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大石ヨシエ 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

大石ヨシエ[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


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99位
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39位
26期委員会発言(非役職)TOP100
93位

このページでは大石ヨシエ衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。大石ヨシエ衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第35号(1947/11/12、23期、日本社会党)

○大石ヨシエ君 京都府福知山市と舞鶴市及び宮津町は經濟、運輸等あらゆる面において密接不離の連繋がありまして、その中間由良川沿線は一町十二箇村、總戸數一萬戸、人口總計五萬餘人を有しております。なお豐富なる農林鑛産資源等あるにかかわらず、兩者間の交通機關は一部分に介在するのみでありまして、貨物運輸上の不利はもとより、通勤、通學の不便まことに大であつて、地方民といたしましては、國營バスの運輸開始を熱望すること切なるものがあります。よつて速やかに國營バス竝びに貨物自動車の運行を開始し、もつて舞鶴港、宮津港及び福知山市の繁榮に寄與し、大阪京都邊等における食糧及び燃料問題の解決に貢獻せんとするものでありま……

第1回国会 国土計画委員会 第24号(1947/11/14、23期、日本社会党)

○大石(ヨ)委員 伊佐津川は京都府舞鶴市の西區にありまして、池内川は彌仙山及び養老山連峰に源を發しております寺田川を合わせて西流し、字池内下の山嶺に源を發する池下谷川と合して北流し、舞鶴西灣に流入しております。與保呂川は舞鶴市東地區の南東方にありまして、養老の山嶺に源を發して、菅坂、池邊兩川を集めて北流し、舞鶴東灣に流入するものにして、各川はいずれも上流、流路、勾配灯急にして、降雨量後出水早く、古來しばしば洪水氾濫し、漸次河床に起状を生じ、不良な河状になりましたので、昭和六年及び十二年に砂防設備地の指定を得まして以來、國庫補助のもとに京都府において砂防工事を實施せられたのであります。河状やや安……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第7号(1947/08/04、23期、日本社会党)

○大石(ヨ)委員 警保局長にちよつとお尋ねいたします。現在日本の國に婦人警官が何人いるか、その人数をお聴かせ願いたい。それから將來婦人警察官というものは、男子の警察官と同じような待遇を受けるか、その他の點について詳細お聴きしたいと思います。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第8号(1947/08/07、23期、日本社会党)

○大石(ヨ)委員 ただいま川橋さんから、非常に懇切丁寧なる御説を聞きまして、まことに感謝にたえない次第でございます。つきましては、私は理想といたしましては特別市制に贊成でございます。しかし今これは、そんなに急を要すべき問題でないと私は思います。ただいま酒井さんがおつしやいました通り、私はまず現地に行つて、われわれ、すなわち議員が深切丁寧に土地の人の輿論を聞き、そうして實地調査をしてからでも遅くないと思います。その意味において、ぜひとも實地調査をして、すなわち特別市制に對する市民の聲、府民の聲、縣民の聲を聞いてからでも私は遅くないと思います。私は委員長に、切に御考慮をお願いいたしたいのであります……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1947/08/14、23期、日本社会党)

○大石委員 私は警保局長にお願いをしておきたいのでありますが、私は京都なのでございます。私どもが演説會を開催するときに、去年までは五日前に警察の情報の方へ届けるようにということでありましたが、このごろになつたら、一週間前に演説會の集會をすることを届けろということでございますので、私たち歸りまして、議會の報告演説會をやりたいと思いましても、一週間前のことは、忙しいのでなかなかそれを確定することはできないのです。そうすると場所と自分の身體の都合で、開催することが非常にむずかしいのでございます。それでこちらへ來て各代議士に聽きますと、今矢尾さんに聽きましたら、自分たちは都合のよい日に演説會を開催して……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第10号(1947/08/22、23期、日本社会党)

○大石(ヨ)委員 私あとからまいりましてわかりませんが、調査會というものは別にあるのですか。これからつくるのですか。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第11号(1947/08/25、23期、日本社会党)

○大石(ヨ)委員 ちよつとお尋ねいたしますが、日本では左側通行でございますが、ヨーロツパ、アメリカ等におきましてはおおむね右側通行をしております。日本では何がゆえに左側通行をお選びになつたか、その理由、それから私もアメリカに三年おりましたが、アメリカの交通は全部右側でございます。それで今後向うからいろいろのトラツク、ジープその他の自動車が輸入されることと思います。そうしますと日本は左側でございますと、あのハンドルを反對の方に向けなくちやなりません。そういうような不便なことをしなくても、向うのものが輸入になつたら直ちに使えるように右側通行をなさるお考えはございませんでしようか。世界各國到るところ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第13号(1947/08/30、23期、日本社会党)

○大石(ヨ)委員 私は特別市制について、いささか所見を述べたいと存ずる次第であります。大都市制度のあり方として、特別市制の即時實行を強く要望せられるに至り、これをもつて唯一最善の大都市制度なりとする考え方が行われておりますが、私は特別市制は大都市制度の一つの行き方にすぎないものであつて、特別市制を主張するにあたつては、他の各種の方法についても併わせてこれを研究し、その結果として最善とせられた制度の實行方法を定めて、逐次實施に移らなければならぬと思うものでございます。この觀點からいたしますれば、特別市制は未だ最善の大都市制度とは申されぬばかりでなく、かえつて各種の弊害と矛盾に滿ちた制度とも言い得……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第31号(1947/11/06、23期、日本社会党)

○大石(ヨ)委員 ちよつと申し上げます。話は別でありますが、速記を止めてください。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第36号(1947/11/19、23期、日本社会党)

○大石(ヨ)委員 私はすこぶる簡単に、久山警保局長にお尋ねしたいのでございます。前文に「個人と社會の責任の自覺を通じて人間の尊厳を最高度に」とございますが、この「最高度」とはいかなることでございますか、御答弁を願いたいと思います。  それから二十一條に「日本國憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政黨」とありますが、これはどういう政黨を意味するか、これをお聽きしたいと思います。それから試験制度についてお聽きしたいと思います。すなわち司法警察の刑事は犯罪の検挙に忠實ならんとすればするほど、試験の勉強ができませんのでありまして、それでこの刑事にも常識を試験して、そうして試験制度……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第38号(1947/11/21、23期、日本社会党)

○大石(ヨ)委員 ただいま石田委員がおつしやいましたことは、私は非常にもつともと思います。しかしただいま石田さんがおつしやいましたのは、われわれが過去においてこの場所で質問した點が多々ございまして、非常に重複しております。ただこの問題は重大なる問題でございます。ゆえにわれわれは、この國會の治安委員會の意見として、私たちがお互いにその思つておる點をここにもち寄りまして、それを理事のお方に審議していただいて、御相談願いたいと思うのでございます。ここでいろいろ審議いたしておりましても、時間の問題がございます。それでこれは審議も愼重を要します。私も先申しました公聴會を開きたい。公聴會を開くにしても、警……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第43号(1947/12/01、23期、日本社会党)

○大石(ヨ)委員 私ちよつと委員長にお尋ねいたしたいのでございますが、先日私久山警保局長に希望を述べておきましたのですが、この市町村の公安委員はぜひとも公選にしていただきたい。もし公選が實施されることができなかつたら、これはぜひとも市町村民のリコール制を認めていただきたい。それから経済警察を國一本にして、安本長官と経済本部と提携して全國的に指令を発してほしい、これは私の希望でございますが、これは関係方面とどういうふうに御交渉くださいましたのでしようか。それを委員長にお尋ねいたします。
【次の発言】 ちよつとお尋ねいたしますが、公安委員を市町村長の推薦によつて、そうして市町村會がこれをやることに……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第45号(1947/12/05、23期、日本社会党)

○大石(ヨ)委員 私政府委員にちよつと尋ねますが、アメリカのユタ州は、消防吏員に婦人を使つています。日本の國は元來非常に火事が多いのです。たとえて言うと、建築物でも紙その他木材でもつて建築しておる。そういうような状態ですから、非常に火事が起きやすい。消防すなわち火を消すよりか、そうした失火を起こさない用に努めるのが、私は最も肝腎なことと思います。その意味におきまして、警察にも婦人警官を使いましたと同じく、消防署にもすなわち消防吏員として、各婦人團體と連絡をとつて、そうして講習會などあつた場合には、その婦人吏員が行つて、いかにしたならば火を防ぐことができるかというような後援をしてまわるということ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第47号(1947/12/08、23期、日本社会党)

○大石(ヨ)委員 消防法案の委員會の成案に對しまして、次のごとき修正案を提出いたしたいと思います。何とぞ各委員の御賛成を願いたいと思います。  第十二條「當該市町村」を「當該市町村」に訂正し(東京都にありては都)を削除する。  第三十二條「罰金又は拘留、若しくは科料に處する」を「罰金又は拘留に處する」に訂正する。  附則第五條「都市町村長」を「都市町村」に訂正する。  何とぞ右御賛成を得たいと思う次第でございます。
【次の発言】 私は京都府舞鶴に生れたものでございますが、舞鶴は皆さんも御承知の通り四大軍港の一つでございまして、殊に舞鶴軍港は戰災れた唯一の軍港でございました。ところがこの四大軍港……

第1回国会 通信委員会 第7号(1947/08/15、23期、日本社会党)

○大石(ヨ)委員 私は次官に申し上げます。次官はその土地の徳望家及び人格者を特定郵便局長に任命されると仰せられました。私の郷里は舞鶴ですが、その一例として人格者すなはち皆さんが徳望家と思つていらつしつる人が郵便局長になつているかどうかというひとを御参考までに申し上げたいと思います。昨年まで私の知つている人がいわゆる特定三等郵便局長でしたが舞鶴でやみ取引で厖なる新圓をかせいだやみ成金に賣つて、今それが特定郵便局をやつております。ゆえに舞鶴地方ではやみ屋が郵便局長になつたというて喧々囂々たるものがございます。それで今後そうした人が郵便局長にならないようにしていただきたい。だから、あなたがおつしやい……

第1回国会 通信委員会 第18号(1947/11/11、23期、日本社会党)

○大石(ヨ)委員 第五條に「何人も、郵便の業務を業とし、」ということがありますが、私たち關西の方ではこのごろ郵便局に託して手紙をやりますと、私たちの方は軍港地でございますから、進駐軍の檢閲があるのです。そうすると郵便物は約一箇月くらいかかることがある。また早いときは一週間くらいで來るときもありますが、とにかく非常に遅延するわけなんです。それで關西の方では飛脚と言わずに、定便と言うておりますが、その定便が各地に二、三軒もしくは五、六軒業としておつて、一囘の郵便物を預かつていくのに、多い人は三十圓も五十圓もとります。その人は朝行つて晩にすぐその返事をもらつてくる。そうすると京都ですと、郵便で出すと……

第1回国会 農林委員会 第60号(1947/12/07、23期、日本社会党)

○大石ヨシエ君 建部山官林拂下に關する請願でございます。建部山は京都府加佐郡八雲村にありまして、元來村有地でありましたが、明治二年以來官有地となりました。現在は農林省の所管になつておるような次第でございます。ところが八雲村は山林の少い土地てございまして、住民は自家用薪炭に非常に困つているような現状でございます。つきましてはこの山林はぜひとも當八雲村に拂下げをして、そうして薪炭の生産に充てたいと思うような次第でございます。かつまたこれを開墾いたしまして、食糧の増産に資したいと存ずる次第でございます。つきましてはこの建部山は、從來舞鶴の――すなわち重要なる軍の砲臺がございました所でございますが、今……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第5号(1948/02/10、23期、全農派有志議員クラブ)

○大石(ヨ)委員 はなはだ相済みませんが、ちよつと一言……。   目下新聞紙上を賑わしております帝銀事件は、今や迷宮に入らんとしております。われわれ治安及び地方制度の委員は、これについて警察当局から、その詳細につき説明を聽きたいと思いますので、ぜひこの次にこの委員会が開催されるときには、警察当局の人に来ていただきたい。  それから昨年隠退藏物資の件に関して、すなわち舞鶴の備後丸事件に関して、私はこの席で発言いたしましたが、その後いかになつておるか、それを当局に聽きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第6号(1948/02/12、23期、全農派有志議員クラブ)

○大石(ヨ)委員 私途中から参りまして失礼いたしましたが、実は先日われわれ治安委員会の委員が、警視廳を観察いたしまして最も深く感じたことは、いかに日本の警察というものが、非科学的であるかということを、私は痛切に感じたのでございます。來るべき新制度の警察には、ぜひとももつと科学的の方面に力を注いでいただきたいということを、私は政府当局に痛切に要望する次第であります。  そこで今回の帝銀事件が今や迷宮に入らんとしておる。それはまさに日本の警察力が、いかに貧弱であるかということを証拠立てておるのだと私は思つておるのでございます。そこで毒薬物を警視廳内におきまして科学的な調査をするために、いろいろなこ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第20号(1948/04/02、23期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 海洋氣象台に水上部、燈台部というようなものが今ありますが、それもやはりこの燈台局の中にはいるものでしようか。やはり運輸省の管轄でございますか。
【次の発言】 先ほど政府委員に私はちよつと質問しましたが、こうした仕事は全部確かに海洋氣象台でやつておると存じております。そうすると仕事がダブります。しからば海洋氣象台の仕事をやめさせてこちらでするのか、それをお聽きしたいと思います。
【次の発言】 私は舞鶴へ海洋氣象台をもつてきましてよく知つております。仕事の内容は全部そうです。そうすると仕事はダブります。
【次の発言】 これも中央氣象台でちやんとやつております。そうすると仕事がダブ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第21号(1948/04/05、23期、社会革新党)

