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川合彰武 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

川合彰武[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


23期委員会出席TOP50
21位
23期委員会発言TOP50
21位
23期委員会出席(無役)TOP50
12位
23期委員会発言(非役職)TOP10
7位
23期各種会議出席(無役)TOP25
18位

このページでは川合彰武衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。川合彰武衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第12号(1947/11/05、23期、日本社会党)

○川合委員 私はソ連の國情についてはあまり最近詳しくないのでありますが、ソ連は日本のようなこういう代議政體ではないと思うので、そういう日本の國會に代るべきようなものはないと私は了承しますし、從つてそれに代るべきものは黨の最高會議だと思つておりますし、また連邦會議だと思つておりますが、そういう方面の一應の下調べが必要かと思います。そういうことに關しては芦田外務大臣はお詳しいから、むしろソ連のそういう國情に關する根本問題を了承しなければ、それに對する可否が述べられない、かように考えます。

第1回国会 外務委員会 第17号(1947/11/13、23期、日本社会党)

○川合彰武君 北鮮に殘留中の邦人釋放に關する請願の紹介議員として、紹介の言葉を申し上げ、皆樣方の御贊同を得て、ぜひ御採擇の上、善處あらんことをお願いするのであります。  終戰以來二箇年を經過いたしまして、私自身もそうでありますが、約二十年の間朝鮮に住んでおつたのでありますが、三十八度以南におつた私ども約六十萬近い在鮮者はほとんど引揚げを完了されたのでありますが、北鮮におる方々はまだ多數殘つておるわけであります。殊に北鮮において抑留されておる方々が多數あるわけであります。ここに名薄がありますが、私たちの同僚とし、かつまた親友として、相當に朝鮮において知名な士が北鮮で抑留せられておるわけであります……

第1回国会 財政及び金融委員会 第4号(1947/07/11、23期、日本社会党)

○川合委員 國民貯蓄組合が戰時中はいわゆる強制的な一つの預金吸收機関であつたということは皆さん御承知の通りでありますが、今回その戰時色を拂拭される意味において再組織され、同時に運用においてもそうでありますが、今までのお話を承りますと、消極的な存在というような、つまり今後貯蓄組合によつてはたして預金が殖えるということは期待されないような感じが非常に強いのであります。たとえば組合数が、六十八万もあるし、この員数が六千二百万もある。このことはすでに限界点に到達しておるというような感じがいたします。殊に先ほどからこれが十九年の六月末現在の数字であつて、戰後においては十分の一に減少しておるというようなこ……

第1回国会 財政及び金融委員会 第6号(1947/07/30、23期、日本社会党)

○川合委員 特別調達廳法の一部を改正する法律案に關連する質問でありますが、終戰連絡事務局で、進駐軍關係の費用で特別調達廳と關連する費用はどの程度の額でありますか。
【次の発言】 戰災復興院に移管されないところの連合軍關係の修繕費の關係は、終戰連絡事務局でおそらくまだ處理しているのじやないかと思いますが、いかがですか
【次の発言】 進駐軍關係の豫算の適正化、あるいはまたその支出の緊縮化という點については、戰災復興院ができてからかなり支出の適正化ということが行われたと思つております。なぜ行つたかと申しまするに、終戰連絡事務局當時においては、土木技術とか、建築技術とかいうような方面の專門的技術者がい……

第1回国会 財政及び金融委員会 第10号(1947/08/09、23期、日本社会党)

○川合委員 ただいま和田國務大臣からのお話でありますが、實はその勤勞所得税の問題は一昨日の新聞紙にも發表されておりますし、豫算委員會で大藏大臣及び主計局長、あるいはまた主税局長が一應の説明をされておるのであります。今國務大臣の説明によりますれば七百五十圓のうちの二百五十圓を勤勞所得税の免税によつてカバーしていくようなお話があるのであります。ところが大藏省が一昨日案として發表されたものによりますれば、百三十九圓しか見てないのであります。從いましてそこに相當な差が出ると思います。また大藏省の方もまだ一つの案であつて決定的なものではないのであります。何かここに安本と大藏省の方とに連絡が缺けておるとい……

第1回国会 財政及び金融委員会 第12号(1947/08/20、23期、日本社会党)

○川合委員 財政竝びに金融の根本的の問題に關しましては、いずれ葉梨君の御説の通り日を改めて大藏大臣から承りたい。かように考えているのでありますが、私は本日緊急質問といたしまして、大藏大臣にお伺いしたいと思います。大藏大臣は財政の面における諸施策を徴税機構の充實、徴税技術の指導という方面に求めておられまして、私もこれは同感ではありますが、しかし第一線の税務官吏の運用にあたりまして、その徴税機構の充實とは、やや逆行するような結果が現われているように私は聞いております。その點は各方面で問題になり、過般も大藏大臣から本院に報告があつたように、神奈川縣におけるところの直税課長の遭難事件でありますが、ああ……

第1回国会 財政及び金融委員会 第15号(1947/08/27、23期、日本社会党)

○川合委員 この復興金融金庫法の當初の立法的な事情は、今大臣もおつしやつた通りでありますが、現實の機能から見ていくと、また日本の現在の資金状況というものからわれわれが推測した場合において、復興金融金庫というものが永久性をもつというようなことも、一應は考えられるのでありますが、やはり暫定的な三年の期間をもつてこれを閉鎖する方針には、お變りないのですか。
【次の発言】 私は現在の日本の特殊金融機關あるいは特殊銀行というものが、整理過程にある。しかもこの整理が容易ではない。かりに整理ができて、第二銀行的なものが新設されたにしても、これがその機能を完全に發揮するには、相當の年月がかかるだろうというよう……

第1回国会 財政及び金融委員会 第18号(1947/09/17、23期、日本社会党)

○川合委員 この財政金融委員會は定例日がきまつている、そしてあらかじめ公報をもつて午前十時に集合ということがきまつているにかかわらず、われわれは一時間以上待たされることが多いのであります。本日は十一時になつてようやく自由黨の方が一人見えたというようなことでありますが、このことは記録の上に殘しておいて、今後委員長として各委員に對して極力出席をするように取計らわれんことを希望いたします。
【次の発言】 私は主税局長がおられるときに質問するつもりでおつたのでありますが、ちようど今お話が出ましたので、關連してお尋ねすると同時に、私の實際の見聞に基く意見を申し上げたいと思うのであります。  第一に、税務……

第1回国会 財政及び金融委員会 第19号(1947/09/20、23期、日本社会党)

○川合委員 この會計檢査院法の一部を改正する法律につきましては、各派竝びに各委員において、この法案のままではとうていこれを議決するという空氣にならないようであります。しかも政府においては別に對案をおもち合わせがないようなお話でありまするが、今までの政府委員のお話を承つておりますれば、ごもつともな點もありまするけれども、しかもいろいろな俸給の關係において、まだ統一的な表現を用いていないというような點もありますので、私どもとしましては、たとえば檢査官なら檢査官というものはこういうものだという、統一的な表現を用いてやつたらどうかとい思ますが、この問題は長く上程されておりますので、ひとつ理事會で下相談……

第1回国会 財政及び金融委員会 第21号(1947/09/25、23期、日本社会党)

○川合委員 ついでにお尋ねいたしますが、タバコの一般的な配給量は減る傾向の方が強いというのは、われわれもある程度了承いたしますが、ちようど勞働者に對して加配米をするごとくに、職場に對する特殊な加配ということは專賣局ではお考えになつておりますか。

第1回国会 財政及び金融委員会 第23号(1947/10/02、23期、日本社会党)

○川合委員 政府職員に對する一時手當の支給に關する法律案、この取扱い方に關しまして動議を提出します。この法律案に關する議事進行としましては、本案に關する政府の今日までの措置は、いろいろと御苦心なさつた點は、われわれも認めざるを得ないのでありますけれども、しかし勤務地のわけ方、その他に關しまして、常識上から考えてもわれわれが了解しにくい――少くとも國會の名においてこれを承認することはきわめて困難だろうと思うのであります。そこで直接の利害關係者であるところの勞働組合その他の方々の意見もわれわれが聽いて、そしてその上でこれを決定することが望ましいと思うわけであります。その方法といたしましては、この法……

第1回国会 財政及び金融委員会 第27号(1947/10/08、23期、日本社会党)

○川合委員 先ほどからの今村證人の證言を聽いておりますと、どこまでも千八百圓ベースを主張するという建前が貫かれておるのであつて、千六百圓ベースの上に暫定的に二百圓を加算するという政府の考えと、根本的な食い違いがあるだろうと思います。從つて千八百圓ベースでいくならば、當然與えられた政府のわくを、さらに殖やさなければならぬということになるだろうと思います。殖やさないという前提のものにいくならば、それをどういうふうにして地域別にわけるかという問題に歸著しなければならぬと思います。從つて日教組が政府の原案に反對だと言うならば、今佐藤委員からも質問のあつた通り、積極的にどういうように比率をきめることが合……

第1回国会 財政及び金融委員会 第29号(1947/10/15、23期、日本社会党)

○川合委員 復興金融金庫の方が今お見えになつて、これから懇談をするような取計らいになつたわけでありますが、復興金融金庫の活動状況に關しまして、當委員會から大藏省を通じていろいろな資料を要求したのであります。この資料の中には借入先の機密と申しますか一般に發表できないようないろいろな事情があつたのにかかわらず、大藏省竝びに復興金融金庫では快く提出してくれてわれわれ審議上非常な參考資料として審議を進るめことができるわけでありますが、不幸にしてこの委員會以外に發表しないという口約のもとにもらつた資料が、二、三の新聞に掲載されたやに聞いております。これがはたして當委員會の委員の方から出たかどうかというこ……

第1回国会 財政及び金融委員会 第31号(1947/11/01、23期、日本社会党)

