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門脇勝太郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

門脇勝太郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


24期委員会出席(無役)TOP50
45位

このページでは門脇勝太郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。門脇勝太郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 商工委員会 第5号(1949/03/28、24期、民主自由党)

○門脇委員 政府御当局に御質問いたします。大体この公團施設というものは、官業的施設をもつて民業を圧迫するものでありまして、國民の自由を拘束する建前は大体原則的に反対であるわけであります。すでに配炭公團は事実上三月末日をもつて期間終了いたしますので、当然これをもつて打切られるものというように期待しておつたのでありますが、あと三箇月延長するという御方針をただいま拜聽したのであります。そこで政府はこの三箇月の延長期間をもつて、こういつた民業を圧迫するものは打切つて、今後はこういう施設によらないものであるか、あるいは三箇月後においても引続きこういつたような公團、あるいはこれに類似したような官業的施設を……

第5回国会 商工委員会 第10号(1949/05/07、24期、民主自由党)

○門脇委員 石炭の炭價に関しまする問題は、これは非常に重大な影響をあらゆる部面に反映する問題であります。ことに炭鉱自体におきましても、この炭價のいかんによつては、相当多数の炭鉱がその生死の岐路に立つ、こういつたような問題にも直面するわけであります。ひいてはそういつたような石炭の生産の増減が、日本の全生産界に非常な影響を及ぼし、せつかくの再建途上におきましてこれは容易ならぬ問題を生む原因になるのであります。そこでこの問題につきましては相当廣い視野において、総合的に考えなければならぬ。一例を言いまするならば、石炭の生産部面におきましても、大生産者のみを擁護してはいけませんし、また極端に恩情主義をと……

第5回国会 商工委員会 第12号(1949/05/11、24期、民主自由党)

○門脇委員 私は本提案に賛成をするものであります。なぜかと言いますと、とうも終戦後國民の気持があらゆる角度から非常に萎縮、圧迫されておるような感じがあります。そこで國民に一つの明るい希望を持たせる意味から、こういつたことを國家が廣く許可をするということが、非常に國民の気持を明るくし、希望を持たせる意味において効果があると考えます。細目についてここに檢討しますると、いろいろな意見もわかれると思いますが、こういうことはひとつ政治力をもつて、気持を明るく轉換づるということのために、ぜひ実現することの方が政治的にいいと考えます。本日は他の重要法案もずいぶんあるようでありますから、このへんで質疑を打切つ……

第5回国会 商工委員会 第13号(1949/05/12、24期、民主自由党)

○門脇委員 本法案は國民の相当大きな分野に影響を與えるものでありまして、非常に関心を持つて待望されておつたのであります。現実にこの法案をながめますと相当不徹底な点もありまするし、またむり点もあります。今日のあらゆる角度から制約されておりますこういつた政治情勢下でありますから、あながち政府当局のみを責めるということもあるいは妥当ではないとも考えますが、しかしとにかく何といいたしても、当面の責任の対象は政治にあるのでありまするから、われわれは國会独自の立場において、やはり批判すべきことは批判し、また見直すべきことは是正してはつきりとしたいと考えます。いろいろ基本論その他につきまして、前二者の方々か……

第5回国会 商工委員会 第14号(1949/05/13、24期、民主自由党)

○門脇委員 私は議事進行について一應申し上げます。ただいま配炭公團法に関しますことが本委員会に提案されておりまして、委員はこれに対してただいま審議をする過程にあるのであります。ところがこの委員会においていかようにこれを取扱うかということについてはまだ未決定であるときに際して、社会党の今澄議員は、この問題をあたかもすでに決定したかのごとく曲解と言いますか、即断と言いますか、これに結論をつけて、そして本日の本会議において緊急質問に名をかりて――私も先ほど本会議場で聞いておつたのでありますが、傍聴席に向つて選挙運動と言いますか、實傳廣告と言いますか、自分の手柄であるということに非常に中心点を置いて、……

第5回国会 商工委員会 第19号(1949/05/19、24期、民主自由党)

○門脇委員 修正案の説明をいたします。これはもういろいろ懇談会において詳しく申し上げてありますから、重複を避けてなるべく簡単に申し上げたいと存じます。  わが國におきますところの中小企業者の分野というものは、國間柄非常に廣範囲でありまして、中小企業者の動向、立場というものが國家に対して相 当重大な影響を與えるということは、喋々いたすまでもありません。そこでこれが保持、育成は、政府としても非常に重要視されておるわけでありま す。特にこの終戦後いろいろの経過がありましたが、最近における九原則並びに自立経済に直面しまして、今や中小企業者は金融の面からも、また集中生産によりまする企業整備の面からも、非……

