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阿左美広治 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

阿左美広治[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(議会)歴代TOP1000
943位

25期委員会発言(議会)TOP50
33位
27期各種会議出席(無役)TOP25
17位

このページでは阿左美広治衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。阿左美広治衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 商工委員会 第15号(1949/05/14、24期、民主自由党)

○阿左美委員 それでは事実上の問題として今度は販賣機関ができる。そうしますとたとえば小賣業者や何かに、整理される從業員を吸收するというようなことをお考えになつていると思いますが、事実上大体販賣業者というのは、ほんとうの大手筋の炭鉱が事実上押えてしまうと思いますが、それで一体ほんとうにこれを吸收できるかどうか。そういう点はどういうふうにお考えになつておりますか。

第5回国会 商工委員会 第23号(1949/05/26、24期、民主自由党)

○阿左美委員 ちよつとお伺いいたします。そういたしますと繭、生糸、絹製品、ガラ紡、特紡というものはマル公を撤廃し、現在の統制を廃止するということになりますが、糸の割当はやはり切符制において現在通り行われるわけでありますか。
【次の発言】 そういたしますと、統制を撤廃いたしましても何らそこに自由のないことになると思うのでありまして、切符によつて割当を受けますと、繭量において檢査をするということになりますが、その範囲外には生産はでき得ないということになりますと、現在同様やみ製品の温床をつくるというようなことになると思います。生糸は撤廃をいたしましても割当を制限いたしますと、その範囲においてやるとい……

第5回国会 商工委員会 第24号(1949/05/28、24期、民主自由党)

○阿左美委員 私は繊維調整に関する問題につきまして、お尋ねをいたしたいのであります。長年の間統制に苦しんでおりますところの織物業者も、昨二十七日をもちまして絹織物に対しましては一應統制の解除を受けまして、非常に全國的に業者は喜んでおる次第でありますが、これに反しまして絹、人絹の交織織物がやはり依然として統制から解除を受けませんで、現段階におきましては、今まで通りの統制を受けることになつております。それがために全國の扱い業者は、一齊に交織物に対しましては買入れを中止するという状態に昨日からなつておりますので、一般の業者から電報とかいろいろのものによりまして、これらの問題を善処してもらいたいという……

第5回国会 商工委員会 第26号(1949/07/20、24期、民主自由党)

○阿左美委員 政務次官にお尋ねをいたしますが、絹製品の統制解除におきまして一應業界は混雑さを明るくいたしたのでございますが、いまだ綿、スフ織物を除く他の纎維に関する織物はいずれも消費税が四割課税になつておる。この四割課税がやはり國民の購買力を非常にはばんでおります。これは第五國会当初より各業者からいろいろの陳情ございますし、いろいろまた政府当局の御意見も聞いておつたのでございますが、いまだその運びになつていないのでございます。これは結局大藏当局との関係もございますし、臨時國会の承認を得なければという亡とになると思うのでございますが、政府はこれに対しましていかなるお考えをもつて臨時國会に、お臨み……

第5回国会 商工委員会 第31号(1949/09/01、24期、民主自由党)

○阿左美委員 いろいろと御答弁を伺いまして了解もできましたが、ただ大臣が、この消費税の減税に対しては生産者が一番助かる、扱い者その他はその間に多少の犠牲はあるが、生産者に対しては何らの犠牲はないのじやないか、というただいまの御意見でございましたが、これは少々お考えが違うのではないか。もちろんこれは生産者として根本においては税の軽減、全廃に対しては非常に感謝をしております。これはもとより助かることになりますが、目先の撤廃に対して非常な影響を受けるのは生産者であります。御承知の通り、消費税は消費者の負担ということにはなつておりますが、これは消費者に渡つてからの負担でありまして、現在の税法においては……

第7回国会 通商産業委員会 第22号(1950/03/22、24期、自由党)

○阿左美委員 ただいま御提案になつております中小企業等協同組合法の條文の改正でありますが、私はこの際もう一項改正を必要とするではないか、こういうふうに考えるのであります。しかしこれはいろいろ町村との関係もありますので、そう簡単には行かぬことであろう。こう考えますが、ただいま長官の門脇委員に対する御答弁でも、まだこの法案は施行日も浅いのであるから、全般に対しての改正というようなことは、現在としては考えておらぬ。こういうような御答弁でありますが、私は即刻にこれは改正をする必要があるんじやないか、こう考えます。それは御承知の通り、現在の企業協同組合法は加入脱退は自由であります。また製品検査が自由であ……

第7回国会 通商産業委員会 第29号(1950/04/05、24期、自由党)

○阿左美委員 私は自由党を代表いたしまして本案に賛成の意思を表明いたしたいと存じます。  電源開発と電気事業の復興整備をはかることは、平和日本建設のために一日もゆるがせにできない最大の急務であります。政府はこれを促進するために、従来電気事業に対して復興金融金庫及び米国対日援助見返資金より多額の融資を行つておつたのでありますが、国家資金による融資については、確実な担保をもつてその債権の保全をはかる必要があります。この点本年二月末までにおいて、前後二回にわたりまして融資された対日見返資金については、担保として物上担保を付する旨を條件とされておつたのであります。しかしながら電気事業は公共事業であつて……

第8回国会 通商産業委員会 第10号(1950/07/29、24期、自由党)

○阿左美委員 纎維局長にちよつとお伺いしたいのであります。現在纎維関係におきまして、原料にいたしましても、製品にいたしましても、非常な暴騰を続けておりますので、この段階におきましては、再統制なさる意思があるかないか。なさるといたしますれば、いかなる方法においてこれをおやりになりますか。お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 梳毛糸その他に対しまして勧告価格が出ておりますが、この勧告価格というものは、いかなるものでありますか、もし業者がこれを守らない場合には、いかなる処罰があるか、どういう御処置になるものか、お伺いいたしたいと思います。

