の査定は従来も厳重にいたしておりましたが、今後も全額負担等の問題が起りますので、これまで以上に厳密にいたしたいと思います。国が助成いたして参ります工事等につきましても、これは……

第7回国会 予算委員会 第11号(1950/02/08、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 ただいま農林大臣からお答え申し上げた通りであります。すでに干拓かできておるところは、建設省が所掌いたすことにしております。そうして本年の干拓堤塘に対する補強費と申しますか、助成金は一億五千万円見積つております。これではもとより不十分であることは承知いたしておりますが、これまでまつたく国の助成方法がございませんでした。本年初めて一億五千万円を予算に組んだ次第であります。そうしてこの一億五千万円をなるべく効果的に効率的に使つて行きたいという考えから、大体助成の標準を決定いたしております。すなわちまず都道府県の管理に属するもの、これが第一の標準であります。従つて市町村でありますとか、……

第7回国会 予算委員会 第15号(1950/02/15、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 建設常任委員会という話が出ましたし、ただいま大蔵大臣の答弁にもありましたが、私が関係あるようにお聞きになる議員諸君もありますから、一言申し上げておきます。  何か政府委員の方から進駐軍住宅の話があつたそうであります。私責任者として砂間委員から聞かれました際に、いまだ閣議決定の事項でないからわからないという答弁をいたしておきました。  ただいまの対馬のことでありますが、これも昨日砂聞委員から、政府は公共事業費のうちから二十億をさいて対馬に軍事基地をつくるということを聞いたがどうかということでありましたが、私はまつたく初耳で、唖然といたしておりますというお答弁をいたしたのであります……

第7回国会 予算委員会 第16号(1950/02/16、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 住宅金融公庫法と申しますのは今立案中でございます。各方面と交渉いたしておりますので、従つていまだ閣議決定になつておりませんが、構想は持つておりますから、詳細の点は事務当局から御説明をいたさせることにいたします。ただ今日最も住宅難に苦しんでおる階層は、申すまでもなく勤労階層でありますから、勤労階層方面の住宅難を緩和するということは、住宅金融公庫のねらいであることだけを私から申し上げておきます。


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 議院運営委員会 第3号(1955/03/24、27期、自由党)【議会役職】

○益谷議長 お答え申し上げます。私が議長に就任をいたしました直後、すなわち十八日の夜おそく大池事務総長から辞表が提出せられました。私現在預かっております。これは、井上さんのような古いお方はよく御承知の通り、総選挙の後の議長ができた場合に、恒例によって事務総長から議長の手元へ辞表が提出されることに相なっておるそうであります。従って、今回は議運の組織がなかなかひまどりましたことは御承知の通りであります。これは議院運営委員会えかけて、皆様方の御協議にあずかるというのが先例だそうであります。それがようやく一昨日できたのであります。その間議長のふところに預かっておりました。しかし、これは議長が自分の考え……

第22回国会 議院運営委員会 第6号(1955/03/30、27期、自由党)【議会役職】

○益谷議長 先刻、大池事務総長辞職願の件につきましては、当委員会におかれて議長に御一任願いました。議長は、副議長ともよく相談を申しとげ、慎重考慮いたしましたが、この際辞職願を撤回してもらうのが最も適しておると存じまして、その旨事務総長にもお伝えいたしまして、ただいま辞職願を返すことにいたしましたから、御了承願いたいと思います。

第22回国会 議院運営委員会 第35号(1955/06/29、27期、自由党)【議会役職】

○益谷議長 昨日、本会議散会後、四時四十分ころでありましたか、根本官房長官が私のところへ参りまして、本会期も余すところ、きょうの言葉で申しますと明日限りとなります。政府提出の重要法案は、審議未了のものがたくさんある。各常任委員会において熱心に御審議中であるが、政府は、重要な法案を全部終了いたしたいと思うので、会期の問題が差し迫っておるから、ぜひ会期の延長をお願いするという申し出がありました。その申し出によりまして、本日午前中に常任委員長会議を開きまして、各常任委員長の意見を聴取いたしたのであります。その意見の内容については、当時座長を勤めておりました中村委員長からお聞きを願いたいと思います。以……

