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高岡大輔 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

高岡大輔[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(議会)歴代TOP1000
839位

25期委員会発言TOP100
96位
25期委員会発言(非役職)TOP100
74位
27期委員会出席(幹部)TOP100
98位

このページでは高岡大輔衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。高岡大輔衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/10/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 外務委員会 第3号(1952/11/29、25期、改進党)

○高岡委員 私は、ただいま議題になつております日本国とアメリカ合衆国との間の船舶貸借協定についてお伺いしたいのでありますが、この協定文を大観して参りますと、どこかに再軍備にこれが備えられておるような感じを受けるのであります。ところで、ここにあります四月二十四日の外務大臣としての吉田さんの手紙なるものを見ますと、現有船隊の船舶数四十五隻では、九千マイルにわたる日本の沿岸の警備には不十分だから、ひとつアメリカから船舶を拝借したい、こういうことを言つておられるのでありますし、なお過般の施政方針に対する質疑の際も、ダレス氏に対しては再軍備は決して約束はしていないけれども、いわゆるフリゲートはパトロール……

第15回国会 外務委員会 第7号(1952/12/08、25期、改進党)

○高岡委員 関連して……。この前のことについてちよつとお尋ねしたいのです。それは陸上保安隊の武器が、先ほど種類がどうとかというようなことが質問されておりましたが、この前のお話では、現地調達で行くというお話がありましたが、現地調達という権限は一体だれが持つのですか。といいますことは、アメリカの日本に進駐しておる軍隊から日本の保安隊が借りておつて、そしてその保管は顧問とかそういつたような形の、アメリカ軍人によつて保管の責任がある。こういうのでありますけれども、これが軽々に調達という形で行きますと、たとえていえば、上陸用舟艇も前から日本にあるのだから、これも現地調達だということも言えるだろうと思いま……

第15回国会 外務委員会 第8号(1952/12/10、25期、改進党)

○高岡委員 ちよつとお伺いしますが、国際条約は、国内法も何も定めのない場合は、国内法にない場合だけは、そこへ入つて来ましようけれども、国内法の、いわゆる保安庁法というものがあつて、その保安庁法に、除外するという一つのきめをつくつたところへ、どうして条約が入つて来るのですか。そこが私は問題だろうと思うのです。何もなければ、条約はなるほど規制して来ましようけれど、こつちに保安庁法があつて、その保安庁法にこうこうこういうふうに除外すると書いてある。こつちの方で区切りをつけておるところに条約が入つて来る。そこに私は問題点があるのではないかとと考えるのであります。

第15回国会 外務委員会 第13号(1952/12/24、25期、改進党)

○高岡委員 関連してちよつとお伺いしたいのですが、インドに、これはナーグプールかラクノーか、ちよつと私記憶が確かでないのでありますが、そこの大学で日本語講座というものが開かれたのであります。それでおそらく外務省では御存じだろうと思うのでありますが、これには瀧照道君が師として行つておられるわけであります。と、ころがその期限が来てしまつて帰らなければならないということで、瀧君は近々帰るとかいうことなのでありますが、さて向うへ行くにしても旅費が足りないとか滞在費が足りないとかいつて、結局経費の問題なのであります。そこで私はせつかくインドが日本語講座を大学で設けておるにもかかわらず、わずかばかりの経費……

第15回国会 外務委員会 第14号(1953/02/04、25期、改進党)

○高岡委員 ちよつと予算のことについてお伺いしたいのでありますが、この予算を拝見しておりますと、一体日本が地球上のどこにあるかという焦点がまずぼけて来るのであります。一体向米一辺倒でないといい、東南アジアには重点を置くというようなことを盛んにおつしやるのですけれども、この予算を見ておりますと、対米宣伝費というものが三千六百万円というものが上つておるという御説明であります。ところがアジアに対する宣伝費というものが全然見込まれてない。しかも今度はもう一つの点を聞いておりますと、外交交渉の方は今年は三億でもつて去年の十倍くらいになつたが、全体予算の五%で、戦前はそういう費用が全体の三〇%だつたという……

第15回国会 外務委員会 第15号(1953/02/06、25期、改進党)

○高岡委員 時間がありませんから一点だけお聞きします。  先ほどの局長の御説明である程度納得したのでありますが、たつた一点だけ私のふに落ちない点があります。それは、日米間のいろいろの問題が起きた場合に、どうしてもまとまらないと、最後には合同委員会へ来るとまとまるとおつしやつたのですが、それほどむずかしい問題が合同委員会へ来たらなぜまとまるのか。これを悪く考えますと、結局合同委員会というものは一対一で押しつけられるのではないか。それ以外には、そこへ来るとまとまるという意味がどうも私には受取れないのですが、どういう要因があつてどういうことがある、こうこうこういう、ことがあるから、合同委員会へ来ると……

第15回国会 外務委員会 第16号(1953/02/11、25期、改進党)

○高岡委員 きようは外務大臣の御都合で、私はアジアの不安についてひとつお尋ねをしたいと思つたのでありますが、時間がないそうでありますので、ほんの一、二をお聞きします。  第一にお聞きしたいことは、けさの新聞にあります日本の島津さんを団長とした引揚交渉団の人たちが、モスクワへ行つたのではないかという報道の記事であります。これには外務当局としても、連絡がなくて不安に思つておる、というようなことをおつしやつておるのでありますが、この交渉団がおいでになるときは、外務大臣は非常に御心配になつたようなことが新聞に出ております。ことに高良さんの旅券問題については、最後の断を下される場合には、いろいろと人情的……

