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水谷昇 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

水谷昇[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(議会)歴代TOP1000
974位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
728位

23期委員会出席(幹部)TOP100
77位

このページでは水谷昇衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。水谷昇衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第8号(1947/09/27、23期、日本自由党)

○水谷(昇)委員 それは結構ですが、ビルマやシヤムの方のことはどうでございますか、やはりたいへん困つておるように思います。
【次の発言】 それならば結構でございます。

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第13号(1947/11/11、23期、日本自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま御説明をいただいてよく了承したのでありますが、この改正せられた分に對しても非常に少いと思うのであります。たとえば歸郷旅費の三百圓だとか、死亡の給與、新法案によりますと二百七十圓は元通りでありまして――埋葬費これも同じですか。
【次の発言】 金額は同じですね。これらの點が非常に少いと思うのでありますが、ただいまの場合これが増額ができないという御説明でありましたので、近き將來においてはこれはもつと増額をしていただきたいと私は希望いたします。  それから別表の留守宅渡しの月額表を見ましても、今日の物價から考えましていかにも少いようであります。これも増額をしていただきたいと思……

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第14号(1947/11/22、23期、日本自由党)

○水谷(昇)委員 本日の日程ははつきりしておりませんので、いろいろ多方面にわたつて御質問があり、御意見がありましたが、爾後においては、大體日程を公報でお示しいただいて、範圍をきめておいていただきたいと思います。  それとただいま受田君から御質問と御希望のありました豫算のうちで使い得なかつた、餘つた分でありますが、流用を許された分は流用して結構であると思いますが、流用を許されてない分は、これまでおとりになつたものをはつきり返す。こういうことは私贊成であります、その代りに、入用のものは強く要求していただきたい。この委員會においても、入用のものは大いに御支援も申し上げたいと思いますから、入用のものは……

第1回国会 国土計画委員会 第16号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○水谷昇君 ただいま上程されました木曽、揖斐、長良三川改修工事施行について御競る名申し上げたいと思います。請願人は三重県桑名市長川島見一君ほか八名であります。紹介議員は不肖水谷昇と木村公平君でありますが、私から御説明申し上げます。木曽川水系の流域は長野、岐阜、滋賀、三重及び愛知縣下にまたがります。上流部は山嶽重疊し、下流は二千二百五十平方キロ濃、尾、勢平野にして、發電力の豐富、舟揖の便、灌漑の利等、沿岸民の本川に負うところきわめて大でありますけれども、一面水害もまた甚大でありまして、一朝大水に際會し、破堤、溢水を生ずるにおきましては、数萬ヘクタールの耕宅地は水底に没し、水害損失はまことに甚大で……

第1回国会 国土計画委員会 第34号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○水谷昇君 本請願の要旨は、鈴鹿川下流地域は四日市市、鈴鹿市、三重郡楠町及び河原田村を兩岸に擁し、廣大な耕地を養い、水利の天惠を供しているが、川床が年々上昇し、沿岸地域は被害を及ぼすため、昭和十七年度より内務省直轄の改修工事を施行されたが、昭和二十二年度に中止された。加ふるに戰時中の濫伐に、一朝豪雨があれば沿岸市町村の被害は火を見るよりも明らかである。ついては昭和二十三年度より本川の改修工事を再開されたいというのであります。何とぞよろしくお願いいたします。

第1回国会 文教委員会 第4号(1947/07/31、23期、日本自由党)

○水谷(昇)委員 科學教育局長さんにお尋ねしたいのですが、二ページの社會教育における科學教育でありますが、その中の(四)の、科學映畫及び幻燈の製作という、この科學映畫というものは、昨年は一本だつたというお話でありました、今度は一本か二本かというお話でありましたが、これはたいへんお金がかかるものですか。
【次の発言】 私は科學の普及には、科學の映畫や幻燈の製作をたくさんにしてやることが、非常に便宜だと思います。せいぜいこれはたくさんつくつていただきたいと思います。  それから伊藤政府委員にお尋ねいたしたい。學校のうち武道については御説明がなかつたようでありますから一應御説明を願います。學徒厚生課……

第1回国会 文教委員会 第5号(1947/08/07、23期、日本自由党)

○水谷(昇)委員 八月から今日納付金が一割に下つた。その一割というと、たとえば一回二十萬圓としますと、二萬圓の納付金、その納付金をとつて、そしてやつぱり國庫負擔の十四億圓に補充するのでありますか。

第1回国会 文教委員会 第6号(1947/08/20、23期、日本自由党)

○水谷(昇)委員 實くじのことについて、ちよつと希望を述べてお伺いしたいのですが、實くじは、學校に関係したものに限つて、政府への納付金は収益の一割だということにしてもらつたそうですが、父兄の方におきましても、父兄会で學校の負擔をするとか、あるいは在校生は在校生で負擔をするとかということで、非常に負擔がかきまつておりまして、ずいぶん難儀してお金を出しておるのでありますから、實くじの政府への納付金は、全然なしにしてもらうわけにはいかないか。先日大蔵当局のお話によりますと、主務大臣の考えによつては、なしにすることもできるという御意見でありましたが、文部当局はどういうお考えをもつておいてになりますか。……

第1回国会 文教委員会 第7号(1947/08/28、23期、日本自由党)

○水谷(昇)委員 ただいまお話の通りに、軍の建物を轉用するにあたりまして價格の問題でありますが、この價格の問題は最初大蔵当局のお話ではそう大して単價は高くなかつたように思うのでありますが、このごろに至りましてだんだん折衝をしておると、ずいぶん高いようなことを言つておる。そこで文部当局の方では大蔵省の方にこの点について御交渉になつておるのか、その交渉の顛末等を承つておきたいと思います。
【次の発言】 その折衝の顛末はわからないのですか、大體いくらくらいで払下げをしてもらうかというようなことを御交渉になつておるのですか、ただ安くしろという御交渉なんですか、具體的に一つ承つておきたい。

第1回国会 文教委員会 第8号(1947/09/22、23期、日本自由党)

○水谷(昇)委員 二十年の十月十五日から私立學校に宗教教育の禁止を解除した、そうして特定の宗教教育をしてよろしいということになつたという御説明でありましたが、これは特定の教育というのは、どういうのでありますか。宗派教に關係した特別な教育ができるのですか。たとえば真宗なら真宗の教育。もちろんそういう場合には宗教と余乗というようにわけて教育することと思いますが、私立學校ならそういうことが差支えないのか。  それからもう一つは、小學校において宗教的な芽生えを伸ばしていくというのでありますが、子供にそういうような芽生えがありましても、先生そのものに宗教的な信念とか信仰がなければ、そういうことは伸ばしに……

第1回国会 文教委員会 第9号(1947/09/25、23期、日本自由党)

○水谷(昇)委員 松原委員の文部大臣に對する教育と宗教の問題に關してであります。文部大臣の御答辯によりますと、これからの日本は、民主的な平和的な文化國家を建設しなければならぬ。この意味合において教育は進めていくのだ。そこで、民主主義の方はよほどやかましく言つておりますが、平和主義に對する積極性はそれほどでもない。平和主義に對する積極性のある者は、人道主義とか、あるいは婦人運動とか宗教であるとか―宗教は戦争の當時には、日本の宗教はそうも考えられないところもあつたが、根本的には平和主義である。それで宗教を教育に取入れていくについては、一宗一派の宗教は國立や公立の學校においては禁止せられているのだ。……

第1回国会 文教委員会 第10号(1947/09/29、23期、日本自由党)

○水谷(昇)委員 ただいまの政務次官の御答辯によりますと、三項目にわたつて行政的の處置の適否を御調査になつたように御報告を承つたのでありますが、そういたしますと、たとえば百六十萬貫の二割は任意に處置をした。これは外郭團體あるいは代行機關において何ら經費がないのだから、二割ぐらいはその費用に充ててしかるべきである。それで行政的な處置はやむを得ない。こういうふうにお考えになつたようであります。そこで、この二割については数量をお示しいただきませんので判斷ができないのでありますが、この二割をいかように處分したのか、その處分をした金額はどういう程度になつているのか。またこれをマル公で處置したのか、あるい……

第1回国会 文教委員会 第12号(1947/10/11、23期、日本自由党)

○水谷(昇)委員 關連して――ただいま野老君の御質問に對する大臣の御答弁によりまして、經過はよくわかりましたが、御参考までに申し上げたいのは、都市の中等學校におる先生が、新制中學校の校長にしてもらつて、その都市の隣接の町村に送つたのでありますが、そういたしますと百五、六十圓減俸になつた形になつたのであります。校長にはしてもらつたが、非常に減俸になつた。自分の家庭の經濟上から言うと、中等學校に置いてもらつた方がよかつたということと、それから都市と隣接の町村との關係はそういう違いがありますので、その校長が部下の教員を採用する段にあたりまして、都市には希望者が多いけれども、隣接の町村へはそれだけの違……

第1回国会 文教委員会 第18号(1947/11/08、23期、日本自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま御説明の、暫定的の三年制の大學についてでありますが、現在私立の専門學校というのが、地方にはたくさんあるのであります。この専門學校について、文部省の豫定しております基準から考慮して、これらのたくさんな私立専門學校が、これから大學に進んでいけるのか、あるいは高等學校として一段下つていくものか、ひとつ文部當局の御意見を伺いたいのであります。  それから暫定的の三年の大學は、本質的にどういうようなお考えでありますか。これからできる高等學校にも、専攻科というものを置くことになつておるようでありますが、その高等學校に置く専攻科と比べてどういうことになるのか。本質的には變りはないの……

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1948/02/06、23期、日本自由党)

○水谷(昇)委員 不許可になつた理由は別に……。
【次の発言】 きようさいわいに委員長から御招待があり、懇談会があるそうでありますから、そこで一つ懇談をして、さういうことをとりきめたらどうかと思います。そうして次のこの委員会でそれを決定するという段取りにしたらいかがかと思います。

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第4号(1948/02/20、23期、日本自由党)

○水谷(昇)委員 先般この委員会が懇談会を開きましたときに、今後どういうふうに活動をしたらいいかということを懇談したのでありますが、それにつきましては、この委員会においてたびたび各委員からそれぞれ質問もして、御答弁も得ておるのでありますけれども、この際ひとつ一括して御質問申し上げて、当局の御答弁を得たいと思います。  それはこれから先私どもの活動を続けていきますのに、どういう問題を解決したらいいかということであります。まず第一番に引揚げを促進して年内に引揚げを完了させたい、こういう熱望があるのであります。それにつきまして、具体的に申し上げますと、ソ連関係地域からは毎月確実に十五万人以上引揚げが……