○大石委員 政府委員に私はお尋ねいたしたいと思います。この重要なる海上保安廰法案を、一昨土曜日にどうしてもこれを上げなくてはならないと言われましたが、今日に延びたのはどういうわけですか。私たち國民の代表としてここに代議士になつた者を、あなた方はあまりにばかにしていらつしやる。愼重審議せよということがこれに書いてございますが、たつた一日でどうして愼重審議ができますか。あなた方はこうしたことを專門になさつておられるでしようが――。その理由を私ははつきりお聽きしたいと思います。
【次の発言】 何事も官僚の人は関係筋関係筋とおつしやいますが、関係筋が土曜日にと言つた、それが今日に延びても関係筋は何とも……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第46号(1948/06/28、23期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 今井給與局長に私は質問いたします。先月二十八日京都府の八木町から二人の者がやつてまいりました。そうして八木町は丙地であるから乙地にして、くれと言いましたので、大藏省の政府委員室にあなたを訪問しました。そのときに局長は何とおつしやいましたか。代議士に頼まなくてもいいから、なぜお前たちは直接私の方に來なかつたか。そういうことをあなたはおつしやつた。そうして、こういう給與の問題を請願しては何にもならない、請願なんてしないで、直接おれの方へなぜ來ないかということをおつしやつた。こういうことはいかなる言であるか。請願というものは明らかに憲法において國民の権利義務できめられておる。すなわ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第48号(1948/06/30、23期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 ただいま松澤さんから御忠告がありましたから、すこぶる簡單に申し上げます。  事件は去る五月四日聖路加病院の看護婦小倉けい子さん、船越みち子さん、大藏省講習所の教官の娘さんで、銀座教会の英語の教師の野村とし子さんたちが、夜八時ごろ歩いておりましたところ、有楽町のちようどガードの附近を通りかかりましたところ、やにわに警官隊が現われまして、彼女らの弁解も聽かずして、トラツクに乗せて麹町署に運ばれました。トラックで運ばれた女性は約二百有余名の女性でございましたが、小倉さんたちほか三十名は取調べの結果、身元が明らかになつたにもかかわらず、豊多摩病院に運ばれて、しかも一晩泊めおかれ、そう……

第2回国会 通信委員会 第4号(1948/02/03、23期、全農派有志議員クラブ)

○大石(ヨ)委員 私は少しほかの問題にわたりますが、昨年郵便法が改正されるときにおいて、郵便法第何條だつたか忘れましたが、この郵便法は日本政府よりほかにこれを眞似することができないとか何とかいうことがございました。それで私はここで定便のことについて発言をいたしました。そうしたらせんだつて舞鶴の局から、東京の逓信局から大石代議士に話してくれといつて手紙が來た。大石代議士は通信の委員会において、われわれ局員がサイド・ビジネスとして定便を開業しておると言つたといつて、その局から言うてきた。大石代議士はそういうことを言うておつたかと、私の方に電話で非常に怒つてまいつた事実があるのであります。私のこの席……

第2回国会 通信委員会 第7号(1948/02/09、23期、全農派有志議員クラブ)

○大石(ヨ)委員 宮原さんにお尋ねいたしますが、この通信委員会は、あなたが今ごらんになる通り、今日のようにあなた方が証人にお出ましになるというときでも、こんなり少いのでございます。殊に十二月五日の重大なる特定郵便局に関する会議のとき、不肖私はG・H・Qに行きまして休ました。そこでこの一万円云々の話が出まして、私は三時にほかに行かなければならないにもかかわらず、実はここに参つたのであります。逓信委員だけを一つ受けもつておる代議士はここに一人もおらぬのです。多い人は三つももつておるのです。この通信委員を一つもつておるのだつたら、それでエキスパートになつてここに出られますが、皆おのおの二つなり三つも……

第2回国会 通信委員会 第22号(1948/06/28、23期、社会革新党)

○大石ヨシエ君 本請願の要旨は、丹波、丹後、但馬の三丹地方は互いに共通した特異性があるとともに、地勢、氣候等よりも密接の関係がある。ゆえに現在同地方の電氣通信施設の建設保守を管轄するため、その中心地である福知山市に工事局が設けられているのもそのためで、これが特殊性に鑑み、電氣通信管理業務に関して独立の機関が必要である。ついては電氣通信官署の機構改革に際して同管理機関を存置されたいというのである。

第3回国会 地方行政委員会 第2号(1948/11/11、23期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 政府委員の方にちよつとお伺いしたいと思うのでございますが、私は前國会のときに、消防吏員にぜひとも婦人を採用してほしいということを発言したことがございます。なぜこういうことを発言したかといいますと、日本の國は木や紙や、その他すべて燃えやすいもので家屋が建築されております。それには火を消すことを主眼に置かないで、まず火災を予防することを私は主眼に置きたいと思います。それにはまず日本にいまだかつてない婦人の消防吏員をぜひとも採用して、そうして各地の婦人團体、青年團体を大いに活用し、利用して、婦人の消防吏員が至るところで、いかにしたならば漏電するか、いかにしたら火の不始末が起り、どう……

第3回国会 地方行政委員会 第5号(1948/11/24、23期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 ただいま木村さんのおつしやいましたことも、坂東さんのおつしやいましたことも、一應私はりくつがあると思います。しかし現に知事をしておつた人、部長をしておつた人、課長をしておつたような人が、職をやめてただちに衆議院議員に立候補すると、日々その人たちは事前運動をしておるのと同じことになる。いわゆる官吏で事前運動をする。そういう人は立候補しても非常に当選が可能であります。それでその人々は他府縣に行つて即時立候補するのであつたら、私たちはそれを認めていいと思います。その府縣におつて部長及び課長という人々がただちに立候補するということは、非常に事前運動で当選を可能ならしめます。憲法におい……

第3回国会 地方行政委員会 第6号(1948/11/25、23期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 私はあとから來ましてまことにどうも失礼ですが、私の言わんとする自治体警察の点は、石神先生がおつしやいましたので省きます。私の質問したいことは、國家警察に婦人警官が何人くらい採用されていますか。その婦人警官の待遇は男子の待遇と同じであるかということをお聞きしたい。その他どういうふうに教養を與えておられるか、その点をお聞きしたい。  それから公安委員をぜひとも公選にしたいというのが私の初めからの念願であります。それで教育委員ですら公選されましたのに、ましてや日本の民主化をはかるには、何というても警察の民主化をはかることが根本である。しかるにかかわらず、この公安委員が公選でなくして……

第3回国会 地方行政委員会 第7号(1948/11/27、23期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 大久保長官にお尋ねしたいと思いますが、先ほど大久保長官が海上の犯罪事故は日本人以外にあるとおつしやいましたが、日本人以外とはどの國民を指して言うのであるか、この席上でお聞かせ願いたい。それから私は始終聞いておりますのに、たいてい密輸入をする者はいわゆる朝鮮人が多数である。そのときに朝鮮人自体はたいがいピストルを持つておる。そうすると、その海上保安の部員の人々は武器を持つておらぬ。朝鮮人を取締るときに自分の命がどういう危險にさらされるかしれないという不安を持つておる。ゆえにこの際私は、この海上保安部の部員には、そういう密入國者を檢挙する人々には、ぜひともピストル・すなわち武装さ……

第3回国会 地方行政委員会 第8号(1948/11/29、23期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 私この事業税のことに関しては、前年度の第二回の國会のときに関係筋に私と松浦議員と松澤議員と三人で行つたわけであります。そうして三人で関係筋といろいろ交渉いたしましたら、この次の議会のときに何とかしたいということをおつしやつておられたことがあるのですが、政府当局に何か向うから連絡があつたでしようか。
【次の発言】 第二國会において、私たちは助産婦及び医者に対する事業税は絶対に反対したものです。しかしそのときに社会党の野溝氏が、ぜひとも私の顔を立てて、この次の第三國会には何とか話合いをするから、今のところ通してくれということで、ちようどその日に私病氣をしておりまして議会に來なかつ……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 人事委員会 第11号(1949/05/23、24期、新政治協議会)

○大石ヨシエ君 東八田村の勤務地手当、地域給を乙地に引上げられることに対する請願でございます。当東八田村は、舞鶴及び綾部の間にございまして、物價は京都市その他と同じくらいで、いなかではございますが非常に高いところでございます。ゆえにこの勤務地手当を乙地に引上げていただきたいというのが本請願の趣旨でございます。よろしく御採択のほどをお願いする次第であります。
【次の発言】 國家公務員法附則一部改正に関する件を請願いたします。昭和二十二年四月、地方議会議員選挙の際に、公務員にてもさしつかえなしとのことにつき、多数の人々は立候補いたし、当選いたしました。ところが今回の公務員法の改正によりまして、ただ……

第5回国会 文部委員会 第24号(1949/05/21、24期、新政治協議会)

○大石ヨシエ君 本請願の要旨は、明治四十五年以來三十有余年間、舞鶴市の西地区にただ一つしかございません演劇場として舞鶴座というものがございますが、その経営者は本年八十六歳になつております。その人がただ一人この舞鶴地方の文化を守つて今日まで舞鶴座というものを経営して参りました。ところが昭和二十五年五月限り所有者がこの舞鶴座経営者に対して立ちのきを命じております。それで舞鶴西区の者は、ただ一つしかない舞鶴座は、この人がおられなかつたら、この劇場を持つことができないから、何とかこの本人にこの劇場を経営させたい、こういうような意味で西区の町民がぜひともこれを紹介議員として私に立つてくれというので、多数……

第6回国会 地方行政委員会 第2号(1949/11/02、24期、新政治協議会)

○大石(ヨ)委員 樋貝国務大臣に質問します。警察中の公安委員会を公選にするお考えにないか、これが第一点。  第二点は五千人以下の小さな町は自治体警察で非常に苦しいんでおちます。これを将来国家警察にあなたはなすべきであるとお考えであるか。この二点について樋貝国務大臣の現在考えていらつしやることを御返答をお願いしたい。

第6回国会 地方行政委員会 第8号(1949/11/22、24期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 本多国務大臣に私はお尋ねしたしと思います。地方行政調査委員ということは、要するところ声なき声を聞くためにこうしまものをおつくりになつたのだろうと私は思います。ことに地方自治というものは、非常に非民主主義化したと考えます。そこでただいまわが国に国立輿論調査研究所というものがございまして、この仕事と国立輿論研究所とが軍複しないか、その点について大臣の御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私の聞きたいのは、国立輿論調査研究所は、この地方行政方面のことを相当してやつておる仕事があるのですが、もしそれがあるとすれば、これと重複する、その点を大臣にお尋ねしたいと思います。

第7回国会 地方行政委員会 第6号(1950/02/25、24期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 委員長にちよつと御所見を伺いたいのでございますが、営利を目的としない音楽会その他演劇は税をかけないのですか。私は婦人会の会長をしておりますが、盛んに興業師が婦人会の名前を借りまして、裏からうまく仕事をして行くようでありますが、それはだれが取締るのですか。警察が取締るのですか。その点ちよつとお聞きしたいのです。

第7回国会 地方行政委員会 第9号(1950/03/13、24期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 小野政務次官に御所見を承りたいと思うのです。私も昨日の東京日日新聞の道州制の記事を見て、実は少し驚いたような次第でありますが、先日神戸さんに京都で出会いまして、日本は行く行く道州制になるかもしれぬということを私におつしやつておられました。そこでただいま海上保安本部は大改革で、日本の管区を八つにわけるということです。これはおそらく日本を将来道州制にするために、海上保安本部を八管区にわける前提であると私は考えます。あなたはどういうふうにお考えでございますか。  それから、一昨年この席上で特別市制の問題がありました。そのときに関係筋に私が陳情に参りましたら、特別市制を実施するときは……

第7回国会 地方行政委員会 第14号(1950/04/01、24期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 私は婦人の立場から政府当局にお尋ねをいたします。全国には数十万の哀れな戰災未亡人がありまして、多数の子供を持つて、中には親子心中をするというようなことが、新聞紙上に伝えられておりまして、実に私たち婦人代議士の立場として見るに忍びませんが、本多国務大臣は、この税制の中にそうした戰災未亡人に対して免税点を認めるとかなんとかいうことを勘案していらつしやいますか。その点について、私は詳細なる御答弁をお願いする次第であります。

第7回国会 地方行政委員会 第15号(1950/04/03、24期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 ちよつと市会議長さんに申し上げますが、ただいま日本の警察制度について自治体と国警と二つあるのを一本化していただきたいということをあなたはおつしやいました。しかし日本は今現実に敗戦の状態でありまして日本を誤らしめたものはすなわち警察制度であつた、軍隊であつた。ゆえにあなた様がどんなにおつしやいましても、われわれ地方行政委員の力では警察を一本化するこどはできないということを、御銘記願いたいということを、私は一言申し上げます。

第7回国会 地方行政委員会 第17号(1950/04/05、24期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 本多国務大臣に質問いたしますが、先日特別観光ホテル法案というものが提出されました。そのホテル法案中に、地租その他の税金を免除するということがありまして、われわれ地方行政委員として、合同審査がありましたときに、第一私も反対いたしましたが、多数をもつて遂に特別観光ホテル法案が通過いたしました。一方においては、かくのごとき重税に悩んでおる者があるのに、またこの観光ホテル法案という名称のもとに、常業をする者は、そうした地方税その他の重税を免れる。そういう法案があえて衆議院を通過するということに対して、本多国務大臣はいかなる御所見を持つておりますか、私は詳細に聞きたいと思います。

