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粟山博 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

粟山博[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


27期委員会出席(無役)TOP50
48位

このページでは粟山博衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。粟山博衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/10/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 内閣委員会 第2号(1952/11/25、25期、改進党)

○粟山委員 私は福島県出身でございますが、翁島の御用地下渡しにつきまして、皆様の御同意を得ましたことを厚く感謝いたします。

第15回国会 内閣委員会 第20号(1953/03/05、25期、改進党)

○粟山委員 私は、当委員会において栄典法案が上程されておりますが、長い間の審議にあたられ、委員長が慎重な態度をもつてお取扱いになつておられることに対しては、敬意を表するものであります。この栄典法案こそは、一見国民の生活問題とか、あるいは国民の人権問題に直接関係するものではないように見える法案ではありまするが、この栄典法案の取扱い方について考えますれば、まことに大きな影響をもたらすものと考える。従つてこの審議はいろいろな観点から券論案尽して結論を求めるべきものであろうと私は考える。いわんや曠古の大戦争の後に敗戦のうき目を喫した日本の国情の今日のあり方からすれば、国民ことごとく深刻な批判をおのおの……

第15回国会 内閣委員会 第21号(1953/03/07、25期、改進党)

○粟山委員 関連して。ただいま政府委員の御説明を聞きますと、戦犯として拘禁されている人々に対しては、恩給以外に他の方法をもつて報いることを考えておるというように聞いたが、その通りですか。
【次の発言】 すでに平和条約が締結されて、日本の国は独立国になつたのであるということの、国民に対する観念と申しましようか、信念というものを、強く呼びかけることは、もちろん大事なことだと私は思います。そういうような考えの上から見ますと、この戦犯者が、独立国になつた日本の国内にあると国外にあるとを問わず、われわれ国民の常識から言えば、これは当然同様に扱われていいのである。また他の方法によつて援護を受けておつても、……

第15回国会 内閣委員会 第22号(1953/03/09、25期、改進党)

○粟山委員 議事進行について。前会議事進行について希望を申し上げておいたのですが、毎日公報に審議される項目については御指示になつておりますが、栄典法案のごときはその初頭に掲げておられるけれども、いろいろ議事の進行上、それが次会に繰越されておるというようなありさまで、この栄典法案のごときは、なお審議を尽すべき多くの余地を残しておると思うのであります。かつまた伝えられるがごとくに、各派においての試案もあるといたしますならば、相当の時間を要すると考えます。従つて議事の取扱い方は、それぞれ片づけるものを片づけつつ、時間を多く要するものはそれを取残して、ある期間を見込んで十分審議を尽される機会を与えられ……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 内閣委員会 第5号(1953/06/27、26期、改進党)

○粟山委員 私はごく簡単に木村長官にお伺いいたします。昨日かしらんが、何ですか予算委員会で試案の発表を決議されているように承つているのですが、これは事実でありますか。
【次の発言】 予算委員会においてさような決定があつたとすれば、政府としてはこれに答えるべくはつきりした態度をとらなければならぬと思う。元来保安隊に関する限りは、内閣委員会において取扱うのが私は本筋だと思つております。従来予算委員会は、予算審議にからめて、いろいろな問題を織り込んで来ておりますが、これは長い間の習慣で、必ずしもよいとばかりは言えない。かえつて非常に迷惑な場合もある。これはこの内閣常任委員会が取扱うことが本筋でありま……

第16回国会 内閣委員会 第6号(1953/06/29、26期、改進党)

○粟山委員 私はこの機会に宮内庁の方にお願いをしたい。それはかように皇室の費用も増額されることを私ども快く賛成するものでありますが、近来全国から婦人団体が清掃奉仕に参りまして、参入奉仕を許されておることは、その結果において非常によい成績を示しておる。いろいろな意味においてよい影響を与えておると私は見ております。そこで皇居内にも、これらの人々を受入れる設備が何か臨時的に用いられてあるようでありますが、なお一層素朴な姿でもよろしいから、適当なる施設をして、お取扱いになられたならば、いろいろな意味においてよろしいことではないか思うのであります。当局においてこの点御考慮を願いたいと思います。

