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降旗徳弥 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

降旗徳弥[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

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このページでは降旗徳弥衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。降旗徳弥衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 国土計画委員会 第19号(1947/10/28、23期、民主党)

○降旗徳弥君 ただいま委員長よりお話のありました犀川流域砂防工事のことについて御説明を申し上げます。  犀川というのは信濃川の本流でありまして、例の上高地の槍ヶ岳に發しておる川であります。松本平を縱斷して、長野にて千曲川と合しまして信濃川となるのでありまして、その流域は二千六百十八平方キロに及び、關係市町村は三市二百八十町村にわたつております。しかして本川水源地地方は、ただいま申しました中部山岳地帶の、すなわち上高地の地帶でありまして、險峻なる山岳が重疊し、殊に燒岳一帶は火山の影響によつて地質が非常に脆弱でありまして、崩壊が著しいのであります。從つて降雨のたびにその崩壊を擴め、不斷に莫大な量の……

第2回国会 通信委員会 第17号(1948/06/19、23期、民主自由党)

○降旗委員 実は通信委員になつて、私はきよう初めて出てきたのですが、今までに各地の逓信從業者から、頻々と手紙やはがきが参りまして、新しくできる本法に非常な不賛意を表しておるのであります。そこで、これはおそらく理由がなくて反対するものでないのであつて、そこにはわれわれが政治家として傾聽すべき何らかのものがあるのではないか、こういうことを、われわれの責任として考えざるを得ないのです。ただいま政務次官のお話によりますと、本法によつて規定されるところの訓練所が設置された場合には、既設の訓練所が廃止される、こういうお話でありまして、この点につきまして、本法が通過した場合に、どういう影響があるものか、たと……

第3回国会 外務委員会 第3号(1948/11/12、23期、民主自由党)【政府役職】

○降旗國務大臣 ただいまの御質問について逓信省の立場を申し上げたいと思います。この万國の條約に加盟することは、今度の國際電氣通信條約が初めてでないのでありまして、御存じの通りに、本年多分六月の末だと思いますけれども、万國郵便條約に加盟しておるのであります。先ほどお話のありましたように、連合軍総司令部側から勧奬を受けて、何らの用意なしに率爾としてこれに加盟するというようなことでは絶対ないのでありまして、この國際電氣通信條約に加入するということは、日本の國際的の位地を高からしめ、万國のお仲間入りができる。こういう意味からいつて、私は連合軍側の御好意に非常に感謝すると同時に、わが國としてもありがたい……

第3回国会 災害地対策特別委員会 第4号(1948/11/19、23期、民主自由党)【政府役職】

○降旗國務大臣 ただいま委員長から申されました件につきまして、概要を申し上げます。これは案件が三つあるのでありまして、北陸震災の損害と、それからアイオン台風並びにアイオン台風によつて起つた災害、そして西九州等の豪雨によつて起つた被害、この三つであります。  そこで北陸地方の震災被害の状況の概要を申し上げますと、郵便局、電話局等局舎建築物の被害が合計二十局であります。そして被害の状況を申しますと、電信、電話施設の被害は、電話加入者が三千八百名切、断あるいは損傷を受けた架空裸線、ケーブル等の延長が一千九百十二キロメートル、それから倒壊あるいは傾斜等の被害電柱数は七千七百本、電話交換機が六十一台、電……

第3回国会 逓信委員会 第1号(1948/11/10、23期、民主自由党)【政府役職】

○降旗國務大臣 私このたび逓信大臣に任ぜられまして、今後皆さん方の御協力を仰がなければならぬと思います。本日委員長より、皆樣方に初顏合せの会合だから出て來い、そうして就任後間もないことであるけれども、逓信行政についての一般の話をせよ、こういうことで参つたわけであります。從つて一應概略的のことを申し上げまして、なおこまかい点は次官その他の事務当局の者がおりますから、その方にお聞合せを願いたいと思います。  大体を申しますると、通信事業の特別会計は、独立採算でプラス・マイナス・ゼロということでして行くことが当然だとは思つておるのでありますが、今までの実績から申しますると、どうも六十億ぐらいの歳入欠……

