このページでは薬師神岩太郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。薬師神岩太郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○藥師神委員 ちよつと基本的な問題について一、二お伺いしておきたい。この引揚げを促進するという問題は、むろんみな一樣に要望していることでかわりはないのでありますけれどもこれまでに六百十八万五千の人が引揚げて來ておる。それから四十七万の人が残つておるのでありますけれどもその間における一般の在外同胞と、それから軍関係の人たちの問題がはつきりしていないと私は思う。新聞の資料や何かによつておられるのかどうか知りませんけれども、たとえば住宅問題にしても四億五千七百万円の予算を云々と言われますけれども、私は今の引揚げ途上における病人の救護とか、あるいは茶の接待は縣がこれを受持つということは一般的の問題であ……
○藥師神委員 この農業課税に関する主税局の方針と言いますか、何かパンフレツトのようなものができておる。私ちよつと先般見たのですが、あれを一つ委員に参考にもらつてもらいたいと思います。それは委員に一部まわしてもらいたいと思うのでありますが、食糧管理局の方の今の農業所得に対する課税の取扱いに対するところの御提案ですが、他の事業所得と同じように、この家族に対しても基礎控除をするということも、あるいはこの超過供出に対するところの源泉課税を農民に持つて行くことも、しごくごもつともである。われわれはむろん賛成はするわけですが、これだけでも実現ができればけつこうな話であると思うのですけれども、しかしこの農業……
○藥師神委員 ちよつとお伺いしたいのであります。先般安本あるいは林野局、その他の説明を聞いたのですが、現行の五十五億円では大体結論から言えば金が足りない。やれないから、縣外輸出の分だけを政府が買い上げて、縣内消費の分は地方統制にする。まきも一切買わない。そういう御意見だつたと思うのでありますが、われわれが考えてみると五十五億円あれば十分從來通りの買上げができると思うのです。それで私はまきの統制をはずすことも、あるいはまたさらに進んでは木材の統制をはずすことも、今日の段階ではむしろ公定價格よりもやみ價格の方が下まわつておる現状であるからいいと思う。ところが木炭の面は非常に生産との関係が重大であつ……
○藥師神委員 私はこの際希望を申し述べておきたいと思います。時間の関係もありますから、こまかい点には触れぬことにいたします。大体この公團法ができて、石炭配給公團あるいは石油配給公團、この二つのものが頭を出したのは二十二年の春だつたと思う。このときにはこの公團法には、議会の空氣もほとんど反対の意見が横溢しておつたのでありますが、当時公團法に反対する者は名を調べろというようなデマがずいぶん飛んだのであります。この当時の議会の空氣から言えば、戰時中あのくらいに強力に各方面にわたる統制をしておる時代でさえやらなかつたものを、終戰後においてこういうふうに組織を、全然官僚統制とも言うべきような実体にかえて……
○藥師神委員 昨日のこの委員会で、食糧政策の問題について相当眞劔に討議されておつたのでありますが、私はこの問題について、一応大綱の問題について農林大臣にひとつ説明を聞いておきたいと思うわけであります。 日本の現下の情勢において、食糧自給の態勢を整えるということが、最も切実な問題であることは申すまでもないのでありますが、私ども研究と申しまするか、これまでの何から考えてみると、これは私は容易な問題でないと思うのでありまして、容易ならぬというよりも、むしろ一言にして盡すならば、自給自足は今日の段階においては、はかれないといつてもよい情勢にあるの事ではないかと思うのであります。だからといつて、食糧政……
○藥師神委員 問題は、要約すると現在の獸医手をどうするかということに帰着するのではないかと思うわけでありますが、現在の米國の側などをあげられたけれども、大体集團飼育をやつておる所は、獸医師は少しで済むわけです。日本のごとく、ほとんど無家畜農家のないように、一戸ごとに家畜を使用して行くという所において、現地におつて調べて行くと、かりに一村一人の獸医師があつても、これは実際問題として行き届かない。実に困るわけです。ただ問題は、人間を扱う医師や何かから見ると、收支の関係から言つて、相当町村で補助しなくては獸医師を置けないようなところもあるわけですけれども、われわれの希望するところは、組合に獸医師を置……
○藥師神委員 それではちよつとお伺いいたします。この自治監査の廃止について、これまでやつていた監査連の経過を見ますと、相当單位組合から負担金を徴收しておるのであります。それで監査連の方へ政府の方からの助成金がなくなつたために、監査連は、自立ができなくなつた。それでこの過渡期に処するために、つまり会員募集と申しますか、相当單位組合から金を出させているわけです。われわれはこれは当然もうつぶれるのではないかという感じを持つておつたわけであります。各府縣に設けられた監査の機関というものは、できれば地方廳と相談をして、その職員もその方へ吸收するというような中央から指令が來ておつたはずであります。それで各……