第7回国会 地方行政委員会 第22号(1950/04/15、24期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 私、小野政務次官にお聞きしたいのです。今ちよと気がついたのですが、第七十七條に「交響楽、器楽、声楽等の純苦楽を」とありますが、純管楽と音楽とは、どう違うのでしようか。
【次の発言】 私はこの純音楽というのを見まして、こういう法案をわれわれ代議士がきめたとすると、インテリは笑うであろうと思います。音楽に純音楽と音楽、そんなものはありません。オーケストラ、声楽、器楽、こういうものは音楽であつて、踊りとかそういうものは私は音楽とは思わない。こうしたものがあるということは、われわれ衆議院議員の頭を人に疑われると思うのですが、これを何とか訂正願うことはできないのでしようか、踊りがなぜ音……

第7回国会 地方行政委員会 第24号(1950/04/17、24期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 本多国務大臣にちよつとお尋ねいたしますが、この百十五條一の「芸者その他これに類する者の花代」「その他」とは、これは何を指していらつしやるのですか、ちよつと教えていただきたい。
【次の発言】 それでは芸者に類する者とありますが、今日本の国には公娼制度はなくなりまして、これにかわつて酌婦というものがありますが、その酌婦というものに対して、九州の方では、遊興飲食税をとつておりません。青森でもとつておりません。その他のところは、全部遊興飲食税をとつております。そうすると国家は、公娼制度というものをなくしておいて、酌婦からこうした花代の税をとるということは、暗に公娼制度を認めておること……

第7回国会 地方行政委員会 第32号(1950/04/29、24期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 ちよつと説明してください。

第7回国会 地方行政委員会 第33号(1950/04/30、24期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 分離問題については、個人的ないろいろな関係がありますから、皆さんに御相談願いまして、一度理事会で懇談するように諮つていただいて、おまかせ願うわけには行きませんか。

第7回国会 地方行政委員会 第34号(1950/05/01、24期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 政府委員にちよつとお尋ねいたしますが、去る二十日以前に住民投票いたしましたところは、どういうふうに適用されますか。
【次の発言】 それでは投票総数が一万余りありまして、分離賛成が八千余りありまして、分離反対が六百ほど負けたのです。これは旧法で府県議会の決議を経るわけなんですが、そうすると、これは適用しないわけなんですね。
【次の発言】 しからば六百か七百かの違いで分離派が勝つたとする。そうすると、かりにそれが府県議会で否決になるでしよう。否決になつた後はこの法案を適用されるのですか。この法案はいつから適用されるのですか。

第8回国会 地方行政委員会 第15号(1950/07/31、24期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 法務総裁に質問いたしすが、私は七月の上旬に舞鶴市の瀬崎という所へ議会報告演説会に参りました。そうしたら舞鶴の警察から私の祕書を通じて六件に関することを私に注意いたしました。それは反米思想普及に関する演説、それから全面講和に関する演説。南北朝鮮に関する問題、その他三件はちよつと私は今忘れておりますが、六件に対して私に注意されました。もちろん私は敗戰国民でございますから、反米思想に対する演説をする意思は毛頭持つておりませんです。かつまた全面講和及び單独講和というものは、それはおのおの立場がありまして、言論は自由でございますから、全面講和のことを演説しようと單独講和の演説をしようと……

第8回国会 地方行政委員会 第21号(1950/10/11、24期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 斎藤さんに質問いたしますが、時間がございませんので、私はすこぶる簡單にお尋ねしたいと思います。警察の公安委員を公選にする考えがありますか。将来いかになさる考えですか。これをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 教育委員も公選でありますので、国家の最も重大なこの警察制度において、公安委員が非常にボス的な存在で問題になつている際に、私は将来ぜひとも国家公安委員及び地方公安委員は公選にする必要があると思いますが、大橋法務総裁はどういうふうなお考えでございますか。
【次の発言】 それから大橋法務総裁にお尋ねしたいのは、先ほど警察予備隊に憲兵と同じような仕事をするものがあるということ……

第8回国会 地方行政委員会 第23号(1950/11/14、24期、社会革新党)

○大石委員 都市計画課長さんにお尋ねいたしますが、今非常に問題になつております大森の池上附近に歓楽街を設置され、PTA及びその附近の婦人の方が声をからして反対をいたしておりますが、何ゆえにこうした所にああしたいわゆる特殊飲食店を新築されましたか、その理由を私ははつきり聞きたいと思います。
【次の発言】 ただいま課長さんが商店街を育成するとおつしやいましたが、あなたは風俗取締法というものはどう内容の法律であるかよく御存じですか、ちよつとおつしやつてください。
【次の発言】 ただいまあなたは、自分の所管外であるということをおつしやいましたが、あそこに学校があることを御存じですね。知つておられますか……

第9回国会 地方行政委員会 第5号(1950/11/28、24期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 小野政務次官にお尋ねいたしますが、仄聞するところによれば、二十四日に地方財政委員会から政府に対して意見書を提出しておるということでございますが、その意見書はいずこへ迷つておるのでございましようか、お尋ねいたします。
【次の発言】 小野さんにお尋ねします。意見書は近く内閣からこちらへまわつて来るのでございますね。
【次の発言】 たいていいつごろこちらへまわつて来ますか。
【次の発言】 それではこの意見書というものは、われわれに非常に参考資料になるものですから、さつそく内閣と御連絡くださいまして、こちらに届くようにしていただきたいと存じま  それからもう一点お尋ねしたいのは、新聞……

第10回国会 地方行政委員会 第18号(1951/03/02、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 私は長い間病気をいたしまして休んでおりましたので、あるいは他の議員の方が質問されたことと重複するかとも存じますので、すこぶる簡單に岡野大臣にお聞きしたいと思います。  実は平衡交付金を政府は返却せよとおつしやつていらつしやいますが、市町村は全部平衡交付金はもう使つてしまいました。その点は一体どういうふうになつておりますか、この点を詳細岡野国務大臣にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それから岡野国務大臣にお尋ねしたいと思いますが、接客人税、その中に芸者、ダンサー――芸者及びダンサーに対して接客人税をかけることは妥当だろうと信じます。「その他」の中には、いわゆる特殊飲食店に……

第10回国会 地方行政委員会 第25号(1951/03/17、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 鈴木さんに質問いたします。私は立花さんのように長くいたしません。すこぶる簡單にいたしますから、どうぞお答え願います。自転車税、荷車税、接客人税は、一体いかほど年額おとりになつておりますか。ちよつとお知らせ願います。
【次の発言】 来年度からこの自転車税、荷車税、接客人税な撤廃するお考えは、持つておられないでしようか。
【次の発言】 ただいま鈴木さんは将来とおつしやいましたが、将来ということは何を意味しておるのですか、ちよつとお教え願いたいと思います。
【次の発言】 それから接客人税ですが、この接客人税は、たとえて言いますと、洲崎、吉原、ああいうところは一時間何ぼでいわゆる婦人……

第10回国会 地方行政委員会 第35号(1951/05/21、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 齋藤さんにちよつとお尋ねいたします。警察法の一部を改正する法律案によりますと、「「都道府県警察長」を「隊長」と改める。」とありますが、私たちは隊長という言葉を聞くとぞつとするのですが、なぜこんな軍国主義調の隊長というような名前に改められたのか。これはちよつと非民主的だと思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 それではそんなに深い意味があつて隊長という名をつけられなかつたのだとすれば、これはかえていただくわけに行かないのですか。私たちこの隊長という言葉を聞くと軍国主義的な気持でぞつとするのです。私が一番きらいなのを言うと、実は警察という言葉が一番きらいなんです。これは私一人……

第12回国会 地方行政委員会 第10号(1951/11/28、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 私はその当時の状態を皆さんに申し上げたいと思いますが、今月八日私は第一議員会館から読売の天城さんと、参議院の青山正一先生の秘書と、私の秘書と私と、それから舞鶴から来ておりました私の友人と五人が、赤坂の議員宿舎に帰ろうとしてずつと渡つて来ましたら、向うの方でスクラムを組んでおる人がある。だから私たちは何をしておるのかと思つて立つて見ておつたのです。ところが早く通らぬか、そこを通れ、いくら通れとおつしやいましても、交通が遮断されておるのです。そうしてそのとき私はちようど衆議院のあの裏の通用門のところにおりました。そうしたら警官が私をこずきまわすのです。そうしたら読売の天城さんが、……

第13回国会 外務委員会 第38号(1952/07/02、24期、社会民主党)

○大石ヨシエ君 委員外の私がまことにおこがましく発言をいたしますけれども、どうぞお許しを願いたいと思います。  つきましては、実は先日来地方行政委員会で私がこのことを質問いたしたのでございますけれども、外務当局のはつきりとした返答を求めることができませんでした。実は私は呉の鈴木市長とじつこんですので、二十日以前に去る所で面会いたしましたら、実は呉市は暗黒世界である。男といえども、夜八時過ぎたならば通行することができない。ことにここで申し上げてはなはだ悪いのですけれども、自由党の宮原幸三郎先生もホールド・アツプにあいました。ちようど八時三十分ごろに宮原先生が歩いておりましたら、カナダの兵隊が三人……

第13回国会 地方行政委員会 第6号(1952/02/07、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 大橋さんにちよつとお尋ねいたしますが、実はあの元の軍港でございますね。横須賀、呉、佐世保、舞鶴、この四大軍港に住んでおりますものは、元の軍港の土地を拂下げてもらつたり、いろいろなことで営業しておる人間が、多数あるのでございますが、この協定によつてもし軍事基地になつたときに、今まで自分たちが会社で営業しておつたのが、いつこれを引上げるかも上れないというので、この四大軍港は非常に動揺を来しておるのですが、大橋さんの御存じの程度において、この四大軍港は、はたして軍事基地の中にあるか、御存じの点をここで詳細ちよつとお聞きしたいと思うのでありますが、いかがでございましようか。

第13回国会 地方行政委員会 第22号(1952/03/31、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 ちよつと関連してお尋ねしますが、あなたは予備隊のどなたですか。
【次の発言】 それならば増原さんの次の方ですね。――実は私疑問に思うのですが、予備隊は軍隊なんですか、警察なんですか。この点について詳細お答え願いたい。
【次の発言】 それじやよろしゆうございます。そこでちよつと一点あなたにお尋ねしますが、軍隊でございませんでしたら、元の佐官級――少佐、中佐、大佐というああいう人たちをなぜ指導する地位に幹部級として御採用なさるのですか。それはどういう意味ですか。私はそれを知りたいと思うのです。これは関連しないかもしれませんけれども、私常に不思議に思つておりますので、これについてち……

第13回国会 地方行政委員会 第35号(1952/04/26、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 大臣にお尋ね申し上げたいのは、区長の任命制の問題でございますが、私は日本を滅ぼしたのは官憲と国家警察と、それからいわゆる既成政党と官僚、こういうものが日本の今日の敗戰の原因をなしたものと信じている一人でございます。そこで区長を任命するということになりますと、これは民主主義に反して大衆を無視したものであります。そうして日本は今またまさに右翼転回しつつあります。だんだん右になろうとしているときに、この大衆を無視したそういう形の任命制をしかれるということは、私は元の内務省の復活を想像するものであります。内務大臣がおつてその下に警視総監がおり警保局長がおつて、ボタン一つ押せば日本の警……

第13回国会 地方行政委員会 第36号(1952/04/28、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 これは鈴木さんじやなく、岡野大臣に質問いたします。土曜日に私は区長任命制について質問いたしましたが、もう一度それに関連したことをお尋ねしたいのです。  この区長の任命制というものはGHQが区長を任命しろと命令されたのですか、いわゆる勧告されたのですか。その点をお聞かせ願いたい。
【次の発言】 実はけさ婦人の都会議員さんが私の方へおいでくださいまして、いろいろ聞かれました。お互いに同性でございますから、胸を打つことがございました。そこであなた方はこの区長を任命制にして、その次はまた区会議員をどういうふうになさるおつもりなんですか。区会議員をやめさせるおつもりで、区長を任命制にな……

第13回国会 地方行政委員会 第43号(1952/05/13、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 私ちよつと私用のためにこの法案について政府の答弁を聞きませんでしたが、ただいま門司先生がおつしやいました通り、私もタクシーに乗りますと、運転士から実は非常に警察が苛酷で、ちよつとしたようなことでもすぐ免許証を取上げるとおまれりさんに言われて、われわれはその日の生活に実に困る、何とか機会があつたらわれわれの意思を伝えてくれということを、常に私は聞いております。それで今後とも運転士に対して温情ある御処置を特にお願いいたしまして、私はこの法案に対して賛成の意を表する次第であります。  それからもう一つ、今立花先生がおつしやいましたが、日本だけが右側で欧米はみな左側でございますか、こ……

第13回国会 地方行政委員会 第46号(1952/05/16、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 私荻田さんにちよつとお聞きしたいのですが、私途中から入つて参りましてはなはだ御無礼いたしますが、ここに軽減税率百分の二十のうちに純舞踊、純オペラとありますが、この言葉について詳細に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 しからばお尋ねしますが、藤原義江がオペラをかりに開演したとする。そうすると藤原義江のオペラは純オペラというような名前はつけぬのですか。こういう法文にしておきますと、衆議院の権威に関するのです。それでは芸術、つまり純舞踊とは何をさして言うか。オペラはこれはオペラです。オペラに純と不純はないはずなんです。オペラはこれはオペラ。そのオペラに純がつくことはどうかと……

