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田渕光一 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

田渕光一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
414位
委員会発言歴代TOP1000(衆)
568位
委員会出席(無役)歴代TOP500
194位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
401位

24期委員会出席TOP10
1位
24期委員会発言TOP50
19位
24期委員会出席(無役)TOP10
1位
24期委員会発言(非役職)TOP50
14位
26期委員会出席TOP10
2位
26期委員会発言TOP100
65位
26期委員会出席(幹部)TOP100
54位
26期委員会出席(無役)TOP10
10位
26期委員会発言(非役職)TOP100
51位

このページでは田渕光一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。田渕光一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 議院運営委員会 第23号(1949/04/21、24期、民主自由党)

○田渕委員 われわれは國会の神聖を保つべく努力して來た。ところが共産党の若い方がやるならいざ知らず、徳田君なんかやるからわれわれもやらなければならぬ。どうか徳田さんに十分御注意願つて御自粛願いたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第25号(1949/04/26、24期、民主自由党)

○田渕委員 この問題は他の派と御協議願つておりますからちよつと御留保願つて、今文部委員長が見えておりますから、その方の御説明を願つてはどどうですか。
【次の発言】 本國会の本会議日は、先般当委員会において委員長から從來通り火木土に内々的に御決定になつたのでありますが、本日各党の御質問を得て、できれば月水金に御変更願いたいと思う。と申しますのは、土曜日の本会議の閉会が延びますと、非常に時間が遅れますので、健康の保持上、また生理衛生上、事務的処理上、ぜひとも本会議日を月水金に御変更願いたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第32号(1949/05/12、24期、民主自由党)

○田渕委員 この議事日程を見ますと、大藏、農林、法務いろいろ混合して順番が出ておりますが、大藏は大藏、法務は法務と一括していただくように番号を御変更願つたらどうですか。

第5回国会 議院運営委員会 第35号(1949/05/16、24期、民主自由党)

○田渕委員 これはぜひともきよう上程せられまして、陣がさという定義は削られたいと思います。そうでないと少くともわが党は納まりません。ことに懲罰動議は三日以内ということになつておりますからぜひきようお取上げを願います。
【次の発言】 先ほど石田委員からあすというお話がありますが、二年、三年の議員からいえばあすでもよろしゆうございましようが、われわれ一年議院をさしてそこらの陣がさという言葉は実に侮辱でありますから、これは規定によつてはつきりときよう取上げていただきたい。そうでないとわれわれの方は治まりません。
【次の発言】 石田君としては陣がさじやないから自分のことではないとすましておられるが、椎……

第5回国会 議院運営委員会 第36号(1949/05/17、24期、民主自由党)

○田渕委員 実はこの問題はきのう一日留保されましたが、わが党の代議士会では非常な発言がございまして、この陣がさということに対する大体の気分の問題をまず取上げたのであります。この点に入る前に私は申し上げますが、椎熊議員は政治的経歴も豊富で、尊敬もし、また今日まで先輩に対する礼を厚くするようにという点については、幹事場長の命令によつて、われわれも礼を厚うして動いているのであります。またまた神聖な議場で、しかも公開の席上で、前列にいる者は陣がさである。そしてお前らに何がわかるかというようなことを言われますことは、公営選挙で新しく出て来た全議員に対する重大な侮辱で、超党派的な問題である。民自党だけの問……

第5回国会 議院運営委員会 第38号(1949/05/19、24期、民主自由党)

○田渕委員 今土井君から議長が何ら手続をとらなかつたという一言があつたので、私はこれを論駁したい。議長は最善の措置をとられたのでただちに衛視さんが入られた、この点はひとつ認めてもらいたい。

第6回国会 議院運営委員会 第4号(1949/10/31、24期、民主自由党)

○田渕委員 今石原委員長のお話のありました通り、たとえば兵庫県などは災害復旧その他で重大な問題があります。一県で二名呼べるならばいいが、一県一人ぐらいで三十五名、まつたく農地改革より以上の問題であるから、五十万円の予算はこの際使つていただいて、あとは至急とつていただくということにお願いしたい。

第6回国会 議院運営委員会 第6号(1949/11/07、24期、民主自由党)

○田渕委員 ただいま議長から非常に御丁重なお話を承つたのですが、少くとも国会議員たるものが、議場でお互い同志、やり合つても懲罰になるのに、至つて地位の弱いものとして扱わなければならぬような人に暴行を加えたというようなことは、一応懲罰にかける必要があると思う。
【次の発言】 これはいつごろ起こつたのですか。
【次の発言】 後日というようなことを言わずに、この次ならこの次とはつきりしないといかぬ。議員同士ならそんな悠長なことは言いますまい。たとえ給仕であろうとだれであろうと、少くとも短所があつたらそれを導いてやるのが議員だと思う。それに暴力を加えて踏んだりけつたりする。そこなんだ。

第6回国会 議院運営委員会 第7号(1949/11/10、24期、民主自由党)

○田渕委員 今川村さんから御発言がありましたことく、土曜日の晩八時に乘り、十三日だけ瀬戸内海を見ることになつております。これは今委員会で逐條審議されております漁業法案の修正案を、早く済ませて、関係方面の承認を受けるためには、少くとも十五日までに行つて来なければならぬことになつております。決して土井さんのおつしやるように、国会を無視しておるのではありません。土曜も体まず、日躍も休まず、月曜日の夜行で帰つて来るというのであります。
【次の発言】 この間すぐきめるということになつておつた小林進君の問題はどうなりましたか。
【次の発言】 あしたでけつこうです。軽く扱つたのでは困ります。

第6回国会 議院運営委員会 第8号(1949/11/11、24期、民主自由党)

○田渕委員 私は椎熊さんと全然反対である。そういうことではわれわれは硬化して来る。少くとも国会議員たるものが、国会内において、相手方がどうあろうとも、暴力に訴えたというこの点は、十分ここに出て来て陳謝する必要があります。たとい相手が悪くても、それをなだめて指導するのが国会議員である、それに暴力を加えるとは何事である。議員が議員に暴力を加えたらどうなる、おそらく皆さんは承知しますまい、私が憤慨するのはそこだ。ここに小林君を呼んで十分陳謝の意を表させたがよい。
【次の発言】 佐竹さんの御意見もわかりますけれども、これは対等に論ずべきことでありません。議員がかよわい職員、ことに給仕です。給仕をぶつた……

第6回国会 議院運営委員会 第11号(1949/11/16、24期、民主自由党)

○田渕委員 こういうことは社会党内閣、芦田内閣に例はありませんか。

第6回国会 議院運営委員会 第23号(1949/12/01、24期、民主自由党)

○田渕委員 石田議員が北君のことばかり責めておりますけれども、これは相手方が受入れなければこんなことにはならなかつた。ことに世耕氏は長い間政治の経験を持つておる人で、そういう人がこういうことをやつておる。これは北君だけの問題でなく、世耕君にも責任がある。はつきりさせたい。

第7回国会 議院運営委員会 第8号(1949/12/22、24期、民主自由党)

○田渕委員 四名ですと四班で十六名、十日間で百六十、相当な費用だと思います。前回水産委員会の公聽会の問題で、費用がないから人員は整理をしていただいたことがあります。来年度もまたいろいろなことも起ると思いますから、そういうような意味において来年度に費用がないという事態の起らないように願いたいと思います。そのところをよく議長においてお考えを願います。
【次の発言】 ちよつと伺つておきます。わが党の石田委員が主張せられて来た年内における国会の議事について、国鉄の裁定案が提案され大分情勢が変化して来ました。そこで政府において緊急に提案するものがなければ、およそいつごろ運営委員長としてこの会議を終らせる……

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/23、24期、民主自由党)

○田渕委員 今まわされましたデーターの中で、最も大事な予算の面が、めがねをかけなければ見えないような数字で書いておる。かりにほかならばともかく、図書館が出して来る数字にこういう数字を出して来るなら、われわれははつきりお断りいたします。
【次の発言】 昨日園田委員より御発言のありました祕書の越冬資金の件は、福利小委員会でどんなことに決定いたしましたか、伺いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第16号(1950/01/30、24期、民主自由党)

○田渕委員 先ほど事務総長から組合旗を持つて来てわきに置いたという報告がありましたが、確かに六本の旗が置かれて、しかも共産党の柄沢君が行つて演説をしておられた。この前の運営委員会では、はつきりこういうことをせぬということをきめてあるのに、赤旗を六本も立てて堂々とやつておる。私はなぜこれを取締らないのかと思つた。
【次の発言】 早川君の申出を了承いたしまして、以後そういうことのないように御注意願うことにいたします。
【次の発言】 実は北二郎君がなくなれましたので、その霊魂を弔う意味において、一応早川君からああいうことを申されましたので、潔く撤回したわけであります。もし北君の逝去がなければこれは撤……

第7回国会 議院運営委員会 第19号(1950/02/07、24期、民主自由党)

○田渕委員 官房長官のお話で大体目安がつきましたが、今のお話によると三月に入つてから、ほとんど百二、三十件の案件が出て来るわけであります。そこで事務当局に伺つておきたいのであります。その際委員会の部屋が足らぬとか、あるいは速記者が足らぬということで、前回困つておつたのでありますが、三月における速記の手当、これの準備を事務当局に伺つておきたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第20号(1950/02/09、24期、民主自由党)

○田渕委員 議事日程にのつておるものは時間の励行上やつていただいて、緊急質問がたくさん出ておりますが、これは次会にやるかどうか協議されたい。

第7回国会 議院運営委員会 第26号(1950/03/06、24期、自由党)

○田渕委員 きようぜひ調査補助員二人をお調べ願いたい。というのはタス通信が徳田君の引揚げ阻止問題を報じておるごとく、また徳田君のことであるから、言わぬというようなことを言うかもしれない。ですからどうかただちに調査補助員二人を喚問してお調べを願いたい。

第7回国会 議院運営委員会 第29号(1950/03/11、24期、自由党)

○田渕委員 私は嚴粛な意味で論じたいと思うのであります。あの晩の状態について今事務総長から御報告がありましたが、それはテーブル・プランから見た報告でありまして実相を把握しておりません。事務総長としては、しかたがなかつたと言われるのでありますが、私は警視庁の自治警察と国家警察との関連、それから公安委員会と国家警察との関連は、まことに私たち情なかつたのであります。樋貝国務大臣の要請で、ただちに国家警察が発動するものと思つていましたが、それもできない。それで樋貝国務大臣が警視庁に歎願しておるようなわけであります。ことにあの晩、われわれの最も尊敬しておる庄司仮議長のとられた処置は何たる醜体ですか。六時……

第7回国会 議院運営委員会 第30号(1950/03/14、24期、自由党)

○田渕委員 わが党から前尾繁三郎さんがやります。

第7回国会 議院運営委員会 第36号(1950/03/27、24期、自由党)

○田渕委員 私の方も賛成演説をやる。

第7回国会 議院運営委員会 第40号(1950/04/01、24期、自由党)

○田渕委員 野党側の緊急質問は、この法律案が出ない空白事態において出たものであつて、ここに法律案が提出された以上は、まずその法律案を審議するのが理論であつて、現実にあなた方は一刻も早くこの空白状態をとりもどそうというのが精神であるならば、この法律案によつて審議されたい。

第7回国会 議院運営委員会 第42号(1950/04/06、24期、自由党)

○田渕委員 今石田委員は、総裁と廣川幹事長が会われて発表したと言われておりますけれども、一党の幹事長は、あらゆる問題で総裁と会つておるのでありますから、この問題で会つたか会わないか、そんなことはわからない。さようなことは必要がないと思います。
【次の発言】 三宅君の御説も私はごもつともだと思います。しかし事は参議院が三日空白をした。衆議院で済んでしまつておることで、参議院で論じたことを衆議院で論ずる必要は私はないと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第56号(1950/07/08、24期、自由党)

○田渕委員 建設大臣が兼務しておるのでしよう。佐々木君それでいいのですか。
【次の発言】 さしつかえありませんか。

第7回国会 考査特別委員会 第13号(1950/03/03、24期、自由党)

○田淵委員 私は佐々木委員が一応御自分として了とされたことは、そう認めます。しかし私はそう認めない。たとえばあなたに伺いたいのですが、二十四年四月二十七日に薪炭課長になられる前に、企画課長をされていた。そうなると少くとも炭の生産の方を分担されておつたのか、これをまず伺いたい。
【次の発言】 それではその以前は追究いたしますまい。そうすると二十四年四月、つまり二十四年度の会計において二十億円の赤字をあなたが出されておる。しかも二十四年の初頭において、まきが二〇〇%、炭が一五〇%も生産が過剰して来た。こういうようなことは、どうして薪炭課長として生産制限の面に気づかれなかつたか。まきを高くして行けば……

第7回国会 考査特別委員会 第14号(1950/03/06、24期、自由党)

○田渕委員 ただいま関係委員からの発言によりまして、徳田書記長が院内でそのような暴言を吐いたということは、下山事件をわれわれは想起いたします。彼らば予告してテロ行為に出るのでありますから、下山事件は今日いかようになろうとも――自殺であろうと他殺であろうと、これは存じません。少くともわれわれは、考査委員長の身辺というものを気づかうものであります。かるがゆえに、かような不穏当の言を吐いた者を、ただちに懲罰に付すべく、懲罰動議を提出いたします。

第7回国会 考査特別委員会 第15号(1950/03/31、24期、自由党)

○田渕委員 証人に伺いますが、ソ連のメーデーの状況と、民主グループのメーデーのときにおける活動というのはどんなものですか。
【次の発言】 十一月七日の革命記念日というのは、どういうような状況で行われておりますか。
【次の発言】 この收容所内において、いわゆる労働貴族というものはどういう状況でおるか、これは詳しく、ゆつくりでよろしい。やじが出たら私がとめますから……。(発言する者あり)
【次の発言】 どうぞおすわりになつて、ゆつくり。私はスタハノフ運動というものは、能率を増強する運動だと思つておる……。大体疲労が百パーセーントに達したら、次の生産能率が上らぬから、少くとも六〇%ないし六五%くらい……

第7回国会 考査特別委員会 第16号(1950/04/01、24期、自由党)

○田渕委員 横田委員の質問に関連して……。証人が入り当時約一千名率いて入られた。たちまち二、三箇月のうちにその四分の一の二百五十人がなくなつた。まことにお気の毒にたえないのでありますが、このなくなつた方がどういうぐあいに死体を処置され、またソ連はこれをどういうぐあいに弔うてくれたか。私は日本人、日本民族としておよそ生まれるとき、結婚、最後の死、この嚴粛な事態の処置がどんなぐあいに行われたかということを目撃したことを伺いたいのが第一点。なぜかというと、ソ連において同胞がなくなつた、その死人の姓名がわからない、数がわからないのは、ここに原因して来る。それからどういうぐあいにされたかという点を伺いた……

第7回国会 考査特別委員会 第17号(1950/04/03、24期、自由党)

○田渕委員 私はきのう議院運営に出ておつたために、不幸にして証人がいつごろ入ソされたかを聞く機会を失つたのでありますが、一九四五年八月十五日、ポツダム宣言によつて日本が全面降伏したのだということを聞かれて、武装解除されて入ソしたのですか、そのまま持つて行かれて、向うで、武装解除されたのですか、まず伺いたいのです。
【次の発言】 終戰当時証人の軍の階級はどの地位におられましたか。
【次の発言】 そこで南下しておるときにソ連に武装解除せられたのでありますか、それとも入ソしたときにはそのまま連れて行かれて武装解除せられたのか、あるいはソ連国境外で武装解除せられたのかということを伺いたい。

第7回国会 考査特別委員会 第18号(1950/04/04、24期、自由党)

○田渕委員 証人に伺いたいのですが、四年何箇月かの間に、共産党からはがきとか、手紙とかが来たのを見せられたのは、得だ書記長のはがきだけでありますか。
【次の発言】 そういたしますと、大体文字の書き方までわかつて来たのでありますが、はがきは、日本の今使つておるようなはがきで、七行くらいであつた。その裏に徳田球一と書いてありましたか。
【次の発言】 もう一つ伺いたいのですが、少くとも内地から手紙が来たとか、はがきが来たとかいうことについては、非常に長くそういう通信がとだえておるのですから、たとい共産党であろうと何であろうと、内地のはがき、内地の文字というようなものにあこがれ、あるいは非常に関心を持……

第7回国会 考査特別委員会 第19号(1950/04/05、24期、自由党)

○田渕委員 証人は非常にギリシャ哲学の研究者で、頭が冷徹なのですが、私は御記憶を伺いたいのですが、証人は一九四五年の十一月にカラカンダ市に入られまして、その後お引揚げになるまで、カラカンダの炭鉱に連れて行くのに、收容所が何回くらい捕虜を入れかえしましたか。それを伺いたい。
【次の発言】 カラカンダの收容所へ来るまで、今年九百人なら九百人帰します。そうしてまた連れて来る、交替を何回くらいやりましたか。
【次の発言】 およそどのくらい、三百か五百か……。
【次の発言】 八年には参りませんでしたか。
【次の発言】 それから入所当時と帰還当時のその間における炭鉱の過酷な労働のためになくなつたパーセンテ……

第7回国会 考査特別委員会 第20号(1950/04/06、24期、自由党)

○田渕委員 今の佐々木委員の聞かれたはがきの日本共産党本部というのは、インキで書いてあつたのですか、それともあの紫色のスタンプで判が押してあつたのですか。
【次の発言】 証人の年を伺うのを忘れたが、私は連日来の証人で最も実直な証人であると思うので伺うのですが、証人はお幾つでおられますか。
【次の発言】 あのタシケントからカラカンダに送つて行つて、そこへ九月に送還をして、十二月に送り返しておるのですが、この三月の間特にカラカンダの菅、あるいは宇野というような連中に十分なる教育をさす、あるいは何とかそういう作戦的な意味があつて、タシケントからカラカンダに送つたものかどうか。  もう一つ伺うならば、……

第7回国会 考査特別委員会 第23号(1950/04/10、24期、自由党)

○田渕委員 高山証人は一九四七年から日本新聞をどいたので、その後のことは知らぬとおつしやつているのですが、四七年の何月に日本新聞をどかれたのですか。
【次の発言】 そういたしますと、伺いますが、二月一日の土曜日の発行二百十四号に、所内の反ソ及び反動分子の徹底的撲滅ということがスローガンにあるのですが、この反動分子というものは、共産主義にあらざるものをあなたの方では反動分子といつているのだが、そのあなたのさつきおつしやつた、ともあれわれわれの共産主義というものは、今の日本の共産党の共産主義よりももつと幅の広いものだ。たとえば奴隷、あるいは将校がビンタをやるとか、資本家の搾取をやらせない社会をつく……

第7回国会 考査特別委員会 第24号(1950/04/12、24期、自由党)

○田渕委員 私はこの連日の証人の中でなぐなられた菅さんと、相原証人を一番信頼するものでありますということを申し上げます。なぜならばなくなられた菅君はギリシャ哲学の心理学者、あなたはクリスチャンであります。また最高学府を出られておる。そこであなたに最も人格的にお聞きしたいのですが、興奮することなく、あなたもよくお考え願いたいのであります。あなたがさつきから言われた言葉の中に、菅君が四月五日、この委員会で私がずつと質問して参りましたときに、この委員会で伺つたときに、こう言つたのです。菅君あなたは、証人はこれを期待しておるとか、希望しておるとか、あるいは要請しておるとかいうことについてどう考えられる……

第7回国会 考査特別委員会 第25号(1950/04/13、24期、自由党)

○田渕委員 私が伺いたいのは、先ほど石田委員から尋ねられました掲示の葉書が、前までの証人は一枚であつたということでありましたが、証人は数枚張られておつたと言われた。これは証人の信用上にも関係しますので、私はこれを伺うのです。今日まで出られた証人は多く若い人であり、壯年であり、血気にはやり、いろいろ感情もまじえて話されておりますが、職業といい、年齢といい、まことにこの方に真実を冷静に伺うことがほんとうじやないかと思いますので、証人の信用上これを伺うのであります。このカラカンタの第九分所の收容人員が千名ぐらいと聞いております。そうすると、これだけの千人からの收容人員の炊事をいたしますところは、おそ……

第7回国会 考査特別委員会 第28号(1950/04/27、24期、自由党)

○田渕委員 一九四九年の五月五日に、日本共産党中央委員会書記長徳田球一の名前で、全ソ連の共産党中央委員会へ要請したとおつしやいましたが、その大体の要請の内容、日本人を帰せという意味だつたと思いますが、大体どんな文面であつたかということをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は徳田書記長が少くとも全ソ中央委員会へ要請されたのは、在ソ日本人捕虜を帰していただきたいという御観念から出されたものだと思います。そういう重大なことをただ日本人を帰せといつたようなくらいのことで、一年の間に記憶がないというのは、不熱心じやないかと思います。
【次の発言】 わかりました。あと継続して休憩後にいたします。

第7回国会 考査特別委員会 第30号(1950/06/15、24期、自由党)

