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菅野和太郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

菅野和太郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
757位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
625位
委員会発言(政府)歴代TOP500
143位
各種会議発言(政府)歴代TOP100
75位

25期委員会発言(政府)TOP25
22位
27期委員会発言(議会)TOP50
39位
31期委員会発言TOP50
36位
31期委員会発言(政府)TOP10
6位
31期各種会議発言(政府)TOP5
3位

このページでは菅野和太郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。菅野和太郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 経済安定委員会 第15号(1953/03/05、25期、改進党)

○菅野委員 先ほど、たとえば今の三菱化成などが買占めした株を手放さすというようなお答えがありましたが、そのときに、手放さした場合にだれに幾ら売つたかというようなことまで公正取引委員会の方でお調べになるのですか。

第15回国会 人事委員会 第8号(1952/12/12、25期、会派情報なし)【政府役職】

○菅野政府委員 お答えいたします。ただいまの御質問は、おそらく予算委員会における本多国務大臣のお答えのことだろうと思います。私もたまたまその席におつたのでございますが、本多大臣も、これを諮問機関として政府のほんとうの相談相手というふうにしようということは、はつきり申し上げていなかつたように記憶いたします。ただ本多大臣といたしましては、現在の人事院は、国家行政組織法の適用も受けませんし、また行政機関定員法の適用も受けないのでございまして、独自に組織をきめ、独自に人も増減できるという立場にありますので、これをやはり普通の行政機関と同じように、定員法あるいは組織法の適用を受けるようにしたい、こういう……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 地方行政委員会 第31号(1955/06/29、27期、日本民主党)

○菅野和太郎君 当委員会に付託になりました私外五名の提出にかかる衆法第三二号、警察法の一部を改正する法律案につきまして、提案老を代表いたしまして提案の理由を御説明申し上げたいと存じます。  皆さんもすでに御承知の通り、昨年の警察法改正のいきさつにつきましては、いまさら私から申し上げる必要はないと存ずるのでありますが、議論を進める上に必要な二、三の要点について触れておきたいと思うのであります。  昨年の改正の眼目は、国家的治安の必要から、弱小の市町村警察を大単位の府県に統合して、これに対して必要な国家的関与を加える点にあったと思うのであります。その際ただいま問題になっております五大市を初め、府県……

第22回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第6号(1955/06/01、27期、日本民主党)

○菅野委員 先ほど帆足委員から質問されたことに関連して、二、三お尋ねしたいと思います。  台湾貿易について、中共貿易をやっておる商法に対しては取引させぬということについて、砂糖についてそういうような話を聞いておるがというようなことのお話がありましたが、それ以外について具体的なお話を何か聞いておりませんか。
【次の発言】 中共貿易をいたしませんという誓約を出しておる商社があるということも聞いておりますが、その点はいかがですか。
【次の発言】 一昨日台北の商社の出張員から本社あてにこういう電報が来たのでございます。「行政院経済部会議にて中共と取引せざる旨の念書を入れざる日本商社に対しては今後取引上……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1957/02/05、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、はからずも委員各位の御推薦を賜わりまして、当委員会の委員長の職につくことになりました。まことに光栄の至りと存じております。  委員会の運営に当りましては、まことにふなれでありますので、練達たんのうなる各位の御協力と御支援によりましてこの重大なる職責を全うすることができまするならば、まことに幸甚に存ずる次第であります。どうか御鞭撻のほどを特にお願いいたしまする  はなはだ簡単でありますが、就任のごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。理事の員数及び互選の方法について諮りいたします。

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1957/02/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  本日の議事に入るに先だちまして、この際、先般の委員長会議におきまして、次のような申し合せを行いましたので、御報告申し上げます。    申合せ  国会の審議は委員会が中心であるので、その正常化については、まず、末委員会の審議の能率を高めるために、各委員長は、左記事項は特に励行すること。   一、ニュース・カメラの撮影は、原則として開会の前後にこれを許可すること。   二、傍聴人の整理を図って、その義手が妨害されることのないようにすること。   三、理事会は、これを非公開とすること。  以上の通りでありますが、本委員会といたしましては、委員長の良識において……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1957/02/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件につきまして、前会に引き続き調査を進めたいと思います。  本日は、まず昭和三十二年度の科学技術庁関係予算につきまして、政府当局の説明を聴取いたしたいと思います。なお、委員諸君の御質疑は、予算の説明聴取のあと、前会の宇田国務大臣の所信に対する質疑もあわせ、科学技術行政の全般にわたり行いたいと思いますので、きょう御了承を願います。それでは、原田官房長。
【次の発言】 以上をもちまして、予算の説明は終りました。  次に質疑の通告がありますので、順次これを許します。岡良一君。

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1957/02/19、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人の決定につきましてお諮りいたします。すなわち、宇治市に予定される研究用原子炉設置に関する問題につきまして、大阪府議会議長大橋治房君、宇治原子炉設置反対期成同盟幹事川上美貞君、大阪市立大学医学部助教授西脇安君、京都大学工学部教授児玉信次郎君、大阪大学理学部教授伏見康治君、以上五名の方々を参考人と決定し、その意見を聴取いたしたいと存じますか、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。  なお、参考人よりの意見聴取は、明後二十一日午前十時より行いたいと存じますから、さよう御了承願います。

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1957/02/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めたいと思いますが、本日は、宇治市に予定される研究用原子炉設置に関する問題につきまして、参考人より意見を聴取いたします。  本日出席の参考人は、大阪府議会議長大橋治房君、宇治原子炉設置反対期成同盟幹事川上美貞君、大阪市立大学医学部助教授西脇安君、京都大学工学部教授児玉信次郎君、大阪大学理学部教授伏見康治君、以上五名であります。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は、御多用中にもかかわらず、本委員会の調査のため御出席を賜わり、まことにありがとうございます。厚く御礼を申し上げる次第であります。……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1957/02/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関し、本日はウラン鉱の開発等に関する問題につきまして調査を進めます。  この際お諮りいたします。すなわち、本日の議事に関しまして、原子燃料公社理事長高橋幸三郎君を参考人として、その意見を聴取いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さよう決定いたしました。  なお、本日は、科学技術庁関係者のほかに、通商産業省より森鉱山局長及び兼子工業技術院地質調査所長が出席されておりますので、念のため申し添えます。  それでは、質疑の通告がありますので、順次これを許します。赤澤正道君。

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1957/02/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を聴取することといたします。宇田国務大臣。
【次の発言】 以上をもちまして、提案理由の説明聴取は終りました。  本案に対する質疑は、後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、科学技術振興対策に関し、前会に引き続いて、ウラン鉱開発等に関する問題について質疑を行います。  この際、参考人決定につきましてお諮りいたします。すなわち、本日の議事に関しまして、原子燃料公社理事長高橋幸三郎君を参考人とし、その意見を聴取いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1957/03/01、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。すなわち、科学技術庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、参考人より意見を聴取いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さよう決定いたします。  なお、参考人よりの意見聴取の日時、人選等につきましては、委員長に御一任をお願いいたします。  都合によりまして本日予定の議事は次会に延期いたし、次会は明二日午前十時より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時八分散会

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1957/03/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  日本科学技術情報センター法案を議題とし、政府より提案理由の説明を聴取することといたします。宇田国務大臣。
【次の発言】 これにて政府当局の説明は終りました。  本案に対する質疑は後日に譲ることといたしまして、この際お諮りいたします。すなわち、本案につきまして参考人より意見を聴取いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。  なお、参考人よりの意見聴取の日時、参考人の人選等につきましては委員長に一任を願います。  次に、お諮りいたします。すなわち、科学技術教育に関する問題につきまして、科学技術……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1957/03/05、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関し調査を進めますが、本日は、科学技術教育に関する問題につきまして、参考人より意見を聴取いたします。本日出席の参考人は、科学技術審議会教育部会長、丹羽国夫君であります。  この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。本日は、御多用中にもかかわらず、当委員会の調査のためわざわざ御出席を賜わり、厚く御礼申し上げる次第でございます。申し上げるまでもなく、科学技術の振興は、現下のわが国の急務であると考えますが、国民一般の科学技術知識の向上はもちろん、技術者の教育、養成は、これが根幹をなすものと考えます。当委員会といたしましても、設置以来、科……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1957/03/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。本日は、放線医学総研究所の設置に関しまして、ストロンチウム九〇の人体に及ぼす影響につき、参考人より意見を聴取いたしたいと思います。  本日出席の参考人は、日本赤十字社中央病院長都築正男君であります。  この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。本日は、御多用中のところ、当委員会における法律案審査のためわざわざ御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げる次第であります。科学技術庁設置法の一部を改正する法律案は、科学技術庁の付属機関といたしまして、放射線医学総合研……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1957/03/07、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  日本科学技術情報センター法案を議題といたします。  本日は参考人より意見を聴取することといたしますが、御出席の参考人は、三菱油化株式会社社長、経済団体連合会理事池田穂三郎君、東亜燃料株式会社社長、科学技術審議会情報部会長中原延応平君、以上二名の方々であります。  この際参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は、御多用中にもかかわらず、本委員会の法律案審査のためにわざわざ御出席を賜わり、まことにありがとうございました。厚く御礼申し上げます。日本科学技術情報センター法案は、技術の革新をはかるために、内外の科学技術情報を迅速にかつ的確に収集し、これを……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1957/03/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件につきまして、調査を進めます。  本日は、動力炉の輸入等に関する問題につきまして、調査を進めたいと存じます。この際、原子力委員会より説明を聴取いたします。原子力委員藤岡由夫君。
【次の発言】 これにて説明は終了いたしました。  質疑の通告がありますので、これを許します。前田正男君。
【次の発言】 岡良一君。
【次の発言】 次に、志村委員。
【次の発言】 岡君に申し上げます。時間も大へん経過しておりますし、また大臣に対する質疑の通告もありますので、なるべく簡単にお願いいたします。

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1957/03/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関し、本日は、ウラン鉱開発等に関する問題につきまして、調査を進めたいと思います。  この際、お諮りいたします。すなわち、本日の議事に関して、原子燃料公社理事長高橋幸三郎君を参考人と決定し、その意見を聴取いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さよう決定いたします。それでは、通告に従いまして質疑を許します。齋藤憲三君。
【次の発言】 それでは、本日の質疑はこの程度にとどめ、次会は明十四日、午前十時より開会し、ただいま付託されております二法律案について質疑を行います。  本日はこれにて散会いたしま……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1957/03/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術庁設置法の一部を改正する法律案並びに日本科学技術情報センター法案を一括議題とし、質疑を行います。  この際、科学技術庁設置法の一部を改正する法律案の政令委任事項について、政府当局より説明をいたしたき旨の申し出がありますので、これを許します。法貴原子力局次長。
【次の発言】 質疑は、通告に従いましてこれを許します。小平久雄君。
【次の発言】 赤澤委員に御注意いたしますが、小平委員の質問に関連した質問に限定して下さい。
【次の発言】 中崎敏君。
【次の発言】 石野久男君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度でとどめ、午後は、本会議終了後再開し、質疑……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1957/03/15、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術庁設置法の一部を改正する法律案並びに日本科学技術情報センター法案の両案を一括して議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。齋藤憲三君。
【次の発言】 次に滝井義高君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか――なければ両案に対する質疑は、これにて終了することといたします。  この際、日本科学技術情報センター法案に対する修正案が前田正男君外二十四名より提出されておりますので、その趣旨説明を求めます。前田正男君。
【次の発言】 これより両法律案並びに前田正男君外二十四名提出にかかる修正案を一括して討論、採決を行います。  討論……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1957/03/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  技術士法案を議題とし、政府より提案理由の説明を聴取いたします。宇田国務大臣。
【次の発言】 以上をもちまして、提案理由の説明は終りました。  本案に対する質疑は、後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、科学技術振興対策に関し、本日は原子力行政一般について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。すなわち、本日の議事に関し、原子力研究所理事嵯峨根遼吉君を参考人としてその意見を聴取いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さよう決定いたします。  それでは、通告に従いまして質疑を許します。中曽根康弘君。

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1957/03/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について、調査を進めます。  この際、お諮りいたします。すなわち、本日の議事に関しまして、原子燃料公社理事長高橋幸三郎君を参考人と決定し、その意見を聴取いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、通告に従いまして質疑を許します。石野久男君。
【次の発言】 本問題につきまして石野委員より、調達庁当局の出席を求められておりますが、福間連絡調査官が間もなく見えるはずであります。
【次の発言】 それでは、同調査官が出席されるまで、昭和三十二年度科学技術振興予算……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1957/03/26、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  技術士法案を議題として、審査を進めます。  本日は、参考人より意見を聴取することといたします。御出席の参考人は、日本技術士会会長井上匡四郎君、PSコンクリート株式会社社長長平山復二郎君の二名であります。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多用中のところ、当委員会の法律案審査のためわざわざ御出席を賜わり、まことにありがとう存じます。厚く御礼を申し上げます。技術士法案は、政府より、わが国における科学技術の向上と国民経済の発展とに費するため、技術士の資格を定め、その業務の適正をはかる必要があるとして提出されたのであります。当委員会と……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1957/03/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  本日の議事に入るに先立ちまして、この際、お諮りいたします。すなわち、ただいま審査中の技術士法案に関し、商工委員会より連合審査会を開会いたしたい旨の申し入れがありますので、商工委員会と連合審査会を開会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さように取り計らいます。なお、開会の日時等につきましては、商工委員長と協議の結果、明二十八日午前十時より開会することといたしましたので、御了承願います。
【次の発言】 科学技術振興対策に関し、本日は、研究技術職員の給与に関する問題について、参考人より意見を聴取することといたしま……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1957/04/04、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件につきまして、調査を進めます。  本日は、原子力行政に関する質疑を続行いたします。質疑は通告に従いましてこれを許します。前田正男君。
【次の発言】 齋藤委員。
【次の発言】 次会は、明五日、午後一時より理事会を、一時半より委員会を開会いたします。  本日は、この程度にとどめまして、これにて散会いたします。     午後零時四分散会

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第25号(1957/04/05、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  この際、原子力行政につきまして宇田国務大臣より発言を求められておりますので、これを許します。宇田国務大臣。
【次の発言】 ただいまの発言について、何か質疑はありませんか。
【次の発言】 この問題について、他に御質疑がなければ、次に移ります。
【次の発言】 次に、放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律案を議題といたします。  本日は、政府より提出せられました資料につきまして、説明を聴取いたしたいと思います。鈴木アイソトープ課長。
【次の発言】 以上をもって説明は終りました。  通告に従いまして、質疑を許します。齋藤憲三君。

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第26号(1957/04/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律案を議題といたします。  通告に従いまして、質疑を許します。齋藤憲三君。
【次の発言】 岡本君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――なければ、本日の質疑はこの程度にとどめます。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。すなわち放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律案につきまして、東京慈恵会医科大学教授樋口助弘君、慶応大学助教授山下久男君、株式会社科学研究所研究員山崎文男君、米国原爆障害調査委員会中泉正徳君、以上の方々を参考人と決定し、その意見を聴取いたしたいと思いますが、これに御異……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第27号(1957/04/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律案を議題といたします。  本日は、参考人より意見を聴取することといたします。本日出席の参考人は、東京慈恵会医科大学教授樋口助弘君、慶応大学医学部助教授山下久雄君、株式会社科学研究所研究員山崎文男君、以上三名の方々であります。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は、御多用中のところ、本委員会の法律案審査のためわざわざ御出席を賜わり、まことにありがとうございます。本法律案は、原子力基本法の精神にのっとり、放射性同位元素の使用、販売その他の取扱い並びに放射性同位元素装備機器及び放射線発生……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第29号(1957/04/17、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律案を議題といたします。  前会に引き続き、質疑を行います。質疑は通告に従いましてこれを許します。岡良一君。
【次の発言】 この際、日米原子力協定の改訂交渉に関し、岡委員より発言を求められておりますので、これを許します。岡良一君。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。本問題につきまして秘密会といたしたいと思いますが、これに御審議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、これより秘密会を行いますので、関係者以外の方の退席を求めます。
【次の発言】 松井説明員。

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第31号(1957/04/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律案を議題といたします。まず政府より提案理由の説明を聴取することといたします。秋田政務次官。
【次の発言】 以上をもちまして、提案理由の説明を終りました。本案に対する質疑は、後日に譲ることといたします。  本日はこの程度にとどめ、直ちに打合会を開きます。  次会は公報をもってお知らせします。これにて散会いたします。     午前十一時五分散会