○藥師神委員 二、三お伺いしたいと思います。午前中からいろいろ質疑應答を承つておつたわけでありますけれども、競馬そのものの主目的がきわめてあいまいである。答弁の中には、畜産獎励だと言うし、明るいスポーツだと言い、大衆娯樂を大部分意味しておるとこう言い、あるいは一面今日の控除率の高率な点から見ると、先ほども質疑の中にありましたが、浮動購買力を吸収して國庫收入の財源に充てる、こういうふうに三つの見ようがあると思いますが、しかし今日行われておる國営競馬を見ますと、控除率のきわめて高率だという点から見ますると、むしろ射倖心を基底として國庫收入をはかつておる、こう言つても私は過言ではないと思うわけであり……
○藥師神委員 食糧確保臨時措置法の問題についてお伺いする前に、関連性を持つておりますから、物價廳の政府委員にお伺いしたいと思います。今も質疑應答された木材などは、公定價格が幾たびも更正されたのでありますが、しかし常にこの木材の價格は公定價格よりも下まわつておるのであります。下まわつておるところでまた上げておる。そして順次また今度引上げた價格にある程度は追いついて來ておるけれども、常に相対的に言えば公定價格を割つている。これに対する差益金の基準というものはどういうところへ置いておられるか、これを伺いたいと思います。たとえば一石五百円のものが六百円になつた場合において、公定價はわずかに五百二三十円……
○藥師神委員 大体政治問題化しているわけで、あまり事務当局をどうしようという考えは持つておりませんが、ただ事務当局の責任の所在だけは、この際明らかにしておく必要があると思います。ここに過去十年にわたつてやつている特別会計の表が出ているけれども、私たちの知れる範囲においては、これは机上でこしらえたものであつて、一回のたな卸しも行われていないと思う。もしそれが行われているならば、特別会計はすでに破綻に瀕しておると思う。第五國会の初期に、農協関係と議会側と林野局の方の関係で懇談会を開いたとき、林野局長官はどういうことを言つているかというと、ガスまきは買わない。縣外移出のものだけは買う。縣内消費の部分……
○藥師神委員 ちよつとお尋ねしたい。この薪炭の特別会計の方は、一般会計からこれまで経営費については繰入れがあるのですか、ないのですか。つまり木炭の收買と今度卸賣業者に渡すマージンともいうべきものでまかなつて行くのかどうか。これをお聞きしたい。それから今の政府の手持ちの木炭三十七万トンほかまき類の総價格はどれくらいで、今收買價格がそのうちどれだけまだ未支拂いになつているのか、この点を聞きたい。それから政府手持ち以外に生産者ないしは集荷者の手持ちに属しているストックが相当あるのじやないか。この点を大体の見込みをまず承りたい。
【次の発言】 相当井上委員から詳細な質問があつたわけでありますが、火災に……
○藥師神委員 ちようど今災害地の税の問題についての質問がありますから、関連して一、二お伺いいたしたいと思います。 今度のデラ台風の災害でも、各府縣によつて非常に被害の情勢が違うのであります。今主税局長は、こういう問題は現実について檢討してやるという抽象的な御意見でありますけれども、これは大藏省の方でも災害地の状況というものは、災害が起きたと同時に早急にこれを檢討しなければならぬと思うのであります。これは大藏省の出先機関ではやる余裕はない。いわんや各税務署においてこういう被害調査は実際なかなかできないと思うのでありますが、どういうところを基準にしてこれまでやつておられますか。それをまずお伺いい……
○藥師神委員 時間がないようでありますから、簡単に蚕糸局長に一、二お伺いいたしたいと思います。 御承知のごとく各府縣の農業会というものが解体しておりまして、新たに協同組合が生れたのであります。それで私はこの蚕糸行政との関連性について責任のある御答弁を願いたいと思うのでありますが、この農業解体後におけるところの農業協同組合は、いわゆる下から盛り上る力によつて自主的に生れた。それで各府県においてあるいは農協連に養蚕の方を包合しておる所もあり、あるいは独立しておる所もあり、これは各府県の情勢によつて違うのでありますけれど、しかしこれまでに至るところの蚕糸行政、むしろ養蚕の面でありますが、この点につ……
○藥師神委員 木炭の問題について二、三お伺いしたいと思います。以前に林野局長から提出された現物不足調べというのは十八項目にわかれておるのですが、これは、これらの原因によつて各個に数字が一つも出ていないからわからぬのですが、これは正確な数字が握られますか。握れるとすればその表を出してもらいたいのです。たとえば現品が未生産であるのに支拂証票を発行したものは幾らあるか。これらの内容をわれわれは検討する必要があると思うのですが、これは十年間たな卸しをしなかつたから正確な数字がつかめるかどうか。この点を最初にお聞きしたい。
