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和田博雄 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

和田博雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


25期各種会議発言TOP10
7位
25期各種会議出席(無役)TOP25
24位
25期各種会議発言(非役職)TOP10
6位

このページでは和田博雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。和田博雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 内閣委員会 第4号(1952/12/03、25期、日本社会党(左))

○和田委員 今日は遅れて参りましてはなはだ済みませんが、この恩給の問題は、ただ恩給だけの問題でなくて、やはり政府の基本的な方針に非常に関係のある問題だと思うのです。再軍備その他外交いろいろな問題があると思うのですが、これはもうぜひ官房長官でも出て来ていただいて、やはり責任のある大臣との間に質疑応答をいたしませんと、これは私どもとしてもちよつと困ると思うのですから、ぜひ大臣を出してくれるように委員長の方から言つていただきたいと思うのです。技術的なことはあとでちよつと政府委員に聞けばいいのですけれども、そうでない問題の方が多かろうと思いますので、そのようにおとりはからいをお願いいたします。

第15回国会 予算委員会 第24号(1953/02/17、25期、日本社会党(左))

○和田委員 最初に通産大臣にお尋ねしたいと思うのですが……。
【次の発言】 政府は今度の施政方針演説、その他の経済関係の演説におきまして、今後とる経済施策のおもなものといたしまして、貿易の振興を第一番に取上げておられるのであります。貿易の振興が、日本の再建にとつて重要なことは言うまでもございませんが、その貿易の振興の中で、経済外交の問題を取上げておられるのであります。そこで私は一応簡単に聞いておきたいと思いますことは、現在通商協定の締結なり、更改なりの現状がどうなつておるかということを、まず簡単にお聞きしたい。
【次の発言】 その二十二国のそういう協定の中で、貿易計画を含んだ協定は、どことどこ……

第15回国会 予算委員会 第31号(1953/02/28、25期、日本社会党(左))

○和田委員 総括質問のときに総理大臣が御出席になつていなかつたので、質問しなかつた点を一点と、政府当局の答弁が少しくあいまいであつて正しくしておきたいと思います二点についてだけ、簡単にひとつ御質問申し上げます。  第一点は改進党の松浦君が別の方面からちよつと触れられたのでありますが、今度の施政方針演説なり経済閣僚の演説を見ますと、経済外交、貿易促進ということを非常に重要視されておりまして、政府の施策の中心だと私は思うのであります。従つてその中心になつている施策のために予算なんかにつきましても、集中的にそういう予算がとつてあつて、そしてこれが一つの大きな日本の組織としてあらゆる行政部門において促……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 外務委員会 第19号(1953/07/25、26期、日本社会党(左))

○和田委員 議事進行について一言発言させていただきたいのですが、ただいま淺沼君からの要求のありました、総理大臣を本委員会に出席していただいて、そしてMSAの問題についていろいろ質疑をするという件は、これは非常に重大な事件でありますので、ぜひこの会期中に、淺沼君も会期中ということを特に言われたのであつて、きようという限定はなかつたのでありますけれども、これは来週にでも総理としてはぜひ本委員会に出席して、その後の経過あるいはわれわれが疑問に思つている点について、質疑応答ができるように、これは委員長にどうしてもひとつとりはからつてもらいたいと思うのであります。と申しますのは、やはり今一番重要なのはM……

第16回国会 外務委員会 第20号(1953/07/27、26期、日本社会党(左))

○和田委員 外務大臣に聞かなくてもいい問題を、一、二お聞きしたいと思います。一つは、宗教関係なり芸術関係なりで、やはり同様の待遇を締結国双方やることになつておりますが、何か既得権みたいなものとして、日本側でアメリカにおいて認められているような実例がもしあれば、ひとつその点お聞きしたいと思います。今まで何かそういうものがあつたか……。
【次の発言】 私、農業関係とかなんとかいうのはわかつておりますが、第八条の三項に「学術、教育、宗教及び慈善の活動を行うことに関して、内国民待遇及び最恵国待遇を与えられ、且つ、その活動を行うため」云々。この条項にちようど適用されるような実例が何かありますか。