第5回国会 商工委員会 第22号(1949/05/22、24期、民主自由党)

○門脇委員 農林政務次官の御出席を得ておりますので、この際に農村向けの繊維製品の取扱いに関しますことにつきまして、御質問申し上げたいと存じます。農村向けの繊維製品の配給取扱いにつきましては、統制経済が始まりました昭和十四年以來非常に紛糾いたしておるわけでありまして、当時商工大臣、農林大臣の政治折衝によりまして、農村向けの衣料品については商業協同組合系統、当時のいわゆる全購迪系統であります。それと現在のいわゆる農業協同組合系統になるのですが、この農業協同組合と折半という政治折衝で一時落着いたしまして、爾來その趣旨に沿うて相当期間継續されておつたのであります。終戦後いろいろ経緯もありましたが、この……

第5回国会 商工委員会 第23号(1949/05/26、24期、民主自由党)

○門脇委員 繊維関係のうち繭、生糸を原料としまするところの絹製品、あるいは生糸と人絹糸とをもつて交織しておりますところの交織織物、あるいはくず繊維を原料としますところのガラ紡とか特紡、こういつたものを統制のうちから解除するという計画が、相当前から政府において進められておつたわけであります。中間報告はたびたび伺つたのでありまするが、從來の話に相違して実施が非常に延引しておりますが、その間の経緯並びに今後の予定、そういつたことについて政府当局から詳細に伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお話で、もう一段克明に答弁していただきたいのですが、ガラ紡、特紡は織物になりました以後は統制が解除され……

第5回国会 商工委員会 第26号(1949/07/20、24期、民主自由党)

○門脇委員 纎維に関する点について政府当局に御質問申し上げます。五月末以来順次絹織物、次いで交織織物並びにくず纎維を原料といたしますガラ紡あるいは生糸、こういつた部面が全面的に統事制のわくから解除されたわけであります。折柄物價高に伴う購買力の低下と金詰まり等が原因をいたしまして、統制を解除されました纎維製品が、最近では價格が非常な暴落を來しているといつたような現象に直面しているのであります。業者側としましては、生産者にしましても、あるいは、卸、小賣業者にしましても、手持商品のこういつた大暴落ということは非常な痛手でありますが、しかしながらこれによつてインフハを抑止し、かつ消費者面に非常な公益を……

第5回国会 商工委員会 第27号(1949/07/21、24期、民主自由党)

○門脇委員 繊維問題につきまして、最後に一言通産大臣に要望いたしておきます。先刻高木委員から人造繊維の統制解除を、至急に敢行せられんことの要望があつたのに対しまして、通産大臣はきわめて抽象的な答弁をされたのでありますが、昨日繊維局長から、繊維局長個人の見通しでありまするが、人絹は統制解除いたしたいが、大体その準備期間が年内一ぱいくらいかかるだろう、こういつたようなお話があつたのであります。それに対して高木委員は、もつとこの統制解除の時期を促進する意味において、先刻の発言があつたと私に考えます。現状を見まするに、人絹のごときはすでに價格の点におきまして、普通の取引相場がマル公をはるかに下まわつて……

第5回国会 商工委員会 第31号(1949/09/01、24期、民主自由党)

○門脇委員 繊維に関する件につきまして当局に質問いたします。  先月二十六日にシヤウプ税制使節團一行の税制改革に関する勧告文が発表になつたのでありますが、その中に織物消費税撤廃に関する件があります。これは織物が國民生活の必需物資であつて、こういつた性質のものに課税することは不当であるという非常にきわめつけの撤廃論でありまして、私ども常にこのことを主張いたしておつた者といたしましては、たいへん同感をいたしますとともに、厚く感謝をいたしておるような次第であります。しこうしてその内容を見ますると、大体撤廃の時期は來年の三月一日からと指示してありますし、また現在四割に及ぶところの高率な課税物につきまし……

第5回国会 商工委員会 第32号(1949/09/08、24期、民主自由党)

