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園田直 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

園田直[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
350位
委員会発言歴代TOP500(衆)
214位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
418位
委員会出席(無役)歴代TOP500
393位
委員会発言(議会)歴代TOP500
167位
委員会発言(政府)歴代TOP50
45位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
233位
各種会議発言(政府)歴代TOP50
40位

24期委員会出席TOP100
88位
24期委員会出席(無役)TOP50
30位
25期委員会出席TOP50
46位
25期委員会出席(無役)TOP50
25位
26期委員会出席TOP50
33位
26期委員会出席(無役)TOP50
14位
27期委員会出席(幹部)TOP50
14位
28期委員会出席(幹部)TOP100
95位
28期委員会発言(議会)TOP50
11位
29期委員会発言(議会)TOP50
26位
34期委員会発言TOP10
4位
34期委員会発言(政府)TOP10
1位
34期各種会議発言(政府)TOP10
7位
36期委員会発言TOP100
57位
36期委員会発言(政府)TOP25
12位

このページでは園田直衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。園田直衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 厚生委員会 第17号(1947/09/26、23期、民主党)

○園田委員 民主黨を代表し本案に贊意を表するものであります。そもそも本案は第二條に示すがごとく、廣範圍にわたり非常災害にかかり、通信連絡あるいは杜絶し、傷者は續出し、給養、治療等多數人命に關する急務は激増し、人心あるいは混亂し、平生の組織、平素の環境においては、處理し得ざる事故が多數勃發し、状況によつては治安維持等においても懸念あるやもはかり知れざる状況において、災害を最小限に防止し、これを速やかに救助せんとする法案であります。個人の自由と權利を尊重し、これにあこがれる點においてはあえて劣らざるものでありますけれども、かかる非常の場合は平穩平和のうちに座しての理論、心境等は大よそ用いるに足らざ……

第1回国会 皇室経済法施行法案特別委員会 第4号(1947/08/26、23期、民主党)

○園田委員 民主黨を代表して本案に贊意を表する者であります。先般來各委員から意見を述べられました通り、わが黨においても、國民の象徴であり、國家の象徴である陛下竝びに皇室の費用に關しては、特に深甚なる考慮を拂うものであります。特に内廷費の八百萬圓及び皇族費の二十萬圓は、現下の状況等より、陛下竝びに皇室のもたれる御地位、國民の感情からしまして、はなはだ恐懼する僅少なるものではなかろうかと存ずるのであります。この點については、關係當局におかれては、この次から十分考慮をせられて、内廷費における、特に天皇の外國に對する儀禮の費用及び皇太子の教育費、陵墓の費用、皇族費等については、特別の考慮を拂われて計畫……

第1回国会 国土計画委員会 第13号(1947/09/30、23期、民主党)

○園田直君 本請願は、九州南端阿蘇、雲仙コースの要をなす天草諸島國立公園指定に關する島民二十五萬、必死の請願であります。  元來天草は、海外には有名でありますが、國内的には政治的、経済的地位低く、ようやく一部の者に「戀の天草」または情緒纏綿たる女性の出生地として知られていることはまことに遺憾であります。その大觀は東はキリスト殉教の夢と傳説を秘めた不知火の有明、八代の海を抱き、はるかに肥薩連峰に火を吹く大阿蘇を眞近かにながめ、西は頼山陽の「雲か山か呉か越か」の洋を拡げ、北は津早、千々岩の兩海峽を横たえて雲に霞む雲仙を軒端に見、南は太平洋の波に洗わるる周圍七十六里と三十五里の二島を取り巻く百九つの……

第1回国会 国土計画委員会 第14号(1947/10/03、23期、民主党)

○園田直君 本渡港は先般請願いたしました國立公園指定地の天草島の中央に位します九州本土との連絡の唯一の要港であります。本島の門戸に當りまして、本島の大半を占める主要物資の呑吐港として重要なる使命をもつておりますので、港灣修築の必要性を認められて、去る昭和十二年度から、縣の繼續事業として國庫補助を仰ぎまして著工したのでありますが、工事半ばにして今次戰爭に遭遇し、資材竝びに勞力不足等のために、工程意のごとく進捗せず、現在延長三百二十メートルの導水堤、三百五十メートルの防波堤、これは竣功いたしましたが、荷役用の物揚場も基礎並びに壁體、これが大半終了いたしまして、港灣としての形状は一應整えておりますけ……

第1回国会 文化委員会 第7号(1947/09/23、23期、民主党)

○園田直君 本請願は、天草島國立公園指定に伴う各種觀光施設促進に關する請願であります。場所は、九州南端、熊本縣の天草島一帶でございます。この島は、先般厚生大臣が視察に參られまして、國立公園指定の範圍内にはいつたのでありますが、これに伴い、各種の不足なる觀光施設を促進していただきたいという島民二十五萬の必死の請願であります。元來この天草は國内的に非常に政治地的位が低く、わずかに新聞雜紙等によつて獵奇を好む方々に戀の天草として名前が知られておる程度でありますが、この場所は、東はあわれキリスト殉救の夢と傳説を祕めました不知火燃ゆる有明、八代の二海を抱き、彼方はるかに肥薩の連峯を望み、雄大火を噴く男神……

第4回国会 懲罰委員会 第1号(1948/12/12、23期、民主党)

○園田委員 議員外崎千代吉君に対しては、國会法第百二十二條第二号による「公開議場における陳謝」を命ずべきものと決せられんことを望みます。
【次の発言】 陳謝文案の起草は委員長に一任したいと思います。

第4回国会 懲罰委員会 第2号(1948/12/14、23期、民主党)

○園田委員 理事の補欠選任は、委員長において指名せられんことを望みます。

第4回国会 懲罰委員会 第3号(1948/12/20、23期、民主党)

○園田委員 質疑並びに討論の打切りを願います。
【次の発言】 議員外崎千代吉君に対しては、國会法第百二十二條第二号により、公開議場における陳謝を命ずべきものと決せられんことを望みます。
【次の発言】 委員長に一任せられんことを望みます。


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 議院運営委員会 第9号(1949/03/30、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 ただいまの問題で各党各会派の方に、非常な御迷惑をかけておることをお詫びいたします。この問題は党内でもどちらが指導権を握るか、あるいは新たに交渉團体をつくつたかということは別として、議事運営については二つの別個の團体があるということは明瞭でありまして、しかもこの届けは各代議士が署名をして、それぞれ氏名を届け出てあります。しかも犬養派の代表である坪川委員が先日議事部長の前で、この氏名に間違いないと向うの方も認めておりますので、われわれとしても解釈は別として、議事運営のために二つの團体があるということは、なるべくすみやかに各党各派の方に認めていただいて、発言あるいは議事運営のために支障の……

第5回国会 議院運営委員会 第15号(1949/04/07、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 海外同胞引揚促進問題は超党派的問題であり、各議会ごとにやつおりますが、なかなか進みません。それで引揚委員長とも相談した結果、この際各党首がそろつて連合軍最高司令官、及びソ連大使館に対して引揚促進方の懇請に出かけて行つてもらいたい。これを運営委員会において取上げて諮つていただきたいということを、わが党から提議いたします。
【次の発言】 よろしゆうございます。

第5回国会 議院運営委員会 第21号(1949/04/18、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 これは同僚議員並びに同じ運営委員の問題であつて、私として非常にみな困ることだと思います。しかしながら椎熊委員が自己の見解によつて共産党の林君の懲罰動議を提出し、これが通過した以上、また一方椎熊委員に対して共産党の方から懲罰動議を提出されたならば、本人は男らしくこの懲罰動議を提出してもろうと言つている以上、この運営委員会も椎熊委員の提出した懲罰動議を本会議に上程することを認めると同時に、林君の提出したものもただちに上程すべきである。從つてもはや回答を避けて、この採決をせられんことを望みます。

第5回国会 議院運営委員会 第23号(1949/04/21、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 第九民主党も同じ趣旨において賛成であります。

第5回国会 議院運営委員会 第24号(1949/04/23、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 先般お願いしておきました各党首の連合軍最高司令官並びにソ連大使に対する引揚げ懇請の件はどうなりましたか。來る月曜日までくらいにおきめ願うようにお願いいたしたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第25号(1949/04/26、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 これは協同提案ということになつております。ただ民主連立派だけが抜けておりますが……
【次の発言】 最初そういう話でしたが、今ちよつと相談に行つておりますから、お待ち願いたいと思います。
【次の発言】 先ほど一番初めに特別委員会設置に若干の異論があつたようでありますが、わが党としては現在五百二十数億の政府支拂金があり、しかも第一、四半期は仕入期であります。しかるに九原則によつて金融は断絶し、財政は逼迫して國民の経済を脅かしますし、その期間も政府支払いの五百二十数億の処理の見通しがつく短期間でありますので、このまま御了承願いたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第27号(1949/04/28、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 民主党も反対討論をやります。
【次の発言】 私の方も保留であります。

第5回国会 議院運営委員会 第30号(1949/05/07、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 今林君の言われたようなことは趣旨弁明にはつきり入つております。中共の方とかソ同盟が入つておるかどうか存じませんが……。
【次の発言】 賛成。

第5回国会 議院運営委員会 第31号(1949/05/10、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 官報の訂正についてお願いいたします。四月二十二日の官報号外、衆議院会議録第二十号、二百四十六ページに、地方配付税法に関する山本猛夫君ほか二十四名提出の討論終局の討議に対する可否の記名投票議員の氏名が記載してありますが、この氏名の中に最初に可とする議員の氏名、次に否とする議員の氏名という文字が拔けまして、否とした者も可とした者も、すべて可とした投票をなしたるがごとく出ております。かかることは明治年間からの官報にかつてなかつたことで、嚴重な警告を発しまして関係者に取消しの処置を願いたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第33号(1949/05/13、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 これに関連しまして常任委員が決定になりました当時より各党の編成及びその数が相当変更になつておりますので、常任委員の割当はどういうふうになつておるかお伺いしたい。
【次の発言】 四つの緊急質問はきわめて重大緊急のものであるから、私はこの緊急質問を許可せよという意見を主張いたします。特に蚕糸業対策の緊急質問は、國民協同党、社会党から提案され、協議の結果緊急性あるものと認めて、各派協同で提案された緊急質問であるし、ほかの二つの炭鉱ストの問題。それから阿波丸の問題もきわめて重要な問題であります。從つてこれが緊急性があるかないかということは、見解の相違であつてそれは論議はしませんが、それ以上……

第5回国会 議院運営委員会 第34号(1949/05/14、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 われわれは会期延長には反対であります。その理由はまつたく言われる通り、今度の会期延長は政府の失敗のしりぬぐいをするためにやることになる。むしろ一歩進んで考えるとさらに惡意に判断せざるを得ない。何となれば政府は再三にわたつて会期延長の申入れをする必要はないと官房長官は言明している。しかも残つた法案は國政運用上きわめて重要であることは、われわれも一部には確かにそれがあると判断する。しかし國政を担当する現実の担当者が眞に國政運用上必要なものと考えるならば、会期延長の決定はもちろんわれわれの意思によつてやるけれども、それに対する申入れをなすには政府は数日前から眞劍にやるべきであつて、政府が……

第5回国会 議院運営委員会 第35号(1949/05/16、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 これは共産党と労働者農民党を除く各党の共同提案になつております。
【次の発言】 暫時保留を願いたいと思います。ただいま折衝中でございますから、運営委員会に届けてから三日以内でありますが、これを議することは明日まで御延期を願います。
【次の発言】 この問題に対する私の意見を申し述べることは控えますが、ただこの問題はわれわれから見ると先ほどから言われている通りに発言中の言葉であるけれども、やじの鷹酬とみている。ただしかしいかなることといえども、使われた言葉は党としても個人としても、相当反省を要することは認めております。從つてこれについていろいろ折衝中でもありますし、本人がまだ出て來てお……

第5回国会 議院運営委員会 第36号(1949/05/17、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 私の方の講和條約に関する緊急質問についても御同様に願いたい。
【次の発言】 この問題は外務委員会ですでに提出者が質問をやりましたが、委員会ではこれに対する正確なる答弁は求められず、しかもその答弁に対してその後調査した結果、さらに詳細に本会議場で聞きたいということで出されたのであります。石田委員の意見は確かにわかりますが、本問題はここに書いてあります通りに、現下日本の置かれた情勢上、今後の日本のあり方についての重大な問題でありますので、前の質問同様本日上程されることにお取扱いを願いたいと思います。
【次の発言】 今の問題は昨日から申し上げました通り、ただいま陣がさの解釈も出て来たわけ……

第5回国会 議院運営委員会 第39号(1949/05/20、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 わが党も異議ありません。
【次の発言】 定員法の審議については各党とも深更に至るまで、しかも十二時過ぎまでやるという協力の態度を見せております。從つて時間についてこのまま論議しておると二十分や三十分はすぐ過ぎてしまう。從つて民主自由党の寛容な態度によつて社会党に五分譲られたのだから、それと同様に各党に二十五分、労働者農民党に十五分ということにされてはどうですか。

第5回国会 議院運営委員会 第42号(1949/05/23、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 この際わが党の並木君から出されております緊急質問を、本日の議事日程に上程をして、日程第四の終つたあとでやらしていただきたいと思います。質問だけやつて、答弁と再質問は政府の出たときにやるということで願いたい。
【次の発言】 この次に開かれる運営委員会に増田官房長官が出席することを、各党各派を代表して、要求します。

第5回国会 議院運営委員会 第47号(1949/05/31、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 私の方はきのう言つた通り。
【次の発言】 肥料生産に関する緊急質問は、これに関連して前回いたしましたが、前回の緊急質問と同じ問題ではございません。これは前回申し上げた通りに、肥料のストツクは現在一週間分くらいしかないのでありますが、これに伴つて、ストライキその他が起つて、食糧増産が重大な危機に当面しようとしております。しかも政府は一トン九千円で、硫化鉱を輸入しようとしている。ところか國内の硫化鉱はトン二千円に釘づけをしているばかりでなく、労働賃金はわずかに四千数百円ベースて抑えられてしまつている。從つてこのままではストライキは解決できないし、かつまた余分な金を使つて輸入するといふ理……

第5回国会 議院運営委員会 第54号(1949/10/21、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 民主党第九控室は各項に対して賛成いたします。
【次の発言】 民主党第九控室は、第一案で委員会の審査進行には何ら支障はないと考えます。二案、三案は少数党が重要委員会に列席する機会が多くなると言われましたけれども、この案で行きますと、少数党は自分の欲する委員会がとれないで、むしろ重要な委員会に参列する機会が多くなるとは考えられない。なお第二案、第三案は多数党と少数党の懸隔がはなはだしくなると考えます。従つて二案、三案に反対、一案に賛成いたします。

第5回国会 議院運営委員会 第55号(1949/10/24、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 民主党野党派は荒木萬壽夫君に決定いたしました。
【次の発言】 私の方は内閣二を一に、法務二を一に、外務二を一に、郵政二を一に、電気通信二を一に、懲罰二を一に、以上六名であります。
【次の発言】 民主野党派は、社会党と同じく会期四十日説を主張いたします。

第6回国会 議院運営委員会 第11号(1949/11/16、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 この問題はわが党に対しては、本日午前民主自由党の幹部の方から了承を求める旨の申込みがあつたと聞いております。なおまたわが党からは、総理大臣に対する質疑で出席を要求しておりません。従つてわが党は別に関係はないようでございますが、国会の運営からいつて決してそうではない。わが党としては実情やむを得なければこれを了承することにやぶさかなものではございません。しかし今の実情においてはわれわれとしてはこれを了承するわけに参りません。というのは今まで参議院の場合あるいは衆議院の場合においても、ややともすると渉外関係あるいはその他の名目をかりて、こういうことをいたされた例がなきにしもあらず、従つて……

第6回国会 議院運営委員会 第14号(1949/11/21、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 異議ありません。

第6回国会 議院運営委員会 第15号(1949/11/22、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 賛成。
【次の発言】 民主野党派も養成。

第6回国会 議院運営委員会 第20号(1949/11/28、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 わが党の持つておる法律案もお願いします。
【次の発言】 それでは付託にしてやりましよう。
【次の発言】 私の方は討論を保留しておきます。

第6回国会 議院運営委員会 第24号(1949/12/02、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 まことに大胆なる與党のへりくつを聞いて唖然とした。この前こういう緊急質問が出た場合、運営委員会において與党側委員が、まことに神変ふかしぎな発言をしたことは、皆さん御承知の通りであります。それはありとあらゆる場合において、明細的確に緊急質問の原則を定義してあるのを、さらに確認する必要がないという民主自由党の意見であつた。しかるに数日を経ない今日、こういう緊急質問を出されるということは、ただただ唖然たらざるを得ない。いま與党からこういう問題を出されることはわれわれ断じて承服できません。與党として確認をしておく必要があるから、與党側の質問に対して、たどたどしい外務大臣の答弁を援護しながら……

第7回国会 議院運営委員会 第1号(1949/12/04、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 政府支拂促進に関する特別委員会はわが党が提案をして設置した委員会でございますが、各党から言われましたように、立法の趣旨もその目的が完了し、廃止をする段階に来たと思いますので、廃止に賛成でございます。海外同胞引揚、災害、考査、選挙法、観光に関する特別委員会の設置については、これは従前通り賛成をいたします。但し考査特別委員会の運営については反省をする必要があると考えます。なお共産党から提案をされたる講和問題に関する特別委員会の設置については、いまだその時期に至らずと考えます。わが党としては、外務委員を前回通り拡充したるものをもつてこの業務を取扱いたいと考えております。社会党から提案され……

第7回国会 議院運営委員会 第5号(1949/12/19、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 私は神山君と同意見でございますから繰返しませんが、本日の午前中は御承知の通り野党各派がそろつて待つておつたが、民主自由党の委員の方は三名、そうして今のような事情で休憩されて今まで開会が遅れた。その事情は、民主自由党並びに政府の談合のために、運営委員会が今まで遅れたということを明確にされたものと考えて了承いたします。

第7回国会 議院運営委員会 第8号(1949/12/22、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 順序はどうなりますか。
【次の発言】 先ほど参議院の副利委員長が来たのですが、衆議院の福利委員長が不在だつたためお話できませんでした。そこで参議院の副利委員長は私の党の出身者でありますので、私から特にお願いしてくれということであります。それは参議院では祕書の資冬資金については、全会一致で衆議院から單行法を出していただきたい。出してくれればそれを審議して採択する準備があるから、さようなことをするために副利委員会を開いてくれという要求がありましたので、各党の了解を得て、福利委員会を開いてこの問題を考究していただきたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/23、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 民主野党派もあります。

第7回国会 議院運営委員会 第11号(1950/01/23、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 民九は北村、有田。

第7回国会 議院運営委員会 第12号(1950/01/25、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 民主野党派は、先般申し上げた通り、第二十二條の解釈に疑義を持つておりますのと、重大な問題でありましたので、党に帰つて相談をしてくれという趣旨でありましたから、その後党に帰つて相談をした結果は、仮議長を恒久的に選挙することに反対ではございません。賛成をいたします。ただし先ほど大橋君から、二十二條の解釈について説明がございましたが、第二項に「議院は、仮議長の選任を議長に委任することができる」。この箇條で、当然恒久的に仮議長を選任しておくことが正当であるといことを断定的に言われましたが、その点から行くと、第二十四條には仮議長の選挙の場合には、事務総長が議長の職務を行うことと規定してござい……

第7回国会 議院運営委員会 第14号(1950/01/27、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 後任はだれですか。
【次の発言】 それに関係しまして、民九の持ち時間が十七分残つておりますが、この十七分は野党各派にそれぞれ融通するかもしれませんから、あらかじめ御了承を願います。
【次の発言】 大先輩の石田君もおられるのですが、民主自由党から本会議の時間を延ばすことについて、私どものところへおいでになつた際に承るところによると、與党の質問は中止するから、一時間延ばしてくれという了解を求めて来たと聞いております。その後新聞紙上で拝見すると、野党の質問に対する首相の答弁等の関係から、海外に重大なる影響を與えるおそれがあるから、與党としてはこれに大物を立てて、やおちよう的な質問をやろう……

第7回国会 議院運営委員会 第16号(1950/01/30、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 実はこの專門員制度ができたのは、私の記憶するところでは片山内閣時代で、このときには何ら選考委員会もなかつた。ところが先ほどからの土井君の話を聞いておると、いかにも民自党が人事に関して横暴をするかのような誤解を受ける。わが党内閣になつてちようど満一箇年、この間やめた者はみな一身上の都合で自発的にやめた者ばかりです。決して民自党の圧迫によつて首切つた者はない。選考委員会ができたことは一大進歩であると思う。
【次の発言】 先ほどから院内秩序に関して御発言がありましたが、一昨日の本会議におけるわが党の態度について一言申し上げます。  御承知の通り施政方針演説において総理大臣が講和会議の問題……

第7回国会 議院運営委員会 第18号(1950/02/03、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 公労法、專売公社法、並びに財政法から見まするに、財政法には公社の予算は国の予算とともに出す、こういうことが書かれておる点から見ても、公社の予算は国の予算ではなくして、関係はあるけれども、あくまでも公社の予算であると思います。なお公労法の今の問題に対しては、十六條、三十五條、三十七條の各條は、労調法の三十四條から集約されて来たものとわれわれは解釈いたします。三十四條によつて見ましても明瞭なごとく、仲裁が出た場合には、双方がこれに従うのが前提であつて、労働協約と同一の効力を有するものと判断いたします。従つて仲裁の結果というものは、民法上双方に債権、債務というものが発生して、一方から言え……

第7回国会 議院運営委員会 第21号(1950/02/10、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 先ほど言われた五つというのは、五つをあすやることにきめて、あとの緊急質問は次会に審議するという意味か。
【次の発言】 この緊急質問全般について結論をつけたいと思います。一方民自党から一つの条件が示されておる。この際採決に入る前に休憩して懇談会に移りたいと思う。

第7回国会 議院運営委員会 第22号(1950/02/23、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 ただいまの事務次長の報告に関連して事務次長にちよつとお伺いいたします。今報告された通り民主党旧十というものは、それぞれ民主党に帰られた者及び民主自由党の方に入党された者とわかれておりますが、新聞等で見ますと、あるいは合同とか、その他の問題で、いろいろもめておるようになつておりますが、こういう点はわれわれの関知するところじやない。しかし最初二月十日に両党の幹事長の名前をもつて民主自由党に一体化したという報告が出、続いて二月十一日に民主連立派の幹事長の名前をもつて、民主自由党と一体化したという報告が出されて、すでに院内においては民主自由党というものがあつて、民主連立派というものはないと……

第7回国会 議院運営委員会 第23号(1950/02/28、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 野党第一党の貫録を示して社会党に当分の間譲ります。

第7回国会 議院運営委員会 第24号(1950/03/01、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 第四の電力事業再編成に関する決議案、これもいましばらく保留いたします。

第7回国会 議院運営委員会 第25号(1950/03/04、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 今の問題は先般の運営委員会に私が要求しておきました。
【次の発言】 共産党を除く野党各派を代表しまして申し上げます。野党懇談の結果、野党各派は中小企業危機に関する問題、及び通商産業大臣の発言に関する問題は、現在の状態よりきわめて重大なものであるということをさらに確認をいたしました。御承知の通りに先般から発言しました通り、中小企業は現内閣の放漫なる政策によつて逐次投売り、倒産が続出する状態でありまするが、先般蜷川長官がこの現実に対する事実の報告をなしたるに基き、蜷川長官の罷免問題等が起り、危機にある中小企業者が、非常な不安の念を持つておつたのであります。先日来の驚くべき税金攻勢が開始……

第7回国会 議院運営委員会 第26号(1950/03/06、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 先般の運営委員会で、自由党の星島二郎君外二十数名より、外航配船促進に関する決議案が出まして、これは前に共産党からも同様の決議案が出ておるので、共産党も入れた共同提案にしてこれを上程するように折衝することになつておりましたが、共産党と自由党の星島二郎君との折衝の結果、話がまとまりませんので、最初の文句で共産党を除いた各会派の共同提案になりましたから、この際御報告申し上げておきます。これはあすの本会議に上程していただきたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第27号(1950/03/07、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 議長一任に異議ありません。
【次の発言】 ただいま議題になつております外航配船促進に関する決議案は、きのう林百郎君から説明された理由をもつて、共産党は提案者からはずれましたが、その他の党はあのときの申合せによつて共同提案にお願いしておりますので、さよう御了承願います。

第7回国会 議院運営委員会 第29号(1950/03/11、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 異議なし。
【次の発言】 趣旨弁明はだれがやるのですか。
【次の発言】 あの晩庄司仮議長のとられた行動は、われわれ野党として是認いたします。特に最後まで警察権を発動しなかつた点は、われわれもこれに賛意を表します。あの場合に今仮議長が言われた通り、警察権の発動をしておつたら、必ず相当なデモに変化をしておつたと思います。仮議長のとられた措置については了承いたします。  なお先ほど出された動議については、われわれはあの際とられた態度については是認するが、デモに対する見解は異にします。きわめてささやかで相当整然たるデモであつたと判断いたします。幸いにして仮議長の態度及び組合の態度によつて事……

第7回国会 議院運営委員会 第34号(1950/03/23、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 賛成。

第7回国会 議院運営委員会 第35号(1950/03/25、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 民主党は賛成です。

第7回国会 議院運営委員会 第37号(1950/03/28、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 民主党は保留いたします。
【次の発言】 趣旨弁明は山本利壽君です。
【次の発言】 賛成。
【次の発言】 民主党も同じであります。

第7回国会 議院運営委員会 第38号(1950/03/30、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 民主党は保留しておきます。
【次の発言】 第一の人口対策に関する緊急質問は一昨日留保されておりまして、運営委員会その他との話合いで冒頭にやることになつております。
【次の発言】 答弁はあとでもけつこうです。

第7回国会 議院運営委員会 第42号(1950/04/06、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 幹事長がその政党の見解から述べたことについて、野党がその見解を述べるのもよいのであつて、運営委員会にそれを取上げないという意見は一応ごもつともであります。しかしすでに国会の会期が末期に近づいて、重要法案が山積しておる今日、與党野党ともに考えなければならぬことは、山積した重要法案の審議を終了して、なるべく早くこの国会を終ることは、どの党にとつても重要でなければならぬ。ことに與党の方にとつては内閣を維持しておる責任上からも、議会の運行、運営ということは重大なる責任でなければなりません。もちろん議会運営委員会は国会の運営をはかるところではございまするが、運営委員会そのものは各党からそれぞ……

第7回国会 議院運営委員会 第43号(1950/04/08、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 今の決議案は、各党の態度を決定するということではなく、自由党の提案者の方で、共同提案ということに御努力なさるという意味ではなかつたのですか。
【次の発言】 この問題は反対する筋はございませんし、またこの前もお話があつたのでございますが、先ほど申し上げました通り、決議案が出た場合には、なるべく共同提案で出す、従つて出す場合には、提案者が各党をまわられて共同提案にするように手続をされて運営委員会に持つて来られるのが慣例と思います。この前出ましたのは、そういう手続をして、共同提案として本日出されるというようにわれわれは聞いておりましたが、そうではなくして、運営委員会の方でそういうふうにし……

第7回国会 議院運営委員会 第45号(1950/04/15、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 私の方は賛成。

第7回国会 議院運営委員会 第48号(1950/04/22、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 私の方は宮腰さんが賛成討論を要望されておりますが、私も條件付賛成討論の中止を主張したことを覚えておりますので、わが党の宮腰君の討論は中止いたします。

第7回国会 議院運営委員会 第50号(1950/04/26、24期、民主党(第九控室))

○園田委員 昨日申し上げましたように、この問題はぜひやらしてもらいたい。

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/29、24期、国民民主党)

○園田委員 池田大蔵大臣並びに白洲特使の渡米に関する緊急質問は、一昨日自由党の方のお言葉によつて、その取扱いをきようやることになつておるはずである。
【次の発言】 この八の緊急質問の問題は、ほかの質問と違いまして、御承知の通りに、すでにやる運びになつて、総理大臣が出席できなくて、政務次官の答弁でもよいかという話さえ出て、それでは困るので延ばした問題であつて、しかも出発の当日やらねばならぬ質問を延ばして来ております。それを今になつて、法案があるからということで議論せずにきめようということでは、断じて承服できない。これは大政党としてとるべき態度でない。

第7回国会 議院運営委員会 第53号(1950/04/30、24期、国民民主党)

○園田委員 この問題は、きよう決定するのは反対です。これは重大な問題です。
【次の発言】 日程第八の池田大蔵大臣並びに白洲特使の渡米に関する緊急質問は、これは昨日申し上げました通りに、一応これを提出することに決定したのでありますが、当時総理大臣が出席不可能のためにそれを延ばしまして、昨日及びその前日もそれを引延ばしたのでありますけれども、すでに時期がはずれておりますので、あらためて新しい形式をもつて提出することにして、一応撤回いたします。
【次の発言】 電力事業再編成に関する決議案は、数日来持越しの決議案でございます。重大な問題であることは御承知の通りであります。ぜひ本日上程されんことを望みま……

第8回国会 議院運営委員会 第2号(1950/07/13、24期、国民民主党)

○園田委員 民主党は、川崎秀二君五十分、井出一太郎君四十分。

第8回国会 議院運営委員会 第3号(1950/07/15、24期、国民民主党)

○園田委員 四番までにして、あとは場内交渉、時間は言わないこと……。
【次の発言】 三十分なら三十分の時間内でやつたらどうか。

第8回国会 議院運営委員会 第5号(1950/07/21、24期、国民民主党)

○園田委員 その点は了承しますが、與党の方でも、できるだけ関係の大臣は出席さすように御努力を願います。

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/31、24期、国民民主党)

○園田委員 委員派遣は国会の閉会期にいつも問題になるのでありまして、前国会において、これに対して、たとえば選挙区の問題、あるいは人員の問題等について申合せをやつております。よつて今回も、今事務総長から御報告になつた通り、予算もすでに厖大になつておるので、きわめて少数に制限するように望みます。
【次の発言】 旅費の関係がありますから、人体この前のように基準を示してまかしたらどうですか。

第9回国会 議院運営委員会 第5号(1950/11/28、24期、国民民主党)

○園田委員 正式な役員会にかけたというのです。
【次の発言】 取扱いというのは時期でしよう。

第9回国会 議院運営委員会 第6号(1950/11/29、24期、国民民主党)

○園田委員 すでに省略の要求があつたのですよ。

第9回国会 議院運営委員会 第7号(1950/11/30、24期、国民民主党)

○園田委員 小会派もやりたいでしようが、こちらで時間をたつぷりやつてもらつて、小会派はやらないでどうでしようか。

第9回国会 議院運営委員会 第9号(1950/12/04、24期、国民民主党)

○園田委員 委員会の方の決議だから……。

第9回国会 議院運営委員会 第10号(1950/12/05、24期、国民民主党)

○園田委員 私の方は、税法は宮腰喜助君。
【次の発言】 これは保留しておきます。
【次の発言】 質問は十分間くらいでどうですか。
【次の発言】 趣旨弁明は、私の方は討論も兼ねてやりますから、三十分ということにしていただきたい。

第9回国会 議院運営委員会 第11号(1950/12/06、24期、国民民主党)

○園田委員 私の方は十五分。
【次の発言】 アジア競技大会の決議案は全会一致ですから、明日なるべく劈頭にやつていただきたいと思います。

第9回国会 議院運営委員会 第12号(1950/12/07、24期、国民民主党)

○園田委員 討論なしだね。
【次の発言】 討論はどのくらいにするのですか。
【次の発言】 だれがやるのですか。
【次の発言】 わが党は一月でいいです。
【次の発言】 それは場内でやつたらどうですか。

第9回国会 議院運営委員会 第13号(1950/12/08、24期、国民民主党)

○園田委員 参議院の方は與党の一部とも折衝の結果、全会一致になつているのです。趣旨は同じで、適正なる措置を講ぜられたいというのだから、いいのじやないですか。

第9回国会 議院運営委員会 第14号(1950/12/09、24期、国民民主党)

○園田委員 緊急質問だけにしてあとは持越しにしたらどうですか。

第10回国会 議院運営委員会 第1号(1950/12/10、24期、国民民主党)

○園田委員 そのときでいいということにすれば……。

第10回国会 議院運営委員会 第2号(1950/12/11、24期、国民民主党)

○園田委員 私の方の委員の言うところでは、趣旨弁明はやることになつております。
【次の発言】 そんなことはない。やるということになつている。
【次の発言】 民主党も同じです。

第10回国会 議院運営委員会 第7号(1951/01/25、24期、国民民主党)

○園田委員 時間は前例通りでどうです。
【次の発言】 五時間十分です。
【次の発言】 第一日は三人ぐらいにしましよう。
【次の発言】 私の方は三木君と早稻田君とです。

第10回国会 議院運営委員会 第23号(1951/03/06、24期、国民民主党)

○園田委員 いいです。
【次の発言】 保留です。
【次の発言】 保留です。
【次の発言】 討論は十分以内ですよ。

第10回国会 議院運営委員会 第31号(1951/03/26、24期、国民民主党)

○園田委員 私の方も、二十九日の上程に反対はいたしません。

第10回国会 議院運営委員会 第34号(1951/03/29、24期、国民民主党)

○園田委員 わが党は反対討論、村瀬宣親君です。

第10回国会 議院運営委員会 第54号(1951/05/31、24期、国民民主党)

○園田委員 民主党も賛成いたします。

第10回国会 議院運営委員会 第56号(1951/06/02、24期、国民民主党)

○園田委員 異議なし。
【次の発言】 私の方は場内で返事します。
【次の発言】 そういう特別なものだけを審査すればよい。

第12回国会 議院運営委員会 第1号(1951/10/10、24期、国民民主党)

○園田委員 私の方は出ておりますね。


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 議院運営委員会 第16号(1952/12/18、25期、改進党)

○園田委員 改進党は留保しておきます。
【次の発言】 行政監察、選挙、海外引揚及び遺家族援護、この三特別委員会の設置は、すでに本会議において決定した事項でございますが、その後委員会の構成ができないで困つております。会期もあと数日でございますから、すでに決定したものが会期中に活動できないということは、本委員会の権威にも関しますので、少くとも次回の本会議においては、しかるべく御指名の御手配を願いたいと思います。これは両院法規も同様です。

第15回国会 議院運営委員会 第17号(1952/12/20、25期、改進党)

○園田委員 私の方は、石坂繁君で十分。
【次の発言】 あん摩、はりは……。

第15回国会 議院運営委員会 第19号(1952/12/23、25期、改進党)

○園田委員 私の方、今の本法の施行手続の方の関係は参議院の修正通りでけつこうですが、最初の十二月三十日までを十月三十一日に修正したのは、衆議院で決定した通りにしたいという意向でございますから、本会議で衆議院の意思を表明した通りで、両院協議会に持ち込むという意見でございホす。
【次の発言】 両院協議会の委員の割当はどういうことになりますか。
【次の発言】 割振りはどうなりますか。
【次の発言】 わが党は異議なし。
【次の発言】 さつきの国立近代美術館評議員会のは、これはいつやりますか。
【次の発言】 国会議員の歳費は……。

第15回国会 議院運営委員会 第41号(1953/03/12、25期、改進党)

○園田委員 日程第九の次ですね。


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 議院運営委員会 第10号(1953/06/25、26期、改進党)

○園田委員 同意いたします。
【次の発言】 今の内灘演習地不当接収に関する緊急質問は、とつた権利を棄権するという意味では、ございません。現在、政府と党、特に当該委員との間に折衝中でございますので、それと関連してやるというので留保しておるわけでございます。

第16回国会 議院運営委員会 第12号(1953/06/29、26期、改進党)

○園田委員 割当はどうなつておりますか。

第16回国会 議院運営委員会 第18号(1953/07/09、26期、改進党)

○園田委員 開会中の委員派遣は原則として認めないことになつておることはわかつておりますが、これは特にその原則を承知の上で、議運に相談するために、委員会でも、委員の制限をして各党から一名ずつ出し、しかも会議に影響のないようにわざわざ日曜日を選んで願い出ておる。調査に行くのは埼玉県下でありまして、家畜共済の実施状況の調査をして、農業災害補償法に基く家畜共済の臨時特例に関する法律案の審査のためであつて、いわばこれは行つてみなければわからない問題でありますので、この際特別な例として、まげてこれだけは御許可願いたいと思います。

第16回国会 議院運営委員会 第23号(1953/07/21、26期、改進党)

○園田委員 改進党も同じであります。
【次の発言】 その割振りはどうなりますか。

第16回国会 議院運営委員会 第24号(1953/07/22、26期、改進党)

○園田委員 日程第七に対して賛成討論をすることを御了承願いたいと思います。この法案は、各党にお願いして昨日決定したものが、本日に留保になつたのでありますが、賛成討論をいたしたいという理由は、連合審査の過程において、通産委員会と農林委員会と意見の対立があつて農林委員会から通産委員会に意見を付して審査を終了したのでございます。これについて、附帯決議が農林委員会からある。しかしすでに審査が終了して本会議に上程するものでございまするから、これを修正したりあるいは反対したりするという気持はないので、賛成はするが、農林委員会の意見を徴して可決されたいという、各党各派が出ておる農林委員会の一致しての意見です……

第16回国会 議院運営委員会 第25号(1953/07/23、26期、改進党)

○園田委員 異議ありません。
【次の発言】 異議なし。

第16回国会 議院運営委員会 第26号(1953/07/25、26期、改進党)

○園田委員 改進党も異議ありません。
【次の発言】 それでいい。

第16回国会 議院運営委員会 第27号(1953/07/27、26期、改進党)

○園田委員 私のところはまだです。
【次の発言】 改進党も異議ありません。
【次の発言】 今のことに関連して、両自由党、改進党三派を代表し、わが党の臼井莊一君が賛成討論をいたします。
【次の発言】 今の点は、今までの申合せから言うと、おかしいと思います。
【次の発言】 自由党と同じ意見です。
【次の発言】 武器等製造法案に対して、小会派全部一致して反対するということですか。

第16回国会 議院運営委員会 第30号(1953/07/30、26期、改進党)