○川合委員 本日からタバコが非常に大幅に値上りしたわけでありますが、しかも追加豫算からみますれば、タバコの專賣益金のみで約九十億の歳入ということになつております。本來タバコの値上、あるいはまた鐵道運賃の値上等は財政法の規定に基いて國會にかけらるべき性質のものでありますが、まだ財政法にその部分の事項がないという關係上、國會に議案としてあるいはまた法案として上程されないというわけでありますが、しかし事の重大性に鑑みて、かかる場合に際しては政府はこれを國會に一應了解を求めるというようなことを、お考えにならなかつたのか、こういうことについて政府の所見を伺いたいと思います。

第1回国会 財政及び金融委員会 第32号(1947/11/08、23期、日本社会党)

○川合委員 ただいま御説明になつた二つの法案の立法の理由はよく了承したわけでありまするが、新憲法の實施に伴う勅令あるいは省令等の改廢によつて、これを新法律化するというような必要のあることは、ただいまの二つの法案の例から見ても明らかでありますが、ただこういうものが執行する直前になつて、ばらばらに一つ一つの法律になるということは非常に煩雜のような感が深く、また法令の周知徹底という見地からいつても、感心しないと思うのです。そこでたとえばこのすき入紙等の取締というような問題は、これは貨幣法なら貨幣法、あるいはまた通貨取締といつたような一連の金融關係の法規の中に包含していくような金融關係法規の體系をつく……

第1回国会 財政及び金融委員会 第35号(1947/11/15、23期、日本社会党)

○川合(彰)委員 まず私は最初に大藏當局に御警告申し上げたい點は、かかる重點法案の場合に大臣の御出席がないという點であります。それはいろいろな御都合もある點でありますので、今後かような場合におきまして善處せられんことを希望し、さらに特に警告申し上げたい點は、すでに追加豫算の審議は豫算委員會において、本月の上旬より審議されておるにかかわらず、これと最も關連の深いところのこの新税法の提案が非常に遲れたという點であります。豫算案とこの財政との關連は私は不可分であるとは申しませんけれども、極力一體化すべきものであろう、かように考えるのであります。從つて豫算の審議と竝行せずして、これに關連の深いところの……

第1回国会 財政及び金融委員会 第37号(1947/11/21、23期、日本社会党)

○川合委員 私は今囘の所得税法の一部を改正する等の法律案、あるいは非戰災者特別新税の設定の問題に關連しまして、今までの塚田委員佐藤委員の質問と關連して大藏大臣にお尋ねいたしたいと思います。かかる増税法案を提出しても、現下の納税状況から見るならば、いたずらに名目的増税の感が深いと思うのでありますが、はたしてこの所期の通りには、年度内にかかる増税が確實に收入できるかどうかという點を、大藏大臣に最初に承りたいと思います。
【次の発言】 全般的な問題は避けまして、私は税務官吏の待遇と納税との關連においてさらにお尋ねいたしたいと思うのであります。この點は大臣も御存じと思いますが、全財職員組合がいろいろな……

第1回国会 財政及び金融委員会 第38号(1947/11/22、23期、日本社会党)

○川合委員 本委員會は定刻を過ぎること約二時間になりますけれども、自由黨の席には先ほどから一人も委員が見えていないというような状況で、はなはだ今後の審議に困る點が多々あると思いますから、委員長から警告せられんことを望みます。  それと同時に、そういう關係もありますので、本日はこれにて散會せられんことを望みます。

第1回国会 財政及び金融委員会 第39号(1947/11/25、23期、日本社会党)

○川合委員 私は大臣に對する質問を留保しておきますから、それに關連する資料としまして、これは大臣にお聽き願つて資料をつくつていただきたいと思います。それは擔税力を調べる意味において、國民所得、これは英國の財政白書というような、ああいう詳細なものでなくてもいいと思いますから、國民所得に對する調査を、昭和十一年と本年度によつて分けて出していただきたい。それから同時に、國税と地方税との關係を調べる意味におきまして、東京都の地方税をお調べ願いたい。もう一つ、政府の資金の未拂が相當たまつておると思いますので、最近の事實によつて、その未拂分を省別あるいは合計別に御調査を願いたい。また同時に十二月中に政府資……

第1回国会 財政及び金融委員会 第40号(1947/11/26、23期、日本社会党)

○川合委員 私は最近國會におきまして、租税收入あるいは豫算編成というような場合におきまして、國民所得ということを引合いに出していろいろと論議を闘わされるに至つたことは、一つの進歩であろうと思つておるのであります。しかしながら國民所得の構成というものが、非常に最近變つてきたというような根本的に面に思いをいたしまして、そうして國民所得と租税との關係について、當國會における豫算委員會、あるいはまたこの財政金融案員會において、いろいろと論議されておるのであります。そこで私は大藏大臣あるいは政府委員から、しばしば現在の日本の租税は國民所得に對して、約二十パーセントである。從つてこれを歐米の例から見るなら……

第1回国会 財政及び金融委員会 第42号(1947/11/29、23期、日本社会党)

○川合委員 北海道に在勤する政府職員に對する越冬燃料購入費補給のための一時手當の支給に關する法律案に對しましては、昨日の本會議において、わが黨の同僚議員である田中君から、それぞれ所管大臣に質問があつたのでありますが、たしか北海道の國鐵は、世帶主たる職員にあつては一人七千六百圓、非世帶主たる職員にあつては一人三千六百圓ということを要求し、北海道地方勞働委員會は、これを認めたというようにわれわれは聽いておるわけであります。そうしますと、北海道勞働委員會の權威を一應否認することになりますが、この邊のことはどういうようにお考えになるか、大藏當局の所見を伺いたいと思います。

第1回国会 財政及び金融委員会 第46号(1947/12/04、23期、日本社会党)

○川合委員 財務局及び税務署に在勤する政府職員に對する手當の問題につきまして、これと別個に、でこぼこ調整はどういうようになりますか。
【次の発言】 たとえばこの法案によつて實施された結果、十七號給程度では、實際においてどの程度の額になりますか。
【次の発言】 手當と別個に滯納の徴收の促進というような見地から、實際に滯納を徴收した場合に、奬勵金制度というようなものは考えられないかどうか、その點はいかがですか。
【次の発言】 その手當問題は、全官財とは一應話合いがついておりますか。
【次の発言】 こういうような手當を一層積極的にやつて、現在すでに滯納になつておる百億圓、また今後今年度内だけでも千億……

第1回国会 財政及び金融委員会 第47号(1947/12/05、23期、日本社会党)

○川合委員 會社利益の配當等臨時措置法に關して質問を申し上げます。この法案が實施された曉においては、どの程度の會社が配當制限の緩和をされるか、それを承りたいと思います。
【次の発言】 この機會に關連してお尋ねするのですが、證券の民主化というような見地から、最近の株式界が非常に振わない情勢にあるわけでありますが、大藏當局は、これらに對して、株式界の振興というような方針について、どういうような手をお打ちになつておるか、ごく簡單でよろしいから、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 この法案の目的の一つとして、外資の導入ということが含まれておるということは、はなはだ時宜に適すると思うのでありますが、……

第1回国会 財政及び金融委員会 第48号(1947/12/06、23期、日本社会党)

○川合委員 討論を省略して採決せられんことを望みます。
【次の発言】 討論を省略して至急採決せられんことを望みます。
【次の発言】 私は日本社會黨を代表いたしまして、政府に對する不正手段による支拂請求の防止等に關する法律案に關しまして、ただいま各派共同提案の修正案と、その修正案を除く原案に贊成の意を表するものであります。なおこの際に贊成をするとともに、一應希望意見を簡單に申し述べておきます。要はこの法律案の實施後においては、政府は本法律案の立法精神に即應して、これを強力に實施してもらいたいという點と、さらにいろいろな資料を業者から要求するというようなことになつておりますが、これらもいたずらに繁……

第1回国会 財政及び金融委員会 第49号(1947/12/07、23期、日本社会党)

○川合委員 討論を省略してただちに採決あらんことを望みます。
【次の発言】 この法案の審議と密接な關係あると貿易資金の計畫表を配付してもらつたのでありますが、ごく簡單にひとつその説明を承りたいと思います。
【次の発言】 臨時金利調整法案に關しまして大藏當局に伺いますが、歳末の金融の状態はどういう見込みであり、またこれに對する大藏省の方針はどうであるか、この機會に明らかにしておいていただきたいと考えます。
【次の発言】 貿易資金特別會計法を改正する法律案、臨時金利調整法案に關しましては、大體質疑も終つたようでございますから、討論を省略して至急採決していただきたいと思います。

第1回国会 財政及び金融委員会 第50号(1947/12/08、23期、日本社会党)

○川合委員 ただいまの會社の利益配當臨時措置法案に關連して、大藏大臣にお尋ねいたしたいのですが、本案は言うまでもなく、昨年四月のポツダム勅令によつて、果實の配當を最高五分までに限定されたのであります。結局それは單に配當制度を撤廢されただけでは證券の民主化ができないと考えるのですが、證券の民主化については、證券の擔保、證券に對して金融をされなければ、效果がないと考えるのでありますが、その點について、大藏大臣はどういうふうにお考えになつておりましようか、この機會にお尋ねいたしたいと思います。

第1回国会 財政及び金融委員会 第51号(1947/12/09、23期、日本社会党)

○川合委員 討論を省略してただちに採決せられんことを望みます。
【次の発言】 ただいま議題になつております法案に關しまして、各派を代表いたしまして、修正案を提案したいと思います。すなわち、  本法中「經濟力集中排除法」を「過度經濟力集中排除法」に、「經濟力集中排除法第三條第一號乃至第三號」を「過度經濟力集中排除法第三號」に改める。  第一條第二項中「同法第三條第一號乃至第三號」を「同法第三條」に、「指定された經濟力の集中」を「指定された過度の經濟力の集中」に改める。  この修正の理由は、時間の關係上省略します。

