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下平正一 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

下平正一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
526位
委員会発言歴代TOP1000(衆)
941位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
329位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
774位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
663位
各種会議出席(幹部)歴代TOP250
173位

27期委員会発言(非役職)TOP100
94位
28期委員会出席TOP50
33位
28期委員会出席(無役)TOP100
55位
28期各種会議出席TOP10
9位
28期各種会議出席(無役)TOP5
4位
28期各種会議発言(非役職)TOP25
21位
29期委員会出席TOP100
73位
29期委員会出席(幹部)TOP50
11位
29期各種会議出席TOP25
15位
29期各種会議出席(幹部)TOP10
7位
30期委員会出席(幹部)TOP100
93位

このページでは下平正一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。下平正一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第22回国会 運輸委員会 第3号(1955/03/28、27期、日本社会党(左))

○下平委員 おとといの委員会で、日本国有鉄道に関するいろいろの資料の要求をいたしまして、きょう配付を受けたのですが、昭和二十九年度の日本国有鉄道営業収支見込み、これについては特に経営費等について詳細な款項目にわたっての資料をいただきたい、こう言っておきましたが、きょう配付を受けた資料では非常に簡単でありますので、特に支出の項目についての詳細な資料をいただくように手配をしていただきたいと思います。

第22回国会 運輸委員会 第4号(1955/03/29、27期、日本社会党(左))

○下平委員 大臣がいないので、大臣の質問をあとにいたしまして、長崎総裁にお尋ねをいたしたいわけでありますが、最近の国鉄の経営状態はかなり逼迫して、見ようによっては重大な危機になってきておると思うのです。国鉄当局としては運賃の値上げというようなことを計画いたしたようですが、今日値上げによってまかなっていくというようなことは、不可能な状態になっておるではないかと思う。そこで私は、昭和二十九年度の国鉄の経営等に相当詳細にメスを入れて、こまかく分析して将来の方針を立てるということが必要だと思うのです。もう一つは、国鉄の今日の経営の危機というものは、御承知のように昭和二十四年に公共企業体になって以来、こ……

第23回国会 運輸委員会 第1号(1955/12/01、27期、日本社会党)

○下平委員 関連して。先ほど同僚委員の質問の中で、少し答えがまちまちになっておるような気がしますので、お伺いしたいのですが、さっき小林理事の方は、いろいろな災害の問題とか、増収の問題、節約の問題等で公務員並みに支給したいと考えておる、こうおっしゃったのですが、今あとの方の答弁を聞くと、最初の〇・二五だけは公務員並みにするということで企業努力で出るが、あとの〇・二五の方はちょっと財源の余裕がない、こういうような御答弁のようです。そうすると小林常務理事の言われる公務員並みというのは、人事院勧告によって差の〇・二五だけふやす、こういう公務員並みなんですか。私は先ほどの御答弁を聞くと、一応人事院の勧告……

第23回国会 運輸委員会 第2号(1955/12/03、27期、日本社会党)

○下平委員 関連して。年末闘争の問題が出ましたので、ちょうど政府側として政務次官もお見えになっておられますので、二、三お伺いをしておきたいと思います。昨日から始まりました第二波といいますか、この問題が相当国民の足の問題あるいは通信の問題に大きな影響を与えておりますので、決して好ましい状態ではないと思うのです。そこで私がお伺いしたいのは、この年末闘争というものは、今突然に勃発したものではないと思います。年の暮れになれば金が要るということで、当然前々から予想されている問題なんです。そこで今天坊さんからおっしゃられておりましたが、この国鉄の闘争というものが、単に国鉄だけの問題ではない。全般的な問題か……

第24回国会 運輸委員会 第7号(1956/02/17、27期、日本社会党)

○下平委員 石井さんにその収入の点について関連してお伺いをしたいのでありますが、予算説明のときに、これだけの増収をすることは非常な努力をするのだ、こういう御説明を大臣あるいは総裁もなさっておりますが、今石井さんの説明を聞いていると、経済情勢がこのままで推移していけば必ずしもこの増収は困難ではない、大へん楽観的なことを言っておられるようですが、その点、大臣の当初予算の説明と、今の石井さんの説明とは大へん食い違っていると思います。昨年度の実績を見れば、詳しい数字はわかりませんけれども、国鉄の石井さんの方では、実行予算として約三十億か四十億の収入減を見込んでの予算を立て三月三十一日の予定収入としては……

第24回国会 運輸委員会 第8号(1956/02/18、27期、日本社会党)

○下平委員 関連して。きのう実は大臣がお見えにならないときに、いろいろ国鉄の三十一年度予算案の問題について質問をしたのですが、多少大臣の答弁ときのうの答弁が食い違っておるような気がいたしますので、少しこまかい点にわたって御質問をいたしたいと思います。  国鉄問題がこれほど大きく問題として取り上げられたのは、今一年間に人間にして三十数億人、貨物にして一億数千万トンという輸送力を持っていて、国鉄というものはもう国民の問題、たと思うのです。そこで御承知のようにいろいろの破綻が出てきて、洞爺丸の事件で千数百名の命を失い、あるいは紫雲丸その他国鉄の事故がたくさん出てきた。国鉄の輸送そのものをもっと改善し……

第24回国会 運輸委員会 第10号(1956/02/22、27期、日本社会党)

○下平委員 この機会に運輸大臣並びに国鉄副総裁に二、三お尋ねしておきたい点がございます。  その一つは、国鉄の問題が世上やかましくなって以来、大きな問題として取り上げられたのが運賃値上げの問題だと思います。 この問題につきましては予算委員会において、あるいは当運輸委員会において、しばしば質問をされたわけでありますが、速記録等を読んでみましても、運賃値上げに対する態度といいますか、値上げをするのかしないのかということが非常に不明確であるわけであります。速記録に現われた答弁が不明確であるばかりでなく、私がもう一つ運賃値上げに対して不明確に感じておりますのは、ことし国鉄が国民の批判にこたえていろいろ……

第24回国会 運輸委員会 第12号(1956/02/28、27期、日本社会党)

○下平委員 運輸大臣がお見えになっておりますので、最近の事柄について一、二お伺いをいたしたいと思います。  新聞等でだいぶ報道されておりますが、総評を中心にした春季闘争の第二波が今行われておるというふうに報道されております。新聞等の報道通りでいきますと、今明日を通じて国鉄の輸送等にも相当大幅な支障が起るのではないかといういうことが想像されるわけであります。大臣としても、こういった情勢に対して非常な努力をされておると思いますが、この春季闘争、特に国鉄の第二波の職場大会その他によって生ずる輸送の支障等について、大臣はどんな解決の方策を持っておられるか、まずお伺いをいたしたいと思います。

第24回国会 運輸委員会 第15号(1956/03/08、27期、日本社会党)

○下平委員 最近の大へん重要な問題でありました春季闘争に関連をして、国鉄に対する調停案の提示がありましたので、この問題に関して国鉄の当局に対して若干の質問をいたしたいと思うわけであります。  この問題は単なる計数的な問題とか、そういう問題でなくて、事労使の紛争に関する基本的な問題でありますので、御答弁を実は総裁にお願いをしてあるわけなのでありますが、総裁がまだお見えになっておりませんで、副総裁がお見えになっておりますので、総裁にかわって責任ある御答弁をいただきたいと思うわけであります。なお総裁が来れば総裁に対して御質問をいたします。それで非常に重要な問題なんですが、副総裁で総裁にかわって責任あ……

第24回国会 運輸委員会 第18号(1956/03/15、27期、日本社会党)

○下平委員 大臣にお伺いしたいのですが、先月の末に公共企業体関係の当面の問題の論争点になっておりました賃金の問題について、調停委員会から調停案が出されたわけなんですが、その後調停案の回答期限も相当時日経過をしております。先日国鉄当局等にこれらの点について同僚委員、私を通じていろいろ質疑をした際に、国鉄当局としても、なるべく受諾をしたいというふうな意向の表明があったわけなのですが、直接の監督責任者としての運輸大臣あるいは政府、こういった関係の意向をまずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 政府の調停案あるいは仲裁制度等に対する最近の態度をいろいろな角度で御質問をすると、たとえば本会議にお……

第24回国会 運輸委員会 第20号(1956/03/23、27期、日本社会党)

○下平委員 最近の新聞報道等では、津軽海峡に浮流機雷が現われてきて、そのために青函連航路が夜間運航を停止しておるような報道がありました。相当重要な問題であろうと思いますので、浮流機雷の状況並びにこれが対策について若干質問をいたしたいと思います。  保安庁の方々に、浮流機雷の今現われている状況はどんな状況か、まずお伺いしたいと思います。それから、それに対する国鉄当局の対策といいますか、それによって輸送力その他にどのくらいの影響を与えているか、その二点についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これはことし始まったことではなくて、昭和二十六年ですか、朝鮮動乱当時から始まっておりますがもう半……

第24回国会 運輸委員会 第21号(1956/03/27、27期、日本社会党)

○下平委員 一昨晩のラジオで再開されたことを承知したのですが、その再開について、保安庁あるいは自衛隊、国鉄当局、あるいは船舶の従事員、おのおのの立場からの意見をラジオを通じて放送しておりましたが、その間でやや不明確なところがあるので少し聞いておきたいと思うのです。夜間運航が停止をするとか、それを再開するとかについて一番の問題は、警戒態勢の強化と同時に常備化ですね。常に警戒態勢をしいてもらいたい、こういうことが問題点でありましたが、今保安庁の船七隻、自衛隊が四隻、それに大型ヘリコプターも加えてABCDの哨戒区を哨戒するというお話でありましたが、従来のように、たとえば先日も私申し上げましたように、……

第24回国会 運輸委員会 第23号(1956/04/06、27期、日本社会党)

○下平委員 日本国有鉄道法の一部を 改正する法律案について、こまかい点についてはいずれまた後日お伺いするとして、大臣がお見えになっておりますので、二、三根本的な問題についてお伺いをしたいと思います。  提案理由の中にもありますが、今国有鉄道がいろいろの批判を受けたり、あるいは運営上にいろいろの支障を来たしている、こういうことを改善するために国有鉄道法の改正が出たと思うのですが、内部の運営の問題あるいは監督の問題、いろいろの問題に関連はありますけれども、根本の問題としては公共企業体というもの自体が一体どういうものか、公共企業体というものをどういうふうに理解をし、どういう性格づけをするかということ……

第24回国会 運輸委員会 第27号(1956/04/18、27期、日本社会党)

○下平委員 関連して。この諮問機関の問題について先日もちょっとお伺いしたのですが、諮問委員会というものを設けることについては、大臣も必要性について十分お認めになったと思います。どういう形でもって設けるかということがいろいろな問題になってくると思うのですが、さっき中居委員の質問の中にもありましたが、こうして日鉄法が改正されてくる場面を見ると、経営委員会、今度の改正された理事会その他で一切のことが行われるという形になってくれば、必ずしもこれは独善に走るとは言い切れなくても、そういう危険性は多少あると思うのです。運輸大臣の監督権があるから、監督権を十分に使えばそれで防止できるといえば、それもできない……

第24回国会 運輸委員会 第30号(1956/04/24、27期、日本社会党)

○下平委員 ただいま採決、決定をされました日本国有鉄道法の一部を改正する法律案に対して、別紙のような附帯決議案を提案いたしたいと思います。  附帯決議案はお手元に配付してありますが、朗読いたします。   本法施行に当り、政府及び日本国有鉄道は左の事項について必要なる措置を講ずべきである。  一、広く国民の声を国鉄の業務の運営に反映させる為。部内に総裁の諮問機関を設けること。    諮問機関は、業務に関する重要事項を調査審議し。又は意見を述べることができるものとすること。    諮問機関は、産業経済界、労働界、学界等の有識者を以って組織すること。  二、日本国有鉄道の財政については、己に臨時公共……

第25回国会 運輸委員会 第7号(1956/12/12、27期、日本社会党)

○下平委員 私は同僚が非常に長い時間をかけていろいろな角度から御質問をいたしましたので、重複することを避けまして二、三の点で御質問をいたしたいと思います。私も港湾関係はしろうとでありまして、先日横浜の港へ行ってみて初めていろいろなことを考えてみたわけでありますが、今回の問題は、やはり米軍の暴力、それからもう一つは国内の統制力の欠如、業者間にも多少の問題があったというように考えております。これらの三つの要件というものが、しわ寄せとして労働者の生活権を脅かしている問題になっておるのじゃないかと考えておりますが、そこでそれらの観点から二、三御質問をいたしたいのですが、まず京浜さんにお伺いをいたしたい……

第26回国会 運輸委員会 第4号(1957/02/21、27期、日本社会党)

○下平委員 国鉄の問題について一つ、二つ緊急に御質問をいたしたいと思います。実はこんな質問をすることはいやなんでありますが、国鉄の運賃値上げをするという法案が近々に出ようとしておりまして国民も国鉄に対して今非常に重大な関心を寄せております。もちろん国鉄が国民の経済面あるいはいろいろ国民の中に深く溶け込んでおりまして、いろいろ重大な関心を持っておるわけでありますが、特に運賃値上げとなりますと、国鉄に対して非常ないろいろな問題点が出てくるわけであります。やはり国鉄は国民の足を預かっている建前から、国民に対して全幅の信頼を置けるような経営なり、いろいろのことをやっていかなければならぬと思うのでありま……

第26回国会 運輸委員会 第5号(1957/02/22、27期、日本社会党)