【次の発言】 これは的確な数字ですか。
○藥師神委員 この際はつきりしておきたいと思うことは、午前中の井上委員の質問に対する会計檢査院の第二局長の御答弁が、私にははなはだのみ込みかねるわけであります。結局局長の御意見から結論を得てみると、この事故というものはすべて二十三年度に発生したことになるわけであります。これがなるほどおつしやつたように、委託檢査を農林大臣にまかしている、その報告に基いてわれわれはやつているのだから、過去においては過失がないという言分でありますが、会計檢査院というものが、檢査を受けるべき立場にあるところの農林大臣に委託檢査をさすということが、会計檢査の建前上から言つて至当なものとお考えになりますか、まずその点を私……
○藥師神委員 大藏当局が見えておらぬので、農政局長にのみ要求してもどうかと思いますが、災害地の復旧に対しては今農地改良などについても、四囲の状態からいろいろむずかしいようでありますが、しかし今度の災害については、どうしてもこれは了解を求めて早急な対策を講じなければならぬと思います。これらに対しては、單に農業関係のものばかりではない、あるいは水産関係のもの、一般土木関係のもの、各種にわかれるわけでありますが、これらについては政府の助成が相当大幅に認められることをわれわれは期待しておるわけであります。しかし目下の情勢としては、これが思うように達成できるかできないかはわからないわけでありますが、いず……
○藥師神委員 私は先々月の委員会に、つまり整理と木炭代の未済の処理及びこの製炭資金の問題とは別個に考えられることを希望しておつたのであります。言葉をかえて言えば、債権を回収して、それを木炭未払代金に充当するというような緩慢なことでは、非常に現在こげついておる未払代金のために、生産者その他が非常に困つている現状にかんがみ、この意見を吐いたのでありますが、今度一般会計から予算措置によつて赤字補填に充当する。あるいは薪炭手形の返済に充てるというようなのは、今井上委員からいろいろ議論があつたのでありますが、しかしその大蔵当局の予算委員会で説明したという五十四億七千万円というものは、結局日銀、薪炭証券の……
○藥師神委員 きのう産米の補正の数字の問題について、作報と食糧庁の方でいろいろ調査があつたのでありますが、どうもわれわれ捕捉し得ないのでありまして、これはいずれもう少し正確な数字が出て来るとは考えますが食糧庁の調査による見込みと作報の調査によるものとは、相当の食い違いがあるということが、大体われわれでも考えられるわけでありますが、しかしそれによつて起るところの食糧の需給推算に対する影響度の問題に対する、食糧庁長官の意見を聞いてみたいと思うわけであります。名地方庁から減額の問題についての報告は約千二百万石に達するものでありますが、食糧庁なりあるいは作報の方で調べた数字というものと、どういう開きに……
○藥師神委員 家畜伝染病予防法の二十三條の親定を改正することは、私費成であり、異議はないわけでありますが、これに関連してこの際お伺いしておきたいことは、弟五国会に家畜商法が上程されて、可決したわけでありますが、これは制限條項というものがきわめて薄弱であつて、家畜商法に違反しておる者、あるいは公民の資格を持つていない者というような、実に漠然たるものでありまして、われわれの方では市場法がなくなつたために、あるいはまた一面において、従来において家畜商に対しては、ある程度の試験制度を設けて、相当制約をしておつたのでありますが、それが家畜商法のきわめておざなりな点と、一方に市場法がなくなつたために、今日……
○藥師神委員 実はきようは農政局長が見えたら意見を聞いてみようと思つておつたのでありますが、農政局長が見えないので、坂本政務次官に一つ希望を述べておきたいと思うのであります。それは先ほど井上委員から指摘されておつたのでありますが、本年度のいもの問題は、予定量だけ買うというのだから触れません。二十五年度分について、これはまだ基本的に決定していないようでありまして、新聞記事を対象にして意見を述べることはどうかと考えますけれども、これは閣議にかけたというのだから、そう実際と懸離のあるものとは思わないのであります。ところがこの問題を委員会で取上げてみても、実際どこをつかまえてよいのか、食糧庁でやられる……
○藥師神委員 小委員会に付託になりました肥料公団の経理に関する問題でありますが、その後会議を開きまして、経済調査庁の方の課長の出席を願いまして、いろいろ懇談的に質疑応答をしたわけでありますが、大体問題になつているのは、決算期に支拂いの完了しない運賃、つまり未拂い勘定でありますが、この未拂い勘定は決算をする場合には未拂いの内訳明細書を添付することになつておるのであります。その未拂いの内訳明細書以外に、約五億円余りのものが、水増しで未拂い勘定に計上されてあるというところに問題があるわけであります。調査庁の方の意見をいろいろ聞いてみましたけれども、これはまつたくその通り認めておるわけでありますが、遠……
