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野沢清人 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

野沢清人[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席(幹部)歴代TOP1000
797位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
685位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
912位
各種会議発言(議会)歴代TOP50
48位

25期委員会出席TOP100
84位
25期委員会出席(幹部)TOP100
55位
25期委員会発言(議会)TOP50
45位
25期各種会議発言(非役職)TOP25
22位
27期委員会出席TOP100
60位
27期委員会発言TOP100
54位
27期委員会出席(幹部)TOP10
9位
27期委員会発言(議会)TOP50
42位
27期委員会発言(非役職)TOP50
46位
27期各種会議出席TOP10
7位
27期各種会議発言TOP10
10位
27期各種会議出席(無役)TOP10
9位
27期各種会議発言(議会)TOP5
3位
27期各種会議発言(非役職)TOP25
18位

このページでは野沢清人衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。野沢清人衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1953/02/05、25期、自由党)

○野澤委員 午後他の委員会もありますので、五分間だけでけつこうでありますから、発言を許していただきたい。
【次の発言】 先ほど長官より説明されました援護事務につきまして、かつて私も引揚者の一人で、経験から出発しまして、事務上の問題についてちよつとお尋ねしたいと思います。  五つばかりございますが、第一は、引揚げ指導の場合、指導員が説明をされる際に、口頭説明を主体とするか、文書説明を主体とするのか、この点が一つ。  それから身の上相談について、職業の面ですが、これは労働省の関係だそうですけれども、これに対しては一律一体の相談事項を持つて来られるのか、その人人に応じた相談事項を持つて来るのか、これ……

第15回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第7号(1953/02/18、25期、自由党)

○野澤委員 二、三京さんに御質問を申し上げたいと思うのですが、その一つは、最初ソ連に捕虜になつて、それから八路軍に留用されたとおつしやいましたが、その場合には強制的に留用されたのか、御自分で進んで留用されたのか、その状況をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その際、抑留されたときは、どこの地点で抑留されましたか。
【次の発言】 ソ軍に抑留された場合には、チチハルで市民隊としてひつばられたわけですね。
【次の発言】 それから、ソ軍から八路軍にかわるときには、ソ連の人が八路軍に勤めたらいいじやないかというお話をなすつたのですか。
【次の発言】 重ねてお尋ねいたしますが、私も終戦当時にはチチハル……

第15回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1953/03/04、25期、自由党)

○野澤委員 与党だから申し上げるわけではありませんが、実は私この会合に出まして、帆足君と次官との禅問答といいますか、こんにやく問答といいますか、とにかくこの問題は再三再四聞いて、いまだ結論が出ないのです。これはどうして出ないのかという原因を追究してみるのですが、やはりこんにやく問答で、今も帆足さんが人道問題まで引出してぐんぐん追究しおりますけれども、政府としてはもう少しはつきりした見解をお持ちになつたらどうかと思う。要は、移民というものの解釈の仕方と、向うに移住している日本人であるという解釈の仕方に対して、堂々と遠慮なしに、日本の政府としてははつきりした定義をくだしていいのではないか。要するに……

第15回国会 厚生委員会 第4号(1952/12/08、25期、自由党)

○野澤委員 本問題については、勝俣委員の申されたことに私も賛成いたします。実際にどういう経過で、どういう根拠をもつて地方移譲を決定されたのか、その詳細についてぜひとも御説明を願いたいと思います。その根本的なものは、今長谷川さんが申されましたが、長谷川委員の言われるような単純なものでなしに、日本の厚生行政に対する厚生省の根本的な考えが重点になるのじやないかと思います。要は、予算面において厚生省が背負いきれないために、自然にそういうはれもの的な存在になつて、地新移譲に移つて行くということであれば、むしろこの際に根本的な手当をする必要があるのではないかという感じがいたしますので、今までの行きがかりに……

第15回国会 厚生委員会 第5号(1952/12/15、25期、自由党)

○野澤委員 ただいま提案になりました母子福祉資金の貸付等に関する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  御承知のように、配偶者のない女子、なかんずく子供をかかえた母親が独力で生活して参りますには、経済的にも精神的にも、幾多の困難が伴いがちであることは申すまでもないのでございます。これらの母子世帯にあたたかい保護の手を差延べることは、その母親の自立の上からも、またその家庭に育てられている児童の福祉の上からも緊急な問題でございまして、国や地方公共団体はその責任上一日もゆるがせにすることのできない事項であると存ずる次第であります。  しかるに、これらの母子世帯に対する従来の施策といた……

第15回国会 厚生委員会 第14号(1953/02/26、25期、自由党)

○野澤委員 お手元に差上げてあります児童福祉法の一部を改正する法律案た対する修正案であります。かねて母子福祉資金の貸付等に関する法律の審議の際にもはつきりと申合せをいたしました事項でありますが、第四条第六号中「五百円以内」を「七百円以内」に改める、こういう項目を提案いたしたのであります。これは当時育英資金が五百円であつたために、育英資金に右へならえするということでありましたので、今回育英資金の方が五百円が、七百円に上げられまして、すでに二十八年度の予算が発表されておるのであります。従つてこの奨学規定の改正に同調いたしまして、母子福祉の中の五百円を七百円に改めたいという趣旨でございます。予算には……

第15回国会 厚生委員会 第19号(1953/03/10、25期、自由党)【議会役職】

○野澤委員長代理 これより会議を開きます。  都合により委員長が不在でありますので、私が委員長の職を勤めます。  まず本日は、診療及び公衆衛生に関する実地修練制度の諸問題について、お配りしてあります名簿の通り、実地にこれらの仕事に携わつておられます方々に参考人として御出席願いまして、御意見をお聞きしたいと存じます。  この際参考人の方々に、委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多忙中にもかかわらず、当委員会の要望を受けて御出席くださいましたことを、厚く御礼申し上げます。本問題は、いわゆるインターン制度の是非、あるいは存続させる際の改善対策等の諸問題について、長らく検討して参つた……

第15回国会 厚生委員会 第21号(1953/03/14、25期、自由党)

○野澤委員 理容師美容師法の一部を改正する法律案につきまして、小委員会において四回にわたり審議をいたしました結果、現行法では六月三十日でもつて、一般の資格者が試験を受けられなくなつております。つまり、学校を卒業した者のみが理容師、美容師の試験を受けるようになつておりまして、それ以外の者はその資格を喪失することになつておるわけであります。この点に関しましては全国のあらゆる業者から、この条文を緩和してくれ、そうして見習いをしている者であつても、あるいは短期の講習等を受けた者であつても、受験資格を取得さしてもらいたい、こういうふうな陳情が非常に多うございます。その結果、本小委員会としましては、これら……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 社会労働委員会 第4号(1955/03/29、27期、自由党)

○野澤委員 けさほどから、いろいろと新厚生大臣の構想について拝聴しておったのでありますが、今度第二次鳩山内閣としてたくさんの大臣ができましたけれども、一番国民が期待しているのが川崎厚生大臣の今後の動向だと思われるわけであります。そこで私は、今後の厚生行政に対する川崎大臣のいろいろな抱負等についても拝聴をいたしたのでありますが、ただ全体的な予感として、これほど大きな期待を持っている国民にこたえるのに、現在の大臣の心境から見ますと、きわめて消極的な立場に置かれているのではないか、こういう感じがいたすわけであります。特に大臣のごあいさつの中にも、当面の健康保険対策としては、なるべく早く収支の均衡を回……

第22回国会 社会労働委員会 第14号(1955/05/26、27期、自由党)

○野澤委員 お忙しいようですから、きわめて簡単に質問いたします。  特につき添い婦の問題についてだけ伺いたいと思うのですが、過日来つき添い婦の問題は、各委員より微に入り細にわたっての質疑応答がありましてあるいは局長、大臣等から御回答もあったのでありますが、どうも今度のつき添い婦の制度の改革というものが、ピントはずれをしているような感じがいたします。どういう理由でつき添い婦を廃止して新たな雑仕婦に切りかえるのかということが、局長の話を聞いた場合は、実にのらりくらりとした話であり、また大臣からお話を聞きますと、確かにこういうポイントでやっておるというところがはっきりうかがえる。うかがえますが、昨日……

第22回国会 社会労働委員会 第16号(1955/05/31、27期、自由党)

