国会議員白書トップ衆議院議員伊藤恭一>委員会発言一覧(全期間)

伊藤恭一 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

伊藤恭一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


このページでは伊藤恭一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。伊藤恭一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第40号(1947/12/03、23期、民主党)

○伊藤恭一君 岐阜市を起點といたしまして富山に通じております高山線の中間にある下呂驛から、中央線の坂下驛を通じまして長野縣の飯田驛に通ずるところの道路は、裏日本、北陸方面と東海地方、静岡方面とを結ぶところの最短距離の路線でありまして、中部地方の最も重要なる道路の一つと信ずるものでありますが、從來トラック、バス等の運轉状況はきわめて振わない。特に最近は運轉車輛が非常に少くなりまして、沿道隣接町村間においての物質の交流竝びに供出物資の輸送等に關しましても、事缺くことが非常に多くなつたのであります。ここにおいて沿道一市十七箇所町村にわたるところの各町村民の間に、省營トラックの運轉開始を要望する聲が非……

第1回国会 国土計画委員会 第22号(1947/11/07、23期、民主党)

○伊藤恭一君 これは岐阜縣惠那郡川上村に源を發しまして、同郡坂下町の地内において木曽川に注ぐ延長十キロばかりの小さい川上川でありますが、その水源地帯がほとんど土砂でありまして、峻険な山獄であります。從つて川の流れも急でありまして、平生においても降雨があるごとに、相當量の土砂を流しております。一たび豪雨が來ますと、沿岸各所に道路、橋梁、田畑、家屋などしばしば災害をこうむつております。特にそのうちでも明治三十七年七月には家屋三十五戸、耕地三十町歩、昭和七年九月には家屋一八戸、耕地二十四町歩、なお道路などが決壞しており、また橋梁などが非常に被害をこうむつております。それから昭和十三年におきましては、……

第1回国会 文教委員会 第2号(1947/07/12、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 民主黨におきましては、すでに原案をつくつておりますので、これもやはり参考にしていただきたいと思います。なお最後に希望といたしまして、もし運営委員會で常任委員長が協議される場合には、従前の豫算委員、決算委員というような機構と今度は違いまして、文教常任委員とか文化常任委員とかいうものができている、それにつきましては、われわれとしては豫算委員會は数字のことを主としてやるというようなことも承つておりますが、そういう内容的の折衝においては、各常任委員長が豫算分捕りになつてはいけませんけれども、その邊はひとつの含みの上、十分に圓滑なる運営をしていただきたいということを希望いたします。

第1回国会 文教委員会 第4号(1947/07/31、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 ちよつと體育局長にお尋ねいたします。この體育施設の普及整備について、ただいま府縣の御要求があれば、大體二千萬圓程度のものをというお話がございましたが、これは各府縣にこういうふうに平等にせられるのか、あるいは要請の程度によつてやられるのかということを、ひとつお聽きしたいと思います。この普及施設については、恒久的の施設と同時に、たとえばバレー・ボールのごときは、現在一箇八、九百圓もするというので、皆非常に困つておる。そういう器具、機械というものも、非常に皆が困惑しておる状態でありますから、そういう點は政府においても十分檢討して、この普及施設については、急速に、できるだけの豫算を計……

第1回国会 文教委員会 第10号(1947/09/29、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 前囘の二十五日の常任委員会において、委員長が教育制度、教育改善のために、學制改革とかあるいは教育の内容、教育養成の改善等に關する國政調査を要求せられ、それが御承知のごとくに承認せられております。從つてこれからのこの常任委員會におきましては、やはり文化國家建設のために、あくまでも堅實なるところの發展をしていかなければならぬことは當然であります。そのために、われわれはここへ法案が出てからというようなことでは、すでに遲い部面がたくさんにあることを痛感しております。今囘の國會に、あるいは教育行政法であるとか、身分法であるとかいうようなものが、あるいは出るかもわかりませんが、そういう點……

第1回国会 文教委員会 第11号(1947/10/02、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 先刻佐々木紹介議員から御説明になりましたように、この六・三制は義務教育でありますから、全額國庫負擔ということは、これとうてい不可能なことであるということは、われわれ十分了承いたしております。しかしながら、現在の地方市町村の状態を見ますると、ただいま久保君からお話のありましたように、實に困り切つておる。そういうところから、ぜひとも最大限の國庫補助をいただきたいというのが、國民全部の熱望であります。ところが今囘追加豫算に三十一億二千萬圓が計上せられて、しかもこれが閣議で確認せられて、そうして一般に發表になつております。そのために一般國民といたしましては、まことに微弱ながらも、これ……