○藥師神委員長 それではこれより会議を開きます。 この際一言ごあいさつを申し上げたいと思います。去る第七国会におきまして、はからずも建設委員長に選任されまして、その重責を汚すことに相なつたわけでございます。建設行政は申すまでもなく、特にわが国の再建上最も重要なる部面を占ゆておるわけでございまして、ことに国土総合開発計画という歴史的な使命を持つておるわけでございます。従いまして、委員長のみならず、この委員会の職責というものは実に重大なわけでありまして、これが運営のよろしきを得るといなとは、国政上に至大の影響を與えるものと、かように存ずるわけであります。私まことに浅学非才でありまして、ことにこの……
○藥師神委員長代理 それでは休憩前に引続き会議を開きます。河野君。
【次の発言】 この際私委員長席をかわることはできないから、通商産業省から化学局長が見えておるそうでありますから、この席からちよつとお尋ねいたしたいと思います。先般来新聞に政府経営のアルコール工場の拂下げの問題が発表されておるのですが、これはどういうところまで進んでいるか、この原料であるかんしよの統制の撤廃問題あるいは食糧との関連性において非常に重大な問題を持つていると思うのですが、どの程度まで進んでいるか。あるいはまた、新聞の報道によると、大体簿価の二十倍くらいの程度できめておる、あるいは競争入札にするというようなことも報道さ……
○藥師神委員 この際農林大臣に二、三お尋ねしたいと思うのでありますが、今の小平委員の質問にありましたいも類の問題がまず第一であります。これは司令部の方から、米換算四十万トンを限度として買えというような指令の問題も、資料によつて見てはおるのでありますけれども、これがそういう、かうになつたということについては、やはり政府の方から交渉をして、そういうふうになつたものとわれわれは推定をしておるわけであります。それはどうしてかというと、食確法の問題等からにらみ合せてみる場合においても、考え得るのでありますが、二十四年度産のいも類については、まず推算十五億万貫、それを政府の買入れが七億四千三百万貫、超過供……
○藥師神委員 私は提案になつておりまする食糧管理法の一部改正並びに油糧公団の一部改正の原案に賛成するものであります。 今小林委員から、政府に、修正をしてあらためてここへ法案を出せという修正動議が出て、小平委員の賛成があつたわけでありますが、政府は内容のいかんにかかわらず、原案を提出しておるのでありますから、これを変更することはおそらくないのであります。しかし議会は修正権を持つておるのであります。修正をする必要があれば堂々と修正案を提出すればよろしい。またこれが議会の常道であると考えるわけであります。それを政府に議案を修正して出せと、こういうことは、私は議会制度の根本をわきまえない暴論であると……
○藥師神委員 ただいま議題になつております肥料取締法案に対する修正案の内容を簡単に御説明申し上げます。
附則第四項の次に次の一項を加える。
(農林省設置法の改正)
5 農林省設置法(昭和二十四年法律第百五十三号)の一部を次のように改正する。
第四條第二十三号を次のように改める。
二十三号農薬、農産種苗及び肥料の登録並びに肥料の仮登録を行うこと。以上であります。
【次の発言】 それでは本日はこの程度にいたしまして、次会は公報をもつてお知らせすることといたし、本日はこれをもつて散会いたします。
午前十一時五十八分散会
○藥師神委員 大体われわれはこの原案に反対はないのでありますが、なお念のために承つておきたいと思うことは、大体今提案者からの御説明によりまして、これが遂行に誤りがないとは存じますが、われわれは親しく現地を見せてもらいまして、一長一短はよくわかつておるのでありますが、問題は、この競馬法を中心として考える場合においては、つまり交通の至便ということがまず大きな条件であり、なおまた地元の負担が相当かさむのでありまして、これに耐え得るということも、一つの大きな要件であると思います。なおさらに整地費あるいは土地の買収、こういうものについて非常に懸隔があると思うのでありまして、でき得るだけ購入費も安く上るし……
○藥師神委員 私ども本案には賛成でありますが、ただここで政府当局に、運営上の希望を申し述べておきたいと思うわけであります。 昭和二十一年に発生した南海地震の問題が今日立法化されるときに当つて、同じ災害を受けた愛媛だけ除外しておるということは、これは実際根本的に意味をなさないと思うのでありますが、当時においては、顕著な災害というものがわからなかつたが、しかしその後において、陥没その他非常に災害が大きいというとは、これはもう政府当局でも認識しておるわけなのであります。それで私は、会期も切返しているためにこの問題を譲つたのでありますけれども、附則の第二の別表にあろところを見ますと、同じ地震の災害で……