○田渕委員 だれか伺つたかもしれませんが、近因はそういうわけでよくわかるのですが、たとえば家系というか、先租はどういうことであつたかということがおわかりになれば、それを伺いたい。
【次の発言】 何か隠れた血統がなければ「こういう珍しい女性は出ない。そういうことを県で調べたことがあるかということと、もう一つは、これからの対策を県としてはどういうぐあいに考えているか。もちろんそういうぐあいに忙しいときは手伝いもするし、やつてくれるのでありますが、だんだん一人前になつて来ると、どういうぐあいに県として取扱つて行くか。今日の状態ではまことに純情であり、そして表彰されたというようなことも何ら鼻にもかけな……

第7回国会 考査特別委員会 第31号(1950/06/16、24期、自由党)

○田渕委員 さつきから山元で燒けていないのに、燒けているがごとくにして検収をしてチヶツトを出しているというような事実をたびたび聞いているのですが、たとえば五月の月と仮定して、五月にこれこれ焼けたという検收でチケットを出している。そして集荷が一万俵入つていないというのは、やみのチケツトが出ているわけであつて、こういうことは林産部長は統計の方でわかつておらなければならぬ。半年も一年もたたなければわからないということが赤字の大きな原因であつて、目方が減つたとか、不正に燒きもしないのにやみのチケツトを出してこれが何年もわからなかつた。あなたの方と山元と、あるいは山元とあなた方の間の中間の町村、あるいは……

第7回国会 考査特別委員会 第32号(1950/06/17、24期、自由党)

○田渕委員 大久保さんは、さつき委員長の言つた輸送数量から見て、生産者及び集荷業者側の不正または過失に対して赤字が出たのかという問題について、この責任は山元で負うべきものである。それが大体の原因だろうとおつしやつておるのですが、昨日の全森連の連中は、ほとんど貨車から落ちたのが多いだろう、こう言うのです。業者の方ではまきが貨車から落ちたもので、いかにも日通にふまじめな輸送のあるようなことを言われておる。そんなことはわれわれ取入れません。受入れませんけれども、少くとも山元にその責任は負荷されるだろうというようなことを御想像なさることは、山元だけでこの五十何億円という赤字が出るとお考えかも知れません……

第7回国会 考査特別委員会 第33号(1950/07/11、24期、自由党)

○田渕委員 時間の都合と、大体調査の範囲が非常に広かつたので、完全な調査は目下なしつつあるのでありまして、中間報告にして、後刻書類もしくは次の委員会で報告したいと思います。  大体私の受持ちましたところは東海と近畿でありまして、主としてこの消費面であります。少くともこの配炭公団のこの赤字が大阪、名古屋において多く出ておるという主眼のもとに調査したのであります。六月二十二日に、名古屋市の東海財務局に、名古屋の配炭公団の清算事務所名古屋支部長である渡邊耕二君、東海財務局管財第一課長岩沙徳二君、名古屋管区経済局物資調査課の課長池田廣男君、東海有煙炭協同組合理事長倉岡逸人君、加越石炭協同組合理事長米倉……

第7回国会 水産委員会 第15号(1950/02/24、24期、民主自由党)

○田渕委員 ただいま議題となりました、漁業法の一部を改正する法律案につき、その提案の理由を申し上げます。なお内容の詳細につきましては、早川委員より補充を願いたいのでありますが、大体その大綱を簡單に申し上げます。  一つ、瀬戸内海とは豊予、下関、鳴門、紀淡の四つの海峽により囲まれたる海面をいうものでありまして、紀伊水道は事実外洋性水域であることは、両海区の專用漁業権の内容に大なる差異のあること、及び豊後水道が内海海区より除かれていることによりまして明瞭であります。二つ、魚族の繁殖保護及び漁業調整につきましては、紀伊水道と瀬戸内海とを分離いたしましても、こうもその施行ないし実効に何らその支障を来さ……

第7回国会 水産委員会 第20号(1950/03/13、24期、自由党)

○田渕委員 今まで中小企業に対し、あるいは捕鯨船の母船などに対して、水産庁としては見返り資金を使つたことがあるのですか。今まで使つておらないのか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 これはまことに私初めて伺つてびつくりしたのです。たとえば通産省の中にある資源庁などにおいては、先般麻生鉱業に対して九千何百万円の見返り資金が適用されております。また古河鉱業に対して一億二千万円ということで、非常に地下資源、陸上資源には見返り資金が多く割当てられる。資源庁の見返り資金のとり方がうまいのか、あるいはその技術がうまいの、地下資源の開発、特に石炭部門などに対しまして、非常に多額の金が一企業体に出されて……

第7回国会 水産委員会 第36号(1950/04/24、24期、自由党)

○田渕委員 この法案の衆議院を通過いたしましたのは、先ほど鈴木委員から二週間というようなお話がありましたが、三月の十四日に本院を通過いたしておるのであります。すでに一月と十日以上経つております。その間参議院の木下委員長は、最も公平に、御熱心におやりくださつたことに、私は敬意を表しておりますが、少くともわが党の一部に、参議院に向つて反対の運動をしたボス幹部があつたのであります。かようなことが非常に参議院の審議を遅らせたということの一つの原因でございます。もう一つ、参議院は反対はなくやつたというお話がございましたが、参議院は参議院おのずから審議権は独自であります。衆議院は衆議院おのずと審議権は独自……

第7回国会 水産委員会 第42号(1950/05/02、24期、自由党)

○田渕委員 先刻から川村委員、小松委員、永田委員、早川委員の当委員会の同僚から私の至らぬところに非常に御同情をいただきましてまことに感激にたえないのであります。一応弁明をいたす前に、私は議事の進行上、本問題をかような意味に追い込んだところのわが党のボス幹部の排撃を、わが党の代議士会でやつたわけでありますが、ただちに事務当局をして、運輸政務次官の原健三郎君、わが自由党の塩田賀四郎君、それから参議院副議長の松嶋喜作君を当委員会に至急喚問されて、一応弁明を聞いた上で、ただちに懲罰委員会に付じて、これを懲罰委員会が継続してもらいたいと思うのであります。(「ヒヤヒヤ」「賛成だ」と呼ぶ者あり)同時に一昨日……

第8回国会 議院運営委員会 第1号(1950/07/12、24期、自由党)

○田渕委員 考査委員会を、次会からよすということには反対です。というのは、思想的ないろいろな問題は別としても、少くとも公団関係の不正などは、考査委員会でどうしてもやらなければならぬ。だからこれを廃止することには反対です。さらに政界の不正を摘発するのなど、考査委員会以外にはあり得ないと思う。

第8回国会 議院運営委員会 第2号(1950/07/13、24期、自由党)

○田渕委員 庶務小委員会について希望を申し上げたい。それは、今まで各委員の方々からおつしやるかと思つておつたが、われわれ国会議員は、あの手取り一万五千円くらいの歳費ではやつて行けない。それに各局長級が自動車を持つているのに、議員に自動車がない。こういうことで、たずねて来る陳情団、選挙民から、よく国会議員が一万五千円や一万八千円でやれますね、何か悪いことをしているのですかと言われる。この点を庶務小委員はしつかりやつてもらいたい。それぐらいの腹をきめなくては、庶務小委員会は勤まるものではない。

第8回国会 議院運営委員会 第7号(1950/07/25、24期、自由党)

○田渕委員 賛成の討論を私の方でやりますから、それを留保しておきます。
【次の発言】 従来予算案あるいは内閣不信任案というような大きな問題に対しては、記名投票をいたしているのでありますが、本案は漁業法の一部改正でございまして、党内では問題がありましても、これは従来の慣例によりまして起立採決をお願いいたしたいと思います。

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/30、24期、自由党)

○田渕委員 ちよつと伺いますが、こういう国会の承認を得るような案件がここに出るまでに、当該委員会の委員が何ら知らぬということはどういうわけですか。これはどういう手続で来るのですか。一ぺん伺つておきます。
【次の発言】 わかりました。

第8回国会 考査特別委員会 第2号(1950/07/26、24期、自由党)

○田渕委員 一応控室へ行く前に…。私は途中で入りましたのでわかりませんが、証人の、この配炭公団の業務局長の前の経歴をお聞きくだいましたか。業務局長の前に何をされておつたかということを伺いたいのであります。
【次の発言】 関東石炭販売会社の社長をされておつたとおつしやいますが、関東石炭販売会社の前に何をなさつておられましたか。
【次の発言】 それを伺いたいのであります。日本石炭株式会社は、ほとんど石炭屋をもつてこれを構成しておるのであります。それで日本石炭株式会社の前に何をされておつたか伺いたい。昭和十六年でありますから記憶がありましよう。

第8回国会 考査特別委員会 第3号(1950/07/27、24期、自由党)

○田渕委員 佐々木委員の質問に関連して伺いますが、あなたは今公団貯炭はボロ炭であつたということを聞いておるとおつしやつておりますが、この清算はだれの責任になるのですか。
【次の発言】 第二会社が犠牲的に引受けてくれて喜んでおるというようなお話がありましたが、これは少くともあなたが、自分がボロ炭を掘らしたということを証明するものだ。あなたの責任において何千円という石炭がまことに安い値段で売られて、それを安く引受けてくれて犠牲的でうれしかつたということは、自分が完全な職務を果し得なかつたということである。それをよくお考え願う。それはよろしいが、先ほどの佐々木委員の質問で、市場性がない。つまり五百万……

第8回国会 考査特別委員会 第4号(1950/07/28、24期、自由党)

○田渕委員 ようやく二十一年十一月からやられたということがわかつたのですが、二十一年はともかくとして、所長としてあなたは一体給料はどのくらいとつておられたのですか。
【次の発言】 東京の木炭事務所にあなたの部下がどのくらいおられましたか。
【次の発言】 大体百名ですね。
【次の発言】 そこであなたが二十一年の十一月から就任されて、東京事務所でこれだけの赤字を出したという総額はわかりませんか。
【次の発言】 大体でも覚えておりませんか。
【次の発言】 そこで先ほど横田委員の言われた備蓄の問題ですが、たとえばプール計算で七十銭としても、十日切りかえで一箇月で二円、五箇月で十円ですね。それが池袋で十……

第8回国会 考査特別委員会 第5号(1950/07/31、24期、自由党)

○田渕委員 私の伺いたいのは、価格裁定委員会が二十五年の四月二十一日から開始された、こういう話でありますが、これは二十四年と違いますか、本年の四月からでございましようか。
【次の発言】 ところで価格査定委員会の問題については、本日ではとうてい片づかないと思うのでありますが、二十四年九月十五日に公団が廃止になるに伴つて、その年の十月十一日から十月二十四日まで、全国の公団支団に貯炭処理委員会というものができております。ところが私が現地調査をいたしました大阪配炭局、名古屋配炭局におきまして、名古屋支団関係、いわゆる近畿、東海におけるこの会議を最も熱心にやつた名古屋経済調査局、あるいは大阪経済調査局、……

第8回国会 考査特別委員会 第6号(1950/08/03、24期、自由党)

○田渕委員 証人は貯炭最終処分価格裁定委員会の会議が開かれましたときに、御関係ありましたか、どうですか。
【次の発言】 証人は以前業務局長をされておつたのでありまするが、業務局長はいつまでやつておられましたか。
【次の発言】 七月二日まで業務局長でおられたのですか。
【次の発言】 ずつと資源庁の方を尋ねて参りましたところが、資源庁の中島証人は、不良炭を出した責任は持つ、たしかに責任はありました、こう言つて、結局山元の生産炭の監督が不十分であつたということを率直に認めたのでありますが、証人は配炭公団の業務局長として、配炭公団法によつて粗悪炭を十分拒否できる地位にありながら、何がゆえにこれだけ悪い……

第8回国会 考査特別委員会 第7号(1950/09/18、24期、自由党)

○田渕委員 私は猪俣君の動議に反対するものであります。なぜかというと、少くとも日発問題という天下の耳目を引いたものを、理事会の理事諸君は承知していることでありますから、少くとも本件に関する限りは理事会の必要なく、堂々と委員会において天下に明らかにするよう、ガラス張りの中で超党派的にやつてもらいたいと私は思う。
【次の発言】 この協同組合が公正取引委員会から審判を受けるというようなことがあらかじめわかつており、大阪、東京の石炭協同組合というものに安本、大蔵、通産、ここらの局長がタツチし、全日本石炭におつた国光その他の諸君が立会つて裁定委員会をつくつておる。資格のない協同組合に拂い下げをするという……

第8回国会 考査特別委員会 第8号(1950/09/19、24期、自由党)

○田渕委員 先ほど島田委員の御質問に対してお答えがあつたのでありますが、価格裁定委員会の原案のできました本年の四月二十七日から五月二十七日まで、大体できたものは五月六日でありますが、この間、きのう大西証人が価格査定は一億円にして欲しい、こう言つておられる。証人の方では一億一千万円とろう。そこでこの拂下げ価格といいますか、一括処分の価格というものは、大体公団側でつくつたと言つておりますが、さようでございますか。
【次の発言】 そういたしますと、少くとも順序がかわつて来たのですが、先ほど証人のおつしやつた通り、宇部炭が三十五万トンとして、公団のあなたは配炭公団大阪支局長として、大体宇部炭を買い入れ……

第8回国会 水産委員会 第4号(1950/07/19、24期、自由党)

○田渕委員 本日の議題になつております漁業法の一部を改正する法律案に有明海があることは当然であります。しかしこれを本日の委員会に出す前に、その奥に隠れたところの紀伊水道とどういう関係でこれが四月二十八日から五月二日に延べられたかということをお考え願いたい。少くともあの当時に有明海の問題を取上げて、これを継続審議に移さなければ、同僚議員のおみやげもなかろう。当然参議院が握りつぶして回付して来たものだ、衆議院が握りつぶせというような犬糞的態度はいかんというので、これが継続に付されたことはわれわれも知つている。しかし本日有明海の問題を小委員会にまわして審議するときは、次の九月に召集されると予想される……

第8回国会 水産委員会 第5号(1950/07/21、24期、自由党)

○田渕委員 水産庁長官にお伺いいたします。  七月十八日付の産業経済新聞に「綿糸五億の横流し」という題で「総額五億一千余万円に及ぶ大量の綿糸横流し事件の中心人物として全国に指名手配されていた志太郡燒津町東亜製作所々長増田年郎(四五)は、十六日宮城県白石町に情婦とともに潜伏中を逮捕され、十八日朝静岡に護送される」という記事が出ているのであります。その記事の中に「増田は昭和二十三年十月から二十四年五月にかけて、実弟の元社会党代議士加藤靜雄(三七)氏が、当時永江農相の私設祕書官をしていたのを利用し、水産庁次長金子尚(四二)に数十万円を贈賄、漁網用綿糸チケツト三千二十五玉を発行させ、これを一千二百五十……

第8回国会 水産委員会 第6号(1950/07/22、24期、自由党)

○田渕委員 議事進行についてちよつと……。本日の公報にこの重大な示唆を昨日から本員が説いておるにかかわらず、何がためにミスプリントをしてこの委員会を午後二時開会にしたか、釈明願いたい。  それから私は議事進行上申し上げたいのでありますが、本会議は地方税は大体三時ないし五時になると思います。そのために少くも本委員会は三時過ぎまでに上げて原稿もちやんと用意して、また本会議において説明するところの、万端の手はずを整えていただきたいことを、委員長に警告を発しておきます。
【次の発言】 委員外の質問は五分間以内に願います。
【次の発言】 永田委員の発議に対して原委員から今御発言がありましたが、それではは……

第8回国会 水産委員会 第7号(1950/07/24、24期、自由党)

○田渕委員 議事進行について……。議題に入る前に、当水産委員会の権威のために発言いたしたい。と申しますのは、第七国会の当水産委員会が非常に面子を失し、他党の各位に非常な御迷惑をかけているのであります。もちろんわれわれ自由党員は、この水産委員会は国会の水産委員会と確信しておるのであります。自由党の水産委員会であるがごとく動く結果がこういうふうになつておるのであります。それは私伺つたところでございますけれども、水産委員長の富永君は相当永い距離の旅行をされておるように伺つております。一昨日非常に血圧が高いために入院されておるように伺つておりましたが、相当の距離に旅行されるというのでは、私は御病気はさ……

第8回国会 水産委員会 第10号(1950/07/29、24期、自由党)

○田渕委員 この紀伊水道と有明海は、参議院に送り込んで、この会期の短かいのに本日の水産委員会で審議されることと思つておりました。しかるところ本日の参議院の公報を見ますと、水産委員会の議案に出ておりません。かような結果に至つたことについて、委員長はきのうどういう交渉をしていただいたのかを伺いたい。もしもまた続いて一回ならず、二回までも衆議院水産委員会に対するこういう態度をとるならば、現参議院の木下水産委員長のいる限りにおいては、われわれは、協力することは絶対にできません。これだけを申し上げておきます。一応その点どういう交渉であつたかを伺います。

第8回国会 水産委員会 第13号(1950/08/28、24期、自由党)

○田渕委員 ただいま予算の要求に関した政府側の説明がありましたが、これに関しまして一応各委員の国政調査御出張御不在中にありましたことを御報告申し上げたいと思います。  それは去る八月十五日に農林委員会の八木公共事業小委員長から、東京水産委員の本員に連絡がありました。要旨は八月十七日に緊急に農林委員会を開き、そして公共事業費の予算の要求をするから、水産委員会と関連して進行いたしたい、ぜひ出てもらたい、こういうわけであつたのであります。委員長は調査に出張されているし、各委員もされておりますので、私よく考えたのでありますが、事公共事業に関することであり、ことに臨時国会を開くとか開かないとか議論の最中……

第8回国会 水産委員会 第15号(1950/10/06、24期、自由党)

○田渕委員 先ほど水産庁長官から、まだ補正予算に対してせつかく努力中ということを伺いまして、いささか希望を持つておるものでありまするが、この雑件の四十二億八千三百万という内容に対して、水産庁は今折衝しておるのですか、それともそれ以外に何かこの補正予算に対して要求をいたしておるのですか、これを伺いたいのであります。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 歳入財源の九件のうちで三百三十九億九千九百万円、ざつと三百四十億の補正予算の財源を大蔵省で捻出していたのであります。そうしてその十四項目をあげておるうちに、水産の水の字も出ていないのが、実際野党の諸君の言う通り気に食わない。わずか十数億で三百数……

第8回国会 通商産業委員会 第14号(1950/09/29、24期、自由党)

○田渕委員 先ほど競輪の問題で今澄君がわが党の上林山君と堀川君があたかも競輪の何に要求したのか、はつきりしたことがあります。名前も出ております。金額も出ております。もしこれが違うとすれば議員を侮辱するものであります。そこで何月何日にどこでそういう要求があつたかということを、この会議にのせていただきたい。それをはつきりしなければ、私は懲罰委員会にかけなければならぬ、議員を侮辱するものであります。
【次の発言】 少くとも上林山、堀川両君の名前が出、金額百万円も出た以上は、私たちといたしまして、また議員の体面上からも、何月何日にどこでそういう要求があつたということの資料がおありであろうと思いますから……

第8回国会 農林委員会 第12号(1950/08/17、24期、自由党)

○田渕光一君 特にこの際委員外の発言をお許し願いたいと思います。
【次の発言】 時間もたつておりますから、簡單に申し上げます。酷暑の折柄十六、七日二日間にわたつて審議され感謝しております。ことに今日は、お忙しいところを大蔵大臣の御出席を願いまして、いろいろつぶさに伺いました。私は水産委員の方の受持で寄りますので、農林委員会の先輩各位、ことにこの公共事業費の小委員長の八木委員から熱心にお願いいたしましたこと、また井上委員、川西委員、足立委員からお願いしたことは同感でありまして、ぜひ御考慮をお願いいたしたいのであります。ことに足立委員からお願いしました通り、冗費を切つてやるべきことと切れないことが……

第9回国会 議院運営委員会 第1号(1950/11/22、24期、自由党)

○田渕委員 これは御参考に申し上げますが、この人は東電乗つ取りで騒いでおつたときに、根津嘉一郎君に銀座でばけつでくそをぶつかけたやつで、徴役六箇月になつておる。そういう前歴があるのですが、少くとも国会の公館でそういうことをやつたということは、一罰百戒の嚴重な処罰をもつて臨むということがいいのじやないかと思います。私は徹底的にやることを望みます。

第9回国会 議院運営委員会 第6号(1950/11/29、24期、自由党)

○田渕委員 昨日岩本副議長からお話がありまして、われわれほんとうに冷汗をかいたのであります。少くともわれわれが当選して来た第五国会以来今日まで上つておる法案というものは、四百八十八件というものが内閣提出法律案として成立しております。議員提出案はわずかに七十九件であります。そうすると六分の一しか議員が提出しておらぬ。審議権の尊重ということはもちろん当然でありますけれども、実際からいうて、民主国会において六分の一しか議員が提案しないようなことは、われわれみずから反省しなければならぬ。ただ参議院が審議権尊重の決議案をやつたからといつてまねるようなことは、私は賛成しかねる。だから、わが党の石田君が言う……

第9回国会 議院運営委員会 第7号(1950/11/30、24期、自由党)