第8回国会 通商産業委員会 第12号(1950/09/27、24期、自由党)

○阿左美委員 暴利取締りの実施にあたりましては、きわめてこれはむずかしいことと存じます。政府におかれましては物価の再統制をする御意思があるか、まずそれをお伺いしておきます。
【次の発言】 聞くところによりますと、物価庁におきましては、ただいま指示価格を研究なされておると聞いておりますが、指示価格を研究いたしまして、これを発表する手配になつておりますか、それをお伺いいたします。
【次の発言】 この暴利取締りということに対しましては、その限界がきわめてむずかしいと思うのでありまして、どこが暴利になるか、どこまでが暴利にならぬかという線は、これは非常にむずかしい問題でありまして、再統制をいたしまして……

第8回国会 通商産業委員会 第20号(1950/11/17、24期、自由党)

○阿左美委員 私二、三質問を申し上げたいと思いますが、まだ安本関係のお方がお見えになつておりませんので、それはあとまわしにいたしまして、まず昨日の本委員会におきまして、肥料の輸出に関する同僚議員の質問に対しまして、首藤政務次官は、肥料の合理的増産によつて、生産原価を下げることは、それだけ消費者の価格を引下げ得ることになる、また国内需要に対する過剩生産分を輸出し得ることとなる、しかも輸出価格が割高であるため、その方の利潤をまわすことによつて、国内消費者の価格を引下げ得ることにもなる。かたがた一挙両得であるというような御説明がありました。このことはまことに望ましいことであり、可能性もある。しかしな……

第9回国会 通商産業委員会 第3号(1950/11/29、24期、自由党)

○阿左美委員 ただいまの中村委員の御質問に関連いたしまして第十三條の補償金の点につきまして二、三質問をいたしたいと思います。従来まで石灰石等は法定鉱物でないために、石灰石等を採掘する場合は、土地の所有者と一定の契約に基きまして採掘いたした例が多かつたのでありますが、今度鉱業法の改正によりまして新たに石灰石は法定鉱物に追加されたため、従来のような制限はなく、自由に採掘いたしてもよろしいようになりまして、今後は鉱業法に基きまして国家の保護により採掘せられることは、石灰石等の重要性よりしましてきわめて時宜を得たことと思いますが、一方これらの追加鉱物を産出させた土地の所有者の立場から考えますと、十分考……

第10回国会 通商産業委員会 第2号(1950/12/16、24期、自由党)

○阿左美委員 同僚議員よりいろいろ質問をせられまして、大体質問は尽きておるようにも考えますが、私は聞いたわけではない、体験者でございますから、専門的に簡単に質問申し上げます。協同組合に対しまして貸出し総額は現在いかほどありますか、佐藤さんにお伺いいたします。
【次の発言】 御承知の通り、中小業者は中金を中心にして金融を現在でも受けておるが、今後も受けなけばならぬと思うのでありますが、先ほど同僚議員からも申しました通り、実際の問題になりますと、その融資を受けるということが非常に困難な状態で、やはりベースに乗るものという条件がついて来る。そのベースに乗るものということになると、いずれの方から見まし……

第10回国会 通商産業委員会 第3号(1951/01/30、24期、自由党)

○阿左美委員 大分御熱心なる御質問がありましたので、非常に時間も経過しておりますが、私の質問も大体神田委員からの質問に盡きているのでありまして、時間の関係上私の質問は省略させていただきますが、ただ一言お伺いをいたしたいと思います。  電源開発でございますが、この電源開発の計画の中に、県営の総合開発計画というものがこの計画のうちに含まれているかどうか、もし含まれておらぬといたしますれば、これはどう御処置なさるか、そのお考えを承りたい。
【次の発言】 この県営の総合開発は非常に公益事業委員会の御好意がなければむずかしいのではないか、いろいろの関係から見まして、建設省とか、農林省とかいうような方面に……

第10回国会 通商産業委員会 第5号(1951/02/01、24期、自由党)

○阿左美委員 大体におきまして昨日同僚議員より質疑をかわされまして、私も了承することができたのでありますが、若干お伺いいたしたいことが残つておりますので、二、二質問もいたす次第であります。  第一に染料の輸入の関税についてお伺いをいたしたいのでありまするが、現行法によりますると、従量課税になつておりまして、百斤当り約二百円程度ではないかと思います。染料の価格に対しまして約一〇%くらいになつておるのでありまするが、ただいまの政府におきましては、これを従価税に改める、税率は二五%ないし三〇%の予定のように聞いておりますが、染料製造業者から言わせますと、これを三〇%ないし四〇%の課税を必要といたして……

第12回国会 通商産業委員会 第7号(1951/11/14、24期、自由党)

○阿左美委員 私は午前中の大蔵委員会との連合審査におきまして、またただいまの同僚議員の質疑応答によりまして大体は了承することができましたが、ただ一言お尋ねをいたしたいと思うのであります。何と申しましてもわが国の中小企業者というものは、もとより弱い団体でありますから、これを強めるのには、お互いに団結する以外に道はないと考えるのでございます。今回の改正法によりますと、一応わくを広げられましたことはまことにけつこうなことでございまして、組合の構成員まで貸出しの対象になることには一応私も同意をする次第でありますが、ただこの改正法によつて、あるいはその親心に反するような結果が生れるのではないかということ……

第13回国会 通商産業委員会 第1号(1951/12/11、24期、自由党)

