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井谷正吉 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

井谷正吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席(無役)歴代TOP1000
569位

23期委員会発言TOP100
70位
23期委員会発言(非役職)TOP50
37位
26期委員会出席TOP100
68位
26期委員会出席(無役)TOP50
21位
26期各種会議出席(無役)TOP25
25位
27期委員会出席(無役)TOP100
80位

このページでは井谷正吉衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。井谷正吉衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第3号(1947/07/11、23期、日本社会党)

○井谷委員 前會でも承つたのでありますが、省營バスで民業を逼迫しないようにということから、省營バスは、現在運行しておる運營路線には、御遠慮になるというふうに察せられたのであります。この省營バスは先ほどお話のように、國有鐵道の代用か、もう一つは國有鐵道の補助と申しますか、次は國有鐵道でなくてはできない地區、大體この三つのように承つておるのであります。私の地方の問題でありますが、四國循環鐵道というのはまだ完成しておりません。宇和島というところから高知縣の宿毛という線がありますが、この線の運行を中止いたしまして、その他に代線ができて、今その進行中であります。これをその地方の人が引込んだといふことは、……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第5号(1947/07/22、23期、日本社会党)

○井谷委員 先ほどの船員局長のお話で二つほどお伺いしたい。今の船員の再教育をやると言われて、學校が餘つているというお話も承つたのですが、それはどういう方面の學校ですか。もう一つは、無線の技術者が餘つている、これを甲板の方へまわそうということでありましたが、ああした特殊な技術を得ている人を何かほかの方面でお使いになる途はないものであろうかということをちよつとお伺いしてみたい。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第7号(1947/07/30、23期、日本社会党)

○井谷委員 前囘の任意組合のお話の中で、ちよつとわからない點がありますからお尋ねしたいと思います。政府は行政措置において任意組合をつくらすということを言われておるのでありますが、この任意組合という意味がどの程度のものであるか。ほんとうに自由な氣持に出た任意組合であるか。先般はある程度までこれに干渉せられるような意味にとれる點もあつたようでありますが、どういうほどあいのものであるかということと、もう一つは任意組合にはいらないものがあつた場合には、どういうお考え方をせられるか。この二つをちよつとお伺いいたしたいと思います。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第10号(1947/08/11、23期、日本社会党)

○井谷委員 私は先ほどからのお話でどうもまだ納得のいかない點がありますので、多少重複するかもしれませんがお伺いいたしたい。その前に水産廳が今度設けられるということは、概念的でありますけれども、これはよいことだと思つておるのであります。しかし今お話に相なりました水産廳の仕事を一元化するために、商工省のものやあるいは運輸省關係のものがここに集まつてくるということも、そうあらねばならないこともあるでありましよう、たとえば漁網のごときは私は、漁具と解釋しておるのであります。これはどうしても水産廳のお仕事であると思つておるのであります。しかし漁船が漁具であるか、船舶であるかということについては、私十分腹……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第13号(1947/08/23、23期、日本社会党)

○井谷委員 私は「國有鐵道の現状」という先日お配りになりました册子を拝見いたしまして、十分國有鐵道の實相を翫味してのでありますが、一口に、端的に感想を申しますならば、國鐵は現在日本の縮圖のようなもので、どうにもこうにも、自力ではこれ以上手も足も出ないという結論を説明されたように受けとれて、まことに憂慮にたえぬ次第であります。從つてこの報告書の内容につきましては微に入り細にわたつて御説明になつておりますので、これの内容についての質問は私はないのであります。しかしこれに附随するものとして伺つておきたいことが四、五點おるわけであります。  まず第一は、鐵道車輛は戰爭中の酷使と保守不良によつて、その状……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第17号(1947/09/20、23期、日本社会党)

○井谷委員 この休會中にちよつと歸つたときにぶつかつた問題でございますけれども、省營バスのタイヤのないということはかねがねよく承つているのでありますが、私の方はこれが實に深刻で、現在トラツクは一臺も通つていない。バスの方にいたしましてもタイヤが悪いからというので三十人以上乗せない。そうすると多くの者がずいぶん殘るわけです。終便のバスが歸りにえんこしてしまうと、それを迎えに來るバスがあすの朝の一番に出る車のタイヤをはずしてもつてくる。それでようやくお客を送つて歸つてから、またそのタイヤをはずして朝のにつけかえるというような、實に從事員は涙ぐましい奮闘をしておるわけでありますが、これも囘數がだんだ……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第19号(1947/09/25、23期、日本社会党)

○井谷委員 私は總括的な御質問を申し上げまして、あとは逐條審議のときに聽いてみたいと思いますが、前に御配付くださいました道路運送法要綱案という中の二の六に「企業獨占の排除竝びに不當な競争及び協定その他公共の利益に反する行為の禁止」ということがあります。この企業獨占を排除する上について、どの程度の餘裕性を認められるのであるか。海運の任意組合のような方法にお認めができるのでありますか、あるいは一縣にいくつというおよその基準を考えられておるのであるかということを承りたいのであります。それから第五の「國營自動車の開設に伴う民營自動車運送事業の廢止または減益の補償、國における沿線自動車運送事業の開設に伴……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第20号(1947/09/27、23期、日本社会党)

○井谷委員 この鐵道營業法の一部を改正する法律案は、今後運賃改正の際には國會の議決を經ることになりますので、その審議の經過においては國民もその大綱を知る餘裕が相當あると考えますから、これは最低限度七日まで短縮することができるよう改正しようとするものでありまして、この法律案に對しまして、社會黨といたしましては全面的にこれを認めることにいたしております。
【次の発言】 私は道路運送委員會のことについて御質問申し上げたいと思います。ただいま御配付くださいました政令案要綱の中にあるのでありますが、その第三章の道路運送委員會の中で「中央道路運送委員會は九人を以て、地方道路運送委員會は、その關する地區内の……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第21号(1947/09/29、23期、日本社会党)

○井谷委員 道路運送委員會の問題でありますが、前會の私の質問に對しまして、自動車運送事業者は、これが知事の一名の推薦に該當する場合に、知事の考慮に期待するというような意味の御囘答を得たように思うのであります。しかし法律というものはそこをはつきりしておきませんと、これをこしらるときにお互いの含み合いで了解しておりましても、實際にこれを實施する場合には、違つた人が各方面でやるのであるし、法文通りに解釋してまいりますから、私どもはここで氣持はわかつていても、實際の面においては、これが文字の通りに行われていくだらうと思うのであります。先般も申し上げましたように、知事の推薦の一名ということが、私はどうも……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第22号(1947/10/01、23期、日本社会党)

○井谷委員 二、三追加の質問をいたしたいと思います。第一は國營自動車も本法によつて取締られていくだろうというふうに思いますが、そうした場合に、地方の道路運送委員會で今の知事の推薦が一名というときに、これが單に民間の業者から出ておりまして、省營の運行に反對する。こういうことになつた場合に、運輸省としてはどういうふうなことをおやりになるのであろうかということから考えましても、やはり委員の一名ということが私はどうも腹にはいらない。  それからもう一つは輕車輛の問題でありますが、この輕車輛運送事業を經營しようとする者は、命令の定めるところにより、事業計畫を備えて行政官廳に届け出ねばならないとなつておる……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第24号(1947/10/06、23期、日本社会党)

○井谷委員 五十四條であります。「自動車及び旅客の運送の用に供する輕車輌は、命令の定めるところにより、使用に適する構造、装置及び性能を有するかどうかについて、行政廳の檢査を受けなければならない。」となつておりますが、以前お尋ねいたしましたときに、下級行政廳は地方の鐵道局というように承つたように記憶いたしますが、ここの行政廳はどれに當るのでありましようか。たとえば輕車輌の檢査を受ける場合に、鐵道局にもつて行くわけにもいかないし、どこの邊でこの計らいがつくものかということをちよつとお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 この道路運送委員に地方長官が兩院の議員を推薦したというような場合には、委員の……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第25号(1947/10/09、23期、日本社会党)

○井谷委員 今の局長のお話についてちよつと附け加えて承りたいのでありますが、この中央委員會というものは、これは大した權限になると察せられる。お話のようだと、國民の代表とか、それから運輸省の道路行政とかを左右するほどの大きな發言をなす權限があり得るというように承つた。そうしますと、私どもこの交通運輸委員會の立場と、ここに非常な混線する状態ができてきはしないかと思う。というのは、この案によりますと一方任期が五箇年も勤められる。われわれはあす知れぬ命、とこういうことになりまして、請願、陳情というものもたくさん來るのだが、これについてわれわれの意見と、またその方々の意見と相違するということもあり得るこ……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第26号(1947/10/11、23期、日本社会党)

○井谷委員 議事進行で意見を申し述べたいと思います。この道路運送法案につきまして、總論ですでに二囘以上も質問をしたのに、またこれをむし返して平生缺席をしておられる人が新たにやられ、われわれのように精勤している者は何囘も同じことを聽く、答辯をせられる方も御苦勞と思うが、聽くわれわれの方も實際つらいし、またそれならこちらも出て行くということになつて、行きつもどりつでなかなか進行しないので、これはわれわれも考えなければならぬと思うが、委員長の方にも何かよい方法を考えてもらいたいと思う。こういうことを痛切に感じさせられるのであります。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第30号(1947/10/20、23期、日本社会党)