第15回国会 外務委員会 第18号(1953/02/18、25期、改進党)

○高岡委員 二月四日付のインド政府の通告として、駐日インド大使から外務省の方へ、日本とインドとのいわゆる目印製鉄会社をつくる話合いの打切りが申し込まれて来ております。これは高碕氏がアメリカまで行かれて、相当外務省としては力を入れてこの問題に当られたのでありますが、どういうわけか先方から話を打切ろう、これ以上の話合いはできないという一種の断りが来ているのでありますが、それについてのいきさつをひとつ伺いたい。
【次の発言】 今の外務大臣の御答弁でありますが、外務大臣としては、かつてはインドの総領事までなさつた方でありまして、インド人の気持はよくおわかりだろうと思う。今の首相のネールさんが一体どんな……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1955/05/17、27期、日本民主党)【議会役職】

○高岡委員長 この一言就任のごあいさつを申し上げます。  このたび、はからずも委員各位の御推薦によりまして当委員会の委員長の職につくことになりましたことは、まことに光栄の至りに存じます。委員会の運営に当りましては、私はまことに不なれでございますので、練達堪能なる各位の御支援と御協力とによりまして、この重大なる職責を大過なく果すことができますれば、まことに幸甚に存ずる次第であります。よろしくお願いいたします。(拍手)  本日はこれにて散会いたしますが、次会は公報をもつてお知らせいたします。    午後五時二十一分散会

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1955/05/24、27期、日本民主党)【議会役職】

○高岡委員長 これより会議を開きます。  ただいまより理事の互選を行います。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいま堀内委員より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって動議のごとく決しました。       臼井 莊一君    辻  政信君       堀内 一雄君    逢澤  寛君       中山 マサ君    柳田 秀一君       受田 新吉君 以上七名の諸君を理事に指名いたします。
【次の発言】 これより海外同胞引揚に関する件及び遺家族援護に関する件について議事を進めます。  御承知のように、前国会解散……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1955/06/09、27期、日本民主党)【議会役職】

○高岡委員長 これより会議を開きます。  この際理事辞任の件についてお諮りいたします。理事柳田修一君及び受田新吉君より理事を辞任いたしたい旨の届出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、辞任を許可するに決しました。  引き続き理事の補欠選任をいたしたいと存じますが、先例によりまして、選挙の手続を省略して委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認めます。よって委員長は神近市子君及び戸叶里子君を理事に指名いたします。
【次の発言】 本日はソ連地区残留同胞引き揚げに関する件並びに遺家族及び留守家族援護に関する件につい……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1955/06/14、27期、日本民主党)【議会役職】

○高岡委員長 これより会議を開きます。  本日は、遺家族及び留守家族援護に関し、戦傷病者戦没者遺族等援護法、未帰還者留守家族等援護法及び恩給法の一部を改正する法律案について、前会に引き続き質疑を行うことといたします。質疑は通告順に順次これを許します。中山マサ君。
【次の発言】 山下委員。
【次の発言】 了承いたしました。  柳田秀一君。
【次の発言】 また話し合いがつかないのだそうで……。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 ただいまの柳田委員からの御要望は了承いたしました。
【次の発言】 よろしゅうございます。了承いたしました。ほかにありませんか。――ほかに御質疑がなければ、本日はこの……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1955/06/17、27期、日本民主党)【議会役職】

○高岡委員長 これより会議を開きます。  ソ連地区残留同胞引き揚げに関する件について議事を進めます。  この際、日ソ交渉におけるソ連地区残留同胞引き揚げ問題について特に発言を求められておりますので、これを許します。臼井莊一君。
【次の発言】 柳田秀一君。
【次の発言】 中山委員。
【次の発言】 お諮りいたします。ただいま堀内一雄君から松本全権に対して激励の電報を打ちたいとの御発言があったのでありますが、いかが取り計らったらよろしゅうございますか。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 ただいまの柳田秀一君からの御発言に対して、さよう決定してよろし……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1955/06/28、27期、日本民主党)【議会役職】

○高岡委員長 これより会議を開きます。  まずソ連地区残留同胞引き揚げに関する問題について議事を進めます。  ソ連地区残留同胞に対し留守家族より慰問品の小包を送る問題につきましては、現在タバコ、米並びに主食加工品を入れて送る場合に郵便局などで受け付けないことがあるやに承わりますが、これらの慰問品を渇望しております未帰還同胞及び留守家族にとりましては大きな問題でございますので、この点につきまして政府当局より説明を求めることといたします。
【次の発言】 これにて政府当局側よりの説明は終りました。  質疑の通告がありますので、これを許します。中山マサ君。

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第7号(1955/07/02、27期、日本民主党)【議会役職】

○高岡委員長 その点につきましては、従来の経過を申し上げますと、これは最初のときは九十日間で十分だという話があったのでありますが、関係団体からの要求等もありまして、昭和三十五年三月二十一日の法難第十三号によって百五十日に延長されたのであります。ところが、なお漏れが出たものでありますから、その後、昭和二十七年三月三十一日、法律第四十四号で、さらに四月一日から六月三十日まで三カ月間、すなわち九十日間の延長をしてきたのであります。ただいま申し上げました通り、最初のときは百五十日、次は九十日といった小刻みな延長をやってきましたので、このたびは、一応これで十分ではないかという気持で、今年十二月三十一日ま……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第8号(1955/07/04、27期、日本民主党)【議会役職】