第16回国会 内閣委員会 第10号(1953/07/07、26期、改進党)

○粟山委員 お伺いしますが、青少年の年齢層は、およそ幾つくらいから幾つくらいまでのものを対象として考えておりますか。
【次の発言】 この法案を見ますと、なるほど前回に通つているのであるというので、ともすれば何ら質疑を用いることなしにあつさり通つたかもしれません。幸い同僚委員の質問に端を発しまして私も深刻に考えさせられるものがあるので、お尋ねしたいと思う。この法案をお出しになつた気持はよくわかります。またその動機も、衆議院における決議、参議院における決議、この二つの趣旨から見ると、これは同僚委員の指摘されたように消極的なものである。そうして二十八年度には二千万円という金が、このきゆうくつな予算の……

第16回国会 内閣委員会 第11号(1953/07/08、26期、改進党)

○粟山委員 だんだん質問に対する御答弁を聞いておりますと、一体日本は敗戦後における国情にかんがみて、移民という問題はよほど大きな問題として、国策的に考えなければならぬものであると私は思うのであるが、外務省当局、なかんずく事務の取扱いに直接長い間研究しておられる事務官の方から、どういうお考えで取扱つておられるか、伺つてみたい。
【次の発言】 私は、日本が完全独立でないといたしましても、一応の独立国家になつているので、われわれの気持からすれば、独立したる国家の国民として、列国との間には、平和的に世界の経済ということも、世界の人文の発達ということも、むろん考えなくちやならない。自分のことだけ考えて、……

第16回国会 内閣委員会 第14号(1953/07/11、26期、改進党)

○粟山委員 ただいま緒方さん並びに恩給局長からの答弁によりますと、どうも政府の答弁に矛盾があるから、常に国民を惑わし、委員の審議を非常に困難ならしめておると思うのです。これはひとりただいまここに現われたことばかりでなく、予算委員会においても、あるいは外務委員会においても、至るところにおいて世の中を混迷に陥らしめるので、はなはだ遺憾に思う。ただいま三橋恩給局長の言を借りれば、この恩給というものは、軍人に関する限り、昭和二十二年司令部の厳固たる命令によつて、影はなくなつてしまつておる。しかるに緒方さんから聞けば、潜在的権利と言う。また他の場合においては、厳密なる意味においてと言う。何かもやもや影が……

第16回国会 内閣委員会 第15号(1953/07/15、26期、改進党)

○粟山委員 議事進行についてちよつと一言……。この法案は、前国会においても審議されて、その審議の過程において解散になりましたために、自然この特別国会に持ち越されたわけであります。かなり論議を尽されておるのでありますけれども、思うに政府当局のただいままでのような御答弁の状態では、議員の心構えが、ぜひ一日も早くこの恩給法に直接関係のある人々ないしは国民一般の良識にこたえるような結論を出したいと考えましても、なかなか結論を得がたいと思うのです。そこで私が議事進行として申し上げたいことは、もう局長の御説明は了承しております。あなたの心構えについても決して一点も疑うものではない。しかし総理並びに副総理そ……

第17回国会 内閣委員会 第3号(1953/11/06、26期、改進党)

○粟山委員 私は、ただいま非常に大事な質問が行われた機会に、痛切に感じましたことを一点伺いたいと思います。行政機構改革ということは多年にわたつて唱道され、また手をつけられておるが、吉田さんも断固として行うということをときどき言われる。あなたもここで断固として行うと言われた。まことに決意は壮として伺えるのでございますが、一体こういう大きな問題を断固としてという言葉で国民の耳に伝えることはどういうものか。これは少し考えていただかないといけないと思う。というのは断固としてやろうと思つても停頓し、断固として腰を抜かすような結果になる。そこでこれを私は非常に国のために憂えるのです。というのは、今の長官の……

第19回国会 内閣委員会 第1号(1953/12/11、26期、改進党)