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第6号(1948/03/18、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま委員長からお話しがあつた点でありますが、この委員会においてはぜひとも増額を熱望するものでありまして、この委員会においても再三再四この熱望を当局にも申し上げたのでありますが、予算編成にあたつとぜひともこれを実現いたしますように御努力を当局に願いたいと思います。つきましては一つお尋ねいたしたいのは、先刻委員長が申されましたように、遺骨を迎えるにあたりまして、その葬祭料が四十円、死亡賜金が二百七十円、出頭旅費が二百七十円、支給の額が合計で五百八十円という今日の時代においてはまことに僅少なものでありますから、これは先刻委員長から申されましたような程度に増額を願いたいのでありま……

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第10号(1948/04/30、23期、民主自由党)【議会役職】

○水谷委員長代理 それではただいまから開会をいたします。  委員長欠員でありますから、はなはだ僣越でありますが、私が代つてこの席を汚します。
【次の発言】 ただいま庄司委員から御提案の、引揚地でありまする函館、舞鶴に委員派遣に関する件でありますが、いかが取計らいいたしましようか。
【次の発言】 それでは満場一致委員を派遣することに決定いたしました。つきましては委員はどういうふうに選定いたしますか。
【次の発言】 ただいま川合委員から御発言の委員長一任の点は御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。では私の方から委員を指名いたします。舞鶴行、水谷昇、村瀬宣親君、高倉定助……

第2回国会 文教委員会 第1号(1948/03/20、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 宝くじの方はどういう関係になつておりますか。文部当局から経過の御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 今ずくでなくてもよろしいが、宝くじの地方の模樣を、ひとつ調査していただいて、お示しを願いたいと思います。それから宝くじについては、かねて私から当局に要望してあるのでありますが、一割國庫へ納金をすることになつておるのであります。これを全部免除してもらうように要求してあるのでありますが、その御交渉の経過はどういうことになつておりますか、それまお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ちよつと要望いたしますが、いの当時の御答弁によりますと、大藏当局の説明によりましても、大藏大臣が……

第2回国会 文教委員会 第2号(1948/04/28、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 私は松原委員から御説明になりましたことについて、全面的に賛成をするのであります。ただいま日高局長からそれに対するお考えを伺つたのでありますが、これはぜひ必須科目に入れてもらいたいと思います。私は書道の教育については相当の体驗をもつておるのでありますが、生徒がすべてのことを学修する上においても、書写能力というものが非常に勉強をするのに大切なものでありまして、実用的に言つても自分が勉強するのにも、この書写能力がすぐれていなければならない。また自分の書いたものを人が読む場合に、正しく書いてあれば読む方において非常に便利でありまして、手紙をもらつてみても、字のまずいわからぬような書き……

第2回国会 文教委員会 第3号(1948/05/05、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 本請願者は三重縣志摩郡船越村喜田喜太郎外九十七名であります。  ただいま紹介議員の一人の石原圓吉君からその沿革について説明がありましたが、私も紹介者の一人としまして本請願の要旨並びに理由を御説明申し上げます。本請願の要旨は、三重縣志摩郡和具町にある三重縣立志摩水産学校は設備その他が相當に充実し、太平洋に面する外洋漁場の中心として、また全國一の多樣性の漁場として、地理的にも絶好なる條件に惠まれておる。ついては本校を國費をもつて水産大学に昇格されたいというのであります。  本請願の理由は、水産大学設置の必要、敗戰により縮小された國土に人口八千万の國民が生活しなければならない現状と……

第2回国会 文教委員会 第5号(1948/05/27、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 教員の待遇改善に関する請願でありますが、請願者は三重縣茂摩郡鳥羽町、小学校長林正巳ほか中小学校長五十四名であります。紹介議員の一人といたしまして、私から本請願の要旨を説明いたします。  本請願の要旨は、人類文化の向上、民族國家社会の健全な発達のため、教育がいかに重要であるかは、いまさら言うまでもありません。しかして教育本來の目的を達成するために、優秀な教員を必要とすることもまた論をまたないのであります。にもかかわらず、戰時中から教員の素養は急速に低下してきまして、現在もさらに低下の傾向をたどつておるのであります。さらに教員の定数を獲得することが困難な現状であります。そして各学……

第2回国会 文教委員会 第6号(1948/05/31、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 それでは新制大学に書道科設置に関する請願の要旨を御説明申し上げます。  請願者の代表は、書道教育振興協議会委員長豊道慶中君であります。その要旨は新制学校制度伊行により、昭和二十四年度をもつて設立される新制大学中、美術学校、音樂学校を合併して編成せらるべき大学及び高等師範学校が改められて設立せられる大学の科別編成に際し、文化國家の発展に資するためその一科に書道科を特設せられたいというのが要旨であります。  その理由とするところは、書道は文字筆冩の実用の道から発達して、東洋においてはこれが至高の藝術にまで進展し、東洋文化の上に密接不離に影響して今日に及びました。しかも書道は一部の……

第2回国会 文教委員会 第7号(1948/06/01、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 これはどうも私の聞いておるところによりますと、旧物價による当初の査定額が十九億で、これを新物價の換算額にすると二十八億八千万円、それから軍公利拂費の割当修正による捻出額が五億、それから公共予備費が一億円、四月の暫定予算額六億四千万円と合わせて四十一億二千万円、ただいま文部大臣は四十二億五千万円のように申されました。それが正しいのかとも思いますが、そのほかに六・三制以外の文部省関係災害復旧費六億円、合わせて四十七億二千万円。そこでお尋ねしたいのは、ただいま文部大臣がおつしやつたのによりますと、軍公利拂費から五億円をプラスするということでありますが、それが別にはいるのでありますか……

第2回国会 文教委員会 第10号(1948/06/11、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま黒岩君からの御意見がありましたが、私も三点とも同樣に考えますから、そういうふうに賛成いたします。

第2回国会 文教委員会 第11号(1948/06/14、23期、民主自由党)【議会役職】

○水谷委員長代理 これより質疑に入ります。
【次の発言】 それでは本日はこの程度にして散会といたします。     午前十一時一分散会

第2回国会 文教委員会 第13号(1948/06/21、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 御質問申し上げます。教育委員会法の第一條に、「教育本來の目的を達成することを目的とする。」とありますが、この目的は、過日文部大臣は教育の目的は個人の尊嚴を重んじ、眞理と平和を希求する人間の育成を期することにあることが、教育基本法で宣言せられておりますというふうに御説明になりましたが、ここにいうところの「教育本來の目的」というのを、それにあてはめたらいいのでありますか。そういたしますると新憲法による日本國民教育としての統制は、どういうふうにとるのか、この点をお伺いいたしたいのであります。  それから第三條へ参りまして、「特別教育区」というのがありますが、この特別教育区は人口一万……

第2回国会 文教委員会 第15号(1948/06/23、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま局長の御答弁で「教育が不当な支配に服することなく」という、この「不当な支配」ということについては、具体的にはなはだ言いにくいようでありますが、私は國民全体に対し直接に責任を負つて行われるべきものである、こういう文句で「教育が不当な支配な服することなく」という、この句は除いて差支えないと思います。除いた方がよいと思います。
【次の発言】 文部当局のこの句を抜くことについての御意見を一つ……。
【次の発言】 この特別区問題につきましては、ここに一万以上と規定してありますが、この点について経費の問題を私が質問をして、まだその具体的な標準をお示しいただいていないのであります。……

第2回国会 文教委員会 第16号(1948/06/24、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 第九條の現職の教員という中には校長も含まれておるのかどうか。それから次に「別に教育職員の免許に関して規定する法立に定める教育職員の免許状を有する教育委員会の職員は」とずいぶん長くなつておりますが、これをひとつ説明してください。
【次の発言】 現職の校長並びに教員の被選挙権の問題について繰返し質問應答があつたのでありますが、文部大臣の御答弁によりますと、現職の者だけが專門の教育者であるというふうな解釈ができるのでありますが、私は現職を辞職して立候補したら、これは被選挙権を認められるかどうか、そういうものが当選すれば、專門的な人がその委員会に何人でもはいれることになります。そうい……

第2回国会 文教委員会 第17号(1948/06/25、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 この「半数」というのは五名でいくとどうなるのですか。
【次の発言】 都道府縣の教育委員会では、委員が七名でありまして、これを全縣支で選挙をするということになると、その人選に一般の選挙民が非常に困るだろうと思うのです。なるべく選挙区をつくつて、その地方によくわかつておる人を選挙した方が適当であるように思われるのでありますが、この点について当局の御意見を伺います。
【次の発言】 そういたしますと、候補者の人物を選挙民に知らせるには、どういう方法を用いるのですか。
【次の発言】 この推薦はみずから立候補しようという者が、推薦してもらうよう人に衣頼するような方法をとつた場合には、どう……

第2回国会 文教委員会 第20号(1948/06/29、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 ただいまの質問に関連してでありますが、私どもの聞いておるところによりますと、ストックが相当数量あると聞いておるのであります。ただいま稻田局長の御答弁によると、そうないように伺つたのでありますが、これはひとつどの程度あるのか、特に御調査を願う必要があると思います。そうしてこれによつて疑いをさしはさむようなことのないように、今から御注意を願つておかなければならぬと思います。このストックがたくさんありますならば、國定教科書の値段も從つて安いと思います。安ければ安いほどいいと思うのでありますが、これと比較して、檢定の方はこれからつくるのでありますから、値段が高くなる。ただいま柏原君の……

第2回国会 文教委員会 第21号(1948/06/30、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま局長の御説明によると、会員の任期を三年ときめたのは、選挙に相当の金がかかるからという理由でありましたが、選挙の費用はどれくらいかかるという見込みでありますか。
【次の発言】 先刻の私の質問に関連してお尋ねしたいのでありますが、御答弁の八百万円は、現在の鉄道運賃や郵便料金での八百万円である。これが三倍になれば千五百万円といいますのは、政府が要する選挙費用だと思いますが、各候補者といいますか、立候補した者の選挙費用というものは大体どれくらいか、これは選挙の地区によつて別があると思いますが、御説明願います。

第2回国会 文教委員会 第22号(1948/07/01、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 この際ちよつと休憩をしていただきまして、休憩中にちよつと懇談をしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの局長の御答弁によりますと、支出の命令を出すことができるというふうに言われたのでありまして、会計課を置くことができないというのでありますが、そこでこの委員会は支出命令を出納長に出す権限があるかないか。あるとすれば、そういう規定はどこにあるのか。  それからその決算については責任はどうするのか、またその規定はどこにあるのか。その点を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 專門委員に教員がなつたときには、俸給のほかに手当をつけることができるかどうかということと、それから「教育……