○下平委員 大臣にそんな抽象論ではなく具体的にお伺いしたいのですが、今運賃値上げがされなければならぬというような情勢で、今質問されておるのはガソリン税の値上げによってバス運賃にどの程度の影響があるかという点です。もちろんこれはガソリンも揮発油もありますが、どういうふうに影響があるか。大臣は原則として運賃を上げない、具体的な個々の事例に基いてきめる、こういう御答弁でありますが、実際にガソリン税の値上げの点を検討してみれば、たとえてみれば道路が改修される、従ってバス会社は利益があるという点で運賃値上げを認めないという理論、これは大蔵省が言っている理論でありますが、これは大臣も御存じの通り、大臣の地……

第26回国会 運輸委員会 第6号(1957/03/05、27期、日本社会党)

○下平委員 永山さんの質問に関連をして二、三点お伺いをしたいのでありますが、国鉄の労使の間に最近しばしば賃金の問題とかあるいは待遇の問題で紛争が起きてきておるわけであります。ことしもまた三十一年度の賃金調停をめぐって、やや険しい情勢がかもし出されようとしておるわけでありますが、これらの問題は、当面起きておりますところの、たとえば職場大会とかあるいは超勤拒否だとか、そういう現象だけをとらえて、それだけをどう解決しようとか、あるいは先ほど永山さんの質問にあった国鉄法に照して処分をするのだとかいうような、処分の点に焦点を結んでも、これらの問題の解決はとうていできないと思うのです。国鉄の労使の間にしば……

第26回国会 運輸委員会 第11号(1957/03/12、27期、日本社会党)

○下平委員 今国鉄の争議の強盗云々という問題は、これは当面の当事者の問題ですから別に質問するとして、この争議状態というものを解決するには、どうしてみてもこれは運輸大臣、政府が腹をきめて解決をしなければ、解決ができないと思います。これはきょうの新聞を私もここに来て読んだのですが、その中で二つばかり重要なことがある。強盗云々ということも重要なんですが、国鉄の今の立場というものは準禁治産者だということを言っている。これは重要なことなんです。職員局長の言っていることの中で、準禁治産者のような状態なんだ、百円上げれば争議は妥結する、国民に迷惑をかけなくても済むということがよくわかっていても、あるいは自分……

第26回国会 運輸委員会 第12号(1957/03/13、27期、日本社会党)

○下平委員 関連して。財政のゆとりができて、一千億円減税ということもいいのですが、その面から見ても、実は減税の対象になるのは九千二百万の人口のうちで二千八百万人、六千四百万人の人間は減税の対象にならぬのです。そうしますと、この国鉄運賃は、ほとんどの人が需要しておりますので、かえって政府の方針でいけば、いわゆる低収入の人は減税の対象にはならぬ。運賃は上る、バス料金は上る、こういう形で、かえって政府の考えていることとは逆な結果が出てくると思うのですが、これはまあ論議の対象外ですから、先ほど午前中の松尾さんの質問の中にもありましたしするのですが、権田さんがお答えの中で、出資金の問題等は事務的な折衝を……

第26回国会 運輸委員会 第13号(1957/03/14、27期、日本社会党)

○下平委員 大蔵省の方がお見えになっておりますので、先ほど井岡君の質問の中にありました独立採算制の問題から若干の質問をいたしたいと思うわけですが、国有鉄道が独立採算制の建前だということは、十分私どもも承知いたしております。国有鉄道が独立採算制で経営をしていくためには、一番根幹になるのは運賃をいかに決定するかということだと思います。そこで運賃の決定は運賃法によって四項目に決定の原則がきめられておるわけであります。そこでこの決定の項目を見ますると第一番の「公正妥当なものであること。」これは別問題といたしまして、二項以下の「原価を償うものであること。」三番目の「産業の発達に資すること。」四番目の「賃……

第26回国会 運輸委員会 第14号(1957/03/15、27期、日本社会党)

○下平委員 今度の運賃値上げは主として近代化等の方面に使われて、その他の面には運賃値上げの分は使わない、こういうようなことを言われておりますけれども、国鉄の輸送力が増強されて、ほんとうに日本経済の要請にマッチした輸送が行われるには、機械設備とかあるいは線路の増設・車両の増備等々、そういうものが当然必要でありますが、それに応じてやはり国鉄に職を奉じている労働者諸君がそれだけ心がまえ、気がまえを持たなければ達せられないと思うのですが、そういう意味で今度の運賃値上げに伴う五カ年計画の予算を見ますと、若干そういった面に対して配慮が薄いような気がするわけであります。そこで御質問申し上げたいのでありますが……

第26回国会 運輸委員会 第17号(1957/03/19、27期、日本社会党)

○下平委員 私は日本社会党を代表いたしまして、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案、すなわち国鉄の運賃値上げに対しまして反対の討論を行わんとするものであります。(拍手)  国内の経済の飛躍的な発展、これに伴う国鉄に対する輸送需要の急激なる増加、これに対する輸送力はその限界に達しておりますし、一方また累積をする老朽施設の取りかえを行なって輸送の安全性を確保するということも、また遷延を許さないまでになっていることは、わが党といたしましても十分承知いたしているところであります。日本経済の隘路になっておりますところの国鉄の輸送の現状を打開をするということについては、私ども社会党といたしましても何らの異……

第26回国会 運輸委員会 第24号(1957/04/19、27期、日本社会党)

○下平委員 今度の春闘の結論として仲裁裁定が出て参ったわけでありまするが、この仲裁裁定が出てすでに十日近く経過していますが、これが解決の見通しはついているにしても、なかなか明確になっておりません。特に仲裁裁定は十項目にわたっているようですが、私どもの委員会の関係である国鉄の関係について若干の質問をして、その処理あるいは見通し等についてのお答えをいただきたいと思うわけであります。  どうせ大臣が来られないと思いますので、もし来ればまたそのときにお伺いしますが、一応一番先にお伺いをしたいのは、今度の仲裁裁定の政府の提案を見ると、公労法第十六条第二項の規定に基いて国会の議決を求めるの件、こういうこと……

第26回国会 社会労働委員会 第48号(1957/05/07、27期、日本社会党)

○下平委員 正しい労使の慣行を打ち立てようという今までの政府の言い分等については、私どもも賛成であります。戦後組合運動が活発になって参りましていろいろの運動が展開されておりますけれども、まだまだほんとうに正しい意味の労使の慣行ができていないと思うわけであります。そういう意味において、いろいろの問題が起るたびにそれを参考にして将来正しい慣行を立てていこう、こういうことについては私どもも大賛成であります。そこで私は、今の自由民主党の内閣の中でもきわめて進歩的だと言われる松浦さんが労働大臣になられましたので、実はそれとなく正しい慣行を立てるものと期待をいたしたわけでありまするが、今の質問にもありまし……

第27回国会 運輸委員会 第5号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○下平委員 国鉄の労使間春闘以来、いろいろの問題点がありましたが、藤林会長のあっせん案で一応正常化の形になっておることは、大へん私どもとしてはけっこうなことだと思います。年末も控えておりましていろいろの案件もありますので、相なるべくはこういった正常化の形が永続することがきわめて好ましいと思います。そういう立場からあっせん案の経過その他について若干の質問をしたいと思うのですが、昨日同僚議員の山口議員からの質問で、あっせんの経過の大要は承わりましたが、もう少し細部にわたってお聞きをしたいと思うのです。  あっせん案が受諾されまして、当局側は若干の条件付、組合は無条件受諾という形になりまして、いわゆ……

第28回国会 運輸委員会 第14号(1958/03/13、27期、日本社会党)

○下平委員 国鉄の問題について二、三御質問をいたしたいと思います。  一番先に御質問いたしたいのは、昨年の五カ年計画、それから運賃値上げ等の審議の際にも、いろいろの観点から問題になったわけでありまするが、その一つは、あれだけの膨大な輸送を完遂するのに、相当な資本を投下する、あるいは機関車その他のいろいろな増加もあるが、人間がこれに見合っていないのではないかということが、昨年の委員会では社会党からも問題になりましたし、自民党の濱野さんの質問でも相当大きな問題になりました。現在の国鉄の要員の状況について御説明をしていただきたいと思うわけであります。大体現在員がどのくらいあって、勘定別にはどうなって……

第28回国会 運輸委員会 第15号(1958/03/18、27期、日本社会党)

○下平委員 国鉄に関係して、二、三御質問いたしておきたいと思います。  最近の国鉄のいろいろの情勢の中で、特にきょうお伺いしたいのは労使の関係についてでありますが、まず第一点は、昨年あたりから第二組合ができるというような動きがありましたが、国鉄内部の労働組合の実情というものが一体どうなっておるかということを、機労あるいは第二組合、国労というふうに分けて、どんな形になっておるか、まず御質問をいたしたいと思います。
【次の発言】 職員数はどのくらいあるのですか。
【次の発言】 国鉄の業務がノーマルな形で進んでいくためには、前々からこの委員会でも問題になっておりまするが、予算の措置をするとか近代化を……

第28回国会 運輸委員会 第16号(1958/03/28、27期、日本社会党)

○下平委員 この前の委員会で御質問申し上げました静岡の監理局に起った事件について、当時の委員会で解明ができなかった点の報告書を当日いただいたわけでありますが、このいただきました報告書に基いて若干の質問をいたしたいと思います。  まずまっ先にお伺いしたい点は、この回答書に書かれてある事項については、国鉄として責任を持たれる内容だと思いますが、この点はいかがですか。内容について明確に責任を持って御提出願った文書と理解していますが、この点はどうですか。
【次の発言】 それではこの報告書に基いて二、三お伺いいたしたいと思います。  まず第一項にありまするところの管外出張の件についてでありまするが、私は……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 運輸委員会 第6号(1958/07/02、28期、日本社会党)

○下平委員 関連して。青山さんは時間もないようでありますから、簡単に二つばかりお伺いしたのですが、先ほど同僚委員の質問を聞いておりまして、中間報告であるから、これは確定議ではない、途中でどう変更されるかもわからぬし、これは不確定のものだ、こういうお話を聞いたわけでありますが、私もこの中間報告は御熱心に御討論をされたのだろうと思いますが、形の上から見ると、少し先ばしった形が出ておるのではないかと思うわけです。先ほど同僚委員からの質問に対して、たとえば民間に払い下げた場合に、所期の委員会の皆さん方の考え方が実現されると予想される、それではそういう相手があるかということについても、まだ実はそこまでは……

第30回国会 議院運営委員会 第11号(1958/10/30、28期、日本社会党)

○下平委員 今の御発言に補足しておきますが、実は図書館問題は、調査がまだ半ばまでしかいっていないのです。調査をすれば相当なものが出てくるのですが、これ以上図書館に動揺を与えるのもどうかと思う観点と、それからもう一つは、三十四年度の予算編成をしなければならないので、そういう点で、さらに調査をしなければならぬ問題が、各部長についてはまだたくさんありますが、それを途中でとめてあるわけです。だから、表面に出た人だけやると、非常に不公平になると思います。春秋会に関係した人は全部という意味で――表面に今上った人だけ取り上げてやったのでは、非常に不公平になるので、全部という意味で私どもはきめてありますから、……

第30回国会 地方行政委員会 第11号(1958/10/30、28期、日本社会党)

○下平委員 時間もあまりございませんし、国会正常化で、あまり国会議員が労働基準法の違反をしてはいかぬと思いますので、要点だけの質問をいたしたいと思います。この法案は、総理も言いましたし委員会でも言いました通り、非常な慎重審議をされるということになっておりますので、いずれまたあとで多くの質問の時間が与えられると思いますから、きょうは二、三の点だけについて質問をいたしたいと思います。  先日からも質問になっておりました手続上の問題について若干質問をいたしたいと思います。主として大臣に御答弁をいただきたいわけでありまするが、今回の警職法が非常に思いがけないような形で提案をされたということについて、い……

第31回国会 議院運営委員会 第32号(1959/04/07、28期、日本社会党)

○下平委員 最低賃金法案は今度の国会で大へん重要な法案でありますので、この回付案については、質疑、討論をぜひ社会党からいたしたいと思いますので、御了解を得たいと思います。

第31回国会 地方行政委員会 第8号(1959/02/05、28期、日本社会党)

○下平委員 関連して一つだけお伺いしたいのですが、藤井行政局長は、この問題は初めてのケースだと言っておりましたが、第十七条の第三項で、あらかじめ協議する、こういうので、あらかじめ協議をされて、自治庁では、これはいかぬといってそれを認められなかった、こういう前例はあるのですか。
【次の発言】 あらかじめ協議をされて、いかぬといって断わるのは人口の要件だけだ、その他は県の段階であらかじめ協議したのは、全部自治庁でもこれを許しておる。こういうことですね。そこで御承知のように長野県から三つの市が申請になったと思うのです。実は今問題になっております更埴市の関係と、それから私の選挙区で具体的に塩尻市が申請……

第31回国会 農林水産委員会 第34号(1959/06/10、28期、日本社会党)

○下平委員 ただいま、前国会の終りに決議をされました国鉄の運賃の改訂問題についての経過の御説明がありましたが、その後、特に国鉄の貨物運賃の値上げにつきましては、農民団体その他各関係団体が非常に不安を持ちまして、特に公共割引が今月末切れ、続いて等級表の改訂等を通じて相当な運賃値上げが行われるではないかという心配を皆さん方がしているわけであります。仄聞するところによりますと、三月の十九日、それから四月の三十日に農林水産委員会等で決議をされた趣旨とは、逆な方向といいますか、もっと心配をされる方向へ向っていると私ども聞いておりますので、この際具体的な問題数点について御質問をして、運輸省の考え方あるいは……

第31回国会 農林水産委員会 第35号(1959/06/11、28期、日本社会党)

