このページでは畠山重勇衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。畠山重勇衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○畠山(重)委員 東北・北海道班の状況を御報告申します。北海道班の派遣委員としては三宅代議士と自分畠山とでありまして、調査期間は八月十四日から二十六日まででありました。調査官庁、調査事項はおおむね次の通りであります。 すなわち八月十四日、札幌市においては北海道庁。主として公共事業費、国の歳入歳出、道政一般、札幌国税局、国税徴収状況、札幌営林局、国有林野事業特別会計、札幌特別調達局、終戦処理費支出状況、真駒内連合国軍人等の住宅工事の施設。八月十五日、小樽市市役所。主として地方税徴収状況、商工会議所、経済状況一般。八月十六日には旭川税務署、国税徴収状況、徴税意見交換会、さらに営林局においては国有……
○畠山(重)委員 ただいまの法務府の御答弁、十二号は適法であるというような御解釈のようでありまするが、私はこれは適法でないと考えられるのであります。なぜかというと、会計法第二十九条によつて、ごく例外として他に買受人のなかつた場合とか、ごく不利益な場合にのみ随意契約ができるというにもかかわらず、先般の横川長官の説明によりますと、二十五年の一月から三月までの処分は、随意契約が九五%、指名公売が二%、公売が三%と報告しておられます。また立木処分においても、随意契約が九二%、指名が六%、公入札が二%と報告されておる。二十五年度の四月から八月までの随意契約は八四%、指名は三%、公売は一三%。また立木の方……
○畠山(重)委員 ただいま道路局長から、今度道路の修築等に対しては、機械を用いられるというような御意見でありましたが、東北一帶また北海道にわたつては、冬期間ほとんど雪のために自動車が通れない。これに対して、当局が多少の機械をもつて除雪いたしたならば、東北の道路というものの利用面が非常に効率的になると思いますが、これに対して何か建設的な施設をおやりになる御意見があるかどうか。これはもしなかつたならば、東北の国道だけでも常に自動車が通れるようにぜひとも御考慮を願いたい。この機会に特に要望いたして御意見を伺いたいと思います。
○畠山(重)委員 百五十二ページの四四八、病院収入の徴収に当り処置当を得ないもの――この大学病院の徴収決定未済になつておる理由等を、ひとつ御説明を伺わせてもらいたいと思います。
【次の発言】 御説明の共済組合だけの収入未済でございますか、それともまた個人の患者の収入未済等もあられるかどうか。
【次の発言】 保険組合とかいつたのもございますか。
【次の発言】 そうすると、この大学の収入全体から見て、収入未済になつているパーセントは、総額と対比してどんなものでありますか。
【次の発言】 現在持つておられなければ、次会に提出を願いたいと思います。
なお各大学が扱つておるただいまの御説明の健康保険、……
○畠山(重)委員 林野庁の国有林産物の取扱方に関して、ただいま三宅委員から質問がありましたので、私も関連してちよつとお尋ねしてみたいと思うのであります。国有林は、特別会計において、できる限り国損を来さない方針でやつておる。こういうことでありまするが、二四年度の大体の経理において、二十四億か二十五億の損失があるということをかねてお話がありましたが、その経理は不足分をどういうふうに処置なさつておるか、この際ちよつと承りたいと思います。
【次の発言】 この前の委員会において、二十四、五億の収支の不足を来しておる、これを長期借入れにいたすか、何かによつて経理をせなければならないが、特別会計においては長……
○畠山(重)委員 先ほど委員長より、議題外でもこの際下岡検査官に質問を許すということでありましたから、それに従つて下岡検査官にお伺いいたします。国の生産にかかわる産物を処分するにあたつて、どういう場合に五箇年契約をもつて処分することができるか、またその対象は地方団体とかまた個人であつて、さしつかえがあるかないかということを、一言お尋ねいたします。
【次の発言】 国の生産にかかわる産物を特定の人に売り払うにあたつて、五箇年というような予約をすることができ得るかどうかということをお伺いします。
【次の発言】 よく、わかつておらないからあとでということなら、了承いたします。しからば検査官として、五箇……
○畠山(重)委員 私は四六八号に関連して、政府が補助金を与えて国民保險診療所をつくつておる。その診療所がはたしてその目的通りにことごとく使われておるかどうか、もしも使われておらなかつた場合には、どういうお考えでおられるか。私ども聞くところによると、診療所ができてから、あるいはお医者さんの雇入れもできない、また雇い入れてもその経営が成り立たないので、月給も払えない。従つて、場合によつてはその診療所を売り払わなければならぬとか、あるいは村によつては他の方面に使つておるというような実情もあるように伺つております。そうした場合において、どういう処置をせられるのか。政府はここにおいて補助金の申請があつた……
○畠山(重)委員 私は国有林野事業特別会計一般に関して、この際処分について、本日は法制局、大蔵省はお見えになつておりませんから、林野庁並びに会計検査院、両方から御意見を伺いたいと思うのです。 前に二十三年度の特別会計決算審査にあたつて、私は林野庁並びに会計検査院に質問いたしたのでありますが、そのお答えを得ずして今日に至つたのであります。ただ林野庁の佐木業務部長から多少お答えがあつたのみでありまして、林野庁はその生産にかかる産物を、五箇年にわたり予約をして処分をするということは適当であるかどうかということを例をあげて、昨年の委員会において、昭和二十四年の何月かに、秋田営林局において能代の数軒か……