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第33号(1957/04/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律案を議題といたします。  この際、本案に対する質疑があればこれを許します。――別に質疑もないようでありますので、本案に対する質疑はこれにて終了することといたします。  これより討論採決を行います。討論の通告がありますので、これを許します。志村茂治君。
【次の発言】 以上をもちまして、討論は終局いたしました。直ちに本案の採決を行います。放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本木は原案の通り可決すべきものと決し心した。この際、自由……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第34号(1957/04/30、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関し調査を進めます。  本日はまず国際原子力機関憲章について、外務省当局の説明を聴取することといたします。宮崎外務省国際協力局長。
【次の発言】 以上をもって説明は終りました。  この際、質疑があればこれを許します。
【次の発言】 ほかにこれ以上質疑がなければ、次に進みます。
【次の発言】 核原料物質、核燃料物質及び原子かの規制に関する法律案を議題とし、質疑を行います。質疑は通告に従いましてこれを許します。前田君。
【次の発言】 齋藤憲三君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめまして、次会は来たる五月六日、午前十時より開会し、本案の……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第35号(1957/05/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律案を議題といたします。  この際、参考人決定につきましてお諮りいたします。すなわち、本案に関しまして、東京大学原子核研究所所長菊池正士君、立教大学教授武谷三男君、電気事業連合会専務理事松根宗一君、日本原子力研究所理事長安川第五郎君、以上の四名の方々を参考人として決定し、本日これよりその意見を聴取いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さよう決定いたしました。
【次の発言】 それでは、これより本案に関しまして、参考人より意見を聴取することといたしますが、この際、参……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第36号(1957/05/08、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  地方自治法第百五十六条第六項の規定に基き、放射線医学総合研究所の設置に関し承認を求めるの件を議題とし、まず政府より提案東山の説明を聴取いたします。秋田政務次官。
【次の発言】 以上をもちまして、提案理由の説明は終りました。  質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。岡良一君。
【次の発言】 午前中の会議はこの程度にとどめ、午後一時三十分より、大臣の出席を求めて質疑を続行いたします。暫時休憩いたします。     午後零時四……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第37号(1957/05/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  この際、お諮りいたします。すなわち、特殊核物質の賃貸借に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府を代表して行動する合衆国原子力委員会との間の第二次協定の締結について承認を求めるの件及び特殊核物質の賃貸借に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府を代表して行動する合衆国原子力委員会との間の協定第一条の特例に関する公文の交換について承認を求めるの件の両案が昨日外務委員会に付託されましたので、さきに連合審査会開会を申し入れた国際原子力機関憲章の批准について承認を求めるの件にあわせて、右両案について外務委員会と連合審査会の開会申し入れを行いたいと思いますが、これに御異……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第38号(1957/05/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律案を議題といたします。  本案の質疑はすでに終了いたしております。これより本案の討論採決を行います。討論は、通告がありませんので、これを省略することとし、直ちに本案の採決に入ります。核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律案につきまして賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案の通り可決すべきものと決しました。  次に、委員のお手元に配付いたしてありますような付帯決議案が、自由民主党及び日本社会党共同提案により提出されております。まず、趣旨説明を求めます。石野久男……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第39号(1957/05/15、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について、調査を進めます。  本日は、放射線障害の防止に関する問題について、参考人より意見を聴取することといたします。本日出席の参考人は、日本赤十字社中央病院長都築正男君、立教大学総長松下正寿君、法政大学法学部長、原水爆実験禁止日本協議会理事長安井郁君、以上三名の方々であります。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は、御多用中のところ、本委員会の調査のためわざわざ御出席を賜わりまして、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げる次第であります。本委員会といたしましては、科学技術の振興とともに、放射……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第40号(1957/05/17、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。本日、原子力委員会設置法の一部を改正する法律案が付託されましたので、本案を議題とし、まず提出者よりその提案理由の説明を求めます。岡良一君。
【次の発言】 以上をもちまして、提案理由の説明は終りました。
【次の発言】 本案は、先般決定いたしました閉会中審査申出の件に追加し、継続して審査いたしたいと思いますがこれに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、科学技術振興対策に関する件について、調査を進めます。  本日はまず電子工業に関する問題について、参考人より意見を聴取することといたします。出席の参考人は、……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第41号(1957/08/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件につきまして、調査を進めます。  本日はまず先般原子力委員長に再び就任せられました正力国務大臣並びに新たに就任せられた吉田政務次官より、それぞれ御就任のあいさつ並びに科学技術振興の方策、特に原子力行政に関する所信を承わり、しかる後に委員諸君の質疑に移りたいと思いますので、さよう御了承を願います。  それでは、正力国務大臣。
【次の発言】 次に吉田政務次官。
【次の発言】 以上をもちまして、所信の表明は終りました。  ついては、原子力行政一般につきまして、質疑を許します。質疑は通告に従いまして、これを許可いたします。前田正男君。

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第42号(1957/09/17、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について、調査を進めます。  本日は原子力行政一般の問題につきまして調査を進めますが、まず石川原子力委員より、当面の諸問題について、説明を聴取いたしたいと思います。それでは石川原子力委員。
【次の発言】 石川委員にちょっと御注意申し上げますが、もう少し声を大きく願います。特別委員会議
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。松前重義君。
【次の発言】 正力国務大臣が出席されましたので、この際大臣より、原子力発電の新会社設立の経過並びに原子力一般協定の締結交渉等につきまして、説明を聴取いたします。正力国務大臣。

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第43号(1957/09/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について、調査を進めます。  本日は、日本原子力研究所職員の処遇に関する問題につきまして、参考人より意見を聴取することといたします。  本日出席の参考人は、日本原子力研究所理事長駒形作次君、同理事今泉兼寛君、同労働組合執行委員長坂本昌隆君、同労働組合情報宣伝部長中島篤之助君、以上四名の方々でありますが、安川理事長は都合により出席いたしかねるとの連絡がありましたので、御了承を願います。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多用中のところ、本委員長の調査のためわざわざ御出席を下さいまして、まことにありがとう……

第27回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1957/11/01、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 この際一言ごあいさつを申し上げます。このたび委員諸君の御推挙によりまして、前国会に引き続き不肖私が委員長の重責を汚すことになりました。まことにふなれではありますが、委員諸君の御支援と御協力を得まして本委員会の運営に万全を期したいと存じます。何とぞ前国会同様よろしくお願い申し上げます。簡単ではありますが、就任のごあいさつといたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいま前田正男君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  理事……

第27回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1957/11/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  本日は、まず、去る一日、本委員会に予備付託されました地方自治法第百五十六条第六項の規定に基き、放射線医学総合研究所の設置に関し承認を求めるの件を議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。篠原事務次官。
【次の発言】 以上をもちまして、府府の説明は終了いたしました。
【次の発言】 次に、科学技術振興対策に関する件について、調査を進めます。  この際、参考人決定につきましてお諮りいたします。すなわち、本日の議事に関しまして、高橋原子燃料公社理事長及び嵯峨根原子力研究所副理事長を参考人といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

第27回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1957/11/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  この際、原子力委員会設置法に関する小委員長有田喜一君より発言を求められておりますので、これを許します。有田喜一君。
【次の発言】 有田小委員長の中間報告は終りました。  この際、お諮りいたします。すなわち、ただいまの有田小委員長の報告の通り小委員会を改めたいと思いますが、これに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めて、さように決定いたします。よって、原子力委員会設置法に関する小委員会は、科学技術行政機構に関する調査小委員会とし、小委員の人数は十三名に増員となりました。  ただいま増員いたしました小委員六名の指名につきましては、委員長に御……

第27回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1957/11/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  地方自治法第百五十六条第六項の規定に基き、放射線医学総合研究所の設置に関し承認を求めるの件を議題といたします。  本件の提案理由説明はすでに聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。質疑は、通告に従ってこれを許します。石野久男君。
【次の発言】 岡良一君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――なければ、本件の質疑は、これにて終了することといたします。  これより討論採決に入りますが、討論は通告がありませんので、直ちに採決を行います。  地方自治法第百五十六条第六項の規定に基き、放射線医学総合研究所の設置に関し承認を求めるの件は、これを承……

第27回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1957/11/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  これより科学技術振興対策に関する件について、調査を進めます。  この際、正力国務大臣より科学技術振興に関する基本的施策について、所信の表明を承わりたいと存じます。正力国務大臣。
【次の発言】 以上をもちまして、大臣の所信の表明を終りました。  続いて質疑に入ります。質疑は通告に従ってこれを許します。齋藤憲三君。
【次の発言】 ただいま齋藤委員よりの委員長に対する動議につきましては了承いたしました。後刻またあらためて御相談したいと思いますから、よろしくお願いします。  次に、岡良一君。
【次の発言】 田中武夫君。

第27回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1957/12/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長 これより会議を開きます。  科学技術行政機構に関する件について、調査を進めます。  この際、科学技術行政機構に関する調査小委員長有田喜一君より発言を求められておりますので、これを許します。有田喜一君。
【次の発言】 以上を−もちまして、有田小委員長の中間報告は終りました。
【次の発言】 引き続き科学技術行政機構に関し質疑を行います。質疑は通告に従いまして、順次これを許します。岡良一君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  他に御質疑はありませんか。――なければ、この際お諮りいたします。すなわち、ただいま有田小委員長の中間報告にあります科学技……

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1957/12/20、27期、自由民主党)

○菅野委員 この際、動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、齋藤憲三君を委員長に推薦いたしたいと思います。何とぞ御賛成をお願いいたします。
【次の発言】 この際、動議を提出いたします。理事はその数を七名とし、委員長において御指名あらんことを望みます。

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1958/04/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長代理 本日の議事はこの程度にとどめます。次会は公報をもってお知らせいたします。  これにて散会いたします。     午後三時五十一分散会


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1958/07/04、28期、自由民主党)

○菅野委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任せられますまで委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの秋田大助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、小金義照君が委員長に御当選になりました。  委員長小金義照君に本席を譲ります。

第29回国会 商工委員会 第7号(1958/07/02、28期、自由民主党)

○菅野委員 先ほどから参考人より日中貿易の中絶した経緯並びにそれによって起ってきたところのいろいろの損失などについては詳細承わったのでありますが、各参考人とも日中貿易の再開をすみやかにせよというふうな御意見であったように拝するのであります。そこで日中貿易の再開ということは、すなわち第四次協定を承認するということに相なると思うのでありますが、現在のような日本と中共との感情上のいろいろの問題が起っておるときに、日本ばかりで第四次の協定を承認するというようなことを言明しても、果して中共がそれに応ずるかどうか、その点を私非常に心配いたしておるのでありますが、その点に関しまして山本さんなりあるいは高見さ……

第29回国会 商工委員会 第12号(1958/08/11、28期、自由民主党)

○菅野委員 商工委員会国政調査、北海道班における現地調査の概要を簡単に御報告申し上げます。  参加員は、新井京太君、板川正吾君、内海清君、勝澤芳雄君と私でありまして、私たち一行は去る七月二十六日より三十一日までの日程で、札幌、砂川、釧路、北見及び旭川方面の視察を行なって参ったのであります。  今回の現地調査は、中小企業者団体法施行による中小企業の現況、石炭鉱業、電力事業等の諸問題につき、現地のなまなましい声を十分に聴取することを主目的とし、あわせて各種産業の現状を視察して参ったのであります。  まず、札幌において道内経済界の代表者約三十名の参集を得、中小企業、石炭、電力その他の諸問題につき懇談……

第30回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1958/10/10、28期、自由民主党)

○菅野委員 動議を提出いたします。委員長の互選は投票を用いず、小金義照君を委員長に推薦いたしたいと思います。

第30回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1958/10/23、28期、自由民主党)

○菅野委員 動議を提出いたします。理事はその数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第30回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1958/10/29、28期、自由民主党)

○菅野委員 ただいま審議されております東海大学の原子炉の問題につきまして、先ほどから質問者なり、あるいは政府当局からいろいろお話があったのでありますが、私は、実物を見ておる一人として、御参考までに申し上げてみたいと思うのであります。  あの東海大学で買おうとしております実験用原子炉の実物をごらんになると、この原子炉に対する不安というものは一掃されると思うであります。私も製造しておる場所で見てきたのでありますが、大量生産しておりまして、これは、世界各国へ売り出しておるのであります。また、先般ジュネーヴの原子力平和利用の国際会議におきましても、ジュネーヴの展示会に展示しておりまして、われわれ一同が……

第31回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1958/12/19、28期、自由民主党)

○菅野委員 動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いず、小金義照君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。理事はその数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第31回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1959/02/13、28期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長代理 これより会議を開きます。  小金委員長はお差しつかえがございますので、委員長の御指名により、委員長がお見えになりますまで私が委員長の職務を行います。御了承願います。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際、科学技術行政に関する件について質疑の通告がありますので、これを許します。田中武夫君。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは関連して、櫻井奎夫君に質疑を許します。

第31回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1959/03/11、28期、自由民主党)

○菅野委員 ただいま政府提出の法律案が満場一致で可決されましたことは、まことに御同慶の至りに存ずるのであります。  この際、附帯決議を付して、政府並びに関係各方面に対して、今後この問題に対する行き方などについて一そう注意を御喚起申し上げたいと思うのであります。  まず、附帯決議の案文を朗読いたします。    核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案   原子力の研究開発を推進するためには、災害の予防とその補償が特にわが国の現実にかえりみて緊要である。従って、政府は最も速やかなる機会に左の各項の実現を期すべきである。  一、原子炉に関する万一の災……

第32回国会 国土総合開発特別委員会 第2号(1959/07/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 このたび私は経済企画庁長官に就任いたしましたので、この機会に所信の一端を申し述べて各位の御協力をお願いしたいと思うのであります。  長期にわたるわが国経済の安定的発展をはかり、あわせて国民生活の安定と向上を期するためには、長期経済計画の推進とあわせ、経済、社会、文化等の諸施策の基盤となる国土の総合的な開発をはかることがきわめて重要であることは、今さら申し上げるまでもないと存ずるのであります。  従いまして、経済企画庁といたしましては、国土総合開発法等に基きまして各種の開発計画を策定実施中でありますが、国土総合開発は、計画の段階から実施の段階を通じて、常にわが国経済との関連に留意……

第32回国会 商工委員会 第2号(1959/07/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 このたび、私は、経済企画庁長官に就任しましたので、この機会に所信の一端を申し述べ、各位の御協力をお願いしたいと存じます。  経済企画庁の任務は、長期経済計画の策定推進、基本的経済政策の企画調整等を行い、もってわが国経済の安定成長を期するところにあります。ここ数年間における日本経済の成長は、まことに目ざましいものがありますが、なお一そう健全な成長を遂げ国際社会における地位の向上をはかっていくためには、今後ともますます経済に関する適切な計画や政策の策定と推進とが強く要望せられておりますので、私といたしましてはこの任務達成にできるだけの努力を傾けたいと存ずる次第であります。最近の経済……

第32回国会 予算委員会 第1号(1959/07/02、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 経済企画庁が立てました五カ年計画におきまして、大体経済の成長率を六・五%にいたしておるのでありますが、それによりましても十年たてば一・八八倍になるのであります。しかしながら岸総理は最近における経済事情の変化からして国民所得の倍増についてもう少し早くできないかというような意見を持たれておるのでありまして、それについてその根拠になっておりますことは、たとえば昭和三十三年度の予想におきましては、鉱工業生産物におきましては〇・一%の増加を見込んでおったのでありましたが、事実におきましては三・一%の増加に相なっておるのであります。それからまた昨年からことしにかけての鉱工業生産物の増加は約……

第33回国会 建設委員会 第7号(1959/12/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 お話しの通り、災害防止という観点から治山治水の計画を立てるのは建設省であります。その立てた計画に対して、はたして日本の経済の実力からそれが実施できるかどうかということを、経済企画庁といたしましては、経済成長率並びに行政投資の割合という別の観点から検討するわけでありまして、われわれその一致点を見出していきたいと考えておるわけでありまして、まだ一致点を見出すところまでいっておりませんが、双方の線の一致点を見出して、そこでそういうことをきめたい、こう考えておる次第であります。
【次の発言】 私どもは経済効果ということばかり言うておるわけじゃありません。やはりいわゆる国土保全という立場……

第33回国会 国土総合開発特別委員会 第10号(1959/12/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 国土総合開発計画があるので、その上この臨海地域開発促進法を設ける必要はないではないかという御趣旨だと思うのでありますが、お話の通り、この総合開発計画がありますれば、これによって臨海地区に工業地帯を設けるということはできないことはありません。その点は田中委員の御解釈と私も同じでありますが、しかし、その目的をより早く達成するという意味においてこういう特別の法案が提出されたと私は思うのでありまして、そういう意味において、この臨海地域の開発ということが、目下産業あるいは人口の増加から喫緊の要務になっておりますので、それを早く促進するという意味においてこの法案が提案されたものと私は解釈い……

第33回国会 国土総合開発特別委員会 第11号(1959/12/09、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 竹谷委員のお話の通り、臨海地域の開発ということは、国土総合開発の一環でありますので、従いまして、その公団の設立というようなことの計画は、もちろん経済企画庁と相談の上でやるべきことであった、私はそう思うのでありますが、聞きますれば、その予算が提出されたけれども、それが通らなかった、結局日の目を見なかったので、日の目を見るようになった場合に、おそらく経済企画庁の方に御相談にこられることになっておったのではないか、こう思うのであります。その点のいきさつ、私は詳しいことは知りませんが、とにかくお話の通り、経済企画庁に一応相談があってしかるべきであったのではないか、こう私は考えます。