○門脇委員 幸い大蔵大臣も御出席になつておりますから、通産大臣にもあわせてお考えを拜聽したいと思います。先回の商工委員会においても御質問申し上げたのでありますが、シヤウプ博士の勧告文の発表によりまして織物消費税が來年三月から全廃になり、またその間の暫定処置として現在四割の高率の品種については、來年一月からこれが一割に縮減される。この二つの問題が繊維産業界に非常な衝撃を與えまして、生産者及び卸、小賣段階ともに今非常な氣迷いになつておるのです。これらに対しまして政府の明確な方針がなるべく早く発表されることを今非常に待つておる。そういう時期でありますので、先般も大蔵大臣並びに通産政務次官に、この問題……

第5回国会 商工委員会 第33号(1949/09/09、24期、民主自由党)

○門脇委員 私は緊急動議を提出いたします。繊維に関する件につましてはしばしばの委員会におきまして、政府当局より種々説明を聽取いたして參つておるのでありまするが、最近ますます繊維対策は重要性を加えつつあるのであります。よつて当委員会といたしましても、これが対策の樹立に、自主的努力を払う必要を痛感いたす次第であります。ついてはこの際現下の繊維事情の調査並びに繊維対策樹立の便宜上、当委員会に繊維対策小委員会を設置いたしますることが、最も適切なりと信ずるものであります。よつて本委員はここに本委員会内に繊維対策小委員会を設置せられんことを、緊急動議として提案いたします。

第5回国会 商工委員会 第34号(1949/10/05、24期、民主自由党)

○門脇委員 中小企業問題についてまず第一に当局に伺つて、いろいろ御質問申し上げるわけであります。通産大臣並びに政務次官が見えていないことを非常にさびしく感ずるのであります。中小企業廳の記内部長に対していろいろ御質疑申し上げるのでありまするが、どうも伺かしらお気の毒でいたいたしいような感じがありますけれども、これも卸職掌でありまするから、元気よくやりたいと思います。よろしく。  中小企業対策問題がいたずらにどうも声のみ大にして、その実があまり上つていないということは、前会におきましても非常に遺憾であるということを申し上げましたが、この点につきましては、與党である民自党の一員である私どもの立場とい……

第5回国会 商工委員会 第35号(1949/10/06、24期、民主自由党)

○門脇委員 昨日の委員会におきましても、中小企業問題並びに貿易問題の質疑をいたしたのでありますが、昨日はどういつた風の吹きまわしか、政府側の御出席がきわめて寥々たるものでありまして、いささか通産省におかれては國会を軽視しておられるのではないか、こういつたような感じを受けたのであります。昨日委員会としましてはこれに対して一應遺憾の意を表したのでありますが、本日は大臣、政務次官初めお歴々が大よそそろつて御出席になりまして、この点非常に欣快に存じます。  さて中小企業問題につきましては、昨日記内振興部長といろいろ問答を重ねたのでありますが、從來この問題に対しまして、政府側のいわば宣轉と申しまするか、……

第6回国会 通商産業委員会 第2号(1949/11/08、24期、民主自由党)

○門脇委員 私は電気の停電に関しまする質問であつたのでありますが、すでに有田氏から委曲を盡されたのでありますから、有田氏の質問で徹底しなかつた点だけを簡單にひとつ御質問申し上げたいと存じます。  先ほど政府から、いろいろ後説明があつたのでありまするが、いかなる説明がありましても、何と言つても国民がこうむつておる大きな迷惑という現実に対しましては、政府がこれは当然責任を持たるべきものであると私は考えます。なぜなればこの電気事業は日発にいたしましても、また各地区の配電会社にいたしましても、これは独占企業であります。しこうしてこの独占企業に対して政府がこれを監督し、統制しておられる。この独占企業が国……

第6回国会 通商産業委員会 第5号(1949/11/11、24期、民主自由党)

○門脇委員 ただいま政務次官の話を聞きますと、織物消費税が意外に早く来年一月一日から全面的に―あまりこまかい数字は言わぬということでありますが、とにかく下るということであります。そこで下ることはたいへんけつこうでありますが、現在卸売団体、小売団体が相当量の手持ちをしている。小売団体の話によりますと、全国で四十億以上の手持ちをしている。そういつたような厖大な手持ちをしているものが、かりにここで四割という高率課税がなくなるということになりまずと、当然四割の価格が低落するということが、これは理論なんです。業者がそういう厖大な欠損をいつときに来す。これは小売段階だけの話でありますが、卸段階の手持ちも相……