○井谷委員 私は初め地方自動車事務所を擴充するということについて心配があつたので、地方鐵道局の出先としての意味において擴充されるのであろうかと思つていたのでありますが、この間の話によりまして、またこのプリントの囘答によつて、地方自動車事務所が鐵道局と全然分離して、大臣の方に直結した機構に改められるように存じますので、それであつたならば、これで私はよろしいだろうと思うのであります。また今小笠原委員の申されましたように、都道府縣知事に任しましても、地方の自動車事務所というものはやはりあるわけでありまするから、この仕事の運營の上においても、かえつてこの方を強化していく方が都合がいいんじやないかという……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第34号(1947/11/08、23期、日本社会党)

○井谷委員 私は以前に無賃パスのことがどういうふうに出されているかということをお尋ねして、政府の方から内容を答えるということでありましたのが、今にそれがないわけであります。ただいまの御説明でその種類がおよそわかつたが、縣會議員と鐵道職員の家族をどういうふうに比較をされておるかということについは、私は腑に落ちない。また一面これと事實かどうか存じませんが、マル通とか、そういう方面には、おもな人に出ているというような話も聽いたことがありますがそういうことがありましようか。それで縣會議員と、ただいま申しましたような職員の家族、こういつた比較をどういうところにおかれるのかということを聽きたいのであります……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第40号(1947/12/03、23期、日本社会党)

○井谷委員 この問題につきましては今次官からの御答辯で大體意味がわかるのでありますが、御承知のように特殊産業でございまするし、現在自動車ももつておるわけでありまするから、この邊はなるべく圓滑に早く安心して行えるように、特に御考慮をお願いしたいということを附け加えておきたいと思います。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第41号(1947/12/04、23期、日本社会党)

○井谷委員 野村町、大内驛間に國營バス運輸開始の請願の理由を申し上げます。本区間は宇和島市と松山市を結ぶ現在交通路線のうち、大洲、烏首、坂石、日吉、出目を經て宇和島に至る路線と豫讚線による大洲、卯之町、吉田を經て宇和島に至る線路に對する中間のしかも最短コースとして地方民の絶大なる要望により、東宇和郡野村町と北宇和郡愛治村との堺界をなす齒長山脈に、本縣下においてもまれに見る土屋隧道を昭和二年起工し、十箇年にわたる歳月と、當時二十三萬餘圓の巨額を費し、昭和十二年殊竣功したものでありまして、しかも當時は財界不況の最中で、關係町村が實に臥薪嘗膽經費の負擔に苦しみながら、ようやく完成を見たわけでありまし……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第42号(1947/12/06、23期、日本社会党)

○井谷委員 舊鶴見臨港鐵道線ほか三鐵道拂下に關する請願の容旨を申し上げます。國鐵鶴見智、南武線、青梅線及び五日市線は、元來地方鐵道として、鶴見臨港鐵道、南武鐵道、舊青梅電氣鐵道及び舊奥多摩電氣鐵道の四會社が經營して、地方交通産業上大なる貢献をしてきたのであるが、今次戰爭の末期に戰時輸送力強化のため、戰時的緊急措置として政府に買收されたものである。しかるに終戰後國有として經營する必要の解消した今日、鐵道國有法の精神及び沿線市町村民の希望に從い、前記鐵道を舊經營各會社に拂い下げられたいというのであります。
【次の発言】 舊小倉鐵道拂下に關する請願の要旨を申上げます。小倉鐵道は戰時中鐵道省に買收され……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第43号(1947/12/08、23期、日本社会党)

○井谷委員 まづ日程第二一一の請願の要旨は、岩手縣胆澤郡水澤町を起點として、姉體、黒石、田河津、長坂、猿澤、澁民、摺澤、磐清水、千厩、八澤、藤澤、黄海、日形、老松、花泉の各町村に至る路線及び氣仙郡高田町を起點として氣仙、矢作、大原、澁民、摺澤、長坂、松川、舞川、眞瀧、一關、山目、嚴美の各町村に至る路線の沿道一帶は、各種特殊物資の生産が多量であるが、現在運輸機關としては一關、盛岡間を連絡する大船渡線のみで、物資の輸送竝びに經濟文化の進展に大なる障害をなしている。ついては該兩路線に國營バスの運輸を開始されたいというのであります。  次の日程二一四請願の要旨は、岩手縣は生活の全體にわたつて東北本線沿……

第1回国会 国土計画委員会 第34号(1947/12/08、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 本請願の要旨を申し上げます。高知縣檮原町は生産物資、名所舊跡に富んでいますが、交通機關に惠まれないため種々障害している。つきましては檮原、野村間の道路を改修願いたいというのであります。何とぞお願いいたいます。

第1回国会 水産委員会 第26号(1947/11/21、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 愛媛縣西宇和郡三島村下泊の漁港、船溜建設につきましての請願を紹介いたします。  愛媛縣西宇和郡の西南端大崎半島の北部、奥地灣の南西に位して北東方には海を隔ててニ木生村、陸續きに三瓶町があり、南部は大崎半島水界をもつて東宇和郡高山村に接して、東西南の三萬を急峻なる山岳に圍繞されて、北方に開口せるU字型港灣で、灣口は約一・五キロ、抱容海面三平方キロ、水深最深約三二メートル、最淺約一〇メートルであります。當港は神子浦、加室、本浦の三部落よりなり、總戸數二百三十戸、人口千百五十人でありまして、その大半は漁業に從事しております。 その所有いたします漁船は動力漁船が二十隻、普通漁船が百十六隻……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第5号(1948/05/19、23期、日本社会党)

○井谷委員 白山、新発田間鉄道速成の請願の要旨を申し上げます。本請願の要旨は、越後線白山駅より新潟駅を経て羽越線新発田駅に連絡する白新線は、その沿線は越後平野の主要な地帶で、豊富は農産物に惠まれ、かつ縣下第一の淡水魚類の生産地としても親られているので、これが開通すれば産業の開発はもとより、神戸、青森、仙台東京等との捷路となり、交通網が完備されることになる。ついては該路線の鉄道を速やかに完成されたいというのであります。
【次の発言】 小川村江田に停車場設置の請願の要旨を申し上げます。本請願の要旨は、磐越東線小川郷、川前両駅間は十六キロ余もあつて、通勤、通学者はもとより、一般地方民の不便また大であ……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第6号(1948/05/22、23期、日本社会党)

○井谷委員 新潟海運監理部を海運局に昇格の請願を要旨を申し上げます。わが國海運行政の一環として、新潟港を中心とする日本海海運行政の總合的運營が合理的なものであると考え、牡鹿半島から能登島半に至る諸港、すなわち秋田、山形、新潟、富山、石川の各県をその管轄に收めた新潟海運局の實現を強く要望してきたのでありますが、未だその決定を見ていないのであります。しかして現状は御承知のごとき秋田、山形の海面は奧羽山派を距てた鹽釜の海運局に、また富山、石川の海面は中部山派を距てた名古屋の海運局に分割して管轄せられておりますが、これは海運行政の管轄が本來よるべき海上のつながりによらず、漫然陸上の地方ブロツク等に從つ……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第7号(1948/05/24、23期、日本社会党)

○井谷委員 本請願の要旨は、鹿兒島市田上町廣木及び鹿兒島郡谷山町大字山田谷山町、五ケ別府等は交通機關に惠まれず、市街地へは徒歩で二時間も要するので通勤通學の不便は大である。ついては産業の發展と地方文化向上のため西鹿兒島驛と饅頭石驛との中間、鹿兒島市田上町廣木に停車場を設置されたいというのであります。
【次の発言】 本請願の要旨は、千葉縣の流山町には新學制令による中學校の設置竝びに新警察法によるこれが廳舎の新築等のため、町財政は極度に行き詰まつているが、さいわい新制中學校舎には、さきに鐵道省隅田用品庫流山出張所の一棟を讓り受けたが、その移築改裝に巨大の出費を要するので、そのまま敷地をも借用できる……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第8号(1948/05/31、23期、日本社会党)

○井谷委員 本請願の要旨は、兵庫縣明石郡魚住村は山陽本線土山、大久保両駅の中間に位し、年々工場地帶化しつつあり、その從業員は他町村からの通勤者が多いのであります。しかるにその交通関係はわずかに山陽電鉄の一停留所)るのみで、村内外の通勤者の不便は大であります。ついては山陽本線の明石、姫路間の電化促進並びに土山、大久保両駅間に停車場を設置されたいというのであります。
【次の発言】 本請願の要旨は、栃木縣河内郡豊岡村の運輸省の被服工場を大宮方面に移轉するようであるが、本工場は地方分散の主旨をもつて本村に設置されたものであり、その位置は東京より約三時間の地点にあつて、交通、文化及び衞生上より最適の地で……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第12号(1948/06/09、23期、日本社会党)