第1回国会 文教委員会 第12号(1947/10/11、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 ただいま承りました學制改革に關する説明は、よくわかりました。しかし大體こういうような趣意は、だれもかもよく了承しておる點でありますが、われわれの聽きたいのは、來年の政府で豫定しているところの新制高等學校の實施について、いかなる基準をもつてそれに當つておられるか。さらに二十四年度以後において豫定しておられるところの大學問題について、どういうような方途に進みつつあるか。しかもそれはいかなる程度に具體化いたしておるかということを承りたいのであります。そういう點については、まだいろいろ豫算の關係もあるでしようし、具體的なことは十分に成り立つておらぬという點もあるかと思いますが、しかし……

第1回国会 文教委員会 第13号(1947/10/15、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 私はせんだつても申しましたように、やはり學童の主食物であるところの教科書を、早く配給するということは當然である。そういう意味からいつて、なるべく早く地方に分散することが必要であると申しました。これは當然であると私は思います。しかしながら、それ以後私はいろいろ文部省についても、なお今の教科書局長からの話を聞きましても、結局印刷能力というものが主體でなくて、編纂が遲れたことが根本であるというそのことについて、私はやはり本省についても詳細に調べてみました。これはやはり關係筋とのいろいろな關係がありますので、われわれとしてはここでは申し上ずかねますけれども、そういつた點からいうと、文……

第1回国会 文教委員会 第14号(1947/10/18、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 ただいまこの請願について松原委員、押川委員から申されたことくに、この文教常任委員會の一般の意見としては全面的であると思います。もちろん生活保護法によつてやつたらいいじやないかという説も出てきますけれども、先刻松原委員が言われたことくに、實際過去の經歴からして、この際何としても、生活保護法によることのできないという、實に苦しい人がたくさんにあります。現在生活保護法によつてやつているものが、先刻もお話がありましたように、すでに三十六億も國費で出して、本年度は五十億にもなるというふうで、實際の状況を調べてみますと、相當樂にやつている方もわれわれは認めます。そういう點から考えまして、……

第1回国会 文教委員会 第18号(1947/11/08、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 新制高等學校竝びに新制大學のことにつきましては、以前にも質問をいたしまして、大體の答辯を得ておりますけれども、特に大學の問題につきましては、二十三年度早々に大學設置委員會というものをつくつて、そうして十分檢討の上決定するというようなことでありまして、そうして二十四年度から整備のできたものから實施するという意味でありましたけれども、しかしながら、この問題つきましては、やはりただ單なる大學設置委員會において檢討してというようなことでなくて、やはり文教常任委員會において、十二分に國民の輿論を反映するところのものをつくらなければならないということを考えますから、政府においての現在の大……

第1回国会 文教委員会 第19号(1947/11/24、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 紹介議員大宮伍三郎君がおられませんから、私が代つて簡單に申し上げます。  廣島縣に綜合大學の設置が計畫せられて、これが決定せられ、なおその一環といたしまして福山市に農産學部が設置せられることになつておりますが、福山市は御承知のように交通の要路にあり、農業及び水産業上の地理的條件も非常に有利であります。この異色ある地方農業を科學的に開發し、なお合理的に工業化をはかり、そうして文化國家輸出品とするとともに地方産業の確立に獻身奉仕する職業的教員の養成をいたしたい、こういつた廣島綜合大學の一環といたしまして、福山市にぜひとも農山學部を設置せられるようにということを請願するわけでありま……

