このページでは植木庚子郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。植木庚子郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○植木委員長代理 小松幹君。
【次の発言】 よろしゆうございます。政府の関係機関では適当に御善処願います。
○植木委員長代理 森さんの御質疑はあすにしていただきまして、本日はこの程度にとどめます。次会は明十二日午後一時より開会し、質疑を続行することといたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後四時五十三分散会
○植木委員長代理 それでは受田新吉君。
【次の発言】 池田禎治君。
○植木委員長 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題と相なつておりまするところの昭和二十八年度の予算に対して賛成の意を表しますとともに社会党左派から提案にかかります修正案並びに野党三派からそれぞれ提出にかかるところの組みかえ要求案に対しまして、私は反対の意を表するものであります。
【次の発言】 本予算案に対しまする野党各派の反対論中最も重要な点は、この予算は、わが国の経済にインフレをもたらすという推定にあるのであります、そこでまず私はこの点に対する反駁論から入りまして、私の討論を進めて参りたいと存じます。
インフレ論の第一の理由は、財政規模の膨脹を指摘しておれるようであります。なるほど昭……
○植木委員 ただいま議題となりました同意を求めるの総計七件でありますが、その七件に対しまして、自由党を代表いたしてこれに同意を与えることに賛成するの意見を表明いたします。 七件のうち四件は法律に関するものでございます。この法律は、形式、内容ともにいずれも大して問題のない事項でございまして、この点については、本委員会においてもさしたる異論がなかつたように考えます。ただ期限等の定のある法律につき当該期限等を変更するための法律につきましては、その法律の構成の形式につきまして若干の異論があつたようであります。しかしながら、これにつきましては、多数の内容の異なる法律を改正する場合にあたりまして、あるい……
○植木政府委員 在外財産の処理の問題につきましては、政府はかねて十二分に慎重な態度をもつて、しかもなるべく早い機会に引揚者の皆様方の御満足を得たいというつもりで懸命の努力を続けておる次第であります。昨年十一月に閣議決定をもちまして内閣に在外財産問題調査会というものをこしらえることに相なりました。爾来最近までに九回にわたつて熱心なる論議をかわされたのでございます。その結果、去る二月二十二日に内閣総理大臣あてに一つの答申案が出たのでございます。その大要は、在外債務の中で支払い停止になつております未払い送金為替及び在外預金を公正妥当な範囲内で支払うことが適当ではないかという趣旨の答申書であります。政……
○植木政府委員 ただいま議題となりました昭和二十七年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに国有財産無償貸付状況総計算書について、その大要を御説明いたします。まず昭和二十七年度国有財産増減及び現在額総計算書の内容について御説明申し上げます。昭和二十七年度中に増加しました国有財産は、行政財産六百二十六億四千四百三十九万円余、普通財産千七百五十四億九千四百八十七万円余で、総額二千三百九十一億三千九百二十六万円余であります。また本年度中に減少しました国有財産は、行政財産八百五十九億五千八百六十五万円余、普通財産百二十九億八千八百五十九万円余で、総額九百八十九億四千七百二十五万円余でありまして、差引総額……
○植木政府委員 お答え申し上げます。予備費の使用につきましての使用総調書、これにつきましてこの間うちいろいろお尋ねをこうむりましてお答え申し上げましたが、先般も申し上げました通り、予備費の支出の解釈につきましては、従来からこれによりまして新しい項の金額をつくつたり、または既定の項の予算金額を増加するというのがこの予備費の使用、支出という意味にわれわれは解釈しておるのであります。新しい項ができる、あるいは既存の項に対して予算金額を増加する。その手続を終りますと、これが予備費の使用をした、その場合が、あるときは閣議決定により、あるものにつきましては大蔵大臣の決定によつて、さように相なることにいたし……
○植木政府委員 ただいまの御質問の意味を私版違えておるかもしれませんが、もし間違いましたらまたあらためて申し上げます。今日の財政法等できまつている予備費は、昔のようないわゆる予算外支出、予算超過支出の区分はしておりません。従いまして一般的に予備費の使用について閣議で決定したものの調書を出して御承認を仰ごうとしておるわけであります。そういうふうにして決定したものが、はたして現金的に支出済みになつておるかどうかということについこの資料の提出をさらにせよという御意見のようにうかがいますが、これは御趣旨のあるところはよくわかりましたから、研究いたすことにいたします。しかしながら従来の慣例といたしまして……
○植木政府委員 共済保険の支払いのために、特別会計におきまして予備費の支出をいたしまして、それぞれ配賦いたしたことは事実でございます。去年は御承知のように、全国にわたりまして非常な災害で、次の臨時国会等におきましても、この保険金のために予算をお願いしたほどの状態でございます。従つてあの特別会計で処理し得る限度内において、なるべく早く処理して、農民の方に御迷惑のかかることを少くしようというので、あの当時当該特別会計の予備費を支払つておる次第でございます。もつともその内容につきまして、はたしてそれが非常にゆるかつたかあるいはどうかという問題につきましては、今ただちに資料を持ちませんので、正確なお答……
○植木政府委員 大蔵省所管の会計検査院の批難事項が相当多いということにつきましては、あるいは御指摘の通りかもしれません。私この点につきまして正確なる知識を持つておりませんが、大体の私の推定といたしましては大蔵省所管は御承知の通り非常にたくさんの財産の処分に当つております。あるいは管理に当つております。従いまして、その間におきましてこうした間違いがたまに起つている。ですから、おそらく私の考えますところでは、処理件数と批難を受けた件数との割合を見れば決して他の省に比較して特に多いというようなことはないのじやないかしら、かように存ずる次第であります。しかしこれは単なる推定でございまして、正確に統計を……
○植木政府委員 私、古いことはあまり存じませんが、農林省所管のこうした決算上の不当、不正行為について、特に農林省が従来多かつたというようなことは聞いておりません。今般のこの二十七年度決算に際しまして、相当多数な事件が指摘を受けておるようであります。またこの前年度も相当数あつたように聞きましたけれども、農林省だから特にそういうことが多いというふうには聞いていないのですが、何しろ今回のこれを見てみますと、私もまつたくその指摘事項が少し他の省に比べて多いのは、やや意外の感を持つておる次第であります。ただ内容を見てみますと、詳細にはわかりませんが、何しろ災害復旧関係のものがたくさんありまして、それで指……
○植木政府委員 ただいまの御質問の件につきましては、具体的な案件は私は存じませんが、予算当局の立場としてのお答えを申し上げます。人口の少い、また村の経済力のきわめて貧弱なところに大きな災害が起つた、しかもこの災害はどうしても復旧して行かなければならないというような実情が起つたといたしました場合には、国といたしましてやはりこれに対しましてでき得る限り多額の補助を与えて、そうして地元の負担はできるだけ少くするということは、これはやむを得ぬ結果であろうと思います。昨年の非常な災害のときにも、国会におかれまして、やはり最大限度まで災害のひどいところは国が補助をしようじやないかという立法をしていただいた……
○植木政府委員 実際工事の施行を要するのは当該漁港関係の部落であり、しかも村全体として考えますと、村はそれよりははるかに大きな範囲にわたつておるというような場合があると思います。しかもそうした場合におきまして、当該町村が工事施行の責任者と申しますか、管理者になつていることがあると思います。そうした場合のことを考えてみますと、町村に農林漁業金融公庫から金を貸すような道を開いた方がよいか、あるいは当該関係部落のいわゆる漁業協同組合そのものに貸す現在の制度のままでよいかというようなことも考えられると思うのであります。そうした場合、かりに村が一部分の漁港のための工事責任者になつておりましても、その村の……
○植木政府委員 ただいまの御質問は、前会皆様の非常なる御熱意によつてできました道路整備に関する財源の臨時措置法の精神についての御質問でございますが、御意見の通り道路の整備につきましては、わが国の現状にかんがみまして、その必要なることは、政府当局としましても、ことに大蔵省当局としても十分熟知はしておるのでございます。しかしながら二十九年度の財政の編成に際しまして諸般の情勢を考えますときに、財源の調整について、いろいろ苦労をいたしたのでありますが、法律に定めてありますような全額を、これを国の道路の財源に充てるということが困難に相なりました。中央と地方の財源配分の問題等から考えましても、法律の趣旨の……
○植木政府委員 仰せの通りと考えております。
【次の発言】 これまた仰せの通りであります。
【次の発言】 その点につきましては、おおむね御趣旨の通りであります。しかしながら、われわれ財務当局こいたしましては、三次官の申し合せましたところは、今日の情勢においてすべてものを判断しております。将来に向つてかりに一年後に、あるいは来年度の予算編成の際にどういう事態が起るか――おおむね今日の状態が続いた場合を前提としておるのであります。従つて特別なる情勢の変化等が起りまして、財政経済に大変革を来さなければならぬとか、特別なかわつた計画をこしらえなければならぬというような場合には、これまたそのときの情勢を……
○植木政府委員 私、本月上旬突然に大蔵政務次官の職を汚すことに相なりました。一昨年秋の初めての当選以来、まだ日も浅く、至つて未熟者でございますが、皆様の御同情、御支援によりまして、その責務を全うしたいと考えておる次第であります。何とぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。
○植木政府委員 ただいま議題と相なりました米国対日援助物資等処理特別会計法等を廃止する法律案外三案につきまして提案理由を説明申し上げます。 まず米国対日援助物資等処理特別会計法等を廃止する法律案について御説明申し上げます。この特別会計は、米国対日援助物資等の取得及び処分に関する政府の経理を明確にいたしまするため、昭和二十五年に設置せられたのであります。ところが昭和二十六年七月以降、対日援助が打切られてしまつたのでございます。その後、この会計といたしましては、未収金の回収、残存物資の処分等の清算事務をいたして参つたのでございますが、同物資等の処理もほぼ完了いたしまして、その目的も達成することが……
○植木政府委員 ただいま議題となりました製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を説明いたします。 この法律案は、日本専売公社の製造にかかるたばこの最高価格を定めております価格表のうち、両切紙巻タバコ・ピースの最高価格を十本当り五円引上げて四十円から四十五円に改定することを内容とするものであります。これは、今次の税制改正に応じまして、直接税の軽減のための財源の一部の確保をはからんとするものでありまして、一部高級酒類の値上げと対応して、高級タバコであるピースの定価を引上げ、これにより、約四十五億円の専売益金の増加を見込んでいるのであります。 ……
○植木政府委員 ただいま議題となりました緊要物資輸入基金特別会計法等を廃止する法律案の提案の理由を御説明申し上げます。 この特別会計は、緊要物資の取得及び売払いのため、昭和二十六年一般会計より二十五億円を受入れ発足したのでありますが、その後これら物資の需給も著しく緩和いたして参りましたので、昭和二十八年度限りこの会計を廃止し、その資産のうち現金を産業投資特別会計に、その他の資産及び負債を一般会計に引継ぐ等必要な措置を規定しようとするものであります。 以上が、この法律案の提出の理由であります。 次に、国有財産法第十三条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件につきまして、その提案の理由を……
○植木政府委員 ただいまの春日委員のお説、一応ごもつともの点もたくさんございます。私かつて専売局長官をいたしておりましたので、こうした塩の価格のきめ方についても、当時のことは一応知つておるつもりであります。仰せのように外国塩を安く輸入して、それでもつて国内産の塩との間で適当な価格調整ができないかという問題ももちろん考えたこともございます。しかしながら当時以来常に専売公社が大体方針として持つておりますところは、先ほど今泉監理官からも申しましたように、国内の食料用塩は何とか国内で生産をして、そうして非常に困つた事態が起つた場合でも、それでやつて行けるというふうにして行こうというのが、一番根本の趣旨……
○植木政府委員 ただいま議題となりました物品税法の一部を改正する法律案及び入場税法案について、提案の理由を説明いたします。 政府は、さきに所得税法の一部を改正する法律案外七法律案を提出いたしまして御審議を願つているのでありますが、今次の税制改正の一環をなすものといたしまして、ここに物品税法の一部を改正する法律案及び入場税法案を提出した次第であります。 以下順次この二法律案について、その大要を申し上げます。第一に、物品税法の一部を改正する法律案について申し上げます。 物品税につきましては、まず、奢侈的消費の抑制等の見地から、奢侈品、高級品ないし嗜好品に対して増徴をはかることを目途とし、輪距……
○植木政府委員 ただいまの御質問、途中から承りましたので、あるいは間違つておるかもしれませんが、一応お答え申し上げます。砂糖の輸入の問題につきまして、現在のように自由放任にしておくよりも、政府が統制して、一手に輸入して、そうしてこれをしかるべき会社に売り渡した方がよくはないかという御質問のように承りました。やはり一つの御見解かと考えますが、政府といたしましては、ただいまのところこれを政府の手によつて一手に輸入する云々の問題については考えておりません。われわれ自由党の考え方といたしましては、特殊な場合は除きまして、国際貿易におきましても、国内の一般商工業におきましても、なるべく自由に業者の創意く……
○植木政府委員 ただいま議題と相なりました国民金融公庫法の一部を改正する法律案外五法案につきまして、提案の理由を申し上げます。 まず国民金融公庫法の一部を改正する法律案について説明申し上げます。国民金融公庫は、昭和二十四年六月に資本金十三億円をもつて発足して以来、数回にわたる増資と、資金運用部資金の導入によりまして、昭和二十八年十二月末までに累計約六百四十億円に達する貸付を行い、国民大衆の資金需要にこたえて来たのでありますが、この資金需要は、昭和二十九年度においても相当の額に達することが予想いたされますので、昭和二十九年度において、一般会計から公庫に対する出資を二十億円増額することにより、そ……
○植木政府委員 説明に入ります前に、ただいまの委員長のお言葉並びに淺香委員のお言葉に対しまして、一言おわびを申し上げます。よんどころなき公用のために遅刻をいたしまして、はなはだ申訳ございません。明日から努めて皆様のお言葉に従うようにいたしたいと存じます。 ただいま議題となりました揮発油税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 政府は、昭和二十九年度予算に関連して税制の改正を行うこととし、すでに所得税法の一部を改正する法律案等関係法律案を提出いたして御審議を願つているのでありますが、さらに今次の税制改正の一環をなすものといたしまして、ここに揮発油税法の一部を改……
○植木政府委員 ただいま議題に相なりました国税徴収法の一部を改正する法律案外四法律案につきまして、提案の理由を説明申し上げます。 まず第一に国税徴収法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 まず最近における国税徴収の現況にかんがみ、納税の便宜をはかるため、収税官吏が納税者から歳入の納付に使用できる証券以外の有価証券で取立ての確実なものによる納税の委託を受けることができる制度を設けることとしているのであります。このほか、税関において徴収することとなつている輸入品に対する内国消費税の滞納による滞納処分につきましては、現在は税務署においてこれを行つているのであります……
○植木政府委員 減収加算の金額は、今仰せのように、一種の政治的米価に類するものではないかという意味の御意見もございましたが、ある意味においては、減収加算というものは、非常に政治的な性質を帯びているものということに私も同感であります。しかしながら、その減収加算額を出すことがいいか悪いかという問題につきましては、一体米の生産量が非常に少くて、そのために供給量が需要に対して足りないという大原則がそこに行われて来るのでありますから、もしこれが自由経済であるならば、米の値段が自然高くなることは、これはやむを得ない実情になると思うのであります。今回政府が、米の問題につきましては配給及び価格ともに一種の統制……
○植木政府委員 不渡手形の少額なものの数字が非常にふえて参つておりますことは事実でございまして、まことに残念に存じます。その原因につきましては、れだいま銀行局長から申し述べましたような原因もその一つになつておると、どうも考えられる点があるのでございまして、中小企業のそうした事情については、でき得る限りの措置を考えなければならぬというので、いろいろと苦慮をいたしておる次第でございます。
【次の発言】 政府の来年度におきましての金融引締めの方針につきましては、いろいろな機会に大蔵大臣その他から申し上げておる通りでございまして、わが国の経済自立のために、どうしてもインフレ抑制の必要がある。そのために……
○植木政府委員 ただいま議題となりました出資の受入、預り金及び金利等の取締に関する法律案外一法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 まず出資の受入、預り金及び金利等の取締に関する法律案につきまして、御説明申し上げます。 元来、出資金は複数人の共同事業の基金として醵出される金銭であつて、後日これに相当する金額が出資者の手元に復帰するかどうかは、事業の成否いかんにかかるのであり、あらかじめその返還を確約しがたいものであります。しかるに最近におきまして、出資金として一般大衆から大量の金銭を受入れるにつき、一方において後日必ずその金額またはこれを越える金額を支払うべきことを表示し……
○植木政府委員 ただいま議題となりました交付税及び譲与税配付金特別会計法案について提案の理由を御説明申し上げます。 政府におきましては、今般地方公共団体の財政運営の自律性及び安定性を強化し、地方財源の偏在の是正をはかるため、従来の地方財政平衡交付金制度にかえ、新たに地方交付税及び入場譲与税に関する制度を設けるとともに、昭和二十九年度の揮発油譲与税に関する特別措置を講ずることといたしまして、本国会に、地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案、入場譲与税法案及び昭和二十九年度の揮発油譲与税に関する法律案を提案いたしているのでありますが、これらの法律に基く交付税及び譲与税の配付に関する経理を明確……
○植木政府委員 先刻来渡邊政府委員からお答え申し上げていることと同じような趣旨になるかもしれませんが、プラント輸出の問題につきましては、日本の輸出振興、外貨獲得のために、さしあたつてどうしても特殊な施策が必要である。しかもプラント輸出になりますと、今のお話のように、確かに大企業の方面にそうした業者が多いわけであります。しかしプラント輸出等の問題につきましては、どうしても大企業で、相当の力のあるものでなければ、海外へ輸出の道を開いて、しかもそれが将来その部分品その他について引続きやつて行けない、だからそうした大きな企業でやる方が便利であるというようなことになるかと思うのであります。プラント輸出は……
○植木政府委員 今ほど当委員会で御決議になりました決議に対しまして、一応私の考えを申し述べさせていただきます。 御趣旨にも仰せになりましたように、政府の現在におきましての金融施策並びに現在における金融界の実情等にかんがみて中小企業に対してでき得る限りの措置を講じなければならぬ。その一つの方法として、たとえば指定預金の現在すでに預託してある分の引揚げの期限を延ばすとか、あるいはさらに預託することも考えるべきではないか。あるいはそれをしろというような御趣旨に拝承したのであります。なるほど仰せのような実情から、現在結果的に見ますというと、日銀の貸出しは、昨年の当時に比べましてふえており、しかも指定……
○植木政府委員 塩の販売組合の問題に関連いたしまして、現下の状況にかんがみて、適切なる法律をつくる必要があると最初当局は考えておつたのであります。その後部内におきましていろいろ研究いたしましたところが、その研究の結果は、必ずしもこの際法律を必要としないじやないかというような結論が出まして――むしろその中にはぜひ法律を要する部分もあつたのでありますが、それは必ずしもこの際立法化する必要がないのではないかというような結論になりまして、今回の国会には見合せよう、こうなつた次第であります。ところが実情といたしましては、現在の塩の元売り会社間におきまして不当な競争が行われ、それがいろいろ弊害を起す一つの……
○植木政府委員 ただいま議題となりました経済援助資金特別会計法案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 政府におきましては、このたびアメリカ合衆国政府との間に締結いたしました経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定を本国会に提出いたしまして、御承認を求めているのでありますが、本協定に基いて、米国余剰農産物購入の見返りの円資金のうち、本邦の工業の助成その他経済力の増強に資する目的のためにアメリカ合衆国政府から贈与される金額をもつて、新たに経済援助資金を設置し、その資金に関する経理を明確にするため、特別会計を設けることが適当であると考えられますので、本特別会計法案を提出いたし……