○下平委員 同僚の議員の諸君が大体意を尽しておりますので、これ以上のことは私運輸委員会でまた運賃問題でやりたいと思いますが、ただ一つ、今まで論議の過程の中で、委員長がさっき言いましたけれども、運輸大臣も、特に農林大臣も、この問題に対する考え方が非常に薄いと思うのです。今問題になっておりまする公共割引、そういう問題は法律でも国鉄総裁に委任をされている事項でございまして、――これは問題にならぬと思うのです。この問題が年々歳々なぜ出てくるかといえば、そんな法律論や枝葉末梢の技術論ではないと思う。もっと根本的に問題点があると思うのです。さっき委員長が言われました通り、これは閣議なりあるいは政策なりの問……

第33回国会 議院運営委員会 第9号(1959/11/28、28期、日本社会党)

○下平委員 山野警務部長に二つだけ、今の報告についてお伺いしたいのですが、その一つは、ちょっと錯綜してわからなかったのですが、国会議員と三十名くらいの陳情団と称する人たちが入ったのは、あすこに三つとびらがありますね、その衆議院側から入ったわけなんですか。
【次の発言】 それから赤旗を立てたデモ隊と称する乱入してきた連中、あの連中の入ったのは、別の中央門から入ったわけなんですか。
【次の発言】 そうすると、国会議員並びに三十人の陳情団が入った門と、大ぜい入った門と、別々の門ということに伺っていいですね。
【次の発言】 山野部長、私の聞きたい要点というのは、国会議員があけて入ったのと、これは約三十……

第33回国会 議院運営委員会 第21号(1959/12/27、28期、日本社会党)

○下平委員 昨日の議運の委員会並びに本会議の取り扱い等について、私ども数点の疑義がありますので、この際、それらの点を申し上げて、明らかにしていただきたいと思います。  その一点は、議長不信任案の取り扱い方についてでありますが、私どもの出した議長不信任案が、一事不再議に該当する、こういう形でありましたが、私どもは、国会法上にいうところの一事不再議には、今回私どもの提案した議長不信任案は該当しない、こういう解釈をとっているわけであります。一事不再議の原則は、同じ題名、同じ案件であっても、その内容が異なっているならば、必ずしも一事不再議にならないというのが、国会法上の建前だと思うわけであります。そこ……

第33回国会 懲罰委員会 第5号(1959/12/24、28期、日本社会党)

○下平参考人 ただいまの御質問にお答えいたしたいと存じます。  十一月の二十日の日でありましたが、安保阻止国民会議の責任者並びに社会党の責任者という立場で、赤松、井岡、竹崎、この三君が参りまして、「十一月の二十七日の午後、議長さんに対する請願に大ぜい来るから、どうか請願に来た人たちを議長さんに引き合わせるような手続、あっせんをしてほしい」、こういうお話がありました。そこで、「どのくらいの人数を希望するか」と聞いたら、「でき得るなら、百名くらい院内へ入れて議長さんに引き合わせてほしい」、こういう要請でありました。そこで私は、従来しばしば、議長さんに対して、いろいろの陳情・請願等で議長面会のあっせ……

第33回国会 農林水産委員会 第13号(1959/12/10、28期、日本社会党)

○下平委員 林野庁長官に二、三点お伺いしたいのでありますが、あと三十分ぐらいで議院運営委員会が開かれますので、長官の答弁に満足がいかなければ、いつかまた別の機会にお伺いいたしたいと思います。  伊勢湾台風で長野管内を私が視察いたしました際に、木曽谷その他の営林署の署長さんに風倒木の現地を見せてもらったわけであります。およそ四百三十万石、五ヵ年分の伐採量に匹敵する風倒木が生じた、同時にまた、その傘下の市町村にも被害があったということで、非常にこの対策には頭を悩まされていたようでありました。ところが、この伊勢湾台風による被害が起きて、その後の実情を見ますと、現地では労使の問題の紛争が非常に大きくな……

第34回国会 議院運営委員会 第18号(1960/03/29、28期、日本社会党)

○下平委員 この中国地方開発促進に関する決議案、あるいは、今留保になった北陸地方開発促進に関する決議案、こういう問題がしばしば出てくると、日本じゅう、開発促進決議案というような形になって、そう大した意味も持たないように私ども考えますので、先ほど実は理事会で、討論時間を五分にしろというような意見も出たのでおりますが、私は、この際、この種の決議案については各党で自粛して、あまりこういうものを出さないようにという方向へ各党が自粛していただく、こういうことをお願いしたいと思います。
【次の発言】 今、おたくの方の国会対策と議運の関係がどうなっておるかわかりませんけれども、せっかく国会対策が向うで委員長……

第34回国会 議院運営委員会 第26号(1960/04/20、28期、日本社会党)

○下平委員 このデモ規則法に関連して、議長さんに社会党としてお伺いをいたしたい諸条項がありますので、議題に入ってしまいますと議長さんなどは工合が悪いと思いますから、議題に入る前に、社会党の、議長に対する関連した質問を一つ許していただきたいと思います。

第34回国会 議院運営委員会 第27号(1960/04/26、28期、日本社会党)

○下平委員 私は、きのうの警察小委員会でも、内容の深い議論をしなかった。それは別の機会もあるだろうということで、しなかったのですが、せっかく今佐々木君の方から話がありましたので、その根拠といいますか、申し上げておきたいと思います。  その一つは、経緯を聞いてみたら、今柳田委員の言ったように、契約書が帝都高速度交通営団と事務総長の間にかわされておる、その十項目に、必要があれば閉鎖をするということがある、これが根拠の規定でやったのだ、こういう説明でありました。ところが、高速度交通営団というものは、地方鉄道法によって規制をされる団体であります。この地方鉄道法によりますと、二十二条に、列車の発着時刻、……

第34回国会 社会労働委員会 第6号(1960/02/18、28期、日本社会党)

○下平委員 労働大臣に一点だけお伺いしたいわけであります。  先ほど角屋君に対する答弁の中で、日本は日本の社会構造、労働運動があるというふうなお話を聞きましたが、私は最近の労使のあり方等について、問題になっておる労使の慣行について、一言大臣の意見を聞きたいと思うのです。なるほど法律とかあるいは公労法といったものに違反をした協定、協約、慣行というものはいけない、こういう点については、たといそれが労働者の立場であろうとも異論はないところであります。ところがそういった理屈だけの解釈で現実の労働運動が割り切っていけるかというと、そうではないと思うのです、そこに大へんむずかしいところがあると思います。御……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 議院運営委員会 第3号(1960/12/13、29期、日本社会党)

○下平委員 特別委員会については、今回だけでなく、長い間存続について議論がし尽くされてきておると思います。この前の国会のときも、私の方では、特別委員会については、本来が特別な案件を処理するためとか、あるいは各委員会にまたがった関連性のあるものとか、そういう限定された姿に戻ることが正しいではないかということで、全部廃止ということではなしに、特別委員会については再検討をする、こういう申し合わせが各党間で数回なされてきておるわけなんです。私は、今度の特別国会は、選挙が終わりましたあとで、非常にいい機会だと思いますので、特別委員会を整理して本来の姿に戻し、廃すべきものは廃し、必要なものは、国会法改正の……

第38回国会 議院運営委員会 第1号(1960/12/26、29期、日本社会党)

○下平委員 問題を個人にしぼってみますと、現実の問題としてはなかなかむずかしいと思う。それで、実際は手続を進めておいて、議運に出すときには、白紙だという形で持ってこられる。私は、これは議員個人並びに党の、国会第一主義の考え方の問題だと思うのです。そこで、私は、でき得るなら、個人的な海外旅行は会期中にはやらせない、こういうふうにした方がいいと思う。個人的な海外旅行は会期中は認めない。ただ、言うところの国民外交を大いに展開しようといろ新しい考え方もあるし、あるいはまた、党と党との交流等もあると思います。たまたま日本の国会と外国の国会が一致しておればいいけれども、一致していない場合は、向こうは休会中……

第38回国会 議院運営委員会 第2号(1961/01/25、29期、日本社会党)

○下平委員 これは議論が与党と野党という立場の議論になってきたのですが、私たちの考え方は、与野党という考え方を抜いて考えているのです。従来の実績から見ると、二月に入って予算案が出されたという例もないことはございません。たとえば三十四年、警職法その他の特殊事情で、ないことはないが、僕の調べた範囲では一度か二度であったと思う。問題は、政府の予算編成の技術的な問題その他で、議会における審議権というものが侵害されることはけしからぬじゃないか、こういう立場に立っておるのです。御承知の通り、予算というものは四月一日から実施されるということは、明らかな事実なんです。それに要する衆議院の審議日程というものも、……

第38回国会 議院運営委員会 第3号(1961/01/31、29期、日本社会党)

○下平委員 人事の問題で一つ要望いたしておきます。今の決算の専門調査員の人事の承認は、私、異議はないのです。けれども、最近の専門調査室の活動状態、それから人事等を見ておりまして、専門調査員が活発な活動をして、調査室を設けた目的に沿っているかといえば、必ずしもそうでない調査室が相当あるように実は私は見受けます。人事等におきましても、単なる各官庁の古手を持ってきて据えるというような形で、官庁の退職者の受け入れ場所みたいな感がなきにしもあらずでありますので、早急に、専門調査室のあり方あるいは人事等について当委員会で検討をしていただくように要望いたしまして、本日の人事は承認いたしたいと思います。

第38回国会 議院運営委員会 第5号(1961/02/09、29期、日本社会党)

○下平委員 それらの内閣から任命をされる委員等について、一応、内閣の方針、考え方等を聞きたいと思いますから、これにあわせて、適当な機会に官房長官に出席を願いたいと思いますので、そういう取り計らいをしていただきたいと思います。

第38回国会 議院運営委員会 第6号(1961/02/15、29期、日本社会党)

○下平委員 官房長官に、国会の同意を要する各種委員の任命、それから三十九条の問題等一連の人事案件について、内閣としてのお考えを少しお聞きしたいと思うのです。たとえば、最近の例を申し上げますと“人事官の任命の同意を求める件がきております。御承知のように、人事院は、公務員制度の新しい発足によって、行政的な立場から独立して公正な人事を行なうために重要な役割を持っておるわけであります。ところが、たまたま任命の今日までの経過を見てみますと、やや一方的な人事の任命が行なわれて、人事院の本来の性格といろものが失われるような傾向があるわけです。特に、独立官庁的な性格のある人事院の人事についてそういう感を深くす……

第38回国会 議院運営委員会 第9号(1961/02/28、29期、日本社会党)

○下平委員 私は、この前のお約束もありますので、この際、官房長官に、法律案、特に予算に関係のある法案について一体どういう状態になっておるか、御説明をいただきたいと思うのです。前回おいで願ったときのお約束では、予算関係法案については二十四日までには各委員会に提案をして御審議をいただくようにいたします、こういうお約束がありました。その後、予算委員会の審議が進んで参りましたが、法案の提出がおくれておるようであります。予算委員会の状況を聞いてみると、二十四日までに大体出すが、もし出せないものは要綱として提出をする、なお、要綱として提出したものについても、大体二十八日までには法案として提出をする、こうい……

第38回国会 議院運営委員会 第10号(1961/03/04、29期、日本社会党)

○下平委員 今、民社党の方から、組み替え動議について法的な見解を事務総長にただされましたが、私ども社会党といたしましても、組み替え動議そのものは、現在の国会法上の建前からいけば、修正案でなしに、あくまで動議の範疇に入るべきものである、こういう国会法上の解釈は、民主社会党と同一の解釈をいたしております。ただ、国会法上動議として賛成者の必要がないから、当然に民社もやらせようじゃないかという、そういう議論については、私どもは見解を異にするわけでありまして、国会法上許された動議でありましても、議運という立場で、議運の議論を経た上で議事を進めていくということが正しかろうと思います。そこで、議運の段階にお……

第38回国会 議院運営委員会 第12号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○下平委員 科学技術振興対策特別委員会の設置については、設置を希望する意見がかなりありますけれども、この特別委員会につきましては、御承知のように、従来、数国会、長い間にわたって、その存廃等について検討をされてきたわけであります。一応、昨年の特別国会で、特別委員会に対する当委員会の態度の決定を見たわけでありますが、その決定は、特別委員会というものは原則としては作らない、当時ありました公職選挙法、科学技術、国土開発、この三特別委員会については特別国会限りとして、通常国会においては、その存続の必要性、あるいは国会法を改正して常任委員会に移すかどうか等々について十分各党とも検討の上に、通常国会から新し……

第38回国会 議院運営委員会 第13号(1961/03/14、29期、日本社会党)

○下平委員 一つだけお願いしたいのですが、例のILO条約の批准の問題がILOの会議その他でも議論されておりまして、昨年のILOの総会あるいはことしの二月二十一日の政府書簡等から見て、大体ILOでは、この五月の総会までにはILO条約の批准をするというように政府言明を了解しておるような状態にあります。ところが、ILO条約関係の法案あるいはILO条約の承認等の手続がいまだに本院になされていないわけであります。きのう社会党、自民党で党と党との話し合いが行なわれたようでありますが、ILO条約の批准案並びに関係諸法規の早期提出について、当委員会において官房長官を呼んで状況を聞いて、早期提出の手続ができるよ……

第38回国会 議院運営委員会 第19号(1961/03/30、29期、日本社会党)

○下平委員 個人的な人事の問題は別として、形として考えてみなければならぬことは、今度採用した人が普通の状態の勤務につくのだったらおかしいと思います。普通の状態の勤務につくのであったら、もっと若手のいわゆる普通の状態の採用で、こういう特殊な経験のある人を採るということは、特に年令が四十でしょう、何か特殊な事情がなければ採ってはいかぬということですよ。特殊な技能のある人が必要だ、あるいはその人の特技が買われたとか、そういう場合には、四十才で官庁に十六年勤務したというような人も、必要によっては持ってきてもよいと思うのです。ただ、普通の衛視の勤務につけるというならば、普通の衛視の勤務につけるについて十……

第38回国会 議院運営委員会 第21号(1961/04/04、29期、日本社会党)