第16回国会 外務委員会 第21号(1953/07/28、26期、日本社会党(左))

○和田委員 伍堂さんは急いでいるよりでありますから、ただ一つだけ質問しておきたいのですが、制限業種の中から実は製鉄業が除かれている。そのほかには、製鉄美に関係がある、たとえば石炭とかいろいろなものが制限業種になることができるし、またなつているというような関係で、やはり基本的な産業の中で、平和経済を考えて行く場合でも、それから日本の自立経済を考えて行く場合でも、やはり製鉄業はわれわれとしては一つの大きな基礎産業だと思うのですが、それが除かれておつて、それで今日本の政府がとつているいろいろな政策なりあるいは世界の経済の動きなりを見た上つて、一体これは制限業種になつておらなくても、業界の方とされては……

第16回国会 外務委員会 第22号(1953/07/29、26期、日本社会党(左))

○和田委員 今中村君との間に質疑応答をおやりになつた問題でありますが、結局条約の場合には修正はできない。修正という意思を表明するためには、附帯決議なりあるいは留保という形でならできる、裏返していえばそういうふうに解釈してよろしいですか。
【次の発言】 私は日米通商航海条約でこの前大筋のところだけ聞いたのですが、この間公聴会の公述人の諸君の意見を聞いておつても、われわれが心配しておつたことをやはり心配されておつたわけですが、その中で租税協定を早く結んでくれということを盛んに言つておつたのです。この点については私も租税協定は非常に必要だと思つておる者の一人ですが、大体これについて政府としては今どの……

第16回国会 予算委員会 第2号(1953/05/27、26期、日本社会党(左))

○和田委員 委員長にお尋ねしますが、総理大臣はいつ出席されますか。
【次の発言】 総理はおいでにならないのですか。
【次の発言】 実は総理に対する質問が多いのですが……。
【次の発言】 私はこういう慣習はこれでやめてもらいたいと思います。予算の方としてはやはり総理大臣に出てもらわないと困ると思うのです。
【次の発言】 委員長としてしかるべき措置をとつてください。
【次の発言】 それでは総理の質問はあとにしまして、ほかの大臣に質問します。  最初に大蔵大臣に御質問をいたしますが、解散でだめになりました二十八年度の予算を第四次吉田内閣が編成しましたときの国際的な情勢あるいは国内情勢と現在とでは、そ……

第16回国会 予算委員会 第3号(1953/05/28、26期、日本社会党(左))

○和田委員 昨日の私の質問に続きまして、総理の分につきましてお尋ねしたいと思います。  総理大臣は、先般の記者団会見の場合におきましても、貿易の振興の点を非常に強調されたのでございます。それと同時に、貿易の振興ということについては、特に東南アジアの問題を取上げて繰返しお述べになつたのでございます。吉田内閣は、成立以来貿易の振興は、外資の導入とともに口癖のように言つておられるのでありまして、ことに貿易の振興の点になつて来ると、東南アジアを脚に重要視されまして、そうしているくの発言を今までされて来たのであります。もちろん日本の貿易を伸ばして行きます上において、東南アジアが日本にとつて市場として非常……

第16回国会 予算委員会 第16号(1953/07/06、26期、日本社会党(左))

○和田委員 ただいまの経済審議庁長官の御答弁は、はなはだ私は遺憾だと思うのであります。経済審議庁として国力の充実を考えておる、それはけつこうであります。しかし国力の充実を考える場合には、どうしたら一体国力が充実するかということを同時にお考えになつておると思うのであります。これの方法としては、やはり経済審議庁で持つておられるそういう計画の中には、財政投資という面もございます。国が多くの力をそれに注がなければならぬのであります。そのときに、どれだけの防衛費がいるかということは、国力の充実をはかつて行く上にはどうしても考慮しなければならぬ一つの大きな要素だと思うのであります。これは経済的には非常に消……