第33回国会 商工委員会 第7号(1959/12/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいまお話しの通り、最近物価は上昇のきわみであります。が、しかし、私たちの方では最近の物価変動は大体一時的の現象ではないかと見ておりまして、御承知の通り大体年末になりますと需要期になりますので、一般物価は多少上昇する傾向を持っております。その上伊勢湾台風がありまして、従いまして、食料品あるいは建築材料などはにわかに上昇いたしたのであります。その上最近なまゴムあるいは銅地金等が海外の需要で非常な騰貴をいたしたのでありまして、そういうような状況から最近物価が上がってきたのでありますが、しかし私たちの見通しでは、その銅地金あるいはゴムの値上がりは、最近におきましは反落の徴候にありま……

第33回国会 商工委員会 第8号(1959/12/02、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 公益事業の料金の値上げの問題につきましては、物価を上げないという立場からできるだけ押えてきておるのでありまして、経営上やむを得ないもの、また物価の上にそれほど影響のないものは許してもいいのではないかというような考え方でおるのであります。従いまして、最近御承知の通り物価上昇の機運がありますので、そういう場合に、公益事業の料金を上げるということは、物価上昇を一そう促進することになりゃしないかということを心配いたしまして、実は九月二十九日の閣議に諮りまして、この際は自重してもらいたいということを閣議で諮って、皆さんの御了解を得たのであります。従いまして公益事業の料金については、各省の……

第33回国会 農林水産委員会 第17号(1959/12/23、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 今回の通運料金の改定の問題が起こって参りましたのは、お話の通り、日通以外の小運送業者の経営困難というところから起こってきたと思うのであります。従って、それを何とかしなければならぬということで、運輸省でいろいろと御配慮をしてきたことと思うのであります。そういう意味において、実際経営困難ならば何とかしなければならぬ、すなわち、通運料金の改定をしなければならぬと考えておるのであります。しかし、同時に日通の経営にもその料金の改定が影響するのでありまして、そういう点において松田委員はいろいろと御心配になっておられると思うのでありますが、そこで、官庁の物資を日通に取り扱わせるということにつ……

第34回国会 建設委員会 第11号(1960/03/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 全くお話の通りでありまして、この治山治水の長期経済計画を立てますにつきましては、やはり長期経済計画の一環として立てなければならぬというわれわれ建前をいたしておりますので、従いまして、今回の治山治水の十カ年計画を立てますにつきましては、国民所得倍増の長期経済計画の一環としてわれわれはこの計画を立てていきたい、とこう考えておる次第であります。
【次の発言】 お話の通り、この財政的の裏づけがなければ、せっかく治山治水の計画を立てても実現ができないということになるのであります。そこで、この治山治水の長期計画につきましては、閣僚の中にあります治山治水の閣僚懇談会でまず第一に協議しなければ……

第34回国会 商工委員会 第1号(1960/02/05、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ここに第三十四回国会の休会明けにあたりまして、経済問題に関し所信の一端を申し述べ、各位の御協力を得たいと存じます。  ここ数年来わが国経済の成長は、欧米諸国に比べてまことに目ざましいものがあり、その経済力は、国際的にも高く評価されるに至ったのであります。特に、昨年は一貫して予想以上に急速な拡大を遂げたのでありますが、その間、国際収支は黒字を継続し、物価も平穏な推移を示し、大観して順調な数量景気を展開してきたのであります。今後ともますますこの経済成長力を発揚するとともに、わが国経済の体質的な弱点を是正するよう、適切な施策を推進することが、経済政策の基本的な課題であると思うのであり……

第34回国会 商工委員会 第3号(1960/02/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 まず初めに十年間に国民所得が倍になるかというお尋ねだったと思いますが、これはその後における経済の発展からして、ますます私のその確信を強めておるのであります。昨年の七月のときから見ると、昨年の七月ころには、昭和三十四年度の経済成長率は八%というように発表いたしたのでありますが、最近は御承知の通り一三%、三十四年度の経済成長率は一三%というようになっております。そこで三十三年度の経済成長率は四・五%、昭和三十四年度は一三%、三十五年度はこの間申し上げました通り六・六%というので、平均しますると八%ということになっております。大体十年で国民所得が倍になるということは成長率を七・二%と……

第34回国会 商工委員会 第23号(1960/03/30、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 戦後におきまして各国が経済協力するという一つの運動が現われてきて、御承知の通り国際通貨基金なり、あるいは世界銀行なり、あるいはガットの問題にいたしましてもそうですが、経済協力ということが戦後における一つの動向だと思います。その経済協力の一つの現われとして、低開発国の経済開発ということを協力してやろうという運動が起こってき、ことに最近においてはそれがだんだんと活発になってきたと思うのであります。第二世界銀行もその一例でありますが、あるいはコロンボ会議にいたしましても、あるいはエカフェにいたしましても、これはやはり世界各国が協力して低開発国の経済開発をやろうという運動が盛んになって……

第34回国会 商工委員会 第25号(1960/04/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 東南アジアの経済開発につきましては、御存じの通り世界銀行が出資をしております。あるいはアメリカの海外開発基金も出資をしております。最近はソ連も、インドやインドネシアに出資するというようなことになっておるわけであります。また西ドイツも経済開発に乗り出しております。そこで天然資源の開発という、どっちかといえば大資本を要するようなものは、あるいは世界銀行が貸し付けるとか、あるいはアメリカのような大資本を持っておる大統領基金で貸し付けるとかいうことももちろんやりますが、日本はそういうような大規模の経済開発について、その仲間入りをさせてもらってやるということももちろんいたしますし、また現……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第28号(1960/05/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 今お尋ねの件は、法律上の問題でありますから、事務当局からお答えさせます。

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第34号(1960/05/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 五月末にスケジュールを作るということで、目下せっかく各省においていろいろ具体策を考究中であります。おそらく数日の間に、大体各省の原案ができるのではないかというようにわれわれは期待いたしております。各品目についてもちろん検討するのでありますが、その中で、たとえば自由化のできないものというようなもの、これはこれでやはりスケジュールの中に入るわけであります。でありますから、各品目について、あるいは三年でできるものはやる、あるいは五年かかるものは五年、あるいは五年かかってもできないものはできないというように、それぞれ各品目について、具体化について今研究中なのであります。従いまして、なお……

第34回国会 農林水産委員会 第21号(1960/04/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ちょっとごあいさつを申し上げたいと思います。  一昨日はからずも、福田農林大臣がモスクワへ行っておる留守中私に農林大臣の代理をやれということを仰せつかったのであります。私といたしましては、農林行政ということに全然しろうとでありますので、総理に、私のようなしろうとがやるよりも、ほかに大臣にくろうとがおられるから、その方に仰せつかったらどうですかということを申し上げたのでありますが、経済企画庁は経済各般に関連いたしておりますのでとにかく君引き受けてくれということで、引き受けたのであります。全く私はしろうとでありますが、幸い、小枝政務次官は農林行政については権威者でありますし、また有……

第34回国会 予算委員会 第3号(1960/02/06、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 海外経済協力の問題につきましては、御承知の通り、昭和三十三年度の予算で基金が計上されておったのでありますが、その後その基金がそのままになっておったのであります。昨年来主として東南アジア諸国から、この日本の経済援助についての要望が非常に高まって参りましたので、この基金を今度は運用することにいたしたいということで、これまた今法律案を作っております。また皆さん方の御承認を得たいと思っておりますが、特別基金といたしまして、さしあたりこの五十億円を三十五年度に使用したいと思っております。しからばこれを具体的にどういう方面に使うかという問題につきましては、あるいは海外経済協力の審議会などを……

第34回国会 予算委員会 第4号(1960/02/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 三十五年度の景気の見通しでありますが、ゆるやかな上昇ということで、毎月大体経済は上昇するという見通しをいたしております。
【次の発言】 大体毎月上昇するという見通しを立てておりますが、下期にはあるいはその反動が来るのではないかというような説もありますが、これは昨年来、昨年末からことしの初めにかけて過熱しはせぬかというような予想をしておる人がありまして、それがもし過熱すれば三十五年度の下期にはその反動が現われるというような予想をしておった人もあったと思います。しかし、幸いにして昨年末からことしにかけまして非常に平穏に越年いたしましたので、経済はまことに平穏な上昇過程をしておるので……

第34回国会 予算委員会 第8号(1960/02/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 経済の見通しについて御質問があったようでございますが、大体この問題につきましては、先般からたびたび申し上げておる通り、三十五年度は上昇過程をたどるものであるというように見通しをいたしておるのであります。日本の経済が三十五年度においても緩慢ではあるが上昇過程をたどるという見通しの根拠といたしましては、まず第一に海外の経済事情の見通しであります。この問題につきましては、先般大蔵大臣からもお話がありました通り、たとえば、アメリカにおきましても、大統領の教書を見ましても、また先般国会において商務長官が発表されました経済の見通しの意見を見ましても、やはり楽観論であります。それから英国でも……

第34回国会 予算委員会 第9号(1960/02/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 戦後のエネルギー対策としましては、今日まで石炭中心できたと思います。御承知の通り、その後重油の使用量というものが現に盛んになって参ったのでありまして、それからまたやがて石炭、石油というものが将来あるいは尽きるのではないかというようなことから、原子力のエネルギー問題がいろいろと論議されてきたのであります。御承知の通り、原子力の電気会社もできるというような状態になったのであります。そこで、一体今まで無計画であったかと申しますと、決してそうではないのでありまして、現在やっております経済の五カ年計画を見ましても、想定した水準からは若干は下回っておりますけれども、大体同じような計画通りの……

第34回国会 予算委員会 第10号(1960/02/15、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 お説の通り都会地では土地が限定されておって、そして人口はだんだんふえるし、また経済活動が盛んになりますので、最近地価が非常な暴騰をしておることは事実でございます。それに対して今日まで政府は、ほとんど何も手を尽くしてないと申し上げてよいと思いますが、しかし最近のこの地価の暴騰に対しては、何らかの手を打たなければならぬじゃないかということで、今経済企画庁の方ではその対策について考究中であります。

第34回国会 予算委員会 第12号(1960/02/19、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 臨海地域開発の促進法につきましては、大蔵大臣から大体お答えになったと思いますが、ただ一つだけ、政府提案にするかどうかというお尋ねがあったと思いますが、御承知の通り、あれは議員立法でありまして、ただいま特別委員会で慎重に御審議なさっておりますから、われわれとしてはあの法案の成否をお待ちしておる次第でありまして、政府提案にするという考えはただいまのところは持っておりません。

第34回国会 予算委員会 第13号(1960/02/20、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 低賃金のお話がありましたが、われわれの国民生活を向上せしめるということが経済政策の基本なのであります。従いましていつまででも低賃金で甘んずべきものではない。世界各国にだんだんと近づくように賃金を向上せしめてお互いの生活を向上せしめるということが、やはり経済政策の基本でなければならぬ、こう考えておるのであります。そこでそれじゃどうしたらいいかということは、結局日本の経済をよくする、発展せしめるということに帰着するのでありまして、そういう意味におきまして国民所得の倍増の長期経済計画を今策定いたしておるのであります。  それから国内においての賃金の格差ということは、これは御承知の通り……

第34回国会 予算委員会 第14号(1960/02/22、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 海外経済協力の問題につきましては、今後ともアメリカと協力してやりたいと考えております。御存じの通り大西洋経済会議も近く開かれることとなっておりますので、おそらく日本もこれには出席できるのではないかと思いますが、その大西洋経済会議の一つの目的は、低開発国の経済協力という問題でありますので、従いましてそういう意味においてアメリカの勧説によって日本がもし出席することができますれば、日本がアメリカとまた協力して低開発国の経済協力に協力するということに相なると思うのであります。
【次の発言】 安全保障条約の締結によりまして、低開発国の経済協力は一そう強化されることだ、こう考えております。

第34回国会 予算委員会 第16号(1960/02/29、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 先般の貿易為替促進閣僚会議におきまして、大体自由化の根本方針をきめたのであります。それによりまして、この自由化を迅速かつ円滑に実現したいという方針を一応きめまして、大体五月中にそのスケジュールを作るということで申し合わせをしたのでありますが、しかし、商品によりましてはそう簡単にできないものもあるのでございますから、五月じゅうに全部のスケジュールができるということはここで私たちは断言はできませんが、大体五月じゅうには一応スケジュールのできるものは作りまして、方針を定めて一般に発表して、そして業者の方もその準備をしてもらうという見込みでいたしております。

第34回国会 予算委員会 第17号(1960/03/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 貿易・為替の自由化の大綱につきましては、昨年の三月五日の経済閣僚会議で決定いたしたのであります。その後関係各省において自由化につきましてそれぞれ具体策を講ぜられ、また昨年の四月一日から実施されたものもあるのであります。その後ガットの総会や何かで、また世界の大勢、日本の経済の伸展上、どうしても各省で検討され、推進しておりますこの自由化を総合的にかつ円滑にまとめる必要があるということで、貿易・為替自由化促進閣僚会議を設けることを大体昨年末の閣議で決定いたしたのであります。経済閣僚会議の組織につきましては、本年の一月五日の閣議でこれを決定いたしました。そうして一月十二日にその初会議を……

第34回国会 予算委員会 第18号(1960/03/02、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま経済審議会で審議いたしておりまして、ただいまのところは、経済成長率の点においていろいろ論議されております。私の希望といたしましては、早くこの案を作ってほしいということをお願いしておるのでありますが、今の状況では、おそらく六、七月ごろまでかかるのではないかというように、大体私どもでは考えております。
【次の発言】 お話の通り、財政の裏づけがなければ、もちろん倍増計画は成立しないのでありますから、従いまして、そういう財政方面からもまたこの倍増計画につきましていろいろと研究するということに相なっております。
【次の発言】 所得倍増の長期経済計画が全部まとまりますれば、もちろん……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1960/12/14、29期、自由民主党)

○菅野委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの中曽根康弘君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、山口好一君が委員長に御当選になられました。(拍手)  委員長山口好一君に本席を譲ります。

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1961/03/15、29期、自由民主党)

○菅野委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されままで委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの中村幸八君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、山口好一君が委員長に御当選になられました。(拍手)  委員長山口好一君に本席を譲ります。

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1961/09/30、29期、自由民主党)

○菅野委員 これより会議を開きます。  私が年長者でございますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの赤澤君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、前田正男君が委員長に御当選になりました。  委員長前田正男君に本席を譲ります。


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1963/12/11、30期、自由民主党)

○菅野委員 これより会議を開きます。  私が年長者でございますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま佐々木義武君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、前田正男君が委員長に御当選になりました。  委員長前田正男君に本席を譲ります。(拍手)

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1963/12/20、30期、自由民主党)

○菅野委員 これより会議を開きます。  私が年長者でございますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま福井勇君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、前田正男君が委員長に御当選になりました。(拍手)  委員長前田正男君に本席を譲ります。

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1964/08/01、30期、自由民主党)【議会役職】

○菅野委員長代理 これより会議を開きます。  本日は前田委員長が所用のためお見えになりませんので、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  それでは、国際原子力機関第八回総会及び第三回国連原子力平和利用国際会議の開催の概要について、村田原子力局長より説明を聴取することといたします。村田原子力局長。
【次の発言】 以上で説明聴取は終わりました。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。福井勇君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午前十一時一分散会

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第23号(1964/11/06、30期、自由民主党)

○菅野委員 八月末にジュネーブで開かれました第三回原子力平和利用国際会議に、われわれ国会議員がオブザーバーとして参加させてもらうということがこの委員会において決議されまして、結局自民党からは保科、福井、佐々木、小宮山、私の五人、社会党から岡良一先生、その六人で組織しまして参加いたしたのであります。団長に、私、福団長に岡先生ということで参ったのでありますが、行くまではみなそれぞれ行を別にいたしまして、私と副団長の岡先生とは終始行をともにしたのであります。きょうは実は岡先生が出席されて、その詳しいことは岡先生から報告してもらうし、私はただ概略だけ申し上げるという約束をしておったものでありますから、……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1965/01/26、30期、自由民主党)

○菅野委員 これより会議を開きます。  私が年長者でございますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま佐々木義武君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、岡良一君が委員長に御当選になりました。  委員長岡良一君に本席を譲ります。(拍手)

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第21号(1966/05/12、30期、自由民主党)

○菅野委員 動力炉開発に関する小委員会の結果を御報告申し上げます。    動力炉開発に関する小委員長報告要旨  本小委員会は昭和四十年五月十二日(第四十八回国会)に設置され、以来関係各分野及び学会等から参考人を招致し、その意見を求め、また関係団体(原子力産業会議、産業計画会議、電力中央研究所等)の公刊した資料、あるいは、原子力委員会の中間報告(動力炉開発の進め方について)、動力炉開発調査団の報告を参考として検討した結果、次のごとくわが国の動力炉開発のあり方に関する意見をとりまとめ本委員会に報告する。本報告に関してその具体的な推進方策および所要の予算措置については、原子力委員会はじめ政府が専門技……

第53回国会 商工委員会 第1号(1966/12/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 今回通商産業大臣の大命を仰せつかった者でありますが、まことに微力でありますので、皆さん方の御協力を得て、この任務を全うしたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 石炭鉱業合理化臨時措置法及び石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  御承知のとおり、わが国石炭鉱業は、エネルギー革命の進行に伴い、経営基盤の悪化等きわめて憂慮すべき状況に置かれており、このまま放置することを許されない情勢に立ち至っております。  このため、石炭鉱業審議会は、一年余にわたる慎重な審議を経て、本年七月、石炭鉱業の……

