このページでは江藤夏雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。江藤夏雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○江藤委員 私は日本の今後の航空事業ということについての、運輸省の基本方針をお伺いしたいと思いますが、航空関係の方はお見えですか。
【次の発言】 それでよろしゆうございます。
○江藤委員 日本の今後の航空政策について、政府の御所見を明らかにしておいていただきたいと思います。これは先般も毎日新聞だつたかに出ましたが、それによりますと、事務当局としては大体ある種の統一せられた御見解に到着せられたように見受けられます。国内路線、国際路線とわかちまして、国際路線、国内線に対しては、どういう方針でやつて行かれるのであるか、あるいは一社主義で行くか、あるいは競争を認めるかどうか、戦前大日本航空があれだけに持つて来られたということについては、私がここでいろいろ言うまでもなく、非常に大きな国家的な一つの方針のもとにこれが運営せられて参りまして、ああいうふうな発達を遂げたのでございま……
○江藤委員 農林大臣がお見えになつておりますので、二、三のことにつきまして簡単にお尋ねいたしたいと思います。 前にすでに質問されたことにも関連いたすのでありますが、第一は、中村委員の御質問でございます。佐賀県の干拓地帯あたりに参りますと、被害のために非常に生活に困つておる農家がある。そして飯米もなくなつておる。そういう非常に甚大な被害を受けた生活困窮者に対して、米を貸すということをやつておられますが、そうではなくして、こういう人々は一年間や二年間で立ち上れないかもしれませんから、額としてもそう大したものじやないと思いますが、この際むしろ思い切つていわゆる政治の恩恵を現わして行くという意味にお……
○江藤委員 関連。ただいま高橋議員から重大な御発言があつた、と思います。それは公開の席上では公言することをはばかるくらいの議長個人に対する重大なる侮辱が、あの乱闘騒ぎの渦中において加えられたということであります。申すまでもなく、議長というものは、いわば国権の最高の機関である国会の象徴ともいうべき立場にある尊厳なる存在である。その尊厳なる議長というものに対してそういう重大なる侮辱が加えられたということは、それは全部は公開の席上であるいは御発表できないかもわかりませんが、さしつかえない範囲内においてでも、この委員会において、それは一体どういうことであつたかということを、輪郭だけでもよろしゆうござい……
○江藤委員 幸い長官がお見えでありますから、ただ一点だけお伺いしておきたいと思います。それは敗戦後日本で綱紀の紊乱、官紀の紊乱というものが、非常にはなはだしいのでありまして、その点について信賞必罰ということが絶対に必要だと思うのでありまするが、今までいろんな事件等を見ておりまするというと、その点がどうも厳明を欠いておるという点が、非常に痛感されるのであります。保安隊をしつかりなして行くこともさることながら、また日本全体の官紀の振粛、機構を厳明にするということは、国の再建の上から申し上げましても、絶対必要なことである。今回またたまたま保安隊でこういう不祥事件が起つた。これにつきまして、長官は監督……
○江藤委員 恩給法改正の問題が出ましたから、ちよつとお伺いしておきます。今の特定郵便局長の恩給でございますが、あれはたしか三等郵便局ですが、昭和二十二年十二月三十一日に、いわゆる公務員並に取扱うということになつております。その前の郵便局長としての勤務年数というものの恩給加算でございますが、これは現在では半額支給でございます。その問題を全額支給にするというふうなお気持はあるかどうか、この点ちよつとお伺いしておきます。
○江藤委員 私としてお尋ねしたいことは、今後の問題であります。ただいま辻委員も言われましたように、この問題はきわめて重要な問題なのでありまして、日本が今のようになつてしまつておらなかつたならば、ほんとうの厳たる独立国として国際間にあるというような時代でありましたならば、こういうようなことがあつた場合、これは両国間の非常に重大な危機にもなり、国交断絶にもなりかねないというような重要な問題なのであります。この問題の性質の重要性ということを十分お考えになつて、今後一体どうやつて行くかということに対する山口海上保安庁長官もしくは木村保安庁長官の御決意を承りたいと思うのであります。 山口長官は、今まで……