第13回国会 地方行政委員会 第49号(1952/05/21、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 鈴木さんにお尋ねいたしますが、あなたのお話を聞いておりますと、すぐ自主的々々々ということをおつしやいますが、市町村民の自主的とは何をさしておつしやつていますか。私はちよつて教えていただきたいと思います。
【次の発言】 実は自分の郷里の舞鶴が、分離する分離せぬで、非常に紛糾を来しまして、実は私も弱つたのです。ただいま自主的々々々とおつしやいますが、市長さんとか村長さんがおつしやることが自主的なのですか、大衆の声が自主的なんですか。ただいま鈴木さんがおつしやいましたことは、私はぼんやりしておりますから、わからないのですが、どうかもう一度その辺をはつきり教えていただきたい。

第13回国会 地方行政委員会 第51号(1952/05/23、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 それでは第一点宮下さんにお尋ねします。私しつこいの大きらいですから簡單に言つてください。私も簡單に尋ねます。あなたは区長任命制に賛成ですね。いかがですか。この点はつきりお答えいただきたい。賛成か、ノーかイエスか言つてください。
【次の発言】 じやあなたは区長が任命されようとされまいと、自分の生活さえよくなればどつちでもいい、ごうとりましてよろしいですね。
【次の発言】 わかつている。じや署名というものは心にもないことを署名したとでもおつしやるのですか。いらぬことを言わないではつきり言つてください。
【次の発言】 あなたが区長任命制に賛成であるか、賛成でないか、それを尋ねておる……

第13回国会 地方行政委員会 第58号(1952/05/31、24期、無所属)

○大石(ヨ)委員 私、川本さんにお聞きするのは遠慮いたしまして、そちらの人にお聞きいたします。三十六條の二に「人命の救助その他の消防作業に従事した者が、そのため死亡し、負傷し、若しくは疾病にかかり又は廃疾となつた場合においては、市町村は、條例の定めるところにより、療養その他の給付を行うものとする。」とありますが、これは市町村がすべての弁償をするのでしようか、その辺お聞きしたいと思います。市町村は今赤字財政で非常に悩んでおります。ところがこういう法文があつても、市町村でそうした弁償をすることができぬ。そうするとこれは一体どういうことになるのですか、その点私は詳細知りたいと思うのですが、ちよつと御……

第13回国会 地方行政委員会 第61号(1952/06/04、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 私は先生方にちよつとお尋ねいたしたいのでございますが、私は公安委員会というものは公選にすべきものであるということを、常に考えておるのでございます。たとえて言いますと、地方におきましては、公安委員になつておるものは、たいてい地方のボスがなつております。現に教育委員会の人々は公選にしておる。そうして治安を預かる最も大切な公安委員は任命にしておる。ゆえに地方にボスが非常にはびこつて、ボスが警察権をリードしている。こういう意味におきまして、教育委員会こそ、あれは府県知事の任命にしてもよろしいけれども、公安委員というものは、私は公選にすべきであると思います。この点につきまして、各先生方……

第13回国会 地方行政委員会 第62号(1952/06/05、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 古山さんに私はしごく簡単にお尋ねしたいと思います。  第一点は国警と自警との連絡が非常にうまく行かぬとおつしやいましたが、どの点が国警と自警がうまく連絡がつかないのか、それが一点でございます。  第二点は、そういうふうに国警と自警が連絡がうまく行かないのであれば、各府県単位にして、京都府なら京都府、兵庫県なら兵庫県、それを一つの自治警にしたらどうであるか、その点ちよつとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それで各府県ごとに一括して、一つの自治警にした方が、あなたはよいと思われますか。あなた個人の意見を私は聞きたいと思います。あなたが公の立場でなくして、あなた個人はやはり小……

第13回国会 地方行政委員会 第63号(1952/06/06、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 私の言わんとするところは、門司先生及び八百板先生がおつしやつてくださいましたので、私は、すこぶる簡単に原案並びに自由党、改進党の修正案に反対するものでございます。つきましては、私が最も重点的に考えていることは、ただいま八百板先生がおつしやいました通り、区長任命制について私はここでたびたび反対の論議をいたしたものでございますが、ただいまの自由党の修正案によりますと、ぼやかして妥協案ができたようでございます。私は、その修正案について、はなはだ遺憾に思つて反対するものでございます。たとえて言うと、やはりこれは都知事の任命制を言葉をあやにしたところの、すこぶるぼやかしたものである。ゆ……

第13回国会 地方行政委員会 第65号(1952/06/09、24期、無所属)

○大石(ヨ)委員 齋藤国警長官にちよつとお尋ねしたいのでございますが、「当該集団示威運動をその実施場所において統轄指揮すべき者」「統轄指揮」とありますが、その人がもし病気、突発事故でけがをしたとか、それからまたその人が死亡したとき、これは一体どうふうになるのでしよう。それをちよつと疑問に感じましたからお教え願いたいと思うのです。七十二時間前に届出ねばならぬ。ところがその指揮者の名前で届出ておいて、その人が突如病気で死亡した場合にはどういうふうになるか、そしてかわつた人が指揮者になつた場合には、虚偽の申告になるのか、この点御教示願いたいと思います。

第13回国会 地方行政委員会 第71号(1952/06/19、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 実は私は連合軍の関係の事項でございますが、先月呉の市長さんにお目にかかりまして、呉市がまるで暗黒の世界のような状態でございますから、この点につきまして特に野村委員長代理にお願いしておきたいのは、次会に関係方面の岡崎外相をお呼びくださいまして、私は質問したいと思いますが、その点をちよつとお願いしておきます。

第13回国会 地方行政委員会 第73号(1952/06/28、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 失礼でございますが、あなたは渉外部の何とおつしやいますか。
【次の発言】 私は実は呉の市長さんと懇意にしておりますが、先日呉の市長さんに会いましたら、呉の市長さんは、よく聞いてくれ、呉は暗黒世界だ、もう八時過ぎたら男も女も町を歩かれないような治安の状態で、実に困つている。まことに相すまぬけれども、あなたは地方行政委員をやつておられるのだから、治安の関係についてこれをひとつぜひ委員会で問題にしてほしいとおつしやいましたので、実は委員長に非常な御迷惑をおかけしたようなわけでございます。それで私の言わんとするところは、今門司先生が全部おつしやつてくださいましたので、私の言うところは……

第13回国会 地方行政委員会 第75号(1952/07/08、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 ちよつとお尋ねしますが、二十一日、二日、三日とおつしやいましたが、七月の二十一日、二日、三日ですか。
【次の発言】 それから近畿地区をおつしやいませんでしたが、ちよつと教えていただきたい。


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 地方行政委員会 第7号(1952/12/04、25期、日本社会党(右))

○大石(ヨ)委員 斎藤国警長官に私はちよつとお尋ねしたいのでございますが、今回の総選挙は公明選挙が行われましたか、または不公明選挙が行われましたか、それをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 しからば斎藤さんにお尋ねしますが、公明選挙は吉田内閣のモットーでございます。その吉田内閣の、しかも最も重大な大臣である外務大臣のあの醜態はいかがでございましようか、その点について私はあなたにお尋ねしたい。
【次の発言】 しからば今度の国警の選挙対策は、どういうモットーでその取締りをなさいましたか。それを私は聞きたいのです。
【次の発言】 しからば警察官が良心に照してはずかしくない取締りをなさつたというな……

第15回国会 地方行政委員会 第8号(1952/12/06、25期、日本社会党(右))

○大石(ヨ)委員 大阪の市長さんですね。ただいまあなたがおつしやいました中で、私ちよつとお聞きしたいのですが、平衡交付金、起債その他をほしいとおつしやつておられますが、その制度の根本的な方法は、われわれ代議士が考慮する必要がありますが、今回数年来から特別市制の問題に対して、あなた方は平衡交付金がない、それから非常に赤字で苦しんでいるとおつしやいますが、何億かしらぬが大阪市は使つた、京都は一億使つた、五大府県は数億を使つたとおつしやいますが、それほど平衡交付金、起債、そして赤字で苦しんでおるあなたたちが、あの特市の問題にどれだけお使いになりましたか。それを詳細にここで私は聞きたい。

第15回国会 地方行政委員会 第10号(1952/12/12、25期、日本社会党(右))

○大石(ヨ)委員 谷口さんにお聞きしたいのですが、日本の民主化は警察の民主化にあると私は常に思つております。ところがだんだんと逆コースになつて、また日本は内務省の直轄時代に転換しそうになつておるような状態で、それを私たちは非常に悲しいことであると思つておるようなわけなのであります。そこで十三国会で、これは非常な重大問題として論ぜられましたことは、あなたもよく御存じのことだと思います。それでこれは日本を元の国警一本にするか、それとも民主主義のもとに自治体と二つにわけるか、この大いなる根本問題に立脚しておるものであると私は信じておるような次第であります。それで十三国会で逗子でああいうふうになり、そ……

第15回国会 地方行政委員会 第11号(1952/12/13、25期、日本社会党(右))

○大石(ヨ)委員 私は公安委員さんに質問したいと思いますが、実はここにおられる門司先生と私と二人がこの警察法を寝ずに審議したのです。この警察法にはわれわれ二人は非常に愛着を持つておるのです。それで私は真の日本の民主化というものは、警察の民主化にあるということを常に言うておるような次第でございます。ところがあなたのおつしやることを聞いておりましたら、あなたはちようどロボットのようなことをおつしやつている。やはり私が想像しておつた通りあなたはロボットであつた。そこでお聞きしたいことは、今週ここで、総理大臣が警視総監を任命するというような話がございましたが、その話は一体どうなつたのでございましようか……

第15回国会 地方行政委員会 第19号(1953/02/17、25期、日本社会党(右))

○大石(ヨ)委員 鈴木さんにちよつとお尋ねしますが、ただいま入場税の話が出まして、ちよつと私気がついたのですが、あなたの方はダンス・ホールと教習所とはどういうふうな見解を持つておられますか。ダンス・ホールには確かに入場税がいつたはずです。教習所はどういうふうにしていらつしやいますか。この点どうぞ聞かしてください。
【次の発言】 あなたは御存じあるかないかは知りませんが、ダンス・ホールに行くと入場税をとられる。だからみな一般の人は教習所という名において踊りに行く。そしてその見解はあなた方はどういうふうに考えておられますか。ダンス・ホールに行くと金がかかる、教習所に行つたら安く踊れる。そうして遊ん……

第15回国会 地方行政委員会 第22号(1953/03/04、25期、日本社会党(右))

○大石(ヨ)委員 向井さんにすこぶる簡単に質問いたしますが、地方財政が窮乏に陥つていることは、よくあなたも御承知のことと存じ上げます。そこで、脱税の大口があることはあなたは御存じでしようか。主税局長その他の方面から見られたら、幾らでも大品の脱税があるんですがね。私ひとつ大口の脱税を摘発してもらうよう、あなたに申し上げましようか。私は今議員宿舎におります。あの議員宿舎に五十人ぐらいおります代議士は、サントリーウイスキーは全部にせものを飲まされておるのです。あとで見るとみなサントリーのウィスキーでないんです。うそのウイスキーだ。そこで私たちは寿屋へそれを申し込むと、寿屋はとぼける。一体あなた方と寿……

第15回国会 地方行政委員会 第27号(1953/03/11、25期、日本社会党(右))

○大石(ヨ)委員 ちよつと関連質問で簡単に申しますが、斎藤国警長官にお願いします。私の言わんとするところは全部の委員がみなおつしやいましたが、今回のこの警察法は実にずさんきわまる財政措置で、あなたは現在市町村が赤字財政で困つておるということは御存じでございましようか、いかがでございましようか、これが第一点。  それから第二点は、御参考までに申し上げておきたいのでございますが、日本に九十九の国立病院がございます。この九十九の国立病院を、全部厚生省が三千万円なり四千万円なりの金をつけて、その地方へ払い下げてやる、こういうふうな親切さを持つておる。それを今回のこの警察法に限つて、なぜそういう独善的な……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1953/06/17、26期、日本社会党(右))

○大石委員 山下委員長にお諮りいたすのでありますが、私は、ただいま参考人の皆様から御報告を拝聴いたしまして、敗戦国のいかにみじめであるかということをいまさら感じておるような次第です。そこで、ただいま細迫先生から、直接現地に行つて視察をし、そうして御意見があつた通り、それもたいへんけつこうです。しかしこの際に、やはりアメリカ、オランダ、英国、フィリピン等に、この委員会の名において、委員長の名において、皆さんにお諮りくださいまして、再度釈放方の書類を出す、――この書類をたびたび出しても私はいいと思うのです。それを皆さんにお諮りくださいまして、この委員会の名において書類を出すこと、これが第一点。それ……

第16回国会 外務委員会 第26号(1953/08/04、26期、日本社会党(右))

○大石委員 政務次官にお尋ねいたします。私は去る七月三十一日に外務省の渡航課へ行きました。ところがそこにたくさんの学生さんが居すわりをやつておられました。そこへ私もパスポートを下付のために参りましたのです。そうしたら大きな声を張り上げていらつしやいますので、私は何事であるかと思いまして、じつと聞いておりました。聞いておりましたところが、若げの至りで、どうも第三者として聞くにたえない言葉もずいぶんございました。それで実は私は中に入つて、そういうふうに大きな声を発しなくても、お互いに人間と人間であるから話し合えばよいじやないか、あなた方は何をしにここに来ていらつしやるのであるかと言つたら、われわれ……

第16回国会 地方行政委員会 第2号(1953/05/29、26期、日本社会党(右))

○大石委員 ちよつと関連して……私は鈴木さんにお尋ねをいたします。私のお尋ねすることは平衡交付金のことです。この平衡交付金を交付なさるかぎは、あなた方が持つていらつしやいます。私は今回当選して東上するのに、各市町村長から、こんこんと頼まれた。どういうことを頼まれたかというと、あなた方京都へお越しになる、そうすると山海の珍味をもつて迎える。たいへんな金がいる、これは何でやるか、平衡交付金がほしいためにこうした方を非常に待遇する、それで京都駅に見送りに行く人は沢山ある、われわれ代議士が京都駅へ行きましても、だれも見送りに来てくれる者がありませんが、あなた方がおいでになるとたいへんなもてなしをせねば……