○田渕委員 今椎熊さんから記名投票なんてことをおつしやつたが、それほど内容が恐ろしいものであるなら、われわれも考えなければならぬ。私は起立採決でたくさんだと思います。
【次の発言】 きまつてはいない。それなら考えなければならぬ。
【次の発言】 それがだめなら、委員会付託で愼重にやつてもらわなければならない。
【次の発言】 昨日の本会議で、特別委員会として海外同胞と災害ができたようであります。考査の方は何にも伺つておりませんが、これはいつごろきまるのですか。
【次の発言】 至急にひとつおきめを願いたいと思います。

第9回国会 議院運営委員会 第8号(1950/12/02、24期、自由党)

○田渕委員 それで私は起立採決とか記名投票とかいうことで申し上げたのでありますが、本臨時国会というのは予算を主としてやつておるのでありまして、どつちかというと爆彈を抱いたような決議案が出て来て、われわれもお顔を立てようということにしたのでありますし、一時間ないし一時間四十分かかる予定でありますから、少くとも記名投票でない限りは、予算委員会はやつていただきたいと思います。
【次の発言】 ぼくは場内交渉なんかで一身上の弁明を許すことはいかぬと言つたけれども、押し切られた。
【次の発言】 懇談に入る前に、ちよつと聞きたいのですが、構内の秩序維持という点については、各党で話合いができているのです。しか……

第9回国会 議院運営委員会 第9号(1950/12/04、24期、自由党)

○田渕委員 懇談に入る前に、準備として申し上げておきますが、私が一昨日申しました院内の秩序維持に関する問題で、参議院の衛視、警務課長、社会党の鈴木茂三郎君、佐々木更三君、土井直作君の五氏をここに御参集願う準備をしていただきたい。すべてのことは治安維持から発動するのですから……。
【次の発言】 先ほど私が要求いたしました準備のことを進行していただきたい。
【次の発言】 本日は本会議も開かれておりますので、これは明日ひとつゆつくり趣旨を申し上げたいと思います。またあれこれ申しますと、党の名前が出ましたり、議員の名前を出したり、また一身上の弁明とか何とかせられて長くなりますので、ひとつ明日ゆつくりし……

第9回国会 議院運営委員会 第13号(1950/12/08、24期、自由党)

○田渕委員 ただいま事務総長から御報告がありまして、上つたものはその通りですが、通商産業委員会で上りました中小企業信用保險法案と大蔵委員会でやつている中小企業信用保險特別会計法案とは、うらはらでございます。これは大体午後の予定では、五時ないし六時ごろ上るだろうという大蔵委員会のお話でございますので――もつとそれより早く上る予定でございますが、上れば緊急上程をしていただきたいと思います。

第9回国会 水産委員会 第10号(1950/12/09、24期、自由党)

○田渕委員 先ほど松田委員の水産年末金融問題でありますが、まだ具体策が立つていないようであります。私は北海道の水産滞貨が十億もあるということで、実はびつくりしたのでありますが、これに対して年末融資をするならば、今から日銀の北海道支店と農林中金の北海道支店の、現金の現在高ぐらいのことを調べておかなければいかぬ、少くとも本年末の通貨の発行高を四千百億円ぐらいまで増そうと政府は立て、また党もそうさせているときに、もしも北海道にこの現金の準備がなかつたとするならば、どういう問題が起るかということを、私は逆算して申し上げたいと思う。十二月二十五日までにかりに北海道に着くようにしなければならないといたしま……

第10回国会 議院運営委員会 第8号(1951/01/27、24期、自由党)

○田渕委員 本月は土曜日でもありますので、時間は定刻にお開き願いたい。

第10回国会 議院運営委員会 第14号(1951/02/10、24期、自由党)

○田渕委員 本日の開会は一時になつておりますが、私の方は代議士会があるために、時間をいただきたいと思いますので、一時半にお願いしたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第23号(1951/03/06、24期、自由党)

○田渕委員 今石田委員からお話がありました通り、少くとも懲罰委員会にかかつておる議員が一週間も休暇を願い出て、それによつて懲罰委員会の審議が延びて行くというようなことになつていますが、その休暇の申請というものは議長の手元に出て、病気だとか何とかいう理由もあつたのでしようが、少くともこういう場合においては、一応懲罰委員長に御連絡があつて決せられるのがほんとうじやないかと思います。問題になつていない、ただの議員の請暇ならいいが、それがために懲罰委員会が開かれない、あるいはその事案が進行されないということでは困る。こういうことはめつたにないことでありますが、少くとも懲罰委員会に付せられておる者が、か……

第10回国会 議院運営委員会 第25号(1951/03/12、24期、自由党)

○田渕委員 これは私見でありますが、各派の代表のほかに議院運営委員を入れていただきたいと思います。
【次の発言】 前の参議院議長のときには半旗を出したと思いますが……。

第10回国会 議院運営委員会 第30号(1951/03/24、24期、自由党)

○田渕委員 懲罰の採決はどういう方法ですか。

第10回国会 議院運営委員会 第36号(1951/03/31、24期、自由党)

○田渕委員 もう一つ緊急上程願いたいのは、水産委員会から上ることになつております漁師保険法の一部を改正する法律案、これが上りましたらお願いいたします。

第10回国会 議院運営委員会 第49号(1951/05/24、24期、自由党)

○田渕委員 ただいま厚生委員会で上りました三案も、緊急上程をお願いしたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第51号(1951/05/26、24期、自由党)

○田渕委員 この委員長報告は、冨永委員長が報告します。

第10回国会 議院運営委員会 第54号(1951/05/31、24期、自由党)

○田渕委員 そういうことには疑義があるですよ。

第10回国会 議院運営委員会 第57号(1951/06/04、24期、自由党)

○田渕委員 行政監察が落ちておるのじやありませんか。

第10回国会 議院運営委員会 第58号(1951/06/05、24期、自由党)

○田渕委員 緊急質問はみな必要ない。

第10回国会 決算委員会 第4号(1951/02/07、24期、自由党)

○田渕委員 関連して――私は決算委員会に初めて出て来たので、きようはエキストラだからあまり発言したくないのだが、こういう機会にひとつ申し上げたいと思うのです。同僚田中議員からお話があつた通り、納税調査委員会という制度が非常に円滑に行われておるのですが、これを進んで積極的に取上げるべきでないか、そうして行くことにおいて、ほんとうに民主的な徴税方法ができるので、自由党の一月二十日の党大会において首相の、つまり総理の年頭の所感といいましようか、発言で、これほどわれわれの胸を打つたものはないのです。何としても国民大衆が納得する方法に徴税方法をかえなければいかぬ。これに対してはほんとうに力を入れて進みた……

第10回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1951/05/11、24期、自由党)

○田渕委員 委員長の互選は投票を用いず、水田三喜男君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 理事はその数を五名とし、先例によりまして、委員長において指名せられんことを望みます。 田委員長 ただいまの田淵君の動議に御異議ありませんか。

第10回国会 行政監察特別委員会 第8号(1951/05/21、24期、自由党)

○田渕委員 架線が落ちて、これはえらいことをしたと思つてあなたが信号所に行かれたときに、今から考えてみると、もう少しきつく、えらいことになつた、すぐ電車をとめる信号を出せと言つたら、信号手はやつたのではないですか、どうでしよう。
【次の発言】 ところが信号手が――もちろんあとで知らなかつたと隠すことはよくわかるのですけれども、この場合にあなたが、自分の権限あるいは職場を越すかもわからないけれども、とにかく自分が架線の方をやつているので、その架線が切れた、電車がえらいことになる、だから何としてもここで電車をとめなければならぬのだからというわけで、信号手におとなしい態度で、えらいことをした、ちよつ……

第10回国会 行政監察特別委員会 第9号(1951/05/22、24期、自由党)

○田渕委員 大体国鉄の施設上の欠陥とか、あるいは機構組織の細分化というような点はわかつた。あとの証人で技術的なことはわかると思いますが、私は平素の教育訓練というようなものを、この捜査上からつかみたいというのが私のねらいである。人的要素の問題で、責任観念の完全、不完全というようなことについて、当委員会において中沢証人と高原証人の間に大きな食い違いがあり、お互いに責任のなすり合いをするということは、すなわち職分に対する責任観念あるいは一つのはつきりした理念がないからであります。そこでいいか悪いかということは検察庁にまかせておけば、刑罰を科するのであるからよろしいが、私たちのねらつているところはそう……

第10回国会 行政監察特別委員会 第10号(1951/05/23、24期、自由党)

○田渕委員 委員長からお聞きなかつたので私伺うのですが、白木さんは東鉄局長になられる前はどちらの局長をされておつたのですか。
【次の発言】 陸運局長の前は……。
【次の発言】 そこで伺いますが、あなたは技術出身ですか。
【次の発言】 そこで東京鉄道管理局長というのは、管内の一切のものの監督権を持つておられるのですか。
【次の発言】 そうすると、今度の事故の最も大きな原因は架線から来ているが、架線はあなたの直属……。
【次の発言】 そうすると、陸運局長、その前は新橋管理部長というお話で、大分東京には長くおられたわけです。そこでこの東京を中心とする衛星圏、この近郊の人口の密度、少くとも京浜、埼玉、……

第10回国会 行政監察特別委員会 第13号(1951/05/28、24期、自由党)

○田渕委員 冒頭委員長がいろいろお聞きになつた点について、証人は非常に恐縮されており、また実際はこうなつておるということでありますが、当委員会といたしまして、官紀綱紀の粛清の観点から私はお伺いいたします。あなたがこの腐敗した海上保安庁をどういうぐあいに粛清強化して行くかという具体案についてお聞きしたい。
【次の発言】 要は私は信賞必罰が一番大事だと思うのであります。少くとも五月十七日現在の資料を見まして、約百名の人員の検挙を完了しており、それで収賄金額が七、八百万円、これは現われた金額はごく寡少なものでありましよう。長年にわたつてこの汚職が出て来る温床があつたに違いないですから、これに対する料……

第10回国会 行政監察特別委員会 第14号(1951/06/21、24期、自由党)

○田渕委員 議事進行上伺いますが、時間も切迫して来ましたので、江川証人とあとで二人対決をなされますか。
【次の発言】 そういう場合には、永山君に一応おつていただいて、その結果さらにというようなことでなさいますか。
【次の発言】 そう解してよろしゆうございますか。その前に伺いますが、大体江川君の病状は――先ほどの藤田君の質問でわかつたのでありますが、江川君の人物は、あなたはどういうぐあいに見ておられましようか。
【次の発言】 まじめな人のように、いろいろ指導されたので、非常にその点を感じて恩義といえば、そういう点を恩義に感じておるだろう、こういうような証言でありましたが、もう一点伺いたいのは、あ……

第10回国会 行政監察特別委員会 第15号(1951/08/15、24期、自由党)

○田渕委員 北海道班の不正入国及び密輸事犯取締り行政機関の実地監察について報告をいたします。  一、前項の目的のために去る六月二十四日より七月三日まで左記の各地につきそれぞれの関係機関担当者より実情を聴取いたしました。一、函館市におきましては国家地方警察函館方面本部、函館海上保安部 二、小樽市におきましては第一管区海上保安本部三、札幌市におきましては国家地方警察北海道管区本部、同札幌方面本部、札幌電波管理局、同じく札幌電波監視局 四、釧路市におきましては、釧路海上保安部、国家地方警察釧路方面本部 五、根室町におきましては、根室町警察署、納沙布燈台 六、室蘭市におきましては室蘭市警察署、室蘭海上……

第10回国会 水産委員会 第10号(1951/02/16、24期、自由党)

○田渕光一君 委員外の発言をお許しいただきましたので一言伺います。とかく行政事務官庁は、戰時中あるいは敗戰後にできたところの、あらゆる審議会を中心とする思想をかえなければいけないのであります。たとえば今お話を伺つておりましても、関税の審議会の議を経てやつた、およそ国権の最高機関である国会以外にかようなものをきめても無効である。それを国会を無視してあらゆる審議会を通ればいいというのが官庁、ことに官僚陣営のとり方です。たとえば大蔵省ばかりでない、運輸省におきましても、鉄道の敷設の路線などを審議会できめて、国会から剥奪しようとする、これを国会にさらに諮問しようというようなことで、今の事務官僚のとつて……

第10回国会 水産委員会 第22号(1951/03/20、24期、自由党)

○田渕委員 和歌山県の話が出ましたから申し上げますが、大体戦前は七百隻で四百万貫しかとれなかつた。戦前の七百隻の船が二千隻になつて三千万貫がとれている。そうしますと、戦前の船よりも戦後は三倍にふえている。しかも漁獲高においては八倍に上昇している。それに終戦直後一、二年というものは、私も和歌山県の選出でありますからわかりますが、勝浦からあるいは紀伊半島の連中は、さんまをもつて生活を営んでおつた。ところが本年の一月、昨年の一月と、この二年ほどというものは、ほとんど勝浦にはさんまが一匹も上らない。あれだけたくさんの船が出て、ほとんど火の消えたような状態である。こういうような状態であるのに、七百隻の船……

第10回国会 水産委員会 第23号(1951/03/23、24期、自由党)

○田渕委員 運賃の値上げ問題は、運輸当局も、特別の措置を講ずるのは、木炭、亜炭だけではなかつたということは、よく御承知であろうと思うのであります。そこで不思議なことは、加賀山総裁が大阪に行つて、さらに運賃の値上げをするのだということを放言しておる。それに対して、今この水産に対しては絶対に上げるべきものではないという問題になつている。そこで四月から貨物運賃を上げたい、あるいは次期から上げたいというものの中に、水産物が入つておるのか入つておらないのかということを、この際伺つておきたいと思います。
【次の発言】 議事進行について……。ただいま松田委員から、きのうのさんまの会議の模様を水産庁にお尋ねが……

第10回国会 水産委員会 第28号(1951/05/08、24期、自由党)

○田渕委員 新長官が業界と国会と役所と三位一体で――ことに近く講和も結ばれるのでありますから、司令部の方の関係ももちろんありますけれども、それはさておいて、まず三位一体で行くという理念には、私は同感であります。少くとも前長官の円満に行かなかつた点は、松田委員が指摘されておりますので、そういうことのないように願いたい。ただ長官もやはりずつと官僚でおられたということについてですが、もちろん今日の民主憲法下においては国会中心であり、ことに各省一委員会のみ与えられておりますのに、農林省には農林委員会と水産委員会が設けられておるというような点について、水産省というような問題が、今石原先輩が言われたような……

第10回国会 水産委員会 第30号(1951/05/12、24期、自由党)

○田渕委員 告発事件のことは初めて聞いたのだが、大体中央審議会の委員などにのさばらせるというようなことが間違つておる。審議会の委員が少くとも国会で問題になつて、それが事務上どの辺まで進んだかということは今次長に伺うのですが、大臣までが言明しておるならば、なぜかようなことの事務手続を済ませなかつたか。いつごろこの問題が起きたか、時日は私はまだお伺いしておりませんが、少くとも今日まで時間的に相当あつたのだから、その間に電報で解任してもよろしい。こんなふとどきなものが、とかく審議会ということでのさばる。水産委員会が相当目を光らせておつてものさばつておる。あたかも水産委員会以上の権限を持つておるような……

第10回国会 水産委員会 第33号(1951/05/19、24期、自由党)

○田渕委員 そこでこの一億二千五百七十万円という金は出てしまつたのかどうか。
【次の発言】 私は非常に水産庁が熱心に事務を進められたという御好意は、公平無私にやられているならば言いたくないが、三月十四日に受付けた書類は、登記の謄本がなければ見返り資金に対して、法人としての書類はできていないということは事実だ。創立総会を招集されたのが三月二十九日で、登記の謄本がまだ添付されてないものが三月二十三日に決定したいということは内閣の責任です。かような問題がかつて通産委員会において小滝炭鉱の見返り資金に対してわれわれ同僚田中議員と追撃したが、この通産委員会でやつたのではとうてい問題にならぬから、当時の考……

第10回国会 水産委員会 第39号(1951/06/02、24期、自由党)

○田渕委員 約二時間にわたる質疑応答を伺つておりますと、ただ唖然とするだけです。第十国会ももう本日で終らんとするそのときに、農林中金法でも改正しなければできないというような湯河さんの御答弁には、私は誠意あるとは思えない。少くとも今日ここへ追い込むまでに、農林中金として、何とかこの漁業制度の改革が出たときに、なぜ案を自発的に立てなかつたか。少くとも私の言わんとするところは、今日ここまで追い込んだということは、われわれが水産銀行あるいは水産公庫法というものを構想してずつと進んで来ているうちに、先ほどの石原委員のような話があつた。少くとも伺つているうちに、この漁業権証券の発行に対しては関与したいとい……

第10回国会 懲罰委員会 第4号(1951/02/06、24期、自由党)

○田渕委員 私は順番は来ておりまするけれども、実際川上君の答弁と質問との間をずつと見ておりますると、まだまだ研究する余地があるのであります。これをずつとノートいたしておりますので、私はきようの質問はやりません。次の日にやります。もう少しく議事の進行を見た上においてやりたいと思います。伺いたい点が多々出て来るのであります。かよう御了解くださいまして、本日はどなたかに讓つてやつてもらいたいと思います。

第10回国会 懲罰委員会 第5号(1951/02/10、24期、自由党)

○田渕委員 川上議員にお尋ねいたしますが、一月二十七日の本会議における川上君の質問演説は、「日本共産党を代表して」とおつしやり、またその後一身上の弁明、さらに補充の弁明におかれましても、再三日本共産党を代表した質問であるということをおつしやつておりますが、これは本日さようにずつと述べられた通りに伺つてよろしゆうございますか。
【次の発言】 川上君の質問演説の内容は、大体私はこういうように思いますので、この点について伺いたいと思うのでございます。あなたの演説の大体の論旨は、第一に中和が保たれるか保たれないか、第二点として民族の独立が保たれるか、日本民族が外国の奴隷になるか、三点としてその内容は全……

第10回国会 懲罰委員会 第6号(1951/02/13、24期、自由党)

○田渕委員 一昨日伺いました残りを  一つ気がつきましたので、川上君にお尋ねいたします。それはあなたの速記の写しの七ページの三行にありますが、「総理大臣は、ポツダム宣言、極東委員会の諸決定に━━━━━しておる。」と断言されておるのであります。こういう点はたくさんありますが、あなたは、吉田総理大臣はポツダム宣言に━━しておる、そう断言されております。ことに三十三ページの初行から、「日本人民は、このことを忘れてはならない。それにもかかわらず、周恩来総理兼外交部長は、中国四億七千万の人民を代表して、日本の国民に対し、誠実な、公正な講和の締結を呼びかけておるのであります。この中国人民の同情と信頼にこた……

第10回国会 懲罰委員会 第7号(1951/02/17、24期、自由党)

○田渕委員 内藤さんの議事進行に関連して……。これは補助質問といいましようか、さらに追加質問は、あに内藤君のみならんやであります。たくさんあります。でありますから、内藤君だけという前提には異議があります。私もあります。おそらく他の委員にもあるだろうと思う。でありますから、この点は内藤君だけに許すということでは困るのであります。この点一応お諮り願います。
【次の発言】 議事進行について申し上げます。すべて占領軍当局が公的に発表したものでない限りは、われわれは権威ある証拠とは思いません。その工場に勤めている共産党員がいいかげんなこと言つたのを、事実だ事実だと言うのは、議事の進行上非常に重大でありま……

第11回国会 議院運営委員会 第3号(1951/10/08、24期、自由党)

○田渕委員 議員の行くことなんかあまりやかましく言わぬで、各官庁でやつていることを国会でもつとやかましく言わなければならぬ。

第12回国会 議院運営委員会 第1号(1951/10/10、24期、自由党)

○田渕委員 この前にきまつておる特別委員会の五十名の委員は、公報によつて発表することになつておりますか。

第12回国会 議院運営委員会 第3号(1951/10/16、24期、自由党)

○田渕委員 第三議員会館の第何号と何号を自由党でとるのですか。
【次の発言】 それには反対です。小委員会ではどうきまつたか知りませんが、自由党が多数党であるとすれば、第二と第三をとるのがあたりまえです。
【次の発言】 抽籤なんということはない。私は反対です。

第12回国会 議院運営委員会 第4号(1951/10/18、24期、自由党)

○田渕委員 私は庶務小委員会できめたことに、本委員会が絶対服従しなければならぬとは考えておりません。少くとも議員会館なり議員宿舎なりは、やはり民主政治の原則に従つて、大政党からきめて行くのが正当な順序だと思います。しかるに第三議員会館の割当を、わが党の今村忠助君が、抽籤によつてきめたという悪例を残された。こういう悪例を残すことは、椎熊外交に今村外交が負けたということになる。(笑声)そういうことは公平にやることが正当なんです。
【次の発言】 ぼくは正論をとなえておるんだ。
【次の発言】 私は反対です。私は正論で行く。庶務小委員会の結論に服従するということはない。庶務小委員会が抽籤などという悪例を……

第12回国会 議院運営委員会 第7号(1951/10/24、24期、自由党)