第6回国会 通商産業委員会 第7号(1949/11/15、24期、民主自由党)

○門脇委員 日本の経済再建が、貿易に負うところ将来多いということは、もちろんでありまして、そういつた意味において、特にこの輸出品の品位を保持するために、こういつたような取締法規を嚴重にされることについては、大体において異議がないわけでありますが、これに関連して二、三政府に向つて質問申し上げたいと存じます。  先般繊維懇談会を開催いたしまして、繊維の滞貨品の処置について、政府の所信をただしましたところ、当時御出席になつた係官の話によりますと、現在繊維製品が、貿易公団手持ちのものが、大体三百億円見当あり、そのほか民間の滯貨が六十数億円、こういつたような厖大な滯貨がある。ついては今回貿易公団が近く解……

第6回国会 通商産業委員会 第12号(1949/11/24、24期、民主自由党)

○門脇委員 特別鉱害復旧臨時措置法案につきましては、先日政府当局から一応の御説明をいただいたのであります。その後資料を頂戴しまして、いろいろと内容を検討してみたのでありまするが、大体戦時中のいろいろな損失に対しまする補償行為に対しましては、一応打切るということが原則になつておるように私は存じておるのでありまするが、しかし今回の鉱害の場合につきましては、その損害を受けておりますところの関係の範囲が、その事業の当事者でなくして第三者、一般国民大衆に及んでおりますので、こういつたような現実の一つの土地の鉱害に対しましては、これは国家としましても、これに対して適切な復旧処置を講ずるということが必要かと……

第6回国会 通商産業委員会 第16号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○門脇委員 私は最後の質問でありますので、ごく簡單に申し上げたいと考えます。  先ほどの關内君の質問に対しまして、政府の答弁が徹底を欠いておるようでありますから、私はいま一度この点について答弁を求めたいのであります。というのは、先般の質問に際しまして、政府のお話によりますと、今回の鉱害は、いわゆる戰時中の強行出炭に基因したことが中心になつて、その対象になつておるということでありますが、しかしてこの強行出炭は、特に九州筑豊地区並びに山口の二部地区がその対象であつたというようなお話でありまして、同僚議員からそれに関連する政府通牒の書類を御提示願いたいということの希望に対して、本日関係書類が配付され……

第6回国会 通商産業委員会 第17号(1949/11/30、24期、民主自由党)

○門脇委員 輸出信用保険法案につきまして、その内容について政府にいろいろ御質問申し上げたいと思います。これは大体最初の御計画では輸出補償法案といつたような相当範囲の広いもので、御計画になつておつたのでございまするが、いろいろな御事情があつて、大方全体のスケールが縮小されたような感じがいたします。従つて質問もこの限度内で非常に小さくなるわけですが、この案によりますると、第二条において、保険会社というのは外国保険会社に限る。現在の経済情勢なり、また国際情勢から考えて、おそらく日本保険会社がこういつたことの対象になるということは、実際的にあり得ないことだということは納得がいくわけでありますが、外国保……

第6回国会 通商産業委員会 第19号(1949/12/02、24期、民主自由党)

○門脇委員 議事進行について……。ただいま田代委員の発言中、同僚委員が熱意を欠いておるといつたような言葉があつたのですが、われわれは非常に熱意をもつてこの問題を議しておるわけでありまして、そういつたことはいささか同僚議員に対する信義的な発言でないと考えますから、これは正式にどうのこうのというわけではありませんが、一応ごく示談的でけつこうですから委員長からしかるべく御処置をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 非常に緊急を要します関係上、大分時間もたつておるようでありますけれども、特に質問したしたいと存じます。なお繊維に関する質問につきまして、大蔵省の関係が非常に多いので、大蔵大臣並びにそ……

第7回国会 通商産業委員会 第2号(1949/12/20、24期、民主自由党)

○門脇委員 電力料の改訂があるということは、かねがね伺つておつたのでふります。ちようど今月の五日から十二日まで、大体議会が自然休会に入つたということでありましたので、私どもそういつたような議会の事情に応じまして、実は地方の方へ報告演説に参つたのであります。留守中に突如として、十三日から電力料の改訂がある、こういつたような御予定のために、急遽委員会が開催されたということを、帰つて聞いたわけでありまして、自然その十日、十一日の委員会には、私ども不参をいたしたわけであります。そこで私どもそれを聞いて、端的に申しますると、非常に不満に思つた。いやしくもこの電力料の問題は、現在国家の産業の復興と、不可分……