第16回国会 予算委員会 第19号(1953/07/09、26期、日本社会党(左))

○和田委員 農林大臣から御尋ねしたいと思います。時間が非常に制約されておりますので、どうか簡単に要領を得てお答えを願いたいと思うのであります。  第一にお聞きしたいのは、来年度の食糧需給の大体の見通しであります。もちろん今は生産もはつきりとわかりませんが、大体どういうような見通しを持つておられるのか、その点をまずお伺いいたします。
【次の発言】 大体来年度への持越しはことしの持越しと大差ないということに了解していいわけでございますね。そこでやはり農林大臣とせられては、国内の食糧の自給度を高めるために、食糧増産のいろいろな施策は本年もおやりになるのであろうと思うのでありますが、予算にも載つており……

第16回国会 予算委員会 第20号(1953/07/10、26期、日本社会党(左))

○和田委員 ちよつと関連して……。昨日は私時間がなかつたので、保安庁長官に対する質問を、今ちようど勝間田の触れた点で打切つたのでありま長が、昨日私は保安庁長官に、今の保安隊は装備、編成の上からいつて、完全なものであるかどうかということを聞いたのであります。ところが保安庁官は、現在としてはまあ完全なものだという答えをされて、言葉を濁して去られたのであります。今MSAを受ける点について岡崎君は今の保安隊は装備その他の点で不備なのだから、まだまだMSAを受けてそれを補完してもらう必要がある。その点において国内的な日本の金を直接使わなくてもいいから、その方面でプラスなのだというお話だつたのです。どうも……

第16回国会 予算委員会 第23号(1953/07/14、26期、日本社会党(左))

○和田委員 私は、今一番大きな問題であります日本の経済自立、並びに日本の独立の問題につきまして、それを中心として、総理以下の各閣僚にもお尋ねしたいと思うのであります。  MSAの問題が、当予算委員会においても、本会議においても、今度の国会で最も多く論ぜられましたのは、私は日本が今直面しておりますいわば日本の悩み、日本の悲劇の、ちようど象徴だと思うのであります。MSAという形で、日本のわれわれが今後解決して行かなければならない大きな悩みが、そこに出て来ておるように思うのであります。そこでその問題を経済自立の問題と関連して聞きます前に、少しく問題がはずれますが、簡単にただ一つの問題を、行政管理庁長……

第16回国会 予算委員会 第25号(1953/07/17、26期、日本社会党(左))

○和田委員 私は日本社会党を代表いたしまして、議題になつております二十八年度一般会計、特別会計、政府機関予算の政府原案には反対をいたし、また自由党両派、改進党の提出しました修正案にも反対いたしまして、社会党両派が提出しました組みかえ動議に賛成の意を表明いたすものであります。(拍手)順次その理由を述べたいと思います。  二十八年度の予算は、最初十五国会において不成立になりました。その不成立予算を組みましたときの国際情勢と、今度の国会に提出されました、今議題になつておりまする予算を組みましたときの国際情勢とは、非常にかわつております。従いまして、国内の情勢もともにかわつておると私は考えるのでありま……

第16回国会 予算委員会 第26号(1953/07/30、26期、日本社会党(左))

○和田委員 私はMSAの問題を中心にいたしまして、この国会が始まつて以来、あるいは前の国会以来、ずつと政府がこの問題についてわれわれの質疑応答に対して答弁をして参りましたが、しかしその答弁がどうもはつきりしないし、お互いに矛盾する点もあるやにわれわれは考えられますので、そういう点について少しく質問をしてみたいと思うのであります。  申すまでもございませんが、MSAがこれだけ騒がれ、ことに今度の第十六国会は予算委員会を初めとして各委員会がほとんどMSA問題を中心にして質疑が展開されましたのは、このMSAを受けるかどうかということが、実は日本の将来の行き方をきめて行く一つの大きな事柄になりますので……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 外務委員会 第7号(1955/05/18、27期、日本社会党(左))