第3回国会 内閣委員会 第3号(1948/11/17、23期、民主自由党)【政府役職】

○降旗國務大臣 それではただいま委員長から申されました郵政省設置法案について御説明を申し上げたいと思います。実はこの郵政省の設置に付随いたしまして、電氣通信省、この二つの設置法案が関連しておるのでありますが、何がゆえに現在の逓信省が郵政省と電氣通信省の二つの省にわかれなければならないか。このことを大要申し述べてみたいと思います。  申し上げるまでもなく、今日行政簡素化がとなえられておるときに、二省が一省になるなら版ともかく、一省がなぜ二省になる必要があるか。こういう疑いが起るのでありますが、しかしながら私は逓信省の内部へ入りまして、いろいろの事情を調査した結果、これは当然二省にわかれなければな……

第3回国会 内閣委員会 第4号(1948/11/22、23期、民主自由党)【政府役職】

○降旗國務大臣 午前の本委員会において行政管理廳次長の大野木君から、國家行政組織法と郵政法並びに電氣通信省設置法案に関連して御説明があつたようでありまして、これは大野木君の説明にあります通りに、この二法案だけは、ぜひとも本期國会に通過をお願いしたいという絶対な必要があるのでありまして、その辺を特に御了承を願つておきたいと思います。  次に電氣通信省設置法案についての概略を御説明申し上げたいと思います。お手元に配付されております図解を御一覽願いたいと思います。この図解によりますと、大臣のもとに政務次官、次官、かようになつております。この次官のもとに総務長官がありまして、この総務長官のもとに業務部……

第3回国会 内閣委員会 第5号(1948/11/25、23期、民主自由党)【政府役職】

○降旗國務大臣 ただいまの御質疑の通りに、この法案はマツカーサー元帥の書簡によつてその著しき進展をしたのでありまして、前内閣におきまして大体の案件を整えたのであります。從つてなお行政簡素化の立場から申しましても、その他のいろいろの御意見があつたのでありまするから、その点について先ほど申しましたように、逓信省並びに行政管理廳とは相協力いたしまして、司令部とよく談合いたしまして、そのとるべき意見、重んずべき條項を順次整理いたしまして、本法案提案の運びになつたのであります。御了承願います。
【次の発言】 その点につきましては、行政管理廳次長の大野木君から翌日取消しがありました。その点につきまして鈴木……

第3回国会 内閣委員会 第6号(1948/11/26、23期、民主自由党)【政府役職】

○降旗國務大臣 田中委員にお答えいたします。なぜこの二法案を今期國会において通過するようにしなければならぬか、このことにつきましては、実は御存じのように、國家行政組織法に基きまして、各省の設置法案を提出することになつておるのであります。そしてそれは來年の四月一日をもつて発足するということでありますが、他の省と通信省との事情はすこぶる異なつておるのであります。いわば他の省は看板の塗りかえでよいのでありますけれども、通信省におきましては、郵政の事務と電氣通信の事務とを現実にわけていかなければならぬ。すなわち一つの世蔕を二つにわけるということは、なかなかなまやさしい仕事でないのであります。そこで御存……

第3回国会 内閣委員会 第8号(1948/11/29、23期、民主自由党)【政府役職】

○降旗國務大臣 ただいまの御質問に御答弁いたします。私はるるその点について答弁を申し上げたはずであります。申しまでもなく二省設置法案というものは、これはわが逓信事業の建前から、どうしてもする必要があるのだ。この政府の確信が二省法案を提出するに至つたということは、前にも申し述べた通りであります。マツカーサー元帥の書簡によることはもとよりでありまするが、そういう現実の必要があつたことを御了承願つておきたいと思います。
【次の発言】 それはこの委員会において私が申し上げたところであります。だけれども田中委員が御出席がなかつたのならば、その間の事情がわからなかつたことは、私は遺憾に思います。

第3回国会 内閣委員会 第9号(1948/11/30、23期、民主自由党)【政府役職】

○降旗國務大臣 ただいま黒田委員から御質疑のありました点につきましては、大体お手元に配付してある通信復興箇年計画の概要、これに收支の予算を記入してありますので、この点をごらんくださればわかることと思うのでありますが、御指摘のように電氣通信事業と、郵政事業との間には、收入支出の点において相当に相違があるではないか、從つて郵政の赤字をどうして埋めるかということが問題であるが、当局においてはどういう考えであるかという点だろうと思います。これは私がしばしば詳細に答弁申し上げた点でありまして、この点はもし黒田委員が御出席になつておつたならば、御了承になつておつたであろうと思うのであります。もとよりこの逓……