第22回国会 議院運営委員会 第49号(1955/07/27、27期、自由党)【議会役職】

○益谷議長 お答えいたします。請暇の出ておるものは、そのつど私目を通しております。またむろん責任でありますから、公報に記載する以前に、原稿と申しますか、そういうものは従来の慣例によって――公報は大体目を通しますが、事前に公報に掲載する原稿と申しますか、そういうものは見ております。請暇等の手続が参りますと、議長は絶えず注意しております。  それから委員会その他でございますが、これはしばしば委員会の出席率が悪いということは聞いております。しかしながら、できるだけ各党の幹部に対して、議事を進行するためにみな出席してもらって、また委員長等にも、議事を促進するようにということを申しております。すなわち、……

第22回国会 議院運営委員会 第50号(1955/07/28、27期、自由党)【議会役職】

○益谷議長 昨日、野原君から御質問がありました議員の請暇及び欠席届の件でありますが、さっそく調査をいたしましたところ、議員より提出せられた請暇及び欠席届については、先例により、そのつど公報をもってお知らせいたしてあります。ただし、無届けのまま欠席される議員もないとは限らないと思いますが、これは議員の良識に待つほかありません。なお、野原君から指摘されました有力な議員で欠席されておる方もあって、最初のうちは事務になれぬため、無届けの場合が多かったようでありますから、議長において気がつきまして御注意をいたした次第であります。その後その議員は、六月九日より今日まで欠かさず請暇願を出しております。これは……

第23回国会 議院運営委員会 第1号(1955/11/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○益谷議長 前国会終了後、大池事務総長から私に対し、数度の辞任の意思表示がございました。そのつど、私は時期が適当でないと考えまして慰留いたして参りました。しかるところ、昨二十一日午後一時、正式に辞職願が提出いたされました。ついては、議長におきましても諸般の情勢にかんがみて、この際これを受理することが適当だと存じましたので、これを受理いたしました。右御報告申し上げますと同時に、この取扱い方について各位の御協議をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 後任事務総長につきましては、いろいろ各方面からの御意見も承わりまして、この際鈴木事務次長を推薦いたしたいと思います。どうぞ御賛成を願います。(拍……

第23回国会 議院運営委員会 第8号(1955/12/07、27期、自由民主党)【議会役職】

○益谷議長 井上さんの御質問にお答えを申し上げます。むろん法規の上から、ただいま井上君の言われた通り、議長は権限がございます。しかしながら慣例によりまして、よほどの場合何人が見てもはっきりしたというような、よくよくの場合でない限りは、議長は言論を尊重するという意味から取り消しをいたしておりません。取り消しをいたすとか、あるいは速記録を調査の上適当な措置をとるとかいう場合は、議場の各党の交渉係から申し出がありました場合に、議長はさような取扱いをいたしておるのであります。先日の中原君の演説に対しては、各党の交渉係から何ら申し出がないので、また実際を申し上げますると、議長席で私は居眠りをいたしたわけ……

第23回国会 議院運営委員会 第9号(1955/12/08、27期、自由民主党)【議会役職】

○益谷議長 従来の国会法とは違いまして、新憲法下における国会法は、御承知の通り、今まではすべての案件をまず本会議へ出し、そうして委員を選任して委員会に付託いたしたのであります。しかるに、それが予算案とか、あるいは運営委員会等で決定せられました案件は、本会議にかける場合もありますが、原則としては委員会に直ちに付託せられ、委員会が審議を終れば本会議に持ち込む。従って、委員会が審議をし、そうして本会議にかけた案件は本会議が中心になります。しかしながら、まず委員会へかけるのでありまますから、審議の中心はやはり委員会と考えております。