第7回国会 通商産業委員会 第5号(1950/02/03、24期、民主自由党)

○門脇委員 私、少し遅刻しましたので、せつかく政府から説明がありましたことを拜聽しておりませんので、あるいはその点多少行き違いがあるかとも思いますが、一応この機会にお伺いいたしたいと思います。この産業復興公団は、大体性格的に戰後におけるところの一つの暫定的施設であると、私は考えております。従つて漸次復興も緒につき、ことに最近大体物資の統制が解除されまして、ほとんどとも言つていいくらいに、自由経済に復帰されつつありまするからして、従つてこのような仕事は、今後民間において十分に処理し得る、こうも考えるのでありますが、政府は大体この施設を将来どういうような方針によつて、存続せしむべく考えておられるか……

第7回国会 通商産業委員会 第6号(1950/02/06、24期、民主自由党)

○門脇委員 通産省に所属いたしまする公団に対する通産大臣の政策の一環としてお伺いいたします。先般、繊維貿易公団の滞貨品とでも申しまするか、手持ち商品のうち、絹、人絹等の繊維製品が約三十億円ほど、相当大口に分割されて払下げ売却されることになつた。ところが御承知のように絹、人絹業界というものは、昨年の春以来商品が非常に暴落いたしまして、遂に昨年の年末のごときは一つの恐慌状態に入りまして、現在でもその域を脱していないのであります。そういう情勢でありますからして、この三十億円近い莫大な商品が、政府の手持ちから民間に払い下げられたということは、業界に対する非常な脅威になりまして結局この恐慌状態にある上に……

第7回国会 通商産業委員会 第9号(1950/02/15、24期、民主自由党)

○門脇委員 ただいま本委員会に上程されておりまするところの、産業復興公団法の一部を改正する法律案につきまして、民主自由党を代表しまして本案に賛成の意見を、簡単に申し上げたいと存ずる次第であります。  産業復興公団の従来規定されましたところの金融先である復興金融金庫が、その貸出し業務を停止するに至りましたために、新たに運営資金を借入れるために、適当な借入れ先を定めたいというのが、本案の骨子であります。そこで産業復興公団自体としましても、本年度におきましては、相当收入の予定があるのであるが、しかし内部運営の操作その他の観点から、時期的のずれもあるという内容も、政府の説明によつてよく了解したような次……

第7回国会 通商産業委員会 第13号(1950/02/24、24期、民主自由党)

○門脇委員 この機会に現下の重要問題であります中小企業対策について、池田通商産業大臣の御所見をお伺いいたしたいと存じます。  現下いわゆる中小企業の段階に属しております商工業者が、極端な窮迫状態に陥つておることは、あらゆる角度からすでに論議し盡されておりまして。ことに最近では三月危機説も叫ばれておるような状態であります。すなわち二月から三月にわたつて行われます申告所得税の確定更正決定にからんで、税額千五、六百億円が政府によつて吸い上げられる、これに対して政府は見返り資金の放出あるいは復金債の償還その他によつて資金の還元をはかつて、相当に緩和すると言つておられるのでありますが、現在のごとく逼迫し……

第7回国会 通商産業委員会 第15号(1950/03/03、24期、自由党)

○門脇委員 先日の本委員会で、中小企業対策に関しますることにつきましては、一応私としましては質問をいたし、またこれに対してるる池田通商大臣から御説明、御答弁があつたのでありますが、本日は特に緊急質問というような立場において申し上げたいと存ずる次第であります。  一昨日の院内で行われました通商産業大臣と、新聞記者諸君との会見において、主として中小企業の現在の苦境に関しまする問題の話が交換されたようでありまするが、この談話の内容が、昨朝の各新聞紙に発表されましたことが、現下苦境に呻吟しておる中小企業界に対しまして、きわめて刺激的であり、不穏当な政府の所見である。こういう建前によつていろいろの反響を……

第7回国会 通商産業委員会 第17号(1950/03/11、24期、自由党)