第2回国会 文教委員会 第23号(1948/07/02、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 前にさかのぼりますが、第五條に「教育委員会に要する経費は、当該地方公共團体の負担とする」とあるのでありますが、東京都のごとく各区が特別区になりますところは、これを東京の各区で申しますと、町村と違いまして、各区においては独立の財源がないように聞いておるのであります。こういう特別区に対しては経費の負担はどういうことになるのか、その点御意見をお伺いいたします。

第2回国会 文教委員会 第24号(1948/07/03、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 高津君の御質問に関連してでありますが、ただいま千代田区長の村瀬氏の御説明によりますと、経費の点も他の都市と変りなくなるということは、近き將來にあることでありまして、その人口からいつても、二十万以上三十万、四十万という都市でありますから、これは他の都市に比べますと、五大都市を除いて有力な都市と同じことになります。都道府縣の委員会、こういうのでありまして、都と府縣とは同格のものである。区はより以上人口区域の大なるものでありますが、こういう点から考えて府縣の地方委員会においても、すべての事務が行えるのに、特別区だけが第四十九條第一項の第三号と第四号が認められないということは、これは……

第2回国会 文教委員会 第25号(1948/07/04、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま上程中の教育委員会法案に対しまして、私は民主自由党を代表しまして相当この文教委員会において修正をいたしました修正案に賛成せんとするものであります。本法案の目的は、その第一條に、この法律は教育が不当な支配に服することなく、國民全体に対し直接に責任を負うて行わるべきものであるという自覚のもとに、公正な民意により、地方の実情に即した教育行政を行い、その教育本來の目的を達成するということであります。これは、昨年の三月三十一日に公布施行されました教育基本法の第十條に規定されてあるところでありまして、この方針に基いて、地方教育行政に関する根本的改革を企図したというところの法案であ……

第2回国会 文教委員会 第26号(1948/07/05、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま上程中の日程第一より第七に至る請願は書道を必須科目に復活の請願であります。この請願の要旨は皆樣すでに御承知であるのでありますが、要点をかいつまんで申し上げますと、新制度の学校教育実施以來約一箇年半になるのでありますが、その跡を振り返つてみますと、小学校において習学科の特設がありませんために、字形の認識を欠き、書写能力の低下を來し、將來の國民生活に一大欠陷を來さんとしておる実情であります。毛筆の習字は、実用的文字の習得とともに、書写それ自体に興味を覚えて、また書かれた文字には美観を伴うところの造形美術の一つであります。それで毛筆をもつて基礎的な練習をすることによつて、字……

第2回国会 文教委員会 第28号(1948/10/08、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 文部省のこの法案に対する根本的な考え方を承りたい。それは文部省はこの法案について急いで審査してもらいたいという意向があるのか、それとももつと先に審査を延ばしてもらいたいというのか、その辺のところを承りたい。
【次の発言】 國家公務員法の改正は必至でありますので、それを待つて審査した方がいいのではないか。地方公務員に関する暫定的な法律案も、第三國会に提出の予定だそうであるという点等から考えると、なおさらその方がいいと考えられるのですが。
【次の発言】 われわれが実地調査の結果を報告するということになると、まだ一緒に調査に参つた委員の方々と相談して意見をまとめるというようなことを……

第3回国会 図書館運営委員会 第1号(1948/11/10、23期、民主自由党)【議会役職】

○水谷委員長 それではこれより会議を開きます。  一言ごあいさつをさしていただきます。えらい高い所から失礼でありますが、不肖私昨日図書館運営委員長に選任されました。今後至公至平に事に当るつもりでありますが、未経驗でありますし、不行届の点が多々あることと存じます。どうぞ各位の親切なる御支援と御鞭撻によりまして、この運営を円滑にやつて行きたいと思つております。よろしくお願い申し上げます。  それではこれより理事の互選を行いたいと思います。いかがとりはからつたらよろしゆうございましようか。
【次の発言】 ただいまの叶君の動議に御異議ございませんか。

第3回国会 図書館運営委員会 第2号(1948/11/18、23期、民主自由党)【議会役職】

○水谷委員長 これより会議を開きます。  本日の議事日程に関しましては、公報にてお知らせのごとく、國立國会図書館に関する規程の審議であります。國立國会図書館法第十一條により、図書館運営委員会は、少くとも六箇月に一回以上これを開会し、図書館の経過に関する館長の報告、図書館の管理上、館長の定める諸規程、図書館の予算及びその他の事務につき審査することになつており、また各議院の図書館運営委員長は、前項の審査の結果を、その院に報告することになつておるのでありますが、まだ一回の報告も行つていないので、今会期中ぜひとも報告せねばならないと思いますので、その点御了承の上御審議を願いたいと思います。  まず國立……

第3回国会 図書館運営委員会 第3号(1948/11/26、23期、民主自由党)【議会役職】

○水谷委員長 これより会議を開きます。  本日委員会を開きましたのは、國立國会図書館法第十一條によりまして、図書館運営委員長は、図書館の経過に関する館長の報告、図書館の管理上館長の定める諸規程、図書館の予算及びその他の事務につき、審査の結果をその院に報告することになつておりますので、その報告の案文につきましてお諮りいたしたいと思います。
【次の発言】 叶君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。  次に図書館分館視察につきましてお諮りいたします。図書館分館中東洋文庫並びに靜嘉堂文庫の二館に対しまして、ぜひ皆様の御視察をお願いたしたいと思います。

第4回国会 図書館運営委員会 第1号(1948/12/10、23期、民主自由党)【議会役職】

○水谷委員長 これより会議を開きます。  本日の日程につきましては、公報にてお知らせのごとく國立國会図書館組織規程の一部を改正する規程案及び國立國会図書館職員定員規程の一部を改正する規程案の承認を求める件であります。  なお、この際御了承願いたいのですが、速記の都合上委員部職員の方で要領筆記して議事を進めて参ります。  またこの際御報告申し上げておきますが、先般黒岩重治君が党籍変更のため、十二月二日本委員会の委員を辞任せられ、國民協同党の平川篤雄君が補欠選任されました。  それでは館長より二規程案の改正趣旨の説明を求めます。
【次の発言】 御質疑はございませんか。――ないようでありますから、國……

第4回国会 文部委員会 第2号(1948/12/09、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 先ほど問題になりました第十三條でありますが、教育委員会法の第四十九條は原案が修正になつたのでありますが、その修正になつたいきさつはよく辻田局長も御存じの通りであります。教育長の権限が増大して、教育委員会がロボツトになるというようなおそれから修正したのでありまして、その点から考えますと、第十三條の選考は教育長がする。ここにかつこして選考権者というふうに書いてありますが、そういうことにはつきり規定すると、教育委員会法の第四十九條の修正が意味をなさぬと思います。これはぜひひとつ修正をしなければならぬと思いますが、もう一回御意見を伺います。

第4回国会 文部委員会 第4号(1948/12/11、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 第二十一條によつて、教員は教育に関する他の職務を兼務することができるということに解釈いたしますが、それでよろしゆうございますか。

第4回国会 文部委員会 第5号(1948/12/12、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま大臣初め当局の御説明を伺いまして了承いたしましたから、原案に賛成いたします。
【次の発言】 ただいま上程中の教育公務員特例法案に対する修正案並びにこれを除く原案に、民主自由党を代表いたしまして賛成の意を表明いたします。  本法案は、教員すなわち教育公務員の職務と責任は、他の官公吏と同一に扱うことが適当ではなく、かつ不十分であるという特殊な理由に基いて優遇する特例法でありまして、すでに第二國会に教育公務員の任免等に関する法律案として提案されたものでありますが、國会の会期の関係上成立を見るに至らなかつたのであります。しかるところ國会においては閉会中も審議を続行することに決……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 図書館運営委員会 第1号(1949/03/23、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 この支部上野図書館につきましては、そのまま引き継ぐようでありますが、内容において改革するようなことは、館長において何かお氣づきの点はないのでありますか、お考えをお伺いいたします。

第5回国会 図書館運営委員会 第3号(1949/04/19、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま館長から御説明を伺つたのですが、著作権法と納本との関係は、外國の例をお示しになつたのですが、日本の現在はどういうことになつておりますか。
【次の発言】 実は最近、日本蓄音機レコード協会の方から、レコードや何かの著作権――著作権法にはそれが認められてないのだそうですが、それを一部改正してもらいたいという請願も出ておるのであります。それに対して館長の御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 それは、そのレコードを、たとえば放送局でかつてに放送に使う、あるいは興行用にそのレコードを使う。それは著作権が著作権法の第二十二條の六と七とに認められておるにもかかわらず、その特例法……

第5回国会 文部委員会 第4号(1949/04/04、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま法隆寺の焼失の詳細を承つたのでありますが、私どもはこれをまだ洞察しておりませんので、一應文部委員会として視察をいたしまして、善処する必要があると思います。視察の件の動議を提出いたします。
【次の発言】 なおそれにつけ加えて、中尊寺も視察したいと思います。

第5回国会 文部委員会 第5号(1949/04/07、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま御説明を伺いましたが、第一の小学校教育費國庫負掛金、それと中学教育費國庫負担金、この予算は、平均俸給と生徒と先生の数の割合、この二つから考えてこういう結果になつたというお話でありますが、生徒の数は、自然増の生徒数がここに加わつておりますか、それを一つお伺いしたい。  それから一学級の数五十人としてあるのでありますが、実情を申しますと、山村僻地の学校におきましては、一学級が五十人に満たないで、少いところは三十人とか三十五人、そういうようなところがあるのであります。それを平均して五十といたしますと、これでは先生の数が一学級に一人に足らない、一人あてに行かないという結果にな……

第5回国会 文部委員会 第6号(1949/04/08、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 ちよつとお尋ねいたします。個人の所有しておりまする國宝並びに重要美術品については、この終戰後の日本の非常なる変動にあたつて、散逸しておる分もあろうと思いまするが、文部省におきましては、それらの調査ができておりますか、それをお伺いいたします。なおそれにつけ加えて、個人の所有しておるものに対しては、修理の補助金を與えることができるのか、あるいはまたこれらの財産税や何かのときにあたりまして、これを軽減するような措置をとつたのかどうか、その点も一つお伺いいたします。
【次の発言】 ただいまの御説明によつてさらにお尋ねいたしますが、個人の所有の國宝に対して、その後國立博物館の方において……