○粟山委員 長官にひとつお伺いしておきます。年が明けまして、おそらく活発な御議論もこの国会において承る機会を得るだろうと思うのでございますが、本日は掉尾の委員会で、いかにもなごやかで、この機会に打ちくつろいだ気持で長官に伺いたい。  私、この国会の外において、国会の内において繰返し繰返し聞いております再軍備というものが、私の耳に異様に感じておる。この再軍備という文字によつて、私自身も非常に迷惑をしたり。あるいは考えさせられたり、国の前途に、また現実に深刻な思いを寄せさせられることがしばしばあつたのでございます。おそらく日本国民の多数に、この再軍備というものは一体どういうものなのであるかというこ……

第19回国会 内閣委員会 第3号(1953/12/23、26期、改進党)

○粟山委員 関連して。ただいま辻委員の質問を承つておりますと、文官系統と、過去に軍籍にあつた人で採用されている人々との間に何か派閥抗争といいましようか、セクシヨナリズムといいましようか、そこに溶け込んでいないようなふうに聞えますが、事実そういうような状況があるかどうか、伺います。
【次の発言】 私も長官の答えられるように、ぜひそういうことに仕上げてもらいたいと念願にたえません。今日本における重要な問題は何かといえば、いろいろございますが、私ども心を澄まして考えますときに、この保安庁の問題、これにどういう性格を持たして国の安否を確保しなければならぬかというようなことは、国をあげての関心の的となつ……

第19回国会 内閣委員会 第5号(1953/12/25、26期、改進党)

○粟山委員 長官にお伺いをいたしますが、過般水稲共済保険金が多分に関係各府県に配付されましたが、長官はもちろん閣議で御関係になつたと思うのでありますが、いかがでございますか。
【次の発言】 私はあえて長官にここで質問を申し上げたいのは、その金の取扱いは農林省でありましようが、長官は行政監察の方も直接御担任になつておる、本年の冷害凶作は御承知のように深刻なものがあつて、各県の県庁からの申告と農林省関係の出先官憲――私が出先官憲ということについての関連質問を申し上げるのは、いわゆる作報と申しますものの報告と合わないものがあつて、そのまま水稲共済保険金が県に交付されたものとまたされないものと、何か臨……

第19回国会 内閣委員会 第8号(1954/03/03、26期、改進党)

○粟山委員 私はひとつお伺いいたすのでございますが、この法案は議員提出の法案であつて、もちろんこれは予算を伴うものである。従つて私どもはこの法案の使命については、きわめて重大なものがあると考えております。私は前提に科学者に対しては心から敬意を表しております。それからそれらの人々の健全なる御研究によつて、ぜひひとつ日本の国民の生活あるいは日本の国の品位を高める、さらにいかなる環境にあつても、国民のナーヴをしずめてくれるというようなところまで、私は大きな期待を持つておるのであります。そこでこの法案は、この議会に席を有する議員の同志の方々の提案でございまするが、今の日本の政治常識、経済常識の上からい……

第19回国会 内閣委員会 第11号(1954/03/18、26期、改進党)

○粟山委員 私は同僚高瀬君の質問の趣旨に全面的に同意を表するものであります。結論としまして私は個人としましてこの案に賛成の意を表します。と同時におそらく私どもの改進党としても結論は私どもの考えに同調するものと考えておりますが、昨年暮れに私も機関車に試乗いたしまして、わずかの期間でありましたけれども、停車場を教えてわずか五つ六つの間にたびたひ機関士として、機関助手として目の前に突如として現われるところの危険なる状態に目を注いで、まことに気のもめる事柄が数回あつたのであります。こういうような短かな期間においてすらも、おじいさんが軌道の中をのこのこ歩いておる。あるいは大きなまぐさを背負つた婦人が線路……

第19回国会 内閣委員会 第14号(1954/03/23、26期、改進党)

○粟山委員 私は一つ関連する問題についてお伺いいたしたいと思います。密入国者の数を伺いましたが、手続違反の数はどのくらいでございますか。
【次の発言】 いずれにしても毎月多数の密入国があるということは、まことに憂うべき事態であつて、国内におる多数の朝鮮の人々のめんどうを見ておる日本の財政負担の上から考えましても容易でありませんが、一衣帯水の韓国は日本が最も関心を払うべき国柄であつて、私はいろいろな意味から考えましても、わが日本は韓国との関係は何としても、すべての点において好転させるように導かなければならぬと思います。非常な忍耐もいるし、しんぼうもいるし、細心の注意も払い、また財政的にも犠牲を覚……

