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稲葉修 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

稲葉修[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
255位
委員会発言歴代TOP1000(衆)
604位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
278位
委員会出席(無役)歴代TOP500
354位
委員会発言(議会)歴代TOP500
288位
委員会発言(政府)歴代TOP500
184位
各種会議出席歴代TOP250
248位
各種会議出席(幹部)歴代TOP100
91位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
210位

29期委員会発言(議会)TOP50
17位
30期各種会議出席(幹部)TOP10
6位
33期委員会発言TOP100
97位
33期委員会発言(政府)TOP25
20位

このページでは稲葉修衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。稲葉修衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 文部委員会 第13号(1949/05/07、24期、民主党(第九控室))

○稻葉委員 第二條、第三条、第四條につきまして、ちよつと御質問いたしたい。  第二條の、出版権を取得しようとする者は、その資格について文部大臣の審査を受けなければならない。從つて、文部大臣の審査権は非常に重要なものであろうと思います。その審査をなすにあたつては、教科書出版資格審査会の諮問を経て行うということになつておりますが、諮問機関であるという点に議決機関的な権限をお與えになる御意思があるかどうか。それから審査会の審査員を二十人といたしまして「世論経験者及び関係各省各廳の職員の中から、文部大臣が任命する。」という規定がございますが、この学識経驗者とそれから関係各省各廳の職員のうちから選ばれる……

第5回国会 文部委員会 第14号(1949/05/09、24期、民主党(第九控室))

○稻葉委員 この提案理由の説明の第四、柴沼政府委員の内容説明に関する第五條、第二項の点についてちよつとお伺いしたいと思います。  免許状の授與権者についてでありますが、國立又は公立の学校の校長及び教員並びに教育長及び指導主事にあつては、都道府縣の教育委員会が授與権者であるという点と、私立学校の校長及び教員にあつては、都道府縣知事がその授與権者であるという区別をしている理由について、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまのところ、私立学校については、都道府縣知事を授與権者とする方が適当であるという意見は、私学團体総連合の意見ですか。

第5回国会 文部委員会 第16号(1949/05/12、24期、民主党(第九控室))

○稻葉委員 問題となつております第五條の第六号は現在におけるそういう政党その他の團体ではなくして、將來結成されることがあるべき非合法的政党及びその團体を予想してこれを規定しておられるわけでありますか。説明ではそういう趣旨のようであります。從いまして、そういう場合には当然刑法上の処罰の対象となるべき性質のものであつて、從つておそらくは禁錮以上の刑に処せらるべきものに該当するものでありますから、第四号の「禁こ以上の刑に処せられた者」というのと重復すると思うのであります。暴力をもつて日本國憲法施行後に成立した政府を破壊するような行動が罰金刑というような場合はほとんど予想せられない、すべて少くとも禁錮……

第5回国会 文部委員会 第18号(1949/05/14、24期、民主党(第九控室))

○稻葉委員 私は民主党を代表いたしまして、本法案の修正案にも反対かつ修正部分を除いた原案に対しても反対の意見を申し上げたいと存じます。  本法の目的は第一條に「免許に関する基準を定め、教育職員の資質の保持と向上を図ることを目的とする」とありますけれども、内容の各個々の規定は、この目的を十分に達成するがごとく規定されておらないうらみが多々ありますので、その点を指摘しつつ反対の意思を表明したいと思います。  第一に、教員の免許に関する基準を定めるとあります、基準でありますからこの点につきましては、私立学校の教員であろうと、官立学校の教員であろうと、同一基準に從うべきことをまず正確にいたさなければな……

第5回国会 文部委員会 第20号(1949/05/17、24期、民主党(第九控室))

○稻葉委員 私はこの前に申し上げた理由によりこの一部修正案については、反対ではありませんけれども、わが党の立場もありますので採決に加わることをお断りしたいと思います。ことに東京文教大学を東京教育大学に変更する点については、反対ではありませんが、そういう修正の採決に加わることそれ自体が、大学の自治に干渉するようなきらいがありますので、採決に加わらないということでこの間退席したと同じ理由で退席したいと思います。

第5回国会 文部委員会 第23号(1949/05/20、24期、民主党(第九控室))

○稻葉委員 「特定の政党の利害に関する事業を行い、又は公私の選挙に関し、特定の候補者を支持すること」を禁ずるというのですが、政治の座談会だとか、そういうことを行うことはいかぬですか。
【次の発言】 そうすると私なら私があまり公民館で座談会を開くということはいけないのですね。
【次の発言】 四十九條の第一項に文化講座、專門講座、夏期講座、社会学級講座とありますけれども、文化講座と社会学級講座では、第二項、第三項で明らかなように、場所だけが違うようで、内容は全然違つてないようでありますが……。
【次の発言】 やはり二項にも「成人の一般的教養」に関しとありますし、三項にも「成人の一般的事教養に関し」……

第6回国会 文部委員会 第6号(1949/11/19、24期、民主党(第九控室))

○稻葉委員 松本君の意見に従い、理事会であきめを願いたいと思います。

第6回国会 文部委員会 第7号(1949/11/21、24期、民主党(第九控室))

○稻葉委員 先ほど渡部君の学問の自由に関する質問に対する高瀬文部大臣のお答えに、二、三不明の点がありますから、もう少しお伺いしてみたいと思うのであります。党員たる大学教授、ことに共産党員たる大学教授が、ドクター・イールズの講演によれば――私はあの日じかにイールズの講演を聞いた一人でありますが、大学教授としての適格性を失つておるという話であつた。それに対して渡部君は、それは間違いであると思うが、文部大臣の所見はどうであるかという問いに対して、文部大臣は、党員であるということだけで、大学教授として適任ではないというわけにはいかないけれども、党則があつて、その大学教授を党則によつて縛るというような事……

第6回国会 文部委員会 第11号(1949/11/26、24期、民主党(第九控室))

○稻葉委員 ちよつと議事進行について――。私学校案が今ここで質疑の段階に入るようになつた次第でありますが、この私学校案を提案するにあたつて、文部大臣は私立学校の教育を振興することは、わが国の教育全般の振興をはかる上からも、ゆるがせにすることのできない重要問題であるということを強調しておられました。本日この法案がいよいよ質疑の段階に入るにあたつて、文部大臣が出席しておられないということは、この問題の重要性について、みずから言われたこととたいへんに矛盾するわけでありますから、文部大臣は出席できないのかということを、委員長から突きとめられて、委員会に報告を願いたいと思います。それまで本法案の審議を中……

第6回国会 文部委員会 第13号(1949/11/28、24期、民主党(第九控室))

○稻葉委員 私は民主党野党派を代表いたしまして、私立学校法案に対する修正案並びに修正案を除く原案に対しまして、賛成の意を表するものであります。  かつて東條内閣時代、私立大学の統合ということが行われた際、そうして当時文部省が陸軍省文部局というようなことをいわれておつた際に、私どもは私立大学関係者を組合いたしまして、大学統合に対して敢然として反対し、その私学に対する圧迫を排除いたした次第であります。そういう思想的な流れを持つているのであります。そうして第五特別国会に国立学校設置法が出ました際に、国立学校と私立学校とは車の両輪のごときものであるから、当然国立学校の準拠法ができる際には、私立学校に対……

第7回国会 考査特別委員会 第33号(1950/07/11、24期、国民民主党)

○稻葉委員 配炭公団の現地調査東北班の御報告を申し上げます。  六月十九日、二十日、二十二日の三日間平市元配炭公団常磐支団事務所及び仙台市仙台管区経済局、盛岡市盛岡地方検察庁に関係者の出頭を求め、実情を聽取した結果は以下の通りであります。出頭者は小名浜貯炭場係員小牧重三君、元常磐支団経理課長寺田大次郎君、仙台管区経済局監査部長野間忠義君、配炭公団清算事務所仙台支部長小野昌治君、盛岡地方検察庁副検事菊池貞治君の五名であります。寺田、小牧両君よりは主として常磐支団関係、小野君よりは仙台配炭局関係、野間君よりは公団運営を監査した結果、菊池君よりは不正事件の捜査顛末につき、それぞれ実情を聽取したほか、……

第7回国会 法務委員会 第11号(1950/03/02、24期、民主党(第九控室))

○稻葉委員 ただいま田嶋君がこの事件を取上げないという反対の理由を述ベられ、猪俣委員からも佐竹さんからも取上げるべきであるという主張がなされましたが、私はやはり取上げるべきであるという主張をするものでありますが、重複を避けまして、主として田嶋委員の反対される理由が理由になつていない点を申し上げ、また角田委員が反対される理由が理由になつていないという点を取上げてみたいと思うのであります。  まず第一に角田委員が、これは考査委員会で取上げる問題であつて、法務委員会としては、申合せ事項の範囲外であると、こう言われますけれども、その申合せ事項の中に警察行政に関する事件、人権蹂躙に関する事件、こうあげて……

第7回国会 予算委員会 第14号(1950/02/14、24期、民主党(第九控室))

○稻葉委員 先ほどの岡田春夫君の質問に対しまして答えられた田中警視総監の発言中、不明な点がありましたので、関連してここに明らかにしておきたいと思います。佐藤昇氏に対する逮捕状の執行が一週間遅れた。なぜ遅れたかについて理由をただしましたところ、警視総監は捜査第三課長の報告ではきわめて人を逮捕するのに不十分な理由しか掲げられていなかつたから……。
【次の発言】 なおこの点とこの点を調べろ。その上で逮捕したらよかろう、こういうことを警視総監が第二捜査誤長に言つたと言いますが、その通りでございますか。
【次の発言】 それならば、この点とこの点を調べろというのは、内容的にどういう点を調べろと命じたのです……

第7回国会 労働委員会 第4号(1949/12/21、24期、民主党(第九控室))

○稻葉委員 私は民主野党派を代表いたしまして、本案、すなわち公共企業体労働関係法第十六条第二項に基き、国会の議決を求めるの件につきまして、民自党の主張に対しまして反対の意思を表明する次第であります。  本件は去る十二月二日、公共企業体仲裁委員会が国鉄労働組合の申請にかかる賃金ベース改訂、及び年末賞与金の支給その他に関する紛争に関して下した裁定につき、十五億五百万以内の支出は、公労法等十六条第一項にいわゆる予算上、資金上、可能であるが、残余は不可能な支出であるから、同条第二項によつて国会に承認を求めて来た議案であります。  去る八月三十日以来、国鉄内部におきまして組合と公社との間に待遇改善につい……

第8回国会 考査特別委員会 第2号(1950/07/26、24期、国民民主党)

○稻葉委員 証人がちよつと不適当と思いますけれども、一応念のためにお知りになつているかどうかをお聞きします。ただいま委員長からいろいろお尋ねがあつて、これに対してあなたは、配炭公団の業務局長としては、そういう点については当時はあまりタツチしていなかつた、こういう御返答でしたが、タツチしておられて、そうして御存じのような点だけをお答え願えばいい。それから知らない点は知らないとおつしやれば、それでようございます。  常磐炭の海上輸送のことについてお尋ねいたしますが、海上試験輸送ということを当時お聞きになつておりましたか。当時は全然聞いておりませんでしたか。

第13回国会 文部委員会 第41号(1952/07/03、24期、改進党)

○稻葉委員 委員長の報告により保留となつた請願第一八八、一九八、一九九の紹介議員として、本委員会で一応の趣旨の御説明を申し上げたいと存じます。  本件は新潟大学新発田分校統合反対の請願でありまして、同じく留保になつておりますところの、請願日程第八並びに第九の愛知学芸大学整理統合に関する請願と関連をいたすわけでありますが、愛知学芸大学整理統合に関する請願、この方は愛知学芸大学を一箇所に集めて、分校を統合してくれという請願でありまして、この請願が小委員会で否決になりましたことは、ただいま小委員長の御報告の通りであつて、これは国立大学設置法の立法精神にかんがみて、わが国の大学教育の程度は、あの法律に……

第13回国会 予算委員会 第28号(1952/05/22、24期、改進党)

○稻葉委員 最近大学と警察との敵対関係が非常に激化されておりますが、これは文部大臣としてもきわめて重大にお考えになるべきことであり、わが国の治安維持に当る警察及び警察予備隊が、将来をになう大学生に非常に敵対視されるということについて、文部大臣はいかにお考えになつておられますか。
【次の発言】 今まで起つたような東大事件、早大事件、愛知大学事件等の不祥事が、将来再び繰返されない自信がおありですか。
【次の発言】 早稲田大学の事件については、学友たる国会議員がうまく調停をしたようであります。国家の租税をもつて設立されておるところの国立大学、なかんずくその代表と目さるべき東大事件については、いまだ解……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 郵政委員会 第12号(1953/07/14、26期、改進党)

○稻葉委員 この法案の提案理由の説明には多少疑問がございますので、ちよつと質問したいと思います。郵便物運送委託法の一部を改正する法律案の提案理由の中に、「従いましてこれが受託者の選択にあたつては、慎重を期さなければならないと同時に、委託を受けた者は、業務の正確な運行を確保するためには責任者はもちろん、現場の従業員に至るまで、積極的かつ長期にわたる努力と訓練とを必要とするのであります。ところが現行法によりますと契約期間終了とともに、あらためて競争契約によることとなつており、期間満了後、はたして継続して業務を執行することができるかいなか不安定なので、契約期間満了期の近ずくにつれて業務遂行の熱意を失……

第18回国会 予算委員会 第4号(1953/12/05、26期、改進党)

○稻葉委員 私は改進党を代表いたしまして、このたびの補正予算に反対するものであります。  第二次補正予算は、昭和二十九年度予算と関連して、これを検討した結果、われわれはこの補正予算は一時的に年末労働攻勢を回避し、事態を糊塗するのみであつて、決して勤労者の所得の増加にはならない。従つて裁定の尊重あるいは人事院勧告の導重には、実質上なつていない点を指摘し、さらに多分にインフレ要因をはらみまして、わが国の経済自立に重大な障害をなすものと思うからであります。  第一に、消費者米価の改訂すなわち値上げは、わが改進党の低物価政策に正面衝突をするのみでなく、昭和三十八年度予算について、去る第十六国会の会期中……

第19回国会 予算委員会 第2号(1954/02/02、26期、改進党)

○稻葉委員 ただいまの武藤運十郎君の質問に対する木村保安庁長官の当初の御答弁中、長期防衛計画は立ち得べくもなし、立てる意思もないと明言されたようでありますが、われわれにとつてきわめて重大な事柄であります。この点はもう一度確認なさいますか。その通りでよろしゆうございますか。
【次の発言】 はつきり御答弁なさつたようでありますが、将来もし予算委員会におきまして、ただいまの御確言を翻されるような場合には重大な責任を生じますが、それでもよろしゆうございますか。

第19回国会 予算委員会 第5号(1954/02/05、26期、改進党)

○稻葉委員 私のこれから政府に問わんとするところは三点であります。第一は憲法改正に関する問題、第二は民主主義政治、議会政治擁護に関する諸問題、第三は予算内容についての二、三重要な点に関して質問をいたします。  まず憲法上重要な問題である防衛問題について、一昨々日野党の武藤運十郎議員の質問に対し、政府は長期防衛計画については、この変転流動きわまりない世相の上からして立てられるものではない、また立てる感恩もない、こういう木村保安庁長官の御答弁がありました。私は、これはきわめて事業大であると感じましたので、委員長から関連笠間の了解を得て再び念を押しましたところ、あくまでも長期防衛計画は立てないのだ、……

第19回国会 予算委員会 第22号(1954/03/03、26期、改進党)

○稻葉委員 私は自由党、改進党、日本自由党三党の共同修正案の趣旨を説明いたします。われわれが修正をいたしますのは、昭和二十九年度予算につきまして、政府原案につきましては欠陥があると思うからであります。そもそも昭和二十九年度予算は一兆緊縮予算といわれております。しかしその性格を端的にえぐつてこれを申しますならば、これは要するにベース・アツプによる人件費と自衛力増強による防衛費の膨脹が、一兆という予算総額に占る割合を増大いたしましたがために、他の生産並びに民生安定部門の経費を機械的に、かつ強度に圧縮いたしたのであつて、いわば形式的、機械的緊縮予算であると思うのであります。ここにこの予算の容易ならざ……

第19回国会 予算委員会 第33号(1954/06/03、26期、改進党)

○稻葉委員 この前の予算の修正のときに、原子炉築造のための基礎調査研究費として二億三千五百万円を計上いたしたわけでありますが、その後新聞紙筆で承るところによれば、副総理を委員長とする原子力の平和的利用に関する審議会なるものが設置されたと聞きますが、それらの構成及びその意図するところは、予算の使用方法を研究するのであるか、それとも一般にもつと積極的に将来原子力の平和的利用全般について計画審議する委員会であるのか承りたい。
【次の発言】 その工業技術院の関係のものは、実際仕事を始めてどの程度予算を使つたのですか。
【次の発言】 あのときに非常に問題になつたことは、原子核研究の方にその費用をまわして……

第19回国会 労働委員会 第32号(1954/07/29、26期、改進党)

○稻葉委員 昨日は近江絹糸の問題につき、きようは岩屋炭鉱の問題につきまして、参考人を呼んでいろいろ事情を聞いたのでありますが、わが国の現在の経済情勢が、今年度予算編成にあたつての急カーブを切つたデフレ政策と金融の引締めと相まつて、きわめて重大な段階に来ていることは、政府委員諸公におかれましても、昨日米の参考人の意見陳述を聞かれてひしひしと身に感じておられることと存じます。ことに、ただいま岩屋炭鉱の組合側の参考人の陳述の通り、わが国の労働問題のきわめて特質中の特質とも称すべきものは、一体労働争議を政治的目的に使つてはいかぬということを一般論として言います。労働者の経済的利益の擁護のためという目的……

第19回国会 労働委員会 第36号(1954/09/04、26期、改進党)

○稻葉委員 深瀬医師の書いてよこした診断書を、ちよつと読んで聞かしていただきたい。どういう文言になつておりますか。
【次の発言】 私は医学の知識はありませんから、糖尿症なるものの病状がどの程度かわかりませんが、その診断書は、委員会に出て尋問に応ずる健康状態でない、こういう意味に当委員会は解釈するのですか。従つて臨床尋問をしようというのですか。この点について委員長はどういう運営をなさるつもりか、重要なことですから……。
【次の発言】 臨床尋問をすることに不賛成ではないのです。疑義が残るといけないから、確かめておきたい点は、その診断書をわれわれがこけ受けとつて、この診断書によつて、当委員会に引出し……

第19回国会 労働委員会 第38号(1954/10/04、26期、改進党)

○稻葉委員 ただいま労働大臣から、政府の労働施策につきまして、詳細な御見解の開陳を拝聴いたしました。これにつきまして御質問を申し上げます。  わが国の人口過多と資源の枯渇した国民経済の樹立のためには、労使協調の実をもう少し推進する必要があるという労働大臣の御見解であります。     それでは、それを具体的にどうやつて推進するかという点につきましては、十分に私どもを納得せしめる施策をまだお持ちにならぬようであります。この点遺憾といたしますが、従来の日本の労働者の意識においても、ヨーロツパ各国の労働者の意識と比べて、非常に低いものがあると思います。もう一つは、資本家経営者側において、企業の社会的な……

第20回国会 労働委員会 第2号(1954/12/03、26期、日本民主党)

○稻葉委員 ただいまの決議につきまして、労働省の御見解を承つておきたいと思います。参考人の御趣旨の説明にもちよつと出ましたが、わが国の遺族援護の問題について従来政府のとつて来た態度は、ややもすれば、わが国の財政難に籍口してその援護がきわめておざなりである。私は今日の日本経済の復興の遅れている現状とドイツの状態を比べると、やるべきことをがつちりやつて出発しないから、経済自立がかえつて遅れるのではないか。長くなりますから、きわめて簡単に申し上げますが、ドイツはすでにヨーロツパ第二の再建国であり、しかの通貨価値る安定度は世界第三位であるという今日の復興ぶりは、国家の犠牲となつた者に対する国家の援護が……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 予算委員会 第24号(1955/06/06、27期、日本民主党)

○稻葉委員 去る三日及び四日の両日に行われました第四分科会における審議の内容及び結果につきまして、ここに簡単に御報告申し上げます。  第四分科会は運輸省、郵政省及び建設省所管の関係でございますが、政府側の説明、及び質疑応答の詳細は速記録に譲ることといたしまして、質疑応答に現われた若干の問題について申し上げることといたします。  まず三省を通じて年次計画を立て、あるいは従来の計画に従って予算化したものは総合経済六カ年計画による外航船舶建造に対する融資利子補給、十カ年計画による住宅難の解消、電電公社の拡充五カ年計画、道路整備五カ年計画、あるいは郵便局舎の建設等、初年度あるいは第二、第三年度予算とし……