○高岡委員長 これより会議を開きます。  本日は遺家族及び留守家族援護に関する問題について議事を進めます。堀内委員より靖国神社の合祀の問題について発言を求められております。この際これを許します。堀内一雄君。
【次の発言】 次に、遣家族及び留任家族援護の問題について質疑の通告がありますので、これを許します。山下春江君。
【次の発言】 ただいま法務大臣は参議院の本会議に出席を要求されておりますが、なお島上君から御質問があるようでありますので、大臣にしばらくごかんべん願って、簡単に一つ島上君から御発言を願います。
【次の発言】 島上君、なるべく要点を抽出して一つ……。大臣は参議院から呼ばれておられる……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1955/07/05、27期、日本民主党)【議会役職】

○高岡委員長 これは、御承知のように昭和二十七年六月三十日で期限が切れているのでありますが、いろいろ陳情といいましょうか、話が方々から参りまして、そうしてこの問題を当引揚委員会で取り上げなくてはならない、かようにまず考えたのであります、そこで、当然国家として支払うべきものを、そのように延び延びにして、しかも法律の期限が来たからということで、ほったらかしておくことは、これは決して好ましいことではないという考えで、外務省の方にも連絡をし、大蔵省の方にも連絡いたしました。ところが、三年間も打ち切られているのを今さら出すのもどうもあれだし、一つ何とか考えてもらえないかという、どっちかというとしり込みの……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号(1955/07/08、27期、日本民主党)【議会役職】

○高岡委員長 これより会議を開きます。  直ちに、ビルマ地域における戦没者の遺骨収集に関する件について、参考人より事情を聴取することにいたします。  本日ここに御出席願いました参考人の方々は、市原了君、黒川信夫君及び中山理々君の諸君であります。事情をお伺いいたす前に、一言参考人各位に対しごあいさつを申し上げたいと存じます。  参考人各位には御多忙中のところ御出席願いまして、委員長より厚く御礼申し上げます。本特別委員会は、御承知のように海外残留同胞引き揚げ及び遺家族援護の諸問題についての調査を行なっておりますので、現在まで調査を行なってきております南方諸地域における戦没者の遺骨収集及び慰霊のいま……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第11号(1955/07/12、27期、日本民主党)【議会役職】

○高岡委員長 ほかに御質疑はありませんか。――御質疑がございませんければ、本問題はこの程度にいたしたいと思います。  速記をとめてください。
【次の発言】 それでは速記を始めて。  次に、遺家族援護に関し、元満州開拓青年義勇隊及び沖繩義勇隊の処遇問題について掘内委員より発言を求められております。これを許します。掘内一雄君。
【次の発言】 皆様にお諮りいたします、ただいま堀内委員よりの御発言は相当重要な問題でありますので、次会に政府当局からこれの責任ある答弁を求めることとしたいと思いますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 ほかに御発言ございませんか。

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第12号(1955/07/15、27期、日本民主党)【議会役職】

○高岡委員長 これより会議を開きます。  本日は遺家族援護に関する件について議事を進めますが、本件に関し元満州開拓少年義勇隊及び沖繩義勇隊の処遇問題について質疑の通告がありますので、これを許します。山下春江君。
【次の発言】 逢澤寛君。
【次の発言】 お諮りいたします。今受田さんからの御提案は、理事会を開いて、理事会で議を練りまして、その結論を得て、各党に持ち帰るなりないしは議運にこれを持ち込む方がよかろうかと思うのでありますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 それではさようお願いいたしたいと思います。  なお、私この際援護局長にお伺いしたいことは、調査に対しては非常に御熱心にやって……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第13号(1955/07/23、27期、日本民主党)【議会役職】

○高岡委員長 これより会議を開きます。  本日は靖国神社における英霊合祀に関する問題について参考人より事情を聴取することにいたします。  本日ここに御出席を願いました参考人の方々は、池田良八君、館哲二君、大谷藤之助君及び中村溝一君の諸君であります。  では、これから参考人より事情を聴取することといたしますが、その前に一言参考人各位に対しごあいさつを申し上げます。参考人各位には御多忙中のところ御出席下さいまして、委員長より厚く御礼を申し上げます。本特別委員会は御承知のように海外同胞の引き揚げ及び遺家族援護の諮問題についての調査を行なっておりますが、特に遺家族援護につきましては各般にわたり調査検討……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第14号(1955/07/28、27期、日本民主党)【議会役職】

○高岡委員長 これより会議を開きます。  本日は引揚者定着援護に関する件及び留守家族援護に関する件について質疑を行いますが、その前に、この際日ソ交渉における未帰還同胞の問題について特に発言を求められておりますので、これを許します。中山マサ君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 運輸省は今のところ見えておりません。
【次の発言】 木村文男君。
【次の発言】 仲川房次郎君。
【次の発言】 次に、引揚者定着援護に関しまして、引揚者住宅の問題についての質疑を行うことといたします。河野正君。

第22回国会 外務委員会 第2号(1955/03/31、27期、日本民主党)