○阿左美委員 同僚委員の質問によりまして大体了承することができたのでございますが、ただ一つの提案者にお伺いをいたしたいのでございます。第二條の事業者の定義でありますが、このうちに繊維業者を具体的に表わしてありません。これはその他政令に定める事業者のうちに含まれておりますのですか、お伺いいたします。
【次の発言】 御説明によりまして、工業のうちに含まれておるということでありますれば、別段異議もないのでございますが、繊維機械はこれらの業種のうちにおきましても最も重要なる産業の設備だと考えます。今後わが国が輸出を振興せしむることは、国家経済のもとにおきまして最も必要なことでありまして、繊維製品の輸出……

第13回国会 通商産業委員会 第3号(1951/12/14、24期、自由党)

○阿左美委員 ただいま同僚議員からいろいろな御意見、御質問がございましたが、私もやはり同一の意見を持つものであります。またその質問も同じようなことを繰返すかも存じませんが、ただ私どもの見ております見方と政府当局の見方には、多少の見方に相違があるのではないか、こういうふうに考えてわります。まず一般の財界は非常に深刻であるというふうに私どもは申し上げたいのです。非常に内容も悪いし、また経営も拙劣である、こういう倒産者はある程度やむを得ないのだというようなことを言つておりましたが、最近の倒産者は非常に信用も厚いし、また内容も比較的充実しておつて、経営も堅実であつたというような商社が現在倒産をしており……

第13回国会 通商産業委員会 第12号(1952/03/05、24期、自由党)

○阿左美委員 私は繊維関係について当局に質問いたしたいと思うのでありますが、大体において輸出関係はあとまわしにして、国内関係におきます絹、人絹の業者関係から一般的に質問をいたしたいと思います。御承知の通り、最近の繊維業者は最悪な状態に追い込まれまして、その事業は経営困難な立場にあるのであります。その原因を研究いたしますと、決してこれは簡單な問題でないと思うのであります。希望のない経営を今日やつておるような状態でありまして單に一時的の資金の融通をすれば解決するという問題ではないのではないか。これは相当掘り下げてわが国繊維業界のために施策を講ずる必要があると確信をするのであります。その原因は決して……

第13回国会 通商産業委員会 第16号(1952/03/19、24期、自由党)

○阿左美委員 私は繊維関係について大蔵大臣に御質問を申し上げる次第であります。現在新聞紙上にも報道してあります通り、繊維関係は資金的に非常に行き諾まつておるのは御承知の通りの次第でございます。これは決して今日にその源を発したのではございませんので、御承知の通り中小企業は戦争中全部転廃をいたしまして、現在の業者は全部これは復元者であります。その復元者はもとよりその手元資金というものがないのが当然でございますので、その当時復元する時代には設備資金というものは融資は受けられなかつた。やむを得ずやはり業者は運転資金の名におきまして市中銀行あるいはその他から融資を受けまして、それによりまして設備を完成い……

第13回国会 通商産業委員会 第42号(1952/05/28、24期、自由党)

○阿左美委員 この輸出取引法案につきまして一、二簡單にお尋ねをいたしたいと思います。  第一に輸出業者はその価格、品質、数量について協定することになつておりますが、これは生産者に最も深い関係があることでありますから、この輸出取引審議会には、必ず生産者側からその委員を任命することが妥当だと考えておりますが、政府はいかにお考えになつておりますか、お伺いをいたします。
【次の発言】 次に、この検査の問題でありますが、輸出商社のみが一方的に製品の検査をすることは、事業によりましては妥当でないのではないかと考えます。絹織物等は国営検査と協会の検査機関が現在ありまして、これらは第三者的の立場から公平な検査……

第13回国会 通商産業委員会 第53号(1952/06/13、24期、自由党)

○阿左美委員 私は提案者の一員といたしまして別段質問をする事柄もないのでありますが、ただ一言振興部長に確かめておきたいと存じますのは、第十五條に「調整組合は、左に掲げる事業を行うことができる。一、組合員が生産(製造又は加工をいう。)をする指定業種に係る製品の生産数量若しくは出荷数量又はその生産設備に関する制限、組合員の事業(指定業種にかかるものに限る)の経営合理化に関する指導及びあつせん、次は組合員に対する生産調整及び経営の合理化のための資金の貸付並びに組合員のためにする借入れ」こういう條項があり、また二十四條に連合会の事業として、「連合会は、左に掲げる事業を行うことができ、る。一、会員たる調……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 図書館運営委員会 第1号(1952/11/08、25期、自由党)【議会役職】

○阿左美委員長 これより会議を開きます。  議事に入る前に一言ごあいさつを申し上げます。このたび、はからずも私が本委員長の職につくことになりました。何分にも不敏、不徳の者でありますが、幸いに委員各位の御協力を得まして、その重責を果して行きたいと存じております。何とぞよろしく御支援のほどをお願いいたします。(拍手)  これより理事の選を行いたいと思います。
【次の発言】 江崎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて水谷昇君を理事に指名いたします。  次会は公報をもつてお知らせいたすことにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。     午前十一時四十一分散会

第15回国会 図書館運営委員会 第2号(1952/11/24、25期、自由党)【議会役職】

○阿左美委員長 これより会議を開きます。  国立国会図書館法第二十八条の規定により、昭和二十七年度の国会図書館の補正予算が本委員会に提出になつておりますので、これを議題といたしまして審議を進めます。まず図書館長の説明を求めます。金森図書館長。
【次の発言】 ただいまの御説明に対し何か御質疑はありませんか。
【次の発言】 ほかに御発言はありませんか。
【次の発言】 お諮りをいたします。昭和二十七年度の国会図書館の補正予算につきましては、勧告を付さないので、議長のもとに送付するに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認めます。よつてさよう決しました。  次会は公報をもつてお知らせす……