第1回国会 文教委員会 第20号(1947/12/03、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 この岐阜農林專門學校昇格の請願は、一應以前に保留になつております。今囘の請願は、岐阜農林專門學校を、名古屋帝國大學に合流して、農學部としての、その請願でありますから、その點はつきり申し上げたいと思います。  わが國農林業上きわめて重要な地歩を占めておる東海地方におきまして、農林學に關する最高の教育竝びに研究機關を設けることは、當地方多年の要望であります。しかして岐阜農林專門學校は、東海地方唯一の官立農林專門學校でありまして、二十數年前からの創立によつて、非常に重大な歴史をもつておるとともに、また嶄新なる設備と、その内容とを擁することをもつて、今次の學制改革によりまして、當然名……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第1号(1948/01/29、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 第一回國会の隠退藏物資特別委員会において、非常に努力せられたことはわれわれ十分に承知いたしております。しかしながら一般國民の声といたしましては泰山鳴動鼠一匹、ということはもちろん第一回國会の隠退藏物資の特別委員会には、権限が今言いましたようなぐあいで縮小せられたのでありますから、萬やむを得ないことであります。しかしながら、今宇都宮君が言われたように、ほんとうに隠退藏物資を摘発して、一般國民にこの物資の乏しいときに少しでも均霑させようとの熱意のもとに努力せられたにもかかわらず、そういうような輿論が各地に起つておるということは、非常にわれわれ残念に思います。そういうような意味から……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第2号(1948/01/31、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 本不当財産取引委員会は、政界を淨化し、官界を淨化し、財界を淨化するための委員会であつて、ただ單なる隱退藏物資の摘発のみに限らないということは、今度新たに発足した原則であります。この政界を淨化するためには、あくまでも超党派的にやらなければならない。しかるにわれわれの感じといたしましては、どうもそこが合理的に超党派的にいかないで、ややもすれば感情的な分子が加わつてくる。これはわれわれといたしましてはやはり自分の党を守るというようなことに傾いたならば、國民がうなずかないと思います。たとえて申しますと、原侑君の逮捕問題にいたしましても、もちろん憲法においては身分の保障をせられておりま……

第2回国会 文教委員会 第2号(1948/04/28、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 この大学の設置につきましては地区的にも、あらゆる内容の基準というようなことも、十分に檢討しなければならないことは当然であります。同時に大学設置委員会においてこれを決定するということも、これは地区や基準の上からして適当であります。しかしながらこれを全國的に教育の機会均等という意味からいいまして、もちろん義務制のものは当然でありますけれども、大学教育におきましてもその地区ということを考えたならば、もちろん総合大学をつくるということは当然であります。そういうようなことについてもただその基準、いろいろなことから大学設置委員会において決定するのでなくて、事前に文教常任委員会においてもこ……

第2回国会 文教委員会 第6号(1948/05/31、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 本請願の要旨は、過去の男女教育制度の欠陷を是正して、女子の教養施設を普及向上せしめることにあるのであります。新憲法による教育基本法で教育の機会均等が確立せられ、男子大学が女子に門戸を開放したことは当然でありますが、しかしその実況をみますると、やはり入学者は男子が圧倒的であつて、現に東京大学の女子などを見ると、わずかに一、二%にすぎない状態にある。從來男子大学が五十七もあつたにもかかわらず、官公立の女子大学というものは一つもない。そういう状態であつて、この際女子綜合大学荘設置する必要があるということを痛切に感ずるものであります。そこで東京女子高等師範学校は、創立以來七十三年、女……

第2回国会 文教委員会 第13号(1948/06/21、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 教育民主化のために、地方の実情に即したところの教育委員会法を提出せられたということは、その趣旨においては賛成でありますが、しかしこの委員会法の法文を逐條審議いたしますると、現在の日本の國情には、われわれといたしましてはどうも納得できない実情に即しないような遺憾に感ずる点があります。いろいろありますが、時間も迫つておりますから、まず私が第一にお伺いしたいのは、この教育委員会におきまして所轄する教育機関の範囲であります。この四十八條によりますと「都道府縣委員会は、都道府縣の設置する学校そのの他の教育機関を、なお地方委員会は、当該地方公共團体の設置する学校その他の教育機関をそれぞれ……

第2回国会 文教委員会 第15号(1948/06/23、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 これはやはり松本委員の言われたごとくに、從來の教育は、実に不当な圧迫を受けたことが非常に多いのであります。そういうことから言いましても、教育基本法にも、個人の基本的人権の尊重、個人の完成というようなことがはつきりしてありますから、そういうような意味のもとに、やはり不当な支配に彈圧せられることのないように、この「不当な支配に服することなく、」という文句は、私は入れておいた方がいいと思います。
【次の発言】 今の円谷委員の話によると、今までは不当な圧迫を受けておつたけれども、これからはないという意味でありますけれども、われわれは今後もこういうことはあると思います。同時に教権の確立……