○和田委員 この三つの文化協定ですが、これは自由党内閣のときにたしか出ておったのですが、今までおくれたのは何か特別な理由でもあるのですか。
【次の発言】 それならもちろんけっこうで、間違っていたら訂正していただきたいのですが、最近の、戦後のこの条約のあり方を見ると、たとえば日米通商航海条約のようなものは、通商航海だけの条約ではなくて、その中にやはり文化協定も入っておるような条約を結んでおるのです。そういうやり方を自由党のときにはしておった。これはアメリカだけは特別にそうではなくて、イタリアがほかの国と結んでおる条約でもたしかそういうものがあった。こういうような個別的な文化協定というものも非常に……

第22回国会 外務委員会 第10号(1955/05/26、27期、日本社会党(左))

○和田委員 ガット加入の問題ですが、今度の会議に出席された方が来ておられれば、アメリカとイギリスとの間でかなり論争になった点が一点あると思うのですが、その点について知らしていただきたい。輸出奨励なり国内保護の問題、たとえばアメリカの余剰農産物や国内農産物価格維持政策が貿易に及ぼす影響、そのことについて非常な論戦が行われたというふうに私は聞いておるのですが、もしもその会議のときに行っておられる方が来ておられれば、その事情を一つ話していただきたい。

第22回国会 外務委員会 第26号(1955/07/02、27期、日本社会党(左))

○和田委員 私はこの法案についていろいろ多くの点を聞きたいのですが、きょうは大臣がお見えにならぬそうでありますから、ただ資料だけを要求しておきたいと思うのであります。  この法案の根本をなすものは、何と言っても事業計画であり、収支予算であろうと思うのであります。ところがこの法案を審議するに当って、肝心かなめなそういうものが一つとして出ておらないのであります。会社を作って仕事をやられる以上は、一体どういう事兼計画を持っておるのか、収支予算を持っておるのか、資金計画を持っておるのか、それらの大体のもくろみくらいはなければならぬと私は思うのであります。こういうものは本来ならばこの法案の主管省である外……

第22回国会 外務委員会 第27号(1955/07/06、27期、日本社会党(左))

○和田委員 これは外務大臣にも聞きますけれども、穗積君が大体いろいろな点で聞いたのですが、ただ私一点だけ聞いておきたい。それは原爆の貯蔵の問題について、安保条約や行政協定を結ぶときにそういうことは予想しなかった問題であるということを言われたのですが、それはほんとうにそうだったのか私伺っておきたいと思います。われわれは安保条約や行政協定に反対したときに、やはりこういう条約を結べば、この次の戦争は水爆の戦争だということがはっきりしているのだから、日本としては言質を与えることは困る、日本のいわば非常な運命に関することだということで反対したことを記憶している。事実あの当時の情勢からいえば、なるほど占領……

第24回国会 外務委員会 第17号(1956/03/07、27期、日本社会党)

○和田委員 今あなたは速記録を取り消されると言ったからいいのですが、条約局長の善意は今の説明でわかるのですけれども、速記録を読んでみる、と、客観的には個人の善意は速記録には出てこない。あなたは速記録を調べて、どういう点を消すかあとで相談するというのですが、とにかく消すということにしませんとおさまりがつきません。そういうように一つお取り計らいを願います。
【次の発言】 穗積君の質問に対しまして、何か公海自由の法理を展開することに政治的に差しさわりがあるということでしたが、一体そういうことがあるのですか。私は今の公海自由の原則なんというものは、一応実定法として存在しておるわけでもないし、ことに国際……

第24回国会 外務委員会 第19号(1956/03/13、27期、日本社会党)

