国会議員白書トップ衆議院議員甲斐中文治郎>委員会発言一覧(全期間)

甲斐中文治郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

甲斐中文治郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


このページでは甲斐中文治郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。甲斐中文治郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 水産委員会 第5号(1952/12/03、25期、自由党)

○甲斐中委員 私はごく簡単に要点だけを申し上げます。今漁民諸君が非常に困つておられるということに対しまして、水産委員はほとんど全部非常な同情を持つておる。これに異議のある者は一人もありません。しかも困つている状況は相当深刻らしいのです。そのために立法的措置をして徹底的な救済を講ずるということは、短い期間には間に合わないと思います。それでだれもが一番困るのは、この年を越すことですから、年越しに間に合うような見舞金のようなことを応急措置として何とか心配して講じてやる。旅費で言えばまず概算を渡す、そしてあとから精算をする。精算をするのはつまり立法的処置によつて徹底的な救済策を講じる。これは来年にまわ……

第15回国会 水産委員会 第13号(1952/12/22、25期、自由党)

○甲斐中委員 国鉄当局の御説明によりまして、独立採算制という国鉄の性質から、性格をこわさないためにいろいろと御苦心をなさつておる点につきましては感謝いたしまするが、民主主義の根本精神からいつて、この等級のきめ方ははなはだおもしろくないと私は思うのであります。その理由は、日本の国民をずつと見渡してみまして、魚の全然食べられない人たちが相当多いのです。山間部などには、魚を食べられないでへびやかわずなどを食べておるところが相当たくさんございます。そういう人たちにいくら少くても魚を食べさせなくてはほんとうの民主政治ではない。政治の恵みをあまねく国民に均霑させるというところに民主政治の精神があるのであり……

第15回国会 水産委員会 第14号(1952/12/24、25期、自由党)

○甲斐中委員 ただいま議題となりました請願及び陳情書につきまして、請願及び陳情審査小委員会の経過並びに結果について御報告申し上げます。  今までに当委員会に付託となりました請願は全部で五十二件でありまして、その内訳は、漁港、船だまり関係が三十一件、漁業災害並びに漁業損害に対する補償に関するものが各五件、金融に関するもの三件、その他八件となつております。以上の各請願につきまして、去る二十二日小委員会を開いて慎重に審査いたしました結果、本日の請願日程中、第一ないし第一〇、第一二ないし第一四、第一七ないし第二一、第二四ないし第二八、第三〇ないし第三四、第三六ないし第三八、第四 ○ないし第五一の各請願……

第15回国会 水産委員会 第22号(1953/02/27、25期、自由党)

○甲斐中委員 私はこの朝鮮付近の水面における日本漁民射殺事件に関連して外務政務次官にお伺いいたしますが、日本漁民射殺事件に対する李承晩大統領並びに金公使、あるいは公使の秘書とかいう者の声明を総合しますと、李承晩ラインは正当なものである、これを侵すものが悪いということと、この区域内に入つた日本の漁民の生命は保障しない、つまり殺されても知らないという二点に要約されると思います。これは実にゆゆしき大問題でございます。つまり国際公法または慣例を無視して、自由の公海にかつてに李承晩ラインを設定し、その区域内に日本の領土たる島根県の竹島を包含せしめ、その区域内に入つた漁船を拿捕し、略奪し、漁民を殺戮しても……


各種会議発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 水産委員会法務委員会連合審査会 第1号(1953/02/21、25期、自由党)

○甲斐中委員 時間もございませんので、ごく要点だけを申し上げまして政府当局に要望したいと思います。私はこの拿捕事件が起りましてから、朝鮮近海方面に出漁する漁民の住んでおる漁村をまわりまして、いろいろな希望を聞きましたが、そのうち一番共通した希望は何であるかといえば、日本の外務省は軟弱であるから、この問題をとうてい解決する能力がない。また日本の海上保安庁も、われわれを保護する十分の能力は持つておらない。だから日本の政府はもうたよらない。この上は機関銃を一丁ずつ貸してくれ、こういうことを要望されたのであります。私はこの切実な漁民の要望をかみしめていろいろと考えてみまするが、外務省当局の軟弱外交とい……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

甲斐中文治郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。