○田渕委員 二十六日の本会議のことは一応了承したのですが、開闢以来初めての平和条約並びに安全保障条約の審議にあたつて、二日間も一人も委員が出ていない党があります。私は野党、与党を問わず、国会議員は国会についておるのが本道だという石田先輩の言うことを実行している一人であります。一日も休んでおらぬ。実際請暇の手続をとつて休んでおる議員と、全然請暇の手続をとらないで休んでいる議員がある。これに対して何らの制裁もとつてない。二十六日の本会議で決議するのに、こういうふまじめな議員があれば国会から放逐されることをわれわれは念願しておる。国会に議席を持つておりながら、地方に行つて追放がどうだの、選挙がどうだ……

第12回国会 議院運営委員会 第16号(1951/11/15、24期、自由党)

○田渕委員 通信費の三千円を五千円にするということですが、三十円の電報が五十円にもなつておるし、ちよつと一本出しても百円、百五十円とかかるようになつておるので、一体福利小委員会は何をしているのだと私は思う。国権の最高機関にある議員の問題について、こういう点をどうするか。これでどうして議員がやつて行けるか、今村君はこれでやつておりますか。そういう点も考慮してもらいたい。

第12回国会 議院運営委員会 第19号(1951/11/26、24期、自由党)

○田渕委員 今やつておるようです。

第12回国会 議院運営委員会 第22号(1951/11/29、24期、自由党)

○田渕委員 椎熊委員の言われたように、緊急性は院の内外を震憾するようなものにきまつておる。先ほど冒頭において、時間もあるようだから、きようは法案がないからやらしてくれという発言があつたが、こういうでたらめなことで緊急質問をすることは国会の威信に関する。(発言する者多し)発言中です。こういうことは文部委員会も法務委員会もあるから、そこでやつてもらえばいいので、時間があるからひまつぶしに緊急質問をやるということはとんでもないことである。そんなことは一切必要はありません。
【次の発言】 ちよつとここ二、三回の本会議を見ておりますと、緊急質問であろうと法案であろうと、ひな壇に政府側といいましようか、そ……

第12回国会 議院運営委員会 第23号(1951/11/30、24期、自由党)

○田渕委員 今林さんの言うことを聞いておると、日農を除外しておるというが、そうではない。日農事務局長の大森眞一郎君が入つておるように聞いております。そうすれば何も竹村君が出なくてもいいわけです。

第12回国会 議院運営委員会 第24号(1951/12/07、24期、自由党)

○田渕委員 きようはちよつと時間があるようですから、申し上げて結着をつけていただきたいと思うことがあります。実は十一月三十日の第十二臨時国会最終日の議場内におけることであります。私が常々尊敬しておりまする椎熊先生なり、あるいは土井先生、あるいはまたわが党の倉石先生もアメリカを親しく見て来られておりますし、また本日お帰りになりました中川議員にも、イギリス、フランスの国会の状況について伺つたのでありますが、あちらの方では、婦人は議場に入るときは帽子をかぶつておらないそうであります。ところが三十日の晩に、社会党の山口シヅエ君と堤ツルヨ君のお二人が、帽子をかぶつたまま入つておられた。私は少くとも日本の……

第12回国会 行政監察特別委員会 第4号(1951/10/25、24期、自由党)

○田渕委員 私もあとから来てわかりませんが、証人は二十年十一月から就任されて、本年、二十六年三月この問題が起きた。それで私は尋問事項のこの資料を見ると、まだ最上川下流工事の事務所長という肩書きですが、現在でもそうでありますか。
【次の発言】 このようにまことに三歳の童子といえども悪いは悪い、いいことはいいとわかつておる。まつたくあなたの良心さえしつかりしていたら、拒絶できるものをしないでずつとやつて来て国民の血税に迷惑をかけて、なお検事局の問題になつておるにもかかわらず、現在その所長の職にとどまつておられるというのですか、辞表でも上司に出しましたか、それを伺いたい。

第12回国会 行政監察特別委員会 第6号(1951/10/30、24期、自由党)

○田渕委員 私は後刻出る建設事務次官にひとつ質問を集中したいと思うのであります。大体監察官は事業の直轄の、要するに事務次官に直属して所管事項を監査するということで、これ以上伺つてもどうかと思います。それで後刻出る証人に集中したいと思います。実際において現在の安本を廃止しろというような意見の、そのよつて来たる原因が大体わかつて来たが、なお当委員会でそのよつて来たるところがどこにあるかというところまで行くのには、私は事務次官に聞くのがいいじやないかと思います。
【次の発言】 第四局長は技官ですか、事務官ですか。
【次の発言】 そうすると、事務官が技術的な素養もないのに、実地的には技術的に見る、書類……

第12回国会 行政監察特別委員会 第7号(1951/11/06、24期、自由党)

○田渕委員 私はもつと率直に聞きたいのですが、本会議が一時からありますので、この証人はこの程度にして、午後に引続いてやりたい。あとの二人の証人はあとにして、この証人に主力を置けばいい。だからこの程度で休憩されて……。
【次の発言】 本会議が始まるまでには私の質問だけでも終了いたしません。でありますから本会議にちよつと顔を出しまして、それからずつと引続いてやりたい。
【次の発言】 一応私は様子を見て来ますから、他の委員の質問を願つておきましよう。
【次の発言】 証人は先ほど同僚塚原委員の質問に対しまして、証人調べのあることを知つて打合せをして来たかという問いに対して、打合せをして来たというお話で……

第12回国会 行政監察特別委員会 第8号(1951/11/08、24期、自由党)

○田渕委員 私は用に行つておつたので、聞き漏らしたのですが、森田さんは専売公社からまわられたのでありますか。違いますか。
【次の発言】 一昨日の友藤証言では、三人の重役とはさしておりませんが、ともあれ、首脳陣営に対して辞任を勧告した、こういうような面で、人情で一緒にとばつちりを受けて辞任をされたというような一昨日もお答えがありましたが、これは公社から、そういう乱れた状態ではけしからぬから、みな重役陣かわれという勧告に基いて、あなたは辞任されたのではありませんか。
【次の発言】 あなたにはなかつたかもしらぬが、あなたも常務取締役を辞任されて、現在平取締役になつているのではありませんか。間違いあり……

第12回国会 行政監察特別委員会 第9号(1951/11/09、24期、自由党)

○田渕委員 ちよつと委員長に伺いたいのでありますが、証人を喚問いたしまして、一応呼び出しますときの証人の待合室の設備ですね、これはどういうぐあいになつておりますか。一室にまとめて待たせておりますか。それとも部屋は別になつておりますか。
【次の発言】 それで部屋は一緒になるということはありませんか。
【次の発言】 同じ人を同じ部屋に入れることはありませんか。
【次の発言】 それをはつきり伺つておかないと、先ほど証人から成田証人の言葉を聞くと――これは一例ですが、かつて当委員会で海外同胞引揚げ問題で判事を調べたときに、その次に出て来た証人いわく、さつき何とかいう判事に、実にえらいところだと言われた……

第12回国会 行政監察特別委員会 第10号(1951/11/12、24期、自由党)

○田渕委員 証人が先ほど九月末に全部納入をいたしましたと言つたが、間違いはございませんか。
【次の発言】 全部納入いたしましたか、契約だけ。
【次の発言】 しかと間違いありませんか。
【次の発言】 本員は今朝午前九時に、三田の四国町の倉庫を調べて参りました。そこであなたにしかと間違いはないかと念を押した。三田の四国町の専売局の倉庫に、川島龍一という昭和二十二年からおる倉庫係がおります。それから丹野という臨時雇い、それから倉庫の主任をいたしております染谷という者がおりますが、九時四十分まで待つても出て参りません。そこで倉庫の中を調べてみましたところが、おそらく三百トンぐらいしかなかろうと私は思い……

第12回国会 行政監察特別委員会 第11号(1951/11/13、24期、自由党)

○田渕委員 証人は、専売公社に火災保險をつけることは、自分が最初の創始者であるという証言をされたのであります。経歴を見ましても、日産火災保險の上海の駐在員として、ずいぶん業界に名が売れておるようでありますが、日産火災というのは、日本動産火災の略称ですか、日本産業の火災ですか、どつちですか。
【次の発言】 日産関係におつた方である。しかも保險の方をされたのですが、専売公社に目をつけられた動機は一体どういうところから――先ほど委員長も聞かれておりましたが、もつと大きな根拠があつたのではありませんか。たとえば福家君がやつて来てうるさいから四十三万円返してしまつた、むだな経費は使いたくない――数回の証……

第12回国会 行政監察特別委員会 第12号(1951/11/15、24期、自由党)

○田渕委員 森田証人に対する去る八日の証言は納得をいたしませんので、留保いたしまして、本日再喚問をお願いいたしました点につきまして、委員長のおとりはからい並びに当委員会の各委員の方々に厚く感謝の意を述べるものであります。同時にまた証人に対しては、再度御苦労さまでございましたと厚く感謝の意を述べるものであります。  ただ前会の証言で、証人は知らぬ存ぜぬの一点ばりで、われわれは国民の代表といたしまして納得をいたしかねます。国民の聞かんとするところをここで聞いて、ほんとうに納得するならばよかつたのでありますが、納得いたしません。そこで留保を願いまして、その間一週間の間にまた具体的な調査をして参りまし……

第12回国会 行政監察特別委員会 第13号(1951/11/19、24期、自由党)

○田渕委員 証人に伺いますが、先ほど経歴のうちで、二十二年に院長になられ、その前が新潟県知事、内閣法制局の方に二十年という証言でありましたが、大蔵省関係におられたことは事実でありましよう。
【次の発言】 大蔵省関係にどのくらいおられたかということであります。
【次の発言】 大蔵省の何課におりましたか。
【次の発言】 それで経歴はわかりました。そこで院長は憲法八十三条の規定と憲法九十条の規定、これをどういうぐあいに解釈されていますか。先ほど憲法九十条の規定の、国会に対して報告の義務があるということを一応認められております。その義務を完全に遂行しないということについては、国会を軽視しておるという点……

第12回国会 水産委員会 第1号(1951/10/12、24期、自由党)

○田渕委員 私は終戰後最もいち早く復興しておるのは、連合軍の援助もあつたけれども製油、いわゆる重油の精製工場であると思う。たとえば和歌山県の東亜燃料などは戰前以上の能力を発揮しておる。それで、輸入をカバーするために原油を輸入して精製能力を増加させておるという。その精製能力――つまり一トンのうちの二五%はガソリンがとれる。そのあとの七五%ほ燈油あるいは潤滑油、それに重油が何パーセントとれるかというのが第一点。それから四〇%を輸入によつて供給しておるというならば、そのうち漁業方面に重油が何パーセント出ておるかというのが第二点。私の三点というのは、安本だとか物価庁だとかは最も不必要なものだ。私は持論……

第12回国会 水産委員会 第2号(1951/10/16、24期、自由党)

○田渕委員 議事進行について……。本日の議題外のことでございまするが、緊急を要するものでありまするので、一応各委員にお諮りするのであります。実は平和條約並びに安全保障條約の特別委員会が明十七日の午後から総理大臣の説明を聽取して、十八日に総括質問をすることになつております。この平和條約及び安全保障條約特別委員会の審議の運営方法といたしまして、わが党からは総括質問に池田正之輔君と北澤直吉君、塚田十一郎君の三君がやるのであります。塚田君が主として財政、北澤君は外務関係あるいは海外同胞引揚げ等をやるのであります。これに対して池田正之輔君が農林委員会あるいは水産委員会の重大部門を発言することになつており……

第12回国会 水産委員会 第4号(1951/10/20、24期、自由党)

○田渕委員 ちよつと議事進行について……。昨日の九州、中国、四国方面のルース台風による見舞あるいは調査のための調査委員派遣の件は、今委員長の御発言の通り、議院運営委員会で、原則としては国会開会中には委員を派遣しないということになつておるのであります。しかし今回の台風は従来の台風と非常に違つて、九州、中国、四国方面の被害は甚大であるというので、参議院ではすでに委員の派遣を決定いたしておるのであります。もちろん議院運営委員会で各党了解のもとにさようにきめておりましても、あるいは衆議院として、何がしかの委員が派遣されることになると思います。わが自由党の方にも工作をいたしておるのでありますが、その場合……

第12回国会 水産委員会 第5号(1951/10/25、24期、自由党)

○田渕委員 議事進行のつもりでお伺いするのでありますが、本案は愼重に審議されなければなりませんけれども、きようはもう三時であります。かりにもし本案が本日中にでも審議を了するというならば、私の方でも一部記録に残さなければならないこともあるのですが、まずきようはどの程度まで審議なさるかという、もし理事会のお打合せでもあれば、委員長から承りたいと思います。
【次の発言】 大体ただちに討論あるいは採決に入る御意向でございますか。実は平和條約並びに安全保障條約の特別委員会が三時から再開されまして、同委員会の総括的な質問で、石原先輩が漏れた点を総理大臣に答弁を求めるということになつて、実は責任を持つて委員……

第12回国会 水産委員会 第19号(1951/11/27、24期、自由党)

○田渕委員 ただいま川村委員から斜里港の施設に関する詳細な説明があつたのであります。これはぜひとも緊急に実現すべく、もう川村委員から十分に盡されておりますので、私は多くを申しませんが、緊急にかかつて実行することを強く要望いたしまして、関連事項として多少意見を申し上げておきます。

第13回国会 議院運営委員会 第2号(1951/12/12、24期、自由党)

○田渕委員 通常の本会議日はあしたになるのでしよう。それをあさつてにするということは、委員会の関係でしようが、大体木曜日までに衆議院が法案を上げてくれるならば、参議院は土曜日までに審議を終りたいということがあるようですが、そういう関係は委員長の方に連絡がありましたでしようか。
【次の発言】 それが、木曜日に参議院に衆議院から送り込んでくれば、参議院は土曜日までに審議を終らせたいというように伺いましたので、もしそういうふうに内閣委員会で審議ができれば、明日本会議を開くことにしておいて緊急上程すれば、今週中に終る。ところが今言われたように、国会職員のものを十四日ということにすれば、結局十六日、十七……

第13回国会 議院運営委員会 第3号(1951/12/13、24期、自由党)

○田渕委員 予算を越えて出すことがいけないという規定が現われて来たのですが、国会の方の会計法に基く支出負担行為の責任者は事務総長ですか。

第13回国会 議院運営委員会 第4号(1951/12/14、24期、自由党)

○田渕委員 昨日この問題について、土井委員からきわめて適切な御意見の開陳があつたのであります。各党とも御再考願つたと私たちは考えております。緊急質問は絶えず運営委員会で問題になつておりますが、ほんとうに飢饉、疫癘、天災地変、こういうような天変その他の緊急のものならともかく、こういう十八も出ておる十ぱ一からげに見られる緊急質問は、委員会でやつてしかるべし。かようなものは、実際緊急性という威厳にもかかわります。そういう意味で、最も緊急性が出ておるものとすれば、年末金融の問題だけであります。これは十一月三十日にわが党の神田博君が十分論議を尽されて、政府の答弁も得ております。ことに本日は通産委員会も開……

第13回国会 議院運営委員会 第8号(1952/01/25、24期、自由党)

○田渕委員 あなた方の方の質問も丁寧にやつたらいいでしよう。

第13回国会 議院運営委員会 第9号(1952/01/26、24期、自由党)

○田渕委員 これは社会党ばかりじやない。私も初耳です。そういう経済安定委員会とか、大蔵委員会とかに特に配付するということを池田君にまかしておらないわけですから、皆様に配付するように、委員長にひとつやつていただきます。そういう不公平はいかぬと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第10号(1952/01/29、24期、自由党)

○田渕委員 関連質問ですが、われわれが昨年の八月に歯舞、納沙布燈台を調査いたしましたときに、北海道の一町村で愛媛県くらいの地域がある。その地域に警察あるいは海上警備警察が少いから、北海道に対しては特別な扱いをし、特別な措置を講ずるようにということで、行政監察特別委員会が国会に勧告をしておるわけであります。こういう問題について、どういうぐあいになつているかという調査についても篠田君に伺つて、これを勘案してわれわれは行くのであつて、決しれ一党一派で行くのではないということをはつきりしておきます。
【次の発言】 議事に入る前に、去る二十六日のことで懲罰動議を出しておりますが、それが本日の議題に載つて……

第13回国会 議院運営委員会 第14号(1952/02/16、24期、自由党)

○田渕委員 ひとつ伺いたいのですが、「高壽ニ上ル」ということはあるのですか、事務総長に伺いたいのですが……。

第13回国会 議院運営委員会 第15号(1952/02/21、24期、自由党)

○田渕委員 大野伴睦さんです。

第13回国会 議院運営委員会 第16号(1952/02/23、24期、自由党)

○田渕委員 大蔵大臣と連絡もとりましようが、実は総務会あるいは国会対策委員会などにもかけなければならぬので、その時間的余裕がなかろうと思う。

第13回国会 議院運営委員会 第23号(1952/03/11、24期、自由党)

○田渕委員 議運でこういうようなあいまいなことでは、また議場内交渉に名をかりて紛擾するにきまつております。第一この問題は、参議院の予算委員会で総理が答弁中でありますし、それを取上げて衆議院に持つて来たのでありますから、本日どうしても総理大臣が出なくちやならぬというのなら、この緊急質問を撤回してもらいましよう。
【次の発言】 それをはつきり確認しておいてもらいたい。

第13回国会 議院運営委員会 第25号(1952/03/18、24期、自由党)

○田渕委員 この際議員の請暇に関連して、幸いきようは議長、副議長さんもおいでになつておるので伺いたいのでありますが、議員のうちに、請暇の手続もせずに、ほとんど登院せぬ人があるのであります。御承知のように、選挙も近づいておるというような意味から、選挙地盤の弱いような人は、ことにそういう状態である。これを議長、副議長は、何らの手続もないのに、黙視されておるのか、あるいは了承されておるのか。まじめにやる者は、委員会にもどこにも出席しておるが、出ない者は出ない。しかも手続もしておらぬ。これはどうも私はふしぎでしかたがないのです。これを議長の方で何らか積極的に出られて、国会議員というものは、常に国会の議……

第13回国会 議院運営委員会 第26号(1952/03/20、24期、自由党)

○田渕委員 ちよつと関連して申し上げますが、この間、本院で大赦特赦の決議がなされております。国を滅ぼした翼賛議員が、勲等だとか、あるいはその他の恩恵を受けておるのであります。われわれは祖国再建に努力をいたして参つたのでありますが、この議員に対する叙位叙勲というようなことに対しては、何かお考えがありますかどうか、伺いたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第30号(1952/03/28、24期、自由党)

○田渕委員 私は、議員会館では原則としてとまらぬことになつており、議員宿舎の方へ議員がとまることになりておるように伺つている。それに第一議員会館の気罐のとりかえというが、あれはつくつて三年かそこらでしよう。大体が粗悪工事だから、そうなつて来ておると思いますが、赤坂議員宿舎なんか、炭鉱の坑夫のふろより悪い。議員が多くとまつておるふろの設備にこういうことをしておいて、原則としてとまらぬようなところをやる。これは一体だれが入浴に使うのですか。
【次の発言】 しかし一方は九十七万でしよう。百万じやないですか。
【次の発言】 それなら議員が多くとまつておる方を、もつとやつたらどうですか。私は赤坂の宿舎に……

第13回国会 議院運営委員会 第31号(1952/03/29、24期、自由党)

○田渕委員 お設いろいろごもつともな点もありますけれども、立会を停止すれば、政府はまたそれに対する何らかの手は打つておるだろうと思うのです。緊急質問というのは、御承知の通り大体原則がきまつておるのです。院の内外を震撼するとか、あるいは天変地異というような大きな、ほんとうに緊急な問題ということに大体わくがきまつておりますので、これはひとつ当該委員会にまわしてやつていただきたいと思います。
【次の発言】 大蔵委員会では、ただいま六法案を一括して上程しておりますので、事務総長にお届けしなかつたかもしれませんけれでも、国家公務員共済組合法の一部を改正する法律案と、国家公務員等の旅費に関する法律の一部を……

第13回国会 議院運営委員会 第40号(1952/04/26、24期、自由党)

○田渕委員 この白い羽は、先日の新聞によりますと、ことごとくこれが人件費に使われておる、有効適切に使われていないというようなことが出ておりましたが、これを一応調べた上で決定したい。われわれが醵金いたしましようが、国民全般が醵金いたしましようが、それが人件費に使われるなどはけしからぬことです。従来の赤い羽の社会事業、あるいは緑化運動の緑の羽などはわれわれも賛成いたしましたが、白い羽に対しましては、新聞の記事等によつてわれわれは疑義を持つ。たとい百円の金といえども、これをむだにするものではありません。私はこういう意味から、一応調べた後に御決定願いたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第41号(1952/04/28、24期、自由党)

○田渕委員 討論の問題に入る前に、ただいま梨木君の発言中、このめでたい日に弔旗を掲げるというような不穏当な言葉があつたのに対し、本員は懲罰動議を提出いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第42号(1952/04/30、24期、自由党)