○藥師神委員長 これより建設委員会を開会いたします。 この際一言ごあいさつ申し上げたいと存じます。第八臨時国会開会劈頭におきまして、衆議院規則第九十二條の改正が行われ、常任委員が一新せられたのでございます。この機会にあたりまして、不肖引続き建設委員長の職を汚すことに相なつたわけであります。従来皆様方の非常なる御支援によりましてその職を勤めて参りましたが。今後もなお一層の御支援、御援助をお願い申し上げる次第であります。大部分の方は、前回の方が留任されておりますが、過去おいては、お互いの協力及びなごやかなうちに会議を続けまして、また一面においては真剣なる研究を続けて参つたのであります。日本再建途……
○藥師神委員長 それではこれより会議を開きます。
建設行政に関する件を議題といたしまして、まず天竜川の治水計画に関して、当局より説明を聽取することにいたします。米田治水課長。
【次の発言】 本件につきましてはこの程度にとどめます。
次に一般建設行政に関して建設大臣に対する質疑を願います。瀬戸山委員。
【次の発言】 砂間君。
○藥師神委員長 これより会議を開きます。
一昨十九日付託になりました住宅金融公庫法の一部を改正する法律案、内閣提出第一一号を議題といたします。
この際提案理由の説明を求めます。伊東住宅局長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
【次の発言】 上林山君。
【次の発言】 ちよつと上林山さんにお聞きいたしますが、大臣に御質問ありますか。
【次の発言】 砂間君、簡潔に願います。
【次の発言】 砂間君、ちよつと御注意申し上げますが、所管が違うそうであります。
【次の発言】 砂間君、特調の方は、次の機会に関係者を呼んで、そのときに願いたいと思います。
○藥師神委員長 これより会議を開きます。
昨二十一日付託になりました京都国際文化観光都市建設法案、田中伊三次君外十六名提出、衆法第二号及び奈良・国際文化観光都市建設法案、東井三代次君外十五名提出、衆法第三号を一括議題といたします。この際提案理由の説明を求めます。田中伊三次君。
【次の発言】 奈良国際文化観光都市建設法案について、提案者の説明を求めます。東井三代次君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。なおこの提案者以外に政府側から建設省の八嶋都市局長と、大蔵省の吉田管財局長並びに法制局福原第二部長が見えております。
【次の発言】 田中角榮君。
○藥師神委員長 これより会議を開きます。
【次の発言】 これより会議を開きます。
災害復旧費国庫負担の問題について審議をいたします。本日は経済安定本部の方から小澤建設交通局長と石田公共事業課員、それから地方自治庁の方から小野政務次官、建設省の方から目黒河川局長の出席を願つております。特に小野政務次官は地方税の問題でお忙しいそうでありますから、小野政務次官に対する質疑をお先に願いたいと思います。
【次の発言】 その他建設大臣並びに小野地方自治政務次官に御質疑ありませんか。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。
【次の発言】 四十二億の内容をちぐはぐでなしに、わかつておる範囲で御説明願いた……
○藥師神委員長 それではこれより会議を開きます。
この際委員各位にお諮りいたします。去る二十四日付付託になりました横浜国際港都建設法案、三浦寅之助君外百二名提出、衆法第六号及び神戸国際港都建設法案、松澤兼人君外百二名提出、衆法第七号を日程に追加いたすに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさようにとりはからいます。
それでは横浜国際港都建設法案及び神戸国際港都建設法案を一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。三浦寅之助君。
【次の発言】 次に神戸国際港都建設法案の提案理由の説明を願います。松澤兼人君。
【次の発言】 これより質疑に入りますが、ちようど建設省の都市局長と大……
○藥師神委員長 これより会議を開きます。
横浜国際港都建設法案及び神戸国際港都建設法案について審議いたします。前会に引続き質疑を継続いたします。
【次の発言】 砂間君、ちよつと御注意申し上げます。どうも聞いていると意見の方が多いようですが、それは討論に譲つて要点だけに願います。相当時間もたつたのですから……。
【次の発言】 お諮りいたします。大體質疑は尽きたと認めますので、これで打切るに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて質疑は終了いたしました。
ただいま瀬戸山委員より、自由党、国民民主党、日本社会党の三派共同提案になる修正案が委員長の手元に提出されております。……
○藥師神委員長 これより会議を開きます。
小委員会設置の件についてお諮りいたします。さきに議長に申出をいたしました閉会中審査事件については、去る三十一日本委員会申出の通りに付託になつたのであります。これら審査すべき事件のうち、道路及び国土開発に関しましては、審査の方法といたしまして、この際特に小委員会を設置いたしてはいかがかと存じますが、両小委員会を設置いたすに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なければさように決します。小委員及び小委員長の選任につきましては、いかがいたしましようか。