○野澤委員 これは結核対策ではないのでありますが、先ほど亀山委員から質問がありました上水道のことについては、幸い大臣が来ておりますので、ごく簡単に質問したいと思うのであります。
【次の発言】 実は起債のワクについて、大蔵省にほとんど押えられてしまって、厚生省の自由に査定ができないという現在の段階において、今まで大臣として大蔵省または自治庁、建設省等との連絡あるいは交渉等をされたかどうか、そうしてまた至急にこれの解決策を講ずる方針でおられるかどうか、この点はっきり一つお答えを願いたいと存じます。

第22回国会 社会労働委員会 第20号(1955/06/08、27期、自由党)

○野澤委員 時間がありませんから、要点だけ簡単にお尋ねをいたしたいと思います。五月十七日の委員会だと思いますが、駐留軍要員の健康保険組合の料率引き上げの問題について、この委員会で質疑があったようであります。なお、その後約三週間経過しております。日米合同委員会の中に、健康保険組合の専門委員会を作るというような覚書も手交されたというようなことを聞いておりますけれども、この特殊な駐留軍要員の健康保険組合の財政というものは、日本の法律に従って組合の運営をしておりますけれども、実際は料率を引き上げるという問題になりますと、簡単に厚生省だけで認可ができない。従って、この問題については、労働大臣の責任におい……

第22回国会 社会労働委員会 第24号(1955/06/16、27期、自由党)

○野澤委員 細井化学の問題について、細井省吾参考人にちょっとお尋ねしたいのですが、あなたの会社の歴史的な経過も、また経営状態もよく承知しておりますが、端的に申し上げますから、はっきりとお答えを願いたいと思うのです。中小企業の労働紛争としては、これは化学工場として一つのモデル・ケースになるのではないかという心配から、あなたの工場で百二名の従業員を持っているというか、常時使用される人員は、これを分けてみますと、少くとも二通りか三通りになると思うのです。つまり、細井化学の仕事、工場の運営をしていくのに、どうしても必要な工員というのは、大体どのくらいな数なのか、また人夫で差しつかえないという作業が何人……

第22回国会 社会労働委員会 第30号(1955/06/28、27期、自由党)

○野澤委員 政府は先月末、非常に問題の多い健康保険法の改正案を国会に提出したのでありますが、この法案が提出されるということになりまして、関係いたしております使用者団体からも、労働組合からも、全面的にこれに反対をするというような機運が生まれ、さらにまた、はっきりした意思表示まで受けたのでありまして、これが諮問を受けました社会保障制度審議会、あるいは社会保険審議会等においても、また反対の答申を行なった。こういう経過をたどりましたこの改正案が、ほとんど社会的な世論としては九九%まで政府案に反対しておるのでありますが、この反対している理由というのは、厚生大臣にお尋ねしたいのですが、どういうところに反対……

第22回国会 社会労働委員会 第34号(1955/07/05、27期、自由党)

○野澤委員 小守さんにお尋ねしたいのですが、先ほど盲人の職業としてのあんま、はり、きゅうというような問題が出たのですが、当然これは日本のあんま、はり、きゅうの発達の過程から見ても、小守さんの言われる通りだと思うのであります。そこで、今日の法律改正に際しまして、療術行為というものは、あんまと全く同種であると一方に言っていながら、他方に、もし手技なり療術なりという業態を認めることは絶対反対である、これは花田さんも同様に、法律の通りに実施してくれというお言葉でありましたが、お二人の話を聞いてみますと、指圧なら指圧という行為に対する否認ではなくて、単にその職種に対する考え方が非常に強いと思うのです。そ……

第22回国会 社会労働委員会 第40号(1955/07/13、27期、自由党)

○野澤委員 理容師美容師法の一部を改正する法律案についての、総括的な質問はすでに終っていますので、私は今回政府がこの法律案を出しましたほんとうのねらいがどういうところにあるのかということにつきまして、すでに提案理由の説明を見ますと、第一点、第二点、第三点とも、ほとんど保健衛生上の、理容所あるいは美容所に対する管理面、あるいは業務管理、さらにまた免許取消しとか業務停止というような三点を指摘して、提案理由の説明にいたしております。ところが、実際問題として、この理容師美容師の期待いたしております事項というものは、単なる開設の際のしちめんどうくさい開設規格と申しますか、条件と申しますか、そういうことの……

第22回国会 社会労働委員会 第43号(1955/07/16、27期、自由党)

○野澤委員 ただいま提案理由の説明がありました医師法、歯科医師法及びに薬事法の一部改正に関する点でありますけれども、ただいまの提案理由の説明では、重要な点がはっきりいたしませんので、本日は、とりあえず提案者の代表の方に、この点について二、三御質問を申し上げたいと存じます。  この医薬分業という考え方が、そもそもわが国において取り上げられた歴史や経過等も、すでに提案者の方ではよくおわかりだと思うのでありますが、今度の改正案を提出されました動機というものは、わが国の医療制度の上において、医薬分業を実際に実施する意図でこうした改正案を出されたのか、あるいはまた医薬分業というものは、その理由にあります……

第22回国会 社会労働委員会 第44号(1955/07/18、27期、自由党)

○野澤委員 前回に引き続きまして質疑を続行いたします。前に処方せんの義務発行の除外例についてお尋ねいたしたのでありますが、さらにこの点についてお尋ねを申し上げたいのであります。  処方せんを発行することを、医者の立場からきらうということでありますが、これを抽象的でなしに、実際に即した考え方から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 重ねてしつこく申し上げますが、医者が姓名を書き年令を書いて処分を書き上げなければならぬということの煩瑣ということは、診療のワク外の煩瑣だと思うのであります。これに対して、医者の主観だけで煩項だ、から処方せんは書きたくない、こういう議論は成り立たないと思うのであり……

第22回国会 社会労働委員会 第46号(1955/07/20、27期、自由党)

○野澤委員 前会に引続きまして提案者にお尋ねいたすのでありますが、この前はっきりした御了解がなかったように思われます「第三条中薬事法第五十六条第一項の改正規定を削る。」これに対して、もう一度大石委員から、どういう見解なのか、はっきりした御説明をまず承わりたい。
【次の発言】 なお今回の改正案の二十五条の二というものは、全然罰則の適用はないと了承して差しつかえありませんか。
【次の発言】 そこで、提案者にお尋ねいたすのでありますが、先ほど大橋委員から、この二十二条の「薬剤師、医師、歯科医師及び獣医師でない者は、販売及は授与の目的で調剤してはならない。」この条文について、理論的な検討やら、現実の問……

第22回国会 社会労働委員会 第47号(1955/07/22、27期、自由党)

○野澤委員 連日いろいろな角度から質問をしてきまして、今日は政府当局に決定的な見解を拝聴したいと思うのであります。提案者及び各方面からの御返事をちょうだいしておりますが、特に局長はいろいろとあいまいな答弁をされておるようですけれども、今日は一つ的確に御答弁を願いたいと思います。  そこで、今度のこの改正法案というものが提出されまして、どう考えてみても、医薬分業というものの理念が、すっかりはずれておるような気がするのであります。これは解説を必要といたしません。医師法の第二十二条の条文と一項、二項とを考えただけでも、すでに医薬分業の理念からは遠ざかっておるような感じがするのですが、この点に対する医……

第22回国会 社会労働委員会 第53号(1955/07/29、27期、自由党)

○野澤委員 今回の優生保護法の一部を改正する法律案でありますが、この中で実地指導という言葉が入っておりますが、この実地指導という意味は、どの程度まで含んでおるのでありますか。非常にばく然とした意味だと思いますので、この点お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 なお、この実地指導員制度というものは、提案者のお考えとしては、恒久的におやりになるのか、それともまた受胎調節の器具の使用とか、受胎調節の方法とか等について、国民全般に敷衍するために、ある一定の期間を実施しようというのか、その辺のところのお考えをお尋ねいたします。
【次の発言】 多分十五年ぐらい続けなければ、人口問題とにらみ合せて、こう……

第22回国会 社会労働委員会 第54号(1955/07/30、27期、自由党)