○和田委員 今の長官の中小工業を持っていくという考え方は成り立つと思うのですが、具体的にカンボジアを相手にした場合は一体どういうものを持っていく予定ですか。たとえばカンボジアとの間に今農業移民を送ることになっているが、その農業移民のほかに工業的なものを狩っていく場合に、工業移民という言業はあまり使いたくないのですが、工犬を中小企業を持っていこうとする場合には、一体どういうものを持っていけるかということについて、具体的に中小工業としては何だろうか、それを一つお考えがあったらお聞かせ願いたい。やはり具体的に考えてみないといけない。理論としてはそういうことはいいと思うのです。今おっしゃったビルマとか……

第24回国会 外務委員会 第20号(1956/03/14、27期、日本社会党)

○和田委員 カンボディアの移民の点について若干質問したいのですが、その前に今戸叶君が読んだ手紙ですが、これは、今起ったことのように思われますが、実はそうじゃないという感じがするのは、この前政府から海外移住会社の案を出された。それがこの前の国会ですが、通りました。そのときにも今の人とは違った人から私のところに手紙を書いてよこしました。その中でやはり政府として一番真剣に考えてもらいたいと思うことは、その手紙にもありましたが、それは役人が向うに出張をするのです。出張をして直接移民の諸君と十分胸襟を開いて話し合うということをちっともやらない。施設を見たり、そこの高官に会ったりして帰ってくるのが大部分な……

第24回国会 外務委員会 第21号(1956/03/16、27期、日本社会党)

○和田委員 これは高野さんにお聞きしたいのですが、一方的な危険区域の設定だけでは、違法性は阻却されないと思います。関係国という言葉を使われたが、関係国の承諾があれば違法ではなくなるという関係国というのは、この場合非常にむずかしいと思いますが、関係国というのはどういう標準で一体これをきめるのか。というのは、水爆実験の及ぶ被害は、直接には漁業とかいろいろなものがありますけれども、かなり広い範囲にわたって及ぶわけであります。農業にも及べば、相当放射能を含んだ灰も降るし、霧も降るというようにかなり多いと思いますが、どういうように判定するのか。非常にしぼって具体的に直接被害を及ぼすものだけをいうのか。そ……

第24回国会 外務委員会 第27号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○和田委員 今の点ですが、高碕さんにお願いしたいのは、政府は大体エカフェなどとよく連絡してやっている。ですから東南アジアに関する限りは相当資料を持っているし、またそれを科学的に、客観的に分析するだけの一応の能力を持っていると思うのです。ですから事天上出た結果は、はやはりそのまま正直に認めて、その上でやはり政策を立てるという態度であってもらいたいと思う。新聞が取り上げてどうこうということも一つのなにになりますが、それよりも自分の方の態勢に自信を持っていただきたい。あなたの言葉を聞いておっても、アメリカのひもがついているということはあなたも認められているのだを見て、事実が証明するのですから、今まで……

第24回国会 外務委員会 第29号(1956/04/07、27期、日本社会党)

○和田委員 だいぶ私が聞きたいと思っておりました点を同僚委員から質疑をされましたので、あまりダブらない程度で一、二の点だけを聞いておきたいと思います。  結局東南アジア、おくれた低開発地域の開発で一番問題になるのは、やはり資本の形成率の問題だと思うのです。それで東南アジアの資本の形成率はどの程度なものですか、それを一つ。これは事務当局の方でもけっこうです。これは各国によって相当違うと思うのですが、一番簡単な材料のある点からいえば、エカフェ地域だけでもいいですが、資本の形成率がどの程度になっているか。それからたとえば国民の消費水準をかりに一%か二%上げようとすればその国として一体どの程度の資本の……

第24回国会 外務委員会 第30号(1956/04/09、27期、日本社会党)