第4回国会 人事委員会 第12号(1948/12/21、23期、民主自由党)【政府役職】

○降旗國務大臣 そういうことは絶対に言つておりません。
【次の発言】 ありません。

第4回国会 逓信委員会 第1号(1948/12/08、23期、民主自由党)【政府役職】

○降旗國務大臣 この際一言お礼を申上げたいと思います。郵政省並に電氣通信省設置法案が幸いに議会を通過いたしました。これは逓信委員の皆樣方が蔭ながら非常な御盡力を賜わつたことによるのでありまして、深くお礼を申上げたいのであります。  逓信省はこの二法案の國会通過を契機といたしまして、省内に至急に局長会議を開き、來年の四月一日に二省を新発足せしめるために万遺憾のない準備を整えるということで、逐次手順を運んでおります。この点をひとつ御了承願つておきたいと思います。  それから現在問題になつております簡易保險並びに郵便年金の積立金の流用の問題であります。この積立金の運営につきましては、その筋の関係もあ……

第4回国会 逓信委員会 第3号(1948/12/13、23期、民主自由党)【政府役職】

○降旗國務大臣 ただいまの御趣旨は十分了承のつくところでありまして、通信教育の振興上ごもつともなことと思うのであります。しかしながら御存じの通りそういうとりはからいをいたす場合は郵便收入はある程度の影響を免れないのでありまして、この点につきましては、本省といたしましてさらに考究する余地がまだ残つておるのであります。從つて御趣旨は了承いたしまして、できるだけ研究して、他日何らかのお答えをいたしたい、かように思います。
【次の発言】 ただいまの福井貯金支局の問題でありますが、これはすでに局長よりるる申し上げてあることであります。所管大臣といたしましては、福井支局が廃局になつた場合に、そこに勤めてお……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 商工委員会 第9号(1949/04/30、24期、民主自由党)

○降旗徳弥君 ただいま日程追加をお願いいたしましたこの案件は、緊急を要するからであるのであります。申し上げるまでもなく、石けんの資材割当につきましては、今まで各製造工場の能力に應じてこれを割当でておつたのでありますが、たまたま関係筋の意見もあり富して、この割当を運流クーポン制にするか、あるいは予約クーポン制にするか、この二つの案が出ておるのであります。しかるにもしこの道を一たびあやまつたならば、全國千数百余名に及ぶところの中小企業者が、まつたくその生きて行く道を失うのみならず、これに從属するところの從業員五万人、家族を加えて三十万人というものが生活の方途に迷わなければ相ならぬ、かような重大な結……

第9回国会 郵政委員会 第1号(1950/12/01、24期、自由党)

○降旗委員 先般国政調査の報告を提出いたしまして、それについて白井委員から逐次この委員会で報告のあつたことと思います。それについて特に私からお願いいたしたいと思いますことは、実は私ども各地を視察いたしまして特に感ぜざるを得なかつたことは、郵便局舎が現在利用度においても、あるいは位置の点におきましても、非常に考慮すべき局舎が少くない、こう思つたのでありまして、ことに昔の逓信省が電気通信省と郵政省の二つにわかれた、そういう意味もありまするし、さらに最近にいたりましては、電気通信省を公社にせよというような声も、私どもの耳に入つて来ている。こういう意味から申しますると、この位置の点において、あるいは公……

第10回国会 郵政委員会 第3号(1951/02/23、24期、自由党)

○降旗委員 ただいま議題になつておる問題は、これはきのうきよう起つた問題でなくして、すでに長い間の問題であります。銀行局長の答弁を聞いておりますと、この問題については、私どもが今まで了承しておりました点について、重大なる食い違いがあります。そうしてドツジ書簡についての銀行局長の御信念についても、私どもはなお十分に問いただす余地があると考えております。従つて今御答弁になりましたような方式で、この資金運用部資金法案というものを、国会を通過せしめようとなすつても、それは国会において重大なる支障にあうものである、このことだけはどうか御了承願つておきたいと思います。  次に、簡易生命信險並びに郵便年金積……

第13回国会 郵政委員会 第16号(1952/05/22、24期、自由党)