第53回国会 予算委員会 第3号(1966/12/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 年末に際しての中小企業の倒産の件についてお尋ねがありましたが、御承知のとおり、最近の中小企業の倒産というものは、戦後最高の件数を数えておるのでありまして、この点お互いにまことに遺憾に存じておるのであります。大体どういう種類のものが倒産しておるかと申しますと、業種別によって倒産の傾向が変わってまいっておるのでありまして、製造業は比較的大体安定しておるように思いますが、建設業等の倒産が目立っておるのでありまして、商業などもやはり商水準のままに推移しておるように思います。製造業では、生産活動の回復を反映いたしまして、機械金属や繊維等の倒産が減少しておるのに対しまして、食料品及び化学の……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1967/06/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 原子力発電につきましては、外国の炉をそのまま持ってきてやるということよりも、やがては国産化と申しますか、あるいは新型なり、そういう新しい発電方法ができますれば、そういう方法でやっていきたいという考えでおるのでありまして、決して外国の炉をそのまま日本へ持ってきてやるという考え方で終始するわけではありません。できるだけ早く国産化したいという考えを持っております。
【次の発言】 問題はやはり経済性という問題と思うのです。原子力発電のほうが石油よりも安くつくということであれば、これはおいおい原子力発電になっていくと思います。経済性ということ、それから、御承知のとおり、石油であれば海外か……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1967/03/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 第五十五回特別国会における産業公害対策特別委員会の御審議をいただくに先立ち、通商産業大臣として、所信の一端を申し述べたいと存じます。  公害問題は、現在緊急な解決を必要とする国民的課題であります。この公害を解決するためには、企業も、国も、地方公共団体も、そして住民も一体となって対処することが必要でありますが、この国の基本的姿勢を明らかにするため、現在、政府は、公害対策基本法案の準備を進めているところであります。  通商産業省といたしましては、従来から住民の健康及び生活環境保全への配慮なしには、産業の健全な発展はあり得ないという認識のもとに、積極的に産業公害防止施策を推進してまい……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第15号(1967/07/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 お答えします。厚生大臣が答弁されたと同じ意見を持っております。
【次の発言】 まず、公害を発生せしめた産業に対する対策は通産省がするところでありまして、したがいまして、たとえば硫黄分を含む煙がたくさん出るというようなことにつきましては、いま脱硫の研究をやっておりまして、それが完成すれば、将来はもうそういう心配がなくなるというようなことで、そういうことについていま通産省の研究所においていろいろと研究いたしております。そういうように公害を起こさないような設備をするということが通産省の役目でありますからして、そういうことについては今後できるだけその実現に努力するように考えておりますし……

第55回国会 商工委員会 第2号(1967/03/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 私は昨年十二月、はからずも通商産業大臣の大役を仰せつかったのでありますが、まことに浅学非才でありまして、はたしてこの大役を果たし得るかどうかということについて非常に反省もいたしておりますが、委員各位の御支援、御協力を特にお願い申し上げたいと思います。  本日のこの委員会に際しまして、今後の通商産業政策の基本的方向と重点施策について御説明申し上げますと同時に、御理解と御協力を要請するものであります。私も着任以来責任の重大さを痛感いたしており、今後とも全力をあげて努力いたしたいと存じますので、何とぞよろしくお願いいたします。  最近のわが国経済の動向を見ますると、景気はきわめて順調……

第55回国会 商工委員会 第3号(1967/03/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 政府委員から答弁させます。
【次の発言】 ただいまのお尋ねでありますが、もちろん先進国へも、あるいは共産圏その他東南アジア諸国へもできるだけ多くプラント輸出をしたいというわれわれの希望を持っておりますが、やはりこれは技術の問題が主となると思うのでありまして、先進諸国には技術的な関係上わりあい少ない、こう考えております。
【次の発言】 仰せのとおりです。
【次の発言】 将来においては共産圏全体を含めてやはりプラント輸出というものをふやさなければならぬということは政府の方針ですが、中国については、御承知のとおり吉田書簡に関連して、いまストップしておるという状態でございます。しかし、……

第55回国会 商工委員会 第5号(1967/04/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま議題になりました法案について、提案の理由並びにその要旨を説明申し上げたいと思います。  まず第一に、航空機工業振興法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。  航空機工業振興法は、航空機の国産化を促進することによりわが国航空機工業の振興をはかることを目的として昭和三十三年に制定された法律であります。この法律に基づきまして、昭和三十四年六月、日本航空機製造株式会社が設立せられ、今日まで中型輸送機YS11の設計試作等の試作事業及び製造、販売等の量産事業が進められてまいりました。  このうち、試作事業は昭和三十九年度をもって完了し、昭和四……

第55回国会 商工委員会 第7号(1967/05/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 資本取引の自由化については前向きに進んでいきたいということは、たびたび私申し上げておるのでございます。したがいまして、これはどうしても本年中には解決をしなければならぬということを考えておりますし、まあ私個人としては、九月に日米経済閣僚の懇談会がありますので、それには何ぶんの日本の方針を示さなければならぬのではないかという考えを私はしております。  そこで、事務当局でいまいろいろやっておるのでありますが、事務当局の折衝の詳細なことは私も聞いておりませんけれども、しかし事務当局の側でいろいろ折衝しておりますけれども解決しない問題が、多々出てくるのじゃないか。そこでこの資本取引の自由……

第55回国会 商工委員会 第8号(1967/05/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 日中貿易の伸展ということにつきましては、実は私のことを申し上げて何ですが、戦後間もなく、私は大阪の日中貿易促進協会の会長をいたしておりまして、その後ずっと今日まで国際貿促にも関係いたしておりまして、日本と中国というものは、貿易あるいは経済的な関係がだんだんと密にならなければならぬという信念を私自身持っております。したがいまして、日中貿易、LT貿易のことにつきましても、高碕先生とも私じっこんにしておりましたから、いろいろ御相談を受けて、それでLT貿易の協定もでき上がったと思うのですが、そんなことで、日中貿易の伸展ということについては、微力でありますが、今日までいろいろと尽くしてき……

第55回国会 商工委員会 第9号(1967/05/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま御提案になりました中小企業団体の組織に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  わが国の中小企業を取り巻く諸情勢に対処するため、数年来中小企業の協業化の動きが多くの業種において活発に行なわれております。この動きは、個々の中小企業者の努力によっては達成が困難な生産性の向上を複数の事業者によって追求するものでありまして、中小企業の構造改善をはかるためには有効かつ適切なる方策であります。  従来から協業化の促進のため、政府としては金融、税制、指導等の施策を進めてまいりましたが、協業化のための組織のあり方については、過去三年間中……

第55回国会 商工委員会 第10号(1967/05/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 私はジェトロというのは民間団体のようにいままで考えておったのですが、いま麻生委員のお話によると、公的の用もだいぶ帯びておるようでありますから、この問題はひとつ私も研究さしてもらいたいと思います。
【次の発言】 御趣旨よくわかりましたので、ひとつ慎重に検討したいと思います。
【次の発言】 事情を聞いてみますると、中部電力からは事情を聞いておるようであります。しかし、こういう問題ですからして、できるだけ地元で解決をするということでこのままにしておりますが、しかしもう相当期間がたっておりますから、お話しのとおり、地元の意見もわれわれとしても聞く機会を得たいし、また中部電力の意見も聞い……

第55回国会 商工委員会 第11号(1967/05/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 お話しのとおり、三十八年当時といまとは中小企業の事態が変わっております。それはやはり近代化が漸次実現されてきたとは思っておるのですが、機械にいたしましても、前と違って、だいぶ機械の装置が大きくなったというようなことになってきましたので、したがいまして、いままでは個人企業でやっておったものがやれないというようなことで、どうしても協業的にやる、あるいは共同的にやらなければならぬというような事態になってきておりますから、したがって今度はそういう協業化、共同化をひとつ促進しようというようなことで、今度の中小企業の振興事業団などの法律をつくったような次第でありまして、とにかく三十八年当時……

第55回国会 商工委員会 第12号(1967/05/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 私、途中からで、あるいは私の答弁が間違っておるかもしれませんが、環衛金融公庫のみ六分五厘の特利ができた、この近代化のほうはそれだけ利が安くないというお話でありますが、環衛公庫のほうはこの近代化のほうのあとからできたものですから、私から見ると一つの突破口ができたと思っておるので、これを突破口として他の近代化のものもやはり六分五厘というように、来年度はひとつそれで押していきたい、こう考えております。
【次の発言】 いま環境衛生金融公庫のことについて、その特利のいきさつを政府委員から御説明いたさせます。
【次の発言】 いま中村委員からいろいろ御示唆をいただいておりましたのですが、まあ……

第55回国会 商工委員会 第15号(1967/06/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 このガス事業法などにつきましては、すでに宇野政務次官からもお答えがあったようでありますが、これはもう事業法自体が古くきめられた法律でありますからして、これは検討すべき時期がきておると思いますから、それは検討するように事務当局のほうではいま研究中であります。それからなおその他の規程についてもあいまいな、解釈上いろいろに解釈できるというような問題につきましては、これはやはり明確にしておく必要があると思いますから、そういう点についてもあわせて研究するようにいたします。
【次の発言】 そのとおり御解釈いただいてけっこうです。
【次の発言】 八十年説をガス会社が言うておるのかどうか、それ……

第55回国会 商工委員会 第16号(1967/06/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただしまお話しのとおり、助成金が減らされたことはわれわれも非常に遺憾に思っております。がしかし、これは御意見もあるとおり、ぜひひとつ従前どおりに復活して助成金を多くしたいということで今後できるだけ努力したい、こう考えております。
【次の発言】 償還期間の問題につきましては、いま大蔵省と折衝中でありまして、われわれのほうはできるだけ長い期間を希望しておりますが、いまの段階では大体十五年前後で話がきまるのじゃないかと考えております。
【次の発言】 いまの中小企業の団地移転などのあと地をどうするかという問題ですが、できれば資金の融通をしてもらって団地へ行く、そうして適当なときに高く売……

第55回国会 商工委員会 第17号(1967/06/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 公社、公団についていろいろ非難もありますけれども、また、公社、公団をつくらなければならないものもあるのでありまして、この中小企業振興事業団は、私はこれはつくらなければならない公社、公団に属するものと、こう考えておるのでありまして、初めから大蔵省なりあるいは総理に対しても、この事業団はぜひつくってもらいたい、ほかの公社、公団についてはいろいろ批評があるかもしれないが、これと石油開発公団だけはぜひつくってもらいたいということで、いろいろ折衝いたしたのであります。この間うちから皆さんからいろいろ御意見がありましたとおり、中小企業の育成あるいは振興については、いままでいろいろやったけれ……

第55回国会 商工委員会 第18号(1967/06/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 最初に中東問題について、いろいろ御心配になっておられることについて私からお答えしたいと思います。数量的の問題は政府委員からお答えいたします。  けさの閣議で、外務大臣より各国とも停戦を受諾したということの報告がありましたので、一応この中東紛争は落着したということだと思います。しかしなお具体的にどういうような取りきめができるかということは今後の交渉になると思いますが、とにかく停戦は各国とも受諾したということでありますから、したがって、この中東の紛争の問題についてのいろいろ日本に対する影響等は、これで一応解消したというようにお考えになってよいと思いますが、しかしこれは現在解消はしま……

第55回国会 商工委員会 第19号(1967/06/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 いま中村委員の言われたことは、今日までいろいろ問題があったことだと存じますが、問題は、五十万円ということに限定しているのは、そういう人たちは担保もないし保証人もないというのでしたのです。そこで五十万円以上の資金を借りるという場合は、もうその特別小口保険の対象とはなり得ないというのが法律のたてまえだと思うのです。しかし、この特別小口保険を設けてから、その後だんだん利用する人がふえてきたようでありますし、そうしてだんだん取引範囲も、すべての経済単位がだんだんと拡大されてきておりますから、その五十万円増額するということ自体については、これはわれわれも検討しなければならぬ、こう考えてお……

第55回国会 商工委員会 第20号(1967/06/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま吉田委員の言わんとするところは大体想像ができるのでありまして、やはり借り手というものは弱みを持っておる、これは昔からの日本の伝統といってもいいくらいのもので、吉田さん自身はそういう体験があるかないかわかりませんが、われわれ質屋に行く場合やはりこそこそ出入りしておった体験を持っておるのでありますが、そのムードがやはり一般の借り手にあると思います。普通の銀行に借りに行く場合でも、そういう堂々たる事業でありますけれども、銀行に対して事業者が弱いという考え方がある。これは私から言うと、金融機関が主導権を持っておるときには産業というものは発展しないという考え方で、むしろ産業人が金……

第55回国会 商工委員会 第22号(1967/06/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 この問題について私からお答えしますが、細谷委員のいろいろ御心配になっておる点は私のほうも十分わかりますが、この第三号は一号、二号の例外規定でございまして、大体中小企業の仕事というものは都道府県でしてもらわなければできない仕事なんです。でありますから、都道府県でやってもらうということが本体であって、いま長官から申し上げましたとおり、二県以上にわたる場合には、それが単一県ではできない場合があるから、その場合には中小企業庁でやるということになっておるのであって、第三号はそれの例外規定なのであります。だから、御心配になるような決して地方自治の侵害ということではなくして、これからの中小企……

第55回国会 商工委員会 第23号(1967/06/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいまお尋ねの三点のうちのまず最初の過当競争を排除するということ、これは中小企業振興の一つの目標であります。それについては、今日まで協同組合をつくってやるとかいうような方法をとってきたのでありますが、今回は協業組合をつくって協業化、共同化を今後大いに指導していこうということを考えたわけです。  それから、保護政策から振興政策に移るべきだということ、これはお説のとおりであって、いままではどっちかというと助長とかいうことばを使っておったのでありますが、今後はやはり振興ということを主眼としてやるべきだ、そういう目的でこの中小企業振興事業団を設けようということを考えたわけです。  第……

第55回国会 商工委員会 第24号(1967/06/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 飛行機の生産についてのお尋ねでありましたが、月産三機ではまだ量産とまでいかぬと思います。がしかし、いままでゼロであったのがここまできたのですからして、その意味においては私はよくここまできたと思っておるのでありますが、しかし私は、飛行機というものは成長産業だと思うのです。幸いYS11が性能などで各方面から高く評価されておりますから、したがって、この飛行機の生産については政府もできるだけ援助も与え、奨励して、そしてこれを量産し、どんどん海外へも輸出するというようにやっていきたい。問題は、やはり性能が問題です。そこで、エンジンもまだ日本でできてないような状態ですからして、将来はエンジ……

第55回国会 商工委員会 第25号(1967/06/30、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 御存じのとおり、商業用の飛行機をつくったのは戦後日本としては初めての試みであります。そして航空事業というものがますます発展するという見通しもみんなついておることです。したがいまして、日本といたしましては、従来の技術を総動員して、モデル・ケースとしてYS11をつくるということでやってきたわけです。しかし、YS11が幸いにして好評を博しておりますので、将来一会社ばかりでなくして、飛行機をつくる会社が続出するんじゃないか、また、してほしいと思うのです。また、航空機の需要というものが、今後ますます拡大するというように私は考えております。日本にとっては成長産業だと思っておりますから、この……

第55回国会 商工委員会 第26号(1967/07/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 先ほど閣議で建設大臣からこの詳細な報告がありまして、いまその報告の中で、局長が述べなかったことが一つあるように思うのです。それは、満水になって、にわかに大雨が降ってなにしたので、流木がずいぶん流れてきた。そこで、第四の水門をあけてその流木を流そう、そこで、第三のほうはいままで水を流しておったのでありますが、第三のほうの水門を閉じた、その閉じた瞬間に第三水門が破壊されたということであって、建設大臣がそういう報告をしておりましたから、それだけちょっとつけ加えておきます。  それから、いまの犠牲者に対する問題については、これは関西電力のほうに昨日すでに私のほうからも、できるだけのこと……

第55回国会 商工委員会 第27号(1967/07/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 仕事は、いまおっしゃるとおり、そういう仕事をしますけれども、石油開発公団という名前にしたのは、石油開発ということが日本の今後の産業の伸展の上においては重要なかぎを握るということで、この石油の重要性をわれわれ認識しまして、そこで石油開発公団という名前にしたのでありまして、事業団よりも公団というほうが従来の慣例上重きをなすというと語弊がありますけれども、従来の慣例上そういう見方をしておりますので、したがって単なる事業団じゃない、これは日本の百年の大計を立てる国策だということで石油開発公団という名前にしたのであります。
【次の発言】 お話のとおりでありまして、われわれも同じような解釈……

第55回国会 商工委員会 第28号(1967/07/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 石油開発公団並びに石油のエネルギー資源における位置づけについては、いままで私からもまた政府委員からも大体お答えしたつもりでありますが、将来エネルギー資源としては石油が最重要性を帯びておるということはもう皆さん御存じのとおりであります。したがいまして、不幸にして日本国内に石油資源がないために、海外から石油の供給を仰がなければならない。しかも、従来は外国資本によって供給されておるということについて非常な不安定があるということで、総合エネルギー調査会の答申にありますとおり、低廉かつ安定的な供給を仰ぐためには、日本の資本で海外の油田の開発をやるべきであるという答申を得ておりますので、そ……