第23回国会 議院運営委員会 第14号(1955/12/16、27期、自由民主党)【議会役職】

○益谷議長 今回の事件を聞きまして、国会の信用の上から、国会の職員の信用の上から、まことに遺憾に考えております。今後かようなことが起らないように、各自十分に自粛して参りますように、事務をして十分に、何と申しまするか、人事とか、会計の方のことについては、議長は直接関係がないようでありまするが、しかしながら、われわれやはり国民の信用をつなぐ意味においても、今後相ともに十分の注意をして、不祥事の再発しないように努力いたしたいと考えております。

第24回国会 議院運営委員会 第19号(1956/03/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○益谷議長 なかなか困難な問題でございます。決議案の案文等をよく読みまして、それから井上、福永両氏のお話等もよく聞きました。すなわち、手続と申しますか、法律と申しますか、議院規則の上から、表面から見ますると、これは不信任ではない。しかしながら、可決いたしましたその結果から判断いたしますると、やはり議会政治の今日においては、この決議案が可決いたしますれば、当然に政治責任を負うて鳩山内閣は退陣されなければならぬ。そういう内容から見ますると、また不信任案と同一のものであると主張せらるる福永君の意見も、必ずしも排撃すべきものでないと思うのであります。ただし、決議案でありままして、今初めて出て参りました……

第24回国会 議院運営委員会 第39号(1956/04/24、27期、自由民主党)【議会役職】

○益谷議長 去る二十一日、土曜日であります。午後三時過ぎに、社会党の勝間田清一氏、山本幸一氏、佐藤觀観次郎氏、横路節雄氏、田中織之進氏、古屋貞雄氏の六氏が、議長室においでになりまして、お手元にすでに配付してあります「四月二十日衆議院本会議における教育二法案審議無効に関する申入」をなされました。なおその際、本件については、社会党といたしましては、裁判所等において効力を争うことはしない方針であること、またこの申し入れは、将来かかる場合における議案の審議のルールを確立するためにもなることであるから、議院運営委員会において、その有効無効を検討されたい。場合によって必要があれば、衆参両院の議院運営委員会……

第24回国会 議院運営委員会 第46号(1956/05/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○益谷議長 経過、また今日までの状況は、実際知りません。どういう都合で延びておるか、それも存じません。よく調査いたしまして、善処いたしたいと思います。

第24回国会 議院運営委員会 第47号(1956/05/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○益谷議長 昨日三時四十分ごろでありましたが、根本官房長官が私のところへ見えまして、本国会も余すところわずかになりましたけれども、日比賠償に関する協定も調印されましたので、今国会において御承認を得たいし、また内閣が提出いたしました重要法案等も、目下両党において御熱心に御審議中ではありますが、政府としてはなるべく全部の成立を熱望いたしておりますので、この際会期の延長方をお取り計らい願いたい、という申し出がありました。なおその際、高碕全権より、フィリピン国は現在開会中の国会でその承認の手続をとるから、日本国におかれても、この会期中に御承認を得らるるよう御配慮願いたい、との連絡があった旨のお話があり……

第24回国会 議院運営委員会 第48号(1956/05/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○益谷議長 先ほど、一時ちょっと過ぎであります。参議院の議長さんが見えまして、参議院の議運においても、十七日間、すなわち来月三日まで会期延長することに決定したそうであります。右、御報告申し上げます。

第25回国会 議院運営委員会 第7号(1956/11/26、27期、自由民主党)【議会役職】

○益谷議長 ただいま井上委員からの御質問にお答え申し上げます。会期延長の問題につきましては、御承知の通り、今期国会の会期をきめます当初におきましてきめた通り、何ら本院においては情勢の変化がございません。いわゆるスト規制法その他の案件は、実にスムーズに審議を進められておると私は信じております。従って、議長といたしましても、ただいま会期を延長するかどうかということは毛頭考えておりません。