○田渕委員 よくわかりました。賛成いたします。
【次の発言】 実は本日、椎熊先生から御発言があるかと思つて私はお待ちしておつた。これはほかの委員会で決定したことなら私は発言いたしませんが、改進党の宮腰君の入ソの問題が、本日の毎日新聞に出ておるのであります。向うでの話では、ソビエトに旅行させぬということは憲法違反だと言つておるということが、あちらの新聞に出ておるのであります。そこで、欧州視察ということで承認した当委員会が、これを黙つておつていいかということに疑義を持つて来たのであります。先般参議院の高良さんが入ソしたことがある。これは国民的感情は別として、参議院のことでありますからほつておきまし……

第13回国会 議院運営委員会 第49号(1952/05/22、24期、自由党)

○田渕委員 私は本日は遅くなりますので、今の問題については倉石国会対策委員長に私の意思を表明いたしておいたのであります。懲罰委員の一人といたしまして申し上げたいことがありますけれども、これは私は今は申し上げません。しかしかくなつたということも、結局国会の運営から来ておることであります。というのは、やはり野党各位の御協力を煩わさなければならぬ。それは登院数の少いことであります。それで私、議長にお尋ね申し上げたいのでありますが、会期があと十五、六日に迫つておりますのに、百三十余件もの法案がありまして、衆議院に百件からかかつております。しかるに昨日の本会議を見ましても、わずかしか議席についておりませ……

第13回国会 議院運営委員会 第57号(1952/06/07、24期、自由党)

○田渕委員 この決議に対する政府側の意見の開陳は、木村法務総裁に願いたいと思います。と申しますのは、御承知の通り、「悪質な」という文字を抜くことは、取締りの一線におる者が、悪質でなければ取締らぬというような疑義を生ずるといけないことが一つであります。文字を直す上において、そういう事前運動を厳重に監視する、あるいは取締つて行くという意味からも、本日の決議を尊重されて、ただちに出先の機関に通達するような意味からも、木村法務総裁のこの決議に対する発言を要求しておきます。

第13回国会 議院運営委員会 第59号(1952/06/12、24期、自由党)

○田渕委員 去る六月七日の本会議場におきまして、午後四時四分ごろと思いますが、当日の日程第八の、中華民国との平和條約の締結について承認を求めるの件に関する林君の発言が、非常に議院の品位を傷つけ、ほとんど虚構と捏造の言葉をもつて独断的にやりことに「━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━とか、あるいはまた━━━━━━━━━━━━━」というような、近来の共産党の行動と相一致する、広い革命に持つて行こうとして国会を否認するようなことが発言されたのであります。これらを黙つておきますと、昨年十月の五全協以来、札幌の白鳥事件、近くは京都事件、あるいは最近では五月一日のメーデー事件と、ず……

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/18、24期、自由党)

○田渕委員 一応採決をしたのであるから、議事を進めろというような田中君の御発言があつたのですが、私はこれは率直に申し上げます。これまで入つて来ると、議長の責任問題も出るのでありますが、しかし私の見るところでは、まず社会党の松岡氏の問題をきめていただいて、それから議長の問題に入つていただきたい。およそ信じる者を裏切ることは、赤子の手をねじるよりもやさしいのであります。そこで、松岡君の発言が趣旨弁明の範囲を逸脱じておるので、わが党の交渉委員がその取消し要求に参つたのであります。しかし、議長は注意を与えたのであるが、取消しは命じなかつた。それにもかかわらず、再三不信の発言が行われますので、遂にわれわ……

第13回国会 議院運営委員会 第68号(1952/06/26、24期、自由党)

○田渕委員 それに入る前に、私の方にまだ一言あります。それを聞かれるということは、われわれは共産党の脅迫によつて……。
【次の発言】 きめないうちに発言があります。

第13回国会 議院運営委員会 第69号(1952/06/28、24期、自由党)

○田渕委員 事実があるということになりますと、明日は日曜であります。事件は昨晩行われております。こういうような意味から、国会法第百二十一條の三項で、三日以内にやらなければならないという規定があります。(「それとは性質が違うからいいでしよう」と呼ぶ者あり)衆議院規則の二百三十四條に、「会議及び委員会の外、議院内部において懲罰事犯があるときは、議長は、これを懲罰委員会に付する。」ということがあります。かような意味で、これは会議及び委員会外の院内の事故であるので、三日ということになりますともう迫つておりますから、至急に院内の警察及び秩序の小委員会と合同して、本日中にでも調べて、懲罰動議を出すなら出す……

第13回国会 議院運営委員会 第73号(1952/07/25、24期、自由党)

○田渕委員 私ちよつと行政監察委員会の方に行つておりまして失礼いたしましたが、ちよつと伺いたいのであります。実は七月十八日の新聞紙で、私選挙区に帰つておりますうちに拝見したのでありますが、石田委員長が議運の委員長といたしまして、衆議院議長に、解散に関する逆算等の問題について申し入れたということが伝えられております。それで野党の解散決議案等も出ておるときでありますし、全国民並びに国会自体がこれに対して重大な関心を持つておりますので、新聞等の情報あるいは報道等で間違いがあつてはいかぬと思うので、この際ひとつ議院運営委員長として国会の運営上の立場から、逆算された時間あるいは見通し、こういう点で、新聞……

第13回国会 議院運営委員会 第74号(1952/07/28、24期、自由党)

○田渕委員 これも留保。

第13回国会 議院運営委員会 第76号(1952/07/30、24期、自由党)

○田渕委員 ちよつと伺いたいのでありますが、国会法四十二条の二項に、「この場合その委員会は、両院ともに同じでなければならない。」というのがありますが、これとの関連はどうなりますか。
【次の発言】 現行国会法第四十二条には、「各議院の常任委員会は、左の通りとし、その部門に属する議案(決議案を含む)、請願、陳情書等を審査する。」とありますが、今参議院から出されて来たものを見ますと、「左の通りとし」、それから「(決議案を含む)」というものが抜けておりますが、この御趣旨は那辺にあるかということを伺いたいのです。
【次の発言】 これは趣旨が同じならば、従来のように入つておつた方が将来疑義を残さぬと思いま……

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/31、24期、自由党)

○田渕委員 調査ということを削れば、資料を取寄せて調査することもできないわけですね。
【次の発言】 これは、きのう草葉参議院議員の説明を求めて、その中途で石田委員長が留保されたのです。わが党では、一応政調会、総務会、国会対策の連合会でのむことにきめたのでありますが、水産委員会から、参議院で国会法を修正して来ることはいかぬということで疑義が出たのであります。従つて、これは一応留保しておいていただきたいと思います。
【次の発言】 私も、その点について昨日いろいろ草葉議員にお尋ねいたしたのでありますが、どうも唐突としてこの国会の会期まぎわに出して来た点、それから参議院の水産委員長の木下君が病欠中に出……

第13回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1952/06/04、24期、自由党)

○田渕委員 私はまだ納得行かぬのであります。現行法による少年の取締りは警察で罰金を科せられなくとも、あるいは禁錮その他の罰則があるということは、一人か二人、もしくは数名で、取締り可能な範囲の場合のことであります。しかし実際においてできるかという問題です。山の奥に行つたときに、あるいは取締機関が非常に手薄な所で、小学校の生徒、中学生、あるいは高等学校の未成年者が自発的にこれをやつた場合に、取締りが実際にできるということを裏づけておらなければならぬが、現実の問題として取締りは不可能であります。そういう場合にはどういうぐあいにやるかということをはつきりしておかないと、それは必ずあります。今の法律は、……

第13回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1952/06/05、24期、自由党)

○田渕委員 首脳部が取締るというような方針であつても、第一線の国警の警察官が、完全な証拠を握つておるということでなければいかぬというが、もちろんそうでなくちやいかぬが、その証拠を握るのには、現行刑法において、現行犯でなければ取締れない、くくれないということになつておるが、あなたが今思つておることと、一線警官がやつておることとの間に食い違いが出て来る場合に、どういう考えを持つておるか。現行刑法では、現行犯でなければやれないということになつておる。どうもやつているらしいという場合、われわれが証拠を提供しても、どうもはつきりしないということでやらないとそこに乗じて追放解除者がどんどんやつておる。おな……

第13回国会 行政監察特別委員会 第3号(1952/01/29、24期、自由党)

○田渕委員 大分時間も長くなりましたので、お疲れだろうと思いますが、簡單にお聞きいたします。どうも私の合点の行かぬのは、契約部長であります。経理部長とか、あるいは横のシステムの促進、技術、管財、こういうような部長さんに聞くならこれはわからぬかもしれませんが、少くとも契約を担当するところの契約部長が、その荷役をさすところの起重機の船籍、あるいはこれは何年何月につくられたところの船であつて、どのくらいの機械装備を持つておるか、これを動かすところの船長はだれであるか、機関番号は何号であるか、あるいは所有者はだれであるか、こういうのはわれわれが、一台の自動車を買うについても調べて来るのであります。こう……

第13回国会 行政監察特別委員会 第4号(1952/01/30、24期、自由党)

○田渕委員 先ほど証人の委員長の質問に対しましてのお答えに、三十年間の経歴、戰時中は五十名から使つておつたというようなわけで、二十年の一月一日に現在の事務所を持つておる。しかも十数隻の起重機を持つておるというようなお話でありましたが、私は起重機を十数隻も持つておれば、私財は五百万や六百万じやないということが想像できるのであります。今月市井に小さい一戸を買い求めましても、三十万、五十万はするのであります。ことに起重機あるいはまた曳航船とすれば、トン幾らということから、一隻少くとも何百万、何千万と思うのでありますが、十数隻を持つておるのは、現在もあなたは船籍を持つておられるのでありますか。

第13回国会 行政監察特別委員会 第6号(1952/02/12、24期、自由党)

○田渕委員 先ほど証人は、小松委員から一体幾らくらい寄付したのだと言われて、一千五十万円寄付したということをはつきり仰せられた。しからばその寄付というものは、どういう性質のものかということを、大森委員からお話があつたが、それがはつきりしない。ところであなたと磯川間の契約において、はつきりこう書いておる。第一條にも、建設に当り、乙から多額の立てかえ金を受けたのだということを磯川も承認して契約に判をついておる。あなたもここにおいて、立てかえだということを承知の上で契約を結んでおる。寄付というのは、大森委員の質問にあつた通り、返すべき性質のものじやない。立てかえ金と寄付は、はつきり区別がついておりま……

第13回国会 行政監察特別委員会 第7号(1952/02/13、24期、自由党)

○田渕委員 いろいろ聞きたい点があります。今高木委員の質問に関連してですが、証人は公共性を持つた会社である、こう数回言つております。公共性を持つた会社であればこそ、北海道の端から九州まで一駅一店主義でマル通にやらせていることは、われわれも知つている。これは何十億の資産になるか知らぬが、少くとも公共性を持つた会社であるものが、各支社が、あなたのような者ばかりおつて、トリツクだの、策略だのを用いて、この会社の金をもし濫用し、濫費するということがあつたらどうなるか、それをまず伺いたい。
【次の発言】 もちろん私の言うのは、実質上一駅一店の力を持つてやつているということを言つておるわけでありまして、二……

第13回国会 行政監察特別委員会 第8号(1952/02/14、24期、自由党)

○田渕委員 委員長の質問に対して証人が、あの秋葉原駅の東側にある地所を自分が発見したと言うが、これは官庁の公売物件として表示しておつたのですか、それともだれかから聞いて、これをあなたが発見したのでありますか。
【次の発言】 そこでこの払下げの折衝に当つたのが、渡邊氏の部下で岡田という人だというお話でありましたが、これは岡田何と言いますか。
【次の発言】 この方はどういう方ですか。
【次の発言】 渡邊さんの部下であつても、あなたの方の財団の大きな仕事をしたのだから、この岡田護という人の経歴あるいは手腕くらいは、知つていなければならぬのですが、これはどういう人ですか。

第13回国会 行政監察特別委員会 第9号(1952/02/15、24期、自由党)

○田渕委員 社会事業ならだが、社会事業でない。
【次の発言】 私はこういうふうに局長に伺いたい。大体総論的なことは委員長並びに高木委員から質問があつてそこで責任の所在もはつきりしたし、しからば責任に対してはどういう処置をとるか、今後努力して職員と一緒に注意をして行く、大体そこへ来たのです。一体財務局長というものはすべての国有財産を処分するのでありますが、会計令によるところの支出負担行為の責任というものはあなたにあるのですか、どうですか。それをまず伺いたい。
【次の発言】 そこで予算執行職員等の責任に関する法律というものは、昭和二十五年法律第百七十二号で出ておりますが、同法の第二條第二号の、会計……

第13回国会 行政監察特別委員会 第10号(1952/02/25、24期、自由党)

○田渕委員 関連して……。山口君が非常に調査団を誹謗し、その点に対しては今篠田委員から言われた通りであります。しかしながら、冒頭において内容をよく調査検討の上質問したいというお話でありましたが、二月一日本員らが札幌に到着いたす前に、共産党議員の柄澤議員が、すでに北海道に議長の許可もなく国会開会中に行つております。そして北大細胞の青木武雄というのをあたかも自分の秘書のごとくつれまして、団員を宿舎に二月二日の早朝たずねて来ております。一日の夜は九時まで待つたと言つております。そうして三日も四日も柄澤君はこの北大の細胞青木武雄君をつれまして、つぶさに北海道を調査して、そういうことはすでに共産党におい……

第13回国会 行政監察特別委員会 第12号(1952/03/03、24期、自由党)

○田渕委員 この青少年問題協議会について、先ほど四十五名の学識経験者、あるいはあらゆる権威者というような御発表があつたのでありますが、たとえばこの四十五名のうちに、こういう貧困な家庭の奥さんなり、あるいは主人なりをどの程度入れておるか、ひとつ承つておきたい。
【次の発言】 この山形県青少年問題協議会のメンバーであります。メンバーの中に、貧困なる家庭の、たとえば部落を單位とすれば、部落の代表者とか、あるいはその家庭の主人なり奥さんというものが、代表的に何名ぐらい入つておるか、あるいはそういう家庭の者は一人も入つておらぬか、こういう点を伺いたいのです。と申しますのは実情を把握する意味において、発表……

第13回国会 行政監察特別委員会 第13号(1952/03/04、24期、自由党)

○田渕委員 昨日の証人が横浜だけで大体七百十人、約七千五百万円の予算を計上されておると証言されております。そこで先ほどの証言の中に、四百十六箇所の陣容を持つてやつておる、こういうふうに伺いましたが、本年度の予算では大体予算的措置としてこの裏づけが何百億の予算をとつておりますか、それを伺います。
【次の発言】 四百十六箇所で一万一千八百名、そうすると、これは私は予算的には相当高額なものだと思います。少くとも十億台じやない、百億台を超過しておると思いますが、この大きな予算をとつておつて、その取締り官憲が、地方庁では結局机の上のおざなりの仕事だけで、実態を把握しておらぬ、こういうような結果が証言でだ……

第13回国会 行政監察特別委員会 第14号(1952/03/26、24期、自由党)

○田渕委員 去年の春ころだと思うのであります。瀬戸内海ことに山口県、広島県の漁民が当時の自由党の政務調査会に陳情して参りました。それは戰艦の引揚げのために火薬を使うので、漁民として非常に生活権を脅かされる。こういう場合その引揚げ作業区域の漁業権の保障をしてもらいたいという陳情があつたのを覚えております。そこでその当時問題になつたと思うのでありますが、中央に地元漁民が具申され、陳情されて来た。それで係省からあなたの方に通知するというようなことから、一体どういうぐあいに火薬を使つて作業をしておるのかということを見に行くというようなことの動機になつたのではありませんか。

第13回国会 行政監察特別委員会 第15号(1952/03/27、24期、自由党)

○田渕委員 今私はちよつとどいておつて重複するかもしれませんが伺いたい。二、三べんしか監督に来なかつたと言うが、きのうの商工課長の証言では抜打ち的に行つた、そしたら五十トン起重機で揚げておつたので注意した、こう言う。
【次の発言】 これは各委員からお聞きになつたかもしれませんが、大体初代社長のときにつくつた契約は、契約当事者は山口県と初代の社長の西日本工業であつた。そして二代、三代と続いて来た社長でやつている。この契約というのはあなたは継承しているのです
【次の発言】 そうすると継承しているとすると、つまり初代社長でやつた時代の二十四年の六月二十日ごろの九十三万円というもの、それは非鉄金属その……

第13回国会 行政監察特別委員会 第16号(1952/03/28、24期、自由党)

○田渕委員 この「業者側はその知事の承認はより十一月三十日までに契約量三十トンに対し六十トン、三百トンを引揚げたと県に報告し、県は建設省に対してその代金の決裁の指示を求めた。その決裁による価格は(国庫納金)トン四千二百五十一円、合計十二万八千八百五円」ということが昨日の証言でわかつておるのであります。これはまだ国庫に入つておらないと会社が言うている。そこで査定ですが、その査定が一トン四千二百五十一円、合計十二万八千八百五円の決裁査定が出ておつて、一トンについて四千二百五十一円、ところが会社側の計算書を見ると、非鉄金属のトン当りは、会社は山口県との契約では一トン八万円になつている、一トン八万円で……

第13回国会 行政監察特別委員会 第17号(1952/04/03、24期、自由党)

○田渕委員 西日本海事の武岡社長のこの前の証言のときにありましたが、事務局の資料にもそうあつたのでありますが、一柱につき五千円の経費を請求して、もらつたというふうに私は伺つたのですが、今証人のお話だと、謝礼として出したということになつております。まことにこれは微に入り細に入るような話でありますが、遺骨を丁重に扱うという精神と、国費を乱費しないといういわゆる物的な方面から伺うのでありますが、たとえば英霊一柱と表現いたします言葉の一柱というのが、その当時艦内でなくなられ、長い間水中におられたのでありますから、私は肉が腐敗し、たとえば腕、足、頭骸骨というものがばらばらになつておると思うのであります。……

第13回国会 行政監察特別委員会 第18号(1952/04/21、24期、自由党)

○田渕委員 去る三月の二十七日、本会議におきまして、改進党の小川半次君より緊急質問があつたのであります。すなわち二月二十三日、三月二十日に関連いたしまして京都が無警察状態であるというような緊急質問が出たのであります。翌二十八日の当委員会におきまして、この問題を調査の対象に取上げまして、治安行政の監察に京都事件の調査団が決定いたしたのであります。ちようど本国会が四月四日から九日まで自然休会に入りましたので、この機会を利用いたしまして、調査団は四月五日東京を出発、六、七、八の三日間にわたしまして、このいわゆる京都事件を調査いたして参つたのであります。派遣委員は、自由党所属野村議員、押谷議員と本員、……

第13回国会 行政監察特別委員会 第19号(1952/04/22、24期、自由党)

○田渕委員 特審局の前でデモをしてこわされたのですが、そこでバリケードを用意した、こういうわけですが、当時広島の市警なり、あるいはそれに対する警備の方法として、またデモがやつて来て、車屋さんの前で分散行進をやつて、ガラスを破壞したり、プラカードに五寸釘が出ておるというわけで、出てはあぶないけれども、これはどういうぐあいにその当時防衛しようと思われ、またどういうふうな防衛対策をとられたか。私がこの二つを伺うということは、やがてわれわれの生命財産を守るべき諸官署、こういうところにテロがどんどん出て来ると、国民みずからがみずからを守らなければならぬというぐあいに、やがて愛国者が出て来て彼らを彈圧する……

第13回国会 行政監察特別委員会 第20号(1952/04/24、24期、自由党)

○田渕委員 先ほどいかにも現政府が、あるいはまた政府の與党たる自由党が、金銭とその他のものによつて国民を愚弄してやつておる政治だというようなお話がありましたが、あなたが広島市の自由労組の四千人からあるこのたまりの前に、堂々と事務所を持つて、その選挙の結果は二百票しか入つておらぬじやないか。これをあなたはどう考えますか。
【次の発言】 どう考えるかということです。買收が行われて、君が二百票とつたのであるか、あるいは買收をしないために入らなかつたのか。自由労働者の人たちは買收によつて投票したのであるかないか、あなたはこれをどう考えるか。
【次の発言】 君はそう独断してもよろしいが、大衆はもつとりこ……

第13回国会 行政監察特別委員会 第21号(1952/04/25、24期、自由党)

○田渕委員 おさしつかえがあつたら発表願わなくてもよろしいのですが、国家警察において拳銃を奪取された数はほぼわかつておるのでありますか。たとえば最近においても二ちようの拳銃を奪取されております。総監は全国の自治体警察連合協議会会長として、全国の自治体警察でどのくらい奪取されたという報告があります。それが捜査上、取締り上おさしつかえがなければその数字を、発表していただきたい。
【次の発言】 昨日当委員会で証言されました広島民団の金在賢君の話を伺いますと、北鮮系と民団側、いわゆる南鮮系との関係は、現在の国警、自治警の取締りを待つておつては、もうわれわれの生命財産が保護できない。よつて日本政府並びに……

第13回国会 行政監察特別委員会 第23号(1952/05/16、24期、自由党)