第55回国会 商工委員会 第29号(1967/07/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 この貿易大学校の内容をよく御説明申し上げれば、私は中小貿易業者の人もよく理解してもらえる、こう思うのです。まだこれが一般に公知されていません。したがって、内容も知らないからして賛成や反対の意見を御発表にならない、こう思うのです。私の知った範囲内においては、中小の貿易業者などの人は、こういうものをつくってもらうことは非常にけっこうだということを私は聞いております。でありますからして、内容さえもう少し公知さえすれば、私は皆さんから御賛同を受けることだ、こう確信しております。
【次の発言】 中小企業の共同行為とかいうようなことにつきましては、いろいろの団体もいままでつくっておったので……

第55回国会 商工委員会 第30号(1967/07/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 まず、紡績業、繊維産業というものが日本の産業の上において重要な地位を占めておるということについては、すでに政府委員からお答えがあったと思いますが、また今日までの日本の産業は、ことに明治維新以後の日本の産業というものは繊維産業が中心になって発展してきたということも御存じだと思いますが、そこで日本の紡績業というものは純然たる自由主義の立場をとって最近まで発達してきたものでありまして、また彼ら自身も政府にたよらずにやってきたということを誇りとしておったと思うのであります。しかし今日の情勢になってみると、昔のような自由主義的な考え方で産業というものの発展をはかり得ないという情勢に経済全……

第55回国会 商工委員会 第31号(1967/07/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 構造改善ということについてはいろいろ解釈できますが、設備の改善あるいは組織の改善とかいうようなことが考えられます。同時にこれは労使ともに頭の切りかえということがやはり基本でありまして、その点においてやはりそれが構造改善ということの基本になっておるのであります。時勢が変わってきたので、したがって労使ともに頭をかえて新しい産業機構に向かって進んでいくという意味で、この構造改善ということをうたっておるわけであります。
【次の発言】 取引所の問題についてお尋ねありましたが、取引所というものが存在しておるのは、そこにやはり必要性があるから存在しておるのでありまして、ただいま局長が申しまし……

第55回国会 商工委員会 第32号(1967/07/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 いま永井委員から、こういう災害に対する補償その他のことについて有益な御示唆を得たのであります。なるほどお話しのとおり、実際に世界的に見て、日本ほど天候、地震による災害の多い国はないと私は考えておるのでありますが、その日本よりも災害のない国においていろいろそういう制度ができておるということであれば、これはわれわれ大いに参考としなければならない、また、日本としては外国よりもより多くそういう制度を設けなければならぬということの御示唆を得たのでありますが、そういう点についてはわれわれは検討したいと思っております。なるほどお話しのとおり、いままでの災害は、災害は災難だというような考え方で……

第55回国会 商工委員会 第33号(1967/07/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 いまのお尋ねは、日本の商品取引所がほんとうの機能を発揮しておるかどうかという問題が第一点だと思うのでございますが、これはもう私から申し上げるまでもなく、商品取引所というものは公正な価格を形成する場所として活用すべきであるし、一つは保険つなぎの意味において商品取引所の取引を利用するということで、おのずから将来の公正な価格を形成さすというような機能を持っておるわけであります。  そこで、今日までこれが登録制であったために、実力のない人が仲買人になったり、あるいはまた登録制であるために、外務員制度などの規制もないために、おかしな外務員が出てきていろいろ介入したりして、一般の人に迷惑を……

第55回国会 商工委員会 第34号(1967/07/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいまおきめになりました附帯決議の趣旨を尊重いたしまして、本研修センターの設立並びに設立後における経営につきましては、御趣旨を実現するように努力したいと存じます。
【次の発言】 この商品取引所法の改正は、お話しのとおり、いままでの商品取引所としての活動に対して反省し、またそれを一歩前進した改正案なのであります。しかし、なおこの商品取引所の今後のあり方については、検討すべきものが多々あると思います。そういう点については、今後われわれのほうも検討いたしまするし、またあらためて御審議をお願いする機会があると思いますから、どうかその節には皆さん方の御意見、御高見を拝聴したい、こう存ず……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1967/03/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 第五十五回特別国会におきまして石炭対策特別委員会の御審議をいただくにあたり、一言ごあいさつ申し上げます。  御承知のとおり、石炭鉱業につきましては、従来から、第一次及び第二次石炭鉱業調査団の答申に基づき諸般にわたる施策を講じてまいったところでありますが、エネルギー革命の進行過程における石炭鉱業の構造的な危機は予想以上に急迫の度を強め、現状のまま放置することを許されない情勢に立ち至っております。  このため、石炭鉱業審議会は、一年有余にわたる慎重な審議を経て、昨年七月、石炭鉱業の抜本的安定対策について答申を行ない、政府といたしましても、同年八月、この答申を尊重し、石炭対策を強力に……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1967/04/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま議題となりました臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  臨時石炭鉱害復旧法は、昭和二十七年に制定され、同法に基づき、過去十五年間にわたりまして、鉱害復旧の促進につとめてまいったのであります。しかしながら、現在なお石炭鉱業による累積残存鉱害量は膨大な量に達し、国土の保全、民生の安定の見地から深刻な問題となっております。  かかる事情にかんがみ、政府といたしましては、今後とも鋭意鉱害復旧の促進に努力してまいる所存でありますが、本年度におきましては、七十七億円の復旧事業を実施することとし、石炭対策特別会計予算の要求の……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1967/04/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○伊部政府委員 昨年七月の石炭鉱業審議会の答申及び同八月の閣議決定に基づきまして、厚生省といたしましては本年度中にこの制度を実施するために、石炭鉱業審議会の特別年金小委員会において引き続き関係方面の意見を聴取しつつ、制度の内容につき御審議願っておるところでございますが、近く小委員会としての結論がまとまると考えておりますので、その御意見に沿って法案を作成し、来月上旬を目途として今国会に提案をしたい、かように考えておる次第でございます。
【次の発言】 岡田先生御承知のように、いろいろ問題は煮詰まってきております。その時点でございますが、努力目標といたしましては、来週中に関係方面の意見を取りまとめた……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1967/04/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま議題になりました石炭鉱業再建整備臨時措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  御承知のとおり、わが国石炭鉱業は、エネルギー革命の潮流の中におきまして急激かつ大規模な閉山を行なうなど各面にわたる合理化を遂行しておりますが、その経営基盤の悪化はきわめて憂慮すべき状況に置かれており、崩壊の危機に直面しております。わが国におけるエネルギーの安定供給、雇用の安定、地域経済の発展などの国民経済的観点から見まして、このまま放置することは許されない情勢に立ち至っているのであります。  このため、石炭鉱業審議会は、一年有余にわたる慎重な審議を経て、昨年七月、石炭……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1967/05/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま議題になりました石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  御承知のとおり、わが国石炭鉱業は、エネルギー革命の渦中にあって、経営基盤の悪化等きわめて憂慮すべき状況に置かれており、このまま放置することを許されない情勢に立ち至つております。  このため、石炭鉱業審議会は、一年有余にわたる慎重な審議を経て、昨年七月、石炭鉱業の拔本的安定対策について答申を行ない、政府といたしましても、同年八月、この答申を尊重し石炭対策を強力に推進する旨の閣議決定を行ない、今後の石炭対策の基本的方向を確立した次第であります。  この拔……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1967/05/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 実はいまも炭労の人と話し合っておったのでおくれたわけであり貸すが、先般来皆さんからいろいろ御意見がありまして、とにかくほかのほうはみんな相当賃上げをしておりますが、炭労だけが七%ということについてはわれわれも少し酷なような気がするので、何とかできないかということについて、私自身も、炭労側の御意見を経営者側のほうにも通じたらいいじゃないかということで、経営者側のほうにも私のほうから炭労はこう言うておるからひとつ考慮できる余地がないか、問題はやはり労使できめるべき問題でありますから、ひとつあなたのほうで考えられるのであれば考えてもらったらどうかということを、経営者側のほうにもお願い……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1967/05/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま委員長よりお読みくださった申し合わせ事項につきましては、申し合わせ事項の御趣旨に沿うべく極力努力いたしたいと存じます。

第55回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1967/06/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 約五千万トン程度という目標を立てておるのがありますが、これで固定したというわけではありませんが、まあ目標としては五千万トン程度というところでいきたいと考えております。
【次の発言】 政策需要のほうは増加するような計画を立てておりますが、一般炭の需要は漸減するというように考えている次第であります。
【次の発言】 いま木原委員の御質問の御趣旨については、私も実は同じような憂いを持つものでございまして、御承知のとおり石油の産出がだんだんふえてまいっております。したがって世界的に見て石油の価格が下がるというような傾向にあります。そこで電力会社からすれば、重油をたいたほうが安くつくという……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第16号(1967/06/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 今後の石炭産業に対する金融のアフターケアのことについて、いろいろ御心配になっておられると思いますが、要は、この石炭産業が安定するということが先決問題なのでございます。その意味において、今度いろいろ石炭対策に対するこういう法律案を提出しておるので、石炭審議会の答申によってこういういろいろな案を出しておるのでありますからして、幸いにこの本国会でこれらの法案の御審議を願い、また御決定願うことができれば、私は金融機関に対しても強くめんどらを見てもらうというような要望ができると思うのでございまして、そういう意味で、ひとつ皆さん方の御審議を十分していただいて、すみやかにこの法案すべてのこと……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第17号(1967/06/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 岡田委員のお尋ねは、流通機構の一元化と申しますか、簡素化と申しますか、そういうお尋ねかと思いますが、この石炭の流通機構については、伝統的にいろいろ複雑な系統が今日までに発展してきた、こう思うのでありまして、この流通機構を一元化したほうが、あるいは簡素化したほうが、もちろん石炭を消費する人の側にとってもいいし、また炭鉱経営者にとってもいい点があると思います。しかしまたこの流通機構の中に関係しておる人々も相当少なからずあるのであって、それによって生活しておる人もありますから、したがってこれが整備ということは、言うべくしてなかなか困難なことじゃないかと思うのでありまして、理想としては……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第19号(1967/06/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 問題は鉄道事業とそれから石炭企業とが密接離るべからざる関係にあるかどうかという見通しをつけることが大事だと思うのです。したがいまして、石炭のほうが閉山するということであれば、これは密接な関係であればそれに応じて鉄道の関係もまた考えなければならぬ。その関係について詳細にわれわれのほうも調査して、つとめて善処したいということをこの前お答えしたと思うのでありますが、その点でいま石炭鉱業合理化事業団のほうで現に調査をしてもらっておりますので、その調査の結果によってひとつこの問題を解決したい、こう存じておる次第であります。
【次の発言】 今日までの調査の経過については、政府委員からお答え……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第23号(1967/07/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 産炭地の振興計画につきましては目下計画中でありますので、いま細谷委員のお話では結核病者で仁丹ぐらいしかやらぬということでありましたが、せめてアリナミンぐらいは出すように計画したい、こう考えております。
【次の発言】 産炭地振興についていろいろ御心配になっておられる点はよくわかりました。そういう点については、通産省といたしましても十分考慮して計画を立てることと存じておりますから、ひとつできるだけ皆さまのほうもまた御協力をお願いしたいと思います。
【次の発言】 土地収用法の内容について、私あまり詳しいことは存じませんが、いまお話の件については十分ひとつ私のほらも研究してみたいと思い……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第24号(1967/07/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野通産大臣 ただいまの御決議に対しましては、政府としても、御趣旨を尊重してその実現に努力してまいる所存であります。

第55回国会 大蔵委員会 第2号(1967/03/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 お説のとおり、民間業者のほうのいろいろな計画は、われわれからいくと、少しシェアに対する設備投資のような気がするので、そこであくまでわれわれのほうといたしましては高炉の制限をやりたいというつもりをしております。これはいま民間業者間で話し合いをさせておるわけであります。まあ、いよいよ話がまとまらなければ、われわれのほうもそれに参画して、そして話し合いをしたい、こういう考えであります。
【次の発言】 権限ということになると問題になってきますが、相手方はみな良識のあるメーカーでありますから、そこで、いまお話のとおり、鉄鋼の設備増大ということが過熱をまた引き出す原因になるということをわれ……

第55回国会 内閣委員会 第4号(1967/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま議題になりました通商産業省設置法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。  改正の第一点は、企業局の産業立地部を立地公害部に改めることであります。  御承知のとおり、通商産業省におきましては、産業立地部において公害行政を推進してまいりましたが、昨今、公害行政の重要性が急激に増大してまいりまして、産業立地部で所掌している事務のうち、公害行政の比重が著しく増加してきております。この傾向は、今後さらに強くなっていくと考えておりますが、このような行政内容の変化に即応して、実態を反映する名称に改めることとしたいと考える次第であります。  改正の……

第55回国会 内閣委員会 第7号(1967/05/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 大体御承知のとおり、通産省行政としては、公害の問題については加害者側の立場であると思うのです。公害を発生するほうの立場でございます。厚生省は公害を受ける側の被害者側のほうの立場ということで、公害というものは、どういう公害があるかということは厚生省の所管である。それに対して、しからばその公害をなくするとかあるいは公害の発生を未然に防ぐとかいうような仕事は、通産省の仕事だと思います。また、かりに公害というものが発生していろいろ損害を及ぼした場合には、それに対して責任ということも、これも企業者も責任を負わなければならぬし、あるいは国、自治体あるいは一般の住民もその責任を負わなければな……

第55回国会 内閣委員会 第8号(1967/05/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 中小企業振興事業団の創立の目的は、従来からありました近代化資金の問題と、それから指導センターの問題、それを設けておったのでありますが、その資金の問題と指導とあわせて一本でやるべきじゃないかということ、また同時に中小企業の協業化、協同化をはかる、そういうことについてむしろ積極的に指導すべきではないかということで、それらの事業を一本にして振興事業団をつくったらいいということで事業団をつくった次第であります。
【次の発言】 中小企業の諸君を集めてじゃない、繊維産業の人と話をした。中小企業じゃありません。
【次の発言】 大出君も御経験があるかどうか知りませんが、私自身の体験から申します……

第55回国会 内閣委員会 第9号(1967/05/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 公害対策については、これは各省がみな関連しておりますが、しかし、これがばらばらじゃいけない、一つにまとめなければならぬということで公害対策基本法をつくって、そこでまとめていくべきじゃないかということで、前から基本法を制定すべきであるということをわれわれのほうも進んで進言しておったのであります。それが今回ようやく基本法の大体成案ができましたので、御審議をお願いすることになったのであります。あの基本法によって、ばらばらでなくして、大体統一して対策を講ずるということに相なったと存じております。
【次の発言】 厚生省のほうは、どっちかというと被害者の立場であると思うのです。通産省のほう……

第55回国会 内閣委員会 第10号(1967/05/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 特許制度の改正の問題につきましては、私自身も非常に責任を感じておるのでありまして、この前申し上げましたとおり、自民党の特許制度改正の特別委員会の委員長を私がしておりましたので、それで、あの法案が通過することを私も非常に念願しておったのでありましたが、いろいろの関係で廃案になりました。この特許制度の改正がいかにむずかしいものであるかということ、利害関係が相反するということは、私も十二分に知っております。がしかし、この前六年間せっかくいろいろ苦心されてできた法案でありましたが、それでもいろいろの反対、賛成の議論がふくそうしたのでありますけれども、この前の法律案によって関係業者も大体……

第55回国会 予算委員会 第2号(1967/03/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 経済の問題についていろいろお話がありまして、まことに根本委員の述べられたとおりの現状であるということをわれわれも承知いたしております。それに対してどうするかということについては、ただいま経済企画庁長官から詳しい御答弁がありましたので、私たちも同じ意見であります。  結局は、技術の開発、それによる生産性の向上ということが資本取引の自由化に対する対抗策でありまして、その方針に従って今後通産行政を進めていきたいと、こう考えております。

第55回国会 予算委員会 第3号(1967/03/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 現在の経済状態についてのお尋ねらしいのでありますが、過熱というところまでいまいっておりません。が、しかし、何もせずにおいて、このままで放任しておけば、過熱になり得る傾向はあると思うのです。現在では過熱という状態まではいっておらぬ、こう考えております。
【次の発言】 産炭地振興の問題についてお尋ねがありましたが、御存じのとおり産炭地振興事業団というものをつくりまして、それぞれの産炭地の事業の振興のことに努力いたしております。何ぶんにも、交通の関係でそこらへ大規模の工場などを持ってくるということが現在では不可能でありますが、交通機関が発達すれば、いろいろ企業がそこへ集まってくると、……

第55回国会 予算委員会 第4号(1967/03/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 今後の産業体制についてお尋ねがあったのでありますが、ことに資本取引の自由化に対して備えておるかどうかというお尋ねがあったように思います。  資本の取引の自由化の問題につきましては、大蔵省のほうで外資審議会がございますし、通産省のほうで産業構造審議会がありまして、それぞれ資本取引の自由化に対していかに対処すべきかということを目下審議中であります。なお、大きく今後の産業体制ということについて、単なる企業家ばかりにまかしておいてはいかぬじゃないかというお話がありましたが、それはお説のとおりでありまして、もう今日は自由放任の時代ではありません。すべて今後の産業行政というものは官民一体で……