○植木政府委員 ただいま平田政府委員から申し上げたような実情にあるのでございますが、政府といたしましては、税の最も適実なる課税ということで常に、職員を指導しておるところなのであります。従いまして最も適実な課税といえば、それは仰せのように、でき得るならば少しでもたくさんできる納税者について実願調査と申しますか、帳簿を開き、十二分に推問その他研究もして、そうして課税額を決定して行くのが親切であり公平な課税ができるというふうに考えることは、もちろんでございます。従いまして、できるだけ税務職員について十分な人員を保持したいのでございますが、これもまた他面におきまして、税務職員の非常に勧勉なる努力によつ……
○植木政府委員 第一点の御質問は、金融施策のみで一体今後の財政経済の運営がうまく行くと思うかという御質問と拝聴したのでありますが、政府の今日考えておりますいわゆる日本の経済財政の根本的な建直しと申しますか、最近においていわゆる国際収支が非常に悪化して参つた。この現われをどうして直して行くかということについては、これは申すまでもなく財政の上でもいわゆる一兆億円予算という緊縮の方針をとり、金融の面でもできる限りいわゆる緊縮の方針をとりまして、そして物価がなるべく引下つて、そして日本の輸出が伸びて行くようにという考え方でやつているのであります。しかしこれらの金融施策と財政施策だけでやれるかというと、……
○植木政府委員 去る三月十六日の当委員会において、中小企業金融緊急対策として中小金融専門機関に対しまして、今後期限の到来する指定預金の引揚げを延期する等の処置を講ずるように御要望があつたのでありますが、最近の金融の引締めは、外貨事情の推移に応じまして、わが国経済をこれに適応せしめようとするものであります。従つて今後とも継続してこれを行うことが必要であると考えるのであります。しかしながら、その緩急順序等につきましては、経済界の実情に応じて慎重な配慮をもつて望みたいと考えます。この金融引締め政策の結果、中小企業だけにその影響が及ぶとも考えられませんが、中小企業金融につきましては、政府もかねがね重点……
○植木政府委員 ただいま議題となりました企業資本充実のための資産再評価等の特別措置法案につきまして、提案の理由を説明申し上げます。 政府は、資産再評価の実施の状況並びに企業の資本構成、経理等の実情にかんがみ、一定規模以上の会社について資産の再評価を強制するとともに、一定限度以上の再評価を行つた者に対して再評価税及び固定資産税を軽減する等の措置を講ずることにより、企業資本の充実を促進し、その経営の安定と経理の健全化をはかる必要があると考え、ここにこの法律案を提出することとしたのであります。 次に、本法案につき、その大要を申し上げます。 まず第一に、再評価の強制についてでありますが、一定規模……
○植木政府委員 大蔵大臣は、本日参議院の予算委員会がございまして、そうして分科の主査報告その他討論採決がございます。まことに残念でございますが出席いたしかねます。私代理で参上いたしました。
【次の発言】 お答え申し上げます。私の承知しております件は、修正案ではなくて、修正の内示案とでも申しますか、そうしたものについての御連絡は受けております。従つてそうした内示案につきましては、大臣へも御報告申し上げてあります。
【次の発言】 お答え申し上げます。ただいま井上委員が修正案云々と仰せになりましたが、私ども今研究しております案は、試みに示された内示案というようなお言葉をいただきましたが、それについて……
○植木政府委員 ただいま議題となりました特別調達資金設置令等の一部を改正する法律案外二法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 まず、特別調達資金設置令の一部改正について申し上げますが、改正の一つは、従来特別調達資金の運営に関しましては、これを円滑に処理するため資金に属する現金の支払いの原因となる契約等について、その事務の一部を都道府県の職員に取扱わせて参つたのでありますが、今回、同資金の運営に関する事務の簡素化をはかるため、アメリカ合衆国政府等からの受入金の同資金への受入れ等の事務につきましても、これを都道府県の職員に取扱わせることができることにいたしますとともに、あわせて所要……
○植木政府委員 お答え申し上げます。私はいわゆる社会診療の一点単価の問題と、そうして課税上の取扱いの問題に関連しまして、今のお話のような、一点単価を一定のところで押えておくから、従つて所得税の取扱いの上においては一定の標準率で所得を計算するということに対しては、個人的の意見としましてはいかがかという疑問をつとに持つておりました。もちろん社会診療が非常に大切な問題であり、それに関連して単価の問題、それに関連して所得税の問題一ここにいろいろ関連のあることは十分承知しております。しかしながら、医業所得に対しての所得の計算にあたつて、一般の所得の取扱いと全然異にして、標準率をもつてやるというようなこと……
○植木政府委員 ただいま議題となりました国有林野事業特別会計法の一部を改正する法律案外一法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 まず国有林野事業特別会計法の一部を改正する法律案について説明申し上げます。 従来国有林野事業特別会計におきましては、決算上利益を生じたときは、森林資源の維持のための積立金として積み立て、これを控除した額に相当する金額は、すべて一般会計に納付しなければならないこととし、例外として、当分の間、損失補填のための積立金を保有することができることとなつているのであります。今般この森林資源維持のための積立金を森林基金とするとともに、毎会計年度の損益計算上利益……
○植木政府委員 ただいま議題となりました接収貴金属等の処理に関する法律案の提案の理由を御説明申し上げます。 終戦後、連合国占領軍は、本邦において政府及び民間から金、銀、白金、ダイヤモンド等を接収したのでありますが、平和条約の発効と同時に、これらの貴金属等を日本政府に引渡して参りました。政府といたしましては、さきに接収貴金属等の数量等の報告に関す出る法律によつて貴金属等を接収された者から必要な報告を徴し、その内容の調査を進める一方、連合国占領軍から引渡されました貴金属等の現品調査を実施して参つたのでありますが、最近に至りようやく引渡された現品の内容も明らかになりましたので、今回いよいよこれら接……
○植木政府委員 入場税の財源の地方偏在の状況は、申すまでもなく明瞭に存在すると思います。従いましてこの偏在をでき得る限り是正して行こうということが、今回のこの譲与税法案の一つのねらいであることは申すまでもございません。
【次の発言】 遊興飲食税と入場税と、ともに今回地方財源の偏在是正の見地から国税移管がし得たならばということは、政府も初め考えておつた問題でございましたが、その後いわゆる諸般の情努にかんがみまして、今回入場税の国税移管のみといたしまして、遊興飲食税につきましてはしばらくこれを見合せておる次第でございます。もちろん遊興飲食税の国税移管に関連いたしましていろいろと反対の運動があつたこ……
○植木政府委員 お答え申し上げます。昨日の入場税法案の修正御決議に伴いまして、歳入に対して減収が相当起きはしないかということに関連しての御質問でございますが、この点につきましては、政府が同意いたしました趣旨は――もちろん政府の立場といたしましては、当初の原案でやつていただきいことはやまやまであつたのでありまして、そういう政府の希望の帰するところは原案の通過にあつたのでありますが、修正御提案になりました御趣旨を承つてみますと、なるほどわれわれの見積りの仕方もそれ一つということはない、財源が若干減収を来しはせぬかについて疑問も持ちますので、その点非常に心配はいたしております。しかしながら、それに対……
○植木政府委員 お答え申し上げます。ただいま御指摘になりました今の国会で提出しておりまする保安林整備臨時措置法案、この法案がもし御審議の結果御可決願えますると、その場合におきまして、同法の規定で買入れる国土保全上必要な森林、ただいま御指摘の保安林等でございますが、これを国有林野事業特別会計で経営することが適当であると考えまして、この会計の負担で買入れることができるという条文を今五条で御審議を願つておりますが、その分はあるいは御説明の申し上げようが悪かつたために誤解をお招きをしたかと思いますが、この基金で買うというのではなくして、この会計の負担において買う、この会計の歳入歳出として買う、こういう……
○植木政府委員 ただいま議題となりました日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う所得税法等の臨時特例に関する法律案外二法律案につきまして提案の理由を御説明申し上げます。 まず日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う所得税法等の臨時特例に関する法律案につきまして申し上げます。 日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴い、その円滑な運営をはかるため、日本国内にある国際連合の軍隊、軍人、軍属またはこれらの者の家族等につき、同協定に基いて、所得税、内国消費税、関税等の国税の課税に関する特例のほか、国税の犯則取締り並びにタバコ及び塩の専売に関して特……
○植木政府委員 ただいま議題となりました物品の無償貸付及び譲与等に関する法律の一部を改正する法律案外二法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 まず物品の無償貸付及び譲与等に関する法律の一部を改正する法律案について御説明いたします。 今回改正しようといたしますのは、最近における風水害等の発生時における救助の状況等にかんがみ、災害による被害者その他の者で応急救助を要するものの用に供するため寝具その他の生活必需品を貸し付けるとき、または災害の応急復旧を行う者にその応急復旧のために必要な機械器具を貸し付けるときは、無償または低額ですることができる道を開くこととするとともに、国有林……
○植木政府委員 一応ごもつともな御質問でございまして、先ほど政府委員もお答え申し上げました通り、昨年の暮れの次官会議の決定と申しますのは、いわゆる外車を新しく買い入れるようなことは大いに自粛しようというようなことがあつたことはもちろんでございます。しかしながらその後におきましても、ことに大蔵省当局としては、官庁用自動車の使用の節約、あるいは高級なものをなるべく国産で間に合せるというような方針を考えております。従つて今回この法律案の御審議を願いまして、なるべく近い機会に官庁間で適当なる申合せ等をいたしまして、実行に移つて参りたいと思つております。もちろん交換と申しましても、外車を持つておるものを……
○植木政府委員 官庁用自動車の問題につきましては、昨年の暮れごろ次官会議におきまして申合せをいたしまして、なるべく外車を使うようなことを避けるようにしたい、言いかえれば新車購入の場合には、極力国産車によることにいたしたい、あるいはまた大型車は、現在持つておるものでもできるだけ使用回数を減らすとかいうような方法によつて、燃料の節約をはかり、小型車をなるべくよけいに使うというようなことを考えて申合せ等をいたしたこともございます。また閣議等におきましても、承るところによりますと、なるべくひとつ国産車の奨励、国産を愛用する、あるいは外車につきましてはでき得る限り経費の割安で済むような種類の車にしようじ……
○植木政府委員 ただいまの春日委員の御指摘まことにごもつともと存じますが、この政府の出しております法律の原案におきましての考え方は、先ほど来銀行局長から申し上げておりますように、特定あるいは少数、多数という問題につきましては、その時、その場所、その場合によつてやはり違うので、この際はつきりと法律に明示することは困難である、かように考えておるのであります。従つてこの判断につきましては、社会通念及び時、場所等を勘案いたしまして、そうしてやはり裁判所が決定をし、これによつておのずから幾つかの判例ができて来て、それによつておのずから帰すべきところに帰するというのがやむを得ない処置だろう、かように考えて……
○植木政府委員 中小企業に対する対策の問題につきましては、ただいまお述べになりましたような前回の当委員会の御決議の趣旨もあり、われわれといたしましてはその趣旨を尊重いたしまして、政府の考えております今後の金融施策に十二分に参考にして参りたい、こうした態度で常に臨んでおるのでございます。 仰せのごとく、その後金融情勢が非常に中小企業に対して楽になつたかと申しますと、決してそうは申せません。引続きなかなか苦しい状態にあることは承知しております。しかしながら四月の実績を見ますと、民間の資金収支の状態を見ましても、相当多額の政府資金の散布超過に相なつております。かような状態でもございますし、われわれ……
○植木政府委員 補助の使用の状況が、近年ややもすれば不正な申請がありましたり、あるいは不当な使用がひんぴんとして行われまして、そのために何らかの措置をここで講じなければならないかというふうに考えまして、この法律案の御審議をお願いしておる次第であります。こうした近年における不正不当な使用の増加の原因が、ただいま御指摘になりましたように、戦後において災害が非常に多い、しかも規模が大きく、連年である。しかもそうした災害の場合におきまする補助率が一般の改良事業に比較して高くなつておる。これがややもすればこうした不正不当な使用の原因になつておりはしないかという御質問でございますが、そうしたことも確かに一……
○植木政府委員 接収ダイヤモンドの売払い代金を特殊の法人に交付して、これによつて先ほど来いろいろ質疑応答がかわされておりますような使途に使わせるという問題につきましては、大蔵省としては、どうもその趣旨に賛成いたしかねるのであります。ただいま揮発油税の目的税式的なきめ方の問題について例証をおあげになりましたが、当時も、大蔵当局としては、一般の財源に充てるべきものを特定の財源にきめてしまうことは、どうもよろしくないという考え方で、非常に躊躇しておつたのであります。今回またこうした特殊の接収ダイヤモンドを、かりに国有になつた場合に売り払いまして、本来ならば、われわれの考えるところでは、国の行政の一部……
○植木政府委員 お答え申し上げます。補助金の使用の正鵠を期することにつきましては、大蔵当局といたしましても常にできる限りの意を用いておるところでございます。
【次の発言】 ただいま御指摘になりました山口県の例、あるいは愛知県の例等がございますが、この点につきましては、その土地からどういう方が出身しておられるからというようなことは、われわれ予算当局といたしまして、何らこれを参考にしておるわけじやないのであります。もつぱら当該所管省からの御要求に基いて、災害の内容をできる限り詳細に承つて、その上で予算の総わくが先ほども申し上げましたように、本件の例の場合には、当時経済安定本部の公共事業関係の課に対……
○植木政府委員 お答え申し上げます。接収貴金属の所有権には、御指摘のようななかなか困難な問題がございますが、仰せの通り接収貴金属は、政府が連合軍から引継ぎまして保管をしておる状態でございます。従つてその所有権は、当初接収された人たちのところにあるのでございまして、従つてその所有権に基いて当該物品の返還を求めて参りました場合にどうするか、ことにこれを裁判上の問題として訴えられたときにどうするかという問題でございます。個々に政府が返還請求と申しますか、訴を最近まで受けた事例も若干あるそうでありますが、これらの問題につきましては、いずれ接収貴金属全体についての処理の手続の法律を御審議願つて、法律をこ……
○植木説明員 ただいまの御質問に対しましては、先刻来大臣がお答え申し上げている通りでございまして、政府の今日までいろいろ現状を考えつつ善処しようと思つて考えております結論は、六、七月分の引揚げ予定の分をこれを将来に引延ばしまして、この際善処して参りたい。いわゆる新規預託の問題につきましては、ただいまのところ政府としては、いまだその時機でない、むしろこれは従来の方針を当分守つて行きたい、かように考えておる次第でございます。しかしながらいろいろ御要望もございますし、また世上の状況も決して楽観を許さないものでございますから、常にこうした実情には十二分の留意を払つて参りたい、かように考える次第でござい……
○植木説明員 お答え申し上げます。ただいまの問題につきましては、従来政府がお答え申し上げております通り、政府としてはガリオア、イロアによるこの問題を債務と心得ておるという考え方で臨んでおるのであります。債務と心得ておるということは、はつきりした債権債務が確定しておらないという問題であり、いろいろのその他の経緯から、わが国においてこれを債務と心得て、将来その債務はどういう範囲でこちらが支払いをすべきものかということを確定することを前提としておるものであります。従いましてそのガリオア、イロアによるいわゆる債務がどの程度のものになるか、その内容かどういうふうになるかということにつきましては、今後向う……
○植木政府委員 国の租税収入見積りにつきまして、本年度の税収見積りが非常にかたくできておる、ところが税制調査会の答申当時におきましてはもつとゆるかつたのじやないか。なぜそんなに辛くしたかということに質問の御一点があつたと思うのであります。その点につきましては御承知のように税制調査会は、昨年の秋ごろの経済情勢におきまして、まだ統計その他その当時の状況もはつきりわからぬ春ごろ以来、その直近までの状況によつて見積りをしておつたのであります。御承知のようにわが国の国際収支の状況が非常に悪くなつて参りましたのは、昨年の憂以降、ことに下半期においてでございます。その状況に応じまして、年末から年始にかけて、……
○植木政府委員 ただいまの修正による政府の当初見込みの税収入額がどれくらいに減るかという問題につきましては修正をされましたこの修正案の提案者の方々の御意見を承りますと、相当額とれるのじやないか、言いかえれば、減収になるかもしれないが、減収がどの程度であるかということについては、容易に予測が困難である、こういうことであるように考えるのであります。従いまして、今回の一般会計からの繰入れの問題も、今後の経過に顧みまして、もし減収が生じた場合には、これに対して善処をする、その善処の建前を法律の上に置いておこう、こういうお考えだと考えております。
○植木政府委員 お答え申し上げます。ただいまの修正案の内容は、三十年度以降の交付税の交付の率が、政府原案では百二十となつておりますのを百二十五にしたいという案と承りました。大蔵当局といたしましては、もちろん原案でぜひともお願いいたしたい考えでおるのであります。その理由は、皆様のお立場から地方財政の財源をでき得る限り確保して行きたいというお気持は、十二分に大蔵当局も理解いたしておるつもりであります。しかしながら今日この際におきまして、三十年度以降の率を、百分の二十を二十五にすることがいいかどうかにつきましては、少なからぬ研究の余地があるものと考えております。すなわち、ただいまお話がございましたが……
○植木政府委員 大臣はただいま他のよんどころなき事情のためお伺いいたしかねておりますので、ただいま委員長の申されました通り、私がかわつて出席さしていただきました。
【次の発言】 ただいまのところは、先ほど申し上げましたように、よんどころない所要のために即刻出席はいたしかねる状態でございます。
【次の発言】 お答え申し上げます。ただいまちよつと私語をいたしておりましたので、あるいは御質問の趣旨に合わぬかもしれませんが、私といたしましては、大臣にかわりましてここに出ました以上は、でき得る限り、最善を尽して大蔵省関係の事項についてお答え申し上げるつもりであります。しかし、それでどうしても御満足が願え……
○植木政府委員 本問題につきましては、当委員会におかせられまして非常なる関心をお寄せになり、熱心に御審議をいただいておることを承知いたしておりますので、大蔵当局といたしましてもなるべく早く大蔵省の意見をまとめまして御報告あるいは御質問にお答えすべきであつたのでございますが、何分にもいろいろな他の事務のために遅れまして、ようやく最近に至りまして一通りの態度をきめることができた、かような状態にあるのございます。今日まで非常に遅れましたことについて深くおわびを申し上げます。
【次の発言】 お答え申し上げます。大蔵当局の意向といたしましては、まず第一に昭和二十九年度、すなわち本年度の問題といたしまして……
○植木説明員 地方自治団体に対する大蔵省の資金融通の態度と、その他の民間の一般産業関係に対する態度との違いがあるかないかという御質問でありますが、われわれといたしましては地方行政の非常に大切な点から考えまして、当然これは公共的な性質のものでございますから、これに対してはでき得る限りその御意向を尊重し、その需要を満すように心がけたいと思つております。ただ問題となりますのは、地方公共団体の場合におきましては、御承知の通り近年財政需要がだんだんと増進する傾向にありまして、従つてそれが赤字の一つの原因をなしておる場合炉多分に見受けられる。また実際におきまして当該団体の財政運営の実情について、もう少し反……
○植木政府委員 お答え申し上げます。前の晩におそくまで超過勤務をしたその翌日に出勤が遅れたために、その場合に適当な措置をとつておるかというお話でございますが、私の信じておりますところでは、仰せの通り予算関係の者は、時期的に非常に多忙で夜おそくまで、あるいは徹夜までして勤務しておることは申すまでもありません。そうした場合に、翌日どんな程度におそくなるかということにつきましては、これは職員の自粛にまちまして、中にはときに遅れる者もありましようが、おおむねの者はやはり定刻には出て、そうして翌日の勤務に従事している、かように私は確信いたしておる次第であります。
○植木政府委員 ただいま議題となりました補助金等の臨時特例等に関する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 政府は、国の財政の健全化及び中央、地方を通ずる財政調整の見地から、国の補助金、負担金等につきまして整理する必要を認め、昭和二十九年度予算におきまして所要の措置を講じているのでありますが、このうち、法律に基いて交付する補助金等につきまして、右に即応して法的措置を講ずる必要があるのであります。しかしながら、関連法規も多数ございますので、慎重に検討の上、後日適当な措置をとることを妥当と考え、臨時的な措置といたしましてこの法律案を提出した次第であります。 この法律案の内容を要約……