第25回国会 議院運営委員会 第8号(1956/11/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○益谷議長 井上委員の先のお話で、議長の考え方というか、見通しについてのお尋ねのようでもあり、また井上委員の意見のようなことでもありましたが、私は、全会一致になれば、起立採決でも、あるいは異議なしというようなことでも、運営ができると思っております。そうして議運に集まっておられる皆さんが、各党各派を代表しておられるのでありまして、お一人も異存がない。従って、そういう場合は、一応は記名投票によらないで、起立採決か、もしくは議長が議院に諮って、異議なしという満場一致で取り扱うということが、従来の議運のあり方で、そうするのが適当である。しかし、これは絶対反対だとおっしゃらないが、全会一致の形になればよ……

第25回国会 議院運営委員会 第15号(1956/12/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○益谷議長 深夜お集まりを願いまして、まことにありがとうございます。  議長といたしましては、会期の延長については、いかなる場合においても、規則の定むる通り、各常任委員長の意見を徴し、参議院議長と協議することはもとよりでありますが、今回の延長問題については、特に今会期を定めるについての経緯もあり、また福永委員からは、この際衆議院側として今会期を延長しないという建前は、衆議院の事情によって延長するようなことは避けたいという意味であるとの発言もあり、さらには去る十一月二十六日の議院運営委員会における井上委員からの、与党または政府から会期延長の申し出があった場合はどうかとの私に対する御質問に対し、そ……

第25回国会 議院運営委員会 第16号(1956/12/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○益谷議長 一言ごあいさつ申し上げます。私、議長に就任以来、常に国会の威信の保持と国民の信用の回復を念願いたして参りました。議会政治は話し合いによる政治であり、国民の信用を得ることが第一の要件であることは申し上げるまでもありません。それゆえに、私はできるだけ野党の言い分に耳を傾け、与党には寛容と忍耐を求めて参っておりましたることは、諸君の御承知の通りであります。しかるに今回の会期の問題について、両党の間についに話し合いがつかなかったことは、まことに遺憾でありました。私としては、この間にあって、できるだけのことはいたしたつもりでありまして、会期の決定は、参議院の事情を承知いたした以上は、本院とし……

第26回国会 議院運営委員会 第4号(1957/01/31、27期、自由民主党)【議会役職】

○益谷議長 御報告いたします。本日午後、十二時四十分ごろであったかと思いますが、北澤副官房長官が見えまして、石橋総理は去る、二十三日来、感冒にかかり、両肺下部に気管支炎の徴候があるので、二十五日の朝から休養に努めておりましたが、昨日来軽度の肺炎を併発したので、向う約二週間の就床安静と、その後一週間の静養を要するとの主治医の診断なので、とりあえず官房長官にかわって報告するとのことでありました。以上御報告申し上げます。

第27回国会 議院運営委員会 第8号(1957/11/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○益谷議長 本国会の会期は、余すところ明日一日となりましたが、本日午後七時十五分ごろ、自由民主党の村上国会対策委員長が、党を代表して私のところにお見えになりまして、その際、会期を二日間延長せらるるよう取り計らい願いたいとの申し出がございました。よって、議長といたしましては、先刻常任委員長会議を招集し、各常任委員長の意見を徴しましたが、そり経過並びに結果につきましては、座長を勤められました保利委員長から御報告をお願いすることといたしまして、当委員会において、会期を延長すべきかどうか、また延長するとすれば、どの程度の日数を延長するかについて、御協議を願いたいと存じます。


28期(1958/05/22〜)

第32回国会 内閣委員会 第2号(1959/07/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○益谷国務大臣 私は今回行政管理庁の長官に就任いたしました。行政管理庁の仕事は全くしろうとでございまして、果してこの重責を全うすることができるかどうか衷心じくじたるものがあります。皆さんのお引き回しと御援助によって職責を果したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