第15回国会 図書館運営委員会 第3号(1952/12/05、25期、自由党)【議会役職】

○阿左美委員長 これより会議を開きます。  国会図書館長よりそれぞれ事後承認及び承認を求めるため、国立国会図書館組織規程の一部を改正する規程及び国立国会図書館組織規程の一部を改正する規程案が本委員会に提出されておりますので、これを一括して議題といたします。まず図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 ただいまの御説明に対しまして御質疑はありませんか。
【次の発言】 別に御発言がなければ八月一日に施行されました国立国会図書館組織規程の一部を改正する規程についてお諮りをいたします。本件に事後の承認を与えるに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてさよう決定をいたします。 ……

第15回国会 図書館運営委員会 第4号(1952/12/24、25期、自由党)【議会役職】

○阿左美委員長 これより会議を開きます。  まず国会図書館庁舎の建築計画に関する件について御協議をいたします。図書館の本庁舎の建築問題が年末の懸案でありますことは申すまでもありません。最近におきましては、先月末委員会の懇談会において、明年度の予算要求事項に関連いたしまして、この問題に関する図書館当局の意向を聴取し、その計画の推進方を要望いたしまして、次いで本月五日には両院の図書館運営委員会の合同打合会におきまして、敷地に関し大蔵当局の係官の出張を求め、その意見をもただした後、旧ドイつ大使館跡を使用すべきである旨の申合せを行い、また委員各位よりは、最初理想案を掲げて、漸次それを実現する方向に持つ……

第15回国会 図書館運営委員会 第5号(1953/01/31、25期、自由党)【議会役職】

○阿左美委員長 これより会議を開きます。  国会図書館より昭和二十八年度国立国会図書館予定経費の要求書が提出されておりますので、まずこれを議題といたします。図書館長の説明を求めます。金森図書館長。
【次の発言】 ただいまの説明に対し御質疑はありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よつてさよう決しました。
【次の発言】 次に、国立国会図書館法第二十六条に規定する金銭の取扱規程案について承認を求めるの件及び国立国会図書館法第二十六条の規定に基き、金銭の寄贈を受けるについて承認を求めるの件を一括議題に供します。図書館長の説明を求めます。金森図書館長。


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 商工委員会 第20号(1955/06/02、27期、日本民主党)

○阿左美委員 最近の新聞紙上に掲載されておりますが、綿業界の非常な不況によりましてストックの五十万コリのうち十万コリを買い上げるというような記事が出ております。これは実際に政府はそういうふうにやりなさるのか一応お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 私は、ただいまもいろいろと質疑のうちにもありました通り、通商貿易は非常にむずかしいものでありまして、必ずしもそういう買い上げましたことが一がいによいか悪いかということも非常に疑問の点があると思うので、これはよく御研究の上に一つおやり願いたいことを希望いたします。

第22回国会 商工委員会 第25号(1955/06/15、27期、日本民主党)

○阿左美委員 大臣にお伺いをいたしますが、何と申しましても中小企業は協同組合法を強化いたしまして、この力によりまして運営いたさなければならぬと考えるのでございまして、組合法の強化ということが中小企業にとりましては最も必要であると信ずるのでございます。現在の協同組合法から申しますと、その運営を全からしむる上において非常な支障があるのでございます。第一、加入脱退が自由でございます。こういうようなことは、この面から申しますと、民主主義の上からいっても非常にけっこうなことでありますが、おそらく青天井におきまして、自由の世の中で、すべてのことが成り立つはずはないと思うのでございます。ある程度の制約は必要……

第23回国会 商工委員会 第4号(1955/12/09、27期、自由民主党)

○阿左美委員 私は中小企業金融公庫が代理店を持って融資を運営するというところにそもそもいろいろの手違いが起るのだと思うのであります。公庫自体の性格において貸し出しをするというところにやはり意義があるのでございます。こういうような代理店があるのであります。個人と銀行との取引の間の決済をするために公庫を利用してその手続きをとりまして、その公庫から借り入れたところの資金は銀行に返還しろというような一つの条件のもとに扱っておるというのが間々あるのです。これらは熱意を欠くとか欠かぬとかというよりも、非常な悪質だと思うのです。こういうような制度はやはり公庫の制度というものを無視しておるのじゃないか、こうい……

第23回国会 商工委員会 第6号(1955/12/14、27期、自由民主党)

○阿左美委員 私は繊維局長に対してお尋ねをいたしますが、現在の繊維産業はわが国の中小企業として最も不振に陥っておるのでございまして、国民の衣料計画と比較いたしまして、現在のこの生産設備が過剰しておるということは事実でございます。大体におきまして登録台数が二十余万台ございます。これを総合して計算をいたしてみますと、大体におきまして五万台以上は過剰しておる。この過剰設備をいかにするかということが現在の業界の悩みでございます。これに対しまして現在繊維局では何かお考えになっておるように聞いておりますが、お差しつかえがなかったらばその内容をちょっとお聞かせを願いたいと思います。

第23回国会 商工委員会 第8号(1955/12/16、27期、自由民主党)

○阿左美委員 時間もあり一ませんから、私は二、三簡単に大臣にお伺いをいたしたいと思うのであります。  繊維関係についてお伺いをいたしたいのでございますが、最近繊維総合対策審議会におきまして、どうやら意見がまとまったようでございます。御承知の通り現在繊維は設備が過剰でありまして、いわゆる中小企業で現在繊維に従事しておる多数の人たちは、非常に不況のどん底にあるのでございまして、どうしてもこれは設備の整理をいたす必要がある、こういうふうに審議会でも認めておるようであります。大体において登録台数は二十万余台ありまして、そのうち五万台以上は、これを過剰設備として整理しなければならぬ、こういうことを業界も……