○和田委員 ちょっと関連して一点だけ伺います。それは乱獲の問題ですが、ベニサケについて、これは相当減っているのじゃないですか。その点どうでしょう。
【次の発言】 去年のローマ会議でその問題が出まして、やはりベニサケについては、ある程度日本側としても、その減ってくる傾向だけは認めているのじゃないですか。ただ自然条件ということだけじゃなしに……。

第24回国会 外務委員会 第51号(1956/05/26、27期、日本社会党)

○和田委員 重光さんにちょっとお聞きしたいのですが、日比賠償の八億ドルという総額ですが、これはどういう基礎から出たのですか。その基礎は何ですか。日本の支払い能力なのですか、それとも何かほかにあるのですか、はっきりしていませんので……。
【次の発言】 そうすると、ただ政治的な交渉の都合によってきめたというだけであって、政府としてほかにはっきりとした基礎は何にもないのですか。
【次の発言】 しかし現実に民間借款を加えて一応総額八億ドルとなっておるのですから、日本側がそれを受けたとすれば、日本側としての考えもあったと思うのです。五億五千万ドルだけは引き受けられる、二億五千万ドルというものは完全なる民……

第24回国会 外務委員会 第52号(1956/05/28、27期、日本社会党)

○和田委員 私は日比賠償についてお尋ねいたします。土曜日には大体一般的な事柄をお開きしましたので、きょうは少しこまかい点に入るかと思いますけれども、大体十点ばかりに分けてお開きしたいと思います。必ずしも大塩の答弁を要求しませんから、大臣の答弁のときには私から大臣にと言いますから、事務当局でもよろしいのです。  一つは、これは事務当局でいいのですが、フィリピンの現在の資本の形成率というものは、どの程度になっているかをお尋ねいたします。
【次の発言】 一人当りのものはわかりませんね。
【次の発言】 これは高碕さんにちょっとお聞きしたいのですが、私は今度のフィリピン賠償で一番大きな問題は、落ちつくと……

第24回国会 予算委員会 第16号(1956/05/31、27期、日本社会党)

○和田委員 私は日本社会党を代表いたしまして、総理を初め関係閣僚に、日ソ交渉、日比賠償、中国との国父の正常化の問題を主として質問を展開してみたいと思うのであります。  今度の日ソ漁業交渉は、国民の非常に大きな注目を集めた問題でありまするし、国民の全部がこれに対して深甚な注意を払っておったと私は思うのであります。従いまして、その全権でありまする河野君の一言一行は、国民のひとしく注目するところであったわけであります。従って、一昨二十九日の河野全権の報告は、これまた非常な期待を持って国民はその報告を待っておったと思うのであります。しかるに、河野君の報告は、きわめて簡単であり、単なる事務的な経過報告で……

第26回国会 社会労働委員会 第34号(1957/04/04、27期、日本社会党)

○和田博雄君 政府のいうようにまず業種別に地ならしをしていって、それから実行するという考え方も私は成り立つと思うのですが、今労働大臣の話を聞いていれば、業種別の協定というのは、使用者の協定なんですね。実際は労働協約じゃないわけです。言いかえると賃金に関するカルテルを認めるような結果になっておるわけです。これではあなたのお説のようにほんとうの最低賃金の地ならしにならぬと思うのです。むしろこの地ならしそのものが、労働組合とそれから中小企業の間の団体協約、賃金交渉による結果であるということであれば、これは一応地ならしになると私は思うのですが、そういう点で今の政府のやり方は非常に欠陥があると思うのです……

第26回国会 社会労働委員会 第36号(1957/04/10、27期、日本社会党)

○和田博雄君 最低賃金法は階級的な意味、あるいは革命的な意味から出したのかどうかということですが、これは今の世界の情勢を見てみても、資本主義国でも最低賃金の制度は行われておるのでありまして、それらはいずれもそういう革命的な意味を持った最低賃金ではないと私は思うのです。やはり資本主義の内部においても、労働の価値というものは正当に評価されなければならぬし、また労働者の生活自体からいっても、その生活をよりょくしていくということは当然考えらるべきものであって、そういう点で最低賃金制度が行われておるのであって、われわれとしてもそういう観点から今度の最低賃金法案を出しておると思うのです。