第33回国会 災害地対策特別委員会 第6号(1959/11/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○益谷国務大臣 本年の三月末、私の名古屋の管区におきまして、愛知県における水防態勢を強化する、その参考のために水防態勢の面を調べたのであります。これは狩野川災害のようにそれに主力をつぎ込んでやったというものであります。本庁の監察事務のほかに、調査をいたしたのでありますが、八月末に完成しました。調査報告ができ上がった日はいつかという詳しいことは記憶はありませんが、愛知県の各団体、県、市はもとより、全部配付いたしました。内容の一端を申し上げますると、水防に対する熱意といいますか、管理等について住民は非常に決意をいたしておる、また指導者のやり方も十分とは言えないという、水防に対する結論を得ておるので……

第33回国会 内閣委員会 第3号(1959/11/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○益谷国務大臣 ただいまおっしゃった通り非常に発達して参っておるということは事実のようであります。しかし私の行政管理庁といたしましては、まだ問題にはなっておりません。これは郵政省ととくと協議をして、研究しなければならない問題と思っております。現在のところはまだ具体的のどうするかという問題になっておりません。十分に郵政省と相談をして、これに対処していかなければならないと思っております。
【次の発言】 お話の趣旨に従って検討いたします。

第33回国会 予算委員会 第7号(1959/11/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○益谷国務大臣 中部日本災害対策本部は、御承知の通り災害の復旧事業を迅速に強力に機動的にやるのを目的としてできたものであります。それで特に浸水地区の締め切り、排水に力を入れました。同時にまた応急の救助、復旧等に努めて、いろいろの施策を実行いたして参ったのであります。この本部のやることは各省代表の責任者全部が名古屋に参りまして、一々中央に相談をしないで臨機の処置を講じたのが特色であります。現在なお締め切りと排水、また住宅建設等に努力いたしております。いつやめるかというお話でありますが、まだ現在締め切り、排水の完了しないところもあります。従って排水とか締め切りをいろいろ勘案いたしまして、当分は存置……

第34回国会 内閣委員会 第6号(1960/02/19、28期、自由民主党)【政府役職】

○益谷国務大臣 行政機構の問題でありますが、率直に申し上げますと本年も各所の部局等、たしか二十三か四要求がありました。もとより局、部、ともに時運の進展にかんがみ必要なものは設けなければならぬと思っておりますが、でき得る限り現在の機構でやっていけるものは遠慮してもらいたいという考えから、本年は全部遠慮してもらった次第であります。従って新たに部、局は一カ所も作っておりません。なお審議会や調査会のことでありますが、これは一方に行政機構の簡素化を目的としておりますが、必ずしも調査会や審議会というものは設けてはいかぬというふうな考えは持っておりません。特に調査会、審議会等は、経験の深い、学識経験の豊かな……

第34回国会 内閣委員会 第10号(1960/03/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○益谷国務大臣 ただいま議題となりました行政管理庁設置法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。今回提案いたしました行政管理庁設置法の一部を改正する法律案は行政監察局の所掌事務のみを分掌いたしております地方支分部局に、必要に応じて、行政監理局及び統計基準局の所掌事務の一部をも新たに分掌させることができるようにいたしますとともに、管区及び地方行政監察局の名称の変更及び北海道所在の地方行政監察局の管轄区域の変更等を行なうものであります。次に法律案の内容につきましてその大要を申し上げます。当庁の内部部局には官房のほかに、行政監理局、統計基準局、行政監察局の三局がありますが、地方支……

第34回国会 内閣委員会 第16号(1960/03/15、28期、自由民主党)【政府役職】

○益谷国務大臣 御質問にお答えする前に、私は今回まことに不適任とは思いましたが、給与担当の国務大臣を拝命いたしたのでございます。引き受けました以上は、この職責の重大さにかんがみて極力努力いたしたいと存じます。皆さんの御鞭撻、御指導をお願い申し上げます。(拍手)  私は公務員担当の国務大臣としては、公務員の福祉増進と申しまするか、生活水準の引き上げに努力するということが根本の義務だろうと思います。ただ今日は御承知の通り公務員給与の引き上げについては、人事院が公正な、そして妥当な勧告をいたすという建前になっております。それを政府が国会に審議をせられて法律といたす建前になっておりますので、今にわかに……