第24回国会 商工委員会 第2号(1956/01/13、27期、自由民主党)

○阿左美委員 大体私が質問いたしたいと思うことに対しましては、首藤委員その他の方から御質問がありまして、了解はできたのでありますが、二、三お尋ねをいたしたいと思うのであります。わが国の経済の基礎は一にも二にも輸出振興である、こういうことを今日まで言って参っておるのでありまして、業者はやはりその指導によりまして輸出振興に邁進をして参ったのであります。しかるに今回この綿製品に対しまして輸入の制限というようなことになりますと、これは単なる綿製品を作る業者のみならず、今後輸出業者全体に非常な悪影響を与えることになると思うのでございます。政府の指導によりましていろいろな犠牲を払いまして輸出が順調に進みつ……

第24回国会 商工委員会 第12号(1956/03/06、27期、自由民主党)

○阿左美委員 私、ちょうど大臣がお見えになっておりますので、二、三大臣に質問をいたしたいと思います。  私は中小企業に対しては、かねがねからいろいろの施策も考えているのですが、中小企業に対する対策というものは、実際にこれを実行せんとすると、なかなかむずかしいのであります。結論においては、なかなかその施策が見出せないということになるのでありまして、結局は、中小企業に対してはその運営資金をたやすく出してやる、またその利息を安く使わせるという以外には、どうも中小企業に対する振興対策はないと私は思うのであります。そういう点から考えてみますと、中小企業に対する運転資金をもう少し容易にこれを扱うようなこと……

第24回国会 商工委員会 第27号(1956/04/04、27期、自由民主党)

○阿左美委員 一つ簡単にお伺いいたしますが、秩父二瀬ダム、あれは国営で、発電所は県営でやることになっておりますが、この法案の適用を受けることになるのですか。
【次の発言】 この計画は県営で、発電所を作りますのみならず、土地改良をすることになっておる。これは非常に大きな計画でございまして、それで受益者負担ということになりますと、土地改良というような方面も、ダムを利用してやるということになりますれば、これも受益者負担ということはいたさなければならぬということになりますか。

第24回国会 商工委員会 第40号(1956/04/26、27期、自由民主党)

○阿左美委員 この繊維工業設備臨時措置法案に対しましては、業界におきましても非常に賛成しておりますし、私どもも適切な法案と考えまして賛成をいたしておるのであります。しかしながらこの法案の裏づけを見ますといかにも貧弱でございまして、この予算の範囲内において果して業界が救われるかどうかということにきわめて疑問を持つものでございます。御承知の通り繊維工業者は、戦争中、国の要請によりまして全部設備を供出したのでございます。戦後、現在の設備は一切その自己資金においてその設備をいたしたのでございます。そして戦前に供出した設備については、国から特殊預金をもらいまして、その特殊預金は五万円で打ち切られてあるの……

第24回国会 商工委員会 第46号(1956/05/10、27期、自由民主党)

○阿左美委員 私は、本法案はわが国の繊維工業に対する輸出振興、中小企業の安定のためにとられた処置でありまして、通産省の施策といたしましては従来繊維工業、なかんずく中小企業の対策といたしましてきわめて時宜を得た、政府といたしましては近ごろ珍しいヒットと言わざるを得ないのでありまして、これに対しましては心から敬意を表する次第でございます。しかしながら御承知のごとくわが国の繊維工業の特色は、その最終製品の生産者はすべて中小企業をもって占められておりまして、しかもその製品の大半が輸出品であります。わが国の経済上に占める地位は高く、かつ重要であります。この法案の実施によって現状より一歩前進することは認め……

第24回国会 商工委員会 第54号(1956/05/22、27期、自由民主党)

○阿左美委員 私は自由民主党を代表いたしまして、繊維工業設備臨時措置法案に対し、修正部分を除く原案及び修正案に賛成の討論をいたすものであります。  本法案は、今まで十数回にわたって当委員会で討議され、また過日は関係業界から参考人を多数招致して、その意見を聴取したのでありますが、紡績業界、織物生産業界及び染色加工業界並びに輸出商社の各代表では、それぞれ賛成の意見があり、一日も早く本法案の通過を熱望しておるのであります。また労務者関係代表よりも、原則的に賛意を表しております。ただ紡機メーカー及び織機メーカー側の一部からは反対の意見があるようですが、これらの機械メーカーは目先のみに走り、多少考え方が……

第26回国会 商工委員会 第3号(1957/02/15、27期、自由民主党)

○阿左美委員 三十二年度におきまして通産省の重点施策につきましては大臣より懇切な御説明がありましたので、私はそれに対しまして総括的質問を試みたいと思います。  まず輸出振興対策でございますが、冒頭大臣におかれまして申されました輸出振興要諦は、輸出品の対外の競争力の強化と安定したところの市場の維持の拡大をはかっていただくということが最も必要なのでございます。海外の市況の変動に左右されないところの強固な輸出力を培養するということが最も必要なのでございます。それでその直接的対策といたしましては、六項目にわたって詳しく御説明がありましたが、そのうち(三)の項目に申されました海外市場の開拓維持をはかるた……

第26回国会 商工委員会 第17号(1957/03/22、27期、自由民主党)