第23回国会 予算委員会 第6号(1955/12/12、27期、自由民主党)

○稻葉委員 私は自由民主党を代表しまして、昭和三十年度特別会計予算補正に関する政府原案に賛成、社会党の組みかえ案に反対いたします。  原案と社会党の組みかえ案を比較しつつ理由を簡単に申し述べます。まず原案では、地方交付税率の引き上げを行わずに、税率三%に相当する百八十八億円を地方に交付することとしているのに対し、社会党の組みかえ案では、地方交付税率を五%引き上げて三百十二億二千八百万円、たばこ消費税率を本年度十二月以降百分の三十に引き上げることによって五十四億円、合せて三百六十四億二千八百万円を交付税及び譲与税配付金特別会計を増額し、これを配付するということになっているのであります。この点でま……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1956/03/10、27期、自由民主党)

○稻葉委員 ただいま正力国務大臣から、米軍関係との折衝の結果の御報告をいただきましたが、二、三不明な点がありますから御質問申し上げます。第一に、正式な手続を経てこなければ話に応じない。それで委員会としては正式な手続を踏むことにきめた、こういうのですが、それはいつやるのですか。
【次の発言】 きょう総理大臣から向うに通達して、正式な日米合同委員会に移すという意味でございますか。
【次の発言】 そうすると、具体的に、日米間の合同委員会が持たれる日時は、いつごろと予想したらいいですか。
【次の発言】 それじゃ一月先か二月先かというふうな、そういう当てもないのですか。

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1956/02/23、27期、自由民主党)

○稻葉委員 私は、この訪ソ議員団の当時民主党の幹事として一緒にソ連を訪問したわけでありますから当時の第二団長及び社会党の左派の幹事である穗積さんに事実がどうなっておるかという点について、一つ確かめておきたいと思います。  訪ソ議員団が向うのヴォルコフ、ラツイス両議長に、九月の二日だったと記憶しておりますが、クレムリンで、到着直後向うのプランを示された中には、イワノボ訪問についても、ハバロフスクの抑留者訪問についても、向うのプランにはありませんでした。
【次の発言】 そこで再三議員総会を開いて、議員の一致しだ意見で、北村団長から三度向うに、ハバロフスク行きのことについて許可をするようにという要請……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第7号(1956/02/24、27期、自由民主党)

○稻葉委員 この委員会で、昨日から参考人のお話を承わっておりますと、ちょっと意外な点がある。それは私が昨日、ハバロフスク行きの経過をいろいろお尋ねした際に君たちも向うで許可がおりるまで待っておったらいいじゃないかというお話でしたが、われわれは招待で行って、そうして向うのスケジュールには二十一日の午前九時にモスクワを出発するということになっている。そうして通訳及び外務省の接待員の話では、途中で許可をおろす見込みがあるからということでわれわれは出発した。決してその点について、待たずにハバロフスク行きをあきらめて帰ったのではない。ポーランドへ招待されておる、従って君たち行ってくれ、社会党はポーランド……

第24回国会 予算委員会 第2号(1956/02/04、27期、自由民主党)

○稻葉委員 議事進行について発言を求めます。ただいまの西村君の発言には、

第24回国会 予算委員会 第14号(1956/02/28、27期、自由民主党)

○稻葉委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました政府提出の昭和三十一年度予算三案につきまして賛成の意を表し、社会党の提案による組みかえ動議に対し反対するものであります。  この予算案は、二大政党になってから初めての本予算で、第三次鳩山内閣としても、国民の期待にこたえる重大な使命を持つものであります。われわれが昨年十一月結党後直ちに三十一年度予算についての党としての基本方針を定め、これを国民に発表し、この方針に従って政府が予算編成に当るという政党政治の正道を踏み出したことは、大きな意義を持つものと思うのであります。この予算案が、第一、財政と金融の総合一体化、第二、財政の健……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1957/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉政府委員 科学技術教育審議会の御意見を尊重すべきことはもちろんでございまして、三十二年度予算の文部省としての要求の中にも、昨年御要望になった電子工学、原子力関係の予算の増であるとか、大学研究員の増であるとか、補助金の増であるとか、あるいは研究所設備の整備関係費であるとか、そういう点につきましては、先ほど大学学術局長から御説明申し上げました中にもあります通り、不満足ながらも昨年度よりは相当増額をいたしましたのは、文部省といたしまして、科学技術教育審議会の御意見を尊重する御趣旨にのっとったものでございます。なお、今後も、三十三年度予算の要求に際しましては、極力連絡を緊密にするとともに、その結……

第26回国会 外務委員会 第16号(1957/04/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉政府委員 都留教授の向うからの招待状は、ほかの場合と違って唯一の例であるというふうにお考えのようでありますが、これは他にも同じようなケースがあると記憶しております。よく調査をいたしまして、ほかにもこういう例があるということをあとで申し上げたいと思います。従いまして、大西委員の言われるような、初めから計画的に呼んでおいて証人喚問したのだというふうに即断することは、私どもはまだこの段階では差し控えておきたいと思います。
【次の発言】 そういう意見もあり得ると思いますが、私どもはそういうふうに今理解をして、この段階で直ちに帰朝命令を出して云々するということは差し控えたいと思います。この段階では……

第26回国会 文教委員会 第2号(1957/02/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉政府委員 委員長のお許しをいただきまして、この際、一言ごあいさつを申し上げます。  私は、去る一月三十日、内閣辞令をもちまして文部政務次官に任ぜられました。同時にこの国会中政府委員を任命せられまして、大臣のもとにおいて政府と国会との連絡調整の大任をになうことになりました。浅学非才まことに至りませんので、種々連絡上不十分な点があったりいたしまして、御迷惑をおかけする点も多々あろうかと思いますが、御温情をもちまして何とぞ御協力を賜わりますようこの際切にお願い申し上げまして、ごあいさつにかえる次第であります。(拍手)

第26回国会 文教委員会 第5号(1957/02/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉政府委員 ただいま議題となりました国立学校設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律は、国立大学の名称及び位置の変更並びに大学付置の研究施設の設置について所要の改正をするものであります。  改正の第一点は、国立大学の名称及び位置の変更に関するものでありまして、東京水産大学及び商船大学の位置をそれぞれ神奈川県及び静岡県から東京都に移すとともに、商船大学の名称を東京商船大学と改称することであります。  改正の第二点は、大学付置の研究施設の設置に関するものでありまして、共同利用の研究施設として、東京大学に物性に関する実験的研究及びこれ……

第26回国会 文教委員会 第16号(1957/04/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉政府委員 任命権は文部大臣ですから、監督権も文部大臣が持っているわけですが、大学の自治の原則から、任免につきましては一橋大学の教授会の議決によって文部大臣が任命したり罷免したりすることになるわけであります。
【次の発言】 ございません。
【次の発言】 都留教授の証言内容いかんによることでございます。都留教授の証言が、何らの連絡なしに、教授としての職務上知り得た秘密を証言したとするならば、これはいけませんけれども、今まで知り得たところでは、都留教授の職務上の秘密について証言したことはないようでございますので、本属長官の許可なくして国家公務員法に違反した証言をなしたというふうには思っておりま……

第26回国会 文教委員会 第26号(1957/05/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉政府委員 本法の旧軍関係諸学校卒業者の教育職員免許法の問題につきましては、検討の結果、文部省としては旧高専卒の学歴の者と同等に取り扱うことに異存はないので、本法成立の上はその趣旨に従って善処したいというふうに考えておる次第でございます。
【次の発言】 教員免許状を持つ資格がある者で、実際上教職につけないという関係の者が多数今日ございます。これはわが国の教育上重大問題の一つでございますので、将来慎重にこれに対処する具体策を講じなければならぬというふうに思っております。そういった際に、旧軍関係の人にこういう待遇を与えることが、余っているところにさらにまた余りを生ずるという御懸念からの御質問か……

第26回国会 法務委員会 第34号(1957/05/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉政府委員 文部省といたしましては、社会教育の面から、また学校教育の面から、この問題はきわめて重視いたしておる次第でございます。  社会教育関係における不良化防止対策といたしましては、予算はきわめて少うございますけれども、こういう犯罪の起る原因たる社会環境の浄化ということから、映画対策費――優秀映画を選定してこれを無償配布することであるとか、音楽、演劇を地方に巡回させるとかいうことをやっており、また、家庭の環境をよくするために、婦人教育を露視しまして、婦人学級の拡充強化並びに指導者の研修等に努めて参っている次第でございます。予算は五百万円くらいのものでありますが、今後これを増大しまして、ま……

第27回国会 運輸委員会 第1号(1957/11/05、27期、自由民主党)

○稻葉委員 関連して質問したいと思います。先ほど知事、市長の参考人としての御意見を承わっておりましても、これに対しての運輸大臣以下の答弁を承わっておりましても、私にはわからない点がございますので、ちょっとお伺いしたいと思います。  知事の御意見によれば、原因はよくはわからないけれども、三点あげられる、いずれも重要な点であります。ガスの開発ということは大事なことだけれども、これが原因となって地盤沈下をするのであるということが一つ、土地改良をやったために地下水が枯渇して地盤沈下をするのであるということが一つ、港を修築し、砂をさらうために地盤沈下をするのである。それではこの原因を取り除けば地盤沈下は……

第27回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1957/11/12、27期、自由民主党)

○稻葉委員 第十三次ソ連地区(樺太地区としては第二次)引揚者の引揚状況及び受け入れ状況実地調査のため、前国会閉会中に、私及び戸叶委員の両委員が舞鶴に、派遣されましたが、その大略をこの際参考のために申し上げることといたします。  引揚船白山丸は、去る十月十五日午後一時、予定通り真岡港に入港、十六日乗船させる予定のところ、引揚者たちが岸壁に立って待ち続けている状態なので、予定を繰り上げて、十五日午後四時四十分から、ソ連側の了解を得て、八時十分までの間に乗船を完了し、出港も一日予定を繰り上げまして、翌十六日午後四時真岡を出発し、十月二十日午前七時五十五分舞鶴に入港いたしました。  われわれ派遣委員は……

第27回国会 文教委員会 第4号(1957/11/11、27期、自由民主党)

○稻葉委員 関連して。ただいま高津委員の文部当局に対する質疑の中に、私としてはそのまま聞きのがすことのできない言葉がありましたから、その点について委員長の善処を求めるために発言を求めます。  先ほどの高津さんのいろいろな質疑の中に、大体文部省で政務次官がかわると国立近代美術館から贈りものが届けられるという発言がありましたが、私は去る一月三十日文部一政務次官となって、七月何日かに内閣改造で政務次官をやめるに至りましたけれども、この間国立近代美術館から贈りものなぞ届けられた記憶はない。就任当時、当時の文部大臣灘尾弘吉さんも私も、文部省というところは大事なところで、倫理性ということについては特に厳格……

第28回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1958/02/13、27期、自由民主党)

○稻葉委員 私は今後の引き揚げの問題をどう進めていくべきかということを問題にして質問をいたしますから、政府の責任ある御答弁をお願いいたしたい。  昨年の十月の引き揚げのときにも私は参りましたが、今度は山口委員が派遣されまして、御報告があった通り、ただいまの御質問にもありましたように、出入国管理庁の厄介にならなければならないような人たちが帰ってきた。どうしても本人も帰ってきたいし、こっちにいる家族も帰したいという人が帰ってこないということで、どうもうまく引き揚げてこられないという状態は、引き揚げの問題をソ連側の調査にだけまかしておる。日本側の調査員が、現地で、現地の引揚者の意向を聞いて、あなたは……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 文教委員会 第5号(1958/06/26、28期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長代理 堀君に申し上げますが、質問の趣旨が徹底しないようでしたから、もう一回、おそれ入りますが、おっしゃって下さい。
【次の発言】 これにて質疑は終局されんことを望みます。

第29回国会 文教委員会 第8号(1958/09/11、28期、自由民主党)

○稻葉委員 私は文部大臣のほかに労働大臣、警察庁長官、自治庁長官兼公安委員長、並びに法務大臣、人権擁護局長等の出席を要求してあるはずであります。まだお見えになりませんが、どういうわけですか。
【次の発言】 警察庁長官はいかがですか。
【次の発言】 それでは、出席されておる文部大臣にまずお尋ねをいたします。  去る九月六日から行われました道徳教育指導者講習会は比較的に事なきを得て済んだというように聞いております。しかしながらこれは初めお茶の水大学でやるというのを、途中で会場を変更して上野へ持っていって、それを阻止しようという連中に肩すかしを食わしたのであるというようなふうに聞いておりますが、いや……

第30回国会 文教委員会 第3号(1958/10/15、28期、自由民主党)

○稻葉委員 私は近く憲法調査のため二カ月ばかり留守にいたしますので、今国会における最終の私の質疑になりますが、二点お伺いしておきたい点があります。  一つは、国家試験制度と大学制度の関連性であります。司法官、弁護士の試験につきまして、法制審議会の答申に基き法務省側から提案されました。試験制度の改革は、現在の私どもの考えでは、不満足な大学制度に合せて、試験の方法をたやすくするという方向に基いたのでありますが、今回自民党政調法務部会のあっせんによりまして、関係大学側との了解もついた上で成案が近く政府提案として提出され、これには私どもの念願しておった、将来の大学制度の改革とにらみ合せて、やはり大学教……

第33回国会 文教委員会 第4号(1959/11/18、28期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長代理 小牧次生君。
【次の発言】 次に長谷川保君。
【次の発言】 以上で災害調査の報告を終ります。
【次の発言】 櫻井奎夫君。
【次の発言】 それでは本日はこの程度とし、次会は来たる十一月二十五日午前十時から開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時二十六分散会

第34回国会 文教委員会 第5号(1960/03/09、28期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長代理 次会は明後十一日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開催することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後二時五分散会

第34回国会 文教委員会 第7号(1960/03/16、28期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長代理 次に、学校教育に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がございますので順次これを許します。長谷川保君。

第34回国会 文教委員会 第8号(1960/03/18、28期、自由民主党)

○稻葉委員 お尋ねいたしますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条、第七条には、教育委員の任命は、市町村長が議会の同意を得て任命する、罷免をする場合も同様、議会の同意を得て罷免するということが書いてありますが、私は法律の解釈はしろうとでございますので大臣にお尋ねしたいのでございますが、もしかりに市町村長が議会の同意を得ないで教育委員を任命したり、それから罷免をしたりした場合には、その任命という行政行為は有効ですか無効ですか。
【次の発言】 内藤初中局長はその点についてどういう御見解を持っておられますか。
【次の発言】 事案をちょっと申し上げますと、新潟県北蒲原郡紫雲寺町という町で、学……

第34回国会 文教委員会 第9号(1960/03/22、28期、自由民主党)

○稻葉委員 ただいま八木委員から提案されました附帯決議に賛成するものであります。今回の法改正によりまして、わが国の勤労青年教育が物的裏づけをもって一段と前進をいたしましたことは同慶の至りでありますが、本法の改正にあたって、実習助手に関する政令を定めて、これの手当を限定するという趣旨が盛られておりまするが、限定があまり強くなりませんように、なるべく私どもは広い範囲で手当が支給されることを熱望いたすものでありますから、この附帯決議には全面的に賛成をいたします。  先ほどのこの法案の討論の際に、社会党、民主社会党を代表されまして、事務職員についても何らか別途考慮を必要とするという御趣旨に私も賛成をい……

第35回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1960/08/31、28期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  先般、委員各位の御推挙によりまして当委員会の委員長の重責をけがすことになりました。まことにふなれではございますが、委員会の運営に当たりましては一生懸命努力をいたしたい所存でございます。どうぞ委員各位の格別の御支援と御協力を切にお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  ただいま理事が二名欠員となっております。つきましては、その補欠選任をいたさなければなりませんが、これは先例によりまして委員長において指名いたすことに御異議ございませんか。

第35回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1960/09/01、28期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件につきまして調査を進めます。  この際お諮りいたします。  ただいま諸君のお手元に配付してございます科学技術文献資料収集整備に関する件につきましては、さきの本委員会における決議によりまして議院運営委員会に対し申し入れを行なったのであります。本日これを本委員会において再確認いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  なお、ただいまの決定に基づく所要の手続等は、必要の場合にはこれらについて委員長に御一任願いたいと存じますので、さよう御了承願います。

第36回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1960/10/17、28期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 この際一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、前回に引き続き委員長の重責をになうことに相なりました。何とぞ委員各位の御協力と御支援をお願い申し上げます。  簡単でございますが、委員長就任のごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。  理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの八木徹雄君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  委員長は理事に    菅野和太郎君  中曽根康弘君    平野 三郎君  保科善四郎君   ……


29期(1960/11/20〜)

第39回国会 法務委員会 第6号(1961/10/27、29期、自由民主党)

○稻葉委員 提案者畑議員の提案趣旨の説明を承りましたが、この法律改正のねらいとするところは、おそらく三千名に余る書記官補を書記官に昇格せしめて、その大部分を昇格せしめてやろうというのであるようでありますが、それは人事行政が間違っているということを不満に思われるのであれば、そういう意味の決議案でもお出しになるというのがいいのではないか。もし法律を改正しまして、「当分の間」を「昭和三十七年三月三十一日までは」と改めてしまいますと、三十七年四月以降は書記官補という制度がなくなってしまって、今まで書記官補である者は身分を失うことになるのではないかそれは当然にすべてそのまま書記官に昇格させ得るとは限らな……

第40回国会 法務委員会 第11号(1962/03/02、29期、自由民主党)

○稻葉委員 総理大臣の異議申し立てにつきまして、若干お尋ねいたします。  綿貫参考人の御意見ははっきりわかりました。橋本、市原両参考人は、内閣総理大臣の異議申し立てに関する規定二十七条は、全部削除するという意味でしょうか、それとも、もう少し条件を厳重にする必要があるとでもおっしゃるのでしょうか。
【次の発言】 この点、ちょっと参考人のおられる前で法務大臣にお聞きしたいのですが、総理大臣の異議の申し立ての資料がございますね。こういう内閣総理大臣の異議の申し立てをする場合は、閣議を経てやりますか、手続はどういうように慎重にとられているかということを聞きたいのです。

第41回国会 災害対策特別委員会 第1号(1962/08/11、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま各位の御推挙によりまして不肖私が委員長の重責をになうことになりました。まことに光栄に存じます。本委員会の重大なる使命にかんがみまして、微力ではございますが、各位の御協力によりましてこの大任を全ういたしたいものと念願いたしております。切に各位の格別なる御協力、御支援をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの谷垣專一君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。  それでは    秋山 利恭君  大久保武雄君    田中 ……

第41回国会 災害対策特別委員会 第2号(1962/08/16、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず、台風九号及び十号による被害状況について、政府当局からそれぞれ説明を聴取することにいたします。農林省大臣官房長林田君。
【次の発言】 鮎川建設省河川局次長。
【次の発言】 警察庁警備局警備第二課長土田君。
【次の発言】 この際、委員派遣承認申請に関する件につきましてお諮りいたします。  台風九号及び十号による被害状況調査のため、北海道に委員を派遣し実情を調査いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  つきましては、派遣期間、期日、派……

第41回国会 災害対策特別委員会 第3号(1962/08/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  ただいま、北海道災害について委員会開会前に陳情を受けましたが、関係各省にも御聴取を願いました。つきましては、これらの救済策につきまして事務的検討を早急に進められるよう、委員長から特に要望をいたします。どうぞよろしく。  災害対策に関する件につき調査を進めます。  さきに台風九号及び十号等による被害状況調査のため北海道に派遣いたしました委員から報告を聴取することにいたします。大久保武雄君。
【次の発言】 災害調査派遣委員各位及び現地参加の委員各位並びに議員各位に対し、その御労苦を深く謝するものであります。

第41回国会 災害対策特別委員会 第4号(1962/08/28、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。お諮りいたします。  昨日本委員会に付託になりました農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案外三案について、趣旨説明を聴取するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは、角屋堅次郎君外四十九名提出にかかる農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案、天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案、岡本隆一君外四十九名提出にかかる公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案、及び中村重光君外四十九名提……