○井谷委員 今館君の御質問を大臣の御答弁とを、私横から聽いてみてぴつたり來ない点がある。これはこの前ずいぶん御欠席があつて、皆樣方が御承知にならないので、御疑問の点があると思うから、この次の機会に岡田さんからもう一遍同じ内容をお話になつた方がいいと思います。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第18号(1948/06/17、23期、日本社会党)

○井谷委員 矢野委員からのお話に関連して申し上げたいのであります。この國有鉄道の整理、拂下げが今問題になつておるのでありますが、第一回の國会におきましても、これの請願が出ていたのであります。殊に今度の運賃値上げに関連して、國鉄の相当の整理をする必要があると私は思つているし、ただいま参議院の方で調べましたものを持つておりますが、それによりますと、現在鶴見臨港鉄道、南武鉄道、青梅鉄道、奧多摩工業、富山地方鉄道、播丹鉄道、こういうものが大体拂下げ要求の主点になつているようであります。私どもただこういう書類によつてだけでは、ほんとうの考えがまとまりませんし、私はこれは運賃値上げとやはり関連をもつて考え……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第25号(1948/06/28、23期、日本社会党)

○井谷委員 この新潟、神戸、高松の海運管理部を海運局に昇格する請願がありまして、その紹介議員には実は私がなつているのであります。それで今重井さんのお話のような点が問題になつたのでありますが、この点は、ここに運びますために、いろいろ当局ともお話合いをいたしまして、そういうことがないということが明らかになつておりまするし、また地方の海運の管理は海運局でなくてはならない、これは地方のこうした海運の仕事をいたす上において、非常な便利を得るわけでありますので、ぜひとも各党各位においても、御賛同願いたいということを重ねて申し上げたいと思うのであります。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第29号(1948/07/03、23期、日本社会党)

○井谷委員 本請願の要旨は、博多駅の乘降客は、各列車ごとに数万に及び、現在のホームでは乘客が列車に乘ることもできない状態であり、しかもブリツジが現在ただ一本のため、危險はこの上もないのであります。加うるに近第三回全國國民体育大会が福岡で開かれるので、本駅構内施設を拡充されたいというのであります。
【次の発言】 本請願の要旨は、大糸南線南小谷、中土両駅間は短距離であるが、中間部落より中土駅への縣道は断崖の下を通るため、種々の障害があつて通行不能の場合も多く、やむを得ず鉄道線路を交通するような実情にあります。ついては該両駅の中間たる中土村小角間地籍内に、簡易停車場を設置していただきたいというのであ……

第2回国会 水産委員会 第21号(1948/06/22、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 柏漁港修築の請願の要旨を申し上げます。  本請願の要旨は、愛媛縣南宇和郡内海村柏港は、近海航路船舶、旅客船の定期寄港地として重要視され、かつ漁港としても郡内随一であるが、港湾設備がないため、荒天に際しては船舶の繋留にも困難を感ずる状態で、船舶の破損、網干場その他工作物の被害は多大である。ついては速やかに本港に防波堤を築設されたというのであります。何とぞ格別の御審議をもちまして御採用あらんことをお願い申し上げます。  次に眞穴村穴井に漁港築設の請願の要旨を申し上げます。  本請願の要旨は、愛媛縣西宇和郡眞穴村は全村山岳地帶で、農耕は困難を極め、農業のみの生活は至難である、しかし本村……

第2回国会 水産委員会 第23号(1948/06/29、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 本請願の要旨は、愛媛縣越智郡櫻井町は縣内有数の大村で、漁業專業者がその大半を占めているにかかわらず、漁港の設備がないため漁業は不振をきわめている、又本町の特産品たる漆品その他各種産物の発展も阻害されている、ついては速やかに本町に漁港を築設されたいというのであります。

第2回国会 通信委員会 第13号(1948/06/01、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 高川郵便局は大正十三年六月、政府は村民多年の懇望を容れられ、請願局として開局されて今日に至つたものであります。経済力乏しき当時といたしましては、村民の物的負担も大であつたのでありますが、この機関を通じ、おかげをもつて地方文化の向上はもとより、産業経済の進展、自治行政の刷新等、全般によたり地方民衆の福利増進に寄與せられましたことは、はかり知れないところでありまして、村民は常に感謝いたしておる次第であります。この間当局の適切な御施策と御指導とにより、また局長以下全職員の献身的な努力があり、村民またこれにこたえまして、國策に協力いたしておる次第でありますが、社会の進運に伴い、村民の総意……

第2回国会 労働委員会 第12号(1948/06/29、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 日程第二六、大洲町の勤務地手当の地域給を乙地域に引上の請願(第一三六〇号)、大洲町は人口一万八千、町制施行以來の古い城下町で、官公署及び教育、交通の中心をなし、附近に市制施行地なく、市制実施候補地であり、またその実質を備へている。何とぞ地域給の乙地引上に関し、本委員会の審査をお願いしたい。
【次の発言】 地方にできる地域給調査会は早急にできますか。

第3回国会 運輸委員会 第3号(1948/11/11、23期、日本社会党)

○井谷委員 今、館君からもちよつとお話があつたのですが、私もこの発券という意味が非常にわからないのですが、これはどういう意味のことでありますか。

第3回国会 運輸委員会 第6号(1948/11/15、23期、日本社会党)

○井谷委員 私はこの全体的な法案についてはまだ別に考え方があるのでありますが、きようはこの法案についてわからないところをお尋ねしてみたいと思います。第二章の監理委員会のところでありますが、この監理委員会は日本國有鉄道の意思決定機関でありますか、それとも單なる諮問機関であるのかということであります。 この第十條に「業務運営を指導統制する権限と責任を有する。」とあるのでありますが、この指導統制する権限とはどういうことを指しているのであるか。これは総裁以下の決定したものも変更し得るというのでありますか。この責任を有するというのはだれに対して責任を有するのであるか、これを聞きたいと思います。第十五條の……

第3回国会 運輸委員会 第11号(1948/11/25、23期、日本社会党)

○井谷委員 本法を本國会になぜ出されねばならないかという点と、本法は海運事業の発展のためにどうしてもなければならぬものであるかということと、第三に民事訴訟法の仲裁と本法と海事仲裁との関係はどういうふうになるのであるか、この三点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は第五十三條の、今高瀬さんからお話になりましたことと大体考えが似通つて來るのでありますが、運輸大臣の認可または許可を要する事項に、旅客、貨物運賃の基本賃率を除く旅客定期運賃、小口扱運賃、貨物等の運賃、料金設定に関しては運輸大臣の認可を要することとする必要があることと思つておるのであります。基本賃率は國有鉄道運賃法によつて國……

第3回国会 運輸委員会 第15号(1948/11/30、23期、日本社会党)

○井谷委員 本請願の要旨は、姫路市白濱地区は製塩業、製鉄業等の工業地帶であるが、その多量の貨物の輸送には附近に大藏省所管の元軍用白濱鉄道が敷設されているのに、六キロ以上も離れた御着、姫路、飾磨、曽根各駅に依存しており、輸送難に陷つている。ついては該鉄道を運輸省に移管して、貨物線としてすみやかに運輸開始をはかられたいというのであります。一つ一つ御説明を願つてから、次に進みたいて思います。
【次の発言】 次は相生、西大寺両駅間に鉄道敷設促進の請願の要旨を申し上げます。本請願の要旨は、相生駅より岡山縣西大寺駅に通ずる國鉄赤穗線の敷設工事は、昭和十一年より七箇年継続事業として着工され、これは播備國境附……

第3回国会 水産委員会 第12号(1948/11/29、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 三瓶漁港修築に関する請願の要旨を申し上げたいと思います。大体請願書で詳しくなつておりますから、大要を申し上げたいと思います。  三瓶漁港は愛媛縣の西端西宇和郡の南部に位しておりまして、北方五里余にして八幡浜に達すべく、南方宇和島市とは十里余を隔てておるのでありますが、これは自然の良港でありまして、港内は絶対に平穏で、港口また狹小でありますがゆえに天然の良港であるけれども、港内の利用がはなはだ困難であるという状態にあるのであります。さらに昭和十七、八、九年の大風水害によりまして大さん橋が埋沒せられまして、まつたくその機能を喪失しておるという状態であります。現状は國庫補助等によつて浚……

第4回国会 運輸委員会 第4号(1948/12/13、23期、日本社会党)

○井谷委員 四國海運局松山支局宇和島出張所を昇格の請願の要旨を申し上げます。宇和島を中心とする佐田岬以南の四國西南部は無盡藏なる森林資源を持ち、現在四國地方における阪神向け一般材、中國向け、北海道、九州向け坑木供給源として産業上重要地位を占めており、一方水産方面は宇和海、宿毛湾など魚類のウクライナとして実績をあげていることは、日本三大漁場として格づけられていることからして容易にわかるところであります。このほか石炭石の無盡藏の鉱脈、酪農及びまき、木炭等の林産物等があり、これらの埋れたる四國西南の資源開発により、産業、交通、文化、人口等発展接合をはかるべく、今般開発五箇年計画のもとに具体的方向に進……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 運輸委員会 第30号(1953/07/31、26期、日本社会党(左))