第1回国会 通信委員会 第13号(1947/09/26、23期、日本社会党)

○川合彰武君 靜岡縣引佐郡鎭玉村役場附近に無集配郵便局設置の請願の理由を申し述べます。この靜岡縣引佐郡鎭玉村と申しますのは、靜岡県の西北部に位しておりまして、愛知縣と境を接しておるわけであります。所在地點は濱松からバスで約二時間ばかりの所でありして、最も山間の僻村でありますが、本村は周圍が約五里でありまして、字は澁川、田澤、久留女木というような三つに、わかれております。戸數は七百五十戸、人口は四千五百六十七人であります。しかしながらその地域は靜岡縣におきましてかなり大きな方でありまして、いわば山林經濟地域であります。ところが現在郵便局はこの村の最も北部の澁川のみにありまして、ほかの久留女木とか……

第1回国会 電気委員会 第16号(1947/11/12、23期、日本社会党)

○川合彰武君 熱海市電力割當増加の請願に關しましては、紹介議員の代表者は勝間田清一君でありますが、私紹介議員の一人として勝間田君に代りまして紹介の言葉を述べ、同時に皆様方の御贊成を得てぜひとも御採擇あられんことを望みます。  本請願の趣旨とするところは、靜岡縣熱海市の生命とするところの温泉に最も必要な電動力が、來るべき電力の規制制限によりまして、非常に供給力が減るために――熱海の温泉というものは、御承知の通りにモーターによつて揚水をして供給しておる現状であります。ところが今囘の割當によりますならば、月に五囘しか温泉が開かれないというような結論になる數字になつておるのであります。全日本が電力の危……

第1回国会 文教委員会 第11号(1947/10/02、23期、日本社会党)

○川合彰武君 官立濱松工業專門學校を工業大學に昇格に關する請願につきまして、紹介議員として紹介の言葉を述べさしていただきます。關する請願人は静岡縣知事小林武治氏であります。  濱松工業專門學校は、創立以來二十五箇年間を經過しておりまして、その歴史はあえて私から説明するまでもなく、全國に著名な存在であります。今囘新學制の實施に伴いまして、來る二十四年度より新大學制が實施せられるわけでありますが、かかる際、本工業專門学校を工業大學に昇格せしめていただきたいというのが請願の趣旨であります。  御承知の通り、濱松は東海地方におけるところの工業都市として有名でありまして、殊に遠州織物の中心地帶でありまし……

第1回国会 文教委員会 第20号(1947/12/03、23期、日本社会党)

○川合彰武君 ただいま議題になりました靜岡第二師範學校戰災復興費國庫補助に關する請願の内容を説明いたしますが、先に御了解を得ておきたいのは、この請願書の内容は、今申し上げました通り國庫補助の請願と同時に、學藝大學の昇格ということもその内容に盛られております。標題が長くなるという關係からでありましようか、標題が單一化されまして、單に國庫補助の請願のみが取上げられておりますが、その内容は國庫補助の請願と同時に、學藝大學昇格の請願をも含んでおるわけであります。  新學制のもとにおいて學藝大學が設置せられるということは、われわれはアメリカの教育施設團のアドヴァイス、あるいはまたわが國における教育のあり……

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1948/02/06、23期、日本社会党)

○川合委員 ただいまのお話の朝鮮、台湾、関東州におけるところの原薄のある牧便貯金通帳をもつてきた者は、仰せの通り五百円を限つて拂われるという状況になつておるのでありますが、私も引揚者の一人でありますが、元來進駐軍の進駐と同時に、忘便貯金通帳をもつてきてはならぬということになつておつたのです。從つて原則として郵便貯金通帳をみなそれぞれ朝鮮なり関東州なりへおいてきたと思われる、そうしてこれは多分それぞれの知人あるいはいろいろな関係者に預けてきたと思われるのでありますが、こういうような預金通帳をそれぞれ現地からとりもどすことについて何か当局としてお考えがあるかどうかということを伺いたいと思います。

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第7号(1948/03/26、23期、日本社会党)

○川合委員 その御趣旨にはもちろんわれわれは異存のあるべきはずはありません。ただ実は私は財政金融委員会の委員をしておりまして、今そちらの方の会議をやつておるわけですが、復興金融金庫にわくがあるとかないとかいうことをしばしば言われるのでありますが、実はきよう午前中も復興金融金庫に関する小委員会がありまして、われわれはわくというものがないことをしばしば聽き、またあつてはならないということをわれわれが主張し、これも当局はよく了承しているはずです。從つてわくがないから資金の融通ができないというようなことはないはずであります。もしそういうようなことを言われるならば、そこには何らかの行違いが、からくりがあ……

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第10号(1948/04/30、23期、日本社会党)

○川合委員 委員の数並びにその氏名は委員に一任したいと思います。
【次の発言】 本員は引揚同胞のことに関しましてはしばしばいろいろな決議あるいはまた政府に対する勧告をなし來つたのでありまするが、今日まで数百万の引揚同胞が帰つてきたにかかわらず、引揚同胞の現状はいろいろな点からみまして非常に遺憾にたえない点があるわけであります。從いまして私どもといたしましてはここに引揚同胞対策に関する決議案を上程いたしまして、政府をして引揚同胞対策に関する諸施策を鞭韃したいと、かように考えるわけであります。まず最初に引揚同胞対策に関する決議案を一読いたします。    引揚同胞対策に関する決議   数百万の海外同……

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第11号(1948/05/08、23期、日本社会党)【議会役職】

○川合委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、去る四月十六日天野久君が、建設政務次官就任に伴い委員長を辞任されましたので、その補欠選挙を行いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの若松君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なして認めます。よつて河野金昇君が委員長に御当選になりました。委員長に席を讓ります。

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第12号(1948/05/21、23期、日本社会党)

○川合委員 暫所休憩されて懇談会に入られんことを希望します。
【次の発言】 先般本委員会において一應議決されました引揚同胞対策に関する決議案の件でありますが、本件に関しては関係当局の了解を得るように手続を進めてまいつたようでありますが、この結果関係当局の了解が得せれましたので、來る二十六日開催豫定の本会議に上程したいというように私は考えておりますが、參議院においても同樣のことが二十六日の本会議において提案されるそうであります。これに関連してこの決議の内容中一、二、三、四、五、六とありますが、そのうちの二の今後の引揚者、復員者に対しては帰還の日より各種の徴税については特に考慮を拂うべきだという文……

第2回国会 議院運営委員会 第41号(1948/06/03、23期、日本社会党)

○川合彰武君 私は財政金融委員長に代りまして御説明申し上げます。今回大藏省から貿易資金特別会計法の一部を改正する法律案、あるいはまた郵便料金等の引上げに関する郵便法案の改正に関する法律案、あるいはまた國有鉄道運賃法案等が國会に提出され、その主たる委員会はどこであるかということがいろいろと問題になつたようでありますが、これはいずれも財政法第三條の特例に関する法律案を審議する際に、われわれは当然かかるものは財政及び金融委員会において審議すべしということを決議しておるわけであります。かつまた現在の國会法の規定に基きましても、物價あるいは國の会計に関する事項というようなものは、いずれも財政金融委員会に……

第2回国会 財政及び金融委員会 第1号(1947/12/11、23期、日本社会党)

○川合委員 この議題となりました両案に関しまして質疑をいたします。まず最初に委員長に希望を申しあげておきます。これは前國会においても、周東委員並びに私からもよく前委員長に希望を申し述べておいたのでありますが、かような予算委員会と密接な関連のある法案に関しては、ぜひとも合同審査をいたして、時間の節約とお互いの労力を節約をし、そして審議の有効適切なる運用あらんことを切に希望しておきます。私はただいままで予算委員会を傍聽しておつたのでありますが、なるべくそれと重複しない範囲において、政府に伺いたいと思います。政府の御説明によりますならば、中労委の裁定を尊重するというような趣旨のもとに、本法律案が提案……

第2回国会 財政及び金融委員会 第2号(1948/01/28、23期、日本社会党)

○川合委員 私もこれを見ますと、復興金融金庫が一應融資の内諾を與えて、まだ実際に融資していない実数と、相手方の業種、金額というようなものをいただきたいと思います。

第2回国会 財政及び金融委員会 第3号(1948/01/29、23期、日本社会党)

○川合委員 ちようど席をはずしたので、塚田君の御希望の内容の詳細を承知しなかつたわけですが、前國会において復興金融金庫の國政調査の承認というようなもので、一應復興金融金庫の増資の法案を通しておいて、後日これを調査した記憶がわれわれはあるわけでありますが、おそらくそれと同様の提案になつておつたというように考えるわけであります。本來――この前の増資のときもそうであつたのでありますが、この復興金融金庫の増資の法案が提出されると、審議の期間がごく短時日しかなかつたのであります。從いまして、われわれは、遺憾ながらある程度この審議権を放棄――と言つてはくあいが惡いのでありますが、ある程度そういうような事情……

第2回国会 財政及び金融委員会 第4号(1948/01/30、23期、日本社会党)

○川合委員 本案に関する質疑はすでに論じ盡されましたので、これをもつて質疑を終了し、明日討論にはいられんことを希望いたします。

第2回国会 財政及び金融委員会 第5号(1948/01/31、23期、日本社会党)

○川合委員 議題になつております復興金融金瞳の一部を改正する法律案に対しましては、一應質疑は打切つたのでありますが、まだいろいろとお尋ねしたい点がありますので、大藏当局並びに復興金融金庫をも含めて、來週の火曜日に懇談会を開きたいと思います。この点をお諮り願いたいと思います。
【次の発言】 その際に石炭関係は商工省の管轄になつておりますので、商工省のやはり責任のある方の列席を願いたいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 これは政府職員に対する時補給金の問題に関連して質問するわけでありますが、軍事公債の利拂いというものは、二十三年度においていくばくあるかということをひとつこの会に説明願いたい……