第41回国会 災害対策特別委員会 第5号(1962/09/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  台風十三号及び十四号並びに三宅島噴火による被害状況について、政府当局から順次説明を聴取することにいたします。  まず、警察庁土田警備第二課長。
【次の発言】 農林省庄野農地局長。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。角屋堅次郎君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 委員長から農林省当局に申し上げますが、ただいま島本虎三君のあげられた事案については、災害対策特別委員会としては非常に責任があると思いますので、本日中に具体的に調査されまして委員長あて御報告願いたい。三十……

第41回国会 災害対策特別委員会 第7号(1962/10/04、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 ただいまから会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  去る九月二十六日長崎県福江市に発生した火災による被害状況等について、政府当局から説明を聴取することにいたします。警察庁三角外勤課長。
【次の発言】 災害対策に対し質疑の通告がありますので、順次これを許します。綱島正興君。

第42回国会 災害対策特別委員会 第1号(1962/12/10、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま各位の御推挙によりまして、再び私が委員長の重責をになうことになりました。微力ではございますが、各位の御協力をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの古川丈吉君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは    秋山 利恭君  大久保武雄君    田中 正巳君  古川 丈吉君    坊  秀男君  井手 以誠君    岡本 隆一君  角屋堅次郎君 以上八名の諸君を理事に指名いたします。(拍手)  本日は、これに……

第42回国会 災害対策特別委員会 第2号(1962/12/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きまます。  まず、長野県大鹿村の災害復旧に関する請願を議題として審査に入ります。  お諮りいたします。  本請願は、その趣旨妥当と認められますので、採択の上内閣に送付すべきものと決するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。  なお、ただいま議決いたしました請願に関する委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 この際申し上げます。  本委員会に参考送付せられました陳情書は、二件であります

第43回国会 災害対策特別委員会 第1号(1963/01/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま各位の御推挙によりまして、引き続き私が委員長の重責をになうことになりました。つきましては、各位の御協力を得まして委員会運営に万全を期したいと存じます。よろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。  理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの田中正巳君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは    秋山 利恭君  大久保武雄君    田中 正巳君  古川 丈吉君    坊  秀男君  岡本 隆一君    角屋堅次郎君  ……

第43回国会 災害対策特別委員会 第2号(1963/01/29、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず、豪雪による被害状況等について、政府当局から順次説明を聴取することにいたします。三角警察庁外勤課長。
【次の発言】 久保防衛局第一課長、
【次の発言】 広瀬運輸省官房長。
【次の発言】 ちょっと官房長に伺いますが、本委員会が現地調査委員を派遣する都合があるのだけれども、小松の飛行場も新潟の飛行場もだめだということですが、それは回復の見込みはありませんか。二日くらいに行きたいのですが……。
【次の発言】 廣瀬通商産業政務次官。
【次の発言】 滝山国鉄常務理事。

第43回国会 災害対策特別委員会 第3号(1963/02/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  御承知の通り、去る五日、本院における今回の災害に対する雪害対策に関する決議において、除雪、交通の打開、物資の供給と物価騰貴の抑制、商工、農林水産業救済、保健衛生対策等、災害の復旧救助等の緊急措置並びに抜本的な恒久対策等の確立を政府において措置するよう決議されたところであります。また、河野北陸地方豪雪非常災害対策本部長がいち早く現地におもむかれたことでもあり、この際、対策本部としての雪害対策の基本的なものにつきまして、河野本部長から説明を求めます。河野北陸地方豪雪非常災害対策本部長。

第43回国会 災害対策特別委員会 第4号(1963/02/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  災害対策に関し質疑の通告がありますので、順次これを許します。玉置一徳君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  中村英男君。
【次の発言】 赤澤正道君から関連質問をしたいとの申し出がありますので、これを許します。赤澤正道君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 委員長からもっけ加えて申し上げますが、新発田の連隊ですけれども、連隊に雪上車がたった一台、そういう装備では、災害出動に万全を期すわけにはいかぬと思う。今の質問に関連して申し上げます。

第43回国会 災害対策特別委員会 第5号(1963/02/21、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  本日は、今次の豪雪による災害対策の諸問題について、政府関係当局と協議懇談いたしたいと存じます。  この際、暫時休憩いたします。    午前十時三十四分休憩

第43回国会 災害対策特別委員会 第6号(1963/02/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  昨日に引き続き、今次の豪雪による災害対策の諸問題につきまして、政府関係当局と協議懇談いたしたいと存じます。  この際、暫時休憩いたします。    午前十時十四分休憩

第43回国会 災害対策特別委員会 第7号(1963/02/28、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害に関する件について調査を進めます。  災害対策に関し質疑の通告がありますので、順次これを許します。大野市郎君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは、副本部長の見えますまで、順序を変更しまして、建設省関係に関する質問をやっていただます。三宅正一君。
【次の発言】 細田吉藏君。
【次の発言】 ちょっと委員長から要望申し上げておきます。  鳥取、高根に行って参りましたが、鳥取、高根の人たちは非常にのんきで、なだれの危険を身近にあまり……

第43回国会 災害対策特別委員会 第8号(1963/03/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  災害対策に関し、質疑の通告がありますので、順次これを許します。西村力弥君。
【次の発言】 一つ聞きたいことがあるのですが、学校は休校になっていないが、汽車通勤している先年が行けない場合は、欠勤に取り扱っているかどうか。
【次の発言】 小沢辰男君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は明日午前十時から開会することとし、本日はこれにて散会いたします。  午後零五十分散会

第43回国会 災害対策特別委員会 第9号(1963/03/02、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  災害対策に関し質疑の通告がありますので、順次これを許します。細田吉藏君。
【次の発言】 前田義雄君。
【次の発言】 それでは、次は労働省の関係に移ります。五島虎雄君。
【次の発言】 西村君の今の問題につきましての大蔵省の答弁は、後日に譲ります。追って、機会を見つけて答弁させます。
【次の発言】 次は、通商産業省関係に移ります。堂森芳夫君。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 関連質問の通告がありますから、これを許します。西村力弥君。
【次の発言】 次は小沢辰男君。

第43回国会 災害対策特別委員会 第10号(1963/03/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず、去る十六日発生した新潟県能生町等における地すべりによる被害状況について、政府当局から順次説明を聴取することにいたします。三角警察庁保安局外勤課長。
【次の発言】 きょうの栃尾のことはわかっておりませんか。けさのラジオでは、栃尾で地すべりがあって、人が一人死んで、何世帯かを避難させたということが報道されているのですが、あなたの方にはわかっておりませんか。
【次の発言】 木村建設省河川局砂防課長。
【次の発言】 大野市郎君。
【次の発言】 それでは、国鉄の状況を聴取いたします。山口施設局長。

第43回国会 災害対策特別委員会 第11号(1963/03/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。
【次の発言】 ただいまの薩摩君の申し出につきまして、警察庁で被害状況等の判明している分だけでもいいですから聴取したいと思うのですけれども、まだ参っておりませんから、後刻適当な時期に、参りましてから報告させることにいたします。
【次の発言】 そうやっております。  災害対策に関し質疑の通告がありますので、順次これを許します。大野市郎君。
【次の発言】 総理府総務長官は連絡しております。
【次の発言】 さっきの雪寒道路五カ年計画の改定とか、おそらく今作業を進めつつあるということでわれわれは答弁をもらったわけだが、……

第43回国会 災害対策特別委員会 第12号(1963/03/29、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、各派共同をもって、豪雪等による災害対策に関する件について、本委員会において決議したいとの動議が提出されております。この際、その趣旨説明を求めます。大野市郎君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明を終わりました。  別に御発言がなければ、直ちに採決いたします。  ただいまの案文の通り委員会の決議とするに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  次に、ただいまの決議を関係政府当局に送付いたしますが、その手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じます……

第43回国会 災害対策特別委員会 第13号(1963/05/09、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  今次の豪雪による災害対策の諸問題につきまして、政府関係当局と協議懇談いたしたいと存じます。  この際、暫時休憩いたします。   午前十時四十一分休憩

第43回国会 災害対策特別委員会 第14号(1963/05/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件につき調査を進めます。  この際、豪雪地帯の指定について政府当局から説明を聴取することにいたします。経済企画庁真島参事官。
【次の発言】 次に、災害対策に関し質疑の通告がありますので、順次これを許します。坂田英一君。
【次の発言】 坂田英一君、大蔵省から宮崎財務調査官、松井財務調査官の二人が見えておりますことを申し上げておきます。
【次の発言】 中村英男君。
【次の発言】 ちょっと私から聞きたい。さっきあなたの説明では、ことしの雪は計算に入れなかった、過去三十年の統計に基づいたと言うのだが、ことしの雪はああいうふうな状態だった。私は現……

第43回国会 災害対策特別委員会 第15号(1963/05/23、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  災害対策に関し質疑の通告がありますので、順次これを許します。綱島正興君。
【次の発言】 稻村隆一君。
【次の発言】 長谷川保君。
【次の発言】 この際、委員長から農林当局に申し上げます。  果樹等永年作物の災害の救助に関しましては、現行法では、いかにこれを拡大解釈をして適用いたしましても、とうていまかなえるものではございませんから、法の改正または特別立法の制定を必要とするというのが当委員会の態度であります。その点、農林省と考え方が対立しておるのであります。本日の委員会におきまして多少農林省側も前進してきたよ……

第43回国会 災害対策特別委員会 第16号(1963/05/30、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際、小委員会設置に関する件についておはかりいたします。  先ほどの理事会の協議に基づきまして、本委員会に、小委員九名よりなる果樹等永年作物災害対策に関する小委員会、及び小委員八名よりなる積寒地域における運輸交通確保に関する小委員会の二小委員会を設けることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたしました。  ただいま設置するに決定いたしました小委員会の小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長において指名するに御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第43回国会 災害対策特別委員会 第17号(1963/06/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  先ほどの理事会の協議に基づきまして、まず、さきに埼玉、群馬、栃木県下における突風及び降ひょう等による被害状況等調査のため現地に派遣されました委員から報告を聴取することにいたします。谷垣專一君。
【次の発言】 派遣委員各位にはまことに御苦労でした。
【次の発言】 この際、ただいまの派遣委員報告に関連して発言を求められておりますので、これを許します。高田富之君。
【次の発言】 委員長からお尋ねしますが、私の伺っているところでは、本会議においても農林、委員会においても、農林大臣は、これに対して天災融資法を適用する……

第43回国会 災害対策特別委員会 第18号(1963/06/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  ただいまの理事会において協議いたしました結果に基づき、自由民主党、日本社会党及び民主社会党三派共同により、長雨等による農作物の被害に対する緊急措置に関する決議案文を委員長において次のように取りまとめました。  朗読いたします。    長雨等による農作物等の被害に対する緊急措置に関する件   四月下旬からの長雨は、気象台創設以来の降水日数となり、九州、四国、中国、近畿及び東海地方をはじめ極めて広範囲におよび、農作物等に甚大な被害を与えている。また、五月下旬の埼玉、群馬、栃木県下における突風及び降ひょう等による……

第43回国会 災害対策特別委員会 第19号(1963/06/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、果樹等永年作物災害対策に関する小委員長から発言を求められておりますので、これを許します。果樹等永年作物災害対策に関する小委員長秋山利恭君。
【次の発言】 以上で報告は終わりました。  ただいま小委員長のお申し入れどおり、委員長におきましてしかるべく善処いたします。  なお、この際、本会議において決議を行ないます長雨等による農作物等の被害に対する緊急措置に関する決議案文は、ただいまお手元にお配りいたしてありますとおりにお願いいたすことになりましたので、さよう御了承をお願いいたします。  次会は公報をも……

第43回国会 災害対策特別委員会 第20号(1963/06/20、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際おはかりいたします。  理事古川丈吉君から理事を辞任いたしたいとの申し出がありますが、これを許可し、その補欠選任につきましては、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは、理事に福家俊一君を指名いたします。
【次の発言】 次に、小委員会設置に関する件についておはかりいたします。  先ほどの理事会の協議に基づきまして、本委員会に、小委員九名よりなる長雨等災害対策に関する小委員会を設置することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたしました。  ただい……

第43回国会 災害対策特別委員会 第21号(1963/06/25、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際おはかりいたします。  長雨等災害対策に関しまして、さきに被害地を視察されました議員小山長規君から御意見をお伺いいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それではさように決定いたします。小山長規君。
【次の発言】 ただいま陳述されました小山議員の御意見に対し、何か御発言はありませんか。――別に御発言はないようでありますので、これにて意見の聴取は終わりました。
【次の発言】 続いて、北海道における強風による災害に関して、松田鐵藏君より発言を求められておりますので、これを許します。松田鐵藏君。

第43回国会 災害対策特別委員会 第22号(1963/06/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法の一部を改正する法律案、及び天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。谷垣專一君。
【次の発言】 稲富稜人君。
【次の発言】 大野市郎君。
【次の発言】 すぐ聞いておきます。
【次の発言】 あとで答弁させましょう。それとも、主計局次長が見えておりますが、主計局次長では御満足がいきませんか。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――なければ、これにて……

第43回国会 災害対策特別委員会 第23号(1963/06/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際、おはかりいたします。  理事細田吉藏君から理事を辞任したいとの申し出がありますが、これを許可し、その補欠選任につきましては、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは、理事に加藤常太郎君を指名いたします。
【次の発言】 次に、本日本委員会に付託になりました、内閣提出、昭和三十八年四月から六月までの長雨についての天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の適用の特例に関する法律案につきましては、理事の協議に基づき、これを議題とし、審査に入ります。

第43回国会 災害対策特別委員会 第24号(1963/06/29、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  災害対策に関し質疑の通告がありますので、順次これを許します。松田鐵藏君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。    午前十時三十二分休憩

第43回国会 災害対策特別委員会 第25号(1963/07/02、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、去る六月二十九日から七月一日にかけての九州北部等における集中豪雨による被害状況等について、政府当局から順次説明を聴取することにいたします。まず、後藤警察庁警備第二課長。
【次の発言】 次に、安芸建設省河川局防災課長。
【次の発言】 この際、委員派遣承認申請に関する件につきましておはかりいたします。  このたびの九州北部等における集中豪雨による被害状況等調査のため、現地に委員を派遣して実情を調査したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたしま……

第43回国会 災害対策特別委員会 第26号(1963/07/03、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際委員長より申し上げますが、昨日決定を見ました九州北部等の災害についての委員派遣につきましては、倉成正君、角屋堅次郎君及び玉置一徳君の三名の委員にお願いすることにいたしまして、明日御出発を願う予定になっておりますので、お知らせいたします。  派遣委員の諸君には御苦労さまですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。  なお、派遣委員報告は、来たる六日の委員会において聴取いたす予定でございますので、御了承願います。
【次の発言】 災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、長雨等災害対策に関する小委員長から発言を求められておりますので、これを許……

第43回国会 災害対策特別委員会 第27号(1963/07/04、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際、開会中審査に関する件についておはかりいたします。  理事会の決定どおり、災害対策に関する件につきましては、閉会中もなお調査いたしたいと存じますので、議長に対しその旨の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定しました。
【次の発言】 次に、閉会中審査案件を付託され、その現地調査を必要とする場合におきましては、委員を派遣し調査を行ないたいと存じます。つきましては、その派遣委員の人選、期間、派遣地その他所要の手続等については、委員長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ござい……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第4号(1964/05/07、30期、自由民主党)

○稻葉委員 ただいまの議題につきまして、私は総理大臣以下関係閣僚に質疑をいたしますが、去る二十八日の本委員会で、社野党を代表された河野密委員の質疑に対し、総理大臣は、本国会でILO八十七号条約及び関係国内法を一括してぜひ通過をさせたいという決意のほどを披瀝されました。私は、本条約の重要性にかんがみ、質疑にあたって、総理、官房長官、外務大臣、公務員担当国務相労働大臣、文部大臣、自治大臣等の出席を要求しておきましたが、その点は委員長におかれてどういうことになっておりますか。
【次の発言】 本国会で意見の一致を見るよう十分審議を尽くしてぜひ通過させたいという政府の熱意の表明と、本日の出席しないという……

第46回国会 災害対策特別委員会 第13号(1964/07/03、30期、自由民主党)

○稻葉委員 今回の災害に対し、去る六月三十日開催の中央防災会議において、いわゆる激甚(じん)法の第二章、第五条、第六条、第十二条、十五条、十六条、十七条、二十二条及び第二十四条の適用が決定されたわけでありますが、私は、これだけでは今回の激甚なる災害にかんがみまして不十分であるという立場から質疑を申し上げて答弁を願いたいと存じます。  まず建設省。具体的に申し上げますが、ある一つの河川に二つの木橋があって、そうして将来これは両者を合併した中間に永久橋をかけかえるということで、かけかえ工事を進行中である、このたびの災害によってそのうちの一つの木橋ないしは二つの木橋が崩壊した、これは激甚地の指定を受……

第46回国会 予算委員会 第15号(1964/02/27、30期、自由民主党)

○稻葉委員 第四分科会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  審査の対象は、昭和三十九年度予算のうち自治、運輸、建設及び郵政の各省所管の分でありまして、去る十七日から昨二十六日まで、二十三日(日曜日)、二十四日(月曜日)両日を除く八日間、連日慎重かつ熱心に審査いたしました。審査は各省ごとに行ない、それぞれ当局より説明を聴取した後質疑を行ないましたが、これらの詳細につきましては会議録に譲ることといたし、ここでは質疑のおもな点についてのみ簡単に御報告申し上げます。  初めに自治省について申し上げます。  質疑は、選挙の公明化と定数是正の問題、地方税制の改正に伴う減収補てんの問題……

第52回国会 災害対策特別委員会 第3号(1966/07/29、30期、自由民主党)

○稻葉委員 開会前に新潟県の副知事、山梨県総務部長から陳情があり、ただいまは派遣委員の、第一班は井谷委員から、第二班は池田委員から、詳細な、しかも示唆に富んだ御報告がございました。質問者はいたく感激をし、傾聴いたしました。  この際、私は、三回にわたって新潟地方の被害地の状況を見てまいりました興奮がまださめておりません。ときに政府に対して御無礼な点があるかと思いますが、一つには罹災者の心情を思うと同時に、将来に向かって建設、農林、総理対等に対し激励の意味もありますので、あしからず御了承の上御聴取願いたいと思います。  第一に建設省に御質問申し上げますが、両派遣委員の報告にもありましたとおり、わ……

第52回国会 災害対策特別委員会 第7号(1966/10/07、30期、自由民主党)

○稻葉委員 第二班は、台風第二十四号及び二十六号による被害状況の実情調査のため、十月五、六日の両日にわたり山梨県に派遣されたのでありますが、派遣委員を代表して、調査の概要について御報告をいたします。  派遣委員は、自由民主党壽原正一君、日本社会党山口丈太郎君、並びに私の三名であり、その他山梨県選出議員多数の臨時参加を得て、被害状況をつぶさに調査してまいったのであります。  まず初めに、今次災害の原因となりました台風の状況及び被害の発生状況について申し上げます。  台風第二十六号は、猛スピードで二十五日午前零時ごろ静岡県御前崎付近に上陸し、午前一時ごろ山梨県南部に入り、富士山の西側から西湖、塩山……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1967/06/30、31期、自由民主党)

○稻葉委員 私は、今回の政治資金規正法の改正法律案につきまして、第一に、政治資金規正の目的と憲法二十九条との関係について、第二に、本改正案の第二十二条第一号及び第二号と憲法第二十九条第二項との関係について、第三に、国家公務員法百二条第一項及び人事院規則一四―七と本改正案第二十二条第三号との関係について、すなわち公務員の政治的行為の禁止と公務員職員団体の行なう寄付との関係につきまして、自治大臣に質問を申し上げます。  第一に、今回の政治資金規正法改正の目的は、審議会の答申にもありますとおり、まあ平たく言えば、政治をされいにするということではなかろうかと思うのです。議会に対する国民の黒い霧による信……

第55回国会 内閣委員会 第1号(1967/02/21、31期、自由民主党)

○稻葉委員 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第56回国会 災害対策特別委員会 第3号(1967/09/08、31期、自由民主党)

○稻葉委員 今次災害の甚大さにつきましては、現地派遣の団長からそれぞれ御報告がございまして、また現地の切実なる要望もお加えいただきました。政府委員各位においては御聴取のとおりであります。  私は昨年の新潟地方を襲った豪雨の災害の際、本会議において、総理大臣、建設大臣に対し、わが国の中小河川対策はおくれておるのではないか、道路予算に比してあまりにも格差がありやしないかということを申し上げておきました。去る二日、建設大臣が政府派遣団の団長としておいでになりました際に、河川改修五カ年計画は一兆一千億と承りました。道路予算は六兆六千億もある、いまだにこれが直っておらないのははなはだ残念であります。また……