○江藤委員 ちよつと高瀬さんの御質問に関連いたしまして提案者に御質問をいたしたいと思います。それはこういう機構をつくつて、非常に理想は高く持つた機構であり、その根本精神なり、考え方なりというものはけつこうですが、ややともするとこれがほんとうの科学振興という面の実情に即しないようなものになりはしないかというおそれを高瀬さんは抱いておられるようでありますが、実はその問題に関しましてそういうおそれもあることであるから、むしろこういうものは日本の政府の行うところの直接経済政策なり、そういうものとしつかり結びついた、いわば経済科学庁といいますか、政府の施策面とほんとうに具体的に結びついた意味での科学研究……
○江藤委員 人員整理もけつこうでありますが、外務省においては今後いろいろなやらなければならぬ仕事がふえて来ると思うのですが、私特にお尋ねいたしておきたいと思いますのは、日本の人口問題とも関連がある、もちろん人口問題だけではございませんが、日本の移民についてであります。日本の移民適地として最近中米、南米が大きくクローズアツプされて来ておることは御承知の通りだと思います。移民が人口問題そのものの解決に寄与する点は、実際的にいいますとそう大きなものではないことはわかります。しかしながらああいうとこへ行こうと思えば行けるのであるということが、今日非常な人口過多に苦しんでいる日本人にとつて、精神的な窓と……
○江藤委員 私はただいま上程になつておりまする自衛庁設置法案、それから自衛隊法案、この二法案についてでございます。この法案自体は今まで本委員会の各委員からいろいろ申し述べられました通り、特にきのうあたりは辻委員あたりから大分いろいろ批評を聞いたのでございますが、まことにこの法案それ自体は、何といいますか世界各国にほとんどその類例を見ないというようなことを辻委員が言われましたが、私はまことにそうだろうと思う。れそは日本の現在置かれている立場、位置そのものがほとんど世界にあまり例のない立場にある、そういうところから生てれ来たものでありますから、その点やむを得ないものであろうと思います。そういう意味……
○江藤委員 関連。ただいま田中委員から、アイゼンハウアーなりあるいはダレス長官の言葉を引いていろいろ御質問があつたのでありますが、そのう号にホー・チミン軍に対する中共軍の援助云々というお言葉がございました。保安庁としてはいろいろそういう軍事上の情報というふうなものもある程度キヤツチしておいでになるだろうと思いますが、はたしてホー・チミン軍に対して中共軍から何らかの軍事的援助をやつておるものであるかどうか。その点どういうふうに御観察になつておるか、ちよつとお伺いしておきます。
○江藤委員 私は自由党を代表いたしましてただいま提案せられておりまする恩給法の一部を改正する法律案並びに自由党、改進党、日本自由党三派共同の修正案またはこの修正案を除く原案の部分、それに賛成いたします。 まず政府提案にかかつておりますところの、巣鴨に収容せられておられる戦犯の方々でもつて恩給を受ける資格のある方々、こういう方々に対して恩給が停止せられておつた。それをこの際その停止を解除いたしまして復活しようという趣旨でございまするが、これはまことに今日日本が独立を回復いたしました場合において当然の処置というべきでありまして、特にきのうは加藤法務大臣もこの席に見えまして、自分たちも今回戦犯によ……
○江藤委員 新長官御就任早々でございますので、私はごく簡単に一、二の点をお伺いしておきたいと思います。 先般新聞紙等に発表せられておりました長官の談話によりますと、たとえばアメリカに対しまして、本年度余剰農産物資金四千万ドル分を日本の船舶建造、域外発注等に使つてもらいたいという交渉をしたい、それから日本の防衛分担金の減額を交渉したいというような御発表がございました。こういう点から勘案いたしまして、木村前長官と大村長官と事務引継ぎの際に、三十年度造船分について引継ぎはなされましたでしようか。そうしてそれに対する御検討はお済みになつておるでしようか。
○江藤委員 ただいま御提案になりました恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、御趣旨まことにごもつともでございまして、私たち賛成いたすのでございますが、ここにも書いてございます通りに、一年々々とこう期間を延長して行つておるということでは困るのでありまして、やはりこの基本をなしますところの新共済組合法の立法化というものが原則的にどうしても必要だと思うのであります。幸い厚生局長もお見えになつておりますから、この点に関しましてどういうお見込みでございまするか、至急この立法化をやられるおつもりであるかどうか、この点をお伺いいたしておきたいと思います。
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