○高岡委員 いろいろ話が出ておるので重複をいたしますから、ほんの要点だけ一つお聞きします。先ほどからアジア・アフリカ会議には平和五原則が議題になるということでありますが、一応皆さんお尋ねなっておりますが、これはコロンボ・グループでアジア会議の議題をきめるということから、そういう推測が行われておるのでありましょうけれども、必ずしも平和五原則が議題に上るとも考えられないかと思うのであります。先ほど外務大臣は平和五原則は非常に言葉がりっぱで云々とおっしゃったのでありますが、この平和五原則はネール氏がガンジーの思想を受け継いでおるということも御存じでありましょうし、またネール氏その者の人となりも研究な……

第22回国会 外務委員会 第4号(1955/05/06、27期、日本民主党)

○高岡委員 今の植民地主義でありますとか帝国主義、そういうようなものに非常に活発な議論が出たというのは、これは独立運動を見てきた者にはよくわかるのですけれども、ネール氏がしょっちゅう調停役に立ったということは、どういう立場にネール氏がおったのか。今のお話で聞くと、この会議を何とか円満に終了したいという気持からいろいろな骨を折っておられた。特にメノン氏がしょっちゅうそばについておられたといったような話から想像されないこともないのでありますけれども、ネールの考えておられたおもな点がどういうところにあったのか、そういう点が、御想像でありましょうけれどもお気づきになりましたらお聞かせ願いたいと思います……

第22回国会 外務委員会 第15号(1955/06/04、27期、日本民主党)

○高岡委員 この際ちょっとお伺いしたいのでありますが、先ほど園田政務次官の御説明によりますと、だいぶ日本の今までの外交と角度違ってきたように考えるのですが、大使館員を拡充されていきます際に、農業ということはお考えになっていらっしゃるのかどうか。今度大使館にしたいという御希望の地区は、農業国が非常に多いのでありますし、しかも農業の発達ということには、相当関心を持っております。従って大使館の仕事というものは、今さら申し上げるまでもなく、国交の問題とかいろいろありましょうけれども、私は農業問題ということが両国間の交わりを厚くしていく上において、相当必要だということを特に感ずるのでありますが、私は東南……

第23回国会 外務委員会 第4号(1955/12/07、27期、自由民主党)

○高岡委員 私い時間を節約いたします意味で、自分の考えを述べながら大臣に質問したいと思います。  それは昭和二十五年の一月に英連邦の外相会議において提案されましたいわゆるコロンボ・プランでありますが、それには大臣がことしの秋松田前郵政大臣と一緒に御出席になっておられます。そしてお帰りになっていろいろと御発表等もございましたが、このコロンボ・プランなるものは、食糧の増産と生産増強のためにする技術援助、それから各種の基本産業を興すための資本財の供給ということがその目的としてあげられる点だと思います。しかしこのこと自体に私どもは何らとやかく申すわけではございませんけれども、このコロンボ・プランなるも……

第23回国会 外務委員会 第11号(1955/12/15、27期、自由民主党)

○高岡委員 移住局長がお見えになっておりますからちょっとお伺いしたいのでありますが、最近の新聞には、カンボジアに対して一年一万人、五カ年計画五万人という移民の話し合いが、過日のカンボジア首相の来日に際して話があったそうでありますが、これの具体的な案がございましたら承わりたいと思います。
【次の発言】 そうすると、今のお話では既婚者がそのうちに含まれるのでありますが、その既婚者のうちには、小学校に入る子供があり得るとお考えになっていらっしゃいますか。もしもそういうことが将来ともに考えられるとしますと、この際小学校の先生並びに小学校の建設、同時に年々一万人という数でありますから、相当の日本人が向う……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第13号(1956/05/22、27期、自由民主党)

○高岡委員 これは事務的なことで恐縮でありますが、このごろ見ておりますと、遺族年金あるいは公務扶助料あるいは恩給等の処理がなかなか進んでいないような気がするのでありますが、援護局あるいは恩給局の作業員はどんな工合になっておりますか。十分でありますか。この点を伺います。
【次の発言】 局長がおっしゃったように、今残っております案件は、むずかしいものだけが残っておりまして、件数が幾らだからといって作業員を減らしたのでは、仕事が渋滞するのは当然だと思うのであります。一目見てすっとわかる書類と、どうだろうかと思って、いろいろあっちもこっちも見なくちゃいけないという案件でございますれば、件数は同じ一件で……

第24回国会 外務委員会 第7号(1956/02/16、27期、自由民主党)

○高岡委員 一月四日でありますか、大臣が御郷里へお帰りになるときに新聞記者に、アジア諸国との友好関係を増進し、経済外交を推進する、それからもう一つは、二つの中国の問題、これがことしの外交の焦点になる、こういうお話があったのでありますが、私はこれはほんとうにごもっともといいましょうか、私から言わせれば、非常に喜ばしい日本の外交方針の考え方、こう思っております。ところがアジアというものは、大臣よく御承知のように、非常に極端に言いますと、麻のごとくに乱れているということが言えるかと思うのであります。簡単に申しますれば、例の英連邦会議を基礎として、そこから生まれたとでもいいましょうか、コロンボ案という……

第24回国会 外務委員会 第9号(1956/02/21、27期、自由民主党)