第34回国会 内閣委員会 第18号(1960/03/18、28期、自由民主党)【政府役職】

○益谷国務大臣 非常に御理解ある御質問、まず感謝をいたします。行政管理庁はただいま仰せのごとく、相当に実績を上げておるものと思っております。行政運営の改善を実証資料に基づいて、所属の機関の長に勧告いたしておるのであります。そうして大体昭和三十年から三十二年までの実績によりますと、全面的の改善、勧告そのものを実行いたしておるのと一部実行いたしておるのと合わせて、勧告に従っておるのは約九割になっております。勧告をいたしまして、行政管理庁としては回答を求めております。そして回答の通り実績を上げておるかどうかということについては、疑わしい場合は、さらに回答を求め、報告を求めております。最後は改善を実施……

第34回国会 内閣委員会 第19号(1960/03/22、28期、自由民主党)【政府役職】

○益谷国務大臣 ただいま議題となりました行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案の提案理由について御説明いたします。  今回提案いたしました行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案は、昭和三十五年度における各行政機関の事業予定計画に即応して、必要やむを得ない事務の増加に伴う所要の増員を行ないますとともに、業務の縮小に伴う余剰定員の縮減を行なうこととするものであります。  次に、法律案の内容について申し上げます。  まず第一に、行政機関職員定員法の一部改正の部分について申し上げますと、今回の改正によりまして、第二条第一項の表における各行政機関の職員の定員の合計六十八万七千四百五十七人に対しま……

第34回国会 内閣委員会 第24号(1960/04/05、28期、自由民主党)【政府役職】

○益谷国務大臣 ただいま議題となりました国家公務員災害補償法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由並びに内容の概略を御説明申し上げます。  この改正案は、三月十一日付をもって人事院から政府に対しまして、さきに今国会に提案いたしました労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案と対応して国家公務員の身体障害者等に対する保護の改善をはかるため、国家公務員災害補償法の一部改正について申し入れがありましたので、政府におきましてはこの申し入れに基づき、かつ特別職の職員についての同様の改正をもあわせ行なうこととして、今回の提案となったものでございます。  改正の第一は、国家公務員災害補償法の一部……

第34回国会 内閣委員会 第32号(1960/04/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○益谷国務大臣 私は先回も申しました通り、まことに微力であります。しかしながら今回担当いたした以上は、給与の改善に努力をいたそうとする決意をいたしております。閣議の内容をお聞きでございますが、それはここで申し上げません。申し上げませんが、私は担当いたしました後にいろいろの陳情その他要望を受け取りました。そうしてまた実際に状況を調べております。率直に申しますると、現在の一般職の給与は民間と比して格差のあることも認めます。また今回調停案を政府は財政上の関係から――会計法上の関係でありますかどうかは存じませんが、拒絶いたしまして、仲裁裁定に付しておるようであります。五現業の……。これは何かの形で仲裁……

第34回国会 内閣委員会 第35号(1960/05/06、28期、自由民主党)【政府役職】

○益谷国務大臣 今回御審議をお願いいたしております七千三十人は、新規の事業量の増のための定員法の改正を提案いたしたわけであります。御承知のごとく、そのほかいわゆる非常勤、常勤というふうに管理庁として相当日を費やして調べてあるものがあります。私は今明確に記憶はいたしておりませんが、今は常勤職員として二カ月で区切りをしているものが相当あるので、これを定員化するのは私は至当だと思っております。しかしながら先ほど監理局長も申し上げました通り、それぞれ管理をいたしております官庁が異なっております。そうしてまた意見も一致してない。そこで今回はすみやかに定員化すべきものは定員化する、あるいは定員からはずすも……

第34回国会 内閣委員会 第36号(1960/05/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○益谷国務大臣 御承知の通り戦後行政機構はきわめて複雑化いたして参りました。かつ範囲も広くなって参りました。これを根本的に検討して参らなければならぬと思うのですが、それにはまず行政機構を簡素化して、そして責任の所在を明らかにする、効率的に行政機構の運営をいたして参るということは、国民に対する政府の義務だと考えております。そこで政府は、行政審議会の答申を尊重して、さらにまた行政審議会の審議の経過を十分に見て、行政機構の改革をいたして参りたいという考えでございます。
【次の発言】 ただいまの御意見のごとく、複雑、そして広範にわたっておる機構を、根本的に検討して参らなければならぬことは当然であります……