○井谷正吉君 国営自動車の運営についての請願でありますが、御答弁をしてくださいます方の御身分を承つてから申し上げます。
【次の発言】 これはややこしい問題が付随しておりますので、それをつけ加えたいと思いますが、最初に請願の趣旨を申し上げます。  本路線は県道宇和島中村線の幹線に沿い、人口密度高く、関係一市六箇町村住民の戸数四千戸、人口二万余に上り、交通量においても南豫地方屈指の幹線であり、地方文化の向上、産業経済の発展に資することはなはだ甚大でありまして、交通界の理想たる近郊都市乗入れの真の理想的自動車路線であると信ずるものであります。如上の理由により直接関係の前記市町村以外の日吉、三島、泉、……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第6号(1953/07/08、26期、日本社会党(左))

○井谷委員 今度の災害は、新聞によつても、世間の常識でも、九州が主体になつております。ところが、やはりこれにはすそがあるので、ございまして、愛媛県のごときも、前回に三十億円を越え、このたびもまた三十億円を越えるという被害がダブつております。先ほどからのお話、またいただいた印刷物を見ましても、この方面のことがどうかと思われるので非常に不安を覚えておりまするが、今回の災害に対しまする被害県の区域をどういうふうにお考えになるか、国務大臣の御答弁を願いたいと思います。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第7号(1953/07/10、26期、日本社会党(左))

○井谷委員 長官には連日御苦労をかけまして、私ども心から感謝をいたしておる次第であります。ここで一つお願いがあるのでありますが、今回の災害につきましては、災害をこうむらなかつた他府県におきましても非常な関心を持つておるのであります。この救援等についても相当努力をいたしておるのでございますが、ちようど昨日電産の執行部から人が参りまして、自分たち組合の方においても、米であるとか、衣料であるとか、その他のものを集めておるのであるが、ただ米についての輸送が認可がとれないということで困つておる。これは、そうした組織の人たちは、筋肉労働者でありますから一米の生産者ではありません。従つて、自分たちのいただき……

第16回国会 農林委員会 第24号(1953/07/24、26期、日本社会党(左))

○井谷委員 酪農のことでありますが、私どもの方では終戦後非常に酪農を奨励いたしまして、非常に無理をしてみな乳牛を買つた。ところが乳が安くなりまして、飼料は高い、乳は安いというようなことで、最初乳牛を買つた者も、これを手離すというような段階にただいまなつているのであります。明治製菓が工場を設けて簡易な装備をしておるのでありますが、聞くところによると、乳の値段が安くなるということは、外国から乳製品が無制限に入つて来るために圧迫を受ける、そういうようなことを工場長は言つていたが、そういうようなことがあるのであるか。さらにまた、輸入しているのは間違いありませんから、どういう種類のものが入つておつて、年……

第16回国会 農林委員会 第36号(1953/10/16、26期、日本社会党(左))

○井谷委員 前十六国会におきまして、農産物価格安定法が制定され、これに伴いまして近くかんしよ基準価格、切りぼしかんしよ、澱粉の価格が決定されることになりますが、この価格の決定いかんは、いも作農家の死活問題でありますから、すでに収穫を前にいたしまして、九州、四国のいも作農家の代表は、先般福岡県に集合いたしまして、九州、四国かんしよ対策協議会を結成して、大要次の決議をいたしたのであります。  一 昨年産かんしよ生切干及びでん粉の滞荷を本年産かんしよ及びかんしよ生切干の価格に悪影響を及ぼさないよう早急適切な方法をもつて、処理されたいこと。  二 かんしよ類の消費を阻害する糖蜜、トーモロコシ、タピオカ……

第16回国会 農林委員会 第40号(1953/10/22、26期、日本社会党(左))

○井谷委員 大臣にお伺いしたいのですが、それは今度の新しいかんしよの切りぼしの価格の問題であります。先日ちようど大臣おいでになつていませんでしたから、通産関係だけのお話を承りましたが、非常にわれわれにとりまして不満な回答であつたのであります。御承知のように九州、四国のかんしよ地帯の諸君が、九州、四国かんしよ対策協議会というものをつくりまして、本年の価格の決定の迫つておりまするこのときに、この協議会で決定をいたしました価格は、先般長官の方に出しているはずであります。もはや相当日たちが迫つて来たと思うのですが、本年の切りぼし価格はどの程度のお考えであるかということを、第一に承りたいのであります。そ……

第17回国会 農林委員会 第5号(1953/11/03、26期、日本社会党(左))

○井谷委員 私は前谷さんに、かんしよ及び切りぼしの値段を御決定になつたことについてお伺いしたいのであります。  第一は、ただいまプリントを拝見いたしたのでありますが、この価格を決定いたされました基準、それから方法、根拠、どういうところから割出されたのかということを伺いたいのであります。  それからこの表によりますと、第一のかんしよ及びばれいしよの原料、基準、価格のところに歩どまりのことが出ておりますが、この歩どまりはどういうふうにしてきめて行くのかということであります。もちろん生かんしよの場合は、ここにありますように、生産された市町村の区域内において売渡しが行われる場合の価格というのですから、……

第18回国会 農林委員会 第1号(1953/12/01、26期、日本社会党(左))

○井谷委員 前谷さんにお伺いしたいのでありますが、この農産物価格安定法が設けられまして、前の委員会において私はあなたに、今度のかんしよの切りぼしの買上げにつきまして、その価格決定において、団体等の手数料、俗に言うマージンが農家手取りの価格の中に入らないように希望し、またお答えもそのごとくであつたと私は思つておるわけであります。またこれは個人的でありましたけれども、渡部官房長からも同様なお答えがあつたのであります。ところが、先般食糧庁からお出しになりました印刷物によりますと、さようでないことに受取れる内容が現われておるわけなんであります。これがいも作地帯の農民諸君に非常にシヨツクを与えまして、た……

第19回国会 農林委員会 第11号(1954/02/12、26期、日本社会党(左))

○井谷委員 切りぼしについてちよつとお伺いしたいのです。ことしの価格は大体希望の線で食いとめることができる、そして政府の保管しているのを払い下げても、この価格に影響がなかろうということなんですが、これは前にも申し上げましたように、糖密なりその他とうもろこしの横流れとか、そういうものに手を打たれた結果であるか、あるいはまた本年のかんしよの減産のためであるか、長官はどういうふうな御解釈をされているか、承つておきたいと思います。
【次の発言】 糖密の方には手を打たれましたか。

第19回国会 農林委員会 第21号(1954/03/18、26期、日本社会党(左))

○井谷委員 最近世潮の逆コースに伴いまして、農村関係においても、あらゆる面に復古調と言いますか、封建的な時代に逆行しようという傾向が察せられる。農村におけるこれらの動きを検討してみますと、最近なかんずく特異な現象として起きておるのは、旧地主諸君の失地回復といいますか、その土地を自分のものに返す、こういうような動きが濃厚であるように思うのであります。伝え聞くところによりますと、降旗さんあたりが中心になられて、農林専門員の方においてもそういうような農地法の改正に対しまするいろいろな研究がしばしばなされているというようなことも承つておるのでありますが、こういうような傾向が全国的に盛り上つておるようで……

第19回国会 農林委員会 第23号(1954/03/24、26期、日本社会党(左))

○井谷委員 去る三月の十五日付で香川県綾歌郡昭和村字中植西、中植西地区代表責任者池下善行君からこういう書面が来ております。要点を簡単に読んでみますと、「当地区においては過般農業協同組合農業改良普及員の奨励により麦作に対し尿素を施肥したるところ(注、尿素製造銘柄は東洋高圧大牟田工場、販売者は昭和村農業協同組合)数週間経過したるも全然成育を促進せず、葉の伸長はもとより分蘖もせず、元肥に施用したるものは芽さえ出ず、このような状態であつたが、最初は原因も不明にて、普及事務所に調査を依頼しても他因のごとく何ら熱意も示さず、このありさまなれば、さらに数回施肥したるものは裸麦は著しく赤く、小麦は白くなつて枯……

第19回国会 農林委員会 第40号(1954/05/11、26期、日本社会党(左))

○井谷委員 私は本年四月の凍霜害による群馬県下の被害状況を、昨五月十日に視察して参りましたので、その概要を御報告いたします。  参加者は、綱島正興、金子与重郎、小平忠、五十嵐吉藏、井谷正吉の各議員でありまして、農林省蚕糸局より小林蚕業課長、事務局より高木、工藤両君が同行いたしました。  まず佐波郡に入り、勢多郡、前橋市、群馬郡、碓氷郡、甘楽郡の順に実地調査を行つたのでありますが、沿道における被害状況はもちろん、要所に車をとめて、桑、麦等を手にとりその惨状を見聞するとともに、地元各位の要望を聞いたのであります。  県下の被害状況を申し上げますと、去る四月二十一日及び二十八日両度の降霜が今回の被害……

第19回国会 農林委員会 第56号(1954/06/02、26期、日本社会党(左))