○園田委員 わが党も同様でございます。

第16回国会 議院運営委員会 第34号(1953/08/04、26期、改進党)

○園田委員 この問題については前々から非公式に各党に御相談した問題でございまするが、先般わが党の松村謙三君外七十四名より正式に提出いたしました。従いまして、これは今日の諸般の情勢に即応して早急に決定したいというわが党の要求でございますので、それぞれ各党にも御相談申し上げておりまするが、とりあえず小委員会がございますから、ただちに小委員会で審議を開始して本国会終了前に議決を見まするように御審議を願いたいと思います。
【次の発言】 わが党提案のこの決議案は、各党で寄り寄りお話も出ております僻地の教育に関する問題でございます。特に今日の地域給と関連をして、僻地の教育者の待遇並びに給料その他いろいろな……

第16回国会 議院運営委員会 第35号(1953/08/06、26期、改進党)

○園田委員 これに関連して、昨日わが党から提案いたしましたへき地教育振興に関する決議案は、各派共同提案で今委員長から提案された決議案に直りましたので、昨日のは撤回いたします。
【次の発言】 私の方は保留しておきます。

第16回国会 議院運営委員会 第38号(1953/10/26、26期、改進党)

○園田委員 冷害の方は農林委員会でやつています。
【次の発言】 わが党は、会期は一週間と主張いたします。その理由は、今度の国会は御承知の通りに、前国会終了後、野党四派から正式手続をもつて開会を要求いたしました。もちろんこの要求は、水害その他災害の問題、これを第一とし、続いて現下重要な問題であるMSAの問題、李承晩ラインの問題、あるいは協定の問題等、重要な問題が山積しておりますので要求をいたしましたが、その重要な問題が山積しておるのを、処理上の理由があつて、政府の開会が遅れたことは、その理由を想像するにかたくないが、あまり長く延びますことは、水害、引続いて起つた十三号台風及び東近畿四県の水害、こ……

第16回国会 議院運営委員会 第39号(1953/10/28、26期、改進党)

○園田委員 御質問でございますから、お答えいたします。昨日、会期一週間と、党議による改進党の方針を申し上げましたが、会期一週間を要求する前提条件ではございませんけれども、一週間として会期を定めた場合われわれが救農の目的を達成するために出す意見並びに提案する修正案等を通すことができればよいが、それが満足すべきものでなかつた場合には、わが党みずから主張しても一週間の会期は延長することあるべしというのが一つの条件、もう一つは、第二次臨時国会を開くことを要求するという権限を留保するというのが第二の条件でございます。以上二つのことを前提に置いて一週間、かように主張いたしました。

第16回国会 経済安定委員会 第6号(1953/06/30、26期、改進党)

○園田委員 一応各委員の方々の質疑も終つたようでございまするし、委員の御意向もよくわかりましたので、それぞれそれに基いて提案者はいろいろ検討することと思いますから、本日はこれで一応散会をせられて、明日午後一時から再び委員会を開かれるようにお願いをいたします。

第17回国会 議院運営委員会 第1号(1953/10/29、26期、改進党)

○園田委員 ただいま社会党両派から、会期の決定に対する反対討論の通告がございましたが、御承知の通り会期について、短期の一週間をわが党が主張した理由は、先般申し上げた通りでございまして、災害に関する重大問題をなるべくすみやかに解決したいというのがわが党の念願でございます。そういう意味において、時間等も相当経過いたしておりますし、さらに会期の問題については、社会党両派からは正式に運営委員会でその理由を天下に宣明されたところでもございますので、できまするならば、各党帰られましてから本会議開会までに、討論についての御再考を願いたいと思うのであります。

第17回国会 議院運営委員会 第2号(1953/10/30、26期、改進党)

○園田委員 その点、私経過を知つておりますので、簡単に申し上げます。今言われた通りなんです。ところがその後非公式ではあるか、式辞の問題で衆議院と参議院の理事が会同いたしました。その節、今のような御意見も出ましたので、私どももそれについていろいろお話しました。いろいろお話しているうちに、今度のことについては、参議院の方に事務的な手落ちがあつたということで了承をされました。今のような御意見があつたわけですが、今後の問題については、委員長が言われた通り、当然衆議院側でも円満に遂行するよう、努力と熱意を払わなければならぬが、事務的な問題の形式的なことは、委員長が言われた通り、当議院運営委員会の意思が決……

第17回国会 議院運営委員会 第4号(1953/11/02、26期、改進党)

○園田委員 今の御意見によつて、社会党の左派で疑義がある社会保険審査会委員長及び同委員の任命の件だけ残して、他は本日上程されたい。

第17回国会 議院運営委員会 第5号(1953/11/03、26期、改進党)

○園田委員 改進党も保留いたします。
【次の発言】 今わかつておつたら、きめようじやないですか。
【次の発言】 今のことに関連して……。政府側から今の説明をやつて、これに対して質問を行われる場合には、わが党も質問の権利を保留いたします。

第17回国会 議院運営委員会 第9号(1953/11/27、26期、改進党)

○園田委員 私の方も賛成です。
【次の発言】 全部を同一回線にしてもできますよ。
【次の発言】 改進党も三つだけに賛成です。
【次の発言】 今の特別委員会設置の件の、この三つの存置には異論がありませんが、わが党としては当臨時国会において防衛特別委員会の設置を要求するはずでございますから、その場合にはまた御相談申し上げますから、念のために考慮に入れておいていただきたいと思います。
【次の発言】 わが党も同じです。
【次の発言】 総理大臣、大蔵大臣がやるのですか。
【次の発言】 改進党は、総理大臣、大蔵大臣の財政に関する演説は要求いたします。外務大臣の外交方針については、重大な問題が山積しておりま……

第18回国会 議院運営委員会 第4号(1953/12/05、26期、改進党)

○園田委員 改進党の方は、この前賛成で十五分ですが、今度は逢いますから……。

第18回国会 議院運営委員会 第6号(1953/12/08、26期、改進党)

○園田委員 これは改進党は反対です。
【次の発言】 やりません。

第19回国会 議院運営委員会 第1号(1953/12/10、26期、改進党)

○園田委員 そうしますと、下の方のプラスニというのは、割当以前のものですね。
【次の発言】 そのために休憩して、それからまた開いて決定するということでもないと思いますが……。

第19回国会 議院運営委員会 第26号(1954/03/12、26期、改進党)

○園田委員 防衛庁設置法案を本日上程するやいなやということは、この法案に賛成または反対の立場を問わず、政治的な裁断を下す余地はないのであつて、これは事務的取扱いのものであります。法律案が出て来たのでありますから、すみやかに委員会に付託をし、もしくは重要なものは申合せによつて本会議でやるということになつております。なお昨日、いろいろ事情はあつたが、MSAの問題は、ああいう事情のもとにおいて、われわれ緒方副総理の答弁を了承して本会議を開いたのであります。MSAと本問題とどちらが重要かというと、いろいろ問題はありましようが、国際的な重要性からいうと、MSAの方が重要であるとも言える。従つて、これが副……

第19回国会 議院運営委員会 第37号(1954/03/30、26期、改進党)

○園田委員 これは明後日ということに御了解を願いたい。
【次の発言】 それは、ここできめられることで……。

第19回国会 議院運営委員会 第39号(1954/04/01、26期、改進党)

○園田委員 順序は違うでしようね。

第19回国会 議院運営委員会 第46号(1954/04/15、26期、改進党)

○園田委員 補正は今まで起立ですね。

第19回国会 議院運営委員会 第47号(1954/04/17、26期、改進党)

○園田委員 ただいま配付になりました可燃性織物法に関する決議案でございますが、これは通産委員会で話が出まして、社会党右派の方に御異見がございました。そこで私の方から国会対策委員長に申し入れまして、すでに御承諾を得ました。これはアメリカの国会に対する影響等もございますから、本日の会議に上程するようお願いをいたします。
【次の発言】 ただいま申し上げました劈頭に上程いたします決議案の趣旨弁明並びに討論でございますが、これは各派一致の問題ですけれども、いろいろないきさつがございまして、すでに御承知のごとく、社会党左派及びわが党から緊急質問が出た関係等もありますので、特例ではございますが、趣旨弁明をわ……

第19回国会 議院運営委員会 第48号(1954/04/20、26期、改進党)

○園田委員 ただいま審議付託になつております荒木君の問題、これは私どもの党派の問題ではございますが、少くとも議員の単なる一身上の問題ばかりでなく、非常に重大な問題であります。しかもこれは、わが党の態度も本人の態度も、その決心はきまつておりますが、審議せずして簡単にやるというわけには参りません。従つてこれは、法案の審議以上に慎重審議しなければならぬ。しかも許諾を求める責任者は犬養法務大臣でございます。向うは逮捕して取調べたいから許してくれという立場であつて、こつちは許すという立場です。従つて当の責任者の法務大臣が重要な用件で出て来られないということは想像できますが、向うが重要な用件があるからとい……

第19回国会 議院運営委員会 第49号(1954/04/22、26期、改進党)

○園田委員 これは社会党並びに日本自由党から出された不信任案でございますから、早急にこれを上程するには反対ございません。しかし、今出された問題で、わが党としては、率直に申し上げれば、これに対する態度はきわめて重大な関係がありますし、いろいろな意味で相談する点もございますから、明後日に予定されておる議院運営委員会でその取扱いを決定するようにしていただきたいと思います。
【次の発言】 土井さんの御説も、ごもつともですが、事務的のことももちろんですけれども、わが党と自由党においては、ただいま重要会談を申し込んでやつております。また不信任案のことについては、提案者の方にいろいろ御相談すべきこともありま……

第19回国会 議院運営委員会 第50号(1954/04/24、26期、改進党)

○園田委員 今のわが党から出ました内閣不信任決議案は、重光葵氏外七十四名となつておりますが、その数はあとで若干増減があるかもしれませんが、右御了承願います。
【次の発言】 賛成です。

第19回国会 議院運営委員会 第54号(1954/05/07、26期、改進党)

○園田委員 今の緊急上程の企業資本充実のための資産再評価等の特別措置法案は、最初の修正部分に対する採決は記名投票になりますから、議事日程を変更して、防衛二法案の終つた直後に挿入してもらいたいと思います。
【次の発言】 これは修正部分だけ私どもの方は反対ですから、記名投票をしなければならぬ。従つて議事の運びの都合上、記名投票のものを先にやるということです。

第19回国会 議院運営委員会 第57号(1954/05/13、26期、改進党)

○園田委員 これは場内で申し上げることにいたしますが、大体のむはずです。
【次の発言】 きようは緊急質問も二つありますから、これをきよう決定しないで、今の社会党左派の申出は、私もそういうことも記憶しておりますが、取扱いを決定せずに、参議院の例からすれば、これをこの次に延ばしたからといつてさしつかえないと思いますので、この次まで取扱いを留保してください。
【次の発言】 それは相談してみなければわかりませんが……。
【次の発言】 了解いたしました。
【次の発言】 これは厚生委員会に付託せられるよう希望いたします。
【次の発言】 ただいまの警察法に関しては、わが党と自由党、日本自由党、この三党で折衝……

第19回国会 議院運営委員会 第61号(1954/05/20、26期、改進党)

○園田委員 官房長官から、総理大臣の外遊は非公式のものであつて正式のものでないから、緊急質問はしばらく待てという御意見で、そのお申込みの件はわかりました。しかし、ただいま非公式のもので正式ではないと言われたけれども、すでに新聞では各日程まで発表されて、外務省では、日程あるいは飛行機等の打合せならば事務当局で当然のことであるが、アメリカの上院、下院において演説する、しないなどという問題まですでに論議されておるようであつて、こういう外国における行事まで折衝するということは、これは正式の意思に基くものでなければ、下僚事務官において折衝できるものでないと考える。なおまた、数日中に総理大臣の外遊について……

第19回国会 議院運営委員会 第62号(1954/05/21、26期、改進党)

○園田委員 二回になるわけですね。

第19回国会 議院運営委員会 第63号(1954/05/22、26期、改進党)

○園田委員 この問題については、すでに各党より論議も尽されておりますし、各党の状況によつてこれに対する態度も違いますから、論議はこの程度にして、採決したらいかがですか。
【次の発言】 改進党は、両案に対して賛成討論を吉川久衛君がやります。

第20回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1954/12/02、26期、日本民主党)【議会役職】

○園田委員長 この際一言ごあいさついたします。  このたび、はからずも委員各位の御推薦によりまして当委員会の委員長の職につくことになりましたことは、まことに光栄の至りでございます。委員会の運営については、私まことにふなれでございますが、幸いに練達堪能の各位の御支援と御協力とによりましてこの重大なる職責を果したいと考えております。何とぞよろしく御指導、御援助のほどをこの際特にお願いいたす次第でございます。簡単でございますが、就任のごあいさつといたします。(拍手)  これより理事の互選を行います。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。

第20回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1954/12/06、26期、日本民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。この際お諮りいたします。  本委員会といたしましては、中央及びヴエトナム地区残留同胞の実情調査と今後の引揚げ促進のため、今回中共地区及びヴエトナム地区より引揚げて参られました元大連生活必需品倉庫株式会社支店長久保田源次君、元大連航海学院木村遼次君、元大連鉄路研究所勤務小野元彦君、元安策造船技師西林成太郎君、元正金銀行員藤田男君、元陸軍少尉谷本喜久男君及び今回日本赤十字社の乗船代表として天津に参りました日本赤十字社奉仕課長古田誠一郎君の諸君を本委員会の参考人としてその実情を聴取いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

第21回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1954/12/14、26期、日本民主党)【議会役職】

○園田委員長 この際一言就任のごあいさつを申し上げます。  このたび委員各位の御推薦によりまして引続き当委員会の委員長の職につくことになりましたが、まことに微力でございますので、再び各位の御支援と御協力とによりまして職責を果して行きたいと思う次第であります。何とぞよろしく御鞭撻のほどを願つてやみません。  はなはだ簡単でございますが就任のあいさつにかえます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいま辻政信君より提出されました動議に御異議ありませんか。


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1955/06/09、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 お答えをいたします。  まず、本日は、数日来より大臣の出席を求められておりまして、引き揚げ問題に関連する日ソの国交の折衝の問題についてはまだ御報告の段階ではございませんが、事重要なる問題でございますから、ぜひ大臣が出席をして所信を披瀝する予定でございましたが、御承知のごとく、参議院の予算委員会の審議の状況によりまして、出席不可能と相なりましたので、政務次官が代理として出席をいたしました。不本意ではございましょうが、責任を持って、誠意をもって御答弁をいたしますので、御了承を願いたいと考えます。  ただいまの中山委員の御質問で、ソ連と日本との国交調整の基本方針について、国交調整をや……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1955/06/17、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 本日も重大な問題で、大臣が出席すべきはずのところ、参議院の審議と、早急に迫られております余剰農産物の問題でそちらに出席しておりますので、代理でお答えをいたします。  先般もいろいろ御質問いただきましたが、その当時はまだ自由を持ちませんし、また、今におきましても、向うと交渉の経過中でもございますし、いろいろな申し合せ等もございますので、許された範囲において概略を御報告申し上げたいと考えます。  まず、ソ連地域の送還問題については、日本国民全体の重大な関心事であって、今日までなお多数の残留者がおって、しかもその現状が何ら明らかにされていないことは、まことに遺憾でありまして、政府は、……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1955/07/05、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 今御指摘の通りでございまして、この問題がおくれていることを責任を持って解決するのが、政府の当然の義務であり責任でございます。予算の折衝段階におきましても、この問題は今の税関の手続のために書類の返却がおくれたということ、あるいはまた、引き揚げられた方で、新聞等にしばしば公告いたしましても、これの手続がおくれられた方もまだ相当あるようでございます。従いまして、これを延期をして、ぜひ政府が責任を持って支払いをしなければならぬ。その財源等も今まで組まれた予算の中でも若干残っておりますので研究をしておったのでございますが、議員提案をいただいた格好になりまして、その点、まことに政府として責……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第14号(1955/07/28、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 御質問の点につきましては、われわれも同様な観測をしてこれを見ております。先般の二十六日のマリクと松本全権の会見の模様は、すでに新聞に報ぜられた通りでございますが、ただ、日本の新聞は、どちらかと申しますと、抑留同胞送還の問題に一転機を来たし、一つの進展を来たしたかのごとき印象の書き方をしております。しかし事実は決してそうではございませんので、むしろ、日ソ交渉の過程としては、われわれが非常な警戒をもって観測しておった方向に来たような感じであります。  具体的に会談の模様を簡単にまず申し上げますと、会談開始をいたしまして、劈頭、松本全権は、訓令通りに、国民の支持による引き揚げ問題を取……

第22回国会 外務委員会 第3号(1955/04/06、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 今の、澤田大使から外務省に電報を打ち、同時にニューヨークで新聞記者に発表したという正式なことは、私聞いておりませんので、ちょっと即答いたしかねます。

第22回国会 外務委員会 第4号(1955/05/06、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま議題となりました関税及び貿易に関する一般協定のある締約国と日本国との通商関係の規制に関する千九百五十三年十月二十四日の宣言の有効期間を延長するための議定書につきまして提案理由を御説明いたします。  わが国は、一昨年のガット第八回締約国団会議において採択されました関税及び貿易に関する一般協定のある締約国と日本国との通商関係の規制に関する宣言、すなわち、いわゆるわが国のガット仮加入宣言によりまして、実質上ガットに加入したと同様の利益を受けております。  しかるに、仮加入宣言1の(C)の規定によれば、同宣言は、わが国のガットへの正式加入の日または別段の取りきめがなされない限り……

第22回国会 外務委員会 第7号(1955/05/18、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま議題となりました日本国とイタリアとの間の文化協定の批准について承認を求めるの件、日本国とメキシコ合衆国との間の文化協定の批准について承認を求めるの件及び日本国とタイとの間の文化協定の批准について承認を求めるの件の三件につきまして一括提案理由を御説明いたします。  まず、わが国とイタリアとの間には、戦前昭和十四年三月に署名されました文化的協力に関する協定が存在していましたが、第二次大戦後両国間の文化交流が再び活発になるに従い、現実の状態に即した新たな文化協定を締結する要望が両国政府の間で漸次高まった結果、昭和二十八年一月から東京で具体的交渉を行なって参りましたところ、昨年……

第22回国会 外務委員会 第8号(1955/05/21、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 千九百三十六年の危険薬品の不正取引の防止に関する条約の批准について承認を求めるの件に関する提案理由の説明をいたします。  この条約は国際連盟主催のもとに一九三六年にジュネーヴで開催された麻薬不正取引防止会議において作成されたものでありまして、わが国は同年六月二十六日に署名を行なったのでありますが、その後戦争などの理由によって批准が延期されたまま今日に至ったわけでございます。  この条約はわが国がさきに当事国となっておる麻薬に関する一九一二年一月二十三日のへーグ条約、一九二五年二月十九日及び一九三一年七月十三日のジュネーヴ条約の補足条約でありまして、これら三条約に対する違反行為を……

第22回国会 外務委員会 第14号(1955/06/01、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま議題となりました国の援助等を必要とする帰国者に関する領事官の職務等に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由及びその内容を説明いたします。  まず提案の理由を説明いたします。  現行の国の援助等を必要とする領事官の職務等に関する法律は、その施行以来一年九カ月となりますが、この間にこの法律を実際に運営してみた結果、次に申し述べますように、この法律の一部を改正することを適当と考える次第であります。  まず現行法律第三条により帰国費を貸し付ける場合には、帰国者の在留地から本邦までの船車賃並びに途中の生活費及び医療費を貸し付けることができますが、法律第二条に基き船長に対する送……

第22回国会 外務委員会 第15号(1955/06/04、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 関税及び貿易に関する一般協定、すなわち、いわゆるガットへのわが国の正式加入に関する議定書の署名が数日中に実現の運びとなりましたので、この際ここに今日までの経緯を御報告申し上げたいと存じます。  さきに本院においてわが国のガットへの仮加入に関する宣言、次いでこの宣言を延長する議定書の御審議をわずらわしましたが、その際に御説明申し上げた通り、政府といたしましては、もとよりガットへの仮加入に満足するものではなく、わが国際貿易伸長の見地から、一日も早く正式加入を実現すべく努力を続けて参りましたところ、昨年十月の第九回締約国団会議の決定に基き、本年二月二十一日からジュネーヴにおきまして、……

第22回国会 外務委員会 第17号(1955/06/11、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 お答えをいたします。主要なところだけに大使を置くのが、堅実な国家では原則であるが、乱設をするのではないかというよう御意見であります。われわれはさようには考えておりません。もちろん大使はみだりに設置すべきものではなく、重要な地点に置くべきであるという御意見はごもっともでございますが、その重要という解釈については、漸次その解釈が進展をしておると考えております。御承知のごとく、各国におきましては、大使と公使の見解というものが相当以前とは変ってきておるとわれわれは考えております。先般から御報告申し上げました通りに、日本は戦後在外公館を一挙に縮小いたしまして、今日においてはこれを拡大充実……

第22回国会 外務委員会 第18号(1955/06/13、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま議題となりました農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  昨年七月米国議会において成立した一九五四年の農産物貿易の促進及び援助に関する法律により、昨年三月に日米間で署名した農産物の購入に関する協定に基いて行なったと同様の米国の余剰農産物の円による購入を行うことができるほか、その贈与をも受けることができることとなりましたので、政府といたしましても、わが国の食糧等の需給計画上、同国の余剰農産物を購入することが適当であること、わが国における給食その他による児童の福祉計画を拡大するため余剰農産物の贈……

第22回国会 外務委員会 第19号(1955/06/15、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 中共との貿易について台湾からの申し出は、必ずしも干渉だとは考えておりません。ただし中央信託局等を通じて、いろいろな取引商社に対する抗議、または他の御指摘のような問題がありますので、外務省といたしましては、日本が中国並びにその他に対しての貿易を進めておる理由、日本経済の特殊性等を特に説明をいたしまして、そして経済の必然性からくる中共貿易というものに対する、日本独自の立場をしばしば説明しておりますが、つい最近そういう問題等に対しましては、大臣みずからそういうものを検討いたしまして、各点に対して、台湾の中国政府に申し入れをいたしておるような状態でございます。

第22回国会 外務委員会 第23号(1955/06/22、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 その通りであります。
【次の発言】 先般外務大臣が答弁いたしました通り、仮調印の効力は法律的には修正できるものと解釈しておりますので、本調印をいたしましてから国会に提出するつもりでございます。
【次の発言】 大体八月以降くらいだと見通しをつけております。
【次の発言】 ゼネヴァの会議を待って調印するつもりはございませんが、その他の手続上ゼネヴァの会議の意見等も参考になるのじゃないかと考えております。
【次の発言】 仮調印は法律的には修正できるものと解釈しておりますが、政治的には仮調印いたしたものでございますから、正式調印は国会に提出をしてその御意見を承わりますが、政府としては仮……

第22回国会 外務委員会 第24号(1955/06/25、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 日本海外移住振興株式会社法案の提案理由及び内容を説明いたします。  まず提案理由を説明いたします。  戦後中南米諸国に対する移住者の送出は、昭和二十七年度末より開始され、政府が送出しましたいわゆる計画移民の数は、昭和二十七年度五十四名、二十八年度一千四百九十八名、二十九年度三千七百四十一名と、年とともに増加しており、昭和三十年度は約五千五百名を送り出す予定であります。このように海外移住事業が進展して参りました直接の原因は、戦後中南米諸国の対日感情が好転し、単にブラジルのみならず、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア等もわが移民を歓迎するに至ったためでありますが、政府が昭和二十七年……

第22回国会 外務委員会 第25号(1955/06/29、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 先般御報告申し上げました通り、アリソン米大使が韓国に渡っておりますが、日本と韓国との間の国交調整をアリソン大使に政府が要請をいたした事実はございません。アリソン大使が韓国に渡りまして、諸種の任務の中に日本と韓国の国交調整に奔走しているという新聞記事は拝見をいたしておりますが、これに関する何らの正式な通牒あるいは情報等は受け取っておりません。  日本と韓国の問題は御承知の通りに戦後非常に緊迫の度を逐次加えまして、拿捕船の問題その他領土の問題あるいは漁業の問題等なかなか多数の問題を含んでおりまして、先般は韓国におきましては排日の暴動が起るような状態でございました。日韓交渉については……

第22回国会 外務委員会 第26号(1955/07/02、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 先般答弁申し上げましたのは、ただいま考えておりますところは、カンボジア、ビルマ、インドネシア及び将来におきましては北ボルネオ等を考えておるわけでございます。
【次の発言】 将来はどうなるかわかりませんが、ただいまのところ考えておりません。
【次の発言】 まだ概略の数字を申し上げる段階ではありませんので、御猶予を願います。
【次の発言】 そういう見通しのもとに計画交渉中でございまして、概略の人員等もまだ御報告申し上げる段階ではございません。
【次の発言】 ボルネオは別でございますが、他は非公式な話し合いは進めております。

第22回国会 外務委員会 第27号(1955/07/06、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま議題となりました関税及び貿易に関する一般協定への日本国の加入条件に関する議定書への署名について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  わが国は、昭和二十七年七月に関税及び貿易に関する一般協定すなわちガットへの加入申請を行なったのでありますが、当時は米国が大規模な関税交渉は行わないとの方針をとっておりました関係もあり、わが国加入の前提となる関税交渉会議が開催されるに至らず、やむを得ず一昨年の仮加入宣言によりまして暫定的制限的な参加を行なったことは御承知の通りであります。  しかしながら、政府といたしましては、もとより仮加入に満足するものではなく、わが国……

第22回国会 外務委員会 第28号(1955/07/09、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 お答えをいたします。御指摘の通り政府といたしましては、今日移民外交の大転換の時期であると判断をいたしております。大きく国内と国外的に分けまして、まず移民の基本を申し上げますと、政府といたしましては、移民問題を人口問題解決の万能として考えておるわけではございません。今日の不況というものが人口過剰によるものだけであるとは断じて考えておりませんが、人口問題の解決及び戦後の文化あるいは外交の面において閉ざされた日本の外交の一要素として、文化的な、しかも技術的なあるいは産業開発的な交流をやって外交を進めていくということを考えております。従いまして今までは国内的には御指摘の通りに、農村の失……

第22回国会 外務委員会 第29号(1955/07/13、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 この際御報告を申し上げます。原子力協定案の仮訳に関して、英文テキストと和文のテキストの間に食い違いがあると新聞で指摘をされましたが、これに関しまして御報告を申し上げます。  仮調印いたしましたのは、御承知の通り英文案をもって仮調印をいたしましたが、仮調印の事実を発表することになった際に、一般の便宜のために案文の内容を発表することとなり、外務省におきましては急遽仮の訳文を作成したものであります。この訳文は日本側限りの仮訳でございまして、すなわわ訂正することがあり得る未確定の訳文として発表したものでございます。もちろんこれに関しましては、経済審議庁あるいはその他の方面と急遽でござい……

第22回国会 外務委員会 第31号(1955/07/15、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 李承晩ラインの問題はきわめて重大な問題でありまして、御指摘の通りにこの問題が防衛の観点からも漁権庇護の問題からも唱えられておりますが、中共やソ連との関係からいえば、これに対立をしておるアメリカと共同体制にある日本が、スパイあるいはその他の戦略上の観点から、合意せぬということもあり得るのでありますが、共同体制にある韓国と日本の中に、そのような懸念は私はあまりないのではないかと思います。また漁権庇護の点につきましても、これはたとい共産主義国家との間におきましても、両国から資源の調査並びに漁権の庇護等については協力をしようというのが両方の意見でありまして、ましていわんや同じ自由主義国……

第22回国会 外務委員会 第32号(1955/07/16、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま議題となりました特別円問題の解決に関する日本国とタイとの間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  わが国とタイとの間には、第二次大戦中、特別円勘定に関する諸取りきめ及びこれに関連する金の売買に関する諸取りきめが存在しましたが、戦後これらの取りきめに基く両国間の債権債務関係の解決のため、両国政府の間で折衝を重ねて参りましたところ、本年四月タイ外務大臣が親善使節として来朝するに及んで、両国政府間の話し合いは急速に進展し、特別円問題の解決の方法に関する大綱についての意見の一致をみましたので、その際両政府間の了解事項を共同声明として発……

第22回国会 外務委員会 第33号(1955/07/19、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 資料を作る際には案でございましたが、今日においては大蔵、外務両省の間に完全に意見は一致しました。政令の中に盛らるべき要綱に相なっております。
【次の発言】 本会社法案を提案するに当りまして、移民が農業、漁業それからその他企業移民等に範囲が拡大されて参りますので、関係各省、特に農林省、通産省、労働省の三省と業務については関係が逐次ふえて参ることは当然でございます。従いまして資金面については大蔵大臣等の関係がございますが、まず第一の募集、選考、訓練、次のこの会社が運営をいたします各種の業務については、外務大臣は自分の責任――外務大臣が持つ所管事項ではございますが、その事業計画の策立……

第22回国会 外務委員会 第34号(1955/07/20、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 前々から御注意をいただいておりました会社法案に対する各省の業務を円滑ならしめるための次官申し合せ事項が、本朝来農林省と外務省の間で円満に妥結をいたしましたので御報告申し上げます。    了解事項   外務省および農林省は、日本海外移住振興株式会社法の運用に関し、次の通り了解する。       年  月  日          外務事務次官名          農林事務次官名 一、外務大臣は、日本海外移住振興株式会社の事業計画、資金計画およびその変更について認可しようとするときは、あらかじめ農林大臣に協議するものとする。 二、外務省は、日本海外移住振興株式会社法の運用に関し、農林……

第22回国会 外務委員会 第39号(1955/07/30、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 この際日本に輸送する計画のあるロケット兵器に関して御報告を申し上げます。  米国国防省の発表として、外電が新兵器輸送に関する報道を伝えて参りましたので、これについて直ちに米国大使館に問い合せましたところ、同大使館当局は次の通り通報して参りました。  新兵器を日本に輸送する計画はあるが、まだこれらの兵器は到着はしていない。  次に、これらの新兵器は原子爆弾とは全然関係はない。ただしこれには原子弾頭を装置し得るけれども、これら日日向けの新兵器には、向うかかる原子弾頭を伴っていないし、持ち込む考えはない。以上のような通報に接しました。本件に対するわが方の態度及び方針は外務大臣よりしば……

第22回国会 商工委員会 第6号(1955/03/31、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま参っております中国使節団の視察地域の問題は、これは外務省で一方的にきめた問題ではありませんので、御承知のように招請団体と入国者側との御意見あるいは外務省の意見等によって三者が了承して決定した問題と聞いております。最初外務省で外国人の入国並びに出国については管理いたしておりますが、日本と中国との貿易並びに国交について進めたいというのが政府の方針ではありますが、今日においてはまだ正常なる国交に進めぬ段階にございますので、入国並びにその他について制限があることは当然でございます。そういうわけでありまして、今度来られる目的からして、民間の経済のわく内における協定を結ぶのが目的で……

第22回国会 内閣委員会 第11号(1955/05/28、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま議題となりました外務省設置法の一部を改正する法律案の提案理由及び内容を説明いたします。  まず提案理由を説明いたします。  今般の改正において、外務省といたしましては、本省内部部局及び付属機関につきまして、次の方針を持っております。  一に移住局を設置すること。二に賠償部を設置すること三に横浜移住あっせん所を新設すること。  まず移住局の設置について説明をいたします。  本邦人の海外移住に関しましては、昭和二十九年度中、三千七百余人の計画移民を送り出し、また本年度は、五千五百人の送り出しを計画する等年々著しい増加を見ておりますが、一方、中南米の請受け入れ国の受け入れ計画……

第22回国会 内閣委員会 第21号(1955/06/10、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 お答えする前に、本日委員長の連絡によりまして外務大臣が出席して詳細に御答弁申し上げる予定でありましたところが、参議院の本会議の審議状況によりましてやむを得ず出席いたしかねる状態になりましたので、不肖政務次官、代理として出席いたしましたので御了承願います。  ただいまの御質問に対してお答えを申し上げます。われわれ外務省といたしましても全く同様の意見でございまして、予算折衝におきましても、ただいままでの移民その他のワクから一挙にこの際飛躍していろいろな面に拡大するとともに、人口問題、あるいは外貨の獲得の問題、あるいはさらに今までの移民というようなものから転換をいたしまして、民間外交……

第23回国会 議院運営委員会 第7号(1955/12/06、27期、自由民主党)

○園田委員 この際、先ほど御相談申し上げましたが、カンボジア国のノロドム・シアヌーク首相が参っておられます。カンボジア国は、御承知の通りに先般賠償請求権を放棄し、また最近、中立国にあるわが国の財産に関する取得権を放棄したばかりでなく、いろいろな好意を示しておられます。昨日のあいさつでも、カンボジアが独立と自由のため戦っておるとき、日本は非常な援助をしてくれた、われわれは、ささやかではあるが、日本が困っているとき、賠償権を放棄して日本に友情を示したいというあいさつをされ、カンボジアでは、全国会一致で首相を日本に送っております。従ってこの際社会党の御同意を得まして、全会一致で、本日の本会議で同国に……

第23回国会 議院運営委員会 第10号(1955/12/12、27期、自由民主党)

○園田委員 緊急上程で御相談を願いました外務委員会からの法案の本会議の上程に際して、本日外務大臣は、午後二時半から渉外事項で約束しております。従って、委員会も二時で打ち切って出席する予定になっておりますので、本日の本会議上程に際しては、政務次官で御了承を願いたいと思います。

第23回国会 議院運営委員会 第14号(1955/12/16、27期、自由民主党)

○園田委員 それに関連して、今の事務総長の答弁を聞いておると、使った使わぬということよりも、議会の議場、委員会を行う会場に対する職員の心がまえが全然違っている。すなわち、議員みずからが使うために作った議員会館の会議室さえも、議員をもって構成した各党から出ている幹事の承認を得て使っておって、決して事務的に処理をしていない。本会議の議場は全議員が集合して会議を行うというときでさえも、議場を使うか使わぬかということが問題になった。それにもかかわらず、ここの職員が数が多いとかどうとかという理由で、議員が使うことに支障がない、だから使っておったなどということは、それはわれわれは前例とは認めない。そういう……

第24回国会 議院運営委員会 第2号(1955/12/23、27期、自由民主党)

○園田委員 ただいま委員長より御発言のありました図書館法に基く国立国会図書館連絡調整委員会からの勧告につきまして図書館運営小委員会における協議の経過並びに結果について御報告申し上げます。  去る二十日、連絡調整委員会より、行政・司法各部門支部図書館の充実に関して、ただいまお手元に配付いたしてあります勧告が参りました。そこで本日小委員会を開きまして、国会図書館長よりその意見を求めたのち、種々協議いたしました結果、以下申し述べますような決議案文を議院運営委員会の決議として、これを関係各方面に送付することを適当と認めるという結論に達しました。案文を朗読いたします。    行政司法各部門支部図書館の充……

第24回国会 議院運営委員会 第15号(1956/02/24、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 それではただいまから議院運営委員会を開きます。  本日委員長は所用があって外出中でございますから、私が代理を勤めます。  まず緊急質問の取扱い。理事会において御相談申し上げました通り、社会党前田榮之助君より、国連軍引揚げ等による大量失業に関する緊急質問、自由民主党平野三郎君から、硫安値下げに関する緊急質問が出されております。以上二件は、本日のところ留保することに決定いたしましてよろしゅうございますか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、本会議において趣旨説明を聴取する議案、百貨店法案についての取扱いを御論議願います。

第24回国会 議院運営委員会 第22号(1956/03/09、27期、自由民主党)

○園田委員 本会議の説明が、単におくれるというだけのことでありますので、委員会に付託だけはしてもらって、火曜日に趣旨説明をするようにしてもらいたい。
【次の発言】 三件とも留保願いたい。
【次の発言】 開会中の国政調査のための委員派遣は、原則としてやらないことになっておりますし、なお爆発事件が起ってから、若干の日数も経過しております。そういう意味でどうしても行かねばならぬかどうか、当該委員会と連絡しなければならぬと思いますので、本日のところは留保したいと思います。
【次の発言】 私の方は、もう一ぺん党に持ち帰りたいと思いますから、次回の議運で御決定願いたい。

第24回国会 議院運営委員会 第29号(1956/03/27、27期、自由民主党)

○園田委員 本日の図書館運営小委員会におきまして、行政各部門に置かれる支部図書館関係の法律及び諸規程を改正する件について協議いたしましたので、御報告申し上げます。  すなわち、国立国会図書館法の規定により、行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律におきまして、行政各部門における支部図書館の設置並びにその職員について規定しておるのでありますが、現在すでに内閣の法制局及び工業技術院に支部図書館が置かれており、また今回新たに警察庁及び防衛庁に支部図書館が設けられることとなりましたので、これら支部図書館の増設を規定するとともに、その他行政機構改革により経済審議庁支部図書館を経済企画庁支部……

第24回国会 議院運営委員会 第30号(1956/03/29、27期、自由民主党)

○園田委員 ただいま委員長からお話がありましたが、委員長の不信任が出されておるけれども、それが否決になっており、なお、委員長の権限に基いて招集されたことは明らかであります。なお翌日の会議における議事の進行でありますが、皆さんのおっしゃる通りに、委員長が出て、開会を宣言をするなり、あるいはそうでなくても、委員長代理が議事の当初に当って、委員長不信任の問題であるから、自分が代理でやるということを言うのが、当然のことだと考えます。これが普通何もない委員会であれば、それでいいとしても、ああいう混乱したあとの委員会でございますから、そういう手続を踏み、礼儀を尽し、疑点のないように議事を進行することが、当……

第24回国会 議院運営委員会 第36号(1956/04/17、27期、自由民主党)

○園田委員 動議が先だ。

第24回国会 議院運営委員会 第50号(1956/05/16、27期、自由民主党)

○園田委員 それは、ただ出たということだけの通告と、それから出るとなれば先議とおっしゃいましたが、この中の太田自治庁長官等に対しては、一事不再議の問題もございまして、必ずしも一般の例のように先議ということになりませんので、これを留保いたします。

第24回国会 議院運営委員会 第57号(1956/05/30、27期、自由民主党)