第5回国会 文部委員会 第9号(1949/04/20、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 請願者は書道教育振興協議会委員長日本藝術院会員の豊道慶中であります。その請願の要旨は、新教育制度の実施とともに、小学校で毛筆習字を課することができなくなつたが、毛筆習字は、児童の心身の発達並びに精神修養に役立ち、また東洋文字の書写はやがて藝術への基礎ともなるもので、その價値は多大であるから、土地の状況あるいは父兄、兒童の希望によつては、自由に毛筆習字を課することができるよう、すみやかに現制度を改正されたいというのであります。  その理由を申し述べますと、本件はすでに第三國会において、全國各地の要望にこたえまして、その請願が採択されておるのでありますが、まだ文部当局は毛筆習字を……

第5回国会 文部委員会 第10号(1949/04/22、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 この請願は芸術大学邦樂科設置実行委員会の稀音家浄観氏外三十正名の請願であります。私紹介議員の一人として、その趣旨と理由を申してみたいと思います。  今回の字制改革に伴いまして、昭和二十四年度より芸術大学が設立されますにつき、日本音樂も洋樂と同じく芸術大学の一学科として取扱われますことを請願するのであります。その理由は、昭和二十三年六月七日に東京音樂学校から文部省に提出されました芸術大学の音樂部案には、日本音樂が除外されております。日本音樂は邦樂科の名称のもとに昭和十一年東京音樂学校に新設され、爾來十二年、洋樂と並行して本科の一学科として置かれ、卒業生百六十一名、在学生四十名を……

第5回国会 文部委員会 第13号(1949/05/07、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 この際討論を省畧して採決に入りたいと思います。この動議を提出いたします。

第5回国会 文部委員会 第14号(1949/05/09、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 大体この問題については、当委員会は、各委員諸君も同じ意見だろうと思いますが、これは新しい課税でありますから、この委員会において大体意見が一致いたしましたならば、地方行政委員会の方へ、文部委員会の意向として申入れをしたらいいと思います。この点委員長からお諮り願いたいと思います。

第5回国会 文部委員会 第15号(1949/05/11、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 かねて本委員会から議長あてに申し出ておりました四月二十七日より四日間の法隆寺視察の件は、委員長の一方ならぬ御高配によりましてようやく出発予定の前日、すなわち二十六日に運営委員会の認めるところとなり、同日夕刻委員長より派遣せらるべき議員と專門員の指名がありましたので、即夜現地に連絡いたしまして、予定通りに翌二十七日出発、おかげをもつて所期の目的を果すことができました。はなはだ僭越でありますが、私から簡單にまずその模様を御報告申し上げまして、足りない部分は同行委員各位からあとで十分に補つていただきたいと存じます。  派遣議員は伊藤郷一君、淺香忠雄君、受田新吉君、渡部義通君の四名に……

第5回国会 文部委員会 第16号(1949/05/12、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 簡單にお尋ねいたしたいのであります。前國会におきまして東京藝術大学に書道科設置の請願がありまして、それが採択されたのでありますが、東京藝術大学には書道科が置かれておりますか、その点をお聞きしたいのであります。  なお各大学の学科の内容といいますか、種類といいますか、そういうものを印刷したものがありましたならば、御配付を願いたいと思います。  もう一つ各府縣の学藝大学には書道科が置かれてあるのかどうか、これだけお尋ねいたします。
【次の発言】 奈良の女子高等師範学校が、今度大学に昇格することになつておりまするが、この中には美術科といいますか、藝術の中に書道科というものが特に置か……

第5回国会 文部委員会 第17号(1949/05/13、24期、民主自由党)

○水谷委員 この場合討論を省略いたしまして、採決に入られんことを望みます。

第5回国会 文部委員会 第18号(1949/05/14、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 同時に施行法案をあわせて上程してほしい。
【次の発言】 民主自由党を代表いたしまして、教育職員免許法案並びに教育職員免許法施行法案に対する修正意見を述べて、各位の御賛同を切望いたします。  教育職員免許法案は、教育職員の免許に関する基準を定め、教育職員の資質の保持と向上をはかることを目的としたものでありますから、議員各位に配付してあります教育職員免許法案中一部修正案中の三のように、「職業指導」の字句を加入し、また七のごとく、原案「三年」を「一年」に改め、十三のように別表第三の基礎資格に「ロ」の一條件を増加し、十四のごとく在職年数三年を五年に、單位「三〇」を「四五」に、また「一……

第5回国会 文部委員会 第19号(1949/05/16、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 理事の選挙は、その手続を省略いたしまして、委員長において御指名あらんことを望みます。この動議を提出いたします。皆さん、御賛成を願います。
【次の発言】 ただいま劒木政府委員から御説明があつたのによりますと、ただいまの三校を分類いたしますと、教員の数が九十数名これを整理しなければならぬというようなことであつたのでありますが、それはただいま庄司委員からの修正意見によつてそういう整理をしなければならぬ人が出て來るのでありますか。そういう場合には分類するのでありますから、元のままの教員数にしておくことはできないのか、この点をお伺いいたします。

第5回国会 文部委員会 第20号(1949/05/17、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま諮問第五号、秋田縣及び長野縣に所在する國立学校の件について大学設置委員会の答申書を聞いたのでありますが、この際次のような質問をしたいと思います。秋田縣はその所在の秋田鉱山專門学校、秋田師範学校及び秋田青年師範学校を合併して鉱山学部と学藝学部を持つて秋由大学とするというのであります。次に長野縣所在の國立学校については上田繊維專門学校を含め、全部を併合して一本の信州大学とする、こういうように今答申書について聞いたのであります。この場合秋田縣の鉱山学部、学藝学部、長野縣の上田繊維学部、この学部に実情に應じて一般教養課程をも置くことができる、こう言われたのでありますが、これは……

第5回国会 文部委員会 第22号(1949/05/19、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 議事進行について、ただいまここに配付せられました社会教育法案に対する修正案というものは、察するところ、参議院の文部委員会において修正可決せられたものだと考えるのでありますが、はたしてそうでありましたならば、この際議事進行上この修正案をひとつ御説明願いたいと思います。

第5回国会 文部委員会 第24号(1949/05/21、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 カレンダーを出版部類に編入の請願は、請願者は大阪市の新日本カレンダー株式会社取締役宮崎繁氏であります。紹介議員は角田幸吉君、中村又一君でありますが、私がかわつて本請願の要旨を御説明申し上げます。  カレンダーは戰時中の物價統制により、現在まで單なる一般商品として取扱われ、物品税を課せられているが、該品は著作物であり、歴及び農作諸行事等の編纂に研究を要する重要な出版物であるから、出版部類に編入されたいというのであります。よろしく御審議の上、御採択のほどをお願いいたします。
【次の発言】 次は日程、第九六、教育関係諸法案に関する公聽会開催の請願、今野武雄君外一名紹介、文書表第一一……

第5回国会 文部委員会 第25号(1949/05/22、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 理事会に御付託になつておりました請願合計百三十三件のうち、六・三制に関するもの十八件、採択、新制中学に関するもの三十六件、採択、教育予算に関するもの六件採択、習字振興に関するもの四件採択、著作権に関するもの三件採択、教育映画に関するもの四件採択、文化財及び國宝に関するもの三件採択、中尊寺に関するもの二件採択、大学校反対に関するもの二件議決不用、朝鮮人学校に関するもの二件採択、私立学校に関するもの二件採択、國立学校設置法に関するもの三件議決不用、その他單独のものは、それぞれ採決保留あるいは議決不用等に決定いたしました。この点御報告を申し上げます。よろしく御賛成のほどをお願いいた……

第5回国会 文部委員会 第28号(1949/08/23、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 私から東北地方に参りました報告をいたします。  去る六月二十三日より七月二日の間にわたり、文部委員会から國宝保存及び教育制度の実情調査という件で、調査及び視察のために派遣させられました水谷、千賀、高木の各委員及び横田專門員、青木調査員の五名は、宮城縣においては仙台市を中心として大崎八幡神社、松島の端嚴寺等の國宝保存状況を視察するとともに、地方の当局者並びに識見者の会合を催し、國宝保存に関する現在の実情はもとより、廣く文化財に関する今後の措置や希望意見等を聽取することができました。岩手縣におきましても一関市に滞在いたしまして、平泉の中尊寺を中心として調査と視察をいたしまして、地……

第5回国会 文部委員会 第29号(1949/09/26、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 この文化財保護法案は、今回は「重要」という文字をつけたという御説明がございました。それはまことにけつこうだと思いますが、この保護と保存というのを区別をしておられるのかどうか伺いたい。
【次の発言】 私は保存という方へ保護というのを入れる方がいいじやなかろうかと思います。保護というと、現在を保護するということになる。それから保存ということになると、現在もまた將來のことも考えて保護する、こういうような意味に解釈できると思いますが、御意見はいかがですか。
【次の発言】 文部行政一般質問といたしまして、これから藝術大学の音樂学部のうちの邦樂科に関しまして質問をしたいと思います。それは……

第6回国会 図書館運営委員会 第2号(1949/11/17、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 おまわしいただいた図書館の資料の、図書の受入れ数とその登録数というものは一致しないものですか。どういうふうな……
【次の発言】 先刻、館長の御説明によりますと、七、八・九ですか、図書の購入金高を一万円とかおつしやつたように思いますが、その点ちよつともう一ぺん説明してください。
【次の発言】 その他に購入している金高は相当あるのですか。
【次の発言】 幾ら使つていますか。

第6回国会 電気通信委員会 第3号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○水谷昇君 三重県鈴鹿市は市制実施以来着々として整備されていますが、通信機関、ことに電話は、はなはだ不便であります。すなわち市内通話は、神戸、白子、若松、鈴鹿、楠井、田川の各郵便局に区分され、同一市内でありながら、通話に数十分ないし数時間を要する現状であります。つきましては鈴鹿電気通信学園の設置を機会に、その自動交換機の施設を利用開放いたして、市内を一丸とする自動交換方式に改善いたしていただきたいというのが、本請願の要旨であります。

第6回国会 文部委員会 第1号(1949/10/31、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 動議を提出いたします。理事はその数を十名として、委員長において指名せられんことを望みます。御賛成を願いたいと思います。

第6回国会 文部委員会 第6号(1949/11/19、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 委員長に御注意申し上げます。学生一部の代表か、学生全体の代表か、そこのところを明瞭にしてもらいたいものです。