○井谷委員 時間もありませんから簡単にお尋ねしておきます。まず最初に保安庁の大森さんにお尋ねをいたします。愛媛県温泉郡小野村の演習地の問題でありますが、これは中村委員がきようお尋ねするように申していたのですけれども、来ておりませんから、私かわりまして概要を承つておきたいと思います。これはどういう構想でおやりになるのか、まずそれからひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 一番小規模な演習場というお話でありますが、ここでは射撃をやらないのですか。
【次の発言】 この演習地については、地元で数回にわたつて反対の運動が行われたように私は聞いておるわけでありますが、先刻のお話にもありましたように、地元……

第19回国会 農林委員会 第65号(1954/08/30、26期、日本社会党(左))

○井谷委員 公共事業費の中で急傾斜の方はどうなつておりますか。
【次の発言】 相当増すつもりですか。
【次の発言】 積寒地帯も同じですか。

第19回国会 農林委員会 第76号(1954/10/20、26期、日本社会党(左))

○井谷委員 今芳賀委員にお答えになりました中で、私は大体ばれいしよ澱粉が中心だと思つて聞いたのですが、私はかんしよ、かんしよ切干し、かんしよ澱粉、こういう面についてお尋ねをしたいのです。今のお答えの中にありましたように、去年よりも大幅に引上げられるものだというふうな概念を持つてよろしいかどうか、一番最初にお尋ねしたい。
【次の発言】 昨年の場合と比べて、本年は今御調査中で詳しい点はわからぬといたしましても、大体において収量は増加しておるかあるいは減つておるか、さらに今度の台風関係で、減収はどういうふうなことになるか、これをちよつと伺いたい。


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 農林水産委員会 第4号(1955/03/30、27期、日本社会党(左))

○井谷委員 今の輸入の農産物についてちょっと関連してお尋ねいたしたい。というのは、仄聞するところによると、河野農林大臣の構想というのでありますが、この大豆の輸入を特定の商社にまかして、そうして競争入札をもって一般に渡すというようなことが伝えられております。そのために中小の製油業者がろうばいしておるのでありますが、次官は大臣の御構想をお聞きでありますれば承わりたいと思います。
【次の発言】 もう一つ、その問題について農林省側と通産省側との見解の相違で対立しておるというような話も聞いておる。かたがたそういうものも含めましてよくお聞きの上、適当な機会にお答え願いたい。

第22回国会 農林水産委員会 第7号(1955/04/05、27期、日本社会党(左))

○井谷委員 一言委員長にお尋ねいたしますが、この決議案をただいま出されてどういうようなお取扱いをされますか。

第22回国会 農林水産委員会 第12号(1955/05/13、27期、日本社会党(左))

○井谷委員 今の次官のお話では、東北の方の話もありましたが、私どもは九州と山口を見て帰ったのでありますが、土地の人は手のつけられぬような状態で、この結果を非常に待っているのです。ですから、福島県、静岡県あたりには凍霜害も起きたそうですが、そういうものが次々に出てくるのを待っておって、最後にまとめてけじめをつけるということではいかぬと思う。ですから、九州の四月中旬のものだけを切り離して速急にやっていただきたい。もう出張しておられる人もじきに帰られると思います。あるいは帰られたのではないかと思う。ことに県からのは、九州に限ってほとんど出ていると私は思っているのですが、これを切り離して早急にやられる……

第22回国会 農林水産委員会 第18号(1955/05/31、27期、日本社会党(左))

○井谷委員 私はきよう九州の災害について相当結論的なことが承われると思って期待をしていたのでございますが、先ほど来の御説明によりましてまことに遺憾に考えるわけであります。まだ農林省において被害の総額がはっきりしない、調査中である。こういうことを言われておるし、さらに被害県からの報告が出ていないというようなお話もありまするが、しかしわれわれの方にはどの県からもみな出ておるのであります。われわれに出ておる以上は農林省にも出していないはずはない。ただ問題になるのはあなた方の方の調査がまだ十分にできていない、こういうことであると思いますが、そうするならば、われわれより先に農林省は現地の調査に出ておられ……

第23回国会 農林水産委員会 第7号(1955/12/10、27期、日本社会党)

○井谷委員 今小枝さんから改良局長の方にお話があり、御答弁がありましたので、大体改良局長の言われることは私どもわかるのでありますが、さらに一、二点改良局長こお尋ねをいたしたい点があります。  御承知のよべにこのミツマタを栽培しておりますところは山間の僻地で、しかも北向きで湿気の多い急傾斜地であります。われわれの常識としては、どう考えてみてもこの作物の転換はできないと思っております。もし大蔵省の方針のように百円の硬貨ができて、ミツマタの消費量が減る、こういう場合にこの転換作物の研究ができておるか、そういうことができるものであるかどうかということを一点お伺いをいたしたいことと、それから今申しますよ……

第24回国会 農林水産委員会 第15号(1956/03/06、27期、日本社会党)

○井谷委員 本案につきまして左の附帯決議をつけたいと思います。  案文を朗読いたします。    農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案   農林漁業の生産力を維持増進するための公庫資金は、長期且つ低利であるべきであるから、政府は今後、十分なる原資の確保に努めることは勿論であるが、これが資金構成についても、出資金と借入金との比率を是正し、もって公庫業務の円滑なる遂行にいかんなきを期すべきである。   尚公庫の貸付業務の実施に当っては、農林漁業者の実態に即応し極力手続の簡素化に努むべきである。   右決議する。  以上でございます。何とぞ皆様の御賛同をお願いいたします。

第24回国会 農林水産委員会 第19号(1956/03/13、27期、日本社会党)

○井谷委員 ただいまお話のように、この法律案は与野党一緒にやりました共同提案であります。農林委員は全部御賛成であるし、関係二十一県の方はこれまた全部御賛成でありますし、二十一県以外の人も賛成していただいているのです。予算の面等においてはずいぶん遺憾な点がありますが、これはこれからお互いに御協力を願って、この延長の意味が完全になし遂げられるように努力いたしたいと思います。

第24回国会 農林水産委員会 第33号(1956/04/25、27期、日本社会党)

○井谷委員 私はさっきから聞いておると、もう少しまじめに答弁をしてもらいたいと思います。冗談みたいな、座談会じゃないのですから、その点けじめをつけてもらいたいと思う。

第24回国会 農林水産委員会 第36号(1956/05/08、27期、日本社会党)

○井谷委員 農林省で現在わかっておる被害の府県名と被害の農作物の種類、それから今お手元に来ていねいでも、これから来るだろうと思われる予想の被害府県を承わりたい。

第24回国会 農林水産委員会 第40号(1956/05/18、27期、日本社会党)

○井谷委員 これは今の五十嵐委員の御質疑と関連をしておるのでありますが、私は笹山小委員長にお尋ねをしたい。ということは、昨日はなかったわけだが、きょうの案を見ますと、第七の項に、「森林の被害に対しては、必要な経費を助成する。」と書いてあります。これは非常に簡単な表現でございますけれども、私もあれを実際に見てきておりますから、そういうことをお尋ねしてみたいと思うのです。この「森林の被害に対しては、必要な経費を助成する。」、これは私はあまりばく然としておると思う。地元の人の話を聞きますと、今お話にあるように、薪炭林までみなやられる。その薪炭林のやられておる場合と、用材林のやられておる場合とは、これ……

第26回国会 運輸委員会 第23号(1957/04/16、27期、日本社会党)

○井谷委員 時間がありませんから、一点だけ簡単にお尋ねしたいと思います。実は私はこの北川丸には数回乗っております。そしてまたこの北川丸に乗っていた乗客のおもな人が、耕三寺参りの団体客だった、こういうことで私も非常に感無量なものがある。というのは、私は昭和十三年から十九年までかかってあのお寺を建てた。そこにお参りをしてきた人が御利益がなくて、あそこで沈んだということは胸を打つものがございます。先ほどお話がありましたが、北川丸は定員程度で走っておればそう悪い船じゃない。それから航路標識とかいろいろなお話がございましたが、あそこは実に安全な個所です。あそこにそういうことをやるのだったら、瀬戸内海には……

第26回国会 建設委員会 第6号(1957/03/06、27期、日本社会党)

○井谷委員 今度の日本住宅公団法の一部を改正する法律案を見ますと、今まで承わっていたところは何だか農地――といいましても耕作農地の一小部分のような気がしたのですが、今田のこれで見ますと新市街地を作る、出校を建てる、病院を建てる、工場を作る、これは考えても相当広範囲なものだと常識的に思います。今お話によればその土地におる百姓が、今度はやはり百姓をやりたいという場合には、それだけの広範なかえ地のごあっせんができますか。
【次の発言】 新市街地をこしらえるといえば、やはりそういうところ以外にはないと私は思うのだが、ほかにございますか。
【次の発言】 それはこれからやることで、反対者が少いやら多いやら……

第26回国会 建設委員会 第29号(1957/10/09、27期、日本社会党)

○井谷委員 ダムの方ですが、これは地方の問題なんですが、たしか今までにそう例のないことだろうと思いまして、一つ御意見を伺いたいと思います。実は愛媛県の鹿野川ダム工事にからんだ問題ですが、御承知のようにあのダムのところはY字形になっております。Y字形の棒のところに小学校があるのです。河成小学校というのがあります。それでここを中心にして鉄橋が三つかかるのですが、この工事を始めますと、びょう打ち、その他の騒音で学校の授業ができなくなるだろうということをPTAその他がかなり心配をして、それで工事事務所と打ち合せをしたわけです。というのは、ちょうど夏の休みになりますから、そのやかましい間の作業を夏の休み……