○高岡委員 ただいま並木委員の質問によって三十一年度の計画がわかったのでありますが、将来の計画について一つあわせて御答弁を願いたい。と申しますのは、なぜバンコックまで出てとまっておるのか。将来この線は延びるかどうか。御承知のようにバンコックでは中途半端でありますし、カラチまで行きますれば、あそこはいろいろの航空路のジャンクションといいますか、交差点のような気がしますので、そこまで延びる御計画がおありかどうか。その点だけお聞きしたい。
【次の発言】 インドといいますと、デリーまでですか。
【次の発言】 ただいま政務次官から、外務省には、選挙区はないので困るのだというお話でございましたが、もちろん……

第24回国会 外務委員会 第12号(1956/02/25、27期、自由民主党)

○高岡委員 ちょっとお伺いしたいのですが、先ほどから聞いておりますと、何か国際儀式の場合だけを予定していらっしやるようでありますし、それから特派大使としては国会法云々ということで、結局国会議員を対象にしていらっしゃるようでありますが、民間人の起用といいましょうか、民間人でもなれるのですか、その点お伺いします。
【次の発言】 特派大使を出します場合の対象は、国際儀式とでもいいましょうか、ただそういうことだけが対象なのでありましょうか。それとも今後私は東南アジア諸国にかなりスケールの大きな合弁会社ができることを予想し得るのでありますが、そういう合弁会社ができるような際に、その折衝のために財界人がそ……

第24回国会 外務委員会 第19号(1956/03/13、27期、自由民主党)

○高岡委員 この前私は重光外務大臣にお聞きしたのでありますが、重光外務大臣は、所管が違ったといいましょうか、あまりはっきりした御答弁がなかったのであります。といいますのは、私は東南アジアの経済協力といいましょうか、これを進めていきますには、相当の考えが日本になければならないと思います。簡単にいいまして、御承知のように、東南アジアの各国はそれぞれ五カ年計画でありますとか、六カ年計画というものを持っているのであります。それに対して、日本でも長官のお手元で日本の経済五カ年計画というものができております。しかし私はこれを東南アジアの規模における経済五カ年計画とでもいいましょうか、そういう計画がございま……

第24回国会 外務委員会 第27号(1956/04/04、27期、自由民主党)

○高岡委員 大臣にお伺いいたしますが、この前大臣にいろいろお伺いいたしましたときに、低開発の地域という問題について、日本政府として考えていらっしゃることは大体どこでありますかという質問に対して、東南アジアというものはほとんど対象にしていないのだ、おもに日本だというお話がございましたが、お帰りの際にそれは違うという御説明をまたなさいましたが、時間の都合がございましたから私はあえて質問をしなかったのでありますが、そうなりますと問題がぼけて参りますので、この際もう一度大臣から御説明を願いたいと思います。

第24回国会 外務委員会 第42号(1956/05/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○高岡委員長代理 暫時休憩いたします。    午前十一時三十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  国際情勢等に関する件についての質疑を許します。松本七郎君。
【次の発言】 岡田春夫君。

第24回国会 外務委員会 第45号(1956/05/18、27期、自由民主党)

○高岡委員 ただいまはお二人の方々から非常に詳しいお話を承わり、御同情たえない次第であります。  これは私の思うにはて敗戦と同時に日本は第八軍と第九軍によって占領行政が行われたのでありますが、沖繩はこの第九軍の占領行政下にあったということが一つの原因であり、また地理的位置からだったとは思いますけれども、まことにお気の毒な次第であります。ただいま与那嶺悦子さんの人権の問題を初めとしていろいろ人権問題等がございますし、また軍用地等の問題がございますが、大臣がお見えになりましたので結論だけを申し上げますと、今年の一月、アメリカで権威あるフォーリン・アフェアーズの編集局長のアームストロング氏が同誌に沖……

第24回国会 外務委員会 第47号(1956/05/22、27期、自由民主党)

○高岡委員 二、三点お伺いしたい。石坂委員、大橋委員で大体尽きたようでありますけれども、協定第八条の沈船引き揚げであります。沈船引き揚げは賠償全体から見て何パーセントくらいになりますか。
【次の発言】 そういたしますと、非常に安いような気かするのでありますが、これはここにありますので、一九五三年三月十二日署名云々と書いてありますが、これが私よくわかりません  のでお尋ねしたいのであります。この沈船引き妨げは、スクラップとしての計算をするのでありますか、それとも引き揚げたものを修理して、その修理を役務とそこへ加えてそれを賠償価格にするのか、どっちなのでありますか。物によってはもちろんどうにもなら……

第24回国会 外務委員会 第54号(1956/05/31、27期、自由民主党)

○高岡委員 私は、このたび社会党と自由民主党の両党の共同提案といたしまして、沖縄の軍用地接収問題等に関する決議案を提出いたしたいと思います。  まず案文を読みます。   沖縄の軍用地接収問題等に関する決議案   終戦後すでに十年を経過した今日、沖縄はなおアメリカの管理下におかれ、八十万同胞は物心両面の苦難に喘いでいる。すなわち人権が軽視され勝ちであるのみならず、軍用地接収についても遺憾の点が少くない。政府は平和条約発効前の土地等の補償についてはすみやかに実情調査のうえ必要な国内的措置を講ずるとともに、アメリカに対しては沖縄及び小笠原諸島の施政権回復のため適宜折衝を進むべきである。   右決議す……