第6回国会 文部委員会 第8号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 現行法の第四十二條に「教育長は、教育委員会の指揮監督を受け、教育委員会の処理するすべての教育事務をつかさどる。」これを改正の方では削除するのでありますが、これまで教育委員会の指揮監督を教育長が受けて、すべての教育事務をつかさどるということに、何か支障があつ、たかどうか。どういうわけでこれを削除するのでありますか、その点を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、ここにあります「教育委員会の指揮監督を受け、」というような言葉がこれには抜けておりますが、従前はそういうような指揮監督を受けておつたのが、今回は抜いてあるということになりますと、そういう指揮監督を受けるとい……

第6回国会 文部委員会 第11号(1949/11/26、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 先ほどから松本君が御質問せられたのでありますが、第二條の「私立学校に関する教育行政及び学校法人については、法律に別段の定がある場合を除くほか、この法律の定めるところによる。」こういう規定でありますが、これは後段における規定と解釈の上において非常に疑義を持つのでありますから、この第二條は削除した方がはつきりするように思われるのであります。この点について当局の意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 私はそういうことを希望いたします。従いまして第三條が第二條ということになるわけでありますが、第三條の四項を創りまして、次の一條として第四項を第三條にする、こういうようにした方がはつき……

第6回国会 文部委員会 第13号(1949/11/28、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 本請願者は、奈良市奈良博物館内の田中英市外三十名であります。紹介議員は有田二郎君でありますが、ただいまお見えになりませんので、私がかわつて請願の要旨を御説明申し上げます。  新教育制度の実施とともに、小学校で毛筆習字を課することができなくなりましたが、毛筆習字は児童の心身の発達並びに精神修養に役立ち、また東洋文字の書写は、やがて芸術への基礎ともなるもので、その価値は多大でありますから、土地の状況あるいは父兄、兒童の希望によつては、自由に毛筆習字を課することができるよう、すみやかに現制度を改正されたいというのであります。  なお最近文部省におきまして、毛筆習字についていろいろ調……

第6回国会 文部委員会 第14号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 六・三制の完全実施に関する決議の実行に関する決議案でありますが、この趣旨を読んでみますと「本国会会期中に、六・三制完全実施のための有効適切かつ強力な予算的措置を講じ、全国民の要望に応えるべきである」こういうふうに書かれてあるのでありますが、御承知の通りに、本会期は明日にもう迫つておるのであります。そういたしますと、ここにありますような有効適切かつ強力な予算的措置を講ずることを要求いたしましても、事実上できないことになると思います。その点について提案者側の御意見を伺いたいと思います。古美術保存に関する決議案につきましても、同様の御趣旨でありますが、この点もひとつお伺いしたいと思……

第6回国会 文部委員会 第15号(1949/12/01、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 この請願は、請願者は宇治山田市会議長小久保久吉君、紹介議員は石原圓吉君でありますが、御出席がありませんから、私から本請願の要旨を申し上げます。  公共事業並びに地方債は、相当縮減されるように聞くが、新制中学校の建築は、いまだ完成の城に達せず、目下着心建築を見つつある現状にかんがみ、これに対する国庫補助金、並びに起債は、他の業を繰延べても継続助成されたいというのが、本請願の要旨であります。どうぞよろしく願います。
【次の発言】 これは私が昨年の秋、たまたま中国地方の学術視察に参りましたときに、舟の中からこの観音堂を拝んだのでありますが、すこぶる景勝の土地にあり、その建築が、ここ……

第7回国会 文部委員会 第2号(1950/02/07、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 質疑も大体ないようですし、欠席が大分多いようですから、今日はこの程度でやめたらどうですか。

第7回国会 文部委員会 第4号(1950/02/14、24期、民主自由党)【議会役職】

○水谷(昇)委員長代理 委員長はちよつとおさしつかえがありますので、私がかわつて進行したいと思います。御了承願います。  ただいまより会議を開きます。  御承知のことと存じますが、電気通信委員会におきまして、放送法案を審査中であります。この法案に関しましては、当文部委員会といたしましても、重大な関心を有するものでありますので、衆議院規則第六十条により、電気通信委員会に連合審査会開会の申入れをいたしたいと存じますが、連合審査会開会の申入れを電気通信委員会へするに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それではさよう決定いたしました。  なお期日に関しましては委員長に御一任願い……

第7回国会 文部委員会 第6号(1950/02/23、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 これもやはり参議院の方が先議になつておるのですか。
【次の発言】 それでは、御質問もないようですから、この程度にとどめて、次に進行していただきます。

第7回国会 文部委員会 第8号(1950/03/10、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 小林君の今の質問に関連してでありますが、現職員の二級免許状を持つておるものが、一級免許状を得るについては、講習等において單位を四十五ですか、とらなければならぬ。こういうことはまことにけつこうなことであると思いますが、四十五の單位という、この單位のきめ方について非常に私は疑問があるのであります。それはどういうことかというと、現在のきめ方によりますと、学校教育だけを過信して、その他の教育を軽んじておるように考えられる。たとえば教育には学校教育もあれば、あるいは社会教育もあれば、自分で自分を教育する自己教育もあればいろいろの教育の仕方があるのであります。そこで現職員は多年教職員とし……

第7回国会 文部委員会 第9号(1950/03/16、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 本日はこの程度で打切つていただきまして、残余の日程は次会にまわしていただきたいということを動議として提出いたします。

第7回国会 文部委員会 第13号(1950/03/28、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 まず修正案文を朗読いたします。       教育委員会法の一部を改正する法律案に対する修正案     教育委員会法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。     第八條、第十五條、第十六條、第二十一條・第二十七條及び第二十八條   の改正部分を削り、第二十九條の改正部分中「に改め、」の次に『「地方自治法」の下に「(昭和二十二年法律第六十七号)」を加え、』を加える。  さきに本院におきまして、三月十四日の本会議で公職選挙法案を可決、参議院に送付いたしたのでありますが、同法によりますと、教育委員会の委員の選挙は、従来教育委員会法において規定いたしたものを、今後はすべて……

第7回国会 文部委員会 第14号(1950/03/30、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 法隆寺金堂壁画原寸大写真原板の作成及び保存並びに右写真及び原色版写真の複製に関する請願について御説明申し上げます。この請願の請願者は東京都中野区城山町三十一番地中村竹四郎氏でありますが、私がかわつて説明いたします。  われらが祖先の残した世界的な文化遺産であつた法隆寺金堂壁画の昨年一月の焼失は、識者を驚倒させました。愛惜痛恨の至りであります。米国ハーヴァード大学なるフォグ博物館においては、ラングドン・ウォーナー博士の手によつて、焼失の翌日ただちに法隆寺壁画の写真展が催され、そこに張り出された博士の手になる解説文は、この金堂壁画をもつて優にアヤ・ソフィヤのモザイックやシスチン・……

第7回国会 文部委員会 第16号(1950/04/07、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 私は自由党を代表いたしまして学校教育法の一部を改正する法律案に対して、賛意を表したいと思います。  本案は、従来学校教育に規定のなかつた大学の名誉教授に関する規定を新たに設け、また高等学校の定時制課程及び各種学校に関する規定を整備する必要等により、改正したものであります。具体的に言えば、名誉教授は、従来は官公立の学校についてだけ單行の勅令で規定されてあつたものを、この際これを称号として広く国立、私立の大学において、一定の要件に該当する者に対して、一当該大学の定めるところに従つて使用できることにしたこと。それから高等学校においては、定時制課程の定義を明確にし、従来の夜間課程を包……

第7回国会 文部委員会 第17号(1950/04/13、24期、自由党)【議会役職】

○水谷(昇)委員長代理 これより請願日程の審査に入ります。日程の順序により逐次議題といたし、審査を進めます。  日程第一、私学に対する国庫補助並びに貸付に関する請願を議題といたします。紹介議員の説明を願います。
【次の発言】 次に、政府の意見を聽取いたします。
【次の発言】 日程第二、第三、第四は、いずれも教職員の給與改訂等に関する請願でありますので一括して議題といたします。紹介者の御説明を願います。
【次の発言】 政府の意見を聽取いたします。
【次の発言】 日程第五、第六及び第二二は、いずれも旧制高校卒業生の進学問題に関する請願でありますので、一括して議題といたします。  本請願はすでに前会……

第7回国会 文部委員会 第18号(1950/04/18、24期、自由党)【議会役職】

○水谷(昇)委員長代理 それでは懇談会を閉じて、次に、この際お諮りいたしたいと思います。国宝保存に関して起草中の文化財保護法案の審査の前に、民間有識者の方々の意見を聽取いたしたいと思いますので、本委員会として本件に関して参考人を招集するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  なお参考人の人選、期日等につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さように決定いたします。
【次の発言】 続いて文部行政に関する件を議題といたします。本件に関連して文部当局より発言を求められております。この際これを許すに御異議ございま……

第7回国会 文部委員会 第19号(1950/04/22、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 ただいまの御意見について質問をしたいと思います。先生は天然記念物は文化財ではないということを言われたのでありますが、その文化財でないということを、もう少しはつきり御説明を願いたいと思います。  それから埋蔵物に対する件でありますが、埋蔵物の価値あるものをいかに限定するか、こういう問題にういて御意見をお述べになつたのでありますが、先生のお考えはどういうふうに具体的に限定をされるか、その点を御説明願いたい。
【次の発言】 埋蔵物はどんなものが出て来るかわからないのでありますから、これを前もつて法文で規定をしておくということは、至難なように、私には考えられるのですが、先生のお考えは……

第7回国会 文部委員会 第20号(1950/04/24、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 本請願は。請願者が盛岡市青山町青山小学校増築促進委員会新田秀一郎君であります。紹介議員は鈴木善幸君でありますが、本日出席がありませんから、私かわつて説明いたします。  本請願の要旨は、盛岡市にある青山小学校は、昭和二十三年四月開設されましたが、兒童数の激増がはなはだしく、開校当初より二部授業を施し、厨川中学校の一部校舎、市所有建物等を仮教室として使用するなど、三箇所に分散して、ようやく授業をして来たのであります。この対策として、昭和二十四年度において八教室の増築を決定され、目下工事中であるが、これが完成しても、とうてい全兒童を收容することができず、教育上大きい支障を来しており……

第7回国会 文部委員会 第21号(1950/04/25、24期、自由党)【議会役職】

○水谷(昇)委員長代理 これより会議を開きます。  長野委員長にちよつとおさしつかえがありますので、私がかわつて議事のとりまわしをさせていただきますから、御了承を願います。  請願日程を逐次議題とし、審査に入ります。但し政府説明員で、まだ出席のない方がありますから、日程の順序は便宜委員長において変更さしていただきますから、御了承を願います。
【次の発言】 日程第二三、ラフカデオ・ハーン生誕百年記念事業に関する請願を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。
【次の発言】 政府の意見を聽取いたします。
【次の発言】 日程第八、白河関を史蹟に指定の請願を議題といたします。紹介議員の説明を求めます……