○野澤委員 私は自由党を代表いたしまして、健康保険法の一部改正案に関し、民主党の修正案並びに修正部分を除く政府原案に賛成いたし、社会党両派提案に反対いたすものであります。  今回の政府提出の原案に関しましては、たびたび指摘せられました通り、健康保険の赤字対策の一環として、全く事務的な操作をしたにすぎないと思うのであります。つまり、たびたび論議されました通り、本案は完全なる赤字の弥縫対策にすぎぬことは、明白な事実であります。特に、健康保険赤字の根本対策に関しましては、さきに七人委員会に依存したのみで、何ら自主的な方途も示さざる現況下において、今次の政府原案を認めるわけにはいかないのであります。し……

第22回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第12号(1955/07/05、27期、自由党)

○野澤委員 きわめて簡単な事項でありますので、簡明にお答えを願いたいと思います。  通産省公報の一六三六号で、米国向け豚毛の原産地証明書の発給停止ということが行われておりまして、去る四月十三日から当分の間、米国向けの豚毛に対する原産地証明の発給及びこれに伴う検査を停止するということがすでに発表されておりますが、その後これに対する対策はどうなっているか、まだ解決しておらないならば、その経過はどうであるか、それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 まだ交渉の継続中であるということだけは了承したのですが、この問題についての解決の見通しは、政府の方ではどういうふうに考えておりますか。

第22回国会 予算委員会 第15号(1955/05/17、27期、自由党)

○野澤委員 総理大臣に質問しようとして通告しておいたのですが、おいでにならないようでありますので、副総理に、きわめて簡単な事項でありますのでお尋ね申し上げたいと存じます。  鳩山内閣の厚生行政、特に社会保障の面に関しまして、選挙時における公約は非常に広汎な内容をもって公約されたのでありますが、この鳩山内閣の一枚看板とも称すべき社会保障制度というものは、一体どういうふうになったかという点であります。そして本年度の予算編成に際して社会保障を意識的に効果あらしめようとしました政府の意図は、どういうところに現われているかということについて、第一にお尋ねをいたしたいと存じます。

第23回国会 社会労働委員会 第5号(1955/12/12、27期、自由民主党)

○野澤委員 大体お聞きしようと思ったことを、頭のいい滝井さんから指摘されて、お二人ともはっきりと国会に責任を持ってこられたようでありますが、全体としてのねらいがどこにあるかという対策を見てみまして、そういう感じが強くいたすのであります。特に七人委員会を作りました当時には、川崎厚生大臣がことしは抜本的な対策をする、そうして七人委員会にお願いをして根本対策を打ち出すということが国会において再三述べられたことであります。従ってその当時私は七人委員会というのは、川崎厚生大臣の隠れみのでないのかという悪口を言いまして、これによって抜本策を強行する、たとえば標準報酬の値上げをするとか、あるいはまた被保険者……

第23回国会 社会労働委員会 第7号(1955/12/14、27期、自由民主党)

○野澤委員 関連して。八田君からるる申し述べられておるようでありますが、この第二燐酸ソーダ等の問題については、御趣旨はよくわかりますけれども、厚生当局としてもこれは非常にむずかしい問題だと思います。大体私はこの方の仕事を多年経験しておりますので、商習慣から見てどこに責任があるかという問題になってきますと、むしろこれを取り扱う業者の不注意だ。要は整カン剤等に使われます第三燐酸ソーダなり第二燐酸ソーダというものは、常識的に砒素の入っていることはわかり切っておることでありまして、しかも再結晶しさえすれば、相当量とれていくわけです。従ってこれを取り扱う業者がどういう業者が精製したかわかりませんが、少く……

第23回国会 社会労働委員会 第8号(1955/12/15、27期、自由民主党)

○野澤委員 各局にわたる問題だと思うのですが、過般の国会で決定いたしまして相当の予算もとり、しかもまた実施するように準備をいたしまして、各府県に通牒した新医薬制度周知月間についてお尋ねをしたいと思うのです。  これは厚生当局が本年の七月十三日の通牒で各都道府県あてに事務次官から発せられた、発総第三二号という通牒であります。この通牒を見ますと、「新医薬制度周知月間について」という表題で、「標記について、来る八月一日から八月三十一日までの一箇月間を、「新医薬制度周知月間」として計画したので、別添「月間要綱」にのっとり、実施されるようお願いする。」こういうことで、詳細な月間の要綱が添付されておりまし……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1956/02/23、27期、自由民主党)

○野澤委員 今まで各委員と野溝参考人とのお話を聞いていまして、私も野溝さんと一緒にソ連まで参った男でありますが、きょうの問答を聞いていますと、かなり極端なせんさくがお互いに続けられておると思うのです。そこで草むらの中から大砲のたまが飛び出して落ちてしまって被害があったのに、そのたまはどこから出たかというので、今探している。実際これは国会議員としては当然かもしれぬが、私もかつてシベリアの捕虜生活を三年した男なのです。その捕虜の手紙を中心にして、これだけの議論をしなければならぬところに、日本国民の情なさがあると思う。そこで私は、野溝さんがどういう考えでこれを発表したとか、国策の線に沿うて、反対的な……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第7号(1956/02/24、27期、自由民主党)

○野澤委員 私は捕虜生活をした男ですが、引き揚げの委員会にはめったに顔出ししないので、今のお話を聞いておりますと、両方ともほんとうのことを言って、両方ともまた勘違いをしている部分がたくさんあると思うのです。それで、今後は努めて私この委員会に参りまして、正しく御理解を願う方が国民の利益じゃないかと思います。そこでたとえばソ連のブロック建築が重労働であるかないかという問題とか、ごまかされていやしないか、それから栄養が悪いとかいいとかいうようなお話ですが、三つ四つ私が聞いた話を解説を申し上げると同時に、参考人のお二人の方にも、ご一緒に参りました当時の状況から、はっきりしたことを申し上げたいと思うので……

第24回国会 社会労働委員会 第8号(1956/02/15、27期、自由民主党)

○野澤委員 過般厚生大臣から昭和三十一年度の予算案についての説明を受けまして、当委員会において二日間質疑応答が行われたのですが、二日間ともいずれも質問者が野党であるためか、非常に熱心な質疑であったにもかかわらず、ややもすると重要な点がぼけたような感じが多かったのであります。もっとも社会党の質問ですから、一問一答が動かし得ないような重要なものであればあるほど、厚生大臣としては相当警戒もしなければならぬと思うのでありますが、全体を通じて感じますところでは、言質をとられまいとして非常に警戒されて御答弁をなすっていたような感じがするのです。こういう点はさすがわが自民党内閣の厚生大臣だけあって、きわめて……

第24回国会 社会労働委員会 第15号(1956/03/08、27期、自由民主党)

○野澤委員 本日の新聞を見ますと、厚生大臣が新医療費体系の国会通過を急いで大幅修正をする、こういう記事が出ておるのであります。聞くところによりますと、新聞紙上にも書いてありますが、昨日の省議決定でこうした方針がきめられた、こういうことであります。しかもその内容に至っては、細部な事項まで指摘されております。この記事の内容については、大臣が全部御承知の上に発表されたものと思います。そこで、今度の新医療費体系はすでに中央社会保険医療協議会にも諮問されており、参議院においてもすでに十数回も回を重ねて審議しておりまして、本委員会においてもしばしば滝井委員より早期提出を要求されていた案件であります。かかる……

第24回国会 社会労働委員会 第20号(1956/03/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 休憩前に引き続き会議を再会いたします。  都合により委員長が不在でありますので、私が委員長の職を勤めます。  午前中の質疑を続行いたします。八田君。
【次の発言】 長谷川保君。
【次の発言】 今迎えに行きました。
【次の発言】 次会は明十五日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後五時一分散会

第24回国会 社会労働委員会 第25号(1956/03/26、27期、自由民主党)

○野澤委員 関連して。ただいまの滝井君の質問は非常に重大問題だと思うのです。滝井君は四円から七円にいって、六円に下った、こう言うのですが、実際はそうじゃないのです。これは一昨々年の点数表のときには九円であった。四円から九円にいって、七円に下ってまた六円に下った。これは科学的な計算をすればするほど下るというのが点数だと思うのですが、どうもこの辺のところが納得がいかない。ただし私は善意に解釈して、こういう事態に退い込まれたのは、やはり滝井君の長々とした質問で前の新医療費体系がつぶれてしまって、そしてやむを得ず暫定措置にこういうものができてきたのだから、破壊したのはこれはむしろ滝井さんの方が破壊した……