第2回国会 財政及び金融委員会 第8号(1948/02/21、23期、日本社会党)

○川合委員 政府職員に対する一時手当の支給に関する法律案は、これはすでに政治的な問題といたしましては、われわれは了解済みの問題であります。財源をめぐつて遂に片山内閣の総辞職というような事態を惹起するに至つたわけでありますが、そういうような政治的な問題はさておきまして、私は次のような二点を大藏大臣にお尋ねしたいと思うのであります。  聞くところによりますれば、この〇・八箇月分の支給が遅れる結果に相なつたために、各官廳におきましては、それぞれいろいろな金融的な措置を講じて、仮拂いをしておる。われわれはその仮拂いというようなことに対しましては、別段異議をさしはさむものではありませんけれども、その仮拂……

第2回国会 財政及び金融委員会 第11号(1948/03/25、23期、日本社会党)

○川合委員 あるいは他の委員から御質問があつたかもしれませんが、私はまず最初に一つの問題を提示いたしたいと思います。それは大藏省としては財務局別、さらに財務局は税務署別に、目標額と称するものを、一應財務局長あるいは税務署長できめているというようなことを言つているようであります。この目標額が実際におきまして目標額ではなくして、天降り的な一つ一つの課税額になつているではないか。この点は各全財の人たちが、自分たちとしても今回の課税に当つて、非常に不本意とするところである。実情は、署長は目標額というけれども、自分たちに一つの義務を課しているというようなことを言われておるのでありますが、これらあたりに、……

第2回国会 財政及び金融委員会 第12号(1948/03/26、23期、日本社会党)

○川合委員 まず最初にお尋ねしたい点は、きんしの原價はいくらであり、新生の原價はいくら、ピースの原價はいくらであるかということを聽きたい。  もう一つは現在議題になつております煙草專賣法の一部を改正する法律案の主たる要点は、罰金の増額という点にあるように思うのでありますが、私思うのにこの嗜好品、あるいはまた一部の意味においては生活必需品であるけれども、かようなタバコとか酒というものは、その價格がある限界点を上まわつた場合には、どうしてもその密造が行われるということを考えざるを得ない。ただいま日下部政府委員は、現在專賣局としては、タバコの値上げは考えないと言われますけれども、川島委員の言われる通……

第2回国会 財政及び金融委員会 第16号(1948/04/02、23期、日本社会党)

○川合委員 ただいま議題になつております政府が発行する福引券の当せん金に対する所得税の課税の特例に関する法律案、及び地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、税務署の増設に関し承認を求めるの件の二議題に関しましては、質疑を打切りまして、なお午後本委員会を続行されんことを望みます。  なおこの機会に特に委員長から事務総長あるいは議長に要望せられたい点を申し上げたいのでございます、と申しますのは、この委員会の速記録が非常に遅いために、本委員会においてしばしば質問が重複するのであります。常に出席しておるならば前の質問を省略して、そして別な観点から立つ質問をなすベきでありますが、出席が常時行われぬため……

第2回国会 財政及び金融委員会 第17号(1948/04/05、23期、日本社会党)

○川合委員 まだ委員の数もたくさん集まつていないようですから、午後一時まで休憩されんことを望みます。
【次の発言】 質疑を打切り、討論を省略して採決されんことを望みます。
【次の発言】 財政法の第三條が本日までまだ実施をみなかつたというのは、われわれのすこぶる遺憾とするところであります。さいわいに政府におかれては、今回第三條を実施する。それについてはいろいろ問題の多いタバコ専賣益金、あるいは鉄道運賃以外のものは、これを特例として國会の議を経なくてよいという法案を提出されたわけであります。われわれとしまして、まずこの法案の審議にあたりまして最初にお尋ねしたい点は、この法案にありまする「現在の経済……

第2回国会 財政及び金融委員会 第18号(1948/04/06、23期、日本社会党)

○川合委員 今朝いただいた資料によりますと、財政法の第三條の適用の範囲の中に主食である米がはいつていないのですが、米は財政法第三條の中にはいるべきものであるかどうかという点に関する、当局の所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 本法案が実施された後において、三つの項目の中でタバコの改訂という問題は、この財政、金融委員会が当然審議すべき問題でありまするが、郵便料金あるいは國有鉄道の運賃改訂を國会に上程する場合においては、本委員会が主たる委員会としてこれを審議するか、あるいはまた鉄道の場合においては、運輸交通委員会が主としてやり、郵便料金の問題は通信委員会が主としてやるかという問題があり、またこ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第20号(1948/04/28、23期、日本社会党)【議会役職】

○川合委員長代理 会議を開きます。  内閣提出、不正保有物資等の対價を登録國債で決済することに関する法律案以下五法案を議題とし、質疑を許します。塚田君。
【次の発言】 政府が発行する福引券の当せん金の支拂等に関する法律案に関連いたしまして質問いたします。それは、この当せん金の支拂は、要するに新生を買つた場合の当せん金の支拂云々の問題で、この法律案の内容については、われわれはすでに論議の余地がないと思うのであります。ここで問題となるのは、先般も大藏当局にわれわれは警告したのでありますが、新生とピースの抱合せということが、東京を初め全國に行われておつたのであります。それに対しましてわれわれ議員から……

第2回国会 財政及び金融委員会 第21号(1948/04/30、23期、日本社会党)

○川合委員 ただいま議題となつております不正保有物資等の対價を登録國債で決済することに関する法律案に関しまして日本社会党を代表いたしまして本案に賛成するものであります。しかしながら質疑の過程におきましていろいろと申し上げました通りに、本法案は種々な観点から相当に論議の余地のあるものでありますが、日本の経済再建のためにやむにやまれない一つの法案というように考えるわけであります。しかしながら問題はこの法案の運用いかんということが大きな課題をなすわけでありまして、われわれは政府の質疑の過程における御答弁を信頼して、本法案に賛成するものであります。

第2回国会 財政及び金融委員会 第23号(1948/05/06、23期、日本社会党)

○川合委員 この機会にお尋ねしておきたいのは、第一回國会当時に、專賣局の工場の復旧状態についてお話があつたのでありますが、その復旧状態は計画通り進捗しておるかどうか。それは現在の配給タバコの量がきわめて少い。そのために勤労階級はやみタバコを買うというような問題に、非常に影響があるのでありますから、專賣局の工場のその後の復旧の進捗状態と関連して、今後におけるタバコの需給見透し、さらに配給タバコの量について、この前の当時の政務次官であつた小坂君が、現在の女五十本、男五十本という制定は、日本の喫煙の慣習から言つてよろしくない。そこで女に対する配給タバコは、他の代替品をもつてするというようなことを言明……

第2回国会 財政及び金融委員会 第24号(1948/05/20、23期、日本社会党)

○川合委員 ただいまの大藏大臣の説明によりまするならば、本法案は臨時給與委員会の答申に基いてなされたものという御説明があつたわけでありますが、われわれは臨時給與委員会の構成について、当時いろいろな委員の選定や何かで、かれこれと論議があつたということを聞いておるのであります。從つてこの案は全官公労組が全面的にこれを承認というか、内諾をしたものであるかという点を、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 本法案が事前に組合側の完全な了解を得たと、今、今井給與局長からお話があつたが、大藏大臣の説明ではおおむね了解を得たというような御説明であつたので、その点を懸念して質疑したわけですが、給與局長が完……

第2回国会 財政及び金融委員会 第27号(1948/05/25、23期、日本社会党)

○川合委員 私はこの前の質疑の途中で、いろいろと參考人の參考意見を徴してというようなことで質問を保留しておつたのでありますが、本日はこの内容の點に關しては、大した比重をもつている問題でありませんが、條文の立法技術から考えて、あまり感心しないような條文があるので、この點をひとつ質問したいと思うのであります。それは第十一條に「新給與苦情處理委員會は、會長がこれを招集し、その議事は、會長を除く出席委員の過半數で、これを決する。可否同數である場合には、會長の決するところによる。」2「新給與苦情處理委員會は、職員を代表する委員、政府を代表する委員及び第三者である委員各々二人以上が出席しなければ、議事を開……

第2回国会 財政及び金融委員会 第29号(1948/05/27、23期、日本社会党)

○川合委員 本日はこれにてしばらくの間休憩せられんことを望みます。

第2回国会 財政及び金融委員会 第30号(1948/05/28、23期、日本社会党)

○川合委員 すでに本案に対しましては、細部にわたりわれわれ質疑し、それに対し政府当局の答弁があつたのでありますが、あらためて本案の根本的な問題に関しまして、政府の責任ある御答弁を煩わしたい、かように考えるのであります。まず本法案は申すまでもなく二千九百二十円の水準による給料の支拂方法に関することを内容とする法案であるわけであります。ところが本法案を通覽いたしますと、この法案の基礎をなしたところの、政府と組合との團体交渉の事項以外の点がこの法案に盛られているのであります。その第一点といたしましては、第一條の第一項に人事という言葉が盛られてあります。次に第一條の第二項に國家公務員法云々という言葉が……

第2回国会 財政及び金融委員会 第31号(1948/06/01、23期、日本社会党)

○川合委員 本請願の要旨は、現在煙管業者の製造する卸價格十三円以下の製品は、生産費の増高と五〇%の物品税の圧迫とにより非常に打撃を蒙り、中小企業経営者は深刻な不安と苦脳にあえぎつつあるが、中小企業保護の見地から、煙管製造業者販賣價格一本につき十三円以下の下級品に対し、免税点を設置せられたいという趣旨である。
【次の発言】 本請願の要旨は、現行物品税法は化粧品に対し八割の高率を課しているが、これを引下げ、その賦課徴收にあたり、税務署の事務を統一し、公平を期せられたい。又化粧品工業は資金融通準則による丙種に属しているのを甲種の取扱いとするとともに、物品税の納期を一箇月延長せしめられたいという趣旨で……