第56回国会 災害対策特別委員会 第6号(1967/11/11、31期、自由民主党)

○稻葉委員 関連して。農林省の太田参事官にお伺いいたしますが、あなたの報告書の五ページ、「食糧対策」というところがありますね。「予約米の出荷できなくなった者に対しては、(1)予約概算金の国への納期までの加算利子については、被害の程度によって減免措置を講ずる。」こうある。われわれは去年七・一七の水害でこれを強く要望した。ところが、延納は認めますけれども、利子の減免措置は、いままでやった例がございませんから、だめでございますという。初め私は、その問題について農林省は解決しているというからうまくいっておると思って、地方へ行って利子の減免措置もやるそうだ、こう言ったら、そうではなくて、大蔵省との間で話……

第56回国会 災害対策特別委員会 第8号(1967/12/02、31期、自由民主党)

○稻葉委員 災害対策の基本問題に関する小委員会における調査の経過及び結果について御報告申し上げます。  本小委員会は、災害対策の基本問題に関して調査を行なうため、本国会七月二十八日に設置され、小委員長には天野光晴君が選任されました。  八月一日第一回の小委員会を開き、懇談において、本小委員会の進め方等について協議いたしましてから、十月六日までの間に、前後五回にわたり、各会派から災害対策の諸問題に関する試案を持ち寄り、懇談を重ねました。この間に、各会派から起草小委員一名ずつを選出し、一応の素案の作成に当たったのであります。  十月六日第三回の小委員会におきまして、起草小委員において取りまとめまし……

第57回国会 災害対策特別委員会 第2号(1967/12/20、31期、自由民主党)

○稻葉委員 ただいま委員長から御指名のありましたとおり、四党を代表いたしまして、昭和四十二年の豪雨による災害対策に関する件につきまして、お手元に配付されております案文のとおり本委員会の決議とせられたい旨の動議を提出いたします。  案文の朗読は省略いたしますが、この災害の対策につき、政府において根本的に再検討を加え、現行法律並びに予算上、行政上の諸措置について改善を積極的に推進されたいのであります。  以上、本委員会の決議とされるよう、四党を代表して提案を申し上げる次第であります。(拍手)

第58回国会 災害対策特別委員会 第7号(1968/04/24、31期、自由民主党)

○稻葉委員 関連して。――新潟地震のときに激甚災の適用がその点について問題になって、上田さん、あなたはあのときも総理府に参事官としておられて……。(上田説明員「おりません」と呼ぶ)いなかった――それは失敬しました。  それで、あのときに問題になって、いまのような基準が生まれましたね。そうして地震の場合は――新潟の場合はうんとあったあれですから、問題なく激甚災の適用を受けたんだが、この吉松・えびの地震のときみたいに境になると非常に問題が起きますから、きちんとやっておかなければいけませんが、前例はあります。前例を覚えていないようでは困る。

第58回国会 災害対策特別委員会 第8号(1968/05/17、31期、自由民主党)

○稻葉委員 時間がありませんから端的に……。  昭和三十八年法律第百三十七号、豪雪に際して地方公共団体が行なう公共の施設の除雪事業に要する費用の補助に関する特別措置法という法律があるわけです。ところが、これが全然空文化しております。これは政府当局も、この間の災害対策委員会でお認めになった。空文化しておる。したがって、空文化しないように、次のように法律を直す意思はないかと私は質問しました。すなわち、豪雪のため地方公共団体の行なう除雪事業に要する費用が、国が平年度交付税で見る除雪費をこえる部分については、予算の範囲内において、その二分の一以内を当該公共団体に国が補助するものとする、端的にこうやった……

第58回国会 災害対策特別委員会 第10号(1968/05/27、31期、自由民主党)

○稻葉委員 第二班の調査の結果について御報告を申し上げるとともに、その対策につきこの際政府に対し要望と警告を発しておきたいと存じます。  派遣委員は、自由民主党の私、渡辺栄一君、日本社会党の兒玉末男君及び民主社会党の和田耕作君の四名で、ほかに地元選出議員の御参加を得て、第一班と同様去る二十一日から二十四日までの四日間、北海道における地震及び津波による被害の実情につき調査をいたしてまいりますとともに、議員一同から拠出されました災害見舞い金をお届けしてまいったのであります。  時間の関係で各地の被害状況等の内容の詳細は調査報告書として提出いたしましたので、本委員会議録の末尾に参照として掲載していた……

第61回国会 災害対策特別委員会 第11号(1969/08/15、31期、自由民主党)

○稻葉委員 総理府にお尋ねいたします。総理府総務長官から御説明があって承りましたが、まず第一に、今回の災害について、各県ごとに激甚災害法の適用の見込みを伺います。山形県はいかがですか。新潟県はいかがですか。富山県はいかがですか。長野県はいかがですか。福島県はいかがですか。
【次の発言】 私の見るところでは、従来の災害と激甚法の指定の関係にかんがみ、今回は各県ごとに県全域にわたるものでないがゆえに、県全体として激甚災害法の適用を受ける見込みは少ないのではないかと経験上思うのですが、あなたもたいがいの災害をいままで経験してきて、集計しなければわからぬというものでもありますまい。どうですか。


32期(1969/12/27〜)

第68回国会 災害対策特別委員会 第3号(1972/04/04、32期、自由民主党)

○稻葉委員 関連。気象庁のここ二、三年来の予算をひとつ四十五年から、五年は幾ら、六年は幾ら、ことしは幾らということをお聞きしたいのです。
【次の発言】 去年の集中豪雨災害とか、ことしの春の海上災害とかを見ますと、国民としては、気象庁がどの程度の能力があるのか、不安に思うわけです。台風の発生状態等を把握しにくいというお話ですが、これなども、もう少し機構を整備し、金でもあったら進むのかどうか。これは全くわからなくて、一寸先はやみなのか、どうなんでしょう。
【次の発言】 何だか、聞いてみまして心細くてしょうがないんです。あれだけ年々集中豪雨が思わざるところへやってきて、千葉県だとか、去年は三重県だと……

第69回国会 文教委員会 第1号(1972/07/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 文部大臣に就任をいたしましたが、わが国の文教の改革が叫ばれておるようでありまして、きわめて重責を感ずる次第でありますが、何しろ浅学非才でございますので、委員各位の御鞭撻、御叱正を得て、誤りなきを期すると同時に、やるべきことはばしばしやっていきたい、こういう考えでおりますので、どうぞお手やわらかにお願いいたします。  先般就任に際しまして、委員の皆さまから御丁重な祝電やらごあいさつ状をいただきましたが、まだ御返事も差し上げずたいへん失礼いたしました。そのうち丁重なる御返事を申し上げると同時に、ごあいさつも設けましてということに心組んでおりますから、よろしくお願いいたします。  こ……

第69回国会 文教委員会 第3号(1972/09/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 私はきわめて大ざっぱなことを考えて申したのでございまして、どことどことどこをどういうふうに具体的にこう直すという知識はないのです。  ただ、先般日教組の委員長以下数名とお会いした際にも申したのですが、向こうからもそういう希望があったのですが、戦後のわが国教育は、教育課程審議会を開くたびごとに、だんだん盛りだくさんになっちゃって、知育偏重になっておる。これではいまの教員の資質では、一年に要領をさらっとこなすという点で非常に骨が折れるし、教えられるほうも、盛りだくさんのことをべらべらやられちゃってさっぱり覚えておらない。授業時間ばかり多くて、校外散歩の時間だとか、課外活動の時間だと……

第70回国会 予算委員会 第4号(1972/11/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 いまそういう大会のあったことを覚えておりませんが、祝電を打たれたという事実をあなたがつかんでおられるならば、あるいはうっかり祝電を打ってあるのかもしれません。私は、日中国交正常化の推進論者であります。したがって、そういう決議が行なわれたことをはなはだ遺憾といたします。
【次の発言】 そういう決議の行なわれたような会合であれば、取り消すにやぶさかではありません。直ちに取り消します。

第70回国会 予算委員会 第5号(1972/11/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 教員の待遇の改善につきましては、辻原さんおっしゃるとおり、この前の特別調整額支給に関する法律の通ったときに、これは人事院の関係がございますので、人事院に対し、本来教職員には、その特殊性、困難性にかんがみて、給与表は一本別表、一項独立したものがあるべきであると言ったら、人事院でもそのとおりでございますと言うから、それじゃ早くつくってほしい、こう言って、御承知のように、いま作業を進めているところでございますが、これは非常にむずかしい計算があるので時間がかかる。とても待っておれませんから、いまあなた御存じのような、昭和四十八年度予算要求二五%、あとの二五%と合わせて五〇%アップという……


33期(1972/12/10〜)

第72回国会 文教委員会 第1号(1973/12/07、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  このたび皆さまの御推挙によりまして、私が文教委員長の重責をになうことになりました。本委員会の使命は重大であり、その責任の大きさを痛感いたしております。  委員会の運営につきましてはふなれでございますが、委員各位の御指導、御協力を得まして、円満かつ適正なる委員会運営を行ないたいと存じますので、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 この際、理事補欠選任の件についておはかりいたします。  委員異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。これよりその補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により、委員長にお……

第72回国会 文教委員会 第2号(1973/12/20、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際、一言申し上げます。  日本社会党、日本共産党・革新共同及び公明党三党の理事から、先刻委員長に対し、理事会にも委員会にも出席しないこと、及びたとえ明日に委員会を延期しても出席し得ない旨の申し入れがございました。しかし、繰り返し理事会及び委員会への出席を委員長から懇請しましたが、いまだに御出席がありませんので、この際、やむを得ず委員会を開会いたします。(拍手)  内閣提出、第七十一回国会閣法第六六号、学校教育の水準の維持向上のための義務教育諸学校の教育職員の人材確保に関する特別措置法案を議題といたします。

第72回国会 文教委員会 第3号(1974/02/01、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際、理事辞任の件についておはかりいたします。  理事長谷川正三君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、辞任を許可することに決しました。  次に、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。  ただいまの理事辞任に伴い、理事一名が欠員になりましたので、これよりその補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは、嶋崎譲君を理事に指名いたします。  次回は、来たる六日開会し、文部大臣より所……

第72回国会 文教委員会 第4号(1974/02/06、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  文教行政の基本施策に関し、文部大臣より発言を求められておりますので、これを許します。奥野文部大臣。
【次の発言】 次に、昭和四十九年度文部省所管予算の概要につきまして説明を聴取いたします。藤波文部政務次官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。  次回は来たる八日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後一時一分散会

第72回国会 文教委員会 第5号(1974/02/13、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  文教行政の基本施策に関する件、特に最近の学校給食用物資の供給に関する問題について、日本学校給食会理事長河上邦治君を本日参考人として出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。深谷隆司君。
【次の発言】 関連質疑の申し出がありますので、これを許します。松永光君。

第72回国会 文教委員会 第6号(1974/02/15、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。栗田翠君。
【次の発言】 関連質疑の申し出がありますので、これを許します。山原健二郎君。
【次の発言】 午後一時に開会することとし、この際、休憩いたします。    午前十一時五十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について、質疑を続行いたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。高橋繁君。
【次の発言】 関連質疑の申し出がありますので、これを許します。木島喜兵衛君。

第72回国会 文教委員会 第7号(1974/02/20、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  先国会より継続審査となっております内閣提出、学校教育法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 本案につきましては、第七十一回国会におきましてすでに趣旨説明を聴取いたしておりますので、これを省略したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、これを許します。山崎拓君。
【次の発言】 ちょっとお待ちください。  山崎拓君に申し上げますが、ただいまのあなたの発言中、この本委員会が━━━━に入っているような、そういう……

第72回国会 文教委員会 第8号(1974/02/22、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  一言申し上げます。先刻来、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党所属各委員に出席の要請をいたし続けてまいりましたが、いまだに御出席がありません。この際、やむを得ず委員会を開会いたします。  本会議開会が一時でありますので、本会議散会後再開することとし、この際、休憩いたします。    午後零時五十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  一言申し上げます。  先刻来、日本社会党、日本共産党・革新共同及び公明党の所属委員に出席を要請しておりますが、いまだに御出席になりませんので、この際、やむを得ず委員会を再開いたします。  内……

第72回国会 文教委員会 第9号(1974/02/25、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  一言申し上げます。日本社会党、日本共産党・革新共同及び公明党所属の委員に出席の要請をいたしましたが、いまだに御出席がありませんので、やむを得ず委員会を開催いたします。  この際、西岡武夫君より発言を求められておりますので、これを許します。西岡武夫君。
【次の発言】 ただいまの西岡君の動議に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、西岡武夫君の動議のとおり決しました。  手続をいたさせますので、このまましばらくお待ち願います。     …………………………………
【次の発言】 この際、西岡武夫君、受田新吉君、塩崎潤君より発言を求められ……

第72回国会 文教委員会 第10号(1974/02/27、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  一言申し上げます。先刻来、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の所属委員に出席を要請しておりますが、いまだに御出席がありませんので、この際、やむを得ず委員会を開会いたします。  去る二十二日、委員交代を三時間にわたって議長が許可しなかったため、質疑通告者の発言が結果として封ぜられましたことはきわめて遺憾であります。委員の発言の自由にも関する重大事でありますので、二十五日の本委員会の趣旨にのっとり、委員長の職責において、これが責任の所在を明らかにするため、衆議院議長に対しその旨の文書を事務総長を通じて提出してまいりました。念のためその文書を……

第72回国会 文教委員会 第11号(1974/03/01、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  一言申し上げます。先刻来、日本社会党、日本共産党・革新共同及び公明党の所属委員に出席を要請いたしましたが、いまだに御出席がありませんので、この際、まことにやむを得ず委員会を開会いたします。  冒頭御報告申し上げることがございます。  去る二十二日委員会で起きた重大事件について、二十七日委員長から議長に要望書を提出しましたが、昨二十八日午後議長とお目にかかり、話し合いをいたしました。その内容を要約すれば、  一、委員差しかえの手続については、いろいろ行き違いのため、委員会の議事が長時間中断するのやむなきに至ったことは、まことに遺憾である。  二、今後、委……

第72回国会 文教委員会 第13号(1974/03/08、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。上田茂行君。
【次の発言】 次に、文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。嶋崎譲君。
【次の発言】 山原健二郎君。
【次の発言】 速記をちょっととめてください。
【次の発言】 速記を始め。
【次の発言】 理事会ではかるかどうかはまだ決定いたしません。
【次の発言】 委員長に解決方法がありますから、理事会にはかる必要はありません。
【次の発言】 山原君のいまのことばにつきましては、その文言は……

第72回国会 文教委員会 第14号(1974/03/13、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。嶋崎譲君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後八時散会

第72回国会 文教委員会 第15号(1974/03/15、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。栗田翠君。
【次の発言】 関連質疑の申し出がありますので、これを許します。山原健二郎君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後八時一分散会

第72回国会 文教委員会 第16号(1974/03/22、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安里積千代君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。    午前十一時五十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。有島重武君。
【次の発言】 質問者の御要求はごもっともでございますから、文部省はなるべくすみやかに調べて、正確な数字を出すことを委員長からも要望いたします。

第72回国会 文教委員会 第17号(1974/03/27、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。有島重武君。
【次の発言】 関連質疑の申し出がありますので、これを許します。嶋崎譲君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  午後二時に再開することとし、この際、休憩いたします。    午後零時三十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。有島重武君。
【次の発言】 嶋崎君、委員長からその統一資料を出すように言いましたところ、承知い……

第72回国会 文教委員会 第18号(1974/04/03、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。有島重武君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。    午後一時八分休憩

第72回国会 文教委員会 第19号(1974/04/10、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  国立学校設置法の一部を改正する法律案に対する本委員会における審議の中で問題となりました医科大学の参与の件について、奥野文部大臣より発言を求められておりますので、これを許します。奥野文部大臣。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  本案に対する質疑はありませんか。――別にないようでありますから、本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 この際、本案に対し、森喜朗君外四名より、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の五党共同……

第72回国会 文教委員会 第20号(1974/04/12、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松永光君
【次の発言】 小林信一君。
【次の発言】 山原健二郎君。
【次の発言】 午後二時に再開することとし、この際、休憩いたします。    午後一時八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  内閣提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上田茂行君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれ……

第72回国会 文教委員会 第21号(1974/04/17、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際、一言申し上げます。先刻来、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の委員に対し、定例日でもありますので出席を願いたい旨要請いたしましたが、いまだに御出席がありませんので、この際、やむを得ず委員会を開会いたします。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松永光君。
【次の発言】 内閣提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。塩崎潤君。

第72回国会 文教委員会 第22号(1974/04/19、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際、一言申し上げます。先刻来、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の委員に出席を要請、いたしましたが、いまだに御出席がありませんので、この際、やむを得ず委員会を開会いたします。  去る四月十二日内閣委員会で起こった事案について、本院議長が、各党国会対策委員長らとともに目下精力的に事態収拾のため努力をしておりますので、この際、お集まりの委員各位に対し、委員長としてまことに申しわけなく、まことに遺憾千万ですが、今後の委員会運営の円滑化をも配慮し、暫時休憩いたします。    午前十一時三十八分休憩

第72回国会 文教委員会 第23号(1974/04/24、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  文化功労者年金法の一部を改正する法律案及び昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案の両案を議題とし、順次提案理由の説明を聴取いたします。奥野文部大臣。
【次の発言】 これにて両案の提案理由の説明は終了いたしました。
【次の発言】 内閣提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。塩崎潤君。
【次の発言】 ただいまの点については、理事諸君とよく相談して、適当な機会に御返答申し上……

第72回国会 文教委員会 第24号(1974/04/26、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。栗田翠君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  内閣提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。湯山勇君。
【次の発言】 湯山勇君。――西岡君、着席したまえ。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。 ……

第72回国会 文教委員会 第25号(1974/05/08、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案並びに先国会より継続審査となっております木島喜兵衞君外七名提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案、及び木島喜兵衞君外七名提出、公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
【次の発言】 以上各案のうち、木島喜兵衞君外七名提出の両案につきましては、第七十一回国会においてすでに趣旨説明を聴取いたしておりますので、これを省略したいと存じますが、……

第72回国会 文教委員会 第26号(1974/05/10、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案並びに木島喜兵衞君外七名提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案及び木島喜兵衞君外七名提出、公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。  別に質疑の申し出もありませんので、これにて内閣提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案に対する質疑は終了いたしました。

第72回国会 文教委員会 第27号(1974/05/15、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際、理事辞任の件についておはかりいたします。  理事小林信一君より、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、辞任を許可するに決しました。  次に、理事補欠選任の件についておはかりいたします。  ただいまの理事辞任に伴い、理事一名が欠員になりましたので、これよりその補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは、嶋崎譲君を理事に指名いたします。

第72回国会 文教委員会 第28号(1974/05/17、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際、小委員会設置に関する件についておはかりいたします。  先ほどの理事会の協議により、文化財保護に関する調査のため、小委員十三名よりなる文化財保護に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長より指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは小委員に    上田 茂行君   塩崎  潤君    楢橋  進君   羽生田 進君    林  大幹君   深谷 隆司……

第72回国会 文教委員会 第29号(1974/05/22、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山原健二郎君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。    午後零時二十九分休憩

第72回国会 文教委員会 第30号(1974/06/03、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  この際、奥野文部大臣より発言を求められておりますので、これを許します。奥野文部大臣。
【次の発言】 請願の審査を行ないます。  今国会、本委員会に付託されました請願は全部で千五百四十三件であります。  請願日程第一より第一五四三までの各請願を一括して議題といたします。  まず、審査の方法についておはかりいたします。  各請願の内容につきましては、文書表等によりすでに御承知のことでありますし、さらに先刻の理事会におきましても慎重に御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等はこれを省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

第73回国会 文教委員会 第1号(1974/07/31、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  請願の審査を行ないます。  今国会、本委員会に付託されました請願は全部で四件であります。  請願日程第一より第四までの各請願を一括して議題といたします。  まず、審査の方法についておはかりいたします。  各請願の内容につきましては、文書表等によりすでに御承知のことでありますし、さらに先刻の理事会におきましても慎重に御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等はこれを省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは採決いたします。  請願日程中、第一ないし……