第26回国会 国土総合開発特別委員会 第4号(1957/03/06、27期、日本社会党)

○井谷委員 長官にお伺いしたいのでありますが、これまで総合開発と申しますと、大体北海道、東北というような大ざっぱな観念をわれわれ抱かされているのであります。また今審議になっておるのも、北海道、東北の問題であります。また委員諸君の顔ぶれを見ましても、関西の者はりょうりょうたるもので、私は愛媛県ですが、何だかほかのお手伝いをしておるような気がする。それで、やはり特定地域の総合開発の指定地域というものが、十二カ所ほどあると思うのですが、そういう面について、どういうお考えを持っておられるか。関東以西のものは、これは看板だけで、実際の仕事がこれに伴っていないような感を深くしておる。長官は高知県であろうと……

第27回国会 建設委員会 第2号(1957/11/09、27期、日本社会党)

○井谷委員 大臣は先般四国へ参られまして、鹿野川のダムを御視察になったと思うのですが、ここに起きました問題について、一つお願いを申し上げたいと思うのです。というのは、ごらんになりました通り、あそこにあります河成という小学校の前に、鉄橋が三本かかる。それでこの作業を始めると学校の授業ができなくなるだろうということで、夏休みの間に橋のかかるように校長が相談して、それは夏休み中にやるという約束ができていたのが、夏季休暇が終って翌日ごろから架橋が始まった。この雑音のために授業ができない。それから校庭が作業のいろいろな機具、機械の置場になる、トロッコが走るというような工合で、晴天でも生徒は廊下で遊んでい……

第28回国会 建設委員会 第10号(1958/03/04、27期、日本社会党)

○井谷委員 この定員化に漏れる人たちの気持については、これは与町党を通じて同じ気持で心配をして、ただいま申し上げたのでありますから、これは大臣も十分御了解を願えると思うのであります。それでこの問題の内容は相当詳しく申されまして、私どもの考えておりますことはほとんど述べられたように思いますから、私はこれでおきまするが、先ほど三鍋君の最後に述べられた中に、新しくできる高松の建設局の問題がありましたので、これについてちょっとお伺いをしたい。第一は、いつごろからこれはやられるか、それから高松に新しくそうしたものができるのか、あるいは現在ある広島から分けられるのか、それについて、現在広島で働いておられる……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 建設委員会 第4号(1964/02/14、30期、日本社会党)

○井谷委員 もうお互いの生理的な時間がきておりますので、簡単にお尋ねをしたいと思いますが、御承知のように、松屋で今回火災がございました。その前の西武の火災の場合も、新聞を見ただけで、私詳しいことはわかりませんけれども、窓が少なかった。今度の場合も、窓とかあるいは内部構造に遺憾な点があったというようなことを報道されておるので、この高層建造物に対しまして、これからできまする場合に、建設省としてはどういうような指導、監督をなされるか、これは消防庁だけにまかせる問題ではないと私は思う。さらに現在ありまするもので、窓の少ないといえば、白木屋あたりはほとんど窓がないが、あるいはそのほかのデパートにおきまし……

第46回国会 建設委員会 第7号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○井谷委員 私はまず最初に高速道路についてお伺いをしたいと思います。  昨日の降雪は、都心で五センチといわれております。このために江戸橋と浜崎橋の両インターチェンジの付近が氷結いたしまして、高速道路が全面交通禁止になったという報道がなされ、職員が五十人余りスコップで氷を割ったというようなことが出ていたのですが、五センチくらいの雪で高速道路の交通を全面とめなければいけないということは、私は考えものだと思うのです。この高速道路の設計のときに、こうした降雪とか氷結とかいうことについての考慮がなされていたのであるかどうか、あるいはまた、勾配が幾らのときにおいて、雪が降るとこれが氷結して交通をとめければ……

第46回国会 建設委員会 第13号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○井谷委員 大臣にお伺いしたいのでありますが、私、前の質問は時間が非常になかったので、その際にお問いすることができなかったが、きょうもまた大臣は非常にお忙しいので、三点ほどにしぼって、簡潔に申し上げたいと思います。  先般大臣から四国と中国の架橋の問題について、経済価値の一番大きな明石―鳴門線のお話がございました。これは私も同感であります。ぜひ早急にこれが実現するように願うものであります。ところが愛媛県と広島県が今治―尾道線に非常にこだわっておる。だから、私これを調べてみましたところ、綾部運輸大臣が尾道へまいられまして、大臣の名をさされておりましたが、その意味は、河野建設相が明石―鳴門線につい……

第46回国会 建設委員会 第33号(1964/05/29、30期、日本社会党)

○井谷委員 先ほど、この法律案の提出の手続について、辻原委員からも御意見があり、さらにそれに対する御説明がありましたが、私はそれを了解いたすわけであります。われわれはどういう法律案が出ようと、たとえば公明会がお出しになろうと共産党がお出しになろうと、いい法律は御協力して通さなければならぬと思っておるわけです。この趣旨の御説明を見ますと、これは実に、こうした法律案の説明としては文学的な、よくできた、珍しいあれだと思って感心して読んでおるのです。そこでこの法律案については、いろいろ審議があり、完全によりよくしようという御努力がこれからなされると思います。  そこで私は、時間もありませんが、これに関……

第46回国会 建設委員会 第38号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○井谷委員 私は、この間、大臣が、瀬戸内海の地域開発について、あちらにまいられまして、そして瀬戸内海沿岸のこれからのいろいろな問題について、御意見を御発表になったことを新聞で承知したのであります。当委員会において、お時間がありますから、詳しいことは要求いたしませんが、荒筋を承りたいと思います。
【次の発言】 私は、六月の七日だったと思いますが、近畿圏の整備本部が大阪にできますときに、瀬戸内海の開発ということについて大臣にお尋ねしたと思います。そのときに大臣が、どうも地元に、世論といいますか、熱が盛り上がっていないということを言われた。今度のあの催しは、建設省がそうした世論を助けるためにおやりに……

第46回国会 建設委員会 第42号(1964/08/11、30期、日本社会党)

○井谷委員 大臣に御就任、おめでとうございます。  前大臣のもとにおきまして、わが国の建設亀事業というものが最近非常に前向きに前進をしておる。一般国民に対しましても、この建設事業あるいは現在の建設事情に対して明るい気持ちを持たした。私はこの前大臣の功績は大きいと思います。  ところで、一般に昨今心配をしておりましたことは、新大臣がこれからどのような構想でやっていかれるか。一部におきましては、前大臣に対していろいろな雑音があったことは承知しておりますけれども、しかし、こういう大きな前向きの希望を与えるという仕事をせられたことには、みな敬意を表しております。非常に積極的に仕事をせられたあとは、大体……

第46回国会 災害対策特別委員会 第3号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○井谷委員 関連して、私は林野庁のほうにちょっとお伺いしたいと思います。  先ほど岩動さんの質問にお答えになった中に、炭がまの補助金二割とおっしゃったのですが、あれはどういう面から二割というあれが出るのでございますか、それをちょっと承りたい。
【次の発言】 直接の御担当でないということになると、これはちょっとここで申し上げるのもどうかと思うのですが、お含みおきを願いたいことは、失礼な言い分ですが、炭を焼いておるような人は非常に生活程度が低いのです。生活に困窮しておる人が多い。そこへ、一万幾千円かかるかわかりませんけれども、それの二割ぐらいの、スズメの涙のような補助をやっただけのことでこれは盛り……

第46回国会 災害対策特別委員会 第7号(1964/06/02、30期、日本社会党)

○井谷委員 これからの質問に入ると、これは一つをあげても大きな問題だが、責任大臣がおられぬということは、質問せられるほうもこれは力が入らぬと思うし、軌道に乗らぬと思うのです。農林大臣、あるいは気象庁の問題があるから運輸大臣、大蔵大臣、みな出られるべきだ。

第46回国会 災害対策特別委員会 第11号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○井谷委員 私は、去る六月十三日から十五日までの三日間にわたり、長野県下における凍霜等による農作物等の被害状況の調査をするために派遣されました委員を代表して、調査の概要を御報告申し上げます。  本調査は農林水産委員会と合同して調査をいたしたのでありまして、本委員会から派遣されました委員は、中山委員長、西岡委員と私の三人でありますが、地元議員多数に関係地で参加をいただきました。  今回長野県に大被害をもたらした異常気象は、去る四月二十八日朝、大陸に発生した高気圧が日本海南部から東北地方を通過した際に起きたもので、高気圧におおわれた地方は無風、快晴となり、地上の熱が逃げる現象、すなわち放射冷却現象……

第47回国会 建設委員会 第2号(1964/12/16、30期、日本社会党)