○降旗委員 郵政省設置法の一部を改正する法律案につきまして、ちよつとお伺いいたしたいと思います。これによりますと、電波監理審議会は郵政大臣に必要な勧告をしたり、あるいは電波法及び有線放送業務の運用の規正に関する法律に基く郵政大臣の処分に対する異議の申立てについて審査及び議決をする、こういうような仕事を行うことになつておりますが、この議決をするということは、現実の問題としてどういう効果を現わすことになるのでありますか、その点をお伺いいたし、たい。
【次の発言】 この議決に対して異議の申立人が不服な場合には、これは高裁へ控訴することになると思いますが、その場合に高裁はこの申立てに対して事実審議の立……

第13回国会 郵政委員会 第17号(1952/05/26、24期、自由党)

○降旗委員 多年の県案でありました本問題が、実現の軌道に乗つて来たということについては御同様喜びにたえないところであります。そこで私どもは、この運用は年度内に再開されるものであると強く期待しておつたのでありますが、提案によりますと、二十八年四月一日ということになつておるのでありまして、いろいろの事情があつたことと思われますが、この点につきましては遺憾にたえないところであります。そこで、さきほど石原委員の質疑によりまして了承できた点もありますが、この附則の第一と第二に関連いたしまして、二十八年四月一日から郵政省において運用を再開するのでありますが、その積立金は一体どのくらいあるのか、また郵政省の……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 厚生委員会 第6号(1953/06/24、26期、自由党)

○降旗委員 私は厚生委員になつたのは今度が初めてで、この理容師美容師法の一部改正の問題につきましては、ついきのうぎようとわずかの時間業者の陳情を受けたのみで、この問題について私はいわばしろうとであります。しかし学校側と業者側との間に深刻なる争いのあるということは、わずかな時間の陳情において察知することができたのでありまして、この点は私は厚生委員としてないがしろにすることができない。かような観点からこの問題について質問を申し上げたい、こう思うのであります。  先ほど松永委員から種々御質問がありましたが、その質疑応答の中に、通信教育という言葉がしばしば言われておるのであります。私の手元に配付されま……

第16回国会 厚生委員会 第7号(1953/06/25、26期、自由党)

○降旗委員 昨日いわゆる学校側と業者側の陳情をいろいろと聞いてみたのでありまして、その間におきましていろいろの事情を理解し得たことを喜ぶものであります。従つてこの改正案につきまして、今後理容師、美容師たらんとする者に、公衆衛生の知識及び技術をより高度に教授せんとする趣意においては、私は非常によろしいと思います。しかしながら現在におけるところの施設におきましては、必ずしも万全を期することができない。心ははやつても、その施設が未熟であるというものも決して少くないと思うのであります。さらにこの施設について修得あるいは修学せんとする者につきましても、必ずしも財政上ゆたかな者のみにあらずして、昼間におい……

第16回国会 厚生委員会 第12号(1953/07/03、26期、自由党)

○降旗委員 私はまだこの保険問題について十分なる研究をいたしておりませんから、ちよつと思いついたままに一言御質問を申し上げたいと思います。社会保障制度が拡充されるということはもとよりだれもが望むところであります。しかしながらこれが国家の産業経済の立場から、あるいは個々の国民の生活状態から申しまして、適正に行われておるかどうか、この問題こそはまさに重大な問題であるといわざるを得ないと思います。従つてただいま申し上げますように、民間におきましては、この社会保障制度をあくまでも充実する、こういう意見と、さらにこの社会保障制度というものについて、イギリス等においてはいろいろの行き詰つた問題を生じておる……

第16回国会 厚生委員会 第15号(1953/07/07、26期、自由党)

○降旗委員 委員の手元に配付になりました資料の中から一、二質問を試みたいと思います。  資料の中に社会保険審査会開催数及び受理・処理件数調という一覧表がありますが、これによりますと、二十七年五月以降この未処理の件数というものは非常に急速に多数になつております。この点について何か特別の事情がありましたかどうか御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この一覧表によりますと、審査会の開催のまつたくなかつた月は十二箇月となつており、この一覧表の三十六箇月の三分の一を占めておりまするが、これはどういわけでございましようか。
【次の発言】 それで、ただいまの御説明にありますような隘路を打開するために、……

第16回国会 厚生委員会 第19号(1953/07/16、26期、自由党)

○降旗委員 ただいまの日本遺族会に対する国有財産の無償貸付に関する法律案についてお伺いいたします。この法律案によりますと、旧軍人会館が日本遺族会に無償貸付されることになつておるのであります。もとより御遺族の方々に対する国民的感情というものは偽りのないものでありまして、長い間労苦されておるこれらの人に、わずかでも明るい希望の持てることの取行われることにつきましては、私何ら異議のないところであります。かくのごとき法案が無事通過することによつて、日本遺族会はその最も関係の深い靖国神社を九段の坂の上に、また新しくこの旧軍人会館を九段の坂の下に持たれることになりまして、この点まことに感慨の深いものがあり……