第24回国会 法務委員会 第18号(1956/03/19、27期、自由民主党)

○高岡委員 社会生活が複雑化して参りますにつれて、立法機関といいますか、国会では毎日のように新しい法律が制定され、法の改廃が行われておりますが、どうしても法律には盲点が生じてくることは現実であります。それで、この盲点で非常な損害と言いましょうか損失を受ける場合が多いのであります。その一つの例といたしまして、私は印章に関する盲点というものかあるように考えられるのであります。言うまでもなく印章に関する法律は仏寡聞にしてまだ聞かないのでありますが、私の知る範囲においては、市町村の条例によってのみ、印章の取締りと言いましょうか、そういうものがあると思っております。そこで、印章がそのようなことであります……

第25回国会 外務委員会 第2号(1956/11/28、27期、自由民主党)

○高岡委員 ただいま石坂、田中両委員の質問で大体了承したのでありますが、それによりますと、大使館の館員は二十名ないし三十名、それはこちらの大使館のことでありましょうが、ソ連の大使館は東京に一体どのくらい置く意向であったのか、交渉の際にそういう話が出たのかどうか、これは下田条約局長がおいでになったようでありますから、その点を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、今の下田条約局長のお話では交渉の間において人数等のことについては議題に上らなかったというのでありますが、先ほど官房長が言われましたように、西ドイツあるいはインドネシア等には相当数の方がソ連から行っておられるのです。インド……

第25回国会 外務委員会 第6号(1956/12/05、27期、自由民主党)

○高岡委員 議事進行について。先ほど南連局長から御答弁があったのでありますが、先ほど来五人の方々からそれぞれ貴重なといいましょうか、切々たるお気の毒な話をいろいろ聞かされたのであります。これに対する御答弁のように南通局長はおっしゃったのでありますけれども、話を聞いておりますと、対米関係においては非常に腰が弱く、金ごとになるといやに強く話があるように感ぜられるのでありますが、この問題はいずれの問題も、今五人の方のおっしゃいましたどなたの話も、政治的な面が非常に多いと思う。従いまして、先ほど来穗積委員もおっしゃいましたように、また松本委員もおっしゃいましたように、いずれ日を改めて政府の外務、大蔵両……

第25回国会 外務委員会 第9号(1956/12/12、27期、自由民主党)

○高岡委員 数日前に当委員会におきまして、沖縄の方々から参考人となっていただいていろいろ事情をお聞きしたのでありますが、その際に仲吉さんという参考人の方から沖縄の施政権の問題についての御発言がありました。そのお話の内容を聞いておりますと、日本が近く国連に加盟が許されるようになる機会において、国連憲章の七十八条並びに百三条、百七条のそれぞれ一連の条約によりまして、この際沖縄における施政権を一日も早く日本に返還してほしいという意味の陳述でありました。しかし考えてみますと、アメリカの方ではまだ沖縄に対しては信託統治をやっていないのでありますし、また聞くところによりますれば、アメリカは沖縄に対して信託……

第25回国会 外務委員会 第10号(1956/12/13、27期、自由民主党)

○高岡委員 私ただいま田中官房副長官のお話を承わっておりますと、副長官は少し勘違いしていらっしゃるのではないかという気がするのであります。といいますことは、援護会のことにつきましては先ほど穗積委員との間に、これもちょっと、実際は違っていないでしょうけれども、聞いておる者には線が違っておったような気がするのでありますが、私今ここに時間をお急ぎのようでありますから簡単に要点だけをお伺いします。  それは端的に申し上げまして、昭和三十二年度に見舞金とでもいいましょうか、そういったようなものについてこれを予算化していただける御方針であるかどうかという一点であります。それは詳しいことは副長官外の方々に申……

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第2号(1956/11/19、27期、自由民主党)

○高岡委員 政府当局に御質問申し上げます前に、過去数回にわたる日ソの交渉に当って、全権並びに全権一行としておいでになりました方々の御労苦に対して深甚の敬意を表します。  このたびの日ソの国交が回復なるにつれまして、いろいろな心配とでもいいましょうか、そういうものが国民のうちにはございます。そのうちで最も国民が関心を持っておりますのは領土問題でありますが、この領土問題につきましては、申し上げるまでもなく、長い期間いろいろなことで交渉が進められて参りました。しかし仄聞いたしますのに、この領土問題につきましては、過般総理がモスクワまでおいでになりました際に、向うのブルガーニン首相との間に、この問題は……

第26回国会 外務委員会 第6号(1957/02/22、27期、自由民主党)

○高岡委員 この際ちょっとお伺いしたいことがあります。沖繩の方々が講和条約発効前の補償問題につきまして、いろいろと日本政府に陳情をしておられます。ところで一つこの際お伺いしたいのでありますが、申し上げるまでもなく、日本が連合国に降伏の調印をいたしましたのが一九四五年九月二日であります。ところでその後マッカーサー司令部の方では、こえて一九四六年一月二十九日に行政分離令なるものを出しております。これによりまして、完全に沖繩は日本内地から行政が分離されております。しかるにその後約六カ年を経ました一九五一年十二月五日に、これまたGHQの覚書として行政分離令の解除がなされております。もっともこの間におい……

第26回国会 外務委員会 第7号(1957/02/27、27期、自由民主党)