第24回国会 社会労働委員会 第26号(1956/03/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後五時四十五分散会

第24回国会 社会労働委員会 第28号(1956/03/31、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 次に内閣提出の健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法の一部を改正する法律案、船員保険法の一部を改正する法律案を一括議題とし、審査を進めます。質疑を続行いたします。滝井義高君。

第24回国会 社会労働委員会 第31号(1956/04/04、27期、自由民主党)

○野澤委員 せっかく大蔵大臣が見えたものですから一、二点お伺いしたいと思うのですが、すでに予算も決定しましたので、来年の話をすると鬼が笑うといいますが、来年度の問題について一応お伺いしておきたいと思うのです。これは厚生大臣と大蔵大臣と合せた問題で、たびたび滝井君その他から御質問がありましたが、国庫負担の問題についていろいろと心配をされております。また補助金の問題に関しましても、成文はできたが、定額補助というものは計画されない、こういう状態でありますが、この来年度の補助金がどうなるかということについては、再三再四大蔵大臣も、また厚生大臣からも、必ず出るのだという暗々のうちの了解だけはしているので……

第24回国会 社会労働委員会 第38号(1956/04/27、27期、自由民主党)

○野澤委員 今回の母子福祉資金の貸付等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、新たに設けられました住宅補修資金についてでありますが、資金のワクは三万円以内ということできめられておりますけれども、この住宅資金の貸し出し後における据置期間はどういうふうに見ておられるのか。何らこれは明示がないようですが、借り受けた翌月から返すという考え方なのか、この点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 大体普通の貸付金ならば、住宅補修資金というものは、あなたの言う通りでいいと思う。ところが実際に母子家庭における家屋修理というようなものはおそらくこの資金の科目が出たために県なり未亡人会なりで相当混乱すると……

第24回国会 社会労働委員会 第46号(1956/05/18、27期、自由民主党)

○野澤委員 ただいま議題となりました両案は同一趣旨の法律でありますので、これを併合して一案となし、題名は両案の通り寄生虫病予防法の一部を改正する法律とし、内容はお手元に配付いたしました通りでありますので、内田常雄君外三名提出の案と同一といたしまして、修正議決せられんことを望み、動議を提出いたします。

第24回国会 社会労働委員会 第47号(1956/05/19、27期、自由民主党)

○野澤委員 提案者にお尋ねを申し上げたいんですが、因縁づきのこの美容師法を単独立法で御提案なされましたが、提案になられます動機、並びに理由としてはどういうふうなお考えでお出しになったか、この点をできるだけ詳細に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 私、冒頭に因縁づきの法案だということを申し上げたことは、今提案者の御説明で、単行法を立案するまでについての経過として、全業界からの要望によってという表現がありまして、端的に三団体を指摘されておるようでありますが、この法律ぐらい、法制下してから後改正をした法律はおそらくないと思うのです。わずかの期間のうちに七回も八回も改正しなければならぬ。こうい……

第24回国会 社会労働委員会 第49号(1956/05/25、27期、自由民主党)

○野澤委員 一つだけ基本的な問題ですから次官または局長でけっこうですが伺いたい、この採血及び流血あっ七ん業取締法というのは、大体自然発生した業態に対する取締りの法律だと思うのです。そこでむしろこれは血を提供する人も、また給血する人も国家的に管理する必要があるのじゃないか、そういう面から公的機関で製造する、従って自由営業だというような局長のお考えであったが、その考え方は経過的に正しいと思うのです。それでなしに、少くとも公的機関によってこれをやるか、半公営でやるかという基本的な問題について厚生当局としてどういうお考えでおるのか、あるいは予算措置等をしましても府県単位に血液の製造銀行を持つ、こういう……

第24回国会 社会労働委員会 第51号(1956/06/01、27期、自由民主党)

○野澤委員 五月三十一日の請願審査小委員会における審査の結果を御報告いたします。  請願総件数は六百九十四件でありまして、厚生及び労働両省の総務課長出席の上、慎重に審査いたしました結果、本日の請願の日程中第一二、第一四、第一五、第二二、第二七より第二九まで、第三一より第三四まで、第六一より第六三まで、第八〇より第八九まで、第一〇七、第一〇九より第一一六まで、第一二一より第一二三まで、第一三〇、第一三一、第一三九、第一五〇より第一五四まで、第一六〇、第一六一、第一六九、第一八九、第一九三より第一九八まで、第二〇三より第二一四まで、第二四一より第二四八まで、第二五一、第二五二、第二五五より第二五八……

第24回国会 社会労働委員会 第53号(1956/06/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 これより会議を開きます。  都合により委員長が不在でございますので、私が委員長の職を勤めます。  この際、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。理事の岡良一君が五月三十一日委員を辞任せられたに伴い理事に欠員を生じておりますので、その補欠選任を行わねばなりませんが、委員長より指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事に岡良一君を指名いたします。
【次の発言】 次に、労使関係、労働基準及び失業対策に関する件について調査を進めます。発言の通告がありますので、これを許します。井堀繁雄君。
【次の発言】 次に社会保障制度、医療制度及び公衆衛生に関する件に……

第24回国会 内閣委員会 第58号(1956/09/07、27期、自由民主党)

○野澤委員 医療職の問題が出たので関連して二、三伺いたいのですが、医療職の第一表を見ますと医師と歯科医師の職種が載っております。第二表には栄養士とか看護婦等の職種が栽っておるのですが、職種選定の途上において薬剤師職は一体どこにとられたのですか、この点明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 総裁の方々からのお話で、考えておくということですが、これは今回の勧告で薬剤師職というものを一般行政職から引き抜いて医療職の中にお入れになるお考えがあるという御発言でございますか。それとも現状のままで今回はこれを通すのだというお考えですか。

第25回国会 社会労働委員会 第2号(1956/11/20、27期、自由民主党)

○野澤委員 いわゆるスト規制法と称せられます今回のこの法律が成立しましたのは、去る昭和二十八年の八月のことでありますが、倉石労働大臣はその当時労働委員会の理事をいたしておったように記憶しているのであります。しかも非常にまじめに当時検討された、いわゆるベテランでありますことは、周知の事実であります。この法律の長所や欠陥とおぼしい点についても、十二分に御承知のことと思うのであります。そこで私は今回の、電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律附則第二項の規定により、同法を存続させるについて、国会の議決を求めるの件、という実に長い戒名をつけられた提案をしなければならない経過について……

第25回国会 社会労働委員会 第8号(1956/11/30、27期、自由民主党)

○野澤委員 この際薬価基準等に関する小委員会において調査いたしました製薬状況について、前国会、実地に調査いたしました結果を御報告申し上げておきたいと存じます。  われわれ三人は薬価基準に関する調査のため、去る八月二十日より四日間大阪、名古屋の製薬工場を調査いたして参りましたので、その模様の概略につきまして簡単に御報告申し上げます。  われわれが今回調査して参りました目的は、製薬企業体の組織運営の解剖等ではなく、その企業実態調査でありまして、いわゆる販売等の企業の機構を重点とし、コストの立て方及び組み合せ方等を調査するとともに、需要と供給との関係から薬品価額の決定をつまびらかにしようとしたもので……

第25回国会 社会労働委員会 第9号(1956/12/04、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  都合により委員長が不在でありますので、私が委員長の職務を行います。失業対策に関する件について調査を進めます。発言の通告がありますのでこれを許します。中原健次君。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  健康保険に関する問題について調査を進めます。発言の通告がありますので、順次これを許します。滝井義高君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。     午後六時三十二分散会

第25回国会 社会労働委員会 第10号(1956/12/05、27期、自由民主党)

○野澤委員 請願審査小委員会における審査の結果を御報告いたします。請願総件数は百六三件であります。小委員会は慎重に審査の上請願日程のうち、第一、第一二、第七より第一〇まで、第二及び第一二、第一五から第一九まで、第二、第三一から第五七まで、第六六及び第六七、第六九、第七六、第八一及び第八二、第九〇から第九四まで、第九六から第一〇二まで、第一二七から第一三四まで、第一四一から第一四六まで、第一四八から第一五七まで、第一六二及び第二八三、以上八十五件はその趣旨妥当なるものと認め、採択の上内閣に送付すべきものと決定いたしました。以上御報告いたします。