○下平委員 社会党は、鈴木隆夫君に同意をいたします。
【次の発言】 実は今の結論だけでもよいのですが、その結論に付随して少し申しあげたいと思います。  最近、今度の国会に入ってからの議会の運営というものが、その場限りで、何か御都合主義の運営のような形が出てきておることは、非常に遺憾だと思います。たとえば、今、配られた資料にちょっと目を通してみたのですが、現在衆議院で審議中のものが百三十件、予備審査が二十四件あるわけです。この内容を見ると、議員提出の案件が二十七、八件あります。私ども社会党だけでも、十八件現在本院に提出しております。予備審査が一件ありまして、本院先議のものが十七件という状態であり……

第38回国会 議院運営委員会 第24号(1961/04/11、29期、日本社会党)

○下平委員 今佐々木委員の言われたことで大体わかるのです。三月十日の議運で決定したことが、特別委員会は今後絶対に作らないのだという決定でないことは明らかであります。従って、自由民主党さんの方から、ぜひ特別委員会を作ってくれというお申し入れについては、何も制約はありませんので、私どもは審議をしておるわけです。ただ、三月十日の決定が、作らないという決定ではないから、そこで最終的には、審議をしてまとまらなければ、採決してきめる、こういう議論にはならない。三月十日には、御承知のように、必要があれば作る、作ることは作るけれども、その作る条件として申し合わせがなされたわけです。作る場合には、少なくとも各党……

第38回国会 議院運営委員会 第25号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○下平委員 この議論は、いろいろな角度から思い思いの議論を進めてやっていきたいと思うのですが、僕はけさの新聞を見たのでありますけれども――新聞のことを言うといかぬと言われますが、この条約の審議は、あるいは特に関係法の審議というものは、特別委員会でしなければならぬという原則はないと思う。僕は、土俵が一つしかないという場合には、これはなかなか問題が重要だと思うのですが、このILO条約並びに関係五法案については、どう言っても、特別委員会でなければいかぬ、それ以外に審議の土俵がないというものではないと思う。だから、どうしても特別委員会でなければならぬ、あるいは新聞情報によると、今週中に自由民主党単独で……

第38回国会 議院運営委員会 第27号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○下平委員 この委員会は、自民党さんの申し出てきた特別委員会設置についての可否ということで議論をしていかなければならぬ。従って、法案の内容に入るわけではありませんけれども、問題の焦点になってくるのは、一体、提出されております五法案と、ILO条約の批准ということが直接的に関連があるのかないのかということが、先刻来の議論の中からは、当然、特別委員会を設ける判断の重要なポイントになると思います。そこで、多少内容に入る――と言うと語弊がありますが、法案の性質ぐらいは条項にわたって議論をすることも、今回の場合はぜひお互いに了解をしていかなければならぬのじゃないかと思うのです。そこで、僕は、そういう議論に……

第38回国会 議院運営委員会 第30号(1961/04/21、29期、日本社会党)

○下平委員 官房長官に二つ三つお伺いをしたいのですが、御承知のように、ILO条約の批准ということは、ただいまの池田内閣に始まったことではないわけです。ずっと以前、今から四、五年前から、ILO条約の批准というものは国際的にも国内的にも問題になったわけです。そこで、当時の岸内閣としては、このILO条約問題を処理するために諮問機関を設けたわけです。御承知の労働問題懇談会という諮問機関を設けて、一年有余にわたってこの懇談会が慎重審議をして、その結論を御報告になったわけです。それに基づいて、岸内閣としてはILO条約の批准を前々々国会に提案いたしました。今度池田内閣がILO条約をこの国会に提出するにあたっ……

第38回国会 議院運営委員会 第31号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○下平委員 本日は、いろいろの事情もありまして、ILO条約の問題について議論をする時間がありませんでしたが、前会までの議論の引き続きから、なるべく早急に議運としての結論を出して、ILO条約その他関係法案を審議の軌道に乗せるということが必要だと思います。そこで、この間出されました議運の案等について各党で御検討願っておると思いますが、一応御検討の経過を簡単に各党から聞いて、できるならば明後日にはその結論を持ち寄って何らかの方向を出していくように進めていきたいと思いますので、簡単に各党の経過を御報告願って、そうして明後日本格的にやる、こういう方向にしたいと思います。

第38回国会 議院運営委員会 第36号(1961/05/17、29期、日本社会党)

○下平委員 だいぶ待っておりましたILO問題の自民党さんの御意見がまとまった様子でありますが、非常に微妙な問題でありますので、ちょっと最後の点がわかりにくかったのですが、ILO八十七号と公労法と地公労法をとりあえず付託する、そのために特別委員会を作って三本を付託する、他の法案については、話し合いがついたら特別委員会へ持っていく、つかなければ、というところがちょっとわからなかったのですが……。
【次の発言】 きょうはお話の向きだけをお伺いしてと思いましたが、御承知のように、この問題はずっと長くきております。その間に議長さんからも特に委員長を通じて――法案が提案をされた後に、審議の場所がきまらなく……

第38回国会 議院運営委員会 第37号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○下平委員 ILO特別委員会につきましては、昨日自由民主党の佐々木理事から、条約並びに公労法、地公労法を付託するために特別委員会を設置して、他の三法案につきましては、追ってこの委員会で協議して特別委員会に付託を希望する、こういう案が出されました。きのうお約束の通り、私どもはその案をそれぞれの機関にかけて検討いたしましたけれども、これは遺憾ながら振り出しに戻ったという私たちの解釈であります。御承知のように、当初は、自由民主党の方は一括審議、社会党の方は特別委員会を設けずにそれぞれ各委員会に付託する、こういうことで対立してきたわけであります。その間、きのうも申し上げました通り、三月二十五日以来付託……

第38回国会 議院運営委員会 第39号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○下平委員 討論はまたあとでやりますけれども、国会の正常化ということを山村委員長が言いましたが、私は大賛成であります。将来国会の正常化をするというお話もありましたが、今回の問題は、現在の憲法、国会法に基づいての中で会期延長の問題を議論していかなければならぬと思います。そこで、今いろいろ入学試験論と入院論がありましたが、私は、もっと具体的に、今度の国会が昨年召集されて今日まで、どういう状態の中で国会の審議なり運営がされてきたかということを、やはりお互いに謙虚に反省してみる必要があると思う。私は、この会期問題に限らずに、国会の運営には政府はもちろん関連があり、責任があると思います。中心は与党であり……

第38回国会 議院運営委員会 第41号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○下平委員 自民党さんの考え方をまず聞きたいのですけれども、三月二十五日に提案をされてきょうでちょうど六十七日目ですが、六十七日間も法案が審議の土俵に乗らないということは、いまだそういう前例はないと思うのです。審議の土俵に乗ってから、意見の相違があって、たとえば継続審議、たとえば廃案というような事態は、間々あることであります。土俵に乗らぬというようなことは、国会正常化の面から見て、私は遺憾だと思うのです。そこで、この特別委員会設置、ILO条約の審議ということは、私は、もっと国会正常化をするという建前から考えていかないといかぬと思うのです。そういう意味では、この国会始まってから、特別委員会という……

第38回国会 議院運営委員会 第43号(1961/06/06、29期、日本社会党)

○下平委員 今、自民党さんの方から、農林大臣周東英雄君の不信任決議案について、先議案件ではない、こういうお話がありました。これは議論の余地が十分あると思います。そこで、私ども、ただいまその議論をするということは別といたしまして、これらの問題についてお互いの立場を明らかにするということは賛成であります。しかし、今日の段階は、新憲法が実施されまして、国会も三十数国会であります。御承知のように、内閣総理大臣と各省大臣との関係が変わりましたのは、新憲法下においてであります。その後、国会におきまして、不信任決議案の取り扱いは何回となく行なわれております。それはすべて、速記録をごらんになればわかる通り、先……

第38回国会 議院運営委員会 第44号(1961/06/07、29期、日本社会党)

○下平委員 問題は、議員の身分に関すること、院の構成に関すること、いずれも先決案件であることには間違いないと思います。従って、ここは先決案件が競合をしておるということだと思います。そこで、先決案件としての条件に照らしてみて、一体どちらが先決であるかという判断をしなければならぬと思います。今柳田理事も言われましたけれども、福永理事の言われた点に多少疑義があるのです。というのは、常任委員長は、御承知の通り、衆議院の役員であります。当日また翌日直ちに作らなければならないという、院の構成の、事務総長を含めた、要素であります。従って、これが欠けるということは、構成の先決要件であることは間違いがないのであ……

第38回国会 逓信委員会 第28号(1961/05/11、29期、日本社会党)

○下平委員 公衆電気通信法の特に運用の面等について、若干公社当局並びに郵政大臣に御質問をいたしたいと思いますが、質問の要点はおよそ三点であります。  まず第一にお伺いしたいことは、先般私、長野市へ参ったわけでありますが、そのときに、信越電気通信局長以下幹部の皆さん方とお行き合いをいたしまして、そうして三月の十六日の日に公衆電気通信法六条に基づいて電話の規制を行なったということを聞いたわけであります。そこで、信越局――その他の局でもけっこうですが、私、行きましたのは信越局でありますので、信越通信局管下において、法六条ないしは営業規則に基づいて通信の利用制限をしたという事実を具体的に、大まかでいい……

第39回国会 災害対策特別委員会 第5号(1961/10/12、29期、日本社会党)

○下平委員 今度の臨時国会は、あとの方が詰まっているわけです。今月末の会期は延ばせないと思うのです。しかも、そういう会期の中で、この委員会は案件を継続審議なりあるいは審議未了というわけにいかない性質の委員会だと思うのです。そこで、この委員会の運営その他について、二、三私は意見を申し上げたいと思います。  これはわが党も大へん出席が少なくて申しわけない話でありますが、与党の皆さん方はお二人のようであります。(「三人だ」と呼ぶ者あり)委員長は中立でありますから、数に入れません。可否同数のとき以外は採決権を認めませんから、数に入れませんが、こういう状態では申しわけないと思うのです。それから質問をする……

第39回国会 災害対策特別委員会 第6号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○下平委員 関連して。資料がまだ政府として的確に把握されていないと言われれば、これ以上追及しても僕はお答えが出ないと思うのです。ただ、官房長官に今度の災害特別法が出てきた経緯を少し考えてもらいたいと思うのです。今度の災害立法は五月のフェーンまでさかのぼりました。これは御承知の通りです。続いて北美濃地震についても、率直に精査してもらえばわかりますけれども、やや資料不足でありました。しかし、これも加えました。こういうことで、ことしの災害についてはかなり広範に今度の災害特別立法というもので包括しておるという筋できておると思うのです。これを一つ御了解をいた、だきたいと思うのです。  もう一つは、第二室……

第40回国会 議院運営委員会 第1号(1961/12/09、29期、日本社会党)

○下平委員 ただいま議長さんから、今度の国会に臨む冒頭のごあいさつとして、正常化を一つ達成してくれ、こういう御要望がありましたが、との点につきましては、前国会の申し合わせばかりでなしに、従来からも国会の正常化のためにいろいろの手段がとられてきたと思うのです。そこで、議長さんに、この際、お覚悟のほどといいますか、御方針を明確にするために、さらに一、二点お伺いしたいと思いますが、委員長、よろしゅうございますか。
【次の発言】 実は私ども国会対策委員会でも、先日議長さんからお呼びを受けまして、山本国会対策委員長、矢尾総務局長二人が出向きまして、議長さんのおっしゃる趣についてはお話を承りました。そのと……

第40回国会 議院運営委員会 第3号(1961/12/22、29期、日本社会党)

○下平委員 ただいま出されておりまする一連の外交問題に対する本院としての取り扱い方については、今柳田理事から誓われたことに私も賛成であります。ただ、事外交の問題でありますので、ここで起きた緊急質問の取り扱いをどうするという現象の処理だけでなしに、もう少し、外交問題というものをいかに国会が取り扱うか、あるいはいかに野党、与党が取り扱うかというような本質的な問題についても、この際やはりお互いに隔意のない意見を出しておいた方がいいと思うのです。私は、外交の問題については、もちろん、それは直接的には国の利害に関係があるし、また国際的に非常に微妙な交渉段階等もありますので、外交問題については、でき得るな……

第40回国会 議院運営委員会 第7号(1962/02/06、29期、日本社会党)

○下平委員 資料要求を一つしたいと思います。  ILOの結社の自由委員会で、日本のILO条約批准問題が議論されておるのでありますが、結社の自由委員会に対する政府報告が、われわれの仄聞したところでは、国会におけるILO条約取り扱いの経緯が、若干誤解をされるような表現で報告されておるように聞いておるわけであります。一応国際的の条約でありますし、ILO条約は、当面の労働問題としては大へん重要な問題でありますので、仄聞する程度のことで議論をすることができません。ILOの結社の自由委員会に対する政府の報告書が、たしか三回くらいにわたって出ておるはずであります。特に情勢の追加報告というのが、ごく新しく自由……

第40回国会 議院運営委員会 第22号(1962/03/15、29期、日本社会党)

○下平委員 この決議案は、当初私たちが社会党として提案したときには、とにかくクリスマス島、ネバダで行なわれるアメリカとイギリスの核実験を何としてもやめてもらいたい、こういうような端的な意思表示をすべきである、そのためには、米英両国政府に対して政府は交渉すべきだ、こういう決議の趣旨で出したわけです。その間、民社党、自民党を含めて三党共同提案ということの中で出てきたのは、単にそれだけでなしに、この際一連の核実験は、ソ連がもうすでに実験をしてしまってある、そして今回は米英だ、こういう形になって、われわれの念願から比べると非常に好転はしていない、従って、何とかこれをとめるために、この国際管理が十分にで……