第26回国会 予算委員会 第3号(1957/02/08、27期、日本社会党)

○和田委員 私は日本社会党を代表いたしまして、議題になっておりまする三十二年度の予算案を中心にしまして、一般の施政方針あるいは財政方針、また外交方針等について総括的な質問をいたしたいと思うのであります。本日は総理の病状についてお伺いしたいと思いましたが、都合によりましてそれはあと回しにいたしまして、まず外交の点から、岸首相代理あるいは外相両方の立場でお伺いをいたしたいと思います。  先般の本会議における鈴木委員長や、あるいはわが党の河野君、または参議院におけるわが党の代表の、原子部隊を日本に駐留さすという問題につきましては、岸首相代理は、その話はまだ聞いていない、まだ正式な話はない、ことに国務……


28期(1958/05/22〜)

第33回国会 農林水産委員会 第9号(1959/12/03、28期、日本社会党)

○和田委員 私は、農林大臣及び政府委員に、土地改良の事業がだんだん発展してきましてその土地改良の結果できましたところの改良施設の維持管理の点についてお尋ねすると同時に、ことに、児島湾の締め切りの、あの堤塘の維持管理について質問をいたしたいと思います。  三十三年度の農地行政白書によりますと、こういうようなことが書いてある。「土地改良施設の維持管理の合理化」というところに、今まで土地改良の結果できた土地改良の施設は大体土地改良区などがその維持管理を行なっておる、しかし、その維持管理というものはきわめて不満足なものであり、万全のものではない、指導監督もまた同様に非常に不満足なものである、そうしてま……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 文教委員会 第21号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○和田委員 関連して。ぼくもいまの問題でちょっと念を押しておきたいと思うのです。ぼくはしょっちゅうヨーロッパに行くのです、それから先進国も回るのです。そして公館の諸君が一番訴えるのは、山中君の言った教育の問題です。ですから、私はやっぱり外務省でももう少し熱を入れてこの問題を解決してもらいたい。これらは外交が何といっても非常に重要なんですから、現地に行っている人たちが子供のことを心配しながらやっているのでは、これは能率があがりませんよ。そういう意味で、こういう問題は文部省だけの問題ではなくて、いまの文教、教育の一つの盲点となっているわけですから、やはり外務省とともに熱を入れて、これは閣議で外務大……


各種会議発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 予算委員会公聴会 第1号(1953/02/13、25期、日本社会党(左))

○和田委員 土屋さんにちよつと簡単な問題をお聞きいたしますが、大体消費購買力が二十八年度はふえるという点は、私もある程度ふえると思います。しかしその消費購買力がふえるという点と、国民の消費水準がどうなるかという点についての関係ですが、国民の消費水準がどういうふうになるという見通しがあるか、もちろんこれには政府の貯蓄政策なり、あるいは物価が関係するわけですが、どういう見通しを持つておられるか、簡単にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、消費水準自体は下るというわけですか、上らないかというのですか。

第15回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1953/02/25、25期、日本社会党(左))

○和田委員 ちよつと今の中曽根君の質問に関連しているのですが、私もその点資料としていただきたいと思つておつたのです。たとえば義務教育教員の実際の支給額がどういうふうになつておるのか、それから今度の全額国庫負担になつた場合にはどういうふうになるのか、二十九年度以降はどうなるかという基礎資料は、ぜひひとつ至急に御提出を願いたいと思うのです。
【次の発言】 ちよつと関連して質問したい。今政府委員の御答弁を聞いておると、誤解に基いて、たとえば日教組でいろいろ運動しておる者もあると言われるのでありますが、日教組の諸君にこの法案がやはり非常に関係があるから、だから真実を知つて、そして反対のところは反対しよ……