○高岡委員 この際資料を一つ要求したいと思います。それは、岸内閣では経済外交に重点を置くというようなお話もありますし、特に東南アジアに対しては、経済外交を進めていくということをおっしゃったのでありますが、私の知る範囲におきましては、日本の事業家が海外に投資をします場合の国家の補償率が、きわめて諸外国に比較して低いようであります。一例を中しますれば、ドイツあたりは八%まで国家が補償をしております。すなわち海外に投資しましたのが、政治的にあるいはその他の問題で壊滅になった場合の補償であります。ところが日本はたしか六〇%と私は聞いておるのでありますが、そういう問題。それからもう  一つは保険率がこれ……

第26回国会 外務委員会 第8号(1957/03/06、27期、自由民主党)

○高岡委員 ちょっとお伺いいたしたいのであります。それは、ただいま政務次官から提案がございまして、その文化協定の問題につきまして、インドとドイツとの文化協定は、さきに締結いたしました日伊、日仏、日メキシコ及び日タイの文化協定とおおむね同様の規定を内容としておる、こういう御説明があったのでありますが、私はこの日本とインドとの文化協定には多少要素の上において違うとでもいいましょうか、他に要素があるような気がいたしますので、この点についてお伺いをしたいと思います。  それは、この文化協定を拝見いたしますと、いろいろごもっともなことが協定されてあるのでありますが、どこを見ましても経費のかかることが相当……

第26回国会 外務委員会 第13号(1957/03/20、27期、自由民主党)

○高岡委員 私は去る二月十一日外務大臣あてにアメリカの民政長官レムニッツァー氏から寄せられました評価に基く招聘によりまして、去る三月十一日から十三までの二泊三日間にわたりまして、沖繩の視察をして参ったのでありますが、この視察に対して、数点について大臣初め当局の御意見を承わりたいと思います。  それに先だちまして一言お伺いしたいことがございますが、それは最近のモスクワからの外電によりますと、ソ連の在ソ邦人の名簿が畑中政春氏に手交されたという話であります。しかしこの件につきましては、去る十六日に総理がデヴォシャンソ連大使に要請されたものとも聞いているのでありますが、ソ連側が日本政府の要請を無視して……

第26回国会 外務委員会 第14号(1957/03/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○高岡委員長代理 松本七郎君。
【次の発言】 かしこまりました。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午前十一時三十二分散会

第26回国会 外務委員会 第19号(1957/04/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○高岡委員長代理 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  原水爆実験探知に関する問題について、参考人より意見を聴取することといたします。  本日御出席を求めましたのは立教大学教授武谷三男君、気象庁長官和達清夫君のお二人であります。委員各位に御了解を得たいと存じますが、武谷参考人は都合で四時ごろ御出席なさる予定でございますので、先に和達気象庁長官より意見を聴取することといたしますから、さよう御了承願います。  和達清夫君。
【次の発言】 これより質疑を許します。大西正直君。
【次の発言】 山本利壽君。
【次の発言】 岡田春夫君。
【次の発言】 ただいま立教大学教授の武谷三男君が御出席になりまし……

第26回国会 外務委員会 第21号(1957/04/26、27期、自由民主党)【議会役職】

○高岡委員長代理 松本七郎君。

第26回国会 外務委員会 第28号(1957/10/15、27期、自由民主党)

○高岡委員 私の時間は約束によりますと十七分でございますので、いろいろお伺いしたいのでありますけれども、時間を守る意味において二、三具体的の問題だけをお伺いいたします。  これはまだ大臣が就任にならないときの問題でありますが、日本とカンボジアとは友好条約を結んでおります。そしてこれは御承知だとは思いますが、昭和二十九年十一月には対日賠償請求権を放棄するということを声明し、また昭和三十年十一月にはサンフランシスコ条約第十六条に基く連合捕虜に対する戦争損害補償金の同国取得分を日本赤十字社に寄付した。こういうことから、日本とカンボジアの間には非常に友好的な空気がかもし出されまして、昭和三十年十二月九……

第28回国会 外務委員会 第2号(1958/02/12、27期、自由民主党)

○高岡委員 この委員会で、たびたび大臣に対して同僚諸君から質問があったのでございますけれども、まだ私が了解するところまで参りませんので、補足的といいましょうか、つけ加えた点でお伺いしたいと思います。  その第一点はアジア開発基金なんですが、これはただいまの御説明をいろいろ聞いておりますと、何かまだ政府部内としては最後の決定段階に入っていないようにも聞えるのであります。またきまったようにも聞えるのでありまして、従って私はお伺いをするわけであります。といいますことは、言葉をかえて私が先ほど来の御答弁を総合して聞きますと、アジア経済開発基金というものは、世界銀行のアジア版のような性格も持っておれば、……

第28回国会 外務委員会 第3号(1958/02/14、27期、自由民主党)

○高岡委員 本国会になりましてから、いろいろと千島問題が議題になっているようであります。それで、ただいま日本から漁業問題でソ連に平塚さんが団長として行っておられますけれども、これは漁業条約第三条による、毎年モスクワと東京と交代でその年の漁獲についての話し合いをする委員会だと私どもは聞いておるのですが、その際に、どうした拍子か領土問題すなわち平和条約問題が今話題に上っておるのであります。しかしこの問題につきましては、予算委員会その他において外務大臣並びに総理大臣に対しての質疑応答が行われておりますが、これはたびたび外務大臣御自身でもおっしゃっているように、国後、択捉は日本固有の領土であるというこ……