第16回国会 厚生委員会 第20号(1953/07/17、26期、自由党)

○降旗委員 簡単でありますが、ちよつと伺いたいと思います。先般一般質問の中に簡易水道の件について御発言された委員の方がありまして、この簡易水道の国の補助率を工費の半額にしてもらいたいというような御発言であつたのであります。実は私も国元から簡易水道の陳情を受けておりますが、申し上げるまでもなく簡易水道は国民の保健あるいは公衆衛生という立場から申しまして非常に重要なものである。この簡易水道をますます普及徹底せしめることの必要を感じておるものは私一人のみでないと思います。そして私は、現在の簡易水道につきましては、国の補助が四分の一、府県の補助が四分の一、合せて二分の一になるのでありまして、もちろん国……

第18回国会 厚生委員会 第1号(1953/12/02、26期、自由党)

○降旗委員 私は今来たばかりでいろいろな御説明を承らなかつたのですが、今政府当局の話によると、厚生省から照会したそれに対する返事と、炭林省の調査による農作地のひどかつたひとくないか、これと照し合せてみると非常な違いがあるというのですね。これは一銭一厘といえども今国費を節約しなければならぬ、これを逆に言うならば、一銭一厘支出した場合にはただちに効果が現われるということに国費を使わなければならぬということになるわけです。そうするとこれは容易ならない問題であつて、一体どつちがどのくらいな金額になつておるのかということは、爾後のいろいろな審査の上において私どもも非常な参考になると思うのです。ですから、……

第19回国会 厚生委員会 第24号(1954/03/29、26期、自由党)

○降旗委員 関連して。ただいまの質疑を承つておりますと、癩の患者の外出についてはトラブルが少い、こういうお話でございました。ところが前国会ですか、らい予防法が上程されたときに、多摩の療養所から繰出した多数の患者のデモというものは、深く世人の批評を買つたわけであります。鋭い批評を受けたのであります。ああいうことをあのままにしておいてかまわないというならば、患者の外出についてトラブルはなかつたと言えると思うのでありますが、これは別個の観点から批判すべきものだと思います。あれについての取締りはどういうぐあいになされたか、一応その経緯を聞きたいと思います。

第19回国会 厚生委員会 第25号(1954/03/30、26期、自由党)

○降旗委員 それではちよつと思いついたことを御質問申し上げたいと思います。  実はこの医薬分業の件は、長い間世上の問題として騒がれた問題でありまして、私どももこの点につきまして非常に注意をし、また努力もして参つたのであります。そこで率直に申しますと、医薬分業の期日は三十年の一月からこれを実行することになつておるのでありますが、医者の側から見ましても、あるいは薬剤師の側から見ましても、この問題は一方的な主張にのみよつて解決するものでない、お互いが深く反省いたしまして、両者が協調して万全の施策を講ずるということに一致団結する必要があることを痛感せざるを得ないのであります。従つてこの医薬分業というこ……

第19回国会 厚生委員会 第65号(1954/10/07、26期、自由党)

○降旗委員 竹内さんと岡本さんにちよつとお尋ねしたいのですが、御説明の中で竹内さんは、今後注射がふえて処方箋等は三分の一あるいは二分の一も減ずるであろう、こういうお話でありますし、岡本さんは内科、小児科の投薬が減つて注射がかえつてふえるだろう、こういうお話であります。そこで竹内さんに、この注射がふえるというお考えをもう少し具体的に御説明願いたい。
【次の発言】 私は医者のことはよく知りませんが、しろうと流に考えますと、投薬よりも注射の方が値段が高いものだ、こう私どもは常識的に考えておるのであります。従つて竹内さん及び岡本さんのおつしやる通りに、この新医療費体系が実現される場合に、投薬が減つて注……

第19回国会 農林委員会 第25号(1954/04/01、26期、自由党)