第2回国会 文教委員会 第16号(1948/06/24、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 せんだつて私は現職教員を入れるべきであるということを質問したときに、文部大臣の答弁といたしましては、やはり今辻田局長のお話のあつたような意味のこともありましたし、なお現職のものが立候補して落選したときには、また教職員に居すわるというようなことはどうもおかしいという意味もありましたし、なお一般の公選によつて出るところの人たちは、これはおそらくは父兄、後援会あるいはあらゆる方面から見て、教育に理解がある者が出るのであるから、現職の者は必ずしも立たなくてもいいというような答弁が文部大臣からありましたが、なお今辻田局長のお話によりますと、檢察官であるとか警察官であるとかいうようなもの……

第2回国会 文教委員会 第18号(1948/06/26、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 價格が適正であることが一番重要である。今後の教科書は、種々の事情で高くなるのは当然であろうが、学徒、父兄に影響は大であるから極力低廉なものにしたい。  教科書の配給は地方々々で行うのか。それとも公園のごときものを設けて文部省で統制をするのか。
【次の発言】 教科書の選定は教育者が行うことになつているのに、教育委員会法案には教育委員会が決定するというふうになつている。そうなると一体どうしたらよいのか。

第2回国会 文教委員会 第19号(1948/06/28、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 われわれは文部省の立場とか、あるいは業者の立場とか、そういうことは超然として、ほんとうの國民のためを考えてみるとき、たとえば小学校だけの発行数でもおそらく二、三億部になるでしよう。新制中学、新制高等学校、あらゆるものを入れるときには莫大な部数になります。そこでこの價格の負担というものは全國民の父兄、学童、学徒が負う。そういうことを考えたとき、もちろん國定教科書と檢定教科書とは、先刻もお話があつたように、國定教科書は編纂費も要らない、檢定教科書は編纂費も要るし、その業者の立場も当然考えてやらなければなりません。しかしながらこの際にもし編纂費の要らぬところの國定教科書であるならば……

第2回国会 文教委員会 第21号(1948/06/30、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 この選挙せられた会員が二百十人、これを別表によつて見ますと、全國区の定員と地方区の定員との合計は、一部約三千人となつておるようでありまして、七部にわかれておりますから二百十人になつておりますが、そこでわれわれの考えるところによりますと、この全國区定員のところで專門別の定員の数と專門にかかわりない定員の数との均衡のことについて、われわれ多少疑問をもちますが、これはどういうような割合で数を割り当てられたか、ちよつとお聽きしたいのです。
【次の発言】 大体了承いたしましたが、やはり世界の学界と提携して学術の進歩に寄與し人類社会の福祉を増進する、こういうことになりますと、專門的の人数……

第2回国会 文教委員会 第23号(1948/07/02、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 この四十九條の教育委員会の事務は実に重大であつて、その運営が最も適正に行われなければならないと思います。すでにいろいろの質問がありましたから重複を避けますが、特に一つお伺いしたいことは人事の問題であります。第五号に「教育公務員の任免等に関する法律の規定に基き、校長及び教員の任免その他の人事に関すること」ということがはつきり書いてありますから、その根拠は明らかでありますが、その権限は都道府縣の委員会にあるのか、市町村の委員会にあるのかということを明瞭にしておくことが必要であると思います。都道府縣委員会ならばよろしいが、市町村委員会であつたならば、私が昨年來再三意見を述べておる通……

第2回国会 文教委員会 第24号(1948/07/03、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 この第二項に「市町村の議会の選挙する議員の定数」ということがありますが、前條においては市町村の地方議会からは一名ということがはつきり載つておりますが、この議員の定数というのは、たとえば三箇町村が合併しているときは、その各三箇町村から一人ずつ出すというような意味のことを含めておるのか、ただその三箇町村で一人を出す場合のことを言うのか、この辺がどうもはつきりいたしませんから、ひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これも七月一日を過ぎておりますが、どうですか。