○阿左美委員 私は自由民主党を代表いたしまして、信用保証協会法の一部を改正する法律案に対する附帯決議に対し、賛成の意を表するものであります。  申すまでもなく中小企業の信用力補充機関としての信用保証協会の地位はきわめて重要でありまして、今回政府資金をもって信用保証協会の機能強化をはかることになったことは、まことに意義深いことと考えるものであります。つきましてはこの措置の趣旨を全うするために、ただいま提案されましたごとく貸付金利の引き下げがどうしても望ましいのであります。また信用保証協会と中小企業信用保険はともに中小企業金融のために円滑をはかるための制度でありまして、一体となるべきものと考えられ……

第26回国会 商工委員会 第31号(1957/04/24、27期、自由民主党)

○阿左美委員 時間がありませんから、ごく簡単に御質問を申し上げます。  古藤さんにお伺いいたします。古藤さんは強制加入も団体交渉も反対であるというような御意見でありますが、しからばどういうことによって現在の中小企業を健全化していくかというような御方針があるのかないのか、それをまずもってお伺いいたします。
【次の発言】 私どもも、でき得るならば強制加入とか組合交渉とかというようなことでなく、業者自体の自主性によって解決をいたしたいということを希望しておるわけでございます。しかしながら現状を見ますると、中小企業の零細業者の自主性においては解決がつかないのであります。かるがゆえに、この強制加入、組合……

第26回国会 商工委員会 第32号(1957/04/25、27期、自由民主党)

○阿左美委員 私はこの団体法に対しまして、昨日も参考人からいろいろな意見を伺いまするといずれも強制加入には反対だ、また団体交渉にもやはり反対というような意見がありまして、結局しからばどうするというような、これにかわるべき意見は昨日もないと思うのでございます。そういうようなわけで、中小企業対策というものはきわめてむずかしいと思うのでございます。何人もこれは批判は自由でありますけれども、実際の対策を研究いたしますと、そう簡単にはいかないのが中小企業対策だと思うのであります。要するに今日悩んでおるのは、いずれも生産過剰である、つまり必要以外の品物を生産しているのだ、結局はこういうことになると私は思う……

第26回国会 商工委員会 第33号(1957/04/27、27期、自由民主党)

○阿左美議員 私は渡辺さんのご意見は、まことに私どもといたしましてもごもっとものご意見とうかがわれるのであります。ただいまのご意見に対しては私は深くうなづけるところがあるのであります。なるべく早く通してもらいたいということは、もっとも必要だと思います。過去におきましても法案の提出が遅れたり、審議が長くなったりいたしますと、百貨店法のようなものでありまして、百貨店法はご承知の通り設備を規制してありますが、その法案の審議期間が長い、提案の日数が非常に延びたために、百貨店は全部百貨店法が施行しない前に認可を取って全国的に拡充してしまった。法案が出た時は、これ以上作る必要がないというようなところまで現……

第26回国会 商工委員会 第44号(1957/06/24、27期、自由民主党)

○阿左美委員 同僚委員からいろいろの質問に対しまして大臣の御説明をお伺いしておりますと、相当今回の金融引き締めに対しまして、中小企業に影響のあるということは御承知のようでございまして、それに対しましては私も一応これを認めることができ得ると思います。しかし事実は大臣のお考えになっておるよりも実際問題といたしましては、もう少し深刻なのでございます。中小企業というものは、経済が浅いために少しの影響も直ちに受けるのでございまして、現在の中小企業のうちで最も今回影響を深刻に受けますのは中だと思います。小は、先ほどもいろいろお聞きしてみますと、国民金融公庫のお得意さまはまださほどそういう影響はないというよ……

第26回国会 商工委員会 第45号(1957/08/26、27期、自由民主党)

○阿左美委員 本日は、対米輸出に関する問題に対しまして、参考人から、現在の実情に対して、いろいろ発言をいただき、非常に参考にはなりましたが、政府といたしますと、現在の国際収支のバランスの関係から、どうしてもこれは輸入を制限し、輸出を振興する政策をとらざるを得ない。それに付随しまして、金融引き締めということもやむを得ないのではないかと考えますが、ただ、私は、現在の金融引き締めによりまして、滞貨金融はしない、手形の割引もワクを縮少する、新規貸し出しはしない、こういうような対策から、現在非常に物価は下っておる。そういうようなことになりまして、輸出も相当滞貨をしておるのではないか。こういうようなことか……

第28回国会 商工委員会 第1号(1957/12/23、27期、自由民主党)

○阿左美委員 時間も切迫しておりますので、私はきわめて簡潔に二、三御質問をいたしたいと思うのであります。  いろいろ参考人の陳述を承わりましても、また政府御当局の答弁を承わりましても、輸出に関係いたしますものは、確かに操短勧告におきまして、人絹糸の安定も私ははかれると思うのであります。輸出に関係いたしましては、国の施策といたしまして、当然輸出振興を叫ばなければならぬのでございますから、これはまことに容易であると存じますが、その波動を受けまして、内地人絹織物、繊維関係の業者が、非常な苦境に陥るのではないか、こういうふうに私は考えるものであります。むしろ輸出業者よりも、関東産地また京都丹後というよ……

第28回国会 商工委員会 第2号(1957/12/24、27期、自由民主党)

○阿左美委員 私は自由民主党、日本社会党共同提案による繊維産業の不況対策に関する決議案を提出いたしたいと存ずるのでございます。  まず、先にその決議案を朗読いたします。    繊維産業の不況対策に関する件   今日まで、繊維産業については、政府及び業界が生産調整、過剰設備処理等の措置を講じ、需給及び価格の安定に努めて来たが、昨今の繊維産業、なかんずく人絹糸及び人絹織物業は、不測の輸出不振、加うるに金融引締政策により、最悪の不況事態となり、その影響は全繊維産業界に及んで、従来例を見ない長期且つ深刻な不況の様相を呈している。   よって政府は、この重大な危機を打開するため、左記事項に基き、生産及び……