第2回国会 財政及び金融委員会 第32号(1948/06/03、23期、日本社会党)

○川合委員 今度新しく出ました「いこい」とハツピーを、当局から試飲してくれというのでいただいて飲んだのでありますが、どうもハツピーのごときは三十円の値段に比較しまして、むしろわれわれの飲んだ感じというものは、新生よりも惡い。また「いこい」のごときも何と申しますか、こくがないという感じを得たのであります。これは主観的な点にもよるでありましようが、同じように試飲した人の印象も、そういうことを言つておつたのであります。われわれのタバコに対する一つの趣味と申しますか、なぜタバコを飲むかというようなタバコの要素があると思いますが、嗜好に適する要素の含有量というものを、ピース以下「きんし」に至るまで述べて……

第2回国会 財政及び金融委員会 第33号(1948/06/04、23期、日本社会党)

○川合委員 昨日、委員長に代りまして私と後藤委員が運営委員会に參りまして、ただいま委員長から報告のあつた事項、すなわち鉄道運賃の値上げに関する法案を、どの委員会で審議するかという問題に関しまして、委員会の意向を述べたのであります。その要点を申し述べますと、國会法の規定に基くならば、当然これは財政及び金融委員会の審議すべき法案であるということを確認することを主張したわけでありますが、運営委員会におきましては、その前日特に財政及び金融委員会の委員長に懇請をして、國会法の建前からは財政及び金融委員会に付託すべきものであるが、運輸及び交通委員会が現在法案もなく、かつまたあらかじめいろいろな事前審議もし……

第2回国会 財政及び金融委員会 第35号(1948/06/08、23期、日本社会党)

○川合委員 ただいまの会計法の一部を改正する法律案は、その根本をなす行政組織法が相当論議の余地があると思いますので、われわれはしばらくこの審議を中止していただきたいと考えます。委員長においてもさよう御了承を願いたいと思います。  次に臨時通貨法の一部を改正する法律案につきまして、ごく簡單にお尋ねいたします。現在の日本の物價あるいはまた経済情勢から考えて、五銭一銭というような補助貨幣は、ほとんどその必要を見ないと思うのであります。ただこれが分定價格の関係上、そういうようなはした金が実際上使われておるんですが、政府としてはこの五銭一銭というようなものをつくらずに、公定價格の面において、実際そういう……

第2回国会 財政及び金融委員会 第36号(1948/06/09、23期、日本社会党)

○川合委員 この前審議した新給與法のとき、十五級というクラスがありました。あれはその後法律または政令でやるということになつておつたのでありますが、これとの関連はどうですか。

第2回国会 財政及び金融委員会 第38号(1948/06/12、23期、日本社会党)

○川合委員 未復員者給與法の一部を改正する法律案につきましてお尋ね申し上げますが、まず第一に今回の改正は、官吏の給料が上るというようなことと均衡を得るために、扶養手当の額を引上げる、こういうような御説明であつたわけです。われわれはその意を諒とするわけでありますが、現行額の百五十円がきまつたときは、千八百円ベースである。ところがこの改正額は二千九百二十円ベースである。しかるに政府が近く三千七百円ベースというようなことを予定していると聞くのでありますが、その場合においては、同樣の意味において扶養手当もその新しい賃金水準によつて出す用意があるかどうか、これを承りたいと思います。

第2回国会 財政及び金融委員会 第39号(1948/06/15、23期、日本社会党)

○川合委員 ただいまの梅林委員の動議に賛成するものでありますが、特に私は大藏大臣に本法案に関しまして希望を申し述べておきたいと存ずる次第であります。この件に関しましては先日の委員会におきまして、特に政府委員に質問申し上げまして、政府の意のあるところを諒としたわけでありますが、要は未復員家族のみならず、一般邦人の留守家族に対しても、未復員者家族と同樣の扶養手当を支給してもらいたいという、強い希望が國内の各方面にあるわけであります。殊に現地において強制徴用され、あるいは、また強制留用をされるというような方々が滿州においては非常に多いのであります。從つてその人たちの留守家族というものはおそらくかなり……

第2回国会 財政及び金融委員会 第40号(1948/06/16、23期、日本社会党)

○川合委員 まず第一にお尋ねしたい点は、タバコの値上げの問題に関しましては、まだ事が重大なために、それぞれ意見が保留されておつて、從つてこの問題に関する本質的な論議をわれわれは進めなかつたのでありまするが、漸次これから本質的な論議を進めていこうと考えておるのであります。第一にお尋ねしたい点は、從來からもそうでありまするが、タバコの專賣益金というものが常に財政需要に應じて益金を捻出するというように、いわば財政の邪道をいつておるというような感じがきわめて濃厚であるのであります。財政の原則は申すまでもなく、入るをはかつて出ずるを制するにあるのでありますが、最近の財政は出ずるをはかつて入るを制するとい……

第2回国会 財政及び金融委員会 第41号(1948/06/17、23期、日本社会党)

○川合委員 減額社債に対する措置等に関する法律案に関しまして質問いたしますが、この減額を予定された社債の金額は当局としておわかりになつておられるか、おわかりになつておるならば、その額と内容に関してお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 次に地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き伝々の、この承認を求める件に関しまして質問を申し上げますが、この財務局の新設の案は、われわれとして諒とするわけでありますが、税務署の新設はなるべく都市を中心にした方がいいというわれわれの意見なんであります。これは当局におかれてもいろいろな請願の事情等も勘案された結果、新設されるというように思いますが、案外大都市にお……

第2回国会 財政及び金融委員会 第42号(1948/06/18、23期、日本社会党)

○川合委員 議事進行について……。先ほどから薪炭需給調節特別会計法の一部を改正する法律案に関する井出委員及び内藤委員のお話を承つておりますと、もつともでありまして、私たちとしましても同感の意を申し上げますが、これは大体論議が盡きたのでありますが、一應懇談事項として残しておいて、そうしてじつくりと各議員と農林当局、大藏当局と懇談したいと思います。ひとつ委員長からお諮り願います。
【次の発言】 公立高等学校定時制課程職員費國庫補出法案並びに学校教育法及び義務教育費國庫負担法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、私は文部行政と國の財政との関連において、文部当局がいかようなお考えをもつておるかとい……

第2回国会 財政及び金融委員会 第43号(1948/06/21、23期、日本社会党)

○川合委員 本日は野党の諸君からいろいろ質疑がありましたが、明日からわが党の立場においていろいろ質疑申し上げたい、かように予定しておるわけでありますが、その前提としてわが党の立場から、ぜひとも当局に質疑申し上げておきたい点は、郵便貯金の第二封鎖を打切るというようなことが新聞紙上に出ておるわけであります。はたしてこれは事実であるかどうかという点を、この機会にお聽かせ願いたい。われわれはその点の事実、あるいはまた当局の方針を承つておいて、税制その他の面についてこれとの関連において、いろいろと御質疑したいと考えますので、大藏大臣あるいは逓信大臣から、これに関する明確なる御答弁を煩わしたいと考えるわけ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第44号(1948/06/22、23期、日本社会党)【議会役職】

○川合委員長代理 会議を開きます。  軍事公債の利子支拂の特例に関する法律案について質疑をいたします。  なお本日は参考人としまして銀行協会長の井尻芳郎さん、全國産業別労働会議の幹事高倉金一郎さんがお見えになつております。まず井尻さんの御意見を拜聽いたします。
【次の発言】 井尻さんに先に申し上げておきますが、私は社会党の川合であります。私もまた二十年間の銀行生活をしておりまして――もつとも重役にならなかつたので、井尻さんのような大先輩とは違うのでありますが、そういうような体驗を通しまして、井尻さんのお説は、私は非常によく了承するわけであります。しかしながら私たちのイデオロギーと、現在私たちの……

第2回国会 財政及び金融委員会 第45号(1948/06/23、23期、日本社会党)

○川合委員 所得税法の一部を改正する等の法律案について、政府の提案の趣旨を聽いたのでありますが、もう少し具体的に詳細に説明を煩わしたいと思います。
【次の発言】 関連して……。私はただいまの大藏大臣の答弁は理論的には正しいと思うのであります。ただ問題は、報將金あるいは將励金というような名目を用いているというところに問題があると考えます。そこで私は名目をかえるというようなことと関連して、こういう問題を米價の價格政策に関してよほど檢討しなければいけないと思うのであります。現在は米價は國内に一本の姿において決定されておるのでありますが、立地條件、あるいはまた日本の米穀の需給状態から推して、私は早場米……

第2回国会 財政及び金融委員会 第46号(1948/06/24、23期、日本社会党)

○川合委員 皇室経済法に関する質問をします。内廷費が八百万円から二千万円に増額しなければならぬという事情についてはわれわれはこれを了承するのでありますが、しかしながら今日の状況下においては、内廷費といえども一般の事情を勘案してこれを決せねばならないと思います。そういうような観点からいたしまして、私は昨年度において内廷費が八百万円であつた、それを二千万円に殖やすことについての増額の根拠をお尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 この内廷費の少い多いということは、われわれはあえて問題にしようとはしないのであります。問題は八百万円と当初にきめた基礎が、当時の物價に比較して少かつたというならば、……

第2回国会 財政及び金融委員会 第47号(1948/06/25、23期、日本社会党)