第15回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1953/02/26、25期、日本社会党(左))

○和田委員 そうすると不完全就業者はどのくらいあるのですか。
【次の発言】 今の不完全就業者は、農村も含めてですか、それとも都会だけですか。
【次の発言】 三百五十万円の研究費は珪肺だけに対する研究費でありますか、他のものは含まないのですか。
【次の発言】 この珪肺病の点は労働省としてもぜひ全力をあげてやつていただきたいと思います。予防措置に主力を置くというお話であつたのですが、ただ労働行政としてでなしに、何かそこに立法的な措置までやつて珪肺対策の完全を期するかどうか、そういう点についてちよつと御意向を伺いたいと思います。
【次の発言】 その点はぜひ結論を早く出して、対策に万全を期してもらいた……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 予算委員会公聴会 第1号(1953/06/29、26期、日本社会党(左))

○和田委員 二、三点についてちよつとお伺いしたいのです。  新情勢に即する対策についていろいろお述べになつて、投資か減税かということでありまして、減税についてはあまり多くは期待できない、それは今減税しても大衆の購買力は全部消費財に向うであろう、貯蓄の効率というものはあまり高くない、こういう前提に立たれての御議論だろうと思うのですが、私はそこのところでちよつと日本の場合には考えてみなければならぬ問題が相当あるのじやないかと思います。大衆の貯蓄率というものはやはり日本の場合には案外大きいのではないか、従つて当面の不景気を突破して行く、言いかえると新情勢に即して行く一つの突破口としてはやはり減税とい……

第16回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1953/07/11、26期、日本社会党(左))

○和田委員 簡単に質問をしますから、ひとつ簡単にお答え願いたいと思います。前の質問者が触れた点もありますから、そういう点については略しますし、またいろいろ聞きたい点は明後日に延ばして今日簡単なことを三つだけ聞いておきたいと思います。  岡野さんは本会議でも、予算委員会でも、MSAと自立計画との関係で、自分としては国力の充実といいますか、そういうものをはかるのに一生懸命であつて、MSAの点は自立計画に関連しては考えていないと盛んに言うのですが、これはやはり岡野さんの考えが間違いだと思うのでありまして、現に今念のために取寄せて見たのですが、わが国経済の自立について、岡野試案というものの中には、五年……

第16回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1953/07/13、26期、日本社会党(左))

○和田委員 私は簡単に一問ただお聞きしたいと思います。小平君が触れましたので、実は私、その問題は繰返したくないと思つておつたのでありますが、どうも大臣の答弁がはつきりしませんので、一応私も聞いておきたいと思いますが、二重米価の問題です。一体二重米価については、農林大臣はほんとうにどう考えておるのか、この点をやはり大臣としてはつきり御答弁をしていただきたいと思うのであります。御承知のように、今自由党と改進党との間で二重米価の問題をどうするかを相談中であります。これは政党間の相談。しかし農林行政の最高の責任者であられる農林大臣としては、この問題については、自分の所管はどうであるかということは、やは……

第19回国会 全員協議会 第1号(1954/06/15、26期、日本社会党(左))

○和田博雄君 この際、私は、日本社会党を代表し、ただいま決議になりました共同声明に賛成するとともに、一言われわれの立場を明らかにしたいとと思います。  去る三日、本院がはなはだしい混乱に陥り、国民に国会不信の念を招きましたことは遺憾のきわみであつて、主権者たる国民各位に対し厚くおわびを申し上げる次第でございます。(拍手)  思うに、民主政治の理想に到達する途上には、幾多の障害が横たわり、ときには思わざる過誤もなしとしないのでありますが、われわれはこの試練に打ちかつ認耐と勇気がなければならないと思います。わが党は、あくまでも、基本的人権を守り、国民生活を擁護するため、責任ある議会政治の確立に一路……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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