第55回国会 予算委員会 第5号(1967/03/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいまお尋ねの件については、私全然聞いておりません。で、いま方針といたしましては、海外へ出す武器はつくらせないという方針でおります。

第55回国会 予算委員会 第6号(1967/03/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 今度の石炭対策についての御質問があったと思いますが、この石炭政策につきましては、消極的と積極的な対策を持っておるのでありまして、お話しのとおり、もちろん消極的な策も立てておりますが、また積極的な面もあるのでありまして、たとえば坑道掘進等についての助成金を出すとか、あるいは石炭の採掘量を五千万トン程度にするとかいうように、ちゃんと一定の方針のもとに積極的な政策を立てておるのであります。いまお話しの鉱区の調整につきましては、これは今日までは不十分であったと思いますが、今後につきましては、この鉱区の調整はぜひ進めていきたい、こう考えております。  販売機構の問題につきましては、これは……

第55回国会 予算委員会 第9号(1967/03/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 企業側の責任についてお尋ねがあったと思いますが、いま仰せのとおり、企業が加害者でありますので、したがいまして、公害を起こさないようにするということが第一の要件。それから、もし公審が起こった場合には、その公害をいかにして排除するかということ。この二つの問題があると思うのでありまして、その点におきまして、たとえば公害を未然に防ぐ方法としては、いま私のほうでは、脱硫の研究をやったりなんかいたしておりますが、公害が発生した場合に、その公害の原因が何かわからぬ場合には、一時操業を停止するということもやっております。そういうことで、公害がいかにして発生したかということをまずよくきわめて、そ……

第55回国会 予算委員会 第10号(1967/04/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 お説のとおり、いま特別年金小委員会でこの問題を審議しておりまして、四月の中旬までには答申、結論を出したいというようになっておりますが、目下いろいろ問題もありますので、はたして四月中旬までに結論が出るかどうか、私のほうでは結論を早く出してもらいたいということを、念願いたしておるのであります。
【次の発言】 御存じのとおり、この年金の問題は主管は厚生省なのでありまして、私らのほうといたしましてはこの問題を早く解決してもらいたいという念願を持っておりますが、厚生省との関係もいろいろありますので、はたして十日までに結論が出るかどうか、大体が厚生省が主管になっておりますから、したがいまし……

第55回国会 予算委員会 第11号(1967/04/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいまのお尋ねの件はだいぶ技術的なようでありますから、政府委員から答弁させます。
【次の発言】 いまお説のようなそういう重要な問題でありますから、その施設に対して各工場がそのとおり実施しない場合には、それに対しては厳重な戒告を発するし、あるいはまたそれぞれ適当な措置をとるべきだ、こう私は思っております。いま私としては初めて承ったので、そういう事情であれば、さっそく調査させたいと思っております。

第55回国会 予算委員会 第12号(1967/04/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま大蔵省から御発表になった数字と同じことであります。
【次の発言】 四十二年度の金の需要量は、大体最近二十トンと推定いたしております。生産、放出分を合わせての供給は、おおむねこれに見合うという大体の見込みをいたしておるのでありますが、もし需要がこれ以上伸びるようであれば、結局地金の輸入を断行せざるを得ないのではないか、そしてまた、放出をもふやしてもらわなければならないのではないか、こう考えておる次第であります。
【次の発言】 いまの金の取引の実態ということは、実際それを知ることはなかなか困難でありまして、確かに密輸入されていると思います。密輸入なるがゆえにその取引状況をつ……

第55回国会 予算委員会 第13号(1967/04/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 お話のとおり、同和地区には零細企業者が多いことは私たちも承知いたしております。そこで一昨年来から、この零細企業に対して特別な対策を講じよということで、零細企業金融については特別な無担保、無保証というような金融対策を講じております。したがいまして、同和地区に対しても同じように、やはりそういう金融の道があると思うのでありまして、いま、特に同和地区に対して特別の金融機関を設けるという御要望がありましたが、その点につきましては、これは零細企業金融として一緒に扱ったほうがかえっていいのではないかという意見もあるのでありまして、なお、御趣旨の点はよくひとつ考慮したい、こう考えております。

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/04/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 現在までといっても、ちょっといま資料が見つかりませんが、四十一年度の分だけはっきりしておりますからお答えします。  タイへ小銃を五千丁送っております。しかし、これは警察用に使うということでタイへ輸出しました。それからアメリカへ拳銃を七千四百六十六丁、これは護身用ということで輸出を許可しました。それからスイスへやはり拳銃を七十四丁送っております。それからカンボジアへ拳銃を二丁、それからノルウェーへ拳銃を一丁、それからイギリスへ二丁、これはいずれも拳銃は護身用で送って、合計で六十六万ドルであります。
【次の発言】 お話しのとおり、沖繩から米国へ輸出する品物については、格別の特典はあ……

第55回国会 予算委員会 第15号(1967/04/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 いまお尋ねの件についてお答えいたしますが、先般石橋委員が御質問になったときには、コストダウンのために輸出をやるのではないかというような御質問があって、一体これはだれが答えればいいのかということを石橋委員も言われて、通産大臣じゃないかということで、私自身も実はそのことを聞いておりませんということをお答えしたのであって、したがって私の答弁には少し舌足らずの点があったと思います。そこで、石橋委員の御質問を全部読んでいただいて私の答弁を読んでいただくと、ああなるほど、関連性があるというふうにお考えくださると思うのでありますが、しかしそこでもう少し私がことばをつけ加えれば、淡谷委員のよう……

第55回国会 予算委員会 第16号(1967/04/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 分科会におきましては、三省共管がしかるべきではないかと思うので希望しておるという旨を申し上げたのでありますが、きのうの答弁におきましては、厚生大臣、大蔵大臣と共管だということを厚生大臣が言われたので、大体それでよいように思いますというようにお答えをしたような次第であります。
【次の発言】 私どもでは、あくまで三省共管ということを主張したのでありますが、話がまとまらないので、結局、党並びに官房長官に裁決をお願いしたような次第であります。
【次の発言】 いままで業種の近代化などで融資をしたときに、二つ以上の金融公庫から融資した場合があるので、複合の融資はいままでやっておるのでありま……

第55回国会 予算委員会 第17号(1967/07/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 OECDの問題につきましては、ただいま経済企画庁長官が答弁したと同じ意見であります。したがいまして、今回の問題につきましても、これは日本の自主的な考え方からしてこの資本の自由化の問題を考えたような次第であります。
【次の発言】 アメリカ資本か西ドイツ並びに英国へ侵入する、と言うと語弊があるかもしれませんが、上陸しておるということにつきましては、いろいろお説のとおりであります。したがいまして、わが日本のこれに対する心がまえということにつきましては、この西ドイツや英国の先例によりまして、われわれとしては非常に注意しなければならぬということについて、それぞれ対策を講じておる次第であり……

第56回国会 商工委員会 第1号(1967/08/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 この問題自体を私全然存じておりません。したがいまして、この問題自体についての私の答弁を申し上げることは無理かと存じますが、そのお話のこれを告発するかどうかというような問題は、結局八百長が一般大衆に悪影響を及ぼした場合は、これは犯罪になると思うのです。しかし一般大衆に悪影響を及ぼしたという証拠がなければこれを告発することは困難かと思うのです。その点において論点があるのではないか、こう私は存じておる次第であります。
【次の発言】 その間の事情を私ははっきりいたしませんが、そこで問題は、ほんとうに八百長をやったかということについての確証が握られないがために内部的な処分をとったんじゃな……

第56回国会 商工委員会 第2号(1967/10/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 このたび皆さん方に万博の御視察を願ったのは、皆さま方の御観察によって来たるべき日本の万国博覧会についていろいろ御示唆を得たいというようなことで御足労願ったことと存ずるのでありますが、ただいま田中委員の言われたことは私も同じ感想を持っております。要は、日本館がちゃちであるということが私は根本原因であると思います。ことに最近における日本の経済力の発展状態から見て、あまりにも貧弱ではないかという感想は、おそらく日本人のみならず外国人もそういう感想を持ったと思うのでありまして、そこからすべてが出ていくことと私は思っております。しかしいまお話しのとおり、日本での万国博覧会開催が決定される……

第56回国会 商工委員会 第3号(1967/11/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 第一の御質問の中国問題でありますが、これはもういままでたびたび申し上げておりますとおり、日中貿易の拡大ということ自体については、われわれその点について大いに政府としても努力したい、こう考えております。しかし、問題は政経分離という立場で日中貿易の増進をはかりたいということでありまして、先般の日米合同委員会におきましても、日中貿易は日本としては大いに拡大したいということも言いまして、向こうでは決してこれに反対をしておりません。でありますからして、日中貿易のことについてはできるだけやりたい、こう考えております。  ただ、問題は吉田書簡のためにプラント輸出ができないというところで、これ……

第56回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1967/10/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 このたび三池炭鉱の三川鉱において発生いたしました坑内火災の原因につきましては、ただいま局長からこの災害の模様、また災害後における処置等について詳細な報告があったのでありますが、大体御承知のとおり、死亡者も七人を出したというようなことであるし、多数の罹災者も生じたことでありまして、この点につきましては、私といたしましてはまことに遺憾に存じておるのであります。  政府といたしましては、人命尊重の見地に立って、従来から鉱山の保安確保について監督指導の強化拡充につとめてきたところでありますが、今回の災害に顧みまして、原因の究明は大体出ておるようでありますが、なお一そう原因を詳細に究明を……

第56回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1967/10/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま石炭鉱山の保安確保に関する件について委員会の決議が行なわれましたのでありますが、この決議の御趣旨を尊重し、今後の保安対策に遺漏のないよう、万全を期してまいる所存であります。
【次の発言】 お話しのとおり、二石炭産業につきましては、流通機構ということが重要な問題になっておりますので、ただいまのお話でその流通機構が不十分であるということを初めて承ったのでありますが、今後石炭産業の発展のためには、運輸省、国鉄などと相談しまして、十分流通を円滑にするように努力したいと考えております。
【次の発言】 産炭地の振興の問題につきましては、ことに教育の問題が重要性があると思いますので、……

第56回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1967/11/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 決議の趣旨に従って、それぞれ準備しあるいは実施しておることは、ただいま保安局長から申し上げたとおりであります。したがいまして、決議を尊重してやっておる次第であります。
【次の発言】 石炭対策の基本的なことについていろいろ御意見を承ったのですが、前国会において皆さん方の御承認を得ました石炭再建整備計画というものは、大体が抜本的な計画ということで皆さん方にも御承認を得、私たちもそのつもりで提案をいたしたのであります。しかし、お話しのとおり、その基本になるものは二、三年前の状況を基本にして対策を立てたのでありますからして、この二、三年の間の燃料問題、エネルギー問題というものは非常な変……

第60回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1968/12/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 私は、今回経済企画庁長官として、二度目の役を仰せつかったのでございます。経済企画庁はやはり公害の一部の仕事を受け持っておりますので、したがいまして、今後皆さん方とは、公害問題については、いろいろ御協力、御指示を、また御教示をお願いしなければならぬかと存じます。その点どうぞよろしくお願い申し上げます。  つきましては、公害の問題につきまして、私の所信を申し上げてみたいと存ずる次第であります。  近年わが国の経済は目ざましい発展を遂げ、国民の生活水準は著しく向上いたしました。  しかしその反面、急激な都市化の進展及び産業の大規模化の過程において、大気汚染、水質汚濁、騒音等の公害が発……

第60回国会 商工委員会 第1号(1968/12/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま委員長より御紹介いただきましたが、今回、再度経済企画庁長官を仰せつかったものでございます。並びに万国博覧会のほうも担当いたすことに相なったのであります。まことに浅学非才なものでありますが、皆さん方の御協力によってこの職責を全うしたいと考えますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  つきましては、今後の経済企画庁長官並びに万博担当大臣としての私の所信について申し上げて、皆さんの御批判を仰ぎ、また御指導をお願い申し上げたいと存ずる次第であります。  まず最初に、最近の経済情勢と今後の見通しについて申し上げたいと思います。  最近の経済の動きを見ますと、鉱工業生産は増勢を……

第60回国会 商工委員会 第3号(1968/12/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 見通しですから、それぞれみな大体の数字によって見通しを立てておるのでありますけれども、いま事務当局のほうの見通しは、大体一二%という見通しをしたのでありますが、まだあと三月までありますが、私はこれから三月までそう格別変化はないと思います。そうすると、一二%でいくのではないか、こう考えております。
【次の発言】 宮澤長官がどのように返事したか知りませんが、私のときには途中で改定の見通しをつくった。昭和三十四年も非常に変わったときです。したがいまして、私のときには、私が大臣に就任したときにも、見通しを九月にも出して、また十二月にも出したか、こう思っておるのです。非常に変化するときに……

第60回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1968/12/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 今回、はからずも二度目の経済企画庁長官を仰せつかったのでありますが、最初経済企画庁長官をつとめたときと今日とは非常に事情が違い、また、ことに問題は物価という点において重要さを増し、また、物価問題というものが今日の日本経済政策の主軸になっておるように考えるのであります。幸いこの国会で物価対策特別委員会ができておりますので、この物価対策特別委員会で物価の問題について皆さんの御審議をお願いをし、そして物価の安定について皆さんとともに努力をしたい、こう考えておる次第でありますので、この上ともひとつ皆さん方の御支援、御鞭撻を特にお願い申し上げたいと存ずる次第であります。(拍手)

第60回国会 予算委員会 第1号(1968/12/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 本年度の消費者物価の上昇率が予定よりも高いのでありまして、これは決して喜ばしい現象だと考えておりません。おそらく五%以上になるのではないか、こう考えておるのでありますが、そこで、私といたしましては、いまのままでいけば来年度五%以上になると思いますので、できれば五%以内に押えたいというのが私の希望であります。(横山委員「名目成長率ですか」と呼ぶ)実質成長率です。五%以内に押えたい、こういう考えでおるのでありまして、具体的にいろいろいま材料を集めて研究いたしておりますから、具体的なことをまだ申し上げることはできません。
【次の発言】 私のは消費者物価のことを申し上げたのであります。……

第61回国会 運輸委員会 第14号(1969/03/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 国鉄の赤字経営について、その原因の一つとして、通貨が多いために物価が上がり、賃金が上がってきたというようなお話でありましたが、設備投資をもう少し減らしたらどうかというようなお話でありましたが、私はむしろ逆に考えております。決して通貨は多いことはありません。日本の生産に応じて通貨もふえておるのでありまして、通貨がふえたために、生産がふえるのとは違うのです。そこで、日本も設備投資をやったおかげで外国への輸出もふえるし、したがって、国際収支の関係においても、十二億ドルという黒字を出したのであります。設備投資をしていなかったら、輸出はあれだけ盛んにならなかったと思うのです。でありますか……

第61回国会 運輸委員会 第36号(1969/07/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 いま両大臣が言われたとおりでありまして、私も同じ意見であります。ただ一つ福家委員のおことば、工費だけでこれは決定するわけにはいかない。経済的効果ということや、いろいろ各方面から観察して決定したいと思います。
【次の発言】 この新全総計画を確定するにつきましては、もちろん建設省、運輸省とよく相談した上でつくったものであります。各省と相談の上で決定したというように御了承願いたいと思います。これは閣議決定になりましたからして、政府としてこれを決定したというように御了承願いたいと思います。  それから、いまのことにつきましては、第二の問題としては、ちょっと数字的な問題になりますから、政……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第23号(1969/07/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 この沖繩の問題を今後どういうふうにするかということは、その前提条件としていまの施政権が返還される、それが全面返還であるかどうか、基地の問題もいろいろあると思いますが、それらが具体化されなければ具体的な対策は講ぜられないと思います。しかし、われわれのほうでもこれは返還されるものという一応の予定をいたしておりますから、したがって、この全総計画の中にも、そういう沖繩の問題については、今後についてはその対策も考えるということを書いてあるのであります。しかし、具体的なことについてはまだ私のほうも対策を持っておりません。施政権の外交の内容については、われわれ全然まだ関知しないので、外務大臣……

第61回国会 決算委員会 第3号(1969/02/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 経済企画庁の昭和四十一年度の決算につきまして、御説明申し上げます。  経済企画庁の歳出予算額は、当初予算額二百六十六億二千九百五十二万四千円でありますが、予算補正修正減少額一千七百八十八万五千円、各省所管の一般会計への移しかえ減少額百十億五千二百六十四万八千円がありますので、百五十五億五千八百九十九万一千円となっております。  歳出予算現額は、歳出予算額百五十五億五千八百九十九万一千円、前年度繰越し額十五億三千六百万円を加え、百七十億九千四百九十九万一千円であります。  この歳出予算現額に対しまして、支出済み歳出額は、百五十七億九千百八十三万六百三十円となっております。この支出……

第61回国会 決算委員会 第6号(1969/03/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 この問題は先般私にもうすでにお問いになったことでありますから、そのとき私の意見を申し上げたのでありまして、同じことを申し上げることになると思うのでございます。  御心配になっておられる点は、これは私はあり得ると思うのです。しかし、土地を売ればそれだけまた税金の収入になりますから、土地の売り上げ代金というものが全部総需要に回るとは限らない。それは税金になるし、またその一部が貯金にもなりますし、一部は消費に回りますから需要に回ります。したがって、それは全国の、国全体の総需要を増すことになりますから、お説のとおりそれだけ需要を増すことになりますが、しかしながら、いまの日本の経済状態が……