○門脇委員 大臣お急ぎのようでありますから、一問だけ大臣にお答え願つて、あとまたゆつくり政務次官にお伺いしたいと思います。  帝国石油会社法の廃止によりまして、帝石会社は従来の国策会社の境域から離れまして、今後は純然たる民間会社となるわけでありまするが、大体戦時中において非常時体制のもとに立法されましたことは、非常にむりが多いこと、矛盾が多いこと、これは私が喋々するまでもないのであります。この帝石会社のごときもその一例でありまして、戦時中において非常時体制のもとに、従来のあらゆる民間会社が有しておりましたところの石油鉱区を、極端な言葉を使いまするならば、一切を強奪してそうして、帝石会社というも……

第7回国会 通商産業委員会 第22号(1950/03/22、24期、自由党)

○門脇委員 ただいま提案になつております中小企業等協同組合法は、ちようど昨年の第五国会におきまして、われわれ委員が当選早々に本委員会で審議いたしました法律案でありまして、いろいろこれにつきましては思い出を持つものであります。なほ特にその当時中小企業庁の振興局長として、この法案制定に御参画になつておりました小笠氏が、このたびはめでたく中小企業庁の長官に就任されましたことにつきまして、今後の中小企業対策行政に関しまして、何かと好都合である、こう考える次第であります。つきましては、大体有田先輩から質問がありまして、相当要領を得たのでありまするが、先ほどの小笠長官のお話によりますると、政府としては今後……

第7回国会 通商産業委員会 第23号(1950/03/23、24期、自由党)

○門脇委員 中小企業対策問題につきまして、きわめて簡単に二項目だけ、大臣の所見をお伺いしたいと思います。  第一項目は、これは金融でありますが、最近政府においてもこの問題を重点的に扱われて、相当広汎にわたつていろいろ手をお打ちになつていることは、私どももその点は認めているのであります。そこで結局政府のお打ちになる手は、銀行あるいは無盡会社、信用組合等の金融機関までは、相当に手を打つて、金もおまわしになつている。ところが実際に、それらの金融機関から中小企業者の当事者にその金を貸すということは、要するにこれらの金融機関の負担なり責任において、その貸付が行われるわけであるのであります。ところが金は借……

第7回国会 通商産業委員会 第24号(1950/03/24、24期、自由党)

○門脇委員 ただいま提案に相なりました中小企業協同組合法の一部を改正する法律案につきまして、私は自由党を代表いたしまして、若干の希望を申し述べまして、賛成の意を表する次第であります。  御承知のごとく、中小企業等協同組会法は、昨年春、総選挙直後の第五特別国会におきまして、われわれが審議いたしましたものでありまするが、今般の改正案は、当時におきましても、私どもがその修正を希望いたしたのであります。しかるに当時微力にして及ばなかつた次第であります。その意味合いにおきまして、今次改正は百尺竿頭一歩を進めたものと言わざるを得ないのであります。  この改正案の実施によりまして、多数の組合員をもつて構成せ……

第7回国会 通商産業委員会 第39号(1950/04/28、24期、自由党)

○門脇委員 政府は今般電力事業再編成法案並びに公益事業法案の二つを提案されたのでありますが、二つとも国家再建、産業の復興に密接不可分の関係を持つものでありまして、非常に重大法案であることは、あえて私が喋々説明するまでもありません。しかるにかかる重要法案を会期きわめて切迫しております今日、御提案になつたことまた審議開始にあたりまして国会を牽制する意味ではなかつたということは信じますが、先般高瀬大臣が経済科学局のケネデイ氏との会見談をやや誇大に放送しておる。これらの事実からして国会が国権の最高権威であるということを、はたして大臣は十分に認識をしておられるかどうか、こういうことについて、いささか不審……

第7回国会 通商産業委員会 第43号(1950/05/02、24期、自由党)

○門脇委員 ただいま上程になりました本案につきましては、質疑並びに討論を省略して、ただちに採決に入られるよう、ここに動議を提出いたします。

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第7号(1950/10/03、24期、自由党)

○門脇委員 この機会に二つの問題につきまして政府当局に御質問申し上げたいと存じます。  第一は未復員者に対する給與の問題でございますが、現在月額三百円ずつ給與されておる、こう私どもは承知しておるのであります。月額三百円というこの給與額が、現在の社会情勢にかんがみまして非常に低額である、低過ぎる、賃金ベースから割出しましても、あらゆる角度から比較いたしましても、非常に低過ぎる。ことにこの未復員者を一家の生計の中心にしておるといつたような留守家族におきましては、非常にこれがために生活に難澁を来しておる。私ども関係者がしばしば陳情を受けます。現在この未復員者の給與のほかに、家族手当等も支給されておる……