第7回国会 文部委員会 第26号(1950/04/30、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 まず文化財保護法案に対する修正案を朗読いたします。  文化財保護法案の一部を次のように修正する。  目次中「附則(第百十三條―第百三十一條)」を「附則(第百十三條―第百三十條)」に改め、第百三十一條を削る。  この修正案について御説明申し上げます。この百三十一條は「地方税法の一部を次のように改正する」というのでありまして、ただいま地方税法は、衆議院は通過いたしましたが、参議院において審議中であります。そこで文化財保護法案をここで可決いたしますると、地方税法案が通過していない先に可決することになりまして、そういう場合には地方税法案を修正するということになります。この点に支障があ……

第8回国会 文部委員会 第4号(1950/07/28、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 笹森委員の保健体育に関する御意見は、私も同感でございます。ところが私はまだ政務次官に就任いたしまして、その辺十分調査研究をしておりませんので、いずれ資料を整えましてお答えをすることにいたしますが、ここに係官がおりますから、係官からお答えのできる範囲の点をお答えいたしたいと思います。
【次の発言】 私からお答えしてよろしゆうございますか。
【次の発言】 文部大臣といたしましては、委員会におきまして、地方公務員法の改正においては、そういう制限もあり得ると思う、しかしながら現在文部省といたしましては、本臨時国会において、他の臨時措置によつてそういう制限を加えるようなことはいたしません……

第8回国会 文部委員会 第5号(1950/07/29、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 私からひとつお答えしたいと思います。それは……。
【次の発言】 今野君にお答えした点があるのですが、それを聞いてからにしていただきたい。今野君からそういう意味の御質問がありまして、すでに私が今野君にお答えした点がありますから、その点をひとつ申し上げたいと思います。ただいま坂本さんの御質問を伺つておりますと、自由党の方から選挙法の改正の案が出ておるという前提のもとのお尋ねでありますので、大臣がお答えになりましたように、もしそれが出るということになると、国会において皆さんが御審議なさるのでありますから、御審議なさる前に、私どもがそれに対する御意見を申し上げるということは、適当でない……

第8回国会 文部委員会 第6号(1950/07/30、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 この問題につきましては、過日の文部委員会におきまして、この請願の紹介者でありまする坂田道太君から、いろいろ事情を伺つたのでありまして、そのときにも、文部省の当局から御説明を申し上げたのでありますが、目下のところ、大蔵省の銀行局と日本銀行とに交渉いたしまして、鋭意御期待に沿うように努力をいたしておるのであります。ただいま御紹介していたきましたように、要求せられる、資金が四十九億余に上る巨額でありまして、この点に非常な難色があると思いますが、できるだけ努力をいたしまして、教科書の円滑なる供給をはかりたいのでありますから、十分努力したいと思つております。

第8回国会 文部委員会 第10号(1950/11/13、24期、自由党)【政府役職】

○水谷説明員 ただいま小林委員からお話の件でありますが、実は私のところへも同様の陳情書をいただいておりますので、私もその陳情者は読ませてもらつたのであります。それにつきましては、私といたしましても非常に関心を深くしておる一人であります。教育は環境を整理するということが最も大切でありますから、教育上おもしろからぬ環境はこれを整理したいと考えておるのでありますが、ただいま法制上から申しますと、その歓楽街なるものの内容が十分はつきりしておりません。そこで文部省におきましては非常に関心を深くしておりますので、都の当局とも、実は本日文部省の施設部の係の者が、ただいまこの件について協議をしておる次第であり……

第9回国会 文部委員会 第2号(1950/11/28、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 実は私遅れましたのは、今回の予算の関係で安本の方へ折衝に行つておりましたので、遅れたのですが、今会計課長から御説明申し上げたのでありますが、その点が多少皆さんの御意思と食い違つたようであります。これは大蔵大臣も御説明いたしましたように、補正と来年度の予算との関係は、関連をしておりまして、御承知の通りに公共事業費というものは相当減額になつております。そういうような関係から、私立学校に対する来年度の金庫の予算として十億円というものを出しましたが、金庫の方は認められない。がしかし十億円というものを置きたい。こういう意味合いから十億円の方を確保いたしまして、この十億円を戦災復興並びに災……

第9回国会 文部委員会 第3号(1950/11/30、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 運輸省におきましては、船員教育審議会というものがありまして、この問題が議題になつておるのであります。こういう審議会がありまして、この問題が審議されておるのでありますので、この点に対して私どもは敬意を表しておるのでありますが、一方私から運輸政務次官の関谷氏に交渉を続けております。さらに運輸大臣にも最近に交渉をしたいと考えております。文部省の意向といたしましてけ、当然これは商船高等学校として、文部省に移管になるべきものであろという考えを持つております。
【次の発言】 ただいまお話の久我山大学廃校の問題については、私といたしましては何も存じません。しかしお説の通りに、私立大学の経営が……

第9回国会 文部委員会 第6号(1950/12/06、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 ただいま岡野さんから御説明がありました通りでありまして、この操作の問題は大蔵省の方と地財の方とでよく相談してやられることでありますから、文部省はそれで安心しております。
【次の発言】 若林委員に、私の説明を補足しますが、大蔵省の方から地財の方に貸してある十八億円については、府県によつては借りてない府県もあるのでありますから、ただいま申しましたように、大蔵省と地財の事務当局で、操作についてはよく折衝していただきまして解決することにしますから、その点もつけ加えて御説明申し上げておきます。

第9回国会 文部委員会 第7号(1950/12/07、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 請願の通り、義務教育に対する国庫負担制度が廃止され、平衡交付金制度に吸収された結果、義務教育費の確保の問題は、義務教育の将来に対しまして、大きな不安を抱かせております。政府といたしましては、さきに標準義務教育費の確保に関する法律案を立案いたしまして、これを国会に提出すべく努力したのでありますが、実現になつておりません。しかしながら、これは文教政策上重要な問題でありますから、政府といたしましては、何らかの方法によつて、義務教育を中心とする教育財政の確立について、具体的な措置を講じたいと考え、研究中であります。  なお、義務教育費の全額無償については、その第一着手といたしまして、明……

第10回国会 図書館運営委員会 第1号(1951/03/13、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 定員がそれだけふえて、予算はちつともかわらないというのは、全体の予算はかわらないが、人件費はかわるというわけですか。
【次の発言】 格付けだけして、実質はちつとも見ていないというわけですね。それはあまりひどいような気がします。やはり名実伴うようにしてもらわなければ……。
【次の発言】 それは予算の範囲内でやらなければならぬという制約があるので、やむを得ずやつていることで、本心はやはり人数をふやしたら、俸給も増額したいというのが本心ではないですか。

第10回国会 文部委員会 第8号(1951/03/09、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 ただいま議題となりました国立大学管理法案及び公立大学管理法案並びに国立大学管理法及び公立大学管理法の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の骨子について御説明申し上げます。  現在七十校を数える国立大学は、設置後すでに二箇年を経過し、鋭意その教員組織及び施設、設備等の整備充実に努め、新しい大学としての使命を果しつつあることは、御承知の通りであります。大学における教育及び研究をして、十分その目的を達成せしめるためには、大学の人的及び物的條件の整備充実とともに、大学の管理、運営の適正をはかることが、きわめて重要なことであります。政府は、かかる観点か……

第10回国会 文部委員会 第9号(1951/03/13、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 今回政府より提出いたしました昭和二十六年度に入学する児童に対する教科用図書の給与に関する法律案について、御説明いたします。  申し上げるまでもなく、義務教育はわが国の教育の根幹であり、わが国の将来は、その振興のいかんにかかつていると申しても過言ではないと思います。この義務教育の重要性を認識して、われわれは新憲法のもとに、多大の困難を冒して義務教育の年限を延長したのでありますが、同時に、憲法第二十六条第二項におきましては、この義務教育が国民の負担なしに行われるように、義務教育は無償とするという理想が明らかにされているのであります。この義務教育の無償ということは、国民がその子弟に義……

第10回国会 文部委員会 第11号(1951/03/15、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 ただいま問題になりました、千葉大学の工学部の問題でありますが、非常に御熱心に御討議になつたので、御意向のほどは、私ども十分了承をいたしました。つきましては、工学部という名前に変更いたしましても、工業意匠科の内容充実につきましては、今後十分文部省の方においても注意いたしまして、その発展を期したいと思います。なおこれに関係した教授の方々に対して、工学部とすることによつて、教授の方が圧迫せられるようなことがないかという御心配もありましたが、この点につきましては、特に私どもの方で心配いたしまして、決してそういうことのないように、十分その教授方の意思が実現できるようにいたしたいと考えてお……

第10回国会 文部委員会 第15号(1951/03/23、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 小林委員から、たびたび認証権を知事に与えたことについて御疑義があつたようであります。ただいまおつしやつたことでありますが、文部省といたしましては、教育委員会に持つて行かないで、知事の方へ持つて行つたのは、何か意図があつてやつたような御疑義があつたようでありますが、それはまつたくないのであります。従つて小林委員のお説のようにすることも一つの問題であろうと思いますが、今日の日本の段階におきましては、原案の通りで行つた方が適当だと考えておりますから、この点をひとつ御了承願いたいと思います。

第10回国会 文部委員会 第21号(1951/03/30、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 この点は、その当時法案がたくさん提案せられるので、衆議院の方に非常にかさんで参りましたので、これを審議上の便宜からあんばいをして、そうして参議院の方にまわしたものが、たしか二つだと思いました。もつとも、法案について予算が伴うものでありますれば、もちろん衆議院の方へ先に提案するのでありますが、この点は予算を伴うていないものでありますから、審議の便宜を考えまして、二法案だけ参議院の方に先議をしていただくようにしたのでございます。そのうちのこれが一つでございます。
【次の発言】 圓谷委員の御説ごもつともと思いますが、この点については、両院の議長から官房長官に対して、法案が一度に出る場……

第10回国会 文部委員会 第24号(1951/05/14、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 ただいま本省を出るところでして、もうしばらくお待ちを願いますと、大臣はこちらに到着いたします。
【次の発言】 ただいま主管局長を呼びに参りましたので、主管局長が参りましてから、詳細御答弁申し上げたいと思います。