○園田委員 図書館運営小委員会における図書館の経過に関する館長の報告その他に関する審査の経過並びに結果について簡単に御報告いたします。  本小委員会は、本日国立国会図書館法第十一条の規定により、図書館の経過に関する館長の報告を聴取し、これを審査したのでありますが、図書館の活動状況は次の通りであります。  第一は、国会に対するサービスの強化のための専門調査員の増員であります。国会からの調査の依頼は、年々その内容の重要性と複雑性とを増し、各分野の専門的な知識が必要となってきておりますので、昨年八月より専門調査員を増強いたしましたから、一そうサービスの実をあげ得ることと存じます。  第二に、各国憲法……

第24回国会 議院運営委員会 第58号(1956/05/31、27期、自由民主党)

○園田委員 私どもの方も、外務大臣が信任状奉呈及びニュージーランドの総理大臣の招待会がありますので……。

第24回国会 議院運営委員会 第61号(1956/06/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 ただいまから議院運営委員会を開会いたします。  昨日の本委員会における御決定によりまして、ビキニ原爆実験の被災事件にかかる補償の問題に関し、証人として横山登志丸君、小出勲男君及び寺本正市君の三君を、さらに本日出頭を求めたのでありますが、横山登志丸君の長男、横山浩君から、次のような届出がありましたので、朗読いたします。    御届                私儀  病気の為出頭できませんから此の段御諒承願いたく別紙診断書を添えて御届けします   昭和三十一年六月三日           横山登志丸  衆議院議長益谷秀次殿以上の通りであります。  横山登志丸君の本日の不出頭は……

第24回国会 議院運営委員会 第63号(1956/07/14、27期、自由民主党)

○園田委員 ただいま官房長官に対しての質問の中に、新しい議員が選出をされて、これの常任委員の決定ができないから、継続審議その他参議院としての活動が停止されておる、従って、これがために開けという要求でございますが、参議院規則第三十条には「委員の選任は、すべて議長の指名による。」こういうことになっております。参議院の委員の指名は、本会議において議決する必要なく、議長から指名すれば委員の選任ができる。しかも、それによって委員会の継続審議、その他の参議院としての活動は発揮できるものでありますから、その点は誤解のないように、官房長官は注意してお考えいただきたいと思う。

第25回国会 議院運営委員会 第8号(1956/11/27、27期、自由民主党)

○園田委員 わが党は賛成であります。
【次の発言】 井上委員の御意見ごもっともでございます。この重要案件に対して、いろいろ折衝いたしておりまして、昨日来まで、与党においては相当の論議が行われたのでありますが、激しく争い、かたく団結するということは、近代政党の一つの特色でありまして、最後の段階において、わが党の態度は決定いたしました。その後、党幹部においても、個人的な問題等についても、よく連絡の上、本日は党をあげて本案に賛成することになっております。従って、社会党としても本案件に対しては、日ソ国交調整等、将来の前途を考えて、満場一致になるような態勢を望んでおられることは、われわれも想像いたしてお……

第25回国会 議院運営委員会 第14号(1956/12/05、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 それでは、ただいまより運営委員会を開きます。  指名によりまして、私が委員長の職務を行います。  これから委員長不信任の動議について議事を進めます。まずその趣旨弁明を願います。今までの経過によって、なるべく簡単にお願いいたします。
【次の発言】 山本君、発言中ですが、ちょっと待って下さい。本日は時間もございませんので、この程度にして、明日は零時五分から開くことといたします。  これをもって散会いたします。    午後十一時五十六分散会

第25回国会 議院運営委員会 第15号(1956/12/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 開会いたします。  昨日の議院運営委員会において私の発言中、明日は午前零時五分より引き続いて開会することにいたします、の部分は、これを取り消します。ここにあらためて、委員長からの委任を受けて委員会を開会した次第でございます。  委員長に対する不信任動議が井上良二君外一名より、成規の賛成をもって提出されました。委員長の一身上のことでありまするから、指名によりまして、私が委員長の職務を行います。これより委員長不信任の動議について議事を進めます。まずその趣旨弁明を許します。山本幸一君。
【次の発言】 ただいま山中君から、討論の時間制限の動議が出ましたが、委員長といたしましては、あく……

第25回国会 議院運営委員会 第16号(1956/12/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 これより運営委員会を開きます。  一昨日来より両党において、国会を正常なる運営に戻すに努力中でございましたが、本日、両党首会談を開いた結果、次の通りの申し合せができました。   自民、社会両党は、二大政党下の国会運営につき、過去を反省し、国会運営の能率的正常化をはかるため、次期国会において次のような諸点につき、国会法の改正その他所要の措置を講ずることとし、両党においてすみやかにその具体的成案を得ること。  一、議長の権威を高めるための措置  二、懲罰事犯取扱いの措置  三、両党の対立紛争の場合の措置  四、会期延長案の取扱いの措置  五、国会運営能率化のため、議運委    員……

第26回国会 議院運営委員会 第2号(1957/01/21、27期、自由民主党)

○園田委員 本日、図書館運営小委員会を開会いたしまして、明年度予算に関する審議をいたしました。図書館長金森徳次郎君より説明を承わり、いろいろ質疑をいたしまして、次のことを決定いたしました。その一つは、図書館の建築の予算の復活を要求いたしました。図書館の建築の予算が最小限度しか組まれないことは、いろいろ図書館の建築に支障を来たすばかりでなく、いろんな国費のむだづかいがあり、それに伴ういろんな問題等がありますので、さらにこの復活をやる。それから二つ目は、科学技術資料の収集整備でございますが、これは現在大蔵省と図書館の間に、科学技術庁に予算をやるか、図書館に予算をやるかについて留保になっておりますか……

第26回国会 議院運営委員会 第4号(1957/01/31、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 これより会議を開きます。  椎熊委員長が昨日辞任願を提出されましたので、私がかわって委員長の職務を行いますから、御了承願います。  この際お諮りいたします。ただいま理事会で申し合せをいたしました通り、委員長の問題及びその他の問題は後刻に譲って、まず日程第一の議員請暇の件、及び本日予定されておりました追悼演説を終りまして、本会議は暫時休憩、その後、午後四時ごろ議院運営委員会を開いて、その他の案件をお諮りいたすことにいたしたいと思いますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 御異議なければ、その通り決定いたしました。  まず、議員請暇の件についてお諮りいたします。お手元の案件……

第26回国会 議院運営委員会 第6号(1957/02/05、27期、自由民主党)

○園田委員 了承いたしました。従って、そういう場合は両党で場内で話し合って、進行及び順序等は御相談をいたします。
【次の発言】 この重大な問題で、しかも意見が分れることはどうかと思いますし、さらに、念には念を入れて検討するにやぶさかではありませんから、私どもも了承いたします。

第26回国会 議院運営委員会 第8号(1957/02/12、27期、自由民主党)

○園田委員 理事会で話し合いました結果、社会党の受田新吉君から出されております自衛隊の訓練に関する緊急質問これを本日の本会議の劈頭に行うこととして、他は留保願います。
【次の発言】 その通りであります。
【次の発言】 先ほどの理事会で、本日の進行係を変更するかもしれぬと申し出ましたけれども、非常に多うございますから、ふなれで議事が混乱しても困りますので、無理をして荒船君にやってもらいたいと思います。御承知の通り同君は音声を痛めておりますから、声が小さいような場合には一つ……。

第26回国会 議院運営委員会 第13号(1957/02/25、27期、自由民主党)

○園田委員 午後一時本鈴ですね。
【次の発言】 本日の議運は、これを休憩にして、本会議散会後、あらためて理事会及び議運を開くようにお願いをいたします。

第26回国会 議院運営委員会 第17号(1957/03/05、27期、自由民主党)

○園田委員 それは、ほかに理由はございません。竹尾君が病気のために撤回をして、新たに願い出たのであります。
【次の発言】 先般の委員会において、社会党から、すでに出されております本会議において趣旨説明を聴取する議案の中でも特に重要な案件等について、御要求がございました。従って、本日の国会対策委員長会議でこれを相談する手はずのところ、予算その他の問題で、ここまで参りませんでした。そこで社会党の方と相談をいたしまして、本日の本会議では、とりあえず国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案、これは当然本会議で説明を聴取すべきであるから、これをとりあえず本会議において趣旨説明をやり、あとの問題については、本……

第26回国会 議院運営委員会 第18号(1957/03/07、27期、自由民主党)

○園田委員 異議ございません。
【次の発言】 ただいまの件につきましては、両党で相談いたしました結果、社会党から要求されておりますもののうち、中小企業組織法案、中小企業組織法の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案、中小企業の産業分野の確保に関する法律案、商業調整法案、以上の案件は、政府からこれに関する法律案が出されると同時に、これを本会議において説明を聴取する、次に租税特別措置法案、これは本日の本会議において説明を聴取し、質疑を行う、最低賃金法案、及び家内労働法案、これも適当な時期に本会議において説明を聴取する、地方交付税法の一部を改正する法律案、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正す……

第26回国会 議院運営委員会 第19号(1957/03/08、27期、自由民主党)

○園田委員 これはわかっておればお聞きしたいのですが、趣旨弁明の時間等、大体見当をつけるために、おわかりになれば……。
【次の発言】 先ほどの与党の討論は、あとで御通知申し上げますが、河野金昇君だと思います。
【次の発言】 きょうの委員会は休憩にしておいて下さい。

第26回国会 議院運営委員会 第20号(1957/03/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 ただいまから運営委員会を開会いたします。  昭和三十二年度一般会計予算外二件は、先ほど委員会の審査を終了いたしましたので、右三件を本日の本会議に上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さよう決定いたしました。  予算の議事順序についてでありますが、総予算三件を一括して議題といたし、山崎予算委員長が報告を行い、次いで討論に入ります。井手以誠君より反対討論、河野金昇君より賛成討論の通告があります。討論の時間はおのおの大体二十分とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決定いたします。本日は討論は二名だけですから、若干のあ……

第26回国会 議院運営委員会 第21号(1957/03/13、27期、自由民主党)

○園田委員 討論は……。
【次の発言】 一応定刻ということにしておいて……。

第26回国会 議院運営委員会 第23号(1957/03/19、27期、自由民主党)

○園田委員 なるべくなら起立によることにして下さい。
【次の発言】 本日の補正予算の委員会の審議は、最初、質疑を終って休憩をして、それから討論に移る予定でございましたが、両党の話し合いができて、質疑からそのまま討論を続行してやろうという話し合いでやってきております。従って本会議中、本日の法案は御承知の通り全会一致の法案でありますから、総理大臣、大蔵大臣、その他の重要な大臣ももちろん本会議に出るということになれば、予算委員会の方でも困りますので、その点どうぞ御了承願います。  それから、もう一つは、今政府でも相談中でございますが、マグサイサイ大統領の遭難に対して、あすの本会議で院議をもって追悼の……

第26回国会 議院運営委員会 第28号(1957/03/30、27期、自由民主党)

○園田委員 党で反対だということですが、もう一ぺん相談していただけませんか、そうして場内で……。

第26回国会 議院運営委員会 第29号(1957/03/31、27期、自由民主党)

○園田委員 四十分予鈴でどうですか。

第26回国会 議院運営委員会 第30号(1957/04/05、27期、自由民主党)

○園田委員 開会一時。

第27回国会 議院運営委員会 第6号(1957/11/08、27期、自由民主党)

○園田委員 先日庶務小委員会を開きまして、国合一駅員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案、並びに国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案の起草について御協議をいたしましたので、その結果につき御報告をいたします。  本件は、このたび一般職の職員について十二月十五日に支給する期末手当の額を〇・一五カ月分増額するため、政府から法律案が提出されましたので、これにならいまして、国会議員及び秘書についても、同様の増額をしようとするものであります。小委員会におまましては、協議の結果、ただいまお手元に配付してございまする通りの案を決定した次第であります。  なお、この際あわ……

第28回国会 議院運営委員会 第1号(1957/12/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 これより会議を開きます。  保利委員長が辞任願を提出されておりますので、私がかわって委員長の職務を行いますから、御了承を願います。  第二十八回国会は本日をもって召集せられました。本通常国会の諸準備につきましては、先刻の理事会において大体協議をいたしましたが、この際、お手元に配付の案件について順次お諮りいたします。  それでは、案件に入ります。まず常任委員長辞任の件でありますが、議院運営委員長保利茂君外各常任委員長から辞任願が提出されております。これらの各常任委員長の辞任の件につきましては、本日の本会議においてこれを決定するに御異議ありませんか。

第28回国会 議院運営委員会 第3号(1958/01/23、27期、自由民主党)

○園田委員 ちょっとその前に、私から発言させていただきたい。その経過の重要な点を、私も補足して大蔵大臣に申し上げたいと思いますが、この科学技術関係の資料整備費の予算というのは、まず起ったのは、特別委員会の議決によって起り、これを議運が受けて、議運の方でもこれを議決された。いわゆる国会の議決によって、これは起った問題であります。それならば予算額が決定せられる場合には、これは大蔵省の方でもよく御存じでしょうが、科学関係ばかりではございませんけれども、特に科学関係は、おのおの関係各省でばらばらに金を使っておる。従って、これは重複する点が非常に多いのです。そういうことをやっては、国家の予算上むだだから……

第28回国会 議院運営委員会 第5号(1958/01/30、27期、自由民主党)

○園田委員 それなら、一時半で大丈夫だ。

第28回国会 議院運営委員会 第6号(1958/01/30、27期、自由民主党)

○園田委員 前の議運で御相談を申し上げました、政府が出しました平塚常次郎君の政府代表承認の件を、この本会議において劈頭御審議あるようお願い申し上げます。

第28回国会 議院運営委員会 第7号(1958/02/01、27期、自由民主党)

○園田委員 自由民主党は、異議ありません。これを本会議に上げるのは、社会党の意見通り、月曜日に一応本会議を開いて、これを日程に上せていただきたい。

第28回国会 議院運営委員会 第8号(1958/02/03、27期、自由民主党)

○園田委員 先ほどの理事会でも申し上げました通り、無所属――小会派といっても、わずか三名のことでありますから、二大政党下の今日においては、なるべく二大政党の議事の運営を育成するという立場において、反対であります。
【次の発言】 五十分予鈴、三時本会議。

第28回国会 議院運営委員会 第12号(1958/03/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長所用のため不在でありますので、私が委員長の代理をいたします。  まず、日本社会党の田中稔男君から提出されました「当面の日ソ、日中、日韓間の外交交渉に関する緊急質問」の取扱いについてでありますが、いかがいたしますか、御協議を願います。
【次の発言】 では、さようなわけで、本日のところは留保といたすに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 次に、緊急上程予定議案についてでありますが、昭和三十三年度一般会計予算、同じく特別会計予算、同じく政府関係機関予算が本日午後二時ごろ委員会の審査を終了……

第28回国会 議院運営委員会 第34号(1958/04/25、27期、自由民主党)

○園田委員 委員長から、話し合い解散の建前上、両党から公平にかつ平等に発言をさせた上で解散をするよう要望するという意見でありますが、それについて社会党は、平等公平とは、趣旨弁明、続いて与党の反対討論、続いて社会党の賛成討論を含むものかという意味でございますけれども、解散は政府の持っておる独自の権限であって、与党としてのわれわれは、できるだけ公平にやれと要望はいたしますけれども、そこまで到達した結論には参りません。


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 社会労働委員会 第1号(1958/06/19、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。このたび非才の身をもって本委員会の委員長に就任するこどになりました。まことにその責任の重かつ大なることを痛感いたしております。  申すまでもなく、当委員会の所管は厚生、労働の両面にわたり非常に広範囲なものであり、この中には緊急に解決を迫られておる諸問題が多々含まれておりますが、幸いにして委員の方々はその道に御経験の深い方ばかりでございますので、諸君の御鞭撻、御協力を得まして、諸規則に従い公正に本委員会の運営を行う所存であります。何とぞ、多数党の各位は少数意見を正しく聞かれることに寛容の精神を発揮せられ、少数党の諸君は……

第29回国会 社会労働委員会 第2号(1958/06/20、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  まず厚生大臣より、就任のあいさつかたがた厚生行政に対する所信を述べたい旨の申し出があります。これを許します。厚生大臣橋本龍伍君。
【次の発言】 次に、厚生政務次官より就任のあいさつを述べたい旨の申し出がありますので、これを許します。厚生政務次官池田清志君。
【次の発言】 続いて労働大臣より、就任のあいさつかたがた労働行政に対する所信を述べたい旨の申し出があります。これを許します。労働大臣倉石忠雄君。
【次の発言】 両大臣の説明に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。     午前十時五十一分散会

第29回国会 社会労働委員会 第4号(1958/06/26、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  先般厚生行政について厚生大臣より所信が述べられたのでありますが、本日はこれに対する質疑を行います。滝井義高君。
【次の発言】 それでは休憩いたします。理事会を開きます。     午前十一時五十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  厚生行政に関する大臣の説明に対する質疑を継続いたします。滝井義高君。
【次の発言】 それではこれて休憩いたします。     午後二時三分休憩

第29回国会 社会労働委員会 第5号(1958/06/27、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  前会に引き続き厚生行政に関する大臣の説明に対する質疑を行います。滝井義高君。
【次の発言】 休憩いたします。     午後零時三十四分休憩
【次の発言】 休憩いたします。     午後三時十八分休憩

第29回国会 社会労働委員会 第6号(1958/06/28、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  この際、生田労働政務次官より就任のあいさつを述べたい旨の申し出がありますので、これを許します。生田労働政務次官。
【次の発言】 労働行政に関する大臣の説明に対する質疑を継続いたします。大原亨君。
【次の発言】 五島虎雄君。
【次の発言】 五島君の発言の趣旨は承わりました。  暫時休憩いたします。     午後零時二十六分休憩

第29回国会 社会労働委員会 第7号(1958/07/01、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 この際午後二時半まで休憩いたします。     午後零時十三分休憩

第29回国会 社会労働委員会 第8号(1958/07/03、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  前会に引き続き厚生行政に関する大臣の説明に対する質疑を行います。中山マサ君。
【次の発言】 次に岡本隆一君。

第29回国会 社会労働委員会 第9号(1958/07/04、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  本日公報に掲載しました請願四十四件を一括して議題とし、審査に入ります。  まず請願の審査方法についてお諮りいたします。これらの請願の趣旨につきましてはすでに文書表によって御承知のところであり、また先ほど委員各位とその取扱いについて協議いたしましたところでありますので、この際紹介議員よりの紹介、説明の聴取などのことはこれを省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。  採決いたします。本日の請願日程中、第三、第四、第六ないし第八、第一〇ないし第一六、第二〇、第二一、第二四ないし第二八……

第29回国会 社会労働委員会 第10号(1958/07/08、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  前会に引き続き、厚生行政に関する大臣の説明に対する質疑を行います。小林進君
【次の発言】 滝井義高君。
【次の発言】 今すぐ保険課長が来ますから……。
【次の発言】 特別国会は短期間でございましたが、委員並びに大臣、政府委員各位には、連日にわたり熱心に精励せられ、御協力を賜わったことに敬意を表します。  休会中の御健闘を祈って散会いたします。     午後二時一分散会

第29回国会 社会労働委員会 第12号(1958/08/09、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 ただいまより会議を開きます。  労使関係、労働基準及び失業対策に関する件について調査を進めます。発言の通告がありますのでこれを許します。滝井義高君。
【次の発言】 八木一男君。

第29回国会 社会労働委員会 第13号(1958/09/26、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  今閉会中、本委員会は議長の承認を得て、厚生労働関係諸施策に関し、その実情を調査するため、各地に委員を派遣いたしたのでありますが、これに関し、この際各班の派遣委員より順次報告を承わることにいたします。第一班、滝井君。
【次の発言】 続いて第二班、伊藤よし子君。
【次の発言】 次に第三班小林進君。
【次の発言】 次に第四班、大坪保雄君。
【次の発言】 第五班は私から御報告いたしますから御了承願います。  園田、田邊の両人は九月八日より十二日までの五日間にわたり、大阪府及び兵庫県下における厚生並びに労働行政に関する国政調査を行なったのでありますが、今回の府県……

第30回国会 社会労働委員会 第1号(1958/09/30、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  この際、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。一、厚生関係及び労働関係の基本施策に関する事項、二、社会保障制度、医療、公衆衛生、婦人児童福祉及び人口問題に関する事項、三、労使関係、労働基準及び雇用、失業対策に関する事項、以上各事項についてその実情を調査し、対策を樹立するため、小委員会の設置、関係各方面よりの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中調査を進めたいと存じます。つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長に承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。

第30回国会 社会労働委員会 第2号(1958/10/03、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  まず御報告することがございます。本委員会所属の野澤清人君が、閉会中国政調査のため東北地方に出張視察中、病気のために倒れられまして、ただいま入院中でございます。遺憾ながら今日の国会規則その他においては、議員の公務中の疾病あるいは傷害等に対する保護、扶助の法律がございませんので、とりあえず出張延期をいたしておきました。なお議院運営委員会の方に、これに対する早急な立法措置を要求しております。その後経過良好で、近く東京の方の病院に移転をいたされます。右御報告をいたしておきます。  厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。この際、厚生大臣より発言を求……

第30回国会 社会労働委員会 第3号(1958/10/07、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  先般台風第二十二号による罹災者の実情調査のため、現地に委員を派遣いたしたのでありますが、この際各班の派遣委員より順次報告を承わることにいたします。第一班、河野孝子君。
【次の発言】 第二班、伊藤よし子君。
【次の発言】 第三班、大石武一君。
【次の発言】 委員の諸君は御苦労さんでした。関係各省、特に厚生省においては、特に委員の報告をしさいに検討して、すみやかに処置せられるよう望みます。  この際、厚生政務次官より発言を求められておりますからこれを許します。厚生政務次官。
【次の発言】 次に労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  前回労働……

第30回国会 社会労働委員会 第4号(1958/10/08、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。すでに厚生大臣より説明を聴取いたしましたので、直ちに質疑を行いたいと存じます。八木一男君。
【次の発言】 午後二時まで休憩をいたします。     午後零時四十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。  厚生関係の基本施策に関する件について質疑を続行いたします。大原亨君。
【次の発言】 滝井義高君。

第30回国会 社会労働委員会 第5号(1958/10/14、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  社会党の委員の方に出席をお願いをいたしましたが、審議に応じないということでございます。従いまして国会法第四十九条、委員会の定足数過半数  は、本委員会は二十名でございます。定足数以上の出席がございまするから、審議を進めます。  内閣提出の国民健康保険法案及び国民健康保険法施行法案の両案を一括議題とし、審査を進めます。まず趣旨の説明を聴取いたします。橋本厚生大臣。
【次の発言】 両法案に対する質疑は後刻に譲ります。
【次の発言】 内閣提出の最低賃、金法案を議題として審査を進めます。  まず趣旨の説明を聴取いたします。倉石労働大臣。

第30回国会 社会労働委員会 第6号(1958/10/15、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の国民健康保険法案及び国民健康保険法施行法案の両案を一括議題とし、審査を進めます。  質疑に入ります。藤本捨助君。
【次の発言】 定足数を欠きますので、暫時休憩をいたします。     午前十一時十六分休憩

第30回国会 社会労働委員会 第7号(1958/10/16、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 ただいまより会議を開きます。  速記を停止します。
【次の発言】 速記をお願いします。  第二十九回国会に提出されました滝井義高君外十三名提出、国民健康保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 この際お諮りいたします。本案につきましては、すでに第二十九回国会においてその趣旨の説明を聴取し、その内容は明らかでありますので、趣旨説明を省略いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決します。  この際、ただいま議題となっておりまする滝井義高君外十三名提出の国民健康保険法の一部を改正する法律案に、先般来審査中の内……

第30回国会 社会労働委員会 第8号(1958/10/17、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  勝間田清一君外十六名提出の最低賃金法案及び家内労働法案を一括議題として審査を進めます。  まず趣旨の説明を聴取いたします。多賀谷真稔君。
【次の発言】 この際、ただいま議題となっております勝間田清一君外十六名提出の最低賃金法案及び家内労働法案にあわせて、先般来審査中の内閣提出にかかる最低賃金法案を一括議題とし、審査を進めます。  質疑を行います。八田貞義君。
【次の発言】 午前はこの程度にとどめ、午後二時まで休憩いたします。     午後零時三十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  労働関係の基本施策に関する件について調査を進めま……

第30回国会 社会労働委員会 第9号(1958/10/21、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。内閣提出の最低黄金法案並びに勝間田清一君外十六名提出の最低賃金法案及び家内労働法案の三案を一括議題として審査を進めます。  面会に引き続き質疑を行います。大原亨君。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 質疑続行中でございますが、本会議の関係上、午後一時三十分まで休憩いたします。     午後零時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  労働基準に関する件について調査を進めます。  本件に関し、神戸の川崎重工における労働衛生の問題について発言を求められておりますので、これを許します。五島虎雄君。

第30回国会 社会労働委員会 第10号(1958/10/22、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  この際公聴会開会承認要求に関する件についてお諮りいたします。内閣提出の国民健康保険法案及び国民健康保険法施行法案並びに第二十九回国会に提出されました滝井義高君外十三名提出の国民健康保険法の一部を改正する法律案は、いずれも重要な案件でございますので、公聴会を開き、広く利害関係者及び学識経験者などより意見を聴取し、委員会の審査の慎重を期したいと存じます。つきましては、議長に公聴会開会承認要求をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、公聴会開会承認要求をいたすことに決しました。  なお議長の承認がありました際……

第30回国会 社会労働委員会 第11号(1958/10/23、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の国民健康保険法案及び国民健康保険法施行案並びに第二十九回国会に提出されました滝井義高君外十三名提出の、国民健康保険法の一部を改正する法律案の三案を一括議題とし審査を進めます。  質疑を行います。岡本隆一君。
【次の発言】 午後二時まで休憩いたします。     午後零時五十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  国民健康保険法案外二法案についての質疑を継続いたします。岡本隆一君。

第30回国会 社会労働委員会 第12号(1958/10/24、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。去る二十二日の本委員会において、内閣提出の国民健康法案及び国民健康保険法施行法案並びに滝井義高君外十三名提出の国民健康保険法の一部を改正する法律案について、参考人より意見を聴取することに決定いたしましたが、理事各位と協議の結果、参考人よりの意見聴取は取りやめることといたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決します。
【次の発言】 次に内閣提出の最低賃金法案並びに勝間田清一君外十六名提出の最低賃金法案及び家内労働法案の三案を一括議題として審査を進めます。  この際、労働省より昨……

第30回国会 社会労働委員会 第13号(1958/10/28、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の最低賃金法案並びに勝間田清一君外十六名提出の最低賃金法案及び家内労働法案の三案を一括議題とし、審査を進めます。  本日はまず三案について、御出席の参考人各位より御意見を承わることにいたします。御出席の参考人は、東京大学教授石川吉右衛門君、東京大学社会科学研究所員氏原正治郎君、産業経済新聞論説委員波多尚君、以上三名の方はすぐ到着されます。現在出席の方は法政大学教授舟橋尚道君、以上の各位であります。  この際参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。本日はおせわしいところを御出席下さいまして、まことにありがとうございました。各党の党務の関係上開会……

第30回国会 社会労働委員会 第14号(1958/10/29、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより社会会労働委員会を開会いたします。  この際、連合審査会開会申し入れの件についてお諮りいたします。ただいま商工委員会に付託されておりまする公共用水域の水質の保全に関する法律案、工場排水等の規制に関する法律案及び水質汚濁防止法案の三案について、商工委員会に連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。  暫時休憩いたします。     午後五時七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  内閣提出の国民健康保険法案及び国民健康保険法施行法案並びに第二十九回国会に提出されました滝井義高君外十……

第30回国会 社会労働委員会 第15号(1958/10/30、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の国民健康保険法案及び国民健康保険法施行法案並びに第二十九回国会に提出されました滝井義高君外十三名提出の国民国民健康保険法の一部を改正する法律案の三条を一括議題とし、審査を進めます。  質疑を行います。滝井義高君。  滝井君に申し上げますが、要求されておる主計局次長は、午前中待機しておりましたが、午後出ておりますので少しおくれます。それから自治庁長官は、予算委員会で今澄君の質問があるそうですから、それが終ったらこちらへ出て参ります。そのおつもりで質疑を続行願います。
【次の発言】 このままの姿で休憩いたします。     午後七時五十六分休憩  ……

第30回国会 社会労働委員会 第16号(1958/10/31、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  次会は明十一月一日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。     午後六時七分散会

第30回国会 社会労働委員会 第17号(1958/11/01、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の国民健康保険法案及び国民健康保険法施行法案並びに第二十九回国会に提出されました滝井義高君外十三名提出の国民健康保険法の一部を改正する法律案の三案を一括議題とし、審査を進めます。  質疑を行います。八木一男君。
【次の発言】 多賀谷真稔君。
【次の発言】 これにて三法案に対する質疑は終局いたしました。  この際、滝井義高君外十三名提出の国民健康保険法の一部を改正する法律案について、国会法第五十七条の三による内閣の意見があれば、これを聴取いたします。橋本厚生大臣。
【次の発言】 田中正巳君外二十四名より、国民健康保険法案に対する修正案及び国民健康……

第31回国会 社会労働委員会 第1号(1958/12/16、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  この際、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。一、厚生関係及び労働関係の基本施策に関する事項、二、社会保障制度、医療、公衆衛生、婦人児童福祉及び人口問題に関する事項、三、労使関係、労働基準及び雇用、失業対策に関する事項、以上各事項についてその実情を調査し、対策を樹立するため小委員会の設置、関係各方面よりの説明聴取及び資料の要求などの方法により、本会期中調査を進めたいと存じます。つきましては衆議院規則第九十四条により、議長に承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。そのように決しました。

第31回国会 社会労働委員会 第2号(1958/12/17、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の最低賃金法案並びに勝間田清一君外十六名提出の最低賃金法案及び家内労働法案の三案を一括して議題とし、審査を進めます。  まず、順次趣旨の説明を聴取いたします。倉石労働大臣。
【次の発言】 次に、多賀谷真稔君。
【次の発言】 三案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 社会保障制度及び医療に関する件について調査を進めます。  まず、昨日の厚生大臣の発言についての質疑を許します。大原亨君。
【次の発言】 午後二時まで休憩いたします。     午後零時五十二分休憩

第31回国会 社会労働委員会 第3号(1958/12/19、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  国民健康保険法案及び国民健康保険法施行法案の両案を一括議題とし、審査を進めます。  質疑を継続いたします。まずおとといの本委員会における滝井委員の質疑に対する答弁の一部が留保されておりましたので、この際これを許します。保険局長。
【次の発言】 これにて両案に対する質疑は終局いたしました。  引き続き両案を一括して討論に付します。通告がありますのでこれを許します。小林進君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。  これより採決に入ります。まず、国民健康保険法案について採決いたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。

第31回国会 社会労働委員会 第4号(1959/02/03、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。この際労働大臣より発言を求められておりますので、これを許します。倉石国務大臣臣。
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。  厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  この際、厚生大臣より発言を求められておりますので、これを許します。坂田厚生大臣。
【次の発言】 次に、ただいまの厚生大臣の説明に関連し、会計課長の説明を聴取することにいたします。山本会計課長。
【次の発言】 次会は明四日午前十時三十分から開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後三時二十八分散会

第31回国会 社会労働委員会 第5号(1959/02/04、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の最低賃金法案並びに勝間田清一君外十六名提出の最低賃金法案及び家内労働法案の三案を一括議題とし、審査を進めます。  質疑に入ります。滝井義高君。
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。  内閣提出の最低賃金法案、勝間田清一君外十六名提出の最低賃金法案及び家内労働法案について質疑を継続いたします。
【次の発言】 次会は明後六日午前十時より開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時十一分散会

第31回国会 社会労働委員会 第6号(1959/02/13、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。勝間田清一君外十六名提出の最低賃金法案及び家内労働法案の両案について、それぞれ発議者の全員から撤回の請求がありました。両案はすでに本委員会の議題となっておりますので、これを撤回するには委員会の許可を要することになっております。つきましては、両案の撤回を許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、両案の撤回を許可するに決しました。  次会は来たる十七日火曜日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後七時三十八分散会

第31回国会 社会労働委員会 第7号(1959/02/17、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の最低賃金法案を議題とし、審査を進めます。質疑を継続いたします。小林進君。
【次の発言】 次会は明十八日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後七時二十一分散会

第31回国会 社会労働委員会 第8号(1959/02/18、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  去る五日付託になりました児童福祉法の一部を改正する法律案を議題とし、審査に入ります。  まず趣旨の説明を聴取いたします。厚生大臣坂田道太君。
【次の発言】 以上で説明は終りました。  なお本案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、去る十二日付託になりました内閣提出の国民年金法案、八木一男君外十四名提出の国民年金法案及び国民年金法の施行及び国民年金と他の年金等との調整に関する法律案、以上三法案を一括して議題とし、審査に入ります。  まず順次趣旨の説明を聴取いたします。坂田厚生大臣。

第31回国会 社会労働委員会 第9号(1959/02/19、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。   去る十七日の理事会において、本十九日定刻より開会し、両党理事の話し合いによって小林進君の質疑より継続開始、続いて社会党より提案の修正案の提案理由の説明を聴取することまでは話し合いがなっておりましたところ、本朝に至りまして、社会党の理事より自由民主党の理事に、労働大臣に対する予算委員会における緊急質問、これを先にやって後社会労働委員会を開けとの申し出があり、自由民主党の理事はこれを拒否せられました。その後理事相互間並びに両党対策委員長の間に数回折衝になり、その相談は話し合いまとまらず、よって自由民主党の理事より、再三にわたって社会党の諸君に出席を要求せ……

第31回国会 社会労働委員会 第10号(1959/02/24、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  この際一言申し上げます。本委員会は話し合いによる円満な議事運営と、慎重な審議とを旨としまして各位の御協力を得て参りましたが、不本意にも去る十九日の委員会において、社会党の欠席のまま自民党のみで採決する結果と相なりました。今後は互いに一そう信義を尊重し、相ともに正常な議事運営に努力いたしたいと存じますので、各位におかれましては、何とぞよろしく御協力のほどお願い申し上げます。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。去る十九日に理事の大石武一君及び藤本捨助君が委員を辞任せられましたので、理事に欠員を生じております。つきましてはその……

第31回国会 社会労働委員会 第11号(1959/02/25、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますのでこれを許します。岡本隆一君。
【次の発言】 午後二時三十分まで休憩いたします。     午後一時二十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  厚生関係の基本施策に関する件について質疑を続けます。滝井義高君。
【次の発言】 八本一男君。

第31回国会 社会労働委員会 第12号(1959/02/26、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、最低賃金法案に対し、さきに多賀谷真稔君外二名提出の修正案に関し発言を求められております。これを許します。多賀谷真稔君。
【次の発言】 次に齋藤邦吉君より発言を求められております。これを許します。齋藤邦吉君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 次に、伊藤よし子君より発言を求められておりますので、これを許します。伊藤よし子君。
【次の発言】 内閣提出にかかる最低賃金法案並びにこれに対する修正案に関する発言は終了いたしました。  なお、去る十九日の本委員会において、内閣提出、最低賃金法案及び修正案の採決に際し、起立総員と宣告いたしました……

第31回国会 社会労働委員会 第13号(1959/03/04、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  去る二月三日付託になりました中小企業退職金共済法案を議題とし、審査に入ります。まず趣旨の説明を聴取いたします。倉石労働大臣。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終りました。  なお本案についての質疑は、後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、国際労働条約第八十七号に関する問題について調査を進めます。  本問題につきましては、参考人として日本経営者団体連盟専務理事早川勝君、全日本金属鉱山労働組合連合会委員長原口幸隆君、労働問題懇談会元国際労働条約関係小委員長前田多門君、以上三君が出席されております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上……

第31回国会 社会労働委員会 第14号(1959/03/05、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  この際、公聴会開会承認要求に関する件についてお諮りいたします。内閣提出の国民年金法案、八木一男君外十四名提出の国民年金法案、国民年金法の施行及び国民年金と他の年金等との調整に関する法律案はいずれも重要な案件でございますので、公聴会を開き、広く利害関係者及び学識経験者などから意見を聴取し、委員会の審査の慎重を期したいと存じます。つきましては議長に公聴会開会承認要求をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって公聴会開会承認要求をいたすことに決しました。  なお議長の承認がありました際、公聴会開会の日時、公述人の……

第31回国会 社会労働委員会 第15号(1959/03/06、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の国民年金法案、八木一男君外十四名提出の国民年金法案、及び国民年金法の施行及び国民年金と他の年金等との調整に関する法律案を一括議題として審査を進めます。  質疑を行います。八木一男君。
【次の発言】 連絡しておりますが、まだ参りません。きょうはちょっと無理でしよう。
【次の発言】 交渉しております。
【次の発言】 それでは一時四十分まで休憩いたします。     午後零時五十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  児童福祉法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑を継続いたします。滝井義高君。

第31回国会 社会労働委員会 第17号(1959/03/10、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 ちょっと堤委員に申し上げますが、あなたが出席を要求されておる大蔵大臣は、衆議院、参議院の大蔵委員会、それから自治庁長官は、衆議院の内閣、参議院の地方に出席のために、今出席に至りません。なるべく早く時間をやりくりして出席してくれるように要求をいたします。  経済企画庁長官は出席をいたしました。他の大臣も出席を促すようにいたしますから、そのつもりで出席大臣になるべく質問されるようにお願いいたします。
【次の発言】 午前中はいいそうですから……。
【次の発言】 午後一時三十分まで休憩いたします。     午後零時四十七分休憩

第31回国会 社会労働委員会 第18号(1959/03/12、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 会議を開きます。  この際委員派遣承認申請に関する件についてお諮りします。内閣提出国民年金法案並びに八木一男君外十四名提出国民年金法案、及び国民年金法の施行及び国民年金と他の年金等との調整に関する法律案、以上各案審査のため地方に委員を派遣いたしたいと存じますが、衆議院規則第五十五条により議長に委員派遣の承認を求めることに御里(議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。  なお、派遣委員の氏名、派遣期間、派遣地等につきましては、委員長に御一任願うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決しました。  なお、開会中のことでもあ……