第26回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1957/02/12、27期、自由民主党)

○野澤清人君 先ほどお墓のお話があったのですが、実は私もシベリア抑留者でありまして、二十三年までイルクーツクにおりましたものですが、三つばかり大隊長もやりました。今、木下参考人のお話によりますと、ナンバーと名簿とが符合するということ、これはもしこのまま伝えられると、遺家族の方も相当大きな期待を持たれる。私の体験から申しますと、昭和二十年の終戦後入ソしてから笠年の六、七月ごろまでは、名簿も墓の整備もおそらくできていなかったと思います。従って、当博の名簿の処理の状況は、ただ物が廃棄されると同じように処理された。これは現実に私、裸で埋められていく戦友をよく見ております。しかも一昨年訪ソ議員団で私参り……

第26回国会 社会労働委員会 第2号(1957/02/11、27期、自由民主党)

○野澤委員 だんだんの質問で大体解明されると思うのですが、私は総括的な事項で新大臣にお尋ねをしたいと思うのです。それは、今度の石橋内閣が組閣されて、今度の内閣の重点政策の一つに社会保障制度というものが大きく打ち出されております。従って国民のあらゆる階層が大きな期待を寄せておる場合でありますので、この社会保障制度に対する新大臣の基本的な考え方と申しますか、つまり一がいに社会保障制度というても非常に広範でありまして、しかもまた日本の社会保障制度の発生過程から今日まで歴史的な一つの経過から見ましても、かなり輻湊した行き方をしておる。たとえば大正、昭和にかけて逐次頭を持ち上げてきましたものは、疾病患者……

第26回国会 社会労働委員会 第7号(1957/02/18、27期、自由民主党)

○野澤委員 大臣に冒頭にお尋ねしたいのですが、政府が健康保険法の改正を国会に提出しましてから今回が三度目であります。しかもそのつどこの法律が審議未了になりまして、この前の臨時国会に提出されたものが継続審議として今日まで参ったわけであります。しかもその法律の内容を見ますと、昨年の国会に出されました法律の内容がさらに飛躍したのか、内容が低下したのか、かなり内容面において重要なポイントが変っておるように感じられます。毎回こう変った改正案を出さなければならぬという理由がよくわからないのですが、その理由または御事情があれば、その事情等についても一つ率直に御説明願いたいと存じます。

第26回国会 社会労働委員会 第18号(1957/03/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 堂森芳夫君。

第26回国会 社会労働委員会 第21号(1957/03/09、27期、自由民主党)

○野澤委員 ただいま議題となりました美容師法案の提案理由を御説明申し上げます。  近代人の文化生活は異常な発達をとげ、あらゆる面において科学的な知識や操作が取り入れられつつありますが、美容業界の実態もまた国民の保健衛生とともに、その技術的な分野もいよいよ高度な理論と知識とを必要とするに至りました。  現行理容師美容師法において美容業を理容業とともに一括処理することは、最近の実態からかんがみて斯業の発展を妨げるのみならず、保健衛生上の立場からも幾多の不便が生ずる憂いなしとしないのであります。ことに美容技術の範囲も、パーマネントを主体とした頭髪調整の段階から、全身美容にまで進歩発展いたし、幾多の高……

第26回国会 社会労働委員会 第22号(1957/03/11、27期、自由民主党)

○野澤委員 ただいまより内閣提出の健康保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案、船員保険法の一部を改正する法律案に対する修正案及び厚生年金保険法の一部を改正する法律案に対する修正案の三修正案について、その趣旨を御説明申し上げます。  健康保険法等の一部を改正する法律案は、国民全部の要望でありまする国民皆保険を実現するに当り、その一大支柱ともいうべき健康保険制度の基礎的な地固めをぜひとも実施しようという趣旨に出たものであります。しこうしてその内容中、社会保険診療報酬支払基金法の一部改正につきましては、審査の適正を期さんとする政府の意図は了とするものでありますが、審査の問題が重要であればあるほ……

第26回国会 社会労働委員会 第23号(1957/03/13、27期、自由民主党)

○野澤委員 ただいま滝井委員の御質問がありましたことは、すでに二十二日間の御審議の経過によりまして、あなた方の指摘された条項等についても、十分われわれも拝聴いたしました。従って今回の健康保険法等の一部を改正する法律案につきましては、各重要な点についての御意見も、また御指摘された点についても十分検討を加えたわけであります。従って修正部分としては第二条を全面削除するという修正点をいたしましたことは、実は保険の基金の問題につきまして審査の能率を上げるという政府の意図から、今度の審査委員会あるいは協議会というような二段がまえの改正案が出たのでありますけれども、これもあなた方の御意見によって、医療担当者……

第26回国会 社会労働委員会 第25号(1957/03/18、27期、自由民主党)

○野澤委員 現在の日本の社会情勢から考えますと、経済再建という面から、保守党であると社会党であるとを問わず、中小企業対策ということが政策の基本要件になるのではないか、こういう建前でおそらく自民党としてもこれだけの案が生まれたと思うのでありますが、ただこの環境衛生関係営業の適正化に関する法律というお題目を見ますと、業者間にも国民の間にもやや誤解が生ずる心配があるのではないか。ということは、少くとも業者にすれば、これはもうそれこそ唯一、最上の法律であって、そのために自分たちの既得権とも言える営業自体が非常に保護されていく、また助成されていくという考え方が起きますし、半面国民の立場から見ると、主婦連……

第26回国会 社会労働委員会 第29号(1957/03/25、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 都合により委員長が不在でありますため、私が委員長の職を勤めます。  これより会議を開きます。  この際小委員会設置の件についてお諮りいたします。本委員会に付託されてあります環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律案の審査を託するため、小委員十名よりなる環境衛生関係営業に関する小委員会を設置することとし、小委員及び小委員長の選任に関しましては、委員長より御指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め    植村 武一君  亀山 孝一君    西村 直己君  八田 貞義君    野澤 清人君  古川 丈吉君    赤松  勇君  滝井 義高君    八木 一男……

第26回国会 社会労働委員会 第32号(1957/03/29、27期、自由民主党)

○野澤委員 本来なら大臣にお尋ねしたいのですが、時間の関係もありますので、局長に大要を伺いたいと思うのです。今回この引揚者給付金等支給法案を御提出になられました。かなり長い間の懸案だと存じますが、一体この法律を立案するに至りました動機あるいはその経過の大要について、簡潔でけっこうでございますが、お示し願えたら大へんけっこうだと存じます。
【次の発言】 大体の経過はそれでわかるのですが、冒頭に局長が、この問題は非常に複雑だとこう指摘されていますが、複雑だということは、原因探究が複雑なのか、処置を講ずるのに複雑なのか、どういう点が複雑だとあなたの方で断定されているのですか。

第26回国会 社会労働委員会 第36号(1957/04/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 午後一時まで休憩いたします。    午前十一時五十一分休憩
【次の発言】 本問題につきまして、衆議院法制局の御説明を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議もないようですから、それでは衆議院法制局第二部長。
【次の発言】 次に引揚者給付金等支給法案を議題とし、審議を進めます。質疑を続行いたします。  なお総理大臣が御出席になっておられますが、出席されますのは都合により一時間程度だそうでありますので、以上お含みの上質疑されるようお願い申し上げます。栗原俊夫君。
【次の発言】 堂森君。
【次の発言】 滝井義高君。

第26回国会 社会労働委員会 第39号(1957/04/16、27期、自由民主党)

○野澤委員     引揚者給付金等支給法案に対する修正案   引揚者給付金等支給法案の一部を次のように修正する。   第二条第一項第四号中「引き揚げたもの」の下に「及び当該引き続き外地に残留することを余儀なくされた者のらち、日本国との平和条約第十一条に定める裁判により拘禁された者で、同日前に本邦に引き揚げ、かつ、引き続き当該裁判により同日以後にわたって拘禁されたもの」を加える。  ただいま朗読いたしました自由民主党及び日本社会党共同提案にかかる修正案の趣旨について御説明申し上げます。  この法案によれば、日本国との平和条約第十一条に定める裁判により、いわゆる戦争受刑者として外地で拘禁された者で……