【次の発言】 ただいまの内藤君の動議に御異議はありませんか。
○藥師神委員長 これより会議を開きます。
昨日に引続き災害関係の質疑を続行いたします。政府側から安本の出席を求めておりますが、もうすぐ見えると思います。建設省から菊池道路局長と伊藤河川局次長と賀屋防災課長が見えております。佐々木君。
【次の発言】 それはごもつともな御意見で、強く要求しているのです。しておるけれども、大蔵省の方は今予算の関係でどうしても出られないというのが向うの一本槍であります。引ずつて来るわけには行かないのです。それから安本と建設の方は出るはずだつたのですが、安本の大臣は東北の災害地の方へ出て行くらしいのです。それで建設大臣が出るはずだつたのですが、政務次官はきのうも見えて……
○藥師神委員長 それではこれより会議を開きます。
日程を変更しまして、災害の視察に小貝川へ、正式ではないのですけれども有志の委員が参られたのであります。その報告をまず冒頭に聞くことにいたします。内海委員。
【次の発言】 ただいまの田中委員の災害地視察報告につきまして、関係当局の御答弁もあろうかと思いますが、議事の進行上、後に一括することにいたしまして、先日四国、近畿地方を襲いましたジエーン台風による災害の概況について、この際関係当局の説明を聽取いたしたいと思います。
【次の発言】 道路の方について近藤さん何か……。
【次の発言】 以上大体各担当者から説明を聞いたのでありますが、この際この被害……
○藥師神委員長 それではこれより会議を開きます。
お諮りをいたします。経済調査庁法の一部を改正する法律案は内閣委員会に付議せられておるのでありますが、建設委員会より連合審査会を開くことを申し込みたいと考えておるわけであります。これについて御意見がありますか。
【次の発言】 今田中委員からの希望条項もありましたが、内閣委員長その他とも十分に打合せをしてやりたいと思いますが、合同審査申込みに御異議ないようであれば決定いたしたいと思います。
【次の発言】 異議なしと認めます。それでは合同審査を申し込むことにいたします。
【次の発言】 次に経済調査庁法の一部を改正する法律案について提案理由の説明を求……
○藥師神委員長 それではこれより会議を開きます。 前会に引続き災害復旧費国庫負担に関しまして審査をいたします。前会は建設当局より説明を聽取いたしたのでありますが、本日は建設大臣初め安本当局の出席を要求いたしております。大臣は後刻出席の予定であります。ただいま政府側よりは、経済安定本部から建設交通局長の小澤政府委員、建設交通局公共事業課石田説明員、建設省から技監稻浦政府委員、防災課長賀屋説明員、防災課の前田説明員が見えております。 それでは前会要求して提出になつております「過年度災害土木費国庫負担調」等の資料について、一応政府側の説明を求めることにいたします。賀屋説明員。
○藥師神委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたしますが、請願の審査につきましては、その数においてはなはだ多く、また質においてまことに重要なものがございますので、この際請願審査に関する小委員会を設けまして、ただいままでに議決いたしました部分を除いた請願全部と、陳情書全部について慎重に審議することにいたしたいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは請願審査に関する小委員を指名いたします。
内海 安吉君 小平 久雄君
鈴木 仙八君 田中 角榮君
内藤 隆君 ……
○藥師神委員長 これより会議を開きます。
昨日より引続き、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案に関する質疑を続行いたします。西村君。
【次の発言】 佐々木君、大臣は時間がないそうありますから、ひとつ簡潔に要点だけを願います。佐々木更三君。
【次の発言】 ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 ちよつと佐々木君、大体質問の要点は盡きたと思いますが、大臣は時間がないのだから、池田君にお譲りになつたらどうですか。――池田君。
【次の発言】 ただいまの瀬戸山君の本法案に関する質疑を打切り、ただちに討論採決に入るべしとの動議について採決をいたします。
本……
○藥師神委員長 これより会議を開きます。
まず請願の審査を行います。請願日程第一、横浜文壽堂印刷株式会社工場立退に伴う職員救済の請願、門司亮君紹介、文書表第八八号ないし日程第一四九、北上川中流の改修工事施行に関する請願、淺利三朗君紹介、文書表第一六六九号を一括議題といたします。この際請願審査に関する小委員長の報告を求めます。請願審査に関する小委員長小平君。