第73回国会 文教委員会 第2号(1974/10/23、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。嶋崎譲君。
【次の発言】 山原健二郎君。
【次の発言】 ここで私がお答えしていいかどうかわからぬけれども、いまの議論を聞いていますと、省令そのものは違法でも何でもないわけです。また、省令の運用についても、いま法制局の見解どおり、違法でも何でもないわけです。したがって、法制上の見解からすれば、幾ら既設の大学にいったって、それは違法だということは言えないでしょうけれども、適当な行政運営ではないということにはなるのでしょうな、そういうことでしょう。妥当な行……

第73回国会 文教委員会 第3号(1974/11/25、33期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長 これより会議を開きます。  まず、理事補欠選任の件についておはかりいたします。  委員異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。これよりその補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは、藤波孝生君を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際、三原文部大臣及び山崎文部政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。三原文部大臣。
【次の発言】 山崎文部政務次官。
【次の発言】 文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  先般、国立大学の施設設備整備状況に関す……

第74回国会 法務委員会 第1号(1974/12/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、はからずも法務大臣に就任し、法務行政を担当いたすことになりました。  委員長はじめ委員各位におかれましては、平素、法務行政の推進のため多大の御尽力をくだされ、感謝にたえないところであります。ここにあらためて深甚の敬意と謝意を表するものであります。  私は、法務行政の使命とするところは法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えております。ことに、内外諸情勢が激動し、困難な問題が山積しているこの時期に際し、国民生活の安定を確保し、国家社会の平和と繁栄をはかるためには、その基盤ともいうべき法秩序が厳然と維持され、国民の権利がよく保全されてい……

第74回国会 法務委員会 第2号(1974/12/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 新潟の問題はともかくといたしまして、最後の検察事務官の処遇改善については、そういう御質問もちょうだいしましたから、さっそく、省へ帰りましたら、しかと事を運びますように努力をしてみたいと存じます。

第74回国会 法務委員会 第3号(1974/12/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 一般的に犯罪による被害者の救済のことは別にございますね。 いま議論になっております。この間も横山さんから御質問を受けました。その場合は、人殺しとかどろぼうとか、そういう対個人的な犯罪については、被害者の救済ということはわりに範囲が狭うございますから考えやすいですね。  ところが、カルテルによる犯罪の被害というものは社会全体みたいなもので、非常に被害者の範囲が広いので、また把握しにくいものですから、それについてはやはり罰則でもうんと重くして、一罰百戒という、社会的救済以外に道がないというふうに私自身は考えるわけです。先ほども刑事局長が言いましたように、経済憲法、経済憲法犯というこ……

第74回国会 予算委員会 第3号(1974/12/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 ただいまのはきわめて具体的な問題でありますので、法務大臣として、罰則に触れるかどうかをこの場で判断すべきではない、こう存じます。
【次の発言】 問題は具体的事案に関しますので、国会議員といえども、その発言の内容を、直ちにここで法務大臣が判断をして、二十三条の罰則を適用すべきであるかどうかの判断を下すものではない、それは検察当局の調査の結果判断すべき問題である、こう申し上げているわけです。
【次の発言】 先ほど答弁したとおりでございます。
【次の発言】 捜査当局に対しあなた方の要求があって、初めて捜査当局は動くものと存じます。

第75回国会 決算委員会 第13号(1975/06/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 昭和四十七年度法務省所管一般会計歳入、歳出決算の大要を御説明申し上げます。  まず第一に、法務省主管の歳入につきましては、歳入予算額は三百四十九億八百二十万円余であります。  これに対しまして、収納済歳入額は四百五十三億三百八十五万円余であり、予算額に比べ百三億九千五百六十四万円余の増加となっております。  この増加しました主なものは、罰金及び科料の九十五億九千三百四十五万円余、刑務所作業収入の五億六千三百六十八万円余等であります。  第二に、法務省所管の歳出につきましては、当初予算額は一千二百四十六億二千八百四十九万円余であります。これに予算補正追加額五十四億九千百十八万円余……

第75回国会 法務委員会 第1号(1975/02/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 委員の皆さんには、平素から法務行政の適切な運営につきまして、格別の御尽力をいただいておりますことを厚く御礼を申し上げたいと存じます。  この機会に法務行政に関する所信の一端を申し述べ、委員の皆さんの深い御理解と格別の御協力を賜りたいと存じます。  改めて申し上げるまでもなく、法務行政の使命とするところは、法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えております。ことに、内外の諸情勢が変動を続け、困難な諸問題が山積しているこの時期に際し、国家社会の平和と国民生活の安定を図るためには、その基盤とも言うべき法秩序が揺るぎなく維持され、国民の権利が正しくよく保全されていることがきわめて肝要……

第75回国会 法務委員会 第3号(1975/02/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 青柳さんの裁判所に対する御質問とその応答を伺っておりまして、私としても大変勉強になりました。ありがたいと思います。わが国の法曹人口が少のうございまして、裁判官の給源にも限度がありますが、ただいまの書記官の過労等についてのお話はよくわかりました。今後裁判所の要求される事務官、書記官等の増員につきましては、窓口となって、予算要求の責任者である大臣としても大いに努力をして、少しでも御期待に沿えるように近づけていきたい。強く御質問に感銘いたしました。努力をする覚悟でございます。
【次の発言】 大変むずかしい御質問でございますね。私は、裁判官に対する国民の尊敬の念だとか、それから裁判官の……

第75回国会 法務委員会 第4号(1975/02/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 何しろ、弁護士会といい裁判所といい、法務省といい大蔵省といい、既得権の堅持というか、権利思想の非常に発達した団体の競合する官衙でございますので、これのあっせん促進ということは非常に骨の折れることでございますけれども、法務省にも責任なしといたしませんので、横山先生の気をもまれることもよくわかりますし、法務委員会の理事懇談会の御決定もあることでございますから、これはいつまでも放置するわけにいかぬなあ、何とかひとつ微力ながらあっせんの労をとらなければいかぬかなという感じを持つ次第でございます。一生懸命にやってみます。
【次の発言】 長年、歴代の法務大臣、ここにもおられますし、小島さん……

第75回国会 法務委員会 第5号(1975/02/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 どっちの方ですか。横山先生が私にお聞きになりたいというのは、規則の点で大法廷に移したのがどういう意味かとか、その点ですか。それとも、違憲の判決が出た場合は効力がどうなるかということですか。――これはどうも困ったな。それは私は議員としては意見がありますけれども、法務大臣としてそういうことを申し上げると、不覊独立の裁判の権威について部外者が云々したことになりまして、事はきわめて重要ですから御返答はできませんですな。
【次の発言】 刑法二百条でしたかの違憲判決につきましては、法制審議会ですでに意見もあり、刑法から削除すべきだというようなこともございます。ただ、その刑法改正を――その部……

第75回国会 法務委員会 第6号(1975/02/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 沖本さんの御意見というか、御質問といいますか、全く同感でございまして、関係局とよく打ち合わせをいたしまして万遺憾なきを期し、先生の御要望にこたえてまいりたい、こう存じます。

第75回国会 法務委員会 第7号(1975/02/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 横山さんのお尋ねになる、何をどう考えるかということはよくわかりませんけれども、一応お答えして、間違っておりましたら、おれはそんなこと聞いているんじゃないということでしたらまた聞いてください。  代用監獄の適正な運用、運営は、後のいろいろな訴追だとかの適正にも非常に響くわけでありますから、代用監獄のりっぱな運営をしてもらわぬと、それを信じて検察官が不適正な、間違った訴追をしたり、弊害が非常に多いことですから、私は、先ほど御指摘になったような事実は、法務大臣としても責任を持って直していかにゃいかぬな、監督をしていかにゃいかぬな、法務省としても警察とよく緊密に連絡して、おかしな取り調……

第75回国会 法務委員会 第8号(1975/02/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 御指摘の三法の一本化、一元化、新時代にふさわしいりっぱな一元化の法律をつくることについては、ただいま作業を進めておるところでございます。
【次の発言】 経験はございませんです。
【次の発言】 就任しまして間もなく、法務省内の各局長の所管事項の説明を聴取して勉強してきたつもりでございますが、恐らく局長からはそういうことについての説明があったのだろうと思いますが、それをいま覚えておりませんところを見ますと、私の関心が薄かったことを痛感いたしますね、いまお話を承りまして。ですから、帰りましてもう一度局長からいろいろ事情を聞き、私として、それはこうしたらいい、もう少しやったらいいじゃな……

第75回国会 法務委員会 第11号(1975/03/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 それはきわめて簡単な話し合いをいたしました。念のためにメモしておこうということにいたしまして、それは、独禁法の改正に当たっては、憲法、民法、商法と刑法、基本的な法秩序に衝突しない範囲内においてなさるべきものである。文字どおりそうではないかもしれませんけれども、そうしてそれをメモして、私と総理府総務長官と同じものを取り交わして持っておるのです。
【次の発言】 ちょっと正確に、ここにありますから。  昭和五十年二月二十七日法務省大臣室において、総理府総務長官と会談後に取り交わしたメモ、「独禁法改正案については、憲法のもとに、刑法、商法など基本的な諸法制によって定められている国民の権……

第75回国会 法務委員会 第12号(1975/03/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 非常にむずかしい問題でありますけれども、裁判の独立、司法権が正義に基づいて裁判を決定する、それを実際に執行する行政権で裁判の結果を変更するということですから、司法権の独立を侵害するのではないかという議論をときどき私どもも聞きます。ですけれども、正義と、やはり当該社会、国家――民主国家、共和国であろうと君主国であろうと、君主国の場合は君主の愛ということになっておりますね、正義と愛の接点でそこを調整するのが恩赦制度の歴史的な所産であるというふうに思いますので、しかも、司法権の独立を一方に規定してあると同時に、必ず憲法に恩赦をすることができる規定を置いておりますものですから、憲法自体……

第75回国会 法務委員会 第16号(1975/03/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 大臣訓令による被疑者補償規程の再検討、改定を急ぎたいと思うのでございます。横山さんおっしゃったような、この大臣訓令を出したのは、どの大臣だか知らないけれども、よほどずるいやつか、国会対策上のごまかしをやるやつかというようなお話は、そうではないと思うのですな。そんな悪意はないと思います。ただ要件その他で、おっしゃるとおり何だかあいまい、ずさんなように私も質疑応答を聞いておって感じますので、被疑者補償規程の再検討、改定を急がなければならぬなと思うのでございます。しかも、同じ穴のムジナというわけではないけれども、同一利害関係人でございますから、その辺のところで公正を欠くんじゃないか。……

第75回国会 法務委員会 第17号(1975/04/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 被疑者の人権擁護というたてまえから、貧困なるがゆえに四十八時間の被疑者段階の取り調べ中は弁護人をつけられないという点……(稲葉(誠)委員「四十八時間だけじゃないんだ、二十三日もあるんだから」と呼ぶ)検察当局へ送ってからも二十三日間、それは立ち会いのことですね。(稲葉(誠)委員「両方」と呼ぶ)少なくとも調書をとる段階では弁護人の立ち会いを認めてはどうかとか、それから……(稲葉(誠)委員「全体の国選です」と呼ぶ)国選弁護人を被疑者の段階でもつけたらどうか。後の方は、憲法三十七条を窮屈に読むか広く読むかという問題にもかかってまいりまして、検討を要すべき問題でございます。きわめて専門的……

第75回国会 法務委員会 第18号(1975/04/16、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、その実現に努力してまいりたいと存じます。
【次の発言】 横山さんの御質問をいただきましたので、その後、外務省に問い合わせましたところ、外務省の方でもそんなことは話題になっておりませんそうでございます。したがって、いまそういうことにつきまして何ら聞き及んでいないわけでありますし、法務大臣といたしましてはそのような協定を結ぶ考えもございません。
【次の発言】 韓国と日本との間の刑事に関する司法共助協定を結ぶという考えはありません。民事については別でございます。

第75回国会 法務委員会 第19号(1975/05/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 私の申し上げるのは、私が出たために非常に助長されて、鼓舞激励されたという誤解を与えたという点について遺憾の意を表している、こういうふうに御了解願いたいと思います。
【次の発言】 三木内閣の閣僚として、この三木内閣の、改正をしないという政治姿勢に従うことは当然でございますけれども、理論的には、この憲法を検討するといろいろな問題がある、検討すべき問題点がある、そういう意味においては、憲法は改正すべきだという国民の一人であります。国民のうちには、改正すべきでない、いや改正した方がいい、あるいは改正すべきだという両論があって、その後者の方の部類の中に私も入るというふうに御理解願いたいと……

第75回国会 法務委員会 第20号(1975/05/16、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 発言を許可されましたのでちょっとお許し願いたいと思うのです。(発言するものあり)発言を許可されましたのでよろしくお願いします。  昨年、法務委員会で十二月二十四日、横山委員に対する、憲法質問に対する私の答弁はこうなっているのです。肝要なところは、「憲法改正問題は国民とともに考え、国民とともに進むべきものでありますから、国民の世論が自然に一つの方向に向かって成熟した際に初めて結論を下すべきものである。まだそういう段階にはなっていないという認識です。しかし、そういう段階になるように、自由民主党の党員は綱領に準則して努力すべきものである、こういう心境でございますね。」こう答えたわけで……

第75回国会 法務委員会 第21号(1975/05/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 船舶の所有者等の責任の制限に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  現行商法は、船舶所有者が船舶による事故によって損害賠償の責任を負う場合等には、船舶及び運送賃等を債権者に委付して損害賠償の責任を免れることができる、いわゆる委付主義を採用しております。  このように船舶所有者の責任を一定の限度に制限する制度は、その方法にそれぞれ異なるところがあるとはいえ、世界各国に共通する制度でありますが、わが国の委付主義の制度は、委付の対象となる船舶の破損の程度等偶然の事情によって、損害のてん補される程度が著しく異なり、被害者保護の見地から合理的でないものとされ、現在わが国……

第75回国会 法務委員会 第22号(1975/06/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 参議院の法務委員会でも申し上げましたとおり、反省しております。
【次の発言】 いろいろ反省しているということで御了察を願いたいと思います。
【次の発言】 改正の実践運動をしている、そういう点は認めております。
【次の発言】 そのとおりであります。事実でありますから認めております。
【次の発言】 内閣の統一見解に従って賛成であります。
【次の発言】 三木さんの答弁は、三木内閣の閣僚である限りにおいては、改憲運動を推進する集会などに自今出席させない、こういう衆参両院の本会議での見解でありますから、それはそのとおりであります。ただ、加盟しているから、脱退せよというところまでは三木総理……

第75回国会 法務委員会 第23号(1975/06/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 経過の御質問でございますから、経過を申し上げます。  これは四十八年四月の判決でありますから私の就任以前ではありますけれども、法務省としては、尊属殺人事件の実態などを総合的に検討した結果、同条の規定を削除し、あわせて尊属傷害致死、尊属遺棄及び尊属逮捕監禁に関する諸規定をも削除することが適当であると考え、刑法の一部を改正する法律案を準備したのでありますが、この問題につきましては親子関係をめぐる道徳観が背景にあり、これらの規定を削除することによって、親に対する尊重、報恩の倫理を低下させるおそれが生ずるという意見があり、かつ判決の中でも、親に対する尊重報恩の倫理は法上の保護に値するも……

第75回国会 法務委員会 第26号(1975/06/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 専門的な知識は持ちませんけれども、私の考えを率直に申し述べさせていただきますと、航空上の交通、陸上交通、海上交通、そういう運送は非常に社会公共のためにもなる面があるわけでございますね。そして青天井賠償ということになると、とてもそういう営業をやるのけかなわぬというので公共性のある運送業務が発達しないのじゃないかというところに、この制限が設けられてきた世界的な慣習があったのではないかと私は思うのです。しかし、やはり責任は責任、さっき仰せになりましたような諸制度もずいぶん完備された今日、またこれから完備されてだんだん発展していく情勢にある人類文明、その段階が進むに従って、行く行くは損……

第75回国会 法務委員会 第27号(1975/06/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 御指摘のような爆薬の製造であるとか改造ガンの製造であるとか、国内でいともたやすく製造されておる事実を私どももきわめて重視しておるわけであり、沖本委員の御指摘のとおりなんですが、第一義的には、警察当局の調査に基づき、第二義的に、検察庁が送検を受ければ厳重にこれを取り締まるという秩序維持体制に日本の現行法はなっておるわけでございますが、一方、警察権力国家になることは厳に戒めなければならないことであります。これは憲法を尊重し擁護する立場にある者として、現行憲法は明確にそういう方向を示しておるわけでありますから、いやしくも、これらの事案にかんがみて警察権力を強化し、検察権力を強化すると……

第75回国会 法務委員会 第28号(1975/06/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 起訴する前、刑事局長から報告を受けました。
【次の発言】 会議などしたこともなし、検事総長を通じての指揮権はあっても、この事件について検事総長と会ったこともありません。
【次の発言】 私は、検察庁の処置については厳正公平にやっておるものと、こういうふうに信じております。それは就任のときにも、あらゆる犯罪について厳正公平にこれに対処し、法秩序を維持せんならぬけれども、特に現下の日本のいろいろな諸情勢にかんがみて、社会情勢にかんがみて、経済事犯をしっかりやれ、暴力事犯はしっかりやれ、公害事犯というものについては仮借するところなくやれ、こういう一般的な訓示を検察当局に与えておりますか……

第75回国会 予算委員会 第2号(1975/01/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 ただいま、公害罪が適用になるかどうかの点も含めまして、現地の海上保安庁と警察が、その原因、結果の因果関係を調査中でございまして、それに基づいて捜査権の発動をするわけでございます。その結果、公害罪になるという判定ができれば、もちろんそれはもうあたりまえのことです。
【次の発言】 いままでは過失責任を追及してまいりましたが、タンク等の不等沈下の事実も非常に広範にわたり明確になってまいりました。今日の社会常識としては、企業者として十分にその対策を講じなければならない段階に来ていると思うのです。それにもかかわらず、その防止を放置しておった場合に、被害が起これば、未必の故意になり得る可能……

第75回国会 予算委員会 第13号(1975/02/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 専門的な研究はしたことはありませんから、各国の法令が株式の持ち合いについて禁止規定を持っているかどうかについて存じておりません。
【次の発言】 多賀谷さん、私どもが物をしゃべっておりますのは、法務省に関係のある、ことに商法等に関係のある、そういう問題。たとえば、企業の一部譲渡であるとか、分割であるとか、あるいは処罰規定の強化であるとか、それから課徴金の問題だとか、そういういわゆる公取試案のうち、所管に関する事柄についていろいろ意見を求められておりますから、それに対して意見を申し上げている、こういうことでございます。
【次の発言】 これは、私が分割問題について所見を述べた際に、株……

第75回国会 予算委員会 第14号(1975/02/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 お尋ねの阪本紡績の倒産と会社更生の現在の段階の経過につきましては、きわめて専門的なことでございますので、民事局長をして答弁させますからよろしくお願いします。
【次の発言】 虚偽の広告、誇大広告は詐欺罪が構成されるかということですが、全然虚偽のもの、そんなのにだまされるということはあるだろうか、疑問でございますがね。それから、半分虚偽のものには、これはひっかかるかもしれませんね。一般論として、二百四十六条の構成要件に該当する場合もあり得ると思いますね。そういう場合はもちろん詐欺罪が成立し、そういうことになれば、七百九条の不法行為に基づく民法上の損害賠償請求もできるんでしょうが、事……

第75回国会 予算委員会 第19号(1975/02/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 寺前さんの御発言及び参考人のいまの御発言は、至極ごもっともであると拝聴いたしました。  司法試験は法務省の管轄でありますが、試験の公正を期するため、司法試験管理委員会という独立機関がこれに当たっておることは御承知のとおりです。現在まで視力障害者たる受験者に対する試験の実施方法について検討してまいりました。試験問題の点訳に関する問題であるとか、試験地及び試験場における具体的な試験の実施方法に関する問題であるとか、論文式試験において受験者に使用させる司法試験用六法の点訳に関する問題であるとか、最後に、いま参考人が強く要望されました試験時間に関する問題、これを検討してまいりました。特……

第75回国会 予算委員会 第21号(1975/03/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 自治大臣がお答えしたとおりでございます。

第76回国会 決算委員会 第6号(1975/12/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 昭和四十八年度法務省所管一般会計歳入歳出決算の大要を御説明申し上げます。  法務省主管の歳入につきましては、歳入予算額は五百十億二千五百一万円余であります。  これに対しまして、収納済歳入額は五百八十五億六千二百六十二万円余であり、予算額に比べ七十五億三千七百六十万円余の増加となっております。  この増加しました主なものは、罰金及び科料の六十三億三千五百六十五万円余、刑務所作業収入の十一億八千二百四十六万円余等であります。  次に、法務省所管の歳出につきましては、当初予算額は千四百五十億九千二百三十八万円余であります。これに予算補正追加額八十五億二千五百六十七万円余、予算補正修……