第16回国会 地方行政委員会 第4号(1953/06/01、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私はちよつときのうの速記録を訂正していただきたい。それは、北海道選出の私の横にいらつしやいます横路先生が、京都は非常に富裕のところであつて、平衡交付金がいらないように発言なさいました。ところがわが京都府は平衡交付金が少くて、赤字財政で非常に困つているのでございます。それでこの際、横路さんは自分の選挙区の北海道ばかりをおつしやいましたが、それでは京都府を代表して出ている私は、京都府民に申訳ございません。京都府は現在舞鶴市その他において二箇月分の地方公務員の給料も払えなくて非常に困つているような状態でございますが、この際に横路さんはきのうの速記録をいかになさいますか、ここで訂正してくだ……

第16回国会 地方行政委員会 第5号(1953/06/23、26期、日本社会党(右))

○大石委員 委員長にちよつとお伺いいたしたいのですが、先日われわれは地方の赤字財源について非常に心配して、ここで決議をいたしましたが、あの決議案はどちらへあなたはお世話してくださいましたでしようか。その行方を私は知りませんと、ちよつと納得が行きませんですが、責任をもつてどうしてくださいましたでしようか。決議ばかりして決議倒れになつておる。そうして何の意味もなくして――この地方行政委員会の権威に関するのですから、その経過をちよつと御報告願います。
【次の発言】 そうしたら、われわれが決議したことを送付だけしてくださつたのですか。あなたはお使いですか。どうなんです。その返事を何も聞いて来てくださら……

第16回国会 地方行政委員会 第6号(1953/06/26、26期、日本社会党(右))

○大石委員 そんなにあつちこつちやつたつて、きようはこれ、あしたはこれときめてかからないと何もできませんよ。
【次の発言】 そんならなぜプログラムに入れておかないのです。そんなにあつちこつちしたら困るじやありませんか。
【次の発言】 中井先生は、先ほど藤田先生のおつしやることにこういうことをおつしやいました。この法案は前の国会で、もはや全会一致で可決したものであるからして、つまり言葉をかえたら、これは異議なく通してほしいということをおつしやいました。しかし国会が解散になりましたら、すべてのものが新しくなるのであります。それで私はこの法案は慎重審議をしていただきたい。これを御了承くださいますでし……

第16回国会 地方行政委員会 第7号(1953/06/30、26期、日本社会党(右))

○大石委員 塚田大臣に特に閣議でお願いしておきたいのは、日本の国は毎年毎年こうした災害がめぐつて来て、毎年々々こうしたことを繰返しておりますが、中央気象台というものをどういうふうに御利用になつておりますか、災害があつてから、こういうふうにあわてても何にもならぬのです。アメリカでは非常に中央気象台というようなものを重視して、災いを未然に防いでおります。こういうことになつて急場をしのぐようなことをしておつては、何にもなりません。これは根本対策を講ずる必要があると私は存じております。それで常に中央気象台を政府はもつと尊重してくださいまして、十分あれを利用して、最善の措置を講じてもらうように、閣議で御……

第16回国会 地方行政委員会 第9号(1953/07/04、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私関連して一点消防本部長に質問いたしますが、水上消防署と保安庁と、海上保安庁と警備隊とは一体どういうふうに区別なされているのか。この点今滝井さんがお聞きになつた点について私納得が行きません。同じようなものが三つも四つもありますが、一体どうなんですか。これでほんとうの機能を発揮しているんですか。詳細を聞きたいと思います
【次の発言】 私の質問しているのは海上保安庁、それから保安庁と今度できた警備隊、それから水上消防署というふうに同じものが四つありますが、水上消防署はこの三つのものに比較して、どれだけの権限を持つているのかということを詳細に知りたい。四つとも海上の消防に努め、海上救難に……

第16回国会 地方行政委員会 第10号(1953/07/06、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私せんだつてあまり気の毒でしたから途中でやめたのですが、海上保安庁、海上保安本部、保安隊、警備隊、それから水上消防署、これの権限をはつきり教えてちようだい。そうしませんと、私たちの方では一つの村が、保安学校があり、保安隊があり、海上警備隊があり、そうしてただの警備隊があり、そうして消防署があるために、先陣争いをしたり、いろいろなことで、みすみす一つの村が見殺しになつて、八十戸が昨年焼けたのです。この警備隊、そうして保安隊、そうしてあなたの方の仕事、海上保安庁、海上保安本部、この権限はどうなつているのですか、この権限を私はちよつと知りたいのです。

第16回国会 地方行政委員会 第12号(1953/07/09、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私は簡単に塚田大臣にお尋ねいたします。第一点は、ただいま滝井さんがおつしやいました通り、農村は非常に窮迫しております。そこで農村の人々が映画を見に町へ、市へ行きます。そうするとその市は入場税が入つて非常に楽になります。農村はだんだんと窮迫いたします。  それからもう一つ簡単にお尋ねしたいのは、地域給をたくさんもらつている所、たとえて言うと四級地なら四級地、五級地なら五級地、そういう府県へは平衡交付金がたくさん行きます。そういうふうにこの地域給というものは非常に不公平なものです。そういうような実際に地域給にありつかねばならない所が地域給にありつかずに、無級地というところがあるのです。……

第16回国会 地方行政委員会 第13号(1953/07/10、26期、日本社会党(右))

○大石委員 鈴木次長に私はちよつと質問いたしますが、きのう長官に私は尋ねたのですけれども、つまり平衡交付金が少いところへは、地域給の点も非常に関係して来るのです。それで貧乏な市町村は国会に運動をようしないのです。そうするとあれが一級地になつたり無級地になつたりする。そういうところは平衡交付金が行かない。そうすると自然その府県は非常に赤字財政で苦しむ。それで平衡交付金が行くところを、もつと公平な考え方をもつてやるために、地域給をどういうふうにあなた方考えていらつしやいますか。たとえば私のところは舞鶴です。舞鶴から十分ほど行きますと、そこは無級地になつております。またその先ちよつと行きますと、そこ……

第16回国会 地方行政委員会 第14号(1953/07/11、26期、日本社会党(右))

○大石委員 きのう一晩私よく考えましたが、私も一旦言い出したことは断固として撤回いたしませんから、そうおとりはからい願います。
【次の発言】 築地の警察署長、それから秋田というなぐられたと称するおまわりさん、塚原というおまわりさん、それからうそかほんまかわからぬから自動車の運転手の栗原義雄という人、それから青野代議士さん――青野代議士さんはなぐらないとおつしやつているのですが、私は非常に気の毒に思います。警察官が――ちよつと私の言うことを聞いてちようだいよ。
【次の発言】 このころ警察官が横暴であるということを聞いておりますから、また昔の警察官にもどつたのかどうであるか、それも一応聞く必要があ……

第16回国会 地方行政委員会 第15号(1953/07/13、26期、日本社会党(右))

○大石委員 委員長にちよつとお尋ねしいのですが、証人と参考人とどう違うのですか、それをまず第一にお尋ねしたい。証人はうそを言えば法に問われますが、参考人はうそを言つても何ら法に問われない。皆さんがそこにお越しになつていらつしやいますのは参考人としてでございます。そこでどうぞうそを言わないように、はつきりしていただきたいと思うのでございます。  私は青野先生と赤坂の衆議院の宿舎で同宿しております。それで青野先生の人格をよく存じ上げておりますので、青野先生はそういううそをおつしやる人ではないと私は信じております。先日本会議でこれを緊急動議で、ぜひともその警官の横暴を質問したいと言つていらつしやいま……

第16回国会 地方行政委員会 第18号(1953/07/18、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私はきのうから局長さんのおつしやることを黙つて聞いておりました。ところがあなたのおつしやることは実にしどろもどろで、あなたが局長さんであるということは実に驚くべきことで、あなたのような人に月給を出すことは、実は国民の血税をしぼられておると、私は痛感するような一人でございますが、一体この教育の民主化というものは、どういうふうにしたら教育の民主化ができるのであるか。それからもつと根本にさかのぼつて、一体あなたはこの教育委員会の制度というものを、日本の全市町村がどれほどいやがつておつたかということをあなたは御存じでございますか、御存じでございませんですか。あなたは一体この制度をよい制度で……

第16回国会 地方行政委員会 第19号(1953/07/20、26期、日本社会党(右))

○大石委員 ちよつと課長さんにお尋ねします。私は途中から入りましたが、あなたの説明はあまり簡略過ぎてこの問題については、わかりません。これは実に大切な厖大なものです。これはもつと親切に説明していただかぬと、とうていわれわれの頭では――あなたは賢いか知らぬけれども、われわれ代議士は、ばかですからわかりませんので、もつと親切に説明してください。こういうふうな厖大なものを、一瀉千里に片づけられても私の方が困りますから、もつとわかるように私たちに聞かしてもらわないとわかりません。われわれはこの問題は、実に重大ですから一瀉千里に片づけることはできません。もつと親切丁寧に説明してください。古物営業法の一部……

第16回国会 地方行政委員会 第20号(1953/07/22、26期、日本社会党(右))

○大石委員 きのうの続きですが、ダンス・ホールと教習所の区別、ダンス・ホールは非常に高額な税金をとられておる。教習所は無税でダンス・パーテイをやつておる、そうしてこれに対しては課税しておらぬ、これは明らかな脱税方法であるが、これに対してあなたはどういうふうに思つていらつしやいますか。みなダンス・ホールに遊びに行かぬで、教習所に遊びに行く。私はその現実の姿をよく見ておる。そしたらダンス・ホールを経営しておる者は損が行くではありませんか。この点をはつきりしてください。
【次の発言】 その指導とはどういう方法ですか。それをここで詳細に承りたい。その指導とはどんな指導をなさるのですか。

第16回国会 地方行政委員会 第21号(1953/07/23、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私は運転手が非常に苛酷な取締りを受けて生活権を脅かされておる、この点に同情しておるのですが、この際交通取締りの警視庁の警邏部長、それから国警の公安委員、それから交通に関する事故を取扱つておる人に来ていただいて説明を願いたいと思いますが、皆さんにお諮り願えますか。
【次の発言】 山口さん、私あなたにお尋ねしますが、運転手の人が、車に乗ると常に私たちに言うのです。われわれは妻子眷族を養うのに、あまりに警察が苛酷の取調べをするために生活権を脅かされる、そうして何か言うとすぐ本省へ来いという、何か言うとすぐ免許証は取上げてしまう、それを手柄のようにしておる、これはもちろん交通という事項は、……

第16回国会 地方行政委員会 第22号(1953/07/24、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私、歌舞伎座の支配人さんにお伺いいたしますが、歌舞伎座のいわゆる歌舞伎俳優に対して、あなたはどういうふうな料金をお支払いになつておりますか。歌舞伎俳優というものは、実に封建的なもので、非常にかわいそうなものであつて、そしてあなた方は、ほんとうに労働基準法その他いろいろな方面に関して、みな多数の一般の者がもらつているようなものを歌舞伎俳優に払つておらぬ。しかるがゆえに非常に生活困難に陥つている。そのために彼らは何を要求するか。後援会を要求している。それは何であるか。あなた方が歌舞伎俳優に対して、適正な価格をお支払いになつておらないためであると私は存じますが、それに対して私の納得の行く……

第16回国会 地方行政委員会 第23号(1953/07/27、26期、日本社会党(右))

○大石委員 鈴木次長さんにちよつとお尋ねしますが、地方公務員の資質を向上し、勤務能率の発揮及び増進をはかるとありますが、現在地方公務員さんというものは、こういう大学へ入らぬと勤務能率を増進し、そうして発揮することができないほど無能なんでしようか。それをまず私は聞きたい。
【次の発言】 それではこの大学を卒業した人の資質が向上して、勤務能率が上る責任は、あなたがお持ちになるのですか。あなたが校長さんにおなりになるということを聞いておりますが。私は、こんなばかなことで金を使うのだつたら、もう少し意義ある方面に金を使いたいと思うのです。それから、この資料の中には、アメリカにもあるからということがあり……

第16回国会 地方行政委員会 第24号(1953/07/28、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私が心配するのは泥酔、いわゆる人の命を預かつて運転する人が、少しでも酒を飲んで運転するということは、こうした交通の煩雑なときに、何かそういう規則というものはあるのでしようか、それを知りたいのです。それが第一点と、それから道路は右側通行と言うておつて、各駅は左側になつておる。これを全部一つに改めることはできないものであるか、その点お尋ねします。
【次の発言】 その罰則規定知らぬから教えてちようだい。
【次の発言】 そこに運輸省の人が来ていらつしやるよう。運輸省の人答えてください。
【次の発言】 それから交叉点に右小まわり、左大まわりとあるでしよう。あれがはつきりとわからないのです。こ……

第16回国会 地方行政委員会 第25号(1953/07/29、26期、日本社会党(右))

○大石委員 そこの若い人に聞きますが、日本に公娼というものは、もうなくなつていると思うが、遊興飲食税というものがあるのは、あなたの方では、まだ日本に公娼を認めておるのか、どうであろうか、この点をお聞きします。
【次の発言】 公娼というものをお認めになつておらなかつたならば、何がゆえに京都において接客業者――それが女中という名前になつているが、彼らに対してなぜ人頭割で税金をとるか。もし税金をとるということになれば、政府は公娼というものをお認めになつておるわけです。この見解を聞かせていただきたい。
【次の発言】 しからば、私は東京の吉原、洲崎、そうした方面をちよつと研究してみましたが、その人たちに……