第28回国会 商工委員会 第5号(1958/02/12、27期、自由民主党)

○阿左美委員 私は総合的基本政策に対しましては、いろいろお伺いいたしたいと思いますが、本日は時間もありませんから、一部の問題について、簡単にお伺いいたしたいと思います。現在、中小企業、ことに繊維工業に対しましては、非常な不況が参っておりまして、絹、人絹は申すに及ばず、最近、毛織物に対しまして、非常な不況が招来しておりますので、このままこれを放任しておきますれば、業界は瀕死の状態に立ち至りまして、倒産者が続出する結果になると思うのでございまして、これは一日も捨ておくことのできないような、きわめて緊急な問題になっていると感ずるのでございます。そこで、私の手元に、毛織物業界から陳情が参っておりますの……

第28回国会 商工委員会 第8号(1958/02/19、27期、自由民主党)

○阿左美委員 私は、中小企業金融に関する問題に対しまして、若干御質問を申し上げたいと思うのであります。  何と申しましても、現在の中小企業が資金難に悩んでおることは、一般が認めておるところでございまして、中小企業というものは、もともと自己資金というものがないのに、いろいろの事業をしておる関係から、わずかの経済事情の変化によりましても、直ちにその影響を受けるのが、中小企業でございまして、政府におきましても、これらの問題に対しましては、いろいろ施策を講じていただいておることは私どもも認めております。中小企業金融の内容は、どういうことをやっておるかということを、まずもって認識していただきませんと、そ……

第28回国会 商工委員会 第9号(1958/02/20、27期、自由民主党)

○阿左美委員 時間もありませんし、いろいろ私のお聞きしたいことも、内田委員その他の方から適切な御質問を申し上げましたので、簡単に私の意見を申し上げたいと思うのでございます。  一体、この中小企業の金融ということは、政府におきましても、中小企業対策として非常に取り入れてあるわけでございます。これは、一にも二にも、一つの政策として中小企業対策というものが大きく取り上げられておるのでございますが、その施策の内容を見ますと、まことに貧弱なるものでありまして、本日ここに御出席の、中小企業金融公庫、商工中金、国民金融公庫、日本不動産銀行というような皆さんは、それぞれ中小企業に最も関係の深い金融機関でござい……

第28回国会 商工委員会 第10号(1958/02/27、27期、自由民主党)

○阿左美委員 大臣が非常にお忙しいようですから、ごく簡単に一、二お伺いをいたしたいと存じます。  輸出振興は、国家経済の上におきましても、国家財政の上におきましても、最も必要なことでございまして、ことに中小企業の輸出振興ということは、最も重大のことだと信ずるのでございます。そこで、福井県、石川県が、何と申しましてもわが国の繊維県でございまして、繊維品の輸出の大部分は、この両県が輸出しておるような関係でございますが、ただいま両県の人絹織物は、非常にストックもありますし、輸出の不振のために、業界は今非常に困窮をいたしておるようなわけであります。そういうような事柄は結局、輸出商社が連絡がとれない、い……

第28回国会 商工委員会 第13号(1958/03/05、27期、自由民主党)

○阿左美委員 時間もありませんので、簡単に一つ大臣にお伺いいたしたい。昨年の春以来、国際的に非常な不況によりますところの輸出の停滞、わが国の国際収支の悪化に伴う金融引き締め政策の実施等によりまして、内需にもまた非常な不況の状態が参りまして、繊維業界の不況は逐次深刻化して、私どもの予想しておらないような事態が起りつつあるのでございます。この間、各繊維界とも、需給のバランスを調整するために、現在操短を実施して参っておるのでございます。現在、次に申し上げますような操短を実施しておるのであります。綿糸においては二割三分、綿織物においては三割、スフ糸においては三割、スフ織物においては三割、人絹糸において……

第28回国会 商工委員会 第16号(1958/03/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○阿左美委員長代理 本日はこの程度にとどめます。  次会は明十三日午前十時より開会することにし、これにて散会いたします。     午前十一時五十九分散会

第28回国会 商工委員会 第21号(1958/03/25、27期、自由民主党)

○阿左美委員 関連して。  吉橋さんにお伺いいたしますが、この政府提案によりますと、融資保険は、現状では認めておりますか、漸次これは廃止に持っていくことになるのでございますが、融資保険に対しまして、これはあくまでも存続し、認めた方がいいか。またその理由は、どういう理由がありますか、お聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 その充実するということは、どの程度、どういうことになるのですか。
【次の発言】 地方の金融機関を通じての融資保険というのは、やはり協会と地方の金融機関というものは、非常につながりがありますし、むしろ日常のつながりというものは、地方の金融機関と業者というものがつながっておる。……

第28回国会 商工委員会 第22号(1958/03/26、27期、自由民主党)

○阿左美委員 ここに、絹、人絹織物業者から陳情書か参っておりますが、こおれは今までの陳情書とは事変っておりまして、単なる織物業者としての陳情書ばかりではないようです。やはり織物産地の市長とか議長とか商工会議所の会頭とかいうような、広範囲にわたっておりますところの陳情書であります。その陳情書を、一応、私、朗読いたします。    内地向絹人絹織物の不況対策に関する陳情書   昨年春以来の繊維業界の不況に対応して絹人絹織物業界においては生産設備の制限  の実施と並行して、過剰織機を廃棄処分し、更に生産数量の制限を一段と強化する等  各種の安定施策を逐次実施して不況打開に努力して来ましたが、遂に所期の……