第76回国会 法務委員会 第1号(1975/10/31、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 船舶の所有者等の責任の制限に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  現行商法は、船舶所有者が船舶による事故によって損害賠償の責任を負う場合等には、船舶及び運送賃等を債権者に委付して損害賠償の責任を免れることができる、いわゆる委付主義を採用しております。  このように船舶所有者の責任を一定の限度に制限する制度は、その方法にそれぞれ異なるところがあるとはいえ、世界各国に共通する制度でありますが、わが国の委付主義の制度は、委付の対象となる船舶の破損の程度等偶然の事情によって、損害のてん補される程度が著しく異なり、被害者保護の見地から合理的でないものとされ、現在わが国……

第76回国会 法務委員会 第2号(1975/11/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 いまあなたのお説を伺っていると、なるほど被害者の保護には欠けるかなというような気もいたしますね。これはちょっと民事局長から、その辺の、あなたの御説に対する何か理論的な反駁があるかと思いますから……。
【次の発言】 結構でございます。そのとおりでございます。

第76回国会 法務委員会 第3号(1975/11/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 去る八月四日、いわゆるクアラルンプール事件が発生し、犯人らの要求を入れ、わが国において拘束中の被告人ら五名を釈放したことにつきましては、すでに各位御承知のとおりであります。  事件発生後、政府としても種々その対応策を協議いたしましたが、人質とされた多数人の生命の安全を確保するためには、犯人の要求を入れるもやむなしとの結論に達し、閣議においてその旨の決定が行われ、これを受けて私の命により、五名をマレーシアに護送の上、同地において釈放したものであります。  今回の釈放措置につきましては、緊急かつ異常な事態のもとにおけるまことにやむを得ない措置として、委員各位並びに国民各位の御理解も……

第76回国会 法務委員会 第4号(1975/11/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 非拘禁の、疑いをかけられたことによる損害、それも補償すべきじゃないか。私、専門的なことはよくわかりませんけれども、政治的に考えて、社会的に考えて、やはりそういうことは考えなければならぬのじゃないかという感じを持ちますが、そういうことをやるならやはりきちんと、――半分なんというのはどういうことなのか知りません、拘禁の場合の半分というそこの論理はわからないけれども、やはりやるならやる、やらぬなら拘禁に限ると、こういうふうにすべきものではなかろうかという感じを持ちますけれども、いずれにしても、そういうことを全体よく考えて法制審議会に諮問した方がいいような気がいたします。

第76回国会 法務委員会 第5号(1975/11/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 あなたと警察及び入国管理局長との質疑応答を聞いておりまして、改善、検討を要する点もあるように思います。よく相談いたします。
【次の発言】 私にも身元保証の経験があって、少し損害を払ったこともあります。額が少のうございましたからうまく払いましたが……。  それで、やはり法治国家ですから、こういう法律があることを踏まえて保証はなさるべきものだ、自分も保証すべきものだ。それ以来非常に慎重になりまして、必ず一年に一回はおれのところに来い、ことに銀行などに保証する場合は。そして、保証人自体もこの法律を活用して損害を受けないようにきちんとやったらいいんじゃないかとは思いますが、しかし、問題……

第76回国会 法務委員会 第6号(1975/12/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 私は特に水俣病公害には経歴上非常な関心を持っているわけです。昭和三十二年文部政務次官当時、九州地方の文教施設の視察に参りました際、熊本大学を訪れました。医学部長からフィルムを見せてもらいました。とにかく妙な病気が発生して、ネコが踊ったりする写真、人間も大変な状態にある。そこで、この原因究明や病気の研究を医学部にしてもらうために、帰ってから早速、当時の金でわずかでしたけれども、予備費から五十万円を支出いたして研究してもらうことにいたしました。  昨年のきょう、法務大臣に就任の際あいさつをいたしまして、全般的に犯罪の検挙はもちろん重要であるけれども、特に去年は水島の石油流出事件等が……

第76回国会 法務委員会 第7号(1975/12/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 御質問の順番に応じてお答えを申し上げます。  尊属殺に関する刑法の一部改正についての法務省の方針でありますが、昭和四十八年四月、尊属殺人罪に関する刑法二百条の規定が違憲であるとの最高裁判所の判断が示されたことから、法務省としては、尊属殺人事件の実態などを総合的に検討した結果、同条の規定を削除し、あわせて、尊属傷害致死、尊属遺棄及び尊属逮捕監禁に関する規定も削除することが適当であると考え、刑法の一部を改正する法律案を準備したのでありますが、この考え方は現在でも基本的に変わってはおりません。  ただ、この問題については、親子関係をめぐる道徳に関連する困難な問題が背景にあり、これらの……

第76回国会 予算委員会 第3号(1975/10/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 御質問はただいまのところ四点であろうかと思います。  法的措置をとった手続でございますが、およそ法治国家においては、法秩序の維持は治安の根幹につながる重大な問題であって、国家刑罰権の適正な実現を期することもその重要な機能の一つであるということは申すまでもありません。今回、犯人の不法な要求を終局的には受け入れ、実定法の定めによらずして、現に裁判中の被告人や服役中の既決囚を釈放せざるを得なかったことは、まことに遺憾であり、残念なことであったというほかはありません。  しかしながら、今回の措置は、多数の人質の生命、身体の安全を図るという人道的な見地から、緊急かつ異常な事態のもとにおい……

第76回国会 予算委員会 第4号(1975/10/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 楢崎さんも御承知のように、裁判所に係属する事件について、その公判記録を法務省が出したり、そういうことをすることはできないわけです。ですから、裁判所の方へ御要望いた、だきたい。

第76回国会 予算委員会 第7号(1975/10/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 御質問が抽象的なものですから、どういう犯罪が成立するかよくわかりませんので、刑事局長に答弁させます。
【次の発言】 いまこっちへ向かっておるそうですから……。  そうですね、公害を起こすことを業者が知っておって、そうしてその防止対策をしないでその操業を始めたために、公害が起きて人が死ねば、それは未必の故意とか、そういうことはあるでしょうし、障害が起きれば傷害罪ということになりましょうし、しかし、よくわかりません、私。

第76回国会 予算委員会 第8号(1975/10/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 ただいま外務大臣及び国家公安委員長の答弁を申し上げたとおり善処いたします。
【次の発言】 お答えいたしますが、事件はいま具体的に進められておるのであって、きょう冒頭陳述が行われて、これからどんどん厳重な捜査に進むわけでございますから、そういう途中の段階で資料を出しますことはなるべく差し控えさせていただきたいのでありますが、差し支えない範囲においては、あなたの御要望に応じて、こういう点について手心を加えているかのごとき疑問がありますならば、そういうことは絶対にありませんから、そういう点について公明正大な態度をとってまいりたい、こう思っております。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1976/05/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 この機会に、ロッキード事件の捜査状況について要点を申し述べます。  第一は、捜索、差し押さえの実施でありますが、東京地方検察庁は、警視庁、東京国税局と緊密な連絡のもとに、去る二月二十四日、児玉譽士夫に対する所得税法違反により、同人の自宅など十一カ所の捜索、差し押さえを実施し、自後三月十三日までの間に合計約七千九百点の証拠物件を差し押さえました。  なお、二月二十四日の後に三回にわたり捜索、差し押さえを実施しておりますが、これらはいずれも補充的なものであります。  第二に、本件関係者の取り調べについてであります。  東京地方検察庁は、二月二十四日ロッキード事件捜査本部を設置して以……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第10号(1976/06/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 昨日、議院証言法違反で逮捕されましたのは、大久保利春丸紅株式会社前専務取締役、現参与、六十二歳一名であり、この関係での捜索差し押さえの場所は、大久保利春の自宅及び株式会社丸紅であります。  外為法違反で逮捕されたのは、沢雄次全日空専務取締役、五十八歳、青木久頼全日本経理部長、四十八歳、植木忠夫全日空業務部長兼国際部長、四十七歳の三名であり、この関係での捜索差し押さえの場所は、右三名の自宅及び全日本空輸株式会社であります。  沢雄次、植木忠夫及び青木久頼の三名の被疑事実は、いずれも外国為替及び外国貿易管理法違反の事実であります。  以上、御報告を申し上げます。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第12号(1976/06/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 アメリカにおける嘱託尋問が難航しているようだがというお尋ねでありますが、まあ、難航と言えば確かに難航しておりますが、最終的には証言が得られるものと私は思っておりますが、なお、詳細その経過等につきましてお尋ねでありますれば、刑事課長が来ておりますから、お答え申し上げます。
【次の発言】 そういう関連性につきまして、私、よく存じませんので、刑事課長に答弁させます。
【次の発言】 佐藤委員御指摘のとおり、嘱託尋問におけるコーチャン証言というものは、事件の捜査に非常に重要な資料でございますから、全力を尽くして、いまこの証言を得るよう努力させているところであります。本日かきのうか、本日で……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第13号(1976/07/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 問題は非常に重要性を持っておると思いますね。犯罪捜査権、刑事責任追及権と、それから国会の国政調査権とのぶつかる、その関係について、そこのそういう関係をどう見るかということが決まらなければ、なかなか明確な線は出てこないと思いますね。犯罪捜査権、刑事責任追及権は検察庁、警察庁、捜査機関が持っているわけです。法制上そうなっているわけです。国政調査権は、議長裁定にもあるように、国会はロッキード事件については道義的政治的責任追及の場としてと、こうなっておりまして、それが国会の主役であります。いまは、いいですか、いまは刑事責任を追及していっている段階ですから、いまの場合はやはり主役は検察庁……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第15号(1976/07/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 それは私にはわかりませんから。もしわかれば、刑事局長に答弁させます。
【次の発言】 捜査当局としては目下そういういろいろな筋について捜査しておるわけであります。
【次の発言】 どういう証拠物件があるかということは、捜査密行に非常に支障を来しますな。私の口からどういうことがあり、それは押収されているとかいないとか言うべき問題ではないのじゃないですか。
【次の発言】 あなた専門家ですからよく御存じですが、言えるわけはないんですね。
【次の発言】 捜査のいまの段階については、検察庁から報告を受けておりませんから、内容はよくわかりませんですね。ただ、すべて有能な人のそろっているところで……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第17号(1976/07/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 私はしばしば申し上げているとおり、憲法十四条にちゃんと法のもとに平等なんですから、官であろうと民であろうと、その間に差異を設けるなんていう精神は毛頭、ゼロゼロゼロゼロPPMもない。検察当局もその点については、一点疑いを差しはさむ余地はありません。  ただ、捜査の過程でございますから、もしそういうふうに一時国民から危惧の念を持たれてもそれはやむを得ぬが、結果としてそういうことはなかったということを明らかにするつもりであります。
【次の発言】 刑事局長がいま申し上げましたことで御理解いただけるものとは思いますがね。どうも人の名前が近ごろだんだん具体的に出てきまして、捜査当局としても……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第18号(1976/07/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 きのう逮捕して、これから調べる過程において、当然金脈問題にも触れて捜査が行われると私は思っております。
【次の発言】 ロッキード事件が勃発した当初のことでございまして、そのころ選挙区へ行って応援演説をするのに、不潔白でございますなんて演説はできないわけですよ。しかし、その後の状況で、私は、佐藤君が出たいと言っているというのだから、証人喚問に出させてやったらいいのじゃないか、こう理事さんたちにも申したことがあるのです。そうすれば、自分で申し開きをして肩の荷がおりるのじゃないか、こういうことを言うたことがあるくらいです。その当時はそんなに進展していませんでしたからね。まあ、その人の……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第19号(1976/07/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 それはこっちがあなた方に聞きたいのです。私どもは刑事責任の追及者なんで、政治責任、道義責任の追及者はあなた方なんですからね。だから、私が教えていただきたい、こういうことですな。
【次の発言】 議長裁定にあるとおり、最善の協力をするのでありますから、刑事訴訟法の立法の趣旨をも踏まえて最善の協力をするわけですから、故意に狭めたり故意にばんと広げたり、そういうことはできませんね。
【次の発言】 国会に任せると言ったって、刑事訴訟法の立法の趣旨をも踏まえて、とあるのですから、その踏まえた範囲内で国会の意思に最善の協力をするということ以外申し上げようがありませんね。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第20号(1976/08/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 あの日は、私、実は初め出ぬつもりだったのです。ところが、閣議が終わって、その次に週休二日制閣僚協議会……(「そんなのは関係ないよ」と呼ぶ者あり)いや、関係あるんだ。そういうものがあって、ぼくは強く、週休二日制は法務省は困るんだと、前から反対の意見を述べておいたのに、こんなことをきょう一日ですらっと決めるのはよろしくない、きょう初めてこれを見るんだから、もう一回検討して、この次でもいいじゃないかと言ったんだけれども、何か押し切るような形でやったから、これは官房長官いかぬ、そういう文句を言いに、急に、会合をやっているというなら、そこへ出てやってやろう。それだけの話です。それが中心で……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第21号(1976/08/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 分厚い壁にぶつかって、にっちもさっちも動かぬようには私、思えませんね。逮捕者がどんどこ、どんどこ出るということが、壁がなくてどんどん進んでいる、それが出なければ壁にぶつかっているというのではないんで、捜査というものは、じりじりじりじりといくわけですから、前総理の逮捕が二十七日で、ずいぶん日にちがたっているから捜査がちっとも進んでいないと思ったら大間違いだと私は思いますな。
【次の発言】 まず八月末には乾杯、これはずっと前、言ったのですね。それから二ます予約したのは、ずっと後になってからなんですね、そういうことになるとありがたいかなと。とにかく、やきもきしているんじゃないかと言わ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第22号(1976/08/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 御在位五十年記念祝典が十一月十日にあるということは、香川の演説会のときにはまだ私、存じませんでした。  それから、十一月七日、ぴしゃりとこう言ったのではなくて、十月の一番末の日曜日か十一月の初めの日曜くらいじゃないですかねと、こういう一代議士としての所感を述べたわけでございます。
【次の発言】 私はよくわかりませんね。それからまだ、こんなになる前にも別に、そんな力のある大した人物だとは思っていませんでした。
【次の発言】 金の力もあるでしょうけれども、あの人たちとしては児玉に人間的魅力を感じておったように私は思いますね。それで私などは、組むべからざるものと鳩山さんも河野先生も組……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第23号(1976/08/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 前総理に入った五億円がどういうふうに使われたかはわかったが、それが犯罪を構成しない。犯罪は構成しないというのですから、捜査当局としてはこれ以上のことはできませんが、国会としてはまさに、何かそういうのを政治的道義的何とかと言うのじゃないでしょうか。
【次の発言】 なかなかむずかしいですが、まあ刑事事件の問題を超えた外交問題のように思いますがね。刑事事件として成り立つかどうかを検察が調べる、捜査するという対象を超えた問題ではないかと思いますけれども、正確には、それが捜査の重点だと警察当局は考えるのかどうか、その辺のところは正確に刑事局長に答弁させます。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第24号(1976/08/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 そう思っております。
【次の発言】 私、この間起訴の日、どなたかの質問に、ユニットの一部は残っているけれどもおおむね山を越した、こういうことを言っているのですがね。
【次の発言】 いまだそういう報告を受けておりません。
【次の発言】 事件の全貌について徹底的に捜査をいたします。
【次の発言】 横路委員の御要望とか希望のいかんを問わず、ロッキード事件についての全貌につきまして徹底的に捜査をしている、そういうふうに御了解願いたいと思います。関係についての全貌でございますから。
【次の発言】 私、その知識はありませんけれども、あなたはこう数字を並べ立てて、向こうも確認しているのですか……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第25号(1976/08/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 私は、終始ロッキード事件についての真相解明については政治的介入はしない、政治的配慮などというものは一寸でもあってはいけない、こういうことをしばしば申しているとおりであります。
【次の発言】 これは言うまでもないことです。しばしば申し上げているとおり、そんなことは言うまでもないことでございますね。
【次の発言】 河野一郎さんの主宰しておった春秋会時代から、児玉それから萩原吉太郎氏、永田雅一氏、この三人が幹事役で第三金曜日の会、三金会というものがあって、そこから資金の援助を春秋会は受けておった。その後、二つに分かれて大ぜいが中曽根派ということに――中曽根派とは言わなかったけれども、……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第26号(1976/08/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 事情聴取をしたという報告は、法務大臣のところに参っておりません。
【次の発言】 ロッキード事件の捜査の現段階においては、いわゆる灰色高官の公表及び捜査状況の報告問題について言及することは時期尚早だと思います。二山を越えた、こう言いますけれども、ロッキードの山脈ですから、三山と関連しますものね。そういう意味で、今日の段階でそういうことをやることは時期尚早であるというふうに私は考えます。
【次の発言】 差し支えない範囲において協力することは、議長裁定において決められておることですから、当然でございますね。
【次の発言】 初めの方に、何か捜査をもう終わらしてしまうのじゃないかというこ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第27号(1976/09/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 率直にお話し申し上げましょう。  私のロッキード事件に関する対応の仕方は常に一貫してまいりました。厳正公平に、不遍不党に、白は白、黒は黒、善は善、悪は悪、こういうふうにやらなければ国会及び政治に対する国民の信頼は回復できない。いまや政治に対する国民の信頼は地に落ちておる。政治家として責任を感ずる。こういう気持ちでしょっちゅう演説しているのです。しかも、そうして常に選挙のことを考えますわな、各政党とも。ことに自民党の中にはああいう事件が起きましたからね。これは反三木であろうと親三木であろうと、党員全部がやはり白は白、黒は黒、こうやらなければ、そういうふうに検察当局がやりおおせなけ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第28号(1976/09/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 ロッキード事件とかロッキード問題とか、そういう言葉はありますが、これは日米両国にまたがる大事件であり、難事件ですわな。で、これは山、山、山と独立にあるのではなくて、つながっている山脈のように私は思うんでございますね。根はつながっている。山脈のように思うのです。それでも、まあ捜査には山があるように私は思いましてね、いわゆる丸紅ルートとか、そういう言葉がありますな。それから全日空ルート、児玉ルートというものがある。そういう意味で正確に申せばよかったのですけれども、まあ山ということになったから、文学的表現というか、民謡的表現というか、そういう言葉を仮に使ったわけでありまして、まあルー……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第29号(1976/09/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 三木内閣の誕生した使命――三木内閣ができてからこのロッキード事件というのは起こったのですね。それから三木内閣ができたというのは、田中金脈問題などで田中前総理がおやめになりましたから、その後話し合いで三木さんを総裁にしよう、それが総理になった、こういういきさつですね。ですから、三木内閣としては、政治に対する金の支配ということをなるべく排除していこうということは一つの使命でしょう。そこにロッキード事件が起きましたから、これも一つの政治、行政に対する金銭的支配、金権的支配ということのあらわれですから、こんなものは徹底的に究明していかなければいかぬ。しかし、これだけが三木内閣の使命じゃ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第30号(1976/09/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 そういう問題も含めて、この第三の山というものは非常に険しく高い、こういうことを私が申し上げているのは、そういうところなんです。
【次の発言】 児玉ルートの解明なくしてロッキード事件の解明はありません、そんなこと。したがって、高く険しいけれども、総力を挙げていま捜査に熱中しているところでありますから、なるべく早く、いかに高く険しいと言ったって、そんなに便々とやっているわけにいきませんから、一日も早くこれを解明するために全力を挙げておる、こういうことであります。
【次の発言】 基準が決まらなければいつでも公開できる態勢にありませんね。

第77回国会 内閣委員会 第7号(1976/05/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、法務省の大臣官房に置かれている訟務部を廃止し、訟務局を設置しようとするものであります。  現在、法務大臣官房訟務部におきましては、国の利害に関係のある争訟に関する事務をつかさどることとなっておりますが、近年社会情勢の変化に伴い、この種事件はますます増加するとともに、その内容も複雑困難の度を加えてきております。このため、現状のように、官房の一部門をもってしては、この種事件を適正円滑に処理することが困難な状況となっておりますので、ここにその機構を改め、訟務行政の円滑な運営を図るため、訟務局……