第16回国会 地方行政委員会 第26号(1953/07/30、26期、日本社会党(右))

○大石委員 ちよつとお聞きしたいのですが、大工左官、とび、その人たちに対して日雇いなるがゆえに、事業税を百分の十二課してある。これを勤労所得にせいという陳情がおるのです。あなたはどういうふうにお考えになつておるか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 しかし哀れな勤労無産大衆に百分の十二という事業税がかかつておることは事実なんです。これはさつそく指令を発して修正してほしいのです。してくださいますか。あなたはきのう私の言うことを一言々々反撥されましたから、私もあなたに対しては、そういうふうなことでこれから挑戦しますが、どうですか。あなたはどうですか、きのう私に対して一言々々非常に反撥されま……

第16回国会 地方行政委員会 第29号(1953/08/04、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私は簡単に中井委員長に質問しますが、先ほど中井委員長は、この町村合併の法案は、今会期中に上げるとおつしやいました。これは重大な問題で、私はこれは一つの革命と思つております。この革命とも思つておる重大問題を余すところ三日しかないのに、こんなに急いでこれを上げねばならぬ理由がどこにありますか。それをまず先生にお尋ねしいと思います。
【次の発言】 私も参議院と合同審査のときにたしか二回出ました。しかしこういうような法案は、これは画期的なものであつて、一つの革命です。私はこれを称して無血革命と言つた。こういうような重大な問題を余すところ三日になつて、一瀉千里にこれを上げようとする。私はその……

第16回国会 地方行政委員会 第30号(1953/08/05、26期、日本社会党(右))

○大石委員 塚田大臣にちよつと申し上げたいのですが、きのう発言してそのまま帰つたのですが、とにかくこの市町村合併の参議院提出の原案を、一字一句でも訂正したら反対ですけれども、原案通りであるならば、賛成の意を表します。なぜそういうことを言うかというと、だんだん特別市制がたちが悪くなつて、そうしてなしくずしにこうなつて来ておる。たとえていうと、警察法の特例をしいて、そうして七十万以上の市には特別警察を置く、こういうふうになつて、人が知らぬ間になしくずしになつて、こうなつて来る。そういう傾向が若干ありますから、参議院の原案通りでなく、これに一字一句でも修正が加わりましたら、私はもう絶対に反対をして何……

第18回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1953/12/04、26期、日本社会党(右))

○大石委員 男の人ばかり呼ばないで、御婦人の方の中からだれか一人ここへ来てもらつてください。婦人の声としてお願いします。

第18回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1953/12/07、26期、日本社会党(右))

○大石委員 われわれ四百六十六名、そして参議院の議員は全部。八年間、以前から皆さんのお帰りを心からお待ちしておりまして、ここに皆さんのお顔を見まして、涙ぐましいものがたくさんございます。そこで、私は、他の委員会がございますから、ごく簡単に質問したいと思います。  まず御婦人のお方に第一点として、ロシヤの監獄内において婦人はいかなる取扱いを受けておつたか、その点について大山さんにお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それから第二点は、続いて大山さんにお尋ねしたいのですが、先ほど、泣きの涙で帰化して、こちらへ帰れない人がある、こういうふうにおつしやいましたが、その泣きの涙で帰化したという意味は、……

第18回国会 地方行政委員会 第1号(1953/12/02、26期、日本社会党(右))

○大石委員 文部大臣が非常に急いでおられますので、私は簡単に質問したいと思います。私はちようど三箇月の間、こちらを留守にしておりましたので、その後の様子を存じ上げませんが、教育制度調査会の答申は、いかにお考えでございますか。道府県教育委員会とそれから五大都市の教育委員会を存置されること、この点について文部大臣はどういうようにお考えになつておるか、事詳細は私は聞きたい。
【次の発言】 それでは大臣にお伺いいたしますが、大臣は地方制度調査会の答申に基くことを、そのまま負うことはできないとおつしやいますね。しからばこの言に責任を持つてくださいますね。私は京都府の二区から出ておりますが、特別市制という……

第18回国会 地方行政委員会 第2号(1953/12/03、26期、日本社会党(右))

○大石委員 岡田さんに私ちよつとお尋ねしたいのですが、わが党の先輩である大矢先生がさつきあなたに質問なさいました。ところがあなたは公としてはここで御返事することができないけれども、自分個人にはこの事業税その他の徴収方法についろいろ考えておるとおつしやいました。今日あなたにここへ来ていただいたということは、参考人としてあなた方のいろいろおつしやることを聞いて、私たちは参考にしたいから来ていただいたようなわけでございますから、あなたはどういうようなことを個人的に考えていらつしやるか、その個人的に考えていらつしやることを、まず私たちに発表願いたい。  それから第二点、ここにいらつしやろ皆さんが、あな……

第18回国会 地方行政委員会 第3号(1953/12/04、26期、日本社会党(右))

○大石委員 あなたはアジア局長ですか。私ちよつとお尋ねしたいのですが、この問題はいわゆる問題になつているコロナイゼーシヨン、マツカラン法とどういうふうな関係があるか、これが第一点。第二点はどんどんとそうした人がこちらに帰つて来て非常に生活苦に追われておる、それをどういうふうにしたらいいか、この二点についてあなたのお考えをただしておきたい。
【次の発言】 そういうことになるから、台湾が非常に心配していて、何か新聞によると、横やりを入れてそれで遅れているということである。われわれは十月、十一月、おそくとも十二月一日までにはちやんと事務折衝が終つて返還されるのじやないかということを希離しておりました……

第18回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/05、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私もはなはだ加藤さんに悪うございますが、反対理由を簡単に申し上げたいと思います。  そもそもこの警察法ができたというのは、わが日本の国が警察国家であつた。そして日本の国を現在のごとく敗戦に導いたということは、日本の軍国主義と日本の警察国家で私たちは今日の敗戦国民となつたからであります。それにもかかわらずみずから国会においてこうした警察法、自治体警察と国家警察と二つにわけたものをつくつて、みずからがこれを崩壊せしめつつあるということは、わが国会の権威のために実に悲しむものである。そこで特例特例といつて四回の特例が出ました。そのときに何と警察当局はおつしやつたか。この次はもうこれ以上の……

第18回国会 地方行政委員会 第6号(1953/12/08、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私ちよつと途中からですが、実は福知山及び自分の郷里の舞鶴に、御承知の通り保安隊がございます。その保安隊の人はどういうことを言うか。わざわざ来てやつたのだ、舞鶴あるいは福知山に金を落すのであつて、それで官舎を建てよ、道をよくせよと言うて、非常に地元では困つております。あなたは市町村が非常に赤字に悩んでおるということを御承知でございましようか。まずこれを私は聞きたい。今市町村は赤字財政のために非常に悩んでおる。ところが官舎を建てることはあなたの方がお建てするのがあたりまえです。それにこの普請をせい、この道をよくせい、こういうことをおつしやる。そして税金を納めろ、税金はあなたの方で差引か……

第19回国会 地方行政委員会 第3号(1953/12/15、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私は次長さんに、お急ぎですから、すこぶる簡単にお尋ねしますが、消防に関することです。実は先日郷里へ帰りましたら、消防署の人が今度また消防署が警察に直属して、警察の指揮を受けねばならないような境遇になつては非常に困る、こういう話でございました。そこで私想い出しますと、ここに地方行政委員として一番長いのは、門司先生と私と二人でございますが、国家警察及び自治警察のもとに消防署が直属しておつたのを、私たちがま心をもつて警察と消防署と二つにわけたわけです。それがまたしても元の通りに警察直属になるという話を聞きました。そこで日本の建物はあなたも御承知の通り紙と木でこしらえ、あつて、非常に燃えや……

第19回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/19、26期、日本社会党(右))

○大石委員 大臣にお尋ねいたしますが、大臣は非常に急いでおられますから、私はすこぶる簡単に質問したいと思います。私の質問する点は、さきに西村先生、山中先生が、もはや私の言わんとするところをおつしやいましたけれども、実は昨日選挙区からこんこんと私に地方公務員が依頼に参りましたので、はなはだ相すみませんが、再度私は発言をして大臣にお願いしたいと思う次第でございます。実は国家公務員に対しては、各省で何とか秘密の上に超過勤務手当という名のもとにお出しになるということが確定したということを、各選挙区の者が申して私に訴えて参りました。しからば公平の原則のもとに行われるならば、私は地方公務員にもこうした教職……

第19回国会 地方行政委員会 第7号(1954/01/28、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私は別の観点から、智さん三人に質問したい。一体こうした問題が起きたということは、日本が非常に非民主主義的であるという一つの証拠である。私の言わんとするところはもう多数の皆さんがおつしやいましたから、私は別の観点から申し上げます。日本は敗戦したのです。その敗戦した国の天皇、皇后を神さんと思つて拝みに行つとる人もあるでしようが、やじうま的に、禁断の実、一年に一回しか二重橋を通れないのだから、ひとつ見に行つてやろうというやじうまもある。それを皆さん御存じでございますか。私は先日デンマークへ行きました。デンマークで道を歩いておつたら、デンマークのクイーンが買物かごをさげて、グロサリーへ買物……

第19回国会 地方行政委員会 第13号(1954/02/18、26期、日本社会党(右))

○大石委員 鈴木次長に質問いたしますが、入場税と遊興飲食税はこれは一つのものです、それがどういういきさつで遊興飲食税は地方税になり、そうして入場税は国税に移管されたか、そのいきさつをまず詳細に、しかも事詳細ですよ、説明してください。
【次の発言】 私は鈴木さんのただいまの言葉には承服することはできないのです。われわれをなめとる。大体そんな不親切な答弁で、私たちが承服すると思つていらつしやるところが、すでにもうあなたの官僚そのままの正体を現わしておるんです。そこでこういう同じように取扱うべき性質のものを、そういうふうな取扱いをするということは私は承服しかねます。それで地方税で置いておくなら地方税……

第19回国会 地方行政委員会 第14号(1954/02/19、26期、日本社会党(右))

○大石委員 奥野さんに質問いたします。きのう私が入湯税をとるということに対して質問したときに、後藤さんは、この入湯税というのは当然とつてもよいとおつしやつておりましたが、病人から病人の中には金持もあり、貧乏人もある、それをとつてもよいとおつしやつた。後藤さん、私の言うことを聞いておりなさいよ。この間接税というのはとまつた宿屋がごまかすのです。あなた方は間接税というものをどういうふうに考えていらつしやいますか。現在日本が漸次フランスのごとくなつて、そして間接税が多くなつているが、この間接税で非常にごまかすことを多数の者が考えている。この間接税についてあなた方の見解を聞きたい。

第19回国会 地方行政委員会 第17号(1954/02/25、26期、日本社会党(右))

○大石委員 犬養法務大臣にちよつと一点質問をしたいのは、一体日本を今日のようになさしめたのはいかなるものであるか、日本が警察国家であつた、軍閥であつた、既成政党であつた、官僚政治であつた、このことが日本をかくのごとく敗戦に導いたということは、あなたも御承知であろうと思います。この点いかがでございますか。
【次の発言】 しからば犬養さんは、現在の自治警と国警と二本建になつておるこの警察法というものは非民主主義的である。ゆえに非常に民主主義的な今回の警察法に改正なさろうという意思でございますね。あなたはこれを民主主義的な警察法であるとお考えでございますか。その点をお伺いしたい。

第19回国会 地方行政委員会 第22号(1954/03/04、26期、日本社会党(右))

○大石委員 警察の人は御商売ですから、現行法も今度の改正法案もよく御承知ですが、私たちは専門家でありませんから、両方を資料として提供してください。それでないと何ぼ聞いていたつて私たちわかりませんよ。みながはつきりわかるようなものを持つて来てくださらぬとわからんじやないですか。

第19回国会 地方行政委員会 第25号(1954/03/08、26期、日本社会党(右))

○大石委員 鈴木次長にお尋ねいたします。ただいま門司先生から詳細お話のありましたことですが、私は簡単にあなたにお尋ねしたいと思います。  私の郷里舞鶴は、あなたも御承知の通り、この委員会でたびたび私が発言しておりますが、あそこは引揚げの場所でありまして、舞鶴市は非常に赤字財政に悩んでいる。なぜ引揚げのために赤字財政に悩むかと言いますと、引揚者がたくさん来る。そうすると金は落さない、市の費用はその方に非常にかかつて来る。それで給料の不払いを来したり、今回門司先生がおつしやつたような問題が起つているのであります。これは結局平衡交付金が公平でないと思うのです。それで福知山、舞鶴、綾部宇治、これは非常……

第19回国会 地方行政委員会 第26号(1954/03/09、26期、日本社会党(右))

○大石委員 宮崎さんにお聞きにいたしますが、私は管区本部というのは必要ないと思います。あなたは自治体警察の隊長さんですが、区間本部というものは必要があると思われるか、ちよつと御感想をお漏らし願いたい。
【次の発言】 私も管区本部は必要がないと思います。一体日本は占領されて四つの島になりました。その四つの島になつておるのに、屋上屋を架するような管区本部をつくて、そてして国民の血税をこうした方面に使うということは、私は非常に現在不合理であると思います。宮崎さんもそういうふうにお考えでございますか、もう一度おつしやつてください。
【次の発言】 齋藤国警出長官にお尋ねします。あなたは管区本部を非常に必……

第19回国会 地方行政委員会 第27号(1954/03/10、26期、日本社会党(右))