第31回国会 社会労働委員会 第19号(1959/03/16、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を聞きます。  内閣提出の国民年金法案並びに八木一男君外十四名提出の国民年金法案、及び国民年金法の施行及び国民年金と他の年金等との調整に関する法律案、以上を一括議題として審査を進めます。  去る十三日より三日間にわたり、国民年金関係三法案審査のため新潟、大阪、福岡の三市に委員を派遣いたしたのでありますが、この際各班の派遣委員より順次その報告を承わることにいたします。第一班新海市、二階堂進君。
【次の発言】 第二班大阪市、旧中正巳君。
【次の発言】 第三班、福岡市、柳谷清三郎君。
【次の発言】 以上の報告に関連をして八木委員から発言の通告があります。これを許します。八木……

第31回国会 社会労働委員会 第20号(1959/03/17、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  内閣提出の国民年金法案並びに八木一男君外十四名提出の国民年金法案及び国民年金法の施行及び国民年金と他の年金等との調整に関する法律案を一括議題とし、審査を進めます。  質疑を行います。八田貞義君。
【次の発言】 次会は明十八日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後六時二十分散会

第31回国会 社会労働委員会 第21号(1959/03/18、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の国民年金法案並びに八木一男君外十四名提出の国民年金法案、及び国民年金法の施行及び国民年金と他の年金等との調整に関する法律案を一括議題とし、審査を進めます。  質疑を行います。岡本隆一君。
【次の発言】 もうすぐ来ますから、しばらくそのまま……。
【次の発言】 質問者に申し上げますが、経済企画庁長官が一時まで出席でございますから、そのおつもりで……。
【次の発言】 長官に申し上げますが、時間がありません。それに質問者が多うございますから、答弁はきわめて簡単に願います。
【次の発言】 多賀谷真稔君。

第31回国会 社会労働委員会 第22号(1959/03/19、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  中小企業退職金共済法案を議題とし、審査を進めます。本案につきましては、本日参考人として一橋大学教授吾妻光俊君、東京商工会議所中小企業委員会委員長石田謙一郎君、日本労働組合総評議会社会保障対策部長塩谷信雄君、以上三君が出席されております。  参考人の方々には、本日はお忙しい中をおいでいただきましてまことにありがとうございました。何とぞ本案につきまして忌憚のない御意見をお述べ願いたいと存じます。なお議事の整理上、一応一人十五分程度に要約してお述べ願い、御意見を開陳されたあとに委員の質疑にもお答え願いたいと存じます。ただ議事規則の定めるところによりまして、参……

第31回国会 社会労働委員会 第23号(1959/03/25、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  中小企業退職金共済法案を議題とし、審査を進めます。質疑を行います。大原亨君。
【次の発言】 次会は明二十六日午前十時より開会することにして、本日はこれにて散会いたします。     午後三時五分散会

第31回国会 社会労働委員会 第24号(1959/03/26、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  まず去る二十三日付託になりましたクリーニング業法の一部を改正する法律案を議題とし、審査に入ります。  まず提出者よりその趣旨の説明を聴取いたします。長谷川保君。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終りました。なお、本案についての質疑は後日に譲ることにいたします。  このまま休憩いたします。     午前十一時八分休憩

第31回国会 社会労働委員会 第25号(1959/03/27、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  午後一時まで休憩いたします。     午前十一時十三分休憩。

第31回国会 社会労働委員会 第26号(1959/03/31、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  去る二十七日付託になりました五島虎雄君外十三名提出、政府に対する不正手段による支払請求の防止等に関する法律を廃止する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審査に入ります。まず趣旨の説明を聴取いたします。五島虎雄君。
【次の発言】 以上で説明は終りました。なお、本案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 社会福祉事業法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。質疑に入ります。滝井義高君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  この際、五島虎雄君より、へい獣処理場等に関する法律の一部を改正する法律案の起草に関す……

第31回国会 社会労働委員会 第28号(1959/05/04、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  閉会中委員派遣について次のように基準がきまりました。参議院議員の通常選挙の日までの間は、原則として派遣しないこととし、それ以後については、特に必要ある場合に限り、かつ派遣委員は各委員会一班、その員数は五名程度、日数は五日以内、随行は一名とし、派遣先が自己の選出都道府県にならないようにすること、以上のように基準が決定をいたしましたので、これに基いて国政調査について打ち合せをいたします。  暫時休憩いたします。     午前十時三十四分休憩

第31回国会 社会労働委員会 第29号(1959/06/10、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。発言の通告がありますので、これを許します。滝井義高君。

第33回国会 商工委員会 第5号(1959/11/18、28期、自由民主党)

○園田委員 山間僻地の電気導入について通産当局に質問いたします。戦後、政府は農山漁村電気導入促進法あるいは離島振興法等を制定して、山間僻地あるいは離島に対して電気導入の助成を行ない、無灯火部落が逐次減少していることはけっこうであります。ところが、その後施設の際の負担やあるいはその後の経営方法等、電力法または供給規程の不備なために、政府の恩恵によってつけた電力というものの経費の負担のために、かえって農山漁村あるいは開拓団等が非常に困っている事実があります。一例を熊本県の例にとりますと、九州電力が配電施設をしておりますが、九州電力は、山間僻地に一戸当り施設費が五万円以上かかるような場所には、施設線……


29期(1960/11/20〜)

第39回国会 地方行政委員会 第1号(1961/09/29、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  この際一言ごあいさつ申し上げます。  今回はからずも私が地方行政委員長に就任することに相なりました。本委員会の使命にかんがみまして、その職責はまことに重大でありますが、幸いに練達たんのうの委員皆さんの御協力を賜わりまして、本委員会の運営には特に公正を期し、大過なきよう念願する次第であります。どうか各位の御指導と御協力をお願い申し上げる次第でございます。よろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 理事の補欠選任に関する件につきお諮りいたします。すなわち、委員異動に伴いまして理事が三名欠員となっております。この補欠選任につきましては、先例により委員……

第39回国会 地方行政委員会 第2号(1961/10/03、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  大上自治政務次官より発言を求められております。この際、これを許します。大上自治政務次官。
【次の発言】 昨二日、本委員会に付託されました内閣提出、昭和三十六年度分の地方交付税の単位費用の特例に関する法律案及び去る九月二十五日、予備審査のため付託されました内閣提出、地方自治法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 これより順次政府より提案理由の説明を求めます。安井自治大臣。
【次の発言】 以上をもって各案の提案理由の説明は終わりました。質疑は後日に譲ることといたします。  本日の議事はこの程度にとどめます。次回は公報をもってお知らせいた……

第39回国会 地方行政委員会 第3号(1961/10/05、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  昭和三十六年度分の地方交付税の単位費用の特例に関する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑は通告に従い順次これを許します。山口鶴男君。
【次の発言】 阪上安太郎君。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめます。直ちに理事会を開会することとして、これにて散会いたします。    午前十一時五十分散会

第39回国会 地方行政委員会 第4号(1961/10/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  昭和三十六年度分の地方交付税の単位費用の特例に関する法律案を議題とし、質疑を継続いたします。太田一夫君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午前十一時五十分散会

第39回国会 地方行政委員会 第5号(1961/10/10、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  去る九月三十日本委員会に付託されました内閣提出、災害対策基本法案を議題といたします。
【次の発言】 これより、政府より提案理由の説明を求めます。大上自治政務次官。
【次の発言】 以上をもちまして本案の提案理由の説明は終わりました。  本案に関する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 昭和三十六年度分の地方交付税の単位費用の特例に関する法律案を議題とし、質疑を継続いたします。川村継義君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 地方自治に関する件について質疑の通告があります。この際これを許します。川村継義君。

第39回国会 地方行政委員会 第6号(1961/10/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  昭和三十六年度分の地方交付税の単位費用の特例に関する法律案を議題といたします。  本案に関する質疑はこれにて終局いたします。
【次の発言】 次に警察に関する件につきまして調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。阪上安太郎君。
【次の発言】 赤松勇君。
【次の発言】 三時四十分まで休憩いたします。    午後二時五十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  警察に関する件の質疑を続行いたします。三輪政府委員。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめます。  次会は明十三日午前十時より開会することとして、これにて……

第39回国会 地方行政委員会 第7号(1961/10/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 大蔵省から来ておりませんから、後刻答弁いたさせます。
【次の発言】 本日の災害対策基本法案に関する質疑は、この程度にとどめます。
【次の発言】 これより警察に関する件について調査を進めます。  前会に引き続き質疑を行ないます。大原亨君。
【次の発言】 本会議散会後に再開することとして、これにて休憩いたします。    午後一時十七分休憩
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 阪上安太郎君。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめます。  次会は公報をもってお知らせすることとし、これにて散会いたします。    午後五時二十五分散分

第39回国会 地方行政委員会 第8号(1961/10/17、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  去る十三日本委員会に付託されました、川村継義君外二名提出、地方自治法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 まず提出者より本案の提案理由の説明を求めます。川村継義君。
【次の発言】 以上をもちまして提案理由の説明は終わりました。本案に関する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、災害対策基本法案を議題といたします。  質疑を続行いたします。亀岡高夫君。
【次の発言】 太田一夫君。

第39回国会 地方行政委員会 第10号(1961/10/20、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  災害対策基本法案を議題といたします。  質疑を続行いたします。二宮武夫君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめます。  これにて休憩いたします。    午後零時七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  災害対策基本法案を議題とし、質疑を継続いたします。二宮武夫君。
【次の発言】 山口鶴男君。
【次の発言】 了承いたしました。
【次の発言】 次会は来たる二十四日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後五時六分散会

第39回国会 地方行政委員会 第11号(1961/10/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、地方自治法の一部を改正する法律案並びに川村継義君外二名提出、地方自治法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。  質疑の通告がありますのでこれを許します。松井誠君
【次の発言】 ただいま議題となっております両法律案のうち、内閣提出、地方自治法の一部を改正する法律案に関する質疑はこれにて終局いたしたいと思います。御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 引き続き、これより内閣提出、地方自治法の一部を改正する法律案を議題となし討論に入りますが、討論の申し出がありませんの……

第39回国会 地方行政委員会 第12号(1961/10/25、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  災害対策基本法案を議題とし、質疑を続行いたします。松井誠君。
【次の発言】 次会は明二十六日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後四時五十一分散会

第39回国会 地方行政委員会 第13号(1961/10/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  災害対策基本法案を議題とし、質疑を継続いたします。門司亮君。
【次の発言】 門司君、先ほどの質問の答弁の追加がありますから、この際お願いします。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめます。  次会は明二十七日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。    午後五時五十二分散会

第39回国会 地方行政委員会 第14号(1961/10/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  災害対策基本法案を議題といたします。  この際お諮りいたします。すなわち、先ほどの理事会の決定に従いまして、本案に関する質疑はこれにて終了いたしたいと存じます。御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 本案に対しましては、渡海元三郎君より自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表して、三派共同提案にかかる修正案が提出されております。
【次の発言】 まず、本修正案の趣旨説明を求めます。渡海元三郎君。
【次の発言】 以上をもちまして、修正案の趣旨説明は終わりました。

第39回国会 地方行政委員会 第15号(1961/10/30、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  これより請願の審査に入ります。今国会において本委員会に付託されました請願は百十八件であります。請願日程第一より第百十八までを一括して議題といたします。  まず審査の方法についてお諮りいたします。各請願の内容については、文書表で御承知のことでもありますし、また先ほどの理事会で検討願ったところでありますので、この際、各請願について紹介議員よりの説明聴取等は省略し、直ちに採決に入りたいと存じます。これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  これより採決いたします。請願日程中第一ないし第五十五、第五十七ない……

第39回国会 地方行政委員会 第17号(1961/12/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  この際、消防庁長官より発言を求められておりますので、これを許します。藤井消防庁長官。
【次の発言】 地方自治及び地方財政に関する件について調査を進めます。  先般、北九州地方並びに近畿地方における災害等による地方自治、財政の運用及び五市合併等の実情調査のため派遣しました派遣委員より、この際報告を求めます。第一班纐纈彌三君。
【次の発言】 次いで第二班の報告を求めます。太田一夫君。
【次の発言】 この際委員長から御報告いたします。  本委員会委員山口鶴男君の御尊父が逝去されましたので、諸君を代表して弔電を委員長から打っておきました。  右御報告いたします……

第40回国会 地方行政委員会 第2号(1961/12/15、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  警察に関する件について調査を進めます。この際柏村警察庁長官より発言を求められておりますので、これを許します。柏村長官。
【次の発言】 これより質疑を行ないます。通告がありますので順次これを許します。宇野宗佑君。
【次の発言】 阪上安太郎君。
【次の発言】 猪俣浩三君。
【次の発言】 太田一夫君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後一時五十分散会

第40回国会 地方行政委員会 第3号(1961/12/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  委員派遣承認申請の件についてお諮りいたします。  先般岩手県において中学校学力調査実施の際、県教職員組合が阻止統一行動に出て、その結果、地方公務員法違反容疑をもって多数の逮捕者が出ておるのでありますが、この際、この問題につきまして本委員会から現地に委員を派遣いたしたいと存じますので、衆議院規則第五十五条により、議長に委員派遣の承認を求めることにいたしたいと存じます。御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。  なお、派遣委員の氏名及び派遣の期間につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

第40回国会 地方行政委員会 第5号(1962/02/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  昨一月三十一日に付託になりました内閣提出の警察法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。安井国務大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  なお、本案についての質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、ただいま付託になりました内閣提出の地方税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。安井自治大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を求めます。後藤田税務局長。
【次の発言】 以上で提案理由の説明及び補足説明は終わりました。 ……

第40回国会 地方行政委員会 第6号(1962/02/02、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  警察に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。渡海元三郎君。
【次の発言】 阪上安太郎君。
【次の発言】 文部省は来ておりません。
【次の発言】 阪上君の質問中、文部省関係の答弁を求めます。上野初等教育課長。
【次の発言】 太田一夫君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 この際、小委員会設置の件についてお諮りいたします。  道路交通対策について調査をなすため、小委員十一名よりなる道路交通対策小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

第40回国会 地方行政委員会 第7号(1962/02/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  地方財政に関する件につきまして調査を進めます。  昭和三十七年度地方財政計画について政府より説明を求めます。安井自治大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を求めます。松島財政課長。
【次の発言】 地方財政計画に関する質疑は後日に譲りまして、本日はこれにて散会いたします。    午後零時十六分散会

第40回国会 地方行政委員会 第8号(1962/02/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  昨六日付託になりました内閣提出の市の合併の特例に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 まず、政府より提案理由の説明を聴取いたします。安井自治大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  本案についての質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、内閣提出の地方税法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより本案についての質疑に入ります。発言の通告がありますので、順次これを許可いたします。渡海元三郎君。
【次の発言】 小澤太郎君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。   ……

第40回国会 地方行政委員会 第9号(1962/02/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  去る十日付託になりました内閣提出の昭和三十六年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。大上自治政務次官。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  なお、本案についての質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、地方税法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前会に引き続き質疑を行ないます。山口鶴男君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度にとどめます。
【次の発言】 この際お諮りいたします。道路交通対策小委員会において……

第40回国会 地方行政委員会 第10号(1962/02/15、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  地方税法の一部を改正する法律案を議題といたします。前会に引き続き質疑を行ないます。阪上安太郎君。
【次の発言】 山口鶴男君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 太田一夫君。
【次の発言】 この際小委員会設置の件についてお諮りいたします。  すなわち地方税法の一部を改正する法律案を審査するため、本委員会に小委員十一名よりなる地方税法の一部を改正する法律案審査小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。  なお小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長の指名に御一任願いたいと存……

第40回国会 地方行政委員会 第12号(1962/02/20、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  これより警察法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。川村継義君。
【次の発言】 太田一夫君。
【次の発言】 他に質疑はありませんか。――別に質疑もないようでありますので、本案に対する質疑はこれにて終了することといたします。
【次の発言】 これより本案を討論に付する順序でありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決に入ります。  これより採決いたします。警察法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。

第40回国会 地方行政委員会 第13号(1962/02/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  地方税法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  本日は参考人の方々の御出席を願い、本案についての御意見を聴取することになっております。御出席の参考人は、秋田県知事小畑勇二郎君、主婦連合会副会長三巻秋子君、読売新聞論説委員上子俊秋君、以上三名の方々であります。  この際一言ごあいさつを申し上げます。  参考人各位には、非常に御多忙のところ、当委員会の法律案審査のために御出席をいただき、まことにありがとうございました。地方税法の一部を改正する法律案につきまして、それぞれのお立場から、何とぞ忌憚のない御意見をお述べ願えればまことに幸いに存じます……

第40回国会 地方行政委員会 第14号(1962/03/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  昭和三十六年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律案を議題とし、審査を進めます。質疑を行ないます。通告がありますので、順次これを許します。阪上安太郎君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――なければ、本案についての質疑は終局したものと認めます。
【次の発言】 これより本案を討論に付するのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより採決いたします。  昭和三十六年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律案に賛成の……

第40回国会 地方行政委員会 第15号(1962/03/02、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  地方交付税法の一部を改正する法律案を議題とし審議を進めます。  質疑を行ないます。通告がありますのでこれを許します。門司亮君。

第40回国会 地方行政委員会 第16号(1962/03/07、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  この際、お諮りいたします。  理事川村継義君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事川村君の理事辞任の申し出を許可するに決しました。  次に、理事補欠選任についてお諮りいたします。先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事に野口忠夫君を指名いたします。
【次の発言】 地方税法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  この際、地方税法の一部を改正する法律案審査小委員長の報告を求めます。小委長高田富與君。

第40回国会 地方行政委員会 第17号(1962/03/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  地方交付税法の一部を改正する等の法律案を議題とし審査を進めます。質疑を行ないます。通告がありますので順次これを許します。田川誠一君。
【次の発言】 北山愛郎君。
【次の発言】 太田一夫君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午前十一時四十四分散会

第40回国会 地方行政委員会 第18号(1962/03/09、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 二宮武夫君。
【次の発言】 渡海元三郎君。
【次の発言】 次に、昨八日付託になりました辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。安井自治大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  なお、本案についての質疑は後日に譲ることといたします。  次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時二十五分散会

第40回国会 地方行政委員会 第19号(1962/03/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  昨十二日付託になりました内閣提出の地方自治法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。大上政務次官。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  なお、本案についこの質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、市の合併の特例に関する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑に入ります。通告がありますので、これを許します。太田一夫君。
【次の発言】 次に、地方交付税法の一部を改正する等の法律案を議題とし、審査を進めます。質疑を行ないます。通告がありますので、これを許します。二宮……

第40回国会 地方行政委員会 第20号(1962/03/15、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  警察に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。中川俊思君。
【次の発言】 地方交付税法の一部を改正する等の法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑を行ないます。通告がありますのでこれを許します。川村継義君。
【次の発言】 昨十四日参議院より送付されました銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。安井国務大臣。
【次の発言】 以上提案理由の説明は終わりました。  なお、本案についての質疑は後日に譲ることといたします。

第40回国会 地方行政委員会 第21号(1962/03/16、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  警察に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますのでこれを許します。湯山勇君。
【次の発言】 湯山勇君の発言、委員長了承いたしました。
【次の発言】 この際、道路交通対策小委員長小澤太郎君より、小委員会の調査の経過について報告いたしたい旨の申し出があります。これを許します。道路交通対策小委員長小澤太郎君。
【次の発言】 以上で小委員長よりの報告は終わりました。  なお、ただいまの報告につきましては、その概要を委員長から関係各省に伝えることにいたしまして、政府の善処方を要望し、同時に理事会においては、小委員長の報告を基礎にし、さらに検討、推……

第40回国会 地方行政委員会 第22号(1962/03/20、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  昨十九日付託になりました和田博雄君外九名提出の地方交付税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 提出者より提案理由の説明を聴取いたします。太田一夫君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、内閣提出の地方交付税法の一部を改正する等の法律案を議題とし、質疑を行ないます。  通告がありますので、これを許します。川村継義君。
【次の発言】 二宮武夫君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――なければ本案についての質疑は終局いたしました。

第40回国会 地方行政委員会 第23号(1962/03/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律案を議題といたします。  前会において本案についての質疑は終了いたしております。
【次の発言】 これより本案を討論に付するのでありますが、通告もありませんので、直ちに採決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。  採決いたします。  辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案の通り可決すべきものと決しました。

第40回国会 地方行政委員会 第24号(1962/03/23、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を行ないます。通告がありますので、これを許します。二宮武夫君。
【次の発言】 松井誠君。
【次の発言】 太田一夫君。
【次の発言】 ほかに質疑はありませんか。――なければ本案についての質疑は終了したものと認めるに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、本案についての質疑はこれにて終了いたしました。  次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時五十九分散会

第40回国会 地方行政委員会 第25号(1962/03/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案についての質疑は、前会において終了いたしております。  これより本案を討論に付します。通告がありますのでこれを許します。宇野宗佑君。
【次の発言】 阪上安太郎君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。  これより銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は原案の通り可決すべきものと決しました。(拍手)  なお、本案に関する委員会報告書の作成等につ……

第40回国会 地方行政委員会 第26号(1962/03/29、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  質屋営業法及び古物営業法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を行います。  質疑の通告かありますのでこれを許します。松井誠君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――なければ本案についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより本案を討論に付すのでありますが、討論の申し出もありませんので、直ちに採決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより質屋営業法及び古物営業法の一部を改正する法律案について採決いたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。

第40回国会 地方行政委員会 第27号(1962/04/10、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  去る三月二十三日付託になりました参議院送付の住居表示に関する法律案及び同月二十九日付託になりました災害対策基本法等の一部を改正する法律案の両案を順次議題とし、政府よりその提案理由の説明を聴取いたします。安井自治大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  なお、両案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、去る二日付託になりました道路交通法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。安井国務大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  なお、本……

第40回国会 地方行政委員会 第28号(1962/04/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  明十三日午前十時より災害対策基本法等の一部を改正する法律案について参考人として一橋大学教授田上穣治君及び早稲田大学教授大西邦敏君の両君の御出席を求め、意見を聴することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
【次の発言】 次に、内閣提出の地方自治法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。質疑を行ないます。通告がありますのでこれを許します。山口鶴男君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか――なければ、本案についての質疑……

第40回国会 地方行政委員会 第29号(1962/04/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  この際、お諮りいたします。本日は災害対策基本法等の一部を改正する法律案について、参考人として、一橋大学教授田上穰治君及び早稲田大学教授大西邦敏君の両君の御出席を願い、御意見を聴取することになっておりますが、なお、本日、東京大学教授の小林直樹君にも参考人として御出席を願い、本案についての御意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
【次の発言】 それでは、災害対策基本法等の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  参考人各位には、非常に御……

第40回国会 地方行政委員会 第30号(1962/04/17、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  道路交通法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑を行ないます。通告がありますのでこれを許します。小澤太郎君。
【次の発言】 太田一夫君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後一時三十八分散会

第40回国会 地方行政委員会 第31号(1962/04/19、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  去る十日付託になりました滝井義高君外二十一名提出の、地方自治法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 提出者より提案理由の説明を聴取いたします。太田一夫君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  なお、本案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、災害対策基本法等の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑を許します。松井誠君。
【次の発言】 ほかに質疑はございませんか。――なければ、本案についての質疑はこれにて終了いたしました。

第40回国会 地方行政委員会 第32号(1962/04/20、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  市の合併の特例に関する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑を許します。纐纈彌三君。
【次の発言】 太田一夫君。
【次の発言】 阪上安太郎君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――なければ、本案についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 ただいま委員長の手元に、渡海元三郎君、田川誠一君、阪上安太郎君及び門司亮君提出の市の合併の特例に関する法律案に対する修正案が提出されております。
【次の発言】 提出者より趣旨の説明を聴取いたします。田川誠一君。
【次の発言】 以上で修正案の趣旨の説明は終わりました。  修正案……

第40回国会 地方行政委員会 第33号(1962/04/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  去る三月三十一日に付託になりました地方税法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。安井自治大臣。
【次の発言】 以上で、提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 去る四月十九日、委員長の手元に前尾繁三郎君、赤城宗徳君及び田中角榮君提出の本案に対する修正案が提出されております。
【次の発言】 提出者より趣旨の説明を聴取いたします。前尾繁三郎君。
【次の発言】 以上で修正案の趣旨の説明は終わりました。  なお、本案及び修正案についての質疑は後日に譲ることといたします。

第40回国会 地方行政委員会 第34号(1962/04/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。  当委員会において審査中の地方公務員共済組合法案及び地方公務員共済組合法の長期給付に関する施行法案の両案について、昨二十五日文教委員会より連合審査会を開会せられたいとの申し出がありました。この際この申し出一を受諾し、連合審査会を開会することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。  なお、連合審査会の開会日時につきましては、委員長に御一任願っておきたいと存じまするが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。

第40回国会 地方行政委員会 第35号(1962/04/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  地方公務員共済組合法案及び地方公務員共済組合法の長期給付に関する施行法案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。  質疑を行ないます。通告がありますので、これを許します。  質疑の前に一言委員長から申し上げます。  昨日来各委員から要求されました資料につきましては、政府各関係者は、本法律案審議のために必要なる最低の資料だけは早急に準備、提出するよう、厳に委員長から要求いたします。
【次の発言】 伊藤幟君。

第40回国会 地方行政委員会 第36号(1962/04/28、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  地方公務員共済組合法案及び地方公務員共済組合法の長期給付に関する施行法案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。  本日は参考人の方々の御出席を願い、両案についての御意見を聴取することになっております。御出席を願っております参考人の方々は、社会福祉審議会委員大野木克彦君、東京都教職員組合執行委員婦人部長加藤郁君、日本社会保障研究所理事堀江信二郎君、全日本自治団体労働組合副委員長丸山康雄君、島田市長森昌也君、全国町村会長山本力蔵君、以上六名の方々であります。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  参考人の各位には非常に御多忙のところ……

第40回国会 地方行政委員会 第37号(1962/04/30、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  本日付託になりました激甚(じん)災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。小平総理府総務長官。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  なお、本案についての質疑は後日に譲ることといたします。  次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後一時十一分散会

第40回国会 地方行政委員会 第38号(1962/05/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  住居表示に関する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑を行ないます。太田一夫君。
【次の発言】 門司亮君の質疑に安井自治大臣の答弁を求めます。安井自治大臣。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――なければ本案についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより法案を討論に付すのでありますが、通告もありませんので、直ちに採決に入るに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより住居表示に関する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。

第40回国会 地方行政委員会 第39号(1962/05/07、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 再開いたします。  これより地方公務員共済組合法案及びこれに対する修正案、地方公務員共済組合法の長期給付に関する施行法案及びこれは対する修正案を一括して討論に付すのでありますが、通告もありませんので直ちに採決に入るに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより順次採決いたします。  まず、地方公務員共済組合法案について採決いたします。  まず、本案に対する修正案について採決いたします。本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本修正案は可決されました。  次に、ただいまの修正部分を除いて、原案について採決い……

第40回国会 地方行政委員会 第40号(1962/06/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  地方自治及び地方財政に関する件について調査を進めます。  まず、東京都における水不足の現状及びその対策について、政府当局よりその概略の説明を聴取いたします。五十嵐環境衛生局長。
【次の発言】 次に質疑を行ないます。渡海元三郎君。
【次の発言】 大沢雄一君。
【次の発言】 小澤太郎君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後一時十五分散会


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 議院運営委員会 第38号(1964/06/19、30期、自由民主党)

○園田議員 昨日、本会議並びに委員会が衆議院で開くに至りませんでした。私のほうでは、会期末を控え、多数の法律案をかかえておりますので、いかなる事態に至ろうとも本会議並びに委員会は開いて、審議、成立のほうに各位の御協力を願うことが希望であり、また、あらゆる手段を講じてお願いをしてまいりました。昨日開かれなかったのは、私の聞くところでは、社会党のほうからの御意見で、一つは、参議院の法務委員会における暴力法案の成立をめぐっての問題等があってこれに応じられなかったということを聞いております。ILOについては、昨日第一回の会談を開きまして、長時間でございましたが、両党ただいままでの約束でございますから、……

第48回国会 体育振興に関する特別委員会 第6号(1965/02/19、30期、自由民主党)

○園田委員 いま小川委員が質問しました、球場をプロ野球に一部提供して学生のために迷惑がかからぬということなんですが、その御好意がかえってあだになって、プロ野球が七時から始まるとすれば、五時にはもうあけ渡さなければならぬ。あけ渡すとなると、入っておった観衆が出ていくのにはまた時間がかかる。そう考えると、朝早くからやらなければならぬということになってきます。そうしますと、選手団、応援団数千名は学業を放棄する、これを文部省は黙って見ておられる。これは重大な問題ですから、体育局のほうでは十分検討して善後措置を講ずるように要求しておきます。  次に、神宮のほうにお伺いしたいのですが、実は私は毎年夜の一時……

第51回国会 議院運営委員会 第1号(1965/12/20、30期、自由民主党)【議会役職】

○園田副議長 お許しを得まして、一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび皆さまの御推挙により、はからずも副議長の要職につくことになり、まことに光栄に存ずる次第であります。これからは、議長を補佐いたし、一体となって国会運営の責任をになうことになりましたが、ただいま議長も申されましたように、その責任の重大さを痛感しておる次第であります。今後、議長の御指導と、議事運営に経験豊富な委員長並びに委員各位の御協力を得まして、誠心誠意その職務の遂行につとめ、国会の正常な運営に微力を尽くしてまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 議院運営委員会 第1号(1967/02/16、31期、自由民主党)【議会役職】

○園田副議長 一言ごあいさつを申し上げます。  不肖私、このたびはからずも皆さま方の御推挙によりまして再び副議長に当選をいたしましたことはまことに光栄に存ずる次第であります。再度この重大なる職責をになうことに相なりましたにつきましては、私に課せられた責任のいよいよ大なることを痛感する次第であります。幸いにいたしまして、議長の御指導と経験豊富な委員長並びに委員各位の御協力を得まして、誠心誠意その職務の遂行につとめ、国会の円滑な運営のため微力を尽くしてまいりたいと存じます。  なお、私の選任されました経緯にかんがみ、与党、特に野党の方々の御発言には十分留意をし、公正を旨として職務を遂行する所存でご……

第57回国会 議院運営委員会 第1号(1967/12/04、31期、自由民主党)【議会役職】

○園田前副議長 一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  私、副議長を前国会の閉会中に辞任させていただきました。  在任中は、議長並びに議院運営委員各位の御指導、御協力によりまして、大過なくその重責を果たすことができましたことを衷心より深く感謝いたす次第であります。  皆さまの御協力のもとに、国会の正常なる運営に微力を尽くしてまいった所存でありますが、何分にも御承知のとおり不敏不才のため、皆さま方に何かと御迷惑をおかけいたしましたことを恐縮に存じておる次第であります。深くおわびを申し上げます。  今後とも何かとお世話になると存じますが、相変わらざる御厚情のほどをお願い申し上げ、また、在職中皆……

第57回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1967/12/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 私は、先般の改造にあたりまして、厚生大臣に就任をいたしました。何とぞ各位の忌憚なき御指導と御協力を心からお願いをいたします。  国民の健康と福祉を守る立場に立って、公害行政の推進には特に全力を傾注いたす覚悟でありますが、第五十七回臨時国会における当特別委員会の御審議をいただくに先立ちまして、所信の一端を申し述べて、各位の御指導と御援助を賜わりたいと存じます。  最近における急激な経済社会の変動の中にあって、わが国において公害問題が当面緊急な解決を迫られている重要な課題であることは、御承知のとおりであります。  産業構造の高度化、人口の都市への集中、その他複雑な原因に伴って、公害……

第57回国会 社会労働委員会 第1号(1967/12/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お許しを得まして、一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび非才の身をもって厚生大臣に就任をいたしました。伝統と光輝ある当社会労働委員会には、かつて委員長として各位の御協力を得た経験がありまするが、御存じのごとく、厚生行政については専門的な知識を持たないものであります。しかしながら、今日の情勢及び日本の社会福祉保障制度が西欧諸国に著しくおくれておる現状、あるいはまた、今日置かれたる国内の環境から見る底辺を歩く人々、あるいはいろいろな障害のために困っておる人々、こういうことを考えますると、非才であるからといって許されざる状態でございます。したがいまして、まず当面は予算の問題、……

第57回国会 社会労働委員会 第2号(1967/12/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいまの耳鼻咽喉科の診療報酬の問題については、御承知のごとく中医協の答申もわれわれは尊重したわけであります。しかし、御指摘のとおりにこういう事態になりまして、年末を控えて国民の方々に非常な迷惑をかけておりまするので、耳自弁咽喉科の先生方のおっしゃることも、収支の計算によるものではなくて、自分たちの誇りとする技術を尊重しなかったという点に言い分があるようでございますので、したがいまして、問題としては中医協の問題ではありますが、耳鼻咽喉科の先生方の御意見も十分わかっておりまするから、この際最善の努力をして、近々中に解決をしたいと考えております。

第57回国会 社会労働委員会 第3号(1967/12/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました医師法の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  医師の免許については、これまでは大学の医学部卒業後、一年以上の実地修練を行なった者に対し、国家試験を行なった上、これを付与することとされていました。  この実地修練制度が創設されたのは昭和二十一年であり、それ以来今日まで、本制度がわが国の医療水準の向上に寄与したところ大なるものがありますが、しかし、反面運用面において実地修練施設の整備、実地修練生の身分、処遇等に問題があり、近年関係者の間に再検討の声が高まってきたのであります。  このため、政府においては、その改善策につき、昨年……

第57回国会 予算委員会 第3号(1967/12/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘のとおり、わが国の社会保障の現状は、西欧諸国に比べて水準は低くて、今後強化充実しなければならぬ点が多々ございます。ただいま御指摘の経済社会発展計画においても、その推進力として社会開発を一大支柱といたしております。したがって、その中に示された長期構想の線に従って社会保障の制度は引き上げをしなければならぬし、なおまた今後拡充、充実をしなければならぬ点がたくさんございまするので、そういう点を考慮しつつ、特に社会保障制度の予算は、これを財政硬直の名において押えることになりますると、人命、人権に関する問題ばかりでございますから、その点、人命尊重は佐藤内閣の一枚看板でありますから、十……

第57回国会 予算委員会 第4号(1967/12/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘のとおりに、環境衛生関係料金は一般消費物価をわずかに上回る程度に上昇しまするので、特にそれがすべて一人一人の生活に直接関係がありまするから、非常に心配をいたしております。たとえば、先ほど御指摘になりましたフロの料金にいたしましても、物価統制令によって最高額を規制してはございまするが、都道府県知事が実情に応じてきめることになっております。しかしながら、諸物価の上昇等の実情から明年度は各所にこの問題が出てくるのではなかろうか、あるいはその他の散髪はじめそういう問題も、そういうことが予想されます。ところが、直接規制の権限を持っておりませんが、これは資金の援助あるいは行政指導等に……

第57回国会 予算委員会 第5号(1967/12/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘のとおり、経済社会発展計画に基づく長期的構想の線に従って、長期的な計画をつくることは当然であります。特にわが国の社会保障制度は、各部門にわたって総合的、体系的な計画をつくり、これに基づいて各部門の水準の引き上げ、あるいはいまなおできざるものの拡充、こういう点をやるについては、小刻みにやっておりましてはとうてい効果があがるものではありません。やはり長期的な視野に立って長期計画をつくる必要があると考えておりますが、この点については、わが厚生省のほうに非常に責任がありまして、しばしば委員会等において前大臣及び現大臣も、この長期計画をつくるという言明をしておりまするが、御承知のご……

第57回国会 予算委員会 第6号(1967/12/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 抜本改正は、社会福祉行政の中の根幹にもなりまするので、慎重に検討しなければなりませんが、御指摘のとおりに、特例法の期限等もありまするので、早急に準備をいたしております。去る十一月に事務局試案なるものを出しておりますが、これは事務局試案のことばのとおりに、省内における最後の案でもなく、政府部内の調整もいたしておりません。これを基礎にして各政党、各方面、各団体等の御意見も十分承って、さらに私の手元で検討した上で、政府部内の調整をはかり、明年度には法律案として御審議を願う所存でおります。

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1968/04/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘の阿賀野川事件に対する結論が近く出る段階にございまするが、科学技術庁からは正式あるいはまた非公式に、その結論に対する方針が私のほうに示されたことはございません。ただ、技術庁のほうからいわれておることは、さらにもっと詳細な資料がないかということがしばしば要求されておるということを聞いております。新聞で私は拝見をいたしましたので、その朝、科学技術庁の長官に、新聞でこういうことを拝見したのだが、もしそのようなことであるならば私は不服である、これについては十分反論を加えたいと、こう申し入れましたところ、技術庁長官は、事務局のほうで検討しているようだが、まだ科学技術庁としての結論で……

第58回国会 決算委員会 第11号(1968/04/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 昭和四十一年度厚生省所管一般会計及び特別会計の決算の大要について御説明申し上げます。  まず一般会計の歳出決算については、予算現額六千一億一千百余万円に対して、支出済み歳出額は五千九百五十七億二百余万円、翌年度繰り越し額は十九億三千八百余万円、不用額は二十四億七千余万円で決算を結了いたしました。  以上が一般会計決算の大要であります。  次に、特別会計の大要について申し上げますと、厚生省には五特別会計が設置されております。  まず第一は、厚生保険特別会計の決算でありますが、健康、日雇い健康、年金、業務、四勘定をあわせて申し上げますと、一般会計から四百二十四億八千九百余万円を繰り……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1968/02/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 第五十八回通常国会における当特別委員会の御審議をいただくに先立ちまして、所信の一端を申し述べ、各位の御指導御協力を賜わりたいと存じます。  現下のわが国において、公害問題が当面緊急な解決を必要とする国民的課題であることは、申し上げるまでもないことであります。  公害を解決するためには、企業をはじめ国、地方公共団体、住民が一体となって対処することが必要であり、政府としましても、公害対策の推進に特に意を用いているところでありますが、私といたしましては、あくまでも国民の健康と福祉を守る立場から、人間尊重を基調に、公害問題解決のために一そう積極的に取り組んでまいる所存であります。  幸……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1968/03/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま御指摘のとおりでございまして、きわめて緊急に処理すべき問題だと思っております。環境基準の設定のための三法律案は、関係各省とそれぞれ折衝中でございますが、紛争処理及び救済の問題については、いまなお具体的な問題として折衝するに至っておりません。かといって、ほうっておくわけにまいりませんので、公害審議会のほうに意見を具申しまして、政府と別個に、審議会のほうでもこれに対する御検討を願うと同時に、関係各省ではこの話を詰めよう、こう言っております。他の二つの法律案については、意見の若干の食い違いはありますが、それぞれ結論が出る段階にございまして特に関係の深い通産大臣とは話をしており……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1968/03/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 担保物件その他については、御意見のとおりでありまするから、そのように極力努力したいと考えております。
【次の発言】 一言、この際、公害防止事業団法の一部を改正する法律案の決議に際して、所信を申し上げます。  本法律案については、公害の緊急性にかんがみ、非常な御協力をいただき、厚く御礼申し上げます。  ただいま御決議に相なりました決議案については、当委員会の御意見並びに附帯決議の趣旨を体しまして、その実現につとめ、公害防止事業団の強化に、より一そうの努力をいたす所存でございます。(拍手)