第28回国会 商工委員会 第27号(1958/04/04、27期、自由民主党)

○阿左美委員 私は、自民党、社会党共同提案により、本案に対する附帯決議をつけたいと思うのであります。  まず附帯決議の案文を朗読いたします。    中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議   中小企業金融機関の機構充実の必要性は、独り中小企業金融公庫についてのみではないので、速かな機会に、特に国民金融公庫及び商工組合中央金庫の機構(役員)についてもそれぞれ強化の措置を構ずること。 以上であります。  この附帯決議の趣旨について、簡単に説明をいたしますと、商工中金には、現在副理事長というものは、定款に定めてあるのみでありまして、法律的に何もないのでございます。ただこれは、副理事……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第13回国会 通商産業委員会運輸委員会連合審査会 第4号(1952/05/28、24期、自由党)【議会役職】

○阿左美委員長代理 多武良哲三君。
【次の発言】 大分時間も経過いたしましたので、本日はこの程度にいたしまして、次回の連合審査会開会につきましては、両委員会の委員長と協議をすることにいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時五十四分散会


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第1号(1955/05/17、27期、日本民主党)

○阿左美小委員 この補てん率を六〇%から七〇%に引き上げるという点に対しましては一応私どもも認めますが、私はむしろ中小企業に対する貸し出しに対しては、これは一〇〇%認むべきである、こういうふうに考えておるのだが、これに対する御見解を中金の加藤理事にお伺いいたします。
【次の発言】 今日ここにおいでいただいた皆様は、中小企業者に対しては最も必要な金融機関の皆様であって、最近ではいろいろの隘路も解決されまして、皆様が金融業者として非常になれてきた、非常に貸し出しがうまくなってきたというようなことは一応現在認めておると思うのであります。ただ私は、この貸し出しの利率が非常に高い、ことに中金の貸出率とい……

第22回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第2号(1955/06/07、27期、日本民主党)

○阿左美小委員 綿業対策は、非常に簡単なようで非常に簡単でない、その施策はきわめてむずかしいのじゃないか、こういうふうに考えるのであります。ただいま局長さんの御説明をお伺いいたしましても、国内の方ばかりの対策で解決はしない、米国においても一千万コリの滞貨がある、これに対してやはりアメリカも非常に対策に困っておる、これに対する補助政策をというような御説明をただいま承わったのでございますが、そういうことになりますと、これはきわめてむずかしい。下手な対策を立てると、かえってより以上の損失を受けなければならぬようなことになると思うのであります。先般新聞紙上で、政府は五十万コリの滞貨に対しまして十万コリ……

第22回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第3号(1955/06/14、27期、日本民主党)

○阿左美小委員 この安定法は当初中小企業繊維安定法というような名において議員提案で作った法律でありまして、その後いろいろ業種を追加したのでありますが、繊維関係にはことに必要があるのでございまして、この輸出におきましては、現在二十九条の発動以来非常に成績を上げております。福井、石川方面の輸出はむしろ二十九条の発動によって設備制限をしたので順調に進んでおります。このことは二十九条の発動のおかけだというふうに業者は言うております。しかし今後非常に研究しなければならぬということは、ただいま秋山部長からも申された通り、紡績会社の一貫的兼業でございまして、現在では紡績界も不況でございますから、生産の上にお……

第24回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第2号(1956/04/14、27期、自由民主党)

○阿左美小委員 中小業者のために本日ここにおいでいただきました参考人は、いずれも金融機関として中小企業の金融を専門に扱っていらっしゃいます中小企業金融公庫、国民金融公庫、商工組合中央金庫の皆様で、いわば中小企業に直接関係のある金融機関でございます。これらの金融機関を適しまして、中小企業は現在細々ながらも経営に当ることができているのでございます。この中小企業というものは、政府におきましても、いろいろの対策、施策を研究するときには最もむずかしいのでございまして、口では中小企業対策ということを申しますけれども、実際にこれを実行せんとするときになりますと、なかなかこれはその意のごとくならないのでござい……

第24回国会 商工委員会貿易振興に関する小委員会 第2号(1956/02/24、27期、自由民主党)

○阿左美小委員 輸出課長さんはお見えになっておりますか。
【次の発言】 ただいまいろいろ参考人から現状についての御意見をつぶさに承わりまして、私はもはやこれは業者の手においてこの問題は解決はしない。これはどうしても政策輸出である。これはどうも政府に附いての手段によらざれば、この問題を解決するということはでき得ないと信ずるのでございます。わが国の繊維製品が今まではコスト高であって、外国市場に競争はできないというようなことを多年言われておったのでございますが、現在では技術も非常に優秀である。価格も国際価格を下回っておる。つまり相手国が輸出を制限するということは、すでに国際的にわが国の製品が勝ってお……

第24回国会 商工委員会貿易振興に関する小委員会 第5号(1956/09/24、27期、自由民主党)

○阿左美小委員 輸出の振興はお互いの相手国の関係が大いに影響することと思います。現在わが国の主要輸出製品として生糸が非常に輸出不振でございます。すでに買い上げ価格すれすれというようなところでありまして現在製糸家は繭高の製品安だ、このままこの価格を継続するならば、製糸家は破産の状態に立ち至ると思います。そういうことになりますならば、養蚕家にしわ寄せをして参り、わが国の農村経済に最も主要な役割をしておるところの繭の価格が低落するということは国民経済に非常な影響があると思います。この生糸の価格が現在のように低下したということはいろいろな原因はあると思うのでございますが、聞くところによりますと、中国の……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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