第40回国会 議院運営委員会 第29号(1962/04/05、29期、日本社会党)

○下平委員 この撤回の動議について、二点ほど私自身は疑義がありますので、その点をこの委員会で解明をしておいていただきたいと思います。  その一点は、民社党のこの動議を見ますると、表題は、なるほど日本国に対するガリ・エロですね、ガリ・エロの条約を撤回して再交渉しろ、こういう撤回動議になっておりますが、中をよく読んでみますると、実はこれは条約の中身を修正するような形になっているわけであります。中身の第一項は、日米間の債権債務の支払いの形式をとりやめること、二番目が、金額を減額すること、三番目が、支出金の使途についての条件をつけている、こういうことで、御承知のように、ガリ・エロの条約の三本の柱をその……

第40回国会 議院運営委員会 第34号(1962/04/19、29期、日本社会党)

○下平委員 二つほど外務大臣に質問したいのですが、その一つは、今御報告にありました米ソ英仏の四カ国に衆議院の決議を伝えたということ、それからジュネーブにおいての核実験停止の例の十八カ国軍縮会議にそれぞれ通達したというのでありますが、その通達の方法は、文書で送ったのでありますか、それとも、たとえば米ソ英仏の四カ国等については、それぞれ大使を外相が招いて、口頭をもって伝えたのか、どちらなんですか。
【次の発言】 これはある程度希望になりますけれども、外務大臣、特に核実験禁止の決議並びに日本の領土問題に関する決議等がしばしば院の決議になっておるのです。しかし、なかなかその実効が上がらない。国際情勢の……

第40回国会 議院運営委員会 第40号(1962/05/06、29期、日本社会党)

○下平委員 谷口さん、ちょっと誤解がありはせぬかと思いますので、私ども社会党が賛成する立場を申し上げておきたいと思います。  地方公務員共済組合法案が今衆議院の地方行政委員会にかかっておりまして、ここで問題になっておりますのは、御承知の若年停止の問題です。これと、今の議員の互助年金というのは、全然性格が違うわけです。国家公務員、地方公務員共済組合法の年金というのは、国の負担というものが半額あるわけですね。使用主が国家であり、地方公共団体であるという、使用主の負担が半額あるわけです。この若年停止の問題と今議論している議員の互助年金とは全然性格が違うわけです。これは御承知のように、われわれが全部掛……

第40回国会 議院運営委員会 第41号(1962/05/07、29期、日本社会党)

○下平委員 社会党は参加すると言っているのに、どうして呼びにこないのか。
【次の発言】 僕らは本会議を開くことには賛成だから……。

第40回国会 議院運営委員会 第42号(1962/05/08、29期、日本社会党)

○下平委員 今、前田さんの言われたことで大半尽きていると思いますが、そういう点について、単に私どもが言い分を言うだけでは、ちょっと私たちとしては物足りないと思います。それで、私はこの際、委員長、佐々木さんが努力されて、塚原先生、鈴木先生、出先の第一線の皆さん方が苦労された点はよくわかりますけれども、しかし党の立場ということになりますと、これは個人の努力とは別問題で、究明をしていかなければならぬと思います。そこで、今、前田さんの言われた点は、せんじ詰めれば国会運営――委員会で各党の一致できまった法案というものが本会議上程までいって、そこで一党の都合でこれが上程されずにとうとう廃案にされてしまうと……

第40回国会 災害対策特別委員会 第5号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○下平委員 私、実はきょう時間がありませんので、一点だけ質問をしたいと思います。これは自治省関係でありますが、関連がありますので、ほかの省へも及ぶかもしれませんが、例の災害の特別立法をいろいろ作りましたが、その中で、災害地の集団移住という点については特別立法ができなかったわけでありますけれども、行政措置その他で、集団移住について、考え方としては、災害復興にかける金を移住者の移転あるいは復興その他に充てよう、こういうことでたしか災害対策委員会はおしまいになっておったと思いますが、その後の集団移住対策の進行状況を簡単に御報告いただきたいと思います。

第41回国会 議院運営委員会 第3号(1962/08/10、29期、日本社会党)

○下平委員 一つ御相談をいたしたいのですが、今度の国会では、前国会で継続ないしはいろいろ残された問題を処理するというのが、大体今度の臨時国会の、院の構成を除いては、重大な問題だと思うわけであります。そこで、政府におきましても、そういう意味で法案の提出がされておりますが、各委員会でも、やはりそういう形で一つ処理をすべきものはしていくという方針でいった方がいいのじゃないかと思います。当委員会では、御承知のように、懸案になっている問題は、国会正常化の問題と、それから例の議員の互助年金法の問題が実は懸案になっておるわけであります。そこで、国会正常化の問題は、当面四十一国会の正常化の方針は、今、福永小委……

第41回国会 議院運営委員会 第11号(1962/09/02、29期、日本社会党)

○下平委員 そんなことはない。これは国庫のお世話にならぬということ、全然われわれだけでやっているのだという観念でやっているわけじゃないのです。この法律は、御承知のように、第一条に出ております通り、国会法三十六条に基づいてこの法律をきめるのだということに法律の趣旨がなっておるわけです。御承知のように、国会法三十六条は、国会議員に退職金を支給することができるのだ、こういうことです。そこで、きょうも午前中にやったんですが、国会法に基づいて実際に退職金を支給するということになると、退職の時期をどうするか、あるいは在職の期間をどう見るかとか、いろいろむずかしい問題が出てくるので、とりあえず三十六条による……

第42回国会 議院運営委員会 第1号(1962/12/08、29期、日本社会党)

○下平委員 私は、議運の小委員長はできやすいと思っているのです。それで柳田理事の方からもそれを出したと思うのです。先ほど、冒頭に議長さんが、国会正常化に各党が努力されて大へん正常化の実が上がってきたと言われたが、私は、率直にいって、正常化の実は今上がっておると思うのです。しかし、その正常化の実が上がるには上がるなりに各党とも相当な努力をしてきておると思うのです。単にこれは抽象的な努力でなしに、将来正常化というものが恒久化していくような形でお互いに努力してきておると思うのです。そのために、国会正常化の小委員会もあれば、あるいは議運の委員会もずいぶんいろいろ議論をして、やや端的に言うならば、できる……

第43回国会 議院運営委員会 第2号(1963/01/22、29期、日本社会党)

○下平委員 臨時国会以来、大へん混乱といえば混乱した状態の国会が、これで全く軌道に乗ったことをわれわれ社会党としても大へんうれしく思っているわけであります。各党が協力一致してやったことでありますが、特に私この際お願いをしておきたいことは、従来、私ども施政方針のあとについては、即日でなしに、一日くらい間を置いて、野党にその内容を検討さしてくれ、こういうことを御要請申し上げて参りました。従来の実績は、施政方針をやって翌日やるということでありましたが、今回、幸いにいたしまして、二十三日に施政方針、二十五日に質問ということで、一日間を置くということが実現したわけであります。きわめて短期間の国会までこれ……

第43回国会 議院運営委員会 第5号(1963/02/05、29期、日本社会党)

○下平委員 この際、官房長官に二つ三つお尋ねをして、政府としての考え方を明確にしておきたいと思うのです。  その一つは、法案の提出のやり方なんです。従来、予算はもちろん憲法第六十条で衆議院先議ということになっておりますが、その他の法案の提出は、これは提出権が政府にありますので、どちらに出してもいいという形だと思うのです。しかし、従来、国会の慣行として、予算を伴う予算関係法案は、予算先議権のある衆議院に先に提出する、こういう慣行になっているわけです。一、二の例外はもちろんあります。これはわれわれも承知をして例外を認めてきていますが、さもない限りは、予算関係法案というものは、原則として衆議院へ出し……

第43回国会 議院運営委員会 第11号(1963/03/02、29期、日本社会党)

○下平委員 本日の日程を延期をして、三十八年度の予算三件を上程をして本日終了することについては賛成であります。  この際、各党の皆さん方にぜひお願いをして、御了承をいただきたいと思うのでありますが、御承知のように、昨日成規の議運理事会を開いて、公報に載せて、決議案以下日程八件を、本日午後二時、定刻から開く本会議に上程するということにきまっていたわけであります。しかしそれが、決議案その他を延期をして、三十八年度予算案だけをやるということについては、私ども野党といたしましてもかなり困難な場面があるわけであります。日程に載ったものをどうしてやらぬかということで……。しかし、私どもが今、委員長提案に賛……

第43回国会 議院運営委員会 第20号(1963/05/14、29期、日本社会党)

○下平委員 民社党さんの方から、ILO条約の問題についての促進の希望がありましたが、私ども社会党も従来から、年を数えれば五年も前から、ILO条約は即時批准をすべきだ、こういう態度をとってきております。しかし問題が問題でありまするので、各党間にILO条約の批准に伴ういろいろの措置とか、あるいは考え方の相違でなかなか一致点が見出せずに、今民社党さんが言われたような経過になっていることは、わが党としてもはなはだ遺憾であります。幸い今回、たとえよしそれが半ば非公式的な形であろうとも、正規の議会の審議に乗らなくても、やや両党間に歩み寄りのめどができてきたのは非常に私どもうれしいことだと思います。しかし、……

第43回国会 議院運営委員会 第22号(1963/05/17、29期、日本社会党)

○下平委員 この際、私は、会期問題がきまりましたので、会期四十五日間の延長の中でぜひ処理をしていただきたい、こういう立場から一言だけ申し上げて、できるならば、各党の御了解を得て、議運の申し合わせにしていただきたいと思う点が一つあります。それは国会正常化の問題であります。  御承知のように、国会の正常化は長い期間かけてやってまいりましたが、過去二、三年来、形の上でも実質的にも、かなりの程度正常化の実はあがったと思うわけであります。そこで、このあがりました正常化の実をもとにして、さらにコンクリートしていきたいというのが私たちの念願であります。このために、昨年は特に約三、四カ月かけまして、御承知の福……

第43回国会 議院運営委員会 第27号(1963/06/04、29期、日本社会党)

○下平委員 中央医療協の人事で、もう二、三点官房長官にお伺いしたいのです。将来国会が同意を与える人事等の取り扱い方について、考え方を少しただしておきたいと思うのです。  中央医療協議会の委員は、われわれが問題にして、国会対策としても官房長官に要求に行ったと思うのです。その中身は、一つは、特に中央社会保険医療協議会の法案通過の際に、社会党の主張によって、公益委員については同意人事にせいという法案修正の経過があったわけです。それ以来、この委員の任命については、社会党もかなり強い関心を示して、いろいろの機会に、この人選についてわれわれの希望をいれろという要求をしていたと思うのです。最終的には官房長官……

第43回国会 議院運営委員会 第30号(1963/06/14、29期、日本社会党)

○下平委員 ILO問題について、いま各党の意見が出たのですが、その中で二つほど意見を出したいと思います。  その一つは、ILO条約が長い、三年有余にわたっていろいろ問題点があったけれども、少なくとも各党の理解の上に国会の審議が軌道に乗ってきたということは、非常に喜ばしいと思うのです。そこで、私は、いままでもめた問題が軌道に乗るには、それなりの努力なり、それなりの経過があると思うのです。あるいはそれが書記長・幹事長会談であり、あるいはそれが倉石・河野会談であり、いろいろな形の中でものごとが取りきめられ、そのことが理解をされてこういう形になってきたと思いますので、この問題の処理にあたっては、ひとつ……

第43回国会 議院運営委員会 第32号(1963/06/21、29期、日本社会党)

○下平委員 この委員会でもう少し議論を進めなければならない問題もあると思いますので、議長に対する質問だけに局限して、それが済んでから本論へ入っていきたいと思います。  議長さんに三つほどお伺いしたいのです。その一つは、議長さんも御存じのように、国会がやや不正常な形になりました原因は一つしかないのです。争点は、社会労働委員会における取り扱い方が、社会党は無効だと言い、自由民主党は有効だ、こういうことなんですね。その争いが問題でいま不正常になっておるわけです。そこで、議長さんは各党の責任者をお呼びになって、どうかこの問題は各党の国会対策委員長で話し合いをして、正常の状態に戻してくれ、こういって国会……

第43回国会 議院運営委員会 第34号(1963/07/06、29期、日本社会党)

○下平委員 これはぼくは一切知っていないのですが、決議案を議場内交渉なんておかしいですよ。各党満場一致でやるならやるで、ここでびしっときめてやることで、そういう取り扱い方は、ぼくはちょっと……。前例にもないしするからね。
【次の発言】 本会議の予定は、そのあと何があるのですか。
【次の発言】 それで、休憩になったあとの委員会は何をやるのですか。
【次の発言】 それだけかね。それだけだったらやってしまおうじゃないか。
【次の発言】 会期末にきて、一部にまだ若干意思の疎通がしっかりしていない場面もあって、このままの状態では、休憩後の本会議はできるかできないか、あるいは開くにしても混乱するような状況……

第44回国会 議院運営委員会 第2号(1963/10/17、29期、日本社会党)

○下平委員 常任委員長の改選については、国会運営の一つの正常化の問題点として、きのうの国会対策委員長会談でも議題になり、各党とも意見が一致をして、選挙の手続を省略して指名でやるということになったと思います。そこで私は、単に国会の正常化は各党の問題だけでなしに、いま委員長席に着いておられる福永小委員長は、一年有余にわたって、国会正常化の院の意思というものを大体まとめてきておるわけです。その中では、昭和三十七年八月ですか、役員配分については、国会の運営は与野党共同の責任で行なうべきであり、役員の配分はこの精神で行なうという申し合わせが当委員会の決議としてできておるわけです。その委員会の意思を実行す……


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 議院運営委員会 第6号(1963/12/18、30期、日本社会党)