○川合委員 議事進行について。三千七百円の賃金ベースの問題は、もうこの委員会において、きのう、きようにかけて、それぞれ安本長官、大藏大臣に質問が集中されたわけであります。そもそもこの賃金ベースの問題は、この委員会のみならず、予算総会あるいは労働委員会において相当に論議が盡されており、しかもこの問題に関する各閣僚の意見は、從來の閣僚の意見と違つて、いずれも判で捺したような答弁であります。そのことは相当に統一した答弁を用意し、またそのことはとりも直さず政府が相当の覚悟をもつてこの問題に当つておるということを意味するのではないかと考えるのであります。われわれはかつて片山内閣時代において、当時の安本長……

第2回国会 財政及び金融委員会 第49号(1948/06/28、23期、日本社会党)

○川合委員 同僚議員からしばしば質問のあつた問題でありますが、所得税法改正法案の第十二條の第四項になりますか、いわゆる事業所得と給與所得その他の合算の問題でありますが、これは一應理論的に考えるならば、合算は不合理ではないというふうにわれわれは思うのであります。しかしながら徴税の実情から見るならば、農村あるいはまた都市においても、この合算ということは相当非難のあつたことは、昭和二十二年度の徴税に際して大藏当局もつとに御承知のことと思うのでありますが、今回は二人以上の所得のある場合においては、合算は給與所得者に限つては、それぞれ基礎控除をするというようなことになつたのであります。われわれはこれに対……

第2回国会 財政及び金融委員会 第52号(1948/07/01、23期、日本社会党)

○川合委員 言合國占領軍の管理から云々の法律案に関しまして一点だけ質問します。さきに解除を受けたものはそれだけの利益を受けたわけでありますが、その代償として貴金属の地金の價格に相当する金額とありますが、この地金の價格に相当する金額というのは、その價格が問題になるのでありますが、一体この價格は前受けたときがいくらであり、拂つたときがいくらであり、その間において價格の差があるかどうか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もう一つお尋ねしますが、解除された当時の價格によつてその代金を納めるというわけなのでございますね。

第2回国会 財政及び金融委員会 第53号(1948/07/02、23期、日本社会党)

○川合委員 所得税法の一部を改正する等の法律案中、私は第一議員倶樂部を除く各派を代表いたしまして、最初に修正案を述べます。  それは通行税法の一部改正中、第五條の附則の改正規定中「(昭和二十三年法律第 号)」を削除する。  次に物品税の一部改正中第一條第一項の改正規定のうちの第一種、第三十八号中「玉露」を削る。  次に第二十三條関税法の一部改正中第一〇一條三中「場合ニ限ル」を「海上保安官トス」に改め、「ニ於テ税関官吏ノ要求アル場合」及び「港域外ノ」を削り、「在ラサル場合又ハ税関官吏ノ要求アル場合に限り犯則事件ニ関スル事務」を「要求アル場合又ハ税関官吏ノ在ラサル場合ハ本法違反事件ノ予防及取締」に……

第2回国会 財政及び金融委員会 第54号(1948/07/03、23期、日本社会党)

○川合委員 昭和二十三年六月以降における政府職員に対する俸給等に関する法律案につきまして質問をいたします。本法律案に関しましては、大藏大臣あるいは労働大臣より、同僚委員からの質問に対しそれぞれ御答弁があつて、その意をわれわれは了とするわけでありまするが、この際特にお尋ねしておきたい点は、現在全官公職員組合との團体交渉が行われているようでありますが、この團体交渉はいつごろ大体結論に到達する見込であるか、その点の見透しを明確にお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 今回の全官公労組の主張は、從來の賃金改訂に関する主張とややその趣きを異にして、殊に政治的な色彩がかなり全面に出てまいり、しかもその……

第2回国会 財政及び金融委員会 第55号(1948/07/04、23期、日本社会党)

○川合委員 本請願は伊藤卯四郎君の紹介でありまして、請願者は日本労働組合総同盟福岡縣連合会長瀬戸崎清外でありまして、これは表題の通りであります。何とぞ御採択のほどをお願いいたします。
【次の発言】 第一〇五、人造バターに対する物品税撤廃の請願、請願人は旭電化工業株式会社取締役社長平林憲一氏外であります。表題の通り人造バターは國民生活上必需品であるから、物品税を軽減して欲しいというのであります。何とぞ御採択あらんことを望みます。
【次の発言】 この請願人は日本農民組合新潟縣連合会宮尾武治氏ほかであります。表題の通りでありますので、御採択をお願いいたします。

第2回国会 財政及び金融委員会 第56号(1948/07/05、23期、日本社会党)

○川合委員 本日の日程の第一、第一一、第一三、第一六、第一九、第二八、第二九、第三六、第三七、第三九、第四〇、第四一、第四二、第四五、第四七、第四八、第五一、第五二、第五三、第五五、第五九、第六六、第六九、第七〇、第七一、第七二、第七八、第八四、第九一、第九二、第九五、第一〇三、第一〇四、第一〇七、第一一一、第一一八、第一二一、第一二二、第一三〇、第一三一、第一三四、第一三六、第一三八、第一三九、第一四一、第一四五の請願を採択せられんことを望みます。なお採択の上は内閣に送付せられんことを望みます。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第23号(1948/04/15、23期、日本社会党)

○川合彰武君 本問題に関しましては、私は本会議において緊急質問をいたしまして、そうして本問題を中心としまして現在の警察機構あるいはまた運用に関しまして、政府の所見を伺つたのでありますが、この問題は先ほど國家警察本部の方の説明にありました通りに、禍根はすこぶる深いのであります。実は昨年まだ内務省が存置しておつた当時、現在も浜松警察署長をいたしております斎藤君に対しまして、私はしばしば警告を発したのであります。今の説明によりますならば、從來においては凶器をもつて別に乱闘の事件はなかつたという御説明があつたのでありますが、実は昨年の九月十二日に、ほぼこれに類似する事件があつたのであります。その際にい……

第2回国会 農林委員会 第11号(1948/05/29、23期、日本社会党)

○川合彰武君 競馬法の一部改正並びに浜松市に競馬場設置の請願書でありまして、請願人は浜松市の議会議長木全大教氏以下であります。請願の趣旨とするところは、昨年競馬法の改正に伴いまして、靜岡におきましては縣下に二箇所の競馬場が設置されることになつたわけであります。そのうち一箇所は從來から三島にあつたわけでありますが、そこであとの一箇所の競馬場の設置問題に関しまして、実は靜岡市と浜松市とが爭奪戰を演じたわけであります。これは地方政治といたしましていろいろの問題を惹起したわけでありますが、逐に軍配は靜岡にあがりまして、靜岡に競馬場が説置されることになつたのであります。ところがいろいろな競馬の立地條件か……

第2回国会 農林委員会 第40号(1948/09/22、23期、日本社会党)

○川合彰武君 私は靜岡縣の選出でありますが、御承知の通り各地に風水害事故があつたわけです。靜岡縣下は今回の風水害によつて、白穂のために約四十万石の減収というような結果になつております。つきましては從來の慣例もありますので、ぜひ國会から被害の実情を御調査になつて、適切な対策を政府をして樹立せしめ、それを至急実現するようなことに関して、國会が適当な措置をとられんことを要望いたしたいと思います。ごく簡單にそのことをお願いして皆さんの御賛成を得たいと思います。

第3回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第1号(1948/11/12、23期、日本社会党)

○川合委員 委員長は仮委員長において指名せられんことを望みますが、それにつきましては各党派の推薦といたしまして、國民協同党の河野金昇君を推薦します。
【次の発言】 理事の数は七名とし、委員長において御指名あらんことを希望いたします。

第3回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1948/11/16、23期、日本社会党)

○川合委員 本件に関しましては、御承知の通りに第二國会の五月の決議案におきまして、これがその決議案の中の項目として、衆議院において、同時にまた参議院において議決されておるわけであります。從いまして、同胞救援議員連盟としまして早速法律化に着手しまして、本日お手元に差上げてあるような法案を一應作成したのであります。その後これを議員提出として提案するために、関係筋と折衝して参つたのでありますが、関係筋の内部においていろいろな議論があり、その間の詳細は省略いたしますが、要は決議案として採択された限りにおいては、行政官廳である大藏省、また地方公共團体が、この決議の線に沿うような施策をとるべきである。從つ……

第3回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1948/11/19、23期、日本社会党)

○川合委員 未復員軍人の家族の手当の問題は、この前の法案を金融委員会で議決した際に、あれはたしか二千四百円ベースと千八百円ベースの関係であるから、三千七百九十一円になれば自動的にそれを政府において上げるというような記憶があるのでありますが、こういうような一連の関係においてどういうように政府は処置されるか、あるいはまだ今國会にそういうものを提案するような腹案があるか、まずこれを先に承りたいと思います。
【次の発言】 非常にけつこうな話なんですが、まだ國会の方にそれが提案されていないようでありますから、ひとつ差支えのない範囲において、今言われたような復員者の災害関係のいろいろな内容を、この機会にお……

第3回国会 大蔵委員会 第1号(1948/11/09、23期、日本社会党)

○川合委員 理事はその数を三名として、委員長において御指名あらんことを提案いたします。

第3回国会 大蔵委員会 第3号(1948/11/16、23期、日本社会党)

○川合委員 私は先日議題になつた日本專賣公社の問題に関連いたしまして、この際特に大藏大臣の所見を承りたい事項があるのでありますが、まだお見えになつていないようでありますから、專賣局長官からお傳え願つて、他の機会に本委員会においてそれに関するところの所見をお聞かせ願いたい。  それはほかでもないのでありますが、本日の読賣新聞に專賣局の日下部部長談といたしまして、ピースが賣れないということに関しての記事が出ておつたのであります。私どももあのタバコの價格改正の場合に、いろいろと議論をしたことは皆樣の御存じの通りでありますが、本日の日下部部長の稚話の中に、賣れないことが予想されているピースの値段をきめ……