【次の発言】 お諮りいたします。ただいまの請願審査に関する小平小委員長の報告の通り、本日の請願日程全部について議院の会議に付するを要するものとし、採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ございませんか。
○藥師神委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先だちまして、この際委員諸君にお諮りいたします。本日議題と相なります建築士法の一部を改正する法律案に関しましては、かねてより本委員会において小委員会を設置して審議しておつたのでありますが、さきに理事会において、議員提出の形式にて提案する旨決定いたしておつたのであります。委員会といたしましては、この際この理事会の決定を承認いたすに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さように決します。
それでは昨日付託になりました建築士法の一部を改正する法律案、淺利三朗君外九名提出、衆法第五〇号を議題といたします。この際提案理由の説……
○藥師神委員長 それではこれより会議を開きます。 ただいま本付託になりました土地收用法案、参議院提出、参法第二三号、及び土地収用法施行法案、参議院提出、参法第二四号を一括議題といたします。 本日は前回の委員会の決定に基き、参考人の意見を聴取することにいたします。本日招致いたしました参考人の方々は、東大教授金澤良雄さん、埼玉県宝珠花村村長森進さん、国鉄の施設局長立花次郎さん、以上三名の方々でございます。 ちようど二時ごろから自由党の方は議員総会をやるらしいので、今出席がよくありませんが、参考人の御出席を願つておりますから、その御説明をまず承ることにいたしたいと思います。しかる後に質疑を行う……
○藥師神委員長 それは池田君、建設委員会の権限の範囲ではないと思うのですが……。
【次の発言】 それは結びつければ、何でも結びつかぬようなことはないけれども、結局これは常識の上に立つてやるより方法がないんじやないかというのです。
【次の発言】 私はそういう問題は建設委員会で論議すべき問題ではないと思います。
【次の発言】 それは答弁があつたはずですね。岩沢さんから、つまりこちらで日本政府が買収して施設をするという場合にはいこれは適用されるのだ、こういう説明があつたはずですね。
【次の発言】 私は別段池田君の御意見を押えようという意思はさらにないんだけれども、どうもこの委員会から遊離したように私……
○藥師神委員長 それではこれより会議を開きます。 災害復旧に関する件を議題といたします。去る一日来襲いたしましたケイト台風による被害は、きわめて甚大なるものがありました。本年も台風時期に入り、今後幾多の台風が襲来するものと考えられるので、その対策に万全を期する必要があると存ずるのであります。去る二日の打合会にも本問題が出まして、この際決議案を提出してはいかがとの話もありまして、一応草案をつくつております。ただいまこれを朗読いたします。 災害復旧に関する決議案 七月一日九州南部に上陸したケイ ト台風は、四国、近畿を経て、中部 地方に至り、本年最初の台風とし て、通過の各地に甚大……
○藥師神委員長 これより会議を開きます。 第十国会閉会中における調査を委託されておりますが、それも本日が最終日であります。それでこれから逐次各班ごとに報告を願うことにいたしますが、五班もありますので、できるだけ簡にして要領を得るように御説明をお願い申し上げます。なお、この報告に関連いたしまして建設省、北海道開発庁、農林省農地局その他関係庁からも係官が見えておりますから、この報告のあとで、質疑並びに関係当局の説明を願うことにいたしたいと思います。 それでは第一班からお願いいたします。北海道地方総合開発及び河川、道路、住宅調査派遣委員前田委員。
○藥師神委員長 それではこれより会議を開きます。
本日の議題はお手元へ御通知を申し上げましたように、災害費の補正その他取扱いに関する件であります。
これから通告によつて質疑を許すことにいたします。田中角榮君。
【次の発言】 ちよつと中間ですが御報告いたしておきます。安本長官は首相官邸までは出て来ておるらしいけれども、何やかや非常に忙しくて、どうしても出られぬが、局長が出ておるから、それでひとつがまんをしてくれろ、こういうお話なんです。それから大蔵省の方は、事務次官が出るように折衝したのですが、自分はどうしても出られぬから、主計局長を出すからという話だつたが、主計局長も出て来ぬわけです。それ……
○藥師神委員長 これより会議を開きます。 まず国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。本委員会において従来から行つて参りました本委員会所管の重要なる事項に関する国政調査につきまして、本国会においても衆議院規則第九十四條に従いまして、議長に対し国政調査承認要求を提出いたしたいと存じます。その内容といたしましては一、調査する事項。国土計画、地方計画、住宅復興、道路、治山治水事業、特別調達庁所管の営繕及び保有物資等に関する事項ニ、調査目的。国土計画、地方計画の検計、都市計画、住宅復興対策の検討、道路改修及び修繕計画の検討、治山治水事業の検討、特別調達庁所管の営繕及び保有物資等の検討。 三、……
