このページでは薄田美朝衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。薄田美朝衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○薄田委員 私は今までの小委員会の経過をちよつと報告いたします。皆さんから、これからどういうふうにしたらいいかというような御意見もありましたので、実はゆうべ大蔵政務次官の愛知君に会いまして、例のオホーツク海のその後のいろいろな問題をお話いたしました。大蔵省としては大体あの案の方向で行こう。ただ十五億という金額の問題について多少意見がある。従つて水産庁長官の方で大蔵省の事務当局と打合せいたして、その結果に基いて大蔵省でも態度を決したい。大体においてその補償の点と、それから利子の点は了承いたしておるような模様でございまして、十五億という金額の問題について多少今問題がある。従つてその問題は水産庁長官……
○薄田委員 さきに小委員会へ皆さんから付託されましたオホーツク海暴風浪及びカムチヤツカ沖地震による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案につきましては、本日大蔵省、水産庁並びに各方面と連絡いたしまして、大体早急に本会議に上程するというふうなぐあいに運びました。大体各方面の意見を入れまして総合いたしますると、本案の趣旨は全部賛成でありますが、ただ最後に、小委員会で御報告申し上げました通り、政府といたしましては、補償の関係で、第三条第二項の「前条第一項の規定による契約に基いて政府が行う損失補償の金額の限度は、融資機関ごとに、当該融資機関のした同条同項の融資(以下「融資」という。)の総額の百分……
○薄田委員 オホーツク海暴風浪及びカムチヤツカ沖地震によつて漁業者が受けた災害復旧対策について、本日の小委員会におきまして結論を得ましたので、小委員会が検討いたしました経道及び結果の概要を御報告申し上げます。本問題につきましては、十一月十一日の委員会においてこれが対策について小委員会に移されましてより、小委員会といたしましては数回にわたつて小委員会を開き、熱心に研究いたして参つた次第でありまして、その都度委員会に対しては中間報告をいたして参りましたから、すでに大略は御承知の通りでありますが、その結論といたしまして、ただいま皆さんのお手元に差、上げました通りの法案を作成いたした次第であります。以……
○薄田委員 今の川村君、大橋君の意見に私は賛成であります。先ほど来の政府関係者のお話を聞いておりますと、この問題は、海上警備の問題としてだけの回答しかないのでありますが、なかなか大問題であります。ひとり外務省の存亡の問題でなしに、わが国の存亡というと大きいのでありますが、非常に大きな問題でありますので、政府としましては、この問題について相当の対策をお持ちになつて、外務大臣もこの委員会に出てお話をいただき、また国会としてもその政府の方針を聞いて、政府を鞭撻いたしまして、わが国の外交折衝上のあと押しになるようなことに行かなければならぬと思うので、早急に外務大臣の出席を願い、政府の確固たる方針を承り……
○薄田委員 きょう初めて農林省関係に入ったのでありますが、農林省関係は非常に重大な問題がありますから、委員長からも大臣なり政務次官なりに決算委員会へおいで願うよう要求してもらいたい。
○薄田委員 行政管理庁長官にこの際関連して質問したいと思います。北海道開発庁の法案は、私ども非常に不十分だと思い、不満足ですが、行政の改革というものは、そう一ぺんにきれいになるわけでもありません。私どもは、将来北海道開発庁を実施官庁にしようというようなことで考えておりまして、附帯決議というようなことにしたいと思っております。それについて、こういうふうに皆さんから非常に御要望があるのでありますから、行政管理庁長官として、そういうふうに将来実施官庁にするというようなことについて、どんなお考えを持っておりますか、一応行政管理庁長官の意見を一つ承わりたいと思います。
○薄田委員 私はちょっとこれから用事があって失礼いたしますので、当面の問題について、これに関連してお伺いしたいと思います。 今度波部局長おいでの際には、やはりそういう今の根本的な問題もありますが、当面のことしの問題が多い。それについて、できれば各省の関係者を引っぱっていって、道庁とか開発局なんかの意見を聞いて、一つ解決してもらいたい。これは非常に急を要する問題です。たとえば、私、しばらく向うへ行っておりましたので、すっかりまだ整理しておりませんが、一例を申し上げますと、失業対策費を用いる場合です。北海道では、登録しておらなくて、今は失業者が村にない、そういうふうな場合でも、十一月ごろになると……
○薄田委員 私はきょう報告を承わったのでありますが、まことに重要な問題でもありますし、よく考えてみたいと思います。同時にまた定足数からいっても、出席率が非常に低いようでありますし、すぐ右から左に決議をするということはどうかと思いますので、一度十分考慮さしてもらいたいと思います。一応私の意見を申し述べておきます。
○薄田委員 関連質問をいたします。私は昨年十月初めに北海道の自衛隊を一週間にわたって親しく実際を視察して参ったのであります。今辻委員の質問されたことは大体肯繁に当っておるのでありますが、北海道のような寒いところについては十分考えていだたきたい。まず第一に先ほどありました薪炭のことでありますが、十月というと非常に寒い。それはもかかわらず十一月からでないとストーブがたかれないという状況でありまして、非常に気の毒な状態にあります。ことに兵舎のあるところは、大体町から非常に遠いのでありまして慰安施設などありません。ことにふろに入るくらいがせいぜいその日の一番の楽しみだというのに、ふろをたく燃料も少いの……