第61回国会 建設委員会 第7号(1969/03/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 新全国総合開発計画は、お話のとおり第四次まで試案ができております。これは第五次――私らももっと練るだけ練って完全なものをつくりたいという考えを実はしておるのでありまして、いよいよ最終案ができ上がりますと、閣議にかけまして閣議決定しまして、そして国会でまた御審議をお願いするということになっておりますが、最終案をつくる前にもちろん国土総合開発審議会にはかけまして、審議会で御審議を願うということになる順序だと思っております。そこで、せっかく皆さん方の英知を集めて、また貴重な時間をさいてつくっていただく新全国総合開発計画でありますから、これが単なる作文であればよしたらいいという私の意見……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1969/04/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま議題となりました公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  公共用水域の水質の保全に関する法律は、公共用水域の水質の保全をはかるため、指定水域の指定、水質基準の設定等に関する規定を設け、の相互協和と公衆衛生の向上に寄与することを目的として、昭和三十三年に制定されたものであります。経済企画庁といたしましては、制定以来今日に至るまでの間に、五十九水域について水質基準を設定し、公共用水域の水質の保全に万全を期すべく、鋭意努力を重ねてきたところであります。  しかしながら、最近における国民経済の急速な成長に……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1969/04/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 元来この水質保全の問題については、工場の排水がおもな原因になって、それによって水質の汚濁の問題というものがやかましゅうなってきておる。そこで水質保全法という法律を出さざるを得ないというようなことになってきたのですが、御存じのとおり、この水質汚濁の原因が今日では多様化してまいりまして、工場の排水ばかりでなくして、その他いろいろの原因から水質が汚濁してきておりますので、したがって、それだけ、それによっての水質汚濁現象の発生水域が増加してきたということに対して、国民の保健その他の点からして、ぜひひとつその新しい現象に対しての規制を設けなければならぬということから、この問題が起こってき……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1969/04/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 この公害という問題は、御存じのように最近起こってきた問題でありまして、したがいまして、統一した官署がないというところに、島本委員としてはそれを強く言われておることだと思うのであります。水の問題は、水質の関係で経済企画庁がやっており、それから大気汚染の関係についてはこれはまた通産省でやっておるというようなことで、私から公平に見まして、やはり被害者側の立場の役所が、被害者を保護する立場の役所が中心になるべきじゃないかという考えをいたしておるのでありまして、そういう点からいうと、公害対策基本法というものは大体厚生省が主として事務を取り扱っており、審議会も厚生省が事務を取り扱っておるの……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第14号(1969/05/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 公害ということは、これはもちろんお話しのとおり国民の健康の保護生活環境の保全というのが主眼でありまして、それで公害ということばが出てきておると思うのです。そこでその「産業の相互協和」ということは、この前島本先生からも御質問があったので、まあ私も検討しますという御返事をしておいたのですが、これは大体は加害者と被害者との問をいかに規律するかということで公害の法律ができておると思います。被害者というのは人間のことでございます。そこで、この「産業の相互協和」というのは、水質汚濁に関しては産業問における争いがあるのですね。鉱山、マイニングの関係と、魚との関係、水産業の関係、その問をやはり……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第15号(1969/05/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいまお話しのとおりに、水というものがわれわれの生活には切っても切れない関係を持っておりますから、したがいまして、この水をきれいな水にするということが、やはりわれわれといたしましても重要な政策として取り扱わなければならぬようになってきた。ことに、最近、産業の発達の結果あるいはまた都市化の結果、この水が汚濁してきたということは事実でありまして、それに対して、私から言うと、従来、日本は、これに対する施設がおくれていると思います。全体として上水道の普及、下水道の普及などの率を見ましても、世界的に見て劣っておりますから、そういう問題にも、今後社会資本と申しますか、公共事業にもより多く……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第16号(1969/06/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 この問題は、この前島本委員からも御質問があり、それから他の委員からも御質問があって、私は検討しますという御返事をしたわけです。それでいろいろ検討してみたのでありますが、いま島本委員が言われるように、公害対策基本法と背馳するものでは決してないのであって、ほかの大気汚染や騒音等の公害とは、水質汚濁のなには多少性質が違うように思うのです。大気汚染になれば、それが直接人の健康ということに影響を及ぼします。それから騒音であれば、生活環境ということに直接影響を及ぼすのでありますが、この水質汚濁という問題については、それがまた他の産業に、公害というと語弊があるかもしれませんが、公害を及ぼす場……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第18号(1969/06/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 この問題については、この前もお尋ねがあって、私の答弁が不十分で、十分御理解を得られなかったかと思うのでございます。やはり公害対策基本法の根本は、健康ということと生活環境ということであることはもちろんです。しかし大気汚染や騒音とは、水質汚濁の点は多少性質を異にしておるものがあるのでありまして、大気汚染とか騒音というのは、加害者と被害者とが直接の関係にありますが、この水質汚濁の点になりますと、産業間においての争いがあるというところから、この一項はやはり置いておく必要があると思うのです。それが、経済企画庁としては、その産業間の争点を解決する上においては、この一項があったほうが非常にや……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第20号(1969/06/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 お説のとおり、公害の原因というものが、経済の発展に従いましていろいろと起こってまいっておりますので、したがいまして、水質の基準もおのずからまた変更しなければならぬ場合も起こってくると思います。ただいまお述べになりました微量重金属の公害の問題なども、新しく起こってきた問題でありますので、こういう問題は、水質保全法の運用によって目的を達成することができる、こう思いますので、それぞれの新しい事項に対しては、それぞれ運用をそれに適合するように今後やっていきたい、こう存じております。
【次の発言】 水質汚濁の原因が、先ほど申し上げましたとおり、新しい産業が発展するに従っていろいろと起こっ……

第61回国会 商工委員会 第3号(1969/02/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 まず、最近の経済情勢と今後の見通しについて申し上げたいと存じます。  最近の経済の動きを見ますると、個人消費、民間設備投資等の根強い増勢を中心に引き続き堅調な拡大を示し、一方、国際収支は、輸出の増大と長期資本収支の改善にささえられて好調を続けております。  しかしながら、このように好調な経済の動きの中にあって、消費者物価の上昇基調には依然として根強いものが見られるとともに、国際経済面においても、米国等の海外諸国の景気鈍化による世界貿易の伸びの低下が見込まれるほか、国際通貨情勢もなお流動的であるなど、必ずしも楽観を許さないものがあります。  今後の経済運営にあたりましては、まず物……

第61回国会 商工委員会 第16号(1969/04/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 お説のとおりであります。
【次の発言】 五年間一〇%ということは、大蔵大臣が最初言われたことであって、大蔵大臣は一二、三%では高過ぎる、七、八%ではちょっと低い、まあ間をとって一〇%ぐらいいくんじゃないかということを言われたので、そう根拠があって言われたのではなくて、そういう勘で言われたわけです。それで、それに対してまた総理に質問があったから、総理はまたそれに応じてそういう返事をされたわけです。私は、いまのような状態がずっと続けば、五年間一〇%ということにいくかもしれぬが、しかし私は一〇%になるという確言はようできません、いま私のほうでいろいろ調査しております、そういう返事をし……

第61回国会 商工委員会 第25号(1969/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 御存じのとおり、インドネシアの経済援助の問題につきましては、国際会議によりまして援助することが決定いたしたのでありまして、わが国もそれで援助いたしておるのでありますが、その援助の結果どうなったかというお尋ねでありますが、各国が援助したことによって大体インドネシアの物価上昇が緩和したということ、あるいは為替相場が安定した、財政収支の均衡に大いに貢献したということが言えると思うのでございまして、これは数字的にはあとで政府委員から説明させますが、要するにインドネシアの経済の安定と復興に寄与した、こう考えておる次第であります。

第61回国会 商工委員会 第40号(1969/07/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 景気の状況につきましては、きょう閣議で報告しました月例の経済報告の中に詳しく出ておりますから、詳しいことは月例報告でごらんを願いたいと思います。  この月例報告は経済企画庁で出しますけれども、通産省、外務省、大蔵省、各省ともよく打ち合わせて出しておるのであります。したがいまして、景気の状況についても通産省、大蔵省と私たちとは違うはずはないと思うのであります。  そこで、大体結論的に申しますと、景気はよい、好況を呈しておるという一語で尽きるかと思うのでありますが、詳しいことを申し上げれば、民間の設備投資なり個人消費支出の動向を見ても顕著な拡大を続けておるというように見られまするし……

第61回国会 商工委員会 第48号(1969/09/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま玉置委員のお尋ねの件でありますが、お話しのとおり、この保険料率の問題も公共料金でありますからして、したがいまして、公共料金の扱いと同じようにこの保険料率の問題をわれわれ考えております。したがいまして、この料率の引き上げによって物価に影響を及ぼすというようなことが考えられますと、それに対してわれわれのほうでは検討するということになっておりますので、いま検討いたしておりますが、事務当局で検討いたしておりますから、なお詳しいことは事務当局からお答えいたさせます。
【次の発言】 ただいま局長からもお答えしましたとおり、事務当局で折衝中でありまして、まだ私のところへ一切何らの相談……

第61回国会 商工委員会 第49号(1969/10/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ちょっと数字的なものですから、局長から答えさせます。
【次の発言】 物価の問題の根本問題はまたあとで御質問があるそうですから、そのときにお答えしますが、五%で本年度の消費者物価を押えようという基本方針はわれわれあくまで堅持したい、こう考えております。しかしながら、六月、七月、八月の季節的商品が予想以上に高くなったために、この五%を堅持することについては非常な困難を覚えております。並みたいていのやり方では五%の堅持は困難だと考えております。しかしながら、まだ半年ありますから――昨年あたりも、御承知のとおり、予想外に年末から暖冬異変のために一月は三%の上昇率になったのでありまして、……

第61回国会 商工委員会 第50号(1969/10/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 万国博覧会は見本市とは違いまして、大体商取引の場ではありません。これは各国が、その最新の産業なり、あるいはその国の最高の文化、芸術を展示して、そしてお互いが展示し合うことによってその各国の産業、文化、芸術を高める、そうして人類の平和、世界の平和に貢献するし、またお互いが交流することによって世界の人の親睦を厚うするというような目的を持っておる次第でございます。
【次の発言】 私はこの万国博覧会につきましては、一億の国民がみな参加してほしいということをかねがね申し上げておる。その意味は、知恵ある人はアイデアを出してもらうし、金のある人は金を出してもらうし、力のある人は労力を出しても……

第61回国会 大蔵委員会 第19号(1969/04/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 地方交付税が今度の国税三税によって非常に増加したということで、国と地方との財政調和の意味で国が借りるということにしたと思うのであります。しかし、これは特別の措置でありますからして、今後はこういうことのないように大蔵省としては考えていくべきではないか、こう考えております。
【次の発言】 これは国から見れば交付税の交付金ですから、交付という意味はやはり渡すという意味を持っております。ところが、地方自治体のほうで見ると、当然自分らの権利と考えておるのですから固有の財源だ、こういうふうに考えておるわけであります。ただ、国と地方とは立場が違うからことばが違うと思いますけれども、実質は同じ……

第61回国会 内閣委員会 第37号(1969/07/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 各省のやっておられる権限を私どものほうでやっておるわけではありません。各省やっておられる権限をいろいろ総合調整することが経済企画庁の仕事でございます。したがいまして、たとえば公共料金の問題、これはもう各省で各省所管の行政機関の長が許認可の権限を持っておるのでありますが、しかしながら、その公共料金が、物価問題については重要な要素を占めておりまするからして、したがって、その公共料金をきめる場合に、やはり経済企画庁と相談の上できめてもらうということ、ついては、その事前には物価対策閣僚協議会にこれを付議して、そうしてきめてもらうということになっておるのでありまして、これは経済企画庁が、……

第61回国会 内閣委員会 第40号(1969/07/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 先般お尋ねがありまして、その間の事情は全然知らないものだから、事務当局に調べてもらったのでありますが、これは、事務当局のほうも、当時の責任者、関係者はいないので、結局運輸省にお尋ねして聞いたような次第であります。そこで、この前バス料金などを値上げしなかったのは、三十九年の一月二十四日に、政府は本年中公共料金の引き上げを行なわないものとするということを閣議了解しておりますので、それに従って運輸省ではその申請があっても、その料金の値上げを認めなかったものだ、こう私は解釈いたしておるのでありまして、それについて訴訟事件があったそうでありますが、それについての料金の問題については、結局……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1969/02/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 最近のわが国経済は、個人消費、民間設備投資等の増勢と輸出の好調にささえられて順調に推移しておりますが、その中にあって消費者物価の根強い上昇が依然として続いており、本年度の消費者物価は、年度間では昨年度を大幅に上回る五・四%程度の上昇になるものと見込まれます。  来年度につきましては、五%程度の上昇におさめたいと考えておりますが、最近の騰勢を考慮いたしますと、目標を達成することは決して容易ではありません。  このような情勢にかんがみ、政府は、国民生活の安定と経済の持続的発展のため、物価の安定を最重点施策とし、総力をあげてこの問題に取り組んでまいる所存であります。  このため、まず……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1969/04/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 四十四年度は五%ということでしたが、それは昨年の情勢から見ますると、昨年の上半期五・七%、その勢いをもってすれば四十三年度はおそらく五・八%あるいは六%くらいになるんじゃないかということを心配しましたので、そこでどうしても五%に押えなければ――五・五%以上になればこれが他の経済に影響するところ大きいのでありますからして、そこで四十四年度は五%に押えるという目標にしたわけです。五%は永久にいいという考えでは全然ありません。できれば五%以下にしたいという考えをしておるのであります。これは二重構造をなくするためにいろいろ政府は政策をとっておりますが、これはじみちな政策でありますからし……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1969/04/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 四月十六日に、「物価安定対策の実施状況と今後の基本的方向について」ということで、物価安定推進会議で決議されたのでありますが、そこで、本年度の物価上昇率が五%に押えられるかどうかという問題、これはもう私どものほうでは押えなければならぬと考えております。そこで、現に外国の例を見てもそうですが、五%以下の物価上昇率であるアメリカにおいてもその他の国においても相当みな思い切った物価対策を最近講じておりますので、五%というものは、これは私は最上限であると考えておるのであって、それが理想的な数字ということではありません。が、しかし、昨年来の物価上昇の情勢から見れば五%以上になるという予想が……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1969/05/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 牛肉の問題については、私はいま拝聴しておりまして、いろいろ肉の問題について質疑応答があったと思います。それで永末委員もお聞きになって大体御了承されたことと存じますが、問題は、肉が高くなったということはこれは事実でありますし、ことに主婦などから、牛肉が高い高い、それで肉が食べられないということをよく聞かされております。ところが一方では、肉に対する需要というものは非常に増してきております。したがって、やはり安い肉をこの需要のふえた国民に食べてもらうということが、今後の日本人の体格をよくするという上においてもカロリーをよくする点においても当然考えるべき問題だ、こう考えております。  ……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1969/06/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 現在においても変わりはありません。その考え方をあくまでも堅持していきたい、こう考えております。
【次の発言】 私もその新聞記事を読みまして運輸大臣に尋ねたのです。全然運輸大臣はそういうことを言ってないということでありましたので、新聞社もおそらく記事は一新聞社だけだったと思います。であるからして新聞の報道が間違いだ、こういうことをはっきり私は運輸大臣から聞いたのであります。
【次の発言】 そのことはもう私たびたび言明いたしておるのでありまして、物特の委員会のみならず予算委員会でも言明いたしておることでございます。国鉄料金以外の公共料金については極力抑制する方針でいくということで、……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1969/06/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 先ほどから武部委員、また村山委員からいろいろ岩尾官房長の論文について御批判がありましたが、私はこの物価対策については、まず庁内の各職員からいろいろ意見を聞きたいという考えをしております。したがって、庁内の各職員のいろいろの意見を私のほうへ提言してもらって、それによって私が取りまとめたいという考えをしておりますので、岩尾君のこの論文もその一つの意見だと思っておるのであります。でありますから、ほかの課長なんかも私のほうにいろいろ意見を申し出ております。したがいまして、私といたしましては各自が思う存分言ってもらいたいということで、腹蔵なく意見を述べてもらっておるのであります。したがい……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1969/07/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 麦の政府買い入れ価格並びに外国産の麦の売り渡し値段の値上げなどにつきまして、これがパンあるいはめん類の価格に影響をしないかということを私も心配し、お話しのとおり昨年の例もありますので、そこで実は私たちのほうでは、これを認めるについては、そういうパンやめん類の値上げは絶対いたさない方針で農林省が指導するかということを念を押しまして、農林大臣から、上げないようにしますという確約を得ましたので、私のほうでは賛成をしたわけでございます。でありますから、いまお話しのとおり、価格が据え置きになると量を減らすとか形が小さくなるとかいうような心配もありますので、そういう点は今後生活センターなど……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第18号(1969/09/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 いまの御質問に対して、権威ある答弁をということでございますが、権威ある答弁というならばむしろ日銀総裁にお尋ねになったほうがいいかと思います。  そこで、公定歩合を上げれば預金の利子を上げるかどうかという問題、これはそのときどきの経済事情によって、やる場合もあるしやらない場合もあると思います。むしろ、預金が減るということを心配するなら物価のほうです。消費者物価が上がれば預金に影響するという心配をわれわれは持っております。公定歩合が上がったから預金が減るということはわりあい関係が薄いのであって、それだから、その人がラジオでどういうことを言われたかしれませんが、それはあまり問題になら……