第77回国会 内閣委員会 第9号(1976/05/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 旧知の仲ということは、相当親しい間柄という意味になるとすれば、そういう関係ではありません。
【次の発言】 知っているかと言うから、知らぬわけじゃない、知っている。それから、会ったことがあるかと言うから、会ったことはある、こういうお答えをしたわけですね。それが直ちに旧知の間柄で、いまも親しくつき合っているというふうに結びつくものではないでしょう。どうですか。
【次の発言】 刑事局長から報告は受けておりますが、内容につきましては刑事局長からお答えいたさせます。
【次の発言】 どういうわけで児玉がわしのところへ来たのかいま初めて知りました、あなたのその説明で。何のために来たんだろうな……

第77回国会 法務委員会 第2号(1976/03/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 委員各位には、平素から法務行政の適切な運営につき、格別の御尽力をいただき、厚く御礼を申し上げます。  この機会に法務行政に関する所信の一端を申し述べ、委員各位の深い御理解と格別の御協力を賜りたいと存じます。  改めて申し上げるまでもなく、法務行政の使命とするところは、法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えております。ことに、内外の諸情勢が変動を続け、困難な諸問題が山積しているこの時期に際し、国家社会の平和と国民生活の安定を図るためには、その基盤とも言うべき法秩序が揺るぎなく維持され、国民の権利がよく保全されていることがきわめて肝要と存ずるのであります。  私は、法務大臣就任……

第77回国会 法務委員会 第3号(1976/03/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 事実はございます。
【次の発言】 青柳委員からるる御質問があり、刑事局長がこれに答えたわけでございますが、一番国民の関心事でありますこの事件が、起訴も不起訴もわからぬで時効になったりうやむやになるということが一番いけない。わが国の民主政治の信を問われるところでありますから、そうして法務省は法秩序の維持に責任を負うている役所であります。ただ、具体的事件でありますので、すべては検事総長を信頼し、こういう大事件についてあらゆる材料を収集し、飲まず食わず眠らずというわけにはまいりませんけれども、総力を挙げて真相の究明に当たってくれるものと信じております。私、法務大臣だから言うわけではご……

第77回国会 法務委員会 第8号(1976/05/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 民法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  民事法の分野における男女の平等及び人権の保障につきましては、理念上のみならず、実質的にも、また制度の上においても、確立されるべきものであることは申すまでもありませんが、わが国の婚姻に関する実情や人権に対する国民意識の推移等にかんがみますと、妻の法的地位及び戸籍制度については、なお改善すべき点があります。  そこで、この法律案は、妻の地位の実質的向上を図るため、離婚復氏の制度、婚姻事件に関する裁判管轄及び嫡出子出生の届け出をする者について改善を加えるとともに、国民のプライバシー保護の観点から戸籍公開の制度等……

第77回国会 法務委員会 第9号(1976/05/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 まあ、あれですね、あなたはロッキード事件に関して御質問になるんですからその方がわかりやすいと思いますが、起訴になればもうわかるんですから、それで刑事責任、また当然に政治的、道義的責任も伴って明瞭になるわけですな。ただ、不起訴という場合とか、あるいは不起訴の中にも、贈収賄の構成要件に該当しないという場合と時効になったという場合と両方あると思いますね。そういう場合に、仮に国会から一〇四に基づいてその資料要求があった場合にどっちが優先する公益かということになろうかと思います。
【次の発言】 それは言えませんね。
【次の発言】 仮に私が、あなたのお読みになったその順序の上で、この場合に……

第77回国会 法務委員会 第11号(1976/05/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 人権の侵害が興信所の行き過ぎ等によって行われており、行われるおそれがあるということは、想像にかたくありません。平穏な国民の社会生活を脅かすような行き過ぎは、営業の自由といえどもあってはならないことでありますので、まず実態をよく人権擁護局を通じて把握した上、登録制度の問題についても検討してまいりたい、こう思っております。

第77回国会 法務委員会 第13号(1976/05/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 和田さんのおっしゃったようなことについて、裁判所は公正に判断すると思いますよ。それは被告人の主張もあり、弁護団が、きちんとした人がついておって、そういうことは当然述べられ、それに対し検察庁や警察の捜査の方もいろいろ主張するでしょう。その主張の結果、裁判所が判断することでございまして、私がここで意見を申し述べる問題ではないでしょう、裁判の問題ですから。これは当然両方とも、攻撃、防御の立場から一生懸命みんなやって、そうして真犯人を追及する。それは追及して裁判所が公正な判断を下すという仕組みなんでございますから、そういう仕組みについて法務大臣が干渉がましいそんな意見を申し述べる立場で……

第77回国会 法務委員会 第15号(1976/07/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 そういうことも身柄を拘束していま調べていますから、判明すれば捜査の結果出てくる可能性はあるかと思いますが、内容の問題でございますので、どの程度申し上げたらいいか、吉田課長がもう少し突っ込んだ答弁をできるならばさせます。
【次の発言】 役に立っているという報告を受けております。
【次の発言】 具体的にどことどこが食い違っているという指摘はちょっと私よくわかりませんけれども、食い違っているというより言いようがございませんようですね。
【次の発言】 一致してはおりませんようですね。どちらが本当だかということは知りませんけれども、一致はしていない。

第77回国会 予算委員会 第2号(1976/01/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 お答えいたします。  雑誌文芸春秋に掲載された判決内容は、原木のものと内容が同じであります。制限漢字になったりしたものですから、全く同じというわけにはいきませんが、そういう点。  それからもう一つは、末尾に「本判決ハ昭和二十年十二月二十九日公布勅令第七百三十号「政治犯人等ノ資格回復ニ関スル件」第一条本文ニ依リ将来ニ向テ其ノ刑ノ言渡ヲ受ケザリシモノト看做ス」と付記されております。「将来ニ向テ其ノ刑ノ言渡ヲ受ケザリシモノト看做ス」ということの意味、法的内容等につきましては、重要なことですから、資料に基づいて解説しなければなりませんから、事務当局にひとつ――小林さんの発言がありました……

第77回国会 予算委員会 第3号(1976/01/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 御質問の、法的に決着がついているかどうかという意味でございますが、決着がついていると言えばついている、ついていないと言えばついていないという、それはどういうことかと申しますと、決着がついているという意味は、判決末尾に付されておる付記にこう書いてありますから、そういう意味では、将来に向かってこの判決の効力を失うという意味で決着がついていると思います。文言は別に読まなくてもおわかりでしょうから、付記の文言は読みません。その付記の法的効果の問題に帰着すると思うのですね。将来に向かっては判決が言い渡されざるものとみなすと、こういうのですから。しかし、それによって過去に行われた東京や網走……

第77回国会 予算委員会 第7号(1976/02/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 御指摘の人物につきましては、法務省の退去強制令書発付処分が最高裁の判決によって適法性が確認されたわけであります。ただ、右処分の行われた昭和三十七年六月以来すでに十三年を経過しており、その間内外の情勢や本人をめぐる諸般の事情が変わってきていることを考え、今後の具体的措置については慎重に検討したいと考えております。
【次の発言】 おっしゃるとおりのような情勢の変化があった、こういうことでございます。
【次の発言】 安宅委員のお考えになっている人物が数名にのぼると思いますね、もっと余計かもしれませんな、人は。それらの人について、こっちは在留許可を与えた、こっちは仮釈放のままでほってお……

第77回国会 予算委員会 第9号(1976/02/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 裁判所が訴訟を進行されるそのやり方についてかれこれ申しますことは、三権分立を紛淆いたしますので、私の答弁する限りではありません。
【次の発言】 質問を聞き損ないまして、まことに恐縮でございます。
【次の発言】 どうも大変失礼いたしました。御質問の趣旨はよくわかりました。  捜査当局に問い合わせましたところ、そういう点について全くまだ関知してない、こういう段階だそうでございますので、その点は御了承願いたいと思いますが、事実を仮定して、一般論として、そういうことがあれば贈収賄罪の成立することもあるかと存じます。
【次の発言】 税法上の問題は、大蔵大臣にひとつお尋ね願いたいと思います……

第77回国会 予算委員会 第10号(1976/02/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 まず第一番に、昭和二十年五月四日の確定判決には付記があって、将来に向かってその効力を失う意味、つまり将来に向かって判決の言い渡しがなかったものとみなす、こういうことがあるんだから、一切御破算という御見解のようですが、それは、私は見解を異にいたします。確定判決があったという、一条の事実そのものは全部御破算、一件落着、こうなるのではない。これが一つのお答え。  それから、一般的に、参議院の沓脱議員の質問に対して答えていることは、いまでもそのとおり、一般論として確定判決の当否について学問的な批判をすべき立場にない。確定判決には行政機関も国民もこれに従うものである、こう思っております。

第77回国会 予算委員会 第17号(1976/02/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 総理の所信の表明がございましたが、ロッキード問題はすでに捜査当局の捜査が開始されております。当局としては国民の期待に沿うべく徹底的に究明する決意を持っておりますから、不偏不党、厳正公正に対処し、もし犯罪の事実がありとすればこれに対する適正な処理をするということを私は信じております。
【次の発言】 検討に値することだと思います。
【次の発言】 お答えします。  検察当局は、すでに嫌疑ありとして犯罪の捜査、処分をやろうとして、行っているわけです。本来検察庁は、犯罪の捜査、処分を行うことをその職責としているのですから。しかし、個々の事件の捜査や処分に関しては、すべて検事総長を信頼し、……

第77回国会 予算委員会 第19号(1976/02/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 その事実関係を私よくわきまえておりませんので、事務当局から答弁をさせます。
【次の発言】 ここで塩谷さんの尋問に答えた小佐野賢治氏の言葉は、普通のおつき合いをさせてもらっているというふうなことですな。普通でないつき合い、普通以上のつき合いというか、普通以上の深いつき合いであることを自分が知っておって、いや、さらっとした普通のつき合いです、こうなるのであれば――仮定の問題ですけれども、そうなるのであれば、非常に偽証の疑いが濃くなると私も思いますね、常識的に。
【次の発言】 これから起こる問題で、非常にむずかしい問題ですから、よく検討しておきます。

第77回国会 予算委員会 第21号(1976/03/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 事態の真相をあくまでも追及する構えでありますから、おっしゃったようなことも含めてあらゆる材料を集めて全力を注いで事態の究明をする、こういうことでございます。

第77回国会 予算委員会 第22号(1976/03/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 その七条というのは、初めていま聞かされるわけでございますが、お読みになった条文からするとお説のようなことになろうかと思いますが、なお専用的な知識に私は不十分な点がありますから、民事局長に正確な答弁をさせたいと思います。
【次の発言】 先ほどの協定七条及びただいまの補足IV項c項ですか、それを総合して考えますと、あなたの御指摘になるようなことが疑われるわけでありまして、捜査上大変にいい参考になると思います。

第77回国会 予算委員会 第23号(1976/03/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 ただいまの御質問は、法務省と直接関係はないのです。総理が大統領に要求されたもので、それは公開すると言っているのですから、公開するに決まっている。
【次の発言】 いま、呼ばれた証人の偽証罪のことを、偽証にならないかなるかと言われても、それはえらい処罰規定がついているのですからね、本当によく捜査当局が捜査しなければいかぬのです。それの条件として、起訴する場合は、国会の正式な告発がなければ起訴の条件を欠くのですから、まずそういうことを私にお尋ねになる前に、そういう手続をとってきてからにしてください。
【次の発言】 警察当局の申したとおりであります。憲法や刑事訴訟法その他法規の手続に従……

第77回国会 予算委員会 第24号(1976/03/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 病状につきましては、刑事局長が参っておりますから、刑事局長に答弁させます。
【次の発言】 決定しているわけではありませんが、そういうことも十分あり得るというわけであります。というのは、検事等の捜査官を派米し、関係人から事情を聴取することは有力な捜査方法の一つであると考えられますから、そういうこともあり得るという答弁であります。
【次の発言】 お答えいたします。  ただいま申し上げましたとおり、検事等の捜査官を派米し、関係人から事情を聴取することは有力な捜査の一つの方法でありますが、それには米政府の了解、関係人の同意などが前提となるので、その受け入れ体制に関する諸般の準備のため、……

第77回国会 予算委員会 第27号(1976/04/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 この前も申し上げましたとおり、正式な資料の要求が委員会からございますれば、いつでも提出できるだけの資料を整えておりますから、もし法務委員会等へ提出せよと言うならそういたしますし、予算委員会へ提出せいと言えばそういたします。
【次の発言】 最後の方のアメリカの資料も入手して真相を究明せよという小平さんの御意見に私も賛成いたしまして、さように努力したいと思います。

第77回国会 予算委員会 第29号(1976/06/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 検察当局は、これまでの捜査の結果、丸紅株式会社参与大久保利春が、本年二月十七日及び三月一日、衆議院予算委員会において証人として宣誓の上行った証言について、議院証言法第六条所定の偽証の罪に該当する疑いが濃厚となり、かつ同人について逃亡及び罪証隠滅のおそれがあると思量されたため、その身柄を拘束して取り調べる必要があるとの判断に達し、去る六月二十一日、東京地方裁判所裁判官に対し、逮捕状の請求を行いました。  同裁判官は、逮捕の理由及び必要性を疎明するために検察側が提出した種々の資料を十分精査し、その結果、大久保について前記偽証の罪を犯したことを疑うに足る相当な理由があり、かつ逮捕の必……

第77回国会 予算委員会 第30号(1976/07/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 検察当局は、これまでの捜査に引き続き、去る六月二十二日沢雄次ら全日空関係者三名及び丸紅株式会社前専務大久保利春を逮捕するとともに、関係個所について捜索、差し押さえを実施し、自来これらの被疑者の身柄を拘束の上取り調べを行っているほか、多数の関係人の取り調べを続行しておりますが、その過程において、丸紅株式会社参与伊藤宏が本年二月十七日及び三月一日衆議院予算委員会において証人として宣誓の上行った証言について、議院証言法第六条所定の偽証の罪に該当する疑いが濃厚となり、かつ同人について逃亡及び罪証隠滅のおそれがあると思量されるに至ったため、その身柄を拘束して取り調べる必要があるとの判断に……

第77回国会 予算委員会 第31号(1976/07/16、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 丸紅株式会社前会長、現取締役檜山広に対しては、七月十三日外国為替及び外国貿易管理法違反により逮捕し、現在勾留の上取り調べ中であります。その被疑事実の要旨につきましては、刑事局吉田刑事課長をして説明させます。
【次の発言】 大久保の場合は特殊な事情があったので国会の告発を待たずに逮捕いたしました。その後、当予算委員会理事会等で法務大臣としていろいろ御質疑に答えてまいりましたが、やはり本筋ば偽証でいく、逮捕する場合は、国会の告発があって、これは捜査の条件ではなく、訴訟条件とば言われておっても、そういうふうな順序を踏むのが本筋ではなかろうかということでございましたので、檜山の場合は外……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1976/10/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 法務、検察当局は刑事責任を追及する役所でありますから、刑事責任追及の結果について公表いたしますが、政治的道義的責任の追及者は国会でありますから、それはこちらの方から、どういう手順でおやりになるのか、お聞きしたいくらいでございます。
【次の発言】 それはそのとおりでございますが、その意味はちょっと申し上げておきたいと思います。  それは、国会が国政調査権に基づき、検察当局が追及した結果刑事責任なし、こうした者のうち、いやそれでも政治的道義的責任は残ると国会が御判断になる、その場合に政府はこれに最善の協力をするという形でございますから、それは公表ではないのですね。公表判断権者が公表……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号(1976/10/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 ロッキード事件の捜査処理に関する中間報告をいたします。  まず第一に、この中間報告の目的について申し上げます。  政府としては、かねてからロッキード事件全体の捜査が完了したときには、法令の許す範囲内において、できる限り事件の真相を国会を通じて国民に明らかにすることを約束してまいりました。しかし、いわゆる児玉ルートの解明がおくれておりますので、いわゆる丸紅ルートと全日空ルートの捜査がおおむね終了したこの機会に、法務大臣からロッキード事件の捜査処理について中間報告をする次第であります。  この中間報告は、この事件に寄せられた国民の関心にこたえるとともに、前国会における両院議長裁定の……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1976/10/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 政治的道義的責任の判定者は皆さんですけれども、私どもの方は法務、検察ですけれども、せっかくのお問い合わせですから、私は法務大臣の立場をしばらく離れて、一国会議員として、政治家として、皆さん方と同じような立場に立って常識的に申し上げれば、私の中間報告にも出ているとおり、「ロッキード社から流入した金員そのものの授受はあるが、証拠上職務に関する対価であることが認定できない」それで収賄罪の成立は認められないけれども、「右金員授受の趣旨がロッキード社の航空機売り込みと関連があると認められるもの」こういうのはやはり道義的政治的責任があるのではないかな、同じ政治家の立場として、自分もこんなこ……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第7号(1976/10/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 その新聞記事はうそですから、うそを書いたやつにどういう意味で書いたのかを聞いてください。私はそんなことを言っとらぬ。
【次の発言】 煙も見えず雲もなし。
【次の発言】 これは私の中間報告の二十八ページに、「簿外資金に順次組み入れて保管していたところ、そのうち合計五千七百五十万円を同四十七年十一月から同五十年九月までの間前後二十八回にわたり合計十三名の国会議員に贈っていたことが認められた。この点について右金員授受の趣旨を捜査した結果、国会議員の職務に関する対価であることが認定できないため収賄罪の成立は認められない。」これはどういうことかというような話に、晩飯のときか、そういうとき……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第8号(1976/11/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 ただいまの委員長の御提案により政治的道義的責任ありといたされました五名、すなわち、時効で不起訴になった者と、職務権限はないがトライスターの売り込みに関して金銭を受け取った者、すなわち三十ユニット関係五名につきまして、とりあえず、その人名、受け取った金額及び事実関係について口頭で資料を提供いたします。  なお、全日空のプール資金に関する十三名についてはでき得る限りの御協力をいたします。
【次の発言】 なお、全日空プール資金に関する十三名についても、基準をお決めいただければ、できるだけの協力をいたします。
【次の発言】 資料の正確を期するため、刑事局長をして説明いたさせます(「それ……

第78回国会 法務委員会 第1号(1976/10/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 去る九月十五日、三木内閣の改造に当たり、法務大臣に留任し、引き続き法務行政を担当いたすことに相なりました。  内外の諸情勢が厳しい折から、改めてその職責の重大さを痛感いたしております。私の場合には不徳を省み、特に言動に留意をいたし、誠心誠意努力をいたす所存でありますので、大竹委員長初め理事各位、委員各位の御指導と御協力を切にお願い申し上げる次第であります。
【次の発言】 ロッキード事件が国民に知らされてから八カ月かかっているわけです。そして、三月ころの話では、検察当局から八月いっぱいくらいには片がつくような報告を受けておったのです。ところが、それが九月にずれ込み、さらにもう十月……

第78回国会 法務委員会 第2号(1976/10/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して説明いたします。  政府は、人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般の政府職員の給与を改善する必要を認め、今国会に、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律及び沖縄国際海洋博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案を提出いたしました。そこで、裁判官及び検察官につきましても、一般の政府職員の例に準じて、その給与を改善する措置を講ずるため、この両法律案を提出した次第でありまして、改正の内容は、次の……

第78回国会 法務委員会 第4号(1976/10/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○稲葉国務大臣 午後にロッキード問題調査特別委員会が開かれることになっておりますから、その席上お答えを申し上げることにいたします。
【次の発言】 身分帳というようなものが、裁判官の身分を有する者でありましても、手渡されて写真を撮るというようなことははなはだ遺憾なことだ、よろしくない。  それから、きょうの矯正局長の報告は中間のものでありますから、この上さらに調査を進めなければいかぬ。しかし、今日までのところではよくそこまで調査がいったなという感じがいたしますね。
【次の発言】 漏れるべからざるものが先ほど矯正局長の報告のような経緯で漏れたことは、はなはだ遺憾である、まことに相済まぬ次第であると……

第78回国会 予算委員会 第1号(1976/09/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 児玉ルートの捜査はただいま続行中でありますから、一日も早くこれを解明して後に選挙をやった方がいいことは、それはもう常識上当然でございます。おっしゃるとおりでございます。ただ、その一生懸命に解明しつつある今日の段階で、私はいつごろまでに終わりそうだとか、終わらしてほしいとか、法務大臣の立場でこういう公の席上で申し上げますことは、間接的な指揮権の発動にもなりかねないというようなことも言われますので、時期についてここでお答えすることは差し控えますが、とにかく一生懸命にやっています。  それから、ロッキード事件というのは、従来の疑獄事件、あなたはたくさん挙げられましたけれども、これは国……