第26回国会 社会労働委員会 第43号(1957/04/23、27期、自由民主党)

○野澤委員 きわめて簡単に二点だけお尋ねいたしますが、共同提案に至るまでの経過として、たびたび論議された事項ですが、第二条の規定になっています業種につきまして、一号から七号まで出ておりまして、一まとめに七業種と呼ばれています。そこで二、三、四、六、七というのははっきりした業態でありますから問題はありません。そこで第一号の食品衛生法に基くもののうちから飲食店営業、喫茶店営業、食肉販売業及び氷販売業と四業種が上げられている。ところが飲食店営業の内容というものは、食品衛生法の施行規則から見ましてもかなりたくさんの業種を含んでおります。これが施行令から見ますというとちょうど二十業種ありまして、そのうち……

第26回国会 社会労働委員会 第45号(1957/04/25、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 滝井義高君。
【次の発言】 午後二時まで休憩いたします。    午後零時二十九分休憩

第26回国会 社会労働委員会 第46号(1957/04/26、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 これより会議を開きます。  都合により委長長が不在でありますので、私が委員長の職を勤めます。  労働福祉事業団法案を議題とし、審査を進めます。質疑を続行いたします。井堀繁雄君。
【次の発言】 午後二時まで休憩いたします。    午後零時三十九分休憩

第26回国会 社会労働委員会 第50号(1957/05/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 滝井君。

第26回国会 社会労働委員会 第51号(1957/05/15、27期、自由民主党)

○野澤委員 請願審査小委員会における審査の結果を御報告いたします。  請願総件数は九百五十三件であります。小委員会は慎重に審査の上、請願日程のうち第一、第八から第二八まで、第三一、第三二、第三五、第四五、第六一、第七九、第八二から第八七まで、第一〇三、第一〇八、第一〇九、第一三五から第一三七まで、第一五九、第一六一、第一八二、第一六四、第一六六、第一六八、第一八一、第一九九、第二〇二、第二〇四、第二〇五、第二一七から第二二〇まで、第二三三、第二五〇、第二七六、第二七九、第二八〇、第三〇六、第三一〇、第三一三、第三二九、第三五五、第三六〇、第三七五、第三七七、第三八九から第四〇九まで、第四六〇か……

第26回国会 社会労働委員会 第52号(1957/05/16、27期、自由民主党)

○野澤委員 ただいま議題となりました医師国家試験予備試験及び歯科医師国家試験予備試験の受験資格の特例に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  現在医師または歯科医師になるためには、国家試験に合格しなければならないことは申すまでもないことでありますが、終戦前に朝鮮、満州、台湾、樺太等の地においてその地の制度によって免許を得て開業していた者に対しましては、医師法または歯科医師法の附則等により選考または特例試験により内地の免許を得る措置が講ぜられ、また別に国家試験の予備試験を受験する資格が与えられておったのであります。しかるに選考及び特例試験の制度は、昭和二十八年三月以降の引揚者を除きまして……

第26回国会 社会労働委員会 第54号(1957/05/18、27期、自由民主党)

○野澤委員 ごく簡単に三点ばかり。端的なお答えでけっこうです。第二条第二項の問題ですが、化学的合成品とは、化学的手段により元素又は化合物に分散反応必外の」とこう書いてあるのですが、分解反応を除いたというこの分解反応というのは、どういうことをさしていったのですか、御説明願いたいのです。
【次の発言】 この場合の分解反応というのは、自然的な分解反応をさしたのですか、人工的な分解反応をさしたのですか。これは非常に重要な問題だと思うのです。厚生省で専門家がそろっておって、これだけの用語を使う以上は――特にこの添加物の規定から申し上げますと、いろいろ分解反応によってできるものが使用されると思うのです。た……

第26回国会 予算委員会 第23号(1957/04/25、27期、自由民主党)

○野澤委員 公共企業体の職員の給与問題についての公労委の仲裁裁定に伴っなって、これが実施に要する財源措置として予算の補正が行われたのでありますが、公労法施行以来、仲裁裁定のなされたことはしばしばでありました。予算上資金上支出不可能であるとして実施されなかったことが多かった。ところが、今回の裁定に際しては、仲裁を請求する際いち早く、政府は裁定を実施する方針である旨を声明したのでありました。公労法の精神から考えますと、公共企業体の労働者は、その団体行動権を制約されておりますので、その反面において、その利益を正当に守るために仲裁手続が設けられている以上は、政府としては仲裁裁定を尊重すべきことは当然で……

第27回国会 社会労働委員会 第2号(1957/11/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 これより会議を開きます。  都合により委員長が不在のため、私が委員長の職を勤めます。  社会保障制度、医療及び公衆衛生に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますのでこれを許します。滝井義高君。

第27回国会 社会労働委員会 第5号(1957/11/12、27期、自由民主党)

○野澤委員 請願審査小委員会における審査の結果を御報告いたします。  請願総件数は百二十三件であります。小委員会は慎重に審査の上、請願日程のうち第一から第二四まで、第三二から第四三まで、第四五、第四七から第五一まで、第六九から第七二まで、第七四、第七六から第一〇一まで、第一〇五から第一一六まで及び第一二〇から第一二三まで、以上八十九件はその趣旨妥当なるものと認め、採択の上、内閣に送付すべきものと決定いたしました。  以上御報告いたします。

第27回国会 社会労働委員会 第7号(1957/11/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 これより会議を開きます。  都合により委員長が不在でございますので、私が委員長の職を勤めます。  社会保障制度、医療、公衆衛生及び婦人・児童福祉に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。植村武一君。
【次の発言】 八木一男君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。    午後零時三十五分休憩

第27回国会 社会労働委員会 第8号(1957/12/19、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 これより会議を開きます。  都合により委員長が不在でございますので、私が委員長の職を勤めます。  社会保障制度、医療公衆衛生及び婦人児童福祉に関する件について、調査を集めます。質疑の通告がありますので、これを許します。赤松勇君。
【次の発言】 古川丈吉君。
【次の発言】 滝井義高君。
【次の発言】 五島虎雄君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後零時五十八分散会

第28回国会 社会労働委員会 第17号(1958/03/05、27期、自由民主党)

○野澤委員 提案者の一人でありますから、提案者にお尋ねするというよりも、政府側の方に念を押しておきたいのですが、先ほど滝井委員、田中委員の方からも詳細にわたって御質問がありましたが、もともとこの法律というものは、高度に発達した日本の科学技術というものの最先端業務をやる人たちに対して身分を確立してやろうというのが事の起りであります。従って立法の趣旨は、既存のそうした特殊な技能者に対する技術身分を与えようというのが根本のねらいであります。そうしますと、先ほど滝井君の方から養成施設等についての御質疑があり、これもそう追及せずに終ったようですけれども、念のためにはっきりしておきたいことは、医師、歯科医……

第28回国会 社会労働委員会 第21号(1958/03/13、27期、自由民主党)

○野澤委員 実は三月三日の産経新聞に「法律か人情か」という題で、「医療器具のない救急車」という新聞記事が出ました。この新聞の記事を見ますと、「消防署の救急車には医者が乗っていないため、車の中で消防署員が応急処置をとることは医師法違反になると東京地検から東京消防庁に非公式通達があったため、消防庁では二月はじめから救急車の医療器具を引きあげてしまった。このため一刻を争う急病人に応急処置を施すこともできなくなり、人命に関する問題」だ、こういうことで日刊紙が大きく取り上げておるわけです。そこで厚生省にも消防庁の方にもその旨を伝えましたけれども、なかなかはっきりしませんので、きょう本部の方からおいで願っ……

第28回国会 社会労働委員会 第25号(1958/03/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  内閣提出の日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。質疑を許します。井堀繁雄君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。     午後五時四十三分散会

第28回国会 社会労働委員会 第27号(1958/03/26、27期、自由民主党)