○植木政府委員 お答え申し上げます。国有鉄道法の五十八条にありまするただいま御指摘になりました費用負担のこの条項につきまして、当然国が負担する義務があるにかかわらず、実際上二十七年度も二十八年度も計上しなかつたのには非常な手落ちがありはしないかという御質問であります。この条文は、国家公務員の共済組合法の第六十九条第一項第三号に、なるほど今御指摘の法律でさしておるところの条項があります。ところが、この条項におきましては、その次にいわゆる六十九条第二項がありまして、「前項第三号に規定する組合の事務に要する費用は、毎年度予算をもつてこれを定める。」、こういう規定かありますが、従来の解釈といたし出して……
○植木説明員 お答え申し上げます。最近のデフレ政策の実行の結果、各方面がそれぞれ非常な悩みを続けておることは、まことに残念であり、かつまた大いにわれわれとして気をつけなければならぬ点だと存じております。ただいま御指摘の労務者の俸給、給与の遅欠配等の問題がありまして、これについて労働金庫が何らかこの際の救済の役を大いに努めようという御意思があり、厚生省当局でもこれに対して適切なる措置を講じたいというお考えのあることも承知しております。ただわれわれ大蔵当局といたしましては、何と申しましても資金運用部の資金の運用計画といたしましては、すでに国会においても御承認を得ております通り、一年を通じての一定の……
○植木委員 ただいま議題となっております昭和三十年度暫定予算補正三案につきまして、自由党を代表いたしまして政府原案に賛成、両派社会党の組みかえ動議に反対の意見を表明せんとするものであります。 われわれは昭和二十八年度におきまして数回にわたる暫定予算の連続施行と、本予算の成立遅延とのために、各方面に多大の困窮を来たさした苦い経験を持っておるのであります。従いまして本年一月以来機会あるごとにわが党の同僚議員から政府に対しまして、本予算の年度内提出または新年度開始後の一日も早い提出を要求いたして参ったのであります。六月分暫定予算のごときはぜひともこれを避けられるように警告いたして参ったのであります……
○植木委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっております昭和三十二年度特別会計予算補正(特第1号)につきまして、賛成の意見を簡潔に申し述べたいと存じます。 この予算は、日米相互防衛援助協定によりまして、米国政府から日本国政府に対しまして、無償で譲渡される予定の艦船二隻をわが日本の国内で調達いたしますために、新たに設けられます予定の臨時受託調達特別会計に関するものでありますが、まず第一に、本調達事業実施のために必要な予算を追加計上いたしまして、あわせて必要な繰り越し明許及び国庫債務負担行為を補正いたしまして、一般会計と区分経理するために必要な措置を講ぜんとするものでありますが……
○植木委員 ただいま発言を許されましたが、まず農林当局に対して前提としての質問をいたします。 ことし北陸三県を襲いましたウンカによる異常災害は非常に程度の激甚なものであります。北陸地方、ウンカと申しますと日本全国的な、他の地方とのウンカとはやや趣きを異にしておるのであります。普通に言われます通り暖冬であって、春先がまた日照りが少い年には各地にウンカが発生するのが一般の例のようでありますけれども、北陸地方では必ずしもその普通の例とは同じでない。ことに今回の北陸方面におけるウンカの発生はトビイロウンカというのですか、特殊の、羽の短い発見の困難なもので、しかもそれが八月の上旬までは御承知のように全……
○植木委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和三十三年度一般会計予算補正(第1号)並びに同特別会計補正予算(特第1号)に対しまして賛成の意を表し、社会党提出の編成替を求める動議に対しまして反対の意を表せんとするものであります。以下その理由を簡単に説明いたします。 本補正予算案は御承知の通り、一般会計におきましては災害復旧対策関係の経費約九十一億円、これを追加補正せんとすることを内容としておるものであります。特別会計におきましてはその財源の一部を貴金属特別会計から一般会計へ繰り入れるために必要な予算の追加補正を行いますとともに、別途電源開発等のために必要な資金に充て……
○植木委員 先月の二十五日の委員会におきまして、同僚の平井委員から旧金鵄勲章年金受給者についての質問がございましたが、それに関連いたしまして、私から一、二お尋ねいたしたいと思うのです。 日清、日露の戦役と、わが国のいわゆる存亡にかかるあの戦役、また国民がほんとうに協力一致戦ったところのあの戦役等におきまして、生命を賭して勲功を立てました結果、金鵄勲章を授与された者が相当数あったことは御承知の通りであります。ところが終戦の結果、御承知のように新憲法によりまして金鶏勲章の年金制度が廃止せられまして、以来金鵄勲章の年金の支給が停止となり、その大半は御承知のように相当の年令の人たちが多いのであります……
○植木委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつ申し上げます。
私、このたび、当大蔵委員会の委員長に、不敏の身をもって、去る三十日選任いたされました。つきましては、皆様の御協力によりまして、何とかして職責を全うして参りたい、かように念願いたしておる次第でございます。
つきましては、皆様の特別なる御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。(拍手)
この際、奧村政務次官より発言を求められております。これを許可いたします。大蔵政務次官。
【次の発言】 国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。本委員会におきましては、毎会期議長の承……
○植木委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。理事であります押谷富三君から理事を辞任したいとの申し出がございます。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
【次の発言】 続いて理事の補欠選任を行いますが、これは先例により委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは、委員長において山中貞則君を理事に指名いたします。
【次の発言】 閉会中審査事件申し出の件についてお諮りいたします。昭和三十四年産米穀についての所得税の臨時特例に関する法律案につきま……
○植木委員長 これより会議を開きます。
税制に関する件につきまして調査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。佐藤觀次郎君。
【次の発言】 横路節雄君。
【次の発言】 石野久男君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめたいと存じます。
次会は公報をもってお知らせいたします。
これにて散会いたします。
午後零時四十三分散会
○植木委員長 これより会議を開きます。
先日本委員会より北海道及び東海・近畿地方に委員を派遣いたしまして、国政に関する調査をいたしましたが、その調査の概要について派遣委員より報告を聴取することといたします。
第一班、足立篤郎君。
【次の発言】 次に、第二班、石野久男君。
【次の発言】 これにて派遣委員の報告は終りました。
なお、ただいまの報告にも述べられました通り、各班より詳細な報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録に参照として掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう取り計らいます。
○植木委員長 これより会議を開きます。
税制に関する件、金融に関する件、外国為替に関する件及び国有財産に関する件について調査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめまして、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時三十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
佐藤觀次郎君。
【次の発言】 横山利秋君。
【次の発言】 横路節雄君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は来たる十月十三日午前十時十五分より開会することとし、これにて散会いたします。
午後五時三十四分散会
○植木委員長 これより会議を開きます。
税制に関する件、金融に関する件、国有財産に関する件及び専売事業に関する件について調査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 石野久男君。
【次の発言】 佐藤觀次郎君。
【次の発言】 春日委員。
【次の発言】 午後一時四十分再開の予定をもって、暫時休憩いたします。
午後一時四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続きまして会議を開きます。
質疑を続行いたします。佐藤觀次郎君。
【次の発言】 それでは、ちょっと質疑予定者にお諮りいたしますが、池田大蔵大臣臨時代理は三時ごろから万やむを得ない所用がおありのようで……
○植木委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。
本委員会は、毎会期議長の承認を得て国政に関する調査をいたして参りましたが、本会期におきましても、国の会計に関する事項、税制に関する事項、金融に関する事項、証券取引に関する事項、外国為替に関する事項、国有財産に関する事項、専売事業に関する事項、印刷事業に関する事項及び造幣事業に関する事項の各事項について、国政に関する調査をいたしたいと存じますので、議長に対し承認方を申請いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、本申請書の作成並びに……
○植木委員長 これより会議を開きま
す。
専売事業に関する件について調査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。横路節雄君。
【次の発言】 参ります。
【次の発言】 ちょっとその前に足立委員から関連して質問があるそうですから、これを許します。
【次の発言】 委員長から皆様に御相談いたします。
先ほどの平岡委員からの議事進行についての御発言は、委員長に対する要望ということにしてよろしいという申し出でございます。つきましては、本件に関する先刻来の質疑応答を聞いておりますと、大蔵当局並びに専売公社当局の意見と委員の多数の方々の御意見とだいぶん平行線で、やや調整をする必要があるよう……
○植木委員長 これより会議を開きます。
去る十四日本委員会に付託になりました法人税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたしたいと存じます。大蔵政務次官、奧村又十郎君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 国の会計に関する件、税制に関する件、金融に関する件及び専売事業に関する件について調査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 横路節雄君。
【次の発言】 見えております。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめたいと存じます。
次会は公報をもってお知らせすることとして……
○植木委員長 これより会議を開きます。
国有財産に関する件について調査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。河野密君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は来たる二十四日午前十時三十分より開会することとし、これにて散会いたします。
午後零時三十七分散会
○植木委員長 これより会議を開きます。
法人税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑はありませんか。
【次の発言】 御質疑がないようですから、本案に対する質疑はこれにも終了いたします。
なお、本案に対しましては討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ることといたします。
採決いたします。
本案を原案の通り可決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、本案は原案の通り可決いたしました。
この際お諮りいたします。
ただいま可決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成並びに提出等の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、……
○植木委員長 これより会議を開きます。
参考人出席の要求の件についてお諮りいたします。
今回の公定歩合引き上げに関する問題について、日本銀行副総裁谷口孟君を参考人として本日の委員会に出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 去る十一月三十日に付託になりました酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 これより提案理由の説明を聴取いたすのでありますが、本案につきましては参議院において修正されておりますので、その修正点につきましては、この……
○植木委員長 これより会議を開きます。
参考人出席要求の件についてお諮りいたします。
金融に関する件について、来たる十一日、日本銀行総裁山際正道君を参考人として委員会に出席を求め、意見を聴取いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の通告があります。これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 田邉國男君。
【次の発言】 次会は明十日午前十時三十分より開会することとし、これにて散会いたします。
午後一時四十一分散会
○植木委員長 これより会議を開きます。
酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の通告がありますので、これを許します。平岡忠次郎君。
【次の発言】 北條秀一君。
【次の発言】 佐藤觀次郎君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――御質疑がないようですから、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。
【次の発言】 なお、本案に対しましては討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ることといたします。
採決いたします。本案を原案の通り可決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、本案は原案の通り可決いたしまし……
○植木委員長 これより会議を開きます。
税制に関する件及び金融に関する件について調査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。佐藤觀次郎君。
【次の発言】 横路節雄君。
【次の発言】 佐藤觀次郎君。
【次の発言】 委員会を代表いたしまして、山際総裁に申し上げます。
本日は、お職務柄御多用中にもかかわらず、当委員会に御出席下さいまして、委員の質問に対し長時間にわたって貴重な御意見を御開陳いただきまして、ありがとうございました。委員会の調査の上に重要な参考となることと存じ、深くお礼を申し上げます。
次会は、いずれ公報をもって御通知申し上げることとして、本日は、これにて散会いたしま……
○植木委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査事件申し出の件についてお諮りいたします。
ただいま本委員会に付託せられております所得税法の一部を改正する法律案(佐藤觀次郎君外十二名提出)、所得税法の一部を改正する法律案(平岡忠次郎君外六名提出)、昭和三十四年産米穀についての所得税の臨時特例に関する法律案(芳賀貢君外二十七名提出)、厚生保険特別会計法等の一部を改正する法律案(内閣提出)の四法律案につきましては、閉会中もなお継続して審査するため、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、……
○植木委員長 これより会議を開きます。
当面の財政金融施策の基本方針について、大蔵大臣より説明を聴取することといたします。大蔵大臣佐藤榮作君。
【次の発言】 国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、毎会期議長の承認を得て国政に関する調査をいたして参りましたが、今会期におきましても、一、国の会計に関する事項、二、税制に関する事項、三、金融に関する事項、四、証券取引に関する事項、五、外国為替に関する事項、六、国有財産に関する事項、七、専売事業に関する事項、八、印刷事業に関する事項、九、造幣事業に関する事項の各事項につきまして、国政に関する調査をするため、議長に対し承認……
○植木委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事でありました石野久男君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう許可するに決しました
【次の発言】 去る八日付託になりました酒税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。大蔵政務次官奧村又十郎君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終了いたしました。
本日はこの程度にとどめ、次会は来たる十六日午前十時三十分より開会することとし、これにて散会いたします。
午前十……
○植木委員長 これより会議を開きます。
第三十二回国会より継続して審査いたしております芳賀貢君外二十七名提出の昭和三十四年度米穀についての所得税の臨時特例に関する法律案を議題といたします。
お諮りいたします。
本案につきまして提出者全部より撤回の申し出があります。これを許可するに御異議ありません。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
【次の発言】 去る十一日付託になりました交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案、昨十五日付託になりました関税定率法の一部を改正する法律案及び関税暫定措置法案の三法律案を一括して議題といたします。
○植木委員長 これより会議を開きます。去る十七日付託になりました日本開発銀行法の一部を改正する法律案、道路整備特別会計法の一部を改正する法律案、同じく十八日付託になりました特定港湾施設工事特別会計法の一部を改正する法律案、経済基盤強化のための資金及び特別の法人の基金に関する法律の一部を改正する法律案及び十六日予備付託になりました船主相互保険組合法の一部を改正する法律案の五法律案を一括して議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。大蔵政務次官奧村又十郎君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
○植木委員長 これより会議を開きます。
税制に関する件、金融に関する件、外国為替に関する件及び専売事業に関する件について調査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。石野久男君。
【次の発言】 石野委員に申し上げますが、お約束の時間よりもだいぶん超過しましたので、なるべく早く完結を願います。
【次の発言】 この際昭和三十四年産米穀についての所得税の臨時特例に関する法律案を議題といたします。
御質疑はありませんか。
【次の発言】 御質疑がないようですから、これにて本案に対する質疑は終了いたします。
なお、本案に対しましては討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ることといた……
○植木委員長 これより会議を開きます。
去る二十二日付託になりました国有林野事業特別会計法の一部を改正する法律案及び治水特別会計法案の両案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を求めます。大蔵大臣佐藤榮作君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 税制に関する件、金融に関する件及び外国為替に関する件について調査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 平岡忠次郎君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめ、午後二時まで休憩いたします。
午後零時五十四分休憩
○植木委員長 これより会議を開きます。
去る二月二十四日付託になりました補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案及び同二十七日付託になりました国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律案の両案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。大蔵政務次官奧村又十郎君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 酒税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の通告があります。これを許します。平岡忠次郎君。
【次の発言】 次に、税制に関する件について調査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。横山利秋君。
○植木委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