第28回国会 外務委員会 第5号(1958/02/21、27期、自由民主党)

○高岡委員 今大臣は三社にそれぞれ特徴がある云々というようなお話でございますが、運輸大臣のおっしゃる通り三社にはそれぞれ特徴がございます。特徴はございますが、先ほど外務省の経済局長の御答弁では北洋材が相当入って来るだろうというような話がありました。この北洋材が入ってきますと、当然植物検査が必要になると思うのであります。北海道並びに日本海の方にどこに植物検査所がございますか。これは農林省関係かしれませんけれども、これは運輸省としても十分お考えを願わなくちゃならないということで、その点を一つお伺いいたします。
【次の発言】 私の今お尋ねしましたのは、確かに植物検査所が必要になるのじゃないかという気……

第28回国会 外務委員会 第7号(1958/02/27、27期、自由民主党)

○高岡委員 先ほど日本とパキスタンとの文化協定についての質疑が行われたのでありますが、私はここで一つ――文化というものは、なほるど映画も必要でありますし、いろいろ必要なことは申し上げるまでもありませんが、ここで政府当局に注意を喚起したいことがあります。それは、どうも日本――外務省ということを申し上げるわけではありませんが、日本としてパキスタンを考える場合には、西のパキスタンだけを対象に考えて、東パキスタンを忘れているかのごとく私には受け取れるのであります。これは外務省がそう考えているという意味ではありません。それはどういうことかといいますと、私はこの前向うのミルザ大統領と話し合ったことがあるの……

第28回国会 外務委員会 第9号(1958/03/05、27期、自由民主党)

○高岡委員 最初に日本国とインドネシア共和国との間の平和条約についてお伺いいたします。両国がこのたび平和条約を締結するに至りましたことは、まことに慶賀にたえないのでありますが、第三条に書いてあります「バンドンにおいて開催されたアジア・アフリカ会議における決定の精神に従って両国間の経済関係をさらに緊密化することを希望する。」このバンドン会議における決定の精神ということは何を意味しているのか。こういう文字をこういう条約の中に書き込むこと自体も私はどうかという気がするのですが、この「決定の精神」という精神について一つお伺いしたい。
【次の発言】 ただいまの説明で一応了承できるのでありますが、重ねてお……

第28回国会 外務委員会 第13号(1958/03/14、27期、自由民主党)

○高岡委員 お伺いしたい点は、経済開発の借款に関する交換公文についてであります。これによりますと、相手はインドネシア共和国の政府と国民というのが対象になるわけですが、その政府の対象といいますと、どういうことが一応考えられるわけでありますか。私のお伺いしたいことは、それの第四項に、「機械及び設備並びにこれらに附随する役務」と書いてありますから、それとにらみ合せて考えますと、政府が管理する機械及び設備というふうに考えられるのでありますけれども、そういたしますと、一例をあげれば、インドネシアにおける鉄道でありますとか、そういったようなことが含まれるかと考えるのでありますが、その点一体どういうものを対……

第28回国会 外務委員会 第18号(1958/04/02、27期、自由民主党)

○高岡委員 三点についてお伺いしてみるのですが、きょうは厚生大臣が何かの御都合で御出席がないようでございますので、その点は厚生省の局長から一つお聞きしたいと思うのであります。  最初にお伺いしたいことは、藤山外務大臣も御承知のように、最近沖縄で立法院議員の選挙が行われました。その結果は社大党が第一位で九名、次が無所属であり、民主党である。それで民連といいましょうか、人民戦線派と社会党の方が合計五人当選しております。これを考えますのに過般の瀬長那覇市長に対するアメリカの強硬態度から、続いて来たるアメリカに対する反対的空気、すなわち反米空気がその後非常に盛り上ってきたのでありますけれども、今度の立……


各種会議発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第24回国会 外務委員会内閣委員会法務委員会連合審査会 第1号(1956/07/12、27期、自由民主党)

○高岡委員 ちょっとお伺いしますが、この四原則のうちの第四でありますが、不用の土地というのはゴルフ場の十万坪とかいろいろございましょうけれども、皆さんが大体これは不用だとお認めになります地積とでも言いましょうか、どれくらいを考えていらっしゃいましょうか、その点一つ。  それからもう一つは、四原則のうちの一つなんでありますが、その補償問題であります。これは平和条約第十九条によることになるのでありましょうが、この補償については当然アメリカが支払わなくちゃいけないというような解釈も成り立つかと思います。けれども、皆さんが四原則をおきめになりますときは、内容的にどういうふうなお考えであったのでありまし……

第24回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/04/26、27期、自由民主党)

○高岡委員 ちょっと外務当局にお伺いしておきたいと思います。去年か第一次でことしが第二次でありますが、今後ともこれは続けていく見通しなのでありますが、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 これは日本の現在としては、この取り決めはやむを得ないと思うのでありますが、今のお話で明年度はどうなるかわからぬということになってきますと、話が、内容が非常に変わってくるわけでありますが、それはどういう意味でなのですか、もう一度お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これは企画庁長官であられます高碕さんに伺いたいと思いますが、かりに電源開発をしたとか、そういうところへ投資しておりますのが相当長く続……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/10/21
データ入手日:2024/10/20

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