○下平委員 逆だ。違うんだ。
【次の発言】 ただいまの国会図書館の専門調査員の件については、小委員会においてもいろいろ議論があったところです。そこで、今回の改正の趣旨であるところの、専門調査員とその他の一般職との人事交流を行なうという意味については、ぼくらは賛成であります。ところが、実際の人事運営になりますと、なかなか国会図書館には問題があるような気がいたします。そこで、先般の議運の理事会でもずいぶんこれは問題になりましたが、衆議院の専門員室長については、人事面を刷新するために、規程の改正と同時に全員に辞表を出してもらって、そして新しい規程の適用の際には適格な人事を行なうという措置をとったわけ……

第46回国会 議院運営委員会 第9号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○下平委員 いまの基準について、もっと明確に私は聞きたいのですが、抽象的ではいけませんので、具体的な例でお聞きしたいのです。名前を出してたいへん気の毒ですが、この資料の六ページに奈良原基というのがあります。この人は、離職五年間に在職した官職は、運輸省札幌陸運局総務部人事課長、その次が運輸省北海道函館陸運事務所長、その次が運輸省札幌陸運局総務部長、いずれも北海道の陸運局関係に在職しているわけです。この人が退職をして就職したのが北海道の北星タクシー株式会社取締役社長、こういうことになっているのです。そこで、承認した理由を見ると、「本人は、離職前五年間に同社を所管する官職に在職しなかったので、同社と……

第46回国会 議院運営委員会 第15号(1964/03/24、30期、日本社会党)

○下平委員 国交が回復していないし、敵国人だから、ちょっと問題がある。

第46回国会 議院運営委員会 第24号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○下平委員 特別委員会が設置されました際、私たちの態度といいますか、気持ちだけを一応表明しておきたいと思います。  その一つは、特別委員会の設置について満場一致という慣行が守られて――お互いにかなり苦しみがあったと思いますが、この慣行が守られて、円満裏に特別委員会が満場一致でつくられたことについて、私はお互いに喜ばしいことだと思います。したがいまして、これからも議会の中でいろいろ問題の紛糾することがあろうとも、こういうよい慣行を守って、十分な話し合いの上にやっていく、こういうことをよき慣行の積み重ねとしてやっていただきたい、こういうふうに思います。それからもう一つは、この特別委員会の設置につい……

第46回国会 議院運営委員会 第30号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○下平委員 官房長官に一言だけ質問しますが、政府がそういう腹であり、自民党がそういう腹であれば、私はやむを得ないと思うけれども、少なくとも内閣の責任で閣法で出す法案について、その提出の時期とかいろいろのことをほかの人におまかせするということは、これはなかなか重大なことだと私は思うのですよ。もし国会に対する責任を内閣が負うとするならば、閣法で出した法案については内閣が一切責任を持つという態度でなければ、内閣の国会に対するあれとしてはきわめて不見識だと思うが、どうですか。何で閣法で出すのですか。閣法というものは、内閣総理大臣、内閣の責任で国会に提出するのでしょう。その提出するものについて、実は提出……

第46回国会 議院運営委員会 第37号(1964/06/18、30期、日本社会党)

○下平委員 谷口さん、それはここで格式ばってきめないで、いままでの慣例どおりでいいじゃないですか。たとえば、この間私は林さんと一緒に行ったのですが、別にきめたのじゃなくて、現地で中山委員長に話して、ぼくもそういう形で参加している。ここで参加を正式にきめる、きめないということになると、党派別にきめることで、共産党は団員じゃないということ、それ以外のことは言えないが、支障ないと思うのです。現に、ぼくは、この間四日間林君とずっと一緒に行動してきている。ぼくも団員じゃなかった。

第46回国会 議院運営委員会 第38号(1964/06/19、30期、日本社会党)

○下平委員 民社党さんの質問の最中だから最後までと思いましたけれども、経過の説明の中で、二点ほどぼくらちょっと誤解があると思うのです。  一点は、いま言いましたからよろしいと思いますが、私どもは、昨日の議運の理事会でもILO問題の処理に誠意を示してもらわぬことには、本会議の開催は困るのだということであります。  もう一つは、いま経過の中で、社会党からそういう要求があって国会がとまっておるのだ、こういうことでありますが、私どもは、社会党が国会をひとつきょうはやめだといって、それで国会がやまるものじゃないと思うのです。国会の運営は、御承知のように、多数党の自民党の皆さん方が責任を持っていらっしゃる……

第46回国会 議院運営委員会 第40号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○下平委員 国家公安委員だけでなしに、過去における人事案件については、実はいま茜ケ久保君が言ったように、一たん出したものを引っ込めた例もあります。しかし、それは私は、やはり行政府として適当と思って出してきた人を引っ込めるということはなかなかむずかしいことだし、それはいい形ではないと思うのです。ただ、私は、今回の問題を処理するのにあたっても、従来とってきた当委員会のあり方、あるいは議会と政府の間の慣例というものはくずしたくないと思うのです。お互いに自分が推薦したい人を固執している限りにおいては、その慣例もくずれると思うのです。しかし、政府のほうとしても、やはり議会側に、たとえば、あるいは自民党、……

第47回国会 議院運営委員会 第3号(1964/11/18、30期、日本社会党)

○下平委員 ただいまの光藤さんの人事については大賛成でありますが、この際、衆議院人事について、ぜひ皆さん方の御考慮をいただきたいと思うのです。  衆議院の事務局担当の諸君が、議員の集まりの中で特殊なたいへん御苦労を願っておると私は思いますので、他の省から受け入れて、ここを足場にしてまた出ていくという形でなしに、衆議院の有能な諸君も、他の省あるいはしかるべき機関へどしどし出してやるという心あたたかい配慮というものも、今後の人事については十分考慮していただきたいと思うのです。衆議院では何といっても事務総長ということが最終の目標でしょうが、事務総長は一名しかなくて、しかも、二期やれば八年ということで……

第47回国会 議院運営委員会 第6号(1964/12/07、30期、日本社会党)

○下平委員 国会議員の逮捕の問題は、議会始まって以来の事件でありますし、本質的にもこれは非常に問題を含んでおると思います。そういう意味で、私は地方行政委員会等で扱うのでなしに、本来、議員の身分、国会の権威、そういう立場からこの委員会がほんとうに慎重に審議を重ねて、何らかの結論を出すべきだ、こういうことでこの委員会で取り上げてもらったことはたいへんいいと思うのです。今日までこの問題に関して、二回の議論を通じてやや明確になったことは、憲法の五十条、国会法の三十三条、その精神というものは、単なる従来の歴史的な考え方だけでなしに、新しい民主主義の新憲法のもとでは、国会の審議権というものがこの精神の中に……

第48回国会 議院運営委員会 第4号(1965/01/22、30期、日本社会党)

○下平委員 いま伊能さんから、従来の議院運営委員会で取り扱ってきた正常化の申し合わせ、それに各党間の申し合わせ等について御意見を聞きまして、私どももこの特別委員長問題解決を契機に、よりいい方向に前進していくのではないかと、こう考えております。それで、実は私どもとしては、数に案分せいという主張でありましたが、今回の議運の立場からすると、特別委員長を二つ案分するということについては、なかなか筋が通らぬと思うのです。しかし、これは、それに到達するまでのお互いの信頼感を深める一つの手段だと、こう考えまして、これはぜひこれから、いま確認されたことがより前進をするためのよき例として使っていかなければならぬ……

第48回国会 議院運営委員会 第7号(1965/02/11、30期、日本社会党)

○下平委員 いま民社党さんからいろいろ立場の表明がありましたが、私どもとしても、特別委員会をぜひこの際設置しろ、こういう立場ではないわけです。特にいま中嶋君から言いました三項の問題、特別委員会を設置したけれども、その扱い等については一切特別委員会にまかせるのだ、これは委員会のたてまえ上当然だと思いますが、この際三項について皆さん方の御意見を参考までにお話しいただきたいのは、特別委員会を設置するということは、このILO条約並びにそれに関連する法案というものは密接不離である、したがって、条約並びに関係法案というものを整備をして、そうして国内の労使慣行というものがうまくいくようにする、これが趣旨だと……

第51回国会 建設委員会 第10号(1966/03/11、30期、日本社会党)

○下平委員 都市開発資金の貸付けに関する法律案については、この前の委員会で私どもの同僚の皆さん方が質問をいたしましたが、若干ダブる点もありますけれども、二、三の点でわからない点があるものですから、できるだけひとつ詳細に三点ほどの質問にお答えをいただきたいと思うわけであります。  その第一番目は、どうして単独立法でやらなければならないのか、その点がちょっとわからないわけであります。近畿圏にしろ首都圏にしろ、整備法があり工場制限の法律もあり、開発法もありあるいは都市計画法もあり、そういう法律がある中で、どうしてこれを単独に立法化しなければならないか。この立法化のねらいといいますか、どうしてもこうし……

第51回国会 建設委員会 第11号(1966/03/16、30期、日本社会党)

○下平委員 三点ぐらいお伺いをいたしたいと思います。  その一つは、最後に佐野委員がちょっと触れられておりましたけれども、佐藤内閣ができまして、佐藤さんがいろいろなキャッチフレーズを出しましたが、その中の一つに、交通事故で死亡する人が最近非常にふえてきて、日露戦争の戦死者と同じくらいの数があるのだ、したがって、人命尊重という佐藤内閣の政策の基本からこれを大いに取り上げるのだ、こういう宣伝が行なわれ面して、御承知のとおり去年でしたか、交通安全対策本部ですか、推進本部ですか、ちょっと名前は忘れましたけれども、そういうものができたと思います。そこで、その対策本部では一体どういうことが議論をされて、そ……

第51回国会 建設委員会 第15号(1966/04/01、30期、日本社会党)

○下平委員 ちょっと、この国土開発縦貫自動車道の関係資料を三つ、四つお願いしたいと思います。  一つは、いままでの五法案が一括してありますね。その予定路線のほかに新規に二千六百キロぐらい追加してあると説明がありますが、それを法案のいままでの五千キロの路線と新しくできた二千六百キロの路線と分けて、ひとつ地図で資料をいただきたいと思います。  特に、新たに指定した二千六百キロの路線別の指定事由、経済的な事由とかいろいろな事由があると思いますが、それをやや詳細に説明した資料をいただきたいと思います。これが第二番目。  それから第三番目は、これの実施計画をどういうふうに考えているか。実施計画のおおよそ……

第51回国会 建設委員会 第17号(1966/04/07、30期、日本社会党)

○下平委員 国土開発縦貫自動車道建設法の一部改正に関連をしまして、二、三問題点を御質問いたしたい、こう思います。若干、具体的に数字をあげての質問になりますものですから、そういうおつもりでお答えをいただきたいと思います。  まずお伺いしたいのは、この道路問題に対する建設省、政府の基本的な姿勢といいますか、取り組み方について、若干お伺いをいたしたいわけであります。参考にしたいので、少し数字を明らかにしていただきたいと思いますが、五カ年計画、第二回目だと思います。たしか昭和三十六年度から始まって、今回のが三十何年度ですか、二回目だと思いますが、前回はこの道路五カ年計画にどの程度の予算をどういう振り合……

第51回国会 建設委員会 第18号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○下平委員 関連して一つ大臣にお伺いしたいと思うのです。  いまも質問の中でありましたが、地方民は道路の整備について異常な関心を持っているわけです。先日、大臣はお留守でありましたが、建設当局、道路局長、政務次官に質問いたしましたが、私がこの計画を見ていると、どうも若干、建設当局の道路に対する姿勢が誤っているのではないか、こういう気がいたしたわけです。それば御承知のとおり、数次の道路整備計画の中で、だんだんと有料道路に予算のウエートが向いてきていやしないか。もう一つは、地方単独事業に道路整備の非常なウエートがかかっていないか、こういう気がしてならなかったわけであります。詳しくは申し上げませんけれ……

第51回国会 建設委員会 第19号(1966/04/15、30期、日本社会党)

○下平委員 国土開発縦貫自動車道建設法に関連をいたしまして、若干の質問をいたしたいと思います。  大臣にひとつお伺いしたいのでありますが、徳島県におきまして、街路事業に関する補償、それに関して非常に大きな問題が持ち上がっているということを大臣も御承知だと思いますが、御承知のとおり公共事業を進めていく上において補償問題というのはたいへん大きな問題であります。徳島県の街路事業でも、補償金が事業費の中の大半を占めているという実情だと思うのです。そこで、建設省のほうから承ると、土地収用法の改正等も用意をされているという話を聞いておりますが、現実にいま行なわれております道路事業等を進める上の補償費の扱い……

第52回国会 建設委員会 第1号(1966/07/20、30期、日本社会党)

○下平委員 先ほど陳情を受けました南木曽の件について、若干基本的な問題について、その後の災害の復旧状況とか復旧の基本方針だとか、そういうものについてお伺いしたいと思います。林野庁は見えられていますか。――国鉄はまだお見えになっておりませんね。  それでは建設省と林野庁から、それぞれその復旧の方針なり状況なりをちょっと簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 建設委員会はもちろん、担当の各省の皆さん方が今次災害復旧にたいへん御尽力をいただいておる点は、私としても感謝申し上げたいと思います。  そこで三つほどの点についてお伺いをしたり御要望を申し上げたいと思いますが、一つは、現地における……


31期(1967/01/29〜)

第58回国会 建設委員会 第4号(1968/03/08、31期、日本社会党)

○下平委員 大臣もお忙しいようですから、質問しようと思ったのですが、関連で少しやらしていただきます。  おとといの福岡議員の質問、いまの井上議員の質問に対する大臣の答弁を聞いていると、非常に御認識が甘過ぎるような気がするわけです。先日福岡君の質問に、大臣は、五ヵ年計画は大体九〇%くらいいけばまあまあというものだという答弁をしておりましたが、少なくとも、昨年の臨時国会で佐藤さんは、クーラーとか例の三CのほかにHも入れて、マイホームというものを重点政策にするといい、保利さんも就任早々住宅問題を非常に取り上げまして、たいへんな熱を入れられたようであります。言うならば、佐藤内閣の実は国民に対する最も重……