○田渕委員 昨日証人が、二つある声明書の一つを読んでくださいました。他の一つを本日お持ちになつたのでございましようか。もし持つておられれば再確認をしたいと思う。
【次の発言】 昨日総評の声明書ともう一つありまして、関係がないので自分は持つて来なかつたという、きのうお読みになつたのはどれでございましようか。
【次の発言】 そこで総評の声明です。
【次の発言】 大体の趣旨を、眼目だけでもよろしゆうございます。そう詳しくはいりませんが、おさしつかえなかつたら、大体趣旨とするところを大略、御記憶だけでもひとつ伺いたい。
【次の発言】 実行委員会にはあらゆる団体が入つておられるのでありまするから、実行委……

第13回国会 行政監察特別委員会 第24号(1952/05/17、24期、自由党)

○田渕委員 私は率直に伺いたいのですが、第一、徳球以下の、徳田球一以下の地下へもぐつた者がいまだにわからぬこと、それからこのメーデーの事前の情報の収集その他においても、あるいはまた今日ずつと当委員会で吉河君に証言を求めても、具体的な確証は何も握つておらぬ。一体特審局は今日まで何をしておつたのかということを私はまず聞きたいわけなんだ。目下調査中だとか、目下研究中というような証言では、われわれ砥結論を出すのに非常に苦しむのであります。徳田球一君その他は、人も忘れるくらいの時代になつても、まだ行く先さえもわからぬということは、絶えず国民の最も関心を持つことである。どこへもぐつたかわからぬということは……

第13回国会 行政監察特別委員会 第25号(1952/05/28、24期、自由党)

○田渕委員 ただいま日本共産党を代表して山口君から、(「代表してと言わんぞ」と呼ぶ者あり)代表じやないのか――代表でなく、山口君から反対の討論がございましたが、反反の理由として、当委員会が厳正公平の立場を欠いており、一方的な独断というような御論旨でありましたが、当委員会としては、最も厳正公平にあらゆる資料を集めて科学的に、論理的に進めた結果、中間報告ができたものであることは、数回の証人の取調べ、あるいは当委員会に出されたところの証拠物件等において明らかであります。あたかも日本共産党が関係ないがごとき白々しいことを言つておりますが、これこそ盗人たけだけしいというものでありましてあの証拠物件中、日……

第13回国会 水産委員会 第2号(1951/12/13、24期、自由党)

○田渕委員 審議に入ります前に……。実は第十二臨時国会末期、すなわち会期を日延べいたしました十一月二十八日に、参議院の本会議で修正されました水産資源法の問題であります。会期が再延長になりまして、十一月三十日に参議院で修正されました水産資源法が衆議院に回付されて参つたのであります。当日定員法あるいは補正予算等の重要案件がありまするために、とうてい時間的余裕がなかつたのでありまするが、この修正案を衆議院でのむか、あるいは三分の二で否決して参議院の修正を否決するか、重大な問題になつたのであります。ところが自由党の政務調査会長吉武君と、幹事長の増田君と、それから国会対策委員長の代理である石田博英現議院……

第13回国会 水産委員会 第4号(1952/01/23、24期、自由党)

○田渕委員 私はまず新長官を迎え、新委員長を迎えまして、本年の春日本が独立するという想定のもとに、われわれ水産委員会として、また日本の水産行政において画期的な進出をすることについて、飯山元長官、家坂元長官、藤田前長官にかわつて新しく就任された塩見長官に非常な期待を持つものであります。同時にいい長官を迎えたと大いに喜んでおる一人であります。ことにまた委員長は積極性に富み、勇猛果敢であり、難局の水産行政に対し積極的な立法措置を講ぜられることを期待いたしまして、新委員長、新長官に心からの敬意を表し、また期待するところ大きいのであります。先ほど同僚鈴木先輩、田口先輩からいろいろお話がありましたので、詳……

第13回国会 水産委員会 第7号(1952/02/07、24期、自由党)

○田渕委員 先刻松田委員から私に対する数回の発言がありましたので、ひとつこの点について、瀬戸内海における小型底びきの事情を申し上げたいと思います。これあるかな、私が三年前に議員立法として紀伊水道の海区を独立させなければならぬと言つたのはここにあつたのであります。これはむしろ三年前に漁業に関係のない私がしろうと観からして、日本のほんとうの水産資源を確保するのには、各区域の耕地整理のごとく特別海区を切つて自治的な調整をする以外にない、こういうような観点からやつたのでありまして、御承知の通り私は事業は炭鉱であり、船一そう網一ぱい持つておるものではありません。ほんとうに日本の国家の代表的な水産資源とい……

第13回国会 水産委員会 第12号(1952/02/23、24期、自由党)

○田渕委員 緊急に発言を求めたのでありますが、ただいま議院運営委員会で議題になつております国際捕鯨委員会委員任命につき国会法第三十九條の議決を求める件について参議院議員の小滝彬君を任命するということで、今日実は承認することになつておりますが、本員は初耳でありますし、当委員会として御異議がなければ簡単でありますが、いかがなものか、一応お諮りを願いたいと思います。――そういたしますと、これはただいま議運では留保いたしまして、後刻ゆつくり御協議を願うことといたします。

第13回国会 地方行政委員会 第61号(1952/06/04、24期、自由党)

○田渕委員 先ほど大石先生がお聞きになつたことに対して、各先生方が公安委員の公選ということについては、組織を持つておるものが強いからと言われる。なるほど、これは一応うかがわれるのであります。しかしまた先ほどの牧野先生の御意見は、たいへん私は率直だと思うのです。実際このばらばら政策から来た欠陥がここに現われて来ておるのであります。現在の公安委員会の制度そのものは、何とか公選によらなくとも、これは改正して行かなければならぬのではないか、こう私たちは痛感するものであります。それでいいお知恵をひとつ伺いたいのでありますが、たとえば北海道の札幌市における白鳥事件などで調査に参りまして、あの公安委員の諸君……

第13回国会 懲罰委員会 第2号(1952/03/08、24期、自由党)

○田渕委員 関連して……。
【次の発言】 同僚古島議員から……。(「委員長の不信任が出ておるのだ」と呼ぶ者あり)関連しているから、これが済んでから……。
【次の発言】 同僚古島議員から、衆議院規則二百三十六条をたてにとられてお話がございましたが本員はしばしば懲罰動議を提出した経験がございます。もちろん古島先輩は、長い議会生活の御経験があるからお話でありましようが、私は少くとも懲罰事犯の起つた瞬間に――懲罰動議を三日以内に出さなければ時効になるということを先輩から教えられ、指導をされたことを記憶しております。三日以内、すなわち即日出しておるのであります。これを事務局に提出し、事務局がこれを議運に……

第13回国会 懲罰委員会 第3号(1952/03/10、24期、自由党)

○田渕委員 関連して……。今石川委員の御質問がありましたが、提案者が説明するまでもなく、これは事務局が調べておりましようが、私は自由党の場内交渉委員として、川崎君が何時何分何秒に上つたかまで記録してとつております。これによつて私の方ははつきり資料を出しておりますし、また事務当局も出しておるのでありますから、これをひとつお答え願いたいと思います。
【次の発言】 関連して……。
【次の発言】 関連して言つておかなければいかぬ。というのは自由党院内交渉委員として、院内交渉というものは、少くとも議事の運営を能率的に、しかも円満にやるというのが院内交渉の役目であります。それがために、議長の許可なく突然上……

第13回国会 懲罰委員会 第4号(1952/03/12、24期、自由党)

○田渕委員 私は留保いたします。
【次の発言】 今の牧野委員の質問に関連して、私は四、五点ありますけれども、この一点だけであとは留保いたします。御承知の通り川崎秀二君は改進党の国会対策委員長であります。私も自由党の国会対策委員でありまするが、その日の国会の運営をどうやるかということに対しましても、あるいはその他の種々なる対策を立てるのでありまするが、一応議院運営委員会に臨む態度は国会対策委できまるのであります。その場合に、こういうぐあいの案が出ておる、たとえば決議案、これを許すか、緊急質問がこれこれ出ておるのを幾つ許すか、あるいはそれに対する政府側の答弁、大臣が登院しておるか、あるいは司令部と……

第13回国会 懲罰委員会 第7号(1952/05/16、24期、自由党)

○田渕委員 本件はこれを懲罰事犯として、国会法第百二十二条第三号により、五日間の登院停止を命ずべきものと決せられんことを望みます。  以下その理由を簡單に申し述べたいと思います。国権の最高機関である国会においての発言、ことに本会議場内における発言については、衆議院規則第百二十三条、第百二十四条において規定があり、特に第二百十七条におきましては「何人も、議長の許可がなければ演壇に登つてはならない。」と規定いたしているのであります。すなわち本会議場内の秩序は、これによつて厳粛に維持されているのであります。川崎君にはいかなる事情があると申しましても、これを犯したることは断じて許すべからざるところであ……

第13回国会 懲罰委員会 第10号(1952/06/13、24期、自由党)

○田渕委員 梨木君は資料がまわつておらないということを主張されておりますが、そもそも風早君の懲罰にかかつたというこの発言の日は、五月六日の本会議と思つております。そこで、これは官報によつて資料もあることだし、少くとも当日懲罰動議が提出されているのでありますから、共産党としては、十分これに対するところの準備ができていることとわれわれは思うのであります。昨日の本会議における風早君に対する懲罰の動議の何は、提案者である中川君が今入られました。ことに順序を経まして理事会できめて御了解を得ました林百郎君の懲罰の動議は、今提案者の提案の説明を求めたのでありますから、梨木君がもし質問がない、続行されないとい……

第13回国会 懲罰委員会 第11号(1952/06/14、24期、自由党)

○田渕委員 ちよつと関連して。梨木君は、一昨日の本会議で、議長が風早君に一身上の弁明の時間を与えなかつたというようなお話で、抗議を申し込んだというようなこともただいま伺いましたが、そもそも風早君の登壇は二時五十五分であります。それから衛視の執行は三時十八分であります。二十三分間の十分なる一身上の弁明の機会が与えられたのであります。御承知の通り一身上の弁明に対しましては、時間の制限をしないということは、私たちもよく認識しております。しかしながら、一身上の弁明の範囲を越えないようにということは、議長は数回注意いたしたのであります。ことに、私たち自由党の議場内交渉係ばかりでなく、改進党の椎熊君、ある……

第13回国会 懲罰委員会 第12号(1952/06/16、24期、自由党)【議会役職】

○田渕委員長代理 ただいま梨木君より高木委員長代理に対する不信任の動議が提出されましたから、これについて議事を進めます。  まずその趣旨弁明を許す順序でありますが、その発言時間は五分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ五分間と決しました。梨木君。
【次の発言】 梨木君に申し上げます。申合せの時間はあと一分であります。
【次の発言】 梨木君、簡単に。
【次の発言】 梨木君、簡単に願います。
【次の発言】 これにて趣旨弁明は終りました。  討論に入ります。討論は通告順によりこれを許します。柳澤義男君。
【次の発言】 静粛に願います。

第13回国会 懲罰委員会 第13号(1952/06/17、24期、自由党)

○田渕委員 私はこの懲罰委員会は、議員の身分上の何をやるのでありますから、最も厳粛にやつているのでありますが、それに関連いたしましてまず林君に伺いたいのであります。六月十四日に、日本共産党国会議員団という謄写版の二つの紙を出しておりまするが、これをまず認められますか、それとも御存じないか。
【次の発言】 林君はこれを関係がないと言つておりまするが、「風早、林両議員に対する懲罰の暴虐なる陰謀について訴える」という刷りものであります。これは資料として委員長に出しまするが、それが一九五二年六月十四日日本共産党国会議員団としてあります。そこでその別葉には「林・風早両議員懲罰陰謀の悪玉」という見出しで、……

第13回国会 文部委員会 第34号(1952/06/16、24期、自由党)

○田渕委員 議事進行について――委員長不信任の動議が出されまして、野党からも賛成の討論があり、与党からも反対の討論が終つたのであります。この際ただいま若林委員も言われました通り、参議院に送り込んで法案を会期中に成立させようとするならば、一秒一刻を争う問題であります。討論は十分尽きておりますから、ここで討論を打切り、ただちにこの動議を採決されんことを望みます。     〔岡(延)委員長代理退席、若林委   員長代理着席〕

第14回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1952/08/27、24期、自由党)

○田渕委員 地区的にはどうか。
【次の発言】 大体各委員から警告的なお言葉があつたのですが、こういうことを私は中川部長に聞きたい。最も悪質なものだと思うのはこういうのがある。地方の新聞と結びまして、追放解除者あるいは事前運動者、これがたとえばミス東京とかいつてカフエーや喫茶店の女どもに投票しますね。ああいうぐあいに新聞社が人気投票をやる場合に、追放解除者が裏から新聞社に金を持つて行つて二円か三円で買いつけて、それを五千票、六千票新聞社へ持つて行く。正しく支持された者は百票か二百票しかない。政治知識のない愚民を――愚民と申しては非常に失礼だけれども、要するにそういうものがあります。ないとは言えな……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 議院運営委員会 第3号(1953/05/29、26期、自由党)

○田渕委員 予算を先に通してやつたらどうですか。凍霜害の問題も大事だが、一番大事なきようの予算を通すことが、なお大事じやないかと思いますか、
【次の発言】 休憩になりますと、先ほどのように十分といつて五十分も待つようになりますので、休憩にしないで懇談に移して、その間にきめていただきたい。

第16回国会 議院運営委員会 第4号(1953/06/13、26期、自由党)

○田渕委員 傍聴券を持つておらなければ、傍聴人と言えない。
【次の発言】 順番札は大体どのくらい渡しますか。
【次の発言】 開会式当日だけは、午前中も午後も、集団陳情を受けないということにしたい。当日は、首相、外相その他重要な演説をわれわれは一応聞かねばならぬ。そういうときに、集団陳情によつて呼び出されるということは非常に迷惑する。
【次の発言】 質問をする方の党においても困るだろうと思う。
【次の発言】 開会式が十一時からでしよう。すぐ一時から本会議で時間もないから、午後からの集団陳情に行くのだということで、十一時ごろがやがやされても困る。取締りの衛視さんその他を考えても、当日は、開会式と施……

第16回国会 議院運営委員会 第5号(1953/06/16、26期、自由党)

○田渕委員 今委員長が、十九日の払暁三時からということでございましたが、夜見に行つても電気があるわけじやないし、見られるわけがない。私は、大体国会開会中に委員を派遣するということについては原則的に反対して来たのです。どんな武器をどんなふうに使つて、どう訓練するかというようなことは、国会が休会中に親しくごらんになれることでございますから、この委員派遣には反対であります。

第16回国会 議院運営委員会 第8号(1953/06/19、26期、自由党)

○田渕委員 それから、この間内閣から出る法案について大体伺つたのですが、議員立法は今月一ぱい中に出さなければならぬのかどうか、これはいかがですか。
【次の発言】 たとえば、漁業法の免許許可制の取消しに対する反対の法律案を出すとか、各党に関係のあるもの、あるいは災害に関係のあるような法案を出す場合に、六月一ばいということになつてしまうと、間に合わない場合もあるかと思いますので……。

第16回国会 議院運営委員会 第10号(1953/06/25、26期、自由党)

○田渕委員 毎日新聞の三面記事を見ると、いかにも議員を誹謗するように、収入ばかりを大きく書いて支出を一つも書いていない。加うるに、料亭などに自動車があるとか―非常に議員全般が迷惑をこうむつたと思います。私は、第六国会で、自由党員でありながら申し上げたが、当時歳費が三万円であつた。選挙区から陳情に参ります者は、先生悪いことしておるんですか、三万円で食えないでしようと言うから、歳費を上げて十分議員をねぎろうて働かすべきだということを申した。われわれは良識でもつてやつおります。決して、議員だからといつて与えられた権限でむちやをやるんじやない。実際今日は四万や五万では食つて行けない。陳情団が来る。電報……

第16回国会 議院運営委員会 第11号(1953/06/27、26期、自由党)

○田渕委員 ただいま委員長は各党に持ち帰つてというようなお話がありましたが、先刻今村小委員長から申されました通り、七月七日が首都建設委員会の許可を与えなければならない日に当つておるのであります。そこでお願いいたしたいことは、委員会の審査を省略して、本日の本会議で御審議願いませんと、参議院の審議の期間を考えますと、この施行公布が七日までに間に合わないということも起るのであります。そうすると、向うでは三千万円かかつた設計についてただちに工事にかかる。国会がどうしてもほしいというのなら、設計でさえ三千万円かかつたものでありますから、その工事にかかつてさらに収用するとなれば、国会の経費はまたよけいいり……

第16回国会 議院運営委員会 第15号(1953/07/04、26期、自由党)

○田渕委員 これは大蔵委員会で行つても効果はあがらぬと思います。これは行政監察の方で取上げようという話もあるのでありますから、一応大蔵委員長に御説明を願つて、それからきめていただきたい。私はそういうことに大蔵委員会が派遣するということには反対です。効果はありませんよ。
【次の発言】 実はその点、社会党の久保田議員からも、行政監察委員会のときに、これは大蔵委員会で行くというけれども、大蔵委員会が行つても効果はあがらぬ、これは行監に取上げたい、大蔵委員会で派遣することには反対だという御意見を伺つておつたので、私どもは各党にその話があつたものだと思つたのです。

第16回国会 議院運営委員会 第16号(1953/07/07、26期、自由党)

○田渕委員 今日、予算委員会が開かれており、議運も開いておるときに、この構内の治安状況は一体何ですか。数十本の赤旗とインターナシヨナルを歌つておる。この騒ぎでは、冷静な頭で議運を進めることができない。一体どういうことになつておるか、議長に伺いたい。こういうことは、議運の院内の警察及び秩序に関する小委員会できめておるのに、何という醜態だ。これを見てごらんなさい。三十本近く赤旗を立ててインターナシヨナルを歌つておる。こういうようなことで予算委員会あるいは議院運営委員会ができますか。なぜ警察権を発動しないか。

第16回国会 議院運営委員会 第18号(1953/07/09、26期、自由党)

○田渕委員 本来ならばこれは水産委員会になるのでありますけれども、委員長のおつしやる通り、貿易でありますから通産省にある。できれば水産委員会と通産委員会の連合審査で願いたい。
【次の発言】 水産委員会の方へ……。
【次の発言】 そうです。……。

第16回国会 行政監察特別委員会 第1号(1953/05/29、26期、自由党)

○田渕委員 動議を提出いたします。この委員長の選任は、投票を用いず、吉武惠市君を委員長に御推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。理事は、その数を七人とし、委員長において御指名せられんことを望みます。

第16回国会 行政監察特別委員会 第3号(1953/07/03、26期、自由党)

○田渕委員 この点で私が伺いたいのは、先ほど中野委員から、半ば強制的に買い上げられたというようなお言葉があつて、絶対的に強制的であつたというような言葉が、伺ううちに出なかつたのであります。私の知つている範囲では、昭和十六年の末でございましたか、総動員法が通つてしまいまして、もう一切のわれわれの所有物はなくなつたというような観念と、当時だんだん大東亜戦争が進んで来るにつれて、供出をしなければならないということで、これを買い上げるというような言葉は一般にはあまり徹底しなかつた。これは、中央の者や、あるいは知識階級は相当知つておつたらしいが、市井一般の大衆は、いよいよ戦争が苛烈になつて来た、そこで何……

第16回国会 行政監察特別委員会 第4号(1953/07/07、26期、自由党)

○田渕委員 さつき中野委員からお聞きになつたのですが、あとで間違いのないように、伺つておきたいのです。小野事務官あるいは鈴木事務官という点がはつきりしなかつたのですが、証人は鈴木事務官だと言つておりますが、この鈴木事務官に証人は長い御面識がございましようか。たとえば、幾つくらいの人で、たしか間違いないということを、後日食い違いのないように、伺つておきたい。
【次の発言】 大体御記憶を鈴木さんと伺つておきましよう。そこで、買上げ当時に、中物と申しますか、あなたの方が地方の代行機関あるいは買上げ機関を通じて買つておりますが、その当時の地方別の買上げ人といいますか、買上げ機関のリストがございましよう……

第16回国会 行政監察特別委員会 第5号(1953/07/08、26期、自由党)

○田渕委員 私は、前田委員の御質問も中野委員の御質問もごもつともだと思うのでありますけれども、あの終戦直後の世相と天皇制がひつくり返るか、天皇が戦犯にかかるかからないかというようなことで、宮中は上を下への大騒ぎであつたと思います。加えて陛下のあの詔勅によつて、ともあれ大きな戦争が終つて間もなくであります。私たちも、あの当時を思い起しますと、あれから一週間や二週間というものは、どさくさでわからない時代であつたのでありますから、この点は、御記憶がないとか、忘れたということも、あるいはお忙しいことですから、やむを得ませんが、順序ある領収証だとか、あるいは証拠だとかというようなものは、下の方のやる人が……

第16回国会 行政監察特別委員会 第6号(1953/07/13、26期、自由党)