第3回国会 大蔵委員会 第4号(1948/11/18、23期、日本社会党)

○川合委員 ちよつとお尋ねいたします。第一点としては、私は日本の財政の均衡を得るためには、どうしても歳入の確保と同時に、また歳出の削減を必要とすることは申すまでもないのでありますが、歳出の削減はともかくとして、歳入の確保という観点から考えました場合において、現行の税制というものは、すでに行き詰まりの状態にあると言つても過言ではない。すべての税金が惡税として今日民間において非難されておるというような状況と、しかも今後において歳出の削減を困難である反面において、むとろ歳出の増加が予期されねばならないという場合においては、國家歳入の増加をいかにして確保するかということが、今後の大きな課題であらねばな……

第3回国会 大蔵委員会 第5号(1948/11/20、23期、日本社会党)

○川合委員 現在の市中の金融状態は半ば恐慌状態を呈しておるように思われるのでありますが、これらについてはいろいろな原因があげられるわけであります。そのうちの一つとして、政府の支拂資金の支拂状況が不円滑であるというようなことが言われております。從いまして政府の支拂資金がどういうような状態で支拂われているかということと、さらにもう一つ一般の金融が半ば恐慌状態にあつて逼迫しておるにかかわらず、ひとり証券界は吉田内閣が出現以來活況を呈している。私思うに証券の活況は経済界の実態が改善されるとか、あるいはまた会社の経理内容が非常に改善されるというようなことがなければ、証券株というものが上るものではないとい……

第3回国会 大蔵委員会 第9号(1948/11/26、23期、日本社会党)

○川合委員 貿易長官にお尋ねしますが、商工省の外局たる貿易廳というような現在の機構のもとにおいて、はたして貿易行政が不円滑というようなことが起つておるかどうか。あるいはまたこれを内閣の所属のもとに置くというような説もあるのでありますが、はたして現在の貿易行政機構では、貿易の進展の上において不適当であるかどうかという点を最初にお尋ねしたい。
【次の発言】 この問題は一つの政治問題でありますので、おそらく長官としては適切な御答弁はその立場からして困難ではないかという点は十分想像し得られます。いずれこの問題は他の機会に一層問題を明らかにしたいと考えておりますが、ただここでわれわれ非常に注意しなければ……

第3回国会 大蔵委員会 第10号(1948/11/27、23期、日本社会党)

○川合委員 ただいまの塚田政府委員の御説明はとくと了承するのでありますが、この機会にこの委員だけではなくして、國民に対して私はこういうようなことをよく納得するようなことをした方がいいのではないか、この点は昨日も申したのでありまするが、日本の経済から円が高い方がいいのだという、すなわち円で現わした数字が小さいほど日本が望ましいということを國民に印象づける必要がある。ところが日本はかつて昭和七、八年の為替ダンピングによつて國内景氣になつた。すなわち為替レート、当時は対米為替というものがパリテイーが四十九ドル八六ということになつておつた、そうして外貨建になつておつた。今のような内國為替建の場合におい……

第3回国会 大蔵委員会 第11号(1948/11/28、23期、日本社会党)

○川合委員 私は商工大臣にお尋ねをしておきたいと思うのですが、これは決して私が野党の立場において云々という問題でなくして、深く日本の將來を考える上において、われわれはどうしても貿易というものが、日本の産業経済の復興のために、重要な役割、機能を果すべき運命を持つておるというような観点から、党というようなことを離れましてお尋ねしたい、かように思いますから、どうか商工大臣におかれましても、そういう意味で御答弁願えれば幸いであります。  そこでお尋ねしておきたい点は、貿廳長官にもお伺いしてその答弁を得たのでありますが、日本の貿易行政機関というものは、現在商工省の外局として貿易廳がある、これに対して吉田……

第3回国会 大蔵委員会 第12号(1948/11/29、23期、日本社会党)

○川合委員 これは提案理由の説明の中、第一点並びに第二点はわれわれの了承するところでありますが、第三点のすなわち農業調整委員会に関する費用を今年度に限つてこの会計の所属とする処置を講ずる、という点は、どういうわけでこういうような措置を講じたか。本來ならばこれはやはり一般行政費として処置すべき問題である。かように考えておりますが、これに対する政府当局の所信を伺います。
【次の発言】 私は日本社会党を代表いたしまして、議題になつております日本專賣公社法案に対しまして、修正の意見を提出するものであります。  まず法案全体を通観いたしまするに、われわれとしましては、マツカーサー元帥に書簡にのつとりまし……

第3回国会 大蔵委員会 第13号(1948/11/30、23期、日本社会党)

○川合委員 先ほど討論の際、日本專賣公社法案修正案を提出いたしましたが、そのうちの以下の二條の修正に対しましては原案通りにいたします。  すなわち「第十二條を次のごとく改む」以下省略します。また第四十五條2のうち「命令をすることができる。」の次に「但し」云々とありますが、これらの二條は原案のまま認めることにして、この十二條及び四十五條の修正案は都合により撤回することにいたします。さよう御了承願います。

第4回国会 大蔵委員会 第4号(1948/12/09、23期、日本社会党)

○川合委員 ただいま議題となつておりまする法律案は、一見したところ前内閣以來からこういうようなことがしばしば法律案として提出されておつて、いかにも事務的な法律案というようなことに見受けられますが、しかし事はそうではなくしてかなり政策の根本問題を含んでいるわけであります。本來ならば大藏大臣の出席を要求して、政府として責任ある御答弁を煩わしたいのでありますが、大藏大臣は御多忙のこともありますし、むしろ大藏大臣よりも練達堪能な政務次官がおられますので、あえて大藏大臣の出席を要求しないわけでありますが、まずそれに先だちまして特に政府委員から明確に御答弁を煩わしたい点は、第三國会において本委員会が請願し……

第4回国会 大蔵委員会 第5号(1948/12/10、23期、日本社会党)

○川合委員 今回の百億円増資に関する資料をこの前要求してありますが、それは委員長のところへ來ておりますか。
【次の発言】 復金の内部の監査機構については、現在の理事長の北代さんが御就任以來、監査機構を拡充強化して、そうしていろいろな過ちのないようなことをやつておられることは、かねがね伺つているのでありますが、その後復金の内部においていろいろな監査部の活動の結果として、事故を発見したような例があるかどうか。いろいろな機構をつくつても、それがほんとうに活動しなければ何にもならぬわけであります。私の長い間の銀行生活におきまして、銀行の檢査部というものが総裁に直属して、そうして各営業の点においては非常……

第4回国会 大蔵委員会 第6号(1948/12/11、23期、日本社会党)【議会役職】

○川合委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。  本日付託になりました公認会計士法の一部を改正する法律案について、提出者大上君の趣旨説明を求めます。
【次の発言】 ただいま議題となりました公認会計士法の一部を改正する法律案に対して質疑はありませんか。
【次の発言】 ただいま早稻田君御提案の質疑を打切り、討論を省略し、採決に入れとの提案はいかがでありますか。
【次の発言】 ではただちに採決に入ります。  本案に賛成の方は御起立願います。
【次の発言】 満場一致可決確定いたしました。  この際休憩いたします。     午後四時十五分休憩

第4回国会 大蔵委員会 第10号(1948/12/18、23期、日本社会党)

○川合委員 議事進行について……。本案の審議に先だちまして、特にこの点を強調しまして、委員長並びに各位の御了解と委員長の善処を要望しておきます。すなわち昨日以來世上いろいろうわさされておるところの大藏委員会をめぐる諸問題に関しまして、昨日会合したわけでありまするが、本日その問題の中心と一應目せられる方が、お見えになつていないわけであります。そこで大藏委員会の権威と名誉のために、その方の御出席を願つて、よく事態を糾明した後でなくては、われわれは法案の審議もこれを控えたいというように考えておるのでありまするが、本日の議題となつておるうちの砂糖消費税の問題は、年末を控えておりまして、すでに各家庭に配……

第4回国会 大蔵委員会 第12号(1948/12/20、23期、日本社会党)

○川合委員 この前今回の増資に関連して、第四・四半期の資金計画のもう少し具体的なものを出してもらうように、銀行局長に依頼しておきましたが、まだ出ていないのです。それでこの前いただいた資料では單に一般産業に幾ら、あるいは公團に幾らというような概括的のものでありますから、もう少し具体的な資料と同時に、五百万円以上の借入れ申込みというものは、すでに復金に申込みが出ておるのじやないかと思いますから、五百万円以上の大口申込みの会社名と申込み金額、社長というようなものを、至急にひとつおつくりになつていただきたいと思います。
【次の発言】 けつこうです。


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 決算委員会労働委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1947/09/26、23期、日本社会党)

○川合委員 政府委員の方にお尋ねしますが、第十二條の人事院の規則の制定でありますが、人事院の規則の内容はあらかじめわかつておると思いますが、どういうことがありますか。
【次の発言】 ただいまの御説明によつて、人事院規則の内容は主として形式的なもので、實體的な價値ある内容を含んでいないというお話でありますので、やや了解したわけであります。最近においては御承知の通り政令という委任立法に對するいろいろな論議があるわけですが、しかるにこの法案においては人事院規則でさらに政令と別個に行われる。もしその中に實體的なものを含む場合においては、政令以外のものにまた實體價値を含むものがはいつておることは、われわ……

第1回国会 財政及び金融委員会公聴会 第1号(1947/11/19、23期、日本社会党)

○川合委員 ただいまの小笠原さんのお話、ごもつともな點が多々あるのでありますが、私たちも一般企業の社會化という見地からいたしまして、株式が一般人に廣くもたれる。また閉鎖機關の株の處分によりまして、一般の人がたくさん株をもつてもらいたいと、少くとも私は個人的な希望をもつているのであります。そういう株式の未消化の原因が、法人税というような税の關係だけによるのでありましようか。そうではなくして私は、現在の經濟が非常な混亂期にあること、あるいは賠償の範圍が未決定であるというような點、從つて事業の内容、會社の内容によつては非常に株が變つておる。たとえば名古屋の日本陶器などは上り過ぎているというようなこと……