第58回国会 建設委員会 第10号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○下平委員 都市計画法につきまして、若干の質問をいたしたいと思います。  御承知のとおり、都市問題というのは現在の国内政治の問題では一番重要な問題になっていると思います。そこで、今度の法律がある意味では都市問題解決のためにやや前向きの姿勢を示しているんではないかというふうに私は若干感ずるわけでありまして、そういう意味で、できることなら都市問題前進のための一つのきっかけをこの際つくることはたいへん意義があるのではないか、こう考えているわけであります。私ども社会党といたしましても、都市問題がたいへん重要でありますので、党内に都市問題の対策特別委員会をつくりまして実は対策をそれぞれ練っているところで……


32期(1969/12/27〜)

第68回国会 決算委員会 第3号(1972/04/04、32期、日本社会党)

○下平委員 それではこの問題はいいですよ。この問題は次回でけっこうです。

第68回国会 決算委員会 第9号(1972/04/25、32期、日本社会党)

○下平委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になりました予備費の使用等の承諾を求める件に対しまして、不承諾の意を表明いたしたいと思います。  その理由は、まず昭和四十五、四十六年度予算並びにその財政運用につきまして、社会党は基本的に反対の立場をとっておりますので、この観点から予備費の支出についても基本的に反対、承諾をいたしかねるのであります。  その二つは、具体的な予備費の支出について改善をされている点を認めるにやぶさかではございませんが、なおその手続、その支出の内容等についてしさいに検討してみますると、承諾しがたい点があります。  以下、若干の問題点を指摘いたしたいと思います……


33期(1972/12/10〜)

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1974/12/27、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  交通安全対策は、皆さまも御承知のとおり、当面する最も重要な課題の一つであります。  わが国における自動車事故の現状は、このところ、かなり減少を見ておりまするけれども、被害者の数は依然として多く、まことに憂慮にたえないものがございます。  また鉄軌道、海上及び航空交通事故は、一たび発生すれば、多大の被害をもたらすものであり、その防止は、一刻もゆるがせにできない問題であります。  このような現状にかんがみ、今後さらに交通安全対策の強化、促進をはか……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1975/02/05、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、植木総理府総務長官、福田国家公安委員長、木村運輸大臣及び仮谷建設大臣から、交通安全対策の基本施策についてそれぞれ説明を聴取いたします。植木総理府総務長官。
【次の発言】 次に、福田国家公安委員長。
【次の発言】 次に、木村運輸大臣。
【次の発言】 次に、仮谷建設大臣。
【次の発言】 次に、昭和五十年度における陸上交通安全対策関係予算について説明を求めます。竹岡総理府交通安全対策室長。
【次の発言】 次に、昭和五十年度における海上交通及び航空交通安全対策関係予算について説明を求めます。中村運輸大臣……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1975/02/19、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野坂浩賢君。
【次の発言】 次に、野中英二君。
【次の発言】 次に、平田藤吉君。
【次の発言】 次に、小浜新次君。
【次の発言】 次回は、明二十日午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時八分散会

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1975/02/20、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の自動車安全運転センター法案を議題といたします。  政府より提案理由の説明を聴取いたします。福田国家公安委員会委員長。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。井上泉君。
【次の発言】 検討して取り計らうことにいたします。
【次の発言】 井上君のお求めの資料は、それぞれ後刻関係機関から提出をさせることにいたします。  それから参考人御要求の問題については、理事会でお諮りをしたい、こ……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1975/02/26、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。渡辺武三君。
【次の発言】 内閣提出、自動車安全運転センター法案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、 これを許します。片岡清一君。
【次の発言】 勝澤芳雄君。
【次の発言】 なるべく早い機会にいまの資料を委員会に提出していただくように、それぞれ関係当局で整理をお願いしたいと思います。  次回は、公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後三時五十六分散会

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1975/03/12、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。前田治一郎君。
【次の発言】 次に、勝澤芳雄君。

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1975/03/20、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  自動車安全運転センター法案を議題といたします。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本案の審査に資するため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することとし、日時、人選及びその手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、これを許します。紺野与次郎君。
【次の発言】 次回は、公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十一時八分散会

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1975/03/26、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  自動車安全運転センター法案を議題といたします。  本日は、お手元に配付いたしました名簿のとおり、参考人の方々が御出席になっております。  各参考人には御多用中のところ御出席いただき、厚くお礼を申し上げます。  本委員会は、ただいま自動車安全運転センター法案を審査いたしておりますが、本日は、皆さん方にそれぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、本案審査の参考にいたしたいと存じます。  御意見の開陳は、菊池参考人、小久保参考人、中村参考人の順で、お一人十分程度お願いいたします。その後委員の質疑にお答えをいただきたいと存じます。  それでは、菊池参……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1975/06/05、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。太田一夫君。
【次の発言】 次に、紺野与次郎君。
【次の発言】 沖本泰幸君。
【次の発言】 その他の問題等についても委員会で検討する事項等もありますから、いずれ理事会で御相談をいただいて各党の御意向などを伺った上でその問題についての結論は出していきたい、こういうふうに考えております。
【次の発言】 次回は公報でお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後一時三十分散会

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1975/06/19、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。  地方における交通事情及び交通安全施設の整備状況等調査のため、委員を派遣いたしたいと存じます。つきましては、議長に対し委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、派遣委員の氏名、員数、派遣期間、派遣地、その他所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第14号(1975/06/25、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野坂浩賢君。
【次の発言】 ただいま野坂君の方から御要望がありましたので、この扱い方はいずれ後刻理事会に相談をして結論を出すようにしたいと思いますが、この際、委員長としての見解も申し上げておきたいと思います。  交通事故は御承知のとおりだんだん減少の傾向は示しておりますけれども、しかし、まだ年間一万人以上の人が亡くなられておるし、六十五万人を超す負傷者が出ているというきわめて悲惨な現状になっております。こうした交通事故を受けられた方々の救済の手だてに関しま……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第15号(1975/07/02、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  本委員会におきましては、地方における交通事情及び交通安全施設の整備状況等調査のため、去る六月二十七日及び二十八日の両日、愛知県、岐阜県及び長野県に委員を派遣いたしましたので、この際、派遣委員から報告を聴取いたします。大竹太郎君。
【次の発言】 これにて派遣委員からの報告は終わりました。
【次の発言】 次に、請願の審査に入ります。  本国会において本委員会に付託になりました請願は、全部で三件であります。  これらの各請願につきましては、理事会において慎重に検討いたしましたので、この際、紹介議員の説明等を省略して直ちに採否を決したいと存じますが、御異議あり……

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1975/09/11、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして再度私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。前回同様委員各位の御支援によりまして、委員会の円滑な運営を図ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記をとってください。  これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの野中英二君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、       大竹 太郎君    片岡 清一君       ……

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1975/11/12、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  交通安全対策に関する件について調査のため、明十三日、参考人として帝都高速度交通営団営業部長藤岡長世君の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定しました。
【次の発言】 交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大竹太郎君。
【次の発言】 次に、野坂浩賢君。
【次の発言】 次に、紺野与次郎君。
【次の発言】 次に、平田藤吉君。

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1975/11/19、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。沖本泰幸君。
【次の発言】 次に、足立篤郎君。
【次の発言】 次に、平田藤吉君。
【次の発言】 平田さん、済みませんが、運輸省は聞いていなかったので、もう一遍簡単に言ってくれますか。
【次の発言】 次回は、公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後三時三十二分散会

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1975/12/11、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野中英二君。
【次の発言】 次に、野坂浩賢君。
【次の発言】 次に、井上泉君。
【次の発言】 次に平田藤吉君。
【次の発言】 農林省は帰ったので、後で……。
【次の発言】 次回は、公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時三十四分散会

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1975/12/17、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  この際、請願の審査に入ります。  本委員会に付託になりました請願は一件であります。  自動車の交通安全対策に関する請願を議題といたします。  まず、審査の方法についてお諮りいたします。  本請願の内容につきましては、文書表等ですでに御承知のことでありますし、また理事会で慎重に御検討をお願いいたしましたので、紹介議員の説明等はこの際省略し、直ちに採否の決定に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  お諮りいたします。  自動車の交通安全対策に関する請願は、採択の上内閣に送付すべきものと決……

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1975/12/18、33期、日本社会党)【議会役職】

○下平委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、交通事故裁定センターに関する問題について、委員長から政府の所見をただしておきたいと思います。  本問題については、去る六月二十五日の当委員会で委員長見解を述べましたが、その後関係者の間で慎重かつ建設的な協議を重ねており、被害者救済機関の設立の必要性については、関係者の共通の理解が生まれ、論点もおのずから明らかになりつつあります。  現在構想されている交通事故裁定センターについては、日本弁護士連合会は反対の立場をとっておりますが、同センターの経費の大部分を占める自動車損害賠償責任保険の運用益につい……


36期(1980/06/22〜)

第98回国会 運輸委員会 第9号(1983/04/13、36期、日本社会党)

○下平委員 関連質問でありますので、重複を避けて二つの点にしぼって御質問を申し上げたいと思います。  その前に、国鉄再建に対するわれわれの基本的な考え方を若干申し上げたいと思います。  数年前から政府関係企業で赤字問題が大きくクローズアップされました。いわゆる三K問題、政府管掌健康保険、食管会計、国鉄。かなりの論議をいたしまして、完全とは言いませんけれども、政府管掌健康保険、食管会計は安定とまでいかなくとも、ほぼ見通しの立つ状況になったわけです。ところが、最大のKの一つ、国鉄問題は、いろいろ論議をされながらも、また、二回、三回と再建計画が立てられながらも、依然としてよくなるどころかだんだん悪く……


各種会議発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第27回国会 運輸委員会請願審査小委員会 第1号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○下平正一君 私は三〇番と三一番でありますが、特に大糸線の延長につきましては大へん国鉄その他の御尽力によりまして今年開通をいたしましたことは、地元民として非常に感謝をいたしておるわけであります。当初予定をされましたたとえば木材あるいは燐鉱石等々の出荷状況が、予想以上にふえて参りました。先日も私現地をずっと糸魚川まで一日間かけて情勢を視察に行って参りましたが、滞貨が非常にものすごいものであります。今日の運行回数は三往復半、しかも旅客列車と貨物の混合でありますので、普通でありますれば三時間くらいで到着をする大町―糸魚川間が四時間何ぼ、はなはだしい列車は一駅で停車時間が四十分というようなダイヤの仕組……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1958/07/02、28期、日本社会党)

○下平小委員 国会図書館は、当初から定員は増加していないのですか。最初から、こんな人員でやっておったわけですか。
【次の発言】 きょうは簡単な報告を聞くという程度であったわけですね。あまり内容を聞くのもなんですが、今も木下君の言ったように、六百人に近い人間がおりますので、この人事の管理ということが、国会図書館の運営には相当重大な影響があると思う。今、木下君も心配されておりますが、この人事管理の問題についても、多少のうわさを聞くわけです。人事管理の面はよほどしっかりといいますか、筋を通してやっていただかぬと、せっかくの国立国会図書館の運営がまずくなると思うのですが、人事管理の面について、何か館長……

第30回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号(1958/10/03、28期、日本社会党)

○下平小委員 図書館側に、もう二、三人おいでを願いたい。国際業務部長の市川さんと、一般考査部長の西水さん、それから支部図書館部長の上里さん、それだけ一つ御出席を要求いたします。
【次の発言】 山下君の今の答弁を聞いておると、春秋会は、あなた方の考え方では、当然図書館員としてやってもいいのだというような考え方らしいですね。そこに、ずいぶん考え方として違っておるところがあると思うのです。国会図書館の職員としてまず第一にやるべきことは、自分の仕事ができなかったら、できるような予算要求を、あるいは説明を、私たちの場所に来てやって、どうしてもこれができぬ場合に、便法としてやるのだ、こういう手段をとるのが……

第30回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第3号(1958/10/21、28期、日本社会党)

○下平小委員 そういう答弁なら、徹底的に追及するよ。
【次の発言】 山下さんに伺いたいのですが、この図書館の運営については、これは山下さんばかりでなく、ほかの部課長さん方にも聞いていただきたいのですが、従来からいろいろな風評があって、私が図書館小委員になってから、約二十通に近い投書が来ている。その投書を私は信用するわけではありませんけれども、そのほかに、国会議員の中においても、あるいはまた学術関係の方々からも、どうも図書館は、あまり図書館本来の務めをやっていないような気がするというような意見も聞いているのです。そこで、私もいろいろ調べてみようと思って、少し調査を始めたのです。この際、もしいろい……

第30回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第4号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○下平小委員 館長さんに少しお伺いしたいのでありますが、この図書館問題が具体的な委員会の正規の会議に上る前に、私どもといたしましても、館長さんが十有余年にわたって館の運営に努力をされて一生懸命やってこられているんだから、館長さんには会議録に載せないで非公式にいろいろな御意見を伺おう、こういうわけで先日おいでを願っていろいろ御意見を伺ったわけです。そのときのあなたの御意見では、図書館の運営に関して、特に春秋会その他いろいろのこともあるけれども、動機は図書館の運営がなるべくうまくいくようにという善意から出ているんだ、しかし金銭の問題もあるから、それには注意をしているが、断じて不正はない、また不正が……

第31回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1958/12/23、28期、日本社会党)