第10回国会 文部委員会 第27号(1951/05/23、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 私も、参議院の事情をはつきり存じませんが、昨日の堀越委員長の話によりますと、まだ審議を進めて行くのには、大分時間を要するということであります。この産業教育法についても、委員の間においていろいろ意見があるようで、私ちよつと伺つたのでありますが、予算の面において、半分は地方が負担しなければならぬという点に難色があり、その点非常に懸念しておることと、それから産業教育法による費用が、六・三制の方に食い込むのではないかというような心配がある。従つて修正の意見もあるのだということでありましたので、懇談会を開いて、これについてひとつ善処したいということで、きようは午前中産業教育法について懇談……

第10回国会 文部委員会 第29号(1951/05/29、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 国立大学の学芸学部または教育学部において、必要な課程を履修いたしますれば、高等学校の書道教員になることは可能であるのでありますが、本年四月から小学校の四年、五年、六年、それから中学校の三年にも書道を置くことになりましたので、これに対する教員が不足をいたしておりますので、このほど来私から芸術大学に書道科を設置することを学長並びに村田美術学部長に交渉したのでありますが、村田美術学部長の方でもこの必要を認めまして、前期の二箇年においてそういう書道科を設置したいということを申しておりました。それについては、芸術大学の教室が不足をしておるようでありまして、この点を文部省においてもひとつ考……

第10回国会 文部委員会 第30号(1951/05/31、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 博物館は社会教育施設として重要であるのみではなく、学術の振興並びに普及のために占める役割がきわめて大であるにもかかわらず、今日に至るまで放置され、財政的に維持困難な状態にあり、ために貴重な文化財を損耗し、散逸の危機にさらされております。この際これを保護助成するためには、博物館法を制定して、新しい博物館の性格を明らかにし、その機能を確立する要に迫られております。幸いに博物館関係者により法案の準備が進められておりますが、これはまことに時宜に適したものであり、文部省といたしましても、そのすみやかな実現を哀心より期待しております。これに対しまして全面的に協力をするつもりであります。

第10回国会 文部委員会 第31号(1951/06/01、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 第一の、夜間の課程と定時制の課程とを、法律上区別することについてお答えいたします。夜間の課程と定時制の課程とは、ともに勤労青年の教育機関として予算上の関係その他各般の取扱いを一本にする方が、勤労青年教育を振興させるための施策を遂行する上に、効果的であると認めている次第であります。両課程の運営上に、若干の特色はあるといたしましても、勤労青年教育という最も大切な性格においては、まつたく一本であるべきでありまして、通常の課程に対して、この特色を明らかにし、勤労青年教育を有効に充実振興させるために、両者を法律上一本として取扱つているのであります。通常の課程と勤労青年のための課程との間に……

第11回国会 文部委員会 第1号(1951/08/17、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 私の方では各方面に極力努力を続けておりますが、まだ見通しはつきません。従つて文部委員会の方から折衝をいただけば、まことに仕合せだと思つております。
【次の発言】 文部省といたしましては、すでに御案内の通りに、六・三制堅持を、いつも申し述べておるのであります。過日の参議院の文部委員会におきましても、文部当局といたしましては、六・三制を断固守つて行きたい、かようにお答えをいたしておりまして、御賛成をいただいておるような次第でありまして、文部省が六・二制を考えておるというようなことはありません。世間には六・二の問題を言うている方もあるということだけは申し上げましたが、それ以外のことは……

第11回国会 文部委員会 第3号(1951/08/21、24期、自由党)【政府役職】

○水谷説明員 ただいま御質問の点につきましては、お説の通り、設立を設可した以上、文部省といたしましては、これを育成して完備させたいという方針で進んでおるのであります。従つて、全国の学校に一々交渉をする余裕はありませんが、縁故の深いところは、それぞれ大臣も私も実地に視察をしたりいたしまして、学校の当局とよく相談をし、また地元の知事あるいはPTAの役員の方々とも懇談をいたしまして、それぞれこれを育成するように仕向けて、現にそういう実績をあげておるところも相当ある次第でありまして、文部省といたしましては、育成の方針に向つて進んでおります。
【次の発言】 二十七年度に要求をいたしておりますあの額は、一……

第11回国会 文部委員会 第4号(1951/09/11、24期、自由党)【政府役職】

○水谷説明員 お答えいたします。ただいま岡委員からお述べになりました通りでありまして、六・三制堅持の問題につきましては、追加予算に十九億二千万円の追加補正予算を要求して交渉しておつたのでありますが、そのうちただいま岡君が申されたように、九億余万円の内示を受けまして、六・三制は堅持せられることになつたわけであります。文部省といたしましては、従前からたびたび申し上げました通りに、六・三制を堅持するために、その設備を充実する、内容を拡充する、こういつたようなことを申し上げておりましたが、その方針にかわりはございません。そういうわけでありますので、ただいまのところ、六・三制が六・二制にかわるようなこと……

第11回国会 文部委員会 第5号(1951/09/12、24期、自由党)【政府役職】

○水谷説明員 文部省といたしましてはかねてからたびたび言明いたしておりますように、給食の問題は身体的に考えても、精神的に考えても重要である。特に今日の新しい教育では、こういう給食というような実践を通じて、教育の効果をあげなければならぬので、ぜひともこれを継続して行きたいのであります。この意味合いにおいて大蔵当局にも、私どもは計画を立てまして、要求をいたしておる次第であります。毎日のように、この点については、御理解を得るように御説明を申し上げておる次第でありますが、まだはつきりきまらないので、交渉の最中というようなわけであります。
【次の発言】 私どもは六月三十日限りでガリオア資金がなくなるとい……

第12回国会 文部委員会 第5号(1951/11/15、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 高等学校ということは入つておりませんが、初等中等教育局が所管しておるのでありまして、具体的に名前が出ておらぬだけであります。それから教諭、教授の名称につきましては、ただいまのところでは、大学は教授、高等学校以下は教諭、こういうことになつております。
【次の発言】 もう一回お答えいたしますが、中等教育というのは中学校と高等学校の教育である。高等教育というのは、大学の教育ということになつておるのでありますから、この点御了承いただきたいと思います。それからなお、こういう点から高等学校に対する文部省の認識、あるいは態度が低くなるのではないかいうようなお話でありますが、そういうことは全然……

第12回国会 文部委員会 第10号(1951/11/26、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 ただいまの御請願の趣旨に対しましては、文部当局といたしましても同感であります。従つて、これが実現に苦心をいたしておりますが、ただいまの見通しといたしましては、来年度の国庫の負担は非常に至難であります。しかしながら、せつかくこうして続けて参つたのでありますから、何らかの方法で補助の道があくように、またその直接の負担ができない場合は、これをあつせんするに対しての費用を獲得したいと考えておる次第でありまして、文部省といたしましては、ただいまいろいろ緊急考慮を払つて、なるべく継続してこれができるように努力の最中であります。
【次の発言】 ただいまの御請願の趣旨に対しましては、文部省とい……

第12回国会 文部委員会 第12号(1951/11/29、24期、自由党)【政府役職】

○水谷政府委員 御説の事件につきましては、はなはだ遺憾に存じておる次第でありますが、その内容に至つては、ただいまのところではつぶさに承知いたしませんので、大臣が答弁いたしましたように、今後におきましてその全貌が明らかになり、責任がそれぞれにあることがわかりますれば、善処したいと考えております。  なおこの事件によりまして目下給食は万潰漏のないように注意をしてやつておりますが、実際の問題につきましては、久保田管理局長からお答えを申し上げさせたいと思います。来年度の問題につきましては、ただいま御説明申し上げましたような次第でありまして、これの実施方がまだ決定しておりませんが、いずれにいたしましても……

第13回国会 図書館運営委員会 第1号(1952/01/22、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 日曜開館は私どもの希望するところが実現するので、まことに喜ばしいのであります。これを見ますと、上野の図書館だけに日曜開館をやるのですか、本館の方ではやらないのですか、それをお伺いいたします。
【次の発言】 その費用はどの項目に入つておるのですか。
【次の発言】 上野図書館の方の、日曜開館賃金として二十二万三千六百円というのは別で、七十五万円の中に入つていないわけですね。
【次の発言】 それから土地の買収費でありますが、二千万円まことにけつこうだと思います。これはぜひ土地を獲得しておく必要があろうと思いますが、二千五百坪では先ほど御説明の一万五千坪の建物を建てようというのには足……

第13回国会 図書館運営委員会 第2号(1952/02/20、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 ちよつと議事進行について。この図書館の運営の問題あるいは将来の計画については、さらに委員の方でも御質問申し上げて伺いたい点がたくさんあるのでありますから、近いうちにもう一回委員会を開いてもらいたいと思います。本日は出席議員も非常に少いので、この次の委員会でさらに出席を促してやつたらよかろうと思うのであります。但し当局の方でこの現在をお急ぎになるのならば、きようこれを決議してもいい、かように考えます。

第13回国会 図書館運営委員会 第4号(1952/07/30、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 この国立国会図書館減員苦情処理規程というのですが、この苦情処理という名前がどうもおもしろくないと思うのです。どういう意味でこの苦情処理という名前をおつけになつたのか。その意味あるいは経過、事情をひとつ御説明願いたい。
【次の発言】 国会図書館の先般御計画になつた新しい図書館のその後の経過等を、ひとつ御報告願いたいと思います。
【次の発言】 一万五千坪というのは、延坪一万五千坪ですか。
【次の発言】 敷地の方の予定地の方はどういうことになつておりますか。
【次の発言】 元のドイツ大使館のところは買収がすんだのですか、どうなんですか。

第13回国会 文部委員会 第12号(1952/03/20、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま渡部君から、国定教科書の話が出ておつたのでありますが、この検定教科書の続々出ることは、まことにけつこうだと思います。しかし、検定教科書の方は値段が非常に高くなるので、父兄の側に非常に学資の負担が増大をして参つたので、これは全国的に困つている問題であります。そこで国定教科書というものも一つつくつて、そうしてこの世間の人々に訴える、検定教科書と比較対照して好きなものを使わせるということにすれば、自然値段の方も、全般的に競争をして安くなる、こういつたようなことに考えられるのであります。国定教科書を文部省で編纂するというようなお話があつたのでありますが、その後どういうことにな……

第13回国会 文部委員会 第25号(1952/05/23、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 若林委員から、さきに御質問がありましたが、その御答弁等に、まだ要領を得ぬところがありますので、私からも重ねてお尋ねしたいと思います。  文化財保護法の一部を改正する法律案に対しまして、文部大臣が提案の理由を説明しておるのでありますが、それによりますと「文化財保護法は、文化財保護の重要なる使命にかんがみまして昭和二十五年第七国会において国会みずからの御発案によつて通過成立したものでありますが、その任務の重要性に照しまして、文化財保護委員会という行政委員会をしてその行政上の責任を負わしめている」ということを言われておるのであります。それほどこの文化財保護委員会というものは、重要な……