第34回国会 内閣委員会 第37号(1960/05/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○益谷国務大臣 寒冷地手当、薪炭手当の件は先ほど総務長官の答弁がありました通り不合理な点もあるそうでありまして、この際人事院に十分に調査研究してもらって、その勧告を待って三十六年から実施いたしたいと存じて、改正法律案を提出いたしておる次第であります。人事院の勧告がありますれば、直ちに三十六年に実行いたしたいという所存であります。
【次の発言】 ただいまの法律案が成立いたしますれば、御趣旨によりまして、人事院はすみやかに調査研究の上、勧告せられることと存じます。政府におきましても、その勧告の趣旨に沿うように善処いたしたいと存じます。


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 建設委員会災害地対策特別委員会連合審査会 第2号(1949/09/14、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 御質問にお答えいたしまする前にちよつとお断り申し上げておきますが、当院の災害対策委員会もしくは建設委員会には、その都度私は責任者として出席をいたし、答弁をいたし、御報告を出し上げております。あるいは私の答弁が御不満であるかと思いますが、必ず出席いたしておることをはつきり申し上げておきます。よんどころなく出席のできない際には、あらかじめ委員長まで理由を付して出席のできないことを届出いたしておるのであります。この点御了解を得たいと思います。  北海道は本年春から雪解けの災害がありました。これに対しては、とりあえずデラ台風の際において約一億の予算を割振りいたしまして應急の措置をとつて……

第5回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第1号(1949/05/04、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 建設省設置法の一部を改正する法律案につき、提案の理由とその概要を申し上げます。  現在の建設省は、御承知の通り昨年七月に制定せられました建設省設置法に基き設置せられたものでありまして、その機構は、大臣官房のほか総務、河川、道路、都市、建築特別建設の六つの内部部局のほかに、地理調査所、建築研究所、土木研究所及び建設工事本部の四つの付属機関並びに全國六箇所の地方建設局から成立つております。このたび行政機構を整備簡素化する政府の一般的方針に基き、建設省におきましても、その機構を整備簡素化することといたし、本法律案を提案いたした次第であります。しかして今回の改正は、ただいま申しましたご……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 議院運営委員協議会 第1号(1955/11/18、27期、自由民主党)【議会役職】

○議長(益谷秀次君) 去る九月十日、中村委員長より一身上の都合により辞表を提出されましたので、あとの委員長の代理を決定していただいた上、許可しようと考えておりましたが、当時理事の大部分が洋行中でありましたため、御帰朝を待っておりましたが、その後の政情でお集まり願えませんでしたところ、去る十一月九日、各理事の方がお集まり願えましたので、委員長辞任後の代理を椎熊君に御決定を願いまして、当日付で中村君の辞任を許可いたした次第であります。右御報告申し上げます。   〔座長代理(田中伊三次君)退   席、座長(椎熊三郎君)着席〕


28期(1958/05/22〜)

第33回国会 災害地対策特別委員会厚生労働等小委員会 第1号(1959/11/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○益谷国務大臣 一般には、御趣旨のような点は、今度の災害を大きくさせた原因だと申しております。しかしながら、全く想像を絶した強い風と、あの高潮等のために激甚な災害を来たしたのであります。われわれは今後とも防災に努力をいたして、あらゆる方面から原因を探求し、そうして防災に備えたいと思っております。
【次の発言】 先ほど申しました通り、世評では、災害を大きくした原因はそこにあるようにいわれております。従って、政府は今後思い切ってこれに対する対策を講じ、またどういう点に欠点があったのか、行政管理庁等の行政監察によってはっきりして、今後の対策に資したいと存じております。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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