○井谷委員 私は、過般問題にいたしました、九州と四国の連絡のフェリーボートの件について、さらにお尋ねいたしたいと思います。  これは、私どもにとりましてはなはだ不可解な、不明朗な点がありまするので、先般、十月の四日に当委員会として佐賀関、三崎あわせて鳴門の架橋の問題を調査して帰ってきて、結論といたしましては、鳴門は問題ありません。この佐賀関――三崎間の問題については、大臣はいろいろお骨折りになったのでありますけれども、地元においては、木下知事はじめ一般の世論は反対なのであります。  それで、私は、話はさかのぼりますけれども、順序上、まず公団にお尋ねをいたしたい。というのは、今年の一月二十八日に……

第48回国会 建設委員会 第4号(1965/02/19、30期、日本社会党)

○井谷委員 大臣がまだお見えになりませんから、ちょっとあと先になるのですけれども、運輸省のほうにお伺いしたいと思います。  前の委員会のときに、三崎と佐賀間のフェリーボートの問題について、この航路の認可の出願ですか、近鉄さんのほうだけという話でございましたけれども、現在の状況はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 そうすると、現在どこからも出ていないのですね。
【次の発言】 そこでお尋ねしたいのですが、坊間伝えられるところによると、近鉄さんということに、一般のうわさではなっているわけなんです。それも、近鉄という名前でなくして、豊予商船、こういう名前が伝わっておるわけなんです。また、私……

第48回国会 建設委員会 第12号(1965/03/26、30期、日本社会党)

○井谷委員 大臣がお見えになりますまでに、運輸省のほうへお尋ねいたします。  きょうお尋ねしたいのは、これは鉄道のほうのことですから、ここでは直接関係はないようなものの、私ども道路行政の上において、知っておきたい。これは現在やっておられまする青函隧道の問題。私どもしろうとでありますから、高度の技術的なことは要らないのです。常識的に、われわれのわかる範囲で、その構想と、現在の進行状況、こういうものを承りたいと思います。  第二は、香川県と岡山県に鉄道橋をおつけになるという話を聞いておりますが、地元には、道路橋と鉄道橋の併用、こういう意見もあるらしく、どういう方向でやっておられるか。この二カ所につ……

第48回国会 建設委員会 第17号(1965/05/12、30期、日本社会党)

○井谷委員 私は、提案者のほうに意見と希望を申し述べたいと思います。  この九州横断自動車道建設法は、もちろん私どもは満腔の賛意を表するわけであります。がしかし、ここに私の希望を申し上げますならば、この説明書にもございますように、広域的見地に立ってみれば、これより阪神、瀬戸内と直結して、いわゆる西日本経済圏の一翼をになうということをうたってあります。それで、もちろんこれはわれわれのこいねがうところであり、しばしばこの委員会でも、これを含んだ発言もいたしておるわけでありますが、そういたしますと、その法案提出の趣旨の第二にあります、「本路線は、起点を長崎市、終点を大分市、」こうなっておりますが、私……

第48回国会 建設委員会 第21号(1965/07/09、30期、日本社会党)

○井谷委員 私は、大臣がお見えになりまして順を追うて質問をいたそうと考えていたのでありますが、大臣の時間のお差しつかえがあるそうでありますので、まず道路公団のほうにお伺いをいたしたいと思います。  いま、九州と四国の連絡フェリボートの問題に、関係県がありまする愛媛、大分両県では、ほとんど毎日の新聞でもこれを扱っておりまするように非常な関心を払っておるわけでありますが、この問題は、なくなられました河野さん、それから前の小山大臣、そうしてまた今度と、三代にわたる課題であるわけであります。これにつきましてお伺いをいたしたいのは、九四連絡のフェリの予算についてどのような御構想になっておるのか、総工費が……

第49回国会 建設委員会 第1号(1965/08/06、30期、日本社会党)

○井谷委員 ちょっとその前に……。  今臨時国会は非常に短期でありまして、しかも当委員会はわずか二日間、法律案の提案はないとしても、非常にこの二日間は大切な時間であると思いますが、その間に委員長が格別のおはからいで、きょうフェリボート問題について参考人を呼ぶ処置をとっていただいたことを、まず感謝申し上げたいと思います。  次に、大分県知事をはじめ、参考人においでいただきました方々、公務、社務御多端のおり、しかもこの暑いさなか御上京いただきましたことを心から感謝を申し上げます。  この九州・四国連絡のフェリボートの問題は、河野さん、小川さん、現大臣に至る三代にわたる当委員会としての大きな課題であ……

第49回国会 建設委員会 第2号(1965/08/11、30期、日本社会党)

○井谷委員 時間がありませんから、簡単に要点だけ御質問を申し上げたいと思います。  御承知のように、去る六日に四国九州のフェリーボートの問題が非常に混乱しておりますので、関係者に参考人として出ていただいて意見を聞いたわけであります。私どもがなぜこの問題を重視するかというと、これは九州と四国の開発の一大動脈となる路線に関連をいたしますから、われわれは非常にこれを重要視しておるわけなんです。ところがこの問題が大分県、愛媛県あるいは政府当局等の意思の統一がなかなかできないで、時日を遷延しておりますので、私どもとしても何とかしてこれを軌道に乗せたいということからいろいろ工作をいたしております。その参考……

第49回国会 建設委員会 第5号(1965/09/16、30期、日本社会党)

○井谷委員 どうも二番せんじになって、大臣の言われることもわかったし、私の言おうとすることは池田さんが大かた言われたわけで、私は簡単に自分の考えを申し述べたいと思います。  この九州自動車道路につきましては、新聞等によりましても、東回り線、西回り線が問題になっております。ことに東回り線は、瀬戸山さんの政治路線である、こういうようなうわさが飛んでおりましたので、私は、たまたま十五号台風の調査に鹿児島へ出ておりましたから、一日余分に滞在をいたしまして、問題になっておる西回り、東回り、これをできるだけ調べて帰ったわけであります。率直に申し上げまして、この九州自動車道は、やはり私は世にいわれておる西回……

第49回国会 災害対策特別委員会 第5号(1965/09/11、30期、日本社会党)

○井谷委員 昭和四十年八月六日の台風第十五号による被害状況調査のため、議長の承認を得て、去る八月十七日から二十一日までの五日間、熊本県及び鹿児島県の両県に派遣せられました派遣委員として、調査の概要を御報告いたします。  派遣委員は、砂原格君、稲富稜人君、井谷正吉の三名で、ほかに地元選出議員多数の御参賀を得て、つぶさに調査をいたしてまいったのであります。  まず最初に、今次災害の原因となりました台風の経過概況について申し上げます。  七月二十五日マーシャル群島ポナペ島付近に発生した弱い熱帯性低気圧は、その後西北西に進み、三十一日には沖ノ鳥島の南西海上に達し、発達して台風十五号となり、八月一日には……

第50回国会 災害対策特別委員会 第1号(1965/10/13、30期、日本社会党)

○井谷委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 小沢辰野君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、楯兼次郎君が委員長に当選されました。(拍手)  委員長楯兼次郎君に本席を譲ります。

第51回国会 建設委員会 第6号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○井谷委員 先日の当委員会におきまして、大臣は、最近急増する道路交通需要に対処するとともに、国土の総合的開発と均衡ある発展をはかるために、全国的規模における高速道路の建設を緊要とし、このために高速自動車国道網をすみやかに策定してその計画的な建設を推進するとの所信を表明されました。また、政府は近く本国会に高速自動車国道建設法案なるものを提出して本委員会の審議を求められるようでありまして、私は、大臣が高速自動車国道の建設について、このたびかつてない積極的な姿勢を公に出されましたことは、わが国の道路行政の一大前進であると思って、欣快としておるのであります。だが、大臣の述べられました先日の所信表明はき……

第51回国会 建設委員会 第9号(1966/03/09、30期、日本社会党)

○井谷委員 この都市開発資金の貸付けに関する法律の第一条を見ますと、「国は、地方公共団体に対し、次に掲げる土地の買取りに必要な資金を貸し付けることができる。」とありまして、その一号には、「次に掲げる施設及びこれと密接な関連を有する政令で定める施設並びにこれらの施設の附帯施設の敷地で、都市の機能を維持し、及び増進するため計画的に整備改善を図る必要がある重要な市街地の区域内にあるもの」とされておりますが、「これと密接な関連を有する改令で定める施設」というのはどういうものであるか、また「附帯施設」とは何か、こういうことを承りたいと思います。

第51回国会 建設委員会 第15号(1966/04/01、30期、日本社会党)

○井谷委員 大臣がお見えになりませんから、その前に、道路公団のほうにお尋ねをいたしたいと思います。  今回提案されましたこの国土開発縦貫自動車道建設法の一部を改正する法律案、これは道路公団と非常に関係が深いと思います。それで、大臣がおいでになってから質問をいたしたいと思ったのでありますが、さような事情でございますから、公団のほうに先にお伺いをいたしたい。  縦貫道路を審議いたします上において一番伺いたいのは、この高速道で最初おやりになりました名神が現在どういう状態になっておるかということを承りたいのであります。というのは、巷間伝えるところによれば、最初のこの自動車交通量というものが予定された数……

第51回国会 建設委員会 第33号(1966/06/22、30期、日本社会党)