○大石委員 関連して質問させていただきたい。ただいま大矢さんがおつしやいました通り、私と大矢先生とは同じ党なのです。そして赤坂の宿舎に隣に住まつておるのです。庁方は特別市制をやろうと言うし、私は反対である。そういうようなことで仲のよいものがくちやくちやになるのです。ほんとうに今おつしやつた通りなのです。私たち実際このために非常に悩まされておるのです。この際にこんなけちな市町村合併というようなものは、塚田大臣にお願いしますが、これはやめて、いつそのこと北海道なら北海道ステート、中国なら中国ステート、近畿なら近畿ブロック、そうして九州なら九州、四国なら四国、こういうふうなブロックの大きいものにして……

第19回国会 地方行政委員会 第29号(1954/03/12、26期、日本社会党(右))

○大石委員 事業税のことについて鈴木さんにちよつとお伺いしたいのでございます。今まで非課税の範囲でありました教科書供給事業に対して、先日も私は発言いたしましたが、今回はこれに課税されておる。現に私の方に陳情がございましたが、新聞の送達を行うのも非課税になつておる。出版業も非課税になつておる。教科書の供給事業というものは、出版業者から供給されて、ただその意思のままに動いておるのでありますから、これに対して何ゆえ課税なさいますか、この点について私は鈴木さんにお聞きしたいと思います。
【次の発言】 しからばお尋ねいたしますが、ただいまも伊瀬先生から、お前たち教科書供給の販売業者は、学校の先生あるいは……

第19回国会 地方行政委員会 第32号(1954/03/19、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私奥野さんに聞きたいのです。私がお願いして全国の税務課長を呼んでいただきましたが、遊興飲食税について、あれは一体その結果どういうような話合いになつたでしようか、聞かせてください。
【次の発言】 それでは奥野さんの考え方ですね、どういうふうに考えていられるか、それをちよつと聞かしてください。
【次の発言】 すつきりした方向に持つて行きたいというが、すつきりしたとは抽象的ですが、それはどういうことを意味するものでしようか。
【次の発言】 それでは赤線区域に対する問題、それから旅館組合に対する問題、一般大衆飲食店に対する問題、これらについてあなたはどういうふうな見解をお持ちでございますか……

第19回国会 地方行政委員会 第34号(1954/03/22、26期、日本社会党(右))

○大石委員 奥野さんにお尋ねしますが、償却資産税に対する課税は、課税評価が非常に困難であると思います。あなたはこの点どういうふうにお考えでございますか、ちよつと御意見を伺いたい。
【次の発言】 そうしますと非常に曖昧模糊であつて、この固定資産税と事業税と重複課税のきらいがあると私は思いますが、あなたはどういうふうにお考でございますか。
【次の発言】 万一償却資産税に対する課税の廃止がただちに実現できない場合は、免税点を大幅に引上げるお考えはございませんか。この点を詳細に拝聴したい。
【次の発言】 それで私が思いますには、償却資産税に対する課税が当分の間続くとする場合は、改正案のごとく大規模な償……

第19回国会 地方行政委員会 第35号(1954/03/25、26期、日本社会党(右))

○大石委員 鈴木さんにお尋ねいたしますが、今門司先生が発言なさいました舞鶴の問題、あそこは私の郷里であつて、あのときにあなたにずいぶん電話をかけました。地労委から、舞鶴の市長が自治庁に行つておるからぜひ面談してくれ、こういうふうに言つて参りましたので、あなたにもたびたび電話をしました。それであなたはお聞きになつたでしようが、この問題は私の方も非常に困つておりますから、ただいま青木さんのおつしやいました通り、ただちに御検討くださいまして、何とか措置をしていただきたいと思います。

第19回国会 地方行政委員会 第36号(1954/03/30、26期、日本社会党(右))

○大石委員 今途中から入つたので詳しいことはわかりませんけれども、大都市には超過勤務手当が多くて、農村に勤務しておる者には超過勤務手当が少い、こういうことをおつしやいましたが、さようでございますか。
【次の発言】 そうすると都会に住んでおる人は超過勤務手当は非常によろしい、それから農村方面におります人は超過勤務の手当が少い、こう解釈してよろしゆうございますか。私途中から入りましたものですから、その辺がちよつとわからぬのです。かえつて都会の方がすべて非常に整備されておつてたとえば都会の住民は電車は十円で行けるけれども、いなかは三十円というふうに、今はいなかほど物が高いのです。その現実はどのように……

第19回国会 地方行政委員会 第37号(1954/03/31、26期、日本社会党(右))

○大石委員 鈴木さんにちよつとお尋ねします。こうしてだんだん市ができるのははなはだけつこうです。ところが地域給というものは一体どうなるのでしよう。今ちよつと私思い浮んだのですが、こうして厖大な市はぐんぐんできる。そうするとこの地域給との関係は一体どうなるのですか。この点どういうふうにあなたはお考えでございますか。これは私は市町村を合併する急所と思うのです。それをどういうふう。にお考えですか。ちよつとお教え願いたい。
【次の発言】 それだつたらこういうふうに解釈してよろしいね。僻地ほどバス代がかかる、東京だつたらきのうも言うように十円で行くところを、いなかに行つたら五十円もとられる、そうして被服……

第19回国会 地方行政委員会 第39号(1954/04/06、26期、日本社会党(右))

○大石委員 鈴木さんにお尋ねします。きのう門司先生がちよつとお聞きになつておりましたが、地方財政平衡交付金法が今回題名をかえて地方交付税法、かつまた地方交付税法によつて交付金を交付税にした、普通交付金を普通交付税にした、また特別交付金が特別交付税、そうするとこう毎年々々ねこの目の玉よりもつとよくかわる。これは今まで平衡交付金と言うたのがこんなにかわつた、来年度はまたどういうふうな名前にかわるのか。一体ねこの目の玉でもこんなにかわらない。これでは市町村が非常に困ると思う。あなた方は机上の空論で、官僚で何も御存じありませんが、こんなにぐるぐるかえられると市町村の事務をとつている人、府県会議員はどれ……

第19回国会 地方行政委員会 第40号(1954/04/07、26期、日本社会党(右))

○大石委員 床次さんにちよつとお尋ねいたしますが第七十七条の入場税の「ロ」の点ですが、「もつぱら交響楽、楽器、声楽等の純音楽、純オペラ、純舞踊」、これは法律になるのですから、こういう言葉は、専門家が見ると日本の代議士は何と文化程度の低い代議士だろうと非難を受けます。ゆえにこの点は私は修正してほしい。どういうふうに修正してほしいかというと、交響楽はオーケストラといつたらいい、それから、器楽、声楽、この純音楽はクラシック、ミュージックといつたら、これで純音楽です。それから純オペラとは何をいつていらつしやるのでしようか。それからここには純舞踊として例もあるのですが、これは日本舞踊でしようか、バレーで……

第19回国会 地方行政委員会 第44号(1954/04/14、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私は齋藤さんにお尋ねしたいのですが、破防法という法律ができておるのですから、今回のこうした警察法なんというものをお出しになるのが私はどうかと思うのです。いつだつたか質問しましたら、今回の警察法は府県を単位としたものであつて、さらに私は最も問題としなければならぬのは中間的存在であるとあなた方がおつしやつていられることであります。これはほんとうは国家単位の警察であると私は思いますが、かく私が承知いたしまして齋藤さんよろしゆうございますか、いかがでございましようか。
【次の発言】 私はせんだつて犬養さんに再三再四お聞きしましたから、この次に犬養さんが来られたときに詳細に聞きたいと思うので……

第19回国会 地方行政委員会 第47号(1954/04/19、26期、日本社会党(右))

○大石委員 斎藤国警長官にお尋ねいたしますが、一体府県警察というものは自治体警察でございますか、それとも国警でございますか。これはたとえて言うたら男か女かわからぬというような品物であります。これはちようど保安庁と同じようなもので、一体これはどうでございましようか。これはほんとうに国警であるならそういう覚悟をきめねばならないし、一体自治体警察でございますか、その点をはつきり私はお伺いしたい、こういうあいのこのようなものは、私たちは合点が行きません。納得が行くように御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 しからば私が申し上げました通りこれは中間的存在であつて、ちようど私のように男か女かわからぬ……

第19回国会 地方行政委員会 第48号(1954/04/20、26期、日本社会党(右))

○大石委員 小坂さんにちよつとお尋ねいたします。今回のこの警察法案について最も重大な点は府県単位でございます。この府県単位というものは、国警であるか、それとも自治体警察であるのか。これは中間的な存在である。男子であるか女子であるか、これはどういう性質を持つておるものであるか。たとえて言うと、吉川さんは保安隊は軍隊でないとおつしやるが、われわれはこれを軍隊と称する。それと同じようなものであつて、これは中間的存在であるといつて斎藤さんにお尋ねいたしましたら、斎藤さんいわく、女子でもあるし、男でもある。しからば一体どちらであるかと言つたら、少少男子であつてそうしてまあ女子の性格も持つている、こういう……

第19回国会 地方行政委員会 第49号(1954/04/21、26期、日本社会党(右))

○大石委員 保留や保留、質疑は打切りません。

第19回国会 地方行政委員会 第50号(1954/04/23、26期、日本社会党(右))

○大石委員 小坂さんに聞きましても、小坂さんは新米ですから、それで気の毒でありますから、私は別の観点から齋藤国警長官に質問いたします。それは齋藤さん、先ほど大矢先生、それから中井先生がおつしやいました通り輿論というものを無視しては真の民主政治ではございません。そこで、ひとつ私が交換条件を出したい。それはどういう交換条件を出すかと申しますと、自治体警察と国家警察と二つ置いてほしい。  そこでこれは私今思いつきでありますが、税務官吏というものは――酒、タバコ、アルコールの密造、これの逮捕権は大蔵省の者が持つておる。さようでございますか、お教えを願いたい。

第19回国会 地方行政委員会 第51号(1954/04/26、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私今伊瀬先生の発言につきまして、尊敬する伊勢先生の言葉に相反することと思うのですが、この三府四十三県――今は四十二件、これは明治三年の太政官制のときに施行されたものである。民主主義の現在におきましては、私はこの小さい日本に三府四十二県ある、そのことがおかしいと思う。それでせんだつて申しました通り、これはステートにする必要がある、こういうふうに思つております。そこで町村合併を非常に拒むものは、たれが拒んでおるか、それは町村であるならば、村長とか、町長とか、その人がやはりその地位におりたいためにこれを拒んでおつて、そうして扇動する。それで私は大きくなることが民主主義の原理であると思う。……

第19回国会 地方行政委員会 第53号(1954/04/28、26期、日本社会党(右))

○大石委員 小坂さんは新米ですのであまり私は聞きたくないのです。ところが実は私が聞かんとするところは全部藤田先輩がおつしやいました。それで私が小坂さんお聞きしたいのは、今回の警察法の改正というものは、日本の一つの革命であると私は深く信じております。それに本委員会になぜ総理大臣が御出席くださいまして親切丁寧にこれに対して御答弁くださいませんか、全権を握られる者が総理大臣でございます。吉田さんがここへ来てなぜ親切丁寧にわれわれに説明してくださいませんか、あなたはいつ吉田さんをここへ連れて来てくださいますか、まずそれをお聞きしたい。
【次の発言】 しからばもうこの委員会には吉田さんは御出席くださらぬ……

第19回国会 地方行政委員会 第54号(1954/04/30、26期、日本社会党(右))

○大石委員 緊急質問……。
【次の発言】 私に許してください。
【次の発言】 ちよつと、私に発言さして。
【次の発言】 斎藤さんにちよつとお尋ねいたしますが、第一章にもどつて第一条に、「この法律は、個人の権利と自由を保護し、」というところがございます。私は自分がどろぼうにあい、そうして警視総監にも会つて参りました。そうしたところが、麹町の警察署長が私を被告人である、こうおつしやつた。被告人ということは、これは起訴されて初めて被告人と呼称されるのでありますが、自治体警察の、しかも日本の中央の麹町の警察著長がこういうことをおつしやいました。一体この警察法というものは、個人の人権を尊重されておるもの……

第19回国会 地方行政委員会 第57号(1954/05/08、26期、日本社会党(右))

○大石委員 大臣は新米ですから私はお尋ねしませんで、齋藤国警長官にお尋ねしますが、私はわからないところがあります。第三十八条の「都道府県知事の所轄の下に、」ということはどういうふうに解釈したらよろしゆうございましようか。私はちよつと京都府の知事さんと意見を異にしております。選挙のときに非常に圧迫されますから、この点齋脚長官にお聞きしたいと思います。これはどうでしよう。そういうところまで干渉されると困る。その点を明らかにしたい。
【次の発言】 しかし現にそういう公安委員を動かして事をやつておることを私は知つておるのです。この法文は、何とかこれはもつといいように修正を特に皆さんにお願いしたいと思い……

第19回国会 地方行政委員会 第58号(1954/05/10、26期、日本社会党(右))

○大石委員 ちよつと議事進行……。斎藤さん、ドイツ、フランスはたいてい常識論で知つておりますから、デンマーク、スイス、それからスエーデン、ノルウエー、フインランド、あの辺は多数のものが知りませんから、まことに御多忙中相すみませんけれども、そういう小さい国をちよつと調べてもらいたい。それから、南米のアルゼンチン、ブラジル、そういう方面は国家警察であるか、どうであるか、どういうふうになつておるか、こういう都市の警察はどういうところに置かれておるか。私はドイツ、フランスは知つておりますから、そういうところを至急に、デンマークの大使館か公使館か領事館にでも聞いて、ちよつと調べてくださいな、お願いします……

第19回国会 地方行政委員会 第59号(1954/05/11、26期、日本社会党(右))