第19回国会 内閣委員会 第15号(1954/03/24、26期、改進党)

○粟山委員 私も関連質問をいたしたいのでありますが、今わが国は大学がたくさんあつて、資質は低下しておる、あるいは日本の今日のような財政基礎の弱い、経済力の低い国柄においては多くの大学を抱いて行くということは困難でありましよう。困難なるがゆえにまた内容を充実するということも容易でないと思う。しかしさればといつてここまで来たものを地方々々の実情にかんがみて整理統合するというようなことも容易でないと思う。しからばこのままにしてどうかというならば、私のこいねがうところは、大学をそれぞれの地方において将色のある大学に指導されることがよいではないかと思うのであります。それが一つ、もう一つはそのような学校で……

第19回国会 内閣委員会 第28号(1954/04/27、26期、改進党)

○粟山委員 関連質問であります。緒方さんにお伺いいたしますが、資本主義と共産主義とが同じく存在することが許されるというような御答弁であるが、それは日本においてもできるというお考えでありますか。
【次の発言】 陣営が共同して存在することを許可すということは、その経済機構においても、政治機構においても許されるということに解し得るものと私は考えますが、いかがでありますか。
【次の発言】 なるほど今日日本においては、共産主義の政党も、議会における共産党の議員の存在も許されておりますが、もしそれこの共産党ないし共産党の議員が資本主義政党にかわつて政権を獲得した場合、そのイデオロギー、その経済機構、その政……

第19回国会 内閣委員会 第29号(1954/04/28、26期、改進党)

○粟山委員 私はこの機会に保安庁長官に伺つておきたいことは、ただいま須磨委員からの質問に対して、この自衛隊を軍隊と言つてもよろしい、さらに進んで、重ねての質問に対して軍隊であるというところまで長官が強い信念を漏らされたように私は承つたのですが、その通りと承つてしよろしゆうございますか。
【次の発言】 かりそめにもこの委員会はこの防衛二法案を決定する重要な権限を持つておるのでありまして、この委員会は仮定的なものでは審議を進行するわけに行かない。要は木村長官の強いはつきりした信念は吉田内閣の意思であるかどうか、これは私は非常に重要な問題だと思うのであります。そこでひとつ木村長官に伺つておきたいのは……

第19回国会 内閣委員会 第31号(1954/05/06、26期、改進党)

○粟山委員 私は改進党を代表いたしまして、本委員会の採決にあたり、防衛庁設置法案並びに官術隊法案につきまして、賛成の意見を申し述べんとするものであります。  一言お断りしておきたいのは、午前中総理大臣が出席されまして、私も直接総理大臣の面前において、改進党の所見とかつまた私の考えるところを申し述べる機会を得たいと楽しんでおつたのでありますが、残念ながら午後は御出席がないということであります。しかしながら、この法案の審議にあたつて最も重要なる問題について、この委員会において最後の答弁とも申すべき首相の発言中に、あくまでも軍備を否認し、憲法を改正しないということを強調しておるのであります。しかるに……

第19回国会 内閣委員会 第48号(1954/11/08、26期、改進党)

○粟山委員 関連して。ただいま配付されたこの書類によりますと、新旧管区隊の編成の対比表があります。新管区隊は減員になつておりますが、これは何か装備、兵器等の変化による性能の向上というような面から減らされておるのですか、その点を伺つておきたい。
【次の発言】 ちよつと関連して……。私は中村さんの今の質問の機会に長官に伺いたいのでありますが、かつて長官は非常に御熱心に地方の管区隊を御視察になつて、その途中で自衛隊は学校であるということを新聞記者諸君に話されたと出ておりましたが、まことに味のあるお話をされたと思つておつたのでございますが、長官よりもつとその意味を伺えればけつこうだと思います。


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 内閣委員会 第3号(1955/03/29、27期、日本民主党)