○畠山(重)委員 長崎総裁に伺います。国有鉄道では独立採算制をもつて経営せられていると存じますが、独立採算の考え方からいうと、利用度の高い方向に向つては極力改善をいたし、またいろいろな施設もせられておると思います。しかるに利用度の少い方面になると、どうも閑却せられる傾向が多い。これは公共性を持つた鉄道としては、まことに遺憾だと存じます。今後、採算のとれない路線であつても、鉄道の改良に対して十分促進していただきたいものと考えます。そこで総裁としては、独立採算上どうお考えになつておるか、この機会に伺いたいと思います。
【次の発言】 長崎総裁に伺います。国有鉄道では独立採算制をもつて経営せられている……
○畠山(重)委員 私はこの七三三号に関して、先ほどの大澤局長の説明では、中央石炭販売会社に当時七千幾らの石炭を約束するはずだつたのが、そのうち受渡しが相当できて、残余の二千二百三十三トンがこういう結果になつたという、そのてんまつに対して不明朗な点があるという御説明のように伺いました。そうしますと、先ほど配炭公団の説明者のお話と大分食い違いがあるようですが、その点について、真相をはつきりしていただきたいと思います。
【次の発言】 大澤局長の先ほどの御説明では、私の受けた感じは、当時七千二百余トンを中央石炭株式会社に予約したような意味の御説明のように伺いましたが、その点いかがですか。
○畠山(重)委員 この立木竹の財産状況に関してでありますが、これは林野庁などの持つている竹木あるいは国有鉄道などの持つている竹木を合併せられておる財産でございますか。
【次の発言】 この林野庁の財産は、計算の基礎になつているのは、基本をどこに置いておるものでございますか。国有財産の林野庁の管理に属する竹木の価格は、五年に一ぺんは調査をせられるように伺つておりますが、現在の現われている価格というのは、いつの計算にかかわるものでございますか。
【次の発言】 そうすると、今年の三月さらに計算をいたされる価格は、また別途になるわけでございますか。
○畠山(重)委員 ちよつと伺いますが、七ページの企業用財産のところですが、立木竹の財産の表に「本」と「石」と「束」となつていますが、これは一体どういう内訳になつておるのですか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明によつて、企業用財産として庭木を本で表わしておるとすれば、どういう企業になつておられますか、その点をひとつ御説明を願います。
【次の発言】 官庁等にある並木とかそういつたものであるとすれば、企業財産に見るということは、私ども疑義があると思いますが、行政上の財産にも立竹木財産が載つておることでございますから、いかがなものですか。
○畠山(重)委員 この前の委員会で、立竹木の「本」というのは、庭木ということに御説明があつたのでありまして、これは庭木では、どうも該当しておらぬじやないかしらということを伺つてみましたが、林野庁長官、庭木と解釈してよろしいですか。
【次の発言】 この第九ページの特別会計の欄において、庭木六億三千万本のうちに、二十五年度増として一億五千万本となつておりますし、また一億四千百何本が減としてあります。事庭木に属するようなものの、そうした厖大な増減ということは考えられないように思いまするが、そのおもなる増減についての御説明を願いたいと思います。
○畠山(重)委員 この際会計検査院長にお伺いいたしたいと存じます。昭和二十四年度にも同様な御趣旨の説明がありまして、またさらに二十五年度の本日の御説明でも、不当事実に対する御説明がありましたが、性格としては、会計検査院は何となく事務的にこれを扱つておる感を持つものでございます。従つて、この検査報告は、何ら政府執行機関に対して拘束を與えておるような感じはいたしません。ここにおいて国の法律制度において欠陷があるものとしたならば、会計検査院長は、国民のために毎年かくのごとき状態を繰返すことのないように改めたい所存があられるかどうか。もし改めるものとすれば、いかような方法をとるべきかということについて……
○畠山(重)委員 立竹木の評価にあたつて、林野庁の資料に基くと、評価はいたしても台帳面は訂正しない。これは国有財産法施行令二十五条かによつて、訂正しないことになつておることを発見いたしましたが、この総合評価要領によると、そうした規定もございません。いずれによつて二十七年三月三十一日の評価をせられるのか、御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明で、再評価いたしたものは、参考資料という御答弁のようですが、そういうことですか。
【次の発言】 現在の政令または法律によつては、それ以上のことはできないとすれば、やむを得ませんけれども、少くとも国会の承認を得るということで、しかも五年ご……
○畠山(重)委員 私は、ただいま審議せられておる昭和二十四年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十四年度特別会計歳入歳出決算及び昭和二十四年度政府関係機関収入支出決算について、ただいま自由党より提出されたる動議に対しては反対の、また決算自体に対しては承認すべからずとの討論を、改進党を代表して開陳いたします。 その理由は、昨年の五月から、しばしば本委員会において、政府提出の決算並びに検査院報告の案件について、数回にわたつて質疑応答をいたした結果、政府がこれについて一気に本委員会の承認を求めることは、あまりにも無責任な行為だと私は断定いたします。政府は予算が成立いたしたならば、法規によつてこれを経理執……
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