理事でありました小山長規君が、昨二日委員を辞任されましたので、理事が一名欠員となっております。この補欠選任につきましては、先例により委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、委員長において理事に小山長規君を指名いたします。
【次の発言】 参考人出席要求の件についてお諮りいたします。
ただいま本委員会において調査をいたしております為替自由化に伴う諸問題について、参考人の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○植木委員長 これより会議を開きます。
御報告いたしますが、先日委員長に御一任願いました参考人の件につきましては、東京銀行常務取締役神野正雄君が来たる十日午前十時三十分より出席されることになりました。御了承を願います。
【次の発言】 酒税法の一部を改正する法律案、昭和二十八年度から昭和三十四年度までの各年度における国債整理基金に充てるべき資金の繰入の特例に関する法律の一部を改正する法律案、経済及び技術協力のため必要な物品の外国政府等に対する譲与等に関する法律案、臨時受託調達特別会計法を廃止する法律案及び補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案の五法律案を一括して議題といたします……
○植木委員長 これより会議を開きます。 本日は、為替の自由化に伴う諸問題について、東京銀行常務取締役神野正雄君が参考人として出席しておられます。参考人には、御多用中のところ御出席いただきまして、ありがうとございます。為替の自由化の問題につきましては、当委員会におきましても従来からその調査を行なってきたのでありますが、本問題の重要性にかんがみまして、このたび参考人の御出席をわずらわした次第であります。つきましては、何とぞ忌憚のない御意見をお述べいただきますようお願いいたします。 これより本問題について調査に入ります。順序としまして、まず参考人より御意見を述べていただき、続いて質疑を行なうこと……
○植木委員長 これより会議を開きます。
連合審査会開会の申し入れの件についてお諮りいたします。
ただいま運輸委員会において審査いたしております日本国有鉄道法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会の所管とも密接な関連を有しておりますので、連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、連合審査会開会の日時につきましては、運輸委員長と協議の上決定いたしたいと存じますので、委員長に御一任をお願いいたします。
【次の発言】 今呼んでおります。
○植木委員長 これより会議を開きます。
去る十五日付託になりました厚生保険特別会計法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。大蔵政務次官奧村又十郎君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 税制に関する件について調査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。小林進君。
【次の発言】 勝原君にちょっと注意しますが、今の細田君の質問に対しての答えが忠実ではないと思いますが、どういう手続を普通とらしておるかということを、もう少し詳細に説明して下さい。
○植木委員長 これより会議を開きます。
昭和二十八年度から昭和三十四年度までの各年度における国債整理基金に充てるべき資金の繰入の特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の通告があります。これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 石村英雄君。
【次の発言】 これにて本法律案に対する質疑は終了いたします。
【次の発言】 なお、本法律案に対しましては討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ることといたします。
採決いたします。本法律案を原案の通り可決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、本法律案は原案の通り可決いたしました。
○植木委員長 これより会議を開きます。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を求めます。大蔵政務次官奧村又十郎君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 関税定率法の一部を改正する法律案、関税暫定措置法案、国有林野事業特別会計法の一部を改正する法律案、治水特別会計法案、交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案及び糸価安定特別会計法の一部を改正する法律案の六議案を一括して議題といたします。
質疑の通告があります。これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 午後二時再開することとして、この際暫時休憩いたします。
午後零時五十五分休憩
○植木委員長 これより会議を開きます。
連合審査会開会申し入れの件についてお諮りいたします。
ただいま商工委員会において審査いたしております海外経済協力基金法案につきましては、本委員会の所管とも密接な関連を有しておりますので、商工委員会に対し連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、連合審査会は明三十一日午前十時三十分より開会を予定いたしておりますから、御了承願います。
【次の発言】 なお、この際御報告申し上げます。
昨日、本委員会において審議いたしておりました治水特別会計法案に対しまして、農……
○植木委員長 これより会議を開きます。
一般会計の歳出の財源に充てるための国有林野事業特別会計からする繰入金に関する法律案、特定港湾施設工事特別会計法の一部を改正する法律案、国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律案の三法律案を一括して議題といたします。
質疑の通告があります。これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 ただいま議題となっております三法律案中、一般会計の歳出の財源に充てるための国有林野事業特別会計からする繰入金に関する法律案についての質疑はこれにて終了いたします。
【次の発言】 なお、本法律案に対しましては討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ることといたします。
……
○植木委員長 これより会議を開きます。
税制に関する件について調査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 石村君にちょっと申し上げますが、法務委員会から法務大臣の出席を再三矢のごとく催促しておりますから、なるべく簡単に……。
【次の発言】 次に、道路整備特別会計法の一部を改正する法律案及び特定港湾施設工事特別会計法の一部を改正する法律案の二法律案を一括して議題といたします。
質疑の通告がありますので、これを許します。石野久男君。
【次の発言】 これにて両法律案に対一する質疑は終了いたしました。
○植木委員長 これより会議を開きます。
本委員会の委員でありました小西寅松君が今朝逝去せられました。まことに痛惜の至りにたえません。ここに委員各位とともに故人の冥福をお祈りいたしまして、つつしんで哀悼の意を表します。
【次の発言】 国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律案、及び国有財産法第十三条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件の両案を一括して議題といたします。
質疑の通告があります。これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 神近市子君。
【次の発言】 佐藤觀次郎君。
【次の発言】 ただいま議題となっております両件中、国有財産法第十三条第二項の規定に基づき、国会の議決を求め……
○植木委員長 これより会議を開きます。
税制に関する件について調査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。佐藤觀次郎君。
【次の発言】 次に、厚生保険特別会計法等の一部を改正する法律案(第三十一回国会閣法第一六七号)、厚生保険特別会計法等の一部を改正する法律案(内閣提出第一〇一号)の両法律案を一括して議題といたします。
【次の発言】 ただいま議題といたしました両法律案中、第三十一回国会より継続審査いたしております厚生保険特別会計法等の一部を改正する法律案につきましては、第三十一回国会におきまして提案理由の説明を聴取いたしておりますので、今回は省略いたしたいと存じますが、御異議あ……
○植木委員長 これより会議を開きます。
去る十二日為替局長に就任されました賀屋政府委員より発言を求められております。この際これを許します。賀屋正雄君。
【次の発言】 経済基盤強化のための資金及び特別の法人の基金に関する法律の一部を改正する法律案、国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律案及び日本開発銀行法の一部を改正する法律案の三法律案を一括して議題といたします。
質疑の通告があります。これを許します。石野久男君。
【次の発言】 ちょっと速記をつとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 次に、船主相互保険組合法の一部を改正する法律案を議題といたします。
御質疑はありませんか……
○植木委員長 これより会議を開きます。
経済基盤強化のための資金及び特別の法人の基金に関する法律の一部を改正する法律案、国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律案及び日本開発銀行法の一部を改正する法律案の三法律案を一括して議題といたします。
質疑の通告があります。これを許します。石野久男君。
【次の発言】 堀昌雄君。
【次の発言】 次に、厚生参保険特別会計法等の一部を改正する法律案(第三十一四国会閣法第一六七号)及び厚生保険特別会計法等の一部を改正する法律案(閣法第一〇一号)の二法律案を一括して議題といたします。
この際厚生保険特別会計法等の一部を改正する法律案(第三十一回国会閣法第一……
○植木委員長 これより会議を開きます。
去る二日本委員会に予備付託になりました国有財産特別措置法の一部を改正する法律案及び公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案の二法律案について、それぞれ政府より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 まず、大蔵政務次官奧村又十郎君。
【次の発言】 郵政大臣植竹春彦君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
両案に対する質疑は次会に譲ります。
【次の発言】 経済基盤強化のための資金及び特別の法人の基金に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の通告があります。これを許します。石野久男君。
○植木委員長 これより会議を開きます。
経済基盤強化のための資金及び特別の法人の基金に関する法律の一部を改正する法律案、日本開発銀行法の一部を改正する法律案及び国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律案の三法律案を一括して議題といたします。
質疑の通告があります。これを許します。石野久男君。
【次の発言】 ただいま議題となっております三法律案中、経済基準強化のための資金及び特別の法人の基金に関する法律の一部を改正する法律案に対する質疑はこれにて終了いたします。
【次の発言】 なお、本法律案に対しましては、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ることといたします。
採決いたします。……
○植木委員長 これより会議を開きます。
日本開発銀行法の一部を改正する法律案及び国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律案の両法律案を一括して議題といたします。
質疑の通告があります。これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 堀昌雄君。
【次の発言】 これにて両法律案に対する質疑は終了いたします。
【次の発言】 これより討論に入ります。
通告がありますので、これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
【次の発言】 続いて採決に入ります。
採決いたします。両法律案を原案の通り可決するに賛成の諸君の起立を求めます。
○植木委員長 これより会議を開きます。本日の請願日程全部を一括して議題といたします。本会期中本委員会に付託されました請願は百二十五件であります。その取り扱いにつきましては先刻理事会におきまして協議いたしたのでありますが、この際紹介議員の説明並びに政府当局からの意見聴取等を省略し、直ちに採否を決定いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。お諮りいたします。請願日程中、日程第九、第二二、第二〇、第二七ないし第三二、第八三第八四、第九一、第九一、第九八ないし第一〇〇、第一〇三、第一〇四、第一〇七ないし第一一二、第一一四、第一一五、第一……
○植木委員長 これより会議を開きます。 閉会中審査事件申し出の件についてお諮りいたします。 ただいま本委員会に付託になっております佐藤觀次郎君外十二名提出の所得税法の一部を改正する法律案、平岡忠次郎君外六名提出の所得税法の一部を改正する法律案、内閣提出の日本開発銀行法の一部を改正する法律案及び国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律案の四法律案、並びに国の会計に関する件、税制に関する件、金融に関する件、証券取引に関する件、外国為替に関する件、国有財産に関する件、専売事業に関する件、印刷事業に関する件及び造幣事業に関する件の各件につきましては、閉会中もなおその審査及び調査をいたしたいと存じ……
○植木委員長 これより会議を開きます。
この際、大蔵大臣水田三喜男君より発言を求められておりますので、これを許します。大蔵大臣水田三喜男君。
【次の発言】 なお、この際、前大蔵政務次官奧村又十郎君より発言を求められておりますので、これを許します。(拍手)
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午前十時五十五分散会
○植木国務大臣 今回池田総理の第二次組閣に際しまして、不肖私、法務大臣の重責を命ぜられることになりました。法務行政につきましては、申し上げるまでもなく、全くのしろうとでございまして、私にとって未知の畑でございます。従いまして、はたしてその重責を全うし得るやいなや、非常に懸念にたえないのでございますが、今後誠心誠意事に当たらせていただきまして、大過なきを期して参りたいと存じております。つきましては、委員各位のあたたかい御理解と御支援によりまして、何とか間違いなきを期して参りたい、かように思っておる次第でございます。皆様の御支援を心からお願いいたしまして、ごあいさつとさせていただきます。どうぞよろ……
○植木国務大臣 ただいま志賀委員から御指摘になりました案件につきましては、事人権に関する重大な問題でございますから、事務当局の今日までの状況等もよく聞きまして、適当な機会において、またお答え申し上げるようにさせていただきます。
また和歌山の刑務所の問題等につきましても、よく事情を聞きまして、その上で極力善処したいと考えております。
以上お答えいたします。
【次の発言】 ただいまの御意見に対しましてはごもっともと思われる点も十二分にあるのであります。しかし、それぞれ慣行もございますし、研究の余地も多々あることと存じますから、なお研究の上に正確なことをあらためて私からお答えさせていただきたいと……
○植木国務大臣 昭和三十三年度決算及び昭和三十四年度決算について御説明を申し上げます。 法務省所管の歳入につきましては、歳入予算額四十九億一千百四十一万八千円に対しまして、収納済み額は五十五億五千七百五十六万一千三円でありまして、差引六億四千六百十四万三千三円の増加となっております。 収納済み額の増加のおもなものは、罰金及び没収金の五億四千六百二十九万六千九百円であります。 次に、法務省所管の歳出につきましては、予算額二百四十四億五千二百五十五万五千円に前年度からの繰越額二億二千百四十一万一千円と予備費使用額一億七千八十万三千円を加えました予算現額二百四十八億四千四百七十六万九千円に対し……
○植木国務大臣 法務省設置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を説明いたします。 この法律案の要旨は二点でありまして、第一点は、国際連合と日本国との間に近く締結される犯罪の防止及び犯罪者の処遇並びに少年非行の防止及び非行少年の処遇の分野に関し、研修、研究及び調査を行なうことを目的とする研修所を日本国に設置することに関する条約に基づき、国際連合に協力して行なう研修、研究及び調査に関する事項を、新たに法務省の所掌事務とし、同省の付属機関である法務総合研究所に右の研修、研究及び調査を行なわせるものとすることであり、第二点は、東京入国管理事務所羽田空港出張所を廃止して、新たに羽田入国管理事務所……
○植木国務大臣 刑務所におきましての便所施設の改善の問題につきましては、仰せの通り、単に衛生上の問題ばかりでなしに、人道上の問題ではないかというお説につきましては、私も全く同感でございます。従いまして、着任日も浅うございますが、三十六年度の予算編成の際にも、刑務所の収容施設全般についての改善について大蔵当局とも十分議を遂げまして、そうして最も緊急を要する部分についてその実現をはかっておるわけでございます。従ってこの便所の施設につきましては、刑務所全般でなしに、便所施設だけを全体を通じて改善をするということも、一つの大きな努力をすべき目標になると思いますが、まだ今日のところ、総合的に便所だけを取……
○植木国務大臣 お答え申し上げます。 ただいまの御質問の中で、私に対しての御質問の要旨は、宮内庁当局から法務省当局に対して、あの事件について名誉毀損罪が成立するかどうかというお尋ねがあったのじゃないか、その間のいきさつをという御要望でございます。宮内庁当局から正式のそうした御照会なりあるいはお問い合わせばなかったのでありまして、事実は、宮内庁のある課長から法務省のある課長に対しまして、単に個人的な前からのつながりの関係で、個人的に意見を求められて、個人的の関係で法務省の課長が一応のそのときの自分の考えを申し述べておいたという事実はあるのでございます。しかしながら、正式には何らそうしたことはご……
○植木国務大臣 先刻来人権侵害等の問題について、あるいはわれわれ公務員の地位にある者の生活態度なり、あるいは役所の公費の使い方等についての質疑応答を拝聴いたしておりまして、おおむねその意図しておられるところは十分に私も拝聴できた、お察しできたのでございます。ただいま最後の御発言で、私に今後の方針の決意を語れということでございますが、申すまでもなく人権問題につきましては、――あえて人権ばかりじゃなしに、われわれが憲法上認められたるたくさんの権利がございますが、こうした権利とそうして調査活動との場合における、いろいろそこにむずかしい折衝の部面があると思います。そうした部面については十二分に意を用い……
○植木国務大臣 訴訟費用等臨時措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を説明いたします。 この法律案は、訴訟費用等臨時措置法の規定による証人等の日当の最高額を増加しようとするものであります。御承知の通り、民事訴訟における当事者及ひ証人の日当、刑事訴訟における証人の日当、並びに執行吏の実施する執行事件における証人及び鑑定人の日当につきましては、民事訴訟費用法、刑事訴訟費用法及び執達吏手数料規則においてその規定があるのでありますが、現在、その額については、訴訟費用等臨時措置法の定めるところによることとなっているのであります。 まず、民事訴訟における当事者及び証人並びに刑事訴訟における証人……
○植木国務大臣 傷害について、いわゆる教唆扇動の規定が置いてあるが、これについて乱用のおそれがないかというお尋ねでございます。私の考えますところでは、この問題については、今も御意見の中にもありましたように、事実認定の問題と、そして理論の問題と、やはり二つに分けて考えられると思います。理論的な問題としましては、ただいま刑事局長が申し上げましたように、はっきり割り切って何ら間違いがない、乱用のおそれがないと一応いえると思うのであります。しかし、事実認定の問題になりますと、その点につきましては相当戒慎を加えて、用心をしてその運用をはかりませんと、間違いの場合も絶無とはいえない、こう思うのです。と申し……
○植木国務大臣 私はけさほどからの質疑応答を承っておりまして、提案者の側から御説明がありましたような趣旨で、十分考慮を重ねてある条文である、こう考えます。しかし私もしろうとでございますから、その点さらに専門的な法律的な見地からの考え方が政府委員にあるかどうか。ありますれば補足させることにいたします。
○植木国務大臣 ただいまの御質問につきましては、私はおっしゃる第一条と第二条の関係から、いかにも第一条のしまいの方にありまする「もってわが国の民主主義の擁護に資することを目的とする」という問題と、第二条の「前条の目的を達成するためにのみ適用すべきであって、」云々というこれとを主として比較論説されたのだと思うのであります。しかし、私はこの条文を拝見しまして思っておりますのは、この第一条にありますところの「もってわが国の民主主義の擁護に資することを目的とする」というのは、これは申すまでもない。しかしながら、その意図しておられるところの一番の目的はどこにあるかといえば、この中ほどにございますとこの「……