○粟山委員 富士山ろくの問題からだんだん長官の答弁を承わっておりますと、長官自体としてはまことにみごとな御決意で、アメリカとの折衝を続けておられる。私はそのお心がまえに対しては敬意を表するものでありますが、さて承わっておる間に、あなたとしての常識なり知識なり事務上の経験なりでは解決できない、いわば軍事的知識がいるのだというようなお話であるが、ごもっともだと思う。こういう問題の解決は、長官が率直に言われるように、あなたの希望なり念願なりがあっても、あなたの立場においてはあなたの考えをそのまま実現することはできない状態にある。これはすなわち根本はサンフランシスコ条約というものに発足しておるのであり……

第22回国会 内閣委員会 第18号(1955/06/06、27期、日本民主党)

○粟山委員 関連して……。私はこの程度の問題はどうかあまり興奮状態に至らずにきわめて簡単に解決していただきたいと思うのです。興奮すればもっとこれはたくさんあります。  そこで局長さんにお願いするのですが、私どもは三カ年間内閣委員としてあなたが非常に懸命な努力をしておることをよく承知しております。森さんのお話を聞いて、私どもひまならば毎日でもここであなたにお聞きするのだが、これは大へんな話だ。この程度のことで重大な国会運営が阻害されてはまことに迷惑なんだ。そこでその点はまじめに考えてもらいたいのだが、私は局長自身がお会いになって解決するがよろしい。解決ができなければできないようにまた始末がつくは……

第22回国会 内閣委員会 第35号(1955/07/06、27期、日本民主党)

○粟山委員 高橋さん、長谷川さん、山下さんなどの専門的な御見解によって私どもは非常に貴重な参考になったのであります。ただ一つ簡単に申し上げますれば、要はこれはイデオロギーの立場からはっきりと対立した理論系統の上に今いろいろな問題が集約されつつ、ここに議題になっておると思うのであります。そこで、ごく簡単に伺ってわかることは、長谷川さんは、年金制度にしよう、ただ恩給という言葉において給付されるものを残していくということだが、私は、そういうことになれば、この恩給という言葉は辞書の上から消えなくてはならないと思う。あなたは平等ということをしきりにおっしゃっておるが、今のあなた方の修正でも、あなた方のイ……

第22回国会 内閣委員会 第38号(1955/07/11、27期、日本民主党)

○粟山委員 この機会に石橋通産大臣にお伺いします。ただいま参考に御配付になりました通産省の権限、現行規定と改正後の規定の中で、この資料を拝見いたしますと、第三十及び第三十一が削除されるようである。おそらくこの問題はこの内閣委員会よりも通産省の委員会において詳しく御審議を得られるものと思うのでありますが、定員法に関する限り、ここに通産大臣にお目にかかる機会を得たのであるから、簡単ながらちょっとお伺いしておきたいのですが、こういうような削除が行われるということは、これは現在の日本の輸出入の状況からみて、もうこれまでに目に余るやみ取引というようなことは大分おさまってきた。そうして輸出入のバランスの状……

第22回国会 内閣委員会 第47号(1955/07/26、27期、日本民主党)

○粟山委員 関連して。私は増原次官にお伺いしたいのですが、要らぬものをくれた、これはもらうことはけっこうだと思うのです。そのときの条件に絶対に自衛隊以外に使ってはならぬというような条件がありますか。
【次の発言】 私はただいまの飛鳥田委員の質問のごとくに、それが非常に大量である。もらうのは大量にもらった方がよいのですから、くれるものは大量にもらった方がよい。そこでもらいました以上は、もしそれが国情に照らして、長くそういうものを倉庫に置いても仕方がない。それが何か日本の社会情勢に応じて有効に使えるというならば、こういう衣料品のようなものは、倉に置くだけでも消粍するのですから、やはり適当に国内の恵……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1956/04/18、27期、自由民主党)

○粟山委員 永田さんが時間の都合で長くおられないそうでございますから簡潔に伺います。同時に委員長に希望をいたしますが、実はこういう重大な、われわれが関心を持たなければならぬ問題の取扱いについて、委員の出席も少い。どうか多数出られて、広く大ぜいの人でお聞きして、その目的を達成するために万全を期したいと思いますから、きょうの状況にかんがみて、重ねてできるだけ会合を持つようにしてもらいたいということを委員長に申し上げておきます。  実は、この南極探検と申しますか、茅さんは探検という言葉はおきらいなんで、調査でも何でもよろしいけれども、長谷川博士のお話しになったきわめて興味のある重要な十項目に余る目的……