○野澤委員 ただいま議題となりましたあんま摩師、はり師、きゅう師及び柔道整復師法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明いたします。  本案による改正の第一は現在医業類似行為を行うことを本年末まで認められているいわゆる既存業者に対して、その期間をさらに三年間延長し、同時にその間にあん摩師試験の受験資格を認め、これに合格した者はあん摩師の免許を受けることができることといたすことであります。  第二は、指圧を業とすることを本年末まで認められていた者に対して、その期間をさらに三年間延長しようとするものであります。以上が本案の趣旨でありますが、何とぞ慎重御審議の上、すみやかに可決せ……

第28回国会 社会労働委員会 第33号(1958/04/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤委員長代理 これより会議を開きます。  日本労働協会法案について来たる八日の本委員会において参考人より意見を聴取することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決定いたします。  なお参考人の人選及び手続に関しましては、委員長に御一任願いたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
【次の発言】 昨二日付託になりました内閣提出の国民健康保険法施行法案を議題とし、審査を進めます。
【次の発言】 以上で説明は終りました。本案に関する質疑は後日に譲ることといたします。

第28回国会 社会労働委員会 第34号(1958/04/08、27期、自由民主党)

○野澤委員 ただいま議題となりました医師等の免許及び試験の特例に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。  終戦前に満州国、朝鮮、台湾、樺太等の地において、その地の制度によって医師または歯科医師の免許を得ていた者のうち、昭和二十八年三月以降引き揚げてきた人々につきましては、現行法によって免許を取得するための特例が講じられているのでありますが、昭和二十八年三月以前に引き揚げてきた人たちにつきましては、医師法または歯科医師法の附則に規定されていた同様の特例が昭和二十八年または昭和三十年をもって期限が切れたために、現在では国家試験予備試験を受験する以外には免許を得る道が閉ざされ……

第28回国会 社会労働委員会 第39号(1958/04/16、27期、自由民主党)

○野澤委員 まず総括的な事項ですが、今回の国民健康保険法の改正案が提出されまして、当委員会としても審議の都合で今日まで延び延びに参ったのですが、過般大臣から本法案の提案理由を説明された際に、第三項目にこういうことが述べられております。「政府は、昭和三十二年度予算の編成に際しましては、最重要施策の一つとして、昭和三十五年度を目途とする国民皆保険の達成を掲げ、国民健康保険の普及を中心に諸般の基礎的条件の整備を進めて参ったのであります。」こういうふうに述べられております。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、「昭和三十二年度予算の編成に際しましては、最重要施策の一つとして、」という接頭語をつけ……

第28回国会 社会労働委員会 第42号(1958/04/24、27期、自由民主党)

○野澤委員 ただいま議題となりました健康保険法の一部を改正する法律案につきましてその提案の理由を御説明申し上げます。  健康保険組合は主として大企業を中心として組織し、運営されておりますが、中には中小企業が集まって組織されたいわゆる総合組合と称されるもの、あるいは、健康保険組合自身とは全く別個の特殊な事情によって、財政的不安定の招来することが予測されるもの、あるいは、保険料率、標準報酬月額等より見て、財政的基盤が脆弱なもの等が相当数あるのであります。  しかしながら、国民皆保険を実現するに当っての基礎的条件を整備する一環として、これらの組合の財政的基盤の安定をはかることはきわめて肝要であります……

第28回国会 予算委員会 第12号(1958/02/26、27期、自由民主党)

○野澤委員 総理大臣も官房長官も見えていないので、この際自治庁長官にお伺いをしておきたいのですが、それは町村合併に関する基本的な態度についてお尋ねをしておきたいと思うのです。  およそこの問題の処理については二つの考え方があると思うのですが、第一は問題となっている町村の住民の意向をどこまでも尊重するという行き方、もう一つは、関係町村民以外の者の立場なり思惑なりに従って方針を定めるという行き方である。たとえて言うと、その地域の地方議員の地盤関係を考慮したり、あるいは県当局の面子を考えたりしまして、小規模な町村を解消するために、住民の多数の希望していない町村を無理やりにそれにくっつけるようなやり方……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 社会労働委員会 第1号(1958/06/19、28期、自由民主党)

○野澤委員 去る十六日の議事協議会の決定の基準に従いまして、理事はその数を八人とし、委員長において指名せられんことを望みます。


各種会議発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 内閣委員会厚生委員会連合審査会公聴会 第1号(1953/03/11、25期、自由党)

○野澤委員 高木さんに二、三御質問申し上げたいと思うのですが、ただいまの御説明で、大体恩給法特例審議会の答申の内容とほぼ同様な御意見の御開陳がありまして、そのうち今度の軍人恩給の復活に際しまして、国家財政の状態と、国民感情とに左右されるというお話をされましたけれども、この審議会等における状況並びに高木さん御自身がお感じになつております国民感情とは、いかなるものをお指しになるのか、これを第一点に伺いたいのであります。  それから次に御説明になりましたもので、この恩給の復活は法律上正当である、しかもそう言うておいて、新しいものであつてもさしつかえないのだ、こういうふうに断定されたのは、どういう根拠……

第15回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1953/02/25、25期、自由党)

○野澤委員 二、三通産省関係について御質問を申し上げたいと思うのですが、その第一は、先ほどもちよと質問がありましたけれども、技術振興対策費の問題であります。この工業化試験の補助でありますとか、あるいは工作機械試作補助とか、さらにまた発明実施化試験補助というようなものは、政府の方としてはどういう方策でもつてこれを実施されているのか。従来の行き方を見ますと、わずかな予算の中で大企業に対するこうした補助対策は行われますが、中小企業の上におつて、しかも大企業との中間にあるような企業に対する補助が非常に少いと思うのです。特にもの自体が小さかつたり、あるいは量が少かつたりするようなものに関しては、通産省と……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 社会労働委員会公聴会 第3号(1955/07/21、27期、自由党)

○野澤委員 まず第一に、水越公述人にお尋ねをいたしたいのですが、簡単な問題を簡単に質問いたしますから、率直にお答えを願いたいと思います。  水越さんのお述べになりました冒頭に、医薬分業に対する基本的態度という御解説がありました。その最初に、法律をもって処方せん発行を義務づけることには反対であるということがございましたが、今回の改正案に対して、日本医師会としては反対の態度をとっておられるのか、賛成なのか、この点お伺いいたします。
【次の発言】 不満足だということと、不満足であるが賛成するということとは、かなりデリケートな関係があると思うのです。それで、大石案と称せられる改正案全体に対しては、不満……

第24回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1956/03/16、27期、自由民主党)

○野澤委員 金子さんに一、二点お尋ね申し上げたいのですが、先ほど公述されます当初において、下手な医者ほど収入が多い、こういうことをおっしゃっておられましたが、これはどういうことなのか、具体的に一つお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、上手な医者は短期間になおしてしまうが、下手な医者は期間が長いから収入が多くなる、こういう意味なのでございますか。
【次の発言】 そうしますと、これは表現の仕方としては非常にうまいような表現ですが、実際は矛盾しておりませんか。上手な医者ほど早くなおるならば回数を余分に患者を扱えるのですかり、やはり収入の面についてはさほど変りはないと思うのですが、……

第24回国会 社会労働委員会公聴会 第2号(1956/03/17、27期、自由民主党)

○野澤委員 非常に貴重な御意見を拝聴して啓蒙されたわけでございますが、第一に毛利先生にお伺いいたしたいと思うのでありますが、専門的な立場から各条項にわたって啓蒙されまして、たとえば保険医療機関の指定というような問題についても、これは国会においても十分慎重に検討しなければならぬ問題じゃないか、ただ法的な適用の場合と実際問題とをどう組み合せるか、またどう取り扱うか、こういうことについても、いろいろ議論の余地があると思いますので、十二分にこの貴重な意見を中心にして今後とも審議を続けていきたいと思います。  そこで先生の御発言中二点ばかりお伺いしたいと思うのですが、四十三条の九の御説明に、給付を受ける……

第24回国会 社会労働委員会薬価基準等に関する小委員会 第3号(1956/05/28、27期、自由民主党)

○野澤小委員 だんだんと細部に入って拝聴したのですが、厚生省からいたんいた資料の中で、薬価基準の定め方についての解説が出ていますが、これは、今度おきめになったのですか、それも従来この通りやっておったのですか。
【次の発言】 そういたしますと、従来薬価基準をきめるときには、大体薬価の定め方、調査方法というようなものはこうして確立しておったのですか。
【次の発言】 私の聞いているのは、調査方法の中に1から6まで入っていますが、たとえば摘出して代表的な何品目とるとか、あるいは四番目にあるように「調査品目について各機関が購入している購入金額、購入数量、購入平均単価及び購入条件」こういうことが非常に合理……