○植木国務大臣 お答えいたします。ただいまの御質問の、閣僚中において選挙違反云々ということでだれとだれかということについては取り調べをいたしておりません。 なお私この際にはっきり遺憾の意を表しますが、私自身は、私の関係の者で若干名の者が違反に該当いたしました。この点につきましては私は検察当局をして厳正公平に処置をしてもらっております。(発言する者あり、笑声)この点はなはだ遺憾の意を表する次第でございます。
○植木国務大臣 お答えいたします。凶悪なるテロ行為に対してそれの絶滅を期するがために、こうした傾向のある団体に対して破防法をなぜ適用できないのか、その理由は云々という御質問でございますが、その点は政治的な理由があるというようなことは何もございません。むしろ現在の破防法の規定するところによって、われわれ当局といたしましてはそれぞれ平常から努力をして調査もいたしております。ことに凶悪な犯罪が行なわれましたのを契機になお一そう深く注意をいたしまして、そうした情報の収集調査に当たっておるのでございますが、ただいままでのところまだ現行法を適用いたしまして、特定の団体に対して解散を命ずるとか、あるいは適宜……
○植木国務大臣 お答え申し上げます。ただいまの御質問の中に、牧野元法務大臣の時分に御質問がありまして、そうしてそれに対して研究をする旨お答えをいたしたそうでございますが、調べてみますと、その研究の結果を当時すでに御説明しておったと私は聞いております。その大体の実情は今大蔵大臣あるいは労働大臣からお答えになりました一端もございますが、現在の制度におきましては、賃金債権については、御承知のように民法、商法で先取り特権を認めておる規定のあることは御承知の通りであります。しかしそれをさらに、たとえば抵当権の担保がついておるというような債権よりもさらに先立たして優先さしたらどうかというようなことも十分考……
○植木国務大臣 お答えいたします。最近における社会情勢の不安な姿は、まことに遺憾にたえません。こうした問題に対処するために何らか適当なる立法上の対策を考えておるかという御質問と拝聴いたしますが、最近におけるこの事態は、何とかして早く平穏なる時代を来させなければならぬのでございまして、立法上の問題としてはそれぞれ既存の法律を最も適切有効に運営していくということが第一番に考えなければならぬ問題だと承知しております。そうして、この適切なる運用によりまして、対策を講ずる反面、また現行法の不備等がないか、どういう点についても平素怠りなく研究を続けておりますのみならず、さらに新しい立法等につきましても、こ……
○植木国務大臣 お答えいたします。私の手元に今届いております資料によりますと、本年の一月二十日現在の統計でございますが、その統計によりますと、違反の受理人員は四万九百九十名でございます。前回の選挙に比べまして、この人員増加が約四割増ということに遺憾ながら相なっております。そのうちやはり御指摘のように、いわゆる買収事犯が最も多いのでございまして、その人数は三万六千三百五十九名であります。ちょうど総体の八割九分に当たっておるような姿でございます。
【次の発言】 御指摘のような傾向があると考えます。
【次の発言】 悪質なる逃亡者につきまして、時効停止その他の方法によって、あくまでもその責任を問うとい……
○植木国務大臣 お答えいたします。私その読売新聞の報道を実は読んでおりませんけれども、こういう気持でおりますから、あるいはそういう伝え方があったのかもしらぬと思います。それは今回のこの悲しむべき暴力事件に関連いたしまして、私の所感といたしましては最善の道を尽くさなければならぬと非常に心配もし、研究もいたしております。その方法といたしましては、さしあたっては現行法令の範囲内におきまして、でき得る限りの措置をするようにいたしたいというので、実は先日も全国の刑事部長、検事を会同いたしまして、それらの皆さんの意見も求め、また反省も求め、十二分に注意をしていくようにいたしておるわけであります。しかしそれ……
○植木国務大臣 松川昌蔵及びその妻敏、この二人の長期にわたる逃亡の問題につきましては、その間の経路を極力今後調べまして、そうしてそれに対する裏づけ等も十分に調査の上で、それぞれ厳重なる処断をする必要があろうかというふうに考えます。
○植木国務大臣 私、先般の七月の内閣改造に際しまして、引き続き法務大臣の任にとどまるようにということに相なりました。その命を受けて本日に至っております。当委員会におかれましては、委員長の御更迭があり、委員のお顔ぶれの中にも、お変わりになった方もございます。従来からの引き続きの方々におかれましては十分御承知とは思いますが、私、至って非才、不敏でございます。はたしてこの重責に耐え得るやいなや、内心じくじたるものがあるのでございますが、引き続き任務を受けたようなわけで、はなはだ申しわけないのでございますが、こいぬがわくば、皆様のなお一そうの御支援によりまして、また御指導によりまして、その責めを果たし……
○植木国務大臣 先ほど来るる御意見を拝聴いたしましたが、都条例の運用の問題につきましていろいろ御意見がございました。その御意見の中にもありましたように、いわゆる平穏裡に法秩序を守って示威運動が行なわれるとか、あるいは集団行進が行なわれるという分においては、その取り締まりなり、運用の仕方が行き過ぎではないかということも、御意見として成り立つと思います。しかしながら、過去数年間における実例に徴しまして、日本のいわゆるこうした場合における集団行進あるいは集団示威運動は、ややもすれば行き過ぎが多くあります。なぜ行き過ぎが起こるかといえば、それは先ほど坪野委員も仰せになりましたように、自然発生的に、時に……
○植木国務大臣 お答え申し上げます。這般の検察長官合同におきましては、私の訓示の中にはその問題には触れておりません。この問題については、検事総長との間におきましてよく話し合い、連絡をいたしまして、総長の訓示の中にこれを織り込むことにいたしておりました。
【次の発言】 ただいまのこの事件の将来の成り行きについて、どうなるだろうかというような座談会だったかと思いますが、そうした際に、それに似たような記事がありましたことは私も読みました。当時記者諸君の中に、一体この事件はどうなるのだ、うんとまだまだ広がるのじゃないかというような御質問がありましたから、私は、それはもっぱら今後の捜査のやり方、並びにそ……
○植木国務大臣 三者間の打ち合わせの結論でございます。
【次の発言】 ただいまのお話の件は、私は内容の詳細については存じませんが、陳情がございましたので、そういう事例のあることは承知しております。そしてそれが目下裁判係属中であることも承知しております。しかし、その内容そのものについては詳しく存じませんから、もし政府委員が知っておりましたら、政府委員からお答えさせることにいたします。
【次の発言】 ただいまのお話が事実その通りであるといたしますと、私も、裁判所の第二審ですか、一審ですか、それの判定がはたして真実に合っているのかどうか、個人的には多大の疑問を存します。
○植木国務大臣 現行法におきましても、国会議員等の選挙の際におきまして、候補者自身の法規違反がいわゆる失格の事由になることは、御承知の通りであります。あるいはまた、総括主宰者でありますとか、あるいは出納責任者の買収その他一定の違反事件、これが連座の事由になること、これまた御承知の通りであります。これらの問題は、いずれも候補者の当落にも関係する重大な問題でございますから、われわれ法務当局といたしましては、慎重に事を処理する必要がある、かように考えまして、現在におきましても、そうした事犯が起こりました場合には、われわれといたしましては、事件の内容等を検察当局から報告を受けまして、そうして慎重に適正……
○植木国務大臣 裁判官または検察官等についての給与の問題についていろいろ御心配いただきますことは、まことにありがたいことに存じます。それに関連しまして、いわゆる暫定手当の問題について、ことしの閣議でどんな様子だったかということでございますが、閣議の内容としては申し上げかねますけれども、実はこの問題についてそう大きな論議は戦わされなかったように私は記憶しております。言いかえますと、この暫定手当の問題を予算化するかどうかという問題について、特に論議をしたことがなかったように私記憶いたしておりますので、その点、以上の状況で御推察を願いたいと思います。
○植木国務大臣 まだ国交は開けておりませんけれども、ほとんど一衣帯水の隣国との間における人間の行き来の問題についての御高見でございますが、理想としては全く仰せのようにあるべきだ、それも一つのりっぱな御見解だと私も考えます。私自身といたしましても、今日までのところでは、御指摘になりました国との問の問題で、特に非常に頭を悩ましたほどの問題には幸いにしてまだ遭遇しておりません。と申しますのは、おそらく、事務当局が十分従来の経過等をお話をして、そうして今日置かれている内外の情勢から御説明申して、納得をしていただいておるからだろうと考えます。しかし、そのやすきにいつまでもついておってもいけないので、やは……
○植木国務大臣 民法の一部を改正する法律案について、提案の理由を説明いたします。 昭和二十二年新民法が第一回国会で可決されました際、同法は将来できる限りすみやかに再改正をする必要があると認める旨の附帯決議がなされた関係もありまして、法務省におきましては、昭和二十九年以降民法全般の改正について検討を続けてきたのでありますが、民法全般の改正は、何分にも国民の身分上及び財産上の生活に重大な関係を持つ多くの根本問題を含んでおりますので、これらの根本問題にわたる改正につきましては、今後なお引き続き検討を重ねる必要がございます。しかしながら、他方、新民法施行後今日までの同法運用の実際にかんがみますと、右……
○植木国務大臣 いろいろ部内において研究しております途上におきまして、やや難航いたした時期がないことはなかったのであります。その点は御指摘の通りでありますが、それは主としましていわゆる訴願前置主義というものをどういうふうに扱うかという問題であります。今回提案いたしました法案におきましても、説明の際にも申し上げました通り、行政処分によりましては、やはり訴願前置というものを必要とする事案もございます。それを、そういうものについてはなるべく残していきたいという各省の主張もあり、しかし、なるべくならばこれを最小限にしてしまいたいという考え方もございましたので、その間の調整に相当ひまをとりました。この点……
○植木国務大臣 ただいま赤松委員から矯正施設におきましての職員の過労の問題等について適切なる御意見がございました。私も若干各地を回って参りまして、全く実は同感なのであります。それで、せめてそれを少しでも直したいと思って、いろいろ今度の三十七年度予算におきましても苦労をしてみました。しかし、どうも微力にして、まだ十分ではございません。今も御指摘になりましたが、それはあえて堺の刑務所だけではないのでありまして、私の見ました福岡の刑務所等におきまして若干の事例を聞いてみますと、一年間全然休暇がとれない。それが一年どころではなくて、はなはだしいものは十三年にわたって一度も休暇をみずからとったことがない……
○植木国務大臣 事務当局同士での今日までの準備段階における構想といたしましては、当該主務大臣が法務大臣と協議の上で総理大臣に申し出る。総理大臣がこれを異議の申し立てをなす場合に、閣議決定するかどうかは、そこまではまだきめておらないというのが実情だそうであります。
【次の発言】 従来の例は、ただいま聞いてみますと、やはり主務大臣が法務大臣と協議の上で、法務大臣から総理大臣に申し出る。総理大臣は、必ずしも閣議決定を経るという手続をしないで、事案に応じて閣議の了解をとっておるというのが、大体の慣例だそうでございます。
○植木国務大臣 今回の三無事件の動機、目的についての御質問でございますが、ただいま御発言の通り、事件はなお捜査の途中でございますから、いずれその進展につれまして詳細なことも御発表あるいは御説明申し上げることができるかと思いますが、ただいまの段階ではあるいは不十分な説明しかできない点もあろうかと思いますので、その点は御了承を願いたいと思います。 一応、今日までおおむね明らかになっておりますととろでは、被疑者等は現下の諸情勢にいろいろ顧みまして、その当時から――ちょうど三十七年の三月ごろ、そういう時分に経済の不況がやってきて、その際に左翼勢力が大きな規模の大衆動員をやって、そうして一挙に共産革命……
○植木国務大臣 御指摘の裁判所の決定に対しまして、内閣総理大臣の異議の申し立ての制度を、今回も、それについては非常に固い、強い条件も付しまして存置することに御提案を申しておるわけであります。この点に関しましては、ただいま猪俣先生も御指摘の通り、あくまでも裁判権の独立という建前から考えますと、一つのりっぱな筋が通っていると思います。しかしながら、われわれがこの条項を存置いたしましたゆえんのものは、やはり裁判所の決定が、先刻来政府委員からも説明申し上げております通り、時に公共の福祉の点から考えまして、どうしても忍び得ない、行政の最高機関であります総理大臣として、これはどうしても公共の福祉上放置する……
○植木国務大臣 ただいまの御質問は、主として裁判所関係の部門についての御質問でございますから、その点は、所管の関係から申しましても、裁判所御当局の御意見を徴していただいた方がいいと思いますが、私の考えを申し述べますならば、私の方の所管といたしましては、訟務局、検察庁等々の陣容におきまして、相照応しまして人員の増加あるいは特殊な部課の設置等が必要じゃないかということになると思いますが、ただいまのところでは、新しい法律が出ることによって事件の増加は相当予想されるとは私は思っておりますが、何分にも、しばらくその経過を見てみませんと、どれくらいふえて参りますか、処理のために非常に不都合が起こるかという……
○植木国務大臣 行政処分に対しまして、異議の申し立てなりあるいは訴訟が提起されました場合に、お話しのように、この案の二十七条によりまして総理大臣の異議をなし得る機会を作っていただこうというので、提案になっております。この問題につきましては、われわれ政府の側におる者といたしまして、今御指摘のように、公共の福祉に重大な影響を及ぼすということについて、裁判所当局の見解とわれわれ行政担当の政府の見解とが異なる場合に、しかもそれが、いわゆる訴訟が提起されて処分の執行を取り消されるということが、非常に事が重大であって悪い影響が及ぶというような、ほんとうの万やむを得ない場合に、初めて総理大臣がここに書いてあ……
○植木国務大臣 問題の諏訪メモをだれかが特に保管をして持ち回った云々の事実については、私はまだ存じませんが、検察当局といたしましては、御承知の通り新しい刑事訴訟法の精神にのっとりまして、犯罪を立証するために必要な証拠力のあるものを選んで、そうしてそのうちから自分の証拠としてこれを提出する。しかし、それがどうも証拠の価値が十分にないと認定したものについては、これを出さないということは、これは現行法制の上で認められておるところでございます。従いまして、当時の関係検察官は、やはり公正な判断のもとに、その証拠力の有無ということを十分考えて、そうしてその上で、あるいは提出しあるいは提出しなかったものもあ……
○植木国務大臣 お答えいたします。 交通事犯を犯した者に対しまして、罰金の命令がおりて、そして罰金を納められない場合に、留置場に入れて作業を命じたということについての御質問でありますが、御承知のように、われわれ当局の者としましては、国の治安を維持し、また法の秩序を守りますために、法令の命ずるところによって厳正なる法の施行をいたさなければなりません。ただいまの御質問の場合におきましても、なるほど非常にお気の毒な事情にあることはわかりますが、しかし、罰金の言い渡しを受けてしまいました以上は、これに対してその執行をはかることが、われわれ当局の当然の責務でございます。しかしながら、その実際の運用にあ……
○植木委員 第一分科会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本分科会は、昭和三十九年度総予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、経済企画庁を除く総理府、法務省及び大蔵省所管並びに他の分科会の所管以外の予算につきまして、去る二月十七日より昨日まで、二十三、四の両日を除き、八日間にわたり慎重に審議いたしました。 審議は、二月十七日午前、関係政府当局よりそれぞれ所管予算の説明を聴取し、午後より質疑に入ったのでありますが、その間、質問者数延べ四十四名、質疑時間通算約三十七時間にわたり、終始熱心かつ円滑に行なわれたのであります。質疑の内容はきわめて広範多岐にわたっておりま……
○植木委員 第一分科会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。 本分科会は、昭和四十年度総予算中、皇室費、国会、裁判所及び内閣の各所管、経済企画庁及び防衛庁を除く総理府、法務省及び文部省の各所管並びに他の分科会の所管以外の予算につきまして、去る二月二十二日より二十七日まで、六日間にわたり、慎重審議いたしました。 審議に際しましては、二月二十二日午前、関係政府当局よりそれぞれ所管予算の説明を聴取し、引き続き質疑に入りましたが、その間質疑者の数は延べ四十四名、質疑時間約三十八時間にわたり、終始熱心かつ円滑に行なわれたのであります。 質疑の内容は、きわめて広範多岐にわたります……
○植木委員 第四分科会における審査の経過並びに結果について御報告申上げます。 本分科会の審査の対象は、昭和四十一年度総予算中、経済企画庁、農林省及び通商産業省の所管であります。 本分科会における審議の経過は、二月二十四日午前、まず各省庁当局からの所管予算の説明聴取、しかる後、直ちに質疑に入りました。自来、昨三月二日まで、日曜日以外連日にわたって、審議いたしたのであります。 質疑者の数は延べ四十六人、質疑時間は通算約三十五時間にわたりましたが、分科員各位の御協力により、終始円滑に審議を行なうことができました。 質疑の内容は、きわめて広範多岐にわたりますので、その詳細につきましては、会議録……
○植木委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
今回、はからずも私が予算委員長に選任せられました。その職責の重大なることを痛感しておる次第でございます。幸いにして練達たんのうなる委員各位の御協力を賜わりまして、本委員会の公正にしてかつ円滑なる運営につとめまして、予算の慎重な審査を通じて国政の審議に遺憾なきを期したい所存でございます。何とぞ各位の御指導と御協力をお願い申し上げます。
簡単でございますが、以上をもちましてごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
理事の員数及び互選の方法についておはかりいたします。
○植木委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告申し上げます。 本日、昭和四十二年度一般会計暫定予算、昭和四十二年度特別会計暫定予算、昭和四十二年度政府関係機関暫定予算の三案が付託になりました。これは、理事会の申し合わせによりまして、本日、総予算とともに趣旨の説明を求めることとなっておりますので、御了承願います。 それでは、昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、並びに昭和四十二年度一般会計暫定予算、昭和四十二年度特別会計暫定予算、昭和四十二年度政府関係機関暫定予算、以上の各案を一括して議題とし、政府より趣旨の説明を求めます。大蔵大臣……
○植木委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。横路節雄君。
【次の発言】 防衛庁長官に承りますが、どれくらいの時間で出せますか。
【次の発言】 これにて横路君の質疑は終了いたしました。
午後は一時半、定刻から再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時五十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
昭和四十二年度総予算に対する質疑を続行いたします。高田富之君。
【次の発言】 これにて高田君の質疑は終了いたしました。
次に阪上安太郎君……
○植木委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。春日一幸君。
【次の発言】 春日君に申し上げます。簡潔に願います。
【次の発言】 これにて春日君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。
明二十四日午後三時、日本銀行総裁を参考人として出席を求めたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。
午後は一時二十分から再開することとし、暫時休憩いたします。
……
○植木委員長 これより会議を開きます。
去る二十三日の本委員会において、矢野絢也君から御要望がありました自由民主党の国会対策費の使途についての資料提出の問題につきましては、理事会におきまして協議いたしました結果、公明党を除く各党全理事の意見は、この資料要求は、法規に基づき、予算委員会において取り扱うべき問題ではないとのことでありました。
右御報告いたします。
この際、中澤茂一君、小平忠君から発言を求められておりますので、順次これを許します。中澤茂一君。
【次の発言】 小平忠君。
【次の発言】 ただいまの問題につきましては、理事会におきましても、しばしば自由民主党、日本社会党、民主社会党、……
○植木委員長 これより会議を開きます。 これより昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。 この際、申し上げます。本日、参考人として宇佐美日銀総裁の御出席をいただいております。 宇佐美参考人には、御多忙中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございましす。厚くお礼を申し上げます。 参考人の御意見は、委員の質疑に対する答弁の形で承ることにいたしますので、御了承願います。 なお、日銀総裁は、午前十一時には他の用務のため退席したいとのことでありますので、あらかじめ御承知おきを願いたい……
○植木委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算並びに昭和四十二年度一般会計暫定予算、昭和四十二年度特別会計暫定予算、昭和四十二年度政府関係機関暫定予算、右の各案を一括して議題とし、質疑を行ないます。北山愛郎君。