第1回国会 財政及び金融委員会公聴会 第2号(1947/11/20、23期、日本社会党)

○川合委員 藤岡さんにお伺いしますが、仰せの通りに、いろいろな家賃統制令とか、そういうようなために、賃室料または家賃というものが、非常に制約されておるということは、われわれも了承いたしますが、これはしかし實際上の面においては、ほとんど無視されているのが現状ではないかと思います。われわれが六坪、七坪の事務所を一つ借りるにつきましても、權利が一萬圓とかいうような實情である。あるいはまた實際において坪あたりとうてい二十圓や三十圓の室料では、われわれが借りることはできないという、われわれは現實から歸納してみたときにおいて、お説はむしろ法理論にとらわれた見解であつて、實際とはかけ離れておるというふうに思……

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第2号(1947/10/22、23期、日本社会党)

○川合委員 私も銀行生活二十年間の經險があるのでありますが、ただいまの佐藤さんのお話のように、まさに日本の状態においては支店銀行の制度が、現實には妥當性をもつておると思うのであります。しかしこの經濟力集中排除法の精神と同時に、いわゆる經濟の民主化というようなことからいたしますと、地方の産業というものを大いに今後助長しなければならない。これは歸するところ、地方における中小工業の振興にまつべき面が多分にあると思うのであります。先ほど佐藤さんのおつしやつたように、銀行經營から見て、主としてその貸出をする場合には、人的強化ということが大きな要素を占めておることは御承知の通りであります。ところが支店銀行……

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第4号(1947/10/29、23期、日本社会党)

○川合委員 本法案はポツダム宣言の受諾と共に、當然法案化されねばならぬところの不可避的、運命的な法案であるということは、言わずして明らかなのであります。從つてこの法案自體に對しては、すでに可否の論はないという氣もいたしますし、かつまた本委員會において證人として喚ばれた各證人の證言に徴しても、本法案自體を何ら不可とする問題は多く聽かなかつたのであります。問題はこの法案の運用如何にかかることになつておるのでありますが、この運用はどこまでもわが國經濟の變則的な擴大化を修正するということがねらいでなければならぬと思うのであります。ところでそのねらいは本法案の第一條にありますように、國民經濟を合理的に再……

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第5号(1947/11/05、23期、日本社会党)

○川合委員 本法案の審議に對してきわめて愼重なる態度をもつて本委員會が臨んできたことは、委員長のただいまの經過報告の通りであります。本日連合審査會におきましては、本案の重大性に鑑みまして、關係大臣であるところの國務大臣、安本長官の和田氏と、大藏大臣竝びに商工大臣の出席を要求したのでありますが、すでに定刻を過ぎること一時間餘、未だに御出席がないわけでありますが、その邊の事情はどういうことに原因するか。特に本案の審議の點におきまして和田關係大臣の御出席がほとんどなかつたということは、非常にわれわれとして遺憾であります。從いまして前囘の打合會におきましては、本日は必ず關係三大臣が御出席願うという前提……

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会連合審査会 第1号(1947/09/27、23期、日本社会党)

○川合委員 ただいまの石原君の發言に關しまして、私は意見を申し上げます。そもそもこの新しい國會の下において常任委員會がつくられたということは、過去の帝國議會時代の審議の方法に非常に缺陷があつた。そこでそれぞれの議員の特質に應じ專門的な分野においてそれぞれの職責を遂行するように、かような常任委員會という制度がとられた。これは主としてアメリカの國會をまねたというように思われます。ところで今問題になつておるように、常任委員會が違うことによつてそこにこだわるような結論がでるというような解釋をすることが誤りであり、また問題が同時に一つの合同の審議ということによつて行われるという場合において、議員としまし……

第1回国会 財政及び金融委員会商業委員会連合審査会 第2号(1947/10/01、23期、日本社会党)

○川合委員 政府の方から先般要求しました參考資料が手もとにまいつておるのですが、この貿易資金現金受拂内譯の内容を檢討いたしますに、これだけの資料ではわれわれがよく了解しにくい點があるのであります。これを御説明願うとともに、結局この貿易資金の損益というものが出るはずでありますが、その損益收支の内容を明らかにしていただきたい。それは歸するところ、もしこの貿易資金の損失に終つた場合においては、一般會計に轉嫁されるというようなことでありますので、もう少し内容に觸れた説明を願いたい、かように考えます。
【次の発言】 圓貨から見た一應の收支というものが七十億のプラス勘定になつておる。ドル勘定から見た場合に……

第2回国会 運輸及び交通委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1948/06/04、23期、日本社会党)

○川合委員 本日はこれにて散会されんことを望みます。

第2回国会 運輸及び交通委員会財政及び金融委員会連合審査会 第2号(1948/06/05、23期、日本社会党)

○川合委員 私どもは主として財政の見地から大局的な面から本法案の質問をいたしたい、かように考えておるのであります。運輸交通委員会の方々には、それぞれ專門的視野において細部的な審議をされておる際でありますので、あるいは御迷惑かもしれませんが、しばらくの間時間を拜借させていただきます。  まず先にお尋ねしたい点は、昨日の北村大藏大臣の財政演説の中に、今日の國民経済は生存経済の段階から生活経済の段階に進んだということを言われておるのでありまするが、今回のこの鉄道運賃の値上げの大衆に與うる影響というものはかなり甚大であります。そこで私どもは今回の運賃の値上に関して、そういうような生存経済から生活経済に……

第2回国会 運輸及び交通委員会財政及び金融委員会連合審査会 第4号(1948/06/29、23期、日本社会党)

○川合委員 あるいは運輸交通委員会において質問があつたかも存じませんが、國鉄の新ダイヤの改正に関して國鉄の労組はこれに反対しているというようなことが新聞に報道せられ、それに対して鉄道当局はこれは経営権の侵害であるというように、鉄道総局長官は反駁しているし、かつまた今朝の時事新報の社説に関しては、これらに対する批判が出ているのでありますが、事の眞相とまた今日までの経過と、それから今後輸送省当局が対処せんとする方針について承りたいと思います。
【次の発言】 國鉄労組の方の主張においては、機関士あるいはまた機関助士の不足のために、新ダイヤの実施が困難であるというようなことを言われているらしいのであり……

第2回国会 財政及び金融委員会公聴会 第2号(1948/06/16、23期、日本社会党)

○川合委員 栗原さんの專門的立場からのいろいろなお話を伺つて非常に参考になりましたが、あなたの説を結論的に申しますと、新税は惡税なりの原則に基いて、惡税ではあるけれども、今日の財政事情を救済する意味において、消極的にこれを認めなければならぬというような結論のようにわれわれは受取つたわけなのですが、われわれもそういうような考えをもつのであります。そこでわれわれとしては歳出の面における削減ということを別箇の問題にして、歳出が與えられたものという仮定のもとに、この取引高税に代るべきものがあるならば、あなたはこの取引高税というものは否認なさるというようなお心持になりますかどうか、伺いたいと思います。

第2回国会 商業委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1948/06/22、23期、日本社会党)

○川合委員 実はまだ財政金融委員会の方がいそがしいのでこの方面のことはあまり研究していないのでありますが、貿易廳長官にお伺いしますが、最近の輸出商と申しますか、あるいはまた輸出代行商と申しますか、その輸出資金が非常に手詰りを來しておる。これは一般的に現在非常に金融の梗塞状態にあるような関係にも起因するのでありますが、それと同時にこの貿易関係において貿易廳を初め、各公團の手続が非常に煩雜である。同時にまたその間の事務の澁滯を來しておる。そのために、もちろん円資金でありますが、貿易資金の回轉率が非常に低いというようなことを言われておるのであります。その現状はどうであるか、同時にまたこれらに対して当……

第2回国会 通信委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1948/06/09、23期、日本社会党)

○川合委員 私はまず逓信大臣にお伺いしたいのでありますが、おそらく今までにこの通信委員会におきましては、事前審査とか、そういうような形式で審議されたと思うのであります。從つてあるいは質疑の内容が重復するかもしれませんが、私どもといたしましては今回が初めての審議でありますので、どうかその点は通信委員会の委員の方はしばらく御寛容な態度をもつて善処願いたい、かように考えるのであります。  それでまず最初に逓信大臣にお伺いしたい点は、この法案が実施された曉において、あるいは取袋量の減少に伴つて、所期されたような予定の收入金額に達するかどうかという点を最初にお尋ねしたいと思います。

第3回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1948/11/25、23期、日本社会党)

○川合委員 井藤さんにお伺いいたしますが、われわれは專賣收入の増加という見地から、かつまた日本の財政を健全化するという意味からいたしまして、專賣品の拡充というようなことを考えているのであります。現在專賣品として増加すべき品目はお考えになつておられますか、どうですか。

第3回国会 労働委員会大蔵委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1948/11/18、23期、日本社会党)

○川合委員 ただいま議題になつております本法案と関連の深い問題、すなわち本法案には労働組合法あるいは労働関係調整法等が準用されておるわけでありますが、昨日のわが党の米窪議員の質問に対しまして、増田労働大臣は、労働基準法を除く他の二法規の改正を考えておるというようなことを申されておつたのであります。この法案を審議する上におきましても、この機会に吉田内閣の今後の労働政策に関する総理の所見を承りたい、かように考えるのであります。
【次の発言】 ただいま総理から御懇切なお話がありまして、われわれもその意を了とするところでありますが、この機会にわれわれとしまして、特に政府の所見を承りたい点は、最近の労働……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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