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1968/04/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 公害関係がそれぞれ農林省、建設省あるいは通産省、運輸省、各方面にまたがっておって、実施の面に相当困難があることは事実でございます。できれば一元化することが適当ではございまするが、現実の問題としては、社会の進歩の複雑さ、及びその発達の中から、複雑な公害がどんどんどんどん新しく出てまいっております。したがいまして、これを一元化することは困難ではありまするが、しかし御指摘のとおりに、少なくとも基本法に基づく実施の法律案について、窓口がみずから進んで人間の健康と生命を守る。公害は厚生省が所管をしたい。責任を買って出ておる。厚生省に窓口が一本にしぼられるという法律の基準をしなければ、いま……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1968/05/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました大気汚染防止法案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  近年、わが国における産業の発展、人口の都市への集中等には目ざましいものがありますが、このような急激な経済的、社会的変動の過程において、大気汚染による公害が各地で発生し、国民の健康や生活環境上に問題を生じていることは、御承知のとおりであります。  このような事態に対処して、政府としては、昨年、公害対策基本法を制定して、公害対策に関する基本的な考え方を示し、国民の健康と生活環境を守る立場に立って、公害問題と積極的に取り組んでいくことを明らかにしたのでありますが、本法律案は、基本法に基づく施策の……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第10号(1968/05/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 まず第一番は、千歳基地周辺の問題でありますが、私、偶然に千歳の基地に勤務しておりましたので、その場所も現物もよく存じております。あの付近は、御承知のとおりに米軍の借り受けておるものとそうでないものとの地域があいまいであったり、それから、いまの場所は、借りておるが使っていないので、子供が中に入ったりして、いろいろな問題を起こしていると思います。この撤去の問題は、事務的にうるさいことはございませんが、なかなかめんどうだというのは、結局撤去の予算を要求する場合に、それを要求するとほかの予算が削られるなどのことから、なかなかやらぬというようなことで、そうなっておると思いまするが、御指摘……

第58回国会 社会労働委員会 第1号(1968/02/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 第五十八回国会における社会労働委員会の御審議に先立ち、この機会に厚生省所管行政に関し所信の一端を申し述べたいと存じます。  福祉国家を建設することは政治の究極の目標でありますが、社会保障の拡充と生活環境の整備など国民生活に密接な関連を有する厚生行政は、その目標を達成する上で中心的役割りを果たすべきものであります。  昨今のわが国は、財政経済運営の面できびしい情勢に直面しておりますが、このような情勢の中においても、国民の生命、健康としあわせを守る厚生行政は、着実にその充実をはかっていかなければならないことは言うまでもありません。  御承知のごとく、わが国の社会保障は、体系的に見る……

第58回国会 社会労働委員会 第2号(1968/03/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました医師法の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  医師の免許については、これまでは大学の医学部卒業後、一年以上の実地修練を行なった者に対し、国家試験を行なった上、これを付与することとされていました。  この実地修練制度が創設されたのは昭和二十一年であり、それ以来今日まで、本制度がわが国の医療水準の向上に寄与したところ大なるものがありますが、しかし反面、運用面において実地修練施設の整備、実地修練生の身分、処遇等に問題があり、近年関係者の間に再検討の声が高まってきたのであります。  このため、政府においては、その改善策につき、昭和……

第58回国会 社会労働委員会 第4号(1968/03/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま御指摘の薬については、ただいま聞いたばかりで十分研究はいたしておりませんが、少なくとも相反する二つの薬、しかも論争されておるもの、あるいは相反しなくても副作用について疑義が出てきたようなもの、こういうものについては非常に慎重にやるべきだと考えております。と申しますことは、やはり法令できめ、あるいは基準で厚生省、政府がきめるということは、それについての責任を政府が負うわけでありまして、もし万々一の場合に誤りがあるとするならば、それは政府が人命に対する責任を負うわけでありますから、そういう点については十分慎重に検討すべきであって、たとえ法令で定める審議会あるいはその他の手続……

第58回国会 社会労働委員会 第6号(1968/03/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 これはただいまのあなたの御質問の経緯においていろいろわかってまいりました。当初から日赤に対する私の考え方は、一つは、日赤というものが非常に使命が逐次変わってきておるが、特に今日の国際情勢下において日赤の持つ使命は大きい。したがって、政治的な干渉を与えないように注意しなければならぬことが一つ。もう一つは、しかしながら、私のところに参ります投書、あるいは新生児の事件、いろいろの事件等が起こりますのは、日赤の病院が一番多うございます。そういうことから、理由は那辺にあるのか、いろいろ各方面の御意見を承り、あるいは看護婦の一部の方々の御意見等も聞いてみますると、やはりいま質疑の中の経過で……

第58回国会 社会労働委員会 第7号(1968/03/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 まず、先ほどのマンガンの問題について申し上げますが、御意見のとおりでありまして、食品衛生取り締まりの観点からいえば、会社の責任で添加したのか、あるいは無過失責任で製造過程中の誤りがあるのか、いずれにいたしましてもマンガンの含有量が多いということが問題でございますから、そのいずれであるかにかかわらずそれに関係があるのは検討後の取り締まり処分の問題に関係があるわけでありまして、国民の衛生上からいえば同じであります。そういう観点から調査をしたいと思います。  なお、いまの工業用カゼインの税が安い等のために食用に使っておるおそれがあるという御意見も十分拝聴いたしましたので、それぞれ検討……

第58回国会 社会労働委員会 第9号(1968/03/21、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま御指摘の研修中の医師の処遇並びにその地位は、統一するのが望ましいものと考えます。
【次の発言】 研修制度、研修生の審議を願っておりますのは、全く趣旨はそこにあるわけであります。したがいまして、その研修の目的を達成するのには、やはり施設、教育スタッフ、これらに伴う予算の面を充実しなければならぬと考えております。そこで、大学の付属病院以外の病院につきましても、指導体制及び設備等の点について医師試験研修審議会で慎重に審議してもらってそれぞれ充実をし試験をしたい。予算面については局長からお答えをいたします。
【次の発言】 そのとおりでございます。

第58回国会 社会労働委員会 第11号(1968/03/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 先般から御指摘のとおりに、病院経営の管理指導要領の指導事項については、関係諸法令、諸規則との間にいろいろ疑義もあり、誤解を生ずる点もありますので、関係省との協議を済ませて早急に改めたいと考えております。  なお、北九州市の給食の一部委託については、関係法令とも照らし合わせ、これに抵触しないよう慎重に指導していくつもりでございます。
【次の発言】 いまの北九州の給食の問題でありますが、医療法の趣旨からして、ただいま発言されましたとおりに、医療の一環としての給食でありまして、病院の直営がこれは当然でございます。しかしながら、万やむを得ず委託する場合といえども、その内容の適正を期する……

第58回国会 社会労働委員会 第12号(1968/03/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 学校のことについては、私はきわめて知識が浅薄ではございますが、各方面の御意見並びに学生諸君の新聞等に発表されておるところの意見を拝見しまして、過去のインターンというものが、教育制度の充実、あるいは直接教育する方々の準備等が不十分のために、大学を出てから一カ年間ただ時間の経過を過ごせばいいというようなことで、実質に目の色変えて学生諸君が勉強するような環境をつくらなかったところに責任があるのではないかと、私はひそかに考えておりまして、二十八年以来今日まで、この問題について主管省である厚生省が手をつけなかったことはまことに遺憾であると考えております。

第58回国会 社会労働委員会 第13号(1968/03/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま医師法の一部を改正する法律案の採決にあたりまして、当委員会から寄せられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重してこれが実現に最善を尽くす所存でございます。(拍手)

第58回国会 社会労働委員会 第14号(1968/04/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 北九州市における病院給食委託の問題については、いまほど発言があったとおり、河野委員の質問に対し、病院給食は治療の一環であるので、病院の直営でやることが望ましいが、万やむを得ない事情により外部に委託する場合には、公益法人が適当であると考えて、この線に沿って指導すると申し上げました。しかしながら、その後指導上適当を欠く点がありましたことはまことに遺憾でございます。  したがって私は、この方針に基づき努力する考えのもとに、過日戸澤官房長を現地に派遣をし、亀井福岡県知事並びに谷北九州市長に対し、私の意のあるところを伝え、協力方をお願いいたしましたところ、亀井福岡県知事は、給食委託の方針……

第58回国会 社会労働委員会 第15号(1968/04/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました清掃施設整備緊急措置法案について、提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。  清掃施設の整備については、政府は、下水道の整備とあわせて生活環境施設整備緊急措置法に基づき、昭和三十八年度を初年度とする五カ年計画を策定し、これによりその促進をはかってまいったのであります。  しかしながら、近年の産業構造の高度化とこれに伴う就業形態の変化により、人口の急激な都市集中と市街地域の拡大が見られ、また、生活様式の高度化に伴って汚物排出量が著しく増大したため、新たに清掃施設の整備に関する計画を策定し、これを強力に推進することが必要となってまいりました。  他方、昨年下……

第58回国会 社会労働委員会 第16号(1968/04/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 過日大蔵委員会で河野委員が御質疑をされまして、病院の清掃業務等の委託をめぐる管理運用面において、職業安定法違反の問題を指摘されましたが、運営の責任者としてはなはだ遺憾でございます。労働大臣と協議の上、早急に善処いたしたいと存じておりますが、病院の使命から見て、これらの業務は原則として直営で行なわれるわけでございますことは、御指摘のとおり当然であると考えますので、今後はこの原則に立ち、厳正に行政指導をなし、再びかかる事態が起こらないように十分注意してまいる所存でございます。なお河野委員から御指摘をいただきました、現実に行なわれている委託業務の実態については、直接係官をして調査を実……

第58回国会 社会労働委員会 第20号(1968/04/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 いままでは出産は病気じゃないということでしたが、実際は病気以上に大事なものであって、しかも全部がやる。それからもう一つは、やはり国家の未来を考えましても、子供というものが非常に大事でございますから、分べんと、それから分べんの産前産後の問題については、すでに事務当局で保険に入れるように検討しておりますが、いま御指摘のとおりに、病院に入院する人、入院の日数が少ない人、あるいは全然入院しないで助産婦でやっている人等の差がありますから、これをどういうふうに見るか、保険と母子福祉と両方つないで、ただいまでもこのワクの中には入っておるようでございますが、さらに御意見のとおりにこれを十分研究……

第58回国会 社会労働委員会 第21号(1968/04/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいまの御指摘の問題は、その実情が、海軍と陸軍とで関係も違っておりますし、それからもう一つは、戦争の初めごろと終わりごろとではまた資格、契約等のことも変わっておるようでございます。また終戦後の混乱時については、御指摘のような点もございますが、事の本質上、この問題として援護することは実態もなかなかわかりませんし、調査も困難でございますので、じかにこの問題として取り上げることはなかなか困難な問題が多いわけでございますが、委員の御指摘の点、私もそのように考えますので、たとえば無給軍属の契約をしておる、あるいは戦争の混乱時で後方勤務をやったとか、あるいは弾薬運びをやったとか、あるいは……

第58回国会 社会労働委員会 第23号(1968/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘の点は、私しばしば御意見を承っておりますし、ただいま懇談会のほうで検討をしていただいておりますが、これは当然取り上げてそれぞれ措置すべきものと考えております。
【次の発言】 御指摘のとおりに、軍人、軍属にかかる年金と、準軍属にかかる年金とが、その額において一〇対七の比率になっておりますが、これは終戦前における両者の身分関係、勤務の態様等に差があったために、国家補償の精神に基づく援護にもみずから差があってしかるべきという考え方からこうなったものであると考えます。しかしながら、法制定後年を経るに従って、逐次他の分野に対する処遇の改善が行なわれ、またこのような処遇上の差を設ける……

第58回国会 社会労働委員会 第24号(1968/05/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました国立光明寮設置法の一部を改正する法律案につきまして、その内容及び提案の理由を御説明申し上げます。  最近、身体障害者福祉はますますその重要性を加え、国民的な関心の高まりを見ており、政府といたしましても、身体障害者のため諸施策の充実、強化につとめているところであります。  申すまでもなく身体障害者福祉の目的は、その能力を十分に活用し、社会の一員として活動ができるよう更生の実をあげることにあります。このため、身体障害者を収容し、治療及び訓練を行なう更生援護施設を整備し、身体障害者の社会復帰の促進をはかっているところでありますが、その一環といたしまして、国も、……

第58回国会 社会労働委員会 第25号(1968/05/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま御指摘のように農民の災害は、あるいはその他の疾病は、一般疾病と同じように国で取り扱われておりまするが、この特殊性と、それから何ら補償のない点から、幸い年金の再計算の時期でもございまするし、なお各党から農民年金についての問題も大きくいわれておりますので、そういう面で十分検討していきたいと考えております。
【次の発言】 農薬についての被害は、いろいろ論じられておりまして、逐次これが大きな問題になろうとしております。なお、いままでにおきましても急性に慢性に、自殺があったりあるいは直接皮膚や内臓に被害があったり、あるいは長期に使用するために器官をこわしたり、こういうのがいろいろ……

第58回国会 社会労働委員会 第26号(1968/05/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律案の提案の理由を御説明申し上げます。  昭和二十年八月、広島市及び長崎市に投下された原子爆弾の被爆者につきましては、昭和三十二年に制定された原子爆弾被爆者の医療等に関する法律により、医療の給付、健康診断等を行ない、その健康の保持及び向上をはかってまいったのでありますが、原子爆弾の傷害作用の影響を受けた者の中には、身体的、精神的、経済的あるいは社会的に生活能力が劣っている者や、現に疾病に罹患しているため他の一般国民には見られない特別の支出を余儀なくされている者等、特別の状態に置かれている者が数多く見られるところであ……

第58回国会 社会労働委員会 第27号(1968/05/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 社会保障、福祉制度でいろいろ理屈はつけますが、やはり財政的な制肘のもとに財政というワクの中に進められていくという今日までの状態というものは、遺憾にたえません。いま仰せられたことは、私自身も考えておった問題でありまして、一つにはわが国の制度が非常に立ちおくれておる。したがって、制度に対する金ばかりでなく施設からつくらなければならぬという問題がある。それからもう一つは、第一線で行政をやっておられる知事さん方の御意向を聞きましても、八〇%はいままでは都道府県においても道路その他の公共投資に目が向いておったようでありますが、大部分の知事さんが、もうすでに公共投資から社会保障のほうへと国……

第58回国会 社会労働委員会 第28号(1968/05/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 一九六八年十勝沖地震については、すでに十六日の本委員会で御報告を申し上げたところでありますが、その後判明した被害は、北海道、青森県を中心として岩手県、宮城県、秋田県に及び、死者四十六名、行くえ不名四名、負傷三百二十二人、家屋の全壊、全焼六百四十三世帯、同半壊、半焼二千八百三十六世帯となっております。  不幸にしてなくなられた方々の御冥福を各位とともにお祈りするとともに、御遺族に対しましては深く哀悼の意を表するところであります。  また、各種の被害をこうむられた方々には、心から御同情を申し上げるとともに、すみやかなる再起を切に念願するものであります。  なお、老人、身体障害者、児……

第58回国会 大蔵委員会 第22号(1968/04/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 まず最初に、村上委員から申されました将来の病院体系の目標でございまするが、これはすでに西欧諸国等では実施しておりまするが、大きな病院を中心に数少なく整備をしていく。それを核として、いまおっしゃったようなことでやっております。英国等でも小病院を統合して、そして核をつくっておる。ところが、それは医療制度が大体まんべんなく回ったあとの話でありまして、残念ながら、私個人の考えでは、日本の病院施設、医療制度はそこまでまだ十分いってない。むしろ国内にまんべんに施設をする時期であると考えております。  したがいまして、国立病院も一般治療のほかに医療技術の向上という国立病院としての特別任務があ……

第58回国会 大蔵委員会 第23号(1968/04/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 国立療養所の特殊なる使命から考えまして、施設が十分であり、あるいは建物が完全であって、一般会計によってこれが患者の方々の治療なりその他のことができるものであれば、私は一般会計のほうが適当であるとは考えますが、しかしながら、御承知のとおりに、軍から引き継ぎました老朽施設で、設備はほとんどなくて、今日まで結核についていろいろ努力をいたしてきましたものの、新しい薬ができたからようやく結核の患者が、何とかだんだん少しずつ回復のほうへ向かってこられたようなことで、行ってみますと、冬などは電気ストーブ一つで、吹きさらしの中におられるところもございます。そこで、これを早急に膨大な資金を投入を……

第58回国会 大蔵委員会 第24号(1968/04/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 まずこの前の答弁で、大蔵大臣と厚生大臣の食い違いがなかったということを八木委員が言われて、私の真意を理解していただいたことは感謝をいたしますが、その表現については、それは違っておる、誤解を与えるような表現があったと思いまするが、法律違反ではないということは、私も大蔵大臣も一致しておる。ただ私は、重大な問題であるから、八木委員が言っておられる社会保障制度審議会に相談すればよかった。その相談という意味は、諮問という意味ではなくて、私は、やはり法律的にいえば両方が一致しておったように、設置法は社会保障制度の「大綱」となっておるから、これは法律的にはかけなくてもよろしい。しかし社会保障……

第58回国会 内閣委員会 第19号(1968/04/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 国立公園行政は、国民の保健、休養等に資するために、資源その他を温存をするという意味でございまして、御承知のとおり、国民が公害と相まって、保健、休養のための場所を求めることは逐次増大をしてきております。また一面には、開発によって自然というものが逐次おかされていく。そういうわけで、業務はますます増大し、その任務はきわめて高いものでありますから、三十九年に御相談をして局に設置を見たわけでありまして、今後ともその任務は増大すると考えておるところでありますが、一方、先ほど総理から言われたとおり、国民の行政改革に対する要望、行政機構の簡素化に対する熱意は非常に高いものがありまして、年々とら……

第58回国会 予算委員会 第5号(1968/02/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 援護、救助について御報告申し上げます。  東北、北陸地方の豪雪は幸いに人家並びに人員の被害は少のうございまして、ただいまのところ救助法発動はいたしておりません。しかしながら福祉施設その他の被害の除去及び除雪費の給付、それから特に豪雪地区は毎度の豪雪の例からいたしましても、し尿処理に非常に困難を来たしますので、こういう点についてそれぞれに処置をいたしております。  なおまた、九州地方の地震につきましては、御承知のごとく、えびの町と吉松町に救助法を発動いたしておりますので、それに基づきまして避難所の設置、天幕及び仮住宅の設置それからたき出し、それから自衛隊の給水車を出動せしめて、一……

第58回国会 予算委員会 第6号(1968/02/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘のとおりに、性病が非常に増加しておることは事実でありまして、医者の届けによりますと約一万八千名、しかし推定量によりますと二百万といわれております。ある人は五百万と言っております。そういう関係で、結婚あるいはその他の場合に、検診、血液検査等をやることはできるだけ推進してはおりますが、今度の佐世保の問題はそれとは別個の問題でありまして、昭和二十八年度に特殊の性病検診カードまたはこれに類似するものを交付したり利用せしめてはならないと都道府県知事に対し指導いたしております。しかるに御指摘のとおりに、今度は英文を併記をいたしましたカード等をやった、このことは国内的にも非常な誤解を与……

第58回国会 予算委員会 第8号(1968/02/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 この問題は、政府といたしましても人道的立場から処置をいたし、日赤にその交渉を一任しておったものでありまして、政治問題あるいは国際政治の問題とは全然切り離して処理をいたしております。今後につきましても、この問題については人道的立場から国際政治問題と切り離して善処したいと考えております。

第58回国会 予算委員会 第10号(1968/03/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 私の関係の審議会は全部入っております。
【次の発言】 御指摘のとおりに、牛乳に他物を入れますことは、食品衛生法の成分規格違反でございまして、いまのヤシ油その他のこともございまして、検査の実施を数回やっておりまして、この点は中止したようでございます。その後、各都道府県に対しても厳重に指導をして、検査を入れるように注意しております。  なお、先ほど言われました粉乳の件については、十分いっておるものと思っておりましたが、これはもし粉乳が入っておれば加工乳の表示をしなければならぬことになっておりますので、これについては処理施設の立ち入り検査をやっておりますが、今後十分注意をして厳重に検……

第58回国会 予算委員会 第11号(1968/03/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 私の所管する医薬品の再販制度メーカーは四十二年の一月三十一日現在で四十二社、品目にして六百十三、これをさらに再検討して洗い直すことには私のほうは賛成でありまして、私が就任以来、その陳情を受けたことも公取に反対したことも全然ございません。また事務当局に問いただしたところ、反対をいたしたこともございません。

第58回国会 予算委員会 第13号(1968/03/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お答え申し上げます。  まず私の所管の数字は、御指摘の数字に一名も狂いはございません。明年度四十三年度は定員減の線に従って一万四千四百八十二名、こういうふうでございます。御指摘の点は全く私もそのとおりであると考えて、申しわけないと存じておりまするが、ただ政府管掌の社会保険、各保険とも、それぞれ制度の適用、保険料金の額、あるいは給付の内容等、全国統一的に法定されておりまして、経営の主体である国が責任をとり、全国におる被保険者それぞれを対象として一体的に運用せらるべきものであって、特に年金については、世界各国の例をとりましても、これは経営の主体者である国が中心になって一体的な運営を……

第58回国会 予算委員会 第14号(1968/03/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 各界の学識者、特に水俣病等について十分な経験を持っている人、こういうものも考慮をしまして、学問的に綿密に調査できるという人々を考えて委員に選定したわけであります。
【次の発言】 事務当局に朗読させます。
【次の発言】 立ち入り検査はありませんが、しかし問題が問題でありまするから、立ち入り検査に対して通産省が心から協力されるように希望いたすものであります。
【次の発言】 四月中に結論が出ることは大体間違いないと思いまするが、いままでの厚生省並びに関係省のいたしました研究調査の結果を見ましても、私はこの結論は大体間違いのない結論だと考えております。しかしながら、正式にはやはりその結……

第58回国会 予算委員会 第15号(1968/03/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 同和問題は、所管は総理府でありますが、この問題が人類不変の問題であり、憲法の規定する問題でありまするから、十分御趣旨の点に従って処理したいと考えております。
【次の発言】 私の所管では生活環境の問題がありますが、さしあたっては水道、診療所の整備を、ただいまの施設を利用しつつやるように関係各省と連絡しつつあります。  なお、当地域の自然保護の立場から、自然公園に指定するのに適当ではないかと考えて、第一次の調査団にその任務を命じてありましたところ、きわめて適当である、こういう資料を受けておりまするから、さらに詳細な調査をやって、この地域の自然の温存をするいろいろな規制を講じたい、こ……

第58回国会 予算委員会 第16号(1968/03/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 劇物毒物に指定してない理由は御指摘のとおりでありまして、一般工業用、農業用、薬用に使っていないからであります。しかしながら、問題が起きてまいりましたから、直ちに分析検討を命じておりまして、しかるべく処置をしたいと考えております。
【次の発言】 クロルエチレンは、有機溶剤または駆虫剤等に使っておりますが、この原液は、やはり炎症または腐触を起こします。

第58回国会 予算委員会 第19号(1968/03/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 いまの病院の件につきまして、伝染病が私の所管でありますので申し上げます。  地元住民の伝染病の不安と、この開設の問題とは、とりあえず別個に、伝染病をどう阻止するか。ただいままでの覚え書きでは、周期的に情報を交換することになっておりまして、実際の現実を確認することができません。それでは不安でございまするから、外務省を通じて、二十一日の午前十一時に、米陸軍の軍医総監と、私のほうの公衆衛生局長と、現地の病院長と会談をいたしまして、次のような申し合わせをし、さらに、この申し合わせば、昨日の日米合同委員会で正式に了承されたものでございます。  その際、まず、ただいま問題になりました野戦病……

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1968/10/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘の点は、県のほうからの報告は、県で調査をしておりまして、調査がまとまったら報告をするということで、正直に言いますと、新聞を見て初めて知ったようなわけで、それで驚いて事務当局に命じたわけであります。その後連絡をとりました結果、本年七月に、大分県の県立の工業試験場がこの分析をやったわけでございますが、その際カドミウムが出てきたということでしたが、その後大分県ではさらにもう一ぺん詳細に検討したい、そういう時期がちょうど新聞に出た時期でありまして、そこで排水、それから農作物、川のどろ、魚類、住民の健康診断もあわせてやるようにお願いしてございます。  なお、厚生省では直ちに、患者が……

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1968/11/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま科学技術庁長官から、技術的な統一見解が報告をされましたが、私のほうでは、科学技術庁のほうで出された技術的見解を基礎にして、その他の状況を判断をして、この中毒事件に対する、公害である、しかもその主犯は昭和電工である、という意味の最終の結論を出したわけであります。若干食い違いがあるようでありますが、これは食い違いがあるのではなくて、私のほうでは、科学技術庁の見解に反論をしたわけではなくて、それを基礎にして、経緯その他を加味して、厚生省の立場から、政府の最終的な中毒事件の見解を発表いたしました。その発表をいたしました際に、他の方々からの御意見は正式に承っておりませんが、昭和電……

第59回国会 社会労働委員会 第3号(1968/09/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 北鮮帰還問題は、ただいま御発言のとおりでありまして、その方向で努力いたしております。いままでの経緯につきまして、事務当局から答弁いたさせます。
【次の発言】 ただいまの問題は、御指摘のように、総理大臣も私も、人道上の問題であるから、日本の赤十字と朝鮮の赤十字の人道上の立場からやることにさせたい、こういうことで今日までまいりましたが、おくれました事由は、御承知のとおりいろいろございます。日本の赤十字も、何回もまぎわまで待っておれませんので、慎重である点もございますしいろいろございましょうが、その後私どもといたしましては、日本の赤十字社を督励し、また私どものほうでも、これが解決する……

第59回国会 社会労働委員会 第6号(1968/10/30、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 北九州の米ぬか油の事件はただいま御指摘のとおりで、研究班と医療班に分けて両面から、研究班のほうは学問的な研究、追跡調査を鋭意進めておりますが、いまなおその原因はわからない。責任上非常に心配をいたしております。  そこで厚生省としては、詳細な経緯はおっしゃるとおりでありますから申し上げませんが、現地にまず課長、係官を派遣をし、当初この研究について、やや個々的でばらばらのこともございましたから、たとえば関係方面に全部現地に集まっていただいて、ここで研究の総合的体制をとると同時に、特に研究班と医療班に分けて班を編成をして施策を進めておる。それから一方には、県並びに私のほうでも、当会社……

第59回国会 社会労働委員会 第7号(1968/11/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘のとおりに、研究班の分析によってほぼ最終結論は出てきたようでございますから、正確な結論を待って、経路等も逐次判明してまいりますから、必要な期間営業停止を延長して、その間に早急に結論を出し、その結論に基づいて厚生省としてやるべき医療その他の準備をするように内々に検討させております。
【次の発言】 ほぼ結論が出ておりますが、その結論が近く正式に出ると思います。それからさらに、分析された毒物が混入した経路もほぼ見当がついてまいりましたし、その焦点も明らかにされてまいりましたから、その経路も明確にわかってくると思いますので、そのために期間を延長するわけであります。

第59回国会 予算委員会 第1号(1968/08/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいまの御質問に対しては、公害以上の重大な問題でございますから、いろいろ検討いたしておりますが、まだ具体的には計画をいたしておりません。


32期(1969/12/27〜)

第68回国会 予算委員会 第1号(1972/02/04、32期、自由民主党)

○園田委員 長時間お疲れのところでありますが、私はただいまから、佐藤総理はじめ関係閣僚に少しくお尋ねいたしたいと存じます。どうか簡明に、国民の方にわかりやすい御答弁をお願いをいたします。  まず最初に、佐藤総理に一言申し上げたいと存じます。  総理は、七年という例のない長い間政権を担当されましたが、それは長いというだけではなくて、内外に問題は山積をし、その動きは奔流怒濤のごとく激しく動き、一日一日が国の運命を左右するような期間であったと存じます。その間、内には経済問題あるいは類例のない学生騒動等、これをはじめとして各種の問題を逐次処理し、外にはILO、日韓、安保、小笠原等々解決をし、特に沖繩の……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 決算委員会 第21号(1977/05/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 昭和四十九年度における内閣所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  内閣主管の歳入につきまして、歳入予算額は、九百八十五万円余でありますが、収納済歳入額は、一千三百四十六万円余でありまして、歳入予算額と比較いたしますと、三百六十万円余の増加となっております。  次に、内閣所管の歳出につきまして、歳出予算現額は、六十六億九千八百一万円余でありまして、支出済歳出額は、六十四億六千二百八万円余であります。  この支出済歳出額を歳出予算現額に比べますと、二億三千五百九十二万円余の差額を生じますが、これは人件費等を要することが少なかったため、不用となったも……

第80回国会 決算委員会 第24号(1977/05/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘のありましたエネルギーの節約については、今後とも実効の上がるよう努力する所存でございます。

第80回国会 商工委員会 第21号(1977/05/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 重大な問題で、特に日本国家における経済の転換期を期する重要法案の審議でありますから、総理が出て御意見を承り、決意を表明するのが当然であることはおっしゃるとおりでございますが、ヨーロッパから帰りまして公務多端でありますし、世界じゅうの国々の新聞記者の方がおいでになったり、それから特にきょうは世界各国に在住しておられる日系の方々の会合等もありますので、やむを得ず、役不足でありますが私が名代で出てまいりました。  そのかわりに、御意見は十分承りまして、これは的確に総理にお伝えをする所存でありますから平にお許しを願いたいと思います。

第80回国会 内閣委員会 第12号(1977/04/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 やったことございません。
【次の発言】 まず総定員法については、西村長官から仰せられたとおりでありますが、御承知のとおりに総定員法は行政管理庁が中心になって努力をして、五十二年度までには増加したものを差し引いても一万数千名の減にはなっているわけであります。予算のたびごとに各省から要求が出てきて、これを抑えるのにはいまの総定員法を口実にして抑えておるわけでありますが、しかし総定員法がいまや飽和状態になって、一カ所破られれば各所から破れるという状態にございますので、そういう無理をしながらいろんな無理が出てくる、その無理の中に例外が出てくる、例外が惰性になって、ややもすると脱法行為に……

第80回国会 農林水産委員会 第17号(1977/04/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お答えをする前に、私が派遣されるに当たって、北海道から沖繩まで全国民の方々、国会内においては党を超えて各先生方の御激励と御指導を賜ったことをこの席をかりて厚く御礼を申し上げます。  私が派遣されましたのは、御承知のごとくソ連の二百海里専管水域設定という新しい事態の中で、日ソ漁業交渉がきわめて厳しい段階に入り、三月三日鈴木・イシコフ交換書簡によって合意されたにもかかわらず、その後ソ連の方がだんだん厳しくなってまいりまして、会談は中断をされました。  そこで私が受けました命令は、ソ連の方では新しく白紙の状態でという態度をとっておりましたので、そうではなくて、三月三日合意された書簡、……

第80回国会 予算委員会 第2号(1977/02/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 いまの豪雪対策は、報告申し上げました各種の対策のほかに、豪雪排除、救助、その他の財源が地方自治団体は要るわけであります。これも含んで明八日から関係閣僚会議を開いて直ちに検討、善処いたします。  いまの保安要員の問題は、いままでは特別交付金で大体処置をしているようでありますが、それを基準にしてこれも御意見どおりに早急に決定するように善処いたします。

第80回国会 予算委員会 第6号(1977/02/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 大臣、政務次官の営利を目的とする会社の兼職については、大臣は法律で禁止してございますが、政務次官も、特にこういう際でありますから、兼職は一切相ならぬと通達してありますけれども、いまの御注意ございますから、詳細、早急に取り調べて御報告いたします。
【次の発言】 まず最初に御了承を得たいと存じます。  法制局長官の説明の中に、この法律の説明並びに経緯を説明して、最後に所管大臣を鈴木国務大臣に決めたというのは誤りでございまして、取り消しをいたします。これは当然内閣の仕事でございますから、総理が指名されたわけであります。  なお、二段目の御質問でございますが、全くおっしゃるとおりであり……

第80回国会 予算委員会 第9号(1977/02/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 いまの問題、大事でございまして、かつて防衛隊本部に一部の学生が侵入したことがございます。そして機動隊に援助を求めたことがあります。その後の閣議で議論がありまして、何か騒動があったらどうするんだ、官邸は封鎖をされ、電線は切られる、そういう場合にはどういう方法をもって総理大臣の機能を発揮するのかという議論がございました。これはきわめて重大なことでございますが、残念ながら、いまのところは有線電話以外にはございません。
【次の発言】 異変が起こる場合には予告がないわけでありますから、異変が起こってから最高連絡所または最高の指揮所の設置はできないわけであります。したがいまして、特にいまの……

第80回国会 予算委員会 第10号(1977/02/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御承知のとおりにエネルギー行政は、開発研究は科学技術庁、それからこれが事業として発足する場合には通産省、それから船舶の場合が運輸省と、それぞれ分かれております。したがいまして、いろいろな問題で開発がおくれておる今日、総合体制をとることが一番大事でありますから、そこで総合体制をとるためと、もう一つは、今度懇談会の諮問に基づいて、原子力委員会を委員会と安全委員会の二つに分けたのを契機に、総合体制をとるために、通産大臣を本部長とする体制をとったわけであります。詳細については所管大臣から御答弁をいたします。

第80回国会 予算委員会 第11号(1977/02/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 昭和五十年中に国家公務員から特殊法人の常勤役員になった数は、再任、昇任を除いて新たになった者が百五十人中六十七人、四四・七%であります。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 五十年十二月三十一日現在で特殊法人に在職する常勤役員のうち国家公務員であった者は五百四人、常勤役員が八百二十五名でありますから六一・〇九%になります。
【次の発言】 いまの御意見のようにわれわれも思います。なおひどいのは、国家業務を代行すべき同じ系統の公団、公社等で、退職して退職金もらって次の特殊法人に就職するなどという例もございますので、この待遇問題は、所管大臣に認可を受ける、認可をする際には大蔵大臣に協……

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/02/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 藤田委員の御指摘に関しまして、速やかに調査をして内々連絡をいたしましたところ、藤田委員の調査と私の調査が若干食い違いがございます。その後、改めて調査いたしましたところ、遺憾ながら藤田委員の御調査の方が正確でございました。  次に、この問題は、福田内閣成立直後の政務次官会議で、兼職の問題については厳重申し合わせ並びに注意をいたしております。  その第一は、営利企業については、政務次官は報酬を得ると否とにかかわらず兼職を認めない。なお、この兼職については、報酬がない場合には所管大臣の認可を必要とするということになっておりますけれども、この際、特に厳重に戒めて、各大臣が兼職は許さない……

第80回国会 予算委員会 第13号(1977/02/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 数々の御指摘のとおりでありまして、定員の削減は必要最小限度、これが基本方針でございますけれども、それもやり方については、機械的にやっておってはいろいろ問題が出てまいりますので、一律にやるのではなくて、減らすところと、それから端末の病院その他非常に国民の要望が強くて不便を感じておるところ、それから国の将来行政需要の消長に応じて必要なところは手を打つということを考慮しながらやらなければならぬと思いますが、それも御指摘のとおりに人員だけではなくて、やはり定員法の中には入っておりませんが、公団、特殊法人、こういうものを含めて、行政管理庁長官が答弁されましたとおりに深刻に検討しなければな……

第80回国会 予算委員会 第15号(1977/02/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 概略拝見しております。
【次の発言】 方針を示したもので、現法制上なかなか大変な問題と考えます。
【次の発言】 御指摘の数々は非常に参考になる意見が多いわけでありまして、特殊法人の役員が国会の意見並びに国民の声を反映するような方法を講じなければならぬと思っております。いまは、いまおっしゃいましたとおりに、説明員または参考人として出てきておるわけであります。その根拠法は、これは国会法六十九条でありまして、国会がつくられた法律でございまして、そこで、その中の文言は、内閣は、国務大臣を補佐するため云々とあって、政府委員を任命する。この文言からして、政府委員とは、大臣が所管する省の職員……

第80回国会 予算委員会 第16号(1977/03/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 災害基本法はちょうど私が委員長をやっておりますときに、各位の協力を得て成立した法律でございます。それに基づいて中央防災会議をつくってやっておりますが、御指摘のとおりに、ややもすると事務的に積み上げたものを承認するというかっこうに堕しがちでありますけれども、災害、特に地震については近時いろいろ国民の不安を買っているときでありますから、いまの御指摘のとおりに中央防災会議をもっと閣僚会議以上の存在にして、そしてなお総理が中心になって実質を上げますように、この防災会議に官房長官は入っておりませんから、検討して私も入れてもらうなり、あるいはいま総理府で所管しておりますが、この所管をどうす……