○降旗委員 占領政策として行われた農地改革は、わが国農村における一大革命であつたのでありまして、従つてこの革命の裏には幾多の犠牲者を生じたことも周知の事実であります。独立回復後においては占領政策の行き過ぎは当然是正されなければならぬのでありますが、農地改革、農地制度もその範疇に属するものと思うのであります。しかしながら農地制度並びに農地法の是正は、単に旧地主の失地回復という観念にとらわるべきものではないのでありまして、それはあくまでも食糧増産の立場から、社会正義確立の立場から論ぜられねばならぬと思うのであります。申すまでもなく食糧の増産はわが国政治の重大案件であり、今日の政治もまた社会正義の立……

第19回国会 農林委員会 第27号(1954/04/07、26期、自由党)

○降旗委員 実は私は先般来よりこの移民の問題について、各委員の熱心なる質問については傾聴しておりました。共通な考え方は、戦前の移民と、戦後の移民はその意味においても、質においても非常にかわつて来たのである、これは私も同意見であります。終戦直後ブラジル移民の諸君がわが国を訪問されるたびに、私は幾たびかこれらの人々の歓迎の昼餐会あるいは晩餐会を開き、またそれらの人々が母国を訪れることについての便宜をできるだけはかつてやつたつもりなんです。そのときに私が心を打たれた問題は、これらの諸君がその歓迎の席上において申しますことを聞きますと、率直に言つて、戦前移民の立場と戦後移民の立場というものが非常に違つ……

第19回国会 予算委員会 第9号(1954/02/10、26期、自由党)

○降旗委員 人口の過剰と領土の狭小とは、従来わが国産業経済の重大なる難関とされていたのでありますが、敗戦の結果はますますこの傾向を強めまして、輸入は増加し、輸出は縮小し、貿易外の収入もまた激減いたしまして、いたずらに米国依存の度を高からしむるに至つたのであります。私はこれらの事情を背景といたしまして、国政上重大なる影響力を持つところの諸問題について、以上政府の所信をただしたいと思うのであります。  まず弟一に、工業原料の輸入について伺いたいのであります。申すまでもなく、わが国は従来アジアの広大なる地域に産業貿易の基盤を有していたのであります。従つてこれらの地域と国交、貿易を回復することは、現下……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第3回国会 内閣委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1948/11/24、23期、民主自由党)【政府役職】

○降旗國務大臣 片島委員の御質問にお答えいたします。実は本法案を提出するに至つたそもそもの原因は、御存じの通りにマツカーサー元帥の書簡に発足するものでありまして、その書簡は多分片島委員も御記憶のことと思いますが、書簡の中にはかように書いてあります。「鉄道並びに塩、しようのう及びタバコの政府專賣事業に関する限り、これらの職員は普通職からは除外されてよいと信ずる。しかしながら、これらの事業を管理し、運営するために、適当な方法により、公共企業体が組織されなくてはならない。」さらにまたかように書いてあります。「さらにまた、能率増進のために、逓信省の完全な再編成が実施されることが望しいと信ずる。そのため……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 内閣委員会厚生委員会海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会連合審査会公聴会 第1号(1953/07/14、26期、自由党)

○降旗委員 実は私遅れて参りまして、ただいまの川原さんの公述を拝聴したのでありますが、そのことにつきまして、私は議員として一言川原さんに申し上げたい。また川原さんから御回答があるならばそれを承るのもけつこうだ、かように思うのであります。  ただいま川原さんの御所論を承つておりますと、旧軍人恩給の復元と申しますか、復活と申しますか、これは傷病軍人あるいは軍人遺家族をえさにして、そして一部の高級軍人のためになつておるものである、かような御所論であつたのであります。私どもが常に考えておりますのは、先ほどどなたか公述人の方からもおつしやつたのでありますが、祖国の防衛のために戦つたこれら軍関係の人々が、……

第19回国会 文部委員会厚生委員会連合審査会 第1号(1954/05/10、26期、自由党)

○降旗委員 この学校給食を拡充するということ、ひいては国民の食生活を改善するということ、これはまさに重大な問題でありまして、各党においても非常な熱意をもつて臨んでおる問題であります。従つてただいま岡委員の申されましたごとくに、昨年の暮れは本会議にこの決議案を上程し、満場一致の賛成を得ておる。そこで私は、学校給食の問題について、各条章についてのいろいろのお考えのあることは当然でありましようが、私は根本的に言うと、現在数百万の学童を相手にして、しかもこれほど世間で騒がれておる学校給食に費されておるところの国費はわずかに十七億円である。もしこれを逆説的に言つて、この十七億の国の予算が二倍の三十四億に……


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