第13回国会 文部委員会 第26号(1952/05/29、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 議事進行上必要ですから関連して……。ただいま浦口君の質問に対して、荻田局長の答弁の中に、この法案は基本が十分示してない、そこでいたずらに予算を増額させるものであるということを言われたのでありますが、私は提案者の一員として、今まで質問はしていないのでありますが、念のため一つ聞いておきたいのは、これは初め文部省が立案をしたものであつて、それを文部省なり、あるいはまた大蔵省、地財委でそれぞれたびたび折衝して、そして遂には自由党の政調会においてできた案である。しかも、十数名の議員が提案者となつて出ている法案でありますから、こはいたずらに予算を増額するという――いたずらというようなこと……

第13回国会 文部委員会 第27号(1952/06/04、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 この間にちよつと御質問申し上げて、御注意申し上げたのでありますが、その後速記録をお読みになりましたか。今日は荻田氏が見えていないのですが、速記録を見て、もしそういうことを言うたならば取消すというお話でありましたが、速記録を御研究になつたのかどうか、お尋ねいたします。
【次の発言】 今あなたに質問してもぐあいが悪いでしようけれども、この前のときに、速記録のことで問題になつたのであります。きよう荻田君が出席せられるならばともかく、出席せられないであなたが代表して見えるならば、速記録を読み直して、自分の言つたことにあやまちがあれば訂正するというのですから、荻田君がまじめな人ならば、……

第13回国会 文部委員会 第29号(1952/06/09、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 これも若林委員からもう質問せられて御答弁がありまして、大体御意思はよくわかつたので、重ねて聞く必要はないと思いますから、ただ私は希望だけ述べておきたいと思うのであります。文化財保護の任務の重要件に照して、文化財保護委員会という行政委員会をして、その行政上の責任を負わしめておるということは、大臣も御説明になつておるのであります。そこで、今回の政府全般を通ずる行政機構の改革にあたりましても、文化財保護行政の特殊性に基いて、文化財保護委員会は存続するということになつたということでありますから、それだけに、文化財は多種複雑なものであるということが言われるのであります。ところが、機構の……

第13回国会 文部委員会 第34号(1952/06/16、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま議決いたしました若林議員提出の修正案とこれを除く原案、すなわち義務教育費国庫負担法案に関して、附帯決議を付する動議を提出いたします。まず附帯決議案をお示しいたします。   義務教育費国庫負担法案に対する修正案に関する附帯決議案  一、教職員給与費の国庫負担額の最高限度を政令で定める場合には、その限度の基礎は、原案の趣旨を尊重し、少くとも各都道府県のその年度の実積を下まわらないように定めること。  二、老朽危険校舎の起債については、速かに地方財政法第五条を改正して原案の趣旨の実現を図ること。  三、本法案の施行期日は政令で定めることになつているが、これを昭和二十……

第13回国会 文部委員会 第41号(1952/07/03、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 ちよつと意見になるかわからぬですが、この問題は全国にはたくさん例がありますので、十分愼重審議しなければならぬと思います。要するに、地元の側におきましては、現在あるものでありますから、それを廃校にするとか、移転するとかいうことは、まつたく好まない。そこで非常な熱意を持つて存置方を極方請願し、あるいは陳情をしておるか。こうである。文部省の方は第九特別委員会というものを開いて、大学の統合、整理について研究して、一つの方針をきめておるので、この問題もやはりこの点は新潟の方に統合しようという線をきめておる。そこで一方は地元が非常な熱意を持つて存置方を請願しているし、また一方は一定の方針……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 文部委員会 第2号(1952/11/14、25期、自由党)

○水谷(昇)委員 簡単なことをちよつとお尋ねしたいのですが、番号にしますと初めから九番目です。公立文教施設整備、それの(3)のところですが、公立学校給食施設整備費補助というものは、これは認められなかつたのですか、全然ないのですか。それから、給食費について一応説明していただきたいのです。それは、本日PTAの、この給食に関係の代表の人の全国の会合があるようでありますから、一応承つておきたいのであります。  それから(5)の公立学校危険校舎改築費補助は、ただいまの説明によりますと、補正ではゼロになつているようでありますが、これは望めないのかどうか、まだ閣議において望みがあるのかどうかということを、ひ……

第15回国会 文部委員会 第4号(1952/12/04、25期、自由党)

○水谷(昇)委員 これは大学設置審議会に諮問をして、その答申によつて大臣が意思決定をして、それを各大学に通牒するということになれば、統合の問題あるいは分離の問題は大臣にその責任、権限がある。そうでなければ、大臣が通牒を出しても、各大学はそれに従わないでもいいということになると思います。もし大学の教授会あるいは評議員会がそれに反対の意思を表明して、実行しないというようなことになつて来たら、たいへんなことになると私は思う。でありますから、整理統合の問題については大臣の責任においてこれはできることで、またそういう権限があるものである。ただいま問題になつておる新発田の問題は、大学設置審議会の答申が、統……

第15回国会 文部委員会 第10号(1953/02/19、25期、自由党)

○水谷(昇)委員 私は一昨年二月に政府を代表して沖繩に行つたことがあるのでありますが、そのときに屋良朝苗君はどういう職にあつたのですか、一応参考に伺いたい。
【次の発言】 その当時文教部長をしていた屋良氏等の御案内によりまして、私は沖繩島全島ほとんど飛び歩きまして、小学校や中学校あるいは各種の団体等に顔を出して、いろいろの陳情なり意見なりを聞き、また視察をしたのでありますが、ただいま屋良氏から、いろいろ御報告になつた通りであります。私の行つたときには、校舎のごときは終戦後三〇%ぐらいに復興をしておつたのでありますが、一昨年の二月から今日までまる二箇年たつておりますが、このまる二箇年たつた間に約……

第15回国会 文部委員会 第15号(1953/03/07、25期、自由党)

○水谷(昇)委員 関連して田中委員にちよつとお尋ねしたいのでありますが、坂田委員からの質問に対する田中委員の御答弁のうちに、占領行政の是正についてお話があつたのであります。そのお話を聞いておりますと、六・三制の新しい学制度の実施に関しまして、日本がアメリカからこれを押しつけられて非常に困つた。しかし今日はどうにか設備もできたというふうにお話になつたと承つておるのでありますが、その通りに私がこれを聞き流すと、日本がまつたくアメリカの言いなりになつたとか、あるいはアメリカから押しつけられたなりになつたというようなことになつて、日本はまつたく自主性もなく、何らの見識もないように誤解せられるということ……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第3号(1948/06/04、23期、民主自由党)

○水谷昇君 本請願は四日市港に重油等液体燃料輸入基地設定に関する請願でありまして、請願人は四日市商工会議所会頭の九鬼紋十郎君、名古屋の商工会議所会頭の三輪常次郎君、東海地方重油需要者協議会の会長野淵三治君、桑名の商工会議所会頭大橋長治君外各都市の商工会議所の会頭であります。紹介議員の一人として、私からこの請願の要旨並びに理由について御説明を申しげたいと思います。  請願の要旨は、中部日本における重油軽油等各種液体燃料の輸入港として、四日市港を指定せられるとともに、輸入基地として必要なる港湾諸施設は、國費をもつて修築せられたいというのであります。この点について理由を申し述べます。  日本産業の復……

第2回国会 文教委員会公聴会 第1号(1948/06/29、23期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 日教組の方その他の発言者にお尋ねしたいのでありますが、この教育委員会法案によりますと、現職の教員は被選挙権が認められていないのでありますが、これに関して反対の意見を申し述べられたのでありますけれども、現職の教員の被選挙権を認めた場合には、当選がしやすいということになると思います。從つて現職の教員がたくさん立候補するということになり得ると思う。そういう場合に落選者もまたたくさんできる。たくさん立候補してたくさん当選するということと、たくさん立候補してたくさん落選するという両方の弊害があると思います。これは日教組の方の修正意見によりますと、範囲を都道府縣、それから大きな都市に限定……


24期(1949/01/23〜)

第6回国会 文部委員会建設委員会連合審査会 第1号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 ただいま田中さんなり、あるいは前田さん、長野さんから、御意見を伺つたのでありますが、前田さんのおつしやるのは、文部委員の意見について、何かおつしやつたようでありますが、文部委員としてはまだ意見を発表していないのでありますから、その点を御了承願いたいと思います。  さて私どもはどういう建前でおるかと申しますと、教育委員会は教育上の全責任を負うべきものであつて、知事は予算を除いては教育に対して何ら権限を有すべきものでない、それから教育委員会の特殊性を確保する、こういうような建前から申しますと、今度の改正案が出るわけであります。  それからただいまの御意見を伺つておりますと、これは……

第7回国会 地方行政委員会大蔵委員会文部委員会連合審査会 第1号(1950/04/29、24期、自由党)

○水谷(昇)委員 平衡交付金と教育費との関係につきましては、同僚諸君からいろいろ質問がありまして、政府当局のだんだんの御説明によつて、ほぼ了解したのでありますが、結論といたしまして、ただいま本多国務大臣から、標準義務教育費に関する法案は、地方の自治権を拘束せずに、教育に関する費用の標準を示して、憲法の精神を失わないようにこれを生かすものである、この精神によつて平衡交付金を拘束する、あるいは制限するというようなことをせずに、調整をはかるという御趣旨を御答弁になつたのでありますが、文部当局におきましては、標準義務教育費を提案することができない今日の状態でありますから、近い将来においてぜひともこれを……

第7回国会 電気通信委員会文部委員会連合審査会 第1号(1950/02/24、24期、民主自由党)

○水谷(昇)委員 本案を審議するための参考資料をたくさん配付していただきました。これを調査研究した上で十心質疑をいたしたいと思うのでありますから、質問を留保いたしまして、本日はこの程度で散会されんことを動議として提出いたします。


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 文部委員会公聴会 第1号(1953/03/11、25期、自由党)

○水谷(昇)委員 山本先生にお伺いしたいのでありますが、本案が実施せられますと、教員は国家公務員になるが、教員の諸君は国家公務員になるのをきらつておるようでありまして、これを私ども慎重審議してきめなければならぬのでありますから、教員の政治活動の批判については慎重にわれわれは考えなければならぬと思います。そこで先ほど山本先生からは、教員の組合が政治活動をしてはならぬとも言えない、政治活動をしてもいいんじやないかというような御意見もあつたように承るのでありますが、そういう観点から、山本先生のお考えでは、日教組が政治活動を現在やつているかどうか、その点をお伺いいたしたいと思います。


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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