第80回国会 予算委員会 第17号(1977/03/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 年々福祉制度の年次計画については野党の各位から強く要望されているところでありますが、なかなかいろいろ困難な問題があって今日まで来たわけであります。  そこで、福祉制度の現状については厚生大臣から答弁したとおりでありますが、やはり日本の福祉制度には相当無理がございます。それは戦後から始まりましたので、ヨーロッパの方は追加して逐次いったわけでございますが、日本の方は出発時の施設、制度、期間、こういうものから始めましたので非常な無理がある。しかもそこへ人口の老齢化、社会環境の変化、安定経済への移行という問題が出てきておるわけであります。そこで年金にしましても、いままでの要素のほかに、……

第80回国会 予算委員会 第18号(1977/03/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 通産大臣、科学技術庁長官からそれぞれお答えしたところでありますが、先般来から、安全性の一貫体制をとるために政府では閣僚の会議を開き、なおこれに基づいてそれぞれの省で法律改正も準備中でございます。  なお、よその国の原子力に関する安全規制を見ますると、相当厳しく複雑に規制してございます。なおまた日本の方では、同時に不時の災害の場合、厚生行政だと思いますが、防護に対する処置等も、これは非常に手おくれでございます。御承知のとおりに原子力開発がおくれておりますが、いろいろ理由はありますが、その大きな理由は国民から信頼されないというところにも一つの大きな問題があると思いますので、そういう……

第80回国会 予算委員会 第19号(1977/03/04、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 いま指摘をされた閣議了解、また決定事項に対して、これが完全に行われてないということは十分反省をいたしたい。そこで、御承知のとおりに、いままで決めたこと及び今日以後の問題、これを十分に遂行するために八月までに期限を決めて、行政管理庁長官を中心に審議会のあり方、統廃合、あるいは委員選任の仕方等についてそれを実行すべく準備をいたしております。
【次の発言】 審議会または委員会の会長に所管大臣または所管の局長と職員がなることは、御指摘のような点がたくさん出てくると思います。その中にはあるいは特別な事情があってやっておるのがあるかもわかりませんので、よく実情を調査して、そういう方向に検討……

第81回国会 決算委員会 第3号(1977/08/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 金在権氏からの手紙は政府には届いておりませずに、新聞で、政府高官に届いているという話でございますから、多分私のことだろうと思うわけでありますが、私の手元に手紙が着きましたのは、七月の二日ごろだと思います。二日と十日の間、はっきり覚えておりませんが、その間でございます。
【次の発言】 届いた経路は、私信でもありますし、向こうで極秘にしてくれということでございますので、ここで申し上げるわけにはまいりませんけれども、公邸にじかに届いてまいりました。
【次の発言】 第三者がお届けになりました。
【次の発言】 その手紙の中には、住所は全然書いてなくて、金在権という名前と署名があるだけでご……

第82回国会 決算委員会 第10号(1977/11/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 官庁綱紀の厳正な保持については、従来からも官房長官通達等によって注意を喚起し、閣議のあるたびにこのようなことがないように総理から注意があったところでありますが、内外重大な難問が山積をし、こういう時期にこのような事件が発生したことはまことに遺憾でございます。  公務員は、本来一人一人が全体の奉仕者としての責務を深く自覚し、業務の遂行に当たり、国民の信託にこたえるべきものでありますが、政府としては、いやしくも公務について国民の不信を招くことのないよう今後ともあらゆる機会を通じさらに官庁綱紀の粛正について一層の努力を尽くしてまいります。  政府としては、行政管理庁がそれぞれ関係各省庁……

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1977/10/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ハイジャック事件の概要について、経過を御報告申し上げます。  日本時間九月二十八日午前十時四十五分、パリ発東京行き日航四七二便、乗客百四十二名、うち邦人客八十五名が、ボンベイ離陸後ハイジャックされ、同日午後二時三十一分、バングラデシュのダッカ空港に着陸いたしました。犯人は、ダッカ着陸後、給油八万ポンドと給水をバングラデシュ当局に要求しましたが、これが完了した後、二十八日の午後九時十五分になって、本邦で身柄拘束中の九名の囚人の釈放及び身のしろ金六百万米ドルを日本政府に対して要求してまいりました。この段階で、犯人は日本赤軍であることが判明をいたしました。  これに対しわが方では、直……

第82回国会 逓信委員会 第3号(1977/11/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 経営委員の人選についてはいま御指摘をされたとおりでございまして、十分注意をして人選をしなければならぬと考えますが、長い間の経緯からいたしまして、前の人が任期が切れて後の人を人選する場合には、前の人がこういう業界の代表であるからこういう業界の代表からという、やや惰性に流れた傾向にもなっております。  そこで、おしかりを受けるようなことが間々あると存じますので、今後はその精神に基づいて、特にこの法律で国会の承認も受けるということを決められておるのはそこにあるわけでありますから、今後の人選については、おしかりのことを十分肝に入れながら人選をし、また、各党の御意見等も承ってやりたいと考……

第82回国会 予算委員会 第2号(1977/10/11、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 いまおっしゃいましたとおりに、先般の事件の後、対策本部ができておるわけでありますが、要綱その他を決定いたしましたけれども、必ずしも実行されなかったうらみがあることは御承知のとおりでございます。そこで、その閣議で決定いたしましたのを廃止いたしまして、新たに十月五日内閣にハイジャック等非人道的暴力対策本部を設置いたしまして、関係閣僚、警察庁長官、それから海上保安庁長官等関係者をもって構成をし、その下に関係各省の事務関係を充て、さらに、運輸大臣の指名する、実際に人間の輸送に当たる日本航空の職員二名を加えまして幹事会を編成し、すでに一回本部会を、二回幹事会をやって、十月中にその骨子をま……

第82回国会 予算委員会 第3号(1977/10/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 再発防止に関してはいま仰せられたとおりでありまして、われわれも十分それを考慮してやっております。  いま言われました、前の対策本部を解散して、十月五日に新しく本部をつくったわけでありますが、これには実際の航空関係の人も幹事会に入っているわけで、とりあえず新聞に出ましたのは、その幹事会で集めたことが書いてありますので、方針としては三つ、一つはその根源をどのように突きとめてやっていくか、二つ目には国際的な協力、三つ目には国内的な防止の諸問題、こういうことに分けて、いま仰せられた新しい機械等も入れてこれを必ず防止するということをやっていきたい。  なお、今度の委員会は、その対策をつく……

第82回国会 予算委員会 第4号(1977/10/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 おしかりを受けましたが、私、終始外務大臣の職権を越えてやったことは全然ございません。今度の旅券の問題は、私も対策本部長でございますから、責任は当然負いますが、その事実を聞いたのは、道正副長官から昨晩初めて報告を聞いたわけであります。  なお、身のしろ金その他については、総理、外務大臣は同様の経過を聞いておるわけで、私だけが独断で聞いておったわけではございませんので、どうか御了承を願いたいと思います。今後とも十分注意をいたします。

第82回国会 予算委員会 第6号(1977/10/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 特殊法人の役員の人選については、いま申し上げましたとおり、四十年五月の閣議了解に基づいてやっておりますが、その後各委員会で御注意があり、それから担当大臣からも発言がありまして、人選それから任期等については十分留意をして、各界各層の意見を承りながら人選することにいたしております。
【次の発言】 昨日、新旧、内定をした統幕議長が総理に表敬をした後、私のところへ参りました。このときはあいさつだけであります。  認証官の問題は、私が臨時防衛庁長官代理をしたときに昼食をいたしました。昼飯を食ったときに、最高の地位にある統幕議長が、認証官にしてもらわぬと士気が上がらぬというような話がありま……

第82回国会 予算委員会 第7号(1977/10/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 この前も報告をいたしましたが、第一、閣議の問題は、逐次経過を報告をして、最終段階では閣議は総理に一任という了承を得ておりました。  それからアルジェリアに対する交渉は、一つは、政府は何とかしてバングラデシュで最終解決をしたい、ここでぜひ乗客を全員釈放するように御努力を願いたい、なお各国ともこの飛行機を受け入れする国がありませんから、飛び立ったらそれこそ人命に影響するから、そういうわけでひとつ行く先がわからないうちは絶対に離陸はさせないでくれ、こういう強い要請をやっておりました。しかしまたその半面、もし無理に飛び立てば、飛び立った瞬間から、日本航空は日本の国籍でありますし、乗客、……

第83回国会 外務委員会 第1号(1977/12/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お許しをいただいて、ごあいさつを申し上げます。  今般、不肖私が外務大臣に就任をいたしました。自分の能力を省みるときにじくじたるものがございます。しかも、国際情勢はきわめて深刻、各国に対する問題が山積いたしております。いままで日本外交は、委員各位の御指導と御協力をいただき今日までやってきたわけでありますが、この深刻な状態の時期に、特に、いまにも増して御指導とお力添えをお願い申し上げる次第であります。  能力は、皆さん方よく御承知のとおり非才でございますけれども、温厚、誠実をモットーとして、皆さん方の御指示をよくいただき、お知恵を拝借し、深刻な事態でありまするが、私の政治生活の生……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1978/02/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 印刷してお手元に届けてございますが、この際、お許しをいただいて、外務省の所管事項について、その概略を御説明申し上げます。  まず、北方領土問題についての最近の動きを御報告し、あわせて所信を申し述べたいと存じます。  私は、去る一月八日から十一日までソ連を公式訪問し、グロムイコ外務大臣と三回にわたる会談を行うとともに、コスイギン首相と会見し、平和条約締結交渉の継続として領土問題につき話し合い、また日ソ外相間定期協議として日ソ間のその他の諸懸案についても率直な話し合いを行ってまいりました。  まず、今回の訪ソの最大の目的である平和条約締結のための交渉におきまして、私より北方四島の一……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1978/04/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 先般の訪ソの際における平和条約締結交渉においては、平和条約の重要なる部面は国境であり、領土の問題であり、したがいまして、領土の問題を解決して平和交渉を再開せよという申し入れをしたわけであります。これについてソ連の方では、平和条約交渉の継続については同意をいたしましたが、領土問題についてはいま言いましたように言を左右にして、解決に至っていると言ってこれを拒否する、こういう状態でございました。そこで、領土についてのわが万の終始一貫した不変の主張を再三外務大臣との会談においても、首相との会談においても、最後の会談においても執拗に主張すると同時に、ソ連の方で第二十五回党大会、一九七六年……

第84回国会 外務委員会 第1号(1977/12/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました北西太平洋のソヴィエト社会主義共和国連邦の地先沖合における千九百七十七年の漁業に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定の有効期間の延長に関する議定書の締結について承認を求めるの件及び日本国の地先沖合における千九百七十七年の漁業に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府どの間の協定の有効期間の延長に関する議定書の締結について承認を求めるの件の二件につきまして、提案理由を御説明いたします。この二件は、それぞれ別個の案件ではありますが、経緯上も内容的にも互いに密接な関係にありますので、一括して御説明いたします。  政府は、本年……

第84回国会 外務委員会 第2号(1978/02/10、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました国際協力事業団法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、この法律案の提案理由を御説明いたしますと、政府は開発途土地域の経済及び社会の発展に寄与する見地から、無償資金協力の一層効率的な実施を確保するため、今般新たに国際協力事業団に、技術協力と密接に関連する無償資金協力の促進に必要な業務を行わせるものであります。  次に、新規業務を御説明いたしますと、この事業団は、条約その他の国際約束に基づく技術協力またはこれに密接な関連性を有する事業のための施設の整備を目的として行われる無償資金協力の実施の促進のため、調査……

第84回国会 外務委員会 第3号(1978/02/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 訓令によるものではございません。
【次の発言】 特に訓令を出したものではありませんが、昨年、佐藤大使が帰国いたしました際に、日中友好条約締結についていろいろ指示を与えておりますが、その中のつながりとしてこれをやったものではございます。
【次の発言】 この会談及び内容については、両国で、まだ外へ出さないという約束をしておりますので、はっきり申し上げるわけにまいりませんが、時節からしても、当然これは、その問題について話し合ったことは事実でございます。
【次の発言】 交渉再開ではございませんけれども、交渉再開をなるべく早くするための、いろいろな手順その他についての話し合いと受け取って……

第84回国会 外務委員会 第4号(1978/02/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お答えをいたします。  日本外交の武器というか手段は、経済と技術の協力というものが重点であります。そこで、経済協力は、相手の国の立場を考えながら量的にも質的にも改善していく決意でございますが、特に御指摘のアフリカに対する関係は、非常に手薄であるということは、もうおしかりを受ける前から十分私も反省をいたしておりまして、この点についても今後十分御指導を受けながら改善をしていく決意でございます。
【次の発言】 経済協力はわが外交の重要なことであると申しますのは、わが国の都合で大事であるというばかりでなくて、やはりわが国は開発途上国、特にASEANその他の国々の自主開発の努力に貢献をし……

第84回国会 外務委員会 第5号(1978/02/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま委員長から御指摘をいただきましたとおり、近年条約の作成件数は増加しつつあり、このような趨勢は今後一層強まるものと考えられます。すでに作成された多数国間条約で、わが国として締結することが適当と考えられながら、国内法制との調整の必要性、限られた事務体制から来る制約等の理由によって、国会への提出に至らないまま推移しているものが少なくありません。しかしながら、今後一層緊密化する国際関係にわが国が効果的に対応していくために、理由のいかんを問わず、未締結条約山積の現状をこのまま放置しておくことは許されません。  政府としては、ただいまの委員長の御発言の趣旨を踏まえ、関係諸条約につい……

第84回国会 外務委員会 第6号(1978/03/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の犯罪人引渡しに関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  現在、日米間には、明治十九年に締結され、明治三十九年に追加修正された日米犯罪人引渡条約がございますが、現行条約は、締結以来九十余年を経ており、引き渡し対象犯罪が殺人罪等の伝統的な犯罪に限定されているため、国際的な交通機関の発達等による国際的渉外事件の増加を初めとする最近の事態に適合しなくなっている面があり、これを改善することが望まれていたところであります。  政府は、昭和五十年八月のクアラルンプール事件等を契機とする国際的な犯罪……

第84回国会 外務委員会 第7号(1978/03/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 日本が外交を進めて一つの懸案を解決するに当たって、二国間だけではなくて他の国々との関係も考慮しなければならぬことは、御発言のとおりだと私も心得ております。そこで、日中友好条約は、これは共同声明の線に従って進めておるものでありまして、あくまで中国と日本の二国間の問題でございます。そこで、他国の影響によってこの問題が影響を受けることはございませんで、日中は日中で進めてまいります。しかしまた一方、ソ連に対しては、御発言のとおりに友好関係を逐次積み重ねていき、懸案の問題も解決するのは当然でありますので、その点十分配慮はしながら、影響は受けないようにやっていきたいと考えているところでござ……

第84回国会 外務委員会 第8号(1978/03/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 そのとおりであると解釈をいたします。
【次の発言】 いまの御指摘は非常に適切な御指摘でありまして、第三国の調停、それから国際司法裁判所、これもともに相手国が合意をしなければできないことでありますから、全部決めてはないわけであります。当面は事務当局が言うとおりにそういう紛争のおそれはないということでありますけれども、こういう問題はとかくそれだけでは済まない問題でありますから、締約国同士が全部力を合わして、そういう紛争が起きた場合にどのように解決するかという方法は検討する必要があると考えております。

第84回国会 外務委員会 第9号(1978/03/29、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 共同声明後、合意によりまして、平和条約交渉に基づいてソ連と日本の間の定期外相会議をやりながら交渉してきたわけであります。その具体的な経緯については、事務当局から説明をいたさせます。
【次の発言】 ただいま御発言の、先般ソ連側に提示いたしました日本側の条約案、骨子でありますが、これは当然のことながら四島一括返還を基本にして出したものではありますが、この案は共同声明の合意による平和条約交渉の一環として行ったものでありますから、この内容を発表するつもりはございません。
【次の発言】 仰せのとおりではございますけれども、日本側が出しました平和条約の骨子とソ連側が提示いたしました善隣協力……

第84回国会 外務委員会 第10号(1978/03/31、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました航空業務に関する日本国とイラク共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  イラク共和国政府は、昭和四十七年十二月以来再三にわたり、わが国との航空協定を締結したいとの希望を表明してまいりました。政府といたしましては、近年飛躍的に緊密化した両国関係及び将来にわたるイラクの重要性にかんがみまして、これに応ずるとの観点から、昭和五十年十一月以来同国政府との間で協定締結のための交渉を行ってまいりました。昨年十二月に至り、案文について最終的合意を見ましたので、本年三月二十日にバグダッドにおいてこの協定の署名が行われた……

第84回国会 外務委員会 第11号(1978/04/05、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 三月三十一日の閣議において、本大臣から条約の国会提出について次のとおり発言いたしましたので、御報告をいたします。  一 先般衆参両院外務委員会において、それぞれ理事会の申合せに基づく委員長発言の形で、近年国際関係の緊密化を反映して多数の国際条約が作成されており、このため国会未提出の条約が増加しているとして、これらの条約を速やかに検討、選別の上国会に提出すべきである旨の要望が政府に対して行われた。  二 近年の国際関係の緊密化と各種の国際協力 の進展に伴い、年々多数の国際条約が作成され、その結果、国会未提出の条約が増加しつつあることは事実である。外務委員会の今回の要望を待つまでも……

第84回国会 外務委員会 第12号(1978/04/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 憲法第三十一条との関係については、引き渡しを請求されておる犯罪人については、実体的に犯罪を犯したと疑うに足りる相当な理由があり、そのため手続的にこの条約で身柄を拘束するものであり、憲法第三十一条に反することはないと考えます。  憲法三十九条との関係については、この条約による身柄の拘束は、わが国において刑事上の責任を問うことを意味するわけではなく、憲法第三十九条の遡及処罰の禁止規定には該当しないと考えております。このような遡及効は、諸外国において引渡し条約の改正を行った場合も広く認められております。たとえば、米・豪州との犯罪人引渡し条約二十条、米国とデンマークの二十条、米国と英犯……

第84回国会 外務委員会 第13号(1978/04/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 日中友好条約締結の交渉再開については、しばしば申し上げましたとおり、いよいよ再開になって、そしてその必要があり、時期が来、総理大臣から御指令があれば、いつでも訪中して折衝したいという気持ちに変わりはありませんが、ただいま御承知のごとく与党内の御理解と協力を求める段階でありまして、だんだんと進んでおるわけであります。その際の総理の発言は、筋論として外相訪中ということが前提ではない、交渉再開が先であって、それから先、こういうこともあり得る、ああいうこともあり得るという発言であったと了承いたしております。
【次の発言】 時期が来て総理から御指令があれば、喜んで参る所存でございます。

第84回国会 外務委員会 第14号(1978/04/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました日本国とイラク共和国との間の文化協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。わが国とイラク共和国との間の文化交流を促進するためにイラク共和国との間に文化協定を締結することは、両国間の相互理解と友好関係の一層の強化に資するところ大であると考えられましたので、昭和五十二年一月に行われたマルーフ・イラク共和国副大統領の訪日の機会に、福田総理と同副大統領との間で本件協定の締結交渉を開始することに意見の一致を見、その後交渉を行いました結果、昭和五十三年三月二十日にバグダッドにおいて、わが方伊達大使と先方アル・ハラフ高等教育科学研究次官……

第84回国会 外務委員会 第15号(1978/04/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 日中友好条約締結のための交渉再開を目前にしてこういう事件が起こったことは、両国のためにまことに遺憾でありまして、冷静に、感情的にならずにこの問題を処理することは御指摘のとおりであると考えております。十五日、先週土曜日に政府・与党の最高首脳者会議では、尖閣列島はわが国の固有の領土である。現在侵犯された船が一刻も早く退去されるよう外交折衝を続ける。日中友好条約の締結は共同声明の線に従って、その方針に全力を挙げて努力をする、という三つのことを決めたわけであります。  その後わが方は、北京及び在東京を通じて、公式非公式に折衝をしているわけでありますが、幸い楢崎さんたちの訪中団が副首相と……

第84回国会 外務委員会 第16号(1978/04/21、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御存じのとおり、英国と米国の関係では、交渉の経過において破棄をして、その後妥結したわけでありますが、英国と米国はチャーターの自由化、それから低運賃の導入ということでは共通の基盤がありまして、破棄をされてもその基盤の上で話ができたわけでありますが、日本は立場を非常に異にしておりますので、破棄した後の状態を考えると、必ずしも英国のように日本は有利にならない、こういうことも勘案しつつ、幸いアメリカは交渉をやろうということでありますから、粘り強く、破棄するだけの決意を持って交渉すべきであると考えておるわけであります。
【次の発言】 答弁する前に、ちょっとニュースが入りましたので御報告を……

第84回国会 外務委員会 第17号(1978/04/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました漁業の分野における協力に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定及び北西太平洋における千九百七十八年のさけ・ますの漁獲の手続及び条件に関する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  日ソ両国の国交回復以来二十年余の長きにわたり、サケ・マスを中心とする北西太平洋の漁業資源の保存、管理に貢献してきた北西太平洋の公海漁業に関するわが国とソ連邦との間の条約は、ソ連側の廃棄通告により、本年四月二十九日をもって失効することになりました。したがって、サケ・マス漁業の取り扱いを含め両国の漁業関係の枠組みを定め……

第84回国会 外務委員会 第18号(1978/04/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ベトナムとわが国との債務あるいは補償の問題については、現実的に両方が両方の体面なり言い分を崩さないように解決したわけであります。でございますが、今後この種の問題については、御注意等の点もよく拝承して、現実に注意しながらやっていくべきことは当然であると考えております。
【次の発言】 日本とアメリカの会談でアジア情勢、その中で中国の問題も出てくると私も予想いたします。その際、私の方の方針はアメリカもすでに知っておるところでありますから、今回尖閣列島周辺で起きた事件は、両国とも、中国の方も日本の方も、御承知のとおりにこの問題は、当面の事件は大体解決したわけでありますから、これに対する……

第84回国会 外務委員会 第19号(1978/05/10、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お答えをする前に、一週間の日米首脳者会談に対して委員各位から、いろいろ御指導や御配慮をいただいたことを御礼を申し上げます。  この会談で、総理が直接言われたこと以外に、平素各位から御指導を賜り、御注意を受けた点はほとんど私はバンス国務長官との会談で申し上げてきたつもりでございます。  日中友好条約推進については、バンス国務長官も、それから大統領と総理とのじかの会談でも、全体会議でも向こうから意向が表明をされて、ぜひ成功を祈る、こういうことでありまして、なるべくこれはその程度にしておかぬと、いかにもアメリカから言われて踏み切るという印象を与えてはいけませんのでありますが、印象とし……

第84回国会 外務委員会 第20号(1978/05/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 この問題は、いま各航空会社がそれぞれ不公平がないように交渉しておるところでありますが、もしかそれができない場合には、外務省としては政府間交渉に移してでもこの不公平は是正をし、均衡にしたいと考えております。
【次の発言】 運賃の問題では、御承知のとおりにアメリカの方は、日米関係では低運賃を言っております。しかし、日本の方はこれに対してそのまま応ずるわけにはまいりませんので、輸送力の相違もあればまた地域の相違もありまして、地域的に非常に安い地域と高い地域とある。豪州から日本に来るのは特に高いという、いろいろあります。そこで、そういう問題は、日米関係ではこの前の日米航空協定で問題にな……

第84回国会 外務委員会 第21号(1978/05/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 日中友好条約の交渉は、各位の御支援をいただきながら苦労してきたわけでありますが、幸い与党の方の了解を得るという話もだんだん煮詰まりまして、きょう最後に党の総務会で結論が出ることになっております。この結論が出れば一刻も早く総理と今後の相談をしたいわけでありまして、そこで大体詰めができますれば来週中にも申し入れをしたい、このように考えてお  るわけでございます。
【次の発言】 日にちはきょう午後決定されると思いますが、再開を決定したら、なるべく早く再開申し入ればしたいと考えております。
【次の発言】 今後交渉再開を申し入れるときには、ただ再開いたしたいということではなくて、いまおっ……

第84回国会 外務委員会 第22号(1978/06/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました千九百七十七年の国際砂糖協定の締結について承認を求める件につきまして提案理由を御説明いたします。  この協定は、千九百六十八年の国際砂糖協定を受け継ぐものとして、一九七七年四月から五月まで及び同年九月から十月までの二回にわたりジュネーブで開催された国際連合砂糖会議において採択されたものであり、同時に、一九七六年五月にナイロビで開催された第四回国連貿易開発会議における一次産品総合プログラムの採択の後最初に作成された国際商品協定としての意義をあわせ有するものであります。  この協定は、大綱において千九百六十八年の国際砂糖協定を踏襲するとともに、現状に即した改……

第84回国会 外務委員会 第24号(1978/06/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 日中友好条約は、御承知のとおりに日本と中国の関係を未来にわたって規定する条約でございます。しかも、これは日中二国間だけではなくて、アジアの平和と繁栄に重大な影響がある問題であります。したがいまして、この条約は、両国の間にはいろいろな問題がないこともありませんけれども、お互いに理解し合って、お互いが納得する形で条約を早く締結すべきである、このように考えておる趣旨を総理はあのように申されたことであると考えております。
【次の発言】 中国側の友好条約締結についての基本方針は、各団体あるいは各党の代表者の行かれた機会を通じて表明したところであります。日本政府もまた、この交渉に臨む基本方……

第84回国会 外務委員会 第25号(1978/08/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 本大臣は、去る八月八日から十三日まで中国を訪問してまいりました。外務大臣としての私の任務は、中国政府の要人と率直な意見交換を行い、相互理解を深め、それを通じて数年来の懸案であった日中平和友好条約の締結交渉に最後の活力を与え、この条約を、日中双方にとって満足のいく形でまとめることにありました。そして華国鋒主席兼総理、ケ小平副主席華副総理及び黄華外交部長と率直に話し合いをいたしました。  その結果、八月十二日、人民大会堂において日本国と中華人民共和国との間の平和友好条約に、日本国の全権委員として、署名調印をいたしました。  本大臣は、この条約が日中両国及び両国民の双方の満足する形で……

第84回国会 決算委員会 第11号(1978/05/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お答えをいたします。  先ほどから発言のとおり、資料を要求すると判断される側と、その依頼によって事務を進めるというようなことと、分かれているわけでありますから、外務省としては、依頼をされればその手続をやるのが当然であります。

第84回国会 商工委員会 第16号(1978/04/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 韓国側は自然延長線を主張し、日本側は中間線を主張し、それが平行線をたどり、その結果両方が現実的に妥結したことは御承知のとおりであります。  私の訪中は、ただいま交渉再開について与党の御理解を得ている段階でありまして、だんだんと進んでおりますので、いよいよ交渉再開となれば、必要によって総理の指示があり、向こうと合意をした上で訪中することになるわけでございまして、いまの段階では、まだいつごろになるかということは申し上げられない段階でございます。
【次の発言】 ただいまの御質問は、いま局長からお答えしましたとおり、日韓の問題は、韓国の言う自然延長論をこちらはとっているわけじゃございま……

第84回国会 内閣委員会 第3号(1978/02/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について、提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  今回の改正は、まず、近年アフリカ地域においてフランスから独立いたしましたコモロ及びジブチの両国に、それぞれ兼館の大使館を設置し、また、アメリカ合衆国ミズーリ州のカンザスシティーに総領事館を実館として設置しますとともに、これら新設する在外公館の在外職員の在勤基本手当の基準額を定めることといたしております。  次に、アフリカのマラウイの首府が遷都したことに伴い、同国に兼館として設置しておりますわが国大使館の……

第84回国会 内閣委員会 第6号(1978/02/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お答えをいたします。  佐藤大使と韓念竜氏との会談は、中国の大会には関係なしにやろうということになっておりますが、現実としては、大会が終わってから次の会談が行われると想像するのが妥当だと考えておりまして、大会が終わりましたら、なるべく早く両方で会ってもらいたいという希望を佐藤大使の方を通じて申し入れてございますから、大会直後ということになるかどうかわかりませんが、大会が終わりましたら遠からず会談が始まるものと考えます。  なお、相手のあることでありますし、公開の席上でありますから私もはっきり申し上げられませんけれども、もう一回で段取りはつくのじゃないかと想像しておりますが、場合……

第84回国会 内閣委員会 第7号(1978/03/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘のとおりでございまして、近年、外交の重要地点、情報収集の拠点が逐次移り変わってきております。なおまた、開発途上国、アフリカ、そういう方面が外交の重要点に逐次なってきていることは御意見のとおりでございまして、外務省としては、だんだん外交官の諸君が、先進国ではなくて、そういう国々に進んで行くという機運も出てきておる折でありますから、せっかくその住居の設備あるいは公館の施設、待遇あるいは子女の教育、そういう問題については十分配慮しつつ、そのような趨勢がますます拡大されるように努力することが大臣の責任であると考え、御理解と御協力をお願いし、私も誠意を持って努力をする覚悟でございま……

第84回国会 内閣委員会 第8号(1978/03/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お答えをいたします。  昨日の飯倉公館における話は、総理、外務大臣、官房長官、それから外務省の事務当局が入りまして、まず最初に、総理日米首脳会談の訪米についての日程の検討及び第一回の勉強会でございます。  それが終わりましてから、日中友好条約締結の手順、段取り等を含めて総理に外務省の考え方を報告し、これに御理解をいただき、さらに検討したものでございまして、外務大臣の訪中あるいは再開の日時等を決定したわけではございません。しかし、ただいままで進めてまいりました手順、段取り等、既定の方針に従い進めるということは確認した次第でございます。

第84回国会 予算委員会 第2号(1978/01/27、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 昨年の国際経済協力会議等で表明したとおり、今般、数年間にわたり援助の効果的かつサブスタンシャルな増大を図っていく所存であります。総理が施政方針で言われたとおり、今後五年間に倍増以上の援助の拡大に努力したいと存じております。  援助の基本的理念としては、今後とも開発途上国の自主努力を補完し、所得の向上及び人間の基本的要求の充足という目的にかなう協力を提供していく所存であります。このためには産業開発とともに、医療、教育等の分野において、開発途上国の発展段階に応じた援助を実施してまいりたいと存じます。
【次の発言】 お答えいたします。  通産省から発行されております「経済協力の現状と……

第84回国会 予算委員会 第3号(1978/01/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お答えをいたします。  お説ごもっとものことでございまして、早速国連軍縮総会がございますが、これは他国の意向もございますが、この総会の開催の趣旨にかんがみて、先ほど仰せられた国連宇宙空間平和利用委員会等の方が適当かとも思われますので、すでに数カ国がここでひとつ意見を出して、提案をして、規制しようではないか、危険千万である、こういう声も出ておるようでありますから、日本はこういう国々と連絡をして、この平和利用委員会か、あるいはどちらかの国連の場所においてこういうことを提案する準備をすでに開始いたしております。  なお、カナダの方には、今後詳細な情報を提供してくれるように要請をしてあ……

第84回国会 予算委員会 第4号(1978/02/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 人権規約の批准については御意見のとおりでありまして、特に私は、ありとあらゆる国々に外交を進めていくのには日本人自体が国際人になる必要があると考えるわけでありますが、この宣言を批准して日本人が国際人にならない限り、日本の国内において日本人だけが特別の人種であるかのごときことは、外交上これはきわめてよくない、こう考えております。これについては総理大臣あるいは前外務大臣等がしばしば国会で答弁いたしておりますが、ただいまこれがおくれております理由というのは、国内法との調整のために若干おくれておるわけであります。できるだけ早く批准を願うよう準備をいたしておりますが、今国会に間に合うかどう……

第84回国会 予算委員会 第9号(1978/02/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 共同声明につきましては、平和条約締結交渉、これは継続することに合意を見たわけでありますが、その他のほとんどは合意をいたしましたが、その起点である四島一括返還、いわゆる共同声明の中の未解決の問題を解決をして平和条約を締結する、その個条にわが方と向こうと同意ができなかったわけであります。  そこで私は出発直前から、この点が同意できなければ共同声明または共同新聞発表はしなくともよろしい、こういうように考えておりましたので、こちらの方から、その点が明記されなければあえてこちらは共同声明または共同新聞発表は必要としない、こういうことを通告したわけでありまして、それを書かずに共同声明を出し……

第84回国会 予算委員会 第10号(1978/02/08、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘のとおり、航空協定は乗り入れ地、以遠権の問題で不平等でございますので、昭和五十一年十月以来交渉をやっておりますけれども、この交渉は、わが国と米国との言い分に相当隔たりがあって、相当厳しいものがございます。先ほど言われましたとおり、三月再開の予定であります。イギリスの場合の廃棄のことなども言及されたようでありますが、日本とイギリスは立場は違いますものの、少なくともそういうような決意を持って、厳然としてこの交渉に当たる決意でございます。
【次の発言】 ただいま言われました漁船の修理でございますが、過去においてもやっているところであり、同時に、御指摘のとおり、わが造船界も不況で……

第84回国会 予算委員会 第11号(1978/02/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 反覇権条項の取り扱いについての御意見は拝承いたします。反覇権に対するわが国の立場は、日中共同声明に述べられているとおりでありまして、この立場は現在でも変わっておりません。これをどのように取り扱うか、あるいは次の、第三国に対する問題をどういうようにするか、これは一に条約の中身でございますから、ただいまは答弁をお許しを願いたいと存じます。
【次の発言】 グロムイコ外務大臣との会談中、中国という言葉は使いませんでしたが、わが国の隣接、南の国が日本をそそのかしてソ連との争いの渦中に入れようとしているという発言がございました。そこで、私は、これに対して次のように答弁をいたしました。御意見……

第84回国会 予算委員会 第12号(1978/02/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま御指摘のようでありまして、世界各国から、日本の難民に対する取り扱いについては不当な非難がございまして、各国から日本は非難が集中されておるところでございます。そこで、昨年九月二十日、関係閣僚協議会を開きまして、この一時滞在を円滑に受け入れ、そしてこれを親切に待遇するように申し決めをいたしましたものの、その根本は、やはり定住問題が解決されるところが一つの大きなつぼであると考えます。  なお、一生懸命に避難者への日々の給付、それからお世話等はやっておるものの、非難がありますのは、避難所がいままでなかった、それからよその船が持ってきたときに、よその船でございますから受け入れが手……

第84回国会 予算委員会 第13号(1978/02/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 佐藤大使が先般帰国いたしまして、日中友好条約締結についての打ち合わせをして帰ったわけでありますが、その後、廖承志日中友好協会会長と面談をし、その続きとして、韓念竜副部長がビルマその他に他出をしておりましたが、時間ができたので会った。したがって、その会談は友好条約交渉再開のための手順、手だての話し合いであった、こういうことでございます。
【次の発言】 再開の話ではございません。再開するための手順、手だて等についての話が話題になったということでございます。
【次の発言】 交渉再開をするための手順、手続等でございます。
【次の発言】 それについては御勘弁を願いたいと思いますが、これで……

第84回国会 予算委員会 第14号(1978/02/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お答えをいたします。  ただいまの問題は、きわめて微妙な時期になってまいりましたので、当面は非常に慎重にならざるを得ないわけでありますけれども、いま御指摘のとおり、条約締結交渉再開に向かって逐次前進しておるものであると考えます。
【次の発言】 逐次進展するにつれて必要性が出てくれば、必要に応じて直ちに訪中することも考えております。
【次の発言】 総理とカーター大統領の首脳者会議でありますから、外務大臣が余り言葉多く発言はできませんけれども、一年間の間に相当急激な変化も多いし、日米通商交渉などもありましたし、また、直ちに軍縮あるいはヨーロッパにおける先進国首脳会議等もございますの……

第84回国会 予算委員会 第15号(1978/02/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 答弁に入る前に、昨日の質問に関連をして発言をお許し願いたいと思いますが、委員長、よろしゅうございますか。
【次の発言】 では、お許しを得まして、昨日の土井たか子議員の質問及びこれに関連する大出議員の質問に関連をして、私が昨日、事前協議は平時、有事を問わざる問題でありますと、こういう答弁をいたしました。この趣旨はもう御理解のとおりに、たとえ平時であろうとも無断でいろいろなことをやってもらっては困る、こういう趣旨で、平時、有事にかかわっていろいろ御質問が出てきても、これは国内の問題でありますけれども、ソ連のことを恐れて平時は構わぬのだということは大変でありますから、特に発言を求めて……

第84回国会 予算委員会 第16号(1978/02/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま自治大臣からもお話がありましたが、各省の意見調整はほぼ終了し、ただいま与党の御理解を求める段階でありまして、国会法案提出の締め切り日等もございまして、いま御指摘のとおり、ここ一週間か十日間の余裕しかないわけでありますから、必死になって、今国会で必ず提出するよう、いま努力している最中でございます。何とかして今国会中に出したい、こういうつもりでおります。
【次の発言】 外務省は有償と無償によってチェックする場所が違いますが、有償については外務省は交換公文決定までがチェックする段階でございます。  そこで、これは有償、無償にかかわらずやはり国民の税金から出される金でありますか……

第84回国会 予算委員会 第17号(1978/02/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘のとおりでありまして、平和を願う世界各国の通念は覇権反対でありまして、いささかの異論もないと存じます。  日中友好条約が幸いにして締結された翌日、ソ連に行って覇権反対を提案することは、事実上としては困難でありますけれども、それはすでにソ連にはそういう意味のことは言ってありますので、これは御意見のとおりであると考えます。
【次の発言】 米国、その他の国々ばかりじゃなくて、日本もいままでのたびたびの会合あるいは共同声明で、覇権反対という言葉は使わなくてもその意向は通じてあるはずである、こう思います。私のこの前の訪問の際にも、そういう意味の話し合いはしてございます。(中川(秀)……

第84回国会 予算委員会 第20号(1978/03/04、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 本日、現地時間で午前十時から約五十分間、北京の中国外交部で佐藤大使と韓念竜次官との会談が行われました。そのときの同席者は、日本側は堂ノ脇公使及び通訳、中国側は王暁雲アジア局次長、丁民日本課長代理及び通訳ということでありまして、両方が同時に発表した内容は、条約交渉の段取りについて一般的な意見交換を行った、大臣訪中の話はしていない、これ以上は言えない、こういう発表をして、そこまで電報が来ているところでございます。  そこで、これは事前に大使館からは報告を受けたことでありますけれども、私が先般報告しましたとおり、中国が大会でありますから、果たしてできるか、大会が終わってからではないか……