第61回国会 予算委員会 第1号(1969/02/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 先ほど内田委員から消費者物価が四十三年度五・三%というお話がありましたが、これは暦年度で五・三%です。年度ではやはり五・四という予想をわれわれはいたしておるのであります。しかし、五・三%になったということは、私ら自身としては非常に喜んでおる。予想よりも低くなったかと喜んでおる次第でございます。  そこで、四十四年度は五%にするということについては、これはもちろん公共料金を全部抑えるということにすれば五%以内になるということは、われわれも最初考えたのでありますが、しかし、一方では国鉄の料金だけは破産の状態でありますので何とか救ってあげなければならぬということで、国鉄の料金は上げる……

第61回国会 予算委員会 第2号(1969/02/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 今日までは経済成長が非常に高度の成長を遂げておったことは事実であります。そこで、今後このような成長が続けられるかどうかという問題でありますが、なるほど先進国と比較いたしますと、先進国のほうが経済成長率は低いです。しかし、いまは先進国はそれ相当のすでに資本の蓄財がありますからして、したがって日本の経済といたしましては、今後ますますまだ伸ばすべき余裕が私はあると思っております。  たとえば労働力について申し上げれば、今日、西ドイツと日本との国民総生産は、日本が今日では西ドイツを追い越しましたけれども、しかし人口数から申しますと、日本の人口数は西ドイツの人口数の倍まではいきませんが、……

第61回国会 予算委員会 第3号(1969/02/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 お答えいたします。  なるほどおっしゃとおり、公共料金を全部抑制して、そうして五%程度で消費者物価を押えたいということを昨年私申し上げました。そこで、その後においていろいろ積み上げてまいりますと、なるほど国鉄の料金を値上げしますると、五%では多少無理であるということも私たちも知ったのでありますが、しかし、国鉄料金以外の私鉄料金――便乗値上げをとかく行なわれるのでありますが、便乗値上げはこの際一切やらぬという条件で、そしてその他の点において、たとえば物資、食料品が上がれば海外の安い食料品を輸入するとか、そういういろいろな方法がございますので、そういう方法を講じてどうしても五%で押……

第61回国会 予算委員会 第4号(1969/02/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 まず、全国総合開発計画のことについてお答えしたいと思いますが、御承知のとおり、最近の経済の急激な発展に伴いまして、都市化の発展もまた急激になってまいりました。そういうことで、過密、過疎というような問題が一そう深刻化してまいりましたので、そこで、この全国総合開発計画というものを考えてきたのであります。初めは、主として工業というものを中心として考えておったのでありますが、しかし、その後におきましては、自然の環境の保護あるいは生活環境の整備等についても、十分これを検討しなければならぬというようなことでありまして、特に生活圏の広域化及び国民的な標準としての生活環境の確保というような観点……

第61回国会 予算委員会 第6号(1969/02/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま阪上委員から都市、農村の問題、過密、過疎の問題についていろいろ詳しいお話があったのでありますが、お話しのとおり、都市、農村は同時に過密、過疎の問題でありますので、そこで先ほど述べられたとおり産業における格差がありますし、それから地域における格差があります。東京と鹿児島との所得の格差があります。それから一人当たりの生活水準にも格差があります。こういうものをすべてなくするという目標で、この国土開発計画を立てなければならぬという考えをいたしておるのであります。しかし、いままでになっておらぬじゃないかというおしかりをこうむったのでありますが、それは私もいままでのやり方では、今日……

第61回国会 予算委員会 第13号(1969/02/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま大蔵大臣が述べられたとおりでありまして、物価上昇の根本原因としてはやっぱり構造上の問題だと考えております。が、しかし、財政金融上からもこの物価との関係は決して少なくないのでありまして、そういう点においては、財政金融上からもこの物価の問題についてはそれぞれ適当な対策を講じなければならぬという点においては、大蔵大臣も同じ考えでおられると存じておる次第であります。
【次の発言】 そのときの御質問の趣旨に対しては、総需要の問題については私は触れなくてよいと思っておったから触れていませんが、しかし総需要と総供給との間の関係というものは、これは物価の問題においては重要な関係を持って……

第61回国会 予算委員会 第15号(1969/02/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 お答えします。  いまの段階では、まだ生産者米価の試算はいたしておりません。
【次の発言】 いままで生産者米価の試算については、もちろん経済企画庁もあずかって相談しておるのでありますが、ただいまのお話の件については、まだそこまでやっておりません。
【次の発言】 自主流通米の価格自体についての御質問については、いま農林大臣からお答えしたとおりだと思います。  ただ、お尋ねの件は、一般物価に影響するかどうかという件かと思いますが、大体自主流通米の価格は、配給米とそれほど相違ないといういま農林大臣のお話もありますし、また、自主流通米の量も、全体から見ればそう多くもないように思いますの……

第61回国会 予算委員会 第17号(1969/03/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 先般村山先生の御注意もありましたので、その後大蔵省、関係各省と相談して、そしてその調整したものが、いまお手元に差し上げた表であります。でありますからして、私どももちろんその今度のでき上がったものに対しては賛意を表した次第であります。
【次の発言】 海外経済協力基金の運営の問題につきましては外務大臣、大蔵大臣からすでに詳細なお答えがありましたが、問題は、今後日本といたしましては東南アジアの開発ということに重点を置かなければならぬというように考えますので、その意味において海外経済協力基金の運営というものが一そう重要性を帯びてくる。それで、したがいまして、いままでの考え方と違った新し……

第61回国会 予算委員会 第18号(1969/03/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 経済の計画がいつも実勢と違っておるということについての御質問じゃなかったかと思いますが、どうして違っておるかということにつきましては、これは一つは経済というもの、経済そのものが流動的なものであって、予想以上の成長を遂げてきたというところに実勢と計画とが違ってきておるのでありまして、たとえば四十二年から始めました経済社会発展計画におきましても、経済成長率が大体八%というように考えておったのが一〇%以上になっておるというようなことで、すべての経済活動が、経済情勢が変わってきておるのでありまして、要するに経済の成長が予想以上の成長を遂げてきたというところにこの計画が違っておるのであっ……


各種会議発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第34回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1960/03/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 さしあたり、治山治水の長期経済計画を大体これによって定めるわけでありますが、今、国民所得倍増の長期経済計画を立てておりますので、その長期経済計画を策定する場合に、やはりこの治山治水の長期経済計画をにらみ合わせて検討していまたい、こう存じておるのであります。でありますからして、並行的にこの計画を策定していきたいと考えている次第であります。
【次の発言】 お話の通りであります。閣議において決定されたものであります。
【次の発言】 今お話しの、現在やっております新長期経済計画は、これは三十三年から始まっておるのであります。ところが、あのときの立てました案が、今日から見ますると小さかっ……

第34回国会 国土総合開発特別委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1960/04/20、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 この法案につきましては、まだ政府といたしまして相談したことはございません。従いまして、この委員会でこの法案が決議されるようになりますれば、最終段階といたしまして、政府では閣議でこの法案を取り上げて、そして統一ある見解を決定するということにいたしたいと考えております。ただいまのところでは、経済企画庁の長官として私がお答えすることになっております。
【次の発言】 むだな法律とは考えておりません。最近の経済の発展並びに人口の増加の趨勢にかんがみましてこの法律がある方が、工業地帯の開設などにはより有利であるというように解釈いたしております。

第34回国会 商工委員会外務委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1960/03/31、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 海外経済協力基金法案の提案理由を御説明申し上げます。  最近の世界経済における重要な動向の一つといたしまして、東南アジアその他の開発途上にある地域に対する国際経済協力の問題が大きく取り上げられていることは御承知の通りであります。すなわち、戦後、これらの開発途上にある諸国は、その資源の開発ないし工業化をはかり、急速な経済の発展と、国民生活水準の向上を意図しているのでありますが、そのためには、資本及び技術の面でその多くを先進工業国に依存せざるを得ない状態にあるのであります。  一方においてこのような開発途上にある諸国の要請にこたえてこれらの国に対する経済協力を推進することは、世界経……

第34回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1960/02/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま議題となっております経済企画庁の予算案について御説明申し上げます。  歳出予算の要求総額は四十六億三千七十三万六千円でありまして、これを前年度予算額三十七億四千二百六十五万九千円に比較いたしますと、八億八千八百七万七千円の増額となっております。  この増額となったおもな理由は、離島事業費が七億一千六百二十万円と国土総合開発事業調整費において一億二千万円増額となったためであります。  次に経費の内訳を申し上げます。  第一に、経済企画庁の項では、要求額は四億一千二百七万三千円でありまして、前年度三億七千二百九十八万円に比較いたしますと、二千九百九万三千円の増額となっており……


30期(1963/11/21〜)

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会動力炉開発に関する小委員会 第1号(1965/05/13、30期、自由民主党)【議会役職】

○菅野小委員長 これより動力炉開発に関する小委員会を開会いたします。  開会するにあたりまして、私から一言ごあいさつを申し上げます。  このたびこの小委員会が開設されるにあたりまして、不肖私が皆さま方の御推挙によって小委員長を仰せつかったのでありますが、私はこういう問題については至って弱いものでありますので、幸い皆さま方の御協力によってこの委員会の設置の目的を達成するように努力したいと存じておりますので、この上とも皆さま方の御支援を特にお願い申し上げたいと存じます。(拍手)
【次の発言】 動力炉開発に関する件について調査を進めます。  本件調査のため、本日、参考人として日本原子力発電株式会社社……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会動力炉開発に関する小委員会 第1号(1966/02/16、30期、自由民主党)【議会役職】

○菅野小委員長 これより動力炉開発に関する小委員会を開会いたします。  動力炉開発に関する件について調査を進めます。  昨年十月十六日より一カ年にわたり、原子力委員会より、わが国の動力炉開発の基本方針の策定に資するため、欧米諸国に動力炉開発調査団を派遣いたしたのでありますが、本日は、本問題調査のため、参考人として、調査団に参加されました東京大学教授大山彰君、日本原子力発電株式会社社長室副主査那須速雄君、日本原子力研究所理事長丹羽周夫君、及び電源開発株式会社原子力課長松本静夫君、以上四名の方に御出席を願っております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は御多用のところ、……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会動力炉開発に関する小委員会 第2号(1966/05/11、30期、自由民主党)【議会役職】

○菅野小委員長 これより動力炉開発に関する小委員会を開会いたします。  動力炉開発に関する件について調査を進めます。  本小委員会は、設置されてより、関係各方面より参考人を招致し意見を聴取するなど、わが国の動力炉開発のあり方について調査してまいったのでありますが、調査の経過について委員会に報告する小委員長報告要旨がまとまりました。
【次の発言】 ただいま岡小委員より御説明いたしました要旨で委員会に対して小委員長報告をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時二十五分散会


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 大蔵委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第1号(1967/05/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 ただいま大蔵大臣が御答弁に なったとおり、答申で大体五年たてば自立ができ るという見通しをしております。われわれのほう も、いまそういう見通しでいろいろな案を立てて おるのでありますが、しかし、いま大蔵大臣が言 われましたとおり、五年先において自立ができぬ ようであれば、またそのときはそのときで考えて みたい、こう考えております。
【次の発言】 この答申案が、大体答申案どお り実施すれば石炭産業が安定するというたてまえ で答申ができたのでありまして、したがいまし て、通産省もこの答申案の内容どおりに実施をい たしておるのであります。  そこで、答申が出たときから見ればいろいろま……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1967/04/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 昭和四十二年度の通商産業省関係予算案及び財政投融資計画について、御説明申し上げます。  まず、昭和四十二年度の通商産業省所管一般会計予定経費の要求額は、産業構造改善の促進、中小企業対策の画期的拡充強化、技術開発の促進、貿易振興と経済協力の推進、万国博覧会の開催準備等、現在特に強く要請されている諸施策を強力に推進していくため、七百四十七億九千万円を計上いたしております。この額は、前年度の当初予算額八百二億五千万円に比較して五十四億六千万円の減少でございますが、これは従来一般会計に計上されておりました石炭対策関係費が本年度から特別会計に移行することになったためでございまして、石炭対……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1967/04/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 この中部圏の開発整備計画については、まだ決定されていないので、したがいまして、私どものほうといたしましては、電力と工業用水の関係、水の関係もありますけれども、もちろん、そういう問題については協議して決定することに相なる、こう思っております。
【次の発言】 中部圏の開発の整備計画自体については、私どもの所管ではありませんが、問題は、私のほうとしては、電力と工業用水ということについては、まだ四十二年度については全然何も予算を計上いたしておりません。
【次の発言】 私のほうの所管の電力の問題については、電力の問題は予算と関係ありませんから、したがいまして、四十二年度予算には何も計上い……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1967/04/21、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 資本自由化に対しての根本的な考え方についてのお尋ねであったと思いますが、資本自由化については、これは通産省じゃない、政府一体としてこれを前向きに考えようという方針で進めております。ことに私、通産省としてはこの資本自由化については取り組むべき最も直接の官署でありますので、したがってこの資本自由化については積極的な態度で進みたいということで、いまやっております。それから私個人の考え方としても、資本自由化ということについては産業人などにも、決しておびえてはいかぬ、むしろ資本自由化を逆用して、と言うと語弊があるかもしれませんが、活用して、第二の日本の産業の発展にこれを活用すべきだという……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1967/04/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 出席の時間がおくれたことはまことに申しわけありません。きょうの分科会に出るについては閣議で打ち合わせなければならない事項がありましたので、したがいまして実はおくれのであって、ちょっとそのあとで、恒例によって新聞記者会見は必ずやることになっておりますので、新聞記者諸君も待っておりましたから、閣議の結果を一応新聞記者に報告しなければならぬという慣例になっておりますので、それをやったわけであります。そういう関係でおくれましたことはまことに申しわけない、こう存じております。
【次の発言】 数字の問題ですから、政府委員から答弁させます。

第61回国会 運輸委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1969/03/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 この問題につきましては、この間運輸委員会ではっきり申し上げたことでございます。経済企画庁といたしましては、物価に影響の大きいところの大手私鉄の料金値上げは認めない決意であるということをこの間申し上げたのであります。  それは、私どもでは物価の上昇ということを非常に心配しておるので、国鉄の料金だけは、この前もたびたび申し上げたように、国鉄を救うがためにはこの程度の料金の値上げはやむを得ないが、しかしそれが他に波及してはいかぬということで、便乗的な値上げは認めないという条件で国鉄の料金の値上げを認めたのでありますからして、交通関係の公共料金を極力抑制するということをしばしば総理が発……

第61回国会 運輸委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1969/03/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 平均というのは、全国の一般消費者物価の値上げ率に対して〇・二%国鉄の運賃の値上げが響く、こういうことなんです。
【次の発言】 私どもではそういう地域を限って計算はしておりません、全国的な数字を集めてやっておりますからして。地域的な関係からいうと、東京都なら東京都だけの消費者物価、これは全国的な物価、こういうように分けて発表いたしております。
【次の発言】 目標を五%ということに消費者物価の上昇を定めましたからして、その五%に定めた場合に、国鉄の料金を値上げした場合には〇・二%影響するという計算ができたわけです  そこで、国鉄のほうは、たびたび申し上げましたとおり、国鉄を再建さす……

第61回国会 商工委員会日本万国博覧会に関する小委員会 第1号(1969/06/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 今回、商工委員会の小委員会といたしまして、日本万国博覧会の小委員会が設置されましたことを、私といたしましては心から喜んでおる次第であります。本日は、第一回の会合が開かれますので、担当大臣として一言ごあいさつ申し上げたいと存じます。  日本万国博覧会の開催を十カ月後に控え、諸般の準備もきわめて順調に進捗いたしており、参加国も七十カ国となり、史上最大の万国博が実現することは確実となっております。  アジアで初めて開催され、多数の発展途上国を含む世界各国の参加が予定されているこの日本万国博覧会は、従来の博覧会に比べて画期的な行事であり、まことに意義深いものがあると存じます。国民各位の……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1969/02/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○菅野国務大臣 昭和四十四年度経済企画庁の予算及び財政投融資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。  総理府所管一般会計歳出予算のうち、当庁関係の予算の総額は三百七十九億五千二百七十六万円でありまして、前年度予算額三百三十五億百八十三万円に比較いたしますと、四十四億五千九十三万円の増額となっております。  これを予算の主要経費別に区分いたしますと、公共事業関係費以外の経済企画庁一般の経費では三十四億三千四百六十七万円でございまして、前年度予算額二十九億七千四百七十二万円に比較いたしますと、四億五千九百九十五万円の増額となっております。  これに対しまして、公共事業関係費では三百四十五……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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