第24回国会 内閣委員会 第31号(1956/04/04、27期、自由民主党)

○粟山委員 私、辻委員の質問に関連して一言長官に伺います。労働争議に関して、自衛隊の出動について今長官の御説明がありましたが、長官の言われる通りに、労働争議に関する限りにおいては、きわめて慎重に態度をとるべきであって、容易に出動し得ないことは自衛隊の本質として明らかであります。ただし労働争議が政治的意味を含み、あるいは国際的な関連によるまことに注意を要するような事態が生じた場合、しかもそれが警察官の出動によって抑制し得ないような事態が生じた場合におきましては、国内治安の上から人命あるいは財産の毀損の恐るべき事態も考慮せられて、等閑に付しておられぬ問題と思います。これはそのままにしておくわけにい……

第24回国会 内閣委員会 第36号(1956/04/17、27期、自由民主党)

○粟山委員 私ちょうど十二時十分前に出なければならぬところがありますので、関連して簡単にお伺いいたします。長官がしばしば説明されるように、わが国の自衛隊は自衛防衛の性格を持つものであって、これは厳固として明らかなるものであることを了承しておりますが、今や北洋漁業の問題について私どもまことに心配をしておる。そこで国際公法上に明かに認めておる公海における漁業について、日本とソ連との間には戦争状態がまだ形の上においては継続しておるという説もありますけれども、現実においては戦争状態ではないというのが日本国民の感覚であり、世界のすべての人が認識しておる常識だと私は考えております。そこでもはや漁期の迫った……

第24回国会 内閣委員会 第43号(1956/05/09、27期、自由民主党)

○粟山委員 今御提出になっている法案は、農林省設置法の一部を改正する法律施行に伴う定員及び予算ということですが、これは主としてただいま配付になっております新農山漁村建設総合一対策というもくろみに対する定員に関するものと解釈していいですか、ちょっと伺いたい。
【次の発言】 そうすると、これから五カ年の間にあなたの御説明になった範囲で総額どれくらいのお見込みですか。
【次の発言】 この内閣委員会に諮問されることは、要するに定員法に関する限りにおいて行えると思う。なるほど質問は広範囲にわたって私ども許されるものと思いますけれども、諮問される政府当局としての範囲は定員に関するものですか。どういうお考え……

第26回国会 逓信委員会 第5号(1957/02/21、27期、自由民主党)

○粟山委員 ちょっと関連して、電波監理のことについて伺いたいのですが、目下南極観測船の宗谷、海鷹が非常な天候の障害と戦いながら、幸いにオングル島に越冬隊を上陸せしめ、しかも越冬の見通しができるだけの資材を陸揚げ凄いたしまして、今準備に取りかかっておる、まことにけっこうなことであります。私ども非常に心配しておりましたが、極地との関係も、電波のおかげで家族と隊員との間に話もでき、それからテレビによって様子も知ることができるということは非常に心強いことであって、これは家庭関係ばかりじゃない、国民の感情においても、また電波のすぐれたる進歩発達という点から見まして、まことにこれはけっこうなことであります……

第26回国会 逓信委員会 第18号(1957/04/03、27期、自由民主党)

○粟山委員 私は橋本君の質問と監理局長の答弁を聞いておりましたが、非常にいい機会に拝聴したと思う。ぜひこの速記録は、出席議員も少いが、事専門の委員会に属する限り、みなに徹底するように委員長から特に取扱いを願った方がよろしいと私は考える。われわれ党の役員といたしましては、にわかにびっくりするようなことなしに、党のそういう機関におきましても一般党員といたしましても、この重要な知識は本格的に検討しておく必要があろうと思いますから、われわれも善処するつもりでございます。  さて、時間もありませんから、私が簡単に申し上げたいのは、大臣にお伺いしますが、つまらないようなことだが、何か当局者が、ある県の知事……