第78回国会 予算委員会 第2号(1976/10/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 そのとおりです。お説のとおり、貴見のとおりです。
【次の発言】 刑事局長からその事実、事例を御報告させます。
【次の発言】 それは確定判決で、だれでも見れるのですから、どうでしょう、提出しなくてもごらんになったらいかがでしょうか。提出せよと仰せられれば提出いたしますよ。
【次の発言】 まず第一に、昭和二十年十月四日の政治犯等の釈放に関する司令部覚書、これに基づくものではありません。刑法犯を伴うものが除外されておりますから、一〇・四覚書に基づくものではありません。  それから資格回復の点につきましては、昭和二十年十月十九日の覚書、それに基づく勅令七百三十号によって資格を回復したも……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 文教委員会 第12号(1984/05/09、37期、自由民主党・新自由国民連合)

○稻葉(修)委員 文部大臣に三つばかり項目を申し上げておきます。  一つは、日本の社会世相、そういうことを踏まえて教育改革に本当に腹を据えて取りかかってもらいたいというのが一つ。  もう一つは、教育は文化の源泉であるから、その文化とは何ぞや、文化と政治の関係といいますか、正しい教育観についてお尋ねしたい。  第三は、私は、学校教育というのは先生次第、先生は校長次第だと思っているのです。正しい教師観が確立されていなければいい教育改革はできぬと思うから、その三つを、極めて短時間でありますけれどもお尋ねしておきたいと思います。  日本の世相を私は非常に心配しておるわけでありますが、何かこうだんだんお……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第7回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第2号(1949/12/19、24期、民主党(第九控室))

○稻葉委員 まず加賀山総裁にお伺いいたしたいのであります。総裁はこの裁定を受取つてこれを強く尊重いたし、その結果既定の国鉄経理の範囲内において支拂い可能分を十八億と見られたわけでありますが、既定予算内において予算上、資金上不可能な部分を、いかようにして新たに国会の予算上捻出すべきかということについて、どういうふうに努力して来られたか。それについて運輸大臣、大蔵大臣と相談をされたかどうか。この相談をされたのにもかかわらず、運輸大臣はこういう新たな予算措置は全然不可能であり、仲裁裁定には借入れ等のことによつてやつても、公社は次年度以降において容易にこれの償還能力ありと裁定いたしておるにもかかわらず……

第7回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第3号(1949/12/20、24期、民主党(第九控室))

○稻葉委員 ただいまの松井君と大屋運輸大臣の間の質疑応答の中で、ちよつと明らかにいたしておきたい点を、一点お伺いしたいのであります。裁定書の内容によれば、このたびの三千一円というこの国鉄従事員に対する支拂いは、公務員の二千九百二十円という年末手当的な支拂いとは、全然その性質を異にするのでございまして、裁定書によれば、年末賞與は出さないということがはつきりきまつており、この十五億五百万円は、裁定書の内容によれば、過去の引下げられておつた待遇を是正するという性質のものであつて、年末手当というふうに新聞等にも書いてありますけれども、全然年末手当ではありませんで、過去の待遇の切下げに対する是正、補正と……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1953/07/13、26期、改進党)

○稻葉委員 郵政大臣に郵便友の会について質問いたしたいと思います。一九五一年の四月にローマで開かれました世界連邦会議第四次大会に、私は国会の代表として臨んだわけでありますが、そのとき日本側の代表の提案として、この郵便友の会は、若い世代の各国民の相互理解に非常に寄与している、遠い将来の世界平和に寄与することだから、一つの世界を目途とする世界連邦会議においては取上げて、各国ともに政府に向つても国民に向つても、これが盛んに行われるようにということを提案いたしました。満場一致可決しまして、その後ヨーロッパ各国では、できていない国は政府のかけ声も相当あつて、たいていできましたし、西ドイツのシューベルトと……

第19回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1954/02/25、26期、改進党)

○稻葉委員 関連して――道路の維持管理の責任はもちろん建設省にあるのですが、道路破壊の大部分というものは、駐留軍の超重量自動車等による破壊が非常に多いのです。これは占領下にあるときならばともかく、独立をしたわけでありますから、道路は国の財産で、それに対する規則もありますので、その規則違反です。超重量をもつて道路を走つてこわしたのだから、不法行為による損害を与えたことになる。わが国としては、アメリカ側に対する損害賠償の請求権があると思う。それらのことについて、今まで建設省ではどういう努力をして来たか、それについての請求権がもしありとするならば、それは当然国の歳入、歳出の予算に計上されてしかるベき……

第19回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1954/02/26、26期、改進党)

○稻葉委員 二十九年度予算は一兆緊縮予算といわれておるわけですが、私はこの予算の一つの大きな欠陥は、財政金融を量的に一兆のわく内に圧縮したということだけではこれは不十分なんで、ただいま富田委員の質疑応答にもありました通り、乏しい財政が重点的に配分されるということが絶対の要件なんであります。従いまして私どもはこの予算を通すにあたつては、財政投融資の計画の樹立、不急不要な融資増を抑制して生産増強、輸出増強、そういう面での豊富迅速なる資金の流入をする立法措置が必要であるとして、投融資計画委員会法の設定ということを主張して参りました。もう一つは、第三次資産再評価法の制定によつて法的にこれを強制する。初……

第19回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1954/02/27、26期、改進党)

○稻葉委員 昨年運輸大臣及び国鉄総裁に対して質問をいたしました、緊縮財政の折から、困難な生活の中から税を納める国民の身にもなつて、重点的に、効率的に国費を使うべきであるということに対して、御答弁は、ごもつともであるから、しつかりやりますということでしたが、もう一つ、ごもつともだからしつかりやりますという御返答をいただきたいことがあります。それは、ただいま御承知のように、昭和二十九年度予算につきましては、昨日私は改進党の予算修正の立場と、その具体的な数字を示して、自由党の予算委員に申入れを正式にいたしました。本日十二時から自由党の予算委員の会を開いて検討をすることになつております。私は昨日も申し……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 予算委員会公聴会 第2号(1955/05/20、27期、日本民主党)

○稻葉委員 関連して財政投融資の問題について。ただいま三浦一雄議員から質問された財政投融資の点について武田教授の御返答の中に、これは相当に長期確固たる計画を立ててほしいということを言われましたが、私どもの勘で、昭和二十九年度の予算を、当時野党でありましたが、これを修正して通過せしめる、幸いに付帯条件みたようなものをつけた中の一つとして、投融資計画委員会の法制化というようなことを言っておいたのですが、投融資が日本経済自立の役に立つように、効率的に少い資金が回るように、いやしくも消費面に流れていくようなことを抑制するようにということを言っておいたのですが、そういうようなことについては御賛成でしょう……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1955/06/03、27期、日本民主党)【議会役職】

○稻葉主査 これから予算委員会第四分科会を開会いたします。  私は同分科会の主査の職務を行うことになりましたので、何とぞよろしくお願いいたします。  本分科会は御承知の通り昭和三十年度一般会計、同特別会計、同政府関係機関各予算中、運輸省、郵政省及び建設省所管の審査を行うことと相なっておりますが、予算委員会理事会の申し合せによりまして、分科会の審査日程は本日及び明四日の二日間開会することになっておりますので、さよう御了承の上御協力下さるようお願いいたします。なお審査の都合上、本日はまず本分科会の所管全部について、それぞれ政府の説明を聴取した後、運輸省所管、次に建設省所管の順序によりまして、逐次質……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1955/06/04、27期、日本民主党)【議会役職】

○稻葉主査 これより予算委員会第四分科会を開きます。  本日は昭和三十年度一般会計、特別会計、同政府関係機関の予算中建設省所管について質疑に入ります。質疑は通告順によってこれを許します。相川勝六君。
【次の発言】 上林山榮吉君。
【次の発言】 上林山君に申し上げますが、きょうは大臣はこれからほかの連合会があって、おいでになりませんので、なるべく昼前じゅうに建設関係を終りたいと思うのです。簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 志村委員に申し上げますが、その問題はあとで独立してお話し合い下さって、疑問を解決されたい。次の質問を願います。

第24回国会 文教委員会公聴会 第2号(1956/04/09、27期、自由民主党)

○稻葉委員 公述人に学問、研究、教育と政治との関係について、つまり教育の政治的中立性ということに関して御質問をいたします。私は教育、研究、学問等が、直接人類の文化、すなわち学問的な真理、道徳的な善であるとか、あるいは技術的な美であるとか、そういうことに直接携わる重大な役割を負うことはもちろんでありまして、学問的な内容、教育それ自体の内容、技術的価値への政治権力の介入は厳に慎しまなければならぬと思いますが、政治は、それら直接の人類文化の創造者ができるだけよき環境において個人的才能を伸ばすということに、社会環境を育成する役割を持っているものと思いますので、教育行政、なかんずく教育財政等につきまして……

第24回国会 予算委員会公聴会 第1号(1956/02/15、27期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉委員長代理 他に御質疑はありませんか。――なければ伊原公述人に対する質疑は終了いたしました。伊原さん、どうもありがとうございました。(拍手)  それでは次に法政大学講師吉田秀夫君。
【次の発言】 ただいまの公述人に対しまして御質疑はありませんか。
【次の発言】 公述人に対しまして九十六条をめぐる御解釈について二、三御質問を申し上げたいと思います。  憲法改正に関する問題は日本国憲法の前文第一項末尾、第四項並びに九十九条等からこれを慎重にすべきであることはもちろんであります。しかも改正に限界があるということについても私は賛成でありますが、日本国憲法が明治憲法第七十三条の改正手続によって改正……

第24回国会 予算委員会公聴会 第2号(1956/02/16、27期、自由民主党)

○稻葉委員 公述人の御意見では、現在の日本国憲法は民主政治擁護の条件を備えていないから、全面的な改正に進まなければならない、こういう御意見のようでありますが、全面的改正をなすに当って憲法第九十六条の規定する手続によってなすのか、別段の手続を必要とするのか、その辺についての御意見を承わりたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、たとえば、九十六条に規定する手続、すなわち国会総員の三分の二と国民投票によって、九十六条自体を改正して、将来憲法を改正する場合の手続として国会の三分の二以上の歳次があれば憲法の改正はできるとする改正もできますね。

第24回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1956/02/22、27期、自由民主党)

○稻葉分科員 私は東京に来ておる郷里の学生のために学生寮を立てたいと思って、いろいろやってみますと、新築の場合でないと、大学学術局を通じ建設省からお金を出してもらえない。非常に不便である。それから、住宅金融公庫からも借り入れもできるのですけれども、これも全部新築でないといかぬということになっているのですが、私の方ではちょうどある電源開発工事が終りまして、そこに工員の住宅が、山奥ですから、資材も相当りっぱなものができているのです。そういうものがむだにならないようにと思って、かたがた住宅建設の一助にもなればと思ってやってみたのですが、改築はいけないということになっておりますが、その辺のところはお許……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1961/03/03、29期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉主査代理 ちょっと御両所に注意しますが、委員長の許可を得て発言して下さい。

第40回国会 予算委員会公聴会 第2号(1962/02/14、29期、自由民主党)

○稻葉委員 両公述人にお尋ねをいたしますが、まず憲法改正の原案の提出権が国会のみにあるというのと、政府にもあるというのと、両説あることは承りましたが、普通の法律案と憲法改正の議案とを区別して、法律案については政府にも議院にも提出権があるけれども、憲法改正の原案の提出権は国会のみに限るという説と、両方とも、すなわち憲法改正の原案についても普通の法律案につきましても、両方とも政府及び議会の両者にあるという説と、鈴木公述人の、言われるように、普通の法律案についても、また憲法改正の議案についても、それは国会のみにあるのであって、政府にはないという説と、三通りあるように思いますが、はたして、学界の説を分……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1964/02/17、30期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。  私が第四分科会の主査の職務を行なうことになりましたので、何とぞよろしくお願い申し上げます。  本分科会は、昭和三十九年度一般会計予算中運輸省、郵政省、建設省及び自治省所管、昭和三十九年度特別会計予算中運輸省、郵政省、建設省及び自治省所管、昭和三十九年度政府関係機関予算中日本国有鉄道関係及び日本電信電話公社関係につきまして、審査を行なうことになっております。  なお、分科会は審査の都合上、お手元に配付いたしてありますとおりの日程によりまして審査を進めることにいたし、各省所管事項の説明は、各省審査の第一日の冒頭に聴取いたしますので、あら……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1964/02/18、30期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。  昭和三十九年度一般会計予算及び昭和三十九年度特別会計予算中、自治省所管を議題といたします。前会に引き続き質疑を行ないます。田口誠治君。
【次の発言】 稻村隆一君
【次の発言】 二宮武夫君。
【次の発言】 二宮武夫君。
【次の発言】 ちょっと待ってください。午後本会議の終了後また自治省関係の分科会をやるわけですから、午後までに調べて答弁できますね。
【次の発言】 本会議散会後再開することとし、この際暫時休憩いたします。   午後零時三十二分休憩

第46回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1964/02/19、30期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。  昭和三十九年度一般会計予算及び同特別会計予算中運輸省所管並びに同政府関係機関予算中日本国有鉄道関係を議題といたします。  まず、昭和三十九年度一般会計予算及び同特別会計予算中運輸省所管並びに同政府関係機関予算中日本国有鉄道関係につきまして説明を求めます。綾部運輸大臣。
【次の発言】 お手元に配付してあります昭和三十九年度運輸省関係予算、同日本国有鉄道関係予算の説明は、便宜これを会議録に掲載することといたしますので、御了承をお願いいたします。
【次の発言】 承知しました。さよう取り計らいます。

第46回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1964/02/20、30期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉主査 これより会議を開きます。  これより予算委員会第四分科会を開会いたします。  昭和三十九年度一般会計予算及び同特別会計予算中運輸省所管並びに同政府関係機関予算中日本国有鉄道関係を議題といたします。  昨日の川俣分科員の質疑に関しまして、大蔵省当局より発言の申し出がありますので、この際これを許します。熊田主計官。
【次の発言】 ただいまの中井徳次郎君の御要望に対しましては、その取り扱いを主査、副主査に御一任願います。適当な時期にけじめをつけたいと存じます。  前会に引き続き質疑を続行いたします。保科善四郎君。
【次の発言】 関連して西村直己君から発言を求められております。これを許しま……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1964/02/21、30期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。  昭和三十九年度一般会計予算及び同特別会計予算中、建設省所管を議題といたします。  まず建設省所管につきまして説明を求めます。鴨田建設政務次官。
【次の発言】 お手元に配付してある「昭和三十九年度建設省関係予算概要説明」は、便宜これを会議録に掲載することにいたしますので、御了承をお願いいたします。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  本日は多数の質疑通告者がありますので、持ち時間の厳守をお願いいたしたく、各位の特段の御協力をお願いいたします。  なお、政府当局に要望いたしますが、質疑時間は限られておりますので、答弁は簡潔、率直に……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1964/02/22、30期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉主査 これより予算委員会第四分科会を開会します。  昭和三十九年度一般会計予算及び同特別会計予算中建設省所管を議題といたします。  前会に引き続き質議を行ないます。山本勝市君。
【次の発言】 田口誠治君。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 玉置一徳君。
【次の発言】 竹谷源太郎君。
【次の発言】 山本勝市君。
【次の発言】 他に質疑はございませんか。――別に質疑の通告もないようですので、これをもちまして昭和三十九年度一般会計予算及び同特別会計予算中、建設省所管に対する質疑は一応終了いたしました。  次会は、来たる二十五日午前十時より開会し、郵政省所……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第7号(1964/02/25、30期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。  昭和三十九年度一般会計予算及び同特別会計予算中、郵政省所管、昭和三十九年度政府関係機関予算中、日本電信電話公社関係を議題といたします。  まず郵政省所管及び日本電信電話公社関係につきまして説明を求めます。古池郵政大臣。
【次の発言】 以上をもちまして、郵政大臣の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。山口丈太郎君。
【次の発言】 栗原俊夫君。
【次の発言】 森本靖君。

第46回国会 予算委員会第四分科会 第8号(1964/02/26、30期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉主査 これにて郵政省所管及び日本電信電話公社関係に対する質疑はすべて終了いたしました。  以上をもちまして、本分科会所属の運輸省所管、郵政省所管、建設省所管及び自治省所管に対する質疑は全部終了いたしました。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。  昭和三十九年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算中、運輸省所管、郵政省所管、建設省所管及び自治省所管に対する討論採決は、先例によりまして、予算委員会に譲ることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  これにて本分科会の議事は全部終了いたしました。  分科員各位の御協力を……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1967/04/25、31期、自由民主党)

○稻葉分科員 運輸大臣にお目にかかってと思いましたら、こちらだというので、公に質問の形になりますけれども、本日の新聞に、昨日運輸大臣が米日中のロギノフ・ソ連民間航空大臣とお会いになったてんまつが日経、毎日、朝日、読売等に出ております。私、これを写してまいったわけですが、それに基づいてお聞きしておきたいことがあります。  先方は、新潟―ハバロフスク間のローカル線を開設する用意があるという官房長官へのお申し出があり、さらに運輸大臣もそれにお答えされたわけでありますが、新聞の報ずるところによれば、運輸大臣としては、今後これを検討したいと答えられましたが、運輸事務当局では、商業採算に合うかどうかという……

第56回国会 災害対策特別委員会災害対策の基本問題に関する小委員会 第4号(1967/11/28、31期、自由民主党)【議会役職】

○稲葉小委員長 これにて懇談を終わります。  本日、天野光晴小委員長が辞任せられましたので、委員長の御指名により、不肖私が小委員長に就任することに相なりました。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)  次会は明二十九日午前十時から小委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十二分散会

第56回国会 災害対策特別委員会災害対策の基本問題に関する小委員会 第5号(1967/11/29、31期、自由民主党)【議会役職】

○稻葉小委員長 これより小委員会を開会いたします。  災害対策の基本問題について調査を進めます。  本日は、昨日に引き続き、まず起草小委員の素案についてさらに検討を進めることとし、その後、新潟、山形地方の豪雨による被災者の集団移転問題について調査を進めてまいりたいと存じます。  これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を終わります。  災害対策の基本に関する諸問題につきまして、関係政府当局に対する質疑の申し出がありますのでこれを許します、井手以誠君。
【次の発言】 質疑はこの程度にとどめます。  暫時また懇談に入ります。

第61回国会 文教委員会公聴会 第1号(1969/07/14、31期、自由民主党)

○稻葉委員 加藤東大学長に二、三お尋ねを申し上げます。  なお、長洲教授の公述の中で、将来の大学改革に関する具体的な構想が打ち出されなければならないのに、この法案はきわめてどうかつ的というか、そういうような内容を持っておる、気に食わないというお話がありまして、私どもも、この立法でどれだけの効果があるか、私自身がまことに杞憂にたえない点もあるのでありまして、そういう意味から、むしろ法案とは離れますけれども、大学の本来の使命にかんがみ、大学本来の任務は、基本的な理念、理論の研究、その教授ということにあるのだろうと思いますので、そのことは決して現実的な政治問題から背を向けていろ、要らぬことを言うなと……


33期(1972/12/10〜)

第75回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1975/02/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 昭和五十年度法務省所管予定経費要求の内容につきまして、大要を御説明申し上げます。  昭和五十年度の予定経費要求額は二千二百七十九億三千百五十九万二千円であります。前年度予算額千七百六億八千三百四十六万四千円と比較しますと、五百七十二億四千八百十二万八千円の増額となっております。  増減の詳細は別途の資料により御承知願いたいのでありますが、その内容を大別して御説明いたしますと、第一に、人件費関係の増であります。その額は五百十八億三千五百六万五千円であります。これは、公務員給与ベースの改定等に伴う増額分、昇給等の原資としての職員基本給及び退職手当等の増額分が主なものでありますが、そ……

第77回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1976/04/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○稻葉国務大臣 昭和五十一年度法務省所管予定経費要求の内容につきまして、大要を御説明申し上げます。  昭和五十一年度の予定経費要求額は二千五百三十四億七千五百七十六万円であります。前年度補正後予算額二千三百三十一億六千七百十二万五千円と比較しますと、二百三億八百六十三万五千円の増額となっております。  なお、組織関係については、量的増加と質的複雑困難化の度を加えている国の利害に関係のある争訟事件に対処するため、大臣官房訟務部を訟務局に昇格させ、もって訟務行政の円滑な運営を図ることといたしております。  さて、予定経費の増減について、その詳細は別途の資料により御承知願いたいのでありますが、内容を……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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