○井谷委員 ほかに質問者がありますから、私は本法の基本的な問題三、四点について、質問をいたしたいと思います。  本法の第二条第二項によりますと、「この法律で「近郊緑地」とは、近郊整備地帯内の緑地であって、樹林地、水辺地若しくはその状況がこれらに類する土地が、単独で、若しくは一体となって、又はこれらに隣接している土地が、これらと一体となって、良好な自然の環境を形成し、かつ、相当規模の広さを有しているものをいう。」となっております。また、首都圏整備法の第二十一条を見ますと、「首都圏整備計画は、基本計画、整備計画及び事業計画とする。」とありまして、その三項で、整備計画につきましては、「首都圏の建設と……

第51回国会 災害対策特別委員会 第3号(1966/03/17、30期、日本社会党)

○井谷委員 私は消防庁と水産庁にお尋ねしたいのですが、時間をセーブする上で消防庁に先にお伺いしたい。  先ほど来、火災の問題についていろいろ御意見があったわけでありますが、火災予防というような点から、現在起きているわけじゃないけれども、これからの問題としてお尋ねをしたいと思います。  これは昨年私は次長にお会いしてお話をしていた問題なんです。愛媛県の西宇和郡保内町というところに大協石油が石油タンクをつくる、こういうことで、現在地元と県と大協石油の間にトラブルが起きているわけであります。その際御説明をしたと思いますが、この保内町にタンクをこさえるというところは、人間の顔でいうとちょうど鼻に当たる……

第52回国会 建設委員会 第2号(1966/07/29、30期、日本社会党)

○井谷委員 大臣も御承知と思いますが、最近本土と四国の架橋の問題で、各路線の方々が猛烈な運動をやっておるわけであります。これは相当多額の費用も使っておると思うのでありますが、最初建設省が――あの当時はたしか五線あったと思います。いま三本になっている。それを五線とも、土質とかあるいは海流の関係、気象とかいろんなものを調査して、その結果でどこということをきめるというような意味のことを言われたと思うのです。ですから、各路線のものが、自分のところがどの路線よりもいい、こういうようなことで、熱が上がっておるのだと思うのであります。  私は本土と四国の架橋は、ただ橋をかけたらいいというだけが問題と思わぬの……

第52回国会 災害対策特別委員会 第1号(1966/07/13、30期、日本社会党)

○井谷委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 渡辺栄一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、日野吉夫君が委員長に当選されました。  委員長日野吉夫君に本席をお譲りいたします。(拍手)

第52回国会 災害対策特別委員会 第3号(1966/07/29、30期、日本社会党)

○井谷委員 第一班の調査の概要について御報告申し上げます。  派遣委員は、日野吉夫委員長、渡辺栄一君、それに私、井谷正吉の三名であり、ほかに地元選出議員の御参加を得て、石川県、新潟県における集中豪雨による被害状況等につきましてつぶさに調査をいたしてまいったのであります。  本日の委員会の運営上、時間の関係できわめて簡単に概要のみを申し上げることをお許しいただくとともに、細部につきましては、県及び市町村からの陳情書等、資料を委員長のお手元に提出してありますので、これを御参照願いたいと存じます。  まず、石川県について申し上げます。  七月十一日ごろ、三陸沖から山陰沖にかけて停滞していた梅雨前線上……

第52回国会 災害対策特別委員会 第8号(1966/11/11、30期、日本社会党)【議会役職】

○井谷委員長代理 ちょっと速記をやめて。


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 運輸及び交通委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1948/06/04、23期、日本社会党)

○井谷委員 この間私は、鉄道の人員の基本調査、あるいは鉄道弘済会、鉄道病院、かようなものに対する基本的な調査をお願いしておいたのでずが、質問にはいります場合には、やはりこうした資料がわれわれは欲しいのでありますから、至急に御提出を願いたいと思います。

第2回国会 運輸及び交通委員会財政及び金融委員会連合審査会 第2号(1948/06/05、23期、日本社会党)

○井谷委員 本日は本会議もすでに始まりまして、そちらに出席せられる委員も相当多数ありまするし、またただいま資料の配付を受けたようなあんばいでありますので、よく見る時間もありませず、またわれわれの質問は相当複雜になりますから、この程度で散会されんことを望みます。

第2回国会 運輸及び交通委員会財政及び金融委員会連合審査会 第3号(1948/06/08、23期、日本社会党)

○井谷委員 本日はこの程度で散会されんことを望みます。

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第10号(1948/06/21、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 愛媛縣北宇和郡松丸町大字目黒より高知縣幡多郡津大村に至る路線には、まれに見る地藏峠の難所があつて、本地方の國有林並びに民有林の伐採搬出に支障を來し、特に木材の滯貨がはなはだしく、縣当局も地藏峠のトンネル開通を計画中である。ついては該峠のトンネル開設を速やかにされたい。

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第11号(1948/06/23、23期、日本社会党)

○井谷正吉君 南伊豫の穀倉といわれる三間平野を貫流する三間川は三幅狹く屈折の不自然、堤防の不完全等のため、わずかの出水にも氾濫して大なる被害を與えている。ついては昭和二十二年度失業救済事業として計画されて三間川の改修工事に対し二十三年度予算を増額してこれが根本的改修をはかられたい。


26期(1953/04/19〜)

第19回国会 農林委員会林業に関する小委員会 第7号(1954/09/02、26期、日本社会党(左))

○井谷委員 私はみつまたについてお伺いいたしたい。このみつまたは紙幣の原料として、これまで大蔵省が非常な力を入れて指導協力をして参つたのであります。また農林省においても同様、みつまた栽培については非常な熱意をもつて奨励をいたされたのであります。山間地帯の住民といたしましては、換金作物としてこれは唯一のものでありますから、こういう奨励のもとに非常な努力を続けて今日増産の域に達しておるのであります。ところが最近大蔵省におきましては、このみつまたを使えば非常に高くつく、マニラ麻の方が安くつく、こういうことでみつまたの購入を中止したとは行くまいが、非常に減額をされた。従つてみつまた産地の者は、今日まで……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 農林水産委員会蚕糸に関する小委員会 第1号(1955/07/04、27期、日本社会党(左))

○井谷小委員 この六月二十二日中央農業会議から本法案に対しまして意見が出ているのでありますが、それによりますと、「本法案は末だに養蚕農民に飢餓生産の屈従を要請する域を脱し得ず全く繭生産維持を軽視した法案である。本法案通過後に来るものは現行蚕糸関係諸法規の欠陥並にその指導方針と相俟ち繭価は不当に抑制となり養蚕農民の犠牲下において製糸企業の安定がはかられることは火を見るよりも明らかである。政府は繭糸価格安定法の精神に則る限り真に繭の再生産を維持せしめ得る制度を確立すべきである。」といたしまして、次の五項があげられております。「一、繭の制低価格は繭生産費を補償することを原則としその九割分を下らざるこ……

第22回国会 農林水産委員会畜産に関する小委員会 第1号(1955/06/13、27期、日本社会党(左))

○井谷小委員 私は二点ほどお尋ねしたいのであります。今酪農で一番問題になるのは、家畜のえさですが、この家畜の飼料は、マニトバの最近の払い下げの状況を見ますと、全購連、全畜連、全酪連、全豚連、日本飼料というものがありますが、最近の払い下げの実績を見ますと、日本飼料が百パーセント比率の払い下げを受けておる。そうすると、全購連あるいは全酪連というような他の農業団体はこうした飼料が要らないのであるということが考えられますが、これは要らぬのではなくして、日本飼料が取ります価格が非常に高いので、大半抑えられてしまうのではないか、こういうことが思えるのでありまして、それでこうした場合に、値段さえ高かれば一ヵ……

第22回国会 農林水産委員会林業に関する小委員会 第1号(1955/05/28、27期、日本社会党(左))

○井谷正吉君 私は風倒木とは関係はないのですが、この機会に、承わっておきたい。それは林野庁が今度の予算に優良特産樹苗育成費わずか二百三十六万円ですか組まれておるのでありますが、この内容を見ると、クリとか、クルミ、キリ、漆、タンニンアカシアというように限定されておる。この額は私どもから見ればスズメの涙のように思いますし、御増額のことは考えられないかということと、この中にコウゾ、ミツマタ、こういう大へんなものが落ちているように思うのですが、何か意味があって除いておられるのか、増額の場合にはこうしたものも将来入れていただけるかどうかということを承わっておきたいと思います。

第22回国会 農林水産委員協議会 第2号(1955/10/15、27期、日本社会党)

○井谷正吉君 食糧庁長官にお尋ねしたいのでありますが、本年のカンショの価格の決定は、先般十月の二十日以後程度であろうかというようなお話があったが、本年の作柄から見まして、これはもうすでに決定をされていなければならないと思うのであります。先ほどの陳情で愛媛、長崎ということがありましたが、これは私少し補足しておきますが、関東一円、九州一円、四国一円、中国地方においてもこれに加わる分が相当あるわけです。ことしは御承知のように作柄が非常によろしい、それから天候の関係等で収穫も少し早目になっております。というようなことで、聞くところによると、関東地方で現在取引されている価格というものはお話にならぬほど安……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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