第26回国会 逓信委員会 第26号(1957/05/13、27期、自由民主党)

○粟山委員 関連して。ただいま貸借対照表の説明を伺いましたが、大きな資本であり、かなり大きな借入金によってまかなわれておる。昨年度と今年度の剰余金が千七万円になっておる。千七万円といえば決して小さな金ではないけれども、この利用される固定資本並びに流動資本で、使用額からいうと、これは大きなものとは考えられない。そこでこの程度の資本金の量からいいますれば、これは安全な経営だとは考えられない。ことに今御説明の通りに、これからのラジオの普及のごときはだんだん困難なところに普及していくのであるから、サービスに骨が折れるし、金がかかることはもっとものことである。それはまた公共事業を運営するNHKとしては当……

第26回国会 逓信委員会 第34号(1957/10/11、27期、自由民主党)

○粟山委員 ちょっと関連して。けさの新聞で、日本経済か何かだろうと思いますが、日本短波放送社長小田嶋君が代表取締役で、そして社長もきまって、教育放送の会社ができたという記事を見たのですが、とすればあなたの方は確かなことがおわかりだろうと思うが、それをお伺いいたします。
【次の発言】 今永田さんのお話を承わると、教育放送はおやりになるけれども、御計画のように十分おやりになるのには、まだあなたの御計画に御満足を得る程度に電波の方が解決がついていない、すなわちUHFというものに期待をしておられる、こういうふうに聞いたのだが、その通りですか。UHFが採用になるようになれば、あなたの方の教育放送の目的が……

第26回国会 内閣委員会 第7号(1957/02/19、27期、自由民主党)

○粟山委員 関連して。私は国民は非常な鋭い神経を持って見守っておるこの原水爆の問題については、政府もしばしば声明しておられるように、非常な慎重を要するものと考えます。従ってこの国際情勢ということを今飛鳥田委員から言われますが、私が当局に伺いたいことは、昨今の国際情勢の緊迫はかかって近東にありと、私はかように思います。日本とソ連との関係は平和条約の達成によって今や大使の交換も行われ、漁業問題もおくればせながら進捗を示しておるというような関係からいたしまして、当局は果してこの国際情勢の中における日本の立場についてどういうような御見解を持っておるか、それを伺っておきたい。

第26回国会 内閣委員会 第8号(1957/02/20、27期、自由民主党)

○粟山委員 私は関連して一つ伺っておきたいと思います。今、井本局長さんからのお答えに、見のがすという言葉をお使いになりましたが、アメリカの兵隊から見のがしてもらえば犯罪にならぬ。見のがさないということになれば犯罪になるというような事態がある。いろいろな制約があるでありましょうけれども、いずれにしても、日本の国内においてそういうような事態がなお存するということは、私は非常に不安だと思います。考えようによっては、事それ自体はきわめて価値の低いものであり、効用の高からざるものであります。そういう品物についてのできごとである。けれども、これをいろいろの意味から考えますと、その取扱い方において非常に重大……

第26回国会 内閣委員会 第10号(1957/02/27、27期、自由民主党)

○粟山委員 私は長くこの委員会において質問応答を承わっております間に、社会党さんから非常に深刻な質問があり、与党としてはほとんど時間の大部分をわれわれ承わっておる側に立っておったわけであります。きょうはさすがの社会党さんも御質問がないというので、私も少し時間を割愛していただきまして、二、三点伺いたいと思うのであります。  まず、私が切に重点的に伺いたいのは、本年度の予算の金額は今御提案のようなもので、来年度は果してこの予産金額を上回るようなお見込みでございますか。これを承わりたい。
【次の発言】 今年度は、御承知の通りに、神武以来の拡大予算とかなんとかいいますけれども、いろいろな観点からいいま……

第26回国会 内閣委員会 第24号(1957/03/28、27期、自由民主党)

○粟山委員 関連して。私は同僚八田君の質問はまことに適切なものであり、それに対しましての人事院総裁の答弁を承わっておりますと、まことに物足りない。こういうことに対しては特に人事院が中心になって、政府全体の大きな責任においてこの問題を解決するという非常な御決意があってしかるべきだと思うのであります。この機会に一言申し上げたいことは、教えることはもちろん大事である、しかし研究が世界的に見ましてもいかに重要なものになっておるかということは言を待たないのであります。たとえば原子力の研究、いろいろ各方面に近代の科学というものは非常に進歩しております。それでありますから、各方面の非常に進歩した科学研究を一……