第2回国会 文教委員会 第26号(1948/07/05、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 この中の上田繊維專門学校昇格の請願でありますが、御承知のごとくに長野縣は昔からの養蚕縣でありまして、全國でも最も優秀なる上田蚕糸專門学校というものがあつたのでありますが、今後輸出貿易関係から申しましても、この産業の上から重要なる上田纖維專門学校を最も特質ある学校として昇格さしたい。それについては特殊な事情のもとに、また特殊の研究を十分にさせるために單科大学として昇格させたい。こういうので、せんだつても長野縣知事を初め、縣会議長あるいは專門学校長、参議院議員の人たち二十人余りが、何回も何回も陳情に非常な熱意をもつてこられたのであります。そういうような関係から、これはぜひとも單科……

第3回国会 農林委員会 第8号(1948/11/24、23期、民主党)

○伊藤恭一君 岐阜縣惠那郡付知町の荏薙用水改良工事は、昭和十八年來農地開発営團において工事を施行中でありましたが、昭和二十二年開発営團が解散されたため、事業は中止状態となり、爾來、その引水をもつて維持せられていた水田耕作は、わずかの自然湧水をもつて灌漑耕作するを余儀なくされ、実際上畑作轉換の必要に迫られている現状であります。ついては團庫補助をもつてすみやかに用水改良工事を完成せられるようとりはからはれたいのであります。
【次の発言】 佐田町地区の開田工事は農地開拓営團で施行中でありましたが、これを昭和二十一年國営とし、さらに昭和二十三年この馬籠地区のみを縣の代行事業としたものでありますが、事実……

第3回国会 文部委員会 第2号(1948/11/12、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 和田委員長にお伺いいたしますが、原則として教育の機会均等の上から、一縣一大学ということが大体きまつているようでありますが、しかし先刻も委員長からのお話に、大学の基準はできるだけ高めたいというお話であります。もしこの敗戦日本の現在の財政におきまして、今松本さんからお話がありましたように、すべてが大学に昇格することになつたならば、これは非常な二流、三流の、つまり低級な大学が構成せられることになりまして、われわれといたしましては、教育の機会均等の上からいたしまして、これは賛成ではありますけれども、やはり大学基準のことからいいましたならば、その点にやはり非常な疑問があります。でありま……

第3回国会 文部委員会 第6号(1948/11/24、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 私は民主党を代表いたしまして討論に入ります。國語の合理化をはかつてあらゆる学術振興に寄與し、文化國家建設のためその能率を向上させ、さらに國際的運営上最も適切なる科学的調査研究をすることが、喫緊なる要事でありますから、一日も早くこの法案の成立するように望む次第であります。もちろんこの法案の成立につきましては若干の修正意見もありますが、將來必要ある場合にはこれを適正に修正することといたしまして、今回は時日も切迫いたしておりますから、まずもつてこの原案を無修正のまま成立することに私は賛成する者であります。

第3回国会 文部委員会 第8号(1948/11/30、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 紹介議員がおりませんので、私がかわつて簡単に申し上げます。文部省が四月下旬全國教育部長会議が呈示したところの地方教育委員会法案、並びに四月中旬新聞報道の同法案によると、中央集権主義的な教育制度が地方の民主的な創意をもつて、新しい着想のもとに制度化されつつあることは、教育の民主化のためにひいて日本民主化のために画期的なものとして、この制度の成立には賛意を表するものであります。しかして教育の地方分権を行うためには、同時にこれに伴う大幅の財源の地方委譲が、実現されなければならないと考えるのであります。現在地方の困難さは予想以上にはなはだしく、理想的な制度も、その成果は望めない状態で……

第4回国会 文部委員会 第5号(1948/12/12、23期、民主党)

○伊藤(恭)委員 この出版用紙割当につきましては、從來初版のものは非常にむずかしいような状況にあるようでありますが、しかしながら現在の社会の民主化をはかるためには、実際それを研究して、十分なる力を持つておる人がこれを発行したいというようなときには、これは当然許可すべきであると私は思う。ところが以前からのものはこれをほとんど黙認的に許可せられるけれども、初版のものは非常にむずかしいということで、社会一般では非常に困つておる点が多いのであります。そういう点については――もつともこれはその筋の関係もあるでありましようが、これはやはり政府としては十分にこれを檢討して、初版であろうが、何であろうが、許可……


各種会議発言一覧

 各種会議での発言記録なし。

※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

伊藤恭一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。