第84回国会 予算委員会 第21号(1978/03/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お答えをいたします。  土曜日に当委員会でお答えした後、大使からの会談の内容等も逐次電報が入ってまいりました。これから判断いたしますと、新聞ではいろいろ推察して書いてありますが、ほとんど推察記事でありまして、何か特別ひっかかったとか、あるいは重大な意見の対立があったというわけではございません。段取りの詰めでございまして、悲観でも楽観でもない、大体予定どおりに進んでいるという感じでございます。  そこで、正直言って、ここで後はもう事務的な詰めをすればいいのか、もう一回会ってさらにやった方がうまくいくのか、まだ第三回目をやるという確たるあれはありませんけれども、これは大事な問題であ……

第84回国会 予算委員会 第22号(1978/03/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 米が余って困っている国から、なくて困っている国にやればよいというお考え方は非常にりっぱでございますが、それは簡単にいかない理由が三つほどございます。  一つは、御承知のとおりに、日本の米は国際価格よりも五・五倍くらい高い。二つ目には、ビルマ、タイ等開発途上国から米を買い上げてそれで足らぬ国にやっておりますから、一方には輸出の援助、一方には食糧援助と、一億の金を二億に使う方法を講じておるわけであります。三番目には、先ほどおっしゃいましたように、日本の米はどうも好まないという国もある。さらっとして長い米がいい、そういう理由がありますけれども、いろいろな観点から財政上の負担をしてそし……

第85回国会 外務委員会 第1号(1978/10/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました日本国と中華人民共和国との間の平和友好条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  一九七二年九月二十九日に発出されました日中共同声明の第八項において、日中両国政府は、両国間の平和友好関係を強固にし、発展させるために、平和友好条約の締結を目的として交渉を行う旨合意されたことに従い、政府は、一九七四年十一月以来、中華人民共和国政府との間に、この条約の締結のために交渉を行ってまいりました。交渉は、一九七六年以降は、断続的に進められてまいりましたが、本年七月二十一日より北京において、日本側佐藤大使、中国側韓念龍外交部副部長をそ……

第85回国会 外務委員会 第2号(1978/10/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御発言のとおりでございます。  ちょっと委員長、この際お許しをいただいて……。昨日、曽祢委員の質問に対して、私が中国側に正当な効果のある通告をするのかと確認してまいりましたというこの通告は、手続という言葉に訂正させていただきます。
【次の発言】 現実の判断は別といたしまして、中華人民共和国が中国を代表するただ一つの政府であるということは、共同声明のときからの正式な意思の表明でございます。
【次の発言】 その点は、御発言のとおりに私も認識をいたしております。
【次の発言】 憲法及び安保条約の体制からいってもそれは断じてやってはならない。できないことでございます。

第85回国会 外務委員会 第3号(1978/10/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 総理のおっしゃる言葉は全方位平和外交という言葉でありますけれども、これは私が発明した言葉ではない、こういう意味でありまして、その後の私の答弁を聞いていただくと、総理のおっしゃる全方位平和外交というものは私が具体的にやっていることをまとめておっしゃったことで、私はこれには異存はございませんという答弁をしております。
【次の発言】 総理と私と一緒にやりました国会冒頭の外交方針演説には、私は、総理のおっしゃった全方位外交を具体的に申し上げているはずでありまして、逆に言うと、私の言ったことを総理大臣が一段上から一言にまとめられた言葉が全方位平和外交だ、こう思っております。

第85回国会 外務委員会 第4号(1978/10/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました千九百七十一年の国際小麦協定を構成する小麦貿易規約及び食糧援助規約の有効期間の第四次延長に関する千九百七十八年の議定書の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  千九百七十一年の国際小麦協定は、本年六月三十日まで有効期間が延長されていましたが、この議定書は、同協定の有効期間をさらに一年間延長するものであり、本年三月ジュネーブで開催された関係国政府間会議において採択されたものであります。  千九百七十一年の国際小麦協定は、小麦貿易規約と食糧援助規約との二部から成っており、小麦貿易規約は、従前の国際小麦協定に比し、価格帯、供給保……

第85回国会 予算委員会 第2号(1978/10/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 この条約は、長期にわたる日中間の友好を規定したばかりでなくて、それに基づいてアジアの平和と繁栄、ひいては世界の平和に貢献するという意義を持った条約である、このように考えております。
【次の発言】 御発言のとおりでありまして、この条約の第一条第一項においては、他の原則と並んで、相互不可侵の原則に基づいて両国間の恒久的な平和友好関係を発展させることを約束をしております。また、第一条第二項において、両国は相互の関係においてすべての紛争を平和的手段により解決し、武力に訴えないことを確認しております。したがって、当然のことながら、この条約により日中両国は相互に覇権を行使しない、お互いに侵……

第85回国会 予算委員会 第3号(1978/10/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 そのような発言をいたしました。したがって、このようなことをなされれば、平和五原則といっても、日本国民は中国が内政不干渉とは受け取りません、今後御注意願いたい、こういうことを言ってきました。
【次の発言】 黙って聞いておられましたから、納得されたものと思います。
【次の発言】 これは紛争であると考えております。
【次の発言】 私が中国と覇権行為について話しましたのは、それぞれの立場から覇権と判断し、覇権に抵抗する、こういう意味でありまして、他国の紛争というものは、われわれがこれをどう断定すべきかという筋合いのものじゃないと思います。

第85回国会 予算委員会 第5号(1978/10/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 朝鮮半島における平和と安定及び半島の統一は各国の願うところでありまして、そういう意味から南北の緊張は、諸情報を総合し環境を見まするに、対立することはあり得ない。したがいまして、先般から米国は米国で両方の対話のことをやったわけでありますが、今度またソ連の方は韓国から会議に厚生大臣を呼んでおるわけでありますが、こういう対話が始まることはきわめて歓迎すべきことだと考えております。そこで、わが方といたしましても、いま総理がお答えになりましたとおり、事あるごとに交流と相互理解を深めるために、安定、統一、両国の話し合いができるような国際環境をつくることに逐次努力をしていきたいと考えておりま……

第86回国会 外務委員会 第1号(1978/12/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。  乏しきをもってはからずも再任されました。  過去一年間顧みまするに、乏しき私が、いろいろな問題に過ちも犯し、及ばざる点もあったわけでありますが、辛うじて大任を果たすことができましたのは、ひとえに委員各位の適切なる御指導と陰ながらの温かい御援助があったから一年間無事に務まったとかたく考えております。  私の国連総会における演説、軍縮総会における演説、各種の会議における発言等も、ごらんいただけばわかりますように、この委員会で各位からいろいろと御指導をいただいたお言葉がそのまま引用してある点が多々ございます。その線に従って、微……

第86回国会 外務委員会 第2号(1978/12/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 米中正常化によってアジアにおける緊張は激化するという一部の方と、これによって米中及び日本がアジアの平和に貢献するという高い立場からいって、この米中正常化はアジアの緊張を緩和する、両方の意見がありますが、私は、米中正常化によってアジアの緊張は緩和する方向へ進む、またそれへ努力しなければならぬ、こう思います。
【次の発言】 第一は、わが国自体の問題でありまして、日ソの友好関係をどのように促進していくかということが大事であろうと存じます。この点については日ソ両国が相互に、表に裏によく話し合って相互理解を深め、新たな観点から日ソ関係を進めていきたいと思います。  第二番目には、日本と中……

第87回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1979/02/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 外務省の所管事項について、その概略を御説明申し上げます。  まず、北方領土問題について申し述べます。  日ソ関係は、近年、貿易、経済協力、文化交流等各種の分野において着実な発展を遂げてまいりましたが、北方領土問題がなお未解決のまま残されていることは、きわめて遺憾であります。日ソ関係を相互理解に根差す真に安定した基礎の上に置くためには領土問題を解決することによって平和条約を締結することが不可欠であります。  私は、昨年一月訪ソし、ソ連政府首脳との間に平和条約交渉を行い、その後昨年九月、国連総会出席の機会にグロムイコ外務大臣と会談し、領土問題の解決の糸口を見出すべく努力を尽くしまし……

第87回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1979/02/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 北方四島をソ連が不法占拠している事実というものはわれわれは容認しておりませんので、これに対する粘り強い返還交渉をやっておるわけでありますが、その四島に兵力の増強または基地の構築等、この早期解決または平和的解決に逆行するようなソ連の態度並びに日本国民、特に北海道周辺の住民の方々に非常に不安を与えているという事実は、われわれは無関心でおるわけにはまいりません。直ちに外務省にソ連の大使を招致をして厳重な抗議をやっておるところであります。その交渉の経過等については、必要であれば事務当局からお答えをいたします。しかし、これも単なる申し入れだけではなくて、四島返還を中心にして粘り強く執拗に……

第87回国会 外務委員会 第1号(1978/12/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました北西太平洋のソヴィエト社会主義共和国連邦の地先沖合における千九百七十七年の漁業に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定の有効期間の延長に関する議定書の締結にりいて承認を求めるの件及び日本国の地先沖合における千九百七十七年の漁業に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定の有効期間の延長に関する議定書の締結について承認を求めるの件の二件につきまして、提案理由を御説明いたします。この二件は、それぞれ別個の案件ではありますが、経緯上も内容的にも互いに密接な関係にありますので、一括して御説明いたします。  昨年五月二十……

第87回国会 外務委員会 第2号(1979/02/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 中越国境で緊張した状態があり、かつまた、両国に対しわが方はアジアの平和という観点から自重されるよう申し入れをしておったところであり、ケ小平副主席が先般訪日の際にも、総理から副主席に、私から外務大臣に自重方を申し入れたところであります。その際、中国側の発言は、何らかの行動を起こすのではないかと想像されるような発言があったことは御承知のとおりでありますが、二月十七日未明国境全般にわたって中国の正規軍がベトナムの方に入ったわけでありまして、その後山岳地帯で、深いところで国境から二十キロ、浅いところで十キロくらいの地点で中国は停止をいたし、ここで戦闘が継続的に行われておったところであり……

第87回国会 外務委員会 第3号(1979/02/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 中越紛争については、中国、ベトナム両国に、日本政府は紛争を力をもって解決することには反対である、したがって、事の理由、経緯を問わず、両国は即時停戦、外国からの軍の撤退、平和的な話し合いをするよう強く要請をしておるところでございます。
【次の発言】 日中友好条約は、日本と中国の長きにわたる関係を律し、これをてこにして平和の追求、アジアの平和を念願することはいまも変わりはございません。いまの中越紛争が、日中友好条約が締結されたから紛争が起こったとは考えておりません。
【次の発言】 そういう事実は全くないばかりでなく、米国の方は別として、わが方は総理からも私からも強く、紛争を力をもっ……

第87回国会 外務委員会 第4号(1979/03/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 これは、将来にわたって大事なことでございますから、外務大臣から発言をしておきたいと存じます。  この人権規約の批准が他国に比べて非常におくれたことを遺憾に思っておるものであります。そこで、だんだん国際情勢、考え方が変わってまいりまして、人間の基本的な人権というものが、やはり政治、外交の中心になってだんだん上ってきた時期に、この批准がおくれていることは、他国と同等の外交というものがなかなかできにくい。そこで、当然、この人権規約というものは、留保条項なしに批准をするのが望ましい姿ではありますけれども、残念ながら、時間その他の関係で政府部内の意見が統一をできなかったということを恥じて……

第87回国会 外務委員会 第5号(1979/03/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいまの問題はなかなか大事な問題でありまして、当分これがどのようになるか見守った上で検討をしたいと考えております。
【次の発言】 このような問題でよその国が動いてから後をついていくということは、とかく日本が立場を誤解されるおそれもありますので、ただいまの御発言も十分考慮に入れて検討をいたします。
【次の発言】 難民の問題については御指摘のとおりでありまして、日本は非常に厳しくやられているわけでありますが、しかし、各国に非難があるからという次元の低いことではなくて、やはり人道上の問題、人権の問題、そしてまたもう一つは、アジアの安定要素を壊す一つの要因でありますから、国内的にはさ……

第87回国会 外務委員会 第6号(1979/04/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました北西太平洋における千九百七十九年の日本国のさけ・ますの漁獲の手続及び条件に関する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、昨年四月二十一日にモスクワで署名された漁業の分野における協力に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定に基づき、北西太平洋の距岸二百海里水域の外側の水域における本年の日本国のサケ・マスの漁獲の手続及び条件を定める議定書を締結するため、本年四月三日以来、モスクワにおいて、ソ連邦政府と交渉を行ってまいりました。その結果、今般妥結を見るに至り、四月二十一日にモスクワで、わ……

第87回国会 外務委員会 第7号(1979/04/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 本人権規約A、B両件の提案がおくれましたことは御指摘のとおりでありまして、政治の根幹であり日本国憲法の中、心であるこの条約というものは、もっと早く提案して審議をお願いすべきはずでありましたけれども、国内関係省庁との調整のためにおくれたわけであります。この条約はA、Bとも世界人権宣言の内容を敷衍、条約化したものであり、わが国の日本憲法のよって立つ基本でもございますので、本条約を御審議、御採択願った後は、その趣旨に従って、いまなお不十分なもの等もございますから、一歩一歩と完全な方向へ持っていきたい、国内法もしたがって現国内法でお願いをしておりますが、今後漸次、これも漸進的に、変える……

第87回国会 外務委員会 第8号(1979/04/27、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 いま労働大臣からお答えになりましたとおりでありまして、現在は国内法その他もあって留保したわけでありますが、将来はそういう方向をめぐって検討したいと考えております。
【次の発言】 今後ECあるいは米国、世界全般にわたって政治、経済の分野で自由な立場で自由に勝負をやるべきだ、これは一定の流れであります。その場合に、いま現在問題になっておる市場の開放であるとか、貿易障害であるとかと同時に、労働条件等についても日本が特別の伝統であるとか習慣とかということで枠を設けておることは勝負に汚いというのが概略の言い方でありまして、今後はそういう点から、またいろいろな問題が逐次出てくると外務大臣と……

第87回国会 外務委員会 第10号(1979/05/08、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 今回の総理の米国訪問について御報告を行うとともに、第五回UNCTAD総会に臨むわが国の基本的姿勢について申し述べたいと存じます。  まず、総理の米国訪問につきましては、カーター大統領との会談のために、夫人とともに四月三十日から昨五月七日まで米国を公式訪問いたしました。総理には私並びに加藤官房副長官等が同行いたしました。  総理とカーター大統領との会談は、五月二日、ホワイトハウスにおいて二回にわたり行われました。総理は、このほかワシントンではバンス国務長官、米側経済閣僚、米国議会上下院の指導者及び米国言論人等と懇談され、また、ナショナルプレスクラブ主催の午さん会において演説を行わ……

第87回国会 外務委員会 第12号(1979/05/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 私は、五月の二十日から二十五日まで、きわめて重要な時期に、お許しをいただいて、フランス、英国、ベルギーを訪問し、その間、第三回のIEA閣僚理事会に出席するとともに、これら三カ国の首相及び外相等、並びにEC委員会のジェンキンス委員長等の欧州要人と会談をいたしました。  私の今回の訪欧の主な目的は、IEAの閣僚理事会に出席するとともに、来るべき東京サミットをぜひとも成功させるために各国の協力を求め、同時に西欧との間に新しい協力関係の基礎を構築することでありました。  IEAの会議には江崎通産大臣とともに参加し、エネルギー問題全般に関するわが国の所信を申し述べるとともに、関係諸国代表……

第87回国会 外務委員会 第13号(1979/05/30、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 金大中事件については事件発生以来、小林委員が終始一貫した意見と信念でやっておられることを、公私ともにその意見は絶えず拝聴いたしております。  この問題は御承知のとおり、事件発生当時、わが国捜査当局の努力によって指紋の検出、金東雲氏の嫌疑が濃厚というところまで詰めたわけでありますが、当時の政府が日韓関係その他の大局的見地から、政治的決着という決断をしたわけであます。  現内閣もこの当時の政府の方針を維持、尊重しているところではありますけれども、その政治決着の前提条件の一つに、捜査は続行する、新しい韓国の公権力行使の事実を裏づけするような証拠が挙がれば見直す、こういう個条があります……

第87回国会 外務委員会 第14号(1979/06/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  海洋環境保全の必要性なかんずく産業活動等の活発化に伴って生ずる海洋汚染を防止することの必要性は、つとに認識されてきたところでありましたが、海洋の汚染原因の一つである海洋投棄の規制に関する条約を作成することにつきましては、昭和四十七年六月にスウェーデンのストックホルムにおいて開催されました第一回国連人間環境会議においてその重要性が強調されました。この条約は、昭和四十七年十一月にロンドンにおいて開催されました条約作成会議において採……

第87回国会 決算委員会 第3号(1979/03/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 昭和五十一年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  歳出予算現額は一千七百億三百万円余でありまして、支出済歳出額は一千五百四十四億六千百四十一万円余、翌年度繰越額は百十五億一千百三十四万円余、不用額は四十億三千二十四万円余であります。  歳出予算現額の内訳は、歳出予算額一千五百六十六億一千六百九十七万円余、前年度繰越額百三十三億八千六百二万円余でありまして、前年度から繰り越したものの内訳は、経済開発計画実施設計等委託費二千九百四十万円、経済開発等援助費百三十三億一千万円、在外公館施設費四千六百六十二万円余であります。  支出済歳出額の主なもの……

第87回国会 決算委員会 第13号(1979/06/04、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 海洋法会議、特に深海海底開発については原先生よく御承知でありますから、その経過は詳しく申し上げません。やはりこの前申し上げましたとおり、依然として先進国と開発途上国との間の歩み寄りがなかなかできなくて、まだ合意を得るに至りません。  そこで、米国、ドイツ等においては、これを待たずして国内立法によって仕事を進めていきたいという傾向がいまなおあるわけでありますが、わが国としては、やはり筋道は国際合意のもとにこの開発を進めていくべきである、そして先進国と途上国との間の意見を調整していくことがわが国の置かれた立場から必要であると考えて、合意に至るよう努力をいたしておりますが、しかし、こ……

第87回国会 内閣委員会 第8号(1979/04/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました外務省設置法の一部を改正する法律案について提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  改正の第一は、中南米局の設置であります。中南米地域は域内に二十九カ国を有し、国際政治の上においてもその比重を高めつつある地域であります。また、鉄鉱石、食糧等重要資源の供給先である等わが国との経済的関係も密接であり、さらに九十万人に及ぶ日系人社会が存在し、わが国とは伝統的に友好関係にある重要な地域であります。したがって、この地域に対する外交政策の一層強力な展開のため、中南米局を設置し、もって、外交実施体制の整備を図ろうとするものであります。  改正の第二は、中南米局の……

第87回国会 内閣委員会 第14号(1979/05/29、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 いまの事務当局の発言に加えて申し上げたいと存じます。  御承知のとおり、中南米と日本の歴史というのは、非常に伝統があります。かつまた、距離的には一番遠いわけでありますが、にもかかわらず、過去ずっとさかのぼって、日本から中南米に移住をして向こうで働いている人が多い、こういう気候、風土、人文的な面からいっても格別な関係にあるわけであります。  わが国は、中南米を資源国家として目を向けることではなくて、すぐ近くに北米、アメリカ合衆国という大国を持っているわけでありますが、この関係はきわめて微妙でありまして、やはり近くの大国には、それぞれ影響力があるわけであります。したがいまして、中南……

第87回国会 内閣委員会 第15号(1979/05/31、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 今年もサミットが終わりました直後、バリ島で外相会議がありますから、これに出席して相談することにいたしております。アジアの平和と安定そして繁栄、これに貢献することが日本の基本的な責任であると考えております。ASEAN諸国と相談をして、アジアの安定と繁栄に貢献するよう努力する覚悟でございます。
【次の発言】 御発言のとおりでございますけれども、先ほども申し上げましたいろんな点から考慮をして、省内でやむを得ずアジア局次長をやめることにしたわけでありますが、その点は十分考慮しまして、これを補って、アジア重視の点が外れないように努力していくつもりでございます。

第87回国会 予算委員会 第3号(1979/02/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいまの防衛庁の情報は、各方面の情報を総合するとほぼ当たっているのではなかろうかと想像いたしております。ただし潜水艦その他の基地建設の模様はいまのところないようだと判断をいたしております。  この問題はわが国としては冷静に、しかも事を過たずやる必要があります。外務大臣から言えば、わが国の固有の領土であると主張しているところであり、この返還を迫っているところでありますから、この地域に兵力の増強または基地の建設をされることは無関心ではあり得ませんので、これについては当然外務省からソ連に対して相当の対応処置をしたいと考えておりますが、また一面考えなければならぬのは、これを直ちに日本……

第87回国会 予算委員会 第4号(1979/02/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御発言のことは私もそのとおりに考えておるところでありまして、金額は二、三億までは要らないところであります。これはいろいろやればできないこともないわけでありますから、逐次その方向に努力したいと考えております。
【次の発言】 大平内閣における朝鮮の南北に対する外交方針はいささかも変更ないことをまず第一に申し上げておきます。  第二番目には、いまの入国の問題は、南北対話再開あるいは両方の権衡、こういうことを考えながらよく検討してまいるつもりでございます。
【次の発言】 これは御発言のとおりでありまして、家族から依頼があって、日本の赤十字社を通じ向こうの赤十字会に照会をしておる安否の調……

第87回国会 予算委員会 第5号(1979/02/05、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 北方四島、特に国後、択捉のソ連の配備の増強と申しますか、各方面の情報、防衛庁の情報等を総合判断をし、さらに検討を続けているところでございますが、いまのところ、兵力の増強及び飛行機の数がふえている点などは見られますけれども、格別にこちらが考えるほどの基地の強化は見えないところでございます。  しかし、この問題、二つありまして、一つは、その目的が何なのか。私は、これはソビエトの極東軍事力の増強という一連の方向で増強されたものであると考えております。したがいまして、これに対しては冷静にこれを見守る必要がありまして、米ソの関係の中で極東の兵力が増強される、その一環として、ソ連から言えば……

第87回国会 予算委員会 第6号(1979/02/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 本委員会で大出委員初め、元国務次官補グリーン発言に基づいて外務省の調査資料を出せ、こういうことでございましたが、それぞれ検討いたしました結果、当方には記録は全然ございませんし、当時の随員で一人、首席随員の奈良君が亡くなっておりますが、そのほかは記憶がないということで、やや食い違いますので米国の方に照会いたしましたところ、その結果が判明いたしましたので御報告をいたします。  事務当局から報告させます。
【次の発言】 お尋ねのハワイ会談における外務省関係の現実の調査は以上のとおりでありますが、なお、ハワイ会談の後において本件に関連するようなことがあったかどうか、こういうことについて……

第87回国会 予算委員会 第7号(1979/02/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ベトナムに対しても、平和的に解決するよう、しばしば強く要請をしているところでございます。
【次の発言】 本日の会談では特別に要請はございません。こちらから、外相会談で私、それから一般会談で総理から、中国には慎重に行動してもらいたい、平和的に解決してもらいたいという申し入れがございました。
【次の発言】 いまの御発言は十分注意しているところでありまして、ベトナムと話のできる数少ないわが日本でありますから、ベトナムには平和的に解決するよう要請をしながらも、一方にはこの話し合いのできるきずなを断ち切らないように、十分注意してやりたいと考えております。

第87回国会 予算委員会 第8号(1979/02/08、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 私は、二つの問題、入国査証の事務上の問題で、事務上の綱紀粛正だと聞いておりましたが、だんだん話を聞いておると、いろいろ考えなければならぬ問題があるようでありまするから、十分事実を聞いた上で、もう一遍考えてみたいと思います。
【次の発言】 非常に大事な問題で、安宅さんの御心配されることもよくわかりまするし、話の内容の中でもなるほどなと思うところもありますので、大事なところでありますから、いやしくもこういう問題が、事務上の不正、さらに大きななあなあのなれ合いでいくようなことがないように、十分注意をして、さらに検討をいたします。

第87回国会 予算委員会 第9号(1979/02/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御発言のとおりに、国連、OECD等でこういう問題のためにそれぞれ検討し、積極的に多国間の不正取引、不正支払い等を防止するようにやってはおります。  その名称、内容については、正確を期するために、事務当局から御報告をいたさせます。
【次の発言】 七六年に米政府からそのような提案のあったことはございません。多分七七年の三月に、当時のヒルズ米証券取引委員会の委員長が、上院の銀行委員会公聴会で、日本を含む国々と、情報その他についてこういう問題をやったらどうだという提案があったことはございますが、これは米政府から、これは全く政府の意見ではない、また院の意見でもない、委員長個人の意見である……

第87回国会 予算委員会 第12号(1979/02/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 考え方は変わっておりません。ただ、私がグロムイコ外務大臣に申しましたのは、日本のいろいろな問題に対する態度は、北方四島の返還という大前提がある。したがって、この領土問題について解決済みだという態度ではなくて、これを解決しようとする姿勢、あるいはまじめに話し合おうということであれば、あとの問題はいろいろ方法はあるではありませんか、この程度のことは申し上げてあります。ただ、ただいま出されております善隣友好条約の内容には賛成できません、こう言ったのであります。
【次の発言】 ソ連の方が領土問題について話し合うならばどうするという条件は出してはおりませんけれども、私は腹の中では、共通の……

第87回国会 予算委員会 第13号(1979/02/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 総理の訪米の計画は、きのう総理自身から言われたとおり、まだ検討はいたしておりません。外務大臣としては、できるならばサミット前に総理が一遍訪米されることが適当であろうとは考えておりますが、いま御発言のとおり、日米の間には経済問題という非常に緊張した問題があるわけであります。総理が日本の最高責任者として訪米されるについては、大平新内閣の基本的な経済政策及び将来の運営、及び日米間の未来にわたっての問題をなさるのが最高指導者の仕事でありまして、いま横たわっておる困難な問題を総理の力によって打開されるということは適当ではない。したがって、御発言のとおり、私、通産大臣その他の関係大臣とも相……

第87回国会 予算委員会 第14号(1979/02/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 まず、お答えをする前に、簡単に現在の紛争について御報告を申し上げます。  中越国境では昨年十二月以来小規模の武力衝突が頻発しておったことは御承知のとおりでありますが、中国側が国境沿いに兵力増強を図って、両国間の緊張が高まっておりました。二月十七日未明、中国は多数の師団をもって国境全域にわたってベトナム内に侵攻し、戦闘が継続しております。  中国軍のベトナム侵攻については、中国側はべトナムの侵犯に対する反撃であるとし、ベトナム側はベトナムに対する明白な侵略であるとしております。  政府としては、中国、ベトナム双方に対し、累次にわたって紛争の平和的解決を要望し、武力紛争に発展しない……

第87回国会 予算委員会 第15号(1979/02/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 現状は御承知のとおりでありまして、北部山間地帯に“中国軍は深いところで二十キロ、浅いところで十キロ付近で戦闘を継続いたしております。  なお、ベトナム正規軍が北方に動いたとか、あるいは中国が撤退を開始したとかという話がありますが、これは全く不確認情報であって、いまのところ状況の変化はさしたるものはございません。  わが政府は、御承知のとおり、中国、ベトナム、ソ連等にそれぞれ申し入れをいたしてございます。  中国に対しては、まことに遺憾であって、速やかに停戦、軍の撤退、そうして平和的な話し合いに移られるよう、強く要請をしております。これに対して中国側は、やむを得ずやったことである……

第87回国会 予算委員会 第16号(1979/02/21、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 中越紛争の経過についてはすでに先生御承知のとおりでありますから、省略をいたします。  その後、中国の次官の発言で、これは限定作戦であって、中国は話し合いの方に持っていく、撤退というような報道が流れましたが、その後正式に、この発言は事実ではないという否定がございました。しかし、いずれにいたしましても、中国は限定作戦をしばしば繰り返しておりまして、一方ベトナムの方も、撤退をしてからなら話し合いに応ずるというようなことでありまして、一方にはまだこれが拡大するという懸念もありますが、大体拡大しない方向でいくのではないかと想像いたしております。

第87回国会 予算委員会 第17号(1979/02/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 いまの問題、最後の責任は私の所管になるわけでありますので……。  御承知のごとく東京サミット、その前に東京ラウンドに終末をつけなければならない。こういう点で、御承知のとおり、この問題だけでありませんけれども、黒字の圧縮問題を背景として、関税の問題と政府調達の問題が最後に煮詰まってきているわけであります。まさに苦労しているところでありまして、いまのままでは何とも形がつかないので、何とか解決のめどを話し合ってみたい。しかしながら、時間は切迫をしておりますけれども、もう一遍、いま通産大臣が言ったように、関係者及び技術者が向こうへ行って話し合うということをやるべきであって、いま解決する……

第87回国会 予算委員会 第19号(1979/03/05、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お答えをいたします。  私の知っている限りでは、サミットで二国間問題が取り上げられるようなことはないと思います。
【次の発言】 お答えをいたします。  ニクソン再選委員会に対する企業不正献金リストというものが出されたということが米国の刊行物に載っておったことがありますが、この刊行物が正確なものであるかどうかということは確認することができません。

第87回国会 予算委員会 第20号(1979/03/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 まず最初に、委員会軽視の誤解を受けたことを深くおわびを申し上げます。  あのときの経緯を申し上げますと、私は答弁しておりませんが、通産大臣が答弁されたわけであります。その通産大臣が答弁された責任者は私であります。と申しますことは、いまおっしゃいました日米経済問題に対する関係閣僚会議ということで招集があったわけであります。通産大臣から、あすの関係閣僚会議では政府調達、電電公社の問題が議題になるのだろうか、こういう話がありましたから、それは議題になりません、してはなりません、いまや国内においてもまだ打つべき手段も打たれていないし、まだ煮詰まっていない、それから米国と日本の関係は、こ……

第87回国会 予算委員会 第21号(1979/03/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 辞任を表明したという情報もありまするし、ホメイニ師に親書を送ったという情報もありますけれども、いまだ確認できる情報はございません。
【次の発言】 新政権の総理とホメイニ師の間は非常に緊密にいっているようでありますけれども、ホメイニ師の側近と総理との間がとかく意思が通じていないのではないかという具体的な事実はちょいちょい起こるわけであります。特に革命評議会と称する人々のいろいろな治安あるいは逮捕事件というのがそういう原因になっているのではないか。いずれにいたしましても、特別な国でありますから油断はできませんし、どのように変転するかわからぬということで見ていなければならぬと思います……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 決算委員会 第1号(1980/10/15、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お答えを申し上げます。  医療並びに医療機関が、人間の生命と健康を守るべきものが、だんだん経済的な観点から営利に走り、人間の健康と生命を食い物にして恐るべき事件を起こすということはまことに残念至極であります。これは、医療の倫理の荒廃とかあるいは営利に走るとか、そういう原因は、よって来るべきものは、だんだんそういう状態になってきたので、第一に医療制度のあり方、厚生省の監査、指導のあり方、こういうものに手落ちはなかったか、まずこれを厳重に反省することが大事であると私は考えております。  第二番目には、残念ながらいま厚生大臣の持っておりまする権限、制度で決められた法律的な力によっては……

第93回国会 決算委員会 第2号(1980/10/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 いま御指摘になりましたような意味において、不適切な用語が法律全般にあってございます。特に私の担当いたします厚生行政の中には非常に多いわけであります。不具廃疾などという言葉はその一例であります。用語によって心身障害者に対する間違った印象を与えることは大であります。したがいまして、新しい法律は、そういう御注意がありましたので注意をして用語を使っておりますが、古いものはそのままになっております。内閣全般として総理府あたりでまとめて、用語の変更でありますから事務的にも簡単でございますし、それから国会でも各党異存なく御審議願えると思いますので、内閣全般としてまとめてやるべきだと考えており……

第93回国会 社会労働委員会 第1号(1980/10/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 このたび、齋藤前厚生大臣の後を受けまして、厚生大臣に就任いたしました園田直でございます。  国民生活全般に深くかかわり合いのある厚生行政を急速担当することとなり、責任の重大さを痛感いたしております。  社会労働委員会の御審議に先立ち、お許しを得て、就任のごあいさつを兼ねて所信の一端を申し述べたいと存じます。  厚生行政にとって一番大切なことは、人間の生命と幸せを守り育てるための活力ある社会の建設を目指して温かい血の通った行政を推進していくことであると考えております。  昨今、国民の健康と生命を守る重要な責務を有する医療機関において、医療に関する国民の信頼を著しく損なう行為が見ら……

第93回国会 社会労働委員会 第2号(1980/10/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 記事も載っておりましたし、また、その他の場所でも、しばしば私が使った発言でございます。
【次の発言】 厚生行政は人間の一番大事な生命と健康を守ることでありまして、これは国の政治から言えば、あらゆる意味においても政治の基本であると考えます。特に今日のように国家財政厳しく、かつまた自衛力の強化など叫ばれる時期においては、まず厚生行政というものに対する、力の弱い人々に対する施策をやって、その上で国の再建をやるべきだ、これは私の信念であり、私の強い願いであります。
【次の発言】 私も政治家の一人として、国会議員の一人として、国の安全保障というものはだれにも劣らない熱意を持って研究をし、……

第93回国会 社会労働委員会 第5号(1980/10/30、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ゼロリストは新聞や委員会でいろいろ承っておりますが、私は拝見をしておりません。どういう目的かわかりませんが、大蔵財政当局がいろいろ心配をしておることはわかりますが、ゼロリストの表によって、われわれが動くべきではないと私は考えております。
【次の発言】 財政当局が心配して出されたゼロリスト、これは逆に反発を買っているのじゃないかということが一つ。もう一つは、ああいうことを出されるということは愉快なことじゃない、私の理解は、この二つでございます。
【次の発言】 いま局長から答えたとおりでございます。現下はなかなか困難ではある。しかし連動制そのものは、いまの国家財政が何とかうまくいく……

第93回国会 社会労働委員会 第6号(1980/11/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 富士見病院はまことに遺憾なことでありまして、当事者として反省をいたしております。御意見のとおり残念ながら、これは氷山の一角であって、このようなひどいことはないかもわかりませんが、委員の各位あるいは婦人会議の一一〇番あるいは、その他の私に寄せられますお手紙等を拝見すると、ここで医療に対する厳正なる指導と国民の信頼を回復しなければ、これは大変なことになる、氷山の一角であると私も考えております。
【次の発言】 御意見の数々はよく了承いたしました。  昨日、私のところへ地方のお医者さんの奥様から手紙が参りました。その内容は、いま医者がいろいろ言われておるが、私の主人は開業以来三十年、ま……

第93回国会 社会労働委員会 第7号(1980/11/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘の点はきわめて重要な問題でありますので、今後、各方面の御意見を承りながら全力をもって、これと取り組んでいく決意でございます。
【次の発言】 すべての老人が健康な老後を迎え、その費用は国民がひとしく分担するという考え方のもとに、審議会に審議をお願いしておりますが、この答申を見守っているところであります。なお御指摘のとおり、厚生省対策本部では第一次試案を出しましたが、さらに、これを練って第二次試案等をつくり、早急にその成案をつくりたいと考えております。
【次の発言】 御指摘のとおりでありまして、たびたび御督励をいただきながら、おくれておることを、おわびを申し上げますが、いよい……

第93回国会 社会労働委員会 第8号(1980/11/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 こどもの国を民営化することについて、お願いをしているわけでありますけれども、いま御指摘になりましたように第一は急速に高齢化する社会構造をながめるにつけても、子供の健全育成はきわめて重大でありまして、まさに、いまの子供がどのように働くかによって国の運命は決する、こういうことであることは御指摘のとおりであります。かつまた、いままでやってきた子供の健全育成の場所、その地元、従業員、こういう方々のいろいろな心の動揺等も御指摘のとおりでありまして、私も十分深く考えるところでございます。民営化いたしましても、国そのものは従来どおり監督及び助成については引き続きこれを行うこととして、民間の活……

第93回国会 予算委員会 第1号(1980/10/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 健保、年金、両法案の取り扱いについて、御案内のとおり現在社会労働委員会、各党で、与野党間の協議が進められていると承知しております。政府としてはこの合意を踏まえつつ適切に対処してまいる所存でございます。
【次の発言】 この病院の事件は御指摘のとおりに犯罪以上の犯罪でありまして、恐るべき事件であります。そこで、これは医療制度、診療制度等の徹底的の見直しも必要でありますが、しかし、私の調査したところ、いまあなたの御意見を聞いたところによりましても、緊張して見ておったらこの事件は少なくとも今日以前にわかったのではなかろうかと、後のことでございますが、私は残念ながら推察するわけであります……

第93回国会 予算委員会 第2号(1980/10/11、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 精神病患者の種類は御案内のとおり大体三つに分かれておりまして、ほうっておけば、痴呆性で危害を与える、治安を賊するというのが一番重いわけでありますが、法務省で考えておられるのは、そういう犯罪があっちゃ困るから、ある時間あるいはある何か行事があるというような場合拘束するというような趣旨からくる精神病患者の自由を拘束するという点が重点であります。私の方は、一般の人に危害を与えないように注意しながら何とか治療するということが重点でありまして、施設の不十分等あるかもわかりませんが、私は、いまの制度を私どもで拡充して、精神病患者はやはり治療ということを重点にしながらこれを精神病施設に収容す……

第94回国会 外務委員会 第16号(1981/05/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 このたびは、はからずも外務大臣に就任いたしました。責務の重大さを痛感しております。  私が去る五十四年十一月に外務大臣の職を離れてから、ちょうど一年半が経過いたしました。この間、国際情勢は一段と厳しさを加えております。私は、この困難な時期において外交に課せられた使命の重要性を認識し、微力ながらこれを全うすべく全力を尽くす所存でございます。  何とぞ皆様方の温かい御理解と御支援をお願いいたします。  現下の厳しい国際情勢において、わが国の平和と安全を確保し、自由で豊かな国民生活を保障していくためには、国際社会全体の平和と安定の維持が不可欠であります。このため、わが国は、今後一層積……

第94回国会 外務委員会 第17号(1981/05/28、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 難民の問題は、難民の置かれた立場を考えると人道上の問題でありますから、各国は協力して難民に対する対応の策を講ずることが大事でありますが、それよりもっと大事なことは、難民を無秩序に出す源の国、これがみずからを抑制してこういう難民が出ないようにするという努力及びそういうことに対する働きかけが大事であると考えております。  特にインドシナ難民については、いまや人道上の問題が政治上の問題にまでなってきまして、これによってASEAN初め近接する国々の安定と繁栄に障害を来すような可能性が出てきておるわけでございます。そこで、インドシナ難民については、特に関係国ベトナム、そういう国々に対して……