○田渕委員 私がまだ納得ができないのは、宮内省に持ち込んだ日はいつなんですか。もう一度再確認するために伺いますが、あなたが上司の命令で持つて行つた日はいつですか。
【次の発言】 そうすると十五日に大詔が出て、十七、十八日ごろということに大体想像がつくのであります。そう伺いますと、なるほどどさくさしていたときでありますけれども、目方を立ち会つてはかつて渡したという証人の御証言ですが、そのはかつたものは、ますでありますか、看貫でありますか、あるいはどういうものではかられましたか。それをひとつ伺います。
【次の発言】 大体何ではかつたかという御記憶は出ませんか。

第16回国会 行政監察特別委員会 第7号(1953/07/17、26期、自由党)

○田渕委員 まだ一、二お伺いしたい点もありますが、時間も時間ですので、これはまた書面等で伺つても間に合うことですから、そういう点を御了承願つて、今日はこれだけにして終りたいと思いますが。いかがでしようか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第22号(1953/07/31、26期、自由党)

○田渕委員 ただいま当委員会で全会一致をもつて可決されました各案について、この際左の決議を付したいと思います。   昭和二十八年六月及び七月の大水害の被害地域における災害救助に関する特別措置法外十五件が適用せらるべき地域にして市町村の全部又は一部が被害甚大のため復旧再建困難と認められ、その地域に居住する住民が生活不能のため他の地域に移住入植、移民等を希望する場合は、国は、これらに対する補助救済等に関し、予算上特に優先せしむべく措置すべきである。   右決議する。  以上の決議を本委員会全員一致の御賛同を賜わり可決されたく、右動議を提出いたします。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第23号(1953/08/04、26期、自由党)

○田渕委員 私は議事進行上一つ簡単に伺つて、ぜひとも御考慮願いたい点を簡単に申し上げます。  まず参議院の矢嶋委員長に伺いたいのであります。先ほど当委員会の世耕委員から財政的な裏づけについて強い要望をいたしておるように伺いましたが、何しろ要望では聞きおくだけでありまして、あるいは決議というような式で院議を尊重するという線に持つて行かなければ、これが建設、農林、厚生あるいは文部、ここらの方面で非常に予算的に困る。これを大蔵省に言つても、出すのなら一銭でも出すのがきらいなのは大蔵省事務当局です。だから、大蔵省で出しやすいようにしてやるのには、どうしても強い要望よりも、決議において院議を尊重するとい……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/07、26期、自由党)

○田渕委員 関連して。今小平君の質問に対して、あなたは七月一日とこう言つた。これは速記に載つておる。これが間違いならば八月十日と訂正なさいますか。
【次の発言】 各委員は非常に頭がよくて納得が早いが、私は「七県とする」としてこれをぶち切つてしまつておる農林省の思想を承りたい。「七県とするが奈良県其他を適用すれば」となつているが、はなはだはつきりしておらぬではないか。農林省の官房長はいくらそんなことを言いのがれたつて、下つ端の人は、はつきり七県を対象にしておりませぬかと思う。あなたがそんなことを言つたつて、各県が陳情に行けば、大体私の方は七県できめておるのですと言つて、末端の官僚は陳情をけること……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第26号(1953/08/10、26期、自由党)

○田渕委員 私は、他の方の質問もありましようから、率直に伺いまするが、ただいま小平君から、災害を経過してから十日というようなお話がありましたが、それは北海道でありまして、すでに当委員会が成立いたしましたのは、六月三十日であります。もはや今日で四十日になるのでありまするが、最も災害地に影響をしておりまするものは、大蔵当局の従来の頭の切りかえであります。これは、大蔵大臣が来ましたら後刻やりまするが、吉田内閣の副総理として、大蔵当局に頭の切りかえということを強く要望願いたいのであります。同僚吉田安委員からもお話がありました通り、議員立法と政府の予算、これは対立するものであります。すでに昨年の五月ごろ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第30号(1953/09/10、26期、自由党)

○田渕委員 北海道水害地実地調査の報告を申し上げます。  本派遣委員は自由党田渕光一、改進党田中久雄君、社会党(左)原茂君、社会党(右)伊瀬幸太郎君の各派代表四名をもつて、今次水害による被害並びにその復旧状況調査のため、八月十三日東京出発、翌十三日より五日間にわたり、北海道各地の水害地を延べ行程約三百二十里に及び実地を調査し、北海道庁、北海道議会、北海道開発局、保安隊北部総監部、札幌管区気象台等、各機関における総括的調査のほか、空知支庁、上川支庁、胆振支庁及び道各支庁管内四市五十九箇町村にわたり、その被害状況並びに要望等に関し実情を聴取し、資料を収集し、おもなる被害現場を実地に視察し、被害農作……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第32号(1953/09/12、26期、自由党)

○田渕委員 ちよつと関連して……。なお政令案ができましたならば、一応各省から当委員会に提示を願いまして、そこでお互いさらに落ちがないか、その他十分なる慎重な考えをいたしまして決定願いたい、こう思うのであります。この点について特に副総理に申し上げておきたい。これは政令をつくつていただきましても、できてしまつたというので各省できめられてしまいますと、当委員会の意思と矛盾する点がありはせぬかと思うのであります。これが一点と、それから委員長は、先ほど二十一日とおつしやつておられましたが、暦をお調べになりましたか。たぶん二十一日はお彼岸のお中日になりはせぬか、旗日でありますこと、一日や二日のことはどうな……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第33号(1953/10/05、26期、自由党)

○田渕委員 委員長、委員会の何とおつしやつたのですか。委員会は熱心にやつているのです。大蔵省が悪いんじやないか。
【次の発言】 関連質問です。私は、非常に、大蔵官僚の優越性を、ことに主計局の官僚が各省に数十年間威圧を加えて来たことに対しては、憤慨を感ずる。新憲法の四十一条における「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である」ということを、はつきり諸君は認識してもらいたい。同時に、憲法七十三条の第一項にこう出ておる。「内閣は、他の一般行政事務の外、左の事務を行ふ。」「一法律を誠実に執行し、国務を総理すること。」これは内閣の責任である。同時に、憲法の五十九条にはこう出ておる。これなど……

第17回国会 議院運営委員会 第1号(1953/10/29、26期、自由党)

○田渕委員 理事会のおきめの通りで異存はございませんが、災害のことでありますので、自由党がこの質問をするかしないかということは、私は対策委員会でもきめたいと思いますから、留保しておきます。
【次の発言】 そんなことはわれわれちつとも聞かぬ。災害を自由党でやらぬということがあるものか、留保しておきます。

第17回国会 議院運営委員会 第2号(1953/10/30、26期、自由党)

○田渕委員 わが党からは、綱島君かやることになつておりますが、これは災害ということになつておりますけれども、外交もありますから、昨日どなたか、外交を先にやる場合に、二十分でなく四十分にしてくれというお話もあつたので、私の方もそんなに時間もかかりませんから、その点一応御了承願います。

第17回国会 議院運営委員会 第5号(1953/11/03、26期、自由党)

○田渕委員 非常に短かい国会で、救農国会とも言われ、この間議案の審議を進めなければならぬときに、理事に選任され早々の椎態は、われわれ絶えず議院運営のあなたのやり方について尊敬して来ておつた。しかし今理事に選任されたばかりで、たとい何党であろうと、ここにすわつておる以上は委員に違いない。それに委員かという発言は、お取消しになつた方がよろしい。これは正論だと思います。
【次の発言】 かりにも党を代表して来ておるのに、われわれがここにすわつても、それが自由党の田渕が委員であるかどうかということを認識しなければすわれないのか。失礼なことを言うな。何ということを言うか。委員長から一つ々委員ということを何……

第17回国会 議院運営委員会 第8号(1953/11/07、26期、自由党)

○田渕委員 今、椎熊委員からの御発議で、国内の国政調査の費用について、たいへん自粛的な、いいお言葉があつた。
【次の発言】 発言中です。ちよつと待つてください。今御発言なさつた方は、議運の理事であり、ことに世界を洋行された方々である。洋行というと、七十万、八十万の金を使われるのに、国内の調査に委員会から出ることを中止させるということは、私はこの点については異議がある。私は、少くとも国会議員たるものは、国外に出て、外国の知識をとつて来ることは必要であるが、委員会の必要上、国内の調査の費用の二千円か三千円のものを自粛するとかいう点は、どうかと思う。事務当局に伺いますが、一体どういう予算を組んでおる……

第17回国会 議院運営委員会 第9号(1953/11/27、26期、自由党)

○田渕委員 そこで運営小委員のことで伺いたいのです。理事を充てるということですが、十七国会の最終日の一つの問題を例にとるわけじやないが、たとえば国鉄会館問題で非常にあと味の悪い最終の失態を残したということは議運の責任だ、議運の委員は何をしておるかということが各党から発言があつた。そういう例から見ても、運営小委員が決定したことは、議院運営委員会の委員に何ら連絡がなくても、それだけでやるというような構想で行くならば、これは、私は、要するに多数政治とかあるいは多数の意見を尊重するということではなく、これだけの委員の中から選ばれた小委員の理事だけが独断専行をやるような気分が出て来る。他の委員会の理事会……

第17回国会 議院運営委員会 第10号(1953/11/28、26期、自由党)

○田渕委員 金持はそれでいいかもしれぬが、私は、自由党に所属しておつても金持じやない。上げるとかいうことは、お互い自粛もしなければならぬ。しかし、ぼくは思うに、そういうことを新聞に書かれるからいやだというのだろうが、議員みずからが十分食べて、家族を養つて、国政のために働く程度のものを与えるということは当然であつて、この前新聞でたたかれたからといつて、決して新聞社なんかに遠慮することはない。新聞だつて飯食つておるんだから、やるべき権利は堂々やつたらいいじやないかと思う。議員が一生懸命に国家のために尽すのに、十万やそこうでやれるわけはない。そこうはよく考えて、新聞社なんかに遠慮することはないと思う……

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第3号(1953/11/03、26期、自由党)

○田渕委員 議事進行について発言いたします。本日の本会議は御承知の通り三時半から開くという議運の申合せで、すでに当委員会の議案の上つて来るのを本会議が待つておる状態であります。でありますから、ただいまの提案理由の説明が終りましたら、ただちにこの提案理由の終つた法案を本会議に上程すべく、質問、討論等は省略いたしまして、ただちにただいま上程されておりまする法案を採決されんことを望みます。

第18回国会 議院運営委員会 第3号(1953/12/02、26期、自由党)

○田渕委員 もう一つ。議員は、院内と自分の会館との連絡、執務の敏速化を期する上においても、あれだけ大勢来たら、われわれ出たり入つたりできない。そういう点が、議員の職務遂行上妨害になるというような理由を一つつけ加えてもらいたい。りつぱな理由だと思います。

第18回国会 議院運営委員会 第4号(1953/12/05、26期、自由党)

○田渕委員 ちよつとその前に……。今の土井さんの案はたいへんけつこうですが、時詰問切れになるおそれがある場合に、そのときになつてどうのこうのということで、ごてごてすることを私はおそれるのです。要するに、申し込んだらすぐ聞いてくれるということの了解を得ておくならば、いいと思います。
【次の発言】 土井さんのおつしやることはけつこうでございます。ただ、三十分で行けるという見通しがつけば記名投票に入れますが、二十五分というようなあぶないときになつて、ああだこうだと言つておりますと間に合いませんから、そこは御承知おき願つておかないと困るわけです。

第18回国会 議院運営委員会 第6号(1953/12/08、26期、自由党)

○田渕委員 日程の一、二の裁判官の報酬に関する法律の一部改正と、検察官の俸給等に関する法律の一部改正は、昨日緊急上程してくれというのを、疑義があるのでとめておいたのですが、これは三千円上げると国会議員より多くなる。そこで、国会法の三十五条との関係はどうなるか、ひとつ承つておきたい。われわれは国会法の三十五条を堅持して行くのか、それとも、こういうふうに高等検察庁の検事、高等裁判所の裁判長というものが議員より以上の俸給をとることを認めていいか。司法は独立しておりますけれども、国会法の三十五条との関連をどうするか。
【次の発言】 国会法の三十五条は、すべてのということになつておると思う。裁判官、検察……

第18回国会 行政監察特別委員会 第1号(1953/12/02、26期、自由党)

○田渕委員 この際動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いず      に、塚原俊郎君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。理事は、その数を七人とし、委員長において御指名せられんことを望みます。

第19回国会 議院運営委員会 第1号(1953/12/10、26期、自由党)

○田渕委員 年末賞与の所得税の臨時特例に関する法律案は、井上良二君の提案で、改進党と左右両社会党から提案されるわけですが、わが党としても一応これを聞く必要はありませんか。われわれ出先機関でありますので、一応党の幹部に諮るべきじやないかと思います。大蔵委員会に付託する前に……。
【次の発言】 これは改進党、両社会党の提案ですから、自由党もこれの提案君に加わるかどうかといつたことも留保しておいた方がいいのではないかと思います。それはかまわないのですか。――ちよつと懇談にしていただきたいのですが……。

第19回国会 議院運営委員会 第2号(1953/12/15、26期、自由党)

○田渕委員 食糧問題に文部政務次官が出るとはおかしい。それは政府側できめることで、別に私は異議は唱えませんが、これだけの決議が出るのに、政府が国会軽視という意味ではなく、忙しいからでしようが、政務次官だけでやるつもりですか。それとも、政府側から副総理かだれか出るのですか。場内でそういうことを言うのはいやだから……。

第19回国会 議院運営委員会 第6号(1954/01/21、26期、自由党)

○田渕委員 関連して……。私地方で見たのですが、毎日新聞に、千代田クラブが料亭で、その料亭を国会が買収するというように、非常に国会を誹謗しておつたのです。私は千代田クラブが料亭か何か知らぬのですが、どういうものですか。
【次の発言】 料亭じやないのですね。そうすると、ここに毎日新聞の記者もおられるだろうが、なぜ料亭と書いたのか、ちよつと聞いておかぬといかぬ。
【次の発言】 私の聞くのは、料亭を買収するということに地方人はとるから、そういう、ないことをあることとして書いたのかということを質問するのです。ことに毎日新聞ともあろうものが――近ごろ一流新聞が、絶えず国会を誹謗するようなことを書いておる……

第19回国会 議院運営委員会 第16号(1954/02/22、26期、自由党)

○田渕委員 ちよつと順序が……。

第19回国会 議院運営委員会 第17号(1954/02/23、26期、自由党)

○田渕委員 できれば、あさつてに願いたいと思います。まだきめてないのですが……。

第19回国会 議院運営委員会 第18号(1954/02/23、26期、自由党)

○田渕委員 私は、国会の議案の審議の過程において、議運の取扱いにおいて疑義が生じたからといつて、あるいは法務大臣、あるいは行政府の長官を呼んで意見を聞くなんというようなことは、いかにも議院運営委員会みずからの権威を失墜すると思う。そういう意味で、私の方は反対いたします。
【次の発言】 委員長、そういう発言は、取消しをさしてください。
【次の発言】 先ほどの発言中に、くだらぬというようなことを発言したから言うのです。

第19回国会 議院運営委員会 第29号(1954/03/16、26期、自由党)

○田渕委員 今の土井さんの議論に関連して、実際に昨日と今日伺つていても、ほとんど言論界は切捨てごめんです。傍若無人な動きだとぼくは思うんです。言論は押えようがないとおつしやるんですが、報道機関は、これをもつと反省する機会があつていいと思います。ひとつ率直に阿部先生に御参考のために申し上げますが、こういうわけです。たとえば今問題になつている保全経済会の問題ですが、二十五年度に広告料六百三十万円、二十六年度に二億三千七十万円、二十七年度に一億一千五百十六万円、二十八年度に一億二千万円、合計四億七千二百十六万円というものをとつている。広告料という名前でとつたんですよ。保全経済会だけでそうです。これは……

第19回国会 議院運営委員会 第31号(1954/03/20、26期、自由党)

○田渕委員 院の規律あるいは信義を保持する上につきましては、各委員の言われる通り、まつたく委員会において無責任な発言をして他を傷つけるというようなことは、まことに見のがせないのであります。こういうようなことは、椎熊君がおつしやる通り、まつたく院の外部なら名誉毀損でやれるのでありますが、こういうことを長く放任しておいたわが党も悪い。中曽根君の懲罰をどんどんかけてしまえばよかつた。実際院の言論の自由に名をかりてやつたことに対しては、これは共産党の川上君に対してもやつて来たことです。だから、こういこと無責任な発言を将来しないようにするためにも、これはすみやかに上程すべきであると思います。

第19回国会 議院運営委員会 第35号(1954/03/27、26期、自由党)

○田渕委員 議員の身分に関することでありますので、これから私が申し上げることは、議員としては非常に心もとないことでありますけれども、去る三月二十四日に、島上善五郎君から私に対する懲罰動議が出ておるのであります。間もなく一週間にもなります。先般来懲罰動議が提出されたならばすみやかにやれというようなことで、非常に論議されたその直後でもありますので、ひとつ国会法百二十一条の第三項によつて、成規の手続を取られたような次第でもありますから、衆議院規則第二百三十六条の第二項に「最近の会議」ということまで規定されておりますので、なるべくすみやかにこれを議題にされまして、私の一身上のことでありますから御審査を……

第19回国会 議院運営委員会 第36号(1954/03/29、26期、自由党)

○田渕委員 これでこの問題を打切られるということについては、私はちよつと疑義があります。というのは、議員同士でやり合つた場合には、議員が相手の議員に対して懲罰の要求をする。この場合には、百二十一条の三項によつて二十名の賛成者を求めて三日以内に限定されておりますが、本会議場における懲罰事犯並びに当該委員会における懲罰事犯に対しては、議長、委員長の権限は期限を付されていないのであります。でありますから、これはこの国会中は永遠に生きておるわけであります。さように私たちは解釈しておるのであります。そこで、再びこういうことはないとは思いますけれども、あつた場合にはこれを発動できるのかどうか、これをこの際……

第19回国会 議院運営委員会 第45号(1954/04/13、26期、自由党)

○田渕委員 おまかせします。

第19回国会 議院運営委員会 第48号(1954/04/20、26期、自由党)

○田渕委員 私、実はわが党の国会対策、あるいは党の機関の御了解を得て申し上げたいと思つておりましたが、時間の関係その他で連絡ができないので、同僚鍛冶議員の了解を得て、各委員の了解を得たいことがあります。実は第三国会の昭和二十三年十一月二十八日の日曜日に当議院運営委員会を開いて、当時の山口委員長が取扱われました本院の議員芦田、北浦、川橋三議員の逮捕要求につきましては、当時の検事総長が出て来て説明しておるのであります。有田君以来、この荒木議員の四号の逮捕許諾の要求に至るまでの間において、私は去る土曜日に、自分がとの委員になつておりながら大いなる判断の誤りと過失をやつておつたということに気づきまして……

第19回国会 議院運営委員会 第72号(1954/06/07、26期、自由党)

○田渕委員 さる六月三日夜の本院におきまする本会議議場並びに当議院運営委員会等における社会党両派の集団暴行事件は、わが国憲政史上未曽有の不祥事件でありまして、民主議会政治保持上、憲政擁護上、最も厳粛に本事件を取扱わなければならないと私は思います。すなわち、翌六月四日より今朝に至る国内の輿論及び世界各国の報道機関等を通じまして、本件は非常に重大に取扱われております。わが国の敗戦後九年間つちかわれて来ました民主議会政治が、一夜にして、社会党両派の集団暴力行動によつて危うく崩壊の寸前に追いやられんといたしたのであります。われわれ議員といたしまして、現行憲法第四十一条の、「国会は、国権の最高機関であつ……

第19回国会 議院運営委員会 第73号(1954/06/07、26期、自由党)

○田渕委員 開かなければ社会党から、それ見ろ、開けないのだというように言われますから……。

第19回国会 議院運営委員会 第74号(1954/06/09、26期、自由党)

○田渕委員 私は、昨日書面によつて議長の御回答を求めたのでありますが、大体その趣旨を申し上げますと、この未曽有の不祥事は、われわれ議員がお互いに冷静に反省して、深く陳謝のまことをいたすとするならば、その具体的な現われとして、国会においてこの善後措置に全力を尽さなければならぬ。そうして一日も早く、この内外に落した国会の品位と権威を回復しなければならぬと思うのであります。そういう意味におきまして、先ほど議長のお話にもありました通り、社会党の諸君は、この当日の、つまり議長宣告が無効であるというような建前から、かつてな行動をとつております。ところが参議院でも、すでに本院の通告を受けまして本会議が開かれ……

第19回国会 議院運営委員会 第78号(1954/10/08、26期、自由党)

○田渕委員 北海道の方は何でも約七百億ぐらいの被害があつたそうです。宮崎県の方は三、四百億の被害に上つておると思います。宮崎県も相当ひどいので、この際一緒にお願いしたいと思います。宮崎県以外にはありませんでしようか。
【次の発言】 これは私御報告があるかと思つておつたのですが、御報告がありませんでした。理事会ではお話があつたかもしれませんが、右派の富吉先生、菊川先生の御遺体が収容されて死亡が確認され、明日上野にお着きになると聞いております。これに対する弔慰方法について、この機会に御相談せぬでもよろしゆうございますか。
【次の発言】 ちよつとお願いしたいのですが、朝九時二十五分に上野駅にお着きに……