第28回国会 内閣委員会 第12号(1958/03/11、27期、自由民主党)

○粟山委員 関連して。受田君の質問は、私はやはり大いに考慮する価値があると思われます。かつての旧憲法におきましての摂政の官の地位及び権能というものは、天皇にかわるべきものであるから、非常に重大なものであった。今日においては象徴としての天皇にかわる行為を代行せられるのであるから、私はもう根本的な意味において非常に違うと思うのです。そこで民間の民法と皇室に関する規定との間において、今日しいて説明を求められねばならぬような状態になっておることが、果して適当であるかどうか、これは考うべきことだと思う。この点について宇佐美長官は、だろう、だろうとおっしゃるけれども、私は旧憲法で十八才にされたということは……


28期(1958/05/22〜)

第30回国会 逓信委員会 第8号(1958/10/30、28期、自由民主党)

○粟山委員 ただいま阿部眞之幼君に関しての質問がありましたが、国会の権威の重要性にかんがみまして、かくのごとき委員会において人の名前が特に名ざされるということはきわめて重要な事柄だと私は思う。つきましては、阿部眞之助君が経営委員長となられましてから今日までその職責に当って欠くるところがあったか、あるいは経営上に期待にそぐわざるものがあったか、人格識見において及ばざるところがあったかという事柄につきまして、本員は大臣の所見を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 時間もないから簡単にお聞きしますが、満場一致ということは、いかなるルールにいたしましても、私どもはもう心から希望するところであります……

第31回国会 逓信委員会 第13号(1959/03/06、28期、自由民主党)

○粟山委員 金丸委員は料金の性格について掘り下げた質問をされたのでありますが、過去の社団法人であったNHK、それは個人の財産をも含んでおったはずである。それが時世の推移と国情の発展、変化等にかんがみまして、この国会において新たに法律を要求せられ、その法律の成立によって現在のいわゆる特殊法人というふうに性格が変ってきておる、かように考える。郵政大臣がお留守だから、次官にその点についてどうお考えになるか。また政務次官が何なら、むしろ直接その仕事に携わっておられるNHKのどなたかに承わればよいかと思うが、いかがでしょう。
【次の発言】 今日のNHKの目的というものは、書かれたものにきわめてはっきりし……


各種会議発言一覧

26期(1953/04/19〜)

第19回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1954/04/13、26期、改進党)

○粟山委員 私は野村さんにお伺いしたいと思うのですが、お話の中にアメリカをほめたたえて、ヒロイズムというのがアメリカをしてかくのごとく偉大ならしめておるように伺つたのですが、そういうヒロイスムというような考え方で日本にもやはりこれを奨励するのがよろしいというふうにお考えになつてのお話でありますか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 たいへん長い御説明でありますが、私は簡単にお伺いしたいのです。それはなるほど医家国民としては自由を守る自警心、自尊心を確立する、これは当然であります。従つて国家国民としては国を守る、これも当然のことであります。しかしながらこの国を愛して国を守る、自由の精神を確保す……

第19回国会 内閣委員会公聴会 第2号(1954/04/14、26期、改進党)

○粟山委員 ただいま遠藤さんから理想の御意見を伺いまして、私一つお伺いしたいことは、かつて桂太郎という著名な陸軍大将がおりまして、軍人にしては非常に世故にたけた洗練された人であつたように私どもは記憶しております。総理大臣を四回も重ねられた人だつたと思いますが、桂さんが、かつて自分は軍人で戦争に終始したものだ、それゆえに平和ということが強く胸を刺すものがあるのだというようなことを言われたことがあります。また米国の南北戦争でリーという人は戦いに破れたけれども、教育のために終始された方であります。そうして南方の文化開発に大いなる貢献をされたことは著名なことであります。また日本においでになつたことのあ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/10/21
データ入手日:2024/10/20

粟山博[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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