○大石委員 それだつたら大阪、名古屋――せんだつて名古屋に来てもらつたじやありませんか。そうしたらそれと同じように、田中警視総監を呼んでちようだい。これを呼ばなかつたら承知せぬ。呼ぶか呼ばないか。同じ自治警察じやありませんか。やはり田中をここへ呼び、すべてを平等に呼ぶのがあたりまえじやありませんか。宮崎、そして大阪、京都等、五大都市及び田中――田中を呼ばなかつたらためじやないか。不公平じやないか。どうですか。そんな片手落ちのことをしたら私は承知しませんよ、自治体警察なら自治体警察で田中警視総監も呼び、五大都市のそうした警察長すべてを呼ぶ。それだつたら片手落ちじやないけれども、同じ人がここへ来て……

第19回国会 地方行政委員会 第61号(1954/05/13、26期、日本社会党(右))

○大石委員 ただいま北山委員がおつしやいました通り、参議院議員がそういうなまいきなことをやるならばわれわれにも覚悟がある。大体あの人たちは六年間解散もなしに何をしておるか。毎日遊んでおるじやないか。衆議院議員はこんなに忙しい。それにわれわれのしたことを修正して、そうしてのほほんとしておる。それであつたら歳費を半額にしろと私は言いたい。私たちと同じような歳費をもらつて何をしておるか。もし自由党の人がああした地方税法をのむというなれば、自由党の人はよほど腰抜けであると言いたい。腰抜けですよ。参議院がそうした修正をしたことに対して絶対反対をして、三分の二で本会議で可決していただくことを、委員長さん責……

第19回国会 地方行政委員会 第66号(1954/05/19、26期、日本社会党(右))

○大石委員 議事進行として委員長にお尋ねするのですが、理事というものはどういう権限を持つておるものか、私は存じあげませんから、理事の権限をお教え願いたいと思います。
【次の発言】 私は秘書課で聞いて来たのですが、国会法には何も書いてないので、理事は何ら権限がないとのことです。それなのにこの西村力弥氏が私にお前あつちへ行つとれというようなことを言うた。日教組の書記長、執行委員長をして、常に女教員をばかにしておつた人です。私は女教員ではありません。もし自由党、改進党の人が、お前あつちへ行つとれというようなことを言つたら、左派の人はどう言つて怒りますか。右派の人が言つたらどう言うて怒りますか。西村さ……

第19回国会 地方行政委員会 第78号(1954/10/04、26期、日本社会党(右))

○大石委員 江口総監にお尋ねいたしますが、私はあなたはちよつと見まして、前の田中さんよりは非常に人格者だと思います。それで私あなたに質問をしたいのは、先日暴力団狩りをなさいました。その結果はいかようでございましたか。それを、まずお聞きしたい。今後またそういうことをなさいますでしようか。
【次の発言】 それから私婦人の立場から伺いますが、あなたは赤線区域に対して、どういうふうな考え方を持つていらつしやいますか。それから赤線区域と違つて、いわゆる山谷におるようなあの街頭の女、それをどういうふうに区別をなさつておりますか。それから。パンパンというものに対してどういうふうな考え方を持つていらつしやいま……

第19回国会 地方行政委員会 第79号(1954/10/05、26期、日本社会党(右))

○大石委員 塚田長官にお尋ねしたいのですが、京都は七月より昇給ストップ調査中、現在見込みなし、これはどういうわけなんでしようか。私京都の出身ですからとても気になるのですか、どういうことですか、ちよつと聞かせていただきたい。
【次の発言】 鈴木さんにお尋ねいたしますが、何が原因でこんなに赤字になつたのでしようか。日本で一番赤字の多いのは京都府であるということを聞いておりますが、ある人が選挙演説で、これは自由党が悪いのだ、自由党の財政政策が悪いからして、そのしわ寄せでこうなつたと言つておりますか、もちろん自由党のやり方についてはいろいろ考えが私たちと違つおりますが、しからば全日本に京都府のように赤……

第19回国会 地方行政委員会 第80号(1954/10/06、26期、日本社会党(右))

○大石委員 小林行政部長に質問いたしますが、町村合併は民主政治の基盤であつて、地方自治の根源であると私は思うのです。ところが悲しいことには、私のところの舞鶴市ですが、その舞鶴市が、この民主政治の根源であると思う町村合併の促進法ができたために、今大きな騒動になつておる。それは去る八月三十一日に市会において、加佐郡八雲、岡田上、岡田中、岡田下、由良、神崎という六箇村が合併されることに市会で議決されたのです。ところが途中から岡田上が脱落したのです。それはどういうことであるかというと、府県会議員の次の選挙がある、かつまた知事がいろいろ自分の都合によつてこうした点を妨げておるという実情があるのでございま……

第19回国会 地方行政委員会 第81号(1954/10/07、26期、日本社会党(右))

○大石委員 小原さんにきよう初めてお目にかかりましたからちよつとお尋ねしたいと思います。  警察法の七条に「委員は、任命前五年間に警察又は検察の職務を行う職業的公務員の前歴のない者のうちから、内閣総理大臣が両議院の同意を得て任命する。」こういうことがございます。しからばあなたは現在法務大臣でございますが、その法務大臣が公安委員長を兼任しておられることは私は法の矛盾であると思いますが、賢明なる法務大臣はいかが御解釈くださいますか。
【次の発言】 小原さん、委員ですらこんなに制限を受けておる。それを法務大臣が公安委員長を兼任することをさように思つておらないということは、私は法の盲点をあなたがうまく……

第19回国会 地方行政委員会 第84号(1954/10/22、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私は委員長にちよつとお尋ねしたいのですが、十日ほど前の読売新聞に入場税に反対した左右両党、改進党、自由党の地方行政委員会の人々は一千万円の金を興行主からもらつた、こういうことが出ておつた。私たちは代議士になつてから、人からびた銭一文ももらわない。一体こういうような根拠はどこから出たか。それとも地方行政委員会の中に、そういう金をもらつておる人があるか、それをちよつと調べてほしい。これはどうですか。
【次の発言】 それで左右両党のどういう者がそうした金をもらつたか、自由党のどうした者がそういう金を興行協会からもらつたか、改進党のどういう人がそういう金をもらつたかということを、まずここに……

第19回国会 地方行政委員会 第85号(1954/10/23、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私、昨日あなたの留守中そこにいらつしやいます佐藤委員長代理に発言しておいたのですが、今年の十月十日の読売新聞に、日本興行組合連合会からわれわれ地方行政委員会に約一千万円の金をばらまかれて、入場税を地方税にあるものを国税に移管するのを反対した。しかもそれは左右両党の代議士がおもだつて反対したということが出ております。この意味におきまして二十五日警視総監それから第二捜査課長、それから日本興行組合連合会を代表する人は目下警視庁に留置されておりますから、それにかわるべき人、それから読売新聞の編集局長、それからこれを取材した記者、これをここに参考人として呼んでいただきたい。そういたしませんと……

第19回国会 地方行政委員会 第86号(1954/11/10、26期、日本社会党(右))

○大石委員 私、高速度の社長さんにちよつと伺いますが、あなたは先ほどぼくは何にも知らない間に高速度の社長になつた、こうおつしやいましたが、あなたのような聡明な人が何にも知らぬ間に高速度の社長さんにおなりになつたんですか。その点聞かしてください。
【次の発言】 高速度のことについては知らぬ間に私は社長に就任した、こういうふうに御謙遜であらせられるか、おつしやいしましたが、その点は了解に苦しみます。これはどうなんですか。ちよつと私の納得の行くように言つてください。
【次の発言】 いや納得行かぬ。もう一ぺん納得の行くように言つてください。
【次の発言】 あなたは手続のこともはつきり知らない、そすると……

第19回国会 地方行政委員会 第87号(1954/11/11、26期、日本社会党(右))

○大石委員 まず警視総監から……。
【次の発言】 警視総監からまず聞きましよう。
【次の発言】 私はこの問題について、読売新聞へは二十三日に委員長にお願いしたはずです。八日とは何ととぼけたことなんですか。(笑声)なぜもつと早く処置をとつてくださいませんですか。八日というと、日にちが切迫しましたらお互いに予定があるのです。編集局長を呼ぶことにするとしても礼があります。あまりに礼を欠いているではありませんか。それは委員長どういう意味ですか。
【次の発言】 警視総監に質問をいたしますが、去る二十九年の十月十日、読売新聞に、政界に一千万円、入場税移管問題について、ことに地方行政委員会にこの大金一千万円……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第6回国会 観光事業振興方策樹立特別委員会地方行政委員会大蔵委員会厚生委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1949/11/21、24期、社会革新党)

○大石(ヨ)委員 私は地方行政委員会の一員として、ひとつお聞きしたいことがございます。このホテル営業と警察方面とは、切つても切れぬ関係がございます。そこで外人をとめるのであるから、日本の警察とは全然関係がないということをおつしやるかもしれませんが、やはりこれには日本人もこの中に使用人としておるでしよう。またいろいろな問題で、警察とホテルとは密接な関係があると私は思う次第でございます。そこで地方におきましては、自治体警察になつております。ところがその自治体警察が目下赤字で非常に困つているような現状でございます。それでただいま川島委員のおつしやいました通り、税金はすべて平等でございます。自治体が赤……

第10回国会 地方行政委員会公聴会 第2号(1951/05/18、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 坂口さんは日本の警察を一本化するとおつしやるのですか。
【次の発言】 私は日本を今日の敗戰に導いたのは、日本の警察が、警視総監及び警保局長がボタン一つ押せば、すべての指令を日本中に通知できたというように、一本であつて横暴をきわめたことから、今日の状態になつたと考えるのですが、あなたはどういうふうに考えますか。
【次の発言】 それからあなたはアメリカは、自治警察と国家警察と一本化しておるとおつしやいましたね。
【次の発言】 私はあなたの御説に賛成しかねます。なぜと申しますと、日本を今日の状態に置いたのは、官僚と憲兵警察と特高警察と、これがあつたために日本は今日のような敗戦国家に……

第13回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1952/05/19、24期、社会民主党)

○大石(ヨ)委員 日ごろ尊敬いたしております山浦先生に、私はちよつとお尋ねしたいのでございます。先生は選挙が非常に多過ぎるとおつしやいましたが、どういうふうな観点から選挙が多過ぎるとおつしやいましたか、第一点にそれをお聞きしたいと思います。  それから第二点は、区長の任命制を非常に賞讃していらつしやいますが、私は先生は非常に民主主義的なお方であると思つておりましたら、意外に存じまして、区長公選制反対で、任命制がよいとおつしやる。いつだつたかの新聞を見ましたら、やはり知事も任命制にしたらよい、こういうことをおつしやいました。そこで私が先生にお尋ねいたしたいのは、もしも先日のように安井さんとそれか……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 法務委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1953/07/22、26期、日本社会党(右))

○大石委員 もう本会議が始まつておりますので、すこぶる簡単に大臣に質問したいと思います。  今回の政府提案になつております刑事訴訟法は民主主義的なものと大臣はおぼしめすのでありますか。それとも時代に逆行するものであるか、この点をお伺いしたい。
【次の発言】 私は本会議が開催されておりますので、すこぶる簡単に左の二点をお尋ねしたいと思います。  今回の法律改正案中第百九十三条それから百九十九条は、私は警察官の志気にも非常に悪影響がある。それからこの点私は斎藤さんにお尋ねしたいと思うのでございますが、斎藤さんもここに出て非常に大臣の前で遠慮していらつしやると思うのであります。私は遠慮はいらぬと思う……

第19回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1954/03/16、26期、日本社会党(右))

○大石委員 戸倉先生にお聞きしますが、私は現状のままの国警と自治警で警察制度はよいと思つております。そこで、先ほどあなたが六大都市に警察を置いたならばこれは非常によい、それでほかの警察はやめたら二十五億の節減ができるとおつしやいましたが、そうおつしやつたのでございますか。
【次の発言】 しからばほかの自治体警察はやむを得ずしてやめてもいいが、この六大都市は警察を置いてもよいということでございますね。
【次の発言】 それはわかつておる。
【次の発言】 私も先生と同じでございます。ところが六大都市のみに警察を置くということになると、これはひがみかもわからないけれども、特別市制というものができる、こ……

第19回国会 地方行政委員会公聴会 第2号(1954/03/17、26期、日本社会党(右))

○大石委員 関連して……。私は一分か二分質問しますが、もちろん私は今回の警察法の改正は、国家警察になるのでありますから、これは絶対に反対であります。そこで熊本の久原さんにお聞きしたい。それから神戸の市長さんにも聞きたいし、東京都の人にも聞きたいのですが、公安委員を教育委員と同じように公選にしたらどんなものでしようか。それから自治体警察におられる人は、署長さんになつておる人は、いつまでも署長さんになつておる。人事の交流が一つもない。巡査はいつまでも巡査をしておる。警部になることは一つもない。下積みに積まれておる。これをどういうふうにしたら、この自治体警察の人事の交流がよくできるようになるでしよう……

第19回国会 地方行政委員会公聴会 第3号(1954/03/18、26期、日本社会党(右))

○大石委員 川崎の市長さんにちよつとお尋ねしますが、あなたは先ほど都道府県民税をそんなにとらなくても、ほかにいくらでも税金の徴収方法があるではないかということをおつしやいましたが、それはどういうことでございますか、ちよつとお教え願います。
【次の発言】 それから大蔵省の鳩山主計官が、タバコ消費税を地方へ与えることにより、富裕な数府県を除く他の大多数の県は大いに自主財政が強化されて喜んでおるということをおつしやつておられますが、これは事実でございますか。
【次の発言】 今回の地方税法の改正で入場税は国税に移管される。そうすると入場税の中の第三種入場税のダンスホール、麻雀、パチンコ、ゴルフ、スケー……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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