第19回国会 議院運営委員会 第79号(1954/11/29、26期、自由党)

○田渕委員 これは衆議院に多く問題があると思いますが、参議院の諸公にも同調してもらいたいということもありますので、衆参両院の各党でそれをやるということにしたいと思います。

第19回国会 決算委員会 第11号(1954/02/24、26期、自由党)

○田渕委員 私はこの委員会の審議を見まして、はなはだふに落ちないのであります。少くとも衆議院規則の百二十九条をとつて、先ほど同僚藤田議員から発言がありましたが、そもそも憲法を侵している。(「ばかなことを言うな」と呼び、その他発言する者あり)憲法を侵しているということを諸君が知らなければ聞かそう。憲法第三十五条には、何人も、その住居、書類及び所持品について、侵入、捜索及び押収を受けることのない権利は、侵されないとはつきり出ている。特にこれは少くとも田中委員長個人に出した書類であります。私有物であります。それを決算委員会の動議とかあるいは決議、採決等によつて、私有物を公文書化して、これに迫ろうとす……

第19回国会 決算委員会 第56号(1954/11/16、26期、自由党)

○田渕委員 憲法四十一条の国権の最高機関であるという点は冒頭においてまず申し上げておきます。その国権の最高機関のつまり国会を構成する委員長の権限というものは、国会法、衆議院規則で定めておる通り、御承知の通りであると思います。ことに国会法の十六条の四項並びに衆議院規則の六十六条におきましては、委員長がこの議事の整理並びに秩序保持の権限を持つておられるのであります。つきましては、私はそういう関係から議事進行でまずその点を申し上げて、議事進行に関連して、まず委員長が証人に証言を求める前に一応伺つておきたいことがあるのであります。  それは昨日の杉村議員の発言によりまして、委員長並びに杉村議員が東京地……

第19回国会 行政監察特別委員会 第1号(1953/12/10、26期、自由党)

○田渕委員 この際動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、塚原俊郎君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。理事は、その数を七人とし、委員長において御指名せられんことを望みます。

第19回国会 行政監察特別委員会 第4号(1954/02/01、26期、自由党)

○田渕委員 保全経済会等特殊利殖機関に関する調査小委員会委員長といたしまして、ただいままでの調査の結果を御報告いたします。小委員会は、警視庁、法務省に出向き、また関係者の出頭を求めまして、十二月四日以来調査をいたしたのでありまするが、以下項目をわけて申し上げます。  まず第一に、理事長伊藤斗福の経歴について申し上げます。保全経済会理事長伊藤斗福は、朝鮮人を両親とする朝鮮生れでありまするが、昭和十五年四月九日岩手県岩手郡松尾村第三十二地割七番地伊藤熊の婿養子となり日本国籍を取得しております。保全経済会を創立するまでの同人の経歴につきましては、詳細は不明でありまするが、昭和二十三年日新生命保険相互……

第19回国会 行政監察特別委員会 第5号(1954/02/02、26期、自由党)

○田渕委員 証人は東本願寺の法主様でいらつしやいますか。
【次の発言】 私は、証言を伺つておりまするうちに、いろいろとあなたの御人格その他について、次に伺いますことについて、僧籍におられるあなたでありまするから、しかとお答え願いたいと思いまするがゆえに申し上げるのでありまするが、われわれよりも宗教界においては大先輩であり、ことに法主様のおじに当られるあなたであり、ことに現職の参議院議員でありまするから、努めて言葉を慎んで私も申し上げたいのでありまするが、私が先ほど伺いましたうちに、全国に八万家寺のお寺を持つておる。その一家寺がかりに百の檀家を持つているとすれば、一万円ずつ集めても百万円である。……

第19回国会 行政監察特別委員会 第7号(1954/03/09、26期、自由党)

○田渕委員 先ほど午前中に委員長がいろいろ伺つた中に、休業の宣言を発表する前日もしくは当日あるいはその後あたりの状況を詳しくしなかつたのでありますが、これをひとつ、簡単でよろしゆうございますから、かいつまんだところを、わかつている点をお述べいただいて、そうしてずつと私は質問を続けて行きたいと思います。
【次の発言】 その後です。休業した当日のことはわかりましたが、その翌日からのことです。
【次の発言】 休業宣言をする前日かその前日、高松の総支店が臨時休業をしたために、休業宣言を二十四日の一時半ごろやつた、こう言うのですが、いろいろ再建対策委員会をつくり、あるいは、また第二会社案あるいは立法化と……

第19回国会 行政監察特別委員会 第8号(1954/03/11、26期、自由党)

○田渕委員 ちよつと、証言に入る前に伺つておきたいことがあるのですが、おとといでしたか、証人の松本君の証言を求めるときに、この証人かどうかは小林進君が来るとわかるのでありますが、当委員会の入口におつて、つぶさに松本証人に対する尋問を聞いておつた、証人の記章をつけておつた人がおつたということですが、神崎君は、この松本君の証言中この委員会の入口におられましたかどうですか、ちよつと伺つておきます。一ぺん委員長から聞いてみてください。
【次の発言】 委員部のだれがそういうことをしたのですか。委員会が終つてから連れて来ればいいじやないですか。それを、六時十五分に終つたのだから、一時間以上も何しておつたの……

第19回国会 行政監察特別委員会 第9号(1954/03/13、26期、自由党)

○田渕委員 この銀行法は昭和二年の法律第二十一号としてできておるのですが、これは大正十二年の関東大震火災後におけるずつとあのパニックから来て、そうして昭和二年の大きな問題に来た、そのときにつくつた法律である。というようなわけだから、その当時の物価価値その他から見て、大体五千円というような罰金は至当であつたかと思いますが、今度三年というふうなぐあいに体刑まで科し、また三十万円の罰金として来たのですが、これだけ取締り面の罰則が苛酷になつた。つまりここまで飛躍する上においては、この保全経済会等が非常に類似機関がたくさんあるからこうなつて来たのだろうと思うのでありますが、そこまで来るまでに、たとえば私……

第19回国会 行政監察特別委員会 第10号(1954/03/16、26期、自由党)

○田渕委員 午前中私は他の委員会が二つ三つありましたので来られなかつたのでありますが、小林委員にちよつと伺つておきたいのであります。というのは、ちよつと委員長がかわられましたが、小林君が証人に求められた資料は、先ほど来の証言の通りのお言葉だけでよかつたのか、それとも、それに対する資料を提出されたいと求められたのか、これをひとつ小林君に伺つておきたい。それから質問に入りたいと思います。つまり、資料を求められたのであるか、あるいは証人の説明でいいのかどうか。
【次の発言】 小林委員のいわゆる資料の要求というものの範囲がわかりましたので、この点については私後刻伺います。  ただいま小林君からいろいろ……

第19回国会 行政監察特別委員会 第11号(1954/03/18、26期、自由党)

○田渕委員 午前中の証人の証言で、古屋委員の御質問に対してでしたが、どうも帳簿を出さなかつたから課税ができなかつたというようなお話を聞いて、私たちは非常に不可解に思つたのでありますが、少くとも、所轄税務署ならいざしらず、税務署を監督すべき地位にある国税局の調査課がみずから乗り出して行つて、帳簿を出さないから課税ができない、あるいは調査ができないというようなことで、今日国税局としての責任は果されるのか果されないのかという点に私は非常に疑いを持つたのでありますが、保全経済会のみならず、一般に帳簿を出さなければ課税ができないということをあなた方は認めておるのでありますか。これからます伺いたいと思うの……

第19回国会 行政監察特別委員会 第12号(1954/03/20、26期、自由党)【議会役職】

○田渕委員長代理 佐竹君。
【次の発言】 私は、当委員会で保全経済会の調査が始まつて証言を求めて以来、ほんとうに正しく、しかも公正な意見を伺つたのはきようが初めてです。この点については、昨年十二月四日お目にかかりました印象と今日とはちよつともかわらないので、ほんとうに感謝しております。ただ、私個人として承りたいのは、二十八年の二月十八日に正式会議をした、しかもそれは法務省の刑事局長室において平田国税庁長官、銀行局、前の刑事局長、それに津田さん、長戸さん、民事局から吉田参事官が出ておられる、最高検の市島検事、熊澤検事、高検から司波、地検から関係検事が出ておる、こういうようなぐあいの会議があります……

第19回国会 行政監察特別委員会 第13号(1954/03/23、26期、自由党)

○田渕委員 証人は益豊商事株式会社、三億昼夜金融株式会社の監査役であるというお話でございますが、さようでございますか。
【次の発言】 益豊商事株式会社は、社長が川上才助さんであつて、保全経済会の印刷等を請負う商事会社であり、三億昼夜金融株式会社は、米人のサムエル・グランドの出資にによる金融会社であるということであるが、川上才助さんを通じて保全経済会の金が動いていると、先般出ました沖崎証人からもちらとそういうことを聞いておりますし一そういうことがわれわれの調査に上つて来ているのですが、これらの関係をひとつ詳しく伺いたい。
【次の発言】 保全経済会の望月君とつまり意見が合わなかつたということは、先……

第19回国会 行政監察特別委員会 第14号(1954/03/25、26期、自由党)

○田渕委員 先ほど店の金を出したというようなお話でありましたが、大体あなたの方の資金の約七千八百万円というのは保全経済会から出ている金ですから、資金はその金から出したのじやありませんか。伊藤君に貸したというやつは……。
【次の発言】 投資であろうとも何であろうとも、保全経済会の金が七千八百万円あなたの方に行つているのであるから、なるほどそれによつて保全経済会から投資を受けたか知らぬが、帰するところは保全経済会の金なんだから、それを結局保全経済会に返したと言つても、保全経済会の金じやありませんかということを伺つたのです。
【次の発言】 保全経済会というのは、御承知の通り全国十五万の大衆から四十五……

第19回国会 行政監察特別委員会 第15号(1954/03/30、26期、自由党)

○田渕委員 先ほど能力が足りなかつたというようなお話がありましたが、その能力とは一体どういう能力が足りなかつたとあなたが言われるのか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 つまり、検察官としてこれを詐欺罪と判定する、割切る能力がなかつたように私は聞いたのですが、そういうのじやなかつたんですか。つまり、すべての能力という意味におつしやつたのですか。ちよつとここに誤解があると思うのですが……。
【次の発言】 最初に日新生命が伊藤斗福を告訴いたしました際のこの事件の係検事が平山検事、小山田検事、山岸検事となつておりまして、最後に山室検事が関係して、そのときに不起訴にしたというようにも伺つておりま……

第19回国会 水産委員会 第24号(1954/04/26、26期、自由党)

○田渕委員 私は今いろいろ伺つておつて、結局資料をいただくということになつて、それはたいへんけつこうだと思う。要は私はこう思うのです。水産庁と地方と自治庁の財政部とが緊密な連絡をとつて行かなければならぬが、それによつて出て来る方法として、今データが出て来る。出て来た結果、そこでどのくらい出しておるかという、地方のこの基金に対するつまり積極的なパーセンテージでも出して、これを具体的に効果あらしめるのには、やはり水産庁が行政的措置をして行くのがいいじやないか。君の方ではここは数字はこうだというて来るけれども、お前のところは一番大事な資金を等閑に付しておるからとか、パーセンテージがよくないところは十……

第19回国会 水産委員会 第38号(1954/10/07、26期、自由党)

○田渕委員 私は中金がお帰りにならないうちに大臣の決意を促し、同時に中金もそれにおいて御安心を願うような意味で、まことに釈迦に説法かわかりませんけれども、明日の閣議で強く石井大臣に御発言を願いたい点について、御参考に申し上げるのであります。御承知の通り北海道は来月に入るともう雪が降つて来ますから、緊急にやらなければならないことに迫られておることは事実です。そこで大蔵省にこの問題を交渉するについて、結論から申し上げますと、大蔵省のつなぎ資金の放出、つまり今までのやつて来たことははなはだ遺憾なことでありますけれども、山口県の佐波郡の出雲村、八坂村の災害の復旧に対して、何でもつなぎ資金を一ぺんに出し……

第19回国会 水産委員会 第39号(1954/10/12、26期、自由党)

○田渕委員 この前の委員会で、水産庁と北海道庁とがデータのとりかわしをして、大蔵省に当るということになつておるのであります。松田君あるいは赤路君からいろいろお話もございましたので、私は重複を避けますが、少くとも今度の北海道の災害は、非常に広汎なものであるから、まずできるところからやつて行かなければならぬ。最も重点的に行くならば、私は岩内町の被害と、漁期を控えておる問題だと、こう思うのであります。そこで先ほどからのお話を伺つてみて、まだわれわれが納得できないことは、先刻岩内町長からここで当委員会に陳情がありましたのによると、道並びに国から一銭のつなぎ資金も行つていない、救援物資が来ただけだ。二十……

第19回国会 懲罰委員会 第1号(1954/06/10、26期、自由党)

○田渕委員 この懲罰委員会は、懲罰の対象となる同派社会党の委員が出席されていないのであります。当の委員が出ておられない懲罰委員会でありますから、われわれはこの懲罰事犯を慎重に審査し、事務上あるいは手続上に漏れ落ちのないようにしなければなりません。もちろん、老練な経歴の深い委員長でありまするし、また委員諸君もその点においては十分注意されておると思います。少くとも、この懲罰の対象となる方々は、議長職権で懲罰に付された者と、高橋英吉君外三名の提案された大石ヨシエ君外四十三名、この二本になります。  そこで、一応、提案者の高橋英吉君からの昨日の本会議における提案理由の趣旨弁明でわかつておりまするし、ま……

第19回国会 懲罰委員会 第2号(1954/06/11、26期、自由党)

○田渕委員 昨日提案者から当懲罰委員会に提案されました大石ヨシエ君外四十一名の懲罰の対象となると言われた方と、懲罰委員会に付せられている人との間に多少の漏れがあるのであります。と申しまするのは、木下郁君、西村榮一君、井手以誠君、この三君が……。
【次の発言】 これは一ぺん提案者から、はつきり説明を願いたいと思うのであります。
【次の発言】 それから、先ほど委員長から、社会党の土井君と松井君が議長をたずねられましたが、議長がおられないため、事務総長に、口頭をもつて、開会劈頭に委員長が朗読されましたような申出があつた、こういうお話がございましたが、私たち断じてこの申出には――申し出ることは自由であ……

第19回国会 懲罰委員会 第3号(1954/06/12、26期、自由党)

○田渕委員 中野委員の提案に対してさらに追加を願いたいのがある。ニュースを見ましても、大石ヨシエ君と萩元たけ子君が出ておるのであります。ことに大石君は洋服が破れておる。それから萩元君は、ニュースを見ましても、まるであやつり人形がひつぱられるがごとく、うしろにひつぱられておるのであります。この二人が上りましたのは、春日一幸君が指示して上つたことは、私も議場において目撃しておるのであります。これは私ばかりではありません。あの議場におつた人は、みな知つております。この大石ヨシエ君と萩元たけ子君に対して、国会職員のいすを下から取上げてあそこにすわらせておるのであります。最も神聖な議長のいすを汚した者、……

第19回国会 懲罰委員会 第5号(1954/06/15、26期、自由党)

○田渕委員 私は、自由党を代表いたしまして、討論をいたします。  去る六月三日の国会における両派社会党議員の集団暴行による大不祥事件は、わが国憲政史上空前の大事件でありまして、民主議会制度を暴力をもつて破砕し、国権の最高機関たる国会の機能を停止いたし、わが国民主議会政治の信を大下に失墜し、内、全国民に対し、外、全世界の諸国に一大衝撃と不安を与えましたことは、まことに遺憾にたえないところであります。第十九回国会は六月三日をもつて終了の予定でありましたが、たび重なる両派社会党の執拗なる審議妨害により、その会期の延長を再三いたしましたことは、諸君御承知の通りであります。本院は、この際率直に、全国民に……

第21回国会 議院運営委員会 第6号(1954/12/17、26期、自由党)

○田渕委員 ただいまの山本正一君の議員辞職の件でございますが、過ぐる国会において、森戸辰男さんが議員を辞職されたことがございます。そのときに、辞職のあいさつをされた例がございますが、今回はどういうふうになりますか。

第21回国会 議院運営委員会 第7号(1955/01/19、26期、自由党)

○田渕委員 鳩山首相の身体の不自由ということにつきましては、私たちもその点については御同情申し上げておるのであります。しかしながら憲法四十一条並びに四十三条の規定に基いて少くとも全国民を代表する議員であります。また各党を代表するその首脳者の演説に対して、登壇されることは当然であります。さらに、前にはすわつて答弁をされておりまするが、少くともその座で答弁するということは、いかにも憲法第四十三条からいつても、私は不見識過ぎると思いますから、その設備をいたしましても、立つて答弁されるという設備をなさるなら異議はございません。
【次の発言】 官房長官がおいででございますから、この際ちよつと官房長官と委……

第21回国会 議院運営委員会 第8号(1955/01/21、26期、自由党)

○田渕委員 ちょっとその前に、事務総長に伺っておきたいことがあります。それは第八十三条の二の――これは二十八ページか二十九ページになるかと思いますが、「又は両院協議会の成案」を削除いたしますと、八十三条の三の「(成案を含む)」というその成案が、こちらに返ってこないのではありませんか。占領下の憲法制定のときと、独立後の憲法第五十九条は基本的な差はないが、独立後の参議院のあり方等についても、制定当時の精神と異なったあり方について、幾多の議論があったことも御承知の通りであります。あれこれ勘案いたしますると、三分の二議決という規定について、第一院たる本院の審議権が少々おかしいような感じに解釈されるので……

第21回国会 水産委員会 第1号(1954/12/14、26期、自由党)【議会役職】

○田渕委員長 これより会議を開きます。  この際一言ごあいさつを申し上げます。今般はからずも私が本水産委員会の委員長の重責をになうことになりました。ふなれでございまするが、委員各位の御協力、御鞭撻によりまして、大過なきを期したい所存でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)  この際理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。現在理事が三名欠員となつておりますから、その補欠専任を行わねばなりませんが、これは先例によりまして委員長において指名するに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よつて、    田口長治郎君  白浜 仁吉君    田中幾三郎君 を理……

第21回国会 水産委員会 第2号(1954/12/16、26期、自由党)【議会役職】

○田渕委員長 これより会議を開きます。  まず理事の辞任の申出の件についてお諮りいたします。理事小高熹郎君より理事辞任の申出があります。これを許可するに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて許可するに決しました。  つきましては、理事の補欠選任を行わねばなりませんが、これは先例によりまして選挙の手続を省略いたし、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは理事に松田鐵藏君を指名いたします。  午前中はこの程度にとどめ、午後は二時より再開することといたしまして、この際休憩をいたします。     午前十一時二十五分休憩

第21回国会 予算委員会 第2号(1954/12/22、26期、自由党)

○田渕委員 私は鳩山内閣総理大臣、大麻国家公安委員長、国務大臣、重光外務大臣、千葉労働大臣にお尋ねいたしたいのであります。時間の制限もありまするから、まず冒頭に鳩山内閣総理大臣に対する質問のうち、先刻大橋武夫君が述べられました冒頭の言葉を援用いたしまして時間の省略をいたします。まず時間の都合もございましようから、大麻国務大臣から伺いたいのでありまするが、その先に千葉労働大臣から伺つて参りまするから、御了承を願いたいと思います。  労働大臣は昨年以来御就任になるまで大蔵委員長をされておつたこと、本年一月三十日の衆議院の公報によりますと、改進党の中央常任委員であり、顧問であるというこの二点をまず御……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第8回国会 通商産業委員会公聴会 第1号(1950/10/26、24期、自由党)

○田渕委員 亜炭と粘土の採掘権に対していろいろあるのですが、公述人が十二時の汽車で帰るということを伺つておりますから、後刻書面で伺いまして御回答願うことにいたしたいと思います。ひとつ公述人に御了解を願つておきたいのであります。

第13回国会 日本電信電話公社法案両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1952/07/28、24期、自由党)【議会役職】

○管理者(田渕光一君) 私が年長者でありますので、衆議院規則第二百五十二條によりまして、管理者となります。  これより日本電信電話公社法案両院協議会協議委員の議長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの福永君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて倉石忠雄君が議長に当選せられました。(拍手)議長に席を譲ります。


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 労働委員会公聴会 第1号(1953/07/05、26期、自由党)

○田渕委員 私は石井さんにちよつとお伺いしたいのですが、たとえば憲法二十七条の権利と義務、または対等の権利というような点から考えまして、今日のすわり込み戦術に対して、一体どういう御意見を持つておられるか。(笑声)先ほど後藤公述人が申されたことく、この労働三権というものに対しては、働かすんば食うべからずというような御意見だと思いますが、たとえば漁村、山村、農村の者がすわり込み戦術をやつたのでは食えない。ところが、官庁の公務員あるいはその他の者は、休暇をとつてすわり込みをする。休暇というものは、休養を目的とするのが休暇であつて、すわり込みをするために休暇をとるのじやなかろうと私は思う。(笑声)こう……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。