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第12号(1950/11/18、24期、自由党)

○門脇委員 ただいま懸案につきましてるる委員長から御報告がありまして、大体今その内容を了承したわけでありまするが、未復員者給与法の一部を改正する法律案は、小委員会において慎重に審議されたものでありまして、この内容によつて委員会においてこれが法律化するようにしかるべく御手配賜わりたい、こう考えます。この小委員会の決定案に対して委員会としてこれに全面的に賛成するものであります。  なお引揚者の住宅問題につきましては、先般行われました各地の委員の視察報告によつて見ましても、きわめて現在悲惨な状態でありまして、速急にこれらに対しまして相当大巾の対策を講ずべきであるということは、これは議論の余地のないと……

第8回国会 地方行政委員会 第20号(1950/10/10、24期、自由党)

○門脇委員 最近地方へ参りまして、地方における地方税の経過につきいろいろな話を聞いたり、陳情を受けたりしたわけでありますが、午前中にもお話がありましたように、市町村民税並びに固定資産税が相当高率に上つたということが、深刻な不平の原因でありまして、いろいろ政治に対する非難を聞いたのであります。私どもは與党という立場でありますから、何とかしてそういつたような不平を緩和したいというような考え方から、国税が下つたのであるから、若干地方税が上つたということは、これはしんぼうしたらどうかというような意味合いで話をしたのであります。ところが国税が下つたということも事実でありまするが、そのことは総額の問題であ……

第10回国会 水産委員会 第6号(1951/02/06、24期、自由党)

○門脇勝太郎君 ただいまの田口委員の御発言に関連しまして、時間の関係もあるようでございますから、ごく簡單に、意見を開陳して、当局の御意向を聽取したいのであります。詳細はただいま田口委員がお話になつたと同じでありますが、要するに漁獲に対しまするリンク物資として供給しておりますところの商業協同組合なるものが、これはいわゆる中小企業者でありまして、この中小企業者の団体が、先ほど田口委員からもお話になりましたように、全国ざつと通算いたしまして九千万円、手持ちのうち、ざつと半額が、その当時値下りによります欠損でありまして、この欠損をこれらの中小企業者が現在負担しておるのであります。これがためにこれらの関……

第11回国会 通商産業委員会 第6号(1951/10/05、24期、自由党)

○門脇委員 私は主として中国地区の電力問題について政府の御決意をお伺いしたいのでありますが、ちようど今、の同僚今泉君の御質問と関連性がありますので、この機会に私は割り込んで行きたいと考えます。中国地区は、電力問題につきましては過去におきましても現在におきましても、日本の九分割地区の中でも一番虐待されている。しかし同じ国内の電力会社からいつて、中国団地区だけが虐待されるということは非常に悪い政治なんだ、こういう悪い政治を幾らかでも是正するために公益事業委員会というものがあるのでありますから、公益事業委員会がもう少し常識に共いて機能を発揮してもらわぬといかぬ。ただいまこの席上に参りましてから議会事……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 商工委員会労働委員会連合審査会 第1号(1949/05/10、24期、民主自由党)

○門脇委員 大分問題が労働委員会独自の分野に入つておりますからして、合同審査会は本日はこの程度で休憩されんことを望みます。
【次の発言】 合同審査会はこの程度において打切り、最後の決定をされんことを要望いたします。

第6回国会 観光事業振興方策樹立特別委員会・通商産業委員会連合審査会 第1号(1949/11/26、24期、民主自由党)

○門脇委員 国有ホテルのの委託経営は非常に不親切な所がある。これは今後外客を誘致する場合においてもぐあいが悪いと思うのであります。また主務官庁は運輸省でよいと私は思います。

第7回国会 法務委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1950/04/08、24期、自由党)

○門脇委員 ただいま提案になりました商法の一部を改正する法律案に関連しまして、二、三の質問をいたしたいと存じます。現在の経済情勢下におきまして、株式会社の立場はきわめて重大でありまして、ほとんど経済界の基盤をなしておる現状であるのであります。従つてこれが改正また今後の動向に関連しまして、経済界の興廃に密接不可分の影響をもたらすものでありまして、この点につきましては最も愼重審議を要する次第であります。つきましては今回商法の一部改正ということになつておりますが、内容がなかなか浩翰でありまして、相当広汎にわたつておるようであります。その法理的な点につきましては、法務委員諸君よりそれぞれ愼重御審議があ……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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