【次の発言】 北山君に申し上げます。
暫定予算の各目明細は、昨日配付いたしてございます。もっとも、一部残っておる分につきましては、今朝提出がありましたので、お届けいたしてあります。ただし、その他の、予算そのものにつきましては、御指摘のとおり、まだ出ておりません。
政府側にお願いいたしますが、至急御提出……
○植木委員長 これより会議を開きます。
【次の発言】 この際、政府に申し上げます。
開会時間を厳守いたしたいと思いますから、定刻までに必ず出席されるよう御注意申し上げます。
昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算並びに昭和四十二年度一般会計暫定予算、昭和四十二年度特別会計暫定予算、昭和四十二年度政府関係機関暫定予算、右の各案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。猪俣浩三君。
【次の発言】 本会議の都合もございますから……。
【次の発言】 これにて山中君の質疑は終了いたしました。
本会議散会後直ちに再開することとし、暫時休憩いたします。
……
○植木委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、並びに昭和四十二年度一般会計暫定予算、昭和四十二年度特別会計暫定予算、昭和四十二年度政府関係機関暫定予算、右の各案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。谷口善太郎君。
【次の発言】 谷口君にお答えいたします。
ただいまの御要望の件につきましては、理事会において協議の上、決定いたしたいと思います。
【次の発言】 これにて谷口君の質疑は終了いた
しました。
次に、石橋政嗣君。
【次の発言】 これにて石橋君の質疑は終了いたしました。
午後は一時より再開すること……
○植木委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
これより一般質疑に入ります。長谷川正三君。
【次の発言】 長谷川君、簡潔に願います。
【次の発言】 これにて長谷川君の質疑は終了いたしました。
次、岡本隆一君。
【次の発言】 総理、お約束の時間が参りましたからどうぞ……。
【次の発言】 これにて岡本君の質疑は終了いたしました。
次に、石野久男君。
【次の発言】 石野君に申し上げます。だいぶ時間がお約束の時間を過ぎましたから、もし御質問がぜひとも必要なら簡潔にもう一問だけ………
○植木委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。河村勝君。
【次の発言】 これにて河村君の質疑を終了いたしました。
次に、石田宥全君。
【次の発言】 これにて石田君の質疑は終了いたしました。
次会は、明五日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時三十二分散会
○植木委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。田中武夫君。
【次の発言】 これにて田中君の質疑は終了いたしました。
午後は一時より再開することとし、瞬時休憩いたします。
午前十一時五十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、理事辞任の件についておはかりいたします。
理事久野忠治君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
つきましては、その補欠選任を行ないたい……
○植木委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。八木一男君。
【次の発言】 八木君に申し上げますが、質問者から御指名を願います。
【次の発言】 この際中澤茂一君から発言の申し出があります。これを許します、中澤君。
【次の発言】 剱木文部大臣。
【次の発言】 田中法務大臣。
【次の発言】 二階堂科学技術庁長官。
【次の発言】 増田防衛庁長官。
【次の発言】 宮澤経済企画庁長官。
【次の発言】 松平行政管理庁長官。
○植木委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
去る十九日から一週間にわたって審査を行なってまいりました分科会の審査は、昨二十五日をもちまして全部終了いたしました。
この際、各分科会主査より、それぞれ分科会における審査の御報告を求めます。
まず、第一分科会主査鈴木善幸君。
【次の発言】 次に、第二分科会主査北澤直吉君。
【次の発言】 第三分科会主査代理亀岡高夫君。
【次の発言】 次に、第四分科会主査代理仮谷忠男君。
○植木委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
これより締めくくりの総括質疑に入ります。山本幸一君。
【次の発言】 この際、川崎寛治君の関連質疑を許します。川崎君。
【次の発言】 これにて山本君の質疑は終了いたしました。
午後は二時十分より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時十八分休憩
【次の発言】 これにて池田君の質疑は終了いたしました。
次会は、明二十八日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時五十六分散会
○植木委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続き、締めくくりの総括質疑を行ないます。小平忠君。
【次の発言】 これにて小平君の質疑は終了いたしました。
午後は一時三十分より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時四十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
昭和四十二年度総予算に対する質疑を続行いたします。正木良明君。
【次の発言】 次に、加藤清二君。
【次の発言】 加藤君に申し上げます。
質問者の意見の存するところと、大蔵……
○植木委員長 これより会議を開きます。
まず、国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
先般来の理事会の協議に基づきまして、本日は予算の実施状況につき調査を行なうことといたしたいと存じます。よって、この際、議長に対し、国政調査の承認を求めることとし、その手続は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
直ちに委員長において所要の手続をとることといたします。
【次の発言】 それでは、これより予算の実施状況に関する件について調査を進めます。
これより質疑に入ります。質疑の申し出がありますので、……
○植木委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についておはかりいたします。
予算の実施状況に関する件及び予算委員会運営の改善に関する件、以上二件につきまして、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、閉会中審査案件が付託になりました場合、委員を派遣して現地を調査する必要もあるかと存じますが、その際の派遣委員の選定、派遣地の決定等につきましては、委員長に御一任を願い、議長の承認を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○植木委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の辞任の件についておはかりいたします。
理事北澤直吉君より理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
つきましては、この際、ただいま辞任されました理事の補欠選任並びに先般来委員の異動により欠員となっている理事の補欠選任を行ないたいと存じますが、これは、先例により、委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は
正示啓次郎君 二階堂 進君
藤枝 泉介君……
○植木委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。成田知巳君。
【次の発言】 成田君にこの際申し上げます。
ただいま日銀総裁宇佐美淘君が御出席になりました。なお、宇佐美参考人は二時三十分に他の用務のため退席いたしたいとのことでありますので、この点お含みの上御質疑願います。
【次の発言】 宇佐美参考人には御多用中のところ御出席いただき、まことにありがとうございました。御退席いただいてけっこうです。
【次の発言】 成田君に申し上げます。成田君に申し上げます。訂正の方法等につきましては、理事会でも相談をいたしまして善処することといたしますから、質疑の御進行を願います。
○植木委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十二年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和四十二年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括議題とし、総括質疑を行ないます。北山愛郎君。
【次の発言】 加藤委員の関連質問を許します。加藤君。
【次の発言】 これにて北山君の質疑は終了いたしました。
午後の会議は本会議散会後再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時二十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。春日一幸君。
【次の発言】 春日君に申し上げます。時間が来ておりますから、この一問で取り……
○植木委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十二年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和四十二年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括議題とし、総括質疑を行ないます。浅井美幸君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 浅井君に申し上げます。時間が参りましたから、この一問で御終了願います。
【次の発言】 皆さんにおはかりいたします。
衆議院議員山中貞則君から、この際、衆議院規則第四十六条に基づき発言を許されんことを求められております。これを許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 山中貞則君。
○植木委員長 これより会議を開きます。
昭和四十二年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十二年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和四十二年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題とし、一般質疑を行ないます。大原亨君。
【次の発言】 大原君に申し上げます。
あなたの持ち時間が終わりになっておりますから、なるべく最終質問に入っていただきたいと思います。
【次の発言】 これにて大原君の質疑は終了いたしました。
午後一時より再開することとし、暫時休憩いたします。
午前十一時五十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。角屋堅次郎君。
○植木委員長 これにより会議を開きます。
昭和四十二年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十二年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和四十二年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題とし、締めくくり質疑を行ないます。山中吾郎君。
【次の発言】 安宅常彦君より関連質問の申し出があります。これを許します。安宅君。
【次の発言】 安宅君に申し上げます。関連質問でございますから、山中君の持ち時間に影響もございまするし、なるべく簡明にお願いいたします。
【次の発言】 加藤君。
【次の発言】 山中君、時間が参りましたから……。
【次の発言】 これにて山中君の質疑は終了いたしました。
次……
○植木委員 第四分科会における審議の経過並びに結果について報告申し上げます。 本分科会における審査の対象は、経済企画庁、農林省及び通商産業省の昭和四十四年度における所管予算についてでありまして、去る二月二十四日より昨二十八日まで五日間にわたり慎重に審査いたしました。 それぞれ所管大臣の説明を聴取した後、直ちに質疑に入ったのでありますが、連日詳細にわたり、熱心かつ慎重な審査が行なわれました。 質疑の内容はきわめて広範多岐にわたっておりますので、その詳細はこれを会議録に譲ることといたしまして、ここではその若干の点について申し上げます。 まず、韓国に対する米の貸し付けの問題についてであります……
○植木国務大臣 お答えいたします。 去る五月三日の自主憲法制定国民大会、その大会に私も出席いたしました。それはおそらく田中先生も御承知だと思いますが、わが党並びにわが党党派を越えて、かつて緑風会があった時分から、自主憲法期成議員同盟というものがございました。私もその一員に加わっておったのであります。 たまたまその後になりまして、自主憲法制定促進の大会が、ことし三回目が開かれたわけであります。前二回とも、私は出席してみたいなと思いましたけれども、いつも連休のときに行なわれますので、当時国に帰っておって、いまだ一度もその国民大会に出たことがございません。今回はたまたま東京におったものですから、……
○植木国務大臣 私は、過日はからずも法務大臣に新任ぜられたのでございます。 当委員会の高橋委員長さんはじめ名理事の方々、各委員の方々には、平素法務行政のために非常にお勉強くださいまして、また、御協力をいただいております。私もかつて、いまから十年ばかり前に法務省にその席を汚しておったことがございますのと、それから後も法務関係の委員会にときどき委員として出席さしていただいたこともありますので、各位にはいろいろな問題について非常にお世話に相なっております。この点、深く感謝申し上げますとともに、どうぞ今後も従来どおり、さらに従来に倍して、不敏なる私のあやまちなきよう御指導、御協力をいただきたいと存じ……
○植木国務大臣 民事訴訟費用等に関する法律案、刑事訴訟費用等に関する法律案及び民事訴訟費用等に関する法律及び刑事訴訟費用等に関する法律施行法案の三案につきまして、その趣旨を便宜一括して説明いたします。 御承知のとおり、わが国の民事及び刑事の訴訟費用に関する制度は、明治二十三年制定の民事訴訟費用法、民事訴訟用印紙法及び商事非訟事件印紙法と、大正十年制定の刑事訴訟費用法等の四法律によりその基礎が定められているのでありますが、これらの制度につきましては、自来、見るべき改善が行なわれることなく、わずかに、昭和十九年制定の訴訟費用臨時措置法によりまして証人の日当の額等に関する特例を定めることとされたま……
○植木国務大臣 民事訴訟法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 この法律案は、民事裁判手続の合理化をはかるため、簡易裁判所における訴訟上の和解に関する請求異議の訴え等の事物管轄の整備及び裁判書、調書、訴状等における署名押印形式の簡略化について、民事訴訟法等の一部を改正しようとするものであります。 次に、この法律案の要点を申し上げます。 第一は、簡易裁判所において成立した訴訟上の和解に関する請求異議の訴え等の事物管轄の改正であります。すなわち、現行民事訴訟法におきましては、簡易裁判所において成立した訴訟上の和解に関する請求異議の訴え等は、その請求の価額がい……
○植木国務大臣 ただいま御採決をこうむりました三案につきましては、いずれも非常にこまかい問題、手続等の問題が主でございまして、にもかかわらず御熱心なる、また綿密なる御審査を賜わりまして、しかも総員御賛成の結論を得まして、非常にありがたく存じます。厚くお礼を申し上げます。
【次の発言】 小澤委員の質問によりまして、法曹三者一体の問題の運用のしかた等についての従来の弁護士会当局の御不満、御陳情等のありましたことは、私いま初めて知ったので、申しわけございませんが、いろいろ仰せになりました点、非常に参考になりますので、今後は特に留意いたしまして、三者一体の実をあげるように努力をしたいと思います。また、……
○植木国務大臣 従来の制度そのものにおきまして、仰せのとおり裁判というものは重要な問題でございますから、それだけにそれに関与する裁判官、これはほんとうに国民の権利義務に関する重大な決定をする立場におるのでありますから、それに対して責任を持つ意味において、やはりこれまた日本の従来の民間における一般の考え方から申しましても、ただいま鍛冶委員の仰せのとおり署名をする、捺印をするということは、その慣例上からいいますと、まことにごもっともな趣旨だと私も思います。 しかしながら、今回のこの改正案につきましては、従来の実行の経過にかんがみ、また事件数の状態、だんだんとたくさんになってきて、そしてこれに対し……
○植木国務大臣 ただいまの御意見、ある意味におきまして、確かに私どもも同感の点がございます。しかし、今回の改正につきましては、最近における事件数の増加あるいは手続の簡素化が訴訟の進行をよくする意味におきましての必要が他面において感ぜられますので、今回法律案を提出しておるわけであります。どんな制度にいたしましても一長一短はございます。したがって、これらの手続を実行いたします上においても、関係の判事さんなりあるいは関係の職員が十分気をつけて、そしてできるならば、できるだけ運用の上において適切な措置を講じていただくということが必要であることは私も同感するわけであります。しかし、いま申しますような趣旨……
○植木国務大臣 ただいまの附帯決議の御趣旨につきましては、とくと了承いたしました。裁判所当局におきましても、この趣旨の周知徹底について努力すると申しておられまするし、政府といたしましても、一、二ともに前向きに十分検討いたしまして、遺憾なきを期する所存でございます。どうぞよろしく……。 ありがとうございました。
○植木国務大臣 ただいまの政府委員の答弁と同様であります。
【次の発言】 ございます。
【次の発言】 その一名につきまして、所定の選考委員が省内に設けてございますが、その選考委員が選考の結果、検事として採用するのにふさわしくないというたてまえから、不幸にして採用することができなかったのであります。
【次の発言】 司法研修所のこの問題につきましては、前大臣のときにもいろいろ御研究になっていたようでありますが、私といたしましても、今後この問題についてなお十分検討の余地がある。その検討の余地と申しますのは、現状に対しての反省、認識を深くすることも必要があるのみならず、さらにただいま御指摘になりました……
○植木国務大臣 ただいまの御質問は、下級裁判所、ことに下級裁判所の当面の御議論の焦点のように思いますが、裁判所の配置の問題にかかわりますので、これはやはり最高裁当局、すなわち裁判所当局の御発意によって、われわれは立法化あるいは法案の成立をはかるというお手伝いをしている状況であります。しかし、事はわれわれのほうと表裏をなす役所でございますから、お互いによく相談をし、現地の実情その他も相談の上で、なるべく同じ歩調で進みたい、こう思っております。
○植木国務大臣 お答えいたします。 先刻来御質問の内容を拝聴しておりまして、私としては実は初めて耳に入った問題で、新聞にそういう点については出ておるかどうか知りませんが、何にも存じません。 ところで御質問の趣旨ですが、こういう問題についてどう考えるか、思うかということにあろうと思いますが、その点につきましては、私も御承知のとおりそうした仕事には携わった経験もございませんし、またそうした方々と、特別なそういう仕事のやり方とかあるいはそういうものをいかに調査をして、そしてそれを立件するとかしないとかいう問題をきめるのか、そうした方法論等も何も存じないのであります。つきましては、私といま一緒にこ……
○植木国務大臣 お答え申し上げます。 熊本におきましての水俣病の問題、この問題について元のチッソ工場長が原因は工場廃液にあるということを公判廷で証言をしているようでございます。こういう事態が明らかになった以上は、これに対して法務当局、検察当局としての態度をどうするかという御質問だと承るのでございますが、これをいわゆる刑事事件として取り扱うかどうかという問題になりますと、これはやはりまず第一に警察当局が十分に事態を調査いたしまして、そうしてそれを検察当局に対して送致してくる。そうするとそれによって検察当局がその警察当局の調べ並びにその実態について十分調査の上で刑事事件として立件できるかどうかと……
○植木委員 第四分科会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。 本分科会の審査の対象は、昭和四十七年度総予算中農林省、通商産業省及び労働省の各所管分でありまして、去る十八日から一昨二十五日までの間において、その審査は、農林、通産、労働の順に、それぞれ所管ごとの説明を聴取した後、質疑応答の形で行なわれました。審議における質疑者の数は延べ正十六名、質疑時間は約三十五時間に及びましたが、各分科員の御協力により、終始円満裏に推移いたしました。 質疑の内容はきわめて広範多岐にわたりますので、その詳細は会議録に譲ることといたしまして、ここでは簡単に要点のみを申し上げます。 まず農林……
○植木国務大臣 先般私は、はからずも大蔵大臣を拝命いたしました。わが国が、内外にわたってのきびしい試練に直面している時期におきまして、財政金融政策の運営に当たるべき責任の重大さに胸を痛めておる次第でございます。願わくは皆さま方の御理解と御協力を得まして、大過なきを期したいと存じます。 よってこの機会に、現下の内外の経済情勢並びに財政金融政策につきまして、所信の一端を申し述べたいと存じます。 わが国経済は、戦後四半世紀にわたる国民各位のたゆみない努力により、目ざましい成長を遂げ、国民の所得水準も急速に向上してまいりました。しかしながらその反面、公害問題をはじめとして高度成長に伴う各種のひずみ……