○薄田委員 そのことについて、関連でちょっと質問したいのでありますが、最近自衛隊の状況を見ますと、最初は旧軍人以外の人が入って、相当な地位におったのでありますが、最近非常に増員が多くなりますと、旧軍人の採用が多くなる、そういう関係になりますと、前におった第何期というふうな人を標準にしてあとの人を入れる関係上、あとから入ってきた人が、前におった旧軍人以外の人よりも非常な優位な、階級が上に上るというふうな現象を第一線で非常に見受けるのであります。私もこの間第一線を見ましたが、その関係上、旧軍人以外の人が将来に対する光明を失って、もうどうでもいいというふうなことで、現に自分の郷里に帰りまして、もうそ……
○薄田委員 私は総理に質問申し上げたいと思います。自衛隊は最近非常にすくすくと成長しているように思います。私は警察予備隊、保安隊の当時からいろいろの状況を見まして、このごろは大へんいい状態であると思っておりますが、しかしながらまだまだ民間の人が自衛隊にどうも親しまない。例をいえば、演習の場合なんかにもいろいろ文句を言って妨害をするというふうな状況でありまして、どうかして自衛隊と一般大衆とを親しませたい、こう思うのであります。一般が自衛隊に対してそういうふうな態度をとっておりますから、自衛隊の隊員も何となくいくじがなくなって、自分たちがほんとうに防衛しておるというふうな考え方が少ないのであります……
○薄田委員 それに関連しまして一つ大臣に承わりたいと思います。戦争中にいろいろな発明がありました。その発明というものは町の発明者でありまして、特許局にお願いして審査をお願できる程度ではないのでありますが、それがいろいろ産業あるいは兵器などについて非常にいい発明がありました。当時われわれもそんなことを相談いたしまして、東京都なり府県なりでそういう発明についてはいろいろ奨励金を出したりしていろいろ援助した結果、非常にいろいろな方面に効果があったのであります。これは特許局の範囲ではないだろうと思いますが、大臣のようないろいろな方面に頭の働く方が、そういう方面について一つこれから考えられて参りますと、……
○薄田委員 私は新農山漁村建設総合対策資料を拝見いたしまして大へんけっこうな案だと思っております。これについて承りたいのでありますが、将来の年次計画としてどういうような割合で農漁山村をこしらえていくのか、その割合を一つ承わっておきたいと思います。というのは、一番ここで考えなければならないのは、沿岸漁業でございます。最近沿岸漁業が非常に少くなっております。ことにことし北海道の場合のように漁が非常に悪くどうしていったらいいのか、投資した金額の半分も収獲が入らない、かような状況で非常にみんなが参っております。この対策をどうして立てたらいいか、少数のお金を持っている連中は、遠洋とかいろいろなほかの方へ……
○薄田委員 動議を提出いたします。理事は、その数を七人とし、委員長において御指名あらんことを望みます。
○薄田委員 関連して。私はきょう質問しないつもりでありましたが、今いろいろ渡邊委員からも御意見がありましたから、ちょっと大臣に要望しておきたいと思っております。 というのは、北海道開発庁長官が今まで十四回もかわっておったということが、北海道でも、またこの委員会でも、再々問題になったのであります。私は、政府が必要であれば、いつでもかえていいのでありますが、しかしながら、そう言われたために、大臣が非常にそれを気にして、そうしていろいろなことを一考えてはいかぬ、やはり十日でも二十日でもいい、思い切って北海道開発を考えてもらうということが、私は非常に大事な問題だと思うのであります。どうかそういうふう……
○薄田委員 終戦後に金融資本すなわち銀行が産業資本の分野に不当に進出をして、経済界に相当大きな問題を起しておるような次第であります。その中には計画的に産業資本の中に入り込んで、会社を乗っ取ろうというふうな計画があるということさえ言われているので、世間の注目を引いておるのであります。銀行がこういう計画について、あるいは自分の債権を確保するために人を送り込む、それから定年になった行員の古い人を送り込むというようなことが表面に現われたのであります。戦後銀行から進出して重役になった者が二百六十九名、重役以外の者を合計すると相当大きな数になるわけであります。大体証券市場で上場されている銘柄の工場が六百四……
○薄田委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの原田君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、篠田弘作君が委員長に御当選になりました。
【次の発言】 ただいま委員長に御当選になりました篠田弘作君は、所用のため不在でございますので、私が委員長代理として、引き続き理事の互選を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
それでは、……
○薄田委員長代理 これより会議を開きます。
委員長不在のため、私が委員長の職務を代行いたします。御了承願います。
本日は国土総合開発、特に東北開発に関する件について調査を進めます。この際、東北開発促進計画について、政府より説明を聴取いたします。中村東北開発室長。
【次の発言】 ただいまの東北開発促進に対して、まだ質疑があるようでございますが、詳細の質疑は次会に譲りまして、きょうはこの程度で散会いたします。
午前十一時三十三分散会
○薄田委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行います。
ただいまより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの加藤高藏君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よって、早稻田柳右エ門君が委員長に当選されました。(拍手)
早稻田柳右エ門君に本席を譲ります。
○薄田委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの丹羽兵助君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、篠田弘作君が委員長に御当選になりましたから、本席を委員長篠田弘作君に譲ります。
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