○下平小委員 この前の図書館小委員会並びに議運で、一応図書館問題についての決議をいたしたわけでありまして、前の臨時国会中に処理をしようということでありましたが、御存じの通り警職法でずっと延びていたわけであります。相当時間もたっておりますので、あの決議に基いて具体的な処置をそれぞれ図書館側としてなされていると思いますので、一応その経過を、時間もありませんので、概略でけっこうですが、御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 その後の処理状況はただいま大体伺いましたが、そこで、先ほどこちらで打ち合せしまして、その進行に関してこちらの真意を二、三お伝えをしておきたいと思うのです。  その一つは、今手……

第31回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号(1959/01/23、28期、日本社会党)

○下平小委員 この前か、その前の委員会で、国会図書館の予算について御希望を申し上げておきましたが、その希望がどの程度この予算の要求の中に繰り込まれてあるか、要求しました項目別にちょっと御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 あのときにはもっとこまかく六項目くらいお願いしておきましたが、今御説明があったのは、常勤職員の給与改善だけです。せっかくこの委員会できめて御要求申し上げたので、できれば要求の線に沿って御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 今地元からかけつけたところで、項目は持っておりませんが、たとえば定員化の問題もありましたね。それから期末手当ですか、国会手当ですか、この……

第31回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第5号(1959/03/31、28期、日本社会党)

○下平小委員 図書館問題が昨年から問題になって、暮れに大体の結末がついて、暮れからは、私たちの意向といたしましても、そういった問題の摘発というような形をやめて、早く図書館の運営が正常化するように、機能を発揮するようにという方向に向けてきたわけですが、人事のことにも関してきまして、非常に遅々として進んでいないような気がするわけです。そのことがかえってマイナスの面をだんだん生んできて、弱ったものだという印象を強く受けております。私は、この際もっと図書館の運営をほんとうに軌道に乗せていくためには、そういう人事等の面も早くすっきりして、業務に専念できるような形をとってもらいたいと思うのです。図書館の職……

第31回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第6号(1959/05/02、28期、日本社会党)

○下平小委員 国会図書館については、衆議院側としては、国会図書館問題についてのいろいろな決議なりあるいは今後の方針等について議決をしてありますので、それらの問題の総合的な検討の一環としてこれを検討していくという立場でいいと思います。機構改革等もわれわれは決議をしてありますので、その機構改革の中に館長その他も当然含まれてくると思いますので、そういうものを討議していく一環としてこれを取り上げてやっていっていいと思います。ぽこっとこれだけどうしよう、こうしようという形でなくて……。きょう、実は前の衆議院における図書小の決議等についての報告、あるいは成案ができたものがあれば、その成案等を出していただい……

第32回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号(1959/07/20、28期、日本社会党)

○下平小委員 今回の定員規程の改正で、八名くらいの増員が認められたことは、小委員長さん以下皆さんの御努力と、私ども大へんうれしく思っておりますが、この際、一言申し上げておきたいと思いますのは、このほかに、国会図書館の関係としては、初任給初め給与関係も、必ずしもほかとの振り合いがよろしくないように私どもは考えておりますし、なお、国会手当等諸般の手当につきましても、衆参両院職員との振り合いから見ても、必ずしも満足すべき状態ではないと思うわけであります。この際、館側といたしましても、一気に懸案事項を全部解決することは困難だと思いますけれども、あらゆる努力を払いまして、こういった問題について最大の努力……

第34回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第2号(1960/02/17、28期、日本社会党)

○下平議員 三つ四つこの際お尋ねをいたしたいと思うのです。  その一つは首都の交通問題だけではなくて、全般的に、交通機関の発達あるいは人口の増加、産業構造の変化等で、交通政策というものがそれに対応して長期に立てられなければならぬと思うのですが、残念ながら今日の日本には、そういった長期の交通政策が欠けておるような気がするわけであります。そこで、その全般的な輸送、交通計画は別といたしまして、さしあたって首都の人口の増加その他で、首都の交通が大へん大きな問題になっております。個々の営団に対する補助をどうしようとか、あるいは建設資金をどうしようとかいうことも一つの問題点ではありましょうけれども、制度上……

第34回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1960/01/28、28期、日本社会党)

○下平小委員 二つばかり………。今の二十二条の問題は、図書館側の意向もよくわかりますけれども、いろいろ問題点もありますので、私ども検討をしておきましょう、こういう程度にしておきたいと思います。  それから、今、副館長から御説明がありましたように、新しい副館長のもとに部課長以下職員の皆さん方が大へん努力せられて、なおかつ小委員長の努力も加わって、図書館が、われわれが本来願っていたような方向へ、財政的にも、あるいは機構的にも、あるいは運営の面でも進んでいっておるような気がして、非常にうれしく思っております。ただ、私はもう一歩進めて三十六年の秋には、このままでいくと完成をされますので、完成されたら、……

第34回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号(1960/04/05、28期、日本社会党)

○下平小委員 池田さんから今言われたようなことを、言葉の表現は別として、つい先日も、図書館小委員会で僕はずいぶん申し上げてあるつもりなんです。ただ、表現の形は多少違っておりますが、一連の国会図書館に関する事件があった後の処理をするための決議事項というものがここにあるわけです。その決議事項の中で行なわれていない部分があるということは、前回ちゃんと速記録に残こして指摘してあります。特に人事面とか、そういう面についても、若干まだ決議に対して疑義をはさむような問題があるから、早急に善処してほしいということは、速記録に残こして、つい一月ぐらい前でしたかの本小委員会で要望してあるのです。それとともに、後任……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1960/12/13、29期、日本社会党)

○下平小委員 二つ、三つ伺いたい。一つは、予算概算要求書を見たのですけれども、内容については質問したくないのですが、その折衝の段階はどうなっておるか、その折衝の段階を少し具体的に聞かしてもらいたい。
【次の発言】 それから定員の関係ですが、先ほど有馬君が質問していたが、国会との関係はどうなっていますか。衆議院は臨時職員はどのくらいあるのですか。
【次の発言】 今、知野部長からお聞きの通りですが、これは御承知の通り、国会職員という同じ範疇なんです。同じ国会職員法によって律せられておりますが、率直に言って、国会図書館は非常な差別待遇なんです。たとえば常勤を定員化する問題にしても、あるいはまた超過勤……

第38回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号(1961/03/24、29期、日本社会党)

○下平小委員 今議論された点とも多少関係があると思いますが、図書館職員が、同じ国会職員法で律せられていながら、待遇の面とか、いろいろの面で非常に差別を受けておる点が多々あると思います。それを二つ三つお伺いしたい。  一つは、国会職員給与規程の十三条によって賄雑費が出ておるのです。きのう実は庶務小委員会で、本院の職員については三千円を目途に努力するということをきめたわけです。そこで私は、規程十三条でやるのですから、同じ国会職員だから、図書館の職員にも当然渡るだろうなと念を押したら、それは別であります、こういうわけです。ことしは各官庁とも、期末手当については例年よりも相当出ておると思うのです。とこ……

第38回国会 災害対策協議会 第6号(1961/07/25、29期、日本社会党)

○下平協議委員 関連をして一点だけ、大臣並びに河川局長にお伺いをしたいのであります。  今度の災害でいろいろ考えさせられる点があるのでありますが、その中で、水を十分に利用するということ、河川を十分管理をするということ、防災措置を講ずるということ、こういう点について、別に悪意があったわけではないのですけれども、若干一貫した強力な施策が欠けているのではないか、こういう点を感ずるわけであります。たとえば、長野県の川路村の災害等にしましても、発電所を幾つも作って、水を十分利用するという面では相当な努力が続けられておりますけれども、さて、それによるところの河床の上昇という点についての河川管理ということに……

第38回国会 災害対策協議会 第7号(1961/07/26、29期、日本社会党)

○下平協議委員 先ほどの大森委員、宮澤委員、今の中島さんの御質問に関連して、ちょっと疑問に思いますので、お伺いしますが、農地等の小災害については百分の五十、施設は百分の六十五、これを七一・五は元利、それから二八・五は特別交付税、こういうことできめて、これは伊勢湾台風と同様だ、こういう御答弁までありしたが、御承知の通り、伊勢湾台風のときの起債の特例法の第三条は、そのほかにもう一点あったはずであります。要するに、被害激甚の地区については、たしか百分の九十ということにしておるはずであります。従って、伊勢湾台風同様の措置を農地小災害にとるという御答弁は、当然、被害激甚地については、農地、施設、その他暫……

第38回国会 災害対策協議会 第11号(1961/09/20、29期、日本社会党)

○下平協議委員 この協議会も二、三日で終了して、本格的な議論は臨時国会になると思います。従って、きょうは、官房長官に六点ほど大まかな点をお伺いをして、今次の災害に対する政府の心がまえだけを聞いておきたい、こう思います。  その第一点は、何といいましても、災害が起きますと、災害地における人心というものはきわめて不安定になります。従って、当面、起きた災害を救済するために、相当思い切った、しかも厳格な措置をしていただかなければならぬと思うわけです。政府としてもおそらくそれ相当の応急措置を講じられていると思うのですが、一番大きな問題は、今古川さんの質問にもありましたが、応急資材の値上がり、あるいは直接……

第38回国会 災害対策協議会農林水産小委員会 第1号(1961/08/02、29期、日本社会党)

○下平小委員 少し具体的な面に入りますが、今官房長の説明の中で、小災害の措置について、百分の二八・五は地方交付税の基準財政需要額に算入する、今はこういう措置なんですね。七一・五は元利補給と組み合わせる。これは僕はあまり詳しく知らないのですが、基準財政需要額に組み込まれるのはどのくらい捕捉されるのですか。九〇%か九五%――全額捕捉されるわけじゃないでしょう。その点はどうなんですか。
【次の発言】 三十四年災の場合の小災害の特例は、御承知のように、五〇%、六五%起債をして、それについて全額国庫が元利の補てんをしたわけです。従って、それは角屋君がさっき質問した中で、大体三十四年災と同等といいますけれ……

第38回国会 災害対策協議会農林水産小委員会 第3号(1961/08/08、29期、日本社会党)

○下平小委員 払い下げの量はどういうふうに改正しましたか。
【次の発言】 応急復旧はわかりますけれども、恒久復旧の場合はどうなりますか。
【次の発言】 ということは、全量と解釈していいのですか。これは三十四年災のときもだいぶ問題になったのです。
【次の発言】 これは非常に現地では困るので、三十四年災のときに非常に問題になったのは木曾谷です。御承知のように九〇何%国有林で、復旧資材の大部分は国有林以外にないのです。民有林はすべて牧草地帯です。それでも三分の一というような制限がついて特に上松町、野尻等々営林署の所在地でも非常に不便を感じておるのです。今度の場合、今言った他から供給のできるような状況……

第38回国会 災害対策協議会農林水産小委員会 第5号(1961/08/30、29期、日本社会党)

○下平小委員 災害対策の関係で大へん自由民主党さんの方でも御努力を願いまして、本日、大体政府・与党としておきめになった対策要綱を理事会で拝見いたしたわけでありますが、率直に申し上げまして、当小委員会で一応の意向として両党が一致をした対策要綱とはかなりかけ離れているような気がいたします。しかし、その問題点は別にいたしまして、一応この拝見いたしました案について若干の質問をしたいと思いますが、委員長、よろしゅうございますか。
【次の発言】 それでは、自由民主党のどなたでもけっこう、もし自由民主党さんの方で適任者がおいでにならなければ、当然政府とも一緒に検討されたと思いますので、農林省当局のどなたでも……

第40回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第4号(1962/05/07、29期、日本社会党)

○下平小委員 最後の「従来の館の業務全般を再検討し、業務の能率向上と機能の充実をはかる」、これは何か特殊なことを現在やっておるのですか、これから検討していこうということなんですか。
【次の発言】 先ごろ図書が盗難にかかって、だいぶ貴重な文献が盗み去られたといっているのですが、その盗み去られた文献等は出てこないのですか。その後どうなっておるか、ちょっと経過を報告してもらいたい。
【次の発言】 その紛失したのは、出てこないのですか。最初言った十何冊というのがあったでしょう。
【次の発言】 全然わからないのですか。
【次の発言】 そうすると、古いことなんですね。

第43回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1963/01/23、29期、日本社会党)

○下平小委員 これはもう要求というより、確定額ということでしょうな。
【次の発言】 かなり増加になってはおるですよ。

第43回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号(1963/03/15、29期、日本社会党)

○下平小委員 これは速記はとらなくてもいいですが……。


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1963/12/16、30期、日本社会党)

○下平小委員 結局本俸の面ではちっとも悪いことはないのですよ。この特別給与表を見ると、かえって図書館の専門調査員のほうが優遇されている感があるのですね。たとえば、国会職員の給与規程を見ると、各議院事務局の常任委員会の専門員は、一号給で九万六千八百円、五号給で十万九千二百円だね。そうすると、いまは同じ行一を受けているでしょう。
【次の発言】 行一を見ると、行一の一等級一号は八万七千三百円、八号は十万九千七百円、九号までいかれて十一万二千九百円。最高号俸は、国会図書館のほうが常任委員会専門室長より三千円くらいいいことになっている。常任委員会の専門室長よりも、図書館の専門調査員のほうが、俸給表で見る……


31期(1967/01/29〜)

第58回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○下平分科員 住宅政策について三点ほどお伺いをしたい、こう思います。  一つは五カ年計画の三年目に入りましたが、この二カ年で、ことしの予算の執行を含めて、住宅難の事情というものは一体どう変化をしてきているのか。この五カ年計画がどれだけ住宅難状況というものを救済したのか、こういう現状を御説明をいただきたいと思います。  それから、なお、いろいろの民間の調査も出ておりまするけれども、いま一体住宅難の事情というものはどんなふうになっているか。たとえばある調査では、所得階層別住宅難調べというようなものもありますけれども、どういう人たちがどういうふうに住宅を困っているのか、こういう現状をしさいにまずお伺……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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