○植木国務大臣 日米間におきましての貿易上の不均衡と申しますか、わがほうの輸出超過、そのために両国間の貿易の不均衡をなるべく調整していくことが非常に必要なのが、ただいまの置かれておる日米間の貿易問題、それに関連する為替問題にもおのずからその影響がまいっておるのであります。それにつきまして仰せのように、前に第二の特別会計をつくろうという案があったことは私も承知いたしましたが、現在における状況から考えましていろいろ必要が生じました。 その必要というのは、たとえばこの問題につきまして、日米間の経済協力につきまして定期的に両国間においていろいろな協議を進めております。そのうちの一つに、ことしの場合に……
○植木国務大臣 政府が閣議にはかってそうして出しました経済白書については、やはり政府はその責任を負うべきものだと思います。
【次の発言】 ただいま御指摘のように、当時の私の心境といたしましては、でき得る限り多額の予算補正をするようなことは避けていって、そうして景気を刺激することがないように持っていきたい、こういう考えでおったのでございます。しかしながら、御承知のように、その後いろいろ財政上の需要が起こってまいりました。そのうちの若干を申し上げてみましても、たとえば人件費のために必要な公務員給与のベースアップの関係の問題、あるいは災害の関係のそれが、ことしは近年にないわりあい大きな災害がございま……
○植木国務大臣 ただいま寝たきり老人のお話が出まして、そうして過日の本会議におけるあなたの御意見に対して、総理の賛成的意見とでもいいますか、考慮したいというような御意見であったように私も拝聴しておりました。お年寄りの人で、しかも寝たきりで、ひとりでおらなければならぬ、そういうところへ電話が架設されるということは、おそらく外から慰めてあげる場合も友人なんかの都合がいいでしょうし、また御本人がかつての友人のところへ電話で話しかけるというのがどんなにか慰めになるかと思いまして、たいへんいいお着想だと私ども陰ながら御尊敬申しております。 ところが、いろいろその問題について事務的な話を聞いておりますと……
○植木国務大臣 ただいま広瀬委員、松尾委員、竹本委員、小林委員の各位から、いろいろ御意見、御質問の御発言がございましたが、私といたしましては、国際収支の均衡のための対策を講ずることが、わが国といたしまして当面の緊急な課題であることは、いまさらあらためて申すまでもないのであります。今後景気の本格的回復や昨年来の通貨調整の効果の浸透に加わりまして、今回の対外経済政策の推進措置を強力に実行することによりまして、国際収支は着実に均衡の方向に向かい、円の再切り上げは必ず避けられると確信していることをあらためて申し上げます。 政府といたしましては、今後とも必要な施策を引き続き実行いたしまして、万全を期し……
○植木国務大臣 今回、昭和四十七年度補正予算を提出いたしましたが、予算委員会での御審議をお願いするにあたりまして、その概要を説明申し上げます。 最近の国内経済は、本年度における積極大型予算の執行、数回にわたる公定歩合の引き下げなど財政金融面からの諸施策が講じられたこともあり、おおむね順調な景気回復の過程をたどっております。しかし、社会資本の整備等に対する国民の要請はなおきわめて強いものがあり、他方、国際収支面では、昨年末の通貨調整後もかなり大幅な黒字が続いております。 今回の補正予算におきましては、これら内外の諸情勢に顧み、人事院勧告の実施等に伴う公務員の給与改善費等について措置するほか、……
○植木国務大臣 四十七年度一般会計のですか。
【次の発言】 残念ながら、非常に困難な仕事であると考えております。
【次の発言】 訂正させていただきます。
私がさっき申しましたのは、円の切り上げの問題をお扱いになっての御発言と、最初のうちわからなかったのであります。それは私は、いわゆる来年度予算にも関連して将来もまたいろいろやることがあるかという御質問と考えまして、そういう答えをいたしました。
それから、困難と申しました意味は、相当の努力をわれわれがいまやってはおりますが、なおこれがはたして完全にいけるかどうかについては、私は、完全にやらなければならぬ、そう考えてはおりますが、各省との間でそ……
○植木国務大臣 お答え申し上げます。 まず第一に、私が三千億云々の予算の補正額を申したと言われますが、私はその当時におきまして三千億とか三千五百億とか、そういうような数字をあげて、そして確言を申し上げたことはないのであります。どの席で私が申した話を御引用か知りませんが、いまどこか党の云々とちょっと言われたようにも思いますが、私は、その点は初めから補正はできるだけ少なくしていきたい。ことに、私の当時申し上げておりましたのは、もっぱら景気浮揚のために補正予算を組むということは、あくまで避けたいと私は思っておりますということを言っておった最中であります。 したがって、私のその当時の考え方としては……
○植木国務大臣 まず初めに、楢崎委員に御質問いただきました東京螺子の問題でお答え申し上げます。 昨年の十一月、東京螺子の元原価課長より、同社に粉飾の事実がある旨の情報提供があったので、所管の関東財務局に再調査を指示した。再調査は、情報に基づき、たなおろし資産、売り掛け金、固定資産に重点を置いて実施したが、その結果、情報提供者の指摘するような粉飾の事実は認められなかった……(「何だ、それは朗読か」と呼ぶ者あり)しかし、経理処理方法の一部に誤解を与えるような点も見られたので、今後一そう監査を充実するよう監査人に対し注意することとした。 これは、私が特にいま朗読いたしましたのは、事務当局から私へ……
○植木国務大臣 今回の補正予算に伴いまして、これに伴う需要の関係、それが一般の景気等に及ぼす影響等についての御質問でございます。 私は、今回のこの補正予算の内容を、かねてこの委員会にも御説明いたしてございますが、今回のこの補正予算の内容から考えますると、いわゆる国内におきましての、現在の国の内外を通じての外貨事情、貿易事情等々から考えますると、本来の目的でありますところの、できるだけ輸出を減らして、あるいは輸入につきましてはできるだけふやしてまいって、そして貿易の収支がなるべく調整がとれるようにという大きな目標を定めて、今回の各省間の対外施策が決定せられたのであります。 この決定せられまし……
○植木国務大臣 お答えいたします。 この間もお答えを申し上げましたように、五回にわたりまして独禁法改正問題懇談会を開いてまいっておりまして、ただいま、その中で出されました御意見、問題点を整理中でございまして、これを二月十日の第六回目の懇談会におきましてさらにもう一度御討議をいただき、御意見を伺う、こういうことになっております。 ここで取り上げられておりますのは、カルテル対策、寡占企業集中対策、さらに、不公正取引の規制問題、あるいは消費者保護、中小企業保護、公正取引委員会の権限、機能の問題、全般、各般にわたっておりまして、ここの懇談会におきましては、有識者の方々がそれぞれの立場で御意見を出し……
○植木国務大臣 お答えいたします。 渡部委員が仰せのとおり、非常に痛ましい交通遺児家庭がたくさんおられるのでございまして、五十年度には実態調査官さらにいたしたいと存じておりますが、四十六年の総理府の調査によりますと、仰せのような要保護遺児は八・九%、準要保護遺児が二九・一%、合計いたしますと三八%という数字に上っております。 これに対します政府の施策につきましては、交通遺児だけではございませんで、非常に多くの国の援助や保護を必要といたします恵まれない母子家庭がございますので、これは国の政策といたしまして、福祉政策を展開していかなければならないのでございまして、これはまたこれとして、政府は取……
○植木国務大臣 ただいま自治省からも御答弁がございましたけれども、国、府県、市町村の同和対策事業予算の決算額は、従前から把握いたしておりません。これは国の同和対策事業の決算につきましては、一般対策事業の中に含めて計上しているものもございまして、この総額を把握することは困難でございます。御指摘の点につきましては、閣係各省と協議をいたしまして、可能な限り把握に努めてまいりたいとは存じますけれども、大変困難でありますことを御了承いただきたいと存じます。
【次の発言】 ただいま申し上げましたように、大変把握が困難でございます。たとえば建設事業費の中の住宅予算等を挙げてみましても、その決算につきまして、……
○植木国務大臣 お答え申し上げます。 いま仰せられましたように、本土復帰後三年近くになるわけでございます。沖繩県の本土復帰に当たりましては、政府といたしましては、県民福祉の向上を図り、民生の安定を期するとともに、本土との各般にわたります格差を是正いたしまして、自立、発展のための基礎条件の整備を図るということを基本といたしまして、今日まで諸般の施策を進めてまいったのでございます。振興開発事業の推進につきましては、一応順調に進捗をしているのではないかと認識をいたしております。 しかしながら、この振興開発事業の推進に当たりまして、激動するわが国経済、社会の現状の中で、沖繩の置かれております経済的……
○植木国務大臣 お答え申し上げます。 二月中旬に提案をするということを総理が御発言されたということでございますけれども、本会議におきましても、あるいは委員会におきましても、三月中下旬と、こういうことをおっしゃっておるのでございます。御承知のとおり、二月十日まで独禁法改正問題懇談会で意見を聴取してまいりましたので、ただいま成案を得べく作業を開始したばかりでございます。したがいまして、三月中旬を目指して法案の作成に入っておりますので、その点御了承をいただきたいと思います。
○植木国務大臣 お答えいたします。 私どもは、自由主義経済体制というものの維持が必要であると考えております。したがいまして、公正で自由な競争が行われて、経済活動というものが一定のルールの中で健全に発展をしていくということが必要であろうと思うのでございます。 現在の内外の情勢を見ますと、資源の適正な配分あるいは経済の効率のより高い発揮というものが必要であろうと思うのでございまして、そういう観点から、ただいま独占禁止法の洗い直し、すなわち先日来独占禁止法改正問題懇談会におきまして、各界の方々の御意見をお聞きいたしまして、政府の素案づくりの作業に当たっているのでございます。この懇談会の中におきま……
○植木委員長代理 杉浦君の発言は終りました。御質疑のある方はありませんか。――それでは、次に全基準労働組合東京支部執行委員長田中上君の御発言を願います。
○植木政府委員 ただいま議題となりました入場税法案につきまして、提案理由を説明いたします。 入場税につきましては、現在地方税として都道府県においてこれを徴収しているのでありますが、その収入が少数府県に偏在していることに顧み、地方財源の偏在を是正する等のため、今回これを国において徴収することといたしました。しかして、おおむね現行地方税法の建前を踏襲しつつ、課税範囲の合理化、税率の引下げ等を行うこととしているのであります。 まず入場税の課税範囲につきましては、現行の地方税法においては、映画館等への入場のほかに舞踏場、たまつき場等の施設の利用についても入場税を課することとしているのでありますが、……
○植木政府委員 ただいまの川俣委員の御指摘の農業改良助長法の第二条第一項第二号の問題でありますが、都道府県の要する経費というものの解釈がここで一番問題になると思います。二分の一と書いてあることについては問題がない。結局都道府県の要する経費とはどういうものを言うのかということが議論のわかれる点と思うのであります。そこで、財政当局としてこうしたものを考えます場合には、当該都道府県でどういう経費を必要とするかという問題は、やはり府県の実情により、あるいは理事者あるいは議会当局の考え方によつて、これに要する経費が府県によつていろいろ違うだろうと思う。これはどんなに違つても常に二分の一見てやれという法律……
○植木国務大臣 お答えいたします。
浅沼事件に関連いたしまして、ただいま御指摘の右翼団体の資金源の状況につきましては、捜査当局におきまして厳正な態度をもって調査を続けております。なお今日……(「いつまでやるか」と呼び、その他発言する者あり)なお現在調査中でございますので、そのために発表がおくれておるということを遺憾に存じます。
【次の発言】 ただいまの御要求の資金源の発表の問題につきましては、近日中にとりそろえたいと存じておるのでありますが、まだ調査中に属しておりますので、今日ただいまここで御発表する段階に至っておりません。その点を御了承願いたいと存じます。
○植木国務大臣 日本郷友連盟は結成後いつの時期でありましたかは記憶いたしませんが、その趣旨を述べられまして、そうして相談役ですか何かに希望せられまして承諾したような記憶がございます。しかしその後その団体との交渉はあまり深くはございません。
【次の発言】 だから今申し上げましたように相談役だったかの依頼を受けて承諾したような記憶をしております。しかしはっきり覚えておらぬくらいの程度の問題でございます。
○植木国務大臣 昭和三十六年度法務省所管予算の内容につきまして、その大要を御説明申し上げます。 昭和三十六年度の予定経費要求額は三百三十一億八千六百七十八万一千円であります。このほかに官庁営繕費として建設省所管予算中に三億六千七百八十八万円を計上いたしております。法務省所管の前年度補正後の予算額は三百一億二千五百七十三万一千円でありますが、その当初予算額は二百八十六億九千七十九万三千円であります。従いまして、右昭和三十六年度の予定経費要求額を前年度当初予算額に比較いたしますと、四十四億九千五百九十八万八千円の増額となっております。 増額分の内訳を大別し御説明いたしますと、 第一に、人件費……
○植木国務大臣 ただいま御指摘になりました清原検事総長の出張先での発言がその通りであったかどうかは、実は私取り調べておりませんので、何とも申し上げかねます。ただ私の立場として申し上げますならば、いやしくも法令違反の疑いがあるような事件が起こりました場合に、検察当局としては厳正公平に取り扱う、そうして事の真相をはっきりとつかんで、それに対して善処するということは当然の義務だろうと思います。おそらく清原総長の意思も、厳正に事実を取り調べて、それによって処理をしていくのだというようなことを言われたに違いないと私は想像をいたします。それは何も岩手県におけるこの問題に限らず、全国各地にわたってこうした事……
○植木国務大臣 昭和三十七年度法務省所管予算の内容につきまして、大要を御説明申し上げます。 昭和三十七年度の予定経費要求額は三百六十九億六千九百八万七千円であります。このほかに官庁営繕費として建設省所管予算中に三億六千八百十三万九千円が計上されております。前年度当初予算額三百三十一億八千六百七十八万一千円に比較いたしまして、法務省所管分は三十七億八千二百三十万六千円の増額となっております。なお補正予算額三百三十八億二千六百三十六万六千円に比較いたしますれば、三十一億四千二百七十二万一千円の増額となっております。 まず増額分の内訳を大別して御説明いたしますと、第一に、人件費関係の増額分は二十……
○植木国務大臣 麻薬問題について深憂を抱いておっていただきますことは、まことに私もありがたく存ずる次第であります。私も現在の地位につきましてからこうした問題についての実情をおりに触れて聞いてみました。全く深憂いたしております。従いまして、昨年も国会でも御論議いただきました点もございますが、われわれ部内におきましてもその点にかんがみまして、何とかしてその取り締まりを厳重にして、日本の青少年はもちろんのこと、こうした人心をむしばむ大きな原因を少しでも少なくいたしたい、かように考えまして、昨年は特に全国の麻薬関係の取り締まりの検事の会合を催しました。従来これをやったことがなかったのでありますが、それ……
○植木主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査をつとめることになりましたので、よろしく御協力をお願い申し上げます。 本分科会は、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府(経済企画庁を除く)、法務省及び大蔵省所管並びに他の分科会の所管以外の事項について審査を行なうことになっております。 本分科会の審査日程は、一応分科員各位のお手元にお配りいたしておりますとおりでございます。 なお、質疑希望の方が多数にのぼる見込みでありますので、質疑時間は、本務貝は一時間、兼務貝もしくは交代して分科員になった方は三十分程度を目標としていただきたいと存じます。また、質疑……
○植木主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
昭和三十九年度一般会計予算中裁判所及び法務省所管を議題といたします。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。田原春次君。
【次の発言】 次に、坂本泰良君。
【次の発言】 この際申し上げます。
賀屋法務大臣は足首捻挫のため、自席からの答弁を認めたいと存じますので、御了承願います。
【次の発言】 次に、川俣清音君。
【次の発言】 次に、田中織之進君。
【次の発言】 以上をもちまして、通告のありました質疑は全部終了いたしました。よって、昭和三十九年度一般会計予算中裁判所、法務省所管に対する質疑は終了いたしました。
明日は午前……
○植木主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
昭和三十九年度一般会計予算中会計検査院所管及び総理府所管のうち防衛庁関係を議題といたします。本日は一昨日に引き続き、会計検査院所管について横路節雄君の質疑を許し、そのあと直ちに防衛庁関係の質疑に入ることといたします。
それでは、会計検査院所管について質疑を許します。横路節雄君。
【次の発言】 よろしゅうございます。
以上をもちまして、会計検査院所管に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより昭和三十九年度一般会計予算中、防衛庁関係について質疑を許します。横路節雄君。
○植木主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
昭和三十九年度一般会計予算中大蔵省所管、同特別会計予算中大蔵省所管、同政府関係機関予算中大蔵省所管を議題といたします。
なお、大蔵省所管については質疑通告が多数にのぼっておりますので、質疑時間は、本務員については一時間、兼務員もしくは交代して分科員となられた方については三十分程度にお願いいたします。
これより順次質疑を許します。井手以誠君。
【次の発言】 次に、武藤山治君。
【次の発言】 午後は二時十分より再開いたします。
暫時休憩いたします。
午後一時八分休憩
○植木主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。 昭和三十九年度一般会計予算中、内閣所管及び経済企画庁を除く総理府所管を議題といたします。 本日はまず総理府所管のうち、科学技術庁関係について質疑を行ない、そのあと引き続き内閣所管、防衛庁及び科学技術庁関係を除く総理府所管について質疑を行なうことといたします。 なお、この際分科員各位にお願い申し上げます。本日の質疑通告者は十三名の多きにのぼっております。譲与の円滑な運営のため、質疑時間はかねても申し上げておりますとおり、本務員につきましては一時間、兼務員もしくは交代して分科員となられた方につきましては三十分間とし、時間厳守を励行く……
○植木主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
昭和三十九年度一般会計予算中総理府所管のうち、防衛庁関係を議題といたします。
この際、申し上げます。福田防衛庁長官は渉外事務のため十一時に退席をすることになっておりますので、まず防衛庁長官に対する質疑を行なっていただきたいと存じます。なお、本日の質疑通告者は田口誠治君、兒玉末男君及び東海林稔君であります。質疑時間はそれぞれ三十分でございます。時間の厳守を特にお願いいたします。
質疑を許します。
田口誠治君。
【次の発言】 次に、東海林稔君。
【次の発言】 次に、兒玉末男君。
○植木主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
昭和三十九年度一般会計予算中大蔵省所管、昭和三十九年度特別会計予算中大蔵省所管、昭和三十九年度政府関係機関予算中大蔵省所管を議題といたします。
この際申し上げます。本日は質疑通告が十名ありますので、質疑時間はさきに申し上げましたとおり、本務員については一時間、兼務負もしくは交代して分科員となられた方は三十分程度とし、時間厳守に御協力をお願いいたします。
質疑の通告があります。順次これを許します。佐藤觀次郎君。
【次の発言】 佐藤君に申し上げます。管財局長参っておりますから、時間の都合がおありでしょうから、お知らせしておきます。
○植木主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
昭和三十九年度一般会計予算中大蔵省所管、昭和三十九年度特別会計予算中大蔵省所管、昭和三十九年度政府関係機関予算中大蔵省所管を議題といたします。
質疑の通告があります。順次これを許します。帆足計君。
【次の発言】 次に滝井義高君。
【次の発言】 以上をもちまして本分科会における質疑は全部終了いたしました。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。
本分科会所管の予算各案に対する討論採決は、予算委員会に譲ることといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これにて……
○植木主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査をつとめることになりましたので、よろしく御協力をお願い申し上げます。 本分科会は、皇室費、国会、裁判所、内閣、総理府(防衛庁及び経済企画庁を除く)、法務省及び文部省所管並びに他の分科会の所管以外の事項について審査を行なうことになっております。 本分科会の審査日程は、一応分科員各位のお手元にお配りいたしてありますとおりでございます。 なお、質疑の希望の方は多数にのぼる見込みでありますので、質疑時間は、本務員は一時間、兼務員もしくは交代で分科員になった方は三十分程度を目標としていただきたいと存じます。また、質疑を……