第24回国会 社会労働委員会薬価基準等に関する小委員会 第4号(1956/05/30、27期、自由民主党)

○野澤小委員 今の配られた資料で、間違いじゃ血いかと思いますので、ちょっと伺いたいのですが、今のビタミンB1の生産金額及び数量という表の三十年度の原末総量を見ると、三十八トン七百四十三キロになっておりますね。それで輸出の量が三十二トン二百九十五キロになって、差額が六トンしかないのですね。それで国内需要として二十八年が七トン、二十九年が十五トン、これは輸出から差し引くとそういう数字になる。ところが輸出を含んだものが生産総数量になるのか、あるいは全然別個に輸出の方は計算しているのか、ちょっと伺いたいと思います。
【次の発言】 配置売薬等にビタミン耳が入るようになったのはいつごろからでございますか。

第24回国会 社会労働委員会薬価基準等に関する小委員会 第5号(1956/06/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤小委員長代理 これより社会労働委員会薬価基準等に関する小委員会を開会いたします。  都合により小委員長が不在でありますので、私がその職務を行います。  薬価基準等に関する問題について調査を進めます。本問題に関しましては参考人の方々が出席されておりますので、意見を聴取することといたします。  この際参考人の方々に一言申し上げます。本日は御多忙中御出席下さいましてありがとうございます。最初簡潔に御意見をお述べ願い、後刻小委員よりの質疑にお答え願いたいと存じます。  まず今井参考人にお願いいたします。
【次の発言】 今井参考人はお急ぎのようでありますから、今井参考人に対する質疑がありますればこ……

第25回国会 社会労働委員会薬価基準等に関する小委員会 第2号(1956/12/03、27期、自由民主党)

○野澤小委員 総括的にお伺いしたいのですが、八月に大阪、名古屋の実態調査をして、本委員会でも一応総括的にこれをとりまとめたのです。名前は製薬業態の実態調査ということが実際は出ました。それから成果としても、最大の賛辞を奉ったところで、相当の成果が上ったということですけれども、実際は今度の調査では、感謝するほどの内容がはっきりしないと思うのです。その理由は現在の製薬企業というても特殊な大会社の工場や生産状況を見たために、メカニズムそのものが大き過ぎるということ、それから現実に内容把握というものが非常に不的確であり、ばく然としておったと思うわけです。従って健康保険の赤字対策の一環としてこうした小委員……

第26回国会 社会労働委員会診療報酬及び薬価に関する小委員会 第1号(1957/04/08、27期、自由民主党)

○野澤小委員 そこで今滝井君の方から方針の話が出、プログラムの話があなたの方から出たのですが、いつも切実に感ずる点は、保険局を中心にして、薬務局とか医務局とかの各局長の態度というものがきわめて不鮮明だと思う。一体今後の診療報酬などの対策をどうするかということになってくると、最後はいつも保険局長が七転八倒するだけでそれに対する医界局、薬務局としての局長自体の態度というものが案外横の連絡がないのが厚生省の実態ではないかと思う。私もあの新聞記事を見て、実にすばらしいことを考えたと思ったけれども、今度は二、三日すると、読売か何かの新聞記事を見ると、厚生官僚が発表した意見として、健保を通すための報酬の増……

第26回国会 社会労働委員会診療報酬及び薬価に関する小委員会 第2号(1957/04/15、27期、自由民主党)

○野澤小委員 今の岡本君の意見は、二十七年の暮れから八年のばかやろう解散までだいぶもまれた案なんです。それですでにもう法制局の方も上って、大石君が親玉でだいぶ検討されたのですが、そのときは今と同じようなケースなんです。せっかく医師会の要請によって共済組合案を作ろうというので原案までできて、自由党の方でもそれを扱うということになって、国会に持ち込まれる段階になったときに、医師の待遇改善の問題とかみ合せてそんなものを出されたら、点数が上らぬからというので、結局医者仲間でもって反対が出てきた。今度の場合も――そのときもやはり議員立法でいこうということでした。だから今度の岡本君の要請は非常に適切な要求……

第26回国会 社会労働委員会診療報酬及び薬価に関する小委員会 第6号(1957/05/16、27期、自由民主党)

○野澤小委員 関連して。小山次長も局長もおられるのだから、そう奥歯に物がはさまったような言い方をしないで、社会保険の医療体系をどうするのだということの柱くらい、小柱でもよいから立ててよさそうなものだと思う。それが出ないということになってくると、政党政治だから自民党に策がないと言われる。それでなぜ今まで四回も滝井さんや岡本さんに演説してもらったかというと、要するにあなた方に方向を指示してもらう。このくらい丁寧に小委員会で御高説を拝聴したら、もう腹を割ってきてよいと思う。そこで今後厚生行政の大きな問題点と社会保険医療というものをどうやっていくか。それからどういう方向づけになるか、またその考え方とし……

第26回国会 社会労働委員会診療報酬及び薬価に関する小委員会 第7号(1957/06/25、27期、自由民主党)

○野澤小委員 しかし問題の正体をはっきりしておこう。
【次の発言】 どうだろう、滝井君の言うのももっともだし、事務当局の苦しい立場もよくわかる。滝井君は何でも承知しておるのだから、ここらで一応妥協しようじゃないか。要は滝井君の方とすれば、経済情勢も不安だから、早くきめるものはきめたらいいじゃないか。そうすると君らの方の態度とすれば、三年も五年もかかったって、今までたってもはっきりせぬのだ。こういうこともはっきり指摘されておる。しかし事務当局とすればいろいろな調査会もあるし審議会もあるし、すべての意見を調整して完全無欠な案にして出したいという気持もよくわかる。特に滝井さんのようなエキスパートがい……

第26回国会 社会労働委員会診療報酬及び薬価に関する小委員会 第9号(1957/09/12、27期、自由民主党)

○野澤小委員 関連して。今この案の取扱いについて滝井君から質問があったけれども、滝井さんと私がこの休み中に電話で連絡した事項にも、一体政府の原案というものはいつできるのかというので再三話もいたしました。経過的には滝井さんの述べられた通りです。ただし、私の方としても、党の政調会を中心にして、再三大臣にも局長にも、事柄が歴史的にきわめて重大な問題だからすっかり党も政府も態度をきめてかかるべきじゃないかということを忠告したけれども、事務的に進捗しない。それで一昨日初めて党の政調会の方に持ち込まれたわけで、そのときの説明の要旨を拝聴していると、単に中央社会保険医療協議会にいわゆる幹事案として諮問するん……

第26回国会 社会労働委員会診療報酬及び薬価に関する小委員会 第10号(1957/10/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤小委員長代理 これより診療報酬及び薬価に関する小委員会を開会いたします。  小委員長が不在でありますので、私が委員長の職を勤めます。発言の通告がありますのでこれを許します。滝井義高君。
【次の発言】 岡本君。
【次の発言】 次会は来たる三十一日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。   午後零時五十八分散会

第26回国会 社会労働委員会診療報酬及び薬価に関する小委員会 第11号(1957/10/31、27期、自由民主党)【議会役職】

○野澤小委員長代理 これより診療報酬及び薬価に関する小委員会を開会いたします。  都合により小委員長が不在でありますので、私が委員長の職を勤めます。  発言の通告がありますので、これを許します。八田貞義君。

第28回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1958/02/15、27期、自由民主党)

○野澤分科員 質問の通告者がたくさんありますので、重複しないようになるべく簡潔に質問いたしますから、簡単でけっこうでございますがお答えを願いたいと思います。  そこでちょうど次官が見えておりますので、総体的な問題として一点だけ次官に伺いたいのですが、今度の昭和二十三年度の予算が構成されましてから、一般に批判的な言葉が全く正反対な現象を来たしているという点がございます。特に社会保障制度に対する予算関係で、社会保障制度が岸内閣によって後退させられておるという見解と、それから実際に予算面を見てみると、将来に対する希望の持てる明るい予算だというように、正反対の見方を二大政党でしているようであります。こ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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