第94回国会 外務委員会 第18号(1981/06/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 いまの事務当局の答弁を聞いておって私もわからぬところがちょいちょいあるわけでございますけれども、難民条約を御審議願ってこれが発効することになれば、やはり日本はいままでと違って、難民に対する基本的な方針を堅持をして、そして国際的に決まったことを遵法するのではなくて、国際的な難民に対する問題を一つの力としていい方向へ引っ張っていくという気概が第一になければならぬと私は思いますが、それがどう具体的になるかは事務当局とも今後よく相談してやります。
【次の発言】 私が答弁するのは少し早いかとも存じますが、いまの各条ごとに質問をされている質問者の方の御意図を承りますと、非常に大事なことを質……

第94回国会 外務委員会 第19号(1981/06/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました日本国政府とオランダ王国政府との間の文化協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  オランダ王国は、地理的にはわが国から遠く離れておりますが、歴史的に見ますと、徳川幕府の鎖国政策にもかかわらず長崎の出島を通じて流入した蘭学がその後の日本の近代化に大きな役割りを果たしたように、両国間には古くから芸術交流、人物交流等種々の分野で交流が行われてきた深い歴史的な関係があります。このような両国間の文化の面における伝統的、歴史的な関係にもかんがみまして、オランダ王国との間に文化協定を締結することは、両国間の相互理解と友好関係の一層……

第94回国会 外務委員会 第20号(1981/06/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 そのとおりでございます。
【次の発言】 ただいま採択されました決議の御趣旨をわが国外交に十分反映するべく努力をいたします。

第94回国会 外務委員会 第21号(1981/09/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 去る四月九日の日本の貨物船日昇丸と米国潜水艦ジョージ・ワシントン号の衝突事故につきましては、去る五月五日に米側より中間報告が提出されたことは御承知のとおりでありますが、このたび米政府から本件事故に関する最終報告を得ましたので、御報告申し上げます。  去る八月三十一日、マンスフィールド駐日米国大使が私を来訪、最終報告書を手交しました。この報告書において、米側は本件事故についての全責任を負うとし、米海軍として遺憾の意並びに陳謝の意を表明しております。また、マンスフィールド大使よりも米国政府としての陳謝の意の表明がありました。政府としては、これを米側の誠意と揺るぎなき日米友好関係の維……

第94回国会 決算委員会 第9号(1981/04/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 昭和五十三年度厚生省所管一般会計及び特別会計の決算につきまして御説明申し上げます。  まず、一般会計の歳出決算額につきましては、歳出予算現額六兆八千六百七十六億二千百四十六万円余に対して、支出済み歳出額六兆七千百九十一億九千四百二十四万円余、翌年度繰越額三百十七億二千二百二十万円余、不用額一千百六十七億五百二万円余で決算を結了いたしました。  以上が一般会計歳出決算の大要であります。  次に、特別会計の大要について申し上げます。  第一に、厚生保険特別会計につきましては、健康、日雇健康、年金、児童手当及び業務の五勘定を合わせ、一般会計から九千百四十九億八千六百七十九万円余を繰り……

第94回国会 決算委員会 第10号(1981/04/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 薬価の改定は、国会でいろいろお約束申し上げたのが大分おくれてまいりまして恐縮をしておるところでありますが、ただいま御発言のとおり、内示をいたしておりますから、これを済まして四月中、遅くとも五月の初めには告示をするつもりでおります。  大体、薬価改定、いわゆる切り下げの基準というのは、いまおっしゃいました実際の取引の価格と基準価格との差を目標にして、個々には調査の結果を考えてやっておるわけでありますので、個々にどうこうということはわかりません。大体の見当は二割から高いのは二割五分の差がございまするし、それから個々の薬価については、古いものが安い値段でそのままで大変なところもありま……

第94回国会 社会労働委員会 第1号(1981/02/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ち、厚生行政について所信の一端を申し述べます。  今日、わが国は、激動する国際社会の中でエネルギー問題、安全保障問題、財政問題等々内政外交全般にわたり試練の時期を迎えておりますが、こういう中にあって国政に携わる者として片時も忘れてはならないことは、恵まれない人々への温かい配慮であり、社会的公正の確保であると信じます。  社会保障は、こうした人間尊重の精神に裏づけられた国政の基盤であります。  わが国は、諸外国に例を見ないスピードで急速に本格的な高齢化社会を迎えようとしておりますが、それにふさわしい給付の実現と負担の公平を図るため、社会保障の計画的、体……

第94回国会 社会労働委員会 第4号(1981/03/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘の認定制度についてはその必要性を十分認識いたしております。しかしながら、その前提に、先ほど文部省から言われましたとおりに、一つは用語の拡大、もう一つには指導員の養成、こういう前提条件をつくってなければなかなかうまくいかぬわけでありまして、そういうことを目標にしながら検討していきたいと思います。
【次の発言】 社会保障については、すべての問題がいまのままでいきましてもだんだん給付はふえてくるし、かつまた国民の負担もそう無理にお願いできるものではない。ましていわんや、高齢化社会その他の状態を考えますと、このままで行くと制度そのものが根幹から揺らぐという心配をしておるものでござ……

第94回国会 社会労働委員会 第7号(1981/04/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 臨調及びその結論から来る行政改革、これはきわめて大事な問題でありまして、方針が決定すれば、私も全力を挙げて努力をする所存でございます。  しかしながら、いま御発言されましたとおり、私がお預かりしておる問題は、いかような場合にも断じて削れない問題があるわけでありまして、そういう中で、行政改革のあらしの中でどうやって必要なものは守っていくか、こういうことが今後の厚生行政の仕事だと考えております。重点は、本当に困った人には、これに対して少しでも削ってはならない、がまんのできる人は、というよりもむしろむだを省く、適正に効率的に使う、こういう方針のもとに厚生行政を守っていかなければならぬ……

第94回国会 社会労働委員会 第8号(1981/04/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  所得保障の中心である年金制度を初め、児童、母子家庭、心身障害者に係る諸手当の制度については、従来より充実に努めてきたところであり、国家財政の再建が課題とされている最近の財政状況下にあっても、老人、障害者等に対しては適切な配慮がなされる必要があります。  今回の改正案は、このような趣旨にかんがみ、福祉年金及び諸手当について、昨今の社会経済情勢の動向に対応し、必要に応じた給付の改善を行うとともに、厚生年金等の拠出制年金について物価スライドの実施を繰り上げて年金額の……

第94回国会 社会労働委員会 第9号(1981/04/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ヨーロッパの国々と比較して日本が急速に高齢化社会が来るその原因は、いまの御発言の中にありましたように人口の出生、寿命の延長、こういうことからくるわけでありまして、それからすると、いま厚生省が持っております資料というのは非常におくれております。私もやはり寿命は伸びる、出生率は二・一は維持できない、私は一・六、もっと落ちるおそれもある、こう見ておるわけであります。だからこそ高齢化社会が急速にくる、こういうことでありまして、したがってその次に来るのは、そうなればなるほど社会福祉というものが非常に大事になってくる。ところが、一面からは給付と負担の問題がだれが考えても出てくるわけでありま……

第94回国会 社会労働委員会 第11号(1981/04/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいまの日本社会党、公明党・国民会議及び民社党・国民連合提出の修正案については、政府としては反対でございます。  なお、ただいまの日本共産党提出の修正案については政府としては反対でございます。
【次の発言】 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力をいたす所存でございます。更
【次の発言】 懇談会の結論は、第一に社会保障の理念から国家補償の理念にと大きくかじを切ったことについて私は評価をいたしております。いろいろ問題がその先に出ておりますが、一カ所も否定した個条はないわけであって、こういう点に注意をしろとかこういう点は困難である……

第94回国会 社会労働委員会 第12号(1981/04/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御発言のとおりでありまして、廃棄物は増加をいたしております。その廃棄物の捨て場所、海面であるとかその他の土地を確保することは手段でありまして、一番大事なことは、廃棄物そのものをどう処理するかということであります。  そのためにはやはり、排出源、これに関し指導を強化をして、そして第一は、有毒物、危険物をより分ける、次にはこれを徹底的に軽量化する、軽量化の中には、この活用、再生ということも含めましてやることが一番大事であると考えます。  そこで、これは立場から言えば厚生省が中心でありますが、やはり通産省その他の省庁も非常に関係がありますので、関係省庁と相談をしてやりたいと考えており……

第94回国会 社会労働委員会 第13号(1981/05/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。
【次の発言】 ただいまのお尋ねはしばしばお尋ねをいただいたところでありますが、原爆被爆者対策の具体的なあり方については、原爆被爆者対策基本問題懇談会から社会保障の理念から国家補償の理念に大きくとびらをあけられたことは前進であり、将来に対する一つの方向を示されたものであると考えております。しかしながら、現段階においては、それぞれの関係者あるいは国民との合意、そういうものが財政についての問題等もありまして、とりあえずただいま出しておりますこの改正案で、懇談会から出まし……

第94回国会 社会労働委員会 第15号(1981/05/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御承知のとおりに、地方自治体で二カ所か三カ所、いま御発言のようなことで予防あるいは保健、こういうことを実施して、そして保険の支出が著しく減っている、言葉をかえて言えば病気にかかる人が少なくなっているという実例もございます。今後は、保険の問題でいろいろありますが、一つは支払いの問題をどうするか、一つはいまおっしゃいましたように病気の治療ではなくて病気にならないように、さらにもう一歩進んで健康を長く維持するために、こういうことに保険制度が役立つようにやっていかなければならぬ、同じような意見を私も持っております。
【次の発言】 医療制度の調査会、看護制度の改善検討会の御意見にもその方……

第94回国会 法務委員会 第16号(1981/05/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 簡単に難民と申しますけれども、難民には大きく分けると二つあります。いまお願いしております難民条約というのは、これはいまのベトナム、カンボジアを中心にしてアジアの国々にいろいろ大変な負担をかけている難民を対象にしたものではございません。現在、難民というと全部こっちの方だと言われておるわけでありますが、御発言のとおり、サミットで私は大平総理と相談をして提案し、声明を出しております。これはASEANの国々の意向に従ってやったものであります。  ジュネーブの難民会議で初めて日本の私がファーストスピーカーをやりました。これで私が主張していることは、タイからカンボジア、ベトナム、この周辺に……

第94回国会 予算委員会 第2号(1981/02/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御発言の災害弔慰金及び災害援護資金の額の引き上げ、これは御発言にもありましたし、各方面から要求が強いところでありまして、国会並びに事業主体である団体等と相談をして、御発言のとおり五十三年以降の物価の動向等も考えて、早急に御発言のとおり検討する所存でございます。  なお、学校、社会施設の除雪費用の補助でございますが、文部大臣とも早急に相談をして、これは政令の指定を必要とするわけでありますから早急にやりたいと思いますけれども、いま雪が降っておりますから、これが一段落つきましたならばなるべく早くやります。その間、それぞれの団体には政令指定の基準を示しながら間違いないようにやってまいり……

第94回国会 予算委員会 第3号(1981/02/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 難民条約に伴いまして、年金その他について、在住される外国の方々と日本の国籍を持った人と平等にしたい、これは仰せのとおりでありまして、ただいま検討いたしております。  ただし、いま御発言の中にありましたとおり、内国民も入らない部分がある。そこで、これをどうするか。沖繩のような一つの試練もありますが、こういうことについていま各関係省庁と検討中でございますが、十分考慮して検討いたします。
【次の発言】 御発言のとおり、本年は障害者の年でありますが、これは「ための年」ではなくて「障害者の年」、「フォー」ではなく「オブ」となっております。それは、いま発言された障害者に対する個々の施策より……

第94回国会 予算委員会 第5号(1981/02/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 薬価基準の改定は、現在、経済で一番大事な物価の安定とも非常に影響するわけであります。かつまた、医療の基本にもなる問題でありますから、非常に急いでおります。与野党から非常に督促をされておりますが、ただいま作業を進行中で、できるだけ、遅くとも年度内にはこれを行いたい、こういうつもりで努力をしておるところでございます。  薬価基準の改定と医療費の問題でありますが、これは原則的には関連をさせないということであります。しかし、関連はしないが関係はある、こういうのが正直でありまして、そこで薬価の改定が終われば医療費の問題もそろそろ議題になるかなあということで、各方面の意見を聞いているところ……

第94回国会 予算委員会 第6号(1981/02/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 物価上昇については、いま発言がありましたように、内閣としては全幅の努力をいたしているところであります。  年金のスライドは、大体それに見通しをつけて、ただいま七%引き上げを考えておるところでありますが、今後の物価の変動ではこれがどうなるか、いまのところ、はっきりいたしません。かつ、これに加えてスライドの時期を、本来ならば厚生年金では本年十一月実施を六月に、国民年金は一月を七月に繰り上げて引き上げること等を考慮して、これに対する対応の処置をとるつもりでおります。
【次の発言】 御審議を願っておる予算で、社会福祉行政が切り捨てられて防衛費に回ったとは、私はいささかも考えておりません……

第94回国会 予算委員会 第8号(1981/02/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘のとおりでございまして、根室地区は無医地区がたくさんありまして、僻地中核病院もございません。しかしながら、いま北海道庁ともいろいろ話しておりますが、標津病院、根室病院、どちらにするか別として、医師などの供給の強化を図ればこれらは中核病院になれるあれでございますから、早急にそういう措置をして、僻地医療供給体制をつくることにいたしたいと考えております。

第94回国会 予算委員会 第9号(1981/02/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 ベビーホテルの問題は、昨年の年末に御意見を承ったところであります。自来数カ月間、無届けでありますからなかなか実態の把握が困難でありましたけれども、ようやく何とか把握をし、これに対する見当を関係方面、特に消防庁と厚生省が苦労して見当をつけたようであります。したがいまして、発言した私は楽でありますが、動いた当事者は大変なことでありますから、願わくは苦労をした児童局長に答弁をさせていただきます。
【次の発言】 総理府を中心にした五十年の調査は御承知のとおりでありますから、省略をいたします。ただし、これは御承知のとおり事業量を主体にした調査でありまして、有病率その他、私の所管のものに対……

第94回国会 予算委員会 第10号(1981/02/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 非常にむずかしい御質問でありますが、多分、明治天皇さんのお歌だと思います。
【次の発言】 予算折衝の過程で、閣議で二、三点お願いしたことはございます。しかし、いますでに終わったことでありますし、閣議の発言を堂々と発言することは閣僚としての心構えにあるまじきことと心得ますので、お許しを願いたい。
【次の発言】 予算についていろいろお願いをし、防衛予算についても国務大臣としての所感を述べたことは事実でございます。
【次の発言】 中期展望における社会保障費は、いま御発言のように、五十六年度の制度その他を変化のないものと前提をして、運営等その他についても変化なしという一定の仮定のもとに……

第94回国会 予算委員会 第11号(1981/02/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 薬価の問題についてはしばしば御発言をいただいております。残念ながら、御発言の趣旨は、私もこれを肯定せざるを得ません。  そこで私は、この前の国会でも答弁したと覚えておりますが、第一は、薬価の改定というものは三年間もほうっておくべきものではなくて、少なくとも一年に一回は実施すべきものであり、物価の急激な変動があればそれに応じてやるべきものである。今後はこのようなことがないということを約束いたします。  第二番目には薬価の改定、いま作業を急いでおりまして年度末までにはぜひやりたい、こういうことでやっておりますので、私、不肖でありますが、年度末までは厚生大臣が首になるようなことはない……

第94回国会 予算委員会 第12号(1981/02/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 非常に大事な御発言を聞いたわけでありますが、私もよく承知しておりませんし、当事者の保険局長にきょうは質問の御通知がなかったものですから、いま呼び寄せておる途中でございますから、でき得れば保険局長が来てから質問していただけばありがたいと存じます。
【次の発言】 一言申させていただきます。  いま発言されました事件は、だんだん聞いているうちに、週刊誌に出た問題と絡んでおるということがわかってまいりました。支払い基金の審査については、御発言のとおり、いろいろやっておりますが、実際問題は一枚のレセプトを一秒か二秒で見なければならぬということで、これではなかなか取り締まる方が取り締まれな……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/02/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘の問題は非常に大事な問題で、かつ深刻な問題であります。各種の要素を含んで非常に困難ではありますが、しかしこの問題を解決することがこれから端を発するすべての社会問題に影響していくと考えております。  ベビーホテルが繁盛いたしましたのはいろいろありますが、大方三つに分けて、一つは、育児に対する母親の考え方が非常に近代的になってきた。そこで金と時間に余裕のある方、こういう方方が旅行だとかあるいはいろいろな仕事の場合に使われる高級ホテルに設けられたベビーホテル、それから上中下というのはおかしゅうございますが、中間的な方でいろいろな冠婚葬祭、旅行のときに親戚、友人に預けていかれる、……

第94回国会 予算委員会 第14号(1981/02/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 懇談会は終始熱心にやられまして、私も特別に出ていって、いろいろお願いをしたことはございますが、厚生省としては、この懇談会の答申を尊重してなるべくそういう方向で努力をしたいと考えております。
【次の発言】 基本懇の御意見は、御発言のとおりに、広い意味で国家補償の見地に立つべきであると主張しながら、また、立つべきものとしても、その具体的内容は、結局は被爆者の福祉増進を図るところをねらいとするものであると指摘をしております。  そこで、現行法がございまするが、基本懇の意見においては、現行施策については一応評価がなされておりますので、これを基本にして基本懇談会の方針が通ずるようにしたい……

第94回国会 予算委員会 第15号(1981/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 薬価改定その他の問題について阿部先生から前の国会でいろいろ質問があり、意見を述べられておることを承知いたしております。第一に薬価改定が非常におくれております。これは一年に一回は必ずやるべきものであるが、三年間もやられてない。これが第一に非常に遺憾に思っておるところでありまして、鋭意作業を進めておりますが、年度内にはやるという目標でやっております。  なお、先々般の国会で先生の御質問に厚生大臣が答えました審議会の調査の結果、この報告がされてないということを正直に言ってけさ承ったわけでありますが、その経緯は事務当局から一応聞いていただいて、それで御不満であれば私から改めてまた今後の……

第94回国会 予算委員会 第16号(1981/02/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 厚生年金も同じでありますが、御発言の中の八つの公的年金、これが各省でやっておりますので官民格差がだんだん開いてくる、そして理論としては一元化すべきでありながら、実際は一元化の方向に行かない。そこで、これをどうやってどこが責任者になってまとめていくか、これを考えなければならぬ段階だと考えております。  昨日の質問でも出たわけでありますが、率直に言って、山田先生御承知のとおりに、この調整のために閣僚懇談会が設けられておりますが、官房長官がおやりになる閣僚懇談会というのは、各省の意見が合わない場合にこれを調整するということが主体であって、とうてい官房長官の方で、こういう複雑な、しかも……

第94回国会 予算委員会 第18号(1981/02/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御発言のとおりでありまして、総合的な長期の観点からいまおっしゃったような点を緻密に組み立てていく必要があると考えます。
【次の発言】 日本の厚生行政は、その発生と沿革がヨーロッパと違っております。そのために、無理に制度を並べた等の関係もあって、総合的な体系立った制度になってない。その矛盾がいま各所に出てきておる。そこで、いまや理論からでなくて現実から、このままではやっていけないという状態に立ち至っていると思います。  そこで、遅まきで非常な困難もあるし、また過程においてはいろいろ無理があると思いますけれども、これを総合、体系立った、あるいは年金の一元化であるとか、その一元化の前……

第94回国会 予算委員会 第20号(1981/03/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 この問題は、相当長く、数回にわたって御発言をいただいている問題でございます。  経過は御承知でありますから申し上げませんけれども、倒産の直接原因は、この会の最高幹部の一人が勝手に連帯保証人として債券を出した、小切手を出したということから倒産をした。その倒産直前から厚生省は立入検査をしておりますが、問題は、倒産とわかってから、いまおっしゃったようないろいろな、全く詐欺に該当するであろうと思われる事件をやって、そのためにその会の後援者とか名前とかそういうことに、一方では心配しながら、まじめな人がひっかかって借金をつくっているわけであります。  したがいまして、一つはこれの監督をさら……

第95回国会 安全保障特別委員会 第2号(1981/11/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 安全保障についての日米関係は、その根底に、日本と米国の友好とそれから極東の平和を守ろうとするというのが前提でございまして、そういう重大な時期の判断というのはまさに一つの大きなポイントである。しかし仮定でそれをやられて、そういう場合はこうする、こういう場合はこうすると申し上げることは、今後実際にそういう事件が起きたときの一つのハンディになりますから、大臣の答弁は差し控えたいと存じます。
【次の発言】 御発言の中でいろいろ大事な御意見が拝聴されまして、感謝をいたします。  欧州諸国で見られておりまする平和デモ、反核デモ等の諸運動がだんだんと活発になってきております。教会、環境保護団……

第95回国会 外務委員会 第1号(1981/10/15、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 私は、きのう食事、会談、会談を終わってからまた二人きりで話したわけでありますが、両方、話しまして意見が合いましたことは、日本国民がPLOに対していろいろな想像を持っておったわけですが、議長がおいでになって、議長の談話やその他の行動がなかなか配慮されたことであって、国民は非常にいい感じを持ちましたよ、それから、私とあなたは意見がなかなか合わぬと思うけれども、問題は、国民がこうやって迎え、総理、外務大臣がお会いしたということで非常に意味があるのじゃございませんか、こういうことで意見が一致をいたしました。非常に気持ちのいい、率直な議長だと思いました。

第95回国会 外務委員会 第2号(1981/11/11、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 第一に、日米安保条約、日米関係は、日本の外交、安全保障の基軸であることは明確にしておかなければならぬと思います。軍縮、平和、極東の安定を唱えるにつきましても、日米安保というのは基軸であるということが第一であります。  いま御発言されました趣旨は、日米安保というものは片務的なのか双務的なのかということだと思いますが、これは先般の伊東外務大臣のときの答弁を拝見しましたけれども、御承知のとおり、日本は憲法その他の制約がございますから、条約上から言えば、米国が日本の防衛に義務を負っておるということについて、日本はやるべきことは制限されておるわけでありますから、ある意味から言えば片務的だ……

第95回国会 決算委員会 第1号(1981/10/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 昭和五十三年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  歳出予算現額は二千二百四十八億二千四百九十四万円余でありまして、支出済み歳出額は二千二十二億八千九百二十二万円余、翌年度繰越額は百九十七億七千二百七十七万円余、不用額は二十七億六千二百九十五万円余であります。  歳出予算現額の内訳は、歳出予算額二千百六十三億三百二十五万円余、前年度繰越額七十四億二百六十一万円余、予備費使用額十一億一千九百六万円余でありまして、前年度から繰り越したものの内訳は、国際文化団体補助金一億五千七百八十四万円余、経済開発等援助費六十八億八千七百八万円余、在外公館施設費……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第6号(1981/10/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お答えいたします。  防衛庁長官と外務大臣は職務が違います。防衛庁長官は、何かあった場合におくれをとらないように準備するのが防衛庁長官であり、外務大臣は、そういうことが起きないように外国との交際に専念するのが私の仕事でありますから、防衛庁長官と外務大臣は意見が若干食い違うわけでありますが、私は、世界の軍備というものは、逐次、軍備競争による危険の脅威をのけるためにも、水準を下げながら軍縮、兵器制限によって低い水準で力の均衡を図ると同時に、同じ努力を米ソの対話に向けるべきだ、こういう方針でございます。
【次の発言】 お答えをいたします。  政府借款供与の対象はいま御発言のとおりでご……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第7号(1981/10/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お答えをいたします。  まず、中東の方から申し上げます。大体いまごろになりますと、年内は大体総理の行動は決まるわけでありまして、年明けの外遊計画などもそろそろ具体的に話が上ってくるころでございまして、そうしますと、いまのところは中東か中南米ということで大体話があったわけであります。今度私、サダト大統領のお葬式に行って帰ってまいりまして、諸般の情勢からぜひなるべく早い時期に中東においで願いたい、こういうことで、総理もなるほどという御意見のようで、そこでそこらあたりにまず目標を決めて、いつごろ、どこの国に、どういう目的で行くかということは今後検討すべきことだ、こういうのが総理の中東……

第95回国会 予算委員会 第1号(1981/10/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 隣国の友邦たる韓国が新しい発足をして、五カ年計画をいろいろな困難な問題に直面しながら努力しておるところでございます。したがいまして、これに対する経済協力は、わが国の経済協力の基本方針のもとでできるだけの協力はすべきものと考えてはおります。しかしながら、現在非常に大きな開きがありまして、これは額の問題と、一つは、わが国の経済協力は軍事費の肩がわりはできないということは御承知のとおりでございまして、その間の相互の理解がまず必要でございます。やはり正しく理解をし、正しくつき合いをして、お互いがその好意がわかるというように持っていかなければ、これまた一番大事な国でありますから、そういう……


各種会議発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第22回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/07/12、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 御指摘の通りでございまして、移民を飛躍的に推進して参りますのには、過去の移民の実績を考えましても、国と国との協定による責任ある移民を推進することは当然のことでございます。しかしながら一例をブラジルにとりましても、日本移民の障害というものは多々ございまして、その一番大きな障害は、かつてのわれわれの責任もございますが、日本人が戦前のごとく軍国主義的な考え方によって、日本人が組織的に日本人の勢力を自分の国に浸透するのではないか、あるいは移民をした日本人の人々が集団を作って、日本人村というか、日本人部落を作るというような点などが、いたく相手国を刺戟をいたしておりまして、為政者との間にい……

第22回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1955/06/03、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 外務省所管の昭和三十年度の予算について、大要を御説明いたします。  予算総額は五十八億三千三十六万円で、これを大別いたしますと、外務本省二十二億一千六百七万八千円、在外公館三十六億一千四百二十二万八千円であります。その内容について御説明いたします。  第一、外務本省一般行政に必要な経費五億九千九百九十万円は、外務省設置法に定める本省内部部局及び付属機関の一般事務を処理するための職員千二百四十一名の人件費及び物件費等でございまして、前年度に比し三千百九十五万三千円の増加となりますが、そのおもなるものは事務量の増加に伴う職員及び事務費等の増加によるものであります。  第二、外務行政……

第24回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1955/12/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田小委員長 ただいまから議院運営委員会図書館運営小委員会を開会いたします。  国立国会図書館法第十三条の規定によりまして、去る二十日、国立国会図書館連絡調整委員会より議院運営委員会あて行政・司法各部門支部図書館の充実に関し勧告が参っておりますので、これについて御協議を願いたいと思います。勧告案はただいまお手元に配付してございますが、この際まず金森図書館長より御意見を承わることといたします。
【次の発言】 ただいまより懇談会に移ります。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは懇談会を閉じます。  ただいまの懇談中、本件勧告に関し、次のような決議案文がまとまりましたので、一応朗読いたし……

第24回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号(1956/03/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田小委員長 それでは開会いたします。  きょうお集まり願いましたのは、去る二十日に、国会図書館長金森徳次郎君より議院運営委員長椎熊三郎君にあてて、規程制定の承認を求める件として、ただいまお手元に配付いたしてありまする二つの規程案の承認を求めて参りましたので、これについて御協議を願うとともに、これと関連ある法律の改正案起草について御相談いただくわけであります。まずこれらの諸点につきまして、図書館側の説明を願います。
【次の発言】 何か御発言はございませんか。
【次の発言】 何かほかにございませんか。
【次の発言】 ほかに何かございませんか。――それでは国立国会図書館組織規程の一部を改正する規……

第24回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第3号(1956/05/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田小委員長 これより開会いたします。  国会図書館長より発言を求められておりますから、これを許します。金森徳次郎君。
【次の発言】 館長の説明がありましたが、補足説明がありましたら許します。
【次の発言】 ただいまの報告に対して御質疑がございますか。
【次の発言】 ほかに御質問がございますか。
【次の発言】 ちょっと速記を中止して下さい。
【次の発言】 速記を始めて。  本日の図書館側の報告はこれを了承し、国立国会図書館法第十一条による図書館側の経過に関する館長の報告の一部ということにいたしまして、追って残余の報告がありました際、一括して取り扱うことにいたしたいと思いますが、いかがでしょう……

第24回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第4号(1956/05/30、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。  本日は、国立国会図書館法第十一条の規定によりまして、図書館の経過に関する館長の報告を聴取し、これを審査することといたします。まず金森館長の報告を願います。
【次の発言】 以上で館長の報告は終りましたが、何か御質疑がございますか。――ただいまの館長の報告を了承することとし、これを議院運営委員会に報告するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってそのように決しました。
【次の発言】 次に規程改正について御協議願います。まず図書館側の説明を求めます。
【次の発言】 何か御発言はございませんか。――内容的には、事務……

第26回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1957/01/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田小委員長 これから図書館運営小委員会を開会いたします。  本日は昭和三十二年度の国立国会図書館の予算について図書館当局の説明を聴取いたします。図書館長金森徳次郎君。
【次の発言】 何かただいまの図書館長の説明に御意見はございませんか。
【次の発言】 図書館関係の予算の折衝については、当初の予算の第一次要求の際にも、その後の折衝、第一次査定等についても、逐次報告を受けております。なお例年の例に従いまして、私としては、各関係方面に折衝もいたしております。ただ例のことでございますが、参議院と衆議院の方が少し違っております。参議院は、議連全般でこれを審議しておりますし、衆議院の方では、小委員会を……


28期(1958/05/22〜)

第30回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1958/10/29、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の国民健康保険法案及び国民健康保険法施行法案並びに第二十九回国会に払出されました滝井義高君外十三名提出の国民健康保険法の一部を改正する法律案の三法案について公聴会を開会いたします。  御出席の公述人は全国町村会会長山本力蔵君、新潟県高田市長川澄農治君、神奈川県小田原市長鈴木十郎君、日本医師会常任理事蓮田茂君、日本歯科医師会専務理事鹿島俊雄君、日本薬剤師協会理事水野睦郎君、早稲田大学教授末高信君、大阪市立大学教授近藤文二君、以上の各位であります。  この際、公述人各位に一言ごあいさつ申し上げます。本日は御多用中にもかかわらず、当公聴会に公述人とし……

第30回国会 地方行政委員会法務委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1958/10/31、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 多賀谷真稔君。

第31回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1959/03/11、28期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の国民年金法案並びに八木一男君外十四名提出の国民年金法案、及び国民年金法の施行及び国民年金と他の年金等との調整に関する法律案の三案について公聴会を開会いたします。  御出席の公述人は、都立大学教授磯村英一君、川口市長大野元英君、全日本労働組合会議福祉対策副部長小笠原文三君、国井年金制度研究所長国井園長君、評論家田中寿美子君、全国未亡人団体協議会会長中村発子君、全日本農民組合中央常任委員、日本農民組合長野県連合会長平等文成君、以上の各位であります。  この際、公述人各位に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は御多用中にもかかわらず、当公聴会に公述……


29期(1960/11/20〜)

第40回国会 地方行政委員会文教委員会連合審査会 第1号(1962/04/30、29期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長 小林信一君。
【次の発言】 了承いたしました。
【次の発言】 地方行政委員会、文教委員会連合審査会はこれにて終了いたします。    午後一時四分散会


31期(1967/01/29〜)

第58回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1968/03/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 昭和四十三年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算案の概要について御説明申し上げます。  厚生行政につきましては、日ごろ各位の御協力をいただき、逐年予算の増額を見、厚生行政の進展がはかられつつありますことはまことに喜ばしいことでありまして、この際あらためて厚く御礼を申し上げたいと存じます。  さて、昭和四十三年度厚生省所管一般会計予算における総額は、七千六百八十六億七千五百四十一万六千円であります。  以下、詳細については印刷をもって申し上げます。
【次の発言】 御指摘のとおりに日本の社会保障制度が水準が低いこと、なおまた各社会福祉保障の制度が必要に迫られて個々に出てきたという関……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1968/03/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御指摘のとおりでございまして、ただいま改定の要求をしておりまするが、ただいままでの計算の基礎については、局長からお答えいたさせます。
【次の発言】 各県の防災計画等も、さらに県と連絡いたしまして、財政当局とも相談をいたします。
【次の発言】 医師と看護婦の充足は、何ものにも優先してやらなければならぬと思いますが、やはり一番大事な点は、医師、看護婦の特殊技術に対する処遇の改善をしなければ、いまの人事院の給料の中の体系ではなかなかうまくいかぬと思います。したがって、これは人事院と一ぺんよく相談をしてみて、思い切った待遇の改善をしなければならないのではないか。これが基本問題であって、……


34期(1976/12/05〜)

第84回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1978/03/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 昭和五十三年度外務省所管一般会計予算の概要について御説明申し上げます。  同予算の総額は、二千四十五億八千六百二十三万七千円でありまして、これを昭和五十二年度予算一千七百七十六億五千九百九十八万八千円と比較いたしますと、二百六十九億二千六百二十四万九千円の増加となり、一五・二%の増加率を示しております。  申し上げるまでもなく相互依存関係をますます深めつつある今日の国際社会において、外交は国民生活に密接に結びついております。このことは一九七〇年代前半に起きた石油危機を契機とする世界経済の混乱、二百海里時代の到来、多極化しつつある国際政治情勢等、現下の国際的諸問題のいずれをとって……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1979/02/27、34期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 昭和五十四年度外務省所管一般会計予算の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は二千四百二十一億七千八十六万円でありまして、これを昭和五十三年度予算二千四十五億八千六百二十三万七千円と比較いたしますと、実額にして三百七十五億八千四百六十二万三千円、伸び率にして一八・四%の増加となっております。  外務省予算の伸びの大宗は、経済協力費の伸びによって占められております。先般の外交演説でも述べましたとおり、南北間の著しい経済格差は世界経済の安定的拡大にとっての障害であり、また、政治的な不安定要因でもありますが、わが国としては、この南北問題の解決のための国際的努力を成功に導……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 運輸委員会地方行政委員会社会労働委員会環境委員会連合審査会 第1号(1981/04/15、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 お答えをいたします。  特に大都市圏においては廃棄物の増大、これの処理空間がないということで非常に悩んでおりますので、これは一つのよき方法であると考えております。
【次の発言】 廃棄物の最終処理というか、活用というのが主であって、港湾整備は一つの手段であると考えております。
【次の発言】 問題はいろいろあると思いますが、関係方面によく御理解を願い、そして関係省、特に運輸省、厚生省が一体となってやればその成果は上がるものと見ております。
【次の発言】 御発言、きわめて大事な問題であり、しかも起こりがちな問題でありますから、これに対する対応策を十分考えて努力をいたします。

第94回国会 外務委員会内閣委員会安全保障特別委員会連合審査会 第1号(1981/05/29、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 御発言の中にもありましたが、非核三原則が打ち出され、これは日本が内々に決めたわけではなくて、国会の決議もあり、かつまた事あるごとに諸外国に向かって声明をいたしております。国連総会等においても、非核三原則を堅持するということを私自身の口から言っているわけであります。  そこで、今度の事件が起きて、アメリカを代表する駐日大使マンスフィールド氏が私と会った際、私が照会するに先立って、向こうの方から、ライシャワー発言を前提として、この問題はアメリカはいままでどおりに理解しておるからそれで結構であると言われたわけでありますから、これをことさらに事改めて問いただす必要はない、こう思うのが私……

第94回国会 法務委員会外務委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1981/05/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 この問題は、台湾のみならず、ほかのところにもあるわけでありまして、新しい出発をする日本がアジアの国々に向かって信頼をされるのは、その後始末が第一歩だと私は考えております。ところが、特にこの台湾の方がむずかしいのは、これは二国間の相談で決まることでありますが、台湾とは外交関係が切れておりまして、中国の方と中国の一部であると言われている台湾の方との話し合いもまだつかない。こういう谷間にある問題でありますけれども、これは総理府などと相談をして何かいい方法を考えなければ、このままでほうっておいては日本人としての誇りと信頼をなくするということで、非常に心配をしておるところでございます。

第94回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1981/02/28、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 昭和五十六年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算案の概要について御説明申し上げます。  昭和五十六年度厚生省所管一般会計予算の総額は八兆七千六百四十二億円余でありまして、これを昭和五十五年度当初予算額八兆一千四百九十四億円余と比較いたしますと六千百四十七億円余の増額、七・五%の増加となっており、国の一般会計予算総額に対し一八・七%の割合を占めております。  明年度予算は御承知のとおり、厳しい財政事情のもとに編成されたものでありますが、厚生省予算は、各方面の絶大な御理解と御協力によりまして、必要な施策については所要の予算措置を講じることができ、これにより国民福祉の増進が確保された……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1981/03/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 同和地区の診療所の問題は、全国で三十カ所くらい、御指摘のとおりまだまだ不十分でございます。したがいまして、事務当局が答えましたとおりに、これは僻地診療あるいはその他の診療の面でカバーするようにやっておりますけれども、今後とも関係市町村とよく相談をして鋭意努力をいたします。
【次の発言】 同和対策特別措置法でありますが、総理大臣がお答えになったとおり、大体夏ごろ明年度の概算要求の時期までに、これをどうやるかという基本的な考え方を、これは所管が総理府でございますから、総理府で検討いたしております。厚生大臣としては、いろいろ問題は解決したようではあるが、入学試験だとかその他少なくとも……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1981/03/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○園田国務大臣 いまの問題は、委員の各位からも非常に強力にお力強いお願い、また地元の強い意見もあり、厚生省の事務当局も大蔵省と非常に熱心に相談してきたところでございます。大体と思いましたが、まだなお大蔵省と厚生省の間の意見がぴたっとしておりませんので、いま御意見の方に従って全力を挙げて財務当局と相談をいたすつもりでございます。
【次の発言】 御発言のとおり、先般鹿児島に参りまして、現地も拝見してまいりましたし、各地域の方々の御意見も聞いてまいりましたが、初めてのことでございますので、地域医療とどのようにうまく調和していくかということは非常に大きな問題であります。この病院は、南九州一帯を中心にし……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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