○植木主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
昭和四十年度一般会計予算及び同特別会計予算中、文部省所管を議題とし、質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。川崎秀二君。
【次の発言】 滝井義高君。
【次の発言】 滝井君に申し上げますが、持ち時間が大体経過いたしましたから、残余の御質問についてはなるべく簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 小川半次君。
【次の発言】 田口誠治君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめ、この際、暫時休憩いたします。
午後一時四十分休憩
○植木主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
昭和四十年度一般会計予算中防衛庁及び経済企画庁を除く総理府所管を議題とし、質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、これを許します。大原亨君。
【次の発言】 大原君に申し上げますが、持ち時間に近づきましたから、なるべく簡潔にお願いします。
【次の発言】 本日の総理府所管に対する質疑はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に、本日の午後の予定になっております裁判所及び法務省所管につきまして、これより直ちに議題とし、質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。上林山榮吉君。
○植木主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
昭和四十年度一般会計予算、及び同特別会計予算中、文部省所管を議題といたします。
この際申し上げます。本日は質疑通告が十三名ありますので 質疑時間は 先に申し上げましたとおり、本分科会の本務員については一時間、兼務員もしくは交代して分科員となられた方は三十分程度とし、時間厳守に御協力をお願いいたします。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。野原覺君。
【次の発言】 大原亨君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
文部省所管について質疑を続行いたします。辻原弘市君。
○植木主査 これより予算委員会第一分科会を附会いたします。昭和四十年度一般会計予算中、皇室費、国会及び内閣所管を議題とし、質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、これを許します。川俣清音君。
【次の発言】 川俣君に申し上げますが、おおむね持ち時間が満了いたしましたから、あと簡単にもう一間くらいで御終了願います。
【次の発言】 大原亨君。
【次の発言】 次に、野原覺君。
野原覺君の質疑に入る前に、国立国会図書館岡部副館長から発言を求められておりますので、これを許します。岡部副館長。
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 以上をもちまして、皇室費、国会及び内閣所管に対する質疑は終了いたし……
○植木主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
まず、昭和四十年度一般会計予算中法務省所管を議題とし、審査を行ないます。
この際、去る二十四日の分科会における村山喜一君の質疑に対し法務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。高橋法務大臣。
【次の発言】 坂本泰良君。
【次の発言】 続いて昭和四十年度一般会計予算中防衛庁及び経済企画庁を除く総理府所管を議題とし、質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。野原覺君。
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 速記を中止して。
【次の発言】 速記を始めて。
茜ケ久保君。
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査をつとめることになりましたので、よろしく御協力をお願い申し上げます。 本分科会は、昭和四十一年度一般会計予算中経済企画庁、農林省及び通商産業省所管、昭和四十一年度特別会計予算中農林省及び通商産業省所管について、審査を行なうことになっております。 審査の順序は、お手元に配付いたしました日程により進めたいと存じますので、あらかじめ御了承をお願いいたします。 それでは、昭和四十一年度一般会計予算中経済企画庁、農林省及び通商産業省所管並びに昭和四十一年度特別会計予算中農林省及び通商産業省所管を議題といたします。 こ……
○植木主査 これにて川俣清音君の質疑は終了いたしました。
次に、石田宥全君。
【次の発言】 これにて石田宥全君の質疑は終了いたしました。
次に、大原亨君。
【次の発言】 これにて大原亨君の質疑は終了いたしました。
次に、坂村吉正君。
【次の発言】 以上をもちまして坂村吉正君の質疑は終了いたしました。
午後は、農林省所管について質疑を行なう予定でありますが、本会議がありますので、本会議の状況に応じて再開することといたします。
暫時休憩いたします。
午後一時二十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
昭和四十一年度一般会計予算及び特別会計予算中、農林省所管を議題と……
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
昭和四十一年度一般会計予算及び特別会計予算中、農林省所管を議題といたします。
この際、一言申し上げます。本日は多数の方々から質疑の申し出がありますので、質疑の持ち時間は、つとめて本務員は一時間、兼務員もしくは交代で分科員となられた方は三十分にとどめることとして、議事の進行に御協力願いたいと存じます。
これより質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、順次これを許します。山本勝市君。
【次の発言】 これにて山本勝市君の質疑は終了いたしました。
次に、芳賀貢君。
【次の発言】 これにて芳賀貢君の質疑は終了いたしました。
次に、……
○植木主査 これにて角屋堅次郎君の質疑は終了いたしました。
次に、野原覺君。
【次の発言】 これにて野原覺君の質疑は終了いたしました。
午後は、一時五十分から再開し、引き続き通商産業省所管について質疑を続行することといたします。
暫時休憩いたします。
午後零時五十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
昭和四十一年度一般会計予算及び特別会計予算中、通商産業省所管についての質疑を続行いたします。
これより質疑を行なうことになっておりますが、この際質疑御予定の委員の皆さまに申し上げます。午後は質疑者が多数おられますので、議事進行の円滑をはかるため、質疑の持ち時間は、……
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
昭和四十一年度一般会計予算及び特別会計予算中、農林省所管を議題といたします。
この際、本日質疑予定の委員の各位に申し上げます。
本日の質疑予定の委員の方々は多数ありますので、議事進行の円滑をはかるため、質疑の持ち時間は本務員は一時間、兼務員もしくは交代で分科員となられた方は三十分程度にとどめられたいと存じます。この点つとめて御協力相なるよう願います。
質疑の申し出がありますので、これを許します。加藤清二君。
【次の発言】 これにて加藤清二君の質疑は終了いたしました。
次は、東海林稔君。
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
昭和四十一年度一般会計予算中、経済企画庁所管を議題といたします。
この際、本日質疑予定の委員各位に申し上げます。
本日質疑予定の委員数は相当多数にのぼりますので、議事進行の円滑をはかるため、各委員の持ち時間は、本務員の方は一時間、兼務員もしくは交代して分科員となられた方は三十分程度にとどめられたいと存じます。この点、つとめて御協力相なるようお願いいたします。
質疑の通告がありますので、これを許可いたします。角屋堅次郎君。
【次の発言】 これにて角屋堅次郎君の質疑は終了いたしました。
次に、堀昌雄君。
○植木委員長 これより会議を開きます。 昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、以上三案について公聴会に入ります。 本日午前中に御出席を願いました公述人は、京都大学経済学部助教授鎌倉昇君、国学院大学経済学部教授正木千冬君のお二人であります。 この際、御出席の公述人各位にごあいさつを申し上げます。本日は御多用中のところ御出席いただきましてまことにありがとうございます。御承知のとおり、国及び政府関係機関の予算は、国政の根幹をなす最重要議案でありまして、当委員会といたしましても慎重審議を続けておるわけでありますが、この機会に、各界の学識経験豊かな……
○植木委員長 これより会議を開きます。 昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、以上三案について、昨日に引き続き公聴会を開会いたします。 本日午前中に御出席をいただきました公述人は、関西経済連合会会長、関西電力株式会社社長芦原義重君、横浜国立大学経済学部教授宮崎義一君、以上のお二人であります。 この際、御出席の公述人各位にごあいさつを申し上げます。本日は御多用中のところ御出席いただきまして、まことにありがとうございます。御承知のとおり、国及び政府関係機関の予算は国政の根幹をなす最重要議案でありまして、当委員会といたしましても慎重審議を続けて……
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査をつとめることになりましたので、よろしくお願い申し上げます。 本分科会は、昭和四十三年度一般会計予算中、経済企画庁、農林省及び通商産業省所管並びに昭和四十三年度特別会計予算中、農林省及び通商産業省所管について審査を行なうことになっております。 審査の順序は、お手元に配付いたしました日程により進めたいと存じますので、あらかじめ御了承をお願いいたします。 昭和四十三年度一般会計予算及び特別会計予算中、農林省所管を議題といたします。 農林省所管について説明を求めます。西村農林大臣。
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
昭和四十三年度一般会計予算中、経済企画庁所管を議題といたします。
まず、経済企画庁所管について説明を求めます。宮澤経済企画庁長官。
【次の発言】 以上をもちまして経済企画庁所管についての説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入りますが、念のため申し上げておきますが、政府委員等の御要求、あるいは質疑の持ち時間等につきましては、昨日分科会の劈頭に申し上げたとおりにいたしたいと思いますから、さよう御承知おき願います。
通告がありますので、順次これを許します。田中武夫君。
○植木主査 川崎君に申しますが、持ち時間が終わりました。簡潔に。
【次の発言】 次は、阪上安太郎君。
【次の発言】 次は田中武夫君。
【次の発言】 午後一時四十分より再開することとし、これにて休憩いたします。
午後一時八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
昭和四十三年度一般会計予算及び特別会計予算中、通商産業省所管について質疑を続行いたします。
広沢賢一君。
【次の発言】 広沢君、だいぶ時間が超過しましたから、簡潔にお願いします。
【次の発言】 次は、竹本孫一君。
【次の発言】 ありがとうございました。
次は永井勝次郎君。
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
昭和四十三年度一般会計算予算及び特別会計予算中、農林省所管を議題といたします。
質議に入ります前に一言申し上げます。
本日は、多数の方々が質疑を予定されておりますので、議事進行の円滑をはかるため、質疑の持ち時間は、本務員は一時間、兼務員もしくは交代で本務員となられた方は三十分にとどめていただきたいと存じます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。武藤山治君。
【次の発言】 内藤良平君。
【次の発言】 御協力を感謝いたします。
次は広瀬秀吉君。
【次の発言】 広瀬君に申し上げますが、おおむね時間が超過いたしていますか……
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査をつとめることになりましたので、よろしくお願いいたします。 本分科会は、昭和四十四年度一般会計予算中、経済企画庁、農林省及び通商産業省所管、並びに昭和四十四年度特別会計予算中、農林省及び通商産業省所管について審査を行なうことになっております。 審査の順序は、お手元に配付いたしました日程により進めたいと存じますので、あらかじめ御了承をお願いいたします。 昭和四十四年度一般会計予算及び特別会計予算中、農林省所管を議題といたします。 それでは、まず農林省所管について説明を求めます。長谷川農林大臣。
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。 昭和四十四年度一般会計予算及び特別会計予算中、農林省所管を議題とし、前回に引き続き疑質を行ないます。 この際、念のために申し上げます。疑質の持ち時間につきましては、先例により原則として、本務員一時間、兼務もしくは交代で分科員になられた方は三十分にとどめたいと存じます。 なお、本日は多数質疑の申し出もあり、また本会議もございますので、恐縮でございますが、質疑時間を特に厳守していただき、答弁される方も特に簡潔にしていただきますよう、各位の御協力をお願いいたします。 質疑の通告がありますので、順次これを許します。田中武夫君。
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算及び同特別会計予算中、通商産業省所管を議題といたします。
まず、通商産業省所管について説明を求めます。大平通商産業大臣。
【次の発言】 以上をもちまして通商産業省所管についての説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑に先立ち、念のため申し上げます。議事進行の円滑をはかるため、質疑を行なわれる方は、あらかじめ政府委員等を御要求の上、主査に御通告をお願いいたします。
質疑の持ち時間は、先例により、原則として本務員は一時間、兼務もしくは交代して本務員となられる方は三十分にとどめてい……
○植木主査 本会議散会後直ちに再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時五十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
昭和四十四年度一般会計予算及び同特別会計予算中、通商産業省所管について質疑を続行いたします。唐橋東君。
【次の発言】 次に山口鶴男君。
【次の発言】 次は、山田太郎君。
【次の発言】 次は、玉置一徳君。
【次の発言】 次は、中野明君。
【次の発言】 次は、吉田賢一君。
【次の発言】 いま大要でも御答弁願えますか。
【次の発言】 以上をもちまして、昭和四十四年度一般会計予算及び同特別会計予算中、通商産業省所管に関する質疑は一応終了いたしました。
次……
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算中、経済企画庁所管を議題といたします。
まず、経済企画庁所管について説明を求めます。菅野経済企画庁長官。
【次の発言】 以上をもちまして経済企画庁所管の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
この際、念のため申し上げます。質疑の持ち時間につきましては、先例により、原則として本務員は一時間、兼務員もしくは交代で分科員になられた方は三十分にとどめたいと存じます。
なお、本日は多数質疑の申し出もあり、かつ本会議もございますので、恐縮ながら質疑される方は質疑時間を厳守していただき、答弁さ……
○植木国務大臣 昭和四十六年度法務省所管予定経費要求の内容につきまして大要を御説明申し上げます。 昭和四十六年度の予定経費要求額は千七十一億六千六百十四万三千円であります。前年度予算額九百四十九億七千二百七十八万五千円と比較いたしますと、百二十一億九千三百三十五万八千円の増額となっております。 増減の詳細は別途の資料により御承知願いたいと思うのでありますが、その内訳を大別して御説明いたしますと、第一に、人件費関係の増百三億四千四百二十五万二千円であります。これは、公務員給与ベースの改定等に伴う増額分、昇給等の原資としての職員基本給及び退職手当等の増額分がおもなものでありますが、そのほかに、……
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査をつとめることになりましたので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
本分科会は農林省、通商産業省及び労働省所管について審査を行なうことになっております。
審査の順序は、お手元に配付いたしました日程により進めたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
昭和四十七年度一般会計予算及び昭和四十七年度特別会計予算中農林省所管を議題といたします。
まず、政府から説明を求めます。赤城農林大臣。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。
ただいま赤城農林大臣から申し出がありました農林省所管関係予算の重点事項につき……
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
昭和四十七年度一般会計予算及び昭和四十七年度特別会計予算中、農林省所管を議題とし、引き続き質疑を行ないます。
質疑の申し出がありますので順次これを許します。金丸徳重君。
【次の発言】 金丸君の質疑は終了いたしました。
次は、上原康助君。
【次の発言】 次に、大橋敏雄君。
【次の発言】 次は、栗山礼行君。
【次の発言】 次は沖本泰幸君。
【次の発言】 次回は、明二十二日午前十時より開会し、引き続き農林省所管について審査を行ないます。
本日は、これにて散会いたします。
午後六時五十三分散会
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
昭和四十七年度一般会計予算及び昭和四十七年度特別会計予算中、農林省所管を議題とし、引き続き質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。阿部昭吾君。
【次の発言】 次は、安井吉典君。
【次の発言】 次は芳賀貢君。
【次の発言】 次は、田中昭二君。
【次の発言】 午後一時再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時十六分休憩
【次の発言】 次は、内藤良平君。
【次の発言】 内藤君の質疑は終了いたしました。
次は近江巳記夫君。
【次の発言】 次は山田太郎君。
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
昭和四十七年度一般会計予算及び昭和四十七年度特別会計予算中通商産業省所管を議題といたします。
まず、政府から説明を求めます。田中通商産業大臣。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 この際、分科員各位に申し上げますが、質疑の持ち時間は、一応本務員は一時間程度、兼務員もしくは交代して分科員となられました方は三十分程度にとどめ、議事進行に御協力をお願いしたいと思います。
なお、政府当局におかれましては、答弁はでき得る限り簡潔にお願い申し上げます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小林進君。
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
昭和四十七年度一般会計予算及び昭和四十七年度特別会計予算中労働省所管を議題といたします。
まず、政府から説明を求めます。塚原労働大臣。
【次の発言】 以上をもちまして労働省所管についての説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
この際、分科員各位に申し上げます。質疑の持ち時間は、原則として本務員は一時間程度、兼務員もしくは交代して分科員となられた方は三十分程度にとどめて、議事進行に御協力を賜わりたいと思います。
なお、政府当局におかれましても、答弁は簡潔にお願いいたします。
質疑の申し出がありますので、順……
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
昭和四十七年度一般会計予算及び昭和四十七年度特別会計予算中、通産省所管を議題とし、質疑を続行いたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。塚本三郎君。
【次の発言】 次は西宮弘君。
【次の発言】 次は中谷鉄也君。
【次の発言】 この際、午後一時再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時十三分休憩
【次の発言】 横路孝弘君。
【次の発言】 次は米原昶君。
【次の発言】 以上をもちまして、本分科会所属の農林省所管、通商産業省所管及び労働省所管に対する質疑は全部終了いたしました。
○植木主査代理 これにて正示啓次郎君の質疑は終了いたしました。 次に、倉成正君。
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