○藥師神委員長 これより会議を開きます。
河川総合開発に関する件について調査を進めます。まず河川総合開発に関連する電源開発計画について、関係当局よりその説明を聴取することにいたしたいと思います。
なお、建設大臣は他に差迫つた用事があるそうでありまして、長くおられないそうであります。最大限二時ごろまでだそうでありますからそのお考えで、できるだけ簡明に説明を願いまして、なおそれに対し御質問があれば、簡單に要点だけをお願いしたいと思います。
【次の発言】 では河川総合開発に対する概要だけをひとつ御説明願います。
【次の発言】 この際建設大臣は二時までしか時間がないそうですが、何か大臣に質問があり……
○藥師神委員長 これより会議を開きます。
本日の日程に入ります前に、理事及び小委員の補欠選任についてお諮りいたします。すなわち村瀬宣親君は去る十一月六日委員を辞任せられ、本日再び本委員となられたのでありますが、同君は理事であり、道路に関する小委員及び河川に関する小委員でありましたので、理事及び各小委員の補欠選任を行わねばなりません。理事及び各小委員の補欠選任につきましては、先例によりまして委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、それでは理事及び道路に関する小委員並びに河川に関する小委員には従前通り村瀬宣親君を御指名いたします。
○藥師神委員長 それではこれより会議を開きます。 ルース台風による災害対策に関する件について調査を進めます。前会に引続き質疑を続行いたします。瀬戸山君。
○藥師神委員長 これより会議を開きます。
本日の日程に入ります前に、小委員及び理事の補欠選任についてお諮りいたします。去る二十二日に淺利三朗君及び前田榮之助君は委員を辞任され、また本日再び本委員に選任されたのであります。淺利三朗君は道路に関する小委員であり、前田榮之助君は道路に関する小委員、河川に関する小委員並びに請願及び陳情書審査小委員であり、また理事でありましたので、これら小委員及び理事の補欠選任を行わなければなりませんが、その選任につきましては、先例により委員長において御指名いたすことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは指名をいたします。道路に関する小委……
○藥師神委員長 ただいまより会議を開きます。
この際、河川に関する件について小委員長より発言を求められておりますから、これを許します。内海君。
【次の発言】 引続き道路に関する小委員会の経過を田中小委員長より御報告願います。
【次の発言】 次に請願及び陳情書審査小委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。内藤隆君。
【次の発言】 お諮りいたします。ただいまの小委員長の報告の通り決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さように決定いたします。
なおただいま採択すべきものと決定しました請願に関する報告書の作成及び提出手続等につきましては、委員長に御一任を願いたいと存じ……
○藥師神岩太郎君 「過重な労働」とお説のようにきわめて抽象的に表現されてはありますが、今の竹村君からの御質疑にもありましたが、傾斜度を幾らにするかということは大体提案者側では二十度以上という考えを持つておりまして、そして高いところは標高四百メートルくらいになるのであります。それで收穫物、肥料、農耕資材などの運搬は、牛馬も車も全然使えないのでありますから、全部人の肩によつて運搬されておるのでありまして、普通の人ではステツキ一本持つて上りおりしてもなかなかできないところを、しかも荷物を持つてやつておるのでありますから、必然的に過重労働になることは免れないのであります。これがこの急傾斜地帶における一……
○藥師神岩太郎君 今竹村委員の御質疑はもつともだと思うのでありまして、私たちも提案者として同感であります。やはり郡単位の事業計画を立てるということにいたしたいと思つております。ちようど今の県単位ということになりますと、一部分に急傾斜の最も施設を要する部分があつても、その総体的の面積その他からいつて、オミツトする県ができて来るわけでありますから、御説のような方法で進む考えで提案しておるわけであります。
【次の発言】 吉川委員の御質疑にお答えいたしたいと思います。大体急傾斜地帶の分布状態は、九州の一部、それから瀬戸内海地帯―瀬戸内海地帶が大体一番典型的な急傾